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律「思い出さないあの日」#5章 屈折編 ⑤「不和の果てに」 【ミステリィ】


律「思い出さないあの日」#index




533 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 21:16:02.48 ID:eluvqak0

屈折編⑤「不和の果てに」


律が目を覚ます。

 しかし、そこはさっきの機械のある部屋でもなければ、平沢家でもない。

 体が思うように動かず、頭が鉛のように重い…

律「ん……」ペタッ

 額に違和感を感じて手を当てる。 誰かが冷却シートを貼ってくれたようだ。

 ……寝返りを打つ。

 ペットボトルやドラムの本、スティックに風邪薬が視界に入ってきた。

 今更だがここが自分の部屋だと律は気づく。

律(何でこんなとこに……)

律(今何時だろ…?)

律「…?」

 携帯を見た律は何かおかしいことに気づく。

律「…高校の頃の年だ」

律(じゃあ…ここは……私の記憶の…??)

 トントントン

律「!」




534 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 21:17:04.19 ID:eluvqak0

誰かが階段を上がってくる音がする。

 慌てて携帯をしまうと丁度足音が止む。

 誰かが部屋の前についたようだ。

 律には何となくそれが誰かわかっていた。

律「みお~?」

 ガチャ

澪『超能力者か』

 澪が来た、梓達はいない。

律「…・・・」

 澪は何も言わずにベッドの側に座った。

澪『……』

律「……?」

 澪が無言であることに律は違和感を覚える。

 話題がない、というよりは自分を気遣っている感じだ。

律「・・・・・・

①「……」
②「どうした?」
③「薬、取ってくれよ」




535 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 21:17:48.45 ID:gTIV172o






536 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 21:43:13.37 ID:eluvqak0

①「……」

律「……」

澪「……」

律「……」

澪「……風邪どう?」

 沈黙に耐え切れずに澪が口を開く。

律(頭が痛いのは風邪のせいか…)

律「まだちょい熱ある」

澪「…道理でドラムに力なかったはずだ」

 少しだけ状況がみえてきた。

律「…学祭前なのにな」

 日付から推測してそう言った。

澪「……」

律「……」

澪「…怒ってるのか?」

律「…?」

①ちょっと…
②ううん
③よくわかんない…




537 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 21:45:08.11 ID:y2/ksFUo






540 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 22:52:12.78 ID:eluvqak0

③よくわかんない…

律「まだよくわかんない…」

澪「……そうだよな」

律「……」

澪「……薬、飲んだ方がいいんじゃないか?」

律「…そうだな」

澪「ほら、水も」

律「ありがと」

 ゴクン

澪「……」

律「……」

 そこから2人の間に再び沈黙が訪れた。

・・・・・
・・・・
・・・
・・




541 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 22:54:01.12 ID:eluvqak0

 薬が効いてきたのだろうか、睡魔に襲われる。

律「ふぁあ…」

・・・
・・


 「おじゃましま~す」

 「りっちゃん、だいじょ・・・

 「しー、今寝かしつけてるところなんだよ」

 誰かの声が聞こえる。

  『……律先輩』ボソッ

 …不意に手に何かがねじ込まれる。

 少ししてみんなが部屋を出て行き、部屋が再び静寂に支配される。





542 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 23:49:40.23 ID:eluvqak0


律「……ん」パチッ

 律が目を覚ました。

 もうすっかり日は沈んでいる。

律「…あ」

 手に紙を握っていた。

 短いが何か書いてあるようだ。

 そこには―――

 【日記を探してください、どこかにあるはずです。 
  私もこの世界に来ています。 梓】

律「・・・

①日記を探す。
②寝る。
③澪に会いに行く。
④梓に会いに行く。


 地の文を少し入れてみましたが…前の方がいいでしょうか?

  今日はここまでです。




543 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/23(木) 23:51:47.16 ID:21UCLwko






545 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:11:11.52 ID:fOmPghk0

①日記を探す。

律「う~ん…」

律「言われたとおりにするか……

 とりあえず律は机の周辺を探した。

律「…?」

 10分程探して律は首をかしげる。

律「…なんでないんだ?」

 日記をつけていたのは覚えている。

 自分が覚えていないのは火事の当日のことと、おそらくここ1週間のことだけのはずだ。

 なのに…日記が見つからない。

 記憶喪失になってからも両親の勧めで日記を書き続けていた。

 無論、高校時代にもそれはあるはずだ。

 日記は外に持ち出したりしなかった。

 どこにあるのか・・・

①探し続ける
②…誰かが持ってるのか?




546 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:14:07.97 ID:aPtPaAAO






547 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:21:57.96 ID:fOmPghk0

②…誰かが持ってるのか?

律「…誰かが部屋から持ち去った?」

 じゃあ誰が?

律「…あるとすれば・・・

①澪
②唯
③梓
④ムギ
⑤私
⑥家族
⑦…いや、そんなわけない。




548 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:22:20.16 ID:mNLmcaoo






549 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:25:18.21 ID:fOmPghk0

①澪

律「…あるとすれば――澪」

律「…澪か」

 考えれば考えるほどそれが正しいように思えてくる。

 そうならすべての辻褄が――

①合う
②合わない




550 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:25:49.97 ID:pg9IDn.o






551 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:47:39.88 ID:fOmPghk0

②合わない

律「…おかしい」

 律は気づく、澪が日記を隠したでは辻褄が合わない。

 澪がこの時代で日記を隠したところで何の意味もないはず。

 本来、ここは火事が起こる前の世界――日記なんかまた書けばいいし、第一覚えているだろう。

 …そして、梓のメモに澪がこの世界に来ているとは書かれていなかった。

 つまり…澪じゃない。

律「…これからどうしよ・・・

①探しなおし
②梓か?
③唯か?
④家族か?
⑤他の誰か…?




552 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/25(土) 00:49:03.06 ID:dECtZ9Io







544 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/24(金) 00:59:36.79 ID:3g8zXIA0

地の文あった方がいいと思うよ





553 名前:MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!):2010/12/25(クリスマス) 02:03:50.75 ID:fOmPghk0

今更ですが>>544 どもです。

予定より進まなかった…orz 今日はここまでです。



555 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/25(クリスマス) 23:57:04.00 ID:fOmPghk0

③唯か?

律「…じゃあ…唯か?」

 いや、そんなわけない。

律「……唯でもない。ちょっと落ち着け…」

 唯でも澪でも一緒だ。

 この時代の人間の意志じゃない。

 でも……まだ可能性は残ってる。

①梓
②自分




556 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/25(クリスマス) 23:57:32.50 ID:mNLmcaoo






557 名前:クリスマス終了のお知らせ:2010/12/26(日) 01:12:22.24 ID:p1GM.HA0

②自分

律「…私だ」

律「高校生の私が日記を…?」

 自分の日記を隠す。

 …何の意味があるのだろう?

 ――不意に階下から声がする。

?『姉ちゃーん、頼まれてたやつ買ってきたよー』

 トントン

 階段を上がってきた

?『入るぜ?』

律「おう」

 ガチャ

聡『風邪は……大丈夫そうだな、ほら」

 弟はそう言って書店の袋を渡してきた。

 この時代の私が頼んだものだろう。

律「うい、サンキュー」

聡『……本当に大丈夫か?』

律「?…ああ」

聡『…まあいいんだけど……じゃ――』  

 バタン

律「…何だこれ?」ガサガサ

 袋には新品の日記帳が入っていた。



560 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 11:29:41.79 ID:p1GM.HA0

律「……」

 どうしてこの時期に新しい日記帳が必要なのか?

 ・・・考えてもわからない。

 古いのをなくしたのか、それとも…

 …そういえば古い日記帳は押入れにしまってあったはずだ。

 もしかしてそこにあるのかもしれない。

律「……」

 あった。

 段ボール箱に【日記帳】と殴り書きされている。

 …? だが、少し不自然だ。

 ガムテープでぐるぐるに巻かれ容易には開けられないようになっている。

律「こんな厳重にしたっけ……?」

 違和感を抱きながらも律は箱を開けていく……

////////////

律「…っとこれを剥がして…こっちを解けば……やっと取れた!」

 箱には古い日記帳が何冊か入っていた。

 そして、一冊だけ不自然にくたびれたものがあった。

 …表紙を見るとそれは今年のものだった。

律「…やっぱりか、でも何で?」



 律は日記帳を開いた。




561 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 11:32:40.23 ID:p1GM.HA0

出掛けるのでとりあえずここまで。

…全然完結する気配がない……年内も無理かも、すいません




562 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 11:57:01.79 ID:bLIL9go0

いいよいいよ
そういう報告も、しないでいいとおもうよ



563 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 14:34:06.30 ID:P4NlJ.wP

ゆっくりでいいさ





564 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 20:31:08.86 ID:p1GM.HA0

>>562 >>563 ありがとうございます。





律「…!」

 律は驚いた、日記帳はほとんどのページが破られていた。

 残っているのは数ページだけだった。

律「…とりあえず見てみるか」

 残っているページを数える。

 ・・・・・・3ページしか残っていない。

 他にも残ってはいたが判読できそうなのはそれだけだった。

 …1ページ目を開けた。



565 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 20:35:14.10 ID:p1GM.HA0

//////////////////////////////

 【4月○日】

 今日から高校2年生だ~!

 唯とムギが同じクラスだったけど澪だけ1組らしい。

 …あいつ、大丈夫か?(--)

///////////////////////////////

律「…!」

 急に激しい頭痛に襲われる。

 律は頭を抱えながら2ページ目を開いた。

/////////////////////////////////

 【10月×日】

 …やっちゃったな。

 何やってるんだろ私。

 いつもそうかも。

 素直になれなくて…

 …日記にこんなこと書いてもどうしようもないので寝る。

 何か疲れた~!

///////////////////////////////

律「…!ぐっ!」

 さらに頭痛がひどくなる。

 最後のページを開いた、日付は昨日だ。



566 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 21:49:05.26 ID:p1GM.HA0

//////////////////////////

 【△月□日】

 お昼休みに澪の教室に行った。

   。    (   #


    ;:、・


           ”
 ……澪ごめん



    *

        :・」


    ;、

////////////////////////////

そのページは涙の跡でほとんど読めなくなっていた。

 律「ぐっ…!」

 あまりの痛みに律は気を失った。

・・・・・・

 コンコン

律「…ん……」

 ドアを軽く叩く音で目が覚める。

聡『姉ちゃん、起きてる?…治ったなら下に来い、って母さんが言ってるけど?』

律「う~ん…まだ無理かも…」

聡「りょーかい」

 トントン

 聡が階段を下りていく。

・・・・・・・・・



567 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 21:49:47.06 ID:p1GM.HA0

律「…そういうことか」

 …少しだけ思い出した。

 2年の学祭前、私が澪と・・・の仲がいいことに・・・?

 澪と…誰だっけ?

律『…???』

//////////////////////////



568 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 21:50:23.47 ID:p1GM.HA0

//////////////////////////

 俺の人生は8年前から始まった。

 というのも、それより前のことは一切覚えていないからだ。

男「……」

 『もうすぐご飯よ』

男「…うん」

 この女性は俺の母親だろうか?

 トントン

 誰かが階段を下りてくる。

男「あっ…」

 …8年前、病院のベッドで目覚めた時、初めて視界に入った顔が現れた。

男「…よ、よう」

女「…?」

/////////////////////////////



569 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 21:55:01.61 ID:p1GM.HA0

今日はここまで。

最近安価使ってないな…




570 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/26(日) 23:30:08.58 ID:CMtZKf6o






571 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/27(月) 11:15:21.85 ID:jQul3/I0

女「…今日のご飯はなに?」

 『……ごめんね、今日お母さん用事があるから…』

女「え~」

 【いいわ、私が作るから】

 別の女が現れてそう言った。

 【カレーにするわ】

女「わ~い!」

男「……」

////////////////

女「ねえ、とらんぷしよ~」

 【ごめんね、学校で使う書類を作らないといけないの】

女「え~」

 【今日は早く寝なさい?】

女「は~い」

女「…ほら!寝よ!?」

男「…ああ」

//////////////////////

 ・・・ん?

 ここは?

唯『ほら、次はブランコだよ?』

憂『まってよ~』

女「ほーら!お姉ちゃん、先行っちゃったよ?」

//////////////////////////

男「……ん?」

男「夢?」



572 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 16:43:49.11 ID:P0DFhZg0




男「…変な夢だな…」

 時計は深夜2時を指していた。

男「…?」

 タタタ…

 部屋の外を誰かが歩いていた。

 バタン

 その人物は階段を下りると玄関から出て行ったようだ。

男「…どうなってるんだ?この世界は…」

男「……考えても仕方ない…寝るか」

///////////////////

律「…う~ん…」

 律はずっと考えていた。

 高2の学祭の直前、私は澪に…嫉妬していた。

 いや、それは正確じゃない。

 澪と…もう1人。

 それがどれだけ考えても思い出せない。

律「……」

律「…夜も更けてきたな」

律「・・・どうしようか・・・・・・

 安価で律の次の行動を決定




573 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 16:48:46.74 ID:NrfRZOYo

外に出る





574 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 16:51:14.67 ID:P0DFhZg0

外に出る

律「…ちょっと散歩でもするか」

 ガチャ

律「う~寒」

律「…どこ行こうか?」



575 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 17:21:56.58 ID:P0DFhZg0

あっ>>574 安価です…orz




576 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 17:23:01.71 ID:9wIMOZEo

和に会いに行く





577 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 17:53:53.28 ID:P0DFhZg0

律「…う~ん…とりあえず適当に歩くか…

 ピリリリリ!

 静かな夜に携帯電話が鳴り響く。

律「…?こんな時間に誰だ?」ピッ

律「…もしもし」

梓「…律先輩?今、家ですか?」

律「いや…ちょっと外出てる」

梓「…何やってんですか」

律「はは…ごめんごめん」

梓「まぁいいです…・・・先輩のことは思い出しましたか?」

律「悪い、もう一回言って」

梓「・・・先輩です」

律「よく聞こえん」

梓「あれ…日記見れば思い出すはずじゃ?」

律「…私に言われても…」

律「…あっ!日記は殆ど破られてたよ」

梓「ええっ!…そんなぁ」

梓「…なら仕方ないです…唯先輩の家に来てください」

律「えっ!?こんな夜中に行ったら流石にまずくないか?」

梓「…ただ待ち合わせるってだけです」

律「りょーかい」

//////////////////////




578 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 20:26:38.38 ID:P0DFhZg0




【数十分後…平沢家付近】

律「あっ、梓だ」

梓「律先輩、夜分にすみません」

律「いやいいんだ…っていうかさ・・・」

梓「はい?」

律「聞きたいことが一杯あるんだけど」

梓「そうですよね…」

律「まずは・・・

①この世界は何なんだ?
②日記を見ろってどういう意味だ?
③さっき言ってた「・・・先輩」って誰だ?




579 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 20:27:18.71 ID:QiqIyF2o






580 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 20:59:16.13 ID:P0DFhZg0

①この世界は何なんだ?

律「まさかとは思うが・・・・・・タイムスリップってやつか?」

梓「律先輩…」

律「…梓」ゴクッ

梓「全然違います」

律「えっ!?」

梓「ここはですね・・・

梓「律先輩、私、・・・先輩とあの男、4人の記憶で構成される世界なんですよ」

律「もっとわかりやすく」

梓「…う~ん・・・・・・夢みたいなものでしょうか?」

律「何となくわかった気がした」

梓「…じゃあここに呼んだ意味もわかりますよね?」

律「・・・

①も、もちろん!
②…すいません、梓先輩




581 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 21:03:53.65 ID:2zJk0ako






582 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/30(木) 21:35:35.00 ID:P0DFhZg0

②…すいません、梓先輩

律「ぶっちゃけよくわかりません」

梓「…記憶の再現だってことはわかってますか?」

律「はあ……」

梓「…つまり4人の内誰か1人はこの日、この時にこの場所に来たってことですよ」

律「あっそうか」

律「…誰が?」

梓「…私じゃないことくらいしかわかりません」

律「…そっか……」

律「…?あれ、梓は何でここに誰か来たってわかったんだ?」

梓「…唯先輩の家を見ればわかります」

律「?」

梓「玄関のドアを開けてください」

律「…」ガチャ

律「!!」

 律は確かに家の扉を開けたはずだった。

 しかし、そこに広がるのは、外と変わらない暗闇だった。

律「あれ?どうなって…

梓「律先輩!入っちゃダメ!」

律「わっ!」

梓「そこはこの日、誰も見てないからこの世界には『ない』んですよ」

律「…そういうことか」

梓「…そういうことですよ…………あっ!誰か来ました!隠れて!」

律「あわわ…」



583 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 01:27:44.63 ID:SiDJatQ0

梓「とりあえず電柱の陰に…」

律「わっ、わっ」

?「…何かしら?……猫?」

 

律「…あれか?」

梓「そうです」

 律達の前を眼鏡を掛けた女が通る。

律「…あの人がさっき言ってた『・・・先輩』ってやつか?」

梓「そうですよ」

律「こんな夜中に神社?」

梓「…みたいですね」

律「…これからどうするんだ?」

梓「…律先輩が決めてください、私にわかるのはここまでです」

律「…急に言われても・・・・・

①話しかける
②尾行
③ところで男はどこ行った?




584 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 01:29:21.16 ID:ZANXcio0






585 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 01:47:49.35 ID:SiDJatQ0

②尾行

律「ちょっと尾行する」

梓「がんばってください、2人もいくとバレると思うので」

律「ほいほい」

律(そーっと、そーっと…)

 パキ!

 律は足元の小枝を踏んでしまった。

律(わっ!)

?「誰!?」ビクッ

律(どどど・・・どうしよ・・・・・

①逃げる!
②諦めて顔を出す
③梓を呼ぶ
④猫のふりをする




586 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 01:50:02.17 ID:Xmv9cXEo






587 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 03:29:48.78 ID:SiDJatQ0

④猫のふりをする

律「にゃ、にゃ~ん」

?「……誰かしらないけどふざけてるの?」

律(む、むりか…でもあきらめたら…!)

律「にゃん…ふー!ふー!」

?「…そのふざけ方…もしかして唯?」

律「・・・・・・

①あくまで猫になりきる
②唯っぽい髪型にして出る
③正直に名乗る




588 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 03:34:55.54 ID:uUd1T2oo






589 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 04:38:50.82 ID:SiDJatQ0

②唯っぽい髪型にして出る

律(カチューシャ外して…)

律「あ、あ」(声はこんなんかな?)

律(唯)「や、やっほー」

?「本当に唯なの…はぁ…こんな時間になにやってるの?」

律(唯)「さ、散歩だよ~」

?「…なんか変よ?」

律「えっ!?」(しまった!声戻ってる!)

?「!その声…あなた律ね」

律「えっ!?私を知ってるのか?」

?「当たり前よ」

律「・・・

①あなたの名前は?
②何でこんなとこにいる?




590 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 09:11:36.51 ID:S3ZFJzEo






591 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 12:20:24.15 ID:SiDJatQ0

②何でこんなとこにいる?

律「なんでこんな時間に神社に来る必要があるんだ?」

?「…それは……」

?「……」

律「・・・

①「呪い」に関することか?
②私に関することか?




592 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 12:27:02.67 ID:yLpIn.AO






593 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 12:34:59.12 ID:SiDJatQ0

②私に関することか?

律「私に関することか?」

?「…そうよ」

律「・・・

①私をどうするつもりだったんだ?
②あんたは誰だ?




594 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/31(金) 12:38:49.72 ID:fxBTYc2o






595 名前:以下、2011年まであと1862秒。。。:2010/12/31(金) 23:28:59.44 ID:SiDJatQ0

①私をどうするつもりだったんだ?

律「私をどうするつもりだったんだ?」

律(まさか…呪う…とか…)

?「……」

律「呪い…ってやつか?」

?「あら?少しはわかってるじゃない」

律「お前…!」

?「そう怒らないで、結局かけることはできなかったのよ」

律「は!?」

?「だから、あなたは呪われてなんかいないってこと」

律「・・・

①どうしてだ?
②じゃあ他に誰か呪われたのか?


…結局年越しになってしまいました。
もう少しなのでお付き合いください。




596 名前:以下、2011年まであと1565秒。。。:2010/12/31(金) 23:33:57.02 ID:5/f4XGoo






597 名前:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!:2011/01/01(正月) 02:41:36.41 ID:aOCUzWw0

②じゃあ他に誰か呪われたのか?

律「…どうなんだ?」

 律は質問したもののその答えは見当がついていた。

?「…えぇ、そうよ。あなたの代わり…と言うのはちょっと語弊があるけどね」

律「…じゃあ――

?『ねぇ、そろそろやめにしない?』

律「はっ?」

?「いい加減こんな夢の中で油売ってないでさ」

律「どういう意味だよ?」

?「……私が誰かわかる?」

律「……わかんない」

?「じゃあそれだけは教えておくわね」

 タタタッ

 誰かが走ってきた、梓だろう。

?「ま・・・・・べ・・・か」

律「えっ!?今なん―――

 何度目だろう、律は気を失った。

 ―――…そして、物語は中核へ…―――


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律「思い出さないあの日」#5章 屈折編 ⑤「不和の果てに」
[ 2011/01/03 00:39 ] ミステリィ | 記憶喪失 | CM(0)

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