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唯「壊れろっ!」#前編 【アクション】


http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1295104805/l50





1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:20:05.49 ID:xbC0/yUl0

ID:pCw9gv1/0のお内裏さま





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:24:58.42 ID:pCw9gv1/0

>>1サンクス!
投下します。





4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:27:04.22 ID:pCw9gv1/0

一瞬で私達は理解した。
何故かと言われればそれは説明が出来ないのだが、とにかく私達は理解した。

唯「い、今の……」

みんなも同じ顔をしていた。
唐突に理解したそれを、私たちは本質的に理解出来ていないからである。

律「は……ははは……」

梓「先輩達も……今の、聞こえましたか……?」

いや、聞こえたというのは正確間違いである。
ただ、私たちは理解したのだ。


私達は、闘わされる。

それも、新たに力を与えられて。



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:30:17.12 ID:pCw9gv1/0


あまり広くない音楽室の中に、私達8人が立ちすくむ。
私、律っちゃん、澪ちゃん、ムギちゃん、あずにゃん。
そして、憂と純ちゃん、和ちゃんだ。

思えばその日の私達は何かおかしかった。
朝の8時、何かを意図することなく、私達は音楽室に集まった。
集合の予定などではなく、ただ、無意識に呼び寄せられたと言う方が正しいかもしれない。

そして全員が集まった瞬間、唐突に、私達は理解したのだ。


唯「憂……ムギちゃん……あずにゃん」

私の他の3人の名前を呼んだ。
それが、私が理解した、チーム。

律「こっちは、澪、和、純だな」

律ちゃんがウキウキとした顔持ちでコチラを見る。
そう、私達は今から、4対4で闘わなければならない。



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:33:49.06 ID:pCw9gv1/0


澪「い、嫌だ!みんなと闘うなんて……!」

律「澪は怖がりだなー!お前も知ってるだろ?
  これはただの闘い。気絶させれば勝ちだし、最後はみんな元通りだってさ!」

梓「そ、そんなの本当かどうかわからないじゃないですか!!」

和「でも、理解はしてるんでしょ?私達に拒否権はない。
  ただ、敵を倒さなきゃいけない。ってことは」

梓「そ、そりゃあ……理解はしてますけど!」

みんなが言っていることは正しい。
これはただ、私達が戦って勝敗を付けるだけの勝負。
合計5回、気絶させれば勝利となり、試合終了後は全部元通りになるらしい。

憂「純ちゃん……!」

突然、憂が純ちゃんに抱きついた。



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:38:31.70 ID:pCw9gv1/0


憂「純ちゃん……私達二人、能力無しだけど……頑張ろうね!」

純「うん……っていうか、私としてはそれはバラしたくない事実だったんだけどね……」

律「ん……憂と純は能力貰ってないのか?」

憂「はい…そうみたいです。私と純は能力無しらしいです。
  律さんはどんな能力を手に入れたんですか?」

律「ちっちっち。それは秘密だよー。
  ほれほれ憂ちゃん、君はさっさとチームに戻りな」

憂は『引っかかりませんでしたね』と言わんような小笑いで、私達の所へ走ってくる。

紬「確か9時ちょうどが試合開始時間だったわねー。ここを離れて作戦会議しましょう!」

ムギちゃんまで目がキラキラしている。
こうなったムギちゃんはどうしても止まらない。
私達4人は、急いで音楽室を出て行った。



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:41:06.07 ID:pCw9gv1/0


梓「それにしても、本当に誰もいなくなってるんですね……」

音楽室を出た廊下にも、もちろんどの教室にも、人っこ一人いない。
ゲームの会場は学校内。そしてそこには、プレイヤー以外は誰もいないらしい。

私達は音楽室から離れた教室に入り、さっそく作戦会議に取りかかった。

唯「あずにゃん!あずにゃんは何の能力を貰ったの?」

梓「私は…言うなら『千里眼』って所でしょうか…」

梓「まだ使ったことはないですけど、どうやら他人の視界を得ることが出来るらしいです。
  たとえば……」

そう言ってあずにゃんは、ぐっ、と目を見開いた。

梓「今唯先輩の視界に入ってみました。私の顔を見てるのが分かります…」

唯「おおおおおーー!!!それすごいねー!
  こっちとしては視界に入られたのが分からないから、相手の動向を探るのにぴったりだね!」




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:45:34.42 ID:pCw9gv1/0

梓「レベル2に関しては、全然分かりません…」

この能力にはそれぞれ、レベルというものがある。
最初の段階では全員がレベル1だが、一回気絶をするたびに、その能力は一つレベルが上がるのだ。
合計5回の気絶。誰が気絶させられるかも、勝負の肝となってくる。

梓「ムギ先輩の能力はなんですか?」

ムギ「私はね~…うふふ」

『こんな能力なのよ~』

突然、頭の中に声が響いた。

紬『私の能力はね、テレパシーなの!
  学校内なら、誰とでも会話出来るわよ~』

どうやら、ムギちゃんの声を学校中のだれにでも聞かせることが出来るらしい。
それに加えて、相手方の声もムギちゃんには届くらしい。
あずにゃんの様に、相手の会話を盗んだりすることは出来ないようだ。




10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:47:12.33 ID:jH/TstFa0

梓と紬は諜報で組めば強いな





11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:51:39.10 ID:pCw9gv1/0


唯「それで憂は能力無しだから…攻撃関係の能力は、私だけかぁ」

相手を気絶させなければならない以上、攻撃系の能力は必須である。
もちろん素手でもいいが、かよわい私に誰かを気絶させることなんで出来ない。

梓「一度倒した敵はレベルが上がって甦ることを考えると…
  能力がない憂が狙われるでしょうね」

紬「そうねぇ~…頑張ってね、憂ちゃん!」

憂「え、あ…はい」

梓「それで、唯先輩の能力はなんなんですか?
  これでショボい能力だったら笑えませんよ」

あずにゃん含め、三人が私をじっと見る。
私は胸を張って、自慢げに答えた。

唯「手に握った物を、何でも破壊する能力だよ!」フンス




梓「え?」

憂「え?」

紬「あらあらうふふ」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 00:56:33.84 ID:pCw9gv1/0


梓「ちょ、ちょっと!そんな危険な能力も混じってるんですか!この勝負!」

あずにゃんが立ち上がり、身振り手振りで何やら興奮している。

梓「私かっこつけて『言うなら千里眼ですね』なんて言っちゃいましたよ!
  しょっぼ!私の能力しょっぼ!!」

紬『落ち着いて~、梓ちゃん』

梓「いやいやこの距離でわざわざテレパシー使わなくていいですから!」

紬『あらあらうふふ』

梓「……ッ!…はぁ…」

あずにゃんが落ち着いたところで、私達はようやく本格的な作戦会議に入る。
攻撃的能力が私にしかない以上、私が前線としての作戦が話し合われた。



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:02:41.20 ID:pCw9gv1/0


───午前9時

試合開始の時刻になる。
私達は4人、3-2の教室で待機をしていた。

紬「それじゃあ梓ちゃん、始めて」

梓「はい…」

あずにゃんが、ぐっと目を開く。
そして、すらすらとその目に映る状況を口にし始めた。

梓「律さん…ピアノが見えます。澪さん…純の姿が見えます。視界が震えているので、まだ怖がっていると思います。
  和さんが…一人廊下に出ています。」

あずにゃんの千里眼で、相手の全員の状況を知ることが出来た。
向こうは和ちゃんを除く三人が音楽室で待機していて、和ちゃんだけが特攻しているようだ。

憂「向こうにも梓ちゃん見たいな能力を持っている人がいるかも知れないから…
  私達もまだ迂闊に動かない方がいいみたいだね」

紬『ねぇねぇ、私の能力で、和ちゃんに話しかけてもいい?』

梓「わざわざ能力バラすようなことしないでください!」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:07:35.41 ID:pCw9gv1/0


しばらく時間がたったように感じる。
ふと時計を見ると、時間は9時10分を示していた。

唯「動かないと暇だよぉー」

梓「焦らないでください。向こうも動いていない、今は我慢の時間です…」

紬『向こうの能力が分からないわねぇ…』

あずにゃんは疲れたのか、ふぅ、と大きく息を吐いた。
やはり能力を使いすぎると、疲れるのだろう。

唯(…私も能力を使いたい!)

ふと、そんなことを考える。
私の能力自体は理解しているのだが、いかんせん実際に見てみなければ分からないこともある。

唯「あ、あのぉ~…」

梓「あ、向こうの人達、ティータイム始めちゃいました」

唯「!!」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:11:21.99 ID:pCw9gv1/0

私にとって、その一言は、戦争を始めるには十分な動機だった。

唯「あずにゃん!もう私行っていいよね!
  合計4回までは大丈夫なんでしょ!しかも気絶するたびに強くなるんでしょ!
  ねぇ、行かせて!お願い、私を行かせて!!」

梓「い、イかせてなんて連呼しないでください!///」

唯「さっき話した作戦もあるじゃん!いいでしょ!いいでしょ!
  お願いだからぁ…私を行かせて…」

梓「い、い、いいですよ…唯先輩を…
  い、い、い、い、い、い、イかせてあげますよ…//////」

唯「やったぁ!それじゃ、行ってきまーす!」

憂「あ、お姉ちゃん!気をつけてねー!!」

憂の一言にブイサインを返し、私は教室を出る。
目指すは音楽室、私のティータイム!



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:17:23.93 ID:pCw9gv1/0

音楽室までの道のりは静かで、本当に人っこ一人いない。
そして、音楽室へと続く階段の手前まで、私はたどり着いた。

紬『音楽室の外側に和ちゃん。中は三人の状態は変わらないわ。
  和ちゃんは今は階段がわを見てるから…もう少し待ってね』

唯「了解です!ムギ司令官!」

紬『司令官だなんて…あらあらうふふ…』

待っていろ、悪党律ちゃん軍団。
私のティータイムを返してもらうべく、ただちに特攻させていただくぞ。

紬『唯ちゃん、和ちゃんが眼鏡をふきふきし始めたわ!
  今がチャンスよ!!』

唯「サー!!!!」

私は、一気に階段を駆け上がる。



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:19:41.53 ID:pCw9gv1/0

唯「壊れろっ!」

階段を半分以上登ったところで、叫びながら手を突き出す。
メガネを掛けていなかったせいで反応が遅れた和ちゃんが、あわててその身をよけた。

私の手が、和ちゃんのスカートの裾を少しだけ掴む。
私が力を込めたその瞬間、握っていたその部分が、びりびりのぐしゃぐしゃに破れた。

和「唯ね!一人で特攻かしら?」

唯「私はティータイムを奪いに来た使徒!ヒラサワユイだよ!」

音楽室の中から声が聞こえる。
多数で来られたら面倒。
その前に私は和ちゃんに右手を突き出した。

唯「くらえ和ちゃん!!」

──その瞬間だった。



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:24:05.86 ID:pCw9gv1/0


律「ほい、一丁あがりーっと」

ドスンッ、という鈍い音とともに、私の体が地面に押しつけられる。
正確には、私の上に突如現れた律ちゃんによって、私は押し潰された。

唯「り、律っちゃん!重いよぅ…」

律「何だとこのやろー!おらおらおら!」

唯「ひえー!降参!降参だよー!」

上に乗られたまま横腹をくすぐられる。
逃げたいが、律ちゃんによって逃げ場を失われた私は逃げることが出来ない。

和「さっきからこの子、手をやたら出してきたから、一応縛っておくわね」

胸元のリボンをほどき、私の両手を縛りつける和ちゃん。
あまりの手際の良さに、ドキドキを隠せずにはいられない。

律「さーて、唯チームの能力、全部洗いざらい話してもらおうかなぁ…」コチョコチョコチョ

唯「ふひ、ふひゃっ!や、やめてwwwww」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:29:19.19 ID:pCw9gv1/0


律「早く吐けよー!!」

唯「は、吐かない!吐かないからぁっぁぁ!!」

紬『あらあらうふふ』

数分間に及ぶ拷問を堪え切った頃、律ちゃんは諦めたのか、ついにその手を止めた。

律「駄目だこいつ…おい、和。仕方ないけど、あれやろう」

和「ええっ、あれをやるの…?」

あ、あれとは一体なんなのでしょう…。
それと、私の信頼出来る仲間達は、どうして助けに来ないのでしょう。

和「はぁ…仕方ないわね、唯。
  私の『校長先生の朝のあいさつが一生頭に流れ続ける能力』を使わせていただくわ」

唯「!!!!!!」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:34:11.34 ID:pCw9gv1/0


───・・・・・
─・・・・
・・・

梓「…それで、私達の能力を洗いざらい話した挙句、
  一番強い能力だからってことが理由で見逃してもらって、
  こうしてノコノコと帰ってきた訳ですか」

唯「てへへ…面目ないね…」

梓「てへへじゃないですよ!コッチには一つも情報を持って帰らないで、
  相手に全情報与えて帰ってきただけじゃないですか!」

憂「やめて梓ちゃん!お姉ちゃんをいじめないで!」

梓「でも、憂!」

憂「お姉ちゃんの行動は無駄なんかじゃない…
  いや、私が無駄にしないから…!!」

紬『あらあらうふふ』

唯「私は無駄足なんかじゃないよ!和ちゃんの能力だって見破ったんだから!」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:36:30.64 ID:pCw9gv1/0


梓「それはどう考えても嘘です…」

紬「まあ実際、私達の方が大分不利になったわねぇ…」

憂「…大丈夫です。お姉ちゃんの努力は私が無駄にはしませんから…」

梓(本当にこの子は…姉のためならすごいこと考えそうだから怖いな…)



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 01:40:04.47 ID:pCw9gv1/0


──音楽室

律「ってことで、相手の能力は全部把握した」

和「唯用の対策考えておいてよかったわね。見事に引っかかってくれたわ」

律「和に嘘つかれたら、唯なら100%引っかかるだろうしなwww」

澪「それにしても…唯の能力、結構怖くないか…?」

純「握ったものを破壊…ですか。触れたものを破壊、じゃないだけマシですね」

律「まぁ、それを見越して見逃したんだけどな」

和「どっちみち、後は千里眼とテレパシーだけ。唯にさえ気をつけておけば、
  一撃で気絶する心配はないわ」

律「さてと…視界がバレてる以上、下手に動きたくない訳だが…」

純「あまりに動かないと、向こうは対策を立てる時間がありますし…」

和「ここはとりあえず、攻め、ね」

澪「う、うぅ…」




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 02:23:18.58 ID:VcjXBNfi0

こういうの好きだよ



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 02:47:14.42 ID:BAEMmkmJ0

憂は本当に無能力者なのか



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 03:24:31.97 ID:Rg4wfIVbP

面白いけど律の憂と純の呼び捨てとか梓の先輩をさん呼びが気になるからやめれ



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 03:33:08.34 ID:BAEMmkmJ0

憂→さん付け
梓→先輩付け
憂は紬さん、梓はムギ先輩って呼ぶ
純?しらね





48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:14:21.88 ID:pCw9gv1/0


律「んじゃ、行きますか」

和「さっきと同じで、私が先頭でいいかしら?」

律「そうだな…和が先頭。そこから少し離れて私。
  純は澪が守ってくれ」

澪「う、うん…」

純「頑張ります」

和「それじゃ、3-2に向かって行くわよ」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:20:35.39 ID:pCw9gv1/0



──3-2

和「…さすがに、ここには誰にも居ないわね…」

律「唯が吐いたアジトにいたままじゃ、さすがにあいつらも馬鹿だろ。
  千里眼があるならなおさらだ」

澪「い、いきなり攻撃とかされないかな…」

純「千里眼がある以上なんとも言えませんが…
  自分の周りだけ気にしておけば大丈夫です。相手に飛び道具はありません」

和「相手が武器に出来そうな物…」

和は一通り教室を見回し、完全に敵がいないことを確認して、歩き始める。
相手が丸腰のまま動いているとは考えにくい。
何か武器となるものを手に入れたと考えた方が良いだろう、と踏んでの行動だ。

和「…」

和が何気なく掃除箱の前に、立った瞬間だった。

ガンッッッ

和「痛っっ……!!」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:24:35.98 ID:pCw9gv1/0


突然、掃除箱が勢いよく開いたのだ。
その中には、ニヤリと笑う、平沢唯。

和「唯っ…!」

咄嗟に逃げようとするも、掃除箱にメガネをずらされた和は、
相手を正確に認識することが出来ない。

律「やばいっ!和!とりあえずコッチに来い!」

唯は思い切り右手を伸ばし、和を今に掴まんとする。
その瞬間、後方で叫んでいた律の姿が消えた。

律「くらえっ!!」

律の姿が消えたと分かった次の瞬間には、律の姿は現れていた。
しかし、その場所は元の場所ではなく、唯の腕の上。

唯「──っ!!」

突如として唯の腕に律の全体重が掛かる。
唯の腕はがくんと下を向き、それにつられて唯は思い切り体制を崩す。
しかしそれは、律とて同じ事であった。




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:26:56.31 ID:jH/TstFa0

やっぱり瞬間移動か…
みんなチートレベルの能力だと楽しいな





53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:28:54.47 ID:pCw9gv1/0


梓「今ですっ!行きますよ!!」

梓の叫び声とともに、教室の扉が勢いよく開いた。
隣の教室にて待機していた梓と紬が、掃除箱のホウキを手に突撃してきたのだ。

律「ちっ!純、澪!!とりあえずお前達は逃げろっっ!!」

能力のない純が気絶させられるのが最悪のパターンだ。
そう考えた律は、すぐさま純と澪に避難命令を出す。

律(自分達が気絶する前に、あいつらに逃げる時間を稼ぐべきだ!)

梓「──」

紬「──」

梓とムギは、会話をすることはおろか、アイコンタクトを取ることもしない。
二人は同時に、和の方へと駆け出した。

律(結構やっかいだな、テレパシーってのも…!!)



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:35:15.52 ID:pCw9gv1/0


律の心情としては、今すぐにでも和の方へと助けに行きたい。
しかし、この自分のすぐ真下にいる人間から、目を離す訳にはいかなかったのだ。

唯「うぅ~…重いよ~…」

律(私が唯からどいたら、唯がフリーになる…。
  だけど、どかなかったら和が二人を相手にすることになる…!
  和の能力ならいけるかもしれないが…)

今となっては、純と澪を逃がしたのは失敗だったかもしれない。
しかし、逃げなければ、純が狙われたのは確実で…。

律(って、『もしも』の話ばっかりしてても仕方ないだろっ!)

律(唯を気絶させるか?だけどレベル2になったら、もうどうしようもないんじゃ…)

律が脳内にて葛藤を繰り返している時、後方から和の声が発せられた。

和「大丈夫よ、律。こっちは大丈夫」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:39:28.79 ID:pCw9gv1/0


梓と紬は、和に一切の攻撃を与えられずにいた。
いや、正確には、攻撃は当たっているのだが、一切ダメージを与えられずにいるのだ。

梓がホウキをふりかぶり、思い切り振りおろす。
そのホウキを、和は右手で軽く止めた。

梓「どんな腕力してるんですかっ!この学校の生徒会長は…!」

和「失礼ね。腕力は平均的女子高生並みよ」

どれだけ思い切りホウキをふりおろそうが、
和の右手に触れた瞬間、ふっ、と力が入らなくなる。

紬『──衝撃の吸収ってところかしら?和ちゃん』

梓「ムギ先輩!声に出して言わないと伝わらないです!!」

紬「あらあらうふふ…衝撃の吸収ってところかしら?和ちゃん?」

和「──さすがね」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:43:30.79 ID:pCw9gv1/0

和の能力は、『衝撃吸収』
和の右掌に触れた衝撃は、大小を問わずに無効とされる。

梓「衝撃吸収ですか…打撃は効かないってことですね…」

和「まぁ、私が追いつく限りって条件だけどね…」

梓と紬にも、疲れが見え始めていた。
しかし、二人の手は攻撃をやめることがない。
即席のチームワークでは綺麗にコンビネーションを決めることは難しく、
中々和にダメージを与えることはないのだが、それでも、二人は一切の攻撃を辞めない。

律(なんだこいつら…まるで最初からダメージを与える気はないみたいな…)

律(私達をここに留めているのが目的のような…)

律(でも、残りは憂だけ…純はともかく、澪がいるなら、まだなんとかなるか…?)



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:46:23.30 ID:pCw9gv1/0

時は少し戻る。
純と澪が教室を飛び出し、駆け出し始めた頃であった。

憂「……あっ!!」

隣の教室に、憂の姿があった。
攻撃に参加はさせないが、出来るだけ近くに置いておきたかった故だろう。

純(私と憂は無能力…!コッチには澪先輩がいるし、ここは勝負だ…!!)

純「澪先輩!あそこの憂、倒しましょう!」

澪「え、ええぇぇぇ!」

純「大丈夫です。私が憂を捕まえるんで、その後、澪先輩が能力を使ってください!」

澪「う、うん…無茶はしちゃ駄目だぞ!」

やっぱり澪先輩は優しいなぁ。
そんな事を考えながら、純は教室のドアを思い切り開いた。
入り口に澪を待機させて、純は憂へと走りだす。



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:50:46.40 ID:pCw9gv1/0


純「能力無し同士なら…!私だって!」

机を避けながら、純は憂へと近づく。
憂は焦っているのか、おろおろしながら動くことをしない。

純(捕まえさえすれば──っ!あとは澪先輩の能力でっ!!)

憂の目の前にまで行き、憂に思い切り抱きつく。
そして、能力を使わせるために、澪の名前を呼んだ。

純「澪先輩っ!早くコッチにきてください!!」

澪「あ、ああ!」

澪が走って純の元へ行く。
純が拘束する憂の目の前に来たところで、澪は自分の右手を突き出した。

澪「ごめんな…憂ちゃん。少しきついだろうけど、我慢してくれ」

そう言って澪は、憂の顔へ右手を触れさせた。



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:56:16.03 ID:pCw9gv1/0

憂「え、な、なにこれっ!」

憂が暴れて逃げ出そうとするが、それを純は許さない。
澪の右手は、相変わらず憂の顔に触れ続けていた。

憂「なにこれっ…暑い…?いや、熱いよぉ!!」

澪「もう少し我慢してくれ…。
  1秒に10度ずつ、触れたものの温度を自由に操れる能力だから…。
  しばらくしたら、あまりの温度変化に、気を失うはずだから…」

この勝負中は、能力によって死ぬことはない。
死傷を負ったとしても、気絶して、起き上がるころには全回復する。ということを、全員は理解していた。

憂「熱いよぉ!!熱いよぉ!!澪ちゃん!!」

澪「今何秒くらいかな…もう少し我慢してくれ…」




63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:57:40.91 ID:4OP0Fhu/0

呼称を何とかしろよ…



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:59:09.64 ID:RHSbdugD0

おもしろいのにこしょうが気になる



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:00:12.21 ID:wDAijF4Y0

触れたもの、が表面だけだとしたら拷問だな



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:04:14.09 ID:iKyUy7KY0

無能力者相手ならこんな能力使うより絞め落としたほうが苦痛は少ない気がする





68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:04:25.62 ID:pCw9gv1/0


──3-2

和「あなた達も…強情ね…!!!」

梓「和先輩こそ…早く…諦めてくださいよっっ!」

紬「ふう…ふぅ…」

こちらの教室では、いまだに状況は変わっていなかった。
二人に疲れは見えるが、何の執念なのか、攻撃は辞めることはない。

律(…考えろっ。考えろっ…時間を稼いで何になる…)

律「おっと」

唯「くそぉ~…」

律が気を抜くと、そのすきをついて唯が右手を出してくる。
律が集中して考えようにも、その隙すら唯は許してくれない。

律(くそっ、なんだ!なんなんだ!!)

律が唯の腕を押さえなおそうとした、その時だった。



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:07:50.34 ID:pCw9gv1/0


ドンッッ──

和「ッッッッッッッ─────」

激しい音と同時に、和が頭から倒れていく。
その右手は──ボロボロに崩れていた。

憂「ごめんねぇ、和ちゃん…でも回復するから大丈夫だよ!」

突然現れた憂。
その手には、和の元右手の残骸が握られていた。

梓「遅いですよ…先輩…はぁ…」

紬「お疲れ様、唯ちゃん。それで、ちゃんと……」

憂「うん、澪ちゃんと純ちゃんは気絶させて来たよ。
  あ、それと澪ちゃんの能力も分かっちゃいました!」

そう言いながら、髪のゴムを外していく憂。
その姿は、一瞬にして、唯へと変化した。

唯「それにしても、誰も気づかないんだもん…少しショックだよ…」

梓「まぁいいじゃないですか。三人も気絶させたんだし」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:10:51.00 ID:pCw9gv1/0


唯「そうだよね!」フンス

梓「さて…後一人、どうしますか?」

律「……そーゆーことかいっ!」

律はあわてて腕を振り上げる。
その拳を、唯…ならぬ、憂へと振り下ろす。

唯「動かないで、律っちゃん」

背後から、唯の声。

唯「一発殴るだけじゃ、たぶん気絶まではさせられないよ。
  もし憂を殴るようなことがあるなら、私も容赦しないから」

律「……」

ぴたりと腕を止める律。

律「……あーはいはい!今回は逃げさせてもらいますよーっだ!」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:15:07.88 ID:pCw9gv1/0


次の瞬間には、律の姿は消えていた。
廊下の方から、走りだす音が聞こえたが、四人はそれを追うことはしない。

梓「とりあえず…一安心ですか」

紬「気絶した相手は拘束してはいけないし、起きた直後を狙うのも駄目だったわね」

憂「お姉ちゃん大丈夫!?怪我とかしてない!?」

唯「大丈夫だよ~憂~」

唯「澪ちゃんの能力は触れたものの温度を変える能力。
  1秒に10度ずつらしいけど、レベル2になるとちょっと分からないね」

唯「途中で私が呼び方間違えちゃって…てへへ。
  バレたから、とりあえず純ちゃんに攻撃して、
  澪ちゃんには手を突き出しただけで気絶しちゃったw」

憂「そっかぁ…律さんは瞬間移動で間違いなさそうだし、
  和さんは衝撃吸収…。
  それと、純ちゃんのことも気絶させたんだよね?」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:17:25.90 ID:pCw9gv1/0


梓「でも、純は能力無しだから、レベル2とか無いハズだよね…?」

憂「ああ…そのことなんだけどね…」

憂「純ちゃんはこれから、能力を使ってくると思うよ」

梓「!!」

唯「なんと!」

紬『あらあらうふふ』

憂「だから、向こうはレベル2が三人と、瞬間移動が一人。
  今まで以上に厳しい戦いになると思うんだ…」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:18:14.77 ID:pCw9gv1/0

梓「ちょ、ちょっと待って!
  レベル2が三人って事は…純は元々能力者だったって言うの?」

憂「あ、そうだよ。使い方を知らなかっただけで…」

唯「純ちゃんって馬鹿だったんだね!!」

憂「い、いや、そういうことじゃなくてね…」

憂「私の能力で…」





唯「 (゚Д゚)」

梓「 (゚Д゚)」

紬『(゚Д゚)』



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:22:33.22 ID:pCw9gv1/0

とりあえずここらで一旦休憩しますです。
まさかの保守、支援ありがとうございました。
スレが残ってるなんて思ってなかったんだよ!


呼称については本当に申し訳ないです・・・。。
梓→基本的に先輩付け
憂→基本的にさん付け
純→さん付け
という感じでよろしいでしょうか?




81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:25:26.53 ID:1P2P/sTN0


憂→和は平沢姉妹しか居ない時限定でちゃん付けになってたな



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:26:51.60 ID:K6yw9fDt0

純もさん付けじゃなくて先輩って呼ぶ



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:29:50.98 ID:wDAijF4Y0

ごめんそっちの呼称だったか





84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:32:41.84 ID:LECWucRnO

>>7で憂が純に能力無いの知ってるのなんでだろうと思ってたけど、そういうことか



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:33:33.55 ID:3VmenfZRP

レベル5澪はダグバだな怖い



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:43:14.28 ID:eSI3i/je0

あれ、唯って今レベル4…?



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:00:37.09 ID:w4MSclI50

この能力にはそれぞれ、レベルというものがある。
最初の段階では全員がレベル1だが、一回気絶をするたびに、その能力は一つレベルが上がるのだ。
合計5回の気絶。誰が気絶させられるかも、勝負の肝となってくる。

らしいから、気絶した方のレベルあがるんじゃないか



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:12:27.06 ID:eSI3i/je0

あー、ごめん勘違いしてたわ
てっきりレベルアップ的なものかと





90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:25:54.72 ID:pCw9gv1/0

憂「私の能力は、『記憶操作』。
  抱きついた相手の直前の三分間の記憶を操作することが出来るの」

唯「記憶の操作…?」

憂「三分間以内のその人の記憶を、好きなようにいじれるの。
  ほら、私、能力を得てすぐに純ちゃんに抱きついたでしょ?」

梓「確かに…」

憂「『私と憂は無能力者』っていう具合に記憶を改ざんしたの。
  でも…一度気絶すると全回復するらしいし、その記憶の改ざんも
  たぶん無かったことにされると思う…」

紬「純ちゃんの能力は分からないの?」

憂「はい…。大まかな記憶の改ざんは出来ますけど、相手の記憶を見ることはできないので…」

唯「じゃあ、純ちゃんには今後特に注意だね。能力が分からないし」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:28:04.14 ID:pCw9gv1/0


憂「レベル2の人たちも危険視しとかないとね」

唯「こっちは基本的に私しか攻撃できないし…
  相手がレベル2なら、迂闊には近づけないね…」

梓「唯先輩を一回気絶させてみますか?今の内に」

憂「…」ギラッ

梓「じょ、冗談です…」

紬「でも確かに、私達のレベル2も気になるわね~」

梓(ムギ先輩のレベルが上がっても…)

憂「そろそろ気絶組が起き上がるころです。
  一回場所を変えて、もう一回作戦会議をしましょう」

唯「了解なのです!憂隊員!」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:30:13.80 ID:pCw9gv1/0


───……・・・
─…・・・
・・・

──音楽室

律「っと、言うわけで…」

和「私達三人が気絶、向こうはまだ一人もいない、って訳ね…」

澪「こ、こ、こ、怖かったんだから仕方ないだろっっ!!」

律「純はまだ気絶してるしな…とりあえず、音楽室で待機だ」

澪「攻めてこないかな…?」

律「大丈夫だ。向こうの攻撃系は唯一人。
  打撃技は和に任せるとして、後は俺の澪でやれる」

澪「そ、そんな私じゃ…」

律「……いや、お前のレベル2、相当エグいぞ…」

澪「う、うるさい!!」

和(私のレベル2…使い方によっては、これ最強じゃない)



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:32:48.41 ID:pCw9gv1/0


──3年3組

梓「全員音楽室にいますね…純の視界がないので、おそらくまだ気絶しています」

唯「攻めよう!」

憂「待ってお姉ちゃん。さっきの時点で負けてたんだし、
  レベル2が増えた今じゃまた負けるだけだよ」

唯「ぶすーっ」

憂(ふてくされてるお姉ちゃんも可愛い!)

梓「でも、あまりに動かないのも…。
  やっぱり、純の能力が一番のキーになるのかな…」

唯「暇だよ~~。ムギちゃん~~」

紬『あらあらうふふ』



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:34:30.97 ID:pCw9gv1/0


唯「見て!ムギちゃん!私の能力!」バキバキッ

おもむろにイスを持ちあげ、一瞬にして破壊する唯。

紬『あらあらうふごゴゴォォッッ!』

唯「あ……」

唯の手から弾け飛んだイスの破片が紬の頭部に直撃。
そしてそのまま、紬は地面へと倒れ込んだ。

紬「……」

梓「……」

憂「……」

唯「き……気絶してる……」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:35:35.04 ID:pCw9gv1/0

すみません、バイト行ってきます。
帰ってくるのは10時ごろだと思います…




96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:36:42.56 ID:wDAijF4Y0

唯w
紬のレベル2はエコーで音響攻撃とかね

支援



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:03:28.35 ID:9UIjxh/M0

音で攻撃ってステカセキングかジェロニモのイメージがあるな



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:15:59.47 ID:R/TeDFLj0

>>98
落語だから大音量が平気というのはおかしいよな



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:18:29.23 ID:9UIjxh/M0

>>99
ゆでたまごだから仕方がない



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:20:26.52 ID:1P2P/sTN0

思考が読めたり伝えたり出来るだけで、テレパシーは音と無関係が気もするがどうなんだろう
ムギの妄想を相手の脳内に流し込む能力というのはどう?



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:26:37.97 ID:86SiPFDB0

思考を読むって脳と干渉するって事だろ?
テレパシーで脳に指示して相手を操るとかそういう事が出来るようになるんじゃねーの

つかこういうの止めようぜ少年漫画板の戦力ランク議論してる奴ら並に気持ち悪い



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:27:21.40 ID:wkVmxXOj0

>>101
ラインバレルの双子思い出した



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:39:32.88 ID:1P2P/sTN0

>>102
最強スレとかの事かww見たことは無いがやる夫のヤツで解説してたな
強制妄想の話は自分で思い付いた時に律チームのメンバーがムギの妄想ネタに丁度いいかなと思ってさ
律澪もそうだけど純→澪とか澪和とか、あやしいムギの妄想が突然頭の中に出てきたら嫌そうじゃないww



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 21:01:10.08 ID:rDiGUI860

これの元ネタしらんのだけど
紬の能力ってさ、頭の中で叫びまくったらすごいつらいんじゃね?
苦しんでる隙に殺せばok





122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 22:59:55.03 ID:pCw9gv1/0

梓「何やってるんですか!唯先輩!」

憂「お、お姉ちゃん…」

唯「ご、ごめん…」

梓「…とりあえず、向こうにも動きはないみたい」

憂「…こっちも、とりあえずは紬さんが起きるまでは行動しない方がいいね」

唯「うぅ…」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:04:08.80 ID:pCw9gv1/0

梓「…! 純が起きたみたいです」

憂「…こっちはまだ起きてないのに…」

唯「うぅ…ムギちゃん起きてよぉ~」

梓「…純が何か話してるみたいです…やっぱり、能力を思い出したみたいです」

憂「どんな能力を使うか分かる?」

梓「私の能力がばれてる以上、さすがにおおっぴらにはしないと思う…」

唯「せ、攻めてきたらどうしよう…」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:07:58.22 ID:pCw9gv1/0


梓「純の能力次第だけど、攻めてくる可能性もありますね…
  補助系の能力でも嫌だし、攻撃系でも厳しくなりますけど…」

憂「相手が動き出したら、とりあえずこの場所を変えよう。
  向こうが攻撃系が二人以上いるんだから、出来るだけ広い場所に移動するべきだよ」

唯「ムギちゃんはどうするの…?」

憂「移動となったら、紬さんは置いていくしかないかな…。
  気絶中の人は拘束できないし、起きた直後を狙うことも出来ないから大丈夫。
  それに紬さんならいつでも連絡取れるしね」

梓(冷静な分析ではあるけど…)

憂「とりあえず、全員レベル2には気をつけてね。
  どの程度能力が進化してるかは分からないけど…」



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:14:47.17 ID:pCw9gv1/0

梓「向こうが…動き出したよ」

梓「澪先輩が先頭で…その後ろに純。
  それと…律先輩と和先輩のペアが、別の方向に行き始めた」

唯「二つに分けてきたんだね…」

憂(二つに分けたってことは、やっぱり個々の能力が大分上がったってことなんだ…)

梓「どうする?憂。私達もばらばらになった方がいいかな」

憂「こっちは…攻撃系がお姉ちゃんだけ。私も攻撃出来ないことはないけど…
  紬さんが起きてない以上、三人で固まった方がいいかな」

紬「…う、うーん…」

唯「ムギちゃん!!」

紬「あら、私…」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:17:48.92 ID:pCw9gv1/0

梓「大丈夫ですか、ムギ先輩」

紬「!!!!!!」ガバッ

唯「ど、どうしたのムギちゃん!!」

紬「わ、私…レベル2になってるわ!!」

梓「そ、そういえばレベルが上がるんでしたね!一体どんな進化をしたんですか!?」

憂(この能力の進化の度合いを見て…相手側の進化も分かる!)

紬「えっと…すごいわよ!!」




紬『会議通話が可能になったわ!!!』


梓『(゚Д゚)』

唯『(゚Д゚)』

憂『(゚Д゚)』




130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:18:54.16 ID:VcjXBNfi0

会議通話ww





131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:22:49.35 ID:pCw9gv1/0

紬『10人まで同時に会話可能よ!すごいわぁ~』

梓「い、いや!えぇ!?本当にそれだけですか!?」

紬『そうよぉ~。せっかくだし、このテレパシーで話しましょう』

憂『…レベルが上がるって、結構…あれなんですね』

唯『がっかりだよ!』

梓『って!そんな事言ってるうちに、どんどん近付いてきてるし!』

憂『…とりあえず、四人で大きい部屋に逃げよう。
  出来れば武器も調達出来そうな…理科室なんかでいいかな』

唯『了解であります!それでは出発であります!』

紬『ごぉーごぉー!うふふ!』



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:29:05.45 ID:pCw9gv1/0

──理科室

梓『とりあえず…今のところ、純、澪先輩ペアが近いです』

憂『温度操作と…能力不明か』

唯『でも、澪ちゃんが先頭のところを見ると…
  純ちゃんは、補助系の能力なのかもね』

紬『テレパシーで聞いてみようかしら?』

梓『無駄なことはやめてください…』

憂『でも、私達の位置を把握していない感じを見ると、千里眼みたいなタイプじゃないみたいですね。
  今までのパターンから考えて、攻撃系は様々な縛りがあるみたいだし…』

唯『縛り?』ドキドキ

憂『お姉ちゃんは「手に握れる物」。澪さんは「手で触れたもの」
  私は「抱きついた相手」、和さんも、「右手の衝撃」だったし…』

憂『もし純ちゃんが攻撃系だとしても、距離を置けば大丈夫かな』



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:34:29.54 ID:pCw9gv1/0

梓『…大分近づいてきました』

紬『ここにいるっていうのがバレてない以上…隠れて奇襲するのが一番ね』

憂『そうですね…。向こうは、私の能力を把握していない上に、能力があるかさえ分かってない状況。
  そう考えると…』

憂『紬さんが、まず入り口近くの戸棚に隠れてください。その隣にお姉ちゃん。
  お姉ちゃんは澪さんに攻撃をして』

憂『私は少し離れた所から純ちゃんの相手をするね。
  攻撃っていうより、澪さんと距離を置かせるようにするから』

憂『梓ちゃんは、そこのアルコールを持って隠れてて。
  もし、お姉ちゃんや紬さんが危なくなったら、そのアルコールを澪さんにぶっかけて』

梓『それで、温度操作を迂闊にしなくなればラッキー…って感じだね』

紬『了解したわ!』

唯『早速隠れよう!』




134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:35:52.46 ID:+rbOLI2C0

スポットの当て方で展開がわかる能力バトルって・・・



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 23:36:36.15 ID:af4WnnuW0

これって澪の手自身は熱で熱いって感じないなら尋常じゃない温度の最強武器持ち歩けるな





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[ 2011/01/17 21:13 ] アクション | | CM(0)

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