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唯「12人の怒れる女」#4 【アクション】


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唯「12人の怒れる女」#index




277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:35:54.60 ID:8YPsjaGoP

律「ムギも能力を……!?」

エリ「…正確に言えば、彼女たちは能力を使うというより存在そのものがある種の能力…」

エリ「前にも言ったと思うけど、この世界はあなたたちけいおん部が中心となって動いている」

澪「…私たちが世界を構築し、3年2組を作りだしたんだろ?」

エリ「そう。だけどもっと正確にいうと、この世界は平沢さんと琴吹さんの二人によって築きあげられているんだよ」

律「あの二人が……?」

エリ「この世界…いや、この物語はあの二人が存在して初めて進行する……」

エリ「片方は世界を創造し、片方は世界を破壊することによって、この世界は物語としての役割を持つんだ」

澪「……ますますわけが分からない…あの二人は一体どんな能力を持ってるんだ?」

エリ「………平沢さんの能力…それは『問題児(トラブルメーカー)』」

澪「『問題児(トラブルメーカー)』……?」

エリ「…『問題児』は、この世界を常に破壊し続けているの。私たちには見えないところでね」





279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:41:33.11 ID:8YPsjaGoP

エリ「ただ、私たちが『問題児(トラブルメーカー)』と関わりを持つ時…その時はもちろん私たちも影響を受ける」

エリ「それがさっきの出来事だね。『問題児』が私の『能力解放』に干渉して、一時的に使えなくなった」

律「!だからさっき名前を付けられなかったのか…」

エリ「そして平沢さんが私の代わりに田井中さんの能力に名前をつけようとした……」

エリ「おそらく、田井中さんの能力は全く別のものに変わってしまっている」

律「え!?…ってことは、長所を抑え込む力はもう無いのか!?」

エリ「……たぶんね。その代わり『でこぴんマスター』という能力が身についた」

律「な……なんつーダサい名前だ……」

澪「………なあ、『問題児』は具体的にどんな影響をもたらすんだ?」

エリ「…何が起こるか分からない。それが『問題児』のやっかいなところなの。常時パルプンテを発動してるようなものだから」

律「そりゃなんとも恐ろしいな……突然メテオが降り注いだりするのか?」

エリ「その可能性だってあるし、下手をすればこの世界が消滅することだってあり得る」

澪「……そんな阿呆な…」



280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:45:58.36 ID:8YPsjaGoP

エリ「だけどそんな大きな問題は実際、起こり得ないんだよ。理由はもう一人の能力者、琴吹紬によってね…」

律「ムギが……」

アカネ「……………」

エリ「………あなたたちは疑問に思ったことはない?琴吹紬が、いったい何者なのか……」

澪「何者って……ムギはムギだろ」

エリ「……いちごの『固体値判定(ジャッジ)』の説明、覚えてる?」

澪「ああ…覚えてるよ。人の生まれ持った固体値を判別するんだろ?律にも説明してある」

律「正直な話、なんで私が七賢者になったのか分かんないけどな…。自分で言うのもアレだけど、私ってそんな美人かぁ?」

エリ「田井中さんは普段カチューシャしてるから、本当の自分を知らないんだよ。実を言うとルックスだけなら私の次くらいだし…」

律「はぁっ?私が?冗談きついぜ…。ならなんで七賢者の中でもランクが低いんだよって話だ」ハハン

エリ「……ルックス以外が駄目だからよ。主に頭脳の方面でね」

律「うぐっ……そ そういうことか……」ガクリ

エリ「それを言うなら三花だってそうなんだよ。あいつはもとの性格が最悪だからね……」



282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:04:31.42 ID:8YPsjaGoP

エリ「…話が逸れたけど、あの時のいちごの説明は、アレが全てではないんだ。キミたちには黙ってたけど…」

アカネ「…………」

エリ「実はこの学年に固体値が"素晴らしい"生徒は全部で……5人いる」

律「え…?で、でもそれじゃあ四天王の他に"素晴らしい"ヤツが居るのか?」

エリ「うん…。ただ、いちごに言わせるとその人は私たち四天王を遥かに凌駕する固体値の持ち主……」

澪「……学年1位のいちごよりも、か?」

エリ「そう。圧倒的にね。あまりにも規格外だから、わざわざ四天王なんて枠に当てはめることさえおこがましい…」

律「…………そ、そんなに…」

エリ「…いちごが言うには、固体値オールMAX、人間が生み出せる限界を超えた、大いなる意志によって作られた存在…」

エリ「それが琴吹紬。いわゆるチートだね」

律「ムギが!?」

澪「……確かに、ムギは美人だし、頭もいい。性格だってこれ以上ないほどパーフェクトだ……」

律「あ……あまりにも身近だったから気付かなかったのか…?」



283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:08:10.55 ID:8YPsjaGoP

エリ「いや、君たちが気付かなかったのにもちゃんと訳があるよ。そこら辺は琴吹さんの能力に関係してくる」

澪「………?」

エリ「…琴吹紬の能力…それは『世界創造(ピースメーカー)』……」

律「大層な名前だな…」

エリ「この世界のほぼ全ては琴吹さんが作り上げたもの……琴吹さんの望むように作られているんだよ」

澪「ムギの望むように?」

エリ「そう。そしてこの世界の平和は琴吹さんが守っている……なぜなら彼女が最も望んでいるものが、平和だから」

澪「……ムギがこの世界を創造し、平和を保っている…ってことか?」

エリ「うん……だけど、琴吹さんの『世界創造』は、ほとんどけいおん部のためにあると言ってもいい…」

エリ「『世界創造』の及ぶ範囲は世界全てだけど、そのかわり細かい秩序は制御できない。けいおん部以外はね」

律「ま、まあ確かに私らはいつも平和そのものだけど……」

エリ「……そして、その細かい秩序を守るために私たち四天王がいるってわけ」

エリ「秋山さんを除いたこの3人が、琴吹さんの望むように秩序を守り続けてきたんだよ」

澪(……私は仲間はずれなんかい)



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:14:12.47 ID:8YPsjaGoP

エリ「ちなみに君たちが気付かなかったのも、彼女が自分の存在を無意識的に隠そうと望んでいるからだね」

律「……ちょ、ちょっと待ってくれ…!なら、なんでこんな事態になってるんだ?問題ありまくりじゃん」

澪「律…そんなんだからお前は頭脳がどうとか言われるんだぞ」

律「なっ…ど どーゆうことだよっ」

澪「唯の『問題児(トラブルメーカー)』とムギの『世界創造(ピースメーカー)』……この二つがあって初めて、世界が作られるとエリは言った…」

エリ「…………」

澪「要するに、その二つの均衡が崩れると今回のような事件が起こる……そういうことだろ?」

エリ「さっすが四天王。頭もキレるねぇ、その通りだよ」

エリ「壊して作って、壊して作る……この繰り返しで世界は構築され、物語は紡がれるんだ」

エリ「まあ、それも言うほど激しいもんじゃないんだけど、今回ばかりはかなり規模がでかくてね……」

澪「……原因はやっぱり、唯の『問題児』なのか?」

エリ「う~ん…3年2組に四天王と七武海とけいおん部が集まったのは偶然かもしれないし、『問題児』のせいかもしれない…」

エリ「いずれにせよ、私たち四天王の手に負える事態じゃなくなりつつあるね」



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:20:14.56 ID:8YPsjaGoP

律「……だぁーっ!もうわけがわからん!じゃあ私たちは何をすればいいんだ!?」

エリ「……はっきり言って、あなたたち二人じゃ何もできないよ」

アカネ「エ、エリ……………」

エリ「こうなってしまった以上はね…仕方ないんだよ、田井中さん……いや、律」

律「………?」

エリ「…もう充分でしょ………じゃあね」

律「お おい、いきなりどうしたん…」

キュピィン!

澪「!?」グラッ

アカネ「エリ!!」

エリ「………………」

律「なん…だ…コレ…?」クラクラ

エリ「……………さよなら」

スタスタ

アカネ「ま…って……」バタン



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:24:57.36 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・・・

春菜「………!?」

圭子「?どうしたの、春菜…」

春菜「……ごめん圭子、先に帰ってて…私学校に忘れ物したみたい」

圭子「春菜にしては珍しいね。じゃあまた明日ね」バイバーイ

春菜「………いったい何が起きたの……?」

タッタッタッ

春菜(……いちごにも連絡とらなきゃ…)

ピッピッピッ

prrrrrr prrrrrrr

春菜(…………出ない…。こんな時に……っ)

春菜(嫌な予感がする…急がなきゃ……)



290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:27:59.96 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・

和(生徒会も終わったし、帰ろう…)

和(……一人で帰るのは危ないかも…風子はまだ学校にいるかしら?)

テクテク

和(?……あれは…瀧エリ……)

エリ「………!…真鍋さん…」

和「何か用?」

エリ「いや、なんでもないよ……ところでさ、軽音部って音楽室でやってるんだっけ?」

和「けいおん部なら、音楽準備室だと思うわ」

エリ「そう…。ありがと」

スタスタ

和「………ちょっと待ちなさい」

エリ「…………なに?」

和「あなた授業終わってから澪と律を連れてったわよね?あの二人はどうしたの?」

エリ「………なんのこと?」



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:31:57.75 ID:8YPsjaGoP

和「…とぼけても無駄よ。さっき教室を『真眼(マッド・アイ)』で調べたから」

エリ「………ふぅん、そういう使い方もあるんだね」

和「……………」スーッ

エリ「…『真眼』って目が良くなるだけじゃないんだね。瞳の色が変わるのも能力なの?」

和「……………」ズキュゥゥウン

和「!!……そんな…バカな…!」

エリ「…………こんな感じ?」スーッ

和「!?」

エリ「ありゃ、よくわかんないや……こうかな?」ズキュゥゥン

和「……化け物……ッ!」

エリ「へぇ。『真眼』って結構便利なんだね。真鍋さん、ありがと。私行かなきゃ」

スタスタ

和「………………唯たちが危ない……!」



292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:41:54.86 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・・

?「……つ……!…りつ!」

律「………う~ん……… ハッ!」ガバッ

澪「律!」

律「あれ?私………確かエリの小難しい話聞いてたらいきなり気が遠くなって…」

澪「私もだ……一体なにが起きたのかさっぱり分からない」

アカネ「………」

澪「…エリはどうしたんだ?」

アカネ「……消えたわ。私たちを気絶させた後…一人でどこかへ行ってしまった」

律「気絶させた?エリが私たちをどうして気絶させるんだ?」

アカネ「分からない……。ただ、あの時のエリは何か様子がおかしかった……」

アカネ「……エリを探しましょう。なんだかイヤな予感がする」

澪(……3人そろって気絶して、しかもエリが一人で消えた…)

澪「いちごと春菜にも連絡をとれないか?エリがいないとなると頼れるのはあの二人くらいだ」



293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:46:04.37 ID:8YPsjaGoP

アカネ「……私は彼女らの電話番号も知らないわ…」

律「…というか一番身近なのは澪だろ。澪が知らないのに私たちが知ってるわけないし…」

澪「だ、だってあの二人って、近寄りがたいというか……」

アカネ「無駄話してる時間は無いわ。手分けして探しましょう。私は体育館に行ってみるわ」

律「…じゃあ私は教室の方を探す。澪は……」

澪「……私は保健室に行ってみる」

律「一人で大丈夫なのか?」

澪「…たぶん……」

アカネ「…放課後だから人も少ないし、気をつけた方がいいわ。じゃ、見つけたら連絡して頂戴」タタタ・・・

律「分かった。ったく、エリのやつ何やってんだか……」タタタッ…

澪「……………」



294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:48:01.77 ID:8YPsjaGoP

【体育館】

シーン……

アカネ「…部活が休みだと体育館も静かね」

アカネ「電話もつながらないし…エリはどこに…?」

コツ……コツ……

アカネ「…! 誰!?」

後輩「えっ……あ、あの…アカネ先輩…?」

アカネ「…こんなところで何してるの?今日は部活は休みのはずだけど」

後輩「わ わたし、先輩に用があって待ってたんです!」

アカネ「………?」

後輩「前からずっと…言おうと思ってたことがあって……」

アカネ「……………なに?」

後輩「…………………………死んでください」

アカネ「!!」

ゴッ!!



295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:00:03.52 ID:8YPsjaGoP

アカネ「ぐふッ……」ガクッ

後輩「………いいかげん目障りですよ先輩…立場をわきまえてください」

アカネ「…三花……っ!」

三花「なんだ、知ってたんじゃん。ならなんで今の避けなかったの?あははは」

三花「まーエリの後ろにくっついてるだけの雑魚が私の正体を見破ったくらいでいい気にならないでよね」

アカネ(…動きが速過ぎて…防御も間に合わない…!)

三花「…部長が言ってたよ。アカネはもう、いらない子だってさ」

アカネ「…………!」キュピーン

三花「…言っとくけど『集注拡散』は効かないからね」

ガン! ドゴッ!

アカネ「ッ!……」

三花「こんな広い体育館であんたと二人っきり……それが『集注拡散』の弱点」

三花「集中力の逸らしようがないもんねぇ」



296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:02:00.57 ID:8YPsjaGoP

アカネ「……………なんで三花が…ここに……目的は何…!?」

三花「部長命令だよ。邪魔するやつは再起不能にしていいってさ」

アカネ「エリが!?そんな……嘘よ!」

三花「嘘じゃないよ。ま、あんたに確かめる術はないけどね」

アカネ(…どういうこと…!?エリは何をしようとしているの!?)

アカネ(とにかく今は逃げないと…!私じゃ三花には勝てない…!)

ダッ!

三花「逃げたって無駄無駄。手負いのあんたじゃ私からは逃げ切れないって」

シュッ



297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:04:02.40 ID:8YPsjaGoP

アカネ「!」

バキィッ!

アカネ「がはっ……!」ドサ

三花「…バレー部を引退する前に、二度とバレーができない様にしてあげるっ」ニコッ

アカネ「や…やめ…て…」

三花「やめないよぉ。まずは足からだね。骨折ってめちゃくちゃ痛いらしいよ~」スタスタ

アカネ「こ、来ないで!」

三花「うるさいなぁ……。まずその口から使えなくしてあげようか?」グッ

アカネ「!!」


299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:06:01.52 ID:8YPsjaGoP

ゴッッ!!

アカネ「…………………!?」

三花「がはっ……」

アカネ(バレーボール!?一体誰が…)

?「アカネ!早く逃げて!」

アカネ「!」ダッ

三花「……くッ!……誰!?」

姫子「エリのいいなりになるなんて三花、アンタらしくないじゃん」

三花「…姫子……何?邪魔する気?」

姫子「そう、邪魔する気だよ。ついでにアンタも……ぶっ潰す」

アカネ「ひ、姫子……助けに来てくれたの?」

姫子「……この間の借りを返しに来ただけよ」

三花「………フフフ……私を潰すとか冗談でしょ?パワーだけで私に勝てると思ってるの?」

姫子「……裏を返せば力勝負なら負けないってことだよね」



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:08:34.48 ID:8YPsjaGoP

三花「クックックッ……あんまり私の能力を甘く見ない方がいいよ?」

シュン

姫子(!! 速い!)サッ

ドゴオオン!

三花「…ちょっと避けないでよ。力勝負したいんでしょ?」ゆらぁ

アカネ「私の時よりも速い…!?」

姫子(どういうこと…?身体能力なら私と三花は互角のはず…)

三花「見せてあげるよ……私の本気をね」シュン

姫子「…!!み 見えない……!?」

ガッ バシッ

姫子(スピードアップしてる…!防御が間に合わないッ)

バキィィッ!!

姫子「ぐぅッ…!!」ガクッ

三花「…やっぱり狙うならまず足元からだよね。もう逃げられないよ」

アカネ(姫子を……姫子を助けなきゃ…)キュピーン



301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:14:01.92 ID:8YPsjaGoP

三花「…………ふ~ん……まずはアカネからやられたいってワケ?」

姫子「『集注拡散』を私に…!?駄目だっ…!逃げて……!」

三花「2対1だとやっぱりその能力、やっかいだね。姫子に集中できないや」

三花「先にアカネを潰しておいた方がいいかぁ……」

アカネ「………!」

三花「終わりだッ!」グッ

アカネ「!」

ガコン

三花「!?」

ゴロゴロゴロ………

三花「ボール!?な なんでボールがいきなり転がって…!」

姫子「今だアカネ!『集注拡散』を三花に!」

アカネ「姫子…!そういうことね!」キュピィン

三花「くそッ……邪魔だ!この球っコロ……ッ」

ゴロン ゴロン



302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:17:02.07 ID:8YPsjaGoP

姫子「オラァッ!」

ドゴォッ!!

三花「うぐっ!?」ガクッ

姫子「……あんたもやられる側の痛みを少しは理解しなきゃね」

三花「くっ…ボールが邪魔で……」フラ

姫子「悔い改めろッ」

三花「!!!」

ドドドドドド

姫子「オラオラオラオラオラオラァッッ!!」

三花「ぐっ…あが……」

ドゴオォォオン!!

三花「あ…………」バタッ


アカネ「……………倒した…の?」

姫子「……気を失っているようね。結構本気で殴っちゃったから…」

アカネ「……助かったぁ…」ホッ



303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:19:16.83 ID:8YPsjaGoP

アカネ「ありがとう姫子……どうしてここが分かったの?」

姫子「…しずかから『思念操作(テレパシー)』で知ったの。アカネがピンチだってね」

アカネ「木下さんが…?」

姫子「なんだか大変なことになってるみたいだよ…。しずかは今、春菜と一緒にいる」

アカネ「…!そんなことより、エリを探さないと…!」

姫子「私もついていく。どうやら元凶は彼女のようだからね……」

アカネ「………エリ……」

・・・・・・・・・・・・・・

【同時刻 ○○教室】

エリ「…………こんな所で会うなんてね………若王子さん」

いちご「……あなたを止めに来たの」

エリ「…ちょうどいいわ。探す手間が省けたよ。あなたを超えれば私の目的はほぼ達成される…」

エリ「止められるもんなら止めてみてよ」

いちご「…………………」



304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:21:00.65 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・・・・

【3年2組の教室】

律「おーい、エリー!どこにいるんだー?」

律「う~ん…この辺じゃないとなると……ん?あれは……」

タッタッタッ

律「和!和じゃないか!」

和「律!ちょうど良かった、今エリが……」

律「エリを見たのか!?」

和「ええ……彼女は音楽準備室に行った。唯たちが危ないわ!」

律「唯があぶない?なんのことだ?」

和「話は後よ!ついてきて!」

律「お、おい…」

ドタドタ



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:24:03.69 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・・・

【保健室】

澪「………誰もいない……」

澪(…そりゃ保健室になんているわけないか……)

澪(エリ……どうしたんだろう……こんな時、エリはいつも助けてくれたのに…)

澪(!そうだ……○○教室に行ってみよう……あそこなら……)

《秋山さん…行っては駄目》

澪「!? これは……」

《エリさんはいちごさんが止めてくれている……今はまず、わたしたちと合流して》

澪「……木下さん?どこにいるの?」

《わたしたちは今、音楽室の前にいます。来てください》

澪「音楽室………分かった」

タタタ・・・



307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:22:20.03 ID:8YPsjaGoP

【音楽室前】

タッタッタッ

和「はぁ……はぁ……」

律「…の、和…そんなに急いでどうしたんだよっ」

和「……エ、エリはどこに……?」キョロキョロ

?「エリはここには来ていないわ」

律「!お前は………」

春菜「……これから秋山さんも来る。エリは今、いちごと対峙しているところよ」

律「はぁ?言ってる意味が分からないぞ…」

しずか「律さん…わたしたちは、けいおん部を守るためにここに集まったの」

和「……どういうこと?」

春菜「エリが何を考えているのかは分からないけど、どうやら私たちを敵に回すつもりのようね」

律「おいおい、ますます意味が分からねぇ…エリが何をしたって言うんだ?」

春菜「…………裏切りよ」



308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:29:37.50 ID:8YPsjaGoP

律「裏切り!?」

春菜「ええ。目的は分からないけれど………」

律「そんな馬鹿な……だってアイツ確か、自分たちが秩序を守るって言ってたぞ?」

春菜「その通り……何を考えているのかしら……」

和「…………私は知ってるわ。エリの本当の目的を」

春菜「…?なぜ真鍋さんが知っているの?……そういえばさっき、エリと話してたみたいだけど…」

和「彼女の狙いは……"平等"よ。全ての人間に分け隔てなくチャンスが与えられる世界を作ろうとしている…」

和「そして、そのために彼女は全てを無に帰すつもりでいる……それが今回の真相よ」

しずか「……どういうこと…?」

和「……………」

春菜「全てを無に帰す……平等な世界を作る………?」

律「無に帰す…って、何も無かったことにするってことか?そんなの出来るわけないだろ」



309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:33:52.91 ID:8YPsjaGoP

春菜「…そう。出来るわけないわ。エリだけじゃ、琴吹紬と平沢唯には何一つ影響を及ぼすことはできない」

春菜「その前にいちご相手でも何もできずに終わる……エリは四天王の中でも、もっとも固体値が低いのよ?」

春菜「能力だってほぼ役に立たない……そもそも、真鍋さんの言ってることは本当なの?」

和「………………本当よ。私の『真眼』でエリの真実を見たの」

和「…そしてエリはこれまで、あなたたちを騙し続けていたのよ。私たちはまんまとハメられた……」

春菜「……なんのこと?」

和「……エリの『能力解放』の本当の力は、ただ能力に名前をつけるだけじゃないわ」

和「名前を付けた能力を、自分のものにする能力………エリは現在、七賢者の全ての能力を使える」

春菜「!!そ そんな……」

和「そして恐ろしい事に、全てを難なく使いこなしている……下手したら私たちよりも……」

春菜「で、でも……私たちだって琴吹さんや平沢さんみたいに唯一にして絶対の能力…まねできるわけがない!」

和「…おそらく、エリは『観測者』と『固体値判定』は使えないわ。岡田さんの言うとおり…」

春菜「ならどっちにしたっていちごには勝てっこない……」

律「な、なあ……いちごはそんなに強いのか?『固体値判定』だけじゃ何もできなさそうだけど…」



311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:38:13.16 ID:8YPsjaGoP

春菜「……能力は一人にひとつとは限らない。いちごは『固体値判定』ともうひとつの最強の能力の持ち主…」

春菜「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』……これがある限りいちごにはいかなる能力も攻撃も効かない」

律「……ツ、ツンデレ…漢字だけ見ると確かに強そうだけど……」

和「…待って。そんな能力があるなんて聞いてないわ」

春菜「『絶対恐怖領域』のことは誰にも話したことはないわ。知ってるのは私と、エリだけ……」

春菜「だけどいちごが『絶対恐怖領域』を使っている可能性が高い今、あなたたちにも知ってもらう必要がありそうね…」

律「……なんで今まで黙ってたんだよ」」

春菜「切り札は最後までとっておくものだからよ」

律「……そうかい。じゃあ教えてもらおうじゃないの、その能力」



312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:41:32.09 ID:8YPsjaGoP

春菜「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』はいちごの身を守るための、いわば防御壁……目に見えない心の壁よ」

春菜「壁はいちごを中心に半径1M強の範囲で発動される。この壁は物理的には決して破壊することはできない」

春菜「もちろん私たちの能力もはじかれる。言葉どおり絶対防御ね」

律「……なんじゃそりゃ……無敵じゃねーか」

春菜「そうしていちごを覆う防御壁のことを私たちは『ツン』と呼んでいるわ」

律(もっと他に良い呼び方はなかったんかい…)

しずか「で でも守ってるばかりじゃ、相手を倒せないんじゃ……」

春菜「…いえ、『絶対恐怖領域』は『ツン』だけではないわ。もうひとつの要素があってこの能力は完成する」

律「……どうせ『デレ』とかなんだろ?」

春菜「その通りよ田井中さん。『デレ』は『ツン』の内側の空間のこと……」

律(珍しく誉めてもらったが全然うれしくねー)

春菜「『デレ』ではこの世の全ての法則が無視され、いちごのためだけの空間となる」

春菜「要するに『デレ』内では全てがいちごの好きなように出来るということ……それこそ簡単に人も殺せる」

律「殺す!?そんなことが許されるのか?」



313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:46:49.20 ID:8YPsjaGoP

春菜「もちろん殺すなんてことはしないわ。戦闘不能にするくらいよ」

和「戦闘不能……気絶させる、とかかしら?」

春菜「あとは眠らせるとかね……どちらにせよ『絶対恐怖領域(ツンデレ)』は攻守において最強の能力よ」

律「……その『デレ』の範囲内では、ムギの『世界創造(ピースメーカー)』も無視されるのか?」

春菜「……少しは考えるようになったのね。たまにはいい質問をするじゃない」

律(馬鹿にされてる!これ馬鹿にされてるよ私!)

春菜「その通り…『絶対恐怖領域』は琴吹さんの『世界創造』すらも効かないわ」

しずか「そんなにすごいなら……きっとエリさんを止めてくれるはず…!」

和「……………………」

律「……どうしたんだよ和、険しい顔して」

和「…岡田さん、もしかしたら、もしかしたらだけど……」

春菜「…………何かしら?」

和「『絶対恐怖領域』という名前を付けたのも、エリなの?」

春菜「そうだけど……ハッ!?」

和「……もしかして…」



314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:48:34.79 ID:8YPsjaGoP

春菜「馬鹿な…有り得るはずないわ……」

律「今度はなんだよ……二人だけで盛り上がりやがって」

和「…私が『真眼』で見た時はよく確かめられなかったけど……」

春菜「…エリも『絶対恐怖領域』を使えるというの……!?」

律「なにぃ!?」

しずか「…そ、そうか…エリさんは名前を付けるとその能力をコピーできる…」

律「待て待て。『絶対恐怖領域』は唯一絶対の能力じゃないのか?」

春菜「……それは『観察者』と『固体値判定』の話よ…確かに『絶対恐怖領域』は絶対の能力ではあるけど…」

和「………可能性はゼロじゃないってわけね……」

律「……!それなら早くいちごに知らせないと!しずか、『思念操作』だ!!」

しずか「………………! だ 駄目……届かない……!?」

春菜「…『絶対恐怖領域』を発動しているんだわ…。こうなってしまったらこちらからは何もできない…」

律「なんてこった…………」



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:31:39.66 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・

ドン!! ズサァッ!

いちご「……………………」

エリ「はぁ………はぁ………くそっ……!」

いちご「……………目的は何?」

エリ「クッ………余裕だねぇ……」

エリ(全く隙がない……っ…)

いちご「………………あなたを傷つけたくない」

エリ「…そうかい。私は倒す気マンマンだけどねっ」ダッ

いちご「…………それは無理………」

バリバリバリ・・・・・・

エリ(!! 床を剥がして……まさか!?)

ヒュンヒュンヒュン

エリ「ぐっ!」

ドドドドド・・・・・・



318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:35:20.42 ID:8YPsjaGoP

いちご(…………かわされた)

エリ「…そんな攻撃もできるなんてね。やっぱりあんたの『デレ』、強すぎだよ」

エリ(遠距離攻撃……物理法則まで思いのままとは、恐れ入る…)

いちご「………おとなしく捕まって」

エリ「………イヤだと言ったら?」

いちご「…………………………」スーッ

エリ「!!」ズキュゥン

エリ「無駄だよいちご。姿を消しても私には見える」

いちご「…………………なんで見えるの?」

エリ「教えないよ~だ」

いちご「……………分かった。もう手加減しない」

ぶわっ

エリ「!? うわっ!!ちょ、ちょっとタンマ!」」

いちご「逃がさない」



319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:42:08.30 ID:8YPsjaGoP

エリ「『ツン』の範囲は半径1M強じゃなかったの!?話がちがうよ!」ダッ

いちご「……………避けた…?」

エリ「あ あぶないかった……もうすこしで『デレ』に引きずり込まれるとこだったよ」

いちご「……………『ツン』が見えるの?」

エリ「目を凝らせば見えるんだなこれが…。それにしても、範囲がここまで広いとは…5Mくらいあるね」

エリ(……まだだ……まだ体勢が整っていない…ここは逃げるべきか)

いちご「………………見えても見えなくても関係ない。もう一度聞く。目的は何?」

エリ(……とりあえず時間を稼いで……あと少しだ……)

エリ「目的ねえ……別にあんたたちに恨みがあるわけじゃないんだよ」

エリ「…ただ、今の現状……世界の在り方に、どうしても納得できなくってね」

いちご「………………世界の在り方……『世界創造(ピースメーカー)』のこと?」

エリ「……いや、けいおんという世界そのものに対して、だよ」

いちご「………………あなたに何ができるっていうの?」

エリ「この歪んだ世界をゼロに帰し、正しい姿に戻す……。そのためにはいちご、あんたが邪魔なんだ」

いちご「……………………………」



321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:45:06.95 ID:8YPsjaGoP

エリ「………さて、そろそろ私も温まってきたよ。反撃してもいいかな?」

いちご「…………私を倒して、どうするの?」

エリ「もうおしゃべりはここまで。先に言っとくけど、逃げるなら今のうちだよ?」

いちご「………逃げる必要なんてない。私があなたを止める。あの人に手出しはさせない」

エリ「やってみなよ…………行くよっ」ダッ

いちご「…………『絶対恐怖領域(ツンデレ)』……出力100%……」ぶわっ

ドン!!!

エリ「ッ!」ガガッッ

いちご「!?」

エリ「な……なんてパワーだ……押し返されるっ…」

いちご「私の『ツン』を……止めた……!?そんな馬鹿な………」

エリ「フ……フフッ………いちごの困惑した顔、初めて見たよ……っ」ガガガッ

いちご「な、なんで…………」



322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:49:08.44 ID:8YPsjaGoP

エリ「う……ぐぐぐ………」ギリギリギリ

いちご「! まさか…『ツン』をこじ開けているの!? エリ、あなた一体……」

エリ「……うおりゃっ!」

バリッ!

バリバリバリッ!

いちご「くっ……でもそっちから『デレ』に侵入してくるなら……」

いちご(…まず動きを封じて…それから………)

エリ「…っぶはぁっ…!こ、ここが『デレ』内部……いちごの意志が体全体に伝わるね…気持ち悪い」

いちご「!!そ……そんな……『デレ』も効かない!?」

エリ「フフ…あははははっ……最強が崩れていく様は見ていて痛快だね……」

いちご「……エリ……一体何をしたの………」

エリ「……教えてあげるよ……冥途の土産ってやつ?」

エリ「私は今、七賢者と四天王のほぼ全ての能力を使うことができるんだよ…『絶対恐怖領域』もね…」

エリ「これが私の『能力解放』の真の力……今まで騙しててごめんね」

いちご「…………………」



323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:54:22.18 ID:8YPsjaGoP

エリ「ま、『絶対恐怖領域(ツンデレ)』だけは全然コントロールできなかったんだけど、そこは能力の使い様ってね」

エリ「澪の『上方修正(ポイントアップ)』を自分にかけて、『ツン』を身に纏うレベルまではなんとか制御できるようになったよ」

エリ「だからいちごの『デレ』は私には効かない。いや~、ここまでえらい時間かかったよ…」

いちご「………………くっ」

シュン・・・

エリ「……やっぱりいちごは賢いね。すぐに危険を察知して『ツン』を最小限に縮める……流石だよ」

いちご(……………お互い最強の矛と盾を身に纏っている状態……これじゃ決着がつかない)

エリ「…フフフッ……決着がつかないと思ってるでしょ?どうするの?逃げるの?」

いちご「………………」

エリ「考えても無駄だよ。身体能力は私の方が遥かに上だからね……もう私の勝ちは決まってるんだ」

ダッ!

いちご「!!きゃっ…」

エリ「……捕まえたよっ」ギュッ

いちご「……離して……っ」



324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:57:30.42 ID:8YPsjaGoP

エリ「最強の矛と盾がぶつかるとどうなるか知ってる?」ギュゥ…

いちご(くっ……ち、力が……入らない…!)

エリ「この場合はね……中和されるんだよ。お互いの『デレ』は今、混ざり合っている」

いちご「うぐっ……」ギリ・・・

エリ「そこで私が律の能力……『下方修正(デスペル)』を使うと、こうなる」ズキュゥゥン

いちご「!?」ガクッ

フッ

エリ「…フフフ……あははははははっ……これでいちごは無力だっ!」

いちご「…『絶対恐怖領域』が……使えない!?」

エリ「……『ツン』と『デレ』がなければいちごなんてただの雑魚……そして私にはまだ奥の手がある…」

いちご「は……離してっ」グイ

エリ「抵抗しないで。悪いようにはしないよ」キュピィン

いちご「…………!」グッタリ

いちご(体に力が入らない………)



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:59:23.21 ID:8YPsjaGoP

エリ「さて、これからが本当のお楽しみ………いちご、こっち向いて?」

いちご「なにを…………んむっ!?」

エリ「…んっ………ん……」チュパ

いちご「……んあ………やめっ……むっ……!」チュパチュパ

エリ「……はむ……むちゅ………んんっ……はぁ……」レロ

いちご(……な……なに…これ………頭が、ぼーっとする……)レロレロ

エリ「……んむ…………っぷはぁっ」

いちご「 」とろーん

エリ「……どう?気持ち良かった?」ぎゅっ

いちご「…………」ビクン

エリ「ふふ………これで準備は全て整った…………春菜、見てるんでしょ?」

エリ「今からそっちに行くよ」



ブツン



329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:19:44.22 ID:8YPsjaGoP

・・・・・・・・・・・・・

春菜「……………いちごが……負けたわ……」

律「!!!」

しずか「そん…な……!」

春菜「もうすぐこっちに来る……」

律「……クソッ!おい、あっちでは何が起こってたんだ!?」

春菜「エリが『絶対恐怖領域』と『下方修正』を使っていちごを無力化した所までは分かったけど……」

和「………?」

春菜「そのあとエリがいちごに……その、なんていうか…………///」

律「なんで顔赤くしてんだよ……」

和「!待ってみんな…………誰か来る!」

しずか「えっ!?」

タッタッタッ

律「誰だ!」



330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:23:24.67 ID:8YPsjaGoP

澪「うわっ!び、びっくりさせるな、馬鹿!」

律「なんだ澪か……遅いぞ」

春菜「律!澪から離れて!」ぐいっ

律「ぐえっ」

澪「えっ?」

和「………………大丈夫よ岡田さん。この澪は本物よ」

春菜「……律、軽率な行動は控えて頂戴。エリが化けてるかもしれないんだから」

澪「?化けてる?どういうことだ?」

律「けほっけほっ……春菜、いきなりひっぱらないでくれ……」

澪「ていうか、人多いな…律に和、木下さんに春菜……何が起こったのか説明してくれ」

春菜「そうね。また一から説明しなおすのも面倒だから………木下さん」

しずか「は はい」

春菜「『思念操作(テレパシー)』で秋山さんにこれまでの経緯を伝えてちょうだい。こっちの方が早く済むわ」

しずか「…わかりました」ムムムムム・・・



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:26:46.22 ID:8YPsjaGoP

澪「うわっ……頭の中に鮮明にイメージが浮かんでくる…。木下さん、ここまで『思念操作』を操れるなんて…」

和「私の特訓のおかげね」

澪「……………………!!」

春菜「どう?だいたい状況は掴めた?」

澪「……ああ……大変なことになったな」

春菜「私たちに出来ることは……ここでエリを迎えうつこと…。けいおん部を守ることよ」

律「そんな事言ったって相手はいちごを倒した化け物だぞ!?私たちにどうしろっていうんだ!」

春菜「…………………」

澪「……そういえばアカネはどうしたんだ?」

春菜「…アカネなら姫子と一緒に三花を倒して………」

律「そういやすっかり忘れてた……」

《アカネと姫子ならもう始末したよ》

春菜「!?この声は……エリ!」



332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:30:00.24 ID:8YPsjaGoP

律「?春菜…どうしたんだ?」

春菜「……エリが『思念操作(テレパシー)』で私に話しかけている。アカネと姫子を始末したですって…!?」

澪「そんな!」

《嘘だと思うなら『観察者』で見てみれば?二人とも可愛い顔して寝てるよ》

春菜「……くっ…!」

・・・・・・・・・・・・

【保健室】

あかね「……………zzzZZ」

姫子「………zzzZZZ」

・・・・・・・・・・・・

春菜「………どうやら二人とも保健室で寝かされているようね……」



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:35:14.73 ID:8YPsjaGoP

《私は別に暴力を振るおうってわけじゃないんだよ。大人しくしてくれればすぐに終わる》

春菜「あなたの思い通りになんかさせないわ」

律「そ、そうだそうだ!何の話をしているか分かんないけど、私たちのけいおん部を壊させはしない!」

エリ「そう……なら力ずくしかないね」


澪律和しずか春菜「!!!」

エリ「『絶対恐怖領域(ツンデレ)』ッ!!」キュイィィン・・・

ズンッ

澪「!?う、動けない……」

春菜「いつの間にっ………やられた…」

和「能力も…使えないっ……これが『デレ』……!?」

エリ「ふぅ…。こんなに一つの所にかたまってたら狙ってくださいって言ってるようなもんだよ?」

春菜「……エリっ…」キッ

エリ「おおこわいこわい……そんな怖い顔してたら美人が台無しだよ」



334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:41:51.32 ID:8YPsjaGoP

春菜「こんな……強力な『デレ』を……使えるなんて……っ」

エリ「春菜、違うよ。これは私の『絶対恐怖領域』じゃない」

エリ「私がこんなぶっとんだ能力を、ここまで使いこなせるわけないじゃん」

春菜「……………じゃあ……まさか……」

エリ「そう。これはいちごの『絶対恐怖領域』…。すでにいちごは私の手中にある」

エリ「いちご、こっちに来なよ」

いちご「………………………」スッ

澪「……!!い、いちご………なんで!」

いちご「………………………」

エリ「クックックッ……もういちごに話しかけても無駄だよ……私がコントロールしてるからね」

春菜「もしかして…いちごに『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』をかけたというの……!?そんな馬鹿な…!!」

エリ「春菜は呑み込みが早いね。その通りだよ」

エリ「私は同時に複数の能力を使えるからね……でも流石に4つ同時はきつかったけど」



335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:45:03.07 ID:8YPsjaGoP

律「同時に使えるなんて……そんなのアリかよ……っ」ググッ

エリ「……『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』を最も高い精度で扱うためには、相手を辱める必要がある……」
  
エリ「そのための『凌辱の処女(レイパー)』だったんだ。全てが上手くいったよ」

澪「私たちに………何をするつもりだ……っ」

エリ「別に澪と律には用はないよ……私が狙ってるのは、琴吹紬ただ一人……」

エリ「『絶対恐怖領域』をもってすれば、琴吹さんですら私の意志の下に動かすことができる」
  
エリ「それはつまり『世界創造(ピースメーカー)』を私が使えるということ…」

春菜「くっ……ここから先へは……行かせない……っ」グググ・・・

エリ「無理だよ春菜。この『デレ』内にいるかぎりあんたたちは身動きはとれない……」

エリ「黙って私のやることを見てなって」

スタスタスタ

律「ま、待てっ!」

エリ「……いちご、この子たちのこと頼んだよ。しっかり『デレ』ておいてね」

いちご「……………………」コク

澪「…いちご……っ……目を覚ましてくれっ…」



336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:48:01.44 ID:8YPsjaGoP

コンコン

エリ「おじゃましまーす」

ガチャ

唯「ほえ?あっ、エリちゃん!」

エリ「ちょっと用事があって来たんだけど、今、いいかな?」

紬「それなら大丈夫よ♪まだりっちゃんと澪ちゃんが来てなくて、お茶飲んで待ってた所だから」

梓(先輩方のクラスメイト…?)

紬「良かったらエリちゃんもお茶、飲んでいく?」

エリ「え、いいの?」

唯「ゆっくりしてっていいよ~」

エリ「…じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」

梓(……私がすごく気まずいんですけど……)

唯「それで、用事ってなあに?」

エリ「う~ん……実は琴吹さんに話があるんだけど……二人きりになれないかな?」



337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:57:16.28 ID:8YPsjaGoP

紬「え!?私に!?」ポッ

梓「ムギ先輩、なんでそんなに嬉しそうなんですか……」

唯「……!なるほど…あずにゃんや、ここは二人にしてあげようじゃないか」

梓「別に私は構いませんが……」

エリ「あ、平沢さんたちはここにいていいから……琴吹さん、あっちの長椅子で話しましょ?」

紬「う うん」ドキドキ

テクテク

唯「………あずにゃん、邪魔しちゃだめだよ?」ひそひそ

梓「何の話ですか…先輩こそ聞き耳立てたりしちゃダメですよ」ひそひそ


紬「よいしょ…と。それで、何の話なの?」

エリ「うん…………」


梓(うわー、ぴったりくっついて座って……///)



338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:00:56.28 ID:8YPsjaGoP

エリ「……あのね琴吹さん…。いきなりこんな話でびっくりするかもしれないけど……」

紬「な なあに?」ドキドキ

エリ「あのね……ずっと前から……私、琴吹さんのこと………」

そっ…

紬「!」ドキッ

エリ「…………………好きだったの………」


梓(うわー、うわー、うわー///)

唯(…?今なんて言ったの?声小さくて聞こえな……)

梓(うわー、私たちすごい場違い…っていうかなんでわざわざ部室で!?)

梓(そして唯先輩は空気読んでください!)


紬「…………///」カァァ

エリ(顔を赤らめた琴吹さん……本当に好きになっちゃいそう……///)

エリ(………ハッ……危ない危ない………)



339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:11:08.06 ID:8YPsjaGoP

エリ「…………私じゃ、駄目…かな…?」

紬「!……そ、そんなことないわ!……すごく…嬉しい……」ドキドキ

エリ「ほんとに…?」

紬「でっ…でも…………私……どうしたらいいか………」ドキドキ

エリ「………女の子同士とか関係ない……琴吹さんは私のこと、好き?」

紬「エ、エリちゃんのことは…………嫌いじゃないわ、もちろん……」

エリ「……………じゃあ、私と…付き合ってくれる?」


唯(おお!とうとう告白だね!どきどき……)

梓(先輩は反応が遅すぎです!っていうかつ、付き合うなんて…///)


紬「…………ごめんなさい、エリちゃん……実は私、他に好きな人がいて……」カァァ

エリ「へっ?」



340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:14:54.22 ID:8YPsjaGoP

梓(なんてこと!まさか!まさかの展開!)ドキドキ


エリ(ちょ、ちょっと待ってよ…琴吹さんに好きな人がいたなんて聞いてないよ)

エリ(………こうなったら………!)

ぎゅっ

紬「…!」ドキ

エリ「私は……私は、ムギがいいの」

紬「………エリちゃん……」


梓(近い近い!めっちゃ顔が近いって!ああもう、見てるこっちが恥ずかしい///)

唯(おお……?んん……?)


エリ「ムギも私のことをきっと好きになる……だから……」

ガバッ

紬「んむっ!?」



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:18:50.98 ID:8YPsjaGoP

梓「!!」

唯「!!!」


紬「エ…エリ……ちゃ………んっ」チュ・・・

エリ「…んん………ふっ………んむ………」チュッチュッ


梓(きゃーっきゃーっ………し、刺激が強すぎる~///)ダラダラボタボタ

唯(むほぉーっ!エリちゃんやるぅ~)


エリ「………っぷはぁ…」トローン

紬「ん……っ………はぁ…はぁ…」トロン

エリ(…………上手くいったかな?)


梓「あ、あれ……鼻血出し過ぎて目眩が……」

唯「なんだか眠くなってきちゃった……?」バタン



342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:21:59.78 ID:8YPsjaGoP

エリ(おっ……?)

唯「……zzZZ」グゥー

梓「…………zzzZZ」すやすや

エリ(……こ、これは………!)

紬「……エリちゃん……………」トローン

・・・┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"

エリ「……………………」

エリ「……くっくっくっ……あっはっはっは!!」

エリ「今この瞬間!世界は!私のものとなったッ!」

エリ「全てはリセットされる!私と琴吹紬の二人を除いて、全てが無へと帰ったんだッ!」
  
エリ「とうとうここまで来た……後は琴吹紬の『世界創造(ピースメーカー)』を使って一から作り直すだけ…」

エリ「もうけいおん部だけに良い思いはさせない……私は新世界の創造主となるんだ!」



345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:27:34.70 ID:8YPsjaGoP

「エ………リ…………」

エリ「!?」バッ

春菜「一体………何をしたの………?」ググッ

エリ「…そうか、春菜たちはまだいちごの『絶対恐怖領域』の中にいるんだもんね……」

エリ「いいよ、いちご。解除して」

いちご「…………………」

フッ

ドタッ バタ バタ……

いちご「…………………」

エリ「ふふふ……みんな寝ちゃったね……」

いちご「…………………」

エリ「今、この世界で起きていられるのはいちごと琴吹さんと、私だけ……」

エリ「そのうちいちごと琴吹さんは私の思いのまま……クックッ…最高の気分だ」アッハッハ



346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:30:00.87 ID:8YPsjaGoP

いちご「………………」

エリ「ま、感慨にひたるのもこれくらいにして、と…………」

エリ「まずは…………………けいおん部の消失から始めようか」

紬「…う………うう……エリちゃん……私どうしちゃったんだろう…?」

エリ「!?…琴吹さん………?」

紬「なんだかボーっとしちゃって……」フラ・・・
    
エリ(『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』は最高の条件を揃えて発動しているはず……)

エリ(なのになぜ自分の意志で動けるの!?)

紬「……?…なんでみんな……寝ているの?」

エリ(くっ……でも、命令すれば言うことは聞くはずだ……)

エリ「ムギ、そこから動かないで」

紬「うっ!?……動けない……!」

エリ「よし……いい?ムギ…まずはみんなの記憶を改変してほしいんだ」



348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:34:10.38 ID:8YPsjaGoP

紬「改変……?記憶を……?」

エリ「そう。けいおん部は最初っから無かった……澪は文芸部に、律と唯は……適当に…」

エリ「そしてムギ、あなたはどこの部活にも所属してはいなかった」

エリ「これからはすべてを平等に見守る役目を担わなくてはいけない…」

エリ「けいおん部の物語の犠牲となった脇役たち……彼女らを無視しちゃいけないんだ」

エリ「だからムギ……今こそけいおん部の、消滅を……」

紬「けいおん部を………消滅…………私が………ううっ」ズキ

いちご「…………………………」

紬「………出来ないっ…私には……そんなこと出来ないっ」

エリ(…くっ!ムギの意志が『服従の円舞曲』のコントロールから逃れようとしている…?)

いちご「…………………………」

エリ「ムギ…!言うことを……聞いてくれッ!!」

紬「っ!」ズキ



349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:35:41.42 ID:8YPsjaGoP

エリ「…はぁ…はぁ………」

紬「……分かったわ。みんなの記憶を……私たちの記憶を変えればいいのね」

エリ「……そうだ…それでいいんだよ……」

スーッ

エリ(…?涙……?)

いちご「……………………!!」ブチッ



   ぶわっ



エリ「!!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・

いちご「…………エ……リ……あなただけは……絶対に許さない!!」

エリ「な……いちご!?私の『服従の円舞曲』を……自力で解いたというの!?」



350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:37:48.31 ID:8YPsjaGoP

紬「っ!…わ、私……今なにを……」

いちご「ムギ、私の後ろにいて。もう指一本触れさせない」

紬「…!いちごちゃん………なんでここに……?」
 
エリ「……くっ……ムギにかけてた『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』を『デレ』で強制的に解除するなんてね…」

紬「え?え?…エリちゃん、これは一体……?」

エリ「…ふん、だけどまたさっきと同じことをすればいいだけの話……」

ヒュッ

いちご「………あ…っ!」ガクッ

エリ「…ムギを守るために広げた『デレ』のせいで今度はいちご、あんたががら空きだよ」

いちご「………………ぐっ」

エリ「……もういちごは用済みだよ。あちらの方々と同じように、ゆっくり寝てなよ」キュピィン

いちご「……………………わ、私は……負けない……っ」グググ・・・

エリ「!?能力が…効かない!?…なんて精神力………」

紬「いちご…ちゃん……?エリちゃん……?な、何をしてるの……?」オドオド



353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:18:24.51 ID:8YPsjaGoP

エリ「こうなったら…あんまりやりたくなかったけど………えいっ!」

ドゴッ!

いちご「うっ…………」バタッ

紬「!!!」

エリ「…ごめんねムギ、見苦しかったでしょ?でももう邪魔者はいなくなったよ…」

紬「いちごちゃん!いちごちゃん!」
   
エリ「さあ……もう一度、私の『服従の円舞曲(マインド・コントロール)』に…………」

紬「…………………………いちごちゃんに、何をしたの?」

エリ「…ただ気絶してもらっただけだよ」

紬「なんてことを………エリちゃん………………」

ギリッ

エリ「………ムギ?」



ドクン!!



354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:22:15.38 ID:8YPsjaGoP

いちご「……………う……」

エリ「!……いちご…!」

紬「エリちゃん……あなたは私の大事な人を傷つけた……」

エリ「……………な…!?」

紬「私もあなたを……許さない!!」

ドクン!!

春菜「……っ」

澪「……………う…うう…」

エリ「な、何が起きてるの!?」

律「…ふあ~…あれ?……私たち……寝てたのか……?」

和「…………ん…」

しずか「……みなさん……わたしたち、どうして……?」

エリ「…これは……『世界創造』が復活した……!?」



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