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唯「放課後戦隊!ケイオンジャー!!」#第四話 【ヒーロー】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280577951/


「放課後戦隊!ケイオンジャー!!」#index




115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:34:51.91 ID:uzayNCY0

keionja_title_aa.png



116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:35:24.88 ID:uzayNCY0

第四話『敵か味方か!?偽ケイオンジャー登場の巻き!!』

ろうか!

女子I「またケイオンジャーお手柄だったらしいよ」 スタスタ

女子J「へー、やるじゃん」 スタスタ

?『…』

女子I「怪人の変質者を倒したんだって」 スタスタ

女子J「この区域変質者ばっかだなぁ」 スタスタ

スタスタ…

?『…ケイオンジャー』

?『…』

?『…』



117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:36:01.83 ID:uzayNCY0

ガチャ

?『…』 スタスタ…

?『…』

ガサゴソ

?『…!』

?『…』

?『…よし』



?『変身…』

キラキラキラー 裸 シュピーン!!

?『…』 シュタッ

?『…ふっ ふふ… これで私も…』





118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:37:18.23 ID:uzayNCY0

ほうかご!

ぶしつ!

唯「あずにゃん、はい!あーん」

梓「や、やめてください!自分で食べられます!」

唯「遠慮しない遠慮しない」

梓「う…」

唯「ほら」

梓「ん…パクッ」

梓「…美味しい」

唯「でしょー!」 ニコニコ

梓「はいっ!」 ニッコリ

紬「気に入ってもらえたみたいで良かったわー!」 ポワポワ


澪「…梓に笑顔が戻ってよかったよ」

律「今後はくれぐれもあんな怪人には出会いたくないな」

澪「まったくだ…」



119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:38:48.51 ID:uzayNCY0

律「あっ、そう言えば聞いたか!?」

唯「何を?」

律「私達!また噂になってるみたいだぜっ!」

澪「噂…?」

律「ケイオンジャー!またまたお手柄!!変質者を成敗!!」

律「…ってな!」

紬「本当?!」

梓「私達の活躍が認められてるんですねっ!」

唯「頑張った甲斐がありますなあ♪」

澪「でも…なんだかはずかしい…」

律「まったく!そんな事じゃあダメだぞ、澪!
  これからは噂を聞きつけたファンの子達が
  どんどん部室に押しかけてくるんだからなっ!」

澪「そ、それはいやだ…」

ガチャ

さわ子「ちょっと!あなた達聞いたわよ!」

律「ほらさっそく…」

さわ子「なんて事してくれたの!!」

律「…へ?」



120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:39:40.17 ID:uzayNCY0



唯「ケイオンジャーに…」

梓「苦情…ですか…?」

さわ子「そう、軽音部顧問兼ケイオンジャー司令官の私のところにね

     ケイオンジャーが学校中で暴れてるからどうにかしてくれって」

律「わ、私達何かしたっけ?」

唯「さあ」

澪「一体どういう事なんですか?」

さわ子「そんなの私が聞きたいわよ…」

ガチャ

和「…私から説明するわ」

唯「和ちゃん!!」



121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:41:10.47 ID:uzayNCY0

澪「どうして和が…?」

和「それが…生徒会の方にもケイオンジャーのことで苦情が来てるのよ」

律「な、なんだって!」

梓「もしかして結構大きい問題なんじゃ…?」

紬「い、一体何が…」


和「そうね…

  まず 一件目は吹奏楽部からね、
  
  ケイオンジャーらしき人物に備品を勝手に持っていかれたって部員の子が怒っていたわ

  二件目は体育館での騒音騒ぎ、
  
  これもケイオンジャーらしき人物が犯人だって運動部の皆が

  つづいて図書室前で楽器の演奏をするケイオンジャー、注意した生徒に逆切れ

  おまけに食堂ではケイオンジャーが
  
  デザートのつまみ食いをしている所を見た生徒がいるそうよ」

和「それ以外にもたくさんあったんだけど…主だったのはこんな所ね」

律「そ、それはまた豪勢なっ…!」

澪「ひ、人事じゃないんだぞ!?」



122 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:43:11.01 ID:uzayNCY0

律「つか、何だよそれっ!私達がそんな事するわけ無いだろ!」

紬「えっと何かの間違いじゃあ…」

和「私もあなた達がこんな事するとは思えないし…そう思いたいんだけど…

  実際に多くの苦情が寄せられてて…」


唯「…あわわわ」 ガタガタガタガタ

澪「…ゆい?」

梓「…先輩?」

唯「みおちゃん…… あずにゃん……」 ガチガチガチガチ

澪「…おい」

梓「…まさか」

唯「うわあああん!ど、ど、ど、どうしよう!! つ、つまみ食いがバレてたよっ!!!!」

律「犯人お前かいっ!!」



123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:44:13.43 ID:uzayNCY0

和「まったく唯は…」

唯「いやあ、おいしそうだったから… つい…えへへ」

律「つい~えへへ☆ じゃないだろ!」

紬「まあまあまあまあまあまあまあ」

和「後でちゃんと食堂に謝りに行くのよ」

唯「うぅ…」 シュン

和「ほら、私も一緒に謝ってあげるから…」

唯「和ちゃん…っ!ありがとう!!」 ウルウル


澪「…つまみ食いは唯だとしても他は……」

唯「他は知らないよ?」

さわ子「うーん…まぁそうよねぇ…
     唯ちゃんが今言われてたような事するとは思えないもの…つまみ食いはともかく」

さわ子「他の子達は何か知らない?」

律澪紬梓「…」 フルフル



124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:45:41.55 ID:uzayNCY0

澪「これって何時の事なんですか?」

さわ子「えっ…! えっと…」

和「全部今日の出来事ね

  つまみ食いはお昼、後は全部この放課後の話よ」

さわ子(……私この場に必要なのかしら)

律「!! 今日だったら私達授業終わってからはずっと部室にいたぞ!」

唯「うん! ずっと部室でお茶してた!」

澪「まあ…軽音部としてそれもどうかと思うけど…

  でも5人で行動してたのは間違いないよ!」

梓「て事は私達が犯人じゃないって事ですよね! …つまみ食い以外」 ボソッ

唯「…め、面目ない」



125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:46:46.56 ID:uzayNCY0

紬「それじゃあ目撃されてるケイオンジャーは一体…」 ウーン…

澪「和、本当にケイオンジャーだったのか?」

和「そうね、どの事件も目撃者の子は間違いなくケイオンジャーだって

  『ケイオンジャースーツを着ていたし、
  
   最近よく活躍してる所を見てたから見間違えるはず無い』

  とまで言われちゃったわ…」

律「評判が逆に仇になったか…」

梓「! 思ったんですけどケイオンジャーだとしたら色も見られてるんじゃないですか?」

律澪「!!」 

律「そうだな…色までわかれば…」

澪「個人まで特定される…」

和「それは…」

和「…」チラッ

律「…」

澪「…」

梓「…」

紬「…」

唯「…へ? 私?」



126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:48:25.71 ID:uzayNCY0

さわ子「どの事件もケイオンジャーピンクが犯人だそうよ」

唯「ち、違うよ!!!!私そんな事してないよ!!!」

梓(つまみ食いしたじゃん…)


さわ子「まあでも、さっきも言ったけど唯ちゃんが犯人とは思えないのよね」

律「だよなぁ」


澪「でもピンクは唯しかいな…

澪「って、あああああああっ!!!!!!!!」

律「! ど、どうした!?」

澪「あるじゃないか!! 唯の着ている奴以外に3着!

  ピンクのケイオンジャースーツ!!」

梓「!! そう言えば」

紬「私達も元々はピンクだったから…」

律「さわちゃん! 前のスーツはどうしたんだ!?」

さわ子「えっと前のスーツなら…」



127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:49:14.83 ID:uzayNCY0

スタスタ ガチャ

さわ子「こっちの部屋にしまって…

さわ子「!!!」

さわ子「2着しかない…」

唯律澪紬梓和「!!!」


和「…無くなったスーツの持ち主が犯人って事かしら…」

梓「でも、どれが誰のだか…」

さわ子「作ったのは私よ?サイズでわかるわよ」

さわ子「無くなってるのは…」


さわ子「…澪ちゃんのね」

澪「!!!」



128 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:50:51.18 ID:uzayNCY0

澪「ち、違う!!私じゃない!!!」

律「そうだよ、さわちゃん!澪だってそんなのしたりしないって!!」

紬「ええ、それに澪ちゃんが犯人だとしたら
  自分に疑いが向くような事を言うかしら…」

さわ子「んー…」

和「…もしかしたら外部の人が持っていったんじゃないでしょうか?」

唯「それだよ!和ちゃん!」

さわ子「それも考えにくいのだけどね…」

梓「どうしてですか?」

さわ子「あなた達は何でもないように着こなしてるけどケイオンジャースーツは特別製なのよ」

律「普通じゃあ無いのはわかってたけど…

  普段は通常の制服なのに掛け声1つでスーツ姿に着替えられるし…」

紬「うん、潜在能力を引き出すってだけでも凄いことだと思う」

梓「て言うか、そんなの作れるさわ子先生は何者ですか…」



129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:51:58.06 ID:uzayNCY0

さわ子「それだけじゃあ無いわ…ケイオンジャースーツを使いこなすにはある条件が必須なのよ」

澪「条件?」

さわ子「この条件があなた達に…、そして代々の軽音部がケイオンジャーを任されている由来でもある」

律「初めて聞いたぞ、そんな話」

唯「代々の軽音部って事は、さわちゃんもケイオンジャーだったのかな?」

梓「誰でもなれるわけじゃ無かったんですね」

紬「…そ、それで条件と言うのは?」 ゴクリ


さわ子「ズバリ… 音楽を愛していることよ!」



130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:53:01.24 ID:uzayNCY0

唯「わぁ!」

紬「まぁ!」

澪律梓和「…」

さわ子「あら…? ちょっと反応少ないんじゃない…?」

律「いやぁ…なんか取ってつけたような設定だなぁって…」

さわ子「えぇっ…た、確かにとってつけたようだけど…… でも本当よ!

     音楽を愛する高校生くらいの若い女子じゃないと

     ケイオンジャースーツは使いこなせないの!」

唯「ああ!だからさわちゃんは着れないんだね!」

さわ子「ああん?」 ギロッ

唯「ごめんなさい」

律「でもそうなると私らがますます怪しく…」

澪「私じゃないからなっ!!」

律「わかってるって!」

タッタッタッタ ガチャ

会計「大変です、会長!」



131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:54:22.58 ID:uzayNCY0

和「どうしたの?」

会計「ケイオンジャーが3年の教室で暴れてるそうです!」

律澪唯梓紬「!!」

和「なんですって!」

会計「ってあれ?皆さん御揃いですよね?

    あれれ?じゃあ教室にいるケイオンジャーって?」

澪「ほら、私じゃなかっただろ!」

律「だからわかってるって…」

唯「それより!これってケイオンジャーの偽者が現れたって事だよね!」

紬「うん!こんな事する人を放っておけない!」

梓「とっ捕まえて汚名返上!名誉挽回です!」

さわ子「みんな疑って悪かったわ、ごめんなさいね…」

唯「さわちゃん…」


さわ子「ケイオンジャー!出動よ!」

律澪唯梓紬「おおーっ!!!!」



132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:56:03.12 ID:uzayNCY0

3年教室!

律「え… もうどっか行っちゃったのか?」

瀧「うん、丁度さっきケイオンジャーの皆と入れ違いになる形で」

佐藤「やっぱり偽者だったんだね」

澪「逃げられたのか…」

梓「また別の場所で暴れられたら不味いですね…」

紬「どっち行ったかわかる?」

瀧「うーん、ちょっとわからないよね」

佐藤「いつの間にかいて、いつの間にかいなくなってたもんね」


律「うーん…思ってたよりかなりやっかいな奴みたいだな」

唯「て言うかなんで私達の教室に…?」

瀧「なんかよくわからない事言ってたけど…
  ニキ?がどうとか… もぶ?がどうとか…」

佐藤「あと名前がどうとか…」

唯「?」



133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:57:41.65 ID:uzayNCY0

……

律「犯人は取り逃がし、これと言って手がかりはなし っと」

梓「どうしましょうか… 放っておくわけにはいきませんし…」

澪「今の所…偽者の活動範囲は校内だろ?」

紬「手分けして探してみたらどうかしら」


律「そうだな ついでに誤解も解いて回るか!」

唯「それがいいよ、りっちゃん!」


律「よぉしっ!偽者捕まえて誤解も解いて名誉挽回だぁっ!!!」

梓澪紬唯「おーっ!」


唯「それじゃあ私は…

和「それじゃあ私は唯をつれて食堂に謝りに行ってくるわ」

唯「え、えぇ 今から…?」

和「もう…当たり前でしょ…?」

唯「うー」

澪「ちゃんと謝って来るんだぞ」

唯「はい…」



134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 20:59:11.34 ID:uzayNCY0

音楽室!

吹奏楽部員「ケイオンジャーの偽者?」

律「そういう事だ」

吹奏楽部員「偽者が現れて大変だろうけど…

        それはそれとして なんとかしてよ…こっちだって楽器が無くて困ってるんだから」

さわ子「迷惑かけたわね、でも安心して!」

律「おう!ケイオンジャーが早期解決を目指しますっ!!」 ビシッ

吹奏楽部員「うん、頼んでおくね

        あ、あとできればそっちに入り浸って

        お菓子ばかり食べてる顧問もなんとかしてくれると嬉しいかな」

さわ子「うぐっ…」

律「バレてるのかよさわちゃん…」

吹奏楽部員「そりゃあ2年間もやってればバレるって…」


律「でも目撃者がいるのに、なんで盗られたんだ?」

吹奏楽部員「それが…いつの間にか現れていつの間にか盗っていったから」

律「なんじゃそりゃ…それで、盗られた楽器って?」

吹奏楽部員「えっとね…」



135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:01:10.44 ID:uzayNCY0

体育館!

いちご「そっか、やっぱり偽者だったんだ…

     わかった…皆にも伝えておくから…」

紬「うん、お願いするわ」

梓「ありがとうございます!」

紬「これで誤解も解けるといいわね~」

梓「そうですね、でもきっと大丈夫です!」

紬「そうよね!」


梓「ところで騒音騒ぎって、やっぱりここで演奏してたんですか?」

いちご「うん、いつの間にか壇上に立ってて楽器の演奏を始めてたんだ…

    前にも軽音部は体育館使ってたことあるから… 特に気にしてなかったけど…

    無視して練習してたら暴れだしてさ…」

梓「迷惑極まりないですね…」

紬「止めたわけじゃないのに暴れはじめたの?」

いちご「うん、そうだよ…」

梓「とんでもないです…」

紬「何が目的だったのかしら…」



136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:02:46.82 ID:uzayNCY0

図書室!

風子「じゃあ…あのケイオンジャーは偽者だったんだね」

澪「そうなんだよ、迷惑かけたみたいでごめんな」

風子「ううん、秋山さんが謝ることじゃないよ」


澪「どんな様子だった?」

風子「いつの間にか図書室前にいて、大きな音で演奏し始めたから

   注意したら…怒りだして…」

澪「…迷惑な奴だな」

風子「でも先生が通りかかったら、いつの間にかいなくなってたな」


風子「偽者騒動で大変そうだけどケイオンジャー頑張ってね」

澪「ああ、ありがとう」


廊下の陰 佐々木(秋山さん、私も影ながら応援してるからね!) グッ



137 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:03:41.23 ID:uzayNCY0

食堂!

唯「勝手にデザート食べちゃってごめんなさい」 ペコリ

和「私からも謝らせて頂きます、ごめんなさい」 ペコリ

おばちゃん「あらあら、これは丁寧にどうも

       でもいいのよ、ちゃんと謝ってくれればね」 ニコッ

唯「!」 パァア

おばちゃん「今度からは言ってくれれば、ちょっとだけ食べさせてあげるから」

唯「!!」

和「えっ!あ、あの い、いいんですか?!」

おばちゃん「ケイオンジャーは街の平和を守るために活躍してくれてるんだからね

       そのお礼みたいなものさ… あ、でも皆には内緒だよ?」

唯「わぁ!! ありがとーっ!!!」

和「はぁ… まったく調子に乗らないの」

唯「えへへ」



138 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:04:31.27 ID:uzayNCY0

廊下!

律「…」 スタスタ

さわ子「…」 スタスタ

律「おっ」 

澪「あっ」

スタスタ

澪「どうだった?」

律「特に成果なーし」

さわ子「ケイオンジャーの誤解は解けたけどね、澪ちゃんの方は?」

澪「こっちも…偽者の方はまだ…」

律「後はムギ達と唯達か…」

スタスタ

梓「あ」

ムギ「りっちゃん!みおちゃん!」



139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:05:39.14 ID:uzayNCY0

律「おっと噂をすれば」

澪「そっちはどうだった?」

梓「暴れてるのは偽者だと伝えたので、そっちは大丈夫だと思います」

紬「でも…偽者本人は見つからなかった…」

律「ムギたちもダメだったかー…」

澪「残るは唯たちだけど…」


唯「みんなーっ!」 タッ タッ タッ

梓「あ、唯先輩」


タッ タッ タッ ズルッ

唯「いてっ」

律「…なにやってんだ…」



140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:06:46.37 ID:uzayNCY0

唯「いたたた…」

律「で、どうだった?」

唯「え?何が?」

律「偽者だ偽者!」

唯「あ、そうだった!」

スタスタ

和「こっちは居なかったわ…そっちも?」

澪「ああ…」

律「弱ったなぁ、手分けして探せばすぐ見つかると思ったんだけど」

澪「いつの間にか現れて、いつの間にかいなくなってるか…」


さわ子「…もしかしたら怪人かもね」

澪「えっ」

律「なんとっ」

唯「偽ケイオンジャーは怪人なの?!」



141 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:07:55.78 ID:uzayNCY0

さわ子「怪人は常人とは思えない力を使うから怪人なのよ

    いつの間にか現れたり消えたり、普通の人じゃできないでしょ?

    お古とは言え、ケイオンジャースーツにも着替えれたみたいだし…侮れないわね」

梓「怪人でもケイオンジャーになれるんですね…」

律「怪人でケイオンジャー… そんな奴、私達で何とかできるのかよ」

さわ子「ふっ ふっふっふっふ」

唯律澪紬梓和「?」


さわ子「でも大丈夫! こ ん な 事 も あ ろ う か と !!

     新しい方のスーツならケイオンジャーパワーを利用した必殺技が使えるようになってるわ!!」

梓「でましたね、お約束 『こんな事もあろうかと』」

紬「私も聞いたことある!凄い発明が登場する直前に出てくるセリフよね!」

律「何故かギリギリだったり、ピンチだったり困った状況になってから初めて説明するんだよな」

澪「ご都合主義と言うか…後付と言うか…」

唯「違うよ!その方が盛り上がるからだよ!」 フンスッ



142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:10:18.99 ID:uzayNCY0

さわ子「何よ文句ばっかり!せっかく作ったのにぃ!」 ブーブー

律「はいはい、それで必殺技って?」


さわ子「……あなた達はケイオンジャーとして戦っていく上で

    これから山ほどの苦難や困難、そして災難…色んなピンチにぶち当たるわ……

    受験戦争、人間関係、就職難、男女の関係、
    
    金銭関係、婚活戦争、子供の養育、親の介護、老後の心配……」

唯「わわわ…それは大変だよっ!ピンチだよっ!!」

梓「でもそれケイオンジャー関係ないですよね」

さわ子「私は顧問として、担任として、そして司令官として!

    あなた達にはそんなピンチにも挫けず立ち上がって欲しい…」

唯「さ、さわちゃん…」 ウルウル

澪「いい事は言ってるけど…」

さわ子「でも、そんな事言ったってあなた達はまだまだ経験不足で未熟な女子…

    挫折してしまう事だってきっとあるでしょう」

唯「うぅ…不安だよぉ」

和「この件って必要なのかしら…」



143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:12:45.65 ID:uzayNCY0

さわ子「そんな時…私はそばにいる事はできない…!

    あなた達は自分の力でこれらの苦難を乗り越えないとダメなの…」

唯「さわちゃんっ……」 クッ

律「まだ長くなるのか、これ」

さわ子「それでも!!それでも旅立っていくあなた達のために

     何か私にできる事はないかと考えたわ…

     そして思い至ったの…『そうだ、必殺技を送ろう』ってね…」

唯「さわちゃん…そこまで私達の事考えて」 グスグス

梓「なんでそんな結論に達したんですか…」

さわ子「使い方は簡単よ…ケイオンジャーに変身した状態で

    愛をこめて心の中で呟くの…『必殺技を使いたい!』…」

律「そ、そのまんまだなー…」



144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:14:10.04 ID:uzayNCY0

さわ子「長くなったけど

    今言ったとおり必殺技を使いたいと思えば、

    ケイオンジャーパワーで必殺技が使えるようになるわ!

    もちろん、それぞれの色で必殺技は違うけど

    あなた達のあなた達らしさを引き出せるはず!

    これからの戦いに上手く活かして頂戴!」

梓「想像通りのご都合主義でしたね」

紬「でも…必殺技なんてなんだかかっこいいわね!」

律「せっかくだし使ってみるか…」


律「 必 殺 !!!!」 ギュイイイイイイン

澪「!!!」

唯「おお!りっちゃんが光ってるよ!!!カッコイイ!!!!」


律「おおお!!」 ゴォオ…



145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:15:08.90 ID:uzayNCY0

律「な、なんか力が沸いてくるって言うか…なんかスゲェな!!」 ゴォオ…


さわ子「それがりっちゃんのりっちゃんらしさを活かした必殺技『ヒートアップ』よ!」

唯「確かに…元気一杯だね!!」


律「ふっ…今の私なら何でもできる…」 ゴォオ…

澪「調子に乗るな」


律「まぁ、見てなって」 ゴォオ…

律「よしっ!!」 ダッ

だだだだだだだ…


梓「あ、走っていきましたね」

澪「どこ行くんだ…?」



146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:16:28.28 ID:uzayNCY0

だだだだだだ…

梓「あ、戻ってきましたよ」

澪「結構速いな」

律「ゴール!!!」 ゴォオ…


澪「どこ行ってたんだ?」

律「ちょっと校内一周してきた!」 ゴォオ…

澪「へー、速いな」

律「タイムは!?」 ゴォオ…

澪「測ってないけど…2分くらいじゃないか?」

律「ふっ… また2秒、世界を縮めた…」

 シュゥン…

律「ってあれ?」



147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:17:18.19 ID:uzayNCY0

さわ子「時間切れみたいね」

律「なんだ、これで終わりか」


律「でもいい感じじゃないか!私の必殺技!」

澪「必殺技って言っても…」

梓「元気一杯になるだけですよね…」

澪「地味だな、レッドなのに…」

梓「地味ですよね、部長なのに…」

律「ガーン!!」


律「うわぁん、ムギ!2人が虐める!!」

紬「よしよし」

唯「いいなぁ…りっちゃん…」

唯「よし!!私も必殺技使うよ!!」



148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:19:07.15 ID:uzayNCY0

紬「次は唯ちゃんの番ね…!」

律「どんな必殺技だろうな」


梓「て言うかせっかくの必殺技で遊んでていいんですかね、しかも怪人放って置いて…」

澪「いや、よくないけど…」


唯「行くよっ!」

唯「 必 殺 !!!!」 ギュイイイイイイン

紬「!」

律「…」 ゴクリ

澪「…」

梓「…」


シーン…



149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:20:11.40 ID:uzayNCY0

唯「あ、あれ…?」

律「何も起きないぞ…?」

紬「えっと何も起きな必殺技…?」

唯「えっ」

梓「…もしかして唯先輩らしさって…」

唯「まさか…」

律「怠け者な所…なのかっ!?
  だから何も起きないのかっ!!?」

唯「そ、そんなぁ…!!」

さわ子「そんな訳無いでしょ」

さわ子「おかしいわね…調整不足だったかしら…」

澪「どっちにしても必殺技は使えないっぽいな」

唯「ええぇえっ!必殺技使えないの!?そんなぁ…」 グスッ

律「泣くなよ…」

唯「だってぇ…」 グズ

梓「唯先輩、元気出してください」

唯「うぅ…あずにゃぁん…」 ズビズビ



150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:21:35.84 ID:uzayNCY0

梓「落ち着きました…?」

唯「うん…」

さわ子「大丈夫よ、唯ちゃん

    またスーツの調整をしてちゃんと必殺技使えるようにしておいてあげるから」

唯「ありがとう、さわちゃん!」


唯「でも大丈夫だよ、必殺技が使えなくても私はケイオンジャーだからね!」

梓「はい!必殺技が無くても唯先輩はケイオンジャーです!」

唯「あ、そうだ!あずにゃんも必殺技使ってみなよー」

梓「えっ、私ですか…そうですね…」


梓「じゃ、じゃあ使ってみます」

律「あれ?嫌がったりしないのか?」

梓「ま、まぁ ちょっと私も使ってみたかったので…」 テレテレ



151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:22:40.25 ID:uzayNCY0

梓「じゃ、じゃあ行きます…」

唯「がんばれ、あずにゃん!」 ワクワク

律「梓のはどんな必殺技だろうな」


梓「 必 殺 !!!!」 ギュイイイイイイン


梓「!! こ、この漲って来る力は!!!」

唯「? あずにゃん?」

梓「…」 スッ

律澪紬「?」

梓「…」 タッ

ピューーーーーーーーン

唯律澪紬「はやっ!!」



152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:23:59.09 ID:uzayNCY0

ピューーーーーーーーーーーン

梓「…ゴ、ゴールです!」 スタッ

紬「も、もう戻ってきたの…!?」

梓「校内一周してきました!!」

唯「ま、まだ10秒も経ってないよ!?」

梓「これが私の必殺技なんですねっ!」

さわ子「そうね、『スピード』って所かしら」

さわ子「差し詰めゴキ…

唯「きっとあずにゃんはネコさんみたいだからねっ!」

梓「ネコみたいな運動神経が手に入ったって事ですね!」

梓「ところで、さわ子先生… 何か失礼な事言いかけてませんでした?」

さわ子「ううん!何も言ってないわよっ☆」


律「うぐっ えぐっ ぐすっ」

澪「泣くなって」

律「だっで、私の必殺技より全然ずごいぃ…」 グズグズ

澪「ああ、もう!よしよし!」



153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:25:29.17 ID:uzayNCY0

紬「じゃ、じゃあ次は私の…


和「唯ー!」 タッタッタ

唯「あ、和ちゃん」

律「あれ、和…何時の間に…どこ行ってたんだ?」

和「長くなりそうだったから、偽者探しに行ってたのよ」


梓(わ、私達が必殺技で遊んでる間にっ!)

澪(そんな事をっ!和ごめん!!)


唯「あ!偽者の事すっかり忘れてた!」

律「必殺技が思ったより凄くてテンション上がってたな、和ごめんなー」

和「あなた達は…」 ガクッ

紬(私も皆と必殺技使いたかった…) シュン


和「それで偽者だけど今度は校庭で暴れてるらしいのよ」

律「校庭か、よし!必殺技も手に入ったし今度こそ偽者をとっ捕まえに行くぞーっ!」

澪梓唯紬「おーっ!」



154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:26:57.40 ID:uzayNCY0

校庭!


陸上部員A「だから困るって!!」

?『は、放してください!』



陸上部員B「ねぇ…あのスーツさ、ケイオンジャーよね…」

陸上部員C「うん、だと思うけど…」

陸上部員D「ケイオンジャーって変態退治したりいい人たちだと思ってたのに…
        部活の邪魔するだなんて…」

陸上部員C「酷いよね…」


陸上部員A「ダメだよ!校庭にそんな落書きしちゃあ!」

?『落書きじゃありません!宇宙へのメッセージです!』

陸上部員A「はぁ?」

?『私はどうしても呼びたいんです!』



155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:28:17.98 ID:uzayNCY0

keionja_kane_aa.png
         偽ケイオンジャー/偽放課後ピンク

               三 浦  茜



156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:29:16.19 ID:uzayNCY0

陸上部員C「ゆ、UFOって…」

陸上部員B「電波なのかな…」

陸上部員D「さぁ…」


陸上部員B「てかあんな子ウチの軽音部に居たっけ?」

陸上部員C「そもそもあんなピンクの髪の子ウチの学校に居たっけ?」

陸上部員D「さぁ…」


茜『と、とにかく邪魔しないで…!』 バッ

陸上部員A「きゃっ」

陸上部員BCD「! 部長!」



157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:30:14.31 ID:uzayNCY0

陸上部員A「いつつ…」

茜『あ、ご、ごめん… だ、だって… 邪魔するから…!』

陸上部員B キッ

茜『ひっ』

陸上部員B「最低だよ!ケイオンジャー!!見損なった!!」

陸上部員C「いつもは変質者を倒したりしてるのかもしれないけど!
       一般の女の子に手を挙げるなんて信じられないっ!!」

陸上部員D「部活の邪魔はするし!ヒーローの風上にも置けないね!!」

茜『あ、あ、あう…』

茜『っ!!』 ダッ

陸上部員B「あ、逃げた…」

陸上部員C「待てっ!!」

茜『し、知りませんっ!』
 

?「おっと待ちなよ、おじょうちゃん」

茜『!! だ、誰!?』



158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:31:13.46 ID:uzayNCY0

律「燃える真っ赤な夕焼け空! 放課後レッド!!!」

澪「爽やかなブルーハワイ!! 放課後ブルー!!!」

梓「ちょっぴりビターなチョコレート! 放課後ブラック!!!

唯「ストロベリーショートケーキ! 放課後ピンク!!!」

紬「甘いハチミツレモネード!放課後イエロー!!!」

唯澪律紬梓「放課後戦隊!!!ケイオンジャー!!!!」 ちゅどーん


茜『…け、ケイオンジャー!!!』

陸上部員D「え!ケイオンジャー!?」

陸上部員C「5人揃ってる…どういうこと…?」


律「って言うか おい、ちょっと待て!!!!!!!」



159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:32:56.56 ID:uzayNCY0

律「何時の間に食べ物に統一したんだよ!!? 私だけ浮いてるじゃん!!!」

澪「皆、前の時よりカッコイイ口上が思いつかなかったから

  もういっそ食べ物で統一したらいいんじゃないかって…」

律「うん、いいんじゃないかっ!?

  確かにその方が私達っぽくっていいと思うよっ!?

  でもなんで私にだけそれが伝わってないんだ!?」

紬「えっと… なんでだろ?」

梓「律先輩には唯先輩が伝えるって言ってませんでした?」

唯「あれ?伝えてなかったっけ?」

律「また犯人お前かよっ…!」


陸上部員A「なんか喧嘩してるけど…」

陸上部員B「だ、大丈夫かな…」



160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:34:00.01 ID:uzayNCY0

唯「ああん、りっちゃんごめんなざいっ!!」 グス グス

律「泣くなよ、ちくしょー もういいよ!

  もう終わったことだし気にしてないからっ!

律「それよりそこの怪人デコビッチ!!」

茜『でこびっ…!?』

律「よくも私達の格好を真似したりして

  ケイオンジャーの名前を貶めるような真似をしてくれたなっ!!

  とっちめてやるから覚悟しろっ!!」

澪「思ったんだけど

  5人がかりで女の子1人とっちめるのも

  正義の味方のやる事じゃないんじゃないか…?」



162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:35:36.48 ID:uzayNCY0

陸上部員B「それにしても偽物のケイオンジャーだったなんて」

陸上部員C「散々悪事働いて人のせいにしようとしてたのね…!」


茜『…うぅ』 チラ

茜(後ろには陸上部の人たち…) 


律「どうした!来ないのか!来ないならこっちから行くぞっ!」

唯「りっちゃん、落ち着きなよー」


茜(前にはケイオンジャー…) チラ

茜(こ、これは八方塞なんじゃ…) 



163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:36:34.80 ID:uzayNCY0

唯「どうしてこんな事したの!?」

茜『!』

唯「私達の振りして、吹奏楽部の人たちの楽器を盗ったり、

  図書室や体育館で騒いだり、食堂でつまみ食いしたりっ!」

梓「唯先輩!ドサクサに紛れて罪を押し付けないでくださいっ!」

唯「えへへ…つい…」

律「つい、じゃないだろ…」

紬「でも本当にどうしてこんな事を…」


茜『ひ…日の当る所にいる人たちにはわかりませんよっ!!』


唯「え?」



164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:39:03.82 ID:uzayNCY0

茜『けいおん!のアニメ2期が決まってVIPが盛り上がっていた頃…

  そんな時…私は作られた…』

茜『ふふっ…あの頃は楽しかったな…』


律「おい、急にメタな話になったぞ」

澪「こう言う話になると突っ込みにくいからとりあえず最後まで静かに聞いてみよう」


茜『まさか本気で釣れたりする訳無いのに

  皆が…多くの人たちが一生懸命私の設定を考えてくれて』

茜『そう、あの頃の私は輝いてた!』

茜『たくさんの人が私の絵を描いてくれた!AAを作ってくれた!

  声を当ててくれた!キャラソン!CM!アニメ!グッズ!!

  そしてたくさんのSSに登場してきた!』

茜『けいおんの人気キャラの隣にいて…まるでスター気分!』

茜『あの時はそう!確かに私は日の光の下に輝いてた!』


茜『でも…そんな人気も束の間…二期が始まってからは状況は一変した…』



165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:39:57.68 ID:uzayNCY0

茜『当初は噂を聞きつけた京アニがトチ狂って

  私を登場させてくれないかなぁ…なんて思ってたけど』

律「いや、それはまずない」

茜『そう、そんな事は無かった…正直ガッカリしたけど…

  でもそんな事より私の立場を追い詰める出来事があった…』


茜『それがモブキャラのクローズアップ…!』


茜『愕然としたっ!だって日に日に私のスレは減っていって…』

茜『今となってはやれ純ちゃんだ、やれ姫子だ、やれ聡だ…』

茜『少し前までは私もVIPSSで活躍する機会があったっ!』

茜『でも今じゃあ!!!まるでめっきりじゃあないですか!!全然スレなんて立つ様子ない!!』

茜『完全に役割もポジションも椅子も!全部モブに食われてるじゃないですかっ!』



茜『私だってもっと活躍したいのにっ!!!!』



166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:41:34.07 ID:uzayNCY0

唯「じゃ、じゃあ私達のフリをしたのは…」

茜『ケイオンジャーは軽音部員なんでしょ!

  だったら私がやったっていいじゃないですかっ!』


律「吹奏楽部からユーフォニアムを盗んだのは…」

茜『私の担当楽器だからですよ!』


澪「体育館や図書室で演奏を始めたのは…」

茜『ケイオンジャーの服を着て演奏すれば皆軽音部員だって思ってくれるでしょ

  そして目立つ場所で演奏すれば、ちゃんと私の存在を証明できる!!』


紬「無視されて暴れだしたのは…」

茜『私の活躍を無視するなんて許せなかったから!!!』


梓「3年教室で暴れていたのは…」

茜『モブごときが調子に乗るなぁああああっ!!!!!』



167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:42:34.08 ID:uzayNCY0

梓「そんな… 勝手すぎます!!」

律「出番が欲しい気持ちはわかる…だからって人に迷惑かけたらダメだろ!」

茜『うるさい!!日の当るところにいる人たちには私の気持ちはわからない!!』


茜『私の名前は三浦 茜!! 担当楽器はユーフォニアム!!!

  ピンクのポニテがトレードマーク! あだ名はデビちゃん!!!

  物静かで引っ込み思案な転校生!』

茜『そして…』


茜『桜高軽音部員の一員なんだからああっ!!!』 ダッ


陸上部員B「こ、こっちに突っ込んできた!?」

陸上部員C「あわわわ」


律「まずい!陸上部の所を無理やり突破する気だぞ!」

澪「ど、どうするんだ!」

梓「!」 ギュイイイイイイイイイイン



168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:43:40.01 ID:uzayNCY0

シュッ

梓「…」 ザッ

茜『!!!』

梓「ここは通しません!」

茜(えっ…ま、回り込まれたっ?!)


紬「あ、さっそく必殺技ね!」

唯「あずにゃんカッコイイ!!!!」


律「えっぐ ひっぐ」

澪「…だから泣くなよ」

律「だっで、あずざの奴…必殺技をあんながっごいい使いがたして…

  どうせわだしは地味なんだぁ…うわぁあん!」 グズグズ

澪「はいはい…」

澪「たっく、律はケイオンジャーのリーダーってだけで十分カッコイイよ…」

律「えっ本当?!」 キラキラ

澪「立ち直るのはやぁっ!」



169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:44:23.52 ID:uzayNCY0

梓「さ、大人しく投降してください」

茜『は、はは…潮時かな』

茜『…』

茜『ううん…本当は最初からわかってたよ…

  本物には勝てるはずないんだって…』

茜『でも少しの間だけでもチヤホヤされたかったから…』

紬「だからケイオンジャーに…」

茜『この頃よく聞いてましたから…ケイオンジャーの活躍は…

  だからケイオンジャーのフリをすれば私も人気者になれると思ったんです…

  憧れのケイオンジャーみたいに…』


律「おい、いつの間にかメタな話から摩り替わってるぞ」

澪「その方がいいだろ、ヤボな突っ込みはするな」



170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:45:21.04 ID:uzayNCY0

梓「ねぇ、最後の校庭の落書きはどう言う意味だったの?」

茜『宇宙人を呼ぼうと思ったんです』

唯「宇宙人?」

紬「どうして?」

茜『だってケイオンジャーは宇宙人を倒してるんですよね?

  だから宇宙人を呼んで、それを私が倒して…人気者に返り咲き…』

澪「えっ?私達が倒してるのは怪人だけど…」

茜『えっ』

澪「…だから宇宙人じゃなくて怪人」

茜『…あ、あれ?』

澪「…」

茜『…』



171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:46:13.35 ID:uzayNCY0

律「て言うか…宇宙人呼んで…それで倒すつもりだったのか…?」

茜『は、はい! そうですよ!?何か!?』

紬「えっと どうやって…?」

茜『えっ そ、そりゃあ… せ、正義の力でですよ!』 フンスッ

澪「…」

律「…」

梓「…」

紬「…」

茜『あ、あれ?』

唯「プスッ」

茜『!!』

唯「ぷくくっ」

唯「あはははははっ!」



172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:47:33.84 ID:uzayNCY0

澪「おい、唯!」

唯「だ、だっで…宇宙人!あはははは!」

紬「うふふ」

澪「! ムギまで!」

律「…ははっ ははははは!」

澪「りつ!?」

律「いやあ、なんかいろいろ考えるのが馬鹿らしくなってきてさ」

茜『!! な、なんで?!』

律「だって本当いい奴なんだろ?」

茜『!』



173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:48:17.46 ID:uzayNCY0

律「結局三浦さんは…私達に…ケイオンジャーに憧れてただけなんだよ

  怪人を倒して、街の平和を守って正義のヒーローとして大活躍な私達に憧れた」

澪「!」

律「だから私達の真似して宇宙人を倒そうと思った、本当は怪人だけどな

  でもさ、そんな奴が悪い奴だと思うか?」

澪「思わない…」

梓「結局今回は何としても活躍したいって気持ちが空回ってただけなんですね」

律「そう言うことだよ」

茜『あう…』 カーッ

唯「それに三浦さんもケイオンジャースーツに着替えれたんでしょ?

  ふふっ、ケイオンジャーになれるのは愛の心を持ってる女の子だけなのです!」

紬「音楽への愛じゃなかったっけ?」

唯「あれ? そだっけ?」

律「まあ少なくとも悪い奴じゃないって事だけは確かだよ」

茜『う…うう』 カーッ



174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:49:33.98 ID:uzayNCY0

律「よし!三浦さん今回の事、私達は許す!!」

茜『…!!!』

茜『……いいんですか……こんなに迷惑かけたのに…』

律「くどい!ケイオンジャーに二言は無い!」

澪「私達に憧れての行動だしな…嬉しい気持ちはあるし
  
  ちゃんと反省してくれればそれでいいよ」

梓「ええ!誤解も解けてますしね」

唯「だから、私達の事は気にしなくてもいいんだよ!」

律「その代わり、迷惑かけた人たちにはちゃんと謝るんだぞ!」

紬「ちゃんと謝ればみんなもきっと許してくれるから!」

茜『…!』

茜『…はい』

茜『皆さん…何から何まですみませんでした!!』



175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:50:09.81 ID:uzayNCY0

……

茜『これはお返しします』 スッ

澪「ああ、確かに もうこんな事するんじゃないぞ?」

茜『はい!』

唯「でも、どうして澪ちゃんのスーツだったのかなぁ」

茜『え、えっと…それ以外入らなかったので…』

律「あぁ…エロいボディしてるもんな…」

澪「お前は親父かっ!!」 ガツンッ

律「いてっ」

茜『ははっ』



176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:50:43.38 ID:uzayNCY0

茜『私…1から出直します!

  ちょっとずつ小さな善行から初めて…

  いつか皆さんの横に立っても恥かしくない人気者になってみせます!』

唯「うんうん!その意気だよ!」

澪「ああ、応援してる」

梓「頑張って!」

紬「でも困ったことがあったら呼んでね!」

律「ケイオンジャーは何時だって正義の味方だからな!」

茜『はい!』

茜『みなさん!ありがとうございましたっ!!!』


こうして今日も街の平和は守られたのです



177 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:51:41.90 ID:uzayNCY0

それから一週間後

公園!

茜『よーし!ちょっとした事から少しずつ頑張るぞっ!』

茜『草の根運動だね!!』

茜『…草の根運動』

茜『よし!まずは公園の草むしりから!!』


ブチッ

    ブチッ

         ブチッ

茜『…』 モクモク

茜『…』

茜『意外と楽しいかも…』



178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:52:22.11 ID:uzayNCY0

部室!

澪「…」

澪「三浦さん…今頃どうしてるんだろうな」

律「え?」

澪「いや、元気にやってるのかなって思ってさ」

律「…」

律「だれ?」

澪「えっ!!!!」

律「なぁ、唯…三浦さんって誰だっけ?」

唯「…んー……さぁ?」

澪「!!! お、お前ら わ、忘れたのかっ!?!」



179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:53:11.76 ID:uzayNCY0

律「いや、何かそんな名前の人もいたような記憶もあるんだよ…」

唯「ねー」

澪「たった一週間前の話だぞ?!!」

唯「うーん、ムギちゃんは覚えてる?」

紬「えとー…誰だっけ?」

澪「ム、ムギまでっ!?!」

紬「ご、ごめんね!澪ちゃん今思い出すから!」

梓「えーっと…」

澪「あ、梓…」

梓「ちょっと待ってください!あ、なんか思い出せそうです!!
  今 記憶がこの辺りまで来てますからっ…!」

澪「な、なぁっ!!?!」



180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:54:10.68 ID:uzayNCY0

唯「あずにゃん!頑張って!」

梓「し、静かにしてくださいっ!」

唯「わ、わかったよ!あずにゃん!静かにしてるよ!」


梓「それは報告しなくていいです!

  って…あ、あぁあ……唯先輩が声かけるから記憶が引っ込んじゃいました…」

唯「ご、ごめんね…あずにゃん」

澪「な、なんて事だ…」

紬「ところで澪ちゃん、その人がどうしたの?」

澪「いや…なんでも無いんだ」


澪(こうやってキャラクターは忘れられていくのか…恐ろしいな

   …もし…けいおんが終わったとき… その時は私達の番かもしれない……) ゴクリ


                       第四話『敵か味方か!?偽ケイオンジャー登場の巻き!!』 完



181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:56:27.90 ID:uzayNCY0

keionja_akane2_aa.png

怪人ファイルその4

名称:三浦 茜 (CV:矢口真理)

種族:偽ケイオンジャー/偽放課後ピンク

パワー:3063(み う ら さん)

必殺技:エアフィッシャー(さり気無く集団の中に紛れ込む、そして何気なく忘れ去られる)

データ:「軽音楽部に突如現れた転校生。お嬢様として育ってきた紬とは
    正反対の超貧乏育ち。普段は物静かだが、生真面目な梓とは少し
    波長が合わない場面も。楽器は父親譲りのユーフォニアム。しかし腕前は初心者級。」
    と言うのは釣りスレから派生したプロジェクトwikiから抜粋した設定で、もちろん非公式なのである。
    一時期はVIPでも流行っており、SSスレに登場することもあったが二期が始まったあたりから
    しだいに収束し、何時の間にか忘れ去られていた…
    と思っていたが、今も水面下で活動が続いていたらしく、これには流石の俺もちょっとビビった。
    今回は怪人として、そして偽ケイオンジャーとして登場して頂いたが果たして…
    あと、これはパクリとかじゃなくて、インスパイアされただけなんだから勘違いしないでよね

ストーリー:部室からケイオンジャースーツを盗みだし、ケイオンジャーに成りすましていた怪人
      動機はケイオンジャーに憧れ、ケイオンジャーのように正義の味方として目立ちたかったから
      集団の中に紛れ込み、いつの間にかいなくなる必殺技エアフィッシャーによって
      唯達を翻弄するが、必殺技を得たケイオンジャーに追い詰められ、
      最後にはケイオンジャーの言葉に心を打たれ改心。
      元々持っていた正義の味方に憧れる心を取り戻した。その後「1から出直す」とだけ言い残し、
      消息不明となる。キャラクターとはいつしか忘れ去られる運命にあるのかもしれない…
      
      
      
      参考文献:三浦茜まとめ@wiki
      http://www31.atwiki.jp/debichan/




182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 21:57:40.57 ID:uzayNCY0

keionja_title_aa.png



183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 22:02:31.46 ID:uzayNCY0

4話終了

5話以降はまた来週だよっ、ハハ
面白いって言ってくれた人には本当すまんね




184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 22:03:25.18 ID:jCjyM5Io

ツボだわ
おとなしく全話を書き溜めてVIPに1,2日かけて投下すればカルーアでも語り草になれただろうに



185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 22:05:51.05 ID:jJdT7bo0

面白いんだけど9話分も怪人のネタがあるのか心配だ



186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 22:09:22.06 ID:Zf.6jmko

今回も乙

確かに勢いはなくなったとはいえ
パー速でデビちゃんを愛でる者が頑張ってるな

次も期待してる





187 名前: ◆m/SzpwXB2Y:2010/08/07(土) 22:50:41.90 ID:uzayNCY0

なんだか向こうが怖い流れだから
飛び火する前にトリだけつけておくか
自意識過剰なのかもしれないが

VIPは無理、長期規制中だから
怪人のネタはあるし最後まで話の流れも考えてるけど遅筆がな
次は速く書けるようにしたい

それじゃあまた次まで大人しくしてるよ




188 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/07(土) 23:13:04.05 ID:7p22xmk0

デビちゃんのスレから来ました
>>155から読んだけど、これは面白い!
是非とも向こうでやって欲しかったです;



189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/09(月) 08:29:27.21 ID:5Sf6pkAO

これを読むときは
必ずうろたんじゃーを聴きながら読んでる




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