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澪「その未来は今」#後編 【SF】


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澪「その未来は今」#前編




136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:38:24.35 ID:fKec/+yAP

【音楽室】

バンッ

翌日の放課後、私は音楽室の扉を開けた。
迷いはもうなかった。
どれくらい振りだろう、この部屋に足を踏み入れたのは。
そこには唯、律、ムギが座っていた。

律「澪…?」

唯「え…」

紬「澪ちゃん?!」

3人は目を丸くして驚いている。
私は間髪を入れずに深く頭を下げた。

澪「お願いしますっ!!!」

澪「私を、もう一度、放課後ティータイムに入れてくださいっ…!」





137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:43:03.33 ID:fKec/+yAP

全身全霊を込めて懇願した。
私には、これしかないんだ。ここしかないんだ。
もう一度、みんなで演奏したい。
このまま何もせずにいるだなんて、嫌だ。

澪「………」

しばらくの沈黙が続いたあと、律が口を開いた。

律「…あのな」

律「まずみんなに謝んなさい。そんで、ちゃんと話をしなさい」

律「それから、私たちはお前が放課後ティータイムを抜けただなんて思ってないからな」

澪「…はい」

3人からしたら、なぜ急に手のひらを返したかのように音楽室に戻ってきたのか不思議でしょうがないはずだ。
だけど律も唯もムギも耳を傾けてくれている。あとは、私次第…。
私は、自分の身に何が起こったのかを一切の偽りなく話した。



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:51:58.19 ID:fKec/+yAP

律「………」

唯「………」

紬「………」

3人ともきょとんとしていた。
それもそうだろう。いきなり5ヶ月前からやってきたなんて話、誰が信じるだろうか。
追い返されても仕方がない。笑われても、怒られてもしょうがない、そう思っていた。
もっとも、こっちも引き下がるつもりもないのだが。

律「…ムギ!お茶!」

紬「はいはい♪」

澪「?」

沈黙を破ったのは、律だった。
その一言で、ムギはお茶の準備を始めた。

律「何してんだよ、早く座れって」

澪「え…?」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:56:41.25 ID:fKec/+yAP

何かの冗談なのか?
何事も無かったかのような反応で、逆に不安になった。

律「ったく、遅いんだよ言うのが!このアホ澪」

紬「あの時そんなことを聞いたのは、そういうことだったのね」

澪「…ごめんなさい。本当に」

律「だぁぁもう!しんみりすんなって!」

澪「だ、だってぇ…」

泣きそうになった。
久々に触れた温もり。いつもの音楽室。
何で私は、こんなあったかい場所を手放したのだろうか。

唯「…澪ちゃんっ!!」

突然唯が抱きついてきた。
唯は私の胸の中で泣いていた。

唯「わだじ、寂しかったんだよ…?澪ちゃんもいないじ、あずにゃんもいなぐなっぢゃって…えぐっ」

唯「せっかぐ…みんなでここまでやっできだのに…うぐっ、うわあああああん」

澪「…ごめんな」

聞くと私と梓がいなくなってから毎日のように涙を流していたようだった。
私にとっても、唯にとっても、ここは大切な居場所なのだ。



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:05:48.28 ID:fKec/+yAP

しばらくすると、ムギがお茶を淹れてくれた。
仮にも一度軽音部を去ったというのに、私のティーカップは未だに置いてあったようだ。

唯「4人でお茶するの、久しぶりだね」

紬「1年生の時を思い出すわ」

澪「…あぁ」

ぽっかりと空いた隣の席を見つめる。
でも、4人じゃダメなんだ。
放課後ティータイムは、5人揃ってこそなんだ。

律「文化祭に出るのはいいとして、梓はどうするんだ?」

律「お前は知らないかもしれないけど、梓は―――」

澪「…わかってる。梓は、私が必ず連れ戻す」

澪「絶対5人で文化祭に出よう」



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:10:37.87 ID:fKec/+yAP

そして4人で生徒会室に向かった。
和に文化祭に参加する旨を伝えるためだ。

和「あら、みんなしてめずらしいわね。どうしたの?」

律「実はさ…。文化祭、やっぱ出ようってことになって」

和「………」

和「…なるほどね」

和と目が合った。
私がいる理由を察したのか、小さくニコッと笑った。

和「大丈夫よ、軽音部の分の時間はとってあるわ」

律「マジ?!よかったぁ~」

唯「ありがとう和ちゃん!」

紬「こっ、これ!つまらないものですが、いただいてくださいっ!」

和「別にいいのよ、頑張ってね」



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:15:59.04 ID:fKec/+yAP

生徒会室を後にし、久しぶりに4人で帰った。
別れ際に律が「明日から練習だかんな!」って言ったのには驚いた。
もしかしたら、一番文化祭に出たかったのは律だったのかも知れない。

家に帰った私は、和に電話をかけた。
お礼が言いたかったのと、聞きたかったことがあったからだ。

prrrr prrrr

ガチャ

和『もしもし』

澪「和か?」

和『どうしたの?』

澪「あの、その…。さっきはありがとう」

和『あぁ、いいのよ。澪がそれを選んだんでしょ?』

和『澪は軽音部にいるときが一番楽しそうよ』

本当にすべてお見通しだった。

澪「それでさ、その…聞きたいことがあるんだけど」

和『なに?』

澪「その、軽音部の時間って本当にとってあったのか…?」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:21:45.43 ID:fKec/+yAP

和『………』

数秒の間が空いて、和は言葉を発した。

和『実を言うとね、当日のタイムテーブルに軽音部は入ってないのよ。もう期限は過ぎてるからね』

澪「えっ、それじゃあ…」

和『まぁ2、30分ぐらいはどうにでも出来るから平気よ』

澪「…!」

澪「ありがとう。頑張るから」

和『応援してるわ』

ピッ

こっちに来てからというもの、本当にお世話になりっぱなしだった。
まったくもって頭が上がらなかった。
なんとなく、唯が頼りたくなるのもわかる気がした。



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:25:51.74 ID:fKec/+yAP

brrrr brrrr

和との電話が終わったのを狙ったかのように、電話がかかってきた。

ピッ

澪「もしもし」

憂『澪さん!文化祭に出るって本当ですか?!』

憂ちゃんだった。
興奮しているのか、らしからぬ大きな声を上げていた。

澪「唯から聞いたのか?」

憂『はいっ!お姉ちゃんがうれしそうに言ってました』

澪「うん、このまま待ってるなんて嫌だから」

憂『よかった、よかったぁ…』

なぜだか憂ちゃんが泣きそうになっていた。
久しぶりの元気な唯を見て安心しているのだろう。



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:31:31.67 ID:fKec/+yAP

澪「梓も、何とかして連れ戻すよ」

憂『私も協力します』

澪「いや、これは私が一人でやらなきゃ意味がないんだ」

澪「だから大丈夫」

憂『そうですか…。私、応援してます。頑張ってくださいね!』

澪「うん、ありがとう」

ピッ

澪「…ふぅ」

どっと疲れた。
けど、一歩は踏み出せた。
これからだ。
今日はこっちに来てから初めて寝付きがよかった気がした。



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:36:03.93 ID:fKec/+yAP

週末。
私は一人楽器屋に向かった。
ホコリまみれだったベースのメンテナンスをするためだ。
ついでに弦も変えてしまおうと、メンテナンスをしている間店内をぷらぷらしていた。

澪「あっ、このバンド。新譜出したのか!」

5ヶ月も経っていれば随分と変化があるものだ。
弦を見るつもりが新譜コーナーに居座ってしまっていた。

澪「…はっ!」

我に帰り弦のコーナーに向かおうと立ち上がると、
後ろを通ろうとしていた人にぶつかってしまった。

どんっ

「あっ」

澪「す、すいません。大丈夫ですか―――って梓?!」

梓「えっ…澪先輩?」



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:41:14.20 ID:fKec/+yAP

梓だった。
私服だったから、一瞬気がつかなかった。

梓「…どうしたんですか、こんなところで」

澪「ベースのメンテナンスに来たんだ。梓は?」

梓「私は、CDを探しに…」

澪「そっか」

梓「………」

澪「………」

会話が続かなかった。
重苦しい空気が流れる。

梓「それじゃあ、私。あっちに用があるんで」

澪「…待ってくれ」

私は梓を呼び止めた。
今しかないと思った。すべてを知りたかった。
たまたま会った偶然、私はこの偶然に賭けた。

澪「私…さ。梓に何をしたのかな?」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:46:52.18 ID:fKec/+yAP

梓「…は?」

澪「いや、だからその…どうして梓と別れたのかなって」

梓「なんですか…それ…」

梓は震えていた。

梓「ふざけないでください!あれだけのことをして…」

梓「あんなに説得したのに!みんなも大丈夫だって言ってたのに!!」

梓「結局私なんて、先輩からしたらどうでもいいんでしょ?!軽音部も、その程度のものだったんでしょ?!!」

澪「…それって、いつ?夏の前?」

梓「先輩…さっきから何を言ってるんですか…?」

声を荒らげていた。
ずっと溜めていたものが爆発した、そんな感じだった。
こんな梓は初めてだった。
しかし私はあくまで冷静に、話を続けた。

澪「私がさ」

梓「?」

澪「5ヶ月前から来たって言ったら、信じる?」



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:51:47.69 ID:fKec/+yAP

梓「5ヶ月前…?」

私は事の顛末を話した。
話している間、梓はうんともすんとも言わなかった。ただ黙って私の話を聞いていた。
一通り話し終えると、梓は口を開いた。

梓「…じゃあ」

梓「じゃあ、今私の目の前にいる先輩は、あの時の先輩なんですか」

澪「うん」

梓「私の大好きだった、あの澪先輩ってことなんですか?」

澪「…うん」

梓「………」

しばしの沈黙が流れる。
梓は複雑そうな顔をしていた。
納得がいかないのだろう。けど別にそれでよかった。

澪「…まぁ、そう簡単に信じてもらえるわけ―――」

梓「信じますよ」

澪「えっ?」



157 名前:さるくらった:2011/02/09(水) 02:07:13.59 ID:fKec/+yAP

しかし、梓の反応は意外なものだった。

梓「私、わかっちゃうんですよね。先輩がウソついてるかどうか」

梓「その目は、ウソをついてる目じゃないから」

たぶん梓が納得いかなかったのは、私が5ヶ月前から来たとかいうことではない。
こんな突拍子も無い話なのに、それがウソじゃないとわかってしまう自分に納得がいかないのだ。

澪「梓。私たちと文化祭に出よう」

澪「唯たちとも仲直りしたんだ。あとは、梓が戻ってきてくれれば全員揃うんだ」

澪「もう一回、放課後ティータイムで演奏しよう」

悔いを残したくない、ただそれだけ。
今さらこんなことしたって無駄だってこともわかってる。
でもこの未来と決別する前に、もう一度みんなで演奏がしたかった。
放課後ティータイムを取り戻したかった。







梓「………」

梓「…嫌です」



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:12:05.80 ID:fKec/+yAP

澪「えっ…?」

梓は、私の誘いを断った。

梓「…今の先輩には関係のないことでしょうけど」

梓「私は、先輩が憎いです」

梓「もしここで軽音部に戻ったら、私…ただの間抜けじゃないですか」

梓「あんなにひどいことされて、たくさん泣いて…、想いも届かなくて」

梓「なのにそれを全部無かったことにするなんて、そんなの…悔しくて私には出来ません」

梓「だから、嫌です」

澪「梓…」

「秋山さーん。メンテナンス終わりましたよー!」

梓「…失礼します」

澪「………」



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:16:06.56 ID:fKec/+yAP

【梓の家】

梓「ただいまー」

部屋に入り、そのまま私はベッドに横たわった。
今日、楽器屋で澪先輩に会った。
でもその澪先輩は、5ヶ月前から来た澪先輩で、これまでのことなんか全然知らなくて…。

―――これ、返すよ。今の私には持てない―――

―――もう私は、梓の隣にいる資格なんてないから―――

―――さよなら、梓―――

嫌な記憶が甦る。
どれだけ泣いたかわからない。
どれだけ眠れぬ日が続いたかわからない。

だけど今日会った先輩は、あの時のままの先輩で。
幸せだった日々がどんどん頭の中を駆け巡っていた。

誘いを断ったとき、心からそう思ったのかと聞かれればウソになる。
本当は澪先輩と。いや、5人でまたやりたかったのかも知れない。
でも、心のどこかでそれを許せない自分がいた。

梓「先輩の…ばか」

よくわからないもやもやを抱えながら、私は買ったCDを聞いていた。

梓「…ハズレだな、これ」



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:20:53.97 ID:fKec/+yAP

【澪の家】

澪「はぁ…」

梓はイヤと言った。
よくよく考えて見れば、そんな都合よく行くわけもない。

もう一回誘ったところで同じだろう。
唯たちが誘ったところできっと結果は同じだ。
じゃあ、今の私には何が出来る…?

澪「…そうだ」

しばらくベッドに寝そべり考えていると、あることをひらめいた。
私はベッドから起き上がり、椅子に座った。
手にしたのはペンと紙ペラ一枚。
その日は、朝まで机に向かっていた。



163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:25:26.23 ID:fKec/+yAP

【音楽室】

澪「ふぁ…」

放課後。劇の練習を終え、眠い目をこすりながら音楽室に向かった。

律「おそいぞロミオー」

澪「うるさいっ」

ムギのお茶を飲み一息ついた後、週末あったことを話した。

唯「…そっか」

律「まぁ、そう都合よくいくわけもないか」

紬「どうするの?澪ちゃん」

澪「たぶん、何度言ったって同じだと思う」

澪「だからせめて、梓に最高の演奏を聞かせてやりたい」

澪「梓を連れ戻すのは、その後でもいいと思うんだ」

文化祭が終わったら私はこの世界とさよならだ。
それなのに、その後でもいいだなんて自分勝手なことを言った。
わかってる。キレイごとだってことも、身勝手だってことも。

それでも、この3人は大きく頷いてくれた。
唯も、律も、ムギも、誰一人不満を漏らさなかった。



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:31:29.49 ID:fKec/+yAP

澪「…私さ、歌詞を書いてきたんだ」

律がげっ、という顔をした。

澪「そ、そんな顔しなくてもいいだろ!」

律「だ、誰かー!毛布を、鳥肌に備えて毛布の準備をー!」

澪「ぬぬ…」

小馬鹿にされた感じが悔しかった。
せっかく徹夜して書いたというのに。
唯とムギは我関せずといった様子だ。
この世界でもこれに関しては薄情なのか!

澪「いいから見なさい!」

律「はいはい…」

しぶしぶ律は紙ペラを受け取る。
唯とムギも、覗き込むように目を通した。



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:34:39.45 ID:fKec/+yAP

律「………」

しばらくして律が口を開く

律「…これ本当にお前が書いたの?」

澪「そ、そうだけど…」

律「ふわふわ時間の歌詞を書いた人とは思えないんだけど」

唯「澪ちゃんっぽくな~い」

澪「ど、どういう意味だよっ!」

紬「いいじゃない、素敵よこの歌詞」

律「最初からこんな感じの歌詞を書けていたら…」

そんなに今までの私の歌詞はひどかったのか…。
少し落胆しながらも、その歌詞で曲を作り、練習を始めた。
みんなでこうして演奏するのは久しぶりだったし、何より楽しかった。



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:42:14.70 ID:fKec/+yAP

【文化祭】

律「似合ってるぞー」

澪「う、うるさい//」

さわ子先生が衣装を見にまとい、寸劇の発表に向かった。
劇は大成功に終わった。死に物狂いで練習した結果だ。

いちご「おつかれ、澪。よかったよ」

澪「ありがとう。いちごもすごくよかった」

律「お、なんだなんだ?本当にロミオとジュリエットみたいな関係になっちゃったのかー?」

紬「あらあら」

いちご「ば、バカ言わないで…!」

本当に感謝しているよ、ありがとう。



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:46:00.04 ID:fKec/+yAP

そしてやってきた軽音部のステージ。

律「いよいよだな」

唯「ひ、人がいっぱいだよ…!」

紬「大丈夫よ、笑顔笑顔♪」

澪「よしっ、いこう!」

梓、見てくれているかな?

「次は軽音部による演奏です」

ステージにライトが照らされる。
私たち4人は顔を合わせ、うんと頷いた。

律「ワン、ツー、ワンツー」

そして律のカウントと共に演奏が始まった。



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 02:51:10.82 ID:fKec/+yAP

【教室】

憂「梓ちゃん、見に行かないの?」

梓「………」

憂「梓ちゃん?」

梓「ごめん、私いいや。憂一人で行ってきなよ。唯先輩出るんでしょ?」

もう演奏が始まる時間だった。
私は憂の誘いに素直に乗れなかった。

憂「…ダメだよ。行こう?」

梓「でも…」


憂「見ないと、きっと後悔するよ」


梓「……!」

憂「ほら、いこっ?」ぐいっ

梓「ちょ、ちょっと引っ張らないでよっ」

私の腕をつかみ憂は走り出した。
気のせいかな?さっきの憂の言葉に、何か大きなものを感じた。



172 名前:またさるった。くそ。:2011/02/09(水) 03:00:51.68 ID:fKec/+yAP

体育館に近づくにつれて、音が聞こえてくる。
私も、軽音部にいたら今頃あのステージで演奏していたのかな…。

梓「………!」ぶんぶん

私は首を横に振った。
ちがう!ちがう!未練なんかないはずだ。
澪先輩のことなんて大嫌いだ。
軽音部だって、もう私には関係のないことだ。

ガラララ

梓「………」

憂「わぁ…!」

体育館に入るとものすごい熱気が身体を包んだ。
ステージは大いに盛り上がっているようだった。
先輩たちのクラスメイトはもちろん、他の学年やお客さんも、ノっていた。

憂「梓ちゃん!早く早く!」

梓「あっ、憂…」

憂はそのまステージに向かっていった。
おいで。と手招きしてくれたが、私は行かなかった。
私は体育館の隅で一人、演奏を聞いていた。



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:03:31.15 ID:fKec/+yAP

梓「………」

ひどい演奏。
ドラムは相変わらず走ってるし、唯先輩は歌詞間違えてるし…。
澪先輩もムギ先輩も、どことなく動きが固い。
ていうか、演奏なんて久しぶりじゃないの?ちゃんと練習した?
先輩たちのことだから、またお茶ばっかり飲んでたんじゃないの?

澪「―――♪」

でも…。
あの顔は、紛れもなくあの時の澪先輩。
かっこよくて、やさしくて、大好きなだった先輩の顔だ。
唯先輩も、律先輩も、ムギ先輩も、みんな楽しそうに演奏していた。
私も、一緒にあんな顔していたのかな…?

梓「…ていうか」

梓「何、思いだしてるんだ。私…」

後悔なんてしてないはずなのに。
澪先輩も、軽音部も、だいっきらいなはずなのに。
でも、なんでだろう…。涙が止まらなかった。



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:08:43.57 ID:fKec/+yAP

唯「次が最後の曲でーす」

「えぇーっ!!!」

唯「おぉっ、みんなありがとーっ!」

唯「それじゃあ最後の曲を前に作詞者の澪ちゃんから一言どうぞ!」

澪「え、えぇっ?!…私?!」

澪「………」

唯からの突然のパスに戸惑った。
律やムギだけじゃない、体育館の全員の視線が私に向けられている。
恥ずかしさで顔から火が出そうだ。

澪「えっと、その…」

澪「た、大切な人のために、書きました」

澪「き…きき、聞いてくださいっ!」

自分でも何を言ってるのかわからなかった。
早くこの視線を回避したくて私は律に合図を出した。

かなり私は焦っていたのだろうか。
律はやれやれと言った顔をしながら、カウントを出した。



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:12:51.90 ID:fKec/+yAP

――――――
――――
―――
――


澪「………」

放課後、私たち4人は音楽室で放心状態だった。

律「…楽しかったな」

唯「うん…」

紬「…あっという間だったね」

ステージは大成功だった。
終わったあとの拍手とみんなの歓声が、今でも耳に残っている。

唯「あずにゃん、戻ってきてくれるかなぁ」

律「大丈夫っしょ、私らかなり頑張ったぜ?」

紬「またケーキの数増やさないとね」

澪「…みんな」

澪「みんな…。ごめんなさい…」

涙が出た。理由はわからない。止まらなかった。



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:17:05.76 ID:fKec/+yAP

律「なーに泣いてんだよ」

紬「そうよ澪ちゃん、最高の演奏だったじゃない」

唯「うん!楽しかったよ♪」

澪「……ありがとう」

3人に励まされながら、私はずっと泣いていた。
軽音部でよかった。心からそう思った。

・・・・・・

唯「またねー!」

紬「ばいばい♪」

夕方、私たち4人はいつもの場所で別れた。
打ち上げは梓が戻ってきてからにしよう、そう決まった。
みんなには申し訳ないけど、それには参加出来そうにはないかな。
たぶん、この世界での唯とムギとはこれでさよならだ。
ありがとう。心の中でそう言って別れた。



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:20:52.37 ID:fKec/+yAP

唯とムギと別れ、律と2人きりで歩いていた。

律「なぁ、澪」

澪「ん?」

律「お前、もう元の世界に帰んのか?」

澪「えっ?!な、なんで…?」

律「んー?なんとなく」

3人にはいつ私が元の(になるかわからないが)世界に帰るかを伝えなかった。
余計な気を遣われるのは嫌だし、情で軽音部に再び受け入れてほしくなかったからだ。

澪「…うん。今日の夜」

律「やっぱな」

こんな世界でも、律は変わっていなかった。
妙に勘がよくて、隠し事が通用しない。
どこにいても、お前は相変わらずなんだな。



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:23:29.64 ID:fKec/+yAP

律「んまっ、元気でやってくれ」

律「あ、そうだ!」

澪「?」

律「もし帰れなかったとしても、とりあえず私たちには声をかけなさいよ」

律「私たちはどこの世界でもお前の味方だから」

澪「…うん」

律「そんじゃな。無事に帰れるといいな。そん時はまたよろしく!」

澪「…あぁ!」

そう言って律はそそくさと帰っていった。
最後の最後まで、私を支えてくれた。



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:28:46.44 ID:fKec/+yAP

brrrr brrrr

澪「…ん?」

律とも別れ一人帰り道を歩いていると、携帯が鳴った。

一通のメール。
差出人は、梓だった。

―――――――――――――――――――――
From 梓
Subject こんばんは
先輩。お時間ありますか?
少し…お話がしたいです。
―――――――――――――――――――――

まさか梓から連絡が来るとは思ってなかった。
何だろう。私は期待と不安を抱えつつ返信した。

―――――――――――――――――――――
To 梓
Subject Re:
大丈夫だよ。
いつもの交差点でいいかな?
―――――――――――――――――――――



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:33:17.19 ID:fKec/+yAP

澪「………」

ここに来るのも久しぶりだ。
梓にだけ通じる「いつもの場所」。
日はもう落ちている。月食の見える時間まで、あと少し。

5分ほど経った頃だろうか。
向こうから見覚えのある影が近づいてきた。

澪「梓…」

梓「…こんばんは」

梓だった。
家から来たのだろうか、私服だった。

澪「演奏、見てくれたかな?」

梓「…はい」

どこにいたのかはわからなかったけど、見ていてくれたらしい。
それがわかっただけで十分だった。



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:38:37.35 ID:fKec/+yAP

梓「先輩」

澪「?」

梓は手から何かを取り出した。
見覚えのあるものだった。
そう、梓が4月14日にくれたネックレスだった。
どんなに部屋の中を探しても見つからないと思っていたら、梓が持っていたのか。

梓「これ、先輩が捨てたんです。私の目の前で」

梓「それだけじゃない。散々ひどいことされたし、傷つくこともたくさん言われた」

梓「もう絶対許さないって思った、一生恨んでやるって思った」

梓「でも、これ…。なぜか捨てられなくて。バカみたいにずっと持ってて」

梓「だけど先輩は、そんなの関係ないんですよね」

梓「何もなかったかのように、何も知らなかったかのように、自分は正しい世界に帰るんですね」

梓の言う通りだった。
私の身勝手で、この間違った世界にさよならを告げるのだから。



186 名前:がああ、さるった:2011/02/09(水) 04:00:26.44 ID:fKec/+yAP

澪「…関係なくなんか、ないよ」

澪「梓のことはずっと好きだし。今も大切に想ってる」

澪「だから―――」

バチィ…ン

覚えのある痛みが走る。
頬を叩かれたのは、これで2回目だった。

梓は、泣いていた。

梓「ずるいですよ、先輩」

梓「不器用なくせに…。メルヘンな甘い歌詞しか書けないくせに…」



梓「あの曲…、さよならの曲でしょ?」



そう。私が書いた詞は、さよならの詞だった。

間違った未来に、さよなら。
何もかも失っていた私に、さよなら。
隣にいない梓に、さよなら。

そう意味を込めて書いた詞だった。



187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:03:53.04 ID:fKec/+yAP

梓「ずるいよ…。自分だけいい格好して、いなくなろうとしてさ」

梓「人の気も知らないで。…バカ……最低」

澪「…ごめん」

梓「もう先輩の顔なんて見たくない。そのネックレス持ってとっとといなくなってください」

梓「戻った世界で私のこと泣かせたら、許しませんから…」

梓はそう言うと私に背を向け歩きだした。
5ヶ月前のあの時と同じように。
いや、あの時とはちがう。
だって今の君は泣いているから。

私は大声で叫んだ。

澪「――梓!」

澪「聞いてくれて、ありがとう!」

梓「……ふざけんな、バカ…」

梓は振り返りもせずそれだけを言い放ち、夜の街に溶けていった。



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:09:23.60 ID:fKec/+yAP

・・・・・・

雑木林の前には私と憂ちゃん、そして和の3人がいた。
私は冬服のブレザーを羽織り、こっちに来たときの格好をしていた。

澪「…戻れるかなぁ」

憂「きっと大丈夫ですよ」

和「まぁ、ダメだったらまた私たちのところに来ればいいわ」

澪「…それもそうだな」

気持ちは穏やかだった。
頬が少し痛むけど、心は晴れやかだった。

和「あ、そうだ」

和「もし戻れたら、律に言っておいてほしいことがあるんだけど」

澪「?」

和「体育館の使用申請書。さっさと出せって」

和「新歓の時ギリギリだったんだから…」

澪「…ふふ、わかった。伝えておくよ」

和は最後の最後まで気を配ってくれた。
戻ったら、またお礼を言わなきゃな。何のことだって思うだろうけど。



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:12:24.54 ID:fKec/+yAP

憂「あ、澪さんそれ…」

澪「あぁ、これか。さっき梓に返されたんだ」

憂「似合ってますよ♪」

澪「ありがとう」

きっと私の見えないところで梓を支えていてくれていたのだろう。
憂ちゃんは何も言わなかったけど、私は知っているよ。

澪「あの…さ」

澪「梓のこと、また泣かしちゃったんだ」

澪「だから、その…励ましてくれるかな?」

憂「はい、もちろんです!」

憂「梓ちゃん。軽音部の演奏聞いて泣いてたんですよ」

澪「…そっか」

うれしかった。ただ純粋に。
想いが伝わったのかはわからないけど、きっと届いたはずだ。



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:15:56.70 ID:fKec/+yAP

澪「それじゃあ」

和「うん、またね」

憂「気をつけて」

澪「本当にありがとう」

2人に別れとお礼を告げ、私は雑木林に入っていった。

一箇所だけ光が特に集まる場所。
その場所に足を踏み入れる。

澪「………」

空を見上げた。
きれいな月だ。あの時見たのと同じ。

地面が揺れる。頭が絞めつけられる。
あっ、この感覚は…。


―――――梓…。


――――――
――――
―――
――




194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:19:09.00 ID:fKec/+yAP

――……輩。

――――…先輩!

―――――――……澪先輩!

澪「へっ?」

梓「んもぉーっ、話聞いてなかったでしょ!?」

澪「…?」

梓「新歓ライブ!絶対成功させようねって!」

澪「え、あ…」

梓「あっ、もう交差点だね」

梓「ねぇ。私先輩に渡したいものがあるんだ」



196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:22:52.51 ID:fKec/+yAP

夢…?
でもこの場面、覚えがある。
…そうだ。このあと、梓はカバンからプレゼントを出して―――。

梓「はいっ。2ヶ月おめでとう」

梓「2ヶ月って中途半端なんだけどさ、進級祝いも兼ねてってことで」

梓「かわいいでしょ?先輩に似合うかなと思ってサプライズで、って…えっ?」

梓「嘘…?ごめん、先輩同じの持ってたんだ…」

自分の首に手をかける。
梓が持っているものと同じネックレスが、私の首にかかっていた。
そっか…。これは、夢じゃないんだな。

元の世界に、戻ってこれたんだな。

落ち込んだ顔をした梓の顔が目に映る。
そうだ。これは、私の知ってる梓だ。
私の恋人。私の大好きな、梓だった。

澪「―――梓っ!!!」ぎゅっ



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:26:06.70 ID:fKec/+yAP

私は梓を思い切り抱きしめた。
人の目なんか気にならなかった。
やっと会えた。ずっとこうしたかった。

梓「えっ、ちょっ…。み、澪先輩///」

澪「梓、あずさぁっ…」

私は何度も梓の名前を呼んだ。
離したくなかった。
このあたたかさを、いつまでも感じていたかった。

梓「…澪先輩?」

澪「………」

梓「………」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:29:23.70 ID:fKec/+yAP

いきなりの出来事に体を強張らせていた梓だったが、
しばらくすると緊張も解けたようで、そっと私を抱き返した。

梓「私、先輩のこと好きだよ?」

澪「…うんっ」

梓「ずっとずっと、大切だよ?」

澪「うんっ、うんっ」

梓「どこにも行かないでね。ずっと一緒だからね」

澪「あぁ、約束する。ずっと一緒だ」

梓「ねぇ、先輩」






梓「……キスして」



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:32:19.62 ID:fKec/+yAP

――――――
――――
―――
――


それからのことを少し話そうと思う。

律をけしかけ体育館の使用申請書を出させたあと、5人で新歓に向けてめいっぱい練習した。
その結果が実ったのか、新歓ライブは大成功に終わった。大きなトラブルもなかった。

…結局部員は来なかったけど。

でも周りが言うには、他の人が入れないぐらい5人の仲が良さそうだから入りづらかったんじゃないかって。
だから別に後悔とかはなかった。梓も、5人のままがいいって言ってくれた。

それからは、毎日があっという間だった。
修学旅行も行った。合宿もやった。野外フェスにも行った。
空白だった5ヶ月を凄い早さで過ごしていた。

軽音部のみんなと。そして、梓と。
片時も離れることはなかった。





そして、今日は9月27日。
文化祭だ。



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:58:14.27 ID:fKec/+yAP

律「いよいよだな」

唯「ひ、人がいっぱいだよ…!」

紬「大丈夫よ、笑顔笑顔♪」

聞いた覚えのある言葉。

梓「頑張りましょう!」

そこに加わるもう一つの声。

澪「よしっ、行こう」

「次は軽音部による演奏です」

ステージにライトが照らされる。
“5人”は顔を合わせ、うんと頷く。

あの時経験した未来。
何もかもが違った未来。


その未来は今、軽音部と。


そして、梓と共にあった。


おわり



206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 04:59:11.60 ID:fKec/+yAP

くそがあぁぁあぁぁぁぁあぁ!!!
最後の最後までさるに邪魔されたあぁああぁあぁ!!

見てくれた人ありがとう。

タイトルにそこまで意味はないです。
でもいい曲だよね。知ってる人がたくさんいてびびったわ。
http://www.youtube.com/watch?v=uj0BmZI1pYU





GOOD DREAMSとHAPPY BIVOUACはピロウズの2大名盤だと思うよ。




207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:00:22.64 ID:1smFgtpdO

イイハナシダナー
ハッピーエンドで何より
>>1乙!



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:04:52.33 ID:FpPMzKLSO





210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:07:45.94 ID:bjqxSd8yO

乙カレー。
素晴らしい作品をありがとう。



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:10:18.17 ID:dOsmongdO

乙でした!



212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:14:46.51 ID:nkTep8P6O

良かった、おつでした



213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:27:17.99 ID:IWt0Qc/iO

乙乙



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:37:09.51 ID:RxrF8KJ5O

乙!
個人的にPIED PIPERが好きだ



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:37:12.70 ID:N0iLicZ1P

面白かったよ!乙です!



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 06:14:38.48 ID:2KtQjBavO

やっと読み終わった
キャラの動かし方うまくて面白かったよ
超乙!



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 07:16:03.80 ID:qu9rwb280

結局未来側の澪はどこに行ってたんだ



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 07:19:46.11 ID:d8SmDokm0

今読み終わった
良かった乙



221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 08:54:14.67 ID:UPXf9lCG0

パラレル澪の話も見たかったり



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 09:41:48.05 ID:Yu0faWnW0

未来の澪に何があったかは分からず仕舞いか



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 11:52:04.72 ID:s77DqEYwO

乙良いものだった



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 11:54:33.56 ID:nx0yDhGp0

良作乙
パラレル澪のその後も気になるな



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 14:20:19.75 ID:Ob3WZi60O

よかった!
今まで見た澪梓の中で一番好きだな



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 14:59:08.35 ID:LgKw0VuRP

良かったわ、また何か書いて欲しい





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澪「その未来は今」#後編
[ 2011/02/09 18:01 ] SF | 澪梓 | CM(8)

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タイトル:
NO:876 [ 2011/02/09 19:45 ] [ 編集 ]

久しぶりに長編のみおあず。面白く読ませて頂きました。
しかし、澪と梓が袂を分かつ上に、皆の関係が酷くこじれる発端が
新歓ライブのアクシデントでは理由づけが弱い気がする。
話の中に渦巻く情念が強いので心の描写を細かく読ませてほしかった。
本スレのレスにもある様にこの後の世界が気になる、スレタイの
澪「その未来は今」
の通り今はどうなってるのか?

タイトル:
NO:897 [ 2011/02/10 23:28 ] [ 編集 ]

てかさ本当に律澪梓紬メインの話に唯は出さなきゃいんじゃね?
いちご出して唯の扱いって居ない方がマシだからコレ

タイトル:
NO:938 [ 2011/02/13 12:34 ] [ 編集 ]

フラグ立ちまくりだったな

タイトル:
NO:2821 [ 2011/06/25 22:26 ] [ 編集 ]

やべえ・・・俺まじで泣きそうだった・・・w

タイトル:
NO:2932 [ 2011/06/27 19:07 ] [ 編集 ]

最高だ・・・。
切なかったけどハッピーエンドになってよかった

タイトル:
NO:3044 [ 2011/06/29 20:50 ] [ 編集 ]

うおおぉおおぉおおぉお!!!
今まで見た澪梓の中で一番よかった

タイトル:
NO:3566 [ 2011/08/15 01:11 ] [ 編集 ]

泣いた。

タイトル:
NO:5070 [ 2012/01/08 00:55 ] [ 編集 ]

呼び方はそのまま澪先輩でタメ口な梓ってめちゃいいな。
それにしても本編でいちごの絡みが少ない分見れて良かった。
未来の澪は一体何処へいったのかが疑問だがそれも気にならなくなるくらい良い仕上がりで感激した。

澪~!! もう梓を泣かせるんじゃねぇぞぉっ!! お幸せになー!!

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