SS保存場所(けいおん!) TOP  >  クロス >  唯「でぶりや!」#二話目

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「でぶりや!」#二話目 【クロス】


http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298034717/l50


唯「でぶりや!」#一話目




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:37:22.17 ID:jYeiik+F0

再開します。待ってくれてた人、ありがとう。ここからちょっとシリアスな内容になります。見て怒る人がいるかもしれないけど、そのときはごめんなさい。

 ――ひと月後 トイボックス!

梓『回収完了しました、これから収納作業に移ります』

律「あいこぴー」

澪「うん、梓もだいぶ慣れてきたみたいだな」

 ――宇宙!

梓「よし、固定完了っと、そっちはどうですか、唯先輩」

唯「……」ボーッ

梓「唯先輩!」

唯「わぁっ! びっくりしたなぁもう~、いきなり大きい声出さないでよ~、あずにゃ~ん」

梓「唯先輩がちゃんと返事しないのがいけないんです! それよりそっち側、固定できましたか?」





30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:42:34.88 ID:jYeiik+F0

唯「え~っと、はい! 出来ました!」フンス

梓「もうっ、しっかりしてくださいよ」

 ――トイボックス!

律「唯のやつ、梓の足引っ張ってんじゃないかぁ?」

律「おーい唯、後輩に叱られてんなよー」ハハハ

唯『む! りっちゃんまで失礼な!』プンプン

澪「……」

 ――デブリ課

律「へへーん! いただきっ!」ガッ

唯「あぁ~、りっちゃんそれわたしのお菓子~」

律「早い者勝ちだよーっと」ヘヘヘ

澪「走り回るな」ポカッ

 ウィーン

澪「お、和、珍しいな、ここに来るなんて。さてはまた律が……」ギロリ



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:49:05.87 ID:jYeiik+F0

律「あたしは何もしてない! 多分」

和「こんにちは、みんな」

唯「あ、和ちゃ~ん」

律「えぇっと和さん、ワタクシ何か提出し忘れてる書類でもありましたっけ……?」

和「そうそう、って、今日は違うわ、ちょっと唯、借りて良いかしら」

唯「へ? わたし?」

 連れたって出て行く二人 ウィーン

梓「今のって?」

澪「あぁ、梓は初めてだったな。今のは管制課の真鍋和、いつも私たちの仕事を手伝ってくれてるオペレーターで、唯とは幼なじみでもあるんだよ」

梓「そうなんですか(どこかで聞いたことある声だと思った)」

律「……そっか、もうそんな時期か」ポツリ

澪「……あぁ」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:54:20.94 ID:jYeiik+F0

梓「?」

 ――通路!

和「唯、今年は陸に降りてみない? ご両親にも全然会ってないんだし、あなたが顔出したらきっと喜ぶわよ」

唯「うん~、でもぉ、わたしには宇宙をキレイにするというお仕事が」テヘヘ

和「仕事って……あなたこの三年間、検診以外でセブンの外に出てないじゃない。有給だって無傷のまま残ってるんだし」

唯「う~ん」

和「……それに、資料課の人から聞いたけど、まだ探してるんですって?」

唯「……」

和「別に諦めろとは言わないわ、でも少しは自分のことも大切にしてほしいの」

唯「……うん、じゃあ考えておきます」ヘヘ

和「唯」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:59:08.27 ID:jYeiik+F0

 ――デブリ課

梓「……ふぅ」

 ウィーン

さわこ「あら、梓ちゃん、まだ残ってたの?」

梓「はい、ちょっと報告書の作成を」

さわこ「偉いわねぇ、あら、でもそれって唯ちゃんの仕事じゃなかったかしら?」

梓「そうなんですけど、私がやらせてほしいって頼んだんです。一日でも早くみなさんの役に立ちたいので」

さわこ「(あぁ、なんて健気でかわいいの……もう我慢できないわ、ちょっとくらいならつまみ食いしてもいいかしらいいわよね)」ハァハァ

梓「ちょ、なんで息を荒くして近づいてくるんですか!?」ササッ




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 00:56:23.90 ID:YRJzC5d40

唯=ハチだと思ってたがユーリなのか?





36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:05:50.83 ID:jYeiik+F0

>>34立ち位置的にはそうなります。

さわこ「ちょっとだけ、ちょっとだけだから、ね? ね?」ハァハァ

梓「もう、いい加減に……してくださいっ!」ポカッ

梓「それより、聞きたいことがあるんです、唯先輩のことで」

さわこ「(はっ! これはまさか恋の悩み! 恋愛相談!?)」メガネクイッ

 ポカッ!

梓「最近、仕事中妙にぼーっとしてるというか、それ以外ではいつも通りなんですけど、他のみなさんもなんだか変な感じで……」

さわこ「……そうねぇ、これは私の口から話すことではないかもしれないけど……」

 


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:11:02.29 ID:jYeiik+F0

 ――回想! 高高度旅客機「アルナイル8型」 キャビン

唯『わぁ~、見てみて憂ぃ~、地球がみえるよ~、真っ青だよ~』

憂『本当だね~』ニコニコ

唯『あ! そうだ!』ゴソゴソ

憂『?』

唯『じゃ~ん! 誕生日プレゼントです!』フンス

憂『……これ』

唯『えへへ~、開けてみてよぅ』

憂『わぁ、可愛いリボン! でも、なんか悪いよ。月旅行にも連れてってもらってるのに、プレゼントまで……』

唯『憂にはいつもお世話になってるからね~、たまにはお姉ちゃんらしいことしてみました!』



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:16:01.96 ID:jYeiik+F0

唯『いつもありがとうね、憂』

憂『お姉ちゃん』ジワ

唯『えへへ~、じゃあわたし売店でアイス買ってくるね~』

憂『えっ、それなら私が……』

唯『いいからいいから、憂はゆっくり宇宙を満喫しててよ~』タタタッ

憂『あっ、お姉ちゃん!』

唯『?』

憂『ありがとう、お姉ちゃん』

唯『/// すぐ帰ってくるから~』タタタッ

 宇宙空間を漂う一本の小さなネジが、秒速8kmという速さでアルナイル8型に接近する。



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:21:34.31 ID:jYeiik+F0

 ――現在!

梓「アルナイル8型事故、確かあの事故からスペースデブリが問題視されるようになったって……」

さわこ「唯ちゃんは、その事故のあった旅客機に乗っていたのよ、妹さんと一緒にね」

梓「!」

さわこ「デブリが衝突したキャビンは滅茶苦茶で、妹さんは行方不明……唯ちゃんは偶々席を離れていて助かったそうよ」

梓「っ! ……そんな」

 ――ISPV-7(セブン)内 居住スペース!

唯「♪~」ジャカジャカ

さわこ『もうすぐ、事故から四年経つの』

梓『……(そんな、そんなヒドいことがあったのに、なんで唯先輩は宇宙にいられるんだろう)』



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:26:24.23 ID:jYeiik+F0

 ――数日後 宇宙!

梓「……」ボーッ

律『おーい、梓、聞こえてるか? ぼけっとしてんなよ』

梓「あ、はい! じゃなくて、あいこぴいです!」

唯「りっちゃ~ん、こっちは回収終わったよ~」

律『お、早いなぁ、じゃあ梓の方を監督してやってくれ』

唯「ほ~い」

 ――トイボックス!

澪「(唯は元通りになったみたいだな、和のおかげか。でも今度は梓の様子が……)」

梓『こっちも積み込み完了です! これから帰投します』

律「よし、最後まで気抜くなよー」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:32:20.59 ID:jYeiik+F0

 ――宇宙!

唯「じゃあいこっか、あずにゃん」

梓「はい! (唯先輩、今日はいつも通りだ、よかった)」

唯「!」

 唯の瞳が真っ暗な空間に浮かぶ何かを捕らえる。

律『っと、ちょっと待て二人とも! フィッシュボーンの進路軌道に小デブリ群が接近してる、通過するまでその場で待機しとけ! ゆーこぴ!?』

梓「あいこぴいですって、唯先輩! どこ行くんですか! 戻ってください!」

 唯のフィッシュボーンはふわふわと進んでいってしまう。

律『おい! バカ! 唯! すぐにそこを離れろ!』

 唯の手が何かを掴む。その瞬間、小デブリ群がフィッシュボーンごと唯を飲み込む!

澪律『『唯ーーーーーっ!』』

梓「うそ、先輩が……そんな」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:40:31.62 ID:jYeiik+F0

澪『イヤ、イヤァアアアアア!』

律『くっ、ダメだ! 唯のやつ意識を失ってる! おい澪! 喚くな! しっかりモニター見ろ! 絶対唯を見失うな! 梓! しっかりしろ! お前が助けるんだ!』

梓「あ、あいこぴいです!」

澪『高度が下がって……あぁ、ダメだ、大気圏に』ガクガク


 ――――

唯『(ここは、どこ? あったかくて、眠くなっちゃうよ)』

 お姉ちゃん、お姉ちゃん 起きて、お姉ちゃん

唯『うぅ~ん、憂? えへへ~、憂ぃ~、あったかあったか』

 もう、お姉ちゃんったら

唯『憂い~寂しかったよ憂ぃ、わたし、憂がいないとなにもできないよ』ポロポロ 



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:46:37.61 ID:jYeiik+F0

 よしよし、大丈夫だよ だって、お姉ちゃんは私のお姉ちゃんなんだもん

唯『うぅ~、憂ぃ』ポロポロ

 ほら お姉ちゃん もう起きて みんな待ってるよ


 ――――

梓「唯先輩!」ガシッ

唯「あっ」

 ありがとう、お姉ちゃん

 唯の手にはリボンが握られている。

梓「捕まえました! 律先輩! 離脱誘導えおお願いします!」

律『上昇……道……っ! ……あずっ……』ザザザーッ

梓「律先輩、律先輩!? くっ、自力で、自力でやってやるです! うわぁあああああっ!」 



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:52:12.59 ID:jYeiik+F0

 ――翌日 月の病院!

唯「えへへ~、心配おかけしましたぁ」

梓「本当です! わたしだって危なかったんだから! 唯先輩といると、命がいくつあっても足りる気がしません」プリプリ

律「いやぁ、でもたいした怪我じゃなくてよかったなぁ(梓の生命力には驚かされたけどな……)」

澪「」フルフル

律「みーお、いつまで怯えてんだぁ?」

澪「お、怯えてなんかいないっ! 私は、ただ、心配で心配で……よかった、本当によかったぁ」グスッ

梓「先輩……」

唯「澪ちゃん……よしよし」ナデナデ



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:58:28.93 ID:jYeiik+F0

梓「……」チラチラ

律「澪先輩ばっかりズルいですぅ~、わたしもなでなでしてほしいですぅ~」

梓「っな! 何言ってるんですか、変なこと言わないでください!」

唯「もぅ、あずにゃんは素直じゃないなぁ~……ありがとね、あずにゃん」ギュッ ナデナデ

梓「にゃぁ///」ポォー

 梓を撫でる唯の手首には、ちょっと汚れた憂のリボンが巻いてある。

澪「やれやれ」

律「よーし、せっかく月に来たんだし、飯いこーぜ、飯!」

唯梓「「おー!」」

梓「って先輩はダメです、入院してるんですから大人しくしててください」

唯「えぇ~、そんなぁ~、しどい」ガーン

 あははははー



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 01:59:51.15 ID:jYeiik+F0

二話目? 終わりです。またちょっと休憩します。見ている人いたらごめんなさい。



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/19(土) 02:41:21.77 ID:jYeiik+F0

度々すみません。疲労感が予想以上に大きいので、ちょっと眠ります。スレが残っていたら続きは明日の朝から始めたいと思います。 ごめんね。



関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「でぶりや!」#二話目
[ 2011/02/20 12:10 ] クロス | プラネテス | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6