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唯「憂、誕生日おめでとう!」俺「おめでとう!」憂「誰?」#4 【非日常系】


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唯「憂、誕生日おめでとう!」俺「おめでとう!」憂「誰?」#1
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唯「憂、誕生日おめでとう!」俺「おめでとう!」憂「誰?」#3




198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:37:42.87 ID:mxcH8dgDO

「じゃあ、後は全部梓が食べていいよ♪」


私の友達は、彼女自身が持って来たドーナツ全ての種類を、
一口ずつ齧った後、そう言った。


「な、何言ってるの純」


純が口をつけたドーナツ。
純の唾液がついたドーナツ。
非常に魅力的だった。





199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:38:26.74 ID:mxcH8dgDO

「もう、本当に自分勝手なんだから。私ももう、お腹いっぱいだもん」


お腹を押さえて俯せになっている純を横目で見ながら、
憂が洗い物にまだ時間が掛かりそうな事を確認すると、
私は純の食べかけのドーナツを手に取る。


(純の食べかけ、食べかけ、食べかけ食べかけ食べかけ食べかけ食べかけ)



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:39:04.89 ID:mxcH8dgDO

「あ~ずさ、食べ方、エロイよぉ?」

「っ!?」


とっさに振り向くと、さっきまで俯せになっていた純が、ニヤニヤとしながら私を見ていた。


「な、な、な、何言ってるの!?え、え、えろ……!」

「無意識だった?私が口をつけた所、ペロペロ、ってしてたよ?」



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:40:11.11 ID:mxcH8dgDO

「し、してないよ!」


……してたかもしれない。


「続けていいよ。私の食べかけのドーナツ、食べたいんでしょ?」

「な、何、言ってるの?」

「それともさ」


純がずいっ、と私に顔を近付けてくる。

私が驚いて身体を後ろに反らすと、彼女は私に覆いかぶさるように身を更に乗り出してくる。


「ドーナツじゃなくて、直接、私の唇に触れてみる?」



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:43:14.37 ID:mxcH8dgDO

「ゃ、じ、純……、だめ、そんな」


「二人とも、お風呂沸いたから入っていいよ~」

「は~い」


憂の声を聞いた途端、純が素早く立ち上がる。


「あっ……」



203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:43:38.01 ID:mxcH8dgDO

思わず声をあげた私を、薄い笑いを顔に張り付けた純が見下ろしていた。


「あはは、期待しちゃった?」

「~~っ、知らない!馬鹿っ!」

「お風呂で続き、しようか?」



彼女は、卑怯だ。



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:45:48.55 ID:mxcH8dgDO

「ふ、二人でお風呂に入ったら、憂に怪しまれない?」

「だいじょーぶでしょ。フツーに仲が良いって思われるだけだよ」


純は話しながら、ポンポンと服を脱いでいく。

良いよね、スタイルに自信ある人は。


「梓もこれから膨らむって、ニシシ」

「な……!」


人の心を読むな。



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:46:06.64 ID:mxcH8dgDO

私が脱ぐのを躊躇していると、純が私の服を無理矢理脱がそうとする。


「ちょ、純!」

「ん~、なんかこういうのも良いね。無理矢理してる感じが」

「へんたいっ!」



206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:46:24.79 ID:mxcH8dgDO

「ねぇ梓、なんで前隠してるのよ」


口を尖らせて、純が私の身体を覆うタオルを恨めしそうに見る。


「まさか湯舟につかる時も巻いてないよね?それはさ、ルール違反だからね」


うるさいなぁ。もう。ルール違反って、何。



207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:46:46.12 ID:mxcH8dgDO

恥ずかしげも無く全てをさらけ出して、湯舟につかる純をチラ、と見る。

綺麗な身体。

ずっと見ていたくなる。

「梓、そんなチラチラ盗み見るようにしなくても、普通に見せてあげるよ」


ザバァッ

水が跳ねる音とともに、純が勢いよく立ち上がる。



208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:47:39.16 ID:mxcH8dgDO

「な、な、別に、何勘違いしてんの!」


私は真っ赤になっているだろうから、見られないように、髪の毛で顔を隠す。


ホントは見たいんだけど。

やっぱ素直じゃないな、私。



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:48:22.00 ID:mxcH8dgDO

「洗ってあげる」

そう言うと、純は手にボディソープを出して、泡立たせる。

私の後ろに座ると、身体を覆っていたタオルを剥ぎ取り、私の背中をゆっくりと撫ではじめた。

「やっ……」

つつつ、と人差し指が背中のくぼみを駆け上がっていく。

「梓は敏感だねぇ」

「うるっ、さい」



210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:48:42.50 ID:mxcH8dgDO

純の背中を撫でる両手が、ゆっくりと脇腹、お腹へと回っていく。

そしてそのまま、私のささやかな胸に。


「私はさ、梓のちっちゃな胸も好きだよ」

「っ!」


どうしてこういう恥ずかしいコト、堂々と言えるかな。



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:49:09.57 ID:mxcH8dgDO

指の腹で、クリクリと胸の真ん中を攻められる。

それだけで、お腹の奥の辺りがきゅうっ、てなって、頭がぼうっ、としてくる。

これは、他の人にされてもそうなのだろうか。

それとも、純にされてるからなのかな。


「梓はココ、弱いよね」

「やっ、ん、なん、で、わかっ、てる、ここ、憂のっ……」


「梓がさっき、物足りなさそうな顔してたからさー」

「して、ない、んんっ!」



212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:50:59.00 ID:mxcH8dgDO

「純ちゃん、梓ちゃん、タオルここに置いておくね」


「!!」


憂の声に驚いた私は、すぐに口を両手でふさぐ。

こんな声、友達に聞かれたくないから。

……いや、もしかしたらそうじゃなくて。
純以外に、聞かれたくないから。かも。



213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:51:14.76 ID:mxcH8dgDO

「分かったよ~。ありがとね、憂」

「結構長湯してるみたいだけど、のぼせないようにね?」

「大丈夫だよ、ね?あずさ」

「っあ!う、うん……」


憂がドア一枚だけを隔てて立っているのに、純は代わらず私の胸を触り続ける。



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:51:50.52 ID:mxcH8dgDO

「梓ちゃん、大丈夫?あんまり、声色が良くないけど……」

「だ、だい、じょぶ、だよぉ」

「でも梓も少し顔赤いし、そろそろあがった方が良いかも」


また、ニヤニヤしてる。
純の、お得意の顔だ。


「憂、飲み物用意してもらっといても良い?図々しくてごめんね」


「分かったよ純ちゃん」



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:52:26.30 ID:mxcH8dgDO

憂は純の言葉を聞くと、タオルを置いて脱衣所から出て行った。


「憂も心配してたし、そろそろ上がろうか?」

「っま、また中途半端……!」


身体についた水滴を軽く払うと、純は風呂場を出て行ってしまった。

ひょうひょうとした態度が悔しい。

私は彼女に夢中だけど、彼女はそうじゃないんだ。



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:55:32.14 ID:mxcH8dgDO

「ん~、ぐぅ、ぐぅ」

「純ちゃん、寝ちゃったね」


憂が優しく笑う。


「そうだね」


私はというと、非常にムラムラ……じゃない、イライラしていた。


純はホントに自分勝手だ。


「そろそろ私達も寝ようか、梓ちゃん」

「……そうだね」



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:56:31.01 ID:mxcH8dgDO

「…起きてる?」


今は何時だろうか。
窓から月明かりが射してるってことは、少なくとも朝ではないみたいだ。


「なにか用、純?」


となりで小さく寝息を立てている憂を起こさないように、私は冷たく返した。


「そんな冷たい言い方、無いじゃん。酷いよ」


酷いのはどっちだ。



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:57:00.73 ID:mxcH8dgDO

「私、今日は疲れたから、寝たいの」

「あっ、そう。ふーん。そうなんだ」

「そう、そうなの」

「でもさ、身体は違うみたいだよ」


なんちゅー台詞を吐くんだコイツは。


「っや…!」



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:57:23.94 ID:mxcH8dgDO

ベットで寝ていたハズの純は、いつの間にか私の隣まできていた。

純の手がゆっくりと、パジャマの、ズボンの中へと入っていく。


「……キス、してよ」

「憂が居るのに大胆だねぇ、あずにゃんったら」

「うるさい……!」



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:57:47.63 ID:mxcH8dgDO

本日3度目……、いや、もう日付が変わったから、1回目か、あの意地悪な笑み。

でも、ダメみたいだ。
この笑顔の前で、私は何も抵抗出来なくなってしまう。


「んむ……っ、じ、じゅ、ん、ふぁ……」

「ぷは……、梓、好きだよ」


私も、自分勝手だけど、意地悪だけど、そんな純が。


「私も……



221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:59:51.26 ID:mxcH8dgDO

憂「うわあああ!何ですかこれは!!」

俺「うわっ。びっくりした。まだ終わってないですよ」

憂「そ、そうじゃなくて!なんで突然私とお姉ちゃんの話じゃなくて!」

憂「純ちゃんと梓ちゃんの、その、その」

俺「面白くなかったですか?」

憂「面白いとか面白くないとかそういう問題じゃないです!」



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:05:36.70 ID:mxcH8dgDO

俺「修学旅行で憂ちゃんの家に泊まった純ちゃんとあずにゃんが」

俺「実は憂ちゃんが知らない所でこんな事してたなんて、ムフフですよね」

憂「うわああ!もう最悪!最悪!死んでください!」

俺「珍しく取り乱してますね。顔真っ赤です。そんな憂ちゃんもかわいぶべっ」

俺「ぐー、ぐーぱんぱひほくはいへふか」

憂「もう帰ります!さよなら!」



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:09:21.73 ID:mxcH8dgDO

早足で公園を出ます。

俺「憂ちゃーん!明日、最後にもう一つだけプレゼントします!」

俺「明日もきてくださいねー!」

そんな声が聞こえて後ろを振り向いてみると、既にあの人は消えていました。

これが2月21日。
誕生日前日の出来事でした。



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唯「憂、誕生日おめでとう!」俺「おめでとう!」憂「誰?」#4
[ 2011/02/24 03:54 ] 非日常系 | 梓純 | CM(0)

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