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憂&純「ぶっころ!」#まおう あずさのしろ!&えんでぃんぐ! 【クロス】


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憂&純「ぶっころ!」#いち!
憂&純「ぶっころ!」#に!&すたーろーど!




103 名前:UI × 11  JUN × 2:2011/02/25(金) 18:24:09.89 ID:ozUuFWXA0


まおう あずさのしろ!



憂「ついに来たね。」

純「帰りたい。」

憂「もー!純ちゃんたら!最終回なんだからしっかりしなきゃだめだよっ!めっ!」

純「私はこの旅で、正直に生きることの大切さを学んだ気がする。」


憂「ところで純ちゃん。いくら梓ちゃんがちんちくりんのかどわかしノータリン少女とはいえ、」

  「自分の本丸くらいは難易度ハードハードのハードロックにしてると思うんだよ。」

純「急に話変えるね、あんた。」

憂「これは梓ちゃんを持ち上げる意図は全くないんだけど、純ちゃん残り2人じゃ絶対足りないよ。」

純「ということは、ズバリ憂の残り人数を分けてくれるってことでよろし?」

憂「うん。」

純「えっ、マジ!?マジ!?やったあ! 何人?何人くれるの?」





104 名前:UI × 1  JUN × 12:2011/02/25(金) 18:27:45.20 ID:ozUuFWXA0



純「なんだろう、うれしいはずなのに怒りも湧いてくるこのきもち。」



憂「見て見て純ちゃん、さわ子先生のオーバーオール、」

  「アイテムがストックされてたよ。サービスだね。」

純「本当だ。羽根が入ってた。」

憂「わたしは花だよ。どうする?今使っちゃおうか。」

純「いや、憂、私の羽根もまとめてそっちのポケットにとっておいてよ。」

  「一個ずつしかないしさ。梓の部屋の前で使った方が無駄が無くていいでしょ。」

憂「自分の死亡前提なんて、きれてるね、純ちゃん。」

純「死亡前提じゃない。死亡上等と呼びな!行くよ!」

憂「GO!GO!」

純「LET'S GO!GO!」



105 名前:UI × 1  JUN × 12:2011/02/25(金) 18:44:39.23 ID:ozUuFWXA0




憂「お部屋が4つに分かれてる。」

純「これはどれかひとつが正解で、後は罠ってパターンじゃない?」

憂「純ちゃん、ここはAZUSAちゃんのお城だよ?」

  「AZU・ユー・ライクに決まってる。」

純「どういう意味?」

憂「お好きなお部屋をお選びくださいってことだよ。」

純「英語わかんない。」

  「どうする?どこに入るか、誰かに聞いてもらおうか?」

憂「ここまで来て、他人まかせなんてダメだよ純ちゃん!」

  「『どれにしようかな』で決めよう。」

純「神さまにはまかせるのね。」




107 名前:UI × 1  JUN × 12:2011/02/25(金) 18:54:48.74 ID:ozUuFWXA0


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純「ずいぶん開けた通路だなあ! よし、一気に駆け抜けよう!」

憂「待って純ちゃん!罠かもしれない!」

純「大丈夫だって!それーっ!」スタタタ


純「あれー、おっかしいなあ、走ってるのに全然前に進んでる感じしないよ?」タタタタ

憂「!!純ちゃん、上!!」

純「へあっ?」


純は天井から落とされた巨大な木槌に潰されて死んだ。

そう、賢明なROMの方々はもうお気づきであろう。
純がいくら走っても前進できなかった理由、それは───



108 名前:UI × 1  JUN × 11:2011/02/25(金) 18:56:59.93 ID:ozUuFWXA0



純「ってもうええっちゅうねん!」


憂「純ちゃん、ここ無理だよ。足場が少な過ぎる。」

  「違う部屋から行こう?」

純「さすが最終面。殺しに来てるって感じ。」

憂「死ぬ気でがんばらないとやられちゃうね。」

純「それって死ぬつもりで死なないように努力するってこと?」

  「意味わかんない。矛盾してるよ。」

憂「純ちゃんが言うと、言葉に重みが出るね。」



109 名前:UI × 1  JUN × 9:2011/02/25(金) 19:01:56.05 ID:ozUuFWXA0


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1・純、天井に乗っかっていた珍しい色の
  キノコを取ろうとして転落死


2・純、床にへばりついた光の弾を
  興味本位でつついて焼死







純「以上、報告を終わります。」

憂「まじめにやってよね、純ちゃん。」



110 名前:UI × 1  JUN × 9:2011/02/25(金) 19:07:41.27 ID:ozUuFWXA0


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憂「純ちゃん大変!ふおっ!ほっ!」ドギャン!ズギャン!

  「この梓ちゃん、はあっ!せいあっ!」ゴギャン!バギャン!

  「何回蹴っても壊れないよっ!」ギギャン!ガギャン!


純「まさか梓の姿をしたロボットがいるなんてね。」

  「この部屋は梓ロボットの製造ラインなのかなあ。」




メカあずにゃん「(ドガッ!)ニャッ…… (バキッ!)ニャッ……」

憂「ハアハア……」

純「……」



111 名前:UI × 1  JUN × 8:2011/02/25(金) 19:09:46.10 ID:ozUuFWXA0


純(あの憂が息を切らすほど蹴られても平気なんて……)

  (このロボット、ただものじゃないっ!)


純「憂、やばいよこの部屋。」

  「悪いことは言わない。違うルートを探そう。」

  「ほら見て、私なんて今息を吸うように殺された。」





憂「ハアハア……」

  「……ちくしょう!」ドギャン!

メカあずにゃん「ニャッ!」



113 名前:UI × 1  JUN × 8:2011/02/25(金) 19:28:16.17 ID:ozUuFWXA0


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純「……」

憂「……」

純「……信じらんない。」

  「なんで急にラクチンなの!?金網伝って行くだけじゃん!」

憂「キッズルームなんじゃないかなあ。ほら、カメの子供が遊んでる。」

  「託児所だよ。女の人にやさしい職場だね。」

純「憂はそう言えば進路もう決めた?やっぱりおねえちゃんと一緒のとこ?」

憂「どうしようかな。まだはっきりは決めてないよ。」

純「ふーん。」



114 名前:UI × 1  JUN × 8:2011/02/25(金) 19:34:24.80 ID:ozUuFWXA0


純「憂、原付でも免許取ればいいじゃん?」

  「ちょっと離れててもお姉ちゃんに会いに行けるよ。」

憂「スクーターかあ。学校に許可とかいるのかな?」

純「今度山中先生に聞いてみなよ。」

憂「うん。」



純「着いた。」

憂「簡単だったね。」

純「進路の話は雰囲気が暗くなってヤだよ。」

憂「気を取り直して進もう。」

純「よし。」




170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:05:02.79 ID:8cAoULy50

>>113-114
こういう非日常の中で日常会話してるのって何故かカッコよく感じるのは俺だけだろうか?





115 名前:UI × 1  JUN × 8:2011/02/25(金) 19:42:55.11 ID:ozUuFWXA0




憂「あらためて見ると純ちゃん、」

  「……減ったね。」

純「死体の数ならブラバンにも負けないもんねー!」

憂「またお部屋が分かれてる。」

  「今度は5番から8番だって。」

純「もう面倒くさいし、片っぱしから見てこーよ。」

  「どの部屋行ったって、たぶん私死ぬだろうし。」

憂「達観してる純ちゃんかっこいい!」

純「よしてよ、へへ。」

憂「ほめてないよ。」

純「まじかよ。」



118 名前:UI × 1  JUN × 8:2011/02/25(金) 19:56:05.52 ID:ozUuFWXA0


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純「来ましたよ、こーゆうタイプのつくり。」

憂「体育の50メートル走くらいかなあ、向こうまで。」

純「だいたい5秒以内にゴールしないと、天井の金棒にすりつぶされちゃうよ。」


憂「ねえ純ちゃん、忘れがちだけど、」

  「わたしたちは一介の文化部女子なんだよ。」

純「だからムリって言いたいの!?憂のばかっ!」

  「やる前からあきらめてどうすんの!」

憂「純ちゃんはマラソンも苦手だったじゃない。」

純「だったらわたしは白身魚じゃなくて赤身魚だってことよ!」

  「憂はそこで見てな!やってやるう!」



119 名前:UI × 1  JUN × 5:2011/02/25(金) 20:00:01.07 ID:ozUuFWXA0








憂「……まだやる、純ちゃん……?」

純「ゼェゼェ……」


純は黙って首を横に振った。







※冷静に考えたら白身魚と赤身魚は逆でした。
  この場を借りてお詫び申し上げます。


純「なーんてね!わざとだよ、わざと!」

憂「ふざけないで純ちゃん!」



120 名前:UI × 1  JUN × 5:2011/02/25(金) 20:03:15.81 ID:ozUuFWXA0


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憂「どうだった?」

純「ぷはっ!無理!不可能!」

  「水!水入ってますこの中!」

憂「律さんもムギさんもいないから、潜水の道具も無いしね。」

純「ここやめ!パス!パス!」

  「私が死ぬのが目に見えてる!」

憂「やめとこうか。」



121 名前:UI × 1  JUN × 5:2011/02/25(金) 20:09:50.14 ID:ozUuFWXA0


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純「すごい……梓のマネキンだらけだ……」

憂「にくたらしいね。」

純「私は不気味だよ……」

  「でもよくできてるなあコレ、スカートめくってみようか?」

憂「よしなよ純ちゃん。」


純が梓マネキンのスカートに手を触れた瞬間、
梓マネキンが跳びひざ蹴りを繰り出し、純は打撲死した。



純「うぐぐ……油断した……」

  「でも離れてれば怖くないよねきっと。」



122 名前:UI × 1  JUN × 4:2011/02/25(金) 20:15:45.02 ID:ozUuFWXA0



遠方の梓マネキンが、今度は口から怪光線を照射。
純は一瞬で体が蒸発して死んだ。


純「完全に私をマークしている……!」

憂「きっとスカートめくりがターゲッティングのスイッチだったんだね。」

  「えっちなことはしちゃいけないって教訓だよ。」

純「こんな情けない死に方ははじめてだ……ぐふっ!」


別のマネキンが、ビームでまた純を焼き尽くした。





純「もうヤダ……。」

憂「別の部屋から行こうね。」

純「それでも私はやってない……」

憂「やったよ。」




123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:19:37.96 ID:qq+I3WtTO

純ェ…死にすぎ





124 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:23:24.73 ID:ozUuFWXA0


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純「なんでアメフト選手がこんなにいるのっ!」

憂「スポーツジムくらいあったっていいじゃない。」

  「純ちゃんも何かやってけば?」



バイ~ン! バイ~ン!

純「タックルの練習をしてる……」

憂「試合が近いんだよ、きっと。」

  「お邪魔にならないように気をつけて行こうね。」

純「あ、ちょっと待って憂。」

憂「?」



125 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:25:36.40 ID:ozUuFWXA0


純「じゃ~ん!澪先輩からもらったカメラ!」

憂「ええ~っ!何に使うの!?」

純「もちろん、」

  「撮る。」パシャ!

憂「それで?」

純「終わり。」

憂「……」

純「だって一枚も撮って無かったんだよ!勿体ないじゃん!」

憂「死と隣り合わせの状況でも楽しむユーモアは素敵だね。」

純「ちょっとシャッターお願いしに行こうか?なんか会話が通じそうな見かけだし!」

憂「そうだね。撮ってもらおう!」



もちろん純はラガーマンにタックルされて死んだ。
でも次の部屋には進むことができてよかったー。



127 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:41:43.15 ID:ozUuFWXA0


まっくら!







憂「純ちゃん、付いてきてる?」

純「まったく、電気ぐらいちゃんとつけといてほしいよ。」

憂「でもスーパーのおばさんが言ってたけど、照明代ってばかにならないらしいよ。」

  「時代はエコだし、しょうがないね。」

純「あっ!いいこと思いついた!」

  「カメラのフラッシュがあるじゃん!これでちょっとずつ確認して進もう!」

  「……と思ったらバッテリー切れだよ。」

憂「余計な写真撮ってる場合じゃなかったね。」

純「しゃあない。目も慣れてきたしこのまま行こうか。」

  「憂、へんなとこ触んないでよ?」

  「……あれ、憂?」



128 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:44:56.69 ID:ozUuFWXA0


憂「純ちゃん大変!ふおっ!ほっ!」ドギャン!ズギャン!

  「この梓ちゃん、はあっ!せいあっ!」ゴギャン!バギャン!

  「やっぱり壊れないよっ!」ギギャン!ガギャン!


純「暗くてよく見えないけどホント梓そっくりだね、これ。」

  「ロボットとは思えないくらい似てる。」

  「おかげで憂が梓にヤクザキックのすごいリアルな光景が見える。」



メカあずにゃん「(ドガッ!)ニャッ…… (バキッ!)ニャッ……」

純「もうやめなよ。踏んでも大丈夫にできてんだよきっと。」

憂「はあはあ…… こうなったら……」


キュルルル!



憂は空高くジャンプ!回転しつつ、体当たりした!
要するにスピンジャンプ。



129 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:48:35.12 ID:ozUuFWXA0




 ☆、 ぶっころ! ,☆



純「……この音のことだったのか……」

憂「さすが最強のスピンジャンプだね!一瞬で消し飛んだよ!」


純「それにしても梓の目的はなんなんだろ?」

  「自分そっくりのロボットなんかつくったりして……」

憂「ナルシストだね。」

純「それに梓ひとりでこんなすごいロボット作れるはずがないよ!」

  「共犯者の影が見え隠れしてきた。一体誰が……」

憂「きっとムギさんだよ。」

純「大事なところでてのひら返すらしいからね、琴吹先輩って。」

  「それにしても”きっとムギさん”って便利なことばだなぁ。これひとつでなんでも解決する。」



131 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 20:53:30.62 ID:ozUuFWXA0


純「そしてついに来たよ。この先に梓がいるはず!」

憂「羽根と花、純ちゃんどっちがいい?」

純「あ、そっか。じゃマントで。ファイア使ったこと無いし。」バワワワワワ!

憂「これしかないから大事にしてね。」デュルデュルデュル!



純「マントジュン!」バーン!

憂「ファイヤーウイ!」ババーン!



純「キまったところでGO!GO!マニアック!」

憂「おねえちゃん、今、会いに行きます!」



ガー ガー ガー ガー   (←ドアの開閉音)



133 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:03:18.42 ID:ozUuFWXA0



スターウォーズEPⅢのグリーヴァス将軍をご存じだろうか。
ふたりの頭上から降下してきたものは、彼のライトセーバーさばきよろしく
左右のツインテールをプロペラのように回転させながら浮遊する、
中野梓の顔の形をした、巨大なおわん形UFOであった。


純「あっ、梓の生首!でかっ!」

憂「梓ちゃーん!出てきなさーい!乗ってるんでしょーっ!」

  「おねえちゃんを返して―っ!!」


その呼びかけに応えて出てきた人物、それは────────










唯「やっほーっ☆」


憂&純「」



134 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:05:52.91 ID:ozUuFWXA0


憂「おっ、おねえちゃん!?なんで!?」

純「よかったね…… 憂…… お姉ちゃん元気そうじゃん……」

憂「おねえちゃーん!梓ちゃんに変なことされなかったーっ!?」


唯「あずにゃんならここにいるよー!」



梓は体をロープでぐるぐる巻きに、口には猿ぐつわをかまされていた。

梓「んーっ!んーっ!」モガモガ



純「梓!」

憂「どういうことなの……」


唯「ふっふっふ。だまされたね、憂!」

  「あずにゃんにわたしがさらわれたんじゃなくて、」

  「わたしがあずにゃんをさらっちゃってたのです!まいったか!」



137 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:11:10.02 ID:ozUuFWXA0


純「うれしくないどんでん返しだなあ……」

憂「ど……どうして……」


唯「そして寿グループのバックアップのもと、こんな素敵なものを開発していたのですっ!」

  「いでよ!ファイナルメカあずにゃんシリーズ!」フンス!


唯が呼びかけると、もがく梓の後ろから、先ほど憂が破壊したメカあずにゃんよりも
もっと本物に似ている梓のロボットが6体、一列横隊でせり上がってきた。

Fメカあずにゃん初号機「ヤッテヤルデス!」
Fメカあずにゃん弐号機「ヤッテヤルデス!」
Fメカあずにゃん参号機「ヤッテヤルデス!」
Fメカあずにゃん四号機「ヤッテヤルデス!」
Fメカあずにゃん伍号機「ヤッテヤルデス!」
Fメカあずにゃん六号機「ヤッテヤルデス!」


憂「……」

純「……」



唯「ただのロボットじゃないんだよ~!見ててね~!」



138 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:14:54.08 ID:ozUuFWXA0



そう言うと唯は、ギター用シールドケーブルの束を取り出し……

なんと隣り合うFメカあずにゃんズの、耳から耳へと接続したのである。



唯「一番左のメカあずにゃんの左耳から伸びたシールド、」

  「これをわたしの愛器・ギー太にプラグイン!」スポッ


  「そして反対側から伸びたコードはー、」

  「……ふふふ、この中野クラウン号はただの飛行船じゃないんだよ!」


  「なななななんと!これでひとつの巨大なアンプなのです!えいっ!」スポッ


『中野クラウン号』という名前のつけられたUFO。
そのコクピットにあるインプットジャックに、
一番右側のFメカあずにゃん右耳から伸びたケーブルを接続する唯。



純「ああ……なるほど…… あの梓ロボットはエフェクターだったのか……」



139 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:21:38.73 ID:ozUuFWXA0


唯「2年生のときみんなで行ったライブハウス、そこで見た熟練バンドさん自前のエフェクターボード、」

  「実はわたし、あれがすっごくうらやましかったんだよっ!!」


純「ええーっ、梓たちライブハウスにも通ってたのお!?やっぱり軽音部ずるい!!」

憂「純ちゃん しっ!」


唯「いまこそ夢が叶う!憂!手向けのレクイエムを聴けーっ!!」



中野クラウン号の口から大音量で流れる唯のギターリフ
それはマリオカート(SFC)クッパ城コースBGMであった……



同時に、雷鳴轟く背景の向こうに、なぜか居た
元祖HTTメンバーとさわ子のセッションが一瞬目に映った。
純は見なかったことにした。




純(大学生は暇って言うけど、本当なんだなあ……)

  (…………ん?)



141 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:27:19.85 ID:ozUuFWXA0



純「……ちょっと憂、」

  「私、この旅が進むにうちにさあ、」

  「うすうす不思議に思ってたんだけど、」

  「>>5の『おねえちゃんがいなくなった』ってもしかして……」












純「……大学進学でひとり暮らしをはじめたからなんじゃ……」







憂「…………」



143 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:29:10.75 ID:ozUuFWXA0


純「……」





唯「憂、憂のごはんはとってもおいしいけど、」

  「出されるエサをついばむだけじゃあロックはできないんだよっ!」

  「わたしは自由がほしいのですっ!」

  「ということでファイナルあずにゃん壱号弐号!はっしん!」


ガシーン! ガシーン!


中野クラウン号からFメカあずにゃんが2体飛び降り、『シュワちゃん走り』で憂と純に向かって来た!


唯「ふたりを地獄のハイウェイにつれてっちゃえ♪」


純「いきなりはじまるのね。」

憂「おねえちゃん……」



144 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:34:01.47 ID:ozUuFWXA0




ドゴーン!



唯「やったあファイナルあずにゃんツインキックが決まったよ!!」

梓「!! んーっ! んーっ!」モガモガ

唯「これでわたしの邪魔をするものはもういない!」

  「本物のあずにゃ~ん!こっちおいでぇ~うふふ♪」



純「そうはいきませんよ唯先輩!」ブイーン ブイーン

唯「!! 純ちゃん!」

  「飛べたの!?」

憂「……どうやらおしおきが必要みたいだね、おねえちゃん……」

唯「憂を背中に乗せて…… あんぱんまんみたい!」


熾烈な空中戦の火ぶたが落とされた!!



146 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:44:18.31 ID:ozUuFWXA0


純「憂っ!」

憂「ふうぅぅ~~…… 滅(め)っ!!」キュルルル!


ドピャピャピャピャッ!!


純「出たア!憂の”滅っ・波動拳”!!」

  「『一度に出せるファイアボールは2つまで』というルールを唯一無視できるスピンジャンプ!」

  「オリジナルでは平衡感覚を失うスピンのせいで照準が定まらず、火の玉が拡散してしまう欠点があった!」

  「しかし!憂の天性のシスコンパワーが4発全弾同一軌道に乗せることを可能にしたんだ!!」

  「さっすが憂!!そこにしびれるあこがれるゥ!」


ポポポポフッ!

憂の繰り出した火の玉は、全弾唯の顔面に命中した。




唯「ところがどっこい!平気なのです!」フンス!

憂「なにっ!?」



147 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 21:47:19.50 ID:ozUuFWXA0


唯「憂は忘れちゃったの?わたしのことを。」

憂「……そうか、おねえちゃんってとっても……」




憂「あったかいよね~♪」

唯「でしょー!わたしはあったかあったかなんだよ!」

  「たかが火の玉程度のあったかで、わたしに火傷は負わせられないよ!」

  「そして空を飛んだのが運の尽き!くらえっ!」


唯の乗る中野クラウン号が前進!
左右のツインテールがそれぞれ憂と純にモロにヒットした。


憂「きゃーっ!」

純「どわぁ!」


特に憂はプロペラの遠心力で地面に思いっきりたたきつけられてしまった。

唯「ふふふ。おしまいだよ、憂。」



149 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 22:27:57.94 ID:ozUuFWXA0


唯「やっておしまい!ファイナルメカあずにゃん壱号弐号!」

Fあ①「ヤッテヤルデス!」ガシャッガシャッガシャッガシャッ!  ←T2ダッシュ
Fあ②「ヤッテヤルデス!」ガシャッガシャッガシャッガシャッ!  ←T2ダッシュ

          ※名前が長いので”ファイナルメカあずにゃんn号”は
            ”Fあn”と表記させて頂きます。



憂「ううぅ…… おねえちゃん……」


唯「行けーっ!愛と友情のファイナルあずにゃんツインキーック!!」



ドゴーン!!



唯「さよなら、憂。」




唯「次は純ちゃんの番だよー!」

  「……あれ、純ちゃんどこ行っちゃったんだろう?」キョロキョロ



150 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 22:37:44.53 ID:ozUuFWXA0


けぶる粉塵に映るシルエット、


憂「……っ!」

純「これが……急降下……!」


それは憂を庇う形で起き上がる純であった。
煙はFメカあずにゃんズのキックではなく、キックが届く寸前に流星のごとく急降下してきた
マント純による衝撃で発生したものであった。


純「本当に地面に頭からつっこんでも大丈夫なんだ!」

憂「純ちゃん!純ちゃんはプロペラに巻き込まれて平気だったの!?」

純「うん。直撃したはずなのに変だよね。」

  「でもようやく私にもツキが回ってきたよ!見て!」


Fメカあずにゃんズは地面の振動のせいで機能停止していた。


純「スピンジャンプでぶっころ!しよう!」

憂「……待って。」



151 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 22:44:35.31 ID:ozUuFWXA0


憂「おねえちゃん……キックっていうのはね……」

  「こうやるんだよっ!」ポコッ!


倒れたFメカあずにゃんの頭を蹴り飛ばした憂。
ちぎれて分離した頭部は、宙に浮く唯の頭にヒットした。


唯「あいたーっ!」グバーン!


憂「もっかい!」ポコッ!

唯「ぐへえ!」グバーン!

それは見事なドライブシュートであった……





唯「うぅ~~!よくもやったな!憂め~!おぼえてろ~!」


純「あっ!逃げる気だっ!」

憂「違うよ。きっとトイレ休憩に行ったんだよ。」



152 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 22:47:48.29 ID:ozUuFWXA0


だい2らうんど!



純「あっ、本当に戻ってきた。」

憂「待って!何か様子がおかしいよ!」



梓「憂ーっ!じゅーんっ!」チュルルルルン



純「梓!」

梓「高熱も平気な唯先輩の体温でロープを焼き切ったのー!」

唯「もー!あずにゃんはおとなしくしててよっ!」

  「伍号!ひっとらえーいっ!」

Fあ⑤「ヤッテヤルデス!」ガシッ!

梓「ふにゃっ! ふっ、ふたりとも受け取って―っ!えいっ!」ビュルーン!


純「キノコだっ!私は大丈夫だから憂が取りなよ!」



153 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 22:53:18.94 ID:ozUuFWXA0


憂は無言でキノコをキャッチし、パワーアップした。

純「なんか言って。」



唯「ふふふふっ!第2ラウンドは新兵器をおひろめするよっ!」

梓「!!やめてくださいセンパイ!あれはふがふが!」モゴモゴ

Fあ⑤「オクチ チャックデス!」

唯「これはふたりともびっくりするよーっ!ふふふ♪」



純「なんかヤバそうなのが来るよ憂!飛んで避けよう!」

憂「だめだよ純ちゃん!またプロペラにやられちゃうかも!」

純「じゃあどうすれば……」




唯「中野クラウン号!主砲じゅんび!」



154 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:01:19.12 ID:ozUuFWXA0


唯「ゲインレベルMAX!」

  「マスターレベルMAX!」

  「さらにスーパーオーバードライブON!」

梓「唯センパイだめーっ!!ふがふが!」モゴモゴ

唯「対ショックぼうぎょ!」


唯は自分と梓にヘッドホンを装着した。
梓のものはネコミミ付きであった。



唯「かうんと!いち!」

  「にっ!」

  「さぁん!」

  「しーっ!」

  「GO──────────────」



155 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:03:15.84 ID:ozUuFWXA0


唯「────っはぁ──んっ!!」スポッ!


唯がインプットジャックからシールドを引っこ抜いた瞬間、
中野クラウン号の口から音の衝撃波が発射された!


中野クラウン号「「「ボボボブオワピイイ━━━━━━━━━━!!!!」」」



ドゴオオ───ン!!



ソニックブームは地面をえぐりとりながら、建物の一角を薙ぎ払った。
吹き飛ぶ瓦礫の中には「まおうあずさのしろ!」と書かれた看板も見える。
ちなみにそれは、狂言誘拐をごまかすために唯が自ら書いたものであった。


唯「あははははーっ!こっぱみじんっ!」

  「でもわたしは平沢唯!学習するおんなです!」

  「ダメ押しにもう一発準備しよう!」

梓(憂……!純……!)



156 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:10:31.18 ID:ozUuFWXA0



純「……あぶなかった……」

憂「純ちゃん大丈夫!?直撃してたよ!」

純「私もこれはまた死ぬなと思ったけどさ、」

  「マントが破れるだけで済んだんだよ。ラッキー!ははっ!」

  「憂こそ無事なの?ケガはない!?」

憂「うん……」

純「ええっ!?避けたの!?あれを!?どうやって!?」


唯「やっぱりしぶといふたりのために、もう一発プレゼントします!」


純「げぇーっ嘘ぉーっ!」

憂「!!っ純ちゃん跳ぶよっ!」

純「ダメえ!助走つけてらんない!!」

憂「そうじゃなくて────────


唯「いち!に!さん!しー!ごーはーんっ!」スポッ!



158 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:21:31.42 ID:ozUuFWXA0



中野クラウン号「「「ボワピ━━━━━━━━━━!!!!」」」



キュルルルキショッキショッキショッキショッ!



唯「!!」


それはそれはアメイジングな光景であった。
中野クラウン号から発射された衝撃波、音の波動の上を
憂と純がスピンしながらホッピングしていたのだ……

もちろん音波は目に見えない。
さながらふたりは空中でフィギュアスケートのアクセルジャンプを連続でしているようであった……


梓「すごい……憂……純!」




純「なんかもう私、何が起こっても信じられるっ!!」

憂「!!純ちゃん!上っ!!」



159 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:26:37.01 ID:ozUuFWXA0


唯「ふふふ~、ふたりともすごいよ!」

  「でもっ!さすがのスピンジャンプも真上からではどうにもできまいっ!」

純「ひええ!そのとおりですっ!!」

憂「純ちゃんっ!!」


唯「三度目の正直!今度こそおわりだあっ!!」

  「グッバイ!くりーむっ! ごーはぁーんっ!!」スポッ!




し~ん……



憂「…………っ!!あれっ!?」

純「不発だ!助かった!」


唯「???おっかしーなあ。ごはんごはんごはんごはん!」スポスポスポスポッ!

  「……何も起きない……どうしちゃったの中野クラウン号……」



160 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:28:42.71 ID:ozUuFWXA0


背景でBGMを演奏するひとたち


澪「ボリューム上げたままシールド引っこ抜くとああなっちゃうんだよ。」

律「けいおん!2話でおなじみのアンプ事故!」

  「実はとっても回路に負担がかかるんだぜーっ!」

  「故障の原因になるから人んちとかスタジオでは絶対やっちゃダメだぞぉっ!」

  「りっちゃんとのおやくそくだっ!」


ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ!!


澪「そんなことよりパワーが落ちてるぞ!バテたか律!」ボンボンボンボン!

律「なにおーっ!まだまだーっ!!」ズッチャッズッチャッ!

さわ子「ラウンド3でまたテンポあげるぞお前らアアアァーっ!!」ブンブンブンブン ←ヘッドバンキング

紬「斎藤!汗!」

斎藤「はっ!」フキフキ

※ムギはキーボードでブラスとオーケストラヒットをやっています。



161 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:31:23.41 ID:ozUuFWXA0



唯「こわれちゃったよう……」グスン

  「でもめげないくじけない!」

  「それにまだファイナルメカあずにゃんがいる!」


Fあ③「ヤッテヤルデス!」 ガシーン!
Fあ④「ヤッテヤルデス!」 ガシーン!



純「げえっ!また来たっ!」


唯「ふたりを地獄にゲットバック♪」


憂「……」





結果から言えば、その後は>>151とほぼ同じ展開だったので割愛させて頂きます。



162 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:33:09.64 ID:ozUuFWXA0


だい3らうんど!



唯「……もう怒ったよ!」

  「わたしは平沢唯!学習するおんなです!」

  「憂がメカあずにゃんを蹴ってくるせいでたんこぶが4つもできちゃった……」

  「だからっ!もうファイナルメカあずにゃんは出さないよっ!」


憂「!!」

純「しまった!それじゃあこっちは何もできないよ!」


唯「中野クラウン号で直接ぺったんこにしてやる!」

  「そーれ!うんたん♪うんたん♪」

ガターン! ガターン! ガターン! ガターン!



憂「逃げるよ!純ちゃん!」

純「すごい画だなあ……巨大な梓が生首で跳ねてる……」




163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:36:42.61 ID:h5B4bktJ0

マリオ3のクッパ戦か懐かしすぎる



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:38:12.25 ID:dY2l0q9m0

>>163
スーパーマリオワールドだろ





165 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:49:49.09 ID:ozUuFWXA0


唯「アンプが無くたって、中野クラウン号の戦闘力はみじんもおとろえないっ!」

梓「いい加減にして下さいっ!唯センパイっ!」

唯「うわっ!オリジナルあずにゃん!もー、押さえててって言ったじゃん伍号!」

梓「ういーっ!じゅーん!これをっ!」ビュルーン!


純「わっ!またキノコだ!憂!私キノコ苦手だから取っといて!」


憂は無言でキノコをキャッチし、オーバーオールのポケットにしまい込んだ。

純はまた「なんか言えよ」と思ったが、それよりもどうせ投げてくれるなら
メカあずにゃんを投げてくれれば良かったのになあとも思いつつ、
バウンドして迫り来る中野クラウン号から逃げ続けた。


唯「邪魔しないでよあずにゃん!あっ!」

梓「コントローラーを奪ってやったです!こんなもの───

唯「だめっ!返してえっ!」ガシッ!

梓「ふぎぎっ!渡しませんよおっ!」グググ

Fあ⑤「ナカマゲンカハ ヤメルデス!」
Fあ⑥「バカデスカネ!」



166 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/25(金) 23:53:39.61 ID:ozUuFWXA0


憂「おねえちゃんと梓ちゃんがケンカしてる!」

純「うれしそうだね。」

  「でもそのせいで生首の操縦がメチャクチャだっ!チャンスだよ、憂!」



唯「何やってるのっ伍号六号!はやくあずにゃんをつかまえてよー!」

Fあ⑤「ヤッテヤルデス!」
Fあ⑥「ヤッテヤルデス!」

梓「っ!!こっちこそっ!」

  「やってやるです!」


ポコスカ ポコスカ ニャー ニャー キャー キャー!



唯「うしし!あずにゃん大乱闘のどさくさにまぎれて、コントローラーかむばっく!」

  「憂と純ちゃんを、今度こそぺったんこかんかんだーっ!」


純「げっ……」



171 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:05:17.53 ID:F10nV8gv0


挙動の戻った中野クラウン号は空高く浮き上がり、
速過ぎて逆回転しているように見える程ツインテールをブン回しはじめる!


純「……逃げてちゃおわんないね、本当に……」

  「憂!私がオトリになるから!」

  「あの生首が私を潰した瞬間に唯先輩に跳びついて倒して!」

憂「!!そんな……!!できないよそんなこと……!」



唯「秘技!中野クラウンツルベドロップ!!」

巨大な梓の生首が、うだうだしている憂と純をめがけて超高速で落下して来た!

唯「ばいばーい☆」



純「げっ!せっかくカッコつけたのに予想より速過ぎるっ!!」

憂「!!純ちゃんっ!!」


どごおおおおおおおおおん!!



172 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:07:58.93 ID:F10nV8gv0












唯「…………でごたえアリ……」

  「勝った!ついに憂に勝ったよ!あずにゃーん!」


  「……あれ?あずにゃんが乗ってないよ?」

  「ファイナルメカあずにゃんもいない……どこいっちゃったのかなあー。おーいあずにゃーん!」



梓「……うう…… はっ!ここはっ!?」


唯「あっ!な~んだあずにゃん、降りちゃってたのー?」

梓「……そうか、あまりに強い衝突で投げ出されちゃったんだ……」



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:10:30.64 ID:F10nV8gv0




梓「……あっ!憂と純はどこっ!?」



唯「えへへ!ずばり!この中野クラウン号の下です!ついに自由を勝ち取りましたっ!」フンス!


梓「!!……そんなっ!嘘っ……」







唯「これぞ、パンクだよ!あずにゃん!」

梓「う……」






梓「うわあああああぁぁん!!」



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:12:57.44 ID:F10nV8gv0


Fあ⑤「ウ……ヴヴ……」
Fあ⑥「……」

唯「ファイナルメカあずにゃんも放り出されちゃってたんだね。」

梓「唯センパイ……最低ですっ!!」

唯「……わかっているよ、あずにゃん。」

  「でもこれが姉妹のありかたというもの。ひとりっこのあずにゃんにはわかるまいよ。」

梓「うわああぁぁん!!ういぃーっ!!じゅんっ……」

唯「……これで、やっとおしまいだ。」










グググ……

梓「!!」

唯「えっ……」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:16:47.30 ID:F10nV8gv0


唯「なんなの……これ……」

ググググ……

唯「コっ、コントローラーいじってないのに……」

ググググググググ……

唯「中野クラウン号がっ!浮き上がってる……!?」









憂&純「「どっせえ───────いっ!!!」」


唯「うわぁ!!」

ガタァン!!

なんと、潰されたはずの憂と純が
下から中野クラウン号を持ち上げ、投げ飛ばしたっ!!




177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:18:07.40 ID:8cAoULy50

純が役に立った!?





178 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:19:02.70 ID:F10nV8gv0



ことのからくりはこうである。


中野クラウン号が憂と純をまさに潰そうとするその瞬間、
憂がポケットからキノコを取り出し、純の口にムリヤリ突っ込んだのだ!

憂は既にパワーアップ済み、純もスーパー純になり、
ふたりとも致命的なダメージを一度だけ耐えることができた、というわけである!



純「やっぱり好き嫌いはするもんじゃないわ。」

梓「純……!」ウルウル

憂「もう大丈夫だからね、梓ちゃん。」

梓「憂……!よかった……!」ウルウル





唯「ううううう!おのれ~憂めぇ~!」

  「今度の今度こそ、メイドにおくってやる!」

  「中野クラウン号!行くよっ!」



179 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:24:14.06 ID:F10nV8gv0


ガターン! ガターン!


純「!!来るよっ!次やられたら、本当に終わりだっ!」

梓「でも唯センパイ、かなり弱ってた!」

  「あと2発でも喰らえばノックアウトできるはず───

  ウ……ヴヴ……ヤッ……テヤルデ……

憂「!!梓ちゃんあぶないっ!!」


憂は高く跳び上がり、梓の後ろで怪しく蠢きだした
Fメカあずにゃん伍号六号をまとめて延髄蹴りっ!!

Fあ⑤「ニャ゙ッ!」
Fあ⑥「ニャ゙ッ!」

頭をちぎり飛ばした!!


着地した憂は、そのまま
放物線を描き落下して来たFメカあずにゃんの頭部をボレーシュート!


憂「めっ!」ポコッ



180 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:26:06.49 ID:F10nV8gv0


唯「ぎゃぼおっ!!」グバーン!

梓「やったあ!あといっぱつ!」


純「……憂ばっかりずるいよね……」

  「最後の最後くらい……」

  「私がきめるっ!!」


遅れて落ちてくるもうひとつのFメカあずにゃんの頭
純はその落下点に近づき……


純「ちぇすとおーっ!!」ポコッ


確実に足でとらえたっ!
それは中野クラウン号からひょっこり出ている唯の体にまっすぐ向かって行った……!


純「入った……っ!!」




181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:27:54.62 ID:8cAoULy50

やったか…!?





182 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:29:10.42 ID:F10nV8gv0



カキン!


憂&純&梓「「「!?」」」



唯「ふふふふふ……!残念でしたっ!」


唯はとっさに中野クラウン号をぷるぷるさせ、
乱れたツインテールのプロペラで向かってくる凶器をはじきとばしたのであった……


梓「そんなあ!」

純「あははー!もーだめだっ!」

  「…………ごめん……」



唯「じえんど!だよ!」

ガターン! ガターン! ガターン! ガターン!


憂「……………」



183 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 00:31:17.53 ID:F10nV8gv0



憂「梓ちゃん……」

梓「憂……」
















がしっ


梓「え?」

憂「痛いのは一瞬だからね。」



185 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 01:03:03.70 ID:F10nV8gv0



憂は梓の両足を脇の下に抱え込んだ。




純「憂、あんたまさか……!」

梓「う、憂……?」




憂「うおおおおぉぉぉぉぉーっ!!」グルングルン!


そしてそのままジャイアントスイングに移行したのである。


梓「ふにゃあああぁぁぁぁーっ!!」




すぽ────────ん!



186 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 01:05:24.05 ID:F10nV8gv0











それが梓のファーストキスになった─────













                                  唯「無念なり……」



187 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 01:13:16.75 ID:F10nV8gv0











梓「…………う~ん」

純「あっ、梓!」

憂「梓ちゃん!」

純「勝ったよ!梓!ついに憂のお姉ちゃんをやっつけたんだ!」

梓「えっ……本当?」



  「でもどうやって……なんかよく思い出せな……うっ!」ズキズキ

憂「純ちゃん!梓ちゃん、疲れてるんだから!」

純「へへへ!ごめんごめん!」



189 名前:UI × 1  JUN × 1:2011/02/26(土) 01:20:03.00 ID:F10nV8gv0




これで ういたちのぼうけんは おわりです。

BGMをえんそうしていた りつさんたちもくわわって、あずさとのたのしい

バケーション(連休)が ふたたびはじまります・・・・


ドヒュ──────ン…………

パァ─────ン! パラパラパラ…………



純「あ、花火。」

憂「……」

梓「……」








律「エンディング!行ってみよう!」



190 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:26:44.34 ID:F10nV8gv0



梓とのたのしいバケーション日記 ①


沈没船があるらしい海溝でスキューバダイビングをしました。
澪さんは、「沈没船は怖くないけどダイビングスーツで体のラインが出て恥ずかしい」
と、わかりやすい言い訳をして不参加でした。

                                平沢 憂





梓とのたのしいバケーション日記 ②

迷いの森で和ちゃんが遭難していました。
すっかりサバイバルに慣れてしまっていて、なんと雲の上から釣りをしていました。
雲に乗れるのに何で空から脱出しようと思わなかったのか疑問です。

                                 平沢 憂



191 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:30:09.39 ID:F10nV8gv0



梓とのたのしいバケーション日記 ③

面倒臭くなったらしく、みなさんもう一刻も早く帰りたい雰囲気だったので、
「下の橋からスターロードに行けるわよ~♪」とムギさんが空気を読んで提案して下さいました。
その橋のゴールでは、純ちゃんが律さんの2段ジャンプに失敗して死にました。

                                 平沢 憂





梓とのたのしいバケーション日記 ④

湖は魚雷が設置されてて危険とのことなので、
ムギさんちの執事、斎藤さんがクルーザーを用意してくれました。
そんなものがあるなら始めから出してほしかったです。

                                平沢 憂



192 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:31:50.61 ID:F10nV8gv0



梓とのたのしいバケーション日記 ⑤

律さんのお家に帰ってきました。純ちゃんが、形に残る思い出が欲しいと言い出したので、
田井中家の玄関あたりで記念写真を撮りました。律さんは、魔王梓の城8番の部屋で
純ちゃんが撮った写真を「オッズソッズだ!」と気に入ってプリントアウトしていました。

                                平沢 憂





梓とのたのしいバケーション日記 ⑥

明日から学校なのに課題にまったく手をつけていなかった純ちゃんのために、
わたしの家で勉強会をしました。梓ちゃんは、さわ子先生の家に呼び出されたみたいなので
うちには来れませんでした。おねえちゃん、今どこにいるのかなあ。

                                平沢 憂



194 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:38:58.62 ID:F10nV8gv0



ふつうの日記

最近憂の元気がない。きっとお姉ちゃんが行方不明だからだと思う。
何とか元気づけてあげたいけどどうするかなあ。それと連休明けても
ずっと学校来てなかった梓が今日は来た。なんかたくさん死んだ顔をしていた。

                                鈴木 純





ふつうの日記

週一で律先輩の弟、聡君が軽音部に助っ人に来てくれるようになってから
ウチのバンドも去年と同じように輝いてきたと思う。心配なのは、憂が日に日に
オルガンをトチる回数が増えてきたことだ。近いうちに純に相談しよう。

                                中野 梓



195 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:45:33.89 ID:F10nV8gv0




さいきん!







純「憂っ!お誕生日おめでとーっ!!」

梓「おめでとう!」


憂「純ちゃん、梓ちゃん。」



196 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 01:49:09.60 ID:F10nV8gv0


純「早速だけどプレゼント!はいっ!」

憂「これは、きぐるみ?」

純「勧誘のときの変なきぐるみは軽音部の伝統でしょ!」

  「もうすぐ私たちも卒業だけど、これで憂も軽音部のことを思い出せるかな―と思ってさ!」

  「パジャマにでもしてよ!」


梓「私からはこれ。憂、原付の免許とったでしょ。」

  「だからはい!ヘルメット!」





憂「わあ……ふたりとも……ありがとう!!」ウルウル

純「実はまだあるんだよ!」

梓「ふふふ!憂!この布をめくってみて!」

憂「なんだろうなあ。さっきから気になってたんだよ。」ペラッ



197 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 02:19:51.96 ID:F10nV8gv0



憂の等身近くある巨大な布をたくしあげると
そこには……





巨大なケーキが出現した!





梓「……あれからずっと憂元気なかったからさ……」

純「憂のおかしには敵わないけど、ふたりで頑張ってつくったんだ。」

  「……ハッピーバースデー、憂。」




憂「…………」

純「もう少しで二次試験だし。元気出そうっ!憂っ!」

梓「憂…………」



198 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 02:24:26.04 ID:F10nV8gv0



憂「…………おねえちゃん……」


純「……」

梓「……」






憂「おねえちゃん!なんでこんなところにいるの!?」


純「!?」

梓「!?」






ぼこーん!


唯「やっほーっ☆」



200 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 02:27:55.57 ID:F10nV8gv0


なんとっ、
ケーキの中から唯がとび出したっ!!


唯「もぐもぐ。んん、なかなかいけるよ、純ちゃん!」モグモグ

純「唯先輩……いつからそのなかに……なんで……」

唯「むふふ!おっ!」

  「あ~ずにゃーん!!」ダキッ

梓「」



憂「おねえちゃん!」

唯「憂、またあずにゃん一丁お借りするよっ!」

  「次は実験的にせくしい路線でごり押ししたくなってね、」

  「今度のメカあずにゃんエフェクターは、レベルつまみを乳首にするんだー!」

梓「」

純「えー今さらエロ要素ですかあ……」



201 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 02:29:50.43 ID:F10nV8gv0


唯「ということで!さらばっ!!」

梓「うわああああああ!憂ーっ!じゅーんっ!!」














純「……」

憂「純ちゃん!何ぼーっとしてるの!着替えて!」

純「えっ。」

憂「さわ子先生のオーバーオールだよ!おねえちゃんを捕まえにいく!」

純「えっえっ、なにこれ?どういうこと?」

憂「もーっ!なんでわかんないのー!?」



202 名前:えんでぃんぐ!:2011/02/26(土) 02:31:56.01 ID:F10nV8gv0


憂「純ちゃんがくれたきぐるみ!何の動物!?」

純「え?ペンギンのつもりだけど?」

憂「梓ちゃんがくれたヘルメット!ここほら!見て!」

純「なにこれ……プロペラ……」




唯が出て行った窓から吹き込んだ風で
憂の机の写真立てがカタンと倒れて床に落ちた。


田井中家をバックに向かって左から  憂 梓 純






                        ウィー
憂「次はNEWスーパーひらさわシスターズ憂!!」

純「もうええっちゅうねん。」


                                            おしまい!



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:48:37.58 ID:F10nV8gv0

※梓城7番の部屋で純は3人死んでいるはずなのに、
  残機が2しか減らないバグを確認いたしました。
  この場を借りてお詫び申し上げます。


純「なーんてね!わざとだよ、わざと!」

憂「なぜ。」



BDジャケットで梓が律に跨ってるのをみて思いついた。
22日の誕生日に間に合わせられなくて憂ちゃんごめん。

*バグは修正済みです。


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:39:49.98 ID:Bbd8ZMJKO

乙!



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:54:45.22 ID:qBqEjasU0

乙うい



206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:55:22.85 ID:eKYaI0qrO





207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 04:03:30.72 ID:8cAoULy50

おつかれおもろかった
憂ちゃんが好きな奴に悪い奴はいないよ





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憂&純「ぶっころ!」#まおう あずさのしろ!&えんでぃんぐ!

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