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唯「あずにゃんが可愛すぎて生きるのが辛い」 【非日常系】


http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1298988623/l50




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:10:23.50 ID:8WU9zYBV0

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4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:11:55.54 ID:8WU9zYBV0

唯「ねえ憂」

憂「な~に、お姉ちゃん」

唯「あずにゃんが可愛すぎて生きるの辛い」

憂「ふふっおねえちゃん梓ちゃんと出会ってからそればっかりだね」

唯「だってあずにゃんが可愛すぎるんだもん!憂だってそう思うでしょ?」

憂「そうだね。私もお姉ちゃんの気持ちよく分かるよ。
  私もたまに梓ちゃんに抱きついてみたくなるし」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:13:04.05 ID:8WU9zYBV0

唯「え!そ、それはダメだよ」

憂「大丈夫だよ。お姉ちゃんから梓ちゃんを取り上げるようなことしないから」

唯「ほっ……。でも、そうだよね……。あずにゃん可愛いから誰かにとられちゃうかも」

憂「それじゃあ、そうなる前に梓ちゃんに告白したら?」

唯「でっ、でもでも振られちゃったりしたら私……」

憂「ん~、私は脈ありだと思うんだけどな~。でも絶対って訳じゃないから、
  確かにもう少しタイミングを考えた方がいいかも」

唯「そっそうだよね」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:14:04.98 ID:8WU9zYBV0

翌朝

唯「今日も寒いね~」

憂「そうだね~。あっ!お姉ちゃん、あれ梓ちゃんじゃないかな?」

唯「えっ!ほんとだ!おーいあずにゃ~ん!おはよ~」

梓「あっ、憂、と唯先輩おはようございます」

憂「梓ちゃんおはよう」

唯「えへへ~朝からあずにゃんに出会えるなんてついてるよ~」ダキッ

梓「にゃっ!?もう唯先輩こんなところでやめてください……////」

唯「よいではないかよいではないか~」

憂「うふふ……」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:15:57.81 ID:8WU9zYBV0

梓「もう…クシュン!!」

唯「あずにゃん風邪?」

梓「いえ大丈夫です。ただちょっと冷えてただけです」

唯「あったかあったか」ギュー

梓「ちょ……ゆ、唯先輩!?」

唯「えへへ……あったまった?」

梓「は…はい多少は……////」

唯「えへへ~よかった。じゃあ、このマフラーあずにゃんに貸してあげるね」

梓「えっ、でもそれじゃ唯先輩が」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:16:51.03 ID:8WU9zYBV0

唯「いいからいいから、年上の好意は素直に受けるものだよあずにゃん」

梓「で、でも」

憂「それなら、二人で一緒に巻けばいいんじゃないかな?」

梓「えぇ!?」

唯「なるほど~ナイスアイディアだよ、憂」

唯「これでよし、と。えへへ、あったかあったかだね?あずにゃん」

梓「そ、そうですね……////」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:19:30.83 ID:8WU9zYBV0

唯「はぁ~やっぱムギちゃんのお茶はおいしーね」

律「ほんとこの時間は落ち着くぜ」

紬「うふふ」

澪「いつにも増してだらけてるな」

梓「あの、そろそろ練習始めませんか?」

唯「えぇ~もうちょっとお茶してようよ~」

律「そうそう、今日はさみーし」

梓「もう!みなさんやる気あるんですか!?」

澪「ほら、お前ら梓を見習え。大体後輩にこんな事言われて情けなくないのか?」

梓「澪先輩……」ジーン

唯(ムッ……)



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:20:41.11 ID:8WU9zYBV0

律「へいへい、わかりましたよっと」

唯「あーずにゃんっ!!」ダキッ

梓「にゃっ!!もういきなり何するんですか唯先輩!」

澪「唯ふざけてないで、早く準備しろ」

梓「そうですよ、そうやってごまかそうとしても無駄ですからね」

唯「なっ……そんなじゃないもん!」

梓「もう、いいからさっさと始めますよ」

唯「うぅ……」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:23:04.68 ID:8WU9zYBV0

憂「お姉ちゃん、私お夕飯の買出しに言ってくるけど一緒に行く?」

唯「うん行く~」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:23:35.97 ID:8WU9zYBV0

憂「それで最近梓ちゃんとはどうなの?」

唯「う~ん、それがね……」

憂「あっ!待ってお姉ちゃん……あれ梓ちゃんと澪さんじゃない?」

唯「えっ!?あ、本当だ!な、なんで……」

唯「…………」

唯「憂、ごめん先に買い物済ませて帰ってて……」

憂「え?う、うん、わかった」




15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:24:31.55 ID:8WU9zYBV0

唯「…………」コソコソ

唯「…………」ジーっ

唯(こうやって見てるとあの二人姉妹みたい……)

唯(あずにゃんあんなに笑ってる、楽しそうだな……)

唯(あっ、澪ちゃん頭撫でた……)

唯(あずにゃん嬉しそう……)

唯(私が抱きついたら嫌がったり文句言ったりするのに……)

唯(あずにゃん澪ちゃんには素直だよね……)

唯(やっぱりあずにゃんは澪ちゃんが好きなのかな……)

唯(グスッ……もう帰ろう……)




16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:27:17.30 ID:8WU9zYBV0

律「ふー食った食った~」

澪「律、下品だぞ」

梓「さぁお菓子も食べましたし、練習始めますよ」

律「え~もうちょっと消化してから…」

唯「うん、そうだね。練習しよっか」

律澪梓紬「え?」

唯「え?」

律「え、いや。な、なんでもない。そ、そうだなそろそろ始めるか!」

紬「わ、私食器かたしちゃうわね!」

梓「明日は雨でしょうか……」

澪「唯、お前何かあったか?」

唯「何で?」

澪「い、いやいいんだ。わるかった」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:29:17.75 ID:8WU9zYBV0

じゃかじゃーん!!

律「うー疲れたー今日はハードだったなぁ……」

澪「いや、これが普通だから」

紬「それじゃそろそろ帰りましょうか」

梓「そうですね」

唯「あ、ごめん澪ちゃんちょっと話があるから残ってくれないかな?」

澪「私にか?別にいいけど」

律「それじゃあ私たちは先に帰るぞー」

唯「うん、バイバイみんな」

梓「お疲れ様でした」

紬「さようなら唯ちゃん、澪ちゃん」

澪「ああ、また明日」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:32:27.31 ID:8WU9zYBV0

澪「それで唯、話って?」

唯「えと、あのね澪ちゃんってあずにゃんとどういう関係なのかなって……」

澪「どうって……別に…普通の先輩後輩だろ」

唯「でも、仲いいよね二人とも」

澪「そりゃあ悪くはないと思うけど……私より唯のほうが梓と仲いいと思うよ?」

唯「っ!白々しいこと言わないでよっ!!」

澪「ヒッ!?ゆ、唯?どうしたんだよ一体?」

唯「私見てたんだもん……」

澪「え?」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:33:31.16 ID:8WU9zYBV0

唯「この前二人がデートしてるとこ見ちゃったんだもん……」グスッ

澪「で、デート?って、あぁもしかしてあの時か?」

澪「あれはデートじゃないよ。買い物に来たらたまたま梓とばったり会っただけだ」

唯「え?そ、そうだったの?」

澪「そうだよ、なんか勘違いしてたみたいだから一応言っとくけど
  私は梓のことは可愛い後輩としか見てないぞ」

唯「よ、よかったぁ」ホッ

唯「澪ちゃん、ごめん怒鳴っちゃたりして……」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:34:39.57 ID:8WU9zYBV0

澪「いや、大丈夫気にしてないよ…。でも、唯は梓のこと好きなんだよな?特別な意味で」

唯「う、うん実はそうなんだ……」

澪「なるほどなー」

唯「でも、きっとあずにゃんは私なんかより澪ちゃんの方が好きなんだよ」

澪「いや、それはない」

唯「え?」

澪「だってこの前二人でいたときも梓は唯のことばっかり話してたぞ」

唯「そ、それホント?」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:35:41.97 ID:8WU9zYBV0

澪「あぁ、なんか唯先輩はやれば出来る人なんだから
  ちゃんと練習しないのはもったいないとか、
  唯先輩は私が見てないとダメみたいなこと言ってた」

唯「うぅ、それって誉めてるのか悪口なのか……」

澪「いや、これは好意の裏返しだと思うよ。
  私と梓は似てるところあるからなんとなく分かるんだ」

唯「あっ、そっか澪ちゃんと律ちゃんに置き換えて考えれば納得だね!」

澪「なっ!ちょ、唯!////」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:36:18.58 ID:8WU9zYBV0

唯「えへへ~。それじゃちょっと希望はあるって考えていいのかな?」

澪「まぁ、少なくとも梓にとって唯は軽音部の中でも特別な存在だとは思うよ」

唯「よし、私あずにゃんに告白するよ!」

澪「そうか、がんばれ。私は唯を応援するよ」

唯「ありがとう!澪ちゃん!」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:37:13.13 ID:8WU9zYBV0

梓「あ、唯先輩からメールだ」


『あずにゃん今度の日曜日暇?
 暇だったらあずにゃんと二人でお出かけしたいんだけどいいかな?
 予定があったらごめんね』


梓「……そういえば唯先輩と二人っきりで休日過ごしたことなかったな。
  まぁ別に断る理由もないよね。いいですよ、っと」ポチポチ




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:38:09.78 ID:8WU9zYBV0

唯「ふんふんふ~ん♪」

憂「おねえちゃん、ご機嫌だね」

唯「だって明日はあずにゃんとお出かけするんだもん。今から楽しみだよぉ」

憂「ふふ、それじゃ明日は早起きしておめかししていかないとね」

唯「うん!それでね憂、明日私あずにゃんに告白しようと思うんだ」

憂「そっかお姉ちゃんいよいよ……頑張ってねお姉ちゃん!
  大丈夫きっとうまくいくよ!」

唯「ありがとう憂。私がんばるよ!」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:38:58.58 ID:8WU9zYBV0

日曜日

唯「あっ、あずにゃーん」

梓「唯先輩早いですね。絶対遅刻してくると思ってたのに……」

唯「あずにゃんひどいっ!!うぅ、私ってそんなに信用ないかな」

梓「まぁ、日ごろの行いがものをいいますね」

唯「うぅ……私だってやるときはやるんだよ?」

梓「それは分かってますよ。だからこそ普段のやる気のなさが憎らしいんです」

唯「面目ないです……」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:41:57.33 ID:8WU9zYBV0

梓「いえ、まぁ折角の日曜日に説教ばっかりもあれですから楽しみましょうか」

唯「うん、そうだね。それじゃあいこっか、あずにゃん」

梓「それでどこに行くんです?」

唯「映画館はどうかな?」

梓「別にいいですけど。今どんなのやってましたっけ?」

唯「たしかちょうどあずにゃんが好きそうなのあったよ」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:43:02.81 ID:8WU9zYBV0

唯「はー、あの映画良かったね~」

梓「そうですね」

唯「あずにゃんちょっと泣いてたでしょ?」

梓「な!そ、そんなこと……」

唯「えーだってあずにゃんなんか目こすってたよ」

梓「あ、あれは目がかゆくなって……」

唯「へーそうだったのかー(棒読み)」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:43:45.81 ID:8WU9zYBV0

梓「もっもう!そうですよ!ちょっとだけ……ちょっとだけ泣いちゃいました」

唯「えへへ~あずにゃんは涙もろいのかな」

梓「……動物ものには弱いんです私」

唯「なるほど」

梓「それじゃこの後どうしましょうか?」

唯「そうだな~」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:44:27.62 ID:8WU9zYBV0

梓「ゲームセンターですか……」

唯「嫌だった?」

梓「いえ、別にそんな事はないですけど、
  唯先輩はこういうところにはよく来るんですか?」

唯「うん、まぁ律ちゃんなんかとはよく来るかな。澪ちゃんは苦手みたいだけど」

梓「納得です」

唯「あずにゃんは?」

梓「私もあまり行かないですね。特にゲーム好きというわけでもないですし」

唯「そっかー」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:45:59.76 ID:8WU9zYBV0

ジャジャーン

唯「あーん、また失敗しちゃったよー」

梓「まぁ、やっぱりゲームと本物の楽器は勝手が違いますね」



唯「うんたんうんたん」ダッ!ダダダッ!カッ!

唯「やったー、自己ベスト更新だよ!」

梓「こういうのは得意なんですね」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:47:40.24 ID:8WU9zYBV0

バキューンバキューン

唯「うわわっ!あっ、やられちゃった。あずにゃん後は任せたよ」

梓「ちょ……こんなの一人じゃ無理ですって!
  ってか何で初心者の私より早くやられてるんですか!」



ウィーン、ガシッ

唯「よし」

ポロッ

唯「あーまた取れなかった」

梓「もう諦めましょうよ」

唯「あとちょっとで取れそうなんだよ~。もう一回だけやったら諦めるから」

梓「はぁ…」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:49:03.63 ID:8WU9zYBV0

唯「あーずにゃんっ」ギュっ

梓「にゃっ、ゆ、唯先輩離れてください……////」

唯「いいじゃんいいじゃん」

パシャっ

唯「えへへ~」

梓「ちょ、唯先輩ハートとかかくのやめてください!」

唯「気にしない気にしない」

ウィーン

唯「あずにゃん私このプリクラ一生大切にするよ!」

梓「もう勝手にしてくださいっ!////」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:49:58.28 ID:8WU9zYBV0

唯「あっ、この服可愛い~」

梓「でも高いですよそれ」

唯「うう~私のお小遣いじゃ手が出せないよ~」

梓「で、結局買ったのは安売りしてたTシャツですか」(しかも変な文字がプリントされた)

唯「えへへ~いいでしょ~。めっけもんだねこれは」

梓「唯先輩のセンスはよく分からないです」

唯「え~そうかな~」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:50:53.57 ID:8WU9zYBV0

唯「あずにゃん鯛焼き買ってきたよ~。はいあ~ん」

梓「じ、自分で食べますよ」

唯「いいからいいから、はいあ~ん」

梓「……あ~ん」パクッ

唯「おいしい?」

梓「は……はい////」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:51:44.03 ID:8WU9zYBV0

唯「あずにゃん今日は楽しかった?」

梓「そうですね。楽しかったですよ」

唯「よかった~」

唯「あずにゃん、私あずにゃんに伝えたいことがあるんだ」

梓「なんですか?」

唯「私あずにゃんの事が好きなんだ」

梓「え?」

唯「最初はね、ただ可愛い子だなーって思ってた」

唯「でも、だんだんあずにゃんと過ごしているうちに
  あずにゃんは私の中でただの後輩じゃなくなっていったの」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:55:28.29 ID:8WU9zYBV0

梓「唯先輩……」

唯「あずにゃんと一緒にいるとすっごく安らぐんだ。
  それでね、あずにゃんがふとした瞬間に見せる表情とか、
  新たな一面とか見つけたりするとすごくドキドキするの。
  でも、夜になってあずにゃんのこと考えたりすると
  切なくなって胸が苦しくなるんだよ。
  もしあずにゃんが誰かのものになったりしたら私耐えられないよ」

梓「……」

唯「ねえ、あずにゃん私好きなんだよ、
  どうしようもないくらい好きなんだ、あずにゃんのことが」

梓「私も唯先輩のことは好きですよ……」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:56:22.23 ID:8WU9zYBV0

唯「それじゃあ…!」

梓「でも、それはあくまで先輩後輩として仲間としてです……」

唯「え……」

梓「ごめんなさい」

唯「なんで…私が女だから…?」

梓「そうじゃありません。他に好きな人がいるんです…」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:57:14.73 ID:8WU9zYBV0

唯「男の人……?」

梓「違います……唯先輩もよく知っている人です」

唯「やっぱり……澪ちゃんが好きだったんだね…」

梓「…いえ、澪先輩じゃないです」

唯「そ、それじゃあムギちゃん!?それとも律ちゃん!?」

梓「いえ……唯先輩が誰よりも一番良く知っている人です」

唯「えっ?……あっ!?」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:57:56.26 ID:8WU9zYBV0

梓「…………」

唯「…う……い……?」

梓「…………」

唯「そんな……」

梓「…………ごめんなさい」

唯「……っ!!!」ダッ

梓「…………」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 23:58:40.64 ID:8WU9zYBV0

ガチャっ

憂「あっ、お姉ちゃんお帰りなさーい」

唯「…………」

憂「お姉ちゃん……?」

唯「ヒッグ…グスッ……えっぐ……」

憂「お姉ちゃん…」

唯「ういっ!うい~!!」

憂「…………」ギュっ



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:00:42.99 ID:4ZIYOEa20

翌日
憂「ねぇ、梓ちゃん、お姉ちゃんからの告白断ったでしょ」

梓「……唯先輩から聞いたの?」

憂「ううん、お姉ちゃんは泣きながら帰ってきて
  その後も何も言わずに部屋にこもってたよ」

梓「そっか……。ねぇ憂、唯先輩を泣かせた私が許せない?」

憂「そんなことはないけど……でも、どうして?
  私ずっと梓ちゃんはおねえちゃんのこと好きなんだと思ってたのに……」

梓「確かに唯先輩は魅力的だよ……だけど私はそれ以上に好きな人がいるから」

憂「…………そっか」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:01:46.50 ID:4ZIYOEa20

梓「ねぇ憂、誰だと思う?私の好きな人」

憂「そんなこと聞いてもしょうがないよ…」

梓「私の目の前にいる人だよ」

憂「えっ?」

梓「憂、私は憂が好き。すぐに返事を頂戴なんて言わない。
  私より唯先輩が好きでもいい。私と付き合ってくれないかな?」

憂「梓ちゃん……」

梓「返事はいつでもいいよ……私待ってるから……」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:02:50.55 ID:4ZIYOEa20

憂「あのね、お姉ちゃん。私梓ちゃんに告白されちゃった……」

唯「そう……」

憂「お姉ちゃんは梓ちゃんの気持ち知ってたの?」

唯「うん……」

憂「ねえお姉ちゃん…。私はどうしたらいいのかな……」

唯「……憂はどうしたいの?」

憂「私は梓ちゃんのこと好きだよ。
  でもそういう目で見たことなんてないし、やっぱりダメだよ」
  (それに私が梓ちゃんと付き合ったら
   お姉ちゃんを悲しませることになる。私にはそんなこと出来ない……)



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:03:39.39 ID:4ZIYOEa20

唯「そっか……」

憂「うん……」

唯「あずにゃん悲しむね……」

憂「そうだね…………」

唯「…………」

憂「あのね、お姉ちゃん」

唯「なに?」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:04:47.57 ID:4ZIYOEa20



――――――――――――――


唯「え?そ、そんな事出来ないよ!」

憂「でも、誰も悲しまないようにするにはこうするしかないと思うの」

唯「で、でもそんなこと上手くいったとしてもいつまで続けられるか……」

憂「じゃあお姉ちゃんは梓ちゃんの事諦められるの?」

唯「それは……」

憂「ね、お姉ちゃん、私も全力で協力するから」

唯「う、うん……」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:09:14.12 ID:4ZIYOEa20

憂「梓ちゃん、この前の返事なんだけどね……」

梓「うん……」

憂「私も梓ちゃんの事好きだよ」

梓「そ、それじゃ……!?」

憂「うん、私でよかったらお付き合いしてください」

梓「憂……。うん…うん…」ポロポロ

憂「梓ちゃん、泣かないで」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:10:34.66 ID:4ZIYOEa20


梓「ご、ごめん…。でもすごく嬉しくて……夢みたいで……」

憂「うふふ……よしよし……」ナデナデ

梓「憂…うい~!!!」ギュ



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:12:09.64 ID:4ZIYOEa20

憂「梓ちゃ~ん」

梓「あ、憂!」

憂「お待たせ~。ごめんね、待たせちゃった?」

梓「ううん、全然。私も今来たところだから」

憂「ホント?」

梓「うん」

憂「よかった。それじゃどこ行く?」

梓「えっと、私憂と見たい映画があったんだ」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:13:01.97 ID:4ZIYOEa20

憂「いい映画だったね~」

梓「うん、なんだかんだでハッピーエンドだったしね」

憂「ねえ、梓ちゃん、私たちもあの映画みたいにキスしてみない?」

梓「えっ!?で、でもこんなところで……恥ずかしいよ……」
  (しかもそれってディープキスって事だよね……////)

憂「大丈夫だよ、ここあんまり人通りないし。ね?」

梓「う、うん…」

憂「梓ちゃん……」

梓「憂……」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:13:58.93 ID:4ZIYOEa20

憂「ちゅっ……」

梓「んっ……」

憂「ちゅう…んちゅ……んっ…はぁ…」

梓「んっ……んふ……んんっ…ぷはっ…」

憂「えへへ……梓ちゃんと大人のキスしちゃった……////」

梓「う……うん…そうだね……////」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:15:02.54 ID:4ZIYOEa20

梓「ねぇ、憂プリクラ撮ってかない?」

憂「うん、いいよ。私たちの初デートの記念だね!」

梓「うん、そうだね……////」

パシャ!
パシャ!
憂「次で最後だね~」

梓「う、憂」

憂「えっ、なぁに?」

梓「ちゅっ……」

憂「あっ…」

パシャ!



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:15:43.58 ID:4ZIYOEa20

梓「……////」

憂「梓ちゃん大胆だね……////」

梓「だ、だって……」

憂「えへへ~梓ちゃ~ん」ギュ~

梓「ふ、ふあ……////」



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:16:20.01 ID:4ZIYOEa20

憂「……」ジーっ

梓「憂、それ欲しいの?」

憂「え?う、ううん、見てただけだよ」

梓「そう?」(あのぬいぐるみ唯先輩も欲しがってた奴だ)

梓「よし、私が取ってあげる」

憂「え、いいよぉ……」

梓「いいからいいから」チャリン



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:17:05.27 ID:4ZIYOEa20

ウィーン、ガシッ

梓「よし、狙い通り!」

ポロッ

梓「あぁ~……」

憂「梓ちゃん、無理しなくていいよ」

梓「ううん、今ので大分とりやすくなったしもう一回!」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:17:44.16 ID:4ZIYOEa20

数分後

梓「やった!取れたよ、憂!」

憂「わぁ、ありがとう梓ちゃん!でも結構お金使っちゃったね……」

梓「確かにちょっと熱くなりすぎたかも……」

憂「でも私のために頑張ってくれたんだもんね。ありがとう梓ちゃん」

梓「うん!」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:18:39.88 ID:4ZIYOEa20

梓「憂、今日はありがとう。私すごく楽しかったよ」

憂「私もだよ梓ちゃん」

梓「これからもこんな風にデートしてくれる?」

憂「当たり前だよ!私は梓ちゃんの恋人だもん!」

梓「ありがとう」

梓「ねぇ憂……夕焼けがきれいだね……」

憂「そうだねぇ……」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:19:22.06 ID:4ZIYOEa20

梓「何だか先輩達と見た初日の出思い出すなぁ……」

憂「うん…あのときの梓ちゃんトラミミ付けっぱなしで可愛かったよねぇ……」

梓「え?」

憂「え?」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:22:02.93 ID:4ZIYOEa20

梓「ちょ、ちょっと待ってよ。
  何で憂がそのこと知ってるの?あの時憂はいなかったのに……」

憂「あっ!そ、それは…おっ、お姉ちゃんから聞いたんだよ!」

梓「でも、さっきの言い方まるで実際に見てきたみたいだった……」

憂「あっ…う…」

梓「唯先輩……?」

憂「…………」

梓「唯先輩なんですかっ!?」

唯「ご、ごめん、あずにゃん」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:24:59.99 ID:4ZIYOEa20

梓「憂もグルだったんですよね…?」

唯「う、うん」

梓「最初からずっと騙してたんですね……」

唯「ごめん……ごめんね……あずにゃん」

梓「なんで……なんでこんな事……」

唯「私、あずにゃんの事好きだから……だから……」

梓「だからって私を騙してたんですか……?」

唯「うぅ……」

梓「最低です……。唯先輩も…憂も…最低ですっ!!」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:25:52.61 ID:4ZIYOEa20

唯「…………」

梓「……もう帰ります」

唯「あ、あずにゃん待って……」

梓「来ないでくださいっ!?」

唯「あうっ……」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:26:37.38 ID:4ZIYOEa20

後日

律「うぃ~す」ガチャ

唯「…………」

梓「…………」

律(何この空気(汗))



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:28:05.65 ID:4ZIYOEa20

澪「入るぞ~」ガチャ

唯「…………」

梓「…………」

律「…………」

澪「失礼しました~」バタン

律「うぉおい!ちょっと待ってくれ!」

澪(一体どうしたんだよ!この異様な空気は)ヒソヒソ

律(私にも訳が分からないよ!
  とにかく唯と梓がずっとこんな調子なんだ!)ヒソヒソ

ガチャ

紬「おまたせ~」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:29:09.65 ID:4ZIYOEa20

唯「…………」

梓「…………」

律「…………」

澪「…………」

紬「…………」

律「れ、練習始めるか!」

澪「そ、そうだな!」

紬「わ、私食器片付けちゃうわね!」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:30:25.13 ID:4ZIYOEa20

ジャジャーン

唯「…………」

梓「…………」

律「…………」

澪「…………」

紬「…………」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:32:03.04 ID:4ZIYOEa20

律「うがーーーー!!!!いい加減にしろよお前ら!!」

唯「ご、ごめん……」

紬「ねぇ、二人とも一体何があったの?」

梓「別に皆さんには関係ないです……」

澪「関係ないって……」

律「あぁもうやってられっか!!今日は解散だ!!
  いいか、お前ら明日までは待ってやる!
  それまでには仲直りしとけよ!!ほら澪、ムギ帰るぞ!」

澪「あっ律、待って!」

紬「律ちゃんっ!!」

唯「…………」

梓「…………」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:33:33.30 ID:4ZIYOEa20

帰り道

唯「あずにゃん本当にゴメンね」

梓「……ついてこないで下さい」

唯「許してなんてとても言えないけど。
  でも、このままだとみんなにも迷惑かけちゃうし……」

梓「私が軽音部やめればいいんですかね……」

唯「えっ!?」

梓「…………」

唯「あ、あずにゃん冗談だよね……?」

梓「それじゃ……」

唯「あずにゃん待って」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:34:44.48 ID:4ZIYOEa20

梓「ついてこないでください!!」ダッ

唯「ま、まってよ!あずにゃん」ダッ

車「ブウウゥゥゥーーン」

唯「あっ!?あずにゃん、危ないっ!!」ドンッ

梓「えっ」

パーーーーーー!!!!

ドンッ!!

キキキキィィィィ!!!

唯「……うっ……あっ…ううあっ……」

梓「う……う…そ……」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:37:21.91 ID:4ZIYOEa20

ザワザワ

『うわぁぁぁ!!!やっちまったーーーー!!!』

『どうしたどうした』

『女の子が轢かれたんだってー』

『うわーヒサーン』

『俺消防車呼んでくる』

『やだ、俺君かっこいい』

『お、俺は悪くないぞ。そいつが勝手に飛び出してきたんだ』

『うわ何あいつサイテー』



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:41:02.35 ID:4ZIYOEa20

梓「唯先輩……うそ…嘘ですよね……?」

唯「あずにゃん無事で良かった……」

梓「なんで……どうして…」

唯「あずにゃん、ごめんね、ごめんね…。私自分勝手でずるかった……。
  あずにゃんを騙してでも…一緒にいたいって思った……。
  あずにゃんの気持ち全然考えなくて…
  自分のことしか…考えて…なかった……」

梓「唯先輩……だめ!喋らないで…!血がいっぱい出てるんですよ!」

唯「でも、最後に……あずにゃん守れて…よかった……」

梓「最後なんていわないで……お願い…生きて…唯先輩」

唯「あずにゃん、私……最後まで駄目な先輩だったね……
  本当にごめんね……憂の事…よろしくね……」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:43:01.01 ID:4ZIYOEa20


――――――――――――――

梓「うっうっ……ごめんなさいごめんなさい」

憂「…………」

律「おい梓!唯が車に轢かれたって…何があったんだよ、おい!」

澪「り、律落ち着け……」

紬「それより唯ちゃんの状態はどうなの!?」

憂「………今手術中なので」

澪「そうか……」

律「っ!クソっ!!」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:44:03.91 ID:4ZIYOEa20

―――――――

憂「命には別状ないみたいです。ただ面会はしばらく……」

律「そうか……」

澪「でも、良かったよ、最悪の事態だけは免れて」

紬「そうね、今日のところは私たちは帰るわね。
  梓ちゃん、憂ちゃん、気をしっかり持ってね」

憂「はい、ありがとうございます……」

梓「…………」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:50:40.29 ID:4ZIYOEa20

書き溜め尽きた

梓「ごめん、憂。私のせいだ」

憂「ううん、違うよ。梓ちゃんは悪くない。
  悪いのは私だよ。私お姉ちゃんの笑顔を守りたいって……
  お姉ちゃんを幸せにしてあげたいって、
  それしか頭になくて梓ちゃんの気持ち踏みにじってた……」

梓「憂……」

憂「悪いのはお姉ちゃんでも梓ちゃんでもない。全部私だよ……」

梓「…………」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:55:07.14 ID:4ZIYOEa20

数日後

梓「唯先輩お久しぶりです……」

唯「あずにゃん…私生きちゃってるよ…」

梓「はい、後遺症も残らないみたいですし、本当に良かったです」

唯「…………」

梓「唯先輩、本当にごめんなさい……私……」

唯「何であずにゃんが謝るの?あずにゃんは何も悪くないじゃん」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 00:59:15.98 ID:4ZIYOEa20

唯「ねぇ、あずにゃん。あずにゃんは軽音部やめないよね?」

梓「はい、やめません。絶対」

唯「うん。よかった」

梓「唯先輩もやめませんよね?」

唯「あずにゃんは私が軽音部に残るの許してくれるの?」

梓「許すも何も唯先輩のいない軽音部なんて軽音部じゃないですから……」

唯「あずにゃんありがとう…。あずにゃんは優しいね……」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 01:08:14.43 ID:4ZIYOEa20

唯「ねえ、あずにゃん、憂とは上手く行ってるの?」

梓「憂のことはもう諦めました……」

唯「え?」

梓「だって憂は唯先輩のことしか頭にないんです。
  私がどんなに頑張ったってきっと私は憂の視界には入りません」

唯「…………」



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 01:12:08.61 ID:4ZIYOEa20

唯「やっぱり私死んだ方がよかったね……」

梓「え……」

唯「だってそうでしょ?
  私がいなくなれば憂は私のお世話もしなくてすむし、
  余裕が出来てあずにゃんの事も考えるようになる
  あずにゃんだって私がいなくなれば心置きなく憂といちゃいちゃ出来るしさ……」

パシン

梓「二度とそんな事言わないでください」

唯「……ごめん」








133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 04:00:11.08 ID:4ZIYOEa20

>>91からのやり直しね、一応









129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 03:43:14.20 ID:4ZIYOEa20

目の前の光景が信じられなかった。

唯先輩の体がボンネットの上に救い上げられる様がやけに鮮明に見えた。

跳ね上げられた唯先輩の体はそのまま投げ出され
アスファルトの地面に激突した。

たった一瞬のそれが数十秒にも感じられた。
代わりに音が消えた。まるで自分が世界から取り残されかのようだと思った。

何が起こったのか理解できなかった。理解したくなかった。

やたらと人が集まってきた。
きっとさぞやけたたましく事故のことを騒ぎ立てているのだろう。
私の耳には届かないが。

そんなことはどうでもいい。早く唯先輩の元へ向かわなければ。

そう思うのに地面に根を張ったかのように足が動かなかった。
一歩、また一歩夢遊病者の歩みで唯先輩の下へ向かう。



130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 03:44:31.01 ID:4ZIYOEa20

梓「ッ!!」

目を覆いたくなった。
唯先輩の左腕は捻じ曲がり白い骨が皮膚を突き破っていた。

左顔面は酷い擦過傷を負っており額からは夥しい血液が流れ出て
口からは泡沫を含んだ真っ赤な血が吐き出されていた。

梓「ゆ…い……せんぱい?」

唯先輩の手をとり喉の奥から絞り出した声をかけると、
虚ろだった唯先輩の目が辛うじて私に焦点を合わせた。

唯「ぁ……ず……」

そこから先は唇を動かすだけで声になっていなかった。

唯先輩はそのまま何かを言い終えると力尽きたかのようにそっと目を閉じた。
唯先輩の全身から力が抜けていったのが感じられた。

唯先輩……嘘……ですよね……?冗談ですよね……?目を開けてよ……?ねえ?



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 03:46:35.77 ID:4ZIYOEa20

そこからどれだけの時間がすぎたか分からない。
数秒だったかもしれないし数時間だったかもしれない。

救急車がやってきて唯先輩の体を運び入れて行った。
私はただそれを呆然と眺めることしか出来なかった。

間もなく唯先輩は亡くなったらしい。



その後私は唯先輩の葬式にも参列しなかった。軽音部もやめてしまった。

憂と顔を合わせるのも辛くなって
学校にも行かなくなり部屋に引きこもる日々が続いていた。

どうしてこうなってしまったんだろう。私はどうすればよかったんだろう。

唯先輩の愛を受け止めていればよかったのだろうか。

そもそも私はあの軽音部にいるだけで幸せだったんじゃないのか。

ムギ先輩のおいしいお茶を飲んで澪先輩と音楽の話をして
律先輩とふざけあって唯先輩に抱きしめられて……

それだけで十分すぎるほど幸せだった。

だけどそれ以上を求めた結果全てを失った。

せめてあそこで唯先輩を突き放さなければ
軽音部での幸せは守れたはずだったんだ。全ては自業自得だったのかもしれない。

だけど今となっては最早どうでもいい事だ。もう何もかもが遅すぎるんだから。

おわり




139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 05:26:29.98 ID:FkgMct460

サウンドノベルのバッドエンド風だな

普通に楽しみにしながら仕事してたのにどうしてこうなった…





141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 05:40:09.30 ID:4ZIYOEa20

どうすればいいんだよ、もう……
わけがわからないよ




148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/02(水) 07:55:11.11 ID:YIz2jyWm0

読み手の感想に振り回されてどうすんだw
所詮そんなの後出しだよ
書き手が書いたものが無ければ出てこなかったものなんだ
その先にあるべきものが、それに追従しようとしてどうすんだよw
好きに書けばよかったんだ
後はどう言われようが、それはそいつらの中でだけそうだってだけだろ
ちやほやされたかったっていうのなら話は別だがな

ひっそり続きを楽しみに読んでいたのに残念で仕方ない
次があったらまあ楽しみにしてるよ





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タイトル:
NO:1199 [ 2011/03/02 23:33 ] [ 編集 ]

はあ?なにこれ、ないわー

タイトル:
NO:1237 [ 2011/03/04 22:20 ] [ 編集 ]

困ったからって運ちゃんに頼るのはよくないと思います

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