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唯「のォォォどかちャアアアアンッッッ!!」 【クロス】


http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1299429307/l50




1 名前:代理:2011/03/07(月) 01:35:07.51 ID:Qgm+5YPk0

唯「演出ご苦労! 和ちャアアアン!!」

律「……唯? どうした、いきなり変な声出して」

和「やれやれ……またなのね」

律「の、和?」

唯「私が華々しく散らせてあげるから感謝してよね!」

和「だから言ってるじゃない。
  唯を潰すにはこんな手緩いやり方じゃあダメだって」

律「いきなりなに言ってんの!? お前ら!?」

唯「かかくけき……くけこかッ……あひひひひょへ!!」ゲラゲラ





3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:38:43.46 ID:d7y2jQ1+0

和「やっぱりこの私じゃなきゃね」

唯「なんだァ? その思わせぶりな登場は。え? 和ちゃんよォ」

律「いや、お前が呼んだんだろ」

唯「そこは空気呼んだ、呼んだ。今りっちゃんは猟犬部隊員Aなんだよ」

律「隊員A……?」

和「とりあえず悪いけど、あなた。ここで潰されてくんねー?」

唯「はッ、馬鹿言ってるなよォ……あひひ」

和「本当にムカつく子よね……。殺したいわ。滅茶苦茶殺したいわ」

律「和!?」

和「そういうわけで殺すわ。このおバカー!」スタスタスタ…

唯「アァン? てめェ、何考えて……」

和「えいっ」ペチン

唯「がッ……!?」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:41:07.25 ID:d7y2jQ1+0

唯「反射が効いてない!!」

和「えい、えいっ」ペチンペチン

律「なんだ朝からこの茶番……」

和「参ったか、参ったか」グリグリ

唯「く……」ポトッ

律「な、なにそれ? 絆創膏?」

和「キャラ物じゃない絆創膏……似合わないわね」

唯「ぐはァッ! て、てめェ……!!」

唯「お、おそらくあの眼鏡が私の反射能力を防いでる……!」

唯「ふんぬ!」パシッ

和「ん? ああ、そう。私の攻撃が通るのはこの眼鏡に秘密があると思ったわけね」

律(眼鏡に秘密がある女子高生がどこの世界にいる……)



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:44:03.11 ID:d7y2jQ1+0

和「けどそうじゃないのよね。
  いつまで最強気取ってんのよ。このバカちん!」ペチン

唯「ぷふゥッッ!!?」バタリ

和「反射が適用される直前に拳を引き戻せばいいのよ。
  これが私があんたに攻撃できた理由」

和「つまり、あんたはわざわざ自分から殴られにいってるってわけよ。
  分かってくれたかしら?」

唯「そんなバカなッ……!?」

律「なぁ、これいつまで続くわけ?」

唯「あ、ここに今打ち止めちゃん役がいないからもうそろそろ」

律「そうね」

律「打ち止めだぁ?」

さわ子「そろそろお遊びはやめるじゃん」

唯・律「さわちゃん!」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:47:02.80 ID:d7y2jQ1+0

・・・

律「というお遊びが朝ここで繰り広げられていたわけだ」

澪「廊下でやってたんだ……」

紬「なにごっこ?」

律「さぁ? 私もよくわかんなかったからかなり置いてけぼりくらってた」

唯「とある魔術の禁書目録だよ~」

紬「とある?」

唯「うん! 和ちゃんから薦められて見てみたらハマっちゃったんだ」

澪「へー……漫画?」

和「漫画もあるけど、一応原作はライトノベルよ」

澪「和、ラノベとか読むんだ……」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:50:02.03 ID:d7y2jQ1+0

和「唯に薦めたのはアニメの方だけ。
  原作渡してもどうせ途中で読むの投げだしちゃいそうだし」

澪「まぁ、文字ばっかりだから」

紬「それで唯ちゃんはさっきとあるなんたらごっこの何役をしてたの?」

唯「レベル5で一位の学園都市最強の超能力者の
  一方通行(アクセラレータ)くんだよ~!」

律「なにその変な名前。ロボット?」

唯「人間だよ。どう聞いたらロボットになるの」

律「いや、なんとなく」

唯「で、和ちゃんが木原神拳の達人、木原数多くんの役だったんだよ」

律「なんだその世紀末渡っていけそうな奴は」

和「作中では木原神拳なんて単語は一言も出てきてないけどね」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:53:03.36 ID:d7y2jQ1+0

唯「すごいんだよ~! 一方通行かっこよすぎなんだよ~!」

紬「どんな感じですごくてカッコいいの?」

唯「キュイーンでドカーンで圧縮圧縮ゥで……」

紬「え、えっと……?」

和「ようするにダークヒーロー的カッコよさがあるのよ」

唯「説明ご苦労ォー!! のォォォどかちャアアアアアアン!!」

澪「おっかないのは嫌だなぁ」

律「で、唯はそれに憧れていると?」

和「そうみたいなのよ。
  だから時々ああやってごっこ遊びに付き合ってあげてるの。まったく」

律(なんだかんだで楽しんでのにな、和)

唯「よーし、みんなも一方通行くんのことわかってくれたところだし!
   私、今日から一方通行くんになりきるよ!」

唯「ぎゃはひひへへはァ(↑)~!」ゲラゲラ

澪「ひっ! い、嫌な笑い方……」ビクゥッ




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:54:57.83 ID:0F9Rh4juO

軽音部の五人組だと、中の人は澪以外は禁書・超電磁砲に出演してたな

あとは純ちゃん





14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:56:14.54 ID:d7y2jQ1+0

唯「というわけであずにゃん打ち止めね」

梓「はい?」

梓「あ、あの……」

律「なにも言わずに付き合ってやってよ」

梓「そ、そんな! ってアズサはアズサはちょっぴり落胆してみたり」

唯「いい! いいよあずにゃん! その調子だ!」

梓「そうですか……?
  ってアズサはアズサは頬を赤らめて照れてみたり」

律「うっとおしい喋り方だなっ」

紬「そう? 可愛いと思うけど」

澪「ていうか梓はそのキャラのこと知ってるんじゃないか」

梓「直感でやってるんですよってアズサはアズサは即答してみたり!」

律「あァー!! うっとおしい!」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 01:59:35.59 ID:d7y2jQ1+0

梓「でもなんでいきなりこんな?
  ってアズサはアズサは疑問を皆さんにぶつけてみたり」

澪「かくかくしかじか四角いムーブ」ペラペラ

梓「そんなまた、面倒くさそうな……
  ってアズサはアズサは悪態をついてみたり」

唯「アァ? ぐだぐだ言ってんじゃねェ。潰すぞクソガキ」

梓「なっ!? ってアズサはアズサは驚いてみたり!」

紬「さっそく始まったの?」

澪「み、みたいだな……」

律「唯がああいう口調で喋るとグサッてくるな」

唯「おい、さっきからやかましいデコっぱちがいるなァ?」ウキウキ

律「あんま調子乗んな! ってりっちゃんは唯の頭叩いてみたり」ゴツン

唯「はい! りっちゃんふっ飛んだ! 腕ごとふっ飛んだよ!」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:02:11.99 ID:d7y2jQ1+0

律「は?」

唯「私の能力はベクトル操作。
  んでいつもありとあらゆる物を反射してるんだよ!
  私に触ったら反射したんだからふっ飛んで!」

律「それってある意味卑怯じゃんか!」

和「チート的能力。これも一方通行の魅力の一つよ」

澪「和、いたのか」

和「そしてもう一つの魅力。打ち止めにはデレている」

澪「デレ……?」

唯「ちッ……面倒くせェ。おい、いつまでも落ち込んでンじゃねェぞ」

梓「え……ってアズサはアズサは……」

ギュッ

唯「アアアァァァァー!! あずにゃンかわいすぎだよォォォーーー!!」

梓「ちょっ、ちょっと……みんなが見てますよって
  アズサはアズサは顔をうずめて照れ隠ししてそう答えてみたり」ポッ

紬「あれがそうなの?」

和「あれはないわ。つかあり得ねェわァ。素だわ、ありゃァ……」

律「ていうか反射するんじゃないの?」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:05:46.07 ID:d7y2jQ1+0

和「一応能力のON、OFFは可能よ」

澪「随分都合がいいな……」

梓「ていうか、唯先輩の知能で一方通行はないですよねって
  アズサはアズサはぶっちゃけてみたり」

唯「アアァッッ!?」

和「まぁ、そこらへんは触れないでおきましょうよ」

律「それでー? このなりきりごっこ遊びはいつまで続くわけ?」

唯「ごっこ……遊びだァー? なめた口聞いてくれるじゃねェかよ?」

律「な、なんだよ……やるか?」

紬「ケンカはダメよ~!」

唯「三下が吠えてんじゃねェぞォォォ!!!」ジダンダ、ジダンダ

澪「あれは……なにしてるの?」

和「地面にベクトル操作かけてドカンとしてるって解釈すればいいと思うわ」

律「へっ、そんなの怖くもなんともないわー!」

梓「まさか律先輩は幻想殺しを持ってる!?
  ってアズサはアズサは驚愕の表情を隠せずにいてみたり!」

唯「ンだとー……?」ピクッ…



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:08:17.17 ID:d7y2jQ1+0

和「幻想殺し。主人公・上条当麻の右手に宿る能力のことよ。
  超能力や魔力といったあらゆる異能の力を触れただけで打ち消す事が出来るの」

唯「またまた説明ご苦労ォーー!! のォォどかちャアアアン!!」

紬「それじゃあ反射能力もこの能力の前じゃ」

和「そう、無意味」

律「ほぉ……」

唯「そ、そんなことないもん! 色々工夫すればなんとかなるもん!」

和「確かに、幻想殺しには長所もあれば
  たくさんの短所と欠点も同時に持っているわ」

和「能力が働くのは右手首から先までだしね」

澪「またまた複雑というか面倒な設定だな……」

律「上等じゃー! じゃあ私の能力は幻想殺し決定!」

唯「やンのかコラァーー!!」

さわ子「アンチスキルじゃん。
    そこの二人、その場で頭の後ろに手を組んで伏せろ」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:11:02.57 ID:d7y2jQ1+0

澪「さわ子先生までなんかおかしいっ」

和「アンチスキルとは(ry」

唯「さわ……黄泉川ァ!! よけいなマネすンじゃねェ!!」

律「黄泉川ってだれだよ!?」

さわ子「はい。とりあえずおふざけはここまで」

さわ子「実はみんなにお知らせがあるのよ。大事なね」

紬「結婚ですか? さわ子先生結婚するんですか!?」

さわ子「……だったらどれだけよかったことか!!」

梓「それでお知らせってなんですか?
  ってアズサはアズサは興味津々で尋ねてみたり」

さわ子「そうそう。それなんだけど」

さわ子「来月からこの○○市は
    能力者を育てる学園都市になることに決定しました」

さわ子「もちろん。うちの学校も授業の一環として
    生徒の能力開発を行うことになったわ」




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:13:22.79 ID:+eDQ7kFTO

まさかの急展開だよ!





27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:14:04.96 ID:d7y2jQ1+0

一ヶ月後。

私たちの街は学園都市へ変わってしまいました。
市内の生徒たちの中から着々と能力者が生まれつつあるこの現状。

私、とてもワクワクしています!
明日は身体検査(システムスキャン)の日!
いよいよ私の能力とレベルが明らかになる日なのです!

唯「~♪」

憂「お姉ちゃん嬉しそうだね」

唯「うん! だって超能力だよ~。ワクワクしない方がおかしいよぉ」

唯(私の能力……きっと一方通行くんみたいなベクトル操作に違いない!)

憂「あ、お姉ちゃん! アイス溶けてるよ!」

唯「え!? うえぇぇ~……あーあ、
  アイスを溶けなくするような能力者がいてくれればなぁ」

憂「ふふっ、なにそれ」

唯「色んな能力があるんだからあってもいいはずだよ!」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:17:03.42 ID:d7y2jQ1+0

次の日

唯「……」

律「おー、唯。結果どうだった?
  いやぁ、私は無能力でレベル0だってさ」

唯「あ、そうなの……」

律「まさか唯も同じだったり?
  いやぁ、澪もムギも凄そうな能力だからどうなっちゃうかと思って」

唯「私も能力あるよ」

律「え! マジで!? どんなの!? それでレベルは?」

唯「レベルは……1」

唯「能力は――


『定温保存<サーマルハンド>』



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:20:05.26 ID:d7y2jQ1+0

律「どういう能力?」

唯「持っている物の温度を一定に保つだとさ」

唯「くけけかかかきこけかきき……!」

律「べ、便利じゃんか! いいよそれ!」

唯「うん……便利だね……は、ははは」

律「能力あるだけマシだって! ほら、私なんてなんにもなかったんだぜ?」

唯「りっちゃんが佐天さんってどういうことさ……」

律「だ、誰だよ……」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:23:13.61 ID:d7y2jQ1+0

唯「憂~……お隣のおばあちゃんから貰ったコロッケだよー」

憂「え、いただいたの?
   後でお礼言わなきゃ……あ、まだあったかい!」

唯「そりゃあ、できたてホヤホヤのままの温度を
  保っていられますからね……へっへっへっ」

憂「す、すごく便利でお姉ちゃんらしい能力でいいと思うな。私は」

唯「はぁ……」

憂(よっぽどすごい能力を期待してたんだ……)

唯「そういえば憂はどうだったの?」

憂「え、私? わ、私は……レベル0だったよー。あ、あははっ」

唯「そうだったの? ごめんね、憂。残念だったね」

憂「ううん! 別に気にしてないよ!」

憂(レベル0なんてウソ。本当は私はレベル5の能力者)

憂(そしてその能力は――


『未元物質<ダークマター>』




37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:25:09.48 ID:+eDQ7kFTO

憂ちゃんが冷蔵庫になっちゃうよぅ





38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:26:10.79 ID:d7y2jQ1+0

数日後

唯「ムギちゃんレベル4!? すっごーい!」

紬「そんな、大したことないわよ」

律「いや結構凄いことだと思うけど」

姫子「そうそう。
   空力使い<エアロハンド>でレベル4っていったら中々だよ」

紬「なんだか照れちゃう……」

ガチャリ

澪「みんな、なに話してるんだ?」

「きゃー! レベル5よー!」「きゃー! きゃー!」

澪「そ、そんなに騒ぐことじゃないよ」テレテレ

律「いや、澪はもうほんと……遠い所にいっちゃったなぁ」

紬「そんなことないわ。
  いくらレベル5になったからって澪ちゃんは澪ちゃんよ」



秋山澪。能力名『原子崩し<メルトダウナー>



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:30:04.14 ID:d7y2jQ1+0

唯「いいなぁ、澪ちゃん。カッコいい能力持ってて」

澪「と、とんでもない! 私のなんてただの危なくて怖い能力だよ……」

澪「私は絶対に、必要な時以外はこの力を使わないって決めてるんだ」

澪「原子崩し……確かに危険よね。殺傷能力もズバ抜けてる」

澪「うぅ……」

律「大丈夫だよ。痴漢撃退なんかに役立つんじゃないか~?」

唯「ストーカー対策だね!」

澪「はぁ……お前らなぁ。あー……私と唯の力、交換できたらなぁ」

ワーワー!ドカン!ドーン!

律「なんだ? 廊下の方が騒がしいぞ?」

「大変だよ! 廊下で能力者同士がケンカしてる!」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:33:47.58 ID:d7y2jQ1+0

「なによ! あんたが悪いんでしょ!?」

「ふざけないでよ!! この泥棒猫ー!!」

ドカーン

律「す、すごいケンカ」

唯「大変だよ! 止めなきゃ! 澪ちゃん!」

澪「わ、私の能力だと殺しかねないんだよ……」

紬「それじゃあ私が」

和「待って」

澪「和?」

和「能力者同士のケンカ。ここは私の出番よ」

スタスタ…

「あん? なによアンタ! 邪魔しないで!」

和「ジャッジメントですの。ただちに争いをやめなさい」




41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:35:56.91 ID:i21vfoqq0

ジャッジメントのわちゃんかっこいい!!





42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:36:42.66 ID:d7y2jQ1+0

「ジャッジメント……?」

和「一回言ってみたかったのよね、これ」

「バカ言ってんじゃないよ! どうしても邪魔するっていうなら……」

和「やる気満々ね。実力行使は免れないか」

律「そういや和の能力って?」

紬「うん。相手の戦闘意欲を奪うことができる力……」

唯「相手を」

「わあぁー!!」ビュッン

和「はあぁっ!」メガネー!

「!?」

和「さぁ、この眼鏡を壊されたくなければ
  ただちに争いをやめて大人しく教室に戻りなさい」

「は、はいぃぃっ!」タタタ…

唯「相手を眼鏡好きにする力……!」


真鍋和 能力名『眼鏡好き<ラブグラス+>』




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:38:14.64 ID:+eDQ7kFTO

植木かwwwwww





44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:39:04.12 ID:d7y2jQ1+0

和「ふぅ」

澪「お手柄だな、和」

律「和、おつかれー。いやぁ、凄いもんだな」

和「そうかしら?」

唯「私たちからすればなんでもスゴイよ~!」

紬「和ちゃんもレベル4なのよね?」

和「ええ。でもレベル5になるために努力は惜しまないわ」

澪「の、和……」

和「ふふっ、自分に特別な力があるのなら。
  それなりに頑張りたいじゃない?」

律「……さっすが優等生で生徒会長は言う事は違うな」

律(どうせ、私なんて……)



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:42:03.90 ID:d7y2jQ1+0

純「それにしても」

純「うちの学校でレベル5が二人も出ちゃうなんて。
  いやー、驚いたもんだね」

憂「じゃ、純ちゃんっ」

梓「……」

純「あっ! ご、ごめっ……梓」

梓「いいよ、気にしてない」

梓(私だって……レベル5になれたのに)

「あれが中野梓さん?」「そうそう。惜しくもレベル5になれなかった人」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:45:03.01 ID:d7y2jQ1+0

「なんでもこの前のカリキュラムで転移座標の計算ミスで片足が……」

「それがトラウマになっちゃってそれ以来自分が転移するのが……」

梓「っ……」

純「ちょっとあんたたち! なに話してんのよ!!」

「あ、あっち行こっ」「う、うん……」

憂「梓ちゃん。気にしちゃダメだよ。
  それに梓ちゃんにはギターがあるんだから別に能力なんて……」

梓「憂は……なんにもわかってないよ」

憂「梓ちゃん……」


中野梓 能力名『座標転移<ムーブポイント>』



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:48:03.22 ID:d7y2jQ1+0

放課後

澪「……今日も梓は来ないな」

律「そうだな」

紬「美味しいケーキ用意してるのに……」

唯「大丈夫! あずにゃんはきっと来るよ!」

ガチャリ

「!」

梓「……あ、あの」

律・澪・紬「梓(ちゃん)!」

唯「あ、あ、あ~ずにゃ~ん!!」ギュゥッ

梓「わっ!?」

唯「あずにゃーん。どうして最近来てくれなかったのさぁ~」スリスリ

梓「ゆ、唯先輩……」

梓(あぁ、あたたかい。なんて安心できるあたたかさなんだろう……)



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:51:05.56 ID:d7y2jQ1+0

律「最近部活サボってた理由は聞かないけど、
  悩みがあるんだったら遠慮なく言ってくれよ」

紬「そうよ。私たち、HTTなんだもの」

澪「うん」

梓「皆さん……」

唯「そうだよー、あずにゃん。安心してよ」

梓「ごめんなさい、ごめんなさいっ……」

・・・

A「ここがレベル5がいる学校か」

B「そいつらを倒しちまえば、俺らが最強ってことだな! うひひひっ」

C「スキルアウトの力、見せつけてやろうぜ!」

A「ここでドンパチするのはさすがにマズイな。あっちで待ち伏せるぞ」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:54:39.02 ID:d7y2jQ1+0

唯「ふいー、今日も色々疲れたねぇ」

律「だな~」

澪「ただ飲んで食べてしてただけだろ。なにも疲れるような事してないぞ」

律「それが色々あんだってー」

梓「ふふっ」

紬「梓ちゃん。楽しい?」

梓「……はい! とても」

紬「ふふ、よかった」

A「おい、そこのお前! いや、レベル5・秋山澪」

「!」

律「な、なんだよお前ら……」

B「俺たちはスキルアウトなんだぜー? あひょひょ!」

紬「スキルアウト……」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 02:57:06.95 ID:d7y2jQ1+0

唯「ってなーに?」

梓「レベル0の無能力者たちが群れてできているたちの悪い武装集団ですよ」

律「へっ、見たまんまだな!」

C「こいつらぁ……黙って聞いていれば勝手なことを!」

紬「行きましょう。へたに絡んだら後が面倒よ」

澪「う、うん」

A「逃がすと思っているのか?」

梓「逆にあなたたちは敵うと思っているんですか? こっちは能力者が4人ですよ」

B「なーに、こっちにはチャカがあんだよ」

唯「け、拳銃!!」

紬「っ……」

A「下手に動いてみろ。すぐに撃ち殺す」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:00:01.90 ID:d7y2jQ1+0

A「俺たちの目的はレベル5の始末だ。あとの4人には興味はない」

A「秋山澪。お前が大人しくこちらに来てくれれば他のやつに害はくわえねぇさ」

澪「え」

律「だ、騙されるな澪!」

C「Aはウソなんかつかねーぜ! さっさとしろやオラ!」

梓(ここは私の能力で……でもそしたら私一人は……)

紬「澪ちゃん! 耳を貸すことなんてないわ!」

唯「そ、そうだよ~!」

B「黙れコラぁ!!」

澪「……わ、わかった」

澪「本当に、みんなには手出ししないんだな……?」

A「ああ、約束するさ」

律「澪ぉっ!!」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:03:10.53 ID:d7y2jQ1+0

澪「……じゃあね、みんな」

唯「だめ! 行っちゃダメだよ!!」

紬「くっ……できればしたくなかったけど……!」サッ

B「おーっと!」ガシッ

律「うおっ!? なにすんだよ! 離せぇっ!」

澪「り、律!」

B「能力使ったらこいつの命はないと思いな!」

紬「っ! なんて卑怯な……!」

梓「……ムギ先輩、私に任せて」ボソ

紬「え?」

梓「隙を見て私が律先輩を座標移動させます。
  そしたら全員で走って逃げましょう」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:06:01.49 ID:d7y2jQ1+0

紬「……大丈夫なの?」

梓「……正直わかりません。私、今の自分に自信がなくて」

紬「それじゃあやめた方がいいわ。最悪の場合もあるもの」

梓「っ……」

澪「そっちに行く! だから律を!!」

律「止せ、澪っ」

A「わかった。だが目的地に着くまではそこのデコにも同行してもらう。
  途中で逃げられちゃ、困るからな」

澪「……わかった」

律「くそ……ちくしょう……」

唯「ど、どうしよう……」

C「お前ら3人はここから動くなよ。
  ていうか俺らの仲間が近くから見張ってるからどうしようもねーけどなぁ」

A「じゃあ、行くぞ」スタスタ…

澪「……」スタスタ…

唯(助けて、助けて……)

唯(助けて、憂――――



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:11:57.48 ID:d7y2jQ1+0

・・・

澪「や、約束通りここまで来たぞ……律を……」

B「逃がすかよ~! うへへ、バカちんがぁー!」

澪「え!? は、話が違う!」

A「悪いな。お前を確実に仕留めるためだ」

律「卑怯だぞ!?」

A「構わない。それが俺たちのやり方だからな」

律「くそっ!」

A「それじゃあな、原子崩し。あっけない終わりだったよ」カチャ

澪「っ……」

パサァ……

B「ん? うおっ!?」

憂「……」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:16:47.64 ID:d7y2jQ1+0

B「なんだテメェ!」

憂「未元物質の平沢憂です」

律「憂ちゃん!?」

A「もう1人のレベル5か。ちょうどいい。まとめて片付けてやる」

澪「よ、よせっ! その子は関係ない!」

憂「私としては関係があるつもりでここに来ました」

A「なに?」

憂「よくもお姉ちゃん。ううん、軽音部の皆さんを傷つけてくれましたね」

憂「怒りすぎて頭がおかしくなっちゃいそうです……!」

B「ははっ! なんだこいつ~。マジでおかしいんじゃねーの」

A「余程の死にたがりと見た。お前からさき……に……!?」

憂「……」パサァ…

律「憂ちゃんに……翼が……」

A「天使……?」

憂「これが 『未元物質』 」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:19:03.59 ID:d7y2jQ1+0

B「う、うおおおぉぉぉ!!」パァン、パァンッ

憂「……邪魔です!」キン、キン

B「や、やめ――――」

ブシャァアアアアァッッッ…

A「!?」

澪「う、うああ……」

憂「澪さん、今のうちに律さんを!」

澪「あ、ああ……律、行こう!」

律「う、うん……!」

A「お前、よくもBをやってくれたな!」

憂「……」

A「このメルヘン女がああぁぁぁぁ!!」パァン、パァンッ

憂「心配しなくても、自覚してますよ――――

A(天使なんて生易しいもんじゃない! こいつは――――



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:22:07.82 ID:d7y2jQ1+0

澪「はぁ、はぁ……」

律「澪……頼むから、ああいうこと言いだすのはやめてくれ。絶対にっ」

澪「でも」

律「でもじゃないよ!!」

澪「ごめん……」

唯「りっちゃん! 澪ちゃん!」

律「唯! お前たちも無事だったんだな!?」

梓「憂が助けてくれたんです」

紬「ということはそっちも?」

澪「ああ。憂ちゃんのおかげでなんとか……」

唯「それにしても憂がレベル5だったんなんて知らなかったよぉ」

梓「うそ! なんで知らなかったんですか!?」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:25:06.81 ID:d7y2jQ1+0

唯「え? 憂が能力なんて持ってないって言ってたから……」

律「学校中で噂してただろ」

唯「知りませんでした!」

梓「気楽ですね……」

紬「それよりすぐに警察に連絡を」

憂「その必要はありませんよ」

「憂(ちゃん)!」

憂「あの人たちは私たちにはもう何もしてこないはずです」

唯「ほんとに?」

憂「うん。安心していいよ」

律(スキルアウト……無能力者たちの集まり……)

律(あんな危ない奴らがこの街にいるなんて許せない!
  だったら同じレベル0の私がするべきことは)

律「……内側から奴らを変えてやる、かな」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:28:01.59 ID:d7y2jQ1+0

この出来事を切っ掛けに、
私たちのそれぞれの道が開けたような気がする。

なんだかよくわからないけど、
これが終わりじゃなくて始まりなんだよ。きっと

…シュッ

梓「はぁ、はぁ……! うっ」

さわ子「無理はしないようにね。
    でも、だいぶ座標移動が安定してきたわ」

梓「あ、ありがとうございますっ」

さわ子「空間移動系の能力者は落ち着き、
    冷静なのが大切よ。それを忘れないようにね」

梓「は、はい!」

梓(絶対に、絶対に私はレベル5になる!
  ギターも能力も! どっちも極めるんだからっ)



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:31:04.15 ID:d7y2jQ1+0

「うおおおおぉぉぉ!!」

紬「待ちなさい!」

「なんだお前らは!?」

紬「私たちっ」

和「ジャッジメントですの」

「お、おい……あれって桜高の生徒会長も務めてるっていう……」

「んなの関係ねぇ! やっちまうぞ!」

和「ムギ、そっちは任せるわ」

紬「うん。お互い気をつけて」

和「了解よ。さて」

和「……あなたたち、眼鏡は好きかしら?」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:34:10.94 ID:d7y2jQ1+0

「リーダー。またあいつらがバカやってアンチスキルに」

律「はぁ……あいつら」

律「尻拭いするぞ。私たちで」

「「「「「「おっす!」」」」」」

律(いやぁ、慣れればスキルアウトの生活も悪くないな)

律「いくぞ! バカ野郎ども!」

律(このバカ野郎たちは私の手で変えて見せる!)

律(それにしても……澪)

律「お前、今どこにいるんだよ……?」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:37:03.57 ID:d7y2jQ1+0

「ひ、ひぃ!! 命だけは……」

澪「んー?」

澪「ああ、ふふっ。ごめんごめん、なに言ってるんだかわからないよ」

澪「何語で喋ってるの!? あはははッ!」

「や、やだぁー!!」

澪「うっさいんだよォ!! お前みたいな雑魚は
  いっちょ前に殺されて初めて雑魚だ! 命乞いをするのは虫ケラさァ!」

「そんな無茶なっ」

澪「はい! さんにーいちドバーン!!」モエモエキュン!

「げっ――――――」

シュウウウゥゥゥゥ…

澪「あはははははッ!!」



澪「……くくっ、自分が嫌になっちゃうよ。律ぅ」




70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:38:24.80 ID:+eDQ7kFTO

暗部いったんか、澪・・・





71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:40:04.98 ID:d7y2jQ1+0

唯「ほっ、ほっ、ほっ!」

唯「い、急がないと遅刻しちゃう!」

唯「さわちゃんから怒鳴られるのはもうたくさんだよぉ~!」

ヒュー…ドサッ

唯「……ん?」

?「……」

唯「ひ、人? だよね……あのー、大丈夫ですかー?」

?「……おなかへった」

唯「へ?」



終わり




72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:43:22.98 ID:+eDQ7kFTO

なんつー気になる終わり方を

乙!
面白かったよ。気が向いたら続き書いてくれ



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/07(月) 03:49:32.44 ID:sk+o4bY+0



唯に幻想殺しはダメだろ
運動能力0じゃねぇか





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唯「のォォォどかちャアアアアンッッッ!!」
[ 2011/03/07 15:44 ] クロス | | CM(8)

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タイトル:
NO:1284 [ 2011/03/07 21:54 ] [ 編集 ]

ずっと、ゴッコ遊びのままがよかったけど、おもしろかったんだよ!

タイトル:
NO:1287 [ 2011/03/07 22:25 ] [ 編集 ]

ラブグラスwww

タイトル:
NO:1301 [ 2011/03/09 18:45 ] [ 編集 ]

つまんねーよ、憂がレベル5なの隠してたのは姉への配慮だろ?
それを唯が知らなかったからってお気楽もなにもねーだろ?レベル4だからって調子のってるよなクズにゃん
レベル5になりそこなうよりショボいレベル1のが可哀想、クズにゃんの能力なら多彩だろうが、唯の能力かなり価値ないだろ?レベル5になれてもたかがしれてる
どうせショボい能力にするなら唯はレベル0にすれば良かったろ、幻想殺しも無しで
主人公だからってチートもムカつくけど好きキャラだからって贔屓する作者もムカつくわ

タイトル:
NO:1317 [ 2011/03/10 01:39 ] [ 編集 ]

唯が幻想殺し持ってるかはまだわからないんじゃね

タイトル:
NO:1331 [ 2011/03/11 04:09 ] [ 編集 ]

唯だから
イマジンブレイカーは無しがいい
サーマルハンドでコメディの方向で頑張ってほしい

タイトル:
NO:1341 [ 2011/03/12 19:49 ] [ 編集 ]

唯厨きもすぎワロタ

タイトル:
NO:1881 [ 2011/05/07 21:54 ] [ 編集 ]

いやどー考えても梓厨のがキモイだろ、つーか下のって唯厨じゃなくね?作品の構成に文句つけてるだけだろ?それよりお前のがキモイわ、どう考えたって唯は能力なしのが面白かった

タイトル:
NO:5559 [ 2012/02/10 05:27 ] [ 編集 ]

お前↓↓梓厨だろ?
すぐ律や唯みたいな他厨になすりつけてくるんだよな

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