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唯「がれりあんず!」#Stage-A 【クロス】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより


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唯「がれりあんず!」#index




1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:36:41.73 ID:Kg1cnhQx0

けいおん×ガレリアンズのクロスSS

初投稿ですが頑張って終わらせます




Wikipedia:ガレリアンズ





2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:37:43.44 ID:Kg1cnhQx0

―西暦2522年―
とある大都市サクラガオカ・シティは、都市の全機能を統括、管理する
マザーコンピュータ『ドロシー』によって支配されていた。
しかし、そこに住まう人々はその事実に何の疑問も持たず
ただあるべきように日々を過ごしていた。




この文章は、西暦2522年
マザーコンピュータ “ドロシー”が記録したデータを再現、編集したのものである。


私は時々
恐ろしい夢を見る





3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:38:44.11 ID:Kg1cnhQx0

Stage-A
サクラガオカ病院

研究員A「心拍数に異常は見られない。そのままナルコンを投与してくれ」

研究員B「致命的な脳細胞破壊を引き起こさないか?」

研究員A「それでも構わないという、院長の指示だ」

研究員B「了解」

?(ユイ・・・ユイ・・・)

ユイ(うーん・・・ううーん・・・キミは・・・ダレ?)

?(彼らが来るわ。私を探しているの)
ユイ(どうして・・・私を呼ぶの?)

?(怖いわ・・・)

ユイ(んん~っ!あ、体が動かない・・・拘束されてるのかな?
   ふえっ!?な、なんか緑色と赤色の注射器が迫ってきた!)

ウィィィィィンガタンガタンガタン    ブスッ!

ユイ「ウッ!(刺されちゃったよ~)」

ドア ガチャバタン

研究員B「こんなに早い投与サイクルは初めてだな」

研究員A「恐らく実験体の記憶は破壊されている。生きてるのが不思議なくらいだ」

キリキリキリ

ユイ(おお、なんか拘束が緩くなった気が・・・んん~フンス!)バキン

研究員B「データを検証してくる。」

研究員A「ああ」



4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:39:23.03 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「さてと、抜け出せたのはいいけど・・・これからどうしよう・・・」

ユイ「とにかく!この部屋から出よう!」

ユイ「むむむっふんむむむっ!ぷあっ!全然開かないよ~
   誰か~居ませんかぁ~!ここから出してください~」バシバシ

キィィィン

ユイ「ふえっ!なにこれ・・・
   頭の中に・・・映像が・・・・今のはいったい・・・?」

ユイ「とりあえず、このドアはダメっぽいね!
   何かヒントみたいなのがあればいいんだけど・・・
   
   むむっ、これは日記帳かな!どれどれ~」

ユイ「ユイへ投与されている、
   もしくは今後投与する予定のあるクスリは以下のものである。
   
   どのクスリも・・・
   んんー漢字が多すぎて頭痛くなってきたよ!これは後で読もうかな!」

―“医局員のメモ”を手に入れた―

ユイ「どうにかしてこの部屋から出ないと!
   ほえっ?あっちにもドアがある!こっちが正解かも!」

ドア ガチャガチャ

ユイ「んーこっちはロックされてるっぽいね!
   拘束具が緩くなったみたいに開かないかな~なんて・・・」ムムム

ドア ガチャガチャガチャ         カチン

ユイ「ふぉおおお!なんか開いたっぽい!
   ウッ・・・頭がイタイ・・・
   
   むむ!こんなところにお薬が!
   頭イタイの治るかもしれないから一応もらっておこう!

―“回復剤”“デルメトール”を手に入れた―

ユイ「う~ん、それにしても何で私にこんな力が・・・
   それに私って、いったい何者なんだろう・・・・」



5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:40:02.08 ID:Kg1cnhQx0

ドア ガチャ

ユイ「失礼しま~す」

研究員A「っ!?ど、どうやって拘束具やドアのロックを!?」

ユイ「すいません、どうして私はここに居るんですか?
   私に何をお注射したんですか?この力は何なんですか!?」

研究員A「ベ、ベッドに戻るんだ!」

ユイ「答えてください!どうして・・・
   どうして私は“こんな事”ができるんですか?」キィィィィン

研究員A「ぐっ!?ぐああああ、頭がっ頭がぁ!ううう・・・・
     わ、私は何も知らない!お前にクスリを投与しただけだ!」

ユイ「クスリ・・・全部クスリの所為なんですか!?」

研究員A「医院長ならっ!山中医院長なら、全部知ってる!」

ユイ「山中・・・医院長」

研究員A(今だ!くらえっ!)スタンガン バチバチ

ユイ「きゃっ!な、何するんですか!?」

研究員A「うるさい!お前が出たなんて医院長に知れたら・・・
     これでも食らって大人しくしやがれ!」

ユイ「こ、来ないでぇ!ふんむむむむ~フンス!」ドン!

研究員A「うあっ!!」グシャ!



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:40:43.37 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「はぁっはぁっ!いきなり襲いかかってきたからビックリしたよ~!
   何か咄嗟に力使っちゃったけど、
   この人大丈夫かな~ま、まさか死んじゃったり!?」

研究員A「」

ユイ「頭とか鼻とか耳からいっぱい血が出てるけど・・・生きてるよね!
   うぐぐ・・・頭痛がひどくなってきたよ~
   この力を使うと頭イタくなるのかな?」

ユイ「おお!床に何かおちてる・・・カード・・・かな?
   これももらっとこう♪」

―“セキュリティカード”を手に入れた―

ユイ「他に役に立ちそうな物は・・・無いかな!よし!部屋から出よう」

ドア ガチャ

研究員C「!?じ、実験体が逃げようとしてるぞ!捕まえろっ!」

ユイ「ふえっ!?」ビクッ

研究員D「拘束してたはずなのに!どうやって・・・」

研究員B「薬物の過剰投与で力が発現したのか!?」

ユイ「あわわ!今度は三人も来たよ!
   近寄らないでぇ!ふんむむむむ~フンス!」ドン!

研究員BCD「うぎゃああああああああ」ボワッ!

ユイ「きゃあああ!今度は人が燃えだしたよおおおお!」

研究員B「ぐああああ!あ、熱いィィィ熱いィィィ!」ゴロゴロ

研究員C「た、助けて・・・」

ユイ「ひっ!う、うああああああああ」タッタッタッタ



7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:41:21.21 ID:Kg1cnhQx0

病院・廊下!

ユイ「ううう・・・ひ、人が燃えちゃった・・・私がやったんだよね?
   絶対殺しちゃったよ~・・・もしかして、一番最初の人も・・・?」

ユイ「あぐっ!?頭痛の間隔が短くなってきたよ~
   もうこの力使いたくないよ~」グスグス

ユイ「あ・・・またドアがある。ん~やっぱりロックされてるな~
   力を使えば開けれるけど・・・なるべく使いたくないし・・・
   
   ん、認証コードが必要なのかな?あっ!
   “セキュリティカード”を使えばいいのかな?」

―“セキュリティカード”を使った―

ピッ ウィィィィン

ユイ「開いた・・・他の人が来る前に早く行こう・・・」

警備員室!

警備員A「ん~」ホジホジ

警備員B「・・・・」カタカタ ターン

ウィィィン!ウィィィン!

警備員A「あ?実験体じゃねぇか。
     まったく医者の奴らは何をやってやがるんだ」

ガチャ

ユイ「!?」



8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:41:59.32 ID:Kg1cnhQx0

警備員A「ウサギが逃げ出してるじゃねぇか」

ユイ「・・・・(また人が・・・・)」

警備員A「痛い目にあいたくなかったら、
     おとなしく小屋に戻んな!」スタンケイボウ バチバチ

ユイ「わ、私に近寄らないで!ふんむむむむ~フンス!」ドン!

警備員A「ぐあっ!て、てめぇ・・・」

ユイ「ひっ!う、うああああああ」ドンドン!

警備員A「うぎゃっ!」グシャ

ユイ「はあっはあっ!ううう、頭がイタい!イタいよぉおお!」

ガチャ

警備員B「何もたついてんだ~・・・っておい!何寝てんだよ!」

ユイ「うううううう!ううううううううう!」

警備員B「てめぇがやったのか・・・このクソアマ!」バキッ!

ユイ「うあっ!」

警備員B「実験体だかなんだが知らねぇがぶっ殺してやる!」

ユイ「い、痛い!痛いよぉ!うぐぐぐ!うあああああああああああああ!」



9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:42:38.72 ID:Kg1cnhQx0

警備員B「な、なんだ・・・こいつの体から電気みたいなものが・・・
     うぐっ!き、急に吐き気が・・・か、からダモウゴカナイィィィ
     アタマモイタイィィィィイイタスケ、タスケテェエエエエエエエ」

ビシャッ!グチャッ!

ユイ「うああああ!痛い痛い痛いィィ!」(このままじゃ死んじゃうよ~~
   そ、そういえばお薬があったんだった・・・
   何のお薬かわからないけど飲んじゃえ!)

―“デルメトール”を服用した―

ユイ「はぁっはぁっ!ふう・・・お薬飲んだら頭痛が治ったよ!
   
   力を使いすぎたら飲めばいいのかな?
   あ、でもでもお薬も限りがあるし
   
   頭イタいのイヤだから、
   力はあんまり使わないに越したことはないね!」

ユイ「それにしても、警備員さんは二人居たはずなんだけど・・・
   もう一人はどこに?」キョロキョロ

警備員B「」

ユイ「うっ!?ヒィィィィィあ、頭がないよぉぉ!
   それに血が飛び散って・・・
   うぷっ!オエッオエエエエエ」ビチャビチャ

それは今までの死体と違い、余りにも異様な光景だった。
人間の頭部があちこちに飛び散り、警備員室の壁一面に張り付いていた。

ユイ「はっぐぅぅ!うううう(これも私がやったの?さっきの頭痛が原因なのかな・・・)

ユイ「気持ち悪い・・・早くこの部屋から出よう・・・」タッタッタッタ

ガチャ

ユイ「ふぅ、さっきのことは忘れよう・・・思い出したくもないよ・・・
   
   この部屋で、何か役に立ちそうな物は~・・・・
   おお、これはもらっておこう」

―“冷凍室のカギ”を手に入れた―

ユイ「ん?ここテレビがたくさんあるな~ボタンもいっぱい・・・
   
   ロックの開閉もできちゃったりするかな~
   適当に押しちゃえ!」ポチポチ

ドア ピッ

―ロックが解除された。隣の部屋のドアが開いたようだ―

ユイ「おお、ロック解除できた!
   ん、鏡がある・・・これが・・・私の顔?」




10 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:43:56.86 ID:Kg1cnhQx0

鏡には少女が映っていた。
整った顔立ち、前髪には二つのヘアピン。

上から、“さいきっく”と書かれたTシャツ、
ホットパンツにレギンスと

なかなか露出度の高い格好をしていた。

ユイ(私は誰なの?私はいつからここにいるの?何も思い出せないよ・・・)

ユイ「とりあえず自分の顔がわかっただけでも大きな収穫だよ!
   そろそろ移動しよう!
   
   それにしても・・・このTシャツ可愛いな~
   私意外とセンスがあるのかも~///」ビシィッ!

カツン

ユイ「おっとっと、足もとに何かある・・・これ、注射器かなぁ~
   ん~何か役に立つかもしれないから貰っておこうかな!
   ん、何か書いてる。名前かな?」

―“ビージェクト”を手に入れた―

ユイ「びーじぇく・・・た?ビージェク太って読むのかな?」

ガチャ

ユイ「誰もいませんように・・・」コソコソ

警備員C「Zzzz」

ユイ「ふおっ!ね、寝てるのかな?今のうちに」コソコソ

警備員C「ん~、ん?お、お前っ!」

ユイ「うわぁ!ふんむむむむ~フンス!」ドン!

警備員C「ぐあっ!」ドサッ

ユイ「ま、またやっちゃった!死んじゃったのかな・・・?」

警備員C「うう~ん、うう~ん」



11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:44:40.20 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「ほっ、良かった~気絶してるだけだったよ~今のうちに」コソコソ

ドア ガチャガチャ

ユイ「ん~ここは開かないのかな~“特殊薬務局”?」バシバシ

キィィィン

ユイ(ん?また頭の中にイメージが・・・試験管の中に・・・赤ちゃんが・・・)

警備員D「居たぞ!逃がすな!」

ユイ「ハッ!ま、また来たよ~さっきくらいの力で・・・
   ふんむむむむ~フンス!」ドン!

警備員D「あぎゃっ!」ドサッ

ユイ「ふう、そろそろここも危ないかな。
   怖いおじさんがたくさん来ちゃいそうだよ~」












ユイ「なんとか見つからずに階段前まで来たけど・・・
   扉が閉まってるよ~動く気配がしないや~・・・
   ん?奥に部屋がある・・・」

ガチャ

ユイ「ここは・・・実験装置みたいなのがある・・・」ペタペタ

キィィィン

ユイ(あ、頭の中に・・これは!頭に何か付けてる子供が椅子に座ってる・・)

ユイの頭の中に映像が流れ込んできた。
ユイとそんなに変わらないであろう男の子が実験台にされ
白目を剥いているのにも関わらず電流を流し続けるという
目を背向けたくなるような非人道的な行為が繰り広げられていた。



12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:45:17.79 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「うえええ、ヒドイよぉ・・・うぷっ私もあんなことされてたのかなぁ・・・」

ガタッ

ユイ「!?」

研究員E「ひぃ!来るなぁ!」

ユイ(この人たちが酷いことを・・・)ギリッ

ユイ「ふんむむむむ~フンス!」ドン!

研究員E「うびゃあ!」ドシャ   チャリン

ユイ「ん、何か落ちた・・・」

―“薬品庫のカギ”を手に入れた―

ユイ「この部屋にはもう何も無いかな?
   む!あのドアから・・・何かを感じる・・・」スタスタ

ガチャ

ユイ「この椅子から・・・かな?」サワ

キィィィン

ユイ(うう・・・さっきの子供かな?おもちゃがいっぱい浮いてる・・・
   でも、痙攣してるし白目も剥いててまともな状態じゃないよね・・・)

ユイ「ぷあっ!ここはもしかしたら“こういう力”を開発する場所なのかも
   あ、壁に何か文字が書いてる・・・
   
    9 6 0 7 9 3 2 ・・・・
   
   一体何の数字なんだろう・・・一応メモしておこうっと」メモメモ

ユイ「この部屋はもう何もないかな?廊下にもうひとつ部屋があったな~」

ガチャ

ユイ「うん、この部屋だ。ん~鍵がかかってる・・・
   今持ってる鍵で開くかな」カチャカチャ

―“冷凍庫のカギ”を使った―



13 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:45:59.30 ID:Kg1cnhQx0

冷凍室!

ユイ「ふおおお!この部屋寒いぃ!早く出ないと凍っちゃうよぉ~」ガチガチ

ユイ「何か役に立つ物は・・・おお!
   これ可愛いからもらっておこうかな!」

―“ヒューズ”を手に入れた―

プシャアアアアアアア

ユイ「ふえええ!煙が出てきたよぉぉぉ!どどどどうしよう~」

ユイ「ボタンがいっぱいある・・・
   とりあえず押しまくっちゃえ!」ポチポチポチ!

プシュウウウウ・・・

ユイ「ほっ、何とかおさまった・・・まったくぅ!人騒がせな!」プンプン







ユイ「ふう、凍え死ぬところだったよ!
   それにしてもこれ、何に使うんだろう」ヒューズ

ユイ「この扉も閉まってる・・・
   ん?このドア、窪みがあるよ!もしかして・・・」カチカチ

―“ヒューズ”を使った―

ドア ピコーン

ユイ「おお!ジャストフィットだよ!流石私!」フンス!

ドア ガチャ



14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:46:29.04 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「ここは・・・最初の部屋じゃん」ズーン

ユイ「もうここには何も無いと思うけど・・・もう一回探してみよう」

ユイ「これは・・・何か怪しいお薬いっぱいの棚があったよ!
   
   むむう~やっぱり鍵掛かってる・・・
   どうせ私の持ってる鍵で開くんでしょ!」

―“薬品庫のカギ”を使った―

ユイ「ホントに開いちゃったよ・・・とりあえず使えるものは~・・・」

―“ナルコン”を手に入れた―
―“レッド”を手に入れた―
―“液体火薬”を手に入れた―

ユイ「これくらいかな!これを階段の扉にかけて、力を使ってみよう!」

階段前!

ユイ「これをかけて」ビシャ

―“液体火薬”を使った―

ユイ「いくよ~ふんむむむむ~フンス!」

トビラ ドカァァン!

ユイ「くぅっ!す、すごい爆発だったよ・・・
   でもでも!これで下に行けるよ!」



15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:47:02.26 ID:Kg1cnhQx0

14階!

ユイ「警備員が二人・・・一人は居眠りしてるよ~
   しょくむたいまんって奴だね!」

ユイ「もう一人の隙をついてあの部屋まで・・・今だ!」ダッ

警備員E「!?」

ユイ「気付かれた!?けど間に合うよ!」

ドア ガチャカチン   ドンドンドン!

ユイ「ふい~間に合った!
   ここには人はいないっぽいな~ちょっと休憩しよっと!
   
   それにしても真ん中にテレビがいっぱいあって、変な部屋だな~」

束の間の休息をしていたユイだったが
突然テレビの電源が入り、すぐに緊張の糸を張る。
無数のテレビ画面には20代の女性が映し出された。
左目に眼帯をしていたが、そんなことは気にならないほどの美しさだった。

?「ユイちゃんどこに行く気なの?ここ逃げ出せると思うのかしら?」

ユイ「あなた・・・誰ですか・・・?」

?「山中さわ子、この病院の医院長よ。」

ユイ「じゃあ、さわちゃん先生だね!」

さわ子「ああ!?」

ユイ「ひえっ!な、何でもございやせん・・・」



16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:47:50.37 ID:Kg1cnhQx0

さわ子「ふぅ・・・ユイちゃん、あなたは優秀なの。
    これまでの誰よりも素質がある。
    
    隔離病棟に戻りなさい。
    このまま力を使い続ければ、頭がショートしてしまうわよ。」

ユイ「・・・・・・」

さわ子「聞き入れられないようね。
    仕方ない、あなたを処分するわ。
    
    隔離病棟の全てに厳戒を敷き、
    セキュリティカードもロックする。
    
    もうどこにも逃げ込むことはできない。
    残念だわ、ユイちゃん・・・」

ユイ「た、たいへんなことになっちゃった・・・
   これは早く脱出しないとヤバイよ~
   とりあえずこの部屋に入ってみよう!」

ガチャ

ユイ「トイレだったよ・・・
   今おしっこなんてしてる場合じゃないし・・・ん?これは」ガサッ



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:48:47.05 ID:Kg1cnhQx0

新聞にはこう書かれていた。

一家三人謎の失踪
ドロシーの開発者たちが行方不明
『新・増殖型コンピュータ理論』の著者として有名な平沢博士(38)が
10日未明より行方不明になっていることが、明らかになった。

国家警察本部の調べによると、平沢博士は、妻(35)、長女唯(15)と共に
自宅から突然消息を絶っており、何かしらの事件に巻き込まれた可能性が
あると見て、その行方を追っている。

先日発生した真鍋博士(48)と長女和(15)の失踪事件との関連性も高いと見られ
その方面からも調査が進められている。

平沢博士は、真鍋博士とも親交が深く、両氏が現在共同で進めている研究データに
本事件と関わる何らかの原因があると考えられる。

両氏は共に、サクラガオカ・シティをつかさどるマザーコンピュータ『ドロシー』
の開発者としても有名であり、その安否が気遣われている。

                サクラガオカ・タイムス 2522年10月20日

―“置き忘れた新聞”を手に入れた―



18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:49:25.52 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「漢字が多いよ!これも後で読もうっと!もうここには用はないかな~」









ユイ「まだ行ってない部屋はあそこだけだね!
   人が飛び出して来るかもしれないから、注意しないとね!」

ガチャ

ユイ(お医者さんが三人・・・こっちには気づいてない!
   ふんむむむむ~フンス!)ドンドンドン!

医局員共「「「あじゃぱ!」」」

ユイ「厳戒体制って言ってたのに、おしゃべりはよくないよ!」

ユイ「この部屋にはデッカイスクリーンがあるね!これがスイッチかな?」ポチ



19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:50:05.42 ID:Kg1cnhQx0

スクリーンに文字が映し出された。

Gプロジェクト報告【2519年10月1日~2522年10月22日】

2519年10月1日
Gプロジェクトチーム発足。
遺伝子融合、クローン技術の使用。
極限状態に耐えうる労働力の確保、環境汚染に対する耐性遺伝子の分析
及び改良を目的とする。

2519年10月19日
生産開始。
Code0003、RABBITの基準クリア。
TYPE-R001として登録。

2520年5月29日
R001量産開始。

2520年6月11日
GALERIAN/TYPE-G001本部へ移送。

2520年7月31日
SICIA技術の導入による第2世代
GALERIAN/TYPE-G005生産。
本部へ移送。

2520年9月15日
R001からR008の生産終了。
新技術導入のR009生産開始。

2520年11月7日
03プラント-セクションDにおいて
マイトーシス作業中に、シグナル・イエロー。
10:52作業中断。

圧力パイプの亀裂による内圧低下が原因。
パイプの換装後、19:00作業再開。

開発開始当初は、53,7%と高かった
破棄処分率も改善され
TYPE-R016からR026までが、量産体制に入っており
生産性も前年比61,2%増と向上している。

RABBITの供給に関しては計画通りといえる。
GALERIANに関しても、現在予定の5体を本部へ移送。
近く量産体制に入る予定である。



20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:50:56.07 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「」プシュウウウウウ

ユイ「まずます意味わかんないけど、もらっておこう・・・」

―“Gプロジェクト報告”を手に入れた―

ユイ「漢字いっぱい見すぎて頭痛くなってきたよ!力もいっぱい使ったし
   そろそろお薬の時間かな?いたたぎま~す!」ヒョイパク

ユイ「ふい~頭痛も治まったし、先に進もうかな!」

ガチャ

ユイ「ひえっ!赤ちゃんが入れ物の中にいるよ~。
   でも、ちょっと大きいな・・・ ガサコソ
   
   お、これは使えそうだね!鍵という鍵は私がいただいてくよ!」

―“特殊薬務局のカギ”を手に入れた―

ユイ「それとお薬もちょっと拝借して・・・っと
   そろそろ失礼しちゃおう・・・
   こんなこと言っちゃいけないけど・・・何か不気味だし・・・」※胎児です

胎児「・・・」

ユイ「ん?何か視線を感じる・・・こっちかな?」チラッ













胎児「(●)(●)」

ユイ「」



21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:51:32.64 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「き、きゃああああああああああああああああああ!」ダダダ

ガチャバタン

ユイ「はあっはあっ!び、びっくりしたよ~まさか起きてるだなんて・・・
   不気味だなんて言ったから怒ったのかな~・・・」





ユイ「“特殊薬務局”ってどっかで見たな・・・
   むむむ、はっ!上の階にあったような気が・・
   
   面倒くさいけど、一回戻ろうかな~
   
   さわちゃん先生がセキュリティ書き換えたから
   扉開かなくなっちゃってるし・・・」

15階!

ユイ「警備員さん隙だらけすぎるよ~捕まえる気あるのかな~?
   まぁ、私はしてはありがたいけど♪」ウンタンウンタン

パァン!

ユイ「!?」

狙撃兵「止まれ!次は当てるぞ!」

ユイ「ひょえええええ!銃で撃ってきたよ!
   ふんむむむむ~フンスフンスフンス!」ドンドンドン!

狙撃兵「うぎゃあ!」

ユイ「ふい~いきなり撃ってきたからビックリして連発しちゃったよ・・・
   手加減出来なかったけど、大丈夫かな」バシバシ

狙撃兵「」

ユイ「う~ん服いっぱい着てるし、大丈夫だよね!起きると危ないし
   とりあえず“特殊薬務局”ってところに行こう!」





ユイ「ここだったかな~」サシコミ

―“特殊薬務局のカギ”を使った―

ドア プシュウガチャ



22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:52:07.37 ID:Kg1cnhQx0

ユイ(中には・・・3人か~眠っててもらおうかな!)

ユイ「ふんむむむ~フンスフンスフンス!」ドンドンドン!

研究員共「「「ごふっ!」」」

ユイ「よ~し!漁るぞ~!え~っとどこから調べようかな・・・
   ん?この端末・・・カードが差し込める!
   データの書き換えとかできるかな?」

―“セキュリティカード”をセットした―

エンコードデータを入力してください

ユイ「えんこーどでーた?
   パスワードのことかな~、こんなのわかるわけないよ!
   
   適当に入れてみようかな~?
   あ!でもでも間違ったら爆発しちゃったり・・・」

ユイ「あ、そういえば白目の子供の部屋に
   数字が書いてあったのメモしてたや・・・
   
   他に頼るものも無いし、これ入力しちゃってもいいよね!」ピッポッパ

エンコードデータ“9607932”

ピッピッピ

データを書き換えました。

ユイ「おお、大正解!ありがとう!白目の少年よ!」

―“書き換えたセキュリティカード”を手に入れた―

ユイ「周りにあったお薬ももらったし、下に降りてこの病院から出よう!
   もう回り道はいやだよ~」



23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:53:00.89 ID:Kg1cnhQx0

―“書き換えたセキュリティカード”を使った―

ユイ「どんぴしゃだね!」

薬品室!

ユイ「おお、いっぱいお薬がある!およよ?初めて見るお薬があるよ!」

―“スキップ”を手に入れた―



24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:53:53.73 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「ふう、ここにはもう用はないかな?」

?(ユイ・・・どこなの?・・・)

ユイ「ふえっ?」

?(助けて・・・早く・・・早く助けて!)

ユイ(この声は最初の・・・キミは誰なの?
   どうして私の頭の中に話しかけてくるの?)

?(ユイ・・・どこなの・・・?)

ユイ(もしもし!もしもし!聞こえなくなっちゃった・・・)

ユイ「あの声はいったい・・・
   助けを求めてるってことは悪い人じゃなさそうだけど・・・」




廊下!

ユイ「銃持ってる人がいるよ~どうしよう・・・
   気づかれる前に気絶させよう・・・ふんむむむむ~フンス!」ドン!

狙撃兵B「ぐおっ!」ドサッ

ユイ「今だっ!」ダッシュ

狙撃兵C「!おい貴様!止まらないと撃つぞ!」カチャ

ユイ「も、もう一人いたなんて!ふんむむむむ~フンス!」ドン!

狙撃兵C「あぎゃ!」ドテーン

ドア ガチャバタン

ユイ「ぷひ~銃持ってる人増えてきたな~注意しないと!
   うう・・・頭痛くなってきちゃったよ~お薬飲まないと」ヒョイパク

―“スキップ”を服用した―

ユイ「あ、間違えて違うお薬飲んじゃった・・・うう、まだ頭が痛い・・・
   頭痛には効かないお薬なのかな?」ヒョイパク



25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:54:23.72 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「それにしても工場みたいだなぁ~、病院にこんな所があるなんて」キョロキョロ

ウィ ウィーン ガチャンガッチョン!

ユイ「むむ、何か音が聞こえたな・・・ってなにこれえええ!
   ロ、ロボット!もう何でもありだよこの病院!」

ロボ「ガチャンガチャン!」

ユイ「こっちに来る!ふんむむむむ~フンス!」プスン

ユイ「あれ?力が使えないよ~!」

ロボ「ガッチョン!」ブン!

ユイ「きゃっ!」ズサー           カラカラカチャン

ユイ「いたたた・・・何か落としちゃったよ~あれは、ビージェク太!  ヒョイ
   もしかして拳銃かな?光線が出たりして!行け~ビージェク太!」 カチンカチン

ユイ「出るわけないよね・・・中に何も入ってないし・・・
   あれ?この形・・・緑色と赤色のお薬がセットできるかも!」

カチン

ユイ「おお!ジャストフィット!むむむ、これって最初にお注射されたのに似てる・・・
   もしかして銃じゃなくて注射器!自分に打てってことなの!?」

ロボ「ガッチャン!」ピー

ユイ「きょわわ!本物の光線撃ってきたよ!これは覚悟を決めてお注射するしかない!」

プスッ カシュッ

ユイ(うう、凄く痛いよ~でもでも、これであの力が使えるはず!)

ユイ「ふんむむむむ~フンスフンス!」ドウン!ドウン!

ロボ「!?」ドゴン!グシャッ!



26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:54:58.44 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「ほえ!?」

ロボ「ぷしゅうううう」

ユイ「ろ、ロボット壊れちゃったよ・・・なんか力が物凄く強かったような・・・
   さっき間違えて飲んだ薬の効果かなぁ?
   
   人に向けて撃てなくなっちゃったよ・・・」

※ロボの中にも人は入ってます。

13階!

ユイ「おさぼり警備員さんの目をかいくぐって・・・あの部屋だ!」タタタ

パソコン室!

ユイ「おお~テレビがいっぱいあるよ!
   ここは恒例のごそごそ時間(タイム)だね!」ゴソゴソ

―“制御室のカギ”を手に入れた―

ユイ「それとあとは・・・あれ何だろう、写真かな?
   私が写ってる・・・大人の男の人と女の人も一緒だ、私の家族・・・かな?」

―“両親の写真”を手に入れた―




銅像前!

ユイ「おお~大きい銅像があるよ!女神像かな?何で病院にあるんだろう~」

?「うううぅぅ・・・」

ユイ「誰!?・・・あっ!銅像の上に人がいる!と、飛び降りた!」

?「ううヴぉああう・・・」

ユイ「包帯男だ!気持ち悪いよおおお」

ラビットA「ううう・・・」

ラビットB「うぐうう・・・」

ラビットC「おあうう・・・」



27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:55:39.29 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「ふええええ!いっぱいいたんだ!これは・・・逃げるしかない!」スタコラサッサ

ユイ「このドアは・・・“実験室”って書いてる・・・開かない!」ガチャガチャ

包帯男共「「「うぐあああう!!」」」

ユイ「きゃっ!もう追いついてきた!動きが早いよ~!
   も、もうやっちゃうよ!
   
   一応手加減するけど、どうなっても知らないからね!
   ふんむむむむ~フンス!」ドウンドウンドウン!



包帯男共「「「」」」チーン

ユイ「ふぅ・・・どうにか手加減出来たみたい!
   力が強くなったから心配だったけど・・・
   このドアは開かないから、他のドアを調べてみよう!」




ユイ「“武器庫”は開かない・・・
ここは・・・“制御室”か~、たしかパソコン室で拾った鍵が・・・」カチャカチャ

―“制御室のカギ”を使った―

制御室!

ユイ(使えない警備員さんが二人か~狭いから気絶させよう!)

ユイ「ふんむむむむ~フンス!」ドウンドウン!

警備員共「「」」

ユイ「大きなボタンが二つあるな~ほいほいっと」ポチポチ

―“医院長室”のロックを解除した―
―“武器庫”のロックを解除した―

ユイ「このドアは・・・“研究室”か~案の定開かないっと」ガチャガチャ

ユイ「“武器庫”が開いたから武器庫に行ってみよう!」



28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:56:07.02 ID:Kg1cnhQx0

武器庫!

ロボ1「ガチャンガチャン!」

ロボ2「ガッチョン!」

ユイ「ロボが2体いる・・・でも、今の力なら・・・
   ふんむむむむ~フンス!」ドウンドウン!

ロボ共「「!」」グシャア!ドカァ!

ユイ「ここには~・・・お、強くなるお薬ゲット!
   あと、変な絵が描いてるものがあったよ!」

―“双頭のオオカミ”を手に入れた―

ユイ「ここに用はないかな」



29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:56:42.36 ID:Kg1cnhQx0

食堂!

ユイ「こんなところがあったなんて・・・よく周りを見てなかった証拠だよ!
   今度はスミからスミまで調べまくるよ!」ゴソゴソ

―“実験室のカギ”を手に入れた―

ユイ「今思ったけど、
   お薬や鍵をいろんなところに置いて、無くなったら困るよね!
   こういうのを・・・そうそう!ずさんって言うんだよね!」プンプン





銅像前!

―“実験室のカギ”を使った―

ドア ガチャ



30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:57:14.21 ID:Kg1cnhQx0

実験室!

ユイ「ここにも変な絵が描いてるものがある・・・」

―“双頭のヘビ”を手に入れた―




ユイ「銅像の部屋にあった階段を昇ったら変な部屋に着いたよ!
   鍵あるかな~・・・・あ、ホントにあったよ・・・」

―“研究室のカギ”を手に入れた―

ユイ「他には~・・・あ、モニターがある!一応見てみよう」ピピッ



31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 16:57:47.56 ID:Kg1cnhQx0

モニターには文字が映し出された

10月13日
新しい少年が運ばれてきた。名を唯という。
山中医院長の指示に従い、クスリを投与。
超能力発言の兆しが見える。有望だ。

10月20日
山中医院長からクスリの投与を10倍にするよう指示される。
こんな事は初めてだ。
・・・なにを急いでいるのだろう?

10月23日
意識不明に陥る。
・・・クスリを投与しすぎたのだ。

10月25日
奇跡的に意識回復。
だが、記憶を失う。
・・・かろうじて名前だけは覚えているようだ。

―“唯の実験データ”を手に入れた―



32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:13:25.16 ID:Kg1cnhQx0

ユイ「これって・・・私のことだよね・・・記憶が無いのもクスリの所為・・・
   わたし・・・唯って漢字なんだ~ふむふむ・・・
   それにしてもさわちゃん先生め!クスリを10倍にするなんて!
   鬼の所業だね!訳がわからないよ!」プンプン

唯「さわちゃん先生にあったら、うんとこらしめてやる~」




制御室!

唯「ここでこの鍵を」カチャカチャ

―“研究室のカギ”を使った―

唯「よし!開いた!」

研究室!

唯「研究員さんたちを気絶させてっと・・・
  お薬と変な絵描いてるものゲット!」

―“双頭のサル”を手に入れた―



33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:13:54.09 ID:Kg1cnhQx0

唯「あと行ってないところは・・・医院長室だね!
  もう少しで病院から出れそうだよ~!」




医院長室!

唯「おお~今までの部屋と違って、豪華な感じがするよ~!
  時計がある!何々・・・2522年10月27日 0:20か~
  う~ん日付を見てもピンとこないよ~
  ん?机の上にメモがあるよ!どれどれ~」



34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:14:33.09 ID:Kg1cnhQx0

メモにはこう書かれている

とうとう、私の悲願であるあのプログラムがスタートした。
これが成功すれば、われわれの野望を遮るものは何もない。
人間の歴史が変わるだろう。

いや、その時、
人間の歴史は終わりを告げ、
彼女は新しい神となる・・・

・・・実際、彼女は私も驚くほどの成長を遂げた。素晴らしい。
私の想像をはるかに超えている。
もはや、何者であろうと彼女を止めることはできない。
すべてが彼女の前にひれ伏すのだ。

・・・このような歴史的瞬間に立ち会うことのできる喜びを
何と表現すべきか。
世界の運命はこの手の中にある。

新たなる時代を進もう。
新たなる創造主とともに・・・

―“山中医院長のメモ”を手に入れた―

唯「よくわかんないけど、凄いことが書いてるような気がするよ・・・
  他には何かないかな~」キョロキョロ

唯「お、変な絵の描いてるものだ!これで4つ目だよ!」

―“双頭のワシ”を手に入れた―

唯「これ何かの役に立つのかな~4つも持つの大変だよ~」



唯「全部調べつくしたよ!残ってるのはベランダだけだよ!
  さわちゃん先生の自画像っぽいのがあったけど、
  何だか気味が悪いから放置します!」

ドア ガチャバタン

自画像にはこう書かれていた

ドクター・山中さわ子 2520年・・・制作・・・



35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:15:06.77 ID:Kg1cnhQx0

ベランダ!

唯「凄い!街が見渡せれるよ~!キレイだな~!」

?(ユイ・・・ユイ・・・!)

唯「ふおっ!また声が・・・・・・のどか・・・ちゃん?キミは和ちゃんなの?」

?(彼らが来る・・・私を探しているの・・・)

唯(和ちゃん!和ちゃんは今、どこにいるの!)

?(助けてユイ・・・早く・・・早く!)

唯(和ちゃん!和ちゃん!・・・聞こえなくなっちゃった・・・
 ・・・ 急ごう!“彼ら”っていうのが誰かわからないけど、
  和ちゃんが危ない目にあいそうなのは間違いないよ!)



36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:15:35.12 ID:Kg1cnhQx0

会議室!

唯「いろいろ調べたけど!ここが一番怪しいよ!勘だけどね!
  スクリーンには鳥さんのマークが書いてるし、ぷんぷんだよ!
  それにしてもこの“変な絵が描いてるもの”は大きいし
  凄く邪魔くさいよ!
  あ、丁度いい台座がある!ここに置いちゃえ!」セット!

―“双頭のワシ”をセットした―
―“双頭のオオカミ”をセットした―
―“双頭のサル”をセットした―
―“双頭のヘビ”をセットした―

スクリーン ズゴゴゴゴゴ ドア ジャジャーン!

唯「・・・・・・・行こう」

ドア ガチャン



37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:16:04.35 ID:Kg1cnhQx0

連絡通路!

唯「ここ本当に病院なのかな・・・変な仕掛けが多すぎるよ・・・
  それにしても、いつになったら抜け出せるんだろう~
  迷路みたいに入りくんでて、迷子になっちゃうよ~」





階段前!

唯「上に登る階段と奥に部屋がある・・・
  上に登ると病院から抜け出せないかもしれないから奥の部屋に行こう!」



38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:16:38.15 ID:Kg1cnhQx0

保育器室!?

唯「あれぇ~ここ行き止まりだよ~!上が正解だったのか・・・
  部屋の中央に入れ物がある・・・これなんだろう・・・?」ペタペタ

キィィィン

唯「!?」ビクッ

唯「な、なにこれ・・・エイリアン!赤いエイリアンがいるよ!」

アラベスク「キシャ!キシャアアアアア!」バリーン

唯「ふおおお!?な、中から出てきた!ヤバイよヤバイよ~!」ダダダダ

ドア ガチャバタン!

唯「き、気持ち悪かった・・・今のは見なかったことにしよう・・・
  階段登るのが正解だったんだね・・・この病院奥が深いよまったくぅ!」



39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:17:24.73 ID:Kg1cnhQx0

黒い球の部屋!

唯「なんだろう~この部屋・・・黒い球が中央にある以外何もない・・・
  それに無駄に広くて気味がわるいよ~」キョロキョロ

唯「おお?隅っこに端末っぽいのが・・・調べてみよう」イジイジ

端末「ナマエヲ、スペルデニュウリョクシテクダサイ」

唯「スペルで入力?Y・・・U・・・I・・・」

ピピッ!ピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピーピー

唯「も、文字がいっぱい出てきた!」



40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:18:08.91 ID:Kg1cnhQx0

端末「カクニンバンゴウハ、トップシークレット。パスワードヲイレテクダサ」

唯「ああああもう何言ってるかわからないよ!パスワードなんて知らない!」キィィィィン

端末「チョ、チョットマッテクダサイ!カクニンバンゴウはトトトップシークレットダッテ!
   チャントテジュンをフフフンデ!パパパススワードワードワードwwwwwwwwwwwwww」

唯「ふんむむむむ~~!」キィィィィン!

コツッコツッコツッ

?「期待通りの素質ね、唯ちゃん」カチャッ



41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:18:43.65 ID:Kg1cnhQx0

いつの間に・・・
振り向こうとするが頭に何かを突き付けられた。
多分銃火器か、注射器の類だろう。

唯「さわちゃん・・・先生」

さわ子「ああん!?」

唯「ド、ドクター・山中・・・・」



42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:19:14.83 ID:Kg1cnhQx0

さわ子「ふぅ・・・わずか1か月でここまで成長するなn
    唯「私は誰なんですか!?」

唯「それに、さっき端末にのってた
  “ファミリープログラム”ってなんですか?」

さわ子「唯ちゃん、知らない方がいいこともたくさんあるのよ。
    これは濃度を数倍に高めたナルコンよ、
    
    これを打てば、あなたは確実にショートするわ
    死にたくないでしょう?おとなく隔離病棟に戻りなさい」

唯「・・・・・・」キィィィン

さわ子「!?ゆ、唯ちゃん・・・?あなたの、力ね・・・」グググ

唯「ふんむむむむ~フンス!」カッ!

さわ子「うっ!」バチン!

唯「私は戻るつもりはありません!ここから出ます!」

さわ子「そう・・・なら仕方ないわね。てめぇは冷凍室だコラァ!!」

唯「・・・・・・」



43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:20:01.98 ID:Kg1cnhQx0

さわ子「シャラアアアアアアア」ブン!

唯「きゃっ!ふんむむむむ~フンス!」ドウン!

さわ子「うぐっ!こんのぉ!ちょこまか逃げてんじゃねぇぞクソガキがぁ!」

唯(あれ?動きも思ってたより速くない・・・
  使えない警備員さんと同じくらいだ
 
  ちょっと頑丈だけど、
  もしかしてさわちゃん先生ってもの凄く弱い!?」

さわ子「誰が弱いだああん!バッチリ聞こえてるっつーの!」ブオン

唯「おっとっと!さわちゃん先生頑丈だから本気で行きますよ!
  ふんむむむむ~フンスフンスフンス!」ドウンドウンドウン!!!

さわ子「ぐぎゃあああああああ」ドゴォッグシャッボギャッ!

唯「や、やったかな・・・生身の人間に本気で撃っちゃった・・・
  うっ・・・頭が痛くなってきちゃったよ・・・」ズキズキ

さわ子「」

唯「さわちゃん先生やっつけたのいいけど、
  ここからどうやって出るんだろう」キョロキョロ








さわ子「」ピクッ



44 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:20:29.32 ID:Kg1cnhQx0

唯「エレベーターも起動しないし・・・
  あ!さわちゃん先生が鍵を持ってるかも~」

さわ子「」ピクピクッ

唯「ふぉ!?い、いま動いたような・・・気のせいだよね・・・」

さわ子「」ムクリ

唯「ひいいいい!起きあがったよおおおおお!」

さわ子「オ・・・」

唯「お・・・?」

さわ子「オォマエガクルノヲマッテイタァ・・・・」

唯「ふえっ?」

キャサリン「シャラアアアアアアアアアアア!」



45 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:20:59.24 ID:Kg1cnhQx0

唯「きょわわわわわわ!ろ、ロボットだよ!サイボーグだよおお!!!」

キャサリン「シャラアアアアアアアアアアア!」バキッ!

唯「あぐっ!うう~・・・!こんのぉ!ふんむむむむ~フンス!」ドウン!

キャサリン「シャ!・・・」ドゴォッ     「シャラアアアア!」

唯「あ、あんまり効いてないよ~ど、どうぢよう・・・
  あ!ロボットなら燃やしちゃってもいいよね!ふんむむむむ~フンス! ドン
  うぐぐ、頭イタイぃぃぃぃ」ズキンズキン!

キャサリン「シャラアアアアアアア!」ガシッ!



46 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:21:36.36 ID:Kg1cnhQx0

唯「ふぐっ!く、苦しい・・・フンスフンス!    ドウンドウン!
  ダメだぁ・・・頭が痛すぎて力が使えない・・・  ズキンズキン
  こんなところで死にたくないよ~」

キャサリン「シャラアアアアアア!」メキメキ

唯「ヒュッ!(い、息ができない・・・
  でも、でもそんなことより・・・・
頭が痛くてイタくて仕方がないっ!)
  ううう・・・うぐぐぐぐぐうううう」

唯「うあああああ・・・ああああああああアアアアアアアアアアアア!!!!」バチンバチン!

キャサリン「シャ?シャ・・・シャラアアアアアアアアアアアアアア!」ギギギギ

メキャッグシャッブチブチィッドゴン!         ボン!










キャサリン「オ、オマエgkルノオmt・・・イtA・・・」プシュウウウウウ



47 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:22:12.54 ID:Kg1cnhQx0

唯「ゴホッゴホッ!うううううう (早くお薬を飲まないと!)」ゴソゴソ パク

唯「はぁっ!はぁっ!こ、今度こそダメかと思ったよ・・・
  まさかさわちゃん先生がロボットだったなんて・・・頑丈なワケだよ・・・」

キャサリン「」

唯「も、もう動いたりしないよね・・・」ツンツン

キャサリン「」

唯「だ、大丈夫っぽいね!よし!さわちゃん先生を調べて鍵を見つけよう!」

キャサリン「」キラン

唯「むむ、さわちゃん先生の左目が光ってる・・・」グググ スポン

唯「綺麗だな~この左目・・・宝石みたいだよ」



48 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:22:54.87 ID:Kg1cnhQx0

さわ子の左目だった物を掲げて見ていると
エレベーターの上にある端末が目の光を吸収すると
ロックの解除音がなり扉が開いた。

唯「おお、これが鍵だったのか!自分の眼を鍵にするなんて
  趣味悪すぎだよまったくぅ!」プンプン

ドア ウィィィィン ガシャン

唯「1階にセットしてっと・・・ふぅ、これでやっと病院から抜け出せるれるよ!
  ちょっと休憩しよっと」



49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:23:39.96 ID:Kg1cnhQx0

唯は気付かなかった・・・
エレベーター内の監視カメラの存在に
そしてカメラの向こうでは
唯を見て嘲笑う一人の女性が






?「うふふふふふふふ」






私は、サクラガオカ・病院を脱出した
自分の名前以外、何一つ知らずに・・・

手には家族の写真があった
懐かしい気持ちで胸がいっぱいになったが
次の瞬間には、まるで見知らぬ人たちのようにも見えた・・・

私は、何故ここにいるのだろう
頭に靄がかかって、何も思い出せない
私は・・・・・・・・一人ぼっちだった

Stage-A
サクラガオカ・病院   Clear



50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:24:15.49 ID:Kg1cnhQx0


キャサリン「ウ・・・・・」

コツッコツッコツ

キャサリン「アナタ・・・!」

?「あらあらあら?まだ首だけになってるのに、まだ生きてたんですね~」

キャサリン「ワタシヲカイシュ ウシテ・・・シュウ フクシナサ イ・・・」

?「うふふふふ・・・殺したいで~す♪」メキメキ

キャサリン「ア・・・ガガガガ」

?「ちゃんと・・・死んでなさいっ!!」バキャッ!

キャサリン「」

?「平沢 唯・・・面白い子・・・
  うふふふ・・・きひひひ・・・きゃ~っひゃっひゃっひゃっ!」

to be continued…



51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:25:18.74 ID:Kg1cnhQx0

データ編!

唯―15歳。名前以外の記憶が無く、失った記憶とテレパシーを送ったきた少女を探してさまよう

和―15歳。テレパシー能力を持つ。唯に助けを求める、この子を見つけるのが当面の目的

山中医院長―20歳中盤。Gプロジェクトの中心人物でドロシーを崇拝している。
       唯や他の子供たちを実験動物扱いしている。

ラビット―物語中に出てきた包帯男。ガレリアンのプロトタイプで凄く気持ち悪い。
      ナイフで襲いかかってくるが、超能力を使うタイプもいるらしい。



52 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:25:51.34 ID:Kg1cnhQx0

能力!

ナルコン―緑色の薬。強烈な衝撃波が撃てるようになる。
     溜めも短く中毒率も少ない基本的な攻撃

レッド―赤色の薬。発火能力の一種。原理は対象の分子を超振動させて発火させる。
    ナルコンに比べて強力だが、溜めも長く中毒率も高い。

メラトロピン―物品や思念などから情報を得るサイコメトリー
        物質に干渉するテレキネシスを発現する
        ユイは開始前にこの薬を大量摂取されているので
        薬物の摂取無しで使用可能。

ショート―中毒率が一定値に達すると“ショート状態”となり、制御不能となった
      超能力が溢れ出るようになるが、体力が徐々に減っていき最終的に死亡する。



53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/03/09(水) 17:26:46.54 ID:Kg1cnhQx0

アイテム!

回復剤―体力を一定値回復させる

デルメトール―中毒率を下げる薬。能力を使うと中毒率が上がるため
        この薬は必須と言っても過言ではない。尚、デルメトールの数には
        限りがあるため、これが尽きると・・・・

ビージェクト―銃器型携帯注射器。前述のナルコン・レッド等を使用するには
        ビージェクトに装填、投与しなければならない。
        ガレリアンへの投与と作用を基準としており、投与には激しい苦痛を伴う。
       そのため、通常の人間が利用するのは不可能とされる。

スキップ―超能力のレベルを上昇させる。大きなダメージを負うか
次ステージに移行する際に初期化される。数が少ない貴重品。



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唯「がれりあんず!」#Stage-A
[ 2011/03/27 16:30 ] クロス | ガレリアンズ | CM(0)

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