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唯「魅惑のあずにゃんシリーズ!」#大きくなるあずにゃん編 【コメディ】


http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1301238068/l50


唯「魅惑のあずにゃんシリーズ!」#育つあずにゃん編
唯「魅惑のあずにゃんシリーズ!」#増えるあずにゃん編



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:13:20.26 ID:Z5dMsUNq0

律「あー、もう真っ暗だよ。早く帰らないと」

「ちょいと、そこのお嬢さん」

律「え、私のこと?」

「はい。少し、見ていきませんか?」

律「婆さん、こんなところで物売ってたって
  誰も見てくれないだろ。……どれどれ」

「どれも素晴らしい品ばかり。是非、なにか買われてみては?」

律「んー……」

律(なんか可哀想だし、一つ安いの買ってやるか)

律「じゃあこれ。これくださいな」

「それは゛大きくなるあずにゃん゛ですな。お目が高い」

律「大きくなるあずにゃん……?」





150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:16:03.90 ID:Z5dMsUNq0

律「ただいまー」

聡「あ、おかえり。……なにそれ?」

律「これ? 買ったんだよ、変な婆さんから」

聡「よりにもよって人形かよ。変なのー」

律「まぁ、ねぇ……なんかさ、
  これお湯につけると大きくなるんだって」

聡「昔の夜店とかで売ってたやつみたいだね」

律「そういやそうだなぁ。聡、欲しい?」

聡「いらねぇよ。それより夕飯だってさ」

律「はいよ~」

律(湯船の中に沈めとくか、これ)ス




151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:16:18.56 ID:NytfAAwE0

嫌な予感しかしない・・・





152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:19:05.12 ID:Z5dMsUNq0

律母「律ー。お風呂は入っちゃいなさいよ」

律「え~、まだご飯食べたばっかじゃん!」

律母「あんたいつも入るの遅いんだからいいの。ほら、さっさと」

律「ちぇー、はいはい……」

・・・

律「ったく、お風呂ぐらいいつ入ってもいいだろっての」ヌギヌギ

律「……」

ガチャリ

大梓「……」プカ…プカ…

律「……」



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:22:04.80 ID:Z5dMsUNq0

律「……」

大梓「……」プカプカ

律「どういうことだよ……」

大梓「こういうことですね」プカプカ

律「とりあえず風呂の中から出て」

大梓「律先輩が出してください。私、力入らなくて」

律(なんなんだよこれ、梓じゃないかよ)

律(ていうかでかくなり過ぎだろ……本物の梓の大きさじゃんか)

律「仕方がない、よいしょ……
  ってお前、なんかふにゃふにゃしてるぞっ」

大梓「長い時間お湯に浸かってたからですかね……」

律「なんつーもん掴まされたんだ私……インチキ婆さんめ」




155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:22:24.15 ID:weTieEi/0

なんだただの本物サイズか



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:23:13.44 ID:NytfAAwE0

なんだ、よかった・・・



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:24:14.76 ID:xlogvoEB0

普通サイズ梓と自宅風呂で遭遇とかラッキースケベ展開か





158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:25:07.39 ID:Z5dMsUNq0

律「で? お前これからどうするんだよ」

大梓「どうするもなにも、律先輩次第ですよ」

大梓「飼い主はあなたなんですから責任を持ってください」

律「うるさいやい!
   私だってこんなのだってわかってたら買わなかったよ!」

大梓「はっ、責任放棄ですか! なんて人!」

律「じゃあどうすりゃいいんだよ……」

大梓「とりあえず言っておくと、
   私は大きくなります。お湯に浸かると」

律「だから?」

大梓「いや、別にそれだけですけど……」

律「~……」



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:28:05.43 ID:Z5dMsUNq0

律「ったく、お前がお湯吸ったせいで湯船に全然お湯ないぞ」

大梓「それは申し訳ないです。お詫びに」

律「ん?」

大梓「大したことはできませんが、肩をおもみしましょう」モミモミ

律「いいよ! べちゃべちゃするし、ふにゃふにゃだし!」

大梓「むー……」

律「お前、一体何なんだ。梓なのか?」

大梓「違いないですね、はい」

律「わっけわかんねぇよ……」

大梓「そう言われましてもね」




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:28:47.85 ID:NytfAAwE0

性格がふてぶてしくなってないかw



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:30:10.13 ID:xlogvoEB0

大梓だから態度も大きい





163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 03:31:07.38 ID:Z5dMsUNq0

律「……」ゴシゴシ

大梓「お背中流しましょうか」

律「いいよ。黙ってろ」

大梓「黙ってあなたの貧相な体を見ていてもちょっと……」

律「なんだ!? お前ケンカ売ってんのか!?
  自分の体見てからそういうこと言えよ!」

大梓「ふふんっ」ボイン

律「あ……!?」

大梓「胸の部分だけお湯に浸してみました」

律「お湯が減るっつってんだろー!!」



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:00:04.26 ID:Z5dMsUNq0

律「だいたい寸胴体系が胸だけでかくたっておかしいだけだよ」

大梓「嫉妬ですか? ええ、ええ、嫉妬するのはタダですからどうぞどうぞ」

律「この……やろっ……」

律「奇乳!」

大梓「貧乳!」

律「だぁーっ、こらぁー!」

大梓「やってやるです!!」

ガチャリ

聡「姉ちゃんなに騒いで……」

律・大梓「!」

聡「失礼しました……!」ガチャリ

大梓「ほーら! 私の胸に興奮してましたよ!」

律「ちげぇよバカたれ!!」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:05:04.64 ID:Z5dMsUNq0

律「とりあえずお前、小さくなれないの……?」

大梓「水に浸れば縮むこともできますが」

大梓「あまり浸りすぎると消滅しちゃいます」

律「思う存分水風呂を堪能してくれ」

大梓「そ、それはあんまりですよ! 律先輩!」

律「だまらっしゃい! ……とりあえず少し縮めてから私の部屋行くぞ」

大梓「不本意ですが……仕方がないですね」

律「なーにが不本意ですがだよ。ったく」

――これが律の最後の言葉になるとは誰が予測できただろうか

大梓「そして、この後待ち受ける怒涛の展開に……」

律「本気で水風呂に沈めんぞコラ」



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:10:17.97 ID:Z5dMsUNq0

・・・

大梓「律先輩のベッドふかふか」ポフポフ

律「埃立つからあんま暴れるな!」

律(にしてもアイツどうすればいいんだ……)

律「クーリングオフってあの店効くかな」

大梓「洒落た言葉使わずに返品と言えばいいでしょう」

律「……お前はどうされたいのさ」

大梓「……律先輩と、一緒にいたい……」

大梓「離れたくないです……」

律「お前……」

大梓「って言ってみるテスト」

律「……くたばれ」



167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 04:14:19.90 ID:Z5dMsUNq0

眠たくてどうしようもないよパトラッシュ

代理頼んでおいて申し訳ないんだが、ちょっぴり眠ってもいいかな
午前中にはかならず続き投下しますから・・・保守してもらえたら嬉しいなって




168 名前: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 【東電 65.1 %】 :2011/03/28(月) 04:14:40.68 ID:Bj2mORZa0

保守



169 名前: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 【東電 65.1 %】 :2011/03/28(月) 04:15:39.07 ID:mQ+jJlxx0

同じ思いはさせねぇってことで






196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:23:29.45 ID:Z5dMsUNq0

保守、ほんとにありがとうございました
さっそく投下続けるよ




197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:24:14.58 ID:UAM4xvEoO

よしきたか





198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:25:11.01 ID:Z5dMsUNq0

大梓「まぁ、なんだかんだで律先輩次第ですよ」

大梓「私ってばこういう品ですし、自分じゃどうすることもできません」

律「まいったなぁ……」

大梓「律先輩は私のことどうしてくれる考えなんです?」

律「いや、どうもこうも」

律(唯にあげたら喜ばれそうだな……)

律「よし、決めた! 明日出かけるぞ」

大梓「はぁ?」



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:29:26.94 ID:Z5dMsUNq0

コンコン

律「ん?」

「姉ちゃん、あの……さっきのことなんだけど。ちょっと入っていい?」

律「げ、聡! お、おい! 早く隠れろ!」

大梓「こそこそ」

律「い、いいよー」

ガチャリ

聡「姉ちゃん……」

律「お、おお~、聡ぃ。どうしたの?」

聡「どうもこうもないよ」

聡「さっき姉ちゃんが風呂の中で持ってたやつ……」

律「うん……」ゴクリ

聡「ラブドールってやつだろ……?」

律「……うん?」



203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:34:08.17 ID:Z5dMsUNq0

聡「ダッチワイフとも言うよね、俺知ってんだよ……」

律「なっ、このっ! なにバカなこと言ってんの!?」

聡「いい! もういいんだよ姉ちゃん……」

律(なに悟ったような顔してんだよ……っ)

聡「姉ちゃんは昔からさ、ああ……普通とは違うんだなぁって思ってた」

聡「でもだからってあんな物を……高かっただろう?」

律「バカ! バカバカバカバカぁっ!!
   お前そんな目で姉ちゃんのこと見てきたのか!?」

聡「姉ちゃんっ」

律「ふざけんなっ! もうあっち行けよ! 出てけ!」

聡「ああ……」ガチャリ

大梓「とんでも展開ですね。家族会議が起きますか?」

律「うわあああああっ、お前のせいでだよっ、ちくしょう!!」



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:39:06.52 ID:Z5dMsUNq0

律「……」シクシク

大梓「……」

律「慰めも、しないのかよっ」

大梓「してほしいですか」

律「うるさぁい……!」

大梓「困りましたね」

大梓「そうだ! ちょっと見ててください」

律「ぐすっ……なんだよぉ」

大梓「ほら、このツインテール。
   だんだん何かに見えてきませんか?」ブンブン

律「はぁ……なんだよ?」

大梓「これがオチを用意してないんですよねー。いや、参った参った」ブンブン

律「寝るよちくしょうがっ!!」



208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:44:31.28 ID:Z5dMsUNq0

次の日

大梓「黙って連れて来られましたけど、ここは?」

律「お前が大好きな先輩のウチだよ」

大梓「律先輩の第二のおウチですか?」

律「はぁ? って……お前」

大梓「……ぷひっ」プゲラ

律「少しでも期待しちゃった自分が恥ずかしいよ……ごめんくーださい」ピンポーン

ガチャリ

憂「あ、律さん。お姉ちゃんに用ですか?」

律「うん。まぁ」

唯「あ、りっちゃーん!」

律「おっす。今日はお前にプレゼント持ってきたんだ」

唯「え~! プレゼントー? なにかな、なにかなぁ~」

律(押し付けるようで悪いなぁ、唯。でもこれしか手はないんだ)



212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:52:17.11 ID:Z5dMsUNq0

律「ほら、これがプレゼ……あれ?」

唯「どしたの?」

律「あ、いや! ちょっ、ちょっと待ってて!」

律(おいおい、なんでさっき後ろにいたのにいなくなってるんだ!)

「きゃー!!」

律「!?」

唯「う、憂! どうしたの!?」

律「どうした!?」

憂「お、お風呂の中に溺死体が……!」

大梓「……」プカ…プカ…

律「 」



213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:55:17.07 ID:Z5dMsUNq0

律「うちのバカがご迷惑をかけて申し訳ない」

大梓「つい出来心でやりました。だが私は謝らない」

唯「ほんとにあずにゃんそっくりだねー」

憂「う、うん」

唯「それで、りっちゃんはその大あずにゃんを
  私にプレゼントしてくれるって?」

律「引き取ってくれるか!?」

唯「くれるってならもちろんだよー。だって、あずにゃんだし!」

律「よ、よかったぁ……おい! お前もお礼言わなきゃダメだぞ!」

大梓「むすー」

律「……なんだよ?」

大梓「いえー、別にー」



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:59:05.13 ID:Z5dMsUNq0

律「じゃ、じゃあ。そいつのこと頼んだよ」

唯「うん、まっかしといて~! ほれほれ、大あずにゃん」ギュウッ

大梓「わーくすぐったいですよー唯せんぱーい」

律(よかったよかった。これで一件落着だよ)

律「大梓。唯にあんまり迷惑かけるなよ」

大梓「けっ、了解しかねます」

律「……ふん。じゃあな」

唯「りっちゃんばいばーい!」

大梓「……」

唯「あれ……大あずにゃん、泣いてるの?」

大梓「汗ですよ……」

唯「汗かー」

大梓「違いないです」ホロリ



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:04:08.16 ID:Z5dMsUNq0

律「うー、あいつがいなくなって清々しい気分だよ!」

律母「あいつ?」

律「あ、なんでもないっす……」

聡「……」

律「……おい、そんな目でこっち見んなよ」

聡「ごめんよ……気が利かない弟でさ……」

律「うぅ……だからそういう哀れみを私に向けんなよぉ……」

律母「そんなことより、
   あんた今日もさっさとお風呂入っちゃいなさいよ」

律「ま、またかよっ。まだいいでしょ別に」

律母「さっさと!」

律「はーい……ちぇ」



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:09:29.08 ID:Z5dMsUNq0

律「……」ヌギヌギ

律(あいつ、唯と上手くやってるかなぁ)

律(きっと大丈夫だよな。なんたって唯と梓なんだし)

律「って、なんで私があいつの心配しなきゃいけないんだか!」

律「それもこれも、あいつのせいだよ」

ガチャリ

律「……」

大梓「……」プカ…プカ…

律「……夢であってくれ」



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:14:17.42 ID:Z5dMsUNq0

律「……なぁ」

大梓「お帰りなさい」

律「なぁっ!」

大梓「……はい?」

律「なに白々しい顔してんだよ! お前なんでここにいる!?」

大梓「なんでって、ここが私のウチですからね」

律「違うだろ! お前の家は唯のところだっ」

律「どうして戻ってきてんだよ……っ」

大梓「ダメですか」

律「ダメも何も、なんのために今日お前のこと連れて行ったんだよ」

大梓「……てへっ」

律「こんにゃろー!」



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:20:11.63 ID:Z5dMsUNq0

大梓「いや、やっぱりここが一番居心地がいいかなと」

律「そりゃどうも……って、あれ。お前一回り大きくなってない?」

大梓「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」

律「お湯がすんごい減ってる……お前ぇ」

大梓「あ! 待ってください!」

律「は?」

大梓「また……また大きくなりそうですぅ!」

律「お、おい……?」

大梓「じ、自分を止める事ができない! ふああぁああああああ」

律「なんだよ!? なにが始まるんだよ!?」

大梓「ふぁああああああぁああああああああああああぁぁあぁぁあんっ」

ゴゴゴゴゴ…

律(大梓が……どんどん大きくなっていく……!)



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:25:09.56 ID:Z5dMsUNq0

大梓「むむむむっ」ゴゴゴ

律「で、でかい! ていうか大きくなりすぎだよ! このままじゃ」

ミシッ、ミシミシミシミシィッ…

大梓「まだまだァーーーーー」

律「なに限界に挑戦みたいなノリしてんだ!?
  うわあああああぁぁっ、風呂がああああ!」

ベキッ、ベキベキィッ

律母「ちょ、ちょっと! なに!? あんたなにしてんの!?」

律「し、知らないっ! わかんない!」

律「止まってくれぇ! このままだと家が壊れるよぉっ!」

大梓「カメェーーーーーーーッ」ゴゴゴ

聡「……ダッチワイフが……大きくなっている……」

律「み、水だ! 水をかけるんだ!」

大梓「手遅れですよーーーーーッ」ゴゴゴゴッ

律「ひっ―――――」


…ドカーン!



226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:30:11.40 ID:Z5dMsUNq0

ヒュー…

律「……」

律母「ま、マイホームが……」

聡「すげぇ……」

律「私の家が、崩れて消えた……」

大梓「だーーーーいじょーーーーぶですかぁーーーーーーー?」

グワングワン

律「大丈夫……?」

律「大丈夫なわけないだろ!? ふざけるのもいい加減にしろおぉぉっ!!」

大梓「ですよねーーーー律先輩全裸で外にでてますもんねーーーーーー」

律「家だよ!! その前に家がなくなっちゃったんだよぉっ!!!」



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:35:06.15 ID:Z5dMsUNq0

律「どうしてくれんだよ!? お前のせいだぞ!?」

大梓「そんなことーーーー言われてもーーーーー」

律母「律っ!! あんた、あんな怪獣どこで拾ってきたの!」

聡「違うんだよ、母ちゃんっ。あれは……」

律「お前そろそろ張り倒すぞ!?」

律母「ともかく、あんなのすぐにどこかに捨ててきなさいっ!」

大梓「す、すてる……?」

大梓「T川クリステ」

律「……言われなくても捨てるよ」

大梓「え……」

律「いいやっ、捨てるとかじゃなく出ていけ!!
  お前なんかどっか行っちまえぇっ!!」

大梓「り、律せんぱ」

律「うるさぁいっっ!! 消えろよっ!!」

大梓「え……」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:40:14.03 ID:Z5dMsUNq0

大梓「……短い間でしたけど」

律「……」

大梓「お世話になりました……」ス

ズシン…ズシン…ズシン…ズシン……

聡「自立稼動型だと!?」

律母「まったく……これからどうやって暮らしていけばいいのよ……」

律「……」

律母「とにかくお父さんに電話しないと、家がなくなったって」ピッ

聡「姉ちゃん、気を落とすな。こんなこともあるさ」

律「あって、たまるかよ……」



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:45:05.46 ID:Z5dMsUNq0

・・・

律「ごめんね、急に押しかけたりしちゃってさ」

澪「気にするなよ。困ったときはお互い様でしょ」

澪「それにしても、どうして急に家が崩れたりしたんだ?」

律「あ、それには深い訳が……」

澪「まぁ、とりあえずゆっくり休め。私のことは気にしなくていいから」

律「澪ぉ……」

澪「そうだ。気分展開にテレビつけよっか。
  今の時間なら律の好きなバラエティーが」

ピッ

『緊急速報です。 桜ヶ丘市内に巨大な未確認生物が突如現れました』

律「ぶっ!!」

澪「り、律?」

律(もう、やだぁ……)



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:50:16.05 ID:Z5dMsUNq0

澪「なんかすごい事になってるな……
  自衛隊も動いてるみたいだ。避難しなくても大丈夫なのかな」

律「さぁ、な……」

『今、映像を現場に映します。現場のかきふらいさん?」

かき『はい、現場のかきふらいです。怪獣はゆっくりと移動しているようです』

澪「梓そっくりな怪獣だ……」

律「そうだな……」

かき『あ、待ってください! 怪獣がなにか言っているようです!』

大梓『いえーーーい 見てるーーー?』

『カメラに向かってなにかアピールしているようですが……専門家の○さん?』

○『ええ。これは我々に向けて
  メッセージのようなものを送っているのでしょう。
  察するに……あず、にゃん……ペロ……ペロ……(^ω^)……』

澪「怖いな……」

律「頭痛くなってきたから寝てていいかな……」




231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:54:45.90 ID:v4dFBrzM0

洗脳されたか



232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:57:36.66 ID:lCpLWXh60

4月からの連載がたのしみだな





233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:03:07.11 ID:Z5dMsUNq0

かき『今判明しました。怪獣は海へ向かって動いているようです』

かき『町が……町がまるで特撮のセットの様に蹴散らされています!
   恐ろしい……あ、悪魔的可愛さだ』

『か、かきふらいさん?』

かき『あずにゃんにゃ――――――ブツッ!』

ザァーーーー……

『……えー、現場との通信が絶たれてしまったようです。
 桜ヶ丘は、桜ヶ丘はどうなってしまうのでしょうか……』

澪「これが世界の終わりなのかな、律ぅ……」

律(くだらねぇー……)

Prrr、Prrrr…

澪「律? 携帯が鳴ってるよ」

律「あ、ああうん……もしもし?」

唯『りっちゃん!』

唯「唯?」



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:08:04.37 ID:Z5dMsUNq0

唯『テレビ見てる!? 大あずにゃんが……』

律「見てるよ、最悪だ」

律「唯、ていうかどうして大梓のことウチに返しちゃったんだ?」

唯『あ、その、えっとね……
  大あずにゃんが可哀想だったからついつい……』

律「可哀想って」

唯『大あずにゃん、あれでもりっちゃんのこと大好きなんだよ』

唯『だからウチに居ても寂しがってたし、
  えんえん泣いてたりもしてたんだよ?』

律「え……」

唯『そんな大あずにゃんのこと、私見てられなくて。
  だからそっちに帰しちゃった』

唯『ごめんね、勝手なことしちゃって』

律「……いや、いいよ。気にしてない」

律(あ、あいつぅ……バカやろっ)



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:12:07.07 ID:Z5dMsUNq0

律「ううん、バカなのは私だ!
  あいつの気持ちなんて一つも考えたりしてなかった!」

澪「律? いきなりどうし」

律「澪! ちょっと私出かけてくるよ」

澪「で、出かけるって……外は危ないんだぞ! 怪獣が」

律「怪獣? ははっ、ちげーよ、あいつは私の」

律「大事な大事な、大梓だ!」ダッ、タタタ…

澪「ちょっ、律!?」

律(大梓。みんながお前の事忌み嫌ったって、何か言ったりしたって)

律(私だけはお前の味方だから!)

律「待ってろよ……!」



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:18:21.26 ID:Z5dMsUNq0



大梓「……」ズシーン、ズシーン

A「なんてデカさの化けモンだッ。イカレてやがる」

B「海の中へ入って行く……どこへ行こうってんだ?」

隊長「警戒は怠るな!
   目標は町を破壊しているんだッ! 凶暴なことに変わりはない」

C「ちっ、あのツインテール……誰かグドンを呼んできてくれ……」

タタタ…

A「き、君! なに入って来てるんだ! ここは危険なんだぞっ」

律「は、離してっ、離してくれよ! あいつに話したいんだ!」

隊長「なんだ君は。おい、さっさと摘み出せ」

律「やめろ! やめろぉっ!! あ、あずさ……大梓ぁーーーーーっ!!!」

ズシン、ズシン、ズシ……

大梓「律、先輩……?」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:22:39.82 ID:Z5dMsUNq0

B「怪獣の動きが止まっただと。まさか、この少女に反応しているのか」

律「大梓……!」

大梓「いえーい」

律「……お前なぁっ」

律「心配かけさせんなよな……いや、そんなこと私に言う資格ない、か」

律「ごめん……出て行けなんて言って。
  私、あんたのこと何にもわかってなかったよ」

大梓「つーん、今さらそんなことと言われたって」

律「……だよね。都合が良いことはわかってる」

大梓「意味不明です!」

隊長「全くだ。何だというんだ一体」

律「あんたらなんかにわかってたまるもんか」

隊長「ふん、わかっているさ。奴は町を滅茶苦茶にした最悪の化身だ」

律「それは……!」

大梓「ムシャクシャしてやった。今は反省している」



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:27:22.18 ID:Z5dMsUNq0

隊長「だそうだ」

大梓「イライラするんだよ……!」

律「そのムシャクシャした原因は私にあるんだよ! だから私が悪いんだ!」

隊長「と、言われてもな」

大梓「なに今さら飼い主顔してるんですか。図々しい」

大梓「散々言っておいて、ちょっと謝れば許されると思ってるの?」

大梓「ふーんっだ」

律「お前ぇ……」

隊長「上からの命令が下った。奴は殺害することになった」

律「ちょ、ちょっと待ってよ!! なにもそこまで……」

隊長「そこまでのことをした! それだけだ」

律「う、ウソだろっ」

大梓「殺す必要なんてありませんよー。もうすぐ自然消滅しちゃいますし」



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:32:14.85 ID:Z5dMsUNq0

律「はぁ!?」

大梓「よく見てくださいよ。私いま水に浸ってるんですよ」

大梓「言ったでしょう。水に浸れば縮んで、最終的には消滅するって」

隊長「ほぉ……」

律「なんでそんなことするんだよ!? 意味わかんないっ」

大梓「少し考えればわかるでしょう?
   私はこの世には不要な存在なんですよ」

大梓「できることと言えばお湯を吸って大きくなったり、
   へらず口を叩くだけ」

大梓「ね? 居るだけどうしようもないです。迷惑かかるだけです」

律「おいおいおいおい!」

律「やめろよぉ……そんなことされても嬉しくねぇよぉ……」

律「消えないでよっ、やだよぉっ!!」

大梓「つーん」



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:37:40.83 ID:Z5dMsUNq0

大梓「……これでいいんですよ、律先輩」

大梓「これが正しい選択なんです。私にとっても、あなたにとっても」

大梓「おウチ、壊してしまってごめんなさい」

律「謝るぐらいならウチ直せよおぉっ!」

律「……直さなくたって、いいから」

律「戻ってきてよぅ……」グスン

大梓「……そろそろですね。ほら、こんなに縮んじゃった」

大梓「ちゃんと声きこエテマスカ」

律「聞こえてるよバカやろぉ……」

大梓「ミジカイアイダデシタケド、タノシカッタデス……トテモ」

律「私もだよ……」

大梓「……アイルビーバック―――――――」シュウゥゥゥ…

A「目標、消滅……」

隊長「撤退だ、野郎ども」

律「あぅっ……あああああ、っ……ぐうぅうう……っ」




248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:41:33.88 ID:lCpLWXh60

wwwwwwww最後





249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:42:21.00 ID:Z5dMsUNq0

あれから数ヶ月の時が経った。

私の家は色々あって元通りに直って、
今までどおりの日常へ戻ることができた。
変わったことといえば、゛あいつ゛がいない。

それだけなのかな……。

律母「律ー、さきお風呂入っちゃいなさい」

律「いつも私先だよね。なんなの……」

・・・

律「……」ヌギヌギ

律(……ははっ、なんだかちょっと寂しいや)

律「ほんの短い間だったけれど、
  あいつのこと今でも忘れられないよ……な、大梓」

ガチャリ

大梓「……」プカ…プカ…

律「……」

大梓「……ふぅ」チャプン



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:47:22.39 ID:Z5dMsUNq0

律「……な、なんでだよ」

大梓「言ったでしょう。戻ってくるって」

大梓「り、律先輩がどうしても戻って来いって言うから、
   仕方がなくなんだからね!」

律「お前消滅しちゃったんじゃないのかよ!? 何なんだよ!?」

大梓「はは、不思議なこともあるもんですよねーいや、びっくり」

律「びっくりなのは私のほうだ!! ちくしょおおおお!!」

律「あのときの悲しみを返せ! 詐欺だ! うわあああああぁぁんっ」ポカポカ

大梓「あいたたた、なんですか! 泣きながら叩かないでくださいよっ」

律「汗だよちくしょおぉっ!! あっちぃんだよぉっ!!」

大梓「じゃあ、私のこれも汗ですね。違いないです!」

律「わあああああぁぁぁあああああんっ!! 大嫌いだバカああぁっ」

大梓「なら私も律先輩なんか大っ嫌いです!!」

こうしてまた、私とこいつの話は続くんだとさ。
ほんとどうしようもない話だよ。


大きくなるあずにゃん編 おわり




253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:53:20.03 ID:anR8MAIR0

水が苦手な巨大人間ってウルトラ水流フラグだったのか
ムギ編にも期待



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 12:53:28.47 ID:jwEn5Uqm0

ふむ乙
あとはムギかな





256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:00:05.19 ID:Z5dMsUNq0

梓「――――は」

梓「ここは、私の部屋?」

梓「じゃあ……さっきまでのは全部夢?」

梓「いろんな夢を見てた気がする」

梓「楽しかったり、悲しかったり、怖かったり、不思議だったり」

梓「疲れてるのかなぁ、なんかちょっとだるい……」

梓「んー……」

「ちょいとそこのお嬢さん」




257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:00:26.68 ID:9AM72k/CO

今のところ澪以外はいい話系だな。



258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:01:10.77 ID:ydUq/q5d0

懐かしや週刊ストーリーランド





259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 13:05:08.96 ID:Z5dMsUNq0

「何か見ていきませんか」

梓「お、お婆さん!? ていうかここ私の部屋ですよ!」

「どれも良い品ばかり揃っております」

梓「な、なんなのよ……」

梓「ていうか、良い品って……変なのばっかりです」

「ほっ、ほっ」

梓「ん、あのっ、これってなんですか?」

「それは゛覚めるあずにゃん゛でございます」

梓「覚めるあずにゃん……?」


覚めるあずにゃん編 続く




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