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律「そりゃあたしは、部長だからな」#後編 【SFホラー】


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律「そりゃあたしは、部長だからな」#前編
律「そりゃあたしは、部長だからな」#中編




312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 19:56:59.75 ID:iSdzGiGo0

結局、梓と唯と別れた後、私は公園のベンチで眠った。
夢では澪と私が青春してた……ん、羨ましいというか、背中痒いというか。
兎に角、今日が学祭ライブの日。

公園の時計を見る。午前10時。こんな大事な日に何時まで寝てるんだ、私。
いますぐ学校へ行かなければ。

学校へ行く。唯が唯を殺すのを止める。
あいつらのライブを成功させる。
それが、私の務めだ。

私はベンチから起き上がり、地面に立つ。
もう2人の温かみは残っていない。
しかし、気付かされたことは、未だに心に残っている。
温かい。とても、温かい。
私が、ずっと欲しかったもの、なのかも知れない。






320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:05:39.91 ID:iSdzGiGo0


学校は生徒と一般客でごった返していた。
当然か。桜高の学祭は、地元客からの評判も高い。

律(それにしても、こんなに人が居たら、また軽音部の連中に会いそうで怖いな……)

いや、単体だとごまかせるんだけど、
こっちの世界の自分と一緒に居たら、一発アウト。

律(まぁ、昨日の別れ際、梓と唯には
  「このことは恥ずかしいから他のみんなには言わないで」と
  言っといて良かったな……
  あの時は、ただ単に恥ずかしいからって理由で言い放ったけど)

そして、今一番会いたい人物が、「元の世界の唯」。
何とかして説得しないと。
あいつの狙いが「生まれ変わる」ことならば、
その狙いを叶える為に、こっちの世界の唯を殺すことは、ほぼ確定的。

それを通じて、この世界で、充実した生活を送る。
元の引きこもった、鬱屈とし、人にも会えない自分を脱ぎ捨てて。

しかし、それにしても、元の世界の唯は、
人間恐怖症だったはずなんだが……大丈夫なのかな、違う意味でも。

ひとまず、学内の目立たないベンチに腰をおろして、待つことにする。
……腹減った。焼きそばでもかってこよっかな。

憂「あ、律さん。お久しぶりです」
そして、これだよ。焼きそばの列の前に、憂ちゃんが居るよ。



323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:12:39.76 ID:iSdzGiGo0

律「お、おぉ、憂ちゃん、久しぶり」

憂「お昼ご飯ですか!」

律「そ、そうなのよ! ライブもうすぐ始まっちゃうから、
  オリンピックで食べないと、間に合わなくて」

憂「あれ、変だな……お姉ちゃん、ライブは16時からって言ってたけど」

ミスった。綺麗にミスった。まぁ、知らないから間違えて当然なんですけどねー。

律「あたしにとって、16時ってのはすぐの範疇なんだよ。
  長いように感じるとか言う人も居るけど、本当に一瞬なんだ。
  だから、景気づけに昼食食べとこっかなー、っと思ったり」

憂「そうなんですか! 実は私も昼食買いに来たんです!」

律(深く追求してこない! 出来た子や、このこ出来た子や!!)

憂「では、一緒に食べませんか?」

律「ハイ?」

憂「つ、都合悪いですか……律さんのファンっていう子が居て…
  律先輩とご飯食べれたらなー、って言ってたんですけど…」

律(断る口実断る口実……くそ、思いつかねっ)



327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:19:20.51 ID:iSdzGiGo0

?「どうぞ、これは私からのおごりです! 食べて下さい!」

律「はぁ、どうも……」 
(3パックですか……ありがた迷惑……)

憂「すみません、この子感情が行動に表れてしまうところがあって」

?「あ、私ジャズ研1年の鈴木純で言います! 律先輩のファンなんです!」

律「は、初めまして。あたしは田井中律って言います」

純「も、もし宜しければメルアドとかくれませんかね?」

律「メルアド、ですか?」
律(いきなり何だよ……あった、けど……)

律「圏外……」

純「どうかしました?」

憂「純ちゃん、いきなりメルアド聞くのは失礼だよー」

純「は、すみません! ちょっと調子に乗っちゃったみたいで!」

律「いや、全然いいんだけどさ」
 (そっか、元の世界の携帯は、ここでは使えない、という訳ですね)

律(………え、でももしかして)

律(…………可能性としては、有り得る。五分五分ってとこかな)



328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:24:20.45 ID:iSdzGiGo0

律「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる」

純・憂「は、はい……」

律(……っと、逃げ切ったところで。
  あのなんちゃらって子はともかく、憂ちゃんと居るのは危険だからな)

律(…………あった。こっちに来る前に聞いておいた、「元の世界の唯」のケー番!)

律(これで、あいつに連絡出来る! 大分楽になったかもしれない)

ブー ブー ブー ブー 

律(携帯のバイブ?)


新着メール1件

差出人:平沢 唯

内容:









邪魔しないでね。




329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:25:44.60 ID:aWl2noDA0

なんという恩仇



330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:25:50.17 ID:j5uWgUuu0

わお



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:26:05.00 ID:As5PjkI0P

こええwww



332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:27:24.53 ID:7NqG3Ie00

怖っwww



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:27:31.78 ID:xNkDkCuy0

わお





335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:33:54.36 ID:iSdzGiGo0

律(………何これ)

律(……やっぱ素直に元の世界帰ろっかな、私)

律(いやいやいやいやいや、駄目だろそこは)

律(ここが正念場、頑張れ田井中りっちゃん!!)

律(そうだよ、このメールが
  「元の世界の携帯であれば圏外でも通じる」って証拠になってる!)

律(……さて)

律(……電話するか。正直気が進まないけど)


律「…………………」

律「……もしもし」

唯「……………」

律「もしもし、唯か?」

唯「……………………なに?」

律「……いや、んーっと、
  その、話したいことがあるからさ、今どこに居るか教えてくれないかなー、
  なんて思ったり思わなかったり」



336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:35:11.66 ID:iSdzGiGo0


唯「話したいことなら、今この電話ですればいいんじゃないかな」

律「……いや確かに。
  確かにそうなんだけど、ちょっと会って話したいんだよ唯。
  な、10分かそこらで良いからさ?」

唯「………邪魔しないでよ、りっちゃん。お願いだから、邪魔しないで。
  わたし、りっちゃんにひどいことしたくないんだ。
  りっちゃんには感謝してるから。
  わたしにきっかけをくれて、
  ここまで引っ張り出してくれたりっちゃんには、感謝してる。
  だから、だから、りっちゃん、お願い」

唯「邪魔しないで」

律「…………」

律「…………いつ唯を殺す」

唯「………………ライブの直前」

律「え、ちょ、ちょっと待て唯!」

ツーツーツーツーツー

律(……切れた………)

律(探すしかないってことか)



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:40:19.44 ID:iSdzGiGo0

その後、私はひたすらに桜高の中を捜しまわった。
たまに私に声をかけてくるものもあったが、
生返事だけ返して、あとは駆けずり回って探した。

しかし、どこにも唯は見当たらない。

律(でも、待てよ……)

律(もし本当に唯が唯を殺したいなら、
  私に本当の唯を殺す時間なんて教えないんじゃないか?)

律(……そうだ! それこそライブ前に唯を殺して、入れ替わったとしても、
  元の世界の唯は上手にギターが弾けるのか?
  いや、弾けるはずがない。それは混乱を引き起こす。
  それは後々死体を前の世界に運ばなきゃいけない唯にとっても不都合なこと!)

律(つまり、唯は「ライブの後に唯を殺す」っと考えてもいいのかな……全然確証ないけど…)

律(でも、唯を探さなきゃいけないってことに変わりはないか)



351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:47:33.04 ID:iSdzGiGo0

律(で、結局15時30分……まだ見つからない)

律(やばいな、本当にやばい。どうしようどうしよう)

律(落ち着けりっちゃん、
  数々の修羅場を乗り越えてきた私なら、このくらいのこと出来る!)

律(……でもその修羅場も運で乗り越えてきたんだけどね、てへ☆)

律(………自信無くなってきたな)

律(…………あ、)

廊下の奥に、軽音部の面子が見えた。
何故こんな人ごみの中で見えるのか。
それは、「派手」という形容詞が
この上なく似合う衣装が身につけて居るからに他ならない。

律(うわー……、これ作ってんの山中先生だっけか?)

律(他に時間使うことないのかよ……ん?)

メンバーは、澪、梓、律(もう律と呼ぶことにする)。

2人足りない。

2人………唯と紬。



364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 20:55:30.02 ID:iSdzGiGo0

駄目だ。これは、最悪なパターンだ。

何とかしてどちらかの唯を見つけ出さないと……

紬が居ないってのも、危ない臭いがする。

どうする。どうする律。どうすれば良い………。

………危ないけど、ここまで来たら仕方がないか。

私は、前髪を下ろす。前髪が目にかかって、前が見えづらい。
だけど、これなら、何とかなるかも知れない。

澪や梓(と律)の居るところまで走る。

私(律)「す、すみません」

澪「ん、どうしたんですか?」

私「唯先輩どこに居るか知りませんか?」

律(この世界の)「唯か? 唯なら、トイレだと思うけど……」

私「ど、どこのトイレですか?」

律「どこの、って言われても……体育館に近いから、1階とかだと思うけど、
  それにしても、どしたんだ」

私「いえ、ちょ、ちょっと憂に、唯先輩に届け物頼まれてて……それでは!」



365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:01:06.11 ID:iSdzGiGo0

ダッシュで遠ざかる。
まぁ狐につままれたような顔してるけど、それは仕方ないってことで。
前髪下ろし+裏声だけで一時的になんとかなるとは、
人間は人のどこをもって人間と認識してるんだ?

いや、それは良い。早く1階のトイレへ!

そして。辿りついた。1階のトイレ。
個室は全て空いている、ただし一つを除いて。

律(これで人違いだったら赤っ恥だけど……今はそんなこと考えてる場合じゃないっ)

律「唯ー、早くしろ、ライブ始まるぞー」

ノックしながら唯(恐らくこっちの世界の)に呼びかけるが、反応がない。

気配さえもない。耳を澄ませても、息さえも聞こえない。
しかし、鍵はかかっている。

……嫌な予感。
本当に嫌な予感。

緊急だ。上から昇って入るしかない。

無理矢理個室によじ登って、鍵がかかった個室へ入る。

律「…………………」

律「………嘘だろ」



369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:07:18.28 ID:iSdzGiGo0

律「………嘘だろ」

律「………………なぁ、おい、ちょっと、唯!!」

唯が、目を閉じて、個室に倒れこんでいる。
その唯は、元の世界の唯ではない。こちらの世界の唯だ。
ちょっとふっくらとした頬、目の下には隈もなく、見てて和むほうの唯だ。
目は固く閉じられて、壁にもたれている。

律(あれ?)

律(ちょっと待った)

律(息は……してるよ)

律(つまり、寝てるってことか?)

律(……………一瞬取り乱して損した)

律(けど、何故ここで寝てる………)

律(何だか昨日とデジャブだが………個室で、寝てる理由……)

律(……ライブが終わった後にゆっくり殺す為、とか………)

律(ははは………そんな陳腐な理由)

有り得るよな。
有り得る。おおいにあり得るよ。
まぁ元の世界の唯がギター弾けて歌えるかってのは疑問だが、それは不可能ではない。



372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:14:16.56 ID:iSdzGiGo0

律(てか、今更ながら、この唯制服なんだな……あの派手な衣装じゃなくて…)

律(衣装着替えに行ってくる、って言って。そこで襲われた、とか…?)

律(今こいつを起こすのが得策か否か………)

律(下手に起こして、この唯を外に出したら、パニックが起こるかもしれない…)

律(だがしかし……えーい、やってやるわい、
  見てろや唯と唯! りっちゃん本気だしちゃうぜ!)


唯「みんなー、お待たせ」

澪「おい、遅いぞ唯」

律「もー、いっつも唯はぎりぎりさんだなー、このーこのー」

唯「へへへー、みんな、ごめんなさい」

梓「結果オーライですよ、唯先輩」

唯「あずにゃーん……あずにゃんはわたしの味方だ!」

律「はいはーい、お決まりのパターンは後でねー」



377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:22:08.07 ID:iSdzGiGo0

紬「………………」

澪「紬、今日は無口だな」

紬「わ、わたし、ちょ、ちょっと緊張しちゃって」

律「へー、紬、大丈夫だって、観客の顔全員唯だと思えば万事解決だって!」

紬「………そ、そうね。ありがとう」

澪「? 流石の紬でも緊張するんだ」

律「あたしはそんなもん、したこともないけどな☆」

梓(どの口が言ってるんですか、そんなこと)

和「軽音部のみなさん、楽器の準備お願いします」

澪・律・紬・梓・唯「はーい!!」


私(律)「あー、何とか間に合った……」

唯「え、だから何がどうなってるの、誰かさん」

私「いいからシャベラナイデー。あとで全て説明するからサー」



379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:26:18.45 ID:iSdzGiGo0

唯「えー、なんかおかしいよー」

私「ほら、これ持って、みんなに合流しておいで」

唯「これ……なんで持ってるの?」

私「頼む、頼むから気にしないでくれ! この通りだから!
  あと私の顔凝視しないでくれ頼む!
  それじゃ、私時間だから行くワ! さらばだ少女!!」

唯「わ、ちょっと待って!」

一気に女子トイレから駆け出す。そして、向かう先は決まってる。

軽音部室だ。

もうこれは賭けだ。勝てる確率のものすごく低い賭け。
でも、零じゃない。
たぶん30パーセントくらい……もうちょっと高いかな…そう信じたいところだけど…

私の読みが当たっていれば、元の世界の唯は、ここに戻ってくるはず。

何故って、………そりゃ、ね。

あれがないと、演奏できないもんね。



381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:33:06.82 ID:iSdzGiGo0

唯「あれ?」

梓「どうしたんですか、唯先輩?」

唯「ギー太が、見当たらないんだけど」

澪「本当かよ……唯らしいっちゃ唯らしいけど」

律「和、まだ時間ある?」

和「5分あるわよ」

律「5分あれば間に合う! 唯、走ってとってこい!」

唯「……え、えー、とってくるってどこに」

律「どこって、部室しかないだろ!
  お前今日朝は確実に持ってきてたから、絶対そこにある!」

唯「でも……」

律「急げっ!」



律(私)「……お、演奏聞こえてきたきた」



389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:39:07.87 ID:iSdzGiGo0


唯「……………」

律「最初っから君への恋はホッチキスかぁ。選曲誰だよ、紬かな、案外澪かもなー」

唯「………」

律「なぁ、お前はどう思うよ、唯」

唯「………なんで…」

律「ん?」

唯「……なんで……一体どうやって…」

律「あぁ、隙間時間あなどるなかれってこと。
  お前が軽音部に合流して、ステージにギター運んでくだろ?
  んで、一回楽器おろしてみんな喋り出すんだよな。
  鏡見て衣装直したり、髪直したり、緊張ほぐすために喋ったりしてる。
  その時に、こっそり私がそこに忍び込んで、唯のギターを取って、女子トイレに帰る。
  そして、こっちの世界の唯に渡す」

唯「………………」

律「最初は無理かと思ったし、今でも無理だと思ってるけど、
  何というか、宝くじにも当たりくじは必ずあると言いますか、まぁできちゃった訳ですよ」

唯「……………っ」

律「まぁ、一番驚いてるのは、お前じゃなくてあたしなんだけどな」



397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:51:22.47 ID:iSdzGiGo0

唯「………ねぇ、じゃましないでって言ったよね?」

律「言われたっけか? りっちゃん忘れちゃったかも☆」

唯「…………いいよ。まだ時間はあるからさ。
  ライブ終わった後でも、まだタップリ時間はあるから。その時に、」

律「ちょっと待てって唯。話聞いてくれ、あたしの話」

唯「…………どうせ、下らないお説教でもするんでしょ? そういうの、イイから」

律「……まぁ、そんな感じだけど、けど、本当に伝えたいことが」

唯「本当に伝えたいことって、何?
  陳腐な言葉でその場だけの涙を流させる気でしょう?
  
  馬鹿、ばっかじゃないの?
  私にとっては、自分の生活のほうがずっとずっと大事なの!
  あなたは自分のことじゃないから、
  正義のヒーローきどって駆けずり回ってるんでしょうけど、
  私は、わたしは、」

唯「わたしは、自分で幸せな生活を手に入れることにしたの!
  だから、わたしは、もうにげるのを止めたの!
  
  だから、りっちゃんからこの世界の話を聞いた時、
  絶対にこっちの世界にきて、軽音部に入って、
  
  笑顔で過ごせる生活を送るって決めたの!!
  だから、じゃましないでよ! ねぇ!!」

律「…………」



406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:56:35.93 ID:iSdzGiGo0

律「………こっちの世界の唯の気持ちは、どうすんだよ」

唯「……………」

律「…こっちの世界の唯だって、生きてるんだぜ?」

唯「うるさい」

唯「りっちゃんだって、わたしと同じことやろうとしてたくせに」

律「そ、そんなこと」

そんなこと、なくは、ない。そんなこと、あった。

でも、私は。私は、変わったんだ。そう、今の私は、あの時の私じゃない。

律「……………」

唯「あ、りっちゃんにひとつ言っておきたいことがあったの」

律「………?」

唯が、ニヤリと笑った。唯は、ニヤリとなんか笑わないはずなのに。
唯が、目をそむけたくなるような笑いを浮かべた。

唯「昨日の夜、こっちの世界のあたしとあずにゃんと、公園に居たでしょ?」

律「!? 何でそれを……」

唯「ふふふー、わたしもそこに居たからね」



408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 21:57:12.84 ID:iSdzGiGo0

背筋が、ゾクゾクとした感触に内震える。
体が小刻みに震える。

唯「でさー、その時あずにゃんとあたしが、
  りっちゃんが死んだらどうするかって話してたじゃん。
  その時に、りっちゃんが死んだら許しませんよー、とか、
  りっちゃんが死んだら悲しくて泣いちゃうー、っとか2人は言ってたじゃん?」

もういい。もう言葉を発さないでくれ。頼むから。



唯「でも、その言葉ってさ、
  
  りっちゃんにかけられてるんじゃなくて、
  
  『この世界のりっちゃん』にかけられてるって、知ってた?」



413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:03:13.83 ID:iSdzGiGo0

律「…………」

唯「……………じゃ、わたしは行くから。
  あ、次見かけたら、今度はどうなるかわからないよ」

律「………」

唯「じゃーね、『ここの世界にいない りっちゃん』」

律「…」

唯「わたしは、この世界にしか、居場所がないんだよ」




律(あーあ……)

律(………もー、なんか…)

律(どうでもよくなってきた……)

律(………………確かに唯の言う通りだよなー)

律(この世界で居場所を作ろうとしない限り、私に居場所はない)

律(………帰ろっか。まぁ、帰っても居場所なんてないんだけどね)

律「……ははっ」



416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:08:18.18 ID:iSdzGiGo0

律「ははは」

律「はははははははははは……っく…………っく……」

律「一番居場所が欲しかったのは、あたしなんじゃないか!」

律「だから元の世界でも、色んなところを駆けずりまわって、
  ほじくりまわして、でも結局得たものは何もない!」

律「そんでこっちの世界でも色々頑張ってみたけど」

律「………駄目。駄目。駄目。駄目」

律「……………私の居場所なんて、もうどこにもないんだなー」

律「ま、それが私にお似合いなのかもねー」

 ……何か音がする。

 …………何の音だろう。

 ……歓声。微かだけど、確かに聞こえる。

「……まで……っきり………す。……! …わ………いむ!!」



422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:15:37.75 ID:iSdzGiGo0

軽快なギターソロ。それに呼応するような手拍子。
続いて入るベース、ドラム、キーボード、違うギター。


きみをみてるといつもハートどきどき

ゆれるおもいはマシュマロみたいにふーわふわ

いつもがんばる いつもがんばる
きみのよこがお きみのよこがお
ずっとみてても きづかないよね

ゆめのなかなら ゆめのなかなら
ふたりのきょーりー ちぢーめられるーのになー



423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:16:20.52 ID:iSdzGiGo0

律「…………行こう」

行こう。しかし、どこへ?
どこへ行くっていうんだ?

律「……行かなきゃ。あたしには、やんなきゃいけないことがある」

みんなとの距離を縮められなくたっていい。
そんなのは、夢の中だけで十分だ。

居場所なんかなくたっていい。
でも、あとちょっとだけ何かが出来るなら……

田井中律は、それをやりたい。



428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:25:27.19 ID:iSdzGiGo0

走った。走った。走った。
体育館へ、必死に走った。
こんなに走ったのいつぶりだろう。
なりふり構わず、走る。
長い、体育館までの距離。それでも、走る。

歌に導かれるようにして、走った。

体育館に着く。まだライブは続いている。

ふわふわタイムだ。一番後ろからでも、みんなの顔が見える。

あー、唯、間に会ったんだ。お前制服じゃねーか、一人だけおっかしーな

澪、お前……そんなに溌剌と歌えるキャラだったっけ?

私……輝いてるなー、すげーよ私。

梓、そんなにキラキラした顔でギター弾いてたら、
多分体育館全体明るくなっちゃうんじゃないか?

そして、紬………笑ってる。微笑んでる。

唯「もういっかーい!」

ああ かーみさま おーねがーい ふたりーだーけーの
どりーむたーいーむ くだーさーい
おきーにいりーのうさーちゃん だいてー
こんやーも おーやーすみー

あぁ、ライブが、ライブが、私たちのライブが、終わる。



436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:31:26.85 ID:iSdzGiGo0

最後のギター、ベース、ドラム、キーボード。
音が全身に伝わってくる。最後まで全力だ。

そして、私が、最後のドラムを叩いた。


歓声、歓声歓声。

拍手、拍手、拍手。

大歓声。

なりやまぬ、拍手。

いつまでもいつまでも、その歓声は鳴り響く。

私は、恍惚としていた。
ステージ上で、みんなが微笑む。
何か唯が喋ってるみたいだけど、私の耳には届かない。



437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:32:51.54 ID:iSdzGiGo0

ライブは、成功した。

ここで、学祭における、放課後ティータイムの物語は、一旦終わり。

そして、あと少しだけ、私の物語は続く。



439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:40:58.99 ID:iSdzGiGo0

律「………結局、できなかったんだ」

唯「……………」

律「……そりゃ、出来ないだろうね」

唯「……」

律「…………気持ちはわかるよ」

唯「……………嘘つき」

律「……嘘じゃない。嘘じゃないさ」

律「あのステージには、あの唯の居場所しかないんだ。
  あの唯、あの澪、あの律、あの紬、あの梓」

律「……唯の居場所も、勿論あたしの居場所も、ないんだ」

律「それを、完膚無き程に示されたって訳だよな」

唯「でも、紬ちゃんは違うでしょう?」

律「いや、……、あたしはこう考えてるんだが…」

ちょっとだけ逡巡する。



449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 22:48:19.39 ID:iSdzGiGo0


律「あまりにも唯の要領が良すぎるから、ちょっとばかし疑ってみたんだが。
  こういうのも有り得るよな。
  紬を殺したのは、唯だっていうのも」

唯「…………」

律「何も引きこもりだからって、外に出られないって訳じゃない。
  それは自分で作り上げた「外に出ないであろう」という信頼であって、絶対のものではない」

唯「………」

律「勿論、「あたしたちの世界の紬」は死んだ。
  あたしは恐らくその紬に会った。
  そんで、紬はその日の内に死んだ。
  
  記事に死亡時刻は書かれて居なかったから、
  紬は「その日」の内なら、いつでも死んでもつじつまは合う」

律「あたしはあの世界から出てきて、吐いて、すぐ保健室へ行った。
  その間になら、唯に紬は殺せるよな?」

唯「………随分無理矢理な推理だけど」

律「あぁ、無理矢理さ。でも一番の根拠は、
  『新聞記事出すところから、窓の血痕を指摘するところまで、全てが流暢すぎる』ってこと。
  
  その辺、あっちの世界の唯と、こっちの世界の唯は、別人だわ。
  こっちの唯は要領が良すぎ」



458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:00:07.14 ID:iSdzGiGo0

唯「………………別に必要があった訳じゃないんだけど。
  ただ、その方がリアリティ出るかな、って思って」

律「でも、私が言う前に知ってたのかよ。夢の世界が本当に存在するってこと」

唯「だって、夢に見た世界なんだから、
  取り敢えずこっちの世界の部室に行ってみたくなるじゃない。
  そしたら、見つけるっていうパターン。
  夢は3週間前から見始めたから、多分紬ちゃんもそうなんだと思う」

律(だとしたら、早く見つけてたら私が死んでたってこともあり得た……かも…)



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:02:25.90 ID:iSdzGiGo0


唯「で、りっちゃん。これから、どうするの?」

律「いや、何するっつっても……取り敢えず、部活だろ」

唯「部活?」

律「そこ聞き返すところか……軽音部だよ。まずは部員集めないとな」

唯「………こっちの世界で?」

律「あったり前じゃないですかっ。もうあっちの世界には行かない。
  あたしは、こっちの世界の人間だから」

唯「……………」

律「なぁ、ところで唯、お前」

唯「わたしを責めないの?」

律「は?」

唯「わたしは人殺しだよ? こっちの紬ちゃんを殺したんだよ?
  あっちのわたしのことも、殺そうとしてたんだよ?」



463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:04:31.40 ID:iSdzGiGo0


律「……んー、っつってもなぁ」

律「あたし、そういうの良くわかんないし……
  罪とか本当に許されるのかとか…」

唯「……………」

律「それはお前の問題だ。
  けど、どうしても死にそうになったら、あたしんとこ来いよ」

唯「……………」

律「あ、あたしはもうお前の家行かないからな、通いづめだったから」

唯「…………………」

律「こんどはあたしの家にこいよな」



473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:14:58.66 ID:iSdzGiGo0

―――
――



「りっちゃん、りっちゃん」

「何だよ、いきなり」

「お礼を言いに来たの」

「りっちゃん、本当にありがとう。」

「まぁ、そりゃ、こんくらいのこと、当たり前じゃん!」

「いや、本当にさ。別に敬われたいか思ってやった訳じゃないし」

「………ちょっとかっこつけさせてもらえるなら、

「だって、そりゃあたしは、       」



――
―――



475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:16:40.82 ID:iSdzGiGo0

律「みおー」

澪「おぉ、何だ律か。何かやけに元気だな」

律「なぁみお、バンドやろうぜバンド!」

澪「バンド?」

律「軽音部だよ軽音部!
  今あたしともう一人、ギターしか居ないんだ! お前、ベース弾けただろ!」

澪「そりゃ弾けるっていっても、中学のころちょっといじってたくらいだし……」

律「じゅうぶんっすよ! ささ、これ入部届けだから、ささっとサインしちゃって…」

澪「って、もう名前も書いてるし!」

律「あー、兼部とか全然構わないから。
  そこんとこ宜しく! じゃ、あたしは他に用があるんでー」

澪「なーにわけわかんないこといってんだよ律! おいちょっと待て!」



477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:17:43.13 ID:iSdzGiGo0





律「そりゃあたしは、部長だからな」
              END




498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:27:23.51 ID:iSdzGiGo0

律・紬・唯、夢を見始める

(この時点で唯と律、初接触の可能性)

紬、部室に行ってみると穴発見

(この時点でも唯と律、初接触の可能性)

唯も発見

(この時点で紬は夢と別世界の仕組みについて理解している)

紬、律と穴で出会う

紬、律が穴の仕組みに気付いてると思って「やっぱ気付いて……」発言

律、早めに脱出(脱落)

唯、穴へ

紬が穴から出てくるか(この確率の方が高い)、紬と一緒の別世界で殺害

穴をふさいだのは唯か紬
どちらがふさいだかは謎



506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:35:24.71 ID:iSdzGiGo0

誤字脱字多くてスマンカッタ 
アニメとリンクさせてみようとか思ったけど、流石に無理だった

紬・唯関係のロジックは、余韻が残った方が楽しいかな……っと思ってというのは言い訳
詰め切れてないことろあるわ、申し訳ない

「律」っていう字がゲシュタルト崩壊起こした

あとりっちゃんは俺の宝です




482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:27.27 ID:VIw5jbpd0



殺されたムギはどっちのムギなんだ?律が出会ったムギはけいおん部の方だよな?





488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:21:54.21 ID:iSdzGiGo0

>>482
 殺された紬は、「こっちの世界(語り手の律の世界)」の紬
 律が出会ったのも、上記と同様の紬

わかりにくくてスマソ




478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:19:31.68 ID:8mUUndVm0

久しぶりにエエもん読ましてもらいました
>>1さんお疲れっした



479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:19:57.91 ID:usxus495O

中野さんどうするよ…乙



480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:04.44 ID:j5uWgUuu0



ペース良かった



481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:13.52 ID:7pJNdA5kP

ムギが不憫だ……おつ



483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:28.94 ID:3VzPhfAD0

おつ




484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:39.23 ID:As5PjkI0P

13時間で完結とかマジで>>1乙。
かなり楽しませてもらったわ。



485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:39.73 ID:+JECJXrP0

梓と純ちゃんは憂経由で入ってくれるかな?
梓は難しいかもな。
憂は相当恩を感じてるだろうから大抵のことはしてくれるだろうし、さわちゃんも和もそうだろう。

やはりムギが気になる。
気になるというか心残りだ。
律や唯のような、ある種罰を受けなければならないことを考えていたのか。



486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:40.32 ID:PytFIc1U0

ん、終わった!?お、おつ
ムギちゃんはっきりしたことがわかんなかった



487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:20:59.27 ID:AcFBz1bw0


ってかキーボード……w



490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:22:13.25 ID:rS3tbqPyP


とてもよかった!



491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:22:47.82 ID:U4i5L0SI0


穴はいったいだれが・・・



492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:23:49.64 ID:aWl2noDA0


このくらい骨のある>>1ばかりならSSスレもいいもんだな



493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:24:41.54 ID:VIw5jbpd0

>>488
そっか、ムギが違う世界から来たって言ってたような気がしたがそんなことはなかったぜ!

なにはともあれ乙、先が気になるいいものだったよ



494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:24:57.70 ID:yXqB+juQ0


いいペースで面白かった



495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:26:03.17 ID:IiT4Dhk70


朝からずっとこのスレ見てた、面白かった



496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:26:23.23 ID:/cnWyfn+0

凄いよかったよー! 乙ー!
で、穴は誰が塞いでたんだ



499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:27:33.52 ID:TvHyY1QH0

>>1乙
朝からお疲れさん
俺はてっきりあっちのムギとこっちのムギが会う→こっちのムギ落胆→あっちに殺してもらう→穴をふさぐ
だと思ってた
ハッピーエンド主義ですみません



502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:32:52.86 ID:xKLXir8bP

久々に引き込まれた乙



503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:33:30.51 ID:qGZKfkdv0

>>1本当に乙でした

朝から先が気になり過ぎてずっとiPodタッチ片手に過ごしてました

仕事辞めてて良かった<



504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/30(月) 23:33:47.21 ID:kX0SdZ1s0






516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:09:19.64 ID:TqIvUNfD0

蛇足(てか残ってたもの) なんかごめん

律「なぁ梓、軽音部入らない? 外バンと掛け持ちでいいからさ」

梓「田井中さん……って梓って何ですか梓って」

律「え? だって梓は梓だろ?」

梓「なんていうか…その……馴れ馴れしすぎませんか? まだ私たち会って3回ですよ?」

律(私はナンパ師か……いや、あながち間違ってないけどさ)



517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:10:40.48 ID:TqIvUNfD0


――

唯「みおちゃん、何か昨日変な夢見た」

澪「ん? どんなだ?」

唯「軽音部で私が練習してるんだけど、私が何だか怖い顔してる夢」

澪「?」

唯「なんかね、すっごいこわいの!」

澪「すっごい怖い唯って、どんなんだろ……想像できないけど」


――


律(語り手)「現実は想像を超えるってことが証明されたな」


・・・・・・・・・
以上、読んでくれてありがとなノシ




518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:12:25.56 ID:eGlhTiVk0

乙!
おもしろかった!



520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:13:12.47 ID:UjCXW3FmP


あっちの世界のムギは犠牲になったのだ・・・



521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:18:13.62 ID:qe1GPrXW0


でも結局唯は捕まるんじゃないの?



524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:40:08.80 ID:NPZj0WDv0

これは面白かった…



525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 00:49:59.02 ID:OOdvsEwP0

乙!面白かった!



526 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 01:10:43.95 ID:tVZT+g4P0

面白い!



527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 02:58:03.04 ID:Z2cQsprw0

乙!面白かった。引き込まれた



528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 02:59:50.93 ID:Eb1Vz+dk0





529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 03:08:23.50 ID:sBnvHvBR0






530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 03:44:58.62 ID:zGC5d/Dc0

お疲れ!面白かったよ



532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 04:30:47.46 ID:fqKRbhc00

寝ようと思いつつもこのスレを開いた俺が馬鹿だった・・・
>>1許さない
あとお疲れ



533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 04:31:57.48 ID:q0SAJ7hz0

くそっ
寝る前に開いた俺は何て馬鹿なんだ!

1乙



534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 07:31:44.30 ID:3T3DV0QB0

これから先梓のことを中野さんと呼びたい俺がいる
ふわふわ時間聞きながら読んだら泣けた
面白かった 1乙



535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 07:56:35.41 ID:CSH4yW+y0

いちおつ<
良ペースの良SSだった



537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 08:54:40.87 ID:5KjMeFP70

面白かった!!一乙!!!



538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 09:03:15.35 ID:Wken+37G0


おもしろくて一気に読んじまった



542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 12:49:16.36 ID:jOeQ6GXJ0

引き込まれた!>>1乙!



553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 16:01:25.08 ID:AcvnbOzY0

今さらだけど>>1乙



555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/31(火) 18:20:39.76 ID:gezmX+4t0

>>1乙





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タイトル:
NO:1772 [ 2011/04/30 04:51 ] [ 編集 ]

普通に面白かったけどなんかスッキリしねぇ…

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