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澪「ひええええええ!!!」翠星石「ちょっと黙りやがれですぅ!」#後編 【クロス】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より


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澪「ひええええええ!!!」翠星石「ちょっと黙りやがれですぅ!」#前編
澪「ひええええええ!!!」翠星石「ちょっと黙りやがれですぅ!」#後編




126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 21:13:59.25 ID:BUcj/cDO

‐‐‐よくじつ!

さわちゃん「時間が経って~」

‐‐‐ほうかご!

唯「あずにゃんどうしたの? 他の人より早く音楽室に来て、なんて」

梓「はい、昨日の事…なんですけど…」

唯「昨日?」

梓「まさか忘れたとは言わせませんよ……。
  昨日の夜、先輩がドールと一緒に鏡を通って私の家に来たじゃないですか!」

唯「ああ、そうだったね!
  いやぁ、銀ちゃんが鏡に入っていっちゃったからね、ついてかなきゃなーって思ってね~」

梓「ぎ、銀ちゃん?」

唯「うん、ローゼンメイデン第1ドールの水銀燈だって」

梓「第1ドール…。
  それにしても唯先輩もローゼンメイデンと契約してたんですね、びっくりしました」

唯「それは私もだよぉ」





127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 21:30:00.97 ID:BUcj/cDO

律「ふんふんふふふふんっ♪ ふんふふんふん♪ ふんふ……ん?
  人の話し声…とな!? 今日は一番のりかと思ったのに…誰かがもう着いてるという現実!」

律「一体誰だよ…こんな早くに来てる奴」ソーッ

唯『…ンチャ……カガ…ネ-…』

梓『ギ、ギ…ン…?』

律「唯と梓か……っくそ、あんま声聞こえねーな!」ピトッ

梓『…チドール…。ソレニ…ユイセンパ…ローゼンメイデン…ケイヤクシテ…ビックリシマ…』

律(ドール…? それに今ローゼンメイデンとか契約って言ってた!?)

律「まさか…唯達も…?」

和「何が唯達もなの?」

律「のうぇぇええええううううぅおあああああああああああああ!!!?」



129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 21:41:29.91 ID:BUcj/cDO

律「の、和サン…? びっくりいたしましたのよ、一体なんの御用で?」

和「生徒会の用事よ。貴方、講堂の使用届け出してないでしょ?
  このままじゃ本当に使えなくなっちゃうわよ」

律「あっ」

和「まぁそれだけよ。じゃあ要件も伝えたし生徒会の方に帰るわね。じゃあね」ヒラヒラ

律「うん、じゃーな……あー…やべぇ忘れてたよ」

律「紙どこやったかな…なくしてたらやだなー…………
  って今はこっちの問題のが大事だーっ!」バーン

唯「!」

梓「!?」



130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 21:51:27.96 ID:BUcj/cDO

梓「って律先輩ですか。びっくりするので静かに入って来てください」

律「梓ぁああああああ!!」

梓「な、なんですか」

律「唯ぃいいいいいい!!」

唯「なんですかりっちゃん隊長!」

律「えっとだな…お前等さっきドールがどうだとか
  契約がどうだとかンチャ! だとか話してただろ!」

梓「…な、なんの事ですか…わかりません」

唯「う、うん! ローゼンメイデンとかなんの事かさっぱりだよ!」

梓「唯先輩!」

唯「あっ」

律「やっぱりか…やっぱりお前等もローゼンメイデンに携わってたのか」

唯「お前等"も"?」

律「実は私もなんだよ! ドールのミーディアムなんだ。ほら、証拠の指輪」

梓「り、律先輩も?」



131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:04:34.24 ID:BUcj/cDO

唯「私もだよ! ほら指輪っ」

梓「私も…」

律「ふほぁ……。それにしても皆も指輪してるの、気付かないもんだな」

唯「だねー。あ、澪ちゃんの指輪は前にちょっと話題になったけどね」

梓「本当に何で気付かなかったか不思議な位です」

律「だな。そういえば2人のドールは第何ドールのなんて子なんだ?」

梓「うちの子は第5ドールの真紅っていいます」

唯「私のところは第1ドール、水銀燈だよー。銀ちゃんって呼んでるんだぁ」

律「私のは第2ドールの金糸雀っていうんだ。かわいいぞー、おでこがピカピカしてて」

唯「りっちゃんのおでこがおでこを呼んだんだね」

律「はははこやつめ」

ガチャッ

澪「ん? 随分盛り上がってるな」

梓「あ、澪先輩!」



133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:12:43.36 ID:BUcj/cDO

律「おぉ澪、いいところに来た! 見ろよほら、唯も梓もミーディアムなんだって!」

澪「な、なんだってー!」

律「本当に驚いてんのか?」

澪「驚いてるよ……しかしすごいな、こんな偶然ってあるのかな」

唯「偶然じゃないとすればまさか、誰かの陰謀…!?」

律「生徒会の…陰謀!?」

梓「なんで生徒会になるのかな…」

澪「はは…」



134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:20:23.52 ID:BUcj/cDO



律「でも、本当に上手い具合に軽音部にばっかり集まるなんてなぁ」

唯「きっと運命なんだよ」

梓「運命って…随分ロマンチックですね」

唯「えへへ」

澪「……運命ならさ、もしかしてムギもって事ない…よな…」

律「……流石にないだろ…」

澪「だよな…」

ガチャッ

紬「遅くなってごめんなさいね~」

4人「!」



135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:32:19.15 ID:BUcj/cDO

紬「今日はタルトタタンを持ってきたの」

澪「む、ムギ…」

紬「なぁに?」

澪「ド ー ル とか…興味あるか?」

紬「お人形? えぇ、昔母から貰った市松人形は大切にしてるわぁ」

澪「そうか…」

律「澪っ! 遠回しすぎだ」コソッ

澪「そんな事言ったって…違ってたらって思うとドールの部分を強調して言うくらいしか…」コソッ

梓「じゃあ次私いきますっ」コソッ

唯「がんばれー」コソッ



136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:38:27.30 ID:BUcj/cDO

梓「ムギ先輩っ」

紬「どうしたの梓ちゃん」

梓「け…」

紬「虫?」

梓「け、契約! …しました?」

紬「契約って…何のこと?」

梓「あ、知らないならいいです」

紬「そう…?」

梓「やっぱり違うんじゃないですか? 指輪もしてないし…」コソッ

澪「ただ契約していないだけかも…」コソッ

律「よし、じゃあ次いくわ」コソッ

唯「ファイトー」コソッ



137 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:47:38.43 ID:BUcj/cDO

律「ムギ!!!!!!」

紬「なぁにりっちゃん?」

律「そのだな…」

紬「?」

律「ローゼンメイデンが家に居たりするか?」

澪(直球出たぁああああ!)

紬「いるわよ」

澪「いるんだ!?」

律「マジ? 実は私達もなんだ!」

唯「やっぱり運命だね!」

梓(あながち運命ってのも嘘ではないのかも…)

紬「皆もいるの?」

唯「5人全員いるよー。ほら指輪」

澪「ムギはまだ契約してないんだな」

紬「ええ。そう…、皆はもう契約したのね」



138 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 22:53:56.17 ID:BUcj/cDO

唯「私、皆のドールにも会ってみたいなぁ」

律「確かに気になるよなー」

紬「じゃあ、今度お互いのドールを見せ合いましょうよ」

澪「いいな、それ。んー…じゃあ明日にでもここに連れてこないか?」

梓「私は賛成ですっ」

唯「うん! 私も賛成だよー」

紬「私、皆とお人形を見せ合うのが夢だったの~♪」

律「全員一致で決まりっ。じゃあ明日、忘れずにな」

4人「はぁーい」



140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 23:07:27.24 ID:BUcj/cDO

‐‐‐そのよる!

ピコピコリーン☆

翠星石「誰ですぅ!? こんなところにバナナ置きやがったのは!」

澪「ふふふ…翠星石が引っ掛かてくれたおかげで私が1位だっ」

翠星石「むきぃ人間ですかー!」

澪「よし、ゴールまで後少し…何もなければ順調に……っ! ここで羽甲羅!?」

ドカーン

蒼星石「ごめんね澪さん。僕のアイテムがとんだ粗相を」ニヤッ

ピューン

澪「なっ…目の前でゴールされた!? でもまだ2位に…」

ワンワン プチッ

翠星石「ん? なんかへんてこなものを踏んだ気がするですぅ」

ピューン

澪「あ…」

翠星石「いえいっ! 2位になってやったですぅ!」

澪「わ、ワンワンはずるい! 羽甲羅もずるい~!」

蒼星石「残念だったね」

翠星石「ふふん、人間は6位ですか。なんとも微妙な…」

澪「誰かさんの羽甲羅ぶつけられたのとワンワンに潰されたからだっ」



141 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 23:18:14.56 ID:BUcj/cDO

澪「もう一回! もう一回!」

翠星石「仕方ねぇですね人間はぁ…」

蒼星石「くすっ、翠星石もさっき澪さんと全く同じ事言ってなかったかい?」

翠星石「か、過去は過去ですぅ!」

澪「ほらほら、始まるぞ」

翠星石「あ、スタートダッシュを構えなくては…」

蒼星石「……」ジッ

澪「あ、そういえば明日、2人を皆に会わせていいか?
  皆もローゼンメイデンのミーディアムらしくてさ」

蒼星石「えっ!?」

翠星石「なっ!?」

GO!

澪「あ、スタートダッシュ成功!」

ブスブス

翠星石「あ、翠星石のと蒼星石のが失敗して……って人間! さっき、な、何を!?」

蒼星石「皆もミーディアムだとか部室がローゼンメイデンで皆が薔薇乙女!?」

澪「落ち着け。とりあえずゴールしたら詳しく話すよ」

翠星石「ににに…!」

蒼星石「むむむ…!」



142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/23(水) 23:29:29.16 ID:BUcj/cDO

‐‐‐

翠星石「で? さっきの話、詳しく聞かせろですぅ」

澪「実はかくかくしかじかなんだ」

蒼星石「かくかくしかじかだけで説明を一気に略く事が出来るのがこの国のすごいところ」

翠星石「なるほど…それにしても凄いですね。全員が同じ部活の奴のところに行くなんて」

澪「だよな。やっぱり運命っていうのは本当かな…」

翠星石「運命? いかにも脳ミソがメルヘンチックお花畑な人間が好きそうなもんです」

蒼星石「そういう翠星石は朝の占いとか結構信じてるよね」

澪「あぁ、今朝もラッキーアイテムが紫色の靴下ってのを見て、持
  ってないって言ってショック受けてたな」

蒼星石「うん、その後で緑の箱を選んだのに
    どうしてラッキーアイテムが紫色なんだってぷんぷんしてたよ」

翠星石「あーあー何にも聞こえねーですー」



146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/24(木) 20:50:14.69 ID:fRAiw6DO

澪「そういえばどうやって2人を学校まで連れて行こう…まさか手で持っていく訳にはいかないし」

翠星石「あ、あれはどうですぅ? いつも人間が弾いてるべーんってするやつのケース」

澪「ベースな。で、このケースをどうするって?」

翠星石「①人間が蓋を開ける」

澪「はい」パカッ

翠星石「②人間がそのベーんってするやつを取り出す」

澪「ベースな」

翠星石「③翠星石達が中へ入る」

蒼星石「えいしょえいしょ」

翠星石「④人間が蓋を閉める」

澪「うん」パタン

ケース「……」

澪「……」

ケース「……」

澪「えっ、終わり!?」

翠星石「です。簡潔に言うと翠星石達がこの中に入るので人間が運ぶですぅ」

澪「ベースは!?」

翠星石「なぁに、人間が手で運べばいいですぅ」

澪「ケース背負ってベース片手に登校ってどんな変人だよ!」



147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/24(木) 21:01:27.77 ID:fRAiw6DO

翠星石「試しにケース背負ってベんべん掻き鳴らしてみろですぅ」

澪「べーんっ♪ って私はアホの子か!」

蒼星石「いい…凄くいい!」キラキラ

翠星石「良かったですねぇ蒼星石」

澪「あんたの妹なんかキラッキラ瞳が輝いてますよ!?
  え、何? 今瞳を輝かせるような場面あったの!?」

蒼星石「うん! 澪さん、すっごくアホっぽくて!」

澪「なんでそこでなのかちょっと貴方の感受性について疑問を抱いちゃうよ!?」

翠星石「まぁまぁ落ち着けです。血管プチーンするですよ?」

澪「そうなったら100%2人のおかげだなっ」



149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 22:28:29.37 ID:cnDAjADO




澪「あー…本気でどうしよう」

蒼星石「あ、ならNのフィールドを使えばいいんじゃないかな」

澪「Nのフィールド?」

翠星石「ドラえもん風に言うとタイムマシンとどこでもドアを足して2で割った感じですぅ」

澪「便利だなぁ…ってそんな便利なもの知ってたなら早く教えてくれよっ」

蒼星石「ごめんね。度忘れしてて…」

翠星石「ぷふっ…だって人間が小さな小さな頭を使って悩む姿といったら…ぷくくっ!」

澪「な…っ!」

翠星石「ひーっひーっ! あー思い出したら腹捩れてふん千切れそうですぅ!」

澪「す、翠星石ぃ!」

蒼星石「み、澪さん落ち着いて!」



150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 22:43:27.76 ID:cnDAjADO

澪「……まぁ運ぶ方法もわかったし、もういいか」

翠星石「げんこつ…お父様にも殴られたことがねぇですのに…」

蒼星石「よしよし」なでなで

翠星石(…もう決めたですよ、復讐するですぅ!)

翠星石(ぷっくくく…! 覚悟しとけです臆病人間。地獄すら生ぬるかった事を教えてやるですぅ!)

翠星石(翠星石は伊達に何年もちびちびをからかってないんです…
    まず第一に蛙でも見せ、それに驚いた人間が尻餅を付くところには…!
    あー想像しただけで腹が! ジャンクになるですぅ!
    でもまだ顔に出すな…まだ笑うんじゃない…ぷくくっ!」

澪「翠星石? お楽しみのところ悪いが途中から声に出てるぞぉ…?」

翠星石「あっ」



151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 22:55:46.87 ID:cnDAjADO

翠星石「ぶったね…二度もぶったね…!」

蒼星石「御愁傷様です」

澪「全く…」

翠星石「まだ未遂ですってのに…」

澪「お前は本気でやるだろ!」

翠星石「ぎっくーん」

蒼星石「翠星石…今どき口でぎっくーんて」

翠星石「ああー翠星石なんだか眠くなっちゃったですぅ! おやすみなさーいですぅ」

バタンッ

澪「おいっ …もう」

蒼星石「じゃあ、僕も寝るね。おやすみ澪さん」

澪「ああ、おやすみ」

パタン



152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:02:57.07 ID:cnDAjADO

‐‐‐あさだよ!

澪「じゃあそろそろ行くけど…」

蒼星石「うん」

翠星石「後で会うんですけどねぇ…」

澪「もう一度聞くけど、本当に大きめの鏡を置いておくだけでいいんだよな?」

蒼星石「そうだよ」

翠星石「万事休すですぅ」

蒼星石「それを言うなら万事OKじゃないの?」

澪「ふふっ…じゃあいってきます」

蒼星石「いってらっしゃい澪さん」

翠星石「らっしゃいですぅ」



153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:15:01.85 ID:cnDAjADO

‐‐‐がっこう!

姫子「時間が経って」

‐‐‐ほうかご!

紬「今日は皆のドールが見れるのね…楽しみだわぁ」

律「だなー」

梓「っていうか先輩達もNのフィールド使ったんですか?」

澪「あぁ、やっぱり鞄にも入らないしな」

律「しかも澪のところは2人だしなっ」

梓「2人? へぇ、2人同時に契約出来るんだぁ…」

紬「唯ちゃん、遅いわね…」

ガチャッ

唯「おはよー、ごめんねぇ遅くなって」

律「お、噂をすればってな」



155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:23:43.04 ID:cnDAjADO

澪「時間的にそろそろ来るかな…」

唯「私、皆のドール楽しみー」

梓「私もですっ」

紬(ヒナちゃん、ちゃんと1人で来れるかしら…)ソワソワ

律(ムギが目に見えてソワソワしてる…)

ピカァッ

唯「あ、来たぁ!」

澪「えっ、どのドールだ?」

紬(ヒナちゃんかしら…)ソワソワ

梓「ワクワク…!」

律「誰だ誰だ!?」

金糸雀「あ、りっちゃーん!」

律「なんだお前か…」

金糸雀「その対応は酷いかしらー!」



156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:31:46.06 ID:cnDAjADO

澪「金糸雀が一番乗りか、流石だな」

紬「まぁっ、りっちゃんのドール?」

唯「かわいーっ」

梓(おでこコンビだ…)

金糸雀「いかにも! カナはローゼンメイデン1の策士、第2ドールの金糸雀かしらっ」

律「自称策士、の間違いだな」

金糸雀「じ、自称じゃないもん!」

紬「かわいい…♪」

唯「だねぇ」

梓「癒されますよね、ああいうの」

澪「マイナスイオンたっぷりだな」



157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:43:15.52 ID:cnDAjADO

紬「カナちゃん…でいいのかしら? はい、紅茶どうぞ」 

金糸雀「あ、ありがとう、いただくかしら」

唯「おかしもあるよー」

梓「今日のおかしはマドレーヌとクッキーとプリンに…」

律「クレープやフルーツサンドやスコーンもあるぞ」

澪「エクレアにムースに食パンと苺大福もな。全部ムギのだけどな」

紬「うふふ、ドールの皆もくるって言うから沢山持ってきちゃった♪」

金糸雀「おぉ…! 全部すっごく美味しそうかしら!」

唯「味もちゃーんと美味しいんだからっ」

梓「なんで唯先輩が嬉しそうにしてるんですか」

金糸雀「じゃあありがたく…」

ピカァッ

澪「あ、また来た」

律「今度は誰だぁ?」



158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/25(金) 23:52:10.59 ID:cnDAjADO

雛苺「ツムギー!」ぴょんっ

紬「ヒナちゃん…♪」

金糸雀「あ、雛苺じゃない。ご機嫌いかがかしら?」

雛苺「わぁカナダ! お久しぶりなの」

金糸雀「か・な・り・あかしらー!」

澪「か、かわいー!」

律(いかにも澪が好きそうな、人形らしいというか…)

唯「お名前はなんて言うの?」

雛苺「うゆ、ヒナはローゼンメイデン第6ドールの雛苺なのよ」

澪「雛苺ちゃん…」キラキラ

梓「仲良しでいいなぁ…」



161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/26(土) 22:34:05.81 ID:dmSwwcDO

唯「ふぇ? あずにゃんは仲良くないの?」

梓「いえ、特別仲良くないって訳ではないと思うんですが…
  いっつも紅茶をいれる時に失敗しちゃってその子に怒られてるんです」

律「ははっ、確かに梓は砂糖と間違えて塩入れてそうだなー」

梓(味の素です)

紬「あら…じゃあ今度私が紅茶のいれかた教えてあげましょうか?」

梓「いいんですか?」

紬「大歓迎よ♪」

澪「良かったな梓」

金糸雀「その子って真紅かしら…?」コソッ

雛苺「きっと…いや絶対そうなの…」コソッ



163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/26(土) 23:06:51.18 ID:dmSwwcDO

ピカァッ

律「あ、また来たみたいだ」

唯「誰かな誰かなっ」

真紅「……」スタッ

雛苺「あー、真紅ー!」

梓「し、真紅」

金糸雀(やっぱり真紅だったかしら)

澪「この子がさっき言ってた子か?」

梓「そうです。じゃあ真紅、皆に自己紹介」

真紅「…私はローゼンメイデン第5ドール、真紅よ」

紬「真紅ちゃんって言うのね~」

唯「なんかこの2人と比べて、大人っぽいっていうか落ち着いてるね!」

雛苺「うゆ?」

金糸雀「か、カナの方がお姉さんなのにぃ…」

律「全くそう見えないな」

金糸雀「ふに"ぃいいい!」



164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/26(土) 23:23:42.38 ID:dmSwwcDO

ピカァッ

澪「また光ったぞ」

紬「今度は誰かしら~」

翠星石「おぅおぅ皆の衆、翠星石が来てやったのでひれ伏すといいで…ひぃっ!」

蒼星石「こんにちは、遅れてすみません」

唯「いいよいいよぉ、時間には間に合ってるし」

梓「唯先輩の言う通りです」

翠星石「…人間がこんなに多いなんて聞いてなかったですぅ!」コソッ

蒼星石「澪さんがちゃんと言ってたじゃないか。君が聞いてなかっただけだよ」

真紅「相変わらずね、2人共」

蒼星石「ふふ、久しぶり」

翠星石「真紅! ちびちび1号! ちびちび2号!」

雛苺「ヒナが1号ね」

金糸雀「あ、ずるい!」

律「いつもこんな感じなのか…」

紬「いいわぁ…」ポワン

澪「ムギがうっとりした目になった!」



167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/27(日) 22:21:49.24 ID:bZelI2DO



紬「じゃあ残るは後1人ね」

雛苺「うゆ? 残る1人って…」

唯「うーん、一応言っておいたんだけどなぁ。もし来なかったらごめんね?」

梓「そうですか…」

澪「そういえば唯のところの子はなんて名前だったっけ?」

唯「水銀燈だよ。銀ちゃんって呼んでるんだぁ~!」

真紅「……」

金糸雀「……」

雛苺「……」

蒼星石「……」

翠星石「……」

律「…なんだこの空気?」



168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/27(日) 22:35:43.84 ID:bZelI2DO

真紅「……」チラ

真紅「…もしかしたら迷ってるのかもしれないわね。迎えに行ってくるわ」

雛苺「真紅!?」

蒼星石「真紅…君、正気かい?」

金糸雀「行くのはやめて欲しいかしら!」

真紅「大丈夫よ、"迎えに"行くだけだもの。……じゃあね」

ピカァッ

翠星石「し、真紅ぅ!」

唯(Nのフィールドってそんなに広いのかなぁ)

紬(迷子になる位広いのかしら)

梓(もしかして迷子になるのを恐れて…?)

律(なんだ? Nのフィールドってそんなに危険な所なのか?)

澪(なんか嫌な予感がする…)



169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/27(日) 23:02:17.56 ID:bZelI2DO

‐‐‐えぬふぃ!

真紅「……」スタッ

真紅「来たわよ水銀燈! 姿を現しなさい!」

水銀燈「クスクス…ちゃんと来てくれたのね、
    貴方のその不細工な顔が見れて嬉しいわぁ…、クスクスッ」

真紅「……」

水銀燈「あらぁ? 今日は貴方が馴れ合ってる他の姉妹は連れて来なかったの?」

真紅「えぇ、2人っきりで話がしたかったのよ」

水銀燈「…話ぃ?」

真紅「……水銀燈。私は貴方と戦いたくない」

水銀燈「はっ、戦いたくない? アリスゲームを、お父様を否定する気?
    お父様の望みに逆らうって言うのぉ? 真紅ぅう!?」

真紅「違う! 私は聞いたのよ、お父様の声を!お父様は確かにおっしゃった。
   アリスになるにはアリスゲーム以外にも方法があると! だから私は…」

水銀燈「真紅…自分で何を言ってるかわかってるの? お父様を侮辱してるのよ!?
    許さない…許せない許せない許さない許せない許さないわ絶対に許さないわよ真紅ぅううう!!」

真紅「本当に、本当なのよ! 信じて!」

水銀燈「私が信じてるのはお父様だけよ!!」

真紅「水銀燈…!」



170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/27(日) 23:28:05.93 ID:bZelI2DO

水銀燈「黙りなさい!」

ガガガガッ

真紅「っ…!」

水銀燈「私は…私はアリスゲームに勝って!」ガッ

水銀燈「アリスになって…お父様の望む完璧な少女になって! お父様に会って!
    お父様にお前はここに居ていいんだって、
    お前は決して壊れた子なんかじゃないんだって頭を撫でてもらって!
    微笑みかけてもらって!」

水銀燈「わかるぅ真紅ぅう!? アリスゲームに勝つ以外にアリスになる方法なんてない。
    アリスになる方法は他にもあるなんていう甘い甘い砂糖菓子みたいな考えを持つ貴方には、
    絶対にアリスゲームに勝ち残りアリスなると決心した私には勝てないのよぉ!!
    だから貴方は弱い! だから貴方は私に勝てない!
    今日だって私は貴方に勝つわよ真紅ぅううう!!!」

ドガガガガガガッ

真紅「うっ…ぐぅう…うああ!」



172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/27(日) 23:43:30.14 ID:bZelI2DO

水銀燈「クスクス…弱い弱い弱いわぁ!
    ああ待っててくださいお父様! 私はもうすぐアリスに一歩近づき…」

真紅「す…ぃ……んと…」

水銀燈「なぁに? 何か言いたいのぉ? 一応聞いてあげるわ」

真紅「ハァ…ハァ……さっきの話は…本当…ょ…」 
水銀燈「…よくもこの期に及んでそんな事…っ! 恥を知りなさい!」

真紅「きゃあっ!」

水銀燈「嘘をつかないで! アリスになる方法はアリスゲーム以外にないのよ!!」

真紅「嘘じゃ…な……くぅっ!」

水銀燈「真紅ぅうううう!!」



173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 00:07:12.81 ID:gaSTa.DO

‐‐‐そのころ!

唯「あちあっ! あ、指輪…うあぁっ、あっついよぉ!」

梓「ん…指輪があっつい…?」

律「どうした2人共!?」

金糸雀「これはまさか…」

紬「ど、どうしたの?」

雛苺「恐らくNのフィールドで真紅と水銀燈が戦っているみたいなの…」

澪「アリスゲーム…!」

雛苺「うぃ…」

翠星石「蒼星石っ」

蒼星石「うんっ」

澪「ふ、2人共どこに行くんだ!?」

蒼星石「真紅達の所へ……行こう!」

翠星石「です!」

ピカァッ

澪「ま、待って!」

ピカァッ

唯「銀ちゃんが……い、行かなきゃ!」

ピカァッ

律「おい、待てよ!」

紬「私達も行きましょう、ヒナちゃん」

雛苺「うん!」

金糸雀「カナも行くかしら!」

ピカァッ…



176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 21:50:09.40 ID:gaSTa.DO



真紅「ハァ…あっ…、くっ!」

水銀燈「無様ねぇ…自分でもそう思わない真紅ぅ?」

真紅「ふぅ…っ…黙りな…さい!」

ピッ

水銀燈「……いたぁい」

水銀燈「ねぇ真紅、貴方はそこでただただ何も出来ずに醜く這いつくばっていればいいのよぉ?」

水銀燈「反撃する必要なんてないわ…私が壊してジャンクにしてあげるから! ふふっ…!」

ガガガガッ

真紅「……っ」

水銀燈「いい格好ねぇ…愉快だわ、心底愉快!
    ヘソで茶が沸くわぁ。クスクスッ…ふふ、ふふふ! キャハハハハッ!」

真紅「……ぃ…」

水銀燈「何?」

真紅「それ、でも、私…は……なたと、戦いた…くな…ぃ…」

水銀燈「……っ、いい加減に…!」



177 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 22:06:53.28 ID:gaSTa.DO

‐‐‐えぬふぃ!

澪「ここは…?」

翠星石「水銀燈の夢の世界です」

唯「ここが、銀ちゃんの…」

紬「廃墟だ立ち並んで…少し怖いわ…」

ガガガガッ

蒼星石「!」

律「おい、あっちから何か音がするぞ!」

雛苺「うゆ…もしかしてあっちに真紅と水銀燈が!?」

梓「皆、行きましょう!」

梓(真紅…!)



178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 22:25:29.68 ID:gaSTa.DO

水銀燈「ハァ…ハァ…」

真紅「……」

水銀燈「こんなにいたぶってもまだジャンクにならないのぉ?
    本当無駄にしつこいわねぇ…早くローザミスティカ渡しちゃいなさいよぅ」

真紅「……それでも」

水銀燈「?」

真紅「それでも、いつまでもとどめを刺さないのはどうしてなのかしら…?」

水銀燈「……」ピクッ

真紅「貴方がさっき言っていたように、
   早くローザミスティカを渡してほしいなら、なんでとどめを刺さないの?」

水銀燈「……」

真紅「貴方は、本当は私が言った事が気になってる…
   本当にアリスゲーム以外でアリスになれるのか気になって仕方ないのだわ」

水銀燈「…るさい」

真紅「だから悩んでる…私を『壊れた子』にしていいのか…」

水銀燈「そ、んな訳ない…! 私は貴方が憎くて憎くて!」

真紅「貴方は本当は…」

水銀燈「違う…そんなはずない!」

真紅「アリスゲームをしたくない! 戦いたくない! それが貴方の本心よ!」

水銀燈「ちが、うぁ…んなはず…ない……
    ちがう、ちがうちがうちがう違う違う違う違うのぉ
    ううううああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」



179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 22:35:03.79 ID:gaSTa.DO

タッタッタッ

唯「ハァ…ハァ…」

梓「ハァ…ハァ……」チラ

梓(唯先輩…水銀燈って人形の事考えてるのかな…)
唯「ハァ…ふぅ…」

律「…あっ、あれ! 水銀燈と真紅じゃないか!?」

金糸雀「本当かしら!」

唯「銀ちゃんが…行かなきゃ、私がとめなきゃ!」



180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 22:43:58.53 ID:gaSTa.DO

水銀燈「……」

真紅「……」

水銀燈「…言い残す言葉は考えたぁ?」

真紅「いいえ、全くよ」

水銀燈「そう、せっかくこの剣で首を抉られて
    ジャンクになる前に何か一言いい残させてあげようと思ったのに…」

真紅「……早くすればいいわ」

水銀燈「だぁめ、焦らして焦らして最後に抉ってやるのよぉ。ふふっ…」

真紅「…やっぱり、1つ言い残していいわね?」

水銀燈「…何?」



181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 22:56:22.55 ID:gaSTa.DO

真紅「貴方、変わったわ」

真紅「アリスゲーム以外にもアリスになれる方法があるって聞いた時、
   無意識かもしれないけれど目に少し希望が宿ってた」

真紅「それからの貴方の攻撃は、鋭いものではあったけれど
   戸惑いのせいか少し手加減してくれていた気がするのよ」

真紅「もしかしたらと期待を込めて、私は再度言ったわ。
   貴方と戦いたくないと。だから私はもう一度言うわ」

真紅「…貴方と戦いたくない…これ以上貴方を傷つけたくない」

水銀燈「……、…っ」



182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 23:07:52.28 ID:gaSTa.DO

水銀燈「……遅いわよ。…さようなら」

真紅「……っ」

ヒュッ

唯「駄目ーーーっ!」

水銀燈「!?」

真紅「!?」

唯「ハァ…ハァ……けほけほっ」

水銀燈「唯…あんたどうしてここに!」

唯「はぁ、ひゅぅ……銀ちゃん!
  やめようよ、こんな、姉妹で傷つけ合うなんておかしいよ!」

水銀燈「…お父様が望んでいるのよ……何も知らないくせに!」

唯「そのお父様は『アリスゲーム』を望んでたの!? それとも『アリス』を望んでたの!?」

水銀燈「……!」

唯「聞いたよ…アリスゲーム以外にもアリスになる方法はあるんでしょう?
  なら一緒にその方法を探していこうよ! 私は銀ちゃんと、一緒に過ごしたい!」

水銀燈「……っ…」



183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 23:18:46.85 ID:gaSTa.DO

タッタッタッ

金糸雀「おーい、皆ぁ」

律「やっ、と追い付いた…ぜ…ひぃ…ふぅ…」

紬「唯ちゃんってば意外と足速いのね…」

翠星石「あっ、真紅! 水銀燈!」

梓「し、真紅! 大丈夫?」

真紅「平気よ…このくらい」

梓「良かった…」

真紅「それより…水銀燈を」


唯「……銀ちゃん」

水銀燈「……ょ」

唯「えっ?」

水銀燈「遅いのよ! もうなにもかも遅いのよぉ!」



184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 23:35:08.44 ID:gaSTa.DO

水銀燈「今更もうアリスゲームをしなくていいなんて言われて信じる訳ないでしょぉ!?
    それに私はもう色々なものを壊して来たわ!
    なのに今になってもう戦いたくないなんて…出来ないのよ!
    
    私にはもう出来ないわぁ! 砕けたブローチはもう元通りにはならないのよ!?
    私はアリスにならなくちゃ…お父様をこれ以上悲しませてはいけないの!
    だから早く早くアリスにならなくちゃいけない。アリスゲームに勝たなくてはいけない。
    なのに急にアリスゲームをしなくていいだなんて…信じられないのよ!
    
    もし違ったら? あの道化兎の悪戯で、ただの嘘だったら?そう考えるともう駄目なのよ!
    だって、もし、信じて裏切られたら私はどうすればいいの?
    もう裏切られたくない。だから確実な方法をとらなくてはいけないの! …なのに……!」

真紅「水銀燈…」

水銀燈「私は…私は信じきれないのよぉ!」

パアァ…

唯「空が、明るく…?」

真紅「あ…あの光は…!」



185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 23:41:15.19 ID:gaSTa.DO

水銀燈「お…父、様? お父様…なの?」

翠星石「これが…お父様…」

雛苺「お父様…」

水銀燈「お父様…お父様ぁ!」

‐ ‐ ‐ ‐

 ‐ ‐ ‐

‐ ‐ ‐

 ‐ ‐

‐ ‐

 ‐






186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/28(月) 23:53:32.06 ID:gaSTa.DO

こんにちは 平沢唯です!
昨日は色々あったなぁ…色々ありすぎて書ききれないよ~。
とりあえず、忘れない内に書いておこう。

銀ちゃん達のお父様に会った時のことなんだけど、
あのお父様ってばローゼンメイデンの皆にしかわからないように話かけてたんだってー。ずるい!
内容的には、アリスゲームに勝つ以外にもアリスになる方法はあるよってことだったんだって。
良かったね!

それにしても夢みたいだったなぁ…あの人にはまた会えるかな?
今度はサイン貰いたいなぁ!



187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 00:03:12.37 ID:fOycEQDO

あれから、といっても今日の軽音部はいつもどーり平和だよー。

りっちゃんは元気だし、みおちゃんは臆病だし、
ムギちゃんはポワポワだし、あずにゃんはあずにゃんだったよ!
もちろんドール達も元気だったよー☆

でも銀ちゃんは軽音部のほうには遊びに来てくれないよ…淋しい…

でも時間もあるし、ゆっくりすればいいかなぁ?

そういえは


水銀燈「…何書いてるのよ」

唯「わぁ! びっくりしたぁ。これは日記だよー。銀ちゃんも書く?」

水銀燈「…ふん」

唯「あうぅ…」



191 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 22:31:33.41 ID:fOycEQDO

‐‐‐ぶしつっ!

唯「……」

紬「……」コポポ

律「……」

澪「……」

梓「……」

唯「平和だね~…」

律「つーか暇だな…」

澪「私が練習する気になれないなんて…」

紬「皆お茶よ~♪」

梓「でもなんとなく大事な事があった気が…」

律「なんだっけ…」

唯「思い出せないくらいだからきっとそんな大事なことじゃないよぉ…」

澪「それもそうだな…」



192 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 22:42:59.75 ID:fOycEQDO

コンコン

紬「?」

ガチャッ

和「こんにちは」

唯「あ、和ちゃんだぁ…」

和「今日も見事にだらけてるわね。で、今日来たのは学園祭の事についてなんだけど…」

律「あーーーっ!!!」

澪「なんか忘れてると思ったらもうすぐ学園祭だったー!!!」

梓「大事じゃないですか!! 滅茶苦茶大事じゃないですか!!!」

紬「そういえばすっかり…」

和「あんた達ってば…」



193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 22:54:45.59 ID:fOycEQDO

和「で、もう曲は決まった?」

律「澪、歌詞書いてきたか?」

澪「う、うん。一応…」ペラッ

唯「わぁ! 見せて見せてー!」

梓「わくわく…」

紬「澪ちゃんの歌詞、気になるわぁ…」

澪「えっ…な、なんかこんなに見られてると…恥ずかしい……」

律「どーれっ?」ピッ

澪「あぁっ!」

律「ははっ、澪の事だからまた乙女チックな歌詞なんだろ~なぁー。どれどれ?」


   聖少女領域

 まだ言わないで
 呪文めいたその言葉
 愛なんて羽根のように軽い
 囁いてパパより優しいテノールで
 奪う覚悟が あるのならば


律「な、なんじゃこりゃー!」

なんじゃこりゃー こりゃー りゃー リャー…



194 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 23:10:45.98 ID:fOycEQDO

澪「翠星石達と一緒に考えたんだけど…駄目かな…?」

律「いや…(正直前のあの背筋が痒くなるような甘ったるい歌詞よりはマシだし)
  良いと思うけど、澪がこんな歌詞書くなんて意外だったナーなんて…」

澪「うん。でも蒼星石に何事も経験だ、新しい自分を発見するんだって言われて…どうかな?」

梓「格好いいです!」ガシッ

唯「うんっ、早く歌ってみたいなぁ~」

紬「いいわぁ…」ホワン

律(ホワン?)

和「タイトルは『聖少女領域』…と。じゃあ私生徒会に戻るから。練習頑張ってね」

パタン



195 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 23:29:13.36 ID:fOycEQDO

‐‐‐みおへや!

澪「…そういう事で、無事聖少女領域を歌う事になりました!」

蒼星石「おめでとう澪さん!」

翠星石「良かったですねぇ。ふふん、まぁ8割は翠星石のおかげなんですけどね」

澪「調子にのるなっ! でも2人にはほんとに感謝してるよ、ありがとうな」

蒼星石「そんな…澪さんが頑張ったからだよ」

翠星石「…まぁ、ガクガクブルブルニャーニャーしてた臆病人間にしては頑張ってたですよ」

澪「誰がだっ」

翠星石「ひええええ! お人形が動いたよぅ、怖いよままぁ!」

澪「なっ…私の真似のつもりか!?」

翠星石「私はんな事一言も言ってないですけどぉ?」

澪「ぐっ……ソウえもん、スイアンをやっつける道具出してよぅ!」

蒼星石「こんな時は…ワ~ニ~の~人~形~」

翠星石「なにぃ! 蒼星石が敵に回りやがったですぅ! しかもワニの人形まで出して…」



196 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 23:42:17.60 ID:fOycEQDO

澪「…この人形が怖いのか?」

翠星石「そ、んな訳」

澪「……」パタパタ

翠星石「ひっ…ゆ、揺らすなです…」

澪「……」フルフル

翠星石「微震動させんなですぅ…」

澪「……」ピタッ

翠星石「止まっ…た…?」

澪「……」ポイッ

翠星石「ひいぃっ! ワニが翠星石の事を襲ってきたですぅ! た、助けて欲しいですー!」ジタバタ

蒼星石「はいはい」ヒョイ

翠星石「ハァ…ハァ……おのれぇ、かわいいかわいい翠星石をいじめて楽しいんですか?」

澪「うん!」

翠星石「蒼星石ぃいいいいいいいいいいいうわああああああああああんん!!!」

蒼星石「へぶっ! わかったからタックルしないで…」



197 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 23:49:11.33 ID:fOycEQDO

‐‐‐あずへや!

真紅「梓、紅茶をいれて頂戴」

梓「はいはい」

真紅「はいは一回までよ。それと砂糖もミルクもいらないわ。
   だから間違えて味の素を入れたりマッコリを入れたりはしないで頂戴。
   それと温かい紅茶が飲みたいから氷は入れないで欲しいのだわ。
   だからといってグツグツしたのもどうかと思うけれど。それから…」

梓「わかったわかった」

真紅「わかったさんじゃないんだからわかったも一回で結構よ」



198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/29(火) 23:55:55.75 ID:fOycEQDO

‐‐‐

梓「はい、どーぞ」

真紅「…!」

梓「どうだった?」

真紅「凄いわ…ちゃんと人が飲めるものになってるわ」

梓「えっへん、ムギ先輩に教わったおかげかな」

真紅「でも紅茶としてはまだまだね。頑張って頂戴」

梓「……真紅はどうして私に紅茶を頼むの? 自分でいれられるらしいのに…」

真紅「あら、それは簡単よ。"梓の紅茶"が飲みたかったのだもの」

梓「…そっか」

真紅「えぇ…」



199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:02:27.67 ID:maR2x6DO

‐‐‐りつへや!

律「やっぱりな、磨くのには意味があるんだよ。磨かないダイヤモンドはただの石だろ?」

金糸雀「だからといってカナのおでこを磨かないでほしいかしら…」

律「安心しろって、私が責任待ってダイヤモンドにしてやるから」

金糸雀「あれ聞いてる? カナの言葉通じてる?」

律「勿論だ! 聞き入れる気がないだけだ」

金糸雀「より一層タチが悪くなったかしら」



200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:10:13.04 ID:maR2x6DO

律「おでこ磨き、通称オデミガはあのプチプチしたやつ…なんだっけ?
  あぁエアーキャップだ。エアーキャップみたいなもんなんだよ。
  一通りプチプチしたら飽きてもうやらない…
  だから飽きるまでちょっと磨かせてくれよ!」

金糸雀「おでこを磨く行為に通称なんてあったの!?
    しかもちょっと考えちゃった時点でもうアウトかしら!
    そして何故最後にちょっと逆ギレた!?」

律「流石、見事なツッコミだ」

金糸雀「…それにしても、りっちゃんはちょっと比喩が変わってないかしら?」

律「あぁ、ダイヤモンドとかエアーキャップとか?」

金糸雀「それそれ」

律「このダイヤモンドは磨かれてない。食べられないよ」

金糸雀「それが言いたかっただけじゃないかしら」



201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:17:13.35 ID:maR2x6DO

‐‐‐むぎへや!

雛苺「うゆ…眠いの…」

紬「あら、もうこんな時間ね」

雛苺「…ねぇツムギ」

紬「なぁにヒナちゃん?」

雛苺「今日だけツムギのベッドで一緒に寝ていーい?」

紬「私は全然構わないけど…ヒナちゃんは鞄で寝ないで平気なの?」

雛苺「うぃ、1日くらいなら大丈夫なのよ」

紬「まぁっ、じゃあもう寝ましょうか」

雛苺「うん!」



202 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:23:37.03 ID:maR2x6DO

紬「私、誰かと同じベッドで寝るのが夢だったの~♪」

雛苺「うゆ、じゃあ夢が叶った?」

紬「えぇ、ヒナちゃんのおかげでよ」

雛苺「えへへ…」

紬「じゃあそろそろ電気消すわね?」

雛苺「わかったの」

紬「おやすみ、ヒナちゃん」なでなで

雛苺「おやすみ、ツムギ…」



203 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:32:46.83 ID:maR2x6DO

‐‐‐ゆいへや!

唯「あれぇ? 銀ちゃん出かけちゃうのー?」

水銀燈「…いいじゃない別に」

唯「ぶーぶー、つまんないよー! 一緒にお話してよーよぉ」

水銀燈「嫌よ、誰があんたなんかと…」

唯「おかし用意してー、飲み物も各種取り揃えて、
  ベッドの上でたくさんお話しよーよ! なんでもいいから好きな事を話すんだぁ」

水銀燈「……」ピクッ

唯(おっ?)



204 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 00:35:22.94 ID:maR2x6DO

水銀燈「…ヤクルト、ある訳?」

唯「勿論だよぉ」

水銀燈「ふぅん…」

唯(羽根たたんだ!)

唯「か、かわいー!」ガバッ

水銀燈「ちょ、ちょっと! 抱き付かないでよぉ!」

唯「えへへ、銀ちゃんぎゅーっ」

水銀燈「……ふん」



208 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 22:25:08.20 ID:maR2x6DO

‐‐‐ちびっと!

‐‐‐つきひが!

‐‐‐すぎたよ!


ガチャッ

さわちゃん「やっほー、ケーキある?」

梓「部屋に入って二言目がそれって教師としてどうなんですか…」

唯「さわちゃん今まで空気だったのにどうしたの?」

さわちゃん「ははっなんだとこの野郎。今日来たのはこれよ、じゃじゃーん!」

澪「め、メジャー?」

さわちゃん「そう、今年の衣装はバニーとかいいんじゃないかって思って。
       だからきっちり1人ひとり測ってあげる…だから脱げ」

律「バニーって…某ハルヒとかぶるって」

唯「りっちゃん、某が意味なくなってるよ!」

澪「ば、バニーなんて絶対に無理だぁ!」

梓「そうです! あんな露出度の高い服なんか着れません!」

紬「私は前に着たけど、楽しかったわぁ」



209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 22:36:04.12 ID:maR2x6DO

さわちゃん「まぁまぁ、バニー着る機会なんて滅多にないんだからいいじゃない!」

澪「そういう問題じゃない!」

さわちゃん「ちっ……あ、じゃあ逆に何が着たいの?」

澪「えっ…? そんな…」

梓「何が着たいっていわれても…ねぇ」

律「確かに衣装は楽しいけど…」

唯「急に聞かれてもなぁ…」

紬「うーん…」

さわちゃん「ま、今回くらいは君達に任せるから。先生も暇じゃないしね~。じゃねー」ヒラヒラ

パタン



210 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 22:47:37.79 ID:maR2x6DO

唯「…どうする?」

澪「急に言われてもな…」

律「しっかし適当だなぁ本当に」

紬「それがさわこ先生だから仕方ないのよ」

梓「フォローになってないです…」

律「よしっ、じゃあ何着たいか1人ひとり案出していくか!」

唯「はいっ!」シャキンッ

律「唯さんどうぞ」

唯「ギー太のコスプレ!」

律「はい却下」



211 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 22:58:11.82 ID:maR2x6DO

澪「なぁ、衣装なら普通に…」

律「澪さん、発言の際には挙手をなすってくださいます?」

澪「何キャラだ…。はい」

律「澪さんどうぞ」

澪「普通に制服でいいんじゃないか?」

律「つまらん! 却下」

澪「つま…!」ガーン

梓「あの…」

律「挙手!」

梓「はい」

律「梓さんどうぞ」

梓「歴代のミュージシャンのコスプレとかどうですか?」

律「そんないかつい軽音部いやだ」

梓「じゃあ律先輩は何がいいんですか!」

律「んー…ハリーポッターの格好で、かな(キリッ」

澪「いやそっちの方が変だろ!」



212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 23:06:48.20 ID:maR2x6DO

梓「まともな意見がないです! ムギ先輩、ムギ先輩はどうですかっ?」

紬「んー…そうね…。あっ、自分家のドールの格好なんかはどう?」

律「……これは…いいん…じゃないか!?」

唯「自分ちのドール…銀ちゃんの格好!? ふあぁっ!」

澪「おぉ、これならいいかもなっ」

梓「まともな意見で良かった…」

紬「気に入って貰えたなら良かったわぁ」



213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 23:16:12.71 ID:maR2x6DO

律「よし、じゃあさわちゃんには明日にでも頼むか」

紬「今から楽しみだわ~」

唯「でもドールと同じ服を作ってもらうなら、どうやって見本を見せるの?」

澪「写真でも撮ればいいんじゃないかな」

唯「おぉ、なるほどー!」

梓(良かった…何も言われなかったら実物持ってくるつもりだった…)



214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 23:25:04.50 ID:maR2x6DO

‐‐‐よくじつ!

佐々木「時間が経って」

‐‐‐ほうかご!

ガチャッ

さわちゃん「やほー、衣装決まったぁ?」

唯「決まったよ!」

さわちゃん「おっ! 何々? ナース? スク水? 巫女? セーラー服? それとも…」

律「違う違う。この写真の通りに作って欲しいんだけど…」

さわちゃん「写真? …あら、これ人形? アンティークドールね」

梓「この通りに出来ますか?」

さわちゃん「もっちろんよ! これくらいならお茶の子さいさい屁の河童ってもんよ」

紬「頼もしいわ~♪」



215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 23:43:19.64 ID:maR2x6DO

金糸雀「それからの彼女達はそれはもう必死で練習をしたかしら」

金糸雀「素敵な服と澪の考えた歌詞に負けない位の演奏をしようと…」

神奈川「ボーカルの唯は声を枯らさしたり風邪をひいたりしないように人一倍気を付けてたかしら」

金糸雀「彼女達は練習に練習を重ね、月日が過ぎていったかしら…」

金沢「そしてようやく、当日がやってきたのかしら…!」

金糸雀「……え? なんでカナがナレーションをしてるかって?」

カナダ「特に活躍の場がなかったからかしら」

金糸雀「…え? 何? 名前が変? これはただのバグかしら」



216 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/06/30(水) 23:57:54.26 ID:maR2x6DO

‐‐‐とうじつ!

澪「わぁ…なんか変な感じだな」

律「お、意外と似てるな」

唯「りっちゃんも結構似てるよ~」

紬「ふふっ、こんな服初めてだわ」

梓「髪がくるくるだ…」

律「それにしても意外と皆しっくりくるものかしら!」

唯「! そうねぇ、確かにりっちゃん隊長の言うとおりよぉ。クスクスッ」

紬「うゆ、皆似合ってるのよ」

澪「よし、最後にもう一回だけ練習しとくですぅ」

律「それもそうかしら~」

梓「皆ノリノリd…ノリノリなのだわ」



217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:06:20.94 ID:0.bOrMDO

ジャーンッ

律「ふぅ…バッチリだな!」

唯「りっちゃん、口調口調!」

律「あっ、やっちまったかしら!」

梓「別に強要されてる訳じゃないんだから好きにやればいいのだわ…」

紬「その割りに梓ちゃんも楽しんでるみたいなのー♪」

澪「そういえば…蒼星石の服余っちゃったんだよな」

唯「もったいないわぁ…もったいないおばけが出るわよぉ…」

律「でも、ぴったりな人なんてきっといないかしら…」

紬「友達で誰か…ショートカットで…」

梓「しっかり者の人…」

ガチャッ

和「皆、そろそろ移動だから準備してね」

澪「よし来た!」



218 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:16:09.65 ID:0.bOrMDO

和「ちょっと…何脱がせて……あ、ちょ、やめ、マジで…あっ!」

キャアアアアアアアアアァァァ!!


‐‐‐暫くお待ちください‐‐‐



219 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:20:57.36 ID:0.bOrMDO

‐‐‐

澪「わ…凄い…っ」

唯「に、似合う!」

和「はぁ…急に着替えさせられるからびっくりしたじゃないの」

律「ごめんね☆」

和「まぁいいわ、さっきも言ったけどそろそろ軽音部の出番よ」

唯「本当? じゃ、行かなきゃねっ」



220 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:30:22.60 ID:0.bOrMDO

‐‐‐こうどう!

憂「そろそろかな…」サッ

純「憂、なんでそんなでっかい鏡持ってんの?」

憂「ち、ちょっとお姉ちゃんに頼まれて…」

純「ふぅん…?」

憂(本当はドールの皆が軽音部の演奏を見るためなんだけど…嘘は言ってないよね)



221 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:36:02.25 ID:0.bOrMDO

‐‐‐

澪「き、緊張してきた…!」

律「大丈夫だって! 胸張ってやればいいんだよ」

唯「そうそう、いつもどーりだよ」

紬「精一杯出来ればそれでいいのよ」

『次は、軽音部による演奏です』

梓「あ、もう幕が開くみたいです…」









222 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 00:59:40.45 ID:0.bOrMDO

ガーッ

律「1、2、3、4、1、2、3、4」

ジャンッ

唯『まだっ言わない~いで呪文めいたその言葉~』

まだ言わない
呪文めいたその言葉
"愛"なんて羽根のように軽い
囁いて
パパより優しいテノールで
奪う覚悟があるのならば

百万の薔薇の寝台に
埋もれ見る夢よりも
馨しく私は生きてるの

どうすれば醜いものが
はびこったこの世界
汚れずに羽ばたいて行けるのか

ひとり繭の中
学び続けても
水晶の星空は
遠すぎるの

まだ触れないで
その震える指先は
花盗人の甘い躊躇い
触れても良い
この深い胸の奥にまで
届く自信があるのならば

白馬の王子様なんて
信じてるわけじゃない



223 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:13:47.32 ID:0.bOrMDO

ひび割れた硝子匣に
飾られた純潔は
滅びゆく天使達の心臓

また明日も目覚めるたびに
百年の刻を知る
眠れない魂の茨姫

くい込む冠
一雫の血に
ああ現実が真実と思い知るの

まだ行かないで
月光の結界で
過ちに気付いてしまいそう
安らかなぬくもり抱かれ
壊れたい私は
罪の子なのでしょうか

そっと零れてくる
涙の意味さえわからない

もう言わないで
呪文めいたその言葉
"愛"なんて鎖のように重い
囁いて
パパより優しいテノールで
どんな覚悟もできるならば

さあ誓ってよ
その震える唇で
蜜を摘む狩人のときめき
攫っていい
この深い胸の奥底を
射抜く勇気があるのならば

貴方、捕まえたらけして
逃がさないようにして



224 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:20:40.64 ID:0.bOrMDO

唯『…こんちは、放課後ティータイムです!』

唯『私達はこの前、ある6人の少女に出会いました』

唯『彼女達は私達に本当に大切ななにかを教えてくれ、たくさんの笑顔をくれました』

唯『今、この場を借りてお礼をしたいと思っています!』

唯『皆、大好き! 私達のところに来てくれてありがとう!』

唯『…じゃあ次の曲はふわふわ時間です!』



225 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:28:35.26 ID:0.bOrMDO

‐‐‐

唯「終わったー!」

律「超たっせいかーん!」

澪「元気だな…」

紬「ふふ、じゃあ紅茶いれるわね」

梓「ムギ先輩も割りと元気ですね」

紬「しゃらんらしゃらんらー♪」

ピカァッ

雛苺「みんなー! お疲れ様なのーっ」

金糸雀「演奏すっごく上手かったかしら!」

翠星石「やい澪! お前翠星石の格好してんじゃねーですぅ!」

蒼星石「僕の格好の人だけいなかった…僕だけ…」

真紅「貴方達、もう少し静かに出来ないの?」



226 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:37:00.47 ID:0.bOrMDO

律「皆来てくれたのか!?」

金糸雀「あったりまえかしら。
    ミーディアムを労るくらいの心使いもローゼンメイデンたるもの当然かしら」

律「うぉー、カナー!」

金糸雀「きゃー! りっちゃんのほっぺが摩擦でマサチューセッツかしらぁ…」

紬「あらあら、あらあら…」ポワン

雛苺「つ、ツムギ?」

唯「……」キョロキョロ

唯「……いないかぁ」

ピカァッ

唯「あ、銀ちゃん!?」

水銀燈「…………唯の歌、嫌いじゃなかったわよ。それだけ」

唯「…!! ぎ、銀ちゃんに認められちゃったー!」ガバッ

水銀燈「ちょ、すぐに抱き付く癖をやめなさぁい!」

梓「あっちも大変だなぁ…」

真紅「梓、いいから早く抱いて頂戴」



228 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:47:57.34 ID:0.bOrMDO

澪「やれやれ…なんだかいつもどおりになっちゃったな」

蒼星石「いつもどおり…」

蒼星石(……なんだ、僕の望んでた平和な毎日なんて、もうとっくに叶ってたじゃないか)

蒼星石「…僕、皆に会えて良かったな」

澪「……私も、私もいつもそう思ってるよ。言うのが恥ずかしいだけでさ」

蒼星石「……」

澪「…でも、翠星石はあんまりそう思ってないのかな…」

蒼星石「ううん、翠星石は素直になれないだけで、澪さん達には凄く感謝してると思うよ。本当だよ」

澪「いや、でもそれにしては心の距離が縮んでないような…」

蒼星石「そんな事ない。絶対」

翠星石「おーい、蒼星石、澪! 早くこっち来ないとお菓子なくなっちまうですよー!」

蒼星石「…ほら」

澪「…ほんとだっ」


‐‐‐おしまい!



229 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 01:51:48.38 ID:0.bOrMDO

完結しました、いやっふぅ
小踊りしたいくらい嬉しいよ。今なんかテンションおかしいよ

レスなどありがとうございました
最後に質問とかあるなら受け付ける

でも今は眠いから寝る
おやすみ




230 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 02:18:44.47 ID:aDYwG.DO

もっとドールたちと遊んで欲しかったな
でも楽しい時間を夢をありがとう

おつでした



231 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 02:51:24.99 ID:EP.hfsQo

楽しかったよ
よく完結させてくれた
乙!



232 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 08:02:05.48 ID:h.XIskAO

まだ読みたい気もするが面白かったぜ。ありがとう



233 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 10:48:35.45 ID:.ekRxcAO

おつ!
面白かった。
蒼星石に自分の格好の和ちゃんと会わせてあげてほしかった><



234 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 14:10:23.62 ID:Ea7VWbQ0

面白かったおつ!



237 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/02(金) 07:02:08.51 ID:rL5WGy20

ええ話や



238 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/02(金) 20:51:48.33 ID:P09WzWco

おつ



235 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 19:39:23.64 ID:lve/JsEo

乙!!
良い締め方ですなぁ

しかし、何でこんなネタを思いついたのやらw





236 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/01(木) 22:15:18.54 ID:0.bOrMDO

>>235
最近クロス流行ってる。ずるい!俺も書きたい!って流れで

もう一度言いますが読んでくれてありがとうございました
きっとまたスレ立てるんでそれまでバイビー



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