SS保存場所(けいおん!) TOP  >  クロス >  唯「うるとら!」#4

唯「うるとら!」#4 【クロス】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1277520919/l50


唯「うるとら!」#1
唯「うるとら!」#2
唯「うるとら!」#3
唯「うるとら!」#4




245 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 11:50:14.77 ID:daflT.AO

メトロンは次まで待って



はじまるよ



246 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 11:51:00.52 ID:daflT.AO


唯「宇宙にきらめくエメラルド〜♪」カキカキ

憂「お姉ちゃん、何してるの?」

唯「ん〜?」

唯「国語の授業中に描いた怪獣の絵がすっごくよく描けたからね」カキカキ

唯「色塗りしてるの」ヌリヌリ

憂「へぇー」

憂「あ。ホントに上手」

唯「でしょー」ヌリヌリ

憂「でももう遅いから適当なとこで寝てね」

唯「はーい」カキカキ





247 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 11:54:08.19 ID:daflT.AO


唯「……よし、かんせーい!」ジャーン

唯「いやいや我ながら惚れ惚れする出来映えだね」

唯「そーだ。せっかくだから名前付けてあげようかな」

唯「うーん……」

唯「お」

唯「モンスー太、モンスー太にしよっ!」

唯「うーん、いい名前。私命名の才能があるのかもね ……うひひ」

唯「……名前も決まったところでそろそろ寝ようかな」

唯「おやすみ、モンスー太」

唯「……zzz」



その夜
大熊座M81星雲から謎の宇宙生命体が飛来、唯の落書き モンスー太に取り憑いた

しかし
その事実に誰も気づかないまま次の日の朝を迎えることとなるのであった



248 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 11:55:35.01 ID:daflT.AO


唯「おはよー」

律「おはよ」

唯「今日はみんなに見せたいものがあるんだー」

紬「なになに?」

唯「ふっふっふっー。見て驚くなかれ!」

唯「最強怪獣モンスー太だよ!」ジャーン

澪「モンスター?」

唯「モンスー太!」

紬「わっ、上手!」

律「色まで塗って凝ってるなぁ」

唯「でしょでしょー?」



249 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 11:58:59.93 ID:daflT.AO


澪「いつの間にこんなの描いたんだ?」

唯「昨日の国語の授業中に下書きして、家で色塗りしたんだー」

紬「へぇー」

律「ちゃんと授業聞けよう」

唯「ぶー。そういうりっちゃんだって60分中65分寝てたクセにー」

律「バ、バレてたか……」

澪「いや時空歪んでるし」

紬「それはそうと1時間目は体育だけど、着替えないの?」

唯律澪「……忘れてた!」

 イソゲー!   ワー!

   ハヤクハヤク!

ドタバタドタバタ―――――――――――





ノート「……」



250 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:00:32.97 ID:daflT.AO


ノート「……」


謎の宇宙生物がとり憑いた唯の落書き
慌てて教室を飛び出した唯たちはその落書きが描かれたノートを開いたままにしてしまった

そのため

唯の落書き、最強怪獣モンスー太に真夏の日光が降り注いだ


ズズズズズズズズズズズズズズ

なんやかんやで不思議なことが起こって


モンスー太「ピギイイイイイイ!!」


モンスー太は実体化してしまった!



251 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:03:13.77 ID:daflT.AO


モンスー太「ピギイイイイイ!!」

ガラガラガラ―――――



茜「きゃー! 校舎から怪獣ー!!」

佐々木「こ、校舎が崩れたー!!」

 キャー!  ワー!

   イヤー! ギャー!



律「お、おい」

澪「あれって……」

紬「さっきの……」

唯「モンスー太!」

モンスー太「ピギイイイイイ!!」



252 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:06:22.70 ID:daflT.AO


唯「手に槍、歯に牙、足には鉤爪、肘には刃、
  刺々しい体表、尖った角に鋭い眼、長い尻尾と腹部のレーザー発射口……」

唯「間違いない! あれモンスー太だよ!」

律(類い希なる"ぼくの考えたさいきょうのかいじゅう"だったんだな……)

律「でも、落書きが本物の怪獣に……?」

紬「……確か別の怪獣が同じように具現化してたはず。あれは……」

澪「待って、今はそんなこと言ってる場合じゃないぞ!」

澪「体育の授業でたくさんの生徒が運動場に出てるからチェスターは発進できない」

澪「このままじゃ怪獣は暴れたい放題だ!」

律「そうだった!」



253 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:12:21.95 ID:daflT.AO



モンスー太「ピギイイイイイイ!!」


律「い、急がなきゃ!」

律「誰か変身アイテム持ってきてるか!」

唯「体育だから教室に置いてきちゃったよ……」

紬「私も……」

律「私もリーフラッシャーはかさばるから鞄に入れっぱなしだし……」

澪「となると」

澪「今戦えるのは運動場に歯ブラシを持ってきた私だけ」

澪「久しぶりに私の出番



キュイーン

メビウス(梓「せやーっ!」バーン



唯「あずにゃん!」

澪「えっ」



254 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:16:17.30 ID:daflT.AO


唯「頑張って、あずにゃ……メビウス!」


放課後ティータイムがウルトラマンであることはみんなには秘密なのだ


メビウス(梓『はい!』

メビウス(梓『……いくぞ!』

メビウス(梓「せやっ!」ブンッ

モンスー太「ピギイイイ!!」フッ

メビウス(梓『えっ!?』


澪「メビウスのパンチが怪獣をすり抜けた……?」

律「唯、あの怪獣にはあんな能力があるのかよ!」

唯「な、ないよ、そんな設定! 火は吹くけど」

紬「えっ」


モンスー太「ピギイイイ!」


ボオオオオオオオオオオオオオ!!!


メビウス(梓『にゃ―――! 熱っ、熱っ!!』ジタバタ



255 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:19:23.86 ID:daflT.AO


メビウス(梓『このお……』グッ

メビウス(梓『メビュームブレード!』シャキーン

メビウス(梓「しぇあっ!」ブンブン

モンスー太「ピギイ!」フッ

メビウス(梓『……くぅっ!』


律「ダメだ、メビウスの攻撃が通用しない!」

紬「このままじゃメビウスが……」


メビウス(梓『あっ!』ピコンピコン

モンスー太「ピギイイイ!」



257 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:25:37.75 ID:daflT.AO


紬「カラータイマーが!」

澪「……」キョロキョロ

澪「……律! 校庭に人がいなくなった。チェスターが出せるぞ!」

律「そうか。よし! 全員部室に移動だ、梓を援護する!」

唯「待って!!」

律「ん?」

唯「見て」



モンスー太「ピギイイイ!」

メビウス(梓『……ん?』ピコンピコン

モンスー太「―ギイ――!」スー

メビウス(梓『……なんか色が薄くなってく』ピコンピコン

―ンス――「―ギ―イイ――」スー

――「――イ―」スー

―「」



メビウス(梓『……き、消えた?』ピコンピコン



258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:29:08.05 ID:daflT.AO


紬「消えちゃった……」

律「どういうことだ?」

澪「さぁ?」

梓「せんぱーい、大丈夫でしたかー!」タッタッタッ

唯「あずにゃん!」




梓「しかしあの怪獣一体なんだったんですかね」

梓「攻撃はすり抜けますし、最後には消えますし」

唯「……そ、それがねぇ」

梓「?」



259 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:33:12.51 ID:daflT.AO


梓「唯先輩の落書きがホントの怪獣になった!?」

唯「うん」

梓「そんな馬鹿な……」

律「でも私たちもその落書き見てるんだよ」

梓「な、何がどうしたら落書きが実体化するんですか……」

澪「そんなのこっちが聞きたいくらいだよ」

紬「とりあえず唯ちゃんのノートを探しましょ」

紬「怪獣が現れたり消えたりした手がかりがつかめるかもしれないわ」

唯「でも……」

紬「でも?」

唯「校舎が……」

紬「あ」

律「……怪獣の出現で半壊したんだった」



260 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 12:36:33.39 ID:daflT.AO

続く




261 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/24(土) 22:39:59.40 ID:y8LXfJIo

>>260

ちゃぶ台用意して待ってますね。





262 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:36:46.81 ID:xiHwnQAO

続き



263 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:37:30.57 ID:xiHwnQAO


ガラガラガラガラ

律「あっぶね!」

澪「校舎に入ったのはいいもののがれきだらけでなかなか前に進めないな」

梓「唯先輩、ホントにノートは教室にあるんですよね?」

唯「うん。机の上にに開きっぱなし」

梓「だらしないですね」

唯「次が体育だったから仕方なかったんだよ。いつもはちゃんと鞄にしまってるって」

梓「……ふーん」

唯「あー! その目は信じてないなー!」

梓「そーんなことありませんよー」



264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:38:44.18 ID:xiHwnQAO


律「この階段を登れば私たちの教室だな」

紬「階段はがれきで埋まってるけどね」

澪「さらっと手詰まり宣言をしないでくれ……」

唯「他の階段使おうか?」

梓「私に任せてください!」

律「梓?」



265 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:39:37.68 ID:xiHwnQAO


梓「それっ」バッ

キュイーン

梓「じゃーん」

唯「メビウスブレスなんか出してどうするの?」

梓「ふっふっふっ」

梓「実は私、人間体のままでも少しならメビウスの力が使えるんです」

紬「へぇー」

梓「いきますよー」

梓「メビュームスラッシュ!」シュッ


ドカ―――――ン!







律「梓ー」

梓「はい」

律「がれきと一緒に階段も崩れ落ちたけど、一体どうやって上に上がるんだ?」

梓「……さぁ?」

律「おい」



266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:42:28.53 ID:xiHwnQAO


紬「……どうしようか?」

唯「うーん……」

律「……ん? あれ、澪は?」


澪「おーい。向こうの階段は使えそうだぞー」


唯「さっすが澪ちゃん!」

紬「向こうの階段の様子を見に行ってたのね」

澪「うん」

律「どこかのツインテールとは大違いだな」

梓「うっ」



267 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:43:15.70 ID:xiHwnQAO


唯「それで登ってきたわけだけど」

紬「教室もがれきの山ね……」

澪「この中からノートを探し出すのは骨だな」

唯「あずにゃんのメビュームスラッシュのせいだったりして?」

梓「ち、違いますよ! ……多分」

律「ウダウダ言っても仕方ない。手分けしてちゃっちゃと探してしまおう!」

みんな「おーっ!」



268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:45:07.68 ID:xiHwnQAO


唯「見つかったー?」

梓「っていうか私、それがどんなノートか知らないんですけど」

唯「ああ、うん。探してるのはオレンジのノートだよ」

梓「名前は書いてあるんですか?」

唯「うん。憂が書いてくれた」

梓「……」



269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:47:04.60 ID:xiHwnQAO


律「チャーンスの時を逃さーない〜♪」パラパラ

澪「……で、探すのサボってお前は何をしているんだ?」

律「んー? 床に落ちてた澪の日記読んでる」

澪「は?」

律「……7月7日、夜空に瞬くミルキーウェ

澪「……!」ボカッ

律「あいてーっ!!」



270 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:47:44.70 ID:xiHwnQAO


ガタッ

紬「あ」

紬「あった!」

律「マジでか!」

紬「ほらこのノートでしょ?」

唯「うん、これこれ!」

紬「がれきの下に埋まってたわ」

梓「なかなか見つからないわけですね」

律「ノートも見つかったところで、これどうしようか」

澪「とりあえず部室に持って行かない?」

澪「あっちは無事そうだったから、この教室より居心地良さそうだ」

律「じゃあそうするか」



271 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:48:54.22 ID:xiHwnQAO


律「と、いうわけで」

律「第1回謎の怪獣対策本部を設立しまーす!」

唯「Yeah!」

律「ムギ。あの怪獣について何か知らないのか?」

紬「確か何か似たような怪獣がいたはずなんだけど……」

唯「どんなどんな!」

紬「……ごめんなさい。思い出せないわ」

澪「そ、そうか……」

梓「それならそれで仕方ありませんよ。私たちは私たちができることをやらなくちゃ!」

律「……そうだな!」

律「ムギ。ちょっと頑張って思い出してみてくれ」

紬「ええ」

律「私たちは会議を続行だ」



272 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:55:52.02 ID:xiHwnQAO

唯「あ」

律「どした」

唯「モンスー太って実は人参が大好きって設定があるんだよ」

梓「へぇー」

唯「だから人参をいっぱい用意すれば満足して成仏してくれるかも!」

澪「成仏ってあの怪獣は幽霊なのか?」

唯「それはわからないけど……」

律「そもそも大量の人参なんてホイホイ準備できないよ」

唯「むー。ダメだなぁ、りっちゃん。ZATの隊長を見習わなくちゃ」

律「ZATって何さ」

唯「ZATはZATだよ!」

律「?」



273 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:56:58.10 ID:xiHwnQAO


澪「そうだ」

澪「そのノートから怪獣が出たんだからそれ燃やしちゃえば?」

唯「ダ、ダメだよ! これには夢と希望と国語の板書が詰まってるんだから!」

澪「板書なら私たちのノート見せてあげるから」

唯「むむむ。夢と希望は?」

澪「それは保障対象外」

唯「むぅ」

唯「……まあいいや。燃やしちゃえ!」

紬「偉いわ、唯ちゃん」

唯「えへへ」

律「そうと決まれば一旦外に出ようか。近くの河川敷あたりがいいかな」

梓「中で燃やすと危ないですからね」



274 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 10:59:45.46 ID:xiHwnQAO


パチパチ

紬「火の準備はOKよ」

律「さぁ、唯! パーッと燃しちゃえ燃しちゃえ!」

唯「うん」

梓「あ、唯先輩」

唯「うん?」

梓「私にもその落書き見せてくれませんか?」

唯「そういえばまだ見せてなかったっけ」

梓「はい」

唯「確かこの辺のページで……」ペラペラ

唯「あったあった。はいこれだよ」

梓「おぉ。上手ですね」

唯「えへへー」



この時、HTTは学校近くの河川敷にいた
そのためノートが開かれると唯の落書き 最強怪獣モンスー太に再び日光が降り注いだ

すると、またもやなんやかんやで



ズズズズズズズズズズズズズズ



モンスー太「ピギイイイイイ!!」

モンスー太が実体化したのだった!



275 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:00:19.61 ID:xiHwnQAO


モンスー太「ピギイイイイ!!」


律「げっ! また出た!」

唯「ええっ! なんで、どうして!? Tell me why!」

澪「なぜ英語……でも現れた以上応戦しなくちゃ!」

梓「澪先輩!」

澪「……」シャカシャカシャカシャカ

澪「……ぜあっ!」バッ

シュイーン

ゼアス(澪「とあっ!」



276 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:00:52.17 ID:xiHwnQAO


律「澪! その怪獣への対処法はまだないんだ。気を付けて戦えよ!」

ゼアス(澪『わかってる!』


ゼアス(澪「ぜあっ!」ブンッ

モンスー太「ピギイイ!」フッ

梓「や、やっぱりすり抜けちゃう……」

梓「……!」

ゼアス(澪「……」

ゼアス(澪『……これならどうだ』

ゼアス(澪「……」スッ スッ バッ

ゼアス(澪『スペシュッシュラ光線!』


ビィイイイイイイイイイイイイ!




277 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:01:54.50 ID:xiHwnQAO


ビィイイイイイイイイイイイ!


モンスー太「ピギイイ!」フッ


ビィイイイイイイイイイイイ!

ドカ――――ン!



ゼアス(澪『……しまった』

唯「光線がモンスー太をすり抜けて……」

律「ビ、ビルに……」

梓「バカヤロ――!!」



278 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:02:29.83 ID:xiHwnQAO


律「光線技もすり抜けるのか……」

梓「はい、先生!」

律「はい、あずにゃん」

梓「思ったんですけど、もしかしたらあれって攻撃がすり抜けてるんじゃなくて」

梓「かわされてるんじゃないですか?」

唯「?」

梓「えーと、あの怪獣が猛スピードで動いて私たちの攻撃をかわしてるんじゃないかと思って……」

唯「……なるほどつまり」

律「残像か!」

梓「はい。まず間違いないですよ」



279 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:02:56.16 ID:xiHwnQAO


律「そういうことなら私に任せてくれ」

律「おーい、澪ー! 交代だー!」

ゼアス(澪『えっ、あ、うん』ピコンピコン

ゼアス(澪「……」スッ

フッ

澪「……ふぅ」

梓「お疲れ様です」

澪「うん。あんまり役に立てなかったけどな」

律「よーし! じゃあ私の番だな」


律「ダイナ――――!!」バッ

ヒュイーン

ダイナ(律「だぁっ!」



280 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:04:00.63 ID:xiHwnQAO


モンスー太「ピギイイイイ!!」

ダイナ(律『ちょーっと待ってろよ。今にぎったんぎったんのけちょんけちょんにしてやるから』

ダイナ(律「……ん――」グッ

フィーン シュピーン!

ダイナ(律「じゅわぁっ!」バッ

ダイナ(律『……じゃっじゃーん!』



唯「りっちゃんが青くなった!」

澪「ああ」

澪「律ことウルトラマンダイナは相手に合わせてタイプチェンジができるんだよ」

澪「青い戦士はミラクルタイプ。スピードと超能力に長けたサイキック戦士なんだ」



281 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:04:32.24 ID:xiHwnQAO


梓「でもそのサイキックでどうするつもりなんでしょう……」

澪「まあ見てなって」


モンスー太「ピギイイイ!」

ダイナ(律『お前、怪獣のクセに残像残して動けるらしいな』

ダイナ(律『でもな?』

ダイナ(律「……じゅわっ!」グッ

スウーッ

ダイナ(律『……ふっふっふっ』

ダイナ(律『お前がどんなに速く動けようと、私たちの6つの目からは絶対に逃れられないぞ!』



唯「りっちゃんが3人に分身して天津飯みたいなこと言い出したよ!」

澪「あれはウルトラマジック! ミラクルタイプ自慢の分身戦法だ!」



282 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:05:04.22 ID:xiHwnQAO


唯「3方向から同時攻撃だね!」

澪「ああ。しかも高速移動でかわされても分身した6つの目で捉えることができるんだ」

梓「なるほど」


ダイナ(律『へっへーん』

ダイナ(律『いくぞ、ビームスライサ――!』


ビィイイイン!


モンスー太「ピギイイ!」フッ


ビイイイイン!

ドカ――――ン!


唯「ま、また街が……」

梓「バカヤロ――!」



283 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:07:54.26 ID:xiHwnQAO


ダイナ(律『バカヤローはそっちだバカヤロ――!』

ダイナ(律『あいつ残像残して移動なんてしてないじゃないか!』

梓「あ、あれ?」

唯「そうなの?」

ダイナ(『6つの目で見たんだ間違いない!』

ダイナ(律『ってそんなことより』

ダイナ(律『ミラクルタイプはいつもよりたくさんエネルギーを消耗するんだぞ!』

ダイナ(律『残り1分で私にどうしろってんだよ!』

梓「とりあえず踏ん張ってください。これからのことはこっちで考えますんで」

ダイナ(律『んな無茶な!』



284 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:09:20.00 ID:xiHwnQAO


澪「そういえばさ」

唯「?」

澪「あの怪獣が梓と戦ったとき、唯が火を吹く能力のことを話したらあいつも火を吹いたよな」

梓「そんなことがあったんですか」

澪「うん」

澪「だからさ、唯があの怪獣に弱い設定を付ければあいつも弱くなるんじゃないかな」

唯「おぉー! そうかも!」

梓「唯先輩、さっそく!」

唯「うん!」



285 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:12:52.44 ID:xiHwnQAO


唯(弱く弱く……)

唯(モンスー太に弱い設定を……)

唯(……でもせっかく最強怪獣にふさわしいすごい能力いっぱい考えたのになぁ)

唯(火を吹くだけじゃなくて、冷凍ガスとか硫酸とか吐いて)

唯(目からビーム出て、腕がグイ――ンって伸びて、物凄い馬力で)

唯(雷とか地割れとか津波とか引き起こす力を持ってて)

唯(超音波攻撃とかトゲミサイルとかいっぱい装備してて……)

唯(そんなモンスー太に弱い設定を、弱い設定を……)





モンスー太「ピギイイイ!」

ダイナ(律『ぎゃふん!』バタンキュー

澪「律――!」



286 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:13:22.44 ID:xiHwnQAO


唯「え、なに? どうなったの?」

梓「あの怪獣がいきなり凄い力を発揮して律先輩をのしちゃったんですよ!」

唯「ええっ!?」

ダイナ(律『も、もー無理……』ピコンピコン

フッ

律「……ギブギブ」

澪「大丈夫か!」

律「な、なんとか……」



287 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:13:49.68 ID:xiHwnQAO


モンスー太「ピギイイイイ!」グバッ


ボオオオオオオオオオオオオオ!


律「ああっ! 街が、街が燃える……!!」

澪「誰かが戦ってあいつの攻撃を引きつけないとあっという間に街は壊滅だ!」

梓「でもあれを倒す方法はまだ……」

唯「それでも、私たちはやらなくちゃ!」

唯「……」バッバッ

唯「レオ――――――!!!」バッ


キュイイ キュイイ キュイイ


レオ(唯「いやぁーっ!」



288 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:15:47.84 ID:xiHwnQAO


レオ(唯「えいっ!」ブンッ

モンスー太「ピギイ!」フッ


梓「もはやお約束ですね」

澪「あはは……」

律「そういえばムギ、まだ何もわからないか?」

紬「ちょ、ちょっと待って。あと少しでわかりそうなの」



289 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:17:31.61 ID:xiHwnQAO


紬(……)

紬(……そもそもどうして、どうやって落書きが怪獣になったの?)

紬(最初にあれが現れた時、ノートは机に出しっぱなし)

紬(怪獣が消えたあと探しに行った時は、ノートはがれきの下)

紬(そしてこの河川敷でノートを開いたらまた怪獣が現れた……)

紬(怪獣が出てる時と出てない時は何が違う?)

紬(……ノートが開いてるかどうか?)

紬(……違う。朝から唯ちゃんがノートを開いた瞬間は怪獣なんて現れなかった)

紬(じゃあ何が?)

紬(……怪獣が消えた時ノートはがれきの下)

紬(がれきの下には何がある? 何がない?)

紬(……お日様?)

紬(……)

紬(……あ)

紬「あ――――――!!」



290 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:18:28.24 ID:xiHwnQAO


澪「ど、どうしたムギ?」

紬「思い出した、思い出したわ!」

律「なんだって!」

梓「あいつは何なんですか?」

紬「姿こそ違うけど、あの怪獣って落書き怪獣ゴンゴロスそっくりなの!」

澪「落書き怪獣ゴンゴロス?」

紬「そう。詳しくはこの本に載ってるから自分で調べて!」

梓「ウルトラ怪獣図鑑……」

紬「私は唯ちゃんに加勢してくる!」

律「ちょ、ムギ!」

紬「タロウ――――――!!」バッ

ギュイーン

タロウ(紬「でやーっ!」



291 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:18:57.28 ID:xiHwnQAO


タロウ(紬『唯ちゃん、秘策を授けに来たよ』

レオ(唯『ムギちゃん!』

モンスー太「ピギイイイ!!」バッ


バシュッ! バシュッ!


レオ(唯『トゲミサイルだ!』

タロウ(紬『タロウバリヤ―――!』バッ


ガキィイイン!


タロウ(紬『……唯ちゃん、話してる時間はあんまりないけどよく聞いて』

タロウ(紬『あの怪獣の種明かしをするから』

レオ(唯『種明かし?』



292 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:19:29.22 ID:xiHwnQAO


澪「……」パラパラ

律「見つかった?」

澪「……うん。ああ、これだな」

澪「落書き怪獣ゴンゴロス」

澪「落書きに宇宙生物が取り憑いて、その名の通り落書きが怪獣になったみたいだ」

梓「唯先輩の落書きにも宇宙生物が憑いていたんですね」

律「だな」

澪「何でも太陽光線をエネルギーに実体化するらしいよ」

律「つまり……?」

澪「唯のノートは机の上に出しっぱなしだったからお日様の光を十分に浴びて実体化したんだ」

澪「でも実体化時にノートはがれきに埋もれちゃった」

梓「だから1回目に現れた時はすぐに消えたんです」

梓「がれきの下じゃ太陽光線は浴びれませんからね」

律「なるほど」

澪「それでこの河川敷でノートを開いたからまた日の光を受けて怪獣が実体化したんだよ」



293 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:19:57.40 ID:xiHwnQAO


律「それで?」

律「あいつに対する具体的対策は?」

澪「うん」

澪「水をぶっかけろ、って書いてある」

梓「み、水ですか?」

澪「元が落書きだからな」

律「あ、そういうこと」

澪「あとは唯とムギがどうにかしてくれるさ」






梓「そういえば」

梓「どうしてムギ先輩は怪獣図鑑なんて持ち歩てるんですか?」

梓「文庫版だから重くはないですけど……」

律「まあムギは怪獣大好きだからな」

澪「怪獣の学問があったら一発で博士号だよね」

梓(……あんまり理由になってないです)


ムギはHTTにおけるテッペイやオキのポジションなのだ



294 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:20:49.54 ID:xiHwnQAO


レオ(唯『なるほど、モンスー太は水が弱点だったんだ』

タロウ(紬『ええ。水をかけたあと本体の宇宙生物を倒せばフィニッシュよ』

レオ(唯『ムギちゃん、水お願いできる?』

タロウ(紬『もちろん。そのために私は来たんだから』


タロウ(紬『いくよー……えいっ!』

キラーン


 |ヽ/‖ ノ|
 丶( ゚∀゚)ノつ□ ジャーン


レオ(唯『……バケツも出せるなんてキングブレスレッドは万能だね』

タロウ(紬『まあね♪』



295 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:21:31.29 ID:xiHwnQAO


タロウ(紬『よーし』

タロウ(紬『それっ!』


バシャ――――――ン!


モンスー太「……ピギイイイイ!!」

タロウ(紬『あとは拭いて消したらおしまいね』

タロウ(紬『〜♪』スイスイー

モンスー太「……ピギイイイ」

レオ(唯『落書きが消えるみたいにモンスー太も拭き取られてく……』

タロウ(紬『〜♪』スイスイー

モンスー太「」

タロウ(紬『えいっ』キュキュッ!

「」



レオ(唯『いなくなっちゃった!』



296 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:23:06.18 ID:xiHwnQAO


レオ(唯『……んん?』


ヒュ―――――――――ン


レオ(唯『青い石が飛んでく……?』

タロウ(紬『唯ちゃん、あれが本体よ!』

レオ(唯『そういうこと!』

レオ(唯『よーし……』

レオ(唯『レッド手裏剣ビ――ム!!』

バシュウウウウウウウン!



…………ドカアアアアアアアン!!



レオ(唯『やったぁ!』

タロウ(紬『ナイスショット!』



298 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:24:33.77 ID:xiHwnQAO


こうして地球は壊滅の危機から守られた
その貢献者たるHTTは学校に帰り、いつも通りにティータイムを楽しもうとしたのだが……


唯「……」

梓「……」

紬「……」

澪「……」

律「……学校半壊したの忘れてた」


それでも3日後には学校は復活したそうな









今日もみーんな救われた
ありがとう、放課後ティータイム!



299 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/25(日) 11:27:36.31 ID:xiHwnQAO

おしまい



二次元怪獣ガヴァドンも好き
名前が素敵




300 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/27(火) 02:53:25.25 ID:y8mQxcIo

今日も乙





301 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/07/31(土) 13:51:21.05 ID:QIjFTEAO

何をどうしてもメトロン編が狙われない街の焼き直しにしかならない。実相寺監督スゴすぎワロタ
でももうやだもう疲れた



飯食って風呂入ってこれから仕事が忙しくて受験勉強があって
バイトに行かなきゃならなくて引っ越しするわけで
PCがぶっ壊れて書きためが全部吹き飛んで事故に遭って
親が死んで腕怪我して風邪をひいて携帯が水濡れしてしまったのでこれで打ち切り
ごめんなさい




302 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/01(日) 19:30:16.30 ID:E6SQsako

>>301

んじゃ、HTTの初陣を書いてくれないか?

メトロンは別にちゃぶ台会議にこだわらなくても良いと思うよ。
頼むから打ち切りなんて言わないでくれ。



303 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/02(月) 00:48:00.63 ID:wQzt9fg0

そうそう、エースに出たザコい方もいるわけだし(

打ち切らないでくださいな
ギャグ風の短編でもいいんで





304 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/02(月) 06:54:40.08 ID:GS3Ij2AO

恥ずかしながら>>1です

なにやらありがたいお言葉をもらってました。嬉しい限りです
しばらく忙しいので間は開くけどこそこそほそぼそ続けさせてもらおうかと思います
割と短編気味になる……かな?





305 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/02(月) 09:12:35.80 ID:/MxgULco

>>304

全然おkだぜ!
>>1は無理せずまたーり続ければ良いと思うんだ。





306 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:23:47.29 ID:Xxy40EAO

パッパパー パパパパー

俺「遅くなった」

俺「兄さん達、今SSを投下します」


シュッ! ジュワアー!



307 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:24:45.78 ID:Xxy40EAO

おはようございます。憂です
突然ですが最近おかしな夢を見るんです

夢の中で私は深い深い森を歩いてて
その夢は見るたびに少しずつ少しずつ長くなっていって
私の歩く距離も少しずつ少しずつ長くなっていって
ある時私はとうとう森の奥にある奇妙な遺跡に辿り着きました

遺跡の奥へと進んで行くと赤い光の中に赤い巨人が立っています
「レオ兄さん」「レオ兄さん」としか言わない不思議な巨人です

どうしてもその巨人が気になる私は遂に巨人に尋ねます


「あなたは誰? あなたが私を呼んでいたの?」



308 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:27:20.07 ID:Xxy40EAO

「……ぃ……ぅ……」

「う……い……」

「憂!」


憂「ふへっ!?」ガバッ

唯「おはよう、憂」

憂「あ、おはよう。お姉ちゃん」

唯「あ、おそようだった」

憂「?」

唯「もう7時半だけど遅刻しちゃうよ?」

憂「ええっ!?」



309 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:29:07.74 ID:Xxy40EAO

タッタッタッタッ

唯「憂、最近寝坊ばっかりだけどどうかしたの?」

憂「うーん。最近変な夢を見るんだよね……」

唯「夢?」

憂「うん。森の中で迷子になる夢」

憂「あ、でもね。体の調子はとってもいいの」

唯「へぇー」

タッタッタッタッ



310 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:30:24.10 ID:Xxy40EAO

昼休み


純「憂ー、梓ー。お弁当食べよー」

梓「食べよう食べよう」

憂「……あっ!」

梓「どうかした?」

憂「お弁当家に忘れちゃった」

純「あれまあ」

梓「わけてあげようか?」

憂「大丈夫。家まで10分くらいだからちょっと取りに行ってくるよ」

ダッ

純「いってらっしゃーい」

ダッ

憂「ただいま!」

梓「早っ!?」



311 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:32:09.60 ID:Xxy40EAO

梓「なに? 忘れ物でもしたの?」

憂「え? ちゃんと家からお弁当持ってきたんだけど……。ほら」

梓「あ、ホントだ」

純「でも10分どころか10秒も経ってないけど?」

憂「あ、あれ?」



312 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:35:23.66 ID:Xxy40EAO

梓「憂、最近凄すぎるよね」

憂「えっ?」

純「そうそう。こないだは鉄棒で大車輪決めてたし立ち幅跳びが3m越えたし」

純「いくら要領がいいからってさすがに行き過ぎだね」

憂「私としてはいつも通りなんだけどなぁ……」

純「なんか変なもの食べたとか?」

梓「唯先輩じゃないんだから」

純「……それは結構失礼じゃないかい?」



314 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:37:21.45 ID:Xxy40EAO

梓「ということがありまして」

紬「へぇー」

唯「そういえば確かに変かも。最近寝坊ばっかりしてるし」

律「あの憂ちゃんが寝坊を!」

唯「なんか変な夢見るんだって」

澪「変な、夢?」

唯「うん。森の中で迷子になる夢」

律「はぁ……?」



315 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:38:20.46 ID:Xxy40EAO

律「もしかして夢で悪さするような怪獣に取り憑かれてたりして」

唯「えっ!?」

紬「夢で悪さと言えば夢幻神獣魔デウス、とか?」

唯「ええっ!?」

澪「普通にただ疲れてるだけかもしれないんだしそんな気を張らなくても……」

唯「やっぱり憑かれてるんだ!」

梓「字が違いますって」



316 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:42:23.81 ID:Xxy40EAO

帰宅途中


憂「うーん……」

憂「やっぱり私おかしいのかなぁ……」

憂「ちょっと家まで走って時間計ってみよ」

憂「……よーい、どん!」

ダッ



憂「到着!」

憂「タイムは……」

憂「……え? 7秒?」



317 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:48:11.39 ID:Xxy40EAO

憂「お、おかしい……」

テン テン テン…

憂「?」

憂「……あ!」


憂ちゃんの目の前にはボールを追いかける少年とそこに突っ込むトラックの姿が!
タッチや幽白でも出てきたよくある事故シーンだ!


憂「危な――い!」

ダッ

キキ―――――――ッ!!



ドンッ!



318 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:49:36.20 ID:Xxy40EAO

憂「死んだかなぁ……」

憂「……」

憂「……?」

憂「……あれ? 生きてる?」

ガキ「お姉ちゃんスゲー! 片手でトラックを止めちゃったよ!!」

憂「はい!?」


トラックに視線を向けると確かに自分のか細い腕一本でトラックが止まっている
あまりの急停車に運転手は気絶しているようだ


憂「えー……」

ガキ「ありがとう、お姉ちゃん!」

憂「えっ、あ、うん。もう飛び出したりしちゃダメだよ」

ガキ「うん!」

タッタッタッタッ

憂「……」

憂「……おかしい」



319 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:51:54.88 ID:Xxy40EAO

唯「ど、どうしよう。憂が怪獣に取り憑かれてるなんて……」

澪「だからまだ何かあったと決まったわけじゃ

ビーッ ビーッ ビーッ

澪「!」

律「電話だ!」


忘れている人も多いだろうから説明しよう
HTTとさわ子、和ちゃんの間にはホットラインがしかれている
これによりHTTは怪獣の出現情報を得るのだ



320 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/12(木) 23:53:41.08 ID:Xxy40EAO

ガチャッ

律「もしもーし」

和『もしもし、私よ』

律「おー、和。なんかあった?」

和『なんかも何も怪獣よ。B地区第5ブロックに現れたわ』

律「マジでか! わかったすぐ行く」

ガチャッ


律「みんな、B地区に怪獣だ」

律「HTT、出動!」

みんな「おーっ!!」



321 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:21:29.57 ID:xXcDwAAO

バシュ――――――――――ン

唯「やって来ました第5ブロック」

律「怪獣はどこだ!」

紬「どこだー!」

梓「いました、あれです!」

「オオオオオオオ!!!」

澪「ムギ、あれは?」

紬「大宙魔パスギークよ」

「オオオオオオオ!!!」



322 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:23:19.72 ID:xXcDwAAO

律「よーし、各機攻撃開s

梓「ま、待ってください!」

律「どした」

梓「まだ住民の避難が完了してません。今、怪獣に攻撃すれば被害が……」

律「そうか……。なら、唯!」

唯「ほい!」

律「唯は一旦地上に降りてみんなを避難させてくれ」

唯「わかりましたよ、りっちゃん隊長!」

律「そいでチェスターβも降ろして私が怪獣と応戦する」

律「澪、ムギ、梓はチェスターα、チェスターγで援護してくれ!」

澪「了解」



323 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:24:01.98 ID:xXcDwAAO

シュイーン

ダイナ(律「だぁーっ!!」

「オオオオオオオオオオ!!!」




シュウウウウウウウウ

唯「……着陸完了!」

唯「りっちゃん達が戦ってるんだ。私も私にできることをやらなくちゃ!」

唯「……よし!」

唯「みんなー! 早く避難して―――!!」



324 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:25:08.32 ID:xXcDwAAO

憂「はぁ……」

憂「トラックを腕一本で止めたくらいで事情聴取って……」

憂「そんな人くらいどこにだっている……わけないか」

憂「はぁ……」

憂「すっかり遅くなっちゃっ


ド――――――――――ン!!

「……オオオオオオオオ!!!」


憂「!?」



325 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:26:05.74 ID:xXcDwAAO

憂「か、怪獣!?」


キャー! キャー!

     ワー! ワー!


憂「わ、私も早く避難しなくちゃ!」

憂「……!」


シュイーン

ダーッ!


憂「……ダイナだ!」



326 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:28:32.47 ID:xXcDwAAO

ダイナ「だぁっ!!」ドカッ

「ギイイイイ!!」ガキッ


憂「ダイナ頑張れ!」

…ヒナンシテー!

憂「? この声は……」

唯「早くしないと危ないよー!!」

憂「お姉ちゃん!」

唯「あ、憂!」



327 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:29:19.53 ID:xXcDwAAO

唯「憂、何でこんなところに!」

唯「放課後だし家に帰ってるはずじゃ!?」

憂「お、お姉ちゃんこそ! 今は部活の時間じゃないの!?」

唯「えっ……いやその、今やってるこれが部活動と言いますか……」ボソボソ

憂「?」


くどいようだが唯達が悪しき怪獣と戦ってるのは秘密なのだ
それはたとえ相手が肉親であろうとも絶対に秘密なのだ



328 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:30:05.01 ID:xXcDwAAO

唯「と、とにかく!」

唯「ここは危険が危ないよ! 憂も早く避難して!」

憂「じゃあお姉ちゃんも一緒に……」

唯「……私はまだしなくちゃいけないことがあるから」

憂「しなくちゃいけないこと?」


ドゴオオオオオオオオン!!!


唯憂「!?」


ダイナ「ぐあああああ!!」ドタッ

「オオオオオオオオ!!」


唯「あっ!」

憂「ダ、ダイナが!」



329 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:30:38.96 ID:xXcDwAAO

唯「行かなくちゃ!」

憂「行くってどこに? お姉ちゃんも避難しないと危ないよ!」

唯「でも、行かなくちゃ」

憂「だからどこに?」

唯「そ、それは……


「ギイイイイイイイイ!!!」

ドカアアアアアアアアン!!!


唯「ああっ!」

憂「ビルが崩れ……キャアアアアアアアア!!」

唯「……!」


ガラガラガラガラ――――――――――



330 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:31:14.19 ID:xXcDwAAO

憂「今度こそ死んだかも……」

憂「……」

憂「……?」

憂「……あれ? また生きてる?」

憂「!」


レオ「……」


憂「ウルトラマンレオ!」

憂「……」

憂「?」

レオ「……」

レオ「……」クルッ

レオ「や――――っ!」グッ

「オオオオオオオオオオ!!」



331 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:31:47.82 ID:xXcDwAAO

レオ(唯「や―――っ!」

ダイナ(律『唯!』

レオ(唯『後は私に任せて、りっちゃん!』

ダイナ(律『わかった』

フッ

レオ(唯『……よし』

レオ(唯『今度は、私が相手だよ!』

「オオオオオオオオ!!!」



332 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:32:46.46 ID:xXcDwAAO

レオ(唯「いや――――っ!」ドカッ

「ギイイイイ!!」バキッ


澪「よし、唯を援護だ!」カチッ

梓「了解です」カチッ


ビイイイイ! ビイイイイ!


ドドオオオオオオン!!!



333 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:33:12.07 ID:xXcDwAAO

ドーン! ドーン!

ヤーッ! ヤーッ! ィヤ―ッ!!


憂「レオが出てきて私を助けてくれた……」

憂「……」

憂「……でもそれと同時にお姉ちゃんが姿を消した」

憂「……」

憂「……もしかして」

憂「もしかしてウルトラマンレオは、お姉ちゃん……?」



334 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:35:20.91 ID:xXcDwAAO

澪「唯、こっちで怪獣の動きを止める! その隙にトドメを!」

レオ(唯『わかった!』

澪「スパイダーミサイル、シュート!」カチッ

梓「アビロックミサイル、シュート!」カチッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ド!!!

「ギイイイイイイイ!!!」

澪「今だ!」

レオ(唯『うん!』



335 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:35:49.65 ID:xXcDwAAO

レオ(唯「や―――っ!!」

ダンッ

レオ(唯『レオキックでトドメだ!!』

シュピピピピピピ

「……オオオオオオオオ!!」ボカッ!

レオ(唯「!」

レオ(唯『うわあっ!』ドタッ


澪「レ、レオキックを途中で阻止するなんて……」

紬「澪ちゃん、よそ見しちゃダメ!」

澪「えっ……!」


ド――――――――ン!!!


梓「澪先輩!!」



336 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:37:23.95 ID:xXcDwAAO

レオ(唯『こ、このっ!』ブンッ

「オオオオオオ!」バキッ!

レオ(唯『うあっ!』ドタッ

紬「唯ちゃん!」

梓「スパイダーミサイル、シュート!」カチッ

┣¨┣¨┣¨┣¨ド!!!

「オオオオ!!」カッ!


バシュウウウウン!!


紬「か、火球っ!?」

梓「きゃあああああああ!!」

ドオオオオオオオオオオン!!


レオ(唯『ムギちゃん! あずにゃん!』



337 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:38:05.52 ID:xXcDwAAO

ドオオオオン!

憂「あ……あ……クロムチェスターが!」

「オオオオオオ!!」バキッ

レオ『うわあっ!』ドタッ


ピコンピコン


レオ「!」ピコンピコン

憂「レ、レオも危ない……!」

憂「……ということは、お姉ちゃんが、危ない!」



338 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:39:00.51 ID:xXcDwAAO

レオ「……!」ピコンピコン


憂「レオが危ない……お姉ちゃんが危ない」

憂「お姉ちゃんが……!」

憂「で、でも私には何も……」

「オオオオオオオオ!!」ガキッ

レオ『ぐっ……!』ピコンピコン


憂「お姉ちゃん!」

憂「……私……どうすれば……」


――――サーン!


憂「えっ……?」



339 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:39:58.09 ID:xXcDwAAO

憂「い、今のは……?」


――――――ニーサーン!


憂「もしかして……」


――――オニーサーン!


憂「これは……」


――レオニーサーン!


憂「ゆ、夢の……!」


レオ兄さーん!!



340 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:40:50.47 ID:xXcDwAAO

憂「こ、こんな時に……!」


レオ兄さーん!


憂「あなたは一体何者なの!」

レオ兄さーん!


憂「そのレオが、お姉ちゃんがピンチなんだよ!?」


レオ兄さーん!


「オオオオオオオオ!!」ゴガッ!

レオ『ああっ!』ドタッ


憂「お姉ちゃん!」



341 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:41:57.55 ID:xXcDwAAO

憂「お、お姉ちゃんが……」

憂「……」



憂「……ねぇ!」

憂「あなたが何者なのかはわからない」



憂「でも!」

憂「私はお姉ちゃんを助けたいの!」



憂「もし、夢の中にまで現れて私を呼んだ意味があるとしたら!」

憂「私に、力を貸して!」



憂「……」



憂「……アストラ!!」



342 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:43:07.14 ID:xXcDwAAO

レオ(唯『くぅ……っ!』ピコンピコン

レオ(唯『ど、どうすれば……』ピコンピコン

「オオオオオオ!!!」ブンッ

レオ(唯『ぐっ……!』ピコンピコン


「ヤ――――ッ!!!」


ド ガ ッ !!

「ギイイイ!」ドタッ

レオ(唯『えっ……?』ピコンピコン

アストラ「……」

アストラ(憂『お姉ちゃん、大丈夫?』

レオ(唯『う、憂!?』ピコンピコン



343 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:44:56.89 ID:xXcDwAAO

レオ(唯『ど、どうして憂が!?』ピコンピコン

アストラ(憂『そんなことより早くあいつを!』

レオ(唯『そ、そっか』

「オオオオオオオオ!!」

レオ(唯『いくよ、憂!』ピコンピコン

アストラ(憂『うん!』

唯憂「や―――っ!!」グッ



344 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:46:17.59 ID:xXcDwAAO

レオ(唯「ぇいっ!」ガキッ!

アストラ(憂「やぁっ!」ボガッ!

「オオオオ!!」

レオ(唯「ぃやあっ!」バキッ!

アストラ(憂「えぃっ!」ゴリッ!

「オオオオ!!」ドタッ

レオ(唯『今だよ!』

アストラ(憂『うん!』

唯憂「……」バッ

唯憂「やあ―――――っ!!!」バッ


ピロロロロロロ!!!!


唯憂『ウルトラダブルフラッシャ―――!!』

「ギイイイイイイイイイ!!!」


ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!



345 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:47:01.34 ID:xXcDwAAO

律「で、何で憂ちゃんはアストラに変身できたんだ?」

唯「さあ?」

澪「さあって……」

紬「これからも変身できるの?」

唯「さあ?」

梓「……何にもわからないんですか?」

唯「だって憂本人がそう言うんだもん」

梓「えー……」



レオの弟アストラはどうして生きていたのか。

どこから来たのか。そしてまたどこへ行くのか。それは誰も知らない

けど

唯の妹憂ちゃんは今日もまた平沢家で愉快で楽しい平和な日々を送っているのでした





そんな感じで
今日もみーんな救われた
ありがとう。放課後ティータイム、と憂ちゃん!



346 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 00:47:49.67 ID:xXcDwAAO

おしまい


憂ちゃんの初陣、なんちゃっt




347 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 02:07:19.36 ID:LEHgtTco

乙=============================
↑これはアイスラッガーなんだから(ry



348 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/13(金) 22:02:03.26 ID:btaNd.Q0

やっぱりウルトラQのように人類だけで対抗してた時代があったんだろうか





関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「うるとら!」#4
[ 2011/05/19 18:05 ] クロス | ウルトラマン | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告1
広告2
広告3
広告4