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唯「放課後戦隊!ケイオンジャー!!」#第七話 後編 【ヒーロー】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280577951/


唯「放課後戦隊!ケイオンジャー!!」#index




432 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:19:47.85 ID:n4kN41c0

唯の家!

唯「うぅ…うぅ…」 ガリガリ

ジャラジャラ

唯「とれないよぉ…」 ポロポロ


唯「…」

唯「はっ!そうだ…!ケイオンジャーの力を使えば

  この手錠も引き千切れるかも!」

唯「よぉし!やっるぞー!」


唯「変身!」


シーン…


唯「…」

唯「は、はれ?」





433 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:20:19.98 ID:n4kN41c0

唯「し、失敗?」

唯「変身!」

シーン…

唯「…」

唯「はっ!!!そうだ! 私、部屋着に着替えてたんだったっ!!」

唯「制服に着替えないとっ…」 スタッ ジャラッ

ビターン!

唯「いてっ!」

唯「…手錠が…」

唯「…」

唯「えっと…」

唯「手錠を壊すには ケイオンジャーにならないとダメ…」

唯「ケイオンジャーに変身するには 制服に着替えないとダメ…」

唯「制服に着替えるには 手錠を壊さないとダメ…」

唯「……」

唯「うぅ…一体どうすればいいかぁ…」 ポロ ポロ



434 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:21:59.97 ID:n4kN41c0

唯「だめだよ……私にはどうしようもないよ……」 ポロ ポロ

唯「憂が大変な事になって…あずにゃんが危ないのに……」 グスグス

唯「私には何にもできる事なんてないんだよぉ…」 メソメソ

唯「うわぁあああん!!」




「お姉ちゃん!」
           「唯先輩!」



唯「…ぐすっ」

唯「…」 ゴシゴシ

唯「……諦めちゃダメだ」

唯「憂は私の大切な妹で… あずにゃんは私の大切な後輩…」

唯「私… 私は…」

唯「二人を助けたいっ!!」


キラキラキラー



435 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:22:40.19 ID:n4kN41c0

……

ブンッ!

梓「…っ!」 サッ

憂『本当によく避けるよね…次はどう?!』

ブンッ!

梓「くっ…」 ゴロッ ササッ

憂『はは 梓ちゃん、本当にゴキブリみたいだよ!』

梓「うるさい!」


梓「へんし…

ブンッ

梓「っ!!」 サッ

憂『ハハハハハ!! 楽しいね!! 梓ちゃん!!!!』


梓(攻撃の手が早くてケイオンジャーに変身する暇がない…)

憂『…どうしたの梓ちゃん 手加減はしないんじゃなかったの?』 クスクス

梓「……してないよ!」

憂『そう、じゃあ次行っても問題ないよね?』 チャキッ



436 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:23:11.68 ID:n4kN41c0

ブンッ
         サッ

ブンッ
         サササッ

ブンッ

梓「っ…」 ヨロッ

梓「あ…しまっ…!!」

ストン

梓(は、早く立ち上がらないとっ…!)

スッ

梓「!」

憂『ああーあ 鬼ごっこもお終いだね』

憂『それじゃあ、死んでね』 ニコッ

梓(避けられない…!)

ブンッ

梓(…!) ギュッ



唯「待って!!!!」



437 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:23:42.02 ID:n4kN41c0

憂『!!!』

梓「! 唯先輩!?」

唯「大丈夫?あずにゃん!」

憂『嘘……お姉ちゃん???どうしてここに…???』

唯「ケイオンジャーの力を使えば手錠もこの通りだよ!」 ブイッ

手錠 ヘニャ

憂『そ、そんなっ!』

梓(て言うか…手錠って)


唯「それじゃああらためまして…」

唯「ストロベリーショートケーキ! 放課後ピンク!!!」 シュバッ

唯「助けに来たよ、憂! あずにゃん!」



438 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:24:15.76 ID:n4kN41c0

梓「唯先輩!」

唯「ごめんね、あずにゃん たくさん心配かけたよね…」

梓「はい、すっごく心配しました…」

唯「……あずにゃん怒ってる?」

梓「はい、すっごく怒ってます」

唯「ご、ごめんなさい……」

梓「ハァ… もういいです…

  今はそれよりも…」

憂『……』

唯「憂…」

憂『お姉ちゃん、そんな所にいたら危ないよ?』

唯「…うん そうかも」

憂『うん そうだよ… だからそこをどいてよ』

唯「ううん どかないよ」

憂『…どいて』

唯「どかない」

憂『 お 姉 ち ゃ ん ど い て ! ! ! !

    そ い つ 殺 せ な い ! ! ! ! ! ! ! !』



439 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:24:49.19 ID:n4kN41c0

唯「…憂…… どうして…」

憂『どうしてって お姉ちゃんのためじゃない!

  私はお姉ちゃんに寄り付く 虫を退治しようとしてるの!

  私にはお姉ちゃんしかいらないし、お姉ちゃんには私しかいらないでしょっ!

  だから…』

唯「憂…ダメだよ……そんなの私のためにも憂のためにもならないよ…!」

憂『どうして…?』

唯「だってあずにゃんは私の大切な後輩だよ?! 憂の大切な友達だよ?!」

憂『…』

唯「死んじゃったら……もう会えないんだよ……?」 ポロ ポロ

憂『そうだね』

唯「だから……こんな事やめようよ… ね?」

憂『はは わかったよ…』

唯「憂…!」

憂『あなたお姉ちゃんの偽者でしょ?あ、ドッペルゲンガーなのかも』

唯「!? 憂!?」

憂『 お 姉 ち ゃ ん は そ ん な 事 言 わ な い っ ! ! ! 』


憂『お姉ちゃんは私のやる事を否定したりしないもん!!!!!!』



440 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:25:43.00 ID:n4kN41c0

チャキッ

憂『だったら… 殺してもいいよね?』

唯「憂?!」

憂『もう一度だけ言うよ、お姉ちゃん

  そこをどいて どかないなら怪我をしてもしらないよ』

唯「どかない」

憂『そっか………



  もういいよ… 死んで』

スッ ブンッ


ガシッ


唯梓「!?」

憂『!!』


律「なんとか間に合ったみたいだな!」 ググ…

唯「りっちゃん!」
梓「律先輩!!」

律「笑顔を届けるキャンディアップル!! 放課後レッド!!!」

律「ただいま参上!!!」



441 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:26:10.27 ID:n4kN41c0

憂『くっ…』

律「こうやって手首を掴めば…危ないものは振り回せないよな?憂ちゃん」 ググ…


梓「律先輩、一体どうして…」

律「言っただろ? 私達に任せとけって

  澪も紬ももうすぐ来る!」

梓「……もう 遅すぎです」

律「ヒーローは遅れてやってくるもんなんだよ!」

憂『…』 スッ チャキッ

唯「! りっちゃん、危ない!」

律「へ?」

ブンッ

律(しまったっ… 左手にもう一本…!!)

ガシッ

憂『なっ』

紬「ヒーローは遅れてやってくるものなのよね」 ニコッ

紬「甘いハチミツレモネード!!放課後イエロー!!!!」

紬「ただいま参上!!!」



442 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:26:53.93 ID:n4kN41c0

唯「ムギちゃん!!」

梓「ムギ先輩!」

律「ムギ!流石!!」

紬「りっちゃん気をつけないと駄目じゃない」


タッタッタ

澪「唯、梓 大丈夫か!?」

唯「澪ちゃん!」

梓「澪先輩も!」

澪「爽やかなブルーハワイ!!放課後ブルー!!!!」

澪「ただいま参上!!!」


憂『ケイオンジャー勢ぞろいって訳ですか…』

律「ああ、そうだぜ! どうする?大人しく投降するか?」

憂『私は構いませんよ

  殺しに行く手間が省けましたから』

律「…っ」 ビクッ

紬「で、でも両手を塞いでるから何も…」

くるっ

憂『両足は残ってますよ?』

ブンッ

律 紬「!」

バッ バッ



443 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:27:30.28 ID:n4kN41c0

紬「あの耐性からキック!?」 ザッ

律「どう言う身体能力してんだっ!!」 ザザッ


憂『皆さんの言う所の怪人の力のおかげです』

憂『この力のおかげで私は…本当の私に気付けたんですから…!』


梓「…やっぱり怪人絡み!」

唯「憂…!」


憂『それじゃあ皆さん

  私とお姉ちゃんのために…全員まとめて逝ってください』 ニコッ

律「…っ」

紬「…」

澪「…」



444 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:28:02.61 ID:n4kN41c0

……

近くのビルの屋上


??「…」


??「…」


??「想像以上ね…」


??「……これが怪人達の力を凝縮した力」


??「…」


??「あの子は力に振り回されてるみたいだから…

   そこが弱点なのかもしれないけど…」


??「さあ…あなた達はどう立ち向かうの?」


??「ケイオンジャー…」



445 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:28:35.79 ID:n4kN41c0

……

澪(私の必殺技なら…

  憂ちゃんの動きを止められて、正気に戻せるかもっ)

澪「…」 ギュイイイイイイン


澪「ときめきシュ  

シュッ シュッ

澪「え?」

ターン ターン

澪「…??」

澪(両脇を何かが掠めた…?)

憂『澪さん 余計な事しないでください… 次は当てますよ?』

澪「へ?」

澪「…」 チラリ


澪(は、背後の壁に包丁刺さってる!!!?!)



446 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:29:29.36 ID:n4kN41c0

澪「あ、あわわわ…」 ガクガクガクガク

紬「ほ、包丁が だ、弾丸みたいに……」

律「唯… 憂ちゃんの本職ってアサシンか何かなのか?」

唯「違うよ! 憂は高校生だよ!」


梓「で、でも チャンスです!!」

律「ああ、憂ちゃんが凶器を手放した今がっ」

スッ チャキッ

スッ チャキッ

憂『まだまだありますから大丈夫ですよ』 ニコッ


律「…唯 憂ちゃんの本職は包丁屋さんなのか?」

唯「違うよ! 憂は妹だよ!」



447 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:30:06.17 ID:n4kN41c0

憂『それじゃあ皆さん

  どんどん投げますから、頑張って避けてくださいね』

律澪紬唯梓「へ?」

シュッ シュッ

律「うおっ」 ササッ

紬「きゃっ」 バッ

ターン! ターン!

憂『まだまだ行きますよ』

スッ チャキッ

スッ チャキッ

唯「ちょっ 憂 まっ…」

シュターン! シュターン!
 
澪「ひいいいいいい!」

スッ チャキッ

スッ チャキッ


律「い、一体何本持ってるんだ!?!?」

憂『ハハハハハハ! 私の包丁は108本までありますよ!』

律(どんだけっ!?!)



449 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:30:51.20 ID:n4kN41c0

シュターン! 律「くっ」 スサッ

シュターン! 澪「うわぁあっ!」 バッ

シュターン! 紬「あっ!」 サッ

憂『皆さん避けてるだけじゃあ、どうにもなりませんよ?』 スッ チャキッ

唯「憂ぃ やめて 憂!!」

憂『お姉ちゃんもそこに居たら危ないよ?』 スッ

シュターン! 唯「わっ!」

唯「憂!!」

憂『ごめんね、お姉ちゃん

  でもここに来たお姉ちゃんが悪いんだよ…』 スッ チャキッ

唯「…」


梓(…)

梓(私も守られてるばかりじゃダメだ…)


梓「変身!!」

キラキラキラー 裸 シュピーン!!

梓「ちょっぴりビターなチョコレート! 放課後ブラック!!!」



450 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:31:25.30 ID:n4kN41c0

梓(私が…私が憂を止めないと!!)

唯「! あずにゃん!」

律「梓!」


梓「…」 ザッ


憂『??? …何? 梓ちゃん

  そんな所に立って… 的になりに来たの?』


梓「…そうだよ」

憂『!』

唯「あずにゃん!?」


憂『アハハハ! 梓ちゃん もしかして自殺志願なの?』

梓「違うよ」


憂『? じゃあ何? どう言うつもりなの?』

梓「わかんない、憂?」


憂『…』

梓「当てられるもんなら当ててみろって言ってるのっ!!!!」

憂『なっ!!』



451 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:32:14.93 ID:n4kN41c0

律「あ、梓の奴 憂ちゃんを挑発したっ?!」

澪「ど、どう言うつもりだ?!」

紬「……梓ちゃん、憂ちゃんの攻撃が自分だけに来るようにするために…」

唯「!! そんな、あずにゃん!」


梓「大丈夫です!」

唯「!」

梓「私なら大丈夫です! 安心してください、唯先輩!」 ニコッ

唯「…あずにゃん」


憂『…ハハハハハハハハハハ! 大した自信だね、梓ちゃん!』

梓「……憂が一番最初に狙ったのは私… それはどうしても私を殺したいから…

  だったら先輩たちより先に私を狙えばいいじゃない!!」

憂『…そうだね 梓ちゃん いいよ 乗ってあげる』

憂『お望みどおり! 刺し殺してあげる!!

  メッタ刺しにしてあげる!!! 蜂の巣にしてあげる!!!

  ミンチにしてあげる!!!! ミンチにしてハンバーグにしてあげる!!!!

  そうだ! せっかくだから梓ちゃんのハンバーグ皆さんに振舞ってあげるよ!!!!!!』

憂『 ア ハ ハ 八 八 ノ ヽ  ノ  ヽ ノ  ヽ ノ    \   /   \  /     \  !  !  !  !』



452 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:32:51.13 ID:n4kN41c0

憂『じゃ、始めよっか 梓ちゃん』

シュッ   シュッ

梓「…必殺」 ギュイイイイイイン

サッ ササッ

ターン!! ターン!!

憂『…まあ…これくらいは避けられるよね』 スッ スッ

憂『じゃあ、次はどうかな』 チャキッ チャキッ

シュッ
    シュッ

梓(時間差… でも…)

サッ

  ササッ

ターン!!

 タターン!!

憂『っ!』


梓「いくら弾数があっても… 一度に投げられるのは2本まででしょ…!

  つまり一度に2本避けれれば 理論上…私は 全 部 避 け ら れ る !!!!!!!!」

憂『っ……簡単に言ってくれるよね』



453 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:33:22.25 ID:n4kN41c0

律「…確かに梓の『スピード』なら…憂ちゃんの包丁を簡単に避けられる…」

シュターン!!! サッ  シュターン!!!!!! ササッ

澪「でも…『スピード』の発動にも限界があるだろ!」

シュターン!!!! サッ   シュターン!!!! ササッ

紬「…でも憂ちゃんの包丁の数にも限界はあるわ……

  梓ちゃんの体力が尽きるのが先か…… 憂ちゃんの包丁が尽きるのが先か……」

シュターン!!!! サッ   シュターン!!! ササッ

唯「…憂 ……あずにゃんっ!」


シュターン!! サッ  シュターン!!! ササッ


憂『……っ』

梓「… 焦ってるね、憂…… …」

憂『……梓ちゃんこそ』 スッ スッ

梓「まあね… でも… 私は負けないからっ!」

憂『…そう 私も負けるつもりはないよ』 チャキッ チャキッ



454 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:33:58.81 ID:n4kN41c0

シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ

シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ

シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ

シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ

シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ


律「…私ら 蚊帳の外だな」

澪「お前、この間に割り込めるのか?」

律「無理だな」

澪「…今は梓を信じるしかないだろ」

紬「梓ちゃん…頑張って」

唯「……あずにゃん」



455 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:34:31.21 ID:n4kN41c0

シュシュッ

サササッ

ターン!!! ターン!!!!

憂『ハァハァ… いい加減しつこいよ、梓ちゃん…』 スッチャキッ スッチャキッ

梓「ハァ… ハァ… それ憂に言われたくない」

シュッ
  シュッ

サササッ

ターン!!!
  ターン!!!!

憂『……いい加減にしてよ……』

梓「…」

憂『もういい加減にしてよ!!! なんで邪魔するの!!!!!』

シュターン!! シュターン!!!! サササッ

憂『お姉ちゃんのことも!!! 今回のことも!!!!!』

シュターン!!!! シュターン!!!! ササッ

憂『いつもいつも何から何までっ!!!!!!!!!』

シュターン!!!  シュターン!!!! サッ

憂『なんで私の邪魔をするのっ!!!!!!!!!!』

サッ 

梓「……憂」



456 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:35:08.46 ID:n4kN41c0

憂『もう嫌だよっ!!! もう抵抗するのはやめてっ!!!!

  大人しく死んでよっ……!!!!!』 ポロ… ポロ…

シュターン!!!!  シュターーン!!!

梓「…」 ササッ

憂『私……梓ちゃんの事大好きだもん……

  これ以上傷つけたくないの………

  お願いだから もう死んで…っ』 ポロ ポロ

シュターン!!  シュターーん!!!

梓「支離滅裂だよ、憂」 ササッ


梓「残念だけどそのお願いは聞けないかな

  私、まだ死にたくないし

  それに…そんな悲しそうな顔で頼まれたら…


  絶対に助けてあげたくなるじゃない」

憂『…っ!!』



457 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:35:56.64 ID:n4kN41c0

シュターン!!! サッ シュターン!!!サッ
                            シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ
シュターン!!! サッ
               シュターン!!! サッ
                              シュターン!!! サッ
                                             シュターン!!! サッ

シュターン!!! サッ
 シュターン!!! サッ
  シュターン!!! サッ
   シュターン!!! サッ

                                   シュターン!!! サッ
                シュターン!!! サッ
                              シュターン!!! サッ
                        シュターン!!! サッ


シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ シュターン!!! サッ


                シュターン!!! サッ
                             シュターン!!! サッ

律「…もうあたり一面の壁が包丁だらけだな」

澪「何も知らない人が見たらどう思うだろうな」

紬「何かのおまじないとかっ!」

律「嫌なおまじないだな」



458 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:36:31.59 ID:n4kN41c0

憂『ハァ…… ハァ……』

梓「ぜぇ…… ぜぇ……」


紬「…もう どっちも限界みたい…」

唯「…」


梓「うぅ…」 グラッ


唯「!! あずにゃん!!」


憂『ハハ… 梓ちゃんやっと限界?』 スッ スッ

梓「ぜぇ…ぜぇ…」 

憂『じゃ…じゃあ…コレでとどめだね…… バイバイ、梓ちゃん…』 チャキッ チャキッ

シュッ シュッ

梓「!」

唯「あずにゃんっ!!!」

梓「…」 ヨロッ


ターン! ターン!



459 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:37:14.11 ID:n4kN41c0

梓「……間一髪だね……」

憂『くっ……』


憂『でも、そんな状態じゃ、次は避けられないでしょっ!!』 スッ スッ

憂『…』

憂『…あ、あれ?』

スッ スッ

憂『え、嘘……』


律「…? 憂ちゃん…どうしたんだ?」


梓「…108本」

憂『!!』

梓「さっきので丁度108本だよ、憂…!」


律澪紬唯「!!!!」

澪「数えてたのかっ!?!」

唯「あ、あずにゃん凄いっ!!!」

律「て言うか憂ちゃん108本投げきったのかよ!!」

紬「どうりで…あたり一面が包丁だらけに!」



460 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:37:59.80 ID:n4kN41c0

憂『そ、そんな……』 ドサッ

梓「私の勝ちだね、憂」


憂『あ、あああ…』

梓「憂……」


憂『……嫌  ………嫌だよ

  また1人になっちゃう…… そんなの嫌だよ………』

唯「うい……」


トコトコ スッ

梓「…」 ギュッ

憂『…えっ』

梓「…大丈夫だよ、憂… 憂には唯先輩がいる…

  それに私もいるから……」

憂『…あずさ……ちゃん』





憂『引っ掛かったね』

梓「えっ?」

サクッ



461 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:38:37.72 ID:n4kN41c0

梓「…あ」

律澪紬「!!!!」

唯「あ、あずにゃん!!!」

憂『…ハハ

  ハハハ

  アハハハハハハハハッ!!!!

  アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \!!!!!!!!!

  残念だったね!!!! 梓ちゃん!!!

  私、実はもう一本持ってたんだ!!! アハハハハハッ』

梓(……そっか……そうだよね、憂は) パタッ


律「あずさっ!!!」 ダッ

唯「あずにゃんっ!!!」 ダッ


憂『来ないでっ!!!!』 スッ

唯律「!!」



462 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:39:14.62 ID:n4kN41c0

憂『来たら私死んじゃうかも』


律「っ!」

唯「う、憂…どうして…どうしてっ!!!!」


憂『お姉ちゃん……私もうダメだよ』

唯「えっ…」

憂『私、梓ちゃん刺しちゃったもん……

  大切な 大切な友達だったのに……』 ポロ ポロ


憂『あずさ……ちゃん……』


憂『っっっ!!!!!!!』


憂『うわぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!』

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…


澪「!!!」

紬「な、何?!」



463 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:39:49.72 ID:n4kN41c0

憂『あああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!』

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…


唯「憂!?! 憂っ!!! どうしたの憂っ!!!!!!」

澪「じ、地面が揺れてるっ!?!」

紬「!! 見てっ」

律「!!! 憂ちゃんから…黒い何かが……!」


憂『ああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!』 コッォオオオ

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…

唯「ういっ!!」

律「よせっ!唯っ!!」 ガシッ

唯「離してりっちゃん!! 憂がっ!!!!」

律「様子が…おかしい… 今は離れるぞ!!」

紬「梓ちゃん、連れてきたわ!」 

梓「…」 グッタリ

澪「グッタリしてるけどまだ息はある!!」

律「! よしっ!! なら一旦離れる!!!」

唯「ういぃいいいいっ!!!」



464 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:40:19.35 ID:n4kN41c0

……

近くのビルの屋上


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

??「どう言う事……?」


??「……力が……暴走してるの??」


??「……ここまでなんて……聞いてないわよ……」


??「…」


??「!!」


??「あれは!!」



465 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:41:16.09 ID:n4kN41c0








   巨大憂『   十 `  ナ| 十  十      .十   .十   十   ノ    | | | | |
          <l ̄)  乂 巾  ..レつ や <レつ <レつ <レつ /‐、ノ  ! ! ! ! !  』







466 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:41:42.51 ID:n4kN41c0

……


律澪紬「きょ、巨大化したあああああああああああああっ!!!!!!!!?」



唯「う、憂… あ、あんなに大きくなっちゃって……」

澪「い、いいいい 言ってる場合か!!?!」


紬「……もしこのまま暴れられたら… この町は……大変な事に…」

澪「ど、どどどどど どうするんだっ!?!」


律「……ついに…… この時が来たか……」

紬「! りっちゃん、もしかして何か手があるの!?」

律「ああ…」


律「ケイオンジャーの秘密兵器を使う時が!!!」

唯澪紬「!! 秘密兵器!!!」



467 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:42:24.58 ID:n4kN41c0

澪「そ、それを使えば何とかなるのか!?」

律「ああ、まさしくこの時のために作ってもらったようなものだからな…

  まさに 『こう言う事もあろうかと』 だっ!」

紬「それで! その兵器って言うのはっ!?」


律「ああ、ケイオンジャーの秘密兵器…

  それは  巨 大 ロ ボ ッ ト ! ! ! ! 」

唯澪紬「!! なんとっ!!!」


律「その名も…

   大 旋 士  ケ イ オ ン ガ ー ! ! ! !」

唯澪紬「け、ケイオンガー!!!?」

唯「ご、ゴツイ名前だね…!!」

律「ちなみに ”だいせんし” の ”せん” は

  戦うの ”戦” じゃなくて 旋律 の ”旋” な」



468 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:43:16.55 ID:n4kN41c0

澪「そんな事はどうでもいい!! それを使えば憂ちゃんを止められるんだよな!?」

律「わからん!!!!」

澪「わからないのかっ?!!」

紬「それでも何でもやってみるしかないわっ!!」

澪「そ、そうだなっ!」

唯「それで りっちゃん! ケイオンガーは何処に!?!」

律「……さわちゃんはこう言ってた

  ケイオンジャー全員が心を1つにして 『レッツゴー! ケイオンガー!』 って叫べば…

  ケイオンガーは何処にでもすぐにやってくるって!」

唯「わかった! りっちゃん、じゃあ早速!」

紬「……待って  ケイオンジャー全員? それって」

澪「梓も含まれてるんだよな…?

  だとしたら今は呼べないんじゃあ……」

唯「そ、そんな…」


梓「私なら平気です」

唯律澪紬「!!!」



469 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:43:59.43 ID:n4kN41c0

唯「あ、あずにゃんっ!!!!大丈夫なのっ!?!」

梓「言ったじゃないですか…私は大丈夫だから安心してくださいって」

律「梓、お前どうしてっ!? 憂ちゃんに刺されて倒れたんじゃ……」

梓「刺されてませんよ」

澪「えっ…でも…」

梓「倒れたのは直前まで必殺技を使い続けてたから…疲れてただけです」

紬「…確かに…さっきは突然の事で焦ってたから…

  気付かなかったけど……刺された後が無い……?」

唯「どうして…?」


ズゴゴゴゴゴゴ!!


律澪紬唯梓「!!!!!」
 



470 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:44:47.28 ID:n4kN41c0







   巨大憂『   十 `  ナ| 十  十      .十   .十   十   ノ    | | | | |
          <l ̄)  乂 巾  ..レつ や <レつ <レつ <レつ /‐、ノ  ! ! ! ! !  』





471 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:45:21.18 ID:n4kN41c0

梓「今は私の事はいいです!!!とにかく憂をどうにかしないとっ!!!」

澪「ああ!街がめちゃくちゃになる前に早くしないとっ!」

紬「ええ!無事ケイオンジャーも5人揃った!!」

律「よしっ!! ケイオンガーを呼ぶぞっ!!!!」

唯「憂…今助けに行くからね!!!」



律「せーのっ!!」


唯律紬澪梓「レッツゴー!!!! ケイオンガー!!!!!!!」






キランッ



472 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:45:47.77 ID:n4kN41c0


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!


       ビューーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!


唯「あ、アレは!!

  でっかい ギー太!!!!!!!!!」

澪「エリザベスも!!?」

梓「むったんも大きいです!!!」

紬「キーボードもあるわ!!!」

律「私のドラムもなっ!!!」


律「そして!!合体!!!」

ガシィン!!

           ガガンッ!!!!

                          ガッシャアアン!!!


唯「合体!!?」

律「ああ!!合体ロボだっ!!!!!!」


さわ子メモ【 ケイオンジャーそれぞれの楽器が1つになったその時 大旋士ケイオンガーが目覚めるわ!!!】



473 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:46:22.66 ID:n4kN41c0

両足!!
        キーボード!!!!
                       ガシャアアン!!

胴体!!
        ドラム!!!!
                       ズドーン!!!

左手!!
        エリザベス!!!!
                       ズシャアアン!!

右手!!
        むったん!!!!
                       ギラァアン!!!

頭!!
        ギー太!!!!
                       ドッシャアン!!


大旋士!!!!

             ケイオンガー!!!!!!!

                                  ババァアァアン!!!

ケイオンガー「…」 バァアン!


律「…」

律「だ、ダセェ!!!!!」

ケイオンガー「!」 ガーン!


さわ子メモ【 どうせ使う機会なんて無いと思ってたから ビジュアルなんて全然気にしていなかったわ!!! 】



474 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:46:52.90 ID:n4kN41c0

澪「…さわ子先生……仕事が適当じゃないか…?」

梓「ま、まあ… 巨大ロボットを作れただけでも凄いと思いますよ……?」

紬「そ、そうよね… だ、だからりっちゃん!

  元気出して!」

律「…」 ズーン

唯「か、カッコイイ!!!」 キラキラキラ…


……

近くのビルの屋上


??「へー… 今は巨大ロボットなんてのもあるのね

   あまり…カッコよくはないけど…」

??「…」

??「それにしても感情を暴走させて巨大化か…

    怪人の力… 底知れないわね……」



475 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:47:19.77 ID:n4kN41c0

……

紬「と、とにかく乗り込みましょう!」

律「あ、ああ…この際、見た目の問題は無視だ……無視しよう……うぅ…ちくしょー…」

梓「無視しきれてませんね…」

澪「それで、どうやって乗り込むんだ?」

律「…私に任せとけ!」 バッ


律「ケイオンジャー!! 搭乗!!!!」

澪紬梓唯「!」 パッ


コクピット!

律澪紬梓唯「!」 パッ

唯「お、おおおおお!!ここがコクピット!?」

梓「ま、街が一望できます…」

紬「すごい!!すごい!!!」

澪「た、高いな……」


さわ子メモ【 乗り込む時は、『ケイオンジャー搭乗!』って叫べばすぐにコクピットまで移動できるわ! 】



476 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:47:48.88 ID:n4kN41c0

巨大憂「おねえちゃああああああんっ!!!!!!!!!」


唯「憂……今助けるからね!!!」

律「よぉし!! ケイオンガー 発進だ!!!!」

紬「動かす時はどうするの?」

律「それは…


さわ子メモ【 動かす時は5人の思いを1つにすること、
         皆が『歩きたい』と思えば ケイオンガーは歩き出すわよ! 】


律「よし!ひとまず前進だ!!」

唯律澪梓紬「ケイオンガー! ゴー!」


ケイオンガー「…」 ギランッ!

ケイオンガー「…」 ゴゴゴゴ…


梓「すごいっ! 動いてます! 動いてますよっ!!」


ケイオンガー「…」 ゴゴゴグラッ…ゴゴゴ…


澪「うわっ… で、でも何かバランス悪くないか?」

紬「キーボードの足だから……」

律「体重が支えきれてないって訳か……」 ガクッ

澪「仕事が適当じゃないか…?」


さわ子メモ【 まず使う事なんてないだろうって思ってたから!
         全体のバランスだとかは気にしてなかったわ!!! 】



477 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:48:31.15 ID:n4kN41c0

唯「それで…次はどうするの?」

律「えっと… とりあえず憂ちゃんを止めるんじゃないか?」

梓「どうやってですか?」

律「…」

律「鉄拳制裁?」

唯「!! ダメだよ!!! 憂をぶつなんて可愛そうだよ!!!!」

律「って言われてもさぁ…巨大ロボットでできる事は戦うくらいだろ……」

律「と、とにかく右パンチだ!右パンチ!」


ケイオンガー「…」 ゴォオ!


梓「!! ダメです!!! 右手はむったんじゃないですか!!!壊れちゃいます!!!!」


ケイオンガー「…」 グググ…


律「え、えぇ… じゃ、じゃあ左パンチか?」


ケイオンガー「…」 ゴォオオ!


澪「!! おいダメだぞ!!!! 左手はエリザベスなんだから!!!! 壊れたらどうするんだ?!」


ケイオンガー「…」 グググ…



478 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:49:02.15 ID:n4kN41c0

ケイオンガー「…」 ゴォオオ!

ケイオンガー「…」 グググ…

ケイオンガー「…」 ゴォオ!

ケイオンガー「…」 グググ…



巨大憂『?』


近くのビルの屋上

??「……何してるのかしら……」



コクピット!


律「ああっ!!もう!!!!どうしろって言うんだ!!!!!」

唯「ダメだよ!!」 澪「ダメだ!」 梓「ダメです!」

紬「み、みんな落ち着いて!!! こ、このままだとバランス崩して…

  倒れちゃ


ケイオンガー「…」 グラッ


律唯澪梓紬「あ」


ガラガラガラガッシャアアアアアアアン!!!!!!!!



479 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:49:33.49 ID:n4kN41c0

近くのビルの屋上

??「へ? く、崩れた???」


さわ子メモ【 もうぜっっったいに使う機会なんて無いと思ってたから、
         安全性なんて全く気にしてなかったわ!!!! 】



巨大憂『!!!!!』


巨大憂(さっきお姉ちゃん達があの中に乗り込んでたのを見てた…)

巨大憂(じゃ、じゃあ……お姉ちゃんは……あの中に巻き込まれて……)

巨大憂『おねえ……ちゃん?』


瓦礫の山   シーン…


巨大憂『う、うそ……』

巨大憂『わ、私のせいで……お姉ちゃんが………お姉ちゃんがっ…』


巨大憂『 お 姉 ち ゃ ん っ ! ! ! 」 シュウゥゥ…



480 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:50:01.84 ID:n4kN41c0

近くのビルの屋上

??「あら…? 収縮してる……???」


大憂「お姉ちゃんっ!!!!  お姉ちゃんっ!!!!」 シュウゥゥ…


黒い玉 スポーン


??「!! 怪人の力が……抜け出た??」


??「…」


??「っと、呆けてる場合じゃなかった… 回収しないと」

??「よっと」 タッ


黒い玉 ピュー

ガシッ

??「よし、キャッチ!」 スタッ



481 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:50:36.67 ID:n4kN41c0

憂「お姉ちゃんっ! 返事してよっ!!!ねえっ!!!お姉ちゃん!!!!」


瓦礫の山 シーン…


憂「…あ…あああ…」 ポロ ポロ

憂「嘘…嘘だよ、こんなの……」 ポロ ポロ

憂「わ、私のせいで……

  お姉ちゃんがぁ…… 梓ちゃんがぁ……」 ポロ ポロ

憂「軽音部の皆さんが……」 ポロ ポロ

憂「そ そんな……」 ポロ ポロ

憂「私……どうしてこんな事……こんな……こんなつもりじゃあっ…!」


憂「ごべんなざいっ あずざちゃん… おねえぢゃん… ごめんなざいっ!!!!」

憂「わたし いっしょうけんめいあやまるからっ…!

  ゆるしてもえなくても…えっぐ… あやまるからぁっ!!」 ポロ ポロ

憂「うわぁあああああんっ!!!!」

憂「だから生き返ってよ!! お姉ちゃん!! あずさちゃん!!!!!」 ポロ ポロ

憂「うわぁあああああああああんっ!!」


なかないで うい

憂「えっ……」



482 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:51:26.68 ID:n4kN41c0

ギュイイイイイン

瓦礫の山 ゴゴゴゴゴゴ…

紬「ふんぬ!」 ギュイイイイイン


憂「! ムギさん!?」


紬「よいせっと!」 ヒョイ

瓦礫 トスン

律「ぷはぁ! シャバの空気はうまい!!!」 ヒョコッ


憂「律さん!?」


澪「ふぅ……ムギが力持ちで助かったよ…」 ヒョコッ


憂「澪さん!?」


梓「まったく さわ子先生の仕事が適当だったせいで散々な目にあいました…」 ヒョコッ


憂「梓ちゃん!?!」


唯「うい!!!」 ヒョコッ


憂「お姉ちゃん!!!!!!!」



483 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:52:15.07 ID:n4kN41c0

唯「うい!大丈夫?うい」

憂「……う………うぅ…お姉ちゃんっ!!!」 ダッ

唯「わわっ、どうしたの…憂?」

ギュッ

憂「よがっだ……よがっだよぉ…っ!!!」

唯「…憂 …良かった元に戻ったんだね?」

憂「…ぐすっ」

唯「もう!! めっ!だよっ!! こんな事したら!」

憂「おねえぢゃん… ぐすっ」

唯「…ほら、何か言う事は?」

憂「おねえぢゃん ごめんなざいっ!!!

  あずさちゃん ごめんなさいっ!!! 皆さん ごめんなざいっ!!!!」

唯「うん…憂、ちゃんと謝れたね… いい子いい子」 ナデナデ

憂「うぇえん!!」


律「…本当に仲のいい姉妹だな」

澪「ああ…」

紬「…うん」



484 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:52:59.54 ID:n4kN41c0

梓「うい…」

憂「…梓ちゃん… うっ ぐすっ

  …わ、わたじ…  あずざぢゃんに…  なんて謝ったらいいのかぁ…」 ポロ ポロ

梓「…」


梓「先輩たち、少しの間だけ 向こうに行ってて貰ってもいいですか?

  ちょっと2人だけで話したくて…」

律「…わかった」

唯「あずにゃん…

  あまり憂を怒らないでね……」

梓「はい、わかってます 唯先輩」

唯「本当?」

梓「ええ、大丈夫ですから」

憂「…」

……



485 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:54:00.30 ID:n4kN41c0

梓「…」

憂「あずさちゃん……っ!!

  ごめんなさいっ!!!! 刺したりしてごめんなさいっ!!!!!!!」

梓「なんで謝るの?」

憂「えっ……ぐずっ」

梓「私、何処も刺されて無いよ?

  だから謝られることなんて無いよ?」

憂「さ、刺されてない? で、でも…たしか私…サクッって…」

梓「だって、憂…

  私を刺したこれ…


  玩具じゃん…」

憂「へ?」

梓「ほら、憂が私を脅かす時に使った…

  刃先…って言ってもプラスチックだけどここを押すと引っ込む奴…」 カチャカチャ

憂「…え」

梓「…憂、焦りすぎだよ」 クスクス

憂「そ、そうだったんだ…

  あ あははは…そっか…

  ぞっがぁ…グスッ……よかっだ…よかっだよ… ぐずっ 」 ペタンッ



486 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:55:32.87 ID:n4kN41c0

梓「結局ね……憂は…優しすぎるんだよ」

憂「…そ、そんなこと」

梓「ううん、優しいよ… 口では殺す殺すって言っても…

  無意識のうちに躊躇したり…手加減しちゃうくらい」

憂「…」

梓「私を脅した時に玩具を使った事もそうだし…

  例えば 最初私に襲い掛かって来た時……全然本気じゃなかったでしょ?

  沢山の包丁を体中に仕込んでて、弾丸みたいに放つ事ができたのに

  襲い掛かる時はわざわざメールで気付かせて……その後もずっと包丁1本で戦ってたし」

憂「…」

梓「先輩達に包丁投げた時だって、当てる気なんて全く無かったんじゃない?

  それに私の時も…今考えればアレだけ投げた包丁が最後まで1度まで当らないなんてありえないよ」

憂「…」

憂「…半分は……本気だった……」

梓「半分本気って半分手加減って事だよね、それじゃあ本気って言わないよ」

憂「…」

梓「て言うか本当の本当に、 本気で私達を殺すつもりだったなら

  私を刺したと思ったときとか… 唯先輩が瓦礫の山の下敷きになったと思った時とか

  泣き叫んだりしないでしょ」

憂「…そ、それは」



487 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:56:37.28 ID:n4kN41c0

梓「今回ね 憂が暴れちゃった理由にしたってそう…

  唯先輩や私が… 全然、憂に構ってあげられなかった…

  それって私達が悪いじゃん」

憂「! そ、そんなことない!」

梓「ううん、私達が悪い!

  それでも憂は、こうなるまで文句の1つも言わなかったし

  愚痴の1つもこぼさなかったでしょ?」

憂「…」

梓「憂は優しすぎるの! それで我慢しすぎ!

  もっと今回みたいに本音でぶつかってくれてもいいんだよ!」

憂「ぜ、全部本音だったわけじゃないよ…?」

梓「わかってるよ」

憂「うん……」

梓「でも……本音でぶつかってきてくれたらさ…

  私も本気で受け止めるから…今回みたいに」

憂「…梓ちゃん」

梓「今まで1人だけ我慢させてごめんね…憂」

憂「梓ちゃんが謝ることは…」

梓「ううん、謝らせて… ごめん」

憂「…うん」



488 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:57:14.35 ID:n4kN41c0

憂「うぅ…ぐすっ」

梓「…」

憂「ごめんね、梓ちゃんっ…

  本当にごめんねっ… 私…梓ちゃんの事たくさん傷つけちゃった…っ

  こんなにも素敵で大切な私の友達なのにっ…」

梓「…憂  …そりゃあ、たまには喧嘩くらいするよ

  だって友達なんだから」

憂「梓ちゃんに沢山酷い事言っちゃったっ… ごめんねっ…」

梓「ああ、アレかぁ… うん…アレは結構傷ついたかも……」

憂「そうだよね… 本当にごめんなさいっ…!」  

梓「…」



489 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:57:44.84 ID:n4kN41c0

梓「ねえ憂」

憂「?」

梓「憂さ、ちょっと異常なくらいシスコンだよね

  高校生にもなってそれはどうかと思うよ?」

憂「!」 ガーン

憂「うぅ……」

梓「憂」

憂「…ぐすっ」

梓「私、今結構 酷い事言った、ごめん」

憂「えっ」

梓「でも憂も沢山私に酷い事言ったじゃない

  だからさ、これで おあいこって事で」 ニコッ

憂「あずさ…ちゃん」

梓「ね、いいでしょ?」

憂「…うん!

  梓ちゃん…ありがとう…」 ニコッ



490 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:58:28.84 ID:n4kN41c0

……

憂「皆さん、ご迷惑おかけして本当にすみませんでしたっ!!」 ペコッ

律「いいっていいって!」

澪「今回の事は、私達にも責任はあるしな」

憂「で、でも…」

梓「もう…憂、今日何回謝ってるの」

紬「ええ、憂ちゃん そんなに気に病まなくていいのよ?」

憂「…皆さん……っ」 ウルウル


憂「ありがとうございます!!」


唯「よかったよーっ! 憂が元の憂に戻ってっ!」 ギューッ

憂「もう! お姉ちゃんくすぐったい!」 クスクス

唯「えへへー!」

憂「ふふっ」 ニコッ


唯「こうして、今日も憂の笑顔が守られたのです!」

憂「うんっ!」 ニコッ



491 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:58:55.87 ID:n4kN41c0

律「守られたのはいいんだけど…」


壁に刺さった包丁 ズラーッ

瓦礫の山 ズーン!


律「…これの後始末どうしよっか?」

唯憂「あ…あはは…」

紬「あとで私の必殺技で片付けよっかぁ」 ニコッ

梓「私も手伝います!」


澪「……それと…もう1つ…」

律紬梓「…」

唯憂「?」


澪「梓…行けるか?」

梓「ええ、大丈夫です」 ギュイイイイン

……



492 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 08:59:29.25 ID:n4kN41c0

近くのビルの屋上!


??「特別な力を持たない普通の女の子……

    そんな彼女を暴走させ、巨大化させたこの力…

    最後はあの子が正気を取り戻してくれたおかげで

    コレが弾き出されたから…大事にはならなかったけど…」

黒い玉 コォオ…

??「……」

??「この力を使って… 何をするつもりなの…」

??「……」

??「直接聞くしかない…っかぁ…」

??「……」

??「……さて 私も帰りましょうか」

梓「そうは行きませんよ」

??「!!!!」



493 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:00:14.97 ID:n4kN41c0

梓「…」

??「…」

梓「…」

??「どうして…ここが?」

梓「…ケイオンガーのコクピットから見たら一発でわかりました

  すぐ近くのビルの屋上に怪しい人がいることは」

??「…どうやってここに?」


??「って決まってるか… 『スピード』のおかげよね」 フフ

梓「私からも質問いいですか?」

??「どうぞ」

梓「あなたが憂を操っていた犯人ですか…?」

??「半分正解、半分外れ ってところかしら

   あの子に怪人の力を与えたのは私達で、 あの子はその力に振り回された形だけど…

   それを操っていた、と言うのは少し違うと思うわ」



494 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:00:57.50 ID:n4kN41c0

梓「…」

梓「もう1つ…」

??「あら、何かしら?」

梓「あなたは何者なんですか?」

??「うーん……見ての通り…って言えばわかるかしら」


梓「見ての通りって……」

??「…」

梓「その姿……」

??「…」

梓「それじゃあまるで……」




梓「ケイオンジャー……じゃないですか…」


To be continued…
                               第七話『暴走する愛!!最大の敵は私の妹!?!』 完



496 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:07:25.80 ID:n4kN41c0

keionja_ui_yan_aa.png

怪人ファイル7

名称:平沢 憂

種族:人間(怪人パワー注入)

パワー:8383 (闇病)

必殺技:発狂<バーサク> (身体能力は強化されるが理性は失われる)

データ:平沢唯の妹。よくできた妹。中野梓、鈴木純の友人。
    とにかくよくできた妹であり、そのよくできったぷりは半端ではなく
    家事全般、姉の身のまわりの面倒等はもちろんの事
    さらにはギターの腕前、学業においても姉を上回る。(平沢姉妹は物覚えが良い)
    性格も良くまさに完璧超人なのだが1つだけ弱点があり、それが重度のシスコンである。
    そのためか原作、アニメですらシスコンである事がとにかく強調され、その影響はSSにも
    濃く現れる。そうして平沢憂が行き着いたキャラクターがヤンデレである。
    (なお、原作にはヤンデレ描写は全く無い 二次創作による誇張の極みがここにある)
    今回登場した平沢憂もそんなヤンデレな平沢憂の1人である。

ストーリー:放課後ピンクの妹、平沢憂は買い物帰りに何者かに拉致され、
      怪人パワーを注入される。怪人パワーを注入された憂は感情のままに
      その力を暴走させ、梓をはじめとしたケイオンジャー達を追い詰める。
      梓を刺し殺した(と思ってしまった)罪悪感により、さらに力を暴走させたため
      どう言う訳か巨大化するが、それを止めるために現れたケイオンガーが
      崩れた瞬間を目撃し、姉の身を案じた為に冷静さを取り戻す。




497 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:08:12.51 ID:n4kN41c0

      この事により怪人の力が抜け出たため、元の優しい平沢憂に戻ることができた。
      現在はケイオンジャーと供に行動中。心身ともに疲れている様子。
      いろいろ損な役回りでごめんなさい

.参考文献:ヤンデレ
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC

憂「やっほー!私は平沢唯だよ!」
ttp://www40.atwiki.jp/83452/pages/2611.html

唯「ギコギコギコギコギコ」
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498 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:09:21.56 ID:n4kN41c0

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499 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:11:27.47 ID:n4kN41c0

誤解が無いように言っておくと、唯も憂も梓も大好きです
唯憂、唯梓、憂梓、どんとこいです

残り2話、ラストバトルになりそうですが
次はまた遅れるかもしれない…




495 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:06:06.30 ID:VZgu1lgP

次回も期待!!



500 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 09:11:32.28 ID:jYpavU6o

乙だ
病み憂はラスボスかと思ってたよ



501 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 11:16:37.32 ID:lXHe/.AO

おつ
ういいいぃぃぃ



502 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 16:04:14.53 ID:XYXglwSO

おつ
やはり梓憂は宇宙の真理だにゃん



503 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/05(日) 21:45:11.49 ID:HoYDxR.o

かずにゃん戦のおかげで精神的にも強くなったんだなぁ、きっと



504 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/06(月) 03:37:37.57 ID:ixASouY0

待て、無理矢理怪人にされたんだから俺の嫁が謝る必要は全然無いぞォォォォ!!!!!!!

まぁ冗談はさておき乙です。



507 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/06(月) 18:41:47.88 ID:6Q6mMIAO

乙ー!憂っょぃ…





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