SS保存場所(けいおん!) TOP  >  ガンダム >  唯「グリプス戦役!」#第二話 エゥーゴ!

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「グリプス戦役!」#第二話 エゥーゴ! 【ガンダム】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284974948/l50


唯「グリプス戦役!」#index




31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:34:56.98 ID:zccx4x.o

第二話 エゥーゴ!

UC0087、2月。純は、訓練施設を卒業した。
配属先はマゼラン改級戦艦カキフ・ライ、職域は戦闘機パイロットだった。

純「こんにちは~」

姫子「来たわね、新入り。」

純「あれ、生徒会長?」

和「あなた…確かジャズ研究会の…」

純「鈴木 純です。」

姫子「奇遇ね、この艦の戦闘機乗りは全員桜ヶ丘高校出身だわ。」

和「まあ出身校はどうでもいいわ。あなたの腕を見てあげる。デッキに上がりなさい。」

純の顔が曇る。

純「ええ~、いきなり訓練ですか~?」





32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:35:29.87 ID:zccx4x.o

和「あなた調書に書いてあるとおりの性格みたいね。」

純「な…なんて書いてあったんですか?」

和「MS操縦、優秀。戦闘機操縦、優秀。中型航宙船舶、適性なし…」

純「私優秀だったんだ!うれしいな!」

和「まだあるわ。性格にムラッ気あり。素行不良。配属部隊において服務教育の徹底を必要とす…」

純「」

姫子「プッ…」

和「あなたの調書を暗記していたら吐き気がしてきたから、ここらへんまでしか憶えていないわ。」

純「す…すみません…」

和「もういいから、デッキに上がりなさい。」

純は、暗い気持ちでデッキにあがった。
戦闘の脇役である戦闘機、暇そうな仕事、口うるさい先輩。
純はやっていけるのか心配になってきた。



33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:35:56.76 ID:zccx4x.o

紬が、緊張した面持ちで出社してきた。
メンバー全員にその緊張が伝播する。

紬「事件が起こったわ。」

澪「ティターンズとエゥーゴがらみか?」

紬「そう。グリーン・オアシス内でティターンズが秘密裏に開発していた
  ガンダムマークⅡがエゥーゴに強奪されたらしいのよ。」

律「ガンダムマーク2?」

紬「連邦軍の技術を結集した新型試作機よ。」

梓「技術の流出が酷そうですね。」

紬「それともう一つ。
  そのさい、エゥーゴの独自開発と思しき機体も確認されているの。この機体よ。」

紬がプロジェクターを起動して、モビルスーツの写真を映し出す。
赤と黒のMSが映し出された。



34 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:36:27.55 ID:zccx4x.o

憂「ジオン色の強い機体みたいですね。
  それにこのメインカメラの形状は、今まで見たことがないものです。」

唯「憂はよく勉強してるね。よしよし!」

憂「えへへ…///」

澪「お前も勉強しろよ!」

紬「残念だけど、ティターンズとエゥーゴ、
  つまり連邦軍同士での内輪もめがこの事件によって本格化してしまったわ。」

梓「エゥーゴなんて地球連邦軍と言っても所詮宇宙人ですからね。獅子身中の虫って奴です。」

憂の表情がすぐれない。

梓「憂、どうしたの?」

憂「純ちゃんも軍に入ったよね…まさかエゥーゴに…」

梓「そんなはずないじゃん。純は地球生まれだよ。優先的にティターンズに回されるはずでしょ。」

憂「そうだといいんだけど…純ちゃん変わり者だからなあ…」



35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:37:20.98 ID:zccx4x.o

純は、模擬戦を終えて艦に帰ってきていた。

純「はあ、しんどかった。」

和「あなた、なかなかいい腕じゃない。気に入ったわ。」

姫子「そうね。正直驚いたわ。」

純「…先輩たちにボコボコにされたから、ほめられても実感わかないんですけど…」

和「…いい腕だったわよね、立花さん。」

姫子「私も、そう思ったわ。自信持ちなよ、鈴木さん。」

純「はあ…」

和「それはそうと、ここからは大事な話になるんだけど、
  地球生まれのくせにこの艦に配属になったってことはあなたエゥーゴ寄りなのよね?」



36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:37:59.62 ID:zccx4x.o

純「エゥーゴ?なんですかそれ?」

和「ハァ…やっぱり知らないのね。じゃティターンズは?」

純「それなら知ってる!黒い制服の、偉そうな人たち!」

姫子「…その程度の認識なんだ…」

純「あの人達、最低ですよね。
  訓練施設にいるときティターンズの軍曹にタメ口聞かれたんですけど、
  それに怒ったらティターンズは二階級上だ、
  とか言って髪留めのゴムを取られちゃったんですよ!」

純「そして私のくせ毛を笑ったんです!!セットしなおすのに1時間かかったんですよ!!
  純って言う名前も男か女か分からないってバカにされたし!!」

純「その後ティターンズの悪口言ったら校長に呼び出されるし、
  ティターンズには散々な目に合わされました!」

和「ハァ…それで地球生まれなのにティターンズにお呼びがかからなかったわけね…」

純「で、そのエゥーゴがどうしたんですか?」

和「私たち、エゥーゴに参加してるの。もちろんこのままだとあなたもなんだけど…」

純「へ?参加?」



37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:38:37.19 ID:zccx4x.o

姫子「簡単に言うと今、連邦軍内部のティターンズと
   それに反対する派閥のエゥーゴが争ってるの。軍事的な衝突も起こってるんだよ。」

純「ええ~!そうなの!?しらなんだ…。」

和「ハァ…今なら拒否させてあげるから、どうしたいか教えなさい。」

純「ティターンズ嫌いだから、私エゥーゴとか言うのでいいです!」

和「ハァ…分かったわ。これからよろしくね…」

和は、何回ため息をついたのかわからなかった。
純と話すとひどく疲れる。

純「よろしくお願いします!」

純は、まだ事態が上手くのみ込めていなかったが、ティターンズじゃないならいいや、と思っていた。



38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:39:18.20 ID:zccx4x.o

唯と梓は、アッシマーでアフリカ上空を飛んでいた。
エゥーゴがジャブローへの侵攻作戦を行い、
それに呼応するようにジオン残党の動きが活発になってきたのだ。

軍籍を持たされた唯たちは軍からアッシマーを二機受領し、
こうして仕事の合間にパトロールに出ることが多くなった。

唯「見て見てあずにゃん、キリンさんがいるよ~」

梓「もう、真面目にパトロールやってください!」

その時、梓のアッシマーをビーム光がかすめた。

梓「敵です!」

ゲタ、の愛称で知られているサブフライトシステムに乗ったジムⅡが三機。攻撃を仕掛けてきた。
緑を基調としたカラーリングだ。

唯「緑のジム三機、下駄履き、ってキリマンジャロ基地に連絡しといたよ!」

梓「この距離だと増援が来る前に敵に逃げられます!私たちでやるです!
  私が囮になって引き付けますから、唯先輩は上空後方から狙い撃ちしてくださいです!」

唯「了解!」



39 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:39:56.04 ID:zccx4x.o

SFSに搭乗した敵との戦闘は模擬戦で何度もやった。
毎日色々なMSを操縦する唯たちは、すでに軍のパイロット以上の練度を誇っている。

梓「よし、三機とも後ろに付きましたね…」

突然、梓のアッシマーが急上昇し、MS形態に変形した。
空気抵抗をもろに受けるMS形態のアッシマーは急減速し、
三機のジムⅡは梓のアッシマーを追い抜く形になった。

梓「もらったです!」

自由落下に任せて少し下降すると、散開しようとしている敵機は
ちょうどいい距離で背中を向けてモニター中央に映り込んでいた。

梓はMS形態のまま2機を撃ち落とし、地上に落下する前にMA形態に変形し、急上昇した。
残りの一機は上空から急降下してきた唯の機体に簡単に落とされた。

唯「2機もやっちゃうなんてズルイよ、あずにゃん!!」

梓「下駄履きの敵機があまりにのろいもんだから、予定を変更して撃墜しちゃいました。」

唯「やっぱりアッシマーは最高だね!」

梓「ええ、傑作機だと思います。唯先輩、取りあえず帰投しましょう。」

二機のアッシマーは、小さな弧を描いて反転した。



40 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:40:49.21 ID:zccx4x.o

梓「敵…ジムⅡでしたよね…カラーリングも意図的にエゥーゴカラーに変えてあった…」

唯「そうだったね…ジオン残党じゃないのかな?あれがエゥーゴ?」

梓「ジオン残党が新型のドダイ改とジムⅡを持ってるとは考えづらいですし、
  そもそもエゥーゴはこんなところにいないはず…一体どこのMSなんでしょうか…?」

唯「一応基地には連絡してあるけど、帰ってムギちゃんに聞いてみよう!」

二人は、得体のしれない敵に不安をいだいていた。
ジオン残党にエゥーゴ、それに今日の敵…
ティターンズには敵が多いことを身にしみて感じたのである。



41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/20(月) 22:41:36.06 ID:zccx4x.o

紬「それは、きっとカラバの偵察隊だわ。テロリスト集団よ。」

梓「あの、エゥーゴの地球支部みたいな感じの、ですか?」

紬「ええ、この前エゥーゴが間抜けにも空き家のジャブローを攻撃したでしょ?
  それから急に動きが活発になったらしいわ。」

梓「そうだったんですか…」

紬「でもティターンズ最大のキリマンジャロ基地がある
  このアフリカにまで出てくるとは正直思わなかったわね。」

澪「これからはいつ実戦があるか分からないから充分注意しないとな…」ブルブル

律「澪ちゃん震えてるわよ~ん」

鈍い音と共に律の頭にコブができた。

その後すぐに、会社のパトロール用アッシマーは4機に増やされた。


第二話 エゥーゴ!おしまい



関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「グリプス戦役!」#第二話 エゥーゴ!

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6