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唯「グリプス戦役!」#第六話 ニュータイプ! 【ガンダム】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284974948/l50


唯「グリプス戦役!」#index




109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:10:52.59 ID:oxFbWico


第六話 ニュータイプ!

艦長の隣でパソコンを操作しながら、和は話を切り出した。

和「鈴木少尉の戦い方に、驚きました。見てください。」

艦長「ああ…見せてもらおうか…(なんだ、もみ消すデータの話じゃないか…)」

下手なパイロットに貴重な実験機を預けて機体を破損させたなどといえば、自分の首が危うい。
せっかく作ってくれた和には申し訳ないが、そんなデータは握りつぶすのが吉である。
艦長は和の話を聞きながら正面のパソコンを見るふりをして、
自分のすぐ横にある胸のふくらみにチラチラと目をやっていた。

和「彼女はMA形態の最大加速で敵に接近、減速して変形し、サーベルを発振、
  そして体当りしながら敵を貫いて、その後倒した敵機を蹴ってMA形態に変形し、
  最大加速で次の敵機に食いついています。
  これで三機を撃墜。三機目への体当たりで機体が耐えきれず破損しています。」





110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:11:53.30 ID:oxFbWico

艦長にも、事の次第が飲み込めてきたようだ。
和の胸をガン見しながら口を開く。

艦長「そんな戦い方を…」

和「ええ、減速のタイミングを間違えれば、
  体当たりの瞬間に機体はバラバラになっていたでしょうし、
  変形のタイミングが違ってもあまりいい結果にはなっていなかったでしょう。
  サーベル発振のタイミングも言わずもがなです。」

和「このスピード戦法を、驚くべきタイミングセンスでこなしています。」

和「しかも、彼女が模擬戦時にこういう戦い方を練習していたという事実はありません。
  それはいつも模擬戦の相手をしている私が証明します。」

艦長「本当か…」

和「ええ、彼女、もしかしたらニュータイプかも知れません…」

艦長は、和の口からニュータイプ、という言葉が出たことを少し意外に感じた。

艦長「うーむ…分かった、報告ありがとう、真鍋少尉。」

和「で、さっきからどこに向かって話しかけているんですか?」

艦長「…ん?ああ…ええと…触ってもいいかな?なんて…」

頭が横に飛び、椅子から転げ落ちた。
室内なのに、なぜか星が見える。
艦長は、これは癖になる、と思っていた。



111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:12:58.89 ID:oxFbWico

唯は毎日梓の部屋に行っていたが、そのたびに暗い表情で戻ってくる。
澪は、そんな唯が見ていられなくなってきた。

唯「あずにゃん、むったんのこと忘れちゃってるんだよ…どうしちゃったんだろ…」

澪「唯、酷い事言うようだけど梓はもう梓じゃなくなってるぞ…」

唯「そんな事ってないよ!あずにゃんを元に戻す方法が、どこかにあるはずだよ!!」

澪「唯…」

唯「明日、むったんをあずにゃんの部屋に持って行ってみる!
  あずにゃんも、弾いてみればきっと思い出すはずだよ!!」

澪「でも音楽を聴かせると、この前みたいに暴れないか?」

唯「でも、これに賭けてみるしかないよ!」

澪「そうだな、明日は私も一緒に行くよ。」



112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:14:35.98 ID:oxFbWico

梓の部屋に行くと、斉藤が出迎えてくれた。
梓に薬を飲ませたり、暴れた時に対処するため、部屋に泊まり込んでいるのだ。

斉藤「平沢様、無駄なことはやめたほうが無難かと…」

唯「お願いです。あずにゃんを元に戻したいんです。試させて下さい。」

澪「私からもお願いします…」

斉藤「…どうぞ。」

部屋に入ると、梓はベッドの上でなにやら独り言を繰り返していた。

唯「あずにゃん、また来たよ。今日は頭痛くない?」

梓「空が落ちてくる…私の過去を…持って行ってしまうです…」

唯「あずにゃん、今日はむったんを持ってきてあげたんだよ。昨日話したでしょ?」



113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:15:34.50 ID:oxFbWico

斉藤「昨日のことは、もうお忘れになっております。」

澪「…」

梓「私の過去…何もない…思い出せない…」

唯「あずにゃん、ほら、むったんだよ。何か思い出さない?」

梓は、目の前に出された赤いギターを見て、ようやく唯たちに気がついたようだ。

梓「これは…なんですか?」

梓が反応した。
ただそれだけのことで唯の顔は陽の光があたったように明るくなった。
澪はそれを直視できず、思わず顔を背けてしまった。

唯「あずにゃんが大切にしていたギターだよ。
  あずにゃんの思い出が、いっぱい詰まってるんだよ。弾いてみようよ。」

梓「私の…思い出?…この中にあるですか?」

唯「そうだよ!ほら、弦を弾くといい音がするよ!昔を思い出すね!」



114 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:16:39.65 ID:oxFbWico

梓「昔…?わからないです…」

唯「そっか、あずにゃんは弾き方忘れちゃったんだね。私がコードから教えてあげるよ。」

梓「弾き方…?…コード…?」

唯「前はあずにゃんが私に教えてくれていたんだけど、今度は私が先生だね!」

突然、梓の表情が厳しくなった。
澪はそれを見て、全身から冷や汗が噴き出るのを感じた。

梓「馬鹿にするなです!私の過去はこんなところにはない!
  空を落としたときにエゥーゴが持っていっちゃったです!!」

梓「エゥーゴを倒したとき、私の思い出は帰ってくるです!!
  こんなものが、何になるんですか!!こんなもの!!」

梓は、ベッドの上に立ってギターを持ち上げた。

唯「あずにゃんやめて!!」



115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:17:34.22 ID:oxFbWico

唯が止めに入ったとき、梓の楽器は床にたたきつけられ、すでにギターではなくなっていた。
唯は、こらえきれずに泣き出してしまった。

唯「ううう…うええええええええん!!」

梓「とっとと出撃させろです!!エゥーゴを皆殺しにして、私の過去を取り戻すです!!」

梓「ギャプランに乗せろです!!やってやるです!!」

梓「あばっ!!」

斉藤が、暴れ始めた梓の体に何かを押し付けた途端、梓は硬直してその場に倒れこんだ。
体が小刻みに震えている。

斉藤「スタンガンでございます。鎮静剤より、こちらの方が安上がりなもので。」

斉藤「中野様は少々強化をされすぎておりまして、不安定でございます。
   以後、過去を思い起こさせるような行動は慎まれたほうが中野様のためでもあるかと…」

唯は泣くのも忘れてその様子を見ていた。
澪は、早く部屋から逃げ出したかった。

その事件以来、二人が梓の部屋を訪れることはなくなった。



116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:18:57.43 ID:oxFbWico

また敵に動きがあったというので、ブリーフィングルームに呼び出された。

艦長「毒ガス攻撃の兆候があった。今度は大規模だぞ。」

純「ティターンズは何を考えているんですかね?」

和「連中、狂ってるのよ。」

姫子「本当ね、参加しなくてよかった。」

艦長「サイド2に毒ガス部隊が向かっている。部隊規模からして二つのバンチを壊滅させる気らしい。」

艦長「エゥーゴも二手に分かれてこれに当たる。各員、出撃準備だ!」

和純姫子「了解!」

艦長「コホン、ミーティング後、真鍋少尉は残るように。」

純(艦長…まさかあれをやる気じゃないだろうな…いくらバカでもまさか出撃前にそんな事しないよね…)



117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:19:49.07 ID:oxFbWico

みんな、気を使って逃げるように解散する。
ミーティングルームに二人が残された。

和「なんでしょうか?」イライラ

艦長「真鍋少尉、今まで本当に済まなかった。」

和「はい?」

艦長「私のことを嫌っていることは分かっていた。
   それでも付きまとってしまったことを謝っているんだ。」

和「今更謝ったところで許しませんからね。」

艦長「私は金輪際君に付きまとうのをヤメる!新しい恋を探すんだ!応援してくれ!」

和「え…? そ…それはよかったと思います。応援します…」

艦長「ありがとう。君ももう嫌なことは無くなっただろう。作戦に邁進し給え!」

和「…はい…。」

艦長(…これでよかったのかな…?)



118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:20:57.54 ID:oxFbWico

艦長は純から秘策を伝授されていた。
話は数日前に遡る。

純『掛けるマイナス1が見つかりましたよ!』

艦長『なんだソレ?』

純『忘れたんですか?恋愛公式の逆転の秘策です!』

艦長『ああ、覚えてるぞ。それでどうするんだ?』

純『ズバリ、距離を置くことです!』

艦長『距離を置く?』

純『艦長は真鍋少尉にベタベタし過ぎなんです。だから逆に真鍋少尉から離れちゃいましょう。』

艦長『ふむ。』

純『そうすることによって、真鍋少尉は何があったんだろう、と気になります。
  もしかしたら気になりまくった真鍋少尉の方からアプローチがあるかも知れませんよ!』

艦長『ほう、真鍋少尉からアプローチな…それは楽しみだ。』ジュルリ

純『そして二人の距離は一気に縮まるんです!』

艦長『よし!でかしたぞ鈴木!!』

そして艦長は年齢=彼女いない歴の魔法使い的な頭で考えた。

艦長『よし!出撃前に距離を置く宣言をしよう!
   そうすれば真鍋少尉も作戦に集中できて一石二鳥だ!!』テーレッテレー



119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:22:05.78 ID:oxFbWico

純「ちょっと心配だなあ・・・」

姫子「何が?」

純「私、艦長に真鍋先輩と距離をおいてみるのはどうかってアドバイスしてみたんです。
  そうすれば真鍋少尉が艦長の事を気にかけ始めるんじゃないかって。」

姫子「それは名案ね!」

純「でももしかしたら、今真鍋先輩が残されてるのって、その話をされてるんじゃないかと思って…」

姫子「…出撃前に精神を揺さぶられるのは危険よね…
   なんだかんだ言って真鍋さん艦長のこと満更でもなさそうだし…」

その時、和がMS格納庫に入ってきた。



120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:22:36.14 ID:oxFbWico

純「あ…先輩!」

和「…」ボー

純「先輩?どうしたんですか?」

和「…」ボンヤリ

純「先輩!!」

和「え…!ああ鈴木さん…どうしたの?」ビクッ

姫子「…艦長…何だって…?」

和「な…何でもないわ…もう付きまとわないからって言われたのよ…」ションボリ

純(げげーーーーーーっ!!)

姫子(ビンゴだーーーーーーっ!!)

純姫子(これはまずいかも知れない…)

純姫子(艦長、何考えてるんだよー!?)



121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:23:33.41 ID:oxFbWico

敵の進路が判明した。一組は25バンチ、もう一組は17バンチである。
25バンチにはアーガマを主とした部隊が向かい、和たちカキフ・ライ隊は17バンチへと向かった。

艦長「メタス隊、発進!!」

和「…」ボンヤリ

艦長「おい、真鍋少尉!!」

和「あ…はい!スワロー1、出ます!」

艦長「しっかりし給え!!」

純姫子(オメーのせいだよ!!バカタレ!!)

姫子「チッ、スワロー2、行きます!」

純「ケッ、スワロー3、行くよっ!」

三機が、射出された。



122 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:24:12.45 ID:oxFbWico

純「真鍋先輩!大丈夫ですか?」

和「何が?」

姫子「艦長から言われたことが気になるんじゃないの?真鍋さんなんか変だよ。」

和「どうして私が艦長のことなんか気にしちゃくちゃいけないのよ!変なこと言わないで!!」

純姫子「…(あーあ、駄目だこいつ、強がっちゃってるよ)」

和(なんなのよ…もう…)

艦長『新しい恋を探すんだ』

和(どうして…こんなに気になるのよ…?あんな奴の事が…)

艦長『応援してくれ』

和(私…冷たくしすぎちゃったのかな…?)



123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:25:25.17 ID:oxFbWico

姫子「真鍋さん!!前!!」

和「え」

ビーム。
とっさに、かわした。
避けていなければ直撃コースだった。

和「敵…!?」

敵が、いた。
いつの間にか敵艦も見えている。
和は一瞬、混乱した。

純「真鍋先輩は下がって!!」

和「そんなワケに行かないでしょ!!」

和は、ガスボンベめがけて突進していく。
すると横から待ち伏せ部隊が雨あられのごとくビームを浴びせかける。
和はそれを上手くかわしているが、時間の問題だと思えた。



124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:26:05.92 ID:oxFbWico

純「真鍋先輩!!戦線を維持して戦ってください!!突っ込みすぎです!!」

姫子「駄目だわ!!ほうっておくとやられる!!私たちが行って掩護しましょう!!」

純「了解!!」

二機のメタスが突っ込んで敵を引っ掻き回し、和の退路を確保した。
和は這々の体でそこから後退する。
いくらか被弾しているようだ。
退路の確保に当たっていた二機も後退し、戦線に復帰する。

純「先輩、落ち着いてください!」

和「はあ…はあ…はあ…」

姫子「真鍋さん!一度後退して応急修理してきて!」

和「はあ…はあ…はあ…嫌よ…」

和は、ヤケになっていた。
ズキズキと、心が痛む。



125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:26:59.53 ID:oxFbWico

和「もう一度、突っ込むわ!」

MAに変形した和のメタスに、姫子の機体が掴みかかった。

姫子「やめてよ!あなたが死んだら艦長が悲しむわ!!」

和「艦長は私のこと、嫌いになったのよ!!
  私が死んでももう何とも思わないわ!!だから出撃前にあんなこと言ったのよ!!」

姫子「そんなはず、無いでしょ!!」

その時、止まっている二機のメタスにビームが殺到した。

姫子「きゃあっ!!」

姫子のメタスの、左手と右足の膝から下がなくなった。
和のメタスは機首と右腕に被弾した。

純「立花先輩!艦に後退して!!」

姫子「り…了解!」

姫子が後退した。
他の艦も来ているので戦線が破綻することはないが、手薄になっていることは確かだ。
だが戦況は味方が押している。
和たちは足を引っ張っている格好だ。



126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:28:09.56 ID:oxFbWico

純「敵の防御が、薄くなってきました。私が突っ込んでボンベを破壊します!」

和「私が…」

純「先輩はここにいてください!私が死んだら、代わりにボンベを攻撃してください!!」

純「この戦線に、足の早い可変機は私たちしかいないんです!
  だから先輩は、私の予備として絶対死なないでください!!」

和「…」

これで、和は死に急げなくなった。
純のメタスがMAに変形する。

純「後を、頼みます!!」

言うと、純のメタスはビーム光の煌く敵陣に突っ込んでいった。



127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:29:44.34 ID:oxFbWico

純「敵の薄いところは…あそこだ!!」

目星をつけて、突っ込む。
マラサイが一機。
ビームガンを撃つ。
敵が仰け反るのと、メタスがすれ違うのは同時だった。
防御部隊を抜けた。ガスの運搬・設置部隊が見える。

純「当たれっ!!」

ボンベを2つ、破壊した。
反転してさらにボンベを狙う。

ビーム。

純「わっ!!」

MS形態時の左腕に当たる部分が無くなった。
ビームガンが一丁になった。
撃ったのは、追いかけてきた別のマラサイだった。
マラサイを撃つ。当たったが、まだ健在だ。
マラサイを無視して、ボンベをさらに1つ、破壊した。



128 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:30:53.29 ID:oxFbWico

純「んぐぐぐぐぐぐ・・・」

Gに耐えて、大きく旋回する。
味方がボンベ部隊に攻撃を始めているのが見える。
あと少し。

ボンベ。撃った。
私の正面は、あと一個。

最後のボンベをかばうようにマラサイが重なった。

撃たれた。

変形すると、左足がなくなっていた。
加速が付いていた勢いでマラサイをパスする。

サーベル、ボンベを確かに切った。

やった。

純のメタスが、バランスを失って宇宙空間を溺れた。

純(後ろの敵機に、撃たれる…)



129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:34:06.43 ID:oxFbWico

純(…)

純(…?)

よたよたと後ろを向いてみると、和のメタスがマラサイを貫いていた。

敵が、撤退していく。

和「よく頑張ったわね…ありがとう。」

純「…戦闘機で突っ込むよりはマシですよ。」

笑顔を作った途端、純の目に涙が溢れた。

まだ、生きている。

それを実感して、素直に感動した。



130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:34:55.45 ID:oxFbWico

和のメタスは、純のメタスを運んで帰ってきた。
もう、三機をバラして組み立てて、一機に組み替えるしかない位の損傷状況である。
いや、スペアパーツをフルに使って、ようやく二機出来上がる位か。
とにかく、次の補給まで戦力不足である。

艦長「また、ワイバーンでパトロール隊に逆戻りかな…」

艦長は和が心配だったが、付きまとわないと決めていたので、ぐっとこらえて艦長室に戻った。



131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:35:56.26 ID:oxFbWico

艦長室で報告書を作成していると、和が入ってきた。

和「失礼します。」

艦長「あ…ああ。損害報告なら整備班長から聞いたぞ。」

和「違います…その…//////」

艦長「ん?どうしたんだ?」

和「また死にかけました…//////」

艦長「そうだったな、心配したぞ。」

和「艦長のせいですからね//////」

艦長「え?何だって?」

和「出撃前に、あんなこと言うから…//////」

艦長(これは…もしや…)



132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:36:45.37 ID:oxFbWico

和「わ…私のこと…嫌いになったんでしょうか…?//////」

艦長「そ、そんな事はないぞ。ただ、君が嫌がってるみたいだったから…」

和「…その…//////」

艦長(来るか…来るか…?)

和「ええっと…//////」モジモジ

艦長(駄目だな、やはり私が動かなければ…)

艦長「じゃあ、またいつも通りに接してもいいのかな?」

和「/////////」コクリ



133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:37:16.36 ID:oxFbWico

艦長(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!鈴木二階級特進だぞおおおお!!   嘘だけど。)

艦長「じゃあ、今度一緒にお泊りに!!」

平手打ちを期待して、歯を食いしばった。
が、ぺちん、と弱々しい平手打ちだった。

和「ち…調子に乗らないでください…/////////」

艦長「あ…ああ…スマン…(これか…これがデレなのか…鈴木ぃぃぃぃ!!!!)」

和が退出したあと、艦長はニヤニヤしながらこの世の春を謳歌していた。



134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 21:40:17.20 ID:oxFbWico

しばらくして、純と姫子が入ってきた。
ちょっと顔が怖いな、と艦長は思ったが、細かいことは気にしないことにした。

艦長「おう、君たちか、作戦はだいせいk」

二人が、いきなり両側から挟みこむように平手打ちをかましてきた。

艦長「ひらめ」

純「出撃前に変なことを言う奴があるか!!!」

姫子「くたばれ!!この屑野郎!!」

艦長「やめてとめてやめてとめて」

艦長は、二人にリンチされてしまった。
アバラと鎖骨を折る大怪我だ。
この1日に天国と地獄をいっぺんに味わい、艦長はもうあの世が怖くはなくなった。


第六話 ニュータイプ! おしまい

明日の回位から唯たちも空気じゃなくなってくる…ハズ。




135 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/22(水) 22:34:02.71 ID:e5RWGV.o

乙ー。ほのぼの回があると一層鬱が引き立つね
そういえばガンダムの世界ではどうしてファーストネームで呼び合っているのだろうか・・



136 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 04:08:56.65 ID:rLNm412o

>>134

完全に和サイドにけいおんサイドが食われてて笑た。

だがそれがいい。





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タイトル:
NO:2333 [ 2011/06/03 16:26 ] [ 編集 ]

わちゃんかわいすぎワロタwwwww

タイトル:
NO:2345 [ 2011/06/04 04:33 ] [ 編集 ]

和メインはいいけどよ、ガンダム厨はキモさがハンパナイな

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