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唯「グリプス戦役!」#第七話 休暇! 【ガンダム】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284974948/l50


唯「グリプス戦役!」#index




137 名前::2010/09/23(木) 20:29:49.62 ID:pob3cqco


第七話 休暇!

凄惨なリンチから一日たって、和たちは艦長室に呼び出された。

艦長「君たちに、休暇を兼ねた任務を与える。」

和「休暇を兼ねた任務?何でしょうか?」

艦長「地球に降り、ダカールへ行って
   今回の毒ガス攻撃に関する資料をエゥーゴシンパの議員連盟に届けて欲しい。」

艦長「それ自体はすぐに終わるだろうが、
   こっちはグラナダで艦の改修等を行うため、2週間暇になる。」

艦長「その間、地球で観光でもしてゆっくり静養してくれ、ということだ。」

艦長「私が誰かさんたちにやられたケガも、全治二週間だしな。」





138 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:30:47.20 ID:pob3cqco

姫子「よかったね。ゆっくりしてこようよ。」

純「いいですね。」

艦長(お前らァァァ…)

和「か…艦長は一緒に行けないんですか?//////」モジモジ

艦長「ざ…残念ながら艦の改修等の指揮を取らねばならんので、私は無理だ…//////」

姫子「あらあら…様子が変ね。」ニヤニヤ

純「…」ニヤニヤ

姫子「というわけで、真鍋さんは、艦に残るのかしら?」ニヤニヤ

和「い…行くわよ!//////」

純「無理しなくていいんですよ。」ニヤニヤ

和「もう!いくったら!!//////」

ミーティングルームに、笑いが響き渡った。



139 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:32:06.92 ID:pob3cqco

陰湿な、ティータイムだった。
紬と憂のふたりだけである。
呼び出されて部屋にお茶が用意してある時は、後ろ暗い仕事の依頼があると決まっていた。

憂「社長、今度の仕事内容をお願いします。」

紬「まあそう焦らないで、美味しいお茶とケーキを頂きましょう。」

最初の仕事はよく覚えている。エゥーゴのブレックス准将。
ヒゲを蓄えた、優しそうな紳士だった。
ホテルで寝ているところを襲撃した。
手を下す前に起きた。騒がれると思ったが、憂の姿を見ると怯んだようだった。
何名か人を使っていたが、怯んだ隙に、憂自身が手を下したのである。

紬「どう?美味しい?」

憂「はい…とても。」

最初の仕事が終わったあと、憂は唯に会社に来ないようにと伝えた。
唯を汚れた仕事から、何としても遠ざけておきたかったからだ。
あの暗い事務所に居るだけで、唯が汚れてしまうような気がした。

憂「社長、そろそろ…」

紬「お仕事の話だったわね。
  先日、サイド2に対して毒ガス攻撃が行われたんだけど…失敗しちゃったのよね。」



140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:32:47.55 ID:pob3cqco

憂は、毒ガスと聞いても驚かなかった。
ティターンズは、それくらいは平気でやってのける集団だとすでに分かっていたのだ。

紬「その時の資料をエゥーゴシンパの議員に届けに、ダカールに士官が三名来るわ。」

紬「第一目標はその資料だけど、三名を始末してからゆっくり処分したほうが早いでしょうね。
  小物だから他に人が使えないけど、一人で出来るかしら?」

憂「その仕事…やらせてください。」

紬「無理しなくていいのよ。」

こうは言うものの、ここで甘えると社内ニートである唯の話題に振られる。
やるしか選択肢はないのだ。

憂「やります。」

紬「本当に、助かるわ。」

紬に、始末対象のデータが書かれた資料を渡された。
三人とも、女だ。ホテルの部屋番号が書かれている。
名前は、わからないようだった。
別にどうでもいい。
どうせ始末するのだ。名前など関係なかった。



141 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:34:45.73 ID:pob3cqco

憂が、部屋に帰ってきた。

憂「お姉ちゃん、ただいま。」

唯「うーいー、お帰り。」

澪「悪いな、憂ちゃん。お邪魔しちゃって…」

憂「いいんです。夕飯を食べていかれますか?」

唯「澪ちゃん食べていって!」

澪「じゃあ、いただこうかな。」

最近は、澪もこの部屋で暮らしているようなものだった。
憂は澪のことは始めどうでも良かったが、
そのうちに澪がいなくなったら唯が悲しみに沈むだろうことが分かってきたので、
最近は澪のことも大切に思うようになってきた。

唯憂澪「いただきます!!」

唯「やっぱり憂のご飯は美味しいね!」

澪「ああ、最高だよ。」

憂「ありがとう、お姉ちゃん、澪さん。」



142 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:35:11.83 ID:pob3cqco

憂「あのね、お姉ちゃん。明日からまたダカールに出張なの…」

唯「そうなんだ…」

澪「ゴメンな…私たちも手伝えれば…」

憂「い…いいんです。簡単なお仕事だし。大丈夫ですよ。」

唯「ねえ憂…付いて行っちゃ…だめかな?」

澪「おい、唯!」

唯「お仕事は足を引っ張っちゃうからダメだけど、
  その他のことで、憂の役に立ちたいんだあ。ねえ、いいでしょ。」

憂「…そうだね。お仕事の時は一緒に居れないけど、
  たまにはみんなで旅行にいくのもいいかも知れないね。」

唯「やったあ!澪ちゃんも、行こ!」

最近はパトロールも梓が斉藤とこなしているため、唯たちの出番は殆ど無かった。
まさしくこの二人は社内ニートだったのである。



143 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:36:21.63 ID:pob3cqco

和たちは、ダカール市街でショッピングの途中だった。
議会は閉会中で、議員連盟もシャッターを閉ざしていた。
エゥーゴシンパの議員たちがダカールをうろうろしていたら
ティターンズの襲撃対象になるらしい。

そのため会期中以外は地元に赴いたり、宇宙に出たり、色々逃げ回っているようだ。
それを艦に連絡すると、カラバと接触し、資料を渡すように言われた。
カラバのエージェントが接触してくるまで、和たちは羽をのばすことに決めたのだ。

姫子「この服いい感じね。地球では今こんなのが流行なのかな?」

純「宇宙にいると地球の流行なんてわからないですよね。」

姫子「流行がわからないのは、軍隊にいるからじゃないの?」

純「あ、そうだったかも。」

姫子「あれ、真鍋さんは?」

純「おかしいな、確かにさっきまではここに…」

純「あ、いたいた、あそこですよ。」ニヤニヤ

姫子「プッ…紳士物の売り場じゃない…艦長へのプレゼントね…」

純「もうラブラブですね。行ってからかってみましょう!」



144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:36:53.60 ID:pob3cqco

和「う~ん、こんなのはどうかしら?…こっちも似合いそう。」

純「このネクタイなんかどうですかね?」

和「あ…それいいかも…ってうわっ!!どうしてここに来るのよ!///」

純「」ニヤニヤ

姫子「」ニヤニヤ

和「もう!!あっちで買い物してなさい!!/////////」

純姫子「はあい!!」



145 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:37:34.91 ID:pob3cqco

澪「憂ちゃん、買い物に付き合ってもらっていいのか?」

憂「ええ、お仕事は夜やってしまおうと思っているので昼間は大丈夫ですよ。」

唯「憂と一緒に居られて、私うれしいよ!」

憂「えへへ…///」

唯「そうだ、そろそろお昼ごはんにしない?」

澪「そうだな、お腹すいたし。」

憂「どこにします?」

唯「あそこにマックスバーガーがあるよ!懐かしいから行ってみようよ!!」

澪「そういえば、しばらく行ってないもんな。憂ちゃんはあそこでいいか?」

憂「私はお姉ちゃんがいいならどこでもいいですよ!」



146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:38:15.23 ID:pob3cqco

純「おなかすいた~」

姫子「買い物って案外疲れるよね。」

和「お昼にしましょうか。あそこにマックスバーガーがあるわ。」

純「ええ~ドーナツがいい~」

姫子「ドーナツっておやつでしょ?お昼ごはんになるの?」

和「あれ…あそこの一団…どこかで見たことがあるような…」

純「あ!憂たちですよ!憂と唯先輩と澪先輩です!!お~い!!」

唯「ん?誰かが…あ!和ちゃん!!姫ちゃん!!」

澪「ほんとだ、おーい!」

憂「純ちゃん!!」



147 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:39:05.90 ID:pob3cqco

6人がけのテーブルに付いて食事を始める。
久しぶりの再開だった。

唯「三人は、どうしてダカールにいるの?」

和「休暇みたいなものかしら…唯たちは?」

唯「憂が出張なの!それで旅行がてら付いてきちゃいました!」

和「唯は相変わらずね…律やムギは元気なの?」

澪「え…ああ…あいつらは今日仕事なんだ…ハハ…」

憂「純ちゃんはパイロット候補生になってたけど、今も軍のパイロットなの?」

純「あはは…キツイから辞めちゃったよ~。
  今は真鍋先輩たちのとこで働かせてもらってるんだ。」

和「宇宙資源採掘関係の仕事よ。
  鈴木さんはモビルワーカーのオペレーターなの。軍の出身者は腕がいいから。」

純と和はいたたまれなくなった。
友人にも、身分を隠す必要があったからである。
今回は、それで正解ではあったのだが…。



148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:39:51.71 ID:pob3cqco

姫子「真鍋さんったら輸送船の船長と恋仲になったんだよ~」

唯「和ちゃん、ホント!?」

和「ち…違うわよ!何言ってるの立花さん!!//////」

姫子「二人がすれ違ってた時は、ホントハラハラしたわよね、鈴木さん。」

純「真鍋先輩ったら最初船長のことものすごく嫌ってたんですよね!」

唯「その話もっと聞きたい!!」

澪「わ…私も//////」

和「ち…ちょっと二人共、やめてよね!!/////////」

ここ一年で、最も楽しかった食事だった。
その後、6人は一緒に市内を散策し、夕食前に解散することになった。
憂の仕事の前にはホテルに帰っていなくてはいけないらしい。
当の憂は、仕事の用意があると言って少し前に帰ってしまった。



149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:40:27.31 ID:pob3cqco

唯「みんなありがとう。今日は楽しかったよ。」

澪「そうだな、友達って、やっぱりいいもんだよな。」

二人の目からは涙がこぼれそうになっていた。
和は、そんな二人に少し違和感を覚えた。

和「いったいどうしたの?まるで今生の別れみたいじゃない?」

唯「ごめんごめん、最近ちょっと色々あって…」

澪「そうだな…ゴメンな和、湿っぽくなっちゃって…」

姫子「ふふふ…二人共大げさなんだから…じゃあね。」

和「バイバイ、唯、澪。」

唯「和ちゃん!姫ちゃん!また、会おうね!!」

澪「また一緒に、食事したりしような!!」

二人は、見えなくなるまで手を降っていた。



150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:41:34.64 ID:pob3cqco

純「…なにか、あったんでしょうかね?」

和「わからないわ…聞けるような雰囲気でも無かったし…」

姫子「確かに変だったわね・・・あの二人・・・」

和「二人なら大丈夫よ。…さ、ホテルに帰って寝ましょう!今日は疲れたわ。」

姫子「そうね。」

純「そうですね。」



151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:42:31.64 ID:pob3cqco

ベッドに横になっても、純は寝付けなかった。
考え事をしていると、いきなり突き刺すような殺気を感じた。
反射的に、ベッドから降りて床に伏せ、銃を取り出していた。
それと同時に窓ガラスが割れ、賊が入って来てベッドに発砲していた。
純は床を転がって起き上がり、賊に銃を向けた。

驚いたのは、二人同時だった。

純「憂!」    憂「純ちゃん!」

純「ど…どうして…?出張って…仕事って…?」

憂「純ちゃんが…エゥーゴ…?」

その時、部屋のドアが激しくノックされた。

和「鈴木さん!!何があったの!!」

憂「ちっ」

憂は、窓の外にたらしてあったロープを腰につけたカラビナに通すと、あっという間に降りていった。

純は、銃を持っていた手をだらりと下げ、その場に崩れるようにしゃがみこんだ。

まだ、憂が自分の命を狙いに来たことが信じられなかった。



152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:43:33.19 ID:pob3cqco

憂は、風のように走っていた。
とにかく現場から離れなくてはならない。

憂「はっ はっ はっ」

ここまで来れば大丈夫か
辺りを確認する。
人の群れにまぎれ、十分ほど移動して、携帯電話を取り出した。

紬「もしもし、どうだった?」

憂「すみません…失敗しました。」

紬「明日、すぐに帰ってきなさい。」

憂「はい。」

資料の通りの部屋を襲撃したら、純がいた。
エゥーゴの士官は三名、となると、あとは和と、一緒にいたもう一人の女だろう。
憂にとっては最悪の状況だった。



153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:44:08.41 ID:pob3cqco

そこまで考えて、憂は自分にまだ人間の心が残っていることに気がついた。
最初に殺しをやったとき、もう誰だろうと蚊を潰すように殺せると思ったものだった。
しかし、友達を前にしたら、殺せなかった。
自分は、まだちょっぴり人間だった。
喜ぶべきことなのかも知れないが、憂はその事実に戸惑いを隠せなかった。
仕事を続けていく上では、邪魔なだけの性質だったからだ。

憂「純ちゃん…」

頬に、涙が伝った。
これも人間だからこそなのだ、と憂は思った。



154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:44:53.28 ID:pob3cqco

純は、部屋を変えられた。
その部屋に、三人が集まっている。

和「落ち着いて、説明して。」

純「ティターンズの襲撃だと思います。
  殺気を感じて床に伏せた瞬間、ベッドに銃弾が撃ち込まれました。窓から侵入されたんです。」

純「立ち上がって銃を侵入者に向けたところ、逃げられました。」

姫子「最悪の休暇ね。」

和「侵入者の人相は、覚えているの?」

純「えっと…覆面をしていたので、よく分かりませんでした。」

憂でした、とは言えなかった。

和「とにかく、明日カラバのエージェントが接触してくるはずよ。
  そこで資料を渡してしまえば、私たちを狙う理由もなくなるはずだけど、
  念のためそれが終わったらダカールからはおさらばしましょ。」



155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:45:20.48 ID:pob3cqco

二人が部屋から出たあと、純は一人考え事をしていた。

純(憂…どうしてあんな事しているんだろ…)

純(殺し屋、だよね…)

純(昼会ったときは、いつもの憂だったのに…)

純(会えて、嬉しかったのに…)

いつの間にか、涙が次々に溢れでていた。
純は、その夜一睡も出来なかった。



156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:46:21.66 ID:pob3cqco

朝食をとり終わって、部屋に戻る途中だった。
ロビーのベンチに腰掛けている少女に、小声で話しかけられた。
雑誌を読んでいる。

「こちらを振り向かないで、聞いて下さい。カラバのものです。」

和は、新聞を取って、少し間をおいてその少女の隣に腰掛けた。
新聞を広げ、顔を向けずに話しかける。

和「接触の予定時間とも、場所とも違うけど。」

「そう言うのは建前だと思ってください。ティターンズに情報が漏れているかも知れないので。」

和「分かったわ。あなたの身分証は?」

少女は持っていた雑誌のページをパラパラとめくった。
身分証らしいカードが挟まっている。
和は横目でそれを確認した。

和「ベルトーチカ・イルマさんね。身分証は本物みたい。」

ベルトーチカ「変更になった接触場所と時間を置いておきます。
     カラバのハヤト・コバヤシの親書も同封されていますので、確認してください。」

ベルトーチカが立ち去ると、そこには封筒が置いてあった。
和は無言でその封筒を回収すると、部屋に戻っていった。



157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:47:06.65 ID:pob3cqco

慌しく、帰る準備をしていた。

憂「お姉ちゃん、ごめんね。すぐ社長に戻ってくるように言われたの。」

唯「お仕事なら仕方ないよね。」

澪「ああ、この旅行はもともと憂ちゃんの出張だからな。」

憂がチェックアウトを済ませると、後ろに純がいた。

憂「!!」

純「やっほー、憂、もう帰るの?」

唯「あ、純ちゃんだ。」

憂「お姉ちゃんと澪さんは、先にレンタカーに乗ってて。」

澪「分かった。おい、行くぞ。」

唯「純ちゃんバイバイ。」



158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:47:47.06 ID:pob3cqco

二人がホテルを出て行くのを確認してから、憂が小声で警告した。

憂「…早くダカールから脱出して。
  ティターンズは純ちゃんたちのことを諦めたわけじゃないよ。」

純「…やっぱり憂だね。」

憂「え?」

純「あんなことさせられて、辛かったでしょ。それが私の知ってる優しい憂だもんね。」

憂「…純ちゃん…」

純「憂は、まだ私の友達だった。それが確認したくて来たの。」

純「梓によろしくね。きっと、生粋のティターンズになっちゃっただろうけど…」

悲しげな背中を見せて純がホテルから出て行く。
それを見て、憂はまた目頭が熱くなるのを感じた。



159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:48:26.66 ID:pob3cqco

和とベルトーチカが、カフェでお茶を飲んでいる。
姫子は別の席でティターンズらしいものがいないか監視している。

和「白昼堂々カフェで機密情報の提供をするとは思わなかったわ。」

ベルトーチカ「こういう場所のほうがかえって目立たないし、連中も手が出しづらいんです。」

和「はい、これよ。紙媒体とメモリーカードが入っているわ。確認して。」

ベルトーチカ「確認しました。できるだけ早くダカールから脱出してください。」

和「分かってるわ。それじゃ。」

ベルトーチカが出ていくと、姫子が近づいてきた。

姫子「これからどこに行く?」

和「ニホンにでも行ってみようかしらね。里帰りってことで。」

その時ヤボ用で出かけると言っていた純が帰ってきた。

純「戻りました。」

和「よし、さっさとダカールから逃げるわよ。」



160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:49:00.32 ID:pob3cqco

紬の部屋に行くと、お茶の用意がされていた。

紬「憂ちゃん、座って。」

憂「あの・・・次の仕事は・・・」

紬「当分ないわ。」

憂「あの…次はしっかりやります!!だからもう一度だけチャンスを下さい!!」

紬「本当に気にしなくていいのよ。連中は小物だったし。」

紬「まあ…お茶を頂きましょう。冷めてしまうわ。」

憂「はい…」



161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 20:49:42.89 ID:pob3cqco

味のしないお茶とお菓子を黙々と口へ運び続ける。
沈黙に耐えきれず憂が口を開く。

憂「今日は何故お茶を?」

紬「用もなくお茶を出して悪いの?」ギロ

紬「私が誰かとお茶したいと思っちゃおかしいの!?」

紬が逆上してヒステリックに叫びだす。
憂はそれをなだめようと必死だ。

憂「ごめんなさい、そんなつもりじゃ…」

紬「もういいわ、帰って!」

紬「どいつもこいつもご機嫌取りばっかり!!」

憂「社長、すみません!許してください!!」

紬「帰れ!!」

憂は退出するとき、もしかしたら紬は寂しかったんじゃなかろうか、と思った。


第七話 休暇! おしまい




162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 21:09:40.39 ID:90iv8tYo

乙。
マクドナルドはマックダニエルのパクリである。許されることではない





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