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唯「グリプス戦役!」#第八話 キリマンジャロの風! 【ガンダム】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284974948/l50


唯「グリプス戦役!」#index




163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:10:01.73 ID:pob3cqco


第八話 キリマンジャロの風!

グラナダである。
三人は艦に帰ってすぐ、メタスを見にMS格納庫に向かった。
そこで驚愕の事実を突きつけられることになる。

姫子「あれ、メタスがワイバーンになってるよ。」

純「変ですね、いくらなんでももう直っているはずですが…」

和「艦長に聞いてみましょう。」

姫子「艦長に早く逢いたいのよね。」ニヤニヤ

和「もう!立花さん!!/////////」





164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:10:57.85 ID:pob3cqco

艦長室に行くと、艦長がきまり悪そうにしていた。

艦長「あ…ああ、君たちか。どうしたんだい?」

純「MS格納庫にメタスが無いんです。」

艦長「メタス?何だそれ?夢でも見ていたんじゃないか?うちはワイバーンしか…」

姫子「あっ!!なんか誤魔化そうとしてるよ!!」

純「艦長!!ほら真鍋先輩もなんか言ってやって下さい!!」

和「メタスはどうしたんですか?怒らないから話してください。」

純「なんか弱くないですか?」

姫子「艦長!!いい加減にしないとまた殴りますよ!!」

和「艦長、話してください。お願いします。メタスはどこに行ったんですか?」



165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:11:51.82 ID:pob3cqco

艦長「…スマン!!メタスは取られちゃったんだ!!」

純「はあ!?取られた!!?」

姫子「どういう事ですか!!返答次第によってはただじゃおきませんよ!!」

姫子はすでに握りこぶしにハアァ、と息を吐きかけている。
返答がどうであれ殴るつもりらしい。
それを見て、和は艦長をかばうように寄り添い、優しく問いかけた。

和「何故です?話していただけますよね?」

和の優しい声につられて、艦長が自白を始める。

艦長「アーガマに、取られたんだ…あそこはMSの消耗がハンパないからって、部品取りに…
   代わりのMSを申請しているんだが、その申請がまだ途中なんだ!」



166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:13:00.31 ID:pob3cqco

         回想

艦長『あーあ、俺の和に逢えないのは辛いなあ…
   しかもグラナダは宇宙三大ブスの産地だしなあ…』

ヘンケン『よう、こんな所で会うなんて奇遇だな。』

艦長『(ゲッ…よりによって一番会いたくないやつに会っちまった…)
   あ…ヘンケン教官。お久しぶりです。』

ヘンケン『士官学校以来だな。秀才。』 

艦長『その節はお世話になりました。
   (糞教官が、超がつくほどの秀才だった俺を散々いびりやがったことは忘れてねーぞ!)』

ヘンケン『そういえば貴様も艦を預けられているんだったな。なんて艦だったかな?』

艦長『へえ、カキフ・ライっていうケチなマゼラン改ですよ。』

ヘンケン『ああ、17番ドックで装甲とエンジンとメガ粒子砲の改修を受けている老朽艦か。』

艦長『はい…その老朽艦です。
   (うるせーよ、俺の和がいれば老朽艦だろうがどこだろうが天国なんだよバーカ!)』



167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:14:04.66 ID:pob3cqco

ヘンケン『そういえば貴様の艦にメタスが配備されてなかったか?』

艦長『はい…それが何か?(嫌な予感がしやがる…。)』

ヘンケン『やっぱりそうか、アーガマに譲渡しろ!部品取りとしてな!!』

艦長『おっしゃる意味がよく…』

ヘンケン『どうせ壊れかけのメタスだろ!
   アーガマではあんなのでも必要なくらいMSが消耗するんだ!!いいから譲渡しろ!!』

艦長『(ここで引き下がったらまた俺の和に嫌われる…)あれは直してまた艦で運用を…』

ヘンケン『…そう言えば貴様の艦は
   エゥーゴに参加したあともMSも入れずに戦闘機でパトロールばっかりやっていたよな?』

艦長『い…色々問題がありまして…何しろ老朽艦なものですから…
   えっと…ゆうれいとか出たり…(チッ、痛いとこ突いてきやがる…)』

ヘンケン『その時士官学校時代の教え子だった貴様に免じて見逃してやっていたのは俺なんだがな!』

艦長『そ…それはそれは…ありがとうございます…(クソ、恩の押し売りかよ…後で殺してやる…)』

ヘンケン『そういう事だ、メタスは貰って行くからな!』

艦長『あうあう…(和、ごめん…)』

         回想終わり



168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:15:34.47 ID:pob3cqco

姫子「最低だわ!!この甲斐性なし!!」

純「どうするんですか!!せっかく帰ってきたのに仕事無いじゃないですか!!」

和「ま…まあまあ…代わりのMSが来るまでワイバーンでパトロール部隊として頑張りましょ。」

純「真鍋先輩はいきなり艦長に甘くなりましたね!!」

姫子「もう、あなたがしっかりしないと艦長に目を光らせる人がいなくなっちゃうわよ!」

和「で…でも無くなっちゃったものはしょうがないし…
  代わりにネモかリック・ディアスは無いんですか?」

艦長「すまない・・・回せないそうだ・・・」



169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:16:26.26 ID:pob3cqco

姫子「もう我慢出来ないわ。こいつをリンチしてカタパルトで宇宙空間へ射出するわよ!!」

純「了解!!艦長、こっちに来てください!
  ノーマルスーツの空気がなくなるまでには回収してあげますよ!!」

艦長「勘弁してくれ!!許してくれ!!真鍋少尉、助けてくれ!!」

和「あなた達、艦長をいじめないで!!艦長も一生懸命なのよ!!」

艦長「ありがとう、真鍋少尉…。スーハースーハー…」

艦長は和に縋りつくふりをしてその胸に顔を埋め、深呼吸していた。

姫子「真鍋さん、裏切ったな!!」

純「二人をくっつけなきゃよかったですね!!」

怒りが満ち溢れ、艦の雰囲気は一気に悪くなった。



170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:17:09.31 ID:pob3cqco

メタス事件以来ミーティングルームの雰囲気は最悪である。

艦長「アクシズが地球圏に帰還した。
   手を結ぼうと思ったが、アーガマの使節団がヘマをやったおかげでおジャンになった。」

姫子「ちっ、うちのメタスを取っておいてヘマやってるんじゃないわよ!」

純「はあ~ヤル気でないな。」

艦長「そのままアクシズはティターンズの一派と手を結んだようだ。」

姫子「メタスを持ってってアクシズとティターンズを連携させて、
   アーガマってのは一体なんなのよ!スパイなんじゃないの!?」

純「あ~ドーナツ食べたい・・・」

和「あなた達…ミーティング中よ!いい加減にしなさい!」

純姫子「は~い」

和「しかし反ジオンを標榜するティターンズがアクシズと手を結ぶなんておかしいですよね。」

艦長「連中もなりふりかまってられないんだろ…」

純「なんかあそこだけ和んでますね。」

姫子「む~…面白くない。」

その後、カキフ・ライの任務はしばらくパトロールが続いた。



171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:17:58.81 ID:pob3cqco

久しぶりに全員が集められた。
紬の会社である。

紬「キリマンジャロ基地にカラバの攻撃が来るわ。出撃よ。」

梓「ヘヘヘ…血祭りに上げてやるです…」ジュルリ

唯「うん…」

澪「…」

憂(純ちゃんは、来ないよね…)

紬「憂ちゃんは持ち出す重要書類等を、事務所で整理して。」

憂「はい」

紬(他の捨て駒はいいとして、憂ちゃんを戦闘で失う訳には行かないわ)

紬「ティターンズはエゥーゴを殲滅するために遅かれ早かれ宇宙へ上がるわ。
  だから私たちもこの機会に拠点を宇宙へ移動させるの。」

紬「戦闘が終了したらこのポイントへ集結。宇宙へ上がる段取りはすべて私がやっておくわ。」

紬「各員、出撃よ!」



172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:18:50.26 ID:pob3cqco

唯たちが出るとミサイルが雨あられのように基地に降り注いでいる。
空から大経口のビームも撃ち込まれている。衛星軌道から敵艦が砲撃しているのだろう。
各員は、アッシマーをMS形態にし、事務所の近くの岩場で姿勢を低くして支援射撃が止むのを待った。

梓はギャプランである。

ミサイルは基地を狙っているため、民間施設であるここには攻撃が来ることはない。

唯「すごい攻撃だね、澪ちゃん。」

澪「ああ、要塞、大丈夫かな…?」

梓「うるさい…うるさい…」

斉藤「…」



173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:19:55.90 ID:pob3cqco

ミサイル攻撃が、止んだ。

梓「行くです!!」

唯「澪ちゃん!」

澪「ああ!」

斉藤「…」

各機は、MA形態になり、飛んでいった。
ドダイに乗るカラバのMS隊が見える。

梓「ぬあああああああああああ!!皆殺しですぅうううう!!」

梓の直線的なシルエットの機体が次々に敵を落としていく。
フォルムといい、動き方といい、アッシマーとは対照的である。

梓「私の過去、私の過去、私の過去ォォォォォ!!」



174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:21:06.60 ID:pob3cqco

唯と澪は戦慄した。
梓のような軌道を取ると、普通の人間はGによって気絶してしまうからだ。
しかし梓は、常人では考えられないような動きを緩めることなく
ネモやリック・ディアスを破壊し続けている。

その時、反対側のフィールドに、黒く、大きな人型兵器が出てきた。
カラバのMS隊は次々とそれにやられている。
斉藤は、それを見てほくそ笑んだ。

斉藤「サイコガンダムが出たか。あっちはあれに任せておけばいいだろう。」

斉藤「強化人間、10時の方向、敵機の集団。あそこにお前の過去があるぞ。」

梓「ああああああ私の過去おおおお!!」

梓が、敵に突っ込む。
あっという間に三機ほど落とした。
まさに鬼神の如き働きである。

斉藤「フフフ…いい具合ですな。脱出までの時間稼ぎとしてはまあまあか…」

澪「梓…すごいな…」

唯「あずにゃん…おかしいよ…」



175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:21:37.75 ID:pob3cqco

その時、唯たちの正面に敵機が見えた。

澪「唯、敵だ!!」

唯「了解!!」

ネモを主とした部隊だ。
すぐに混戦になる。

澪「やらなけりゃ、こっちがやられる。」

澪も、ビームを撃って敵を落とす。

唯「当たらないよ!」

唯が、敵のバズーカをかわす。散弾では無いようだ。
バズーカの射線の先には、事務所の建物があった。



176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:22:12.42 ID:pob3cqco

憂は、事務所で重要書類を持ち出しのため整理していた。

憂「こっちはテスト関係の資料、こっちは帳簿…」

憂「これでよし!あとはジープに乗せて集合ポイントに行くだけだね。」

憂「お姉ちゃん大丈夫かな…?」

その時、水槽の中を泳ぐペットのスッポンモドキが目に入った。

憂「お前も、一緒に行きたいよね。待ってて、今だしてあげる。」

憂がトンちゃんに手を差し伸べようとしたとき、強烈な音と光の世界が憂を包んだ。



177 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:23:04.39 ID:pob3cqco

気がつくと体がうつ伏せになっていた。
呼吸が苦しい。
重い。

声を出してみたが、聞こえない。
耳をやられたようだ。
動けない。身を捩ると足が変な方向に曲る。
何かが体に乗っている。

苦しい。

助けて、お姉ちゃん。

埃が舞っていて、周りの様子が見えない。
そうだ、トンちゃん、大丈夫かな。

トンちゃん、と言おうとしたとき、声ではない、違うものが口から溢れでた。
なんだろう。鉄の味。

…まっかだ。

…血。



178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:24:00.71 ID:pob3cqco

憂は、信じられないような気持ちだった。
包丁で手を切った時も、転んですりむいた時も、こんなに血が出たことは無かったからだ。

また、血を吐いた。
今度は、お姉ちゃん、と言おうとした時だった。
こんなに沢山の血は、殺しをやったときにしか見たことはない。
その時初めて、自分がもうすぐ死ぬしかないという事実に気がついた。

埃が晴れてきた。明るくなってくる。
そうだ、空を見よう。あそこに純ちゃんがいるんだ。
殺そうとしてもなお友達でいてくれた、私の大切な親友。

最期の、ありったけの力を振り絞った。


しかし、空は見えなかった。



179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:24:58.90 ID:pob3cqco

敵の射弾が気になった唯は、目の前の敵を落とすと、後ろを振り返ってみた。
憂がいるはずの建物は、瓦礫の山になっていた。

唯「うーーーーーーいーーーーーーーー!!!!」

唯は、アッシマーを急旋回させて戦線を離脱し、瓦礫の付近に着陸させた。
飛び降りる。
転んでしまったが、すぐに立ち上がる。
走った。

唯「うい…うい…」

建物の形が少し残っている。書類があるとしたらあそこの一画だ。
唯は、そこに行ったとき、血溜まりの中で瓦礫に押しつぶされた憂を見た。
その途端に、唯は叫びだしていた。

唯「わああああああああああああああああああああああああああ!!!」

瓦礫の向こうで、一機のシャトルが宇宙に飛び立つのが見えた。



180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:25:34.97 ID:pob3cqco

ネモと縺れ合ってビームサーベルを奪い、何とか敵を倒した澪は、
懐かしいメロディーを聞いた気がして、振り返った。

澪「え?」

キミがいないと何もできないよ  キミのごはんが食べたいよ

もしキミが帰ってきたら  とびっきりの笑顔で抱きつくよ

キミがいないと謝れないよ  キミの声が聞きたいよ

キミの笑顔が見れればそれだけでいいんだよ

キミがそばにいるだけで  いつも勇気もらってた

澪「唯の…歌?」

頭の中に響く歌声を聞きながら、澪はロストした唯を必死で探しはじめた。



181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:26:22.34 ID:pob3cqco

梓のギャプランが、殺虫剤を掛けられた虫のように急にふらふらと高度を下げ、不時着した。
斉藤は、それを必死で掩護している。

斉藤「どうした、強化人間!!戦え!!」

梓「う…歌が…頭が割れる…」

キミについつい甘えちゃうよ  キミが優しすぎるから

キミにもらってばかりでなにもあげられてないよ

キミがそばにいることを当たり前に思ってた

こんな日々がずっとずっと  続くんだと思ってたよ

梓「うるさい! うるさい! うるさい!!」

突然、ギャプランが急上昇する。
頭の中に響く歌が止むまで、梓はめちゃくちゃに飛び回っていた。
斉藤はそれを、追いかける事しか出来なかった。



182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:27:27.89 ID:pob3cqco

紬の手配した輸送機のパイロットが、彼女の異常を感じ取った。

パイロット「お嬢様、具合でも悪いのですか?」

紬「何でも無いわ。ちょっと疲れているだけよ。」

キミの胸に届くかな?  今は自信ないけれど

笑わないでどうか聴いて  思いを歌に込めたから

ありったけの「ありがとう」  歌に乗せて届けたい

この気持はずっとずっと忘れないよ


思いよ、届け

紬「こんな時に歌が聞こえるなんて…?気のせいよね。」

確かにこの時、放課後ティータイムの全員が憂への感謝を込めて唯が作詞した曲を聞いた。
しかしすでにこの集団の人間関係は、その奇跡を確認しあうことの出来る状態にはなかったのである。



183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:29:10.48 ID:pob3cqco

紬「撤退命令よ。合流ポイントへ向かって。」

紬から、通信が入った。
澪は、着陸している唯の機体を発見し、その隣に自機を滑りこませた。

澪「唯、撤退命令だ!行くぞ!!」

唯は、へたり込んだまま呆けていた。
側に瓦礫に潰された憂の死体がある。
その時初めて、澪は先程頭の中に響いた歌の意味を知った。

澪「唯…憂ちゃんは…もう…」

唯は反応しない。
澪は、なんとか唯を引きずってコックピットに押し込み、補助席を出して唯を座らせた。

澪「唯、行くぞ。お前に死なれたら、私は一人ぼっちになっちゃうからな。」

唯「」

唯は、無表情で涙を流している。
表情の作り方を、忘れてしまったように見えた。

飛び立ち、梓と斉藤に合流した。
後ろで、キリマンジャロの山が崩壊するのが見える。
澪にも噴火ではない事くらい、分かった。



184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:29:50.38 ID:pob3cqco

コックピットの中で、澪は唯にできるだけ明るく話しかけた。

澪「唯の歌、私にも聞こえたぞ。きっと憂ちゃんも喜んで天国へ逝けたと思う。」

唯「」

澪「あのさ、宇宙に行ったらさ、また和たちに会いに行くか。
  あいつら、資源関係の仕事やってるんだったよな。」

唯「」

澪「和も立花さんも鈴木さんも、きっと喜んでくれるぞ。」

唯「」

澪「楽しみだな、唯。」

唯「」

合流ポイントが、見えてきた。
輸送機が停まっている。
側に、紬もいるようだった。



185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:30:55.24 ID:pob3cqco

憂の死を報告されたとき、紬は内心、舌打ちをした。
なぜか死ぬのは、律や憂のように使える人材だけだ。
何故、唯や澪のように中途半端なものばかりが残るのか。
しかし、どんな人材でも今は使い続けなければならない情勢だ。

紬は、できるだけ優しく、自分の内面を包み隠しながら話しかけた。

紬「澪ちゃん、ご苦労様。」

澪「あ、ああ…」

紬「これからの行動について教えるわ。
  これからニホンに戻り、琴吹グループの施設に行ってシャトルで宇宙へ上がるわ。」

唯「」

紬「唯ちゃんは…今回宇宙へ上がるのは無理ね。ニホンで施設に預けるわ。」

澪「どんな施設だ?」

紬「唯ちゃんみたいに、戦争で心を傷つけた人たちを治す施設があるのよ。
  ムラサメ研究所っていってね、静かで空気の良い、とってもいいところなの。
  唯ちゃんもきっと気に入ってくれるはずよ。」

澪「そうか、それなら安心だな…唯。」

唯「」

紬「あそこなら、すぐに元気にしてもらえるわ。さ、行きましょ。」

紬は安心しきって笑顔を見せる澪から顔をそらし、口元を歪めた。



186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:33:37.06 ID:pob3cqco

第八話 キリマンジャロの風! おしまい。

今日はここまで。

けいおんは終わるし、タバコは値上がりするしでいいことないけど明日も頑張って投下します。




187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:38:33.78 ID:yyOuyuco

ムラサメ研究所…唯…行くな…行くなぁぁぁぁぁぁぁ…!



188 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/23(木) 22:53:27.38 ID:90iv8tYo

前半のノリがルー・ルカとエルの掛け合いみたいで楽しいな~~
…と思わせといての鬱展開だよ!!乙!



189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/24(金) 00:27:13.64 ID:2x9.BsAO

乙乙。
予想外の展開になってきたぞ



190 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/24(金) 00:38:42.77 ID:cCHlMuo0

ユイ・ヒラサワ
ミオ・アキヤマ
リツ・タイナカ
ツムギ・コトブキ
アズサ・ナカノ
ウイ・ヒラサワ
ジュン・スズキ
ノドカ・マナベ
ヒメコ・タチバナ

こうしてみると和と純がそれっぽくなるよね



192 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/24(金) 17:38:33.05 ID:5OQ3poDO

あー
ムラサメ研じゃなくてオーガスタ研か
ギャプランは



193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/24(金) 20:21:00.73 ID:ehBEHJYo

0079の時の
あの優しいムギは
一体何処へ……





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