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憂「やっほー!私は平沢唯だよ!」#前編 【ホラー】


憂「やっほー!私は平沢唯だよ!」 より
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1246725908/

憂「やっほー!私は平沢唯だよ!」#前編
憂「やっほー!私は平沢唯だよ!」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:45:08.83 ID:xjZKqZJnO

ある日の放課後

憂「用ってなに?お姉ちゃん」

唯「私おもしろいこと思い付いたんだんだー」

憂「おもしろいこと?」

唯「憂、学園祭の時私に変装したって言ってたよね?またやってみない?
  憂が部活いって私が家事するんだよ!」

憂「なんでそんなことを?」

唯「いやー私もたまには家事とかやってみたいし~憂も皆と一緒にいると楽しいよ?」

憂「うーん…そうだね、いいよお姉ちゃん」

唯「わーい♪」

憂(おもしろそうだし、お姉ちゃんにもいい機会だよね)





6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:47:50.32 ID:xjZKqZJnO

唯「これでよし…と」

憂「こないだは先生に見破られちゃったけど大丈夫かな?」

唯「今週いっぱいさわちゃん出張でいないから平気だよーじゃあこれギー太ね、大事にしてねえ」

憂「うん、気をつけるよ
  いいお姉ちゃん、くれぐれも包丁と火は使っちゃだめだからね?あくまで掃除だけ!」

唯「わかったよーじゃあね!あ、あれは確か純ちゃん!おーい!」

憂(大丈夫かな…あ、髪縛ったお姉ちゃんもかわいいなあ)



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:49:15.68 ID:xjZKqZJnO

ガラガラ
憂「やっほー」

律「おー唯、今日は遅かったな」

憂「そ、掃除が長引いちゃって…」

紬「お疲れさま。ケーキあるわよ?」

憂「ありがとうございます!」

澪「なんで敬語?」

憂「あ、ありがとうムギちゃん!」

紬「うふふ、おかしな唯ちゃん」

憂「あ、あはは…」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:50:46.26 ID:xjZKqZJnO

律「…にしても今日は蒸し暑いなあ」ゴソゴソ

憂「ちょ、ちょっと律さ…りっちゃん、下着が…見え…」

律「ん?シャツのボタン外すくらい別にいつも通りじゃん?ふいーあちー」

憂「そ、そんなのダメです!…ダメだよ!はしたないよ!」

律「なーに言ってんだ!お前だっていつもやってるだろ?」

憂「ええ!?」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:52:41.88 ID:xjZKqZJnO

澪「唯はひどいときはシャツ脱ぐからなあ…いくら女同士だからって恥じらいなさすぎだぞ?」

憂(お姉ちゃん…部活でそこまでだらけてたなんて…皆うらやま…じゃなくて皆に失礼じゃない!)

紬「でも今日は珍しくきちんとしてるわね」

憂「え?ああ、当たり前だよ!今後は一切そんなことしないよ!」

澪「…まあそれが普通なんだけどな」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:55:26.33 ID:xjZKqZJnO

梓「……」

憂「ん?どしたのあずさちゃ…あずにゃん」

梓「な、なんでもないです」

澪「さあ、そろそろ練習するぞ!唯も準備しろよ?」

憂「う、うん」

紬「今日も頑張りましょう」

律「よしじゃあいくぞ!1234!」

憂(こないだは合わせすぎちゃったから少しテンポ遅らせて…)



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:57:41.46 ID:xjZKqZJnO

ジャーン…

澪「唯…」

憂「は、はい!?」(まさかバレた!?)

澪「なんだよ今の!唯だけテンポ遅すぎるぞ?」

紬「普段より極端にずれてるわねえ」

律「まったく…最近ちょっと良くなったと思ったらもう逆戻りか?」

憂(よかった…バレてないや…)

憂「ご、ごめんみんな!ちょっと調子悪くて」

律「よし今日はとことんやるぞー1234!」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 01:59:22.24 ID:xjZKqZJnO

律「ふう~結局最後までいまいちだったな…」

澪「唯、ちゃんと自主練やっとけよ?最近サボってるだろ」

憂「あ、うん…頑張るよ」

紬「じゃあそろそろ帰りましょうか」

梓「…あの唯先輩、ちょっと」

憂「え、な、なに?」(梓ちゃんにはバレてたのかな…?)



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:01:41.86 ID:xjZKqZJnO

憂「な、なに?あずにゃん」

梓「えっと…あとで二人だけでお話したいんで待っててくれますか?」

憂「え?二人で?」

律「おーい唯、梓、鍵閉めるぞー」

梓「はい!今行きます!」

憂(梓ちゃん…一体なんだろう?)



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:06:24.79 ID:xjZKqZJnO

憂「それで話ってなあに?」

梓「ええと…唯先輩、今度の土曜日なんですけど、暇ですか?」

憂「え、どうして?」

梓「その…駅前でギターの展示会があるんですけど…二人で行きませんか?」

憂「え…それってどういうこと?」

梓「あ、別に深い意味はないです!ペアの入場券を親にもらって…
  どうせならギターやってる人と行きたいなあってだけで」

憂「え、ええと…返事は明日でいいかな?予定とか確認したいし」

梓「はい!大丈夫です!じゃあ私これで…」

憂(梓ちゃん…もしかしてお姉ちゃんのこと…まさかね)



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:09:28.33 ID:xjZKqZJnO

憂「ただいまー」

唯「お、おかえりういー」

憂「どうしたのお姉ちゃんホコリだらけ!」

唯「うう…はりきって掃除してたらこうなっちゃった…へっきし!」

憂「プッ!早くお風呂入りなよ?夕飯の用意するから」

唯「ごめんねういー…へっくしょい!」

憂(そうだよ…お姉ちゃんを梓ちゃんが好きになるなんてあり得ないよね)

唯「うい!…はっくしょん!」

憂「大魔王?」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:13:25.93 ID:xjZKqZJnO

翌日
憂「おはよう梓ちゃん!」

梓「あ、おはよう憂」

憂「…ねえ梓ちゃん、今度の土曜日、また一緒にお出かけしない?服とか買いに行こうよ」

梓「え…あ、いや、私その日は家族で出かけるから…ごめん」

憂「そう…なら仕方ないね…」

憂(梓ちゃん、どうして嘘つくの…?)



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:19:46.74 ID:xjZKqZJnO

そして放課後
唯「どうしたの憂、また入れ替わろうだなんて」

憂「えへへ…練習楽しくなっちゃって…いいでしょ?今日だけ!ね?」

唯「いいけど…ムギちゃんのお菓子食べたいなあ…」

憂「お菓子ならこっそり持って帰ってあげるから、ね?いいでしょ?」

唯「ホント?わかった!よーし、今日はお風呂掃除頑張るよ!」

憂「ありがとうお姉ちゃん!」(今はお姉ちゃんを梓ちゃんに近づけちゃだめだよね…)



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:24:40.52 ID:xjZKqZJnO

律「ふぅ…今日はこんなもんか」

澪「唯は少し良くなったな、昨日練習頑張ったのか?」

憂「う、うん!」

律「いいぞいいぞー、私を見習って頑張りたまえ唯くん」

澪「お前は練習全然やってないだろ!」ゴツン

律「うぐ…」

紬「じゃあみんな帰りましょう?」

憂「みんな先帰って?私とあずにゃんちょっと練習してくから」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:27:09.26 ID:xjZKqZJnO

梓「それで…昨日の話なんですけど…」

憂「…ねえあずにゃん、憂に嘘ついたでしょ」

梓「えっ…」

憂「今日憂がね?遊びに誘ったら土曜は家族と用事があるって言われたらしいんだけど…
  どういうことかなあ?」

梓「あっ…いや…その」

憂「私、嘘つく子は嫌いかも」

梓「う、うぅ…」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:33:54.43 ID:xjZKqZJnO

梓「私、唯先輩と仲良くなりたくて…二人でギター見ながらいろいろ話とかしたくて…」

憂「それで憂に嘘ついちゃったんだ」

梓「ご、ごめんなさい…」

憂「私に謝ってもしょうがないよあずにゃん」

梓「私、明日ちゃんと憂には謝ります!だから…」

憂「…わかった、いいよ?一緒に行こう?展示会」

梓「え、いいんですか?」

憂「もちろんだよ!楽しみにしてるよー」

梓「はい!私もです!唯先輩と出かけるの楽しみです!」

憂(梓ちゃん、やっぱりお姉ちゃんのこと…)



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:39:11.17 ID:xjZKqZJnO

憂「ただいまーお姉ちゃん!」

唯「おかえりういー」

憂「どうしたのお姉ちゃん!今日は泡だらけだよ?」

唯「洗剤使ってたらこうなっちゃった…あはは」

憂「プッ!もうお姉ちゃんたら…」

唯「えへへ」

憂(お姉ちゃんかわいいなあ…梓ちゃんが好きになるのも分かるよ…でも)

唯「うい!シャボン玉!」

憂「お姉ちゃん…掃除大変だよぉ…」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:43:44.42 ID:xjZKqZJnO

梓(よかったあ…OKしてもらえて…
  でも、この二日間唯先輩全然抱きついてこなかったな…ちょっと寂しいかも)

梓「そうだ…電話してみようかな」

――――――

憂「お姉ちゃん、梓ちゃんからメールとか電話が来たらすぐ私に教えてね?」

唯「えーなんで?」

憂「私携帯故障しちゃって修理に出したんだー
  だから梓ちゃんにはお姉ちゃんの携帯に連絡するように言ってあるの」

唯「そっかー…うんわかったよ♪」

憂(梓ちゃん…焦っちゃだめだよ?)



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:49:36.28 ID:xjZKqZJnO

プルルルル
唯「あ、あずにゃんから電話だ…ういー」

憂「ありがとお姉ちゃん、ちょっと大事な話だから外行くね」


憂「…もしもし」

梓『あ、先輩?今日はありがとうございます!』

憂「いいんだって!それでなんの用?」

梓『あ、用っていうか…先輩の声が聞きたくて…』

憂「…あずにゃん、用もないのに電話するのって変じゃないかな?」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 02:56:06.89 ID:xjZKqZJnO

梓『え…そうですか?』

憂「そうだよー?それに直接お話した方が楽しいよ!
  だからもう電話しちゃダメだよ?また明日ね!」

梓『あ、せんぱ…プッ…ツーツー…』

憂(ダメだよ梓ちゃん、電話なんかしちゃ…
  今日お姉ちゃんと家で話していいのは私だけなんだから…)

ガチャ

唯「ういー…」

憂「なあにお姉ちゃん?」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:00:32.85 ID:xjZKqZJnO

唯「へへ…すいやせん…味噌汁こぼしちった…」

憂「んもーしょうがないなあお姉ちゃんたら」

憂(こんなかわいいお姉ちゃんを好きになるのは分かるよ梓ちゃん…でもね)

唯「でもテーブルにこぼした味噌汁って絶対なめちゃうよね」

憂「ないよー?いや、ある…かも?」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:06:08.93 ID:xjZKqZJnO

翌日
憂「おはよう梓ちゃん」

梓「あ…おはよう…あの、憂?」

憂「なに?」

梓「昨日…何でもない」

憂「…梓ちゃん、変なの!」

憂(そうだよね…嘘ついたって言えるわけないよね梓ちゃん…
  言ったらお姉ちゃんと出かけるためには私に断らなきゃいけないもんね…)



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:11:39.47 ID:xjZKqZJnO

放課後
憂「梓ちゃーん」

梓「なに?」

憂「今日これから一緒に買い物いかない?土曜ダメなら今日行こうよ」

梓「え…でも…」

憂「部活なら私からお姉ちゃんに伝えて休みにしてもらうからさ」

梓「うん…まあ、いいよ」

憂「じゃあ決まり!ちょっと待ってて!お姉ちゃんに伝えてくる」

憂(正確には澪さんに…だけどね…)



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:17:35.55 ID:xjZKqZJnO

澪の教室
憂「澪ちゃーん」

澪「あれ、唯?どうした?わざわざ教室に来るなんて」

憂「あのね…あずにゃんがね…」
澪「梓がどうかしたか?」

憂「今日は部活がめんどくさくなっちゃったんだって…それで休むって」

澪「え?どうしたんだ梓…何かあったのかな」

憂「うん…まあそういうことだから!私先に行くね!」

澪「ああ…ていうか唯、なんでタイほどいてるんだ?」

憂「あ、暑いからね!それじゃ!」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:24:56.53 ID:xjZKqZJnO

憂「お姉ちゃーん」

唯「なあに憂?」

憂「律さんは?」

唯「先に音楽室行ったよ?今日は頑張るって!」

憂「遅かったかぁ…」

唯「ふえ?どういうこと?」

憂「実は梓ちゃんから聞いたんだけど、
  今日音楽室は合唱部が特別に使うから部活は休みなんだって!」

憂(ごめんねお姉ちゃん…今日も梓ちゃんには会わせられないの…)



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 03:31:21.62 ID:xjZKqZJnO

唯「え、ホントに?」

憂「うん…律さんには私が伝えに行くからお姉ちゃんは先に帰ってて?」

唯「わかった…うう、3日もギー太弾けないなんて…」

憂「ごめんね音楽室に置いたままで…大丈夫だよ、今日は持って帰るから」

唯「うん…今日は洗濯やろうかな…」

――――――
憂「あ、もしもし梓ちゃん?なんか、今日はどうしても休んじゃダメだって!」

梓『え、そうなの?』

憂「うん…残念だけど私は帰るから、梓ちゃんは音楽室行って?」

梓『うん!わかった!』

憂(梓ちゃん…お姉ちゃんに会えるからそんなに嬉しそうな声出しちゃって…
  でもごめんね?今日はちょっと楽しくないかも…)



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 10:36:57.10 ID:xjZKqZJnO

憂「おーいあずにゃん!」

梓「あ、先輩!こんにちは!昨日はすいませんでした…」

憂「いいんだよー?さ、部活いこ!」

――――――――
澪「…そういうわけで今日梓休むらしい」

律「うーん、あの梓がねえ…」

紬「どうしちゃったのかしら…」

ガラガラ

憂「やっほー」

梓「こんにちはー」



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 10:40:30.84 ID:xjZKqZJnO

澪「あ、梓…」

梓「どうかしたんですか?」

律「今日休むんじゃなかったのか?」

梓「え、なんの話ですか?」

紬「部活がめんどくさくなったって…何かあったの?」

梓「え、私そんな…」

憂「違うんだよみんな!」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 10:45:33.42 ID:xjZKqZJnO

憂「あずにゃんは憂と遊びに行くはずだったんだよね?」

梓「あ、はい…まあ」

澪「なんだよ、唯が言ってたのと違うじゃないか」

憂「うん、勘違いだったみたい…えへへ、あずにゃんは今度私と遊びに行くんだよねえ?」

梓「は、はい…」

律「お、なんだなんだ?二人で抜け駆けか?」

憂「違うよー、あずにゃんはちょっと皆とじゃ遊びに行くの嫌なだけだよね!」

梓「え…え?」



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 10:52:09.05 ID:xjZKqZJnO

憂「あずにゃんはりっちゃんたちと二人になるのは気まずくて嫌なだけなんだよねえ」

律「…なんだよそれ、梓」

梓「ち、違うんです、ギターの展示会だしどうせなら唯先輩と行きたいなあって…」

律「だからってなんでコソコソするんだよ?それって私らに知られるのが嫌だってことだろ!」

梓「ち、ちが…」

澪「律、落ち着け!…でも確かに梓、私たちに隠す必要はないんじゃないか?
  別に私たちは怒ったりしないって」

梓「す、すいません…」

憂(梓ちゃん、大変だねえ…)



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 10:56:37.21 ID:xjZKqZJnO

律「…悪かった梓」

梓「ごめんなさい…」

紬「さ、さあ皆、お茶にしましょう?おいしいアップルパイがあるの!」

梓「あの、私…今日はこれで失礼します!」

澪「おい梓!」

律「なんだよ梓のやつ…」

憂「私がちょっと行ってくるよ!」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:02:27.35 ID:xjZKqZJnO

憂「あずにゃん、どうしたの?」

梓「私…皆さんに悪いことしちゃって…」

憂「悪いことなんてしてないよー?あずにゃんは私を誘ってくれただけじゃん!」

梓「ごめんなさい今日は帰ります…土曜日は楽しみにしてますね」

憂「うん、それじゃあね!」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:08:00.69 ID:xjZKqZJnO

憂「あずにゃん、今日は帰るって!」

澪「そうか…」

律「なんだよもう…嫌な感じだなモグモグ」

憂「でもあずにゃん、ちょっと怒ってたなあ」

紬「怒ってたって?」

憂「うん、律先輩はなに勘違いしてるんだバカみたいって…」

律「あんにゃろ…!」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:13:01.55 ID:xjZKqZJnO

律「言いたいことは直接言えよ!隠し事して陰口までたたくなんて…」

澪「ま、まあ梓だって悪気があったわけじゃ…」

律「にしても気にいらねえ!」

紬「まあまあまあ…まあまあまあ…」

憂(梓ちゃん、もうすぐ軽音部にも、お姉ちゃんのそばにも、いられなくしてあげるからね…?)



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:19:10.89 ID:xjZKqZJnO

平沢家
唯「今日は部活どうだったー?」ジャンジャン♪

憂「うん、楽しかったよー?あ、でも…」

唯「なにかあったの?」

憂「うん、梓ちゃんがね?部活早退しちゃって…」

唯「え、あずにゃんが?」

憂「なにかあったみたいだからお姉ちゃんも明日は励ましてあげてね?」

唯「うん!…あれ、Cってどうやるんだっけ…」

憂(明日も梓ちゃんには会わないだろうけど…ね)



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:23:59.96 ID:xjZKqZJnO

翌日
憂「梓ちゃん、昨日は残念だったねえ」

梓「…うん」

憂「今日こそ買い物行こう?ちゃんとお姉ちゃんに頼んであげるから」

梓「…うん」

憂(梓ちゃん、元気ないね…でもそんなんじゃ耐えられないよ?最後まで…)



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:32:55.91 ID:xjZKqZJnO

放課後
憂「梓ちゃーん、ちょっとお願いがあるんだけど、携帯貸してくれない?
  私の家に置いてきちゃって」

梓「うん、いいよ」

憂「ありがとう!ちょっと窓際で電話するね?」

梓「気をつけてね…?」

憂「あっ…!」

ヒュッ…バキッ!

憂「ごめん梓ちゃん…携帯落としちゃった…」

梓「…ま、まあ修理すれば直るから…いいっていいって」

憂「ごめんね?一緒に携帯ショップ行こう?お金はちゃんと出すから!」

憂(ごめんね梓ちゃん…これで皆さんとも…お姉ちゃんとも話せなくなっちゃったね?
  かわいそうな梓ちゃん…)



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:36:31.80 ID:xjZKqZJnO

音楽室
律「梓のやつ、遅いな…」

澪「休んでるわけじゃないみたいだし…」

紬「なにかあったのかしら」

唯「君を見てると~」ジャンジャン♪

律「それにしても唯、妙に気合い入ってるな」

唯「え?そ、そんなこたないですよりっちゃん隊員!」

律「そうですかい唯隊員!」



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:44:17.47 ID:xjZKqZJnO

18時
澪「結局最後までこなかったな梓…」

紬「携帯も通じないし…」

律「今度は無断欠席かよ…もう許さねえ!明日から出禁だ!」

唯「ええ、でもでも…」

律「あいつがちゃんと謝るまで出禁!断固入室禁止!」

澪「梓…どうしちゃったんだよ…」

紬「月が赤い…」



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:50:01.72 ID:xjZKqZJnO

唯「でね?りっちゃんが出禁だって言うんだよー」ジャンジャン

憂「そうなんだ…」(律さん、そこまでしてくれたんだ…感謝しなきゃね)

唯「憂はどう思うー?」ジャジャン

憂「やっぱり無断欠席はよくないよー私は律さんに賛成だな」

唯「うーんそっかあ…ところで今日憂はなにしてたの?」ジャジャンジャン

憂「…純ちゃんとお買い物だよ?」

唯「ふーん…あれ、またF分かんなくなっちゃった…」

憂(明日は金曜日か…)



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 11:55:59.20 ID:xjZKqZJnO

翌日
憂「おはよう梓ちゃん、昨日は楽しかったね?」

梓「あ、うん」

憂「それにしても携帯ショップ休みだなんて残念だったね」

梓「うん…まあしょうがないよ」

憂「今日は部活、頑張ってね♪」

梓「うん…」

憂(頑張ってね梓ちゃん…皆と仲直りできるといいね…)



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:04:13.04 ID:xjZKqZJnO

放課後
梓「こんにちは…」

紬「梓ちゃん…」

律「梓、何か言うことがあるんじゃないのか?」

梓「え?」

澪「梓、ごめんな?とりあえず一言謝っちゃえば落ち着くからさ」

梓「ちょ、ちょっと待ってください!私何も悪いことしてないです!」

律「この期に及んでとぼける気かよ!」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:10:23.22 ID:xjZKqZJnO

梓「とぼけるも何も…唯先輩はどこですか?」

紬「唯ちゃんは掃除でまだ来てないわ」

律「とにかく謝るまで梓は出禁だ!」

梓「なんで何も悪いことしてないのに謝らなきゃいけないんですか!」

律「ああそうかい…部活の和を乱すならもう来なくてけっこう!帰れ!」

澪「ちょっと律!…なあ梓、一言ごめんって言えばいいからさ、変な意地張らないで」

梓「澪先輩まで…もういいです!さよなら!」

澪「あ、梓…」



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:15:40.78 ID:xjZKqZJnO

唯「遅れてごめーん…あれあずにゃんは?」

律「知らん!モグモグ」

紬「梓ちゃん、ちょっとね…」

澪「でも梓があんな意地っ張りだとは知らなかったな…」

唯「モグモグ…あずにゃん大丈夫かなあ…」



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:20:32.76 ID:xjZKqZJnO

梓(なんなの皆…私が何したっていうの…?唯先輩…会いたいよ…)

憂「あずにゃん!」

梓「先輩!」

憂「携帯通じないからどうしたのかなって…何かあったの?」

梓「なんでもないです…それより先輩、明日は遅れないでくださいよ?」

憂「うん!楽しみだよ!」

梓「はい…それじゃ私、帰りますね」

憂(梓ちゃん…とっても楽しみだよ…また明日ね)



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:28:08.70 ID:xjZKqZJnO

土曜日
唯「ムニャムニャ…ういーどっか行くのー?」

憂「うん!ちょっと純ちゃんと映画見に行くの」

唯「そっかー…手に持ってるのなあに?」

憂「…これ?なんでもないよ」

唯「へぇ…じゃあ行ってらっしゃいうい」

憂「行ってきますお姉ちゃん」

憂(お姉ちゃん…大丈夫だよ…お姉ちゃんは誰にも渡さないからね?)



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:35:57.86 ID:xjZKqZJnO

憂「あずにゃーん!」

梓「あ、唯先輩遅いですよ!」

憂「いやあごめん!寝坊しちゃってえ…あずにゃん、服かわいいね!」

梓「そ、そうですか…て、照れちゃいます…」

憂(かわいいよ梓ちゃん…普段私と出かける時よりずっと気合い入ってるね…)

梓「さあ行きましょう!会場はすぐそこですよ?」

憂「うん!」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:43:56.26 ID:xjZKqZJnO

梓「ふう…どうでした唯先輩?」

憂「うーん…よく分かんなかったけどおもしろかったよ!」

梓「あはは…唯先輩らしいです」

憂(梓ちゃん、すっかりご機嫌だね…そんなに楽しいんだ)

憂「これからどうしようか?もう帰ろっか」

梓「あ…えっと、色々行きたいところがあるんで、付き合ってもらっていいですか?」

憂「…いいよあずにゃん」



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:48:55.77 ID:xjZKqZJnO

憂(それにしても…ホントに楽しそうだね梓ちゃん…私といる時はそんなに笑わないよね?)

梓「唯先輩、お揃いのペンとか買いませんか?」

憂「…うん、いいよ?」

梓「ありがとうございます!何がいいかなあ?」

憂(梓ちゃん、ホントにお姉ちゃんのこと…)



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 12:58:00.03 ID:xjZKqZJnO

梓「今日はホントに楽しかったです!」

憂「そうだねえ」

梓「…あの先輩」

憂「なあに?」

梓「私…軽音部の皆さんに迷惑かけちゃって…唯先輩にばかり頼っちゃって…すみませんでした」

憂「いいんだよそんなことー」

梓「あ…あの唯先輩!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 13:03:57.42 ID:xjZKqZJnO

梓「私…唯先輩のこと、好きなんです!」

憂「……」

梓「最初は変な人だなって思ってたけど、ギターの練習とか頑張ってて…
  そういう唯先輩はすごくかっこよくて…」

憂「……」

梓「だから…その…」

憂「……」



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 13:07:57.64 ID:xjZKqZJnO

憂(やっぱり…梓ちゃん、お姉ちゃんのこと好きだったんだ…
  目に涙まで浮かべちゃって…そこまで真剣なんだ…でも)

梓「…先輩?」

憂「あずにゃん、もっと静かなとこで話さない?」

梓「あ、はい…」

憂(でもね梓ちゃん、私もね、お姉ちゃんのこと大好きなんだよ…)



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 13:14:13.43 ID:xjZKqZJnO

公園
憂「あずにゃん」

梓「は、はい」

憂「ごめん私、あずにゃんの気持ちには答えられないよ」

梓「え…どうしてですか?私のこと嫌いなんですか?」

憂「うん…だって私、梓ちゃんみたいな子、大嫌いだから」

梓「え…今、なんて?」

憂「聞こえなかった?だから」

憂「私、梓ちゃんのこと殺しちゃいたいくらい大っ嫌いだよ?」



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 13:19:38.76 ID:xjZKqZJnO

梓「ゆ、唯先輩?何言って…」

憂「まだ気付かないんだ…梓ちゃん」

梓「梓ちゃんって…ま、まさか…う、憂…?」

憂「ずいぶん気付くの遅かったね?お姉ちゃんのこと大好きなんじゃなかったの?」

梓「そ、そんな…どうして…?」

憂「梓ちゃんたら、すっかり私のことお姉ちゃんだと思いこんでるんだもん、おもしろかったあ」

梓「なんで…なんで!?」

憂「なんでって…」



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 13:24:07.42 ID:xjZKqZJnO

憂「梓ちゃんみたいに嘘ついたり勝手に部活休むような子にお姉ちゃんは渡せないもん」

梓「は…?それは全部憂が…」

憂「お姉ちゃんは私だけのお姉ちゃんだもん…梓ちゃんに取られるなんて嫌だから」

梓「い、意味わかんないよ…」

憂「別に梓ちゃんに分からなくっていいよ」

梓「わ、私…帰る!」



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 14:51:05.55 ID:xjZKqZJnO

憂「待ってよ梓ちゃん、私、梓ちゃんにいい物持ってきたの」

梓「は…?」

憂「これ…なんだか分かる?」

梓「退部届…?憂、何考えてるの?」

憂「何って簡単だよ。梓ちゃんが軽音部を退部するんだよ」

梓「何行ってるの…?嫌に決まってるじゃない」

憂「そう…」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 14:55:46.97 ID:xjZKqZJnO

憂「ねえ梓ちゃん、お姉ちゃんのどこが好きなの?」

梓「ど、どこがって…」

憂「具体的にはどういうところが好きなのか聞かせて?」

梓「や、優しいとことか、いつも面白いこと言って楽しい気分にしてくれるとことか…」

憂「他には?」

梓「急に言われてもわからないよ…」

憂「そんなもんなんだ…あのね梓ちゃん」



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:02:19.81 ID:xjZKqZJnO

憂「私は小さい頃からずっとお姉ちゃんと一緒にいたんだよ?
  お正月も誕生日もお祭りの日もクリスマスの日もずっと…だから私はお姉ちゃんの全部が好きなの」

梓「憂…」

憂「だからお姉ちゃんがいたずらしても失敗しても、全部許せるの
  お姉ちゃんのために死ねって言われても私は喜んで死ねるよ?梓ちゃんにはそういう覚悟ある?」

梓「わ、私は…」



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:11:12.38 ID:xjZKqZJnO

梓「私だって…覚悟くらい…」

憂「……」スッ

梓「それ…包丁…」

憂「安心してよ梓ちゃん、刺したりはしないから…」

梓「ど、どういうこと?」

憂「梓ちゃん、さっき覚悟あるって言ったよね」

梓「言ったけど…」

憂「じゃあその覚悟を見せて?この包丁で梓ちゃんの体にお姉ちゃんの名前を彫るの」

梓「は?な、何言ってるの?憂…」



257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:17:38.44 ID:xjZKqZJnO

憂「あはは、大丈夫だよ梓ちゃん、死ぬわけじゃないんだから」

梓「い、意味わかんない!そんなの唯先輩が好きとか関係ないじゃん!」

憂「あるよ?だって私はできるもん…とりあえず太ももでいいよね」

ガッ!ガリガリ…

梓「きゃあああああああ!憂!ち…血が…血が…」

憂「あはは…こんなの全然痛くないよ?だってお姉ちゃんの名前が体に刻めるなんて幸せじゃない」

梓「おかしいよ…憂…狂ってる…」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:24:04.30 ID:xjZKqZJnO

憂「ふう…唯って字、意外に彫るの難しいね」

梓「やっ…やめてよ…憂…」

憂「別に無理にやらなくていいよ?
  その代わり二度とお姉ちゃんや軽音部には関わっちゃだめだけど」

梓(どうしよう…でもやっぱり無理だよ…)

梓「わ、分かったよ…もういい…先輩たちには近づかないよ…」

憂「いいの…?」

梓「う、うん…わ、私もう帰るから…」

憂「じゃあね梓ちゃん、約束だからね…?」

梓「うん…」




262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:27:48.18 ID:TTxjcDY5O

この憂には勝てない



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:28:55.56 ID:qERopRGmO

憂さん怖いです





264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:31:47.23 ID:xjZKqZJnO

0:00

梓「はぁ…はぁ…おえ…ゲホ…」

梓(気持ち悪い…あんなの見ちゃったから…どうしよう明日から…)

梓「そうだ…家電から唯先輩の電話に掛けてみよう…憂のこと相談しなきゃ…」



266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:33:56.95 ID:xjZKqZJnO

梓「も、もしもし…」

唯『もしもし?あ、あずにゃーん?どうしたのこんな夜中に』

梓(よかった…唯先輩だ)

梓「あ、あの実は…」

唯『あ、憂が用あるから代わってだって…ちょっと待ってて?』

梓「や、やっぱりいいです!おやすみなさい!」ガチャン

梓「はぁ…はぁ…月曜直接話そう…」



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:44:42.38 ID:xjZKqZJnO

月曜日
梓「先に教室で待ってよ…」

唯「あ、あずにゃーん!おはよう!」

梓「あ、先輩!おは…」

憂「おはよう梓ちゃん、どうしたの?お姉ちゃんの教室の前にいるなんて」

梓「どうして…」

唯「いやー憂がね?私のギー太運んでくれるっていうんだー優しいねえ」

憂「当然だよー?私お姉ちゃんのこと大好きだし」

唯「かわいいなあもー…ところであずにゃん、なんか用?」

梓「あ…いや…何でも…それじゃ…」



273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:48:26.32 ID:xjZKqZJnO

梓(こうなったら中休みに澪先輩に…)

憂「梓ちゃん、今日は帰りまでずっと一緒にいよ?」

梓「な…なんで?」

憂「別にいいでしょ?私たち友達じゃない」

梓「う…うん…」

梓(どうしよう…)



274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:52:14.93 ID:xjZKqZJnO

放課後
憂「梓ちゃん、一緒に帰ろ?」

梓「ご、ごめん憂!私今日先輩たちに挨拶したいんだけど!」

憂「……」

梓「い、今までお世話になったし、一言くらいいいでしょ?」

憂「……」

梓「憂?」

憂「…うんいいよ」

梓「ありがとう!じゃあここで待ってて?」

憂「……」



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 15:58:46.42 ID:xjZKqZJnO

梓(よし、皆さんに憂のこと話してなんとかしてもらおう…)

ガチャ

梓「あ、あの…」

澪「梓…」

紬「梓ちゃん…」

唯「あずにゃん…」

律「…なんの用だよ?」

梓(やっぱり律先輩怒ってる…でも言わなきゃ)

梓「じ、実は…」



281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:05:52.45 ID:xjZKqZJnO

憂「梓ちゃん、言いにくいなら私から言うね?」

梓「う…憂…なんで…」

律「どういうことだ憂ちゃん?」

憂「実は梓ちゃん、軽音部を辞めたいらしいんです」

梓「なっ…」

澪「本当なのか梓…?」

梓「ちっちが…」

憂「梓ちゃん、無理しなくていいんだよ?もうこのメンバーでやりたくないって言ってたじゃない」

紬「そんな…」

唯「あずにゃんそうなのお…?」



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:14:10.18 ID:xjZKqZJnO

梓「違います!私は…」

律「梓、悪かったな…やっぱり無理してたんだな…」

梓「違うんです律先輩!」

憂「はいこれ退部届です!梓ちゃん、行こう?」

梓「ちょっと待っ…」

憂「それじゃあ!」

バタン

澪「梓のヤツ、無理してるならなんで言わなかったんだよ…」

紬「私たち、悪いことしてたのかしら…」

唯「うう…あずにゃん…いやだよう…」

律「…梓のバカ」



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:19:23.73 ID:xjZKqZJnO

梓「…ちょっと憂!離して!」

憂「……」

梓「おかしいよ憂!なんでここまでするの!?」

憂「だって約束したじゃない」

梓「は…?」

憂「梓ちゃんには覚悟がないんだよね?
  そんな梓ちゃんがお姉ちゃんに馴れ馴れしくするなんて許せないよ」

梓「そ、それなら他の先輩だって…」



294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:24:30.57 ID:xjZKqZJnO

憂「皆さんはお姉ちゃんを変えてくれたけど、梓ちゃんは?ただ1年で入ってきただけじゃない」

梓「そんな…」

憂「さ、これからどうするの?新しく部活でも探す?」

梓(憂がいなくなれば…全部上手くいくんだ…)

憂「梓ちゃん?」

梓「う、憂なんか…憂なんか!」

ドンッ

憂「きゃっ…」



298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:30:41.70 ID:xjZKqZJnO

ドサドサドサ…

憂「う…痛いよ…あず…さ…ちゃ…」

梓「はぁ…はぁ…わ、私…」


律「なあ梓、やっぱりもう一度話を…って憂ちゃん!?」

澪「あ、梓、まさか…?」

梓「ち、ちが…私は…」

紬「とにかく救急車を!」



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:35:47.73 ID:xjZKqZJnO

唯「いやあああああああああああああああ!ういいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

律「ゆ、唯落ち着け!」

唯「し、死んじゃやだよ!うい?うい!いやだよいやだよ!」

憂「だ、大丈夫だよお姉ちゃん…大げさだよ…」

唯「うっ…うう…うええ…」

梓「ゆ、唯せん…」

澪「梓、後で話聞かせてくれ」

梓「わ、私…」



316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:42:27.13 ID:xjZKqZJnO

病院

さわ子「打撲と右足の骨折か…まあ命に別状はなくてよかったわね…」

憂「はい、ご心配かけてすみません」

さわ子「私は先に学校戻るから、あんたたちも帰りなさいよ?
    唯ちゃん、このお金でタクシーでも呼びなさい」

唯「うん…グス」

律「それにしても…何があったんだよ」

梓「私…」



319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:48:44.80 ID:xjZKqZJnO

憂「私が悪かったんです…梓ちゃんが退部したくないって言ってて、話そうとしたら…」

澪「…梓が、突き落としたのか?」

梓「……」

憂「いえ、私が怒らせちゃったから悪いんです…ごめんね梓ちゃん」

梓「……」

紬「でも梓ちゃん、いくらなんでも突き落とすなんて…」

律「とにかく梓、憂に謝れよ?」

梓「…嫌です」



323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:53:32.19 ID:xjZKqZJnO

律「おい梓?」

梓「私は悪くないです…」

澪「おい梓!いくらなんでも…」

憂「いいんです!悪いのは私ですから」

唯「…あずにゃん」

梓「はい!?」

唯「私、あずにゃんのこと見損なっちゃったよ」

梓「え…」

唯「みんな帰ろう?憂、タクシー呼ぶから待っててね」

憂「うん!皆さん先に言ってて?私梓ちゃんとお話したいから」



332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 16:58:04.64 ID:xjZKqZJnO

憂「あーあ、これじゃあ軽音部には戻れそうもないね梓ちゃん」

梓「……」

憂「それより私を見つけた時のお姉ちゃん見た?すごく心配してくれてたよねえ」

梓「……」

憂「お姉ちゃん、本当に優しいよね…梓ちゃんが好きになるのも本当に分かるよ」

梓「……」

憂「でもね梓ちゃん」



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:03:07.21 ID:xjZKqZJnO

憂「お姉ちゃんは私のなの。だから好きになんてなっちゃダメなんだよ?」

梓「……」

唯「おーい憂!タクシー来たよ?」

憂「ありがとう!今行くよ!それじゃあまた学校でね?梓ちゃん♪」

梓「……」



349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:10:31.24 ID:xjZKqZJnO

次の朝学校に行くと、誰も話しかけてくれなくなっていた…
多分憂が上手く皆を口車に乗せたんだろう。そして軽音部とも接点は全くなくなった。
私の居場所は学校から完全になくなっていた…
唯先輩も、澪先輩たちも、友達も、皆私から離れてしまった

私は一人ぼっちになっていた。



361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:18:21.54 ID:xjZKqZJnO

2週間後
梓(もう帰ろう…)

キミヲミテルト…

梓(あ…皆練習してるんだ…)

梓(相変わらず律先輩のドラム走ってるな…唯先輩も微妙にずれてる…)

梓「う…うぇ…私…戻りたいよ…軽音部に…」


梓(そうだ…)



366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:24:28.62 ID:xjZKqZJnO

憂「…なに梓ちゃん、話って」

梓「私ね、覚悟決めたよ」

憂「覚悟?」

梓「私、唯先輩も大好きだけど、澪先輩も律先輩もムギ先輩も大好きだから…」

憂「それで?」

梓「私、唯先輩だけじゃなく、軽音部全員の名前刻むよ…そしたら戻ってもいい?」

憂「うん…いいよ?もちろんだよ」

憂(目障りだなあ…そんなことしたって無駄だよ梓ちゃん…)



374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:29:22.98 ID:xjZKqZJnO

憂「…今日はもう遅いし、明日私が包丁用意してあげるよ」

梓「…うん、ありがとう」

――――――
シャー…シャー…

唯「ういーなんで包丁なんか研いでるの?危ないよお」

憂「うん!とびきり切れ味がよくなるようにね…」

唯「ほお…」

憂(梓ちゃんの肌…すごく柔らかそうだから…かわいそうかな?)




408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:51:51.47 ID:8R9mWrDU0

てか骨折は?





424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/05(日) 17:56:36.04 ID:xjZKqZJnO

>>408
軽傷だったので2週間経って全治しました



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[ 2011/06/08 23:35 ] ホラー | | CM(0)

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