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梓2号「人間になるにゃ!!」 【非日常系】


http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1247644405/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 16:53:25.10 ID:9pg/lZxi0

梓「あずにゃん2号…」

ナデナデ

梓「雄…なんだ…」

ナデナデ

梓「でもかわいいから…あずにゃん2号…」

ナデナデ

その時、東の空が眩しく光り輝いた…!!

カッ!!

梓「キャッ!!何!?」

梓2号「オイーッス」

梓「おっさんwwwwwwwwww」





5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:09:41.04 ID:g3tT1fCH0

梓2号「おっさんじゃなんかマズイのかよ」

梓「だってあんなカワイイ猫だったのに、こんなハゲ親父だなんて……」

梓2号「いいか嬢ちゃん、猫にだってオッサンはいるんだ
    だが可愛くない猫はいねぇ……どういうことか分かるかい」

梓「人間になったら相応の姿になるのは仕方ないってことですか」

梓2号「そういうことだ嬢ちゃん
    人間から見て可愛いかどうかなんて日本人から見てニガーがみんな同じ顔なのと一緒なんだよ」

梓「納得したです」

梓2号「そんなことよりな、まず猫が人間になった事を驚くべきだと思うぞ俺は」

梓「確かに普通ならそうでしょうね」

梓2号「なんでぃ、嬢ちゃんは普通じゃないってのかい」

梓「ええ、だって私も元々猫ですから」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:40:14.97 ID:9pg/lZxi0

梓2号「嬢ちゃんギターやってるよなぁ」

梓「は、はい、やってますよ…」

梓2号「ちょっと貸してくれねぇか」

梓「あ、はい、どうぞ…」

ジャーン♪ジャジャジャーン♪

梓「あ…うまい」

梓2号「へへ、見よう見まねだけどな、大したもんだろ?」

梓「すごい…あ、合わせてやってみようよ!!合わせよう!!」

梓2号「お、おう、いいぜ!!」

梓「ちょっと待っててね~♪」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 17:48:12.05 ID:9pg/lZxi0

梓2号「へへ、やるな嬢ちゃん」

梓「おっさんこそ、こうやって合わせるのって、本当に楽しい!!」

梓2号「そうかい、いつもは一人で弾いてるのかい?」

梓「うん…前はお父さんが教えてくれたんだけど、最近お仕事が忙しいみたいで…」

梓2号「そうか…ところで嬢ちゃん、さっき言ってた『私も元々猫』ってどういうことでえ?」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 18:14:57.30 ID:9pg/lZxi0

梓「私は元々猫だったの小さい頃の記憶はぼやけてるんだけど、
  私が人になった日も不思議な光が東の空で輝いていた…」

梓2号「ふむ…」

梓「私にとって飼い主だった人は、その日からお父さんになった。
  誰も私が人間になったことに疑問は抱かなかった」

梓2号「しかし純の家では俺が最年長だぜ?その場合どうなっちまうんだ?」

梓「分からない…でも、家族や親族としておっさんは扱われると思う」

梓2号「うーん、面倒くせぇなぁ…」

梓「私も最初は戸惑ったけど、みんな優しくしてくれた。おっさんも、きっと大丈夫だよ」

梓2号「だといいんだがなぁ…」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 18:35:15.40 ID:9pg/lZxi0

梓2号「さてと…そろそろ寝るか…」

梓「あ、寝る場所…その…」

梓2号「ああいいよ、俺は床で。慣れてるからな」

梓「そ、そんな!!せめてソファーを使って!!」

梓2号「でも嬢ちゃん、知らないおっさんが自分のソファーで寝るなんて、何か嫌だろ?」

梓「嫌じゃないよ!!おっさんなら嫌じゃない!!」

梓2号「そ、そうか…?…じゃあお言葉に甘えて」

梓「うん!!」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 18:44:42.87 ID:XatJvMWaO

梓「じゃあそろそろ寝ますか」

スルスル

梓2号「ちょっ!なぜいきなり服を…!」
梓「わたし元が猫だからかたまに体が熱くて堪らない時があるんです 発情期ってやつなのかな…」

梓2号「じ、嬢ちゃんどこ触って…は、はにゃ~ん///」

梓「ギターで鍛えた指使い舐めないでください…じゃあまずはアルペジオで優しくいたぶってあげます」

梓2号「あっ…ギターヘッドをそんなに触ったら…調律が!調律が狂っちゃうううううう!」

梓「ふふふ…アンプに繋いでもいないのにそんな大きな声出しちゃって…
  あらら、もうメンテ用オイルが漏れてきてますよ…」

梓2号「あああっ!そんなに早弾きしたらオイル漏れちゃうううううう!」

あとはまかせた



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 19:21:34.47 ID:9pg/lZxi0

梓「おっさん!!昨日はごめんなさい!!発情期が来ると私、私どうしても…!!」

梓2号「い、いや、気にしねぇでくれ…
    俺もこの歳だ、経験がないわけじゃねぇんだ。しかしなんというか、嬢ちゃんのテクがその…」

梓「…テク?」

梓2号「い、いや、なんでもねぇんだ!!まぁ気にすんなってこった」

梓「本当にごめんなさい!!」

梓2号「そういや今日は純のとこに帰る日だな、世話になったな嬢ちゃん!!」

梓「あ…うん、こっちこそ…ギター合わせて楽しかった…」

梓2号「まぁ問題は純がどういう反応をするかなんだがなぁ…」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 20:13:27.58 ID:g3tT1fCH0

梓「さて、じゃあそろそろ出ましょうか」

梓2号「おう、しかし大丈夫と言われてもこれはなかなか緊張するな」

梓「いつも通りにしてればいいんですよ
  おっさんからはちゃんと猫のときと同じオーラが出てますから」

梓2号「なんだかよく分からんがなるべくいつも通りにしてみるよ」

梓「平常心 平常心」

梓2号「平常心…平常心…」

梓「さて、着いたです。インターホン鳴らしますよ」

梓2号「お、おう……」


ピンポーン



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 20:20:17.65 ID:g3tT1fCH0

純「はぁーい。あ、梓ちゃん!おはようー」

梓「おはよう純ちゃん!預かってた猫ちゃん返しにきたよー」

純「ありがとう~。助かっちゃった
  ……あれ?それで猫ちゃんはどこにいるの?」

梓「えっ?あれ、いない……と思ったら壁に隠れてる…
  おーいおっさーん、恥ずかしがらずに出てきなよー」

梓2号「へ、へへへ……どうも純ちゃん数日ぶり……」

純「ねえ梓ちゃん、このハゲだれ?」

梓「えっ」
梓2号「えっ」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 20:54:59.30 ID:/Qy21dwB0

梓2号「結局追い出されちまった・・・」

梓「・・・」

梓2「追い出される前に家に上がることもできなかったけどな、わはは!」

梓「おっさん・・・」

梓2「いやなに、いいさ、野良ってのに憧れてたしな!」
梓2「あ、だがこの体じゃ野良っていうかただの家無しかぁ!がはは!こりゃおもしろい!な?譲t」

梓「よかったら・・・」

梓2「?」

梓「おっさんさえよかったらウチにきてよ!私頼んでみる!」

梓2「いや、だがよぉ・・・」

梓「多分庭くらいなら・・・」

梓2「庭かよ・・・」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:01:27.31 ID:/Qy21dwB0

翌日

律「おい、梓」

梓「はい?」

律「その・・・なんだ、言いにくいんだが・・・」

唯「あははは、あずにゃんオヤジくさ~い!」

梓「えっ」

澪「こら!唯、もうちょっと言い方ってものが・・・」

梓(結局頼み込んで家に住ませてあげられたのはいいんだけど・・・、こればっかりは仕方ないよね・・・)

梓「すいません、昨日ちょっとネk・・・父の友人が来てて遅くまでお話に付き合わされちゃって・・・」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:15:00.07 ID:/Qy21dwB0


澪「な、なんだそうだったのか!」

律「・・・」

唯「りっちゃんが変なこと言うからだよ~」

澪「律~?」

律「えっ?なになに?」

澪「どうしたんだ怖い顔して・・・」

律「いやなんでもない、ごめんな!梓にも変なこと言ったな」

梓「いえ・・・」

律「・・・」

唯「あはは!りっちゃんったらおかし~!」

律「なにを~、こうしてやる!」

唯「あ~ん、くすぐったいよぉ~」

梓(これからどうしよう・・・)



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:20:10.12 ID:/Qy21dwB0


梓宅

梓「ただいま~」

梓2「よう、学校とやらはもう終わりかい?」

梓「あ、はい、ただいま・・・」

梓2「どうだ譲ちゃん、また一緒に弾かねぇか?」

梓「え、いや・・・ちょっと今日はもう疲れちゃいました・・・」

梓「私もう寝ますね」

梓2「お、おおそうか・・・」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:24:58.17 ID:/Qy21dwB0

翌日

憂「おはよう、梓ちゃん」

梓「憂、おはよう」

憂「昨日はお姉ちゃんが酷いこと言ったみたいで、ごめんね?」

梓「え、あぁ、いいよ気にしてないから」

憂「でも私女の子向かってあんなこと・・・その・・・」

梓「オヤジ臭い?」

憂「う、うん・・・それはないと思うの、だから・・・」

梓「もういいよ、別に気にしてないから」

憂「そ、そう?」

梓「うん、だから憂があやまることなんてないよ」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:28:18.96 ID:/Qy21dwB0


梓「あ、因みに・・・」

憂「・・・?」

梓「今って・・・臭く、ない?」

憂「え、ううん、全然そんなことないよ!」(やっぱり気にしてるよね・・・)

梓「そ、そっか」(ホッ)

憂「あ、あの、やっぱり私からも言っておくね?」

梓「い、いいってば、それよりほら、先生きたよ」

憂「うん・・・」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:31:48.77 ID:/Qy21dwB0

放課後

澪「唯の奴遅いな~」

紬「まぁまぁ」

律「そうだぞ澪ぉ、次のライブまでまだまだ時間はあるだろ~、そんなに焦るな焦るな」

澪「ライブが近づいて慌てるのはどこのどいつだ!」

律「あんなの、ちょっとじゃんか~、慌てたうちに入んね~よ、ムギおかわり!」

紬「うふふ」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:37:45.36 ID:/Qy21dwB0

唯「りっちゃん隊員、平沢唯ただいま帰還いたしましたー!」

律「おおぅ来たな、ご苦労!」

澪「おそいぞ唯!」

紬「まぁまぁまぁ」

唯「ひどいよ澪ちゃん・・・、あずにゃんの方が私より遅いもん!」

タッタッタッタ

梓「先輩~・・・ま、待って・・・ハァハァ・・・ください・・・」

唯「あずにゃ~ん、もっとはやく来なきゃダメだよぅ!」

梓「掃除当番で・・・」

澪「ほ、ほらみろ!梓は掃除があって仕方なく遅れたんだ、いやこれは遅れた内に入らないだろ?」

唯「ムギちゃ~んけーきぃ~」

紬「はい、どうぞ♪」

澪「あ、こら!人の話を・・・」

・・・



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:44:31.56 ID:/Qy21dwB0

梓宅

梓「ただいま~」

梓2「お、譲ちゃんお疲れぃ!」

梓「はい、まだ誰も帰ってきてないんですか?」

梓2「朝出てったっきりだなぁ、いまんとこ譲ちゃんが一番乗りだ」

梓「そうですか、ってなんですかこれ・・・キッチンが・・・、まさか泥棒!?」

梓2「いや~すまん・・・かっぷめんってのが作ったことなくてイマイチ・・・」

梓「カップ麺一つでこんなに・・・」

梓「明日朝、何か作っておくよう言っておきますから、お昼はそれを食べてください」

梓2「面目ない・・・」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 21:54:13.45 ID:/Qy21dwB0


翌日

純「梓ちゃん、あの・・・」

梓「あ、純ちゃん」

純「ウチの猫、もうそろそろ返して欲しいんだけど・・・」

梓「え・・・」(自分で追い出したのに・・・)

純「もしかして、どこかに逃げちゃった、とか・・・?」

梓「う、ううん、そんなことないんだけど・・・」(どう言えばいいんだろう)
キーンコーンカーンコーン
純「あ、チャイム鳴っちゃった・・・」

純「と、とにかく早く返してね?私待ってるから・・・」
  (あんなおっさん連れてきて誤魔化そうなんて、梓ちゃんってちょっとおかしな子なのかな?)



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:00:18.99 ID:/Qy21dwB0

放課後

唯「それでね、それでね!」

紬「うふふ」

梓「こんにちわ~」

唯「あ、あずにゃんだ~!」

梓「ちょ、唯先輩離れて・・・」

唯「スンスン、スンスン・・・うん、全然オヤジ臭くないよぉ」

梓「ま、まだ言うんですか・・・」

唯「ごめんね~?あの後憂に怒られちゃった、てへへ・・・」

梓「べ、別に気にしてませんから」

律「うい~す、お早いな唯~エライぞぉ」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:01:01.00 ID:/Qy21dwB0

唯「エッヘン!」

澪「梓と紬も来てるな、じゃあさっそく練s」

律「よ~しじゃあさっそくティーターイム!」

唯「お~!」

紬「はいはい♪」

澪「・・・」

梓(この先輩達はもうだめだ・・・)



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:06:50.75 ID:/Qy21dwB0


梓宅

梓(純ちゃんになんて言おう・・・)

梓2「うおっ!おどかすねぃ譲ちゃん・・・」

梓「ブツブツブツブツ・・・」

梓2「なんだありゃぁ・・・?」

梓2「それにしてもこの体になってから動きづらくてしょうがねぇ・・・」

梓2「高い所に登らなくても見えるのは便利なんだがなぁ」
ドックン
梓2「!・・・、今のは・・・?」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:13:27.91 ID:/Qy21dwB0


翌朝

梓「結局、何も思いつかなかった・・・」

梓2「譲ちゃ~ん?今日は学校とかいうの、行かなくていいのかい?」

梓「純ちゃんにどんな顔しすれば・・・」

梓2「お~い」

梓「なんですか!」

梓2「っとと、大声出すなや・・・、学校はどうしたんでぇ?」

梓「あ、もうこんな時間!」

梓2「忙しないやっちゃなぁ」

梓「いってきまーす!」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:16:03.11 ID:/Qy21dwB0

昼休み

梓「とりあえず何か言い訳を思いつくまで純ちゃんは避けなくちゃ」

憂「梓ちゃん、一緒にお昼食べない?」

梓「うん、たまには屋上とか行ってみない?」

憂「え?いいけど・・・?」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:21:57.42 ID:/Qy21dwB0

屋上

憂(え、なんだろうこの臭い・・・)

梓「モグモグ・・・」

憂(梓ちゃんの方から・・・、お姉ちゃんが言ってたのって・・・)

梓「・・・?憂どうしたの?はやく食べないと昼休み終わっちゃうよ」

憂「あ、う、うん」(たしかに加齢臭のような・・・)

梓「憂、どうしたの?熱でもある?」
憂のおでこに手を・・・
憂「ヒッ!」
ガタタッ
梓「・・・!」

憂「あ・・・、うん、なんでもないんだけど・・・ちょっと食欲が無くて・・・」(臭い・・・我慢できない・・・!)

梓「大丈夫?保健室行かなくていい?」

憂「あ、そ、そそうだね、そうするね!ごめん梓ちゃん・・・」

梓「え、うん、別にいいけど・・・?」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:26:28.86 ID:/Qy21dwB0

放課後

唯・紬・律・澪(こ、この臭いは・・・)

梓「先輩達、どうかしたんですか?」

さわ子「このモンブランおいし~わぁ~」

律「お、おい梓」

梓「はい・・・?」

律「ちょっとこっち来い」

澪「おい律・・・」
ガチャ
律「すぐ戻る」バタン



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:31:16.92 ID:/Qy21dwB0

部室下トイレ

律「梓、お前」

梓「は、はい・・・?」

律「困ってることがあるなら少しは私らにも頼ってくれていいんだぞ?」

梓「え、え?」

律「だからな、そのぉ・・・、ふ・・・」

梓「ふ・・・?」

律「ふ・・・じゅんぃ・・・」

梓「先・・・輩?」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:35:28.71 ID:/Qy21dwB0

律「だああああああ!」

梓「ひぃ!」ビク

律「あれだ、その・・・援交なんて止めろって言ってんだよ!」

梓「えん・・・!?」

律「お前今日もオヤジみたいな臭いが取れてねえんだよ!」

梓「あ!」(まさか・・・)

律「な?だから、だ・・・からぁ・・・、困ったことがあったら相談してくれよぉ・・・ウゥ」

梓「あの、律先輩・・・違うんです」

律「ぬ”ぁ・・・何が違うっでん”だよおお!」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:40:15.81 ID:/Qy21dwB0

梓「と、とにかく違うんです!誤解です!濡れ衣です!」

律「あずざああああ・・・!」

律「お、おがねならあ”あ”、わたじのおごづがいあげるがらあ”あ”あ”!」

梓「い、いりませんよ!とにかくですね、その・・・えん・・・こ・・・そんなことしてませんから!」

律「ほ・・・ほんどにぃ”・・・?」

梓「本当ですって・・・」(理由は言えないけど・・・)

律「そ、か・・・よかったァ・・・」

梓「はい、ですから音楽室戻りましょう?皆さん待ってます」

律「ウゥ・・・先行ってろよ・・・こんな顔、澪に見せらんねえよ」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:44:25.55 ID:/Qy21dwB0

帰宅路

梓(誤解は晴れたけど、結局練習は集中できなかった・・・)

梓(先輩達に迷惑かけられない、なんとかしないと!)

梓2「よう譲ちゃん、帰りかい?」

梓「わっ!」

梓2「おおっとすまない、脅かせちまったか」

梓「お、おっさん・・・、どうしたんですかこんなところで・・・」

梓2「この体に慣れようと思ってな!あとついでに譲ちゃんの迎えだ、へへ・・・」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:48:36.84 ID:/Qy21dwB0

梓「・・・らない」

梓2「ん?」

梓「いりません、お迎えなんて、結構です!」

梓2「お、おい譲ちゃん・・・」

梓「あとおっさん、お風呂ちゃんと入ってます?」

梓2「いやぁ、それがなかなか難しくてな・・・わはh」

梓「おっさんの体臭が私に移って学校の皆が迷惑してるんですよ!かんべんしてください!」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:52:39.93 ID:/Qy21dwB0

梓2「・・・」

梓「ぁ・・・!」

梓2「そ、そうか・・・いやぁすまねぇな!
   でもよ、俺だってがんばってんだぞ?ほら!背中とか手届くし!」ワキワキ

梓「もう・・・っ!」

梓2「ちいと遅いが走れるようにもなったんだぞ!ほれっほれっ!」トテトテ

梓「もうたくさんです!」

梓2「・・・!」

梓「純ちゃんとも話せなくなっちゃったし・・・先輩達にも迷惑かけて・・・」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 22:56:57.15 ID:/Qy21dwB0

梓「ここまでしてあげてるのにおっさんはいっつも家でゴロゴロしてるだけじゃないですか!」

梓2「そ、そりゃあ猫だし・・・」

梓「おっさんはもう猫じゃないんです!」

梓「その手を見てください、その足、その胴体その目その鼻その口、耳だって何だってもう猫じゃないんです・・・」

梓2「・・・」

梓「現に私はこうして学校にも通ってる、部活で先輩達やクラスでも憂達や友達と楽しく過ごせてます!」

梓「働かざるもの食うべからずです!!!!」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:00:48.06 ID:/Qy21dwB0

梓「だから・・・」

梓2「・・・」

梓「おっさんはもう学校に通うような歳じゃないので働いて・・・自分で稼いで・・・」

梓2「わかった・・・」

梓「え・・・」

梓2「これからは一匹、いや一人で頑張るさ」

梓「おっっさn」

梓2「いままでありがとうな、譲ちゃんよ?」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:06:16.76 ID:/Qy21dwB0

梓「え?」

梓2「とりあえずお金ってのを稼いでみるさ、
   風呂にもなんとか人並みに入れるように頑張る、
   カップ麺もキッチン汚さず作れるようになってやらぁ」

梓「ちょ・・・」

梓2「飼い猫だからってぇ甘くみんでくれ、この町ぜーんぶ俺のシマにしてやらぁ!」

梓「それって・・・」

梓2「じゃあな、今まで世話んなった、この借りは必ず返してやっからよ、首洗って待ってな!」

梓2「なんて、まず洗うのは俺の方だナァ?ガハハハハ!!」

梓(待って・・・)

梓2「うし、じゃああばよぉ!」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:10:17.80 ID:/Qy21dwB0

梓(何してるの?止めなくちゃ・・・止めなくちゃ・・・)
トテトテトテトテ・・・

-「へへ、見よう見まねだけどな、大したもんだろ?」-

-「へへ、やるな嬢ちゃん」-

-「よう、学校とやらはもう終わりかい?」-

-「お、譲ちゃんお疲れぃ!」-

梓(止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ・・・)
トテトテ・・・・・・・・・・



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:17:01.83 ID:/Qy21dwB0

翌日
キーンコーンカーンコーン
憂(梓ちゃん、今日はお休みなのかなぁ?)
ガラララ
教師「はーい点呼取りま~す」

・・・

憂(結局梓ちゃん学校来なかった・・・)

憂(もしかしたらお昼休みで私が臭がってたの・・・気づかれちゃったのかも!?)

憂(どうしよう・・・、だとしたら謝らなきゃ・・・)

教師「平沢さ~ん、平沢~?」

憂「あ、はい元気です!」

生徒達「なにあれ、小学生みたーい」クスクスクス

憂「ウゥ・・・」カァァァ

憂(とにかく、学校が終わったら様子見に行ってみよう・・・)



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:37:05.31 ID:/Qy21dwB0

まだまだ続くんじゃ
臭いとか言われてるけど俺はあずにゃんが大好きなんじゃ
梓「あ、あり、がとうです、ゆうすけ君・・・」ポッ
ウヒヒwwwwwwハァ・・・書く




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:42:05.28 ID:g3tT1fCH0

応援してるぞゆうすけ





59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:37:05.31 ID:/Qy21dwB0


放課後

唯「あずにゃん来ないね~」

澪「まさか体臭のことでクラスでいじめられて・・・登校拒否・・・!?」

律「まさか・・・やっぱりえんk・・・」(おっと・・・)

紬「・・・?」ニコニコ

さわ子「このティラミスおいし~わぁ~」

憂「こんにちわ~・・・」ソ~

唯「あ、憂だ~」

律「憂ちゃんお~っす、どうしたぁ?」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:41:55.71 ID:/Qy21dwB0

・・・

唯「なるほど~・・・ウ~ムムムム・・・」

澪「ややややっぱり、と、ととととと登校拒否・・・」ガクブル

律「なんにしても梓をこのままにしておくわけにはいかないな」

紬「そうねぇ・・・」

さわ子「このシフォンケーキもおいし~わぁ~」

憂「えっと・・・、練習あるんでしたら私が見に行きますけど・・・」

律「いや、皆で行こう!」

澪「う、うん、そうだな行こう!」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:45:56.52 ID:/Qy21dwB0


梓宅
ピーーーン・・・ポーーーーーン
唯「あずにゃん出ないねぇ~」

律「おーい!あーずさー!!」

澪「こら律、ご近所の迷惑だろ!」

憂「もしかすると、家に居ないのかも・・・?」

紬「困りましたねぇ~・・・」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:52:50.75 ID:/Qy21dwB0

「おうおう、こんなところで集会かい?」(人間ってのは随分警戒心が無いんだな~)

唯「おっさん、ダレ?」(ここらへんじゃ見ない顔だなぁ)

澪「こ、こら唯失礼だろっ・・・」(知らない人に話しかけられた・・・怖い・・・)

紬「・・・?」ニコニコ

律「うわ、オヤジ臭っ!」(うわ、オヤジ臭っ!)

憂「・・・」ペコリ

「俺か?俺はあずs・・・っと、黒吉ってんだ」(咄嗟に考えたが、いいセンスしてるぜ)

唯「黒キチィ?あはは、変わってる~」

澪「唯!」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 23:58:04.36 ID:/Qy21dwB0

黒吉ねぇな・・・、でも許してくれるよな

黒「なにお~、今に見てやがれ、この町の大ボスになるんだからよぉ」

澪(やっぱり変な人だああああ!!!!)ガクガクガクガクガクブブガクブルブルブrブbル

黒「ここんちの譲ちゃんに用でもあるのかい?」

憂「!・・・はい、あの・・・お知り合いの方、ですか?」

黒「ん、まぁな・・・随分と世話んなったもんだよ」

律(まさか!!!)

律「おい、おっさん!」

黒「おおぅっ!なんだぁ!?」

律「あんたまさか、梓に・・・」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:04:06.56 ID:vBRYNhIo0

律「その・・・」

黒「・・・?」

律「い、いいいかがわしいことしたって奴じゃねえだろーなぁ!?」

黒「何言ってんだデコッパチ、ここの譲ちゃんは俺の面倒を見てくれてたんだよ、それだけだ」

澪「おい、律・・・なんの話だそれ・・・?」

律「ぅあっ・・・」(そもそも梓が援交してたって事実も未確認じゃないか・・・)

紬「斉藤、ええそうよ、すぐ来て頂戴、それとSPを5人ほど」

唯「ねぇ、何の話~?」

憂「お、お姉ちゃんはいいの!」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:07:12.29 ID:vBRYNhIo0

SP「紬お嬢様、お待たせいたしました!」

紬「その髪の無い男性です」

SP「ハッ!」
バタバタバタバタ
黒「ちょ、なんでぇお前らぁ!?」

律(やっべぇ~~~・・・)

澪「ウゥ・・・梓・・・」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:12:21.94 ID:vBRYNhIo0


梓「あれ?先輩達何して・・・!」

唯「おお~、あ~ずにゃ~ん!出かけてたんだぁ~、心配したんだぁよぅ」スリスリ

梓「ちょ、唯先輩」

律・澪・紬・憂「梓!(ちゃん!)」

梓「って、おっさん!皆さん何してるんです!?おっさんを放してあげて下さい!」

皆「え?」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:15:49.04 ID:vBRYNhIo0

黒「ムグ・・・ウゴ・・・」

紬「え、でも梓ちゃん、この男性は・・・」

梓「いいから!お願いです!放してあげて・・・!」

紬「え、えぇ・・・」パチン

SP「ハッ!」
バタバタバタバタバタ・・・

唯「行っちゃった・・・」

澪「あ、梓・・・詳しく聞かせてくれないか・・・?」

梓「はい・・・」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:20:43.60 ID:vBRYNhIo0

律「にわかには信じられない話だなぁ~」

唯「でもでも、このおっさんはともかくあずにゃんは確かぁにっ、猫っぽいよねぇ~」スリスリ

梓「や、やめてください!」

憂「あ、梓ちゃん・・・どうして学校に来なかったの・・・?」

梓「それは・・・」

黒「・・・」(俺の顔に何か付いてるのか?今朝ブチからかっぱらった鮭・・・!)

梓「探したんだからぁ・・・」ポロ

紬「まぁまぁまぁ・・・」オロオロ

澪「じゃあこのおっさ・・・おじさんを探して?」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:33:41.26 ID:vBRYNhIo0

黒「おいおい、泣くなや譲ちゃん・・・」(できればもう二度と顔は合わせねえつもりだったが・・・)

律「これはいよいよおっさん猫説を信じなくちゃいかんな~」

澪「でも律・・・」(もう雄猫触れない・・・)

梓「おっさん、ウック・・・帰って・・・ヒクッ、きてよぅ・・・」

紬「梓ちゃん・・・」

梓「帰ってきてよぉぉ・・・」

黒「いやしかしな、ここいいると俺は譲ちゃんらに迷惑ばっかりかけちまうし・・・」

梓「おっさんの寝床はあのソファだけなんです!!」

憂「っ!」

梓「うちに居れば、毎日お腹をすかせなくていいし・・・グスッ、
  お風呂もちゃんと入れるようになったら・・・臭くないし・・・グスッ」

黒「う~ん・・・」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:37:48.16 ID:vBRYNhIo0

梓「昨日言ったのは、出て行ってほしいからじゃないんです・・・」

黒「そうなのか?」

梓「働いて、お金稼いで・・・自分のことは自分でするようにして・・・
  ゴロゴロしてて欲しくなかっただけなんです・・・」

律「あー、おっさんダメダメすぎるぞ・・・」

黒「いや、人間になってまだ日が浅いんだ、おめぇらのルールなんてまだ知らねえしよ・・・」

梓「人になるっていうのはそういうことなんです・・・」

澪「唯、お前も聞いとけ」

唯「?」

憂「お姉ちゃん・・・」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:45:41.33 ID:vBRYNhIo0

黒「なるほどな・・・、大体は判った」

梓「・・・」

黒「でもよ?まだお前ら人間社会にはたくさんのルールがあるんだろ?」

梓「それは・・・」

黒「いわば俺は世間知らずだ、知らねえ奴の知らねえシマに放り出された温室育ちの猫同然だ」

黒「そんな俺に何ができる?」

黒「譲ちゃんに言われた後いっろんな所へ行ったさ、いっろんな所へな」

黒「だが人間は俺を見て他所者扱いだ、狂った奴がどこからか抜け出して迷い込んだなんて言われたよ」

唯「無理もないねぇ~」

律「ちょっと黙ってろ」

紬「唯ちゃん、向こうでケーキ食べましょうか」

唯「ケーキーー!!」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:52:23.91 ID:vBRYNhIo0

黒「譲ちゃんは違うかもしれねぇ、ここに居る娘っ子見てりゃわかる・・・、学校ってなぁ特別だ」

梓「そんな・・・」

黒「譲ちゃん・・・、猫はな、どうやっても猫なんだよ・・・、俺には急すぎた」

梓「おっさん・・・ウウウウ」ボロボロ

黒「だから泣くなやって・・・」

澪「おじさん・・・」

律「・・・」

黒「じゃあそろそろ行くわな、今度こそお別れだ、あばよ」
スッ
紬「待ってください」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 00:58:30.55 ID:vBRYNhIo0


黒「な、なんだょ・・・」

律「ムギ・・・?」

紬「おおよそのお話は判りました」

黒「・・・?」

紬「仰るとおり確かに学校は社会に出る前の猶予期間なのかもしれません」

紬「では、どうでしょう、私のお家で働いてみるというのは?」

澪「それだ!」

黒「何だって?」

律「確かに・・・、事情を知っているムギのとこで雇ってもらえばそこから人間のルールってのも勉強できるかもな!」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:04:31.33 ID:vBRYNhIo0

梓「先輩・・・いいんですか?」

紬「えぇ、かわいい梓ちゃんのためでもあるもの♪」

黒「おいおい、いいのかい?」

紬「まずは簡単なお掃除から始めましょう?それから斉藤達には必要最低限の教育をお願いしますので」

黒「すまねぇ・・・」


こうして梓2号改め黒吉は紬邸で雇われることとなった。テーレッテレー



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:25:51.57 ID:vBRYNhIo0

そうして3週間が過ぎた

黒「ただいまかえったぞ~」

梓「おっさん!おかえりなさいです!」

黒「お~・・・、あー腹減った~、カップ麺カップ麺~」

梓(おっさん、カップ麺しか食べてない・・・、今度ちゃんとした料理一緒に覚えようかな・・・)
バシャァ!!
梓「おっさん?」

黒「・・・い、いけねぇ・・・こぼしちまった・・・すまん、ちゃんと片付けるからよ!」(なんだ・・・今の?)

梓「まだ人間の体に慣れてないんですか?」

黒「あぁ、みたいだな、へへ・・・」(そういえば前もこんなことが)

梓「しっかりしてくださいよ?なんなら私が教えましょうか?」グイ

黒「おうおう、無い胸張っちゃってよぉ」

梓「よ、余計なお世話です!」

黒(気のせい、だよな?)



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:34:10.90 ID:vBRYNhIo0

軽音部ライブ当日、演奏直後

律「はぁ~~、なんとかなってよかった~」

唯「今回も大盛り上がりだったねぇ~」

澪「あれほど前もって練習しとこうって言っただろ!?」

紬「まぁまぁ澪ちゃん、無事終わったことだしよかったじゃない、ね?」

梓「唯先輩はミスが所々ありました、次のライブでは気をつけてください」

唯「あう~~」
ピルルルルルル、ピルルルルル・・・
唯「あ、ムギちゃん電話だよ~」

紬「はいはい」

紬「もしもし、斉藤?・・・え!?えぇ、わかったわすぐ皆で」

律「ムギ~?」

紬「梓ちゃん落ち着いて聞いてね」

梓「・・・?」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:39:28.93 ID:vBRYNhIo0

紬「黒吉さんが、倒れたらしいの・・・」

皆「!?」

紬「今市内の総合病院に搬送されたらしいんだけど」

梓「私、行ってきます!」

澪「お、おい梓!」

唯「りっちゃん、ムギちゃん澪ちゃん、私達も行こう!」
バタバタバタ・・・
さわ子「みんなお疲れー!イェーイ!!ってあららら?」

律「さわちゃん、片付けよろしくー!」

澪・紬「すいません!」

さわ子「おかしい・・・お~かぁ~しぃ~い~わぁ~~~!!!」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:43:24.54 ID:vBRYNhIo0

ピ・・・ピ・・・ピ・・・
黒「・・・」

梓「おっさん・・・」

皆「梓・・・」

黒「最近・・・、妙におかしいと思ってたんだよ」

梓「おっさ・・・!」

黒「譲ちゃん、どうやらぁ俺はもう帰らなくちゃならねぇみてぇだ・・・」

紬「黒吉さん・・・?」

黒「もしかしたラァ、譲ちゃんにもいずれその時がくるかもなぁ・・・」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:49:18.36 ID:vBRYNhIo0

黒「手足の感覚が、前みてぇによぉ、戻ってきてんだよ・・・」

梓「もしかして・・・!」

律「おいどういうことだよ?」

黒「なに、別にどうってこたぁねぇさ、ただ元に戻るだけだろ」

梓「なんで、どうしてですか!」

唯・澪・紬「・・・」

梓「せっかく・・・お料理とか、色々覚えようとしてたのに・・・
  ギターだって、もっと二人で弾きたかったのに・・・」
ピ・・・ピ・・・ピ・・・ピ・・・
黒「おめぇ・・・、最後の最後まで泣き虫だなぁ・・・」

唯「黒にゃん・・・」

澪「おじさん・・・」

紬「黒吉さん・・・」

律「おっさん・・・」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 01:54:55.39 ID:vBRYNhIo0

黒「ちぃと、苦しいわ・・・すまんな、少し黙る」

梓「ヤです!ヤです!!もっとお話してください!おっさん!!!」

澪「おい梓・・・」

紬「先生、様態はどうなんですか?」

医師「信じられません・・・、骨格も、体細胞も・・・原因不明です・・・」

律「おっさんさぁ、ほんと迷惑かけっぱなしだったなぁ、最後まで」

皆「!」

唯「りっちゃん!」

律「突然現れて、仲良くなった途端消えちまうんだなぁ?ほんと・・・大迷惑だよ・・・」

澪「律・・・」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:02:46.13 ID:vBRYNhIo0

黒(すまねぇなぁ・・・)

律「謝れよ・・・私らにじゃない、梓に謝れよ・・・」

梓「・・・」ボロボロ
ピ・・・・・ピ・・・・・
黒「あ・・・ずさぁ・・・」

梓「!?」

黒「すまなかった・・・、でも・・・泣かんでくれぇ・・・、また何時でも・・・会えるんだ・・・・」
ピ・・・・・・ピ・・・・・・
黒「ほん、とに・・・短い・・・時間だ・・・・・忘れねえ・・・・」
ピ・・・・・・・・・ピ・・・・・・・・
梓「お・・・・おっさん・・・・」
ピ・・・・・・・・・・・・ピ・・・・・・・・・・・
黒「これ・・・で、・・・全部・・・・ぜぇえんぶ・・・・・・もとど・・・おり・・・d」
ピ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピーーーーーーーーーーー
ブワァ!!!!

紬・澪・梓「キャッ!」

律「うわっ!」

唯「わわわ!!」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:11:40.49 ID:vBRYNhIo0

3日後

純「梓ちゃん、いらっしゃい」

梓「うん、おじゃまします」

純「梓ちゃんはほんとにこの子がお気に入りなんだね」

梓「えっと、ごめんね?愛着沸いちゃって・・・、返したくなくて・・・」

純「もういいよぉ、こうして見に来る分には全然平気だから、そうだ、飲み物取ってくるね!」

梓「ありがとう・・・」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:12:21.95 ID:vBRYNhIo0


梓2号「ニャー」

梓(おっさん、今日も来たよ)
ソー
純「連れて帰ったり・・・しないでね?」

梓「わっ!そ、そんなことしないって・・・うわ!」ズルッステーン!

純「梓ちゃん!大丈夫!?」

梓「う~ん、大丈夫・・・」

(忙しないやっちゃなぁ)

梓「?・・・」

梓(気のせい・・・か・・・)


おわり




94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 02:17:03.09 ID:9HVjGwY4O

おつ
あずにゃんもいつか猫になっちゃうなら寂しいな



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 08:38:28.79 ID:eJ1srkZM0





101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:10:22.88 ID:kka0gVu8O

ゆうすけ乙



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:22:01.90 ID:LP1gOm2y0

ゆうすけ乙
なんかごめんな
思いつきで>>5なんて書いちゃって



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 10:53:00.02 ID:Ej/Wp5lKO

ゆうすけ乙
また書いてくれwwww



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 12:14:12.40 ID:bkwbcpUH0

>>1です
ツマンネwwww







なわけねーだろwww
思いつきで上げたスレをここまで書いてくれるなんて…
ゆうすけ乙!!



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/16(木) 12:32:51.27 ID:ZOb4ZDl2O

面白かったぞ。ゆうすけ乙





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梓2号「人間になるにゃ!!」
[ 2011/06/09 18:45 ] 非日常系 | | CM(4)

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タイトル:
NO:2454 [ 2011/06/09 21:34 ] [ 編集 ]

ほのぼの、感動ものと思わせておいてこの最後は…

タイトル:
NO:2457 [ 2011/06/10 01:30 ] [ 編集 ]

面白いから困る

タイトル:
NO:2462 [ 2011/06/10 16:39 ] [ 編集 ]

おっさん……(´;ω;)

タイトル:
NO:4266 [ 2011/11/03 19:11 ] [ 編集 ]

あずにゃん2号→純の飼い猫。まだ子猫。
梓と純はちゃん付けで呼び合わない。
せめてコレくらいの基本的な作品設定は、ssに組み込んで欲しかった。
題材は面白いんだからもったいない…

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