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唯「みんな おはよう~」 【アクション】


http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1247494054/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:07:34.73 ID:4W2XSoMH0

澪「おはようって今放課後だぞ」

紬「午後の授業、眠っていましたものね」

梓「そんなんで成績は大丈夫なんですか?」

律「いっつも試験前に大慌てするくせに」

唯「律っちゃんに言われたくないよぅ~」





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:08:38.93 ID:4W2XSoMH0

唯『あたし達はあの日、いつものように楽しく部活をしていた

そこにいるとどんな不安も忘れることが出来て、叶わないとは分かっていても

永遠にこの時間が続けば良いと願っていた

それが、あんな形で壊されるなんて、思いもしなかった』



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:09:38.94 ID:4W2XSoMH0

和「ちょっといいかな?」

唯「和ちゃん!どうしたの?」

和「大事な話があるの」

澪「何?」

和「生徒会は軽音部を廃部にしようと考えているわ」

梓「ええっ!?」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:10:44.61 ID:4W2XSoMH0

唯「な、何でぇ!?」

和「こんなだらけた部活は無いほうが学校のためだって・・・」

律「だらけてるって、あたし達練習だってライブだってやってるぞ!?」

紬「新入部員だって入りましたよ」

梓「入って早々廃部なんて嫌ですぅ!」

澪「もっと納得のいく理由を聞かせてくれないか?」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:11:37.98 ID:4W2XSoMH0

和「とにかくもう決定したことなの、抵抗すれば力ずくでも廃部にさせるって」

澪「力ずくって、何だよそれ・・・」

和「お願い、みんな部活は諦めて」

唯「和ちゃん?」

和「皆知らないだろうけどうちの生徒会、その、すごくヤバいの」

和「今日私が来たのは皆に危ないって事、伝えようと思って」

律「和?何言ってるん・・」

和「みんな、お願いだから・・・逃げて」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:12:21.15 ID:4W2XSoMH0

さわ子「この時が、来てしまったのね」

律「さわちゃん居たのかよ!?」

さわ子「和ちゃんの言うとおり、生徒会は裏の顔を持っているわ」

さわ子「学校の治安を守るためなら手段を選ばないエリート武闘派集団よ」

唯「えりーとぶとうはしゅうだん・・・?」

澪「唯の頭が急展開についていけずにパンクした!?」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:13:50.24 ID:4W2XSoMH0

梓「私だって全然理解出来ませんよ」

紬「先生も和ちゃんももうちょっと落ち着いて」

さわ子「もうすぐ嫌でも理解できるわ、せざるを得ないと言ったほうが正しいかもね」

律「だめだ、あたしもパンクする」

さわ子「和ちゃん教えてくれてありがとね、もう帰っていいわよ」

和「どうするつもりなんですか?」

さわ子「答えなくても分かるでしょ?この子達の軽音部を愛する気持ちは本物だもの、そうよね?」

律「よく分かんないけど廃部は絶対嫌だぞ。みんなだってそう思ってるさ」

さわ子「ほらね」

和「そんな・・・」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:15:05.57 ID:4W2XSoMH0

和「逆らわない方が身のためです!今からでも遅くない、早く逃げて!」

さわ子「これ以上の交渉は無意味よ。それにあんまり長居してるとあなたも狙われるわよ?」

和「うっ・・・」

唯「帰って、和ちゃん」

和「唯!?」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:15:45.05 ID:4W2XSoMH0

唯「要するに生徒会は軽音部の事キライになっちゃったんだよね?」

和「まあ、簡単に言うとそうなるけど」

唯「和ちゃんは生徒会の人だけど軽音部のためを思って知らせに来てくれたって事も分かる」

唯「和ちゃんが優しい人だって事、私が一番よく知ってるから」

和「唯・・・」

唯「だからもう無理しないで。自分の事は自分でなんとかするから」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:16:52.77 ID:4W2XSoMH0

律「おいおい、何一人でカッコつけてるんだよ」

澪「軽音部は唯だけのものじゃないんだぞ」

紬「生徒会さんと仲直りしてみんなでお茶したいですね」

梓「私だって軽音部大好きなんですから」

唯「えへへ、ごめんごめん」

和「みんな・・・バカなんだから」

唯「ね?私たちは大丈夫だから和ちゃん早く・・・」

和「もう・・・遅いわよ」

ガシャアアアアアン!!!

律「窓ガラスが!?」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:18:26.41 ID:4W2XSoMH0

律「ここ最上階だぞ!?」

唯「それを窓から入ってくるなんて・・・」

澪「・・・どういう体してるんだこいつら」

会長「やっぱりいたのね和」

和「すみません」

純「先輩にそういう事されちゃうんと困るんですけどぉ」

梓「純ちゃん!?生徒会だったっけ・・・?」

純「生徒会のキャラ数が足りn・・・前々から志望してはいたのよ、実力不足で認めてもらえないけど」

梓「今言いかけた事は何?」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:19:28.10 ID:4W2XSoMH0

純「でも私、運が良いみたい。今回の仕事に貢献したら正式に生徒会に入れてくれるんだって」

梓「今回の・・仕事・・・?」

純「ニブいなあ。こう言ってんのよ、あたしがあんた達をぶっ倒すってね!!」

さわ子「そうはさせないわ」

梓「さわ子先生!」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:20:11.91 ID:4W2XSoMH0

さわ子「悪いけどこの子達に負けさせる気は無いわ、顧問として」

純「ふん、偉そうな事言っちゃって・・・ただお茶飲む場所が無くなるのが嫌なだけじゃないの?」

さわ子「・・・なんでわかったの」

律「そこは否定しろよ!」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:21:21.25 ID:4W2XSoMH0

さわ子「やあね。冗談なのに」

律「こんなシリアスな場面でふざけるなよ!」

さわ子「律っちゃんツッコミ上手くなったわねえ」

律「話を逸らすな!」

純「・・・人をおちょくるのも、その辺にしなさいよ!!!」ザァッ!!!

澪「ハイキック!」

紬「迅いわ!」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:22:23.55 ID:4W2XSoMH0

さわ子「・・・そんなに足上げたらパンツ見えちゃうわよ?」

梓「あの蹴りを片手で抑えた!?」

純「この・・・糞先公!」

さわ子「女の子がそんな事言っちゃだめじゃない」

純「うるさい、離せ!」バシッ!

さわ子「あら痛い」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:23:20.61 ID:4W2XSoMH0

会長「手、貸す?」

純「大丈夫です、あんな年増、私一人でやれます!」

さわ子「あなたは口の利き方を勉強しなおした方が良さそうね」

純「黙れ!」

さわ子「(さっきの蹴り・・・思ったより効いてるわね)」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:24:25.24 ID:4W2XSoMH0

さわ子「みんな!」

軽音部一同「は、はい!」

さわ子「あの子達は強いわ、私一人じゃ相手しきれない」

澪「じゃあ、私たちも・・・」

紬「戦わなきゃ、ダメなんですね」

さわ子「そういう事。軽音部のためよ、出来るでしょ?」

律「あったり前だ!」

梓「で、でもあんな人達相手にどうすれば」

唯「戦う方法があるんだよね?」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:27:51.99 ID:4W2XSoMH0


唯「そうじゃなきゃ、生徒会と戦おうなんて、言うはずないもん」

梓「唯先輩?」

さわ子「勘が良いわね、その通り。私たちが持ってる武器を使うわ」

澪「武器?」

紬「そんなの、どこにあるんですか?」

さわ子「毎日練習してるじゃない」

律「もしかして、楽器?」

さわ子「ご名答!」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:28:48.60 ID:4W2XSoMH0

澪「いや、意味が分からん・・・」

律「あたしも言ってはみたけど全然」

さわ子「時間が無いから簡単に説明するわよ」

さわ子「・・・・・こういう事」

梓「やっぱり分かんないですよ」

さわ子「見せたほうが早そうね」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:29:33.88 ID:4W2XSoMH0

純「おしゃべりは終わった?」

さわ子「待っててくれたのね、もっと邪魔してくるかと思ったけど」

会長「無抵抗の者を殺すのは規則に反するんでね」

さわ子「素敵な心がけね」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:30:23.07 ID:4W2XSoMH0

さわ子「唯ちゃん私のギター取ってきて」

唯「がってん!」タタタ・・・

純「ギターなんかでどうするつもり?言っとくけどギターくらい簡単に壊せるわよ」

さわ子「一ついいこと教えておこっか」

純「何?」

さわ子「この世で最強の人間、それがミュージシャンよ」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:31:14.88 ID:4W2XSoMH0

唯「さわちゃん先生、ほーい!」ぶんっ!

さわ子「ありがと、唯ちゃん」パシッ!

純「ワケ分かんない事言ってると蹴るよ」

さわ子「せっかちね。短気な子はモテないわよ?」

純「ふっざけんなぁ!!!」

さわ子「みんな、ミュージシャンの戦闘、見せてあげるわ」

純「そんなダサいギターなんか蹴り砕いてやる!!!」

さわ子「さあ、起きて・・・私のギブソン・フライングV」

澪「ギ、ギターが・・・」

律「光ったぁー!!?」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:32:25.53 ID:4W2XSoMH0

さわ子「さあ、本番開始よ」

紬「ギターが・・・」

梓「剣になった!?」

純「・・・それが何だっつーのよ」

さわ子「意外と冷静なのね」

純「どんな手品使ったか知らないけど、剣なんかで私の脚が止められると思ってんの?」

澪「そういえばあいつら窓から入ってきたよな」

律「それだけ鍛えられた体なら、相当固いはず・・・」

純「生徒会の特殊訓練を受けた私の体の硬度は常人のそれをはるかに超えているわ」

純「そんなナマクラで斬れるかどうか、疑問ね」

さわ子「試してみる?」

純「・・・上等ォ!!!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:33:16.99 ID:4W2XSoMH0

純「うぉおおお!!!」

紬「またハイキック!」

さわ子「ワンパターンね」ヒュッ!

澪「消えた!?」

唯「ううん、後ろだよ」

純「なっ!?」

さわ子「反抗的な生徒にはお仕置きしなくっちゃね」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:34:14.26 ID:4W2XSoMH0

純「な、なんで・・・全然、見えなかった・・・」

さわ子「あなたが私より遅い。それだけの話よ」

純「くッ・・・」

さわ子「もう一つだけいいこと教えてあげる」

さわ子「私のギブソンの斬撃を受けて立っていられた人間はいないわ」

純「!!」

さわ子「おやすみ」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:35:13.04 ID:4W2XSoMH0

バキィイイン!!

澪「なんだ・・?」

紬「なにが起こったの?」

会長「困るな。うちの新人をキズモノにされちゃぁ。」

純「か、会長!!」

さわ子「(靴を飛ばして私の剣を弾いた・・・?)」

会長「“私のギブソンの斬撃を受けて立っていられた人間はいない”・・・か」

さわ子「(私が全力で振り下ろしていた剣を?)」

会長「それ、あんたが今まで会ってきた人間だけに通じる言葉なんじゃない?」

さわ子「・・・生意気ね」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:36:07.25 ID:4W2XSoMH0

会長「剣拾いなさいよ。素手のあんたじゃお話にならないわ」

さわ子「ご親切にありがとう。でも、私の力はここまでみたいだわ」

律「剣が普通のギターに戻ってる・・・」

さわ子「(歳をとり過ぎちゃったみたいね・・・)」

会長「なんだ、やり甲斐がないわね」

さわ子「勘違いしないでくれる?」

会長「?」

さわ子「軽音部の子たちは全員、私より強いわよ」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:36:56.46 ID:4W2XSoMH0

会長「戯言。」

さわ子「みんな!」

軽音部一同「はい!」

さわ子「私はもう戦えないわ。だから今度はあなたたちの番よ」

澪「そ、そんなの・・・」

唯「分かったよ、さわちゃん先生」

紬「唯ちゃん!?」

さわ子「さすがね唯ちゃん」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:38:03.35 ID:4W2XSoMH0

梓「先生はどうするんですか?」

さわ子「行くべき場所に行ってくるわ」

紬「いくべきばしょ・・?」

会長「簡単に行かせるとでも?」

さわ子「速さで負けたつもりはないわ」ヒュッ!!!

会長「(迅い!)」

さわ子「じゃあ、みんな頑張ってね。強い心を持てば楽器は応えてくれるわ」トンッ

澪「窓から飛び降りた・・・」

さわ子「(みんな、生きていて・・・!)」タタタ・・・・・



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:38:59.04 ID:4W2XSoMH0

会長「蠅女が・・・」

純「お、追いますか?」

会長「放っときなさい。教員なんて校長に圧力かけさせればコロッと態度を変えるものよ」

会長「さて、残った問題は」

澪「ど、どうするんだよ・・・」

律「・・・」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:39:56.38 ID:4W2XSoMH0

律「和ちゃん」

和「な、何?」

律「和ちゃんもあいつらみたいに強いのか?」

和「いや、私は事務担当だったから戦闘とは無縁で・・・」

律「じゃ、逃げなきゃね」

澪「・・・律?」

律「和ちゃんは軽音部とは無関係だし、危機を知らせてくれた。絶対に助ける」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:40:56.25 ID:4W2XSoMH0

純「まあ裏切り者を生かしておくつもりは無いわ」

和「私はそんなつもりじゃ・・・!」

唯「だめだよ和ちゃん、私達の声はもうあの子に届かない」

律「和には護衛を一人つけて家に送る。追っ手が来る可能性はゼロじゃない」

紬「残った人達はどうするの・・・?」

律「もちろん、奴らと戦う」

会長「へえ・・・」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:41:44.36 ID:4W2XSoMH0

会長「聞き違いかな?戦う能力があるって言ったように聞こえたけど」

律「そう言ったんだぜ?」

澪「り、律!?戦えるのか!?」

律「多分ね」

澪「多分って、またお前はそうやっていい加減に・・・」

律「ちょっと黙ってて、澪」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:42:26.60 ID:4W2XSoMH0

律「ドラムスティック、こんな使い方があるなんてね」

律「ドラみ・・・力を貸して。ワン・ツー・スリー・フォー」バシュゥゥン!!

澪「律のドラムスティックが・・・」

紬「光って・・・」

梓「棍棒になった・・・」

律「ふうっ、出来た」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:43:31.14 ID:4W2XSoMH0

律「唯!」

唯「はい!」

律「和の護衛、出来るよな?」

澪「馬鹿!そんなの唯に出来るわけないだろ!」

律「出来るよな?」

唯「・・・うん」

澪「唯!?」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:44:14.62 ID:4W2XSoMH0

唯「でも、いいの?あたしも残った方がよくない?」

律「あたし他人に迷惑かけるの、嫌いだから」

唯「・・・そっか」

律「でもソッコーで戻ってきてよ。あたし達だけじゃちょっと・・・ヤバイかも」

唯「うん」

律「じゃ行ってこい!!」

唯「和ちゃん、行くよ!」

和「え、ええ!?」

ダダダ・・・・



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:45:11.82 ID:4W2XSoMH0

会長「勝手に話進めてくれちゃって、どうも。」

律「・・・追わないのか?」

会長「和も言った通り生徒会全員が戦闘出来るわけじゃないんでね。」

律「人手が足りないってか?ちぇ、なら残しとけば良かった」

会長「どっちにしろ同じことよ、あんた達全員(澪以外)、ここで死ぬから」

律「それ、澪が聞いたらどんな顔するかな」

梓「良かったですね澪先輩。助けてくれるって」

澪「いや正直ぞわっとしたけど。」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:46:00.56 ID:4W2XSoMH0

純「会長。私にやらせてください」

会長「純、無理しなくていいのよ」

純「でも私まだ何の役にも立っていません。必ず仕留めます、生徒会に入るために。」

会長「そう。じゃあ・・・魂、見せなさい」

純「押忍!!」

律「後輩相手かよ。やりづらいなあ」

澪「律、あたし達はどうすれば・・・」

律「あたしが戦ってる間に、目覚めてくれ」

澪「そんなの・・・!」

律「諦めたら軽音部が無くなるぞ?」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:47:08.50 ID:4W2XSoMH0

澪「うっ・・・」

紬「大丈夫よ律っちゃん。こっちは任せて」

澪「ムギ・・・」

紬「先生に言われたことを思い出せば、きっと私たちにも出来るはずよ」

紬「律っちゃんも唯ちゃんも頑張ってるんだもの。あたし達も頑張らなきゃ」

梓「そうですよ先輩!やってやるです!」

律「みんな・・・それじゃ、よろしく!!」

梓&紬「はい!」

澪「律・・・」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:47:52.31 ID:4W2XSoMH0

純「死ぬ覚悟、出来てます?先輩」

律「そんなもん、ハナからする気ないよ」

純「はんっ、腑抜けきった部の部長は、やっぱり腑抜けってわけだ」

律「そんなんじゃないさ」

純「だったら何だっつーのよ」

律「軽音部員は全員生きて帰るんだ。それで、またお茶を飲むんだよ」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:48:52.70 ID:4W2XSoMH0

純「そーいう生意気な口は、この蹴り止めてからききな!」

律「お得意のハイキックか」

純「うらぁああ!!」

バキィ!!!

紬「嫌ぁ!!」

梓「紬先輩、あ、あれ!見てください!」

純「わ、私の蹴りが、こんな簡単に・・・」

律「・・・もう一度言ってやろうか」

律「軽音部は、ただの一人も、死なないんだよ!!!」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:49:35.62 ID:4W2XSoMH0

純「(このこん棒、相当固い・・・)」

律「どうした、もう終わりかよ?」

純「焦らないで下さいよ先輩・・・」ゴソゴソ

律「なんだそれ?」

純「脚用のメリケンサックです。生徒会の武器開発部特製のね。」

律「もうなんでもありだな、生徒会・・・」

純「あたしの脚が壊れるのが先か、そのこん棒が壊れるのが先か」

律「我慢比べか」

純「正解」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:50:25.35 ID:4W2XSoMH0

純「行きますよ」

律「来い一年坊!」

純&律「うおおおおお!!!」

バキッドカッガキイイン!

梓「すごいすごい!先輩、互角に戦ってますよ!」

紬「ひょっとしたら、勝てるかも・・・」

梓「ですよね!?」

紬「先生が言ってたもの」

さわ子『真のミュージシャンは楽器を武器にトランスフォームさせることが出来るの』

さわ子『そして、その武器の強度は奏者の想いの強さに比例するわ』

紬「今、律っちゃんは命を懸けて戦ってる」

梓「て事は、あの武器も相当強いんですね!?」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:51:14.04 ID:4W2XSoMH0

澪「でもダメだよ・・・」

紬「澪ちゃん?」

澪「いくら武器が強くたって、律は格闘技なんか何もやってないんだぞ?」

澪「鍛え上げられた生徒会にどうやって太刀打ちするっていうんだよ」

紬「大丈夫よ、きっと」

澪「何の根拠が・・・」

紬「体を鍛えようがどうしようが、人を動かすのは心だもの」

紬「心が強ければ、きっと何者にも負けないわ」

澪「ムギ・・・」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:52:05.91 ID:4W2XSoMH0

純「ホラホラァ!動きが鈍くなってきてるわよぉ!?」

純「そんなバカでかくて重いこん棒、いつまで振り回せるかしらねえ!?」

律「!・・・ベラベラうっせえんだよ!!」

律「(なんとか互角に戦えてるんだ・・・一回でもまともに入れられれば・・・)」

さわ子『楽器にはそれぞれ武器になった時に持つ特性が存在するわ』

さわ子『ドラムの特性は「砕」。全てを叩きのめし、破壊する力よ』

律「・・・(ほんとかよ、さわちゃん!)」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:53:07.40 ID:4W2XSoMH0

純「オラァ!」ドゴッ

律「が・・・は・・・っ!!!」

紬「みぞおちに・・・!」

澪「ほら、やっぱり駄目じゃんか・・・」

純「無駄に手こずらせてくれたわね」

律「あ゛っう゛あ゛っ!」

純「トドメはとっておきの技で刺してあげる」ダッ

梓「飛んだ!」

紬「あの高さから落ちてこられたら・・・」

澪「・・・終わりだ」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:54:04.36 ID:4W2XSoMH0

律「(軽音部は、大好きだ・・・)」

律「(楽器が想いの強さに応えて武器になるなら、あたしの武器は最強だ)」

律「(悪いのはあたしの使い方・・・もっと・・・上手く・・・)」

純「死ねぇ!!」

律「そうか!」バッ!

澪「・・・腕を左右に開いた?」

純「観念して全身で受けてくれるってワケね」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:54:49.48 ID:4W2XSoMH0

律「何度も言わせんなよ、そんなんじゃない」

律「ここでお前を倒す!」

純「・・・やってみなさいよ!」

律「さあ、落ちて来い一年」

純「おおおおおおおお!!!」

会長「・・・避けろ純!」

律「喰らえ、『スプラッシュ・シンバル』!!!」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:55:44.88 ID:4W2XSoMH0

純「が・・・っ!!?!?」

澪「何が起きたんだ?」

梓「先輩、右と左のこん棒で、挟み撃ちにしてました」

紬「単純に考えれば威力は二倍以上・・・
  だけど、ちょっとでもタイミングがずれれば威力は死んでしまう」

澪「ドラムの鍛錬を積んだ者だけが出せる技、って事か」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:56:36.27 ID:4W2XSoMH0

純「あぁ・・・う・・・!!!」

紬「もう動けないみたいね」

梓「ちょっとかわいそうだけど・・・でも、先輩すごい!」

律「澪!」

澪「な、何だ?」

律「勝ったよ!あたし!」

澪「・・・うん!」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:57:19.93 ID:4W2XSoMH0

律「へっへーん、今の見てたか~?かっこいいあたしの必殺技・・・」

澪「・・・バカ律!後ろ!」

律「へ?」

ドゴッ

律「うっ・・・」ドサッ

会長「ヒトの事、勝手に忘れないでくれる?」

会長「たった一人倒したくらいで油断するなんて・・・」

律「うぅ・・・」

会長「青いわね」

純「か、会長・・・すみません」

会長「何度もチャンスをあげたのに、この体たらく・・・」

純「かい・・ちょう・・」

会長「あんた、死ぬ?」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:58:01.19 ID:4W2XSoMH0

律「かわいい後輩に向かってその言い草はないんじゃないか?」

会長「・・・しぶとい」

律「あやまれよ、純に」

純「律・・・さん、立てないのにそんなこと言っても・・・」

会長「あんたから殺そっか」

律「・・・ちくしょうめ」

梓「それ以上、先輩に近づくな!!!」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:58:49.36 ID:4W2XSoMH0

澪「梓!?」

紬「この光、まさか!?」

梓「起きて!むったん!!」

会長「・・・二人目、か」

梓「あいつを斬れ!あたしの剣!」ダンッ!

ガキイイン!!

会長「あなた、澪に似てるからあまり殴りたくないんだけどなあ」

梓「キモチ悪いのよ!」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/13(月) 23:59:38.91 ID:4W2XSoMH0

会長「しょうがない、死ね」

律「梓逃げろ!みんなも!」

梓「逃げません!」

律「梓・・・」

梓「先輩、わたし先輩の事見直しました」

律「今までどう思ってたんだよ」

梓「一人で戦って、みんなの事守って、なんだかんだ言ってちゃんと部長なんですね」

律「なんだかんだって、どういう事かな~」

梓「おかげで私も、戦う決意が着きました」

梓「皆で生き残ってたくさん練習しましょう!ライブやるんです!」

律「梓・・・お茶も忘れないでね」

梓「練習です!」

律「梓こわい」

梓「何のための軽音部ですか!?」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:00:26.00 ID:X8iOE0nY0

律「えへへ、冗談だよ。ちゃんと練習するさ」

梓「もう・・・」

律「そのためにはあいつ倒さなきゃな。気をつけろ」

梓「はいです!」

律「あたしも手貸してあげたいけど・・・もう・・・」

梓「先輩!?」

会長「余所見が長すぎるんじゃない?」

ガキン!



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:01:06.66 ID:X8iOE0nY0

梓「くっ・・・!」

会長「お、良い反応」

紬「キックを間一髪で受け止めた・・・」

澪「妙だな」

さわ子『ギターの特性は「斬」。この世の万物を切り裂く万能の剣よ』

澪「て言ってたのに、なんで会長の足なんともないんだ?」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:01:51.13 ID:X8iOE0nY0

会長「“想いの力”・・・とやらが弱いんじゃない?」

梓「なによ」

会長「だってそうじゃない?その武器、“想いの強さ”に比例して強くなるんでしょう?」

梓「・・・」

会長「あなたの武器が弱いってことは、あなたの軽音部への愛はその程度って事よ」

会長「考えてみれば当然かもね。他の部員と違ってあなたは一年だし」

会長「気にすることないのよ?友情を育むには時間が必要だもの」

梓「黙れ!!」

澪「・・・梓?」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:02:32.39 ID:X8iOE0nY0

会長「ていうか、少しギターに戻ってきてるわよ?」

梓「!!・・・あんたが変な事言うからよ!」

澪「梓、無理しなくて良いよ」

梓「先輩!?」

澪「あたし達、普段遊んでばっかりだし、そういうの本当は嫌だったんだよな?」

梓「そんなこと・・・(ちょっと嫌だったけど・・・)」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:03:14.94 ID:X8iOE0nY0

澪「あたし達のために命張る必要なんかないよ」

梓「そんなこと、ないです!!」

梓「遊んでばっかりなのは困りますけどそんなのもう慣れちゃったっていうか・・・」

梓「私だって、私だって・・・軽音部の一員です!!」

澪「梓・・・そうだよな、ごめんね、変なこと言って」

梓「そうですよ・・・」

澪「それじゃ頑張ってくれ、軽音部のために!」

梓「はい!」バシュゥゥン!



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:03:56.75 ID:X8iOE0nY0

紬「剣が光ってる!」

梓「生徒会長さん・・行きますよ」

会長「若さゆえの弱さ、若さゆえの強さ・・・か」

梓「いっけぇ!『エレクトリック・レディランド』!!」

ドオオオン!!!」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:04:46.43 ID:X8iOE0nY0

澪「す、すごい・・・」

紬「部屋の壁、ちょっと無くなっちゃってます・・・」

梓「ごめんなさい~」

澪「いや、仕方ないけど。これじゃ会長、本当に死・・・」

会長「気をつけろって、先輩に言われなかった?」

梓「!どこ・・・」

会長「上よ一年坊」

梓「!」

会長「遅い!!!」

ドガッ!!!!



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:05:27.24 ID:X8iOE0nY0

澪「後頭部に・・・」

紬「今のは、深いわ・・・」

会長「さすがにあんなのまともに喰らったら危なかったけど」グリッ

梓「ああああ!!」

会長「避けられないほど迅くもなかったし」

会長「それでも隙を突かれたらどうなったかは分からないけど、油断したのが運の尽きね」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:06:09.74 ID:X8iOE0nY0

梓「あ・・・あ・・・」

会長「・・・動けない雑魚に手を下すのも品がないわね」

会長「トドメは後で刺したげるわ」

会長「さて、と。どうする?お二人さん」

紬「澪ちゃん・・・」

澪「(どうする?)」

澪「(律も、梓もやられた)」

澪「(唯は?間にあわない?先生も・・・どこ行っちゃったの?)」

紬「澪ちゃん?」

澪「逃げよう、ムギ」

紬「澪・・・ちゃん・・?」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:07:19.79 ID:X8iOE0nY0

澪「二人で歯が立たない相手だもん、あたし達でもだめだよ・・・」

澪「第一あたし達は楽器を武器化できないし」

澪「みすみす殺されるなんて馬鹿だよ!」

紬「そう、じゃあ澪ちゃんだけでも逃げて」

澪「ムギ!?」

紬「みすみす殺される事なんかない、本当にそう思う」

紬「出来れば唯ちゃんのとこに行って、二人で逃げて」

澪「ムギはどうするんだよ!?」

紬「戦う。武器化は出来ないけど、なんとかやってみる」

澪「それじゃ駄目だよ、殺されちゃうよ!」

紬「うん・・・でも私」

紬「ここで逃げたら、律っちゃん達に申し訳ないから」

澪「ムギ・・・」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:08:12.79 ID:X8iOE0nY0

紬「それに、どっちにしろ誰かが足止めしなきゃ追いつかれちゃうわ」

紬「だから澪ちゃんが逃げて、ね?」

澪「・・・」

紬「じゃあ、行って来ます」

会長「丸腰で来るとは良い度胸ね、武器はいいの?」

紬「私はやり方がわからなくて」

会長「そう・・・本当にいい度胸。一瞬で、楽に逝かせてあげるわ」

紬「一瞬じゃ、困るんですけど」

澪「(そうだ・・・なにやってるんだ、私)」

澪「(律も、後輩の梓だって、頑張った)」

澪「・・・あたしが頑張らないで、どうすんのよ」

紬「澪ちゃん、早く逃げて!



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:09:13.52 ID:X8iOE0nY0

澪「ありがとう、ムギ」

澪「ムギのおかげで、道、見失わないで済んだ」

紬「・・・澪ちゃん?」

澪「どいてて。そいつの相手、私がやる」

会長「軽音部ってのはどいつもこいつも言う事聞いてくれないのね」)



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:09:57.40 ID:X8iOE0nY0

澪「(律・・・ごめんね)」

澪「(またわたし、あんたに甘えちゃったね)」

澪「(小学校の時からずっとあんたに私はくっついてて)」

澪「(あんたがいなかったらわたし、どうなってたかな)」

澪「(いつも言えないけど、本当は感謝してる)」

澪「(だから、今日この面倒な事が終わったら、言うんだ)」

澪「(ありがとう、って。)」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:10:41.20 ID:X8iOE0nY0

会長「・・・考え込んじゃってどうしたの?」

澪「別に、ちょっと迷ってただけ」

会長「なにを?」

澪「あんたの事、どんな風に倒したら一番楽しいかなって。」

会長「・・・そりゃどうも」

会長「じゃあさっさと武器化したら?」

澪「優しいのね」

会長「私の事、楽しませてくれるんでしょう?」

澪「もちろん。・・・轟け、エリザベス」キイイイン



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:11:26.38 ID:X8iOE0nY0

紬「澪ちゃん・・・今までで、一番強い光・・・」

澪「あたしの武器は梓のと同じ系統。でも威力も迅さも違うわ」

会長「すごい自信ね」

澪「分かるんだ、剣が教えてくれる」

会長「・・・ふーん」

澪「あたし、あんたに勝つよ」

会長「口だけは達者なのね」

澪「あんたこそ。(見てて・・・律)」

澪「吹っ飛べぇ!!『ブラック・ドック』!!!」

ドオオオオオオオン!!!!!



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:12:08.05 ID:X8iOE0nY0

紬「すごい・・部室の半分、吹っ飛んじゃった・・・」

澪「はあ・・・はあ・・・やった・・・」

会長「なにを?」

澪「!?!後ろ・・・だと・・・!?」

会長「遅すぎて蠅が止まるかと思ったわ」

澪「うっ、うああああ!!!」ブンッ!

会長「・・・遅いッつってんのよ」

バシイイン!



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:12:51.14 ID:X8iOE0nY0

澪「ぐっ・・・(剣を握ってた手を・・・剣、放しちゃった・・・)」

紬「動体視力も、蹴り上げの速さも、なにもかもが・・・凄すぎる」

会長「さあ、お遊びの時間はお終い。」

澪「嫌・・・嫌あああ!!!!!」

会長「るっせえんだよ負け犬!!」

?「そこまでよ!」

バキイイン!

会長「・・・何?」

紬「さ・・・さわ子先生!」

さわ子「待たせたわね」

会長「・・・いまさら何しに来た、ババア!」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:13:35.61 ID:X8iOE0nY0

さわ子「誰がババアよ小娘!」

紬「せ、先生どこ行ってたんですか!?みんな、もう・・・」

さわ子「ごめんね、でももう大丈夫、頼もしい助っ人を呼んできたわ」

紬「助っ人って・・・まさか」

さわ子「そのまさかよ!出てきてちょうだい!」

憂「こ、こんにちは・・・」

紬「憂ちゃん!?」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:14:22.19 ID:X8iOE0nY0

憂「なんだか、ひどい状況ですね・・・」

憂「律さんも梓ちゃんも、後でちゃんと介抱しますね」

憂「・・・全部、あなたがやったんですか?」

会長「・・・はあん?」

会長「先輩に向かって何偉そうな口聞いてんのよ、一年」

憂「・・・」

会長「あんた、確か純の友達ね?ちょうどいいわ仲良く死になさいよ」

憂「・・・」

会長「何とか言いなさいよ!!」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:15:03.55 ID:X8iOE0nY0

憂「あなたが、喋りすぎなだけです」

会長「ハッ(笑)、やっと喋り・・・」

憂「怯えてるんですか?」

会長「!?」

憂「心配しないで、あたしはあなたみたいに、敵を痛ぶったりしない」

憂「一撃で、楽にしてあげます」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:15:44.66 ID:X8iOE0nY0

会長「アハハハハッ!!」ダンッ

紬「凄い速さで跳んでる・・・目で追いきれないわ・・・」

会長「何言いだすかと思ったら一撃で!?あたしを!?倒す!?」

会長「武器の一つも持たないでよくそんな世迷言が言えるわね!!」

会長「笑わせないで!一撃で倒されるのは、あんたの方よ!」ヒュッ



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:16:25.78 ID:X8iOE0nY0

紬「後ろ!」

会長「(獲った!)」

ドゴッッッッ!!!!!

会長「!?(ひ・・・肘打ち・・・?)」

憂「・・・切ないです」

憂「あなたもお姉ちゃんの笑顔を見たら、きっと綺麗な心になれたのに」

会長「(こいつ・・・何者・・・)」ドサッ



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:17:06.78 ID:X8iOE0nY0

紬「凄い、本当に一撃で・・・」

さわ子「私の見込んだ通りね」

憂「お姉ちゃんにもしもの事があった時の為に様々な格闘技を習得しましたから」

憂「この程度の人、武器化するまでもありません」

憂「まあ、その“もしも”がこんな形になるとは思いませんでしたけど。」

紬「本当に、凄いね・・・(あたし、何も出来なかった・・・)」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:17:47.98 ID:X8iOE0nY0

さわ子「さあ、ムギちゃん、あなたの番よ」

紬「あ、あたし・・・?」

さわ子「言ったでしょ?楽器は、奏者の想いに答えてくれるの」

さわ子「あなたが今何をしたいか、心に描きなさい」

紬「あたしは・・・(みんなを、助けたい)」

キイイイイン

紬「あたしのキーボードが・・・」

さわ子「呼んであげなさい、あの子の名前を」

紬「・・・はい」

紬「囁いて、キー坊」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:18:39.94 ID:X8iOE0nY0

さわ子「キーボードの特性は『癒』。人に安らぎを与えてくれるわ」

紬「やってみます・・・んっ」

パアアア

律「ふー、大分眠っちゃってたみたいだな」

梓「全回復してますよ、先輩すごいです」

澪「みんな・・・」

紬「良かった・・・ほんとに、良かった・・・」

律「眠ってる間も話は聞こえたぜ。憂、ありがとな」

憂「いえ、いつもお姉ちゃんがお世話になってますから」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:19:29.50 ID:X8iOE0nY0

律「出来た娘だな・・・で、あいつらをどうするかだな」

会長&準「・・・」

紬「一応、危ないと思って回復させなかったんだけど」

律「縛り付けとけば大丈夫だろ。頼むぞ、ムギ」

澪「律、どうする気だ?」

律「聞くことがある」

会長「ん・・・!。やられたか・・・」

律「あんたらの負けだよ、こっちの質問に答えてもらう」

会長「・・・何だ」

律「あんた達の目的は何だ?」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:20:11.01 ID:X8iOE0nY0

律「あたし達の部をここまでして止めたがる理由はなんだ?」

会長「・・・」

律「・・・なに黙ってるんだよ」

会長「・・・」

律「答えろ!!」

会長「ずいぶん、遅いのね」

律「・・・何?」

会長「あんた達のお友達」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:20:52.22 ID:X8iOE0nY0

律「唯のことか?」

澪「確かに、言われてみると・・・」

紬「和ちゃん家ってこんなに遠かったっけ?」

憂「!」ダッ

梓「憂ちゃん!?」

律「・・・どういう事だ」

会長「少し考えれば、分ることよ・・・」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:21:34.00 ID:X8iOE0nY0

さわ子「律ちゃん、あたし達は憂ちゃんを追いかけるわ。みんなついて来なさい」

澪&紬&梓「はい!」

タタタタ・・・

会長「あたしは三年生・・・じきに引退だわ」

会長「二年生への権力の継承もこないだ済ませたばかり」

律「お前は元会長、ってことか?」

会長「そうなるわね。今生徒会を牛耳ってるのは二年のトップよ」

会長「もっとも、あのお方にはそんな肩書きなんて、あっても無くても意味が無いけど」

律「そいつの名前は?」

会長「真鍋和。生徒会は和様の御意志のままに動いてるわ」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:22:15.72 ID:X8iOE0nY0

律「ちっ!」ダッ

会長「急いだ方が良いわよ、お友達の亡骸、拝みたくなければね」

律「黙ってろ!!」ダダダ・・・

会長「・・・急がない方がよかったかしら?」

タタタ・・・

律「澪!みんな!」

澪「律!・・・どうだった?」

律「和がボスだ。今回の事は全部和の企んだことだ」

さわ子「予想はしていた事だけど、解せないわね」

梓「そうですよ。あんなに仲良かったのに、どうして・・・」

律「そんなもん、本人に聞いてみなきゃ分からないさ」

律「どういうつもりだか知らないけどたっぷりお仕置きしてやるよ」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:22:56.98 ID:X8iOE0nY0

さわ子「裏門を抜けて橋を通っていくわよ」

紬「和さんの家への近道ですね」

律「いや、必要ないみたいだぜ・・・」

澪「あ、門のところに」

梓「誰か人と・・・憂ちゃん」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:23:37.70 ID:X8iOE0nY0

律「・・・憂」

憂「あ・・・あ・・・あれ・・・」

唯「・・・・」

梓「唯先輩!あんなに血を流して倒れてる・・・」

澪「早く病院に連れて行かないと・・・いつまで持つかわからないぞ」

律「・・・どういうつもりだ、和」

和「・・・案外遅かったのね?待ちくたびれちゃった」

和「かわいそうだったわぁ唯。ヒクヒク苦しみながらあなた達の助けを待ってて」

和「さっき静かになったわ。・・・死に際の唯、かわいかったなあ」

澪「の、和?」

律「気が触れちまったのか・・・」

和「あはは何言ってるの律!?あたしほど聡明で唯を愛してる女子も居ないと思うわ」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:24:19.19 ID:X8iOE0nY0

律「狙いは唯だったわけか」

和「狙いだなんて言い方はやめて。元はといえばあなたたちが悪いんじゃない」

律「なんだと?」

和「・・・あたしねぇ、ずっと唯の世話してきたんだ」

和「幼稚園の頃からずーっと。受験だってあたしが勉強教えて、一緒に桜高に受かったの」

和「そう、ずーっと。ずっと一緒だと思ってた、なのに・・・あんたたちが現れた」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:25:00.11 ID:X8iOE0nY0

和「あんたたちが軽音部なんて邪推な部活に唯を引き入れたせいで」

和「唯はどんどんあたしから離れて行った・・・絶対に、許さない」

紬「ごめんなさい和ちゃん、あたしたちそんなつもりじゃ・・・」

律「謝るなムギ!」

和「そうよ謝らなくていいの。謝罪なんてされたら、あなたたちの罪が軽くなっちゃうじゃない」

澪「・・・罪?」

和「あなたたちはあたしから唯を奪った罪で裁かれて、ここで死ぬの」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:25:42.91 ID:X8iOE0nY0

律「神様にでもなったつもりかよ・・・そんな事したって唯はお前のものにはならないぞ」

和「そうね。だから唯も殺したわ」

和「唯、あなた達の事がすっかり大好きになっちゃってたみたいだから」

和「殺して、誰にも奪われないあたしだけの唯にしたの」

律「話し合いで解決、ってレベルじゃないみたいだな」

澪「律!和相手に乱暴は・・・唯だって今から病院に運べば・・・」

和「優しいのね澪。じゃあ、あなたから死んでくれる?」

澪「和・・・」

律「あたしがあんたを止めてやるよ!」

バシュウウウ!!



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:26:24.31 ID:X8iOE0nY0

和「楽器の武器化か、どれ程のものなのかしらね」

律「すぐにわかるさ!」

律「うおおおお!!!」

ブンツ!

和「・・・こんなもんか」

律「な・・・!?」

紬「素手で受け止めてる!?」

和「うざいわね。唯がこんな子とつるんでたなんて」

律「(蹴られっ・・・ガードしなきゃ)」

和「さよなら」

ドゴッ!!!!!



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:27:35.41 ID:X8iOE0nY0


律「・・・」ドサッ

和「まずは一人」

澪「律!?律ぅぅぅぅ!!!」

憂「一撃、ですか・・・」

さわ子「強いわね。憂ちゃん、あたしと二人で・・・」

和「なにのんびりしてるの?」

さわ子「(いつの間にここまで距離をつめたの!?)」

和「先生だからって手加減しないわよ」

ドゴッ!!!!!



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:28:16.63 ID:X8iOE0nY0

憂「せん・・・!?(速すぎて、目で追うことすら出来なかった・・・)」

和「唯の妹か。ちょっと可哀想だけどあなたなら入部を止められたはずよね」

和「バイバイ」

ドゴッ!!!!!

澪「和、おまえ・・・」

和「澪はちょっと仲良くなったよね」

和「でも唯に比べたらあなた、全然かわいくないわ」

和「おやすみ」

ドゴッ!!!!!



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:29:02.10 ID:X8iOE0nY0

紬「こ、こんな・・・みんな・・・一瞬で・・・」

和「どうしたの?もうあなただけよ?」

和「武器化すればちょっとは戦えるかもよ?無理だろうけど」

紬「・・・」

和「そんな気力もないのね・・・いいわ、楽に殺してあげる」

紬「ゆ、唯ちゃん・・・」

和「は?」

唯「みん・・・な・・・?」



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:29:42.83 ID:X8iOE0nY0

唯「律っちゃん・・・?」

律「・・・」

唯「澪ちゃん・・・?」

澪「・・・」

唯「さわちゃん先生・・・?」

さわ子「・・・」

唯「憂・・・?」

憂「・・・」

唯「どうしたの・・・?なんで皆倒れてるの・・・?」



116 名前:1:2009/07/14(火) 00:36:35.70 ID:n4D10dXEO

唯「・・・危ないよ、和ちゃん」

和「(あたしの蹴りを片手で・・・!?)」

唯「やっぱり、これ、和ちゃんがやったんだね」

和「・・・そうよ!あんたも殺してやる」

唯「和ちゃん・・・じゃあ、あたし本気でいくよ」

和「!?・・・唯のくせに!」

ブン!!!!

唯「うん」

ヒュッ

和「消えた!?」

唯「たん」

ドゴッ!!!!



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:37:47.62 ID:n4D10dXEO

和「武器化・・・あんた、さっきまで血だらけで倒れてたのに・・・」

唯「今もフラフラだよ・・・和ちゃん不意打ちしてくるんだもん」

唯「だから、さっさと勝負つけちゃうね」

和「唯のクセに・・・生意気だっつってんのよ!!!」

和「あああああああ!!!!」

ブン!!!!!!!

唯「ごめんね、和ちゃん。あたしギー太と一緒なら、誰にも負けない」

唯「『うん・たん・斬』!!!」

ドシュウウウウ!!!



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:38:52.25 ID:n4D10dXEO

和「ゆ・・・いの・・・くせ・・・に・・・」ドサッ

唯「はあ・・・はあ・・・」

紬「唯ちゃん・・・澪ちゃんのよりも大きな衝撃波を・・・」

唯「ムギちゃん・・・どうしよう」

唯「みんな、みんな死んじゃった・・・あたし達二人だけになっちゃった・・・」

紬「あ・・・それなら多分、大丈夫」

唯「へ?そうなの?」

紬「うん、みんな微かだけど息があるわ」

紬「死んでなければ、あたしの能力で・・・」

パアアア

律「全・快―!」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:40:03.03 ID:n4D10dXEO

唯「律っちゃーん!やったー!」

梓「唯先輩、勝ったんですね!」

澪「強くなったんだな」

さわ子「顧問としてあたしも鼻が高いわ」

憂「お姉ちゃん、さすが!」

唯「みんなも元気になって・・・良かったあ」

梓「で、でも、あの人まで回復させちゃってよかったんですか?」

和「・・・そうよ、どういうつもりよ」



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:41:57.26 ID:n4D10dXEO

紬「まだ、やり残した事があるから」

澪「ああ、そうだな」

律「和、軽音部の廃部を取り下げろ。それから・・・みんなに謝るんだ」

和「・・・絶対、謝らないわ」

さわ子「かわいくない子ね」

和「あたしは、まだ戦える・・・負けてないわ」

梓「ムギ先輩に回復してもらったんじゃないですか・・・」

憂「しかも今度はお姉ちゃんも、あたしたちも全快です。勝ち目はないですよ」

和「数で負けてるなら、増やすまでよ」

和「生徒会戦闘執行部!集合!!!」

ズラッ!!!



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:43:09.92 ID:n4D10dXEO

律「な、なんだこいつら・・・」

澪「ざっと見ても100人はいるぞ」

和「戦闘執行部・・・武力を以ってこの学校の治安を守る生徒会の特殊部隊よ」

律「会長の野郎・・・なにが『人手が足りない』だよ。」

会長「あたしはそんな事言った覚えはないけど?」

澪「会長!」

会長「正確には“元会長”ね。現会長様の召集だもの、意地でも駆けつけるわ」

純「さっきは遅れをとったけど今度はそうはいかないわよ」

梓「純ちゃん・・・」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:44:21.55 ID:n4D10dXEO

律「どうする?唯」

唯「あ、あたしに言われても~」

梓「みんなで武器化して戦えばいけるかも・・・」

澪「いや、この人数だぞ・・・」

憂「いくら武器化しても、限界がありますね・・・」

さわ子「皆、心配することはないわ」

唯「さわちゃん先生?」

さわ子「そろそろ来てくれるころだと思っていたわ」

?「お待たせいたしました」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:46:25.96 ID:X8iOE0nY0

紬「さ、斉藤!?なんでここにいるの?」

斉藤「紬お嬢様が危険だと、さわ子様から御連絡がありました」

さわ子「憂ちゃんを迎えに行った時についでに寄っておいたのよ」

律「いや、悪いけど執事の人が一人来たくらいじゃこの状況は・・・」

斉藤「ご安心ください。すでに手は打っております



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:47:13.47 ID:X8iOE0nY0

純「きゃあああ!?なによ、このオッサン!?」

会長「みんな同じ顔してるんだけど・・・」

斉藤「緊急に編成した紬お嬢さま護衛軍でございます」

梓「生徒会の人たち全員抑えられてます!」

紬「斉藤、あ、ありがとう」

斉藤「この程度の事、紬お嬢さまのためならば造作もないことです」

唯「(ムギちゃんの家ってどんな家なんだろう・・・)



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:47:54.65 ID:X8iOE0nY0

律「さあ、万事休すだぜ?現会長さん」

和「う・・・」

律「観念しな」

和「だ、誰が・・・。あんた達が唯を独占したから、だから、あたしは・・・」

さわ子「要するに、寂しかったんでしょ?」

和「は!?」

さわ子「高校に入って唯ちゃんは部活始めてあなたと接する時間が少なくなって」

さわ子「しかも自分が入った生徒会は戦闘執行部なんて作っちゃうガチムチ集団」

さわ子「あなた、高校で自分の居場所を見つけられなかったんでしょ?」

さわ子「心の底からの笑顔で笑い合える、そんな友達一人もいなかったんじゃない?」

唯「和ちゃん・・・そうだったの?」

和「・・・」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:48:35.95 ID:X8iOE0nY0

和「だ、だからなんだっつうのよ!」

和「あたしは友達なんて要らない!生徒会だって、別に友達作りに入ったわけじゃないわ!」

和「あたしは・・・あたしは、唯さえいれば、それで良かったのに・・・」

唯「和ちゃん」だきっ

和「ゆ、唯!?」

唯「ごめんね、独りにしちゃって」

唯「でもね、あたしだけじゃなくて皆、和ちゃんと友達になりたいんだよ?」

澪「あたし、和と喋るの楽しかったよ?」

律「澪だけじゃなくてあたしの面倒も見てくれよ」

紬「お好きなお茶、ありますか?」

梓「先輩は楽器出来ますか?」

憂「お姉ちゃんがいつもお世話になってます」

和「み、みんな・・・」



130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:49:27.56 ID:X8iOE0nY0

唯「生徒会の人たちだって」

会長「会長様・・・いいえ、真鍋さん、ごめんなさいね」

会長「あたし達、学校の治安を守る事ばかり考えてて」

会長「一番大事な、生徒一人一人に楽しい高校生活を送ってもらうという目的を忘れてたみたいね」

会長「これからあたし達とも仲良くしてもらえる?」

純「よろしくお願いします」

和「み、みんな・・・でも私みんなにひどい事を・・・」

唯「だから和ちゃん、言うことあるでしょう?」

和「みんな・・・ごめんなさい・・・あたしと友達になってください・・・」



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:50:12.82 ID:X8iOE0nY0

律「最初っから素直にそう言えばいいんだよ」

澪「あたしは友達のつもりだったって」

梓「はあ~、なんだか疲れました」

紬「大変でしたね~」

唯「みんな和ちゃんの事、大好きだよっ!」

和「みんな・・・ありがとう・・・」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:50:54.24 ID:X8iOE0nY0

―数日後―

律「いや~久しぶりの学校だな」

澪「あれから学校の修復工事が始まって、休みになったからな」

梓「知ってます?生徒会の戦闘執行部、解体されたらしいですよ」

紬「もう必要ないものですしね」

律「単に責任取らされただけって見方もあるけどな」

唯「そういえば休みの間さわちゃん先生見かけなかったけどどうしたんだろう?」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:51:35.89 ID:X8iOE0nY0

さわ子「みんな・・・こんにちは・・・」

唯「さわちゃん先生!?何でそんなにボロボロなの?」

さわ子「あの日の夜校長から電話があってね・・・」

校長『聞くところによると今回の校舎破損は君の部の生徒達の手によるものだそうだね』

校長『君、責任取って校舎直してきなさい』

さわ子「って・・・」



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:52:17.04 ID:X8iOE0nY0

梓「そういえば校舎壊すような攻撃したの私たちですね」

律「窓ガラス割ったのはあいつらだぞ!?」

澪「っていうか、それで今までずっと・・?」

さわ子「うん」

紬「ご、ご苦労様でした・・・」

さわ子「あんた達が暴れたせいで~!!!」

律「あ、あれはしょうがないだろ!?」

さわ子「罰として私が作ったコスチューム着て演奏しなさい!」

軽音部一同「え~!?」



唯『軽音部は、今日も平和です』
END



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:54:37.73 ID:X8iOE0nY0

以上で長い駄文終了です
テーマは見て分かるとおり「もし「けいおん!」が少年誌で連載されてたら?」というネタSSです
どうやら僕の腕が足りず糞スレになった模様です

三年ロムって出直してきます
見てくれた方、ありがとうございました




136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:57:46.89 ID:a7zxqdEZ0


楽しかったぜ



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 00:58:01.28 ID:gwWXgRiiO


一般的な物品が武器化なんて誰でも一度は考えるセコイネt(ry
だけど楽しかったぜ



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:00:44.14 ID:1qecofTl0

囲まれたとき、みんなで演奏することによる相乗効果みないな展開になるのかとおもた



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:02:23.01 ID:0xcDNIR10

>>138
俺も同じこと思ったwww

>>1
乙 面白かったです



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:09:09.86 ID:WzXb/8hj0

最後は駆け足だった気もするけど
これでもかというくらいテーマを貫いてて、読みやすかったよ




142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:09:34.84 ID:J1QQJUWIO

オレも面白かったぜ!
乙!



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:15:18.98 ID:p7658xd00

乙!

原作これでもアニメ化されたと思うぜ!



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:22:50.08 ID:z1GwbOitO

>>1
ペースも速いし内容も面白かった



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 01:36:31.09 ID:wPIHdh7IO

>>1乙 
誰も死ななくてよかった



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 02:26:24.85 ID:NIPetiGnO

>>1
乙!



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/14(火) 02:46:07.85 ID:tOPo9I5EO






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唯「みんな おはよう~」
[ 2011/06/12 23:54 ] アクション | | CM(4)

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タイトル:
NO:2527 [ 2011/06/13 04:03 ] [ 編集 ]

2年前の作品だとしても酷すぎるだろコレ
悪い見本として紹介されるレベル

タイトル:
NO:2534 [ 2011/06/13 15:37 ] [ 編集 ]

リアルタイムで読んでいる人たちと、今ここで読んでいる人たちの評価がま逆になることが多いのは、何でなんでしょう??
取り敢えず、作者さん乙です。

タイトル:
NO:2543 [ 2011/06/13 23:14 ] [ 編集 ]

口調さえなおせば読めるレベル

タイトル:承認待ちコメント
NO:6659 [ 2012/07/16 12:59 ] [ 編集 ]

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