SS保存場所(けいおん!) TOP  >  SF >  唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第三部

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第三部 【SF】


http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1307963667/l50

唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第一部
唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第二部
唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第三部




221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 15:52:34.19 ID:ZVr/9DDXO

────

二度目のタイムトラベルはとても冷たくて……凍えてしまいそうだった。

誰も私を知らない世界──

どこにも帰る場所がなくなった世界──

こんな世界で私は一人ぼっちで……取り戻さなくちゃいけない。

みんなの元の居場所を。
私の元の居場所を。

梓「行こう」

やることは決まっている。

ランドセルに入れられた筆箱を抜き出し、どこかへやること。
ただそれだけだ。

それだけで未来は変わって行く……あんなにも。

タイムマシンというものはこんなにも恐ろしいものなのだと
使って思い知らさることになるなんて、皮肉だ。

あんなに本を読んでわかってたつもりだったのに。





223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 15:59:37.79 ID:ZVr/9DDXO

────

唯「たしかここだよ!」
梓「そう言えば澪先輩の家って初めて来ますよ」
紬「私も~」

唯「私もりっちゃんに教えてもらっただけで遊びに来たことはないよ~」
梓「案外謎に包まれてましたね、澪先輩」
紬「りっちゃんと澪ちゃんしか知らないことがいっぱいあるのねきっと」
唯「む! 誰かくるよ!」

唯紬梓≡ササッー
◎◎◎≡ササッー

幼澪「行ってきまーす」
幼澪「」トコトコ

唯「み、み、澪ちゃんだよねあれ!」
梓「そ、そうみたいですね!」
紬「」ほわ~

唯紬梓「か、可愛い~」

梓「はっ! こんなことしてる場合じゃないですよ! 早く後をつけないと!」
唯「持って帰りたい可愛さだよ~」
紬「お菓子あげようかしら~」
梓「もうっ! 二人ともしっかりしてください!」

梓「(まさかこの時更に後ろから自分がつけてるなんて思いもしなかったろうな……)」



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:03:41.85 ID:ZVr/9DDXO

幼澪「うぅ……」ブルブル

唯「ややっ! 何か震えてますよ澪ちゃんが!」

梓「どうしたんでしょうね」

紬「お腹が痛いのかしら?」


犬「グルウウウウウ」

幼澪「うぅ……怖いよぅ」

唯「犬が怖くて通れないのかな?」

梓「か、可愛い~……守ってあげたくなりますね」

唯「あずにゃん?」

梓「はっ! な、なんでもないです!」

紬「よぅし! みんなで助けましょう!」

梓「駄目ですよムギ先輩! 極力接触は避ける、それがタイムトラベルの基本です!
  私達がいなくても何とか出来たんですから、ここは静観しましょう」

紬「タイムトラベルって難しいわね……」

梓「(そうですね……ほんとタイムトラベルって難しいです)」



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:10:44.80 ID:ZVr/9DDXO

────

その後もずっと小さな澪先輩を追いかけてる唯先輩達を追って行く。

やることはほとんど同じなのに二人がいないだけでこんなにも違うんだ……。

梓「~~~」


梓「(あっちの私が憎らしい……)」

でもここで私が出ていくわけにはいかない。
あの時私達は私を見ていない、つまり私は接触していない。
それをここで矛盾させればパラドックスの原因となりかねないからだ。

梓「(今の目標は筆箱だけ……あれさえ何とかすれば)」

おそらくだけど澪先輩の大切なものは別にある。
それが筆箱をなくすことによって得られ、
また無くすものなら残念だけど筆箱には犠牲になってもらう他ないだろう。



226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:15:16.03 ID:ZVr/9DDXO

────

梓「それはどうでもいいです。 じゃあさっさとこれを入れて帰りましょう」

唯「あずにゃん冷たいよ~。暖かい頃のあずにゃんにタイムトラベルしてよ~」

梓「はいはい行きますよ~」

紬「一時間図工、二時間目国語、三時間目道徳、四時間社会……
  ふふ、りっちゃんが寝ちゃいそうな時間割」

唯「せっかくだからここに『放課後ティータイム参上!』ってかいとこっか!」

梓「そんなことしたらタイムパラドックスってレベルじゃなくなりますよっ!
  誰かにバレる前に急いで学校から出ましょう!」

紬「唯ちゃん早く~」

唯「わかったよぉ~」


梓「行きましたか。すいません唯先輩、ムギ先輩、私。
  結果はこんな形になったけど……先輩達の澪先輩を思う気持ちは無駄にはしませんから」

梓「この気持ちは確かに私が見届けました。
  時を越えても友達の為に頑張る二人を、私は後輩として誇りに思います」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:22:56.39 ID:ZVr/9DDXO

梓「……」

恐る恐る澪先輩のランドセルに近づく。

秋山みお、と書かれたロッカーの中には可愛らしい赤のランドセルが入っている。

その中にはさっき私が入れた筆箱が入っているはず……。

梓「……あれを取り出せば」

近づく、

梓「あれさえ取り出せば……!」

近づく、

梓「筆箱さえ取り出せば戻って来るんだっ……!」

近づく、でも……。

梓「なんでっ……どうして……!」

いくら歩いても歩いても、ランドセルとの距離は縮まらない。
まるで蜃気楼のようにそこにあるだけで、私は別の場所を歩いているかのようだった。



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:33:21.49 ID:ZVr/9DDXO

読んだことがある……これは親殺しのパラドックスの1つの例によく似ている。

タイムトラベルし、自分が生まれる前に自分の親を殺そうとすると、
どう足掻いても殺せない、という説だ。

なら何故私達はああも簡単に筆箱を入れられ、今の私には近づくことさえ出来ないのか……。

多分、私があの世界の住人になりかけているのが原因だろう。
そしてこの筆箱をなくすことによってあの世界は消える、
つまりタイムパラドックスが起きるのを避けているのだ。

つまり……あの世界に長く居すぎた私達は、もう筆箱をどうすることも出来ない……。

たった指一本触れることさえ出来ないのだ……。

変化させることはあんなに簡単なのに……戻すことはこんなにも難しいなんて……。



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:45:03.53 ID:ZVr/9DDXO

────

その後、念のため澪先輩を監視するも特に変わった様子はなかった。
当たり前だ、この世界は既に筆箱がある世界に分岐しているんだから。

このまま行けば澪先輩は文芸部に入り、律先輩はラブ・クライシスのドラムとして、
唯先輩は生徒会書記補佐、ムギ先輩は合唱部、私はジャズ研という嘘の未来が待っている。

そんなことを思いつつ、私はただ呆然とブランコを漕いでいた。

夕焼けの中、たった一人で……。

迎えに来る人も、探しに来る人も、私を知っている人もこの世界にもいないのだ。
いや、前の世界ならまだ形だけは知ってくれていた分マシかもしれない……なんて。



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:49:01.40 ID:ZVr/9DDXO

梓「もう……諦めようかな」

筆箱をどうにか出来ない限り、あの世界から抜け出せない。

でも、この世界で唯一その事実を知ってる私はそれに近づくことさえ出来ないのだ。

これではどうしようもない……。

梓「この記憶がある内に……あっちの世界に飛んで一年の頃から軽音部を作れば……」

梓「でも律先輩がいない……」

梓「律先輩とは外バンを組めばいいんだ。うん、そうしたら元通り……」

梓「元通り……なわけないよ……」

梓「律先輩が部長じゃない軽音部なんて……軽音部じゃないもん……!」

梓「みんなが揃ってこそHTTだもんっ……!」




232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:33:23.75 ID:rpOaHTAI0

ゆなんか難しいな、タイムパラドックスって、
一回目のタイムトラベルに二回目のアズにゃんが接触する事実が
アズにゃんの気温にないから接触を、避けたけど、

二回目にアズにゃんがタイムトラベルする事実は一回目の時にすでにあるわけで、
筆箱を二回目のアズにゃんがランドセルから取る事実も、
すでに一回目のタイムトラベルで実現されたことになってて、
結局一回目のタイムトラベル後の未来はその事実がある文芸部の澪の未来のまま、
とかにならない?





239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 16:52:09.78 ID:ZVr/9DDXO

>>232
結局抜き取れないので一回目の梓達が戻った先も筆箱があった世界になります。

でも二回目の梓が飛んだ意味はちゃんと一回目に反映されてます

それはこれからのお楽しみで



242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:00:45.29 ID:ZVr/9DDXO

どうしようもなく、ただブランコに乗りながら、砂場で遊んでいる姉妹を見ていた。

梓「……」

「お姉ちゃんと私で昨日せっかく作ったのに……」

「う~ん……どうしよう」

ちょうど澪先輩達と同じ小学生四年生ぐらいだろうか。

「もう一回つくりなおす?」

「でも……そろそろご飯だし……」

どうやら昨日作っておいた砂の山が雨か何かで崩れてしまったらしい。

梓「……ちょっといいかな?」

「ふぅ?」
「ほぇ?」

本当は誰であろうと接触は避けるべきなんだけど……今はそんなことどうでも良くなっていた。



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:05:42.91 ID:ZVr/9DDXO

梓「お姉ちゃんこう見えても砂の山作るの得意なの。だから手伝わせてくれないかな?」

「うんっ」
「ありがとうおねうちゃん!」

梓「ふふ、じゃあ早速作業開始だね。二人の晩御飯までに間に合わせないと」

「「うんっ!」」

二人をよしよしと撫でると、愛くるしいほどの笑顔を浮かべる。
私もいつの間にか子供にこうやって接する立場になったんだなぁと、少ししんみりした。

梓「ここをこうして……」

「わあ~」

「すごいすごいっ!」

何でだろう、凄く懐かしい感じがする。
今日初めて会ったばかりなのに。



246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:12:44.08 ID:ZVr/9DDXO

「あ……でもここ穴あいちゃってる」

「どうしよう……」

梓「あずにゃん建設に任せなさい。ここはね? こうして……」

「わぁ~」

「トンネルだぁ」

梓「そ、繋いでトンネルにしちゃえばいいんだよ。みんなが通れる道にもなるしね」

「おねえちゃんすごいね!」

梓「こらこら。まだ完成したわけじゃないんだからね?
  後はちゃんと崩れないように……外をぺったんこぺったんこ」

「「ぺったんこぺったんこ♪」」

何故かこれで、この子達の未来を変えて……建築士とかにしちゃわないか、とか。
そんな心配はしなかった。

日が暮れるころには砂の山は完成し、立派な姿を二人の姉妹に見せつけている。



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:19:11.00 ID:ZVr/9DDXO

「できたね! おねえちゃん!」
「うん! これもおねえちゃんのおかげだよぉ~」

ほわっとした笑顔が誰かに似ている。

誰だったろう……もうあんまり思い出せないや。

梓「どういたしまして。手を洗って綺麗にしてから帰るんだよ?」

「「は~い」」

言われた通りに一生懸命手をごしごし洗った後、
一人は「ありがとうおねえちゃん」とお辞儀をし、
一人は「ばいば~い」としていたところを妹? に
「ちゃんとお礼言わなきゃだめなんだよ? おねえちゃん」と言われ、
最後は二人でお辞儀をした後帰っていった。

梓「ふふ、妹の方がしっかりしてるなんてまるで……まるで……
  うぅ……なんで……思い出せないのっ……やだよ……こんなの」



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:24:28.73 ID:ZVr/9DDXO

無意識に携帯の画像を見る。
そこには私一人が不自然と左端に写った写真が待ち受けにされていた。

梓「っ……!」

一瞬消そうとして、やめた。
何故か消せない……私だけしか写ってない変な写真なのに……。

梓「……」

もう、何も考えられない。
もう、いいんだ……何も考えなくても。

このまま……楽になれば……きっと。

最後の気力で携帯をポケットにし舞い込む、と、何かが指に当たる。

梓「何だろう……」

それを取り出して見ると、1つの飴玉が出てきた。

梓「こんなの持ってたっけ……?」



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:30:47.57 ID:ZVr/9DDXO

梓「甘い……」

口に含むとどこか懐かしい味がした。

梓「……ゅぃ……先輩」

梓「ゆい……先輩」

梓「唯先輩……!」

梓「唯先輩っ!」

梓「そうだっ! こんなことしてる場合じゃなかった!
  私は唯先輩とムギ先輩にHTTを託されて来たんです!
  筆箱をとれないぐらいで諦めてたまるもんですかっ!」

梓「でも……実際どうしたらいいのか……」

そこで目に入って来たのは、さっき仲のいい姉妹と作った砂の山だった。



252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:35:27.56 ID:ZVr/9DDXO

梓「崩れても……繋いでトンネルにすれば……」

梓「そうだっ! そうだそうだそうだっ!」

梓「何で気付かなかったんだろう!
  筆箱が無理でも他のことで律先輩と澪先輩をくっつければ元の世界に戻るじゃないですか!」

梓「自分であんまトンネル作っておきながら気づかないなんて……ん?」

でもあの姉妹が砂場で遊んでなかったらこんな簡単なことさえわからないでいたかも……。

梓「というかさっきのって……」

通りで見覚えがあるわけだ。

梓「唯先輩、あなたって人はいつだって私を助けてくれますね」

そう言い残し、私は次の作戦に移るべく公園を後にする。
また、未来で会いましょう、唯先輩、憂!




251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:34:08.82 ID:dtuNPpfbO

これ梓は制服なのか?





254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:38:10.96 ID:ZVr/9DDXO

>>251
制服設定ですね

でも笹の葉みたいにはならない方向で
小さい時の記憶なんて曖昧ですからね!




256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:42:20.12 ID:rpOaHTAI0

そうか。
未来を変えた過去の未来を変えるのは大変だな、
特に自分の過去の行動が未来はの自分の手でまた過去から変えて行くって





257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:50:57.03 ID:ZVr/9DDXO

────

梓「色々考えたけど……これしかないよね」

梓「ようはきっかけを与えればいいだけだから……」

梓「でもこんな無理やりでいいのかな……」

梓「髪型変えたって言ってもバレないかな?」

梓「ああもうなるようになれですっ!」


幼律「行ってきま~す」

梓「あの、田井中律ちゃん、よね?」

幼律「へ? お姉ちゃんだれ?」

梓「ほ、ほら……学校に似てる子いるでしょ? 髪が長くて……おとなしい子」

幼律「あ~あ~……いるね」

梓「そう! そのお姉ちゃんなの!
  (誰のお姉ちゃんか明言しなかったら問題ないはず!
   見ましたかこのパラドックスさえごまかす演技力!)」バーン



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 17:59:41.27 ID:ZVr/9DDXO

幼律「あ~あ~確かに髪型とか似てる!」

梓「(ふふ、子供を騙すのは簡単ですね)」

幼律「顔は全然似てないけど」

梓「ぐっ……(やりますね律先輩。意外と鋭いじゃないですか……!)」

幼律「で? 澪ちゃんのお姉ちゃんが私に何の用?」

梓「(ここで問題なのは今二人の仲はどれぐらいなのかと言うこと……)」

梓「最近妹がりっちゃんの話ばっかりしててね(カマかけてみましょうか)」

幼律「そうなの? 最近ちょくちょく話すぐらいだけど」

梓「(なるほどなるほど、友達未満って感じですか。ならば……!)」

梓「あの子人見知りでいつも本ばかり読んでるけど……仲良くしてあげてね」

梓「(なんてお節介なお姉ちゃん何だろう……私)」



262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:06:50.95 ID:ZVr/9DDXO

幼律「ん~わかった!」

梓「(よしっ! これで律先輩はきっと澪先輩と仲良くなろうとするはず!)」

梓「ありがとうりっちゃん。あの子一人だと心配で……物静かな子だから(念には念を……と)」

幼律「確かにな~。あのおとなしいしゃべり方は直した方がいいかも」

梓「その辺りりっちゃんが『友達』として教えてあげてね。じゃあお姉ちゃんはもう学校だから」

幼律「わかった! じゃ~ね~澪のお姉ちゃ~ん」

梓「じゃね~」


梓「計画通り」ドンッ!

梓「私からは一度も澪先輩のお姉ちゃんだなんて言ってませんからね?
  もしかしたら美緒ちゃんかもしれませんし!?」

梓「どうですかパラドックスめ! これなら澪先輩にお姉ちゃんがいなくても矛盾ないでしょうっ!」

シーン……

梓「意思のないものに喧嘩売ってどうするんですか……」



265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:19:02.37 ID:ZVr/9DDXO

梓「やることはやった……後はあっちに戻って確認するだけです」

梓「もうこの世界に来ることはないといいけどな……」

梓「ごめんなさい澪先輩。一番最初の目的、果たせそうにないです」

梓「でも……大切なものは……ここに、あります」

梓「物や形がなくても……ここに、思い出にありますから」

梓「どうか、悲しまないでください」

梓「次に目覚めた先の世界は……きっと、軽音部あって……
  5人でゆっくりお茶してる……そんな世界に、辿り着けますよね?」

カチッ────

グニャアアアアアアア────



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:32:11.14 ID:ZVr/9DDXO

────

結局何も変わらなかった。
軽音部はなかったし、唯先輩は私のことを覚えてはなかった。

梓「もう……駄目だよ。どうにもならない……あの筆箱を何とかしない限り……」


梓「……ちょっと待てよ?」

ここでとある映画を思い出す。
そう、タイムトラベルする前に唯先輩と話していた映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーだ。

梓「もしかして……あの一回目の世界は既に今の私が変化を起こした後の世界なんじゃ?」

梓「あっ……」

何であんな臆病な澪先輩が口調だけは変わらないでいたか──

何で律先輩はあの時私の顔を見て見覚えがありそうな顔をしたか──

梓「そうだった……そうだったんだっ!」

繋がって行く……頭の中で時間のピースが。

梓「ならもうやることは一つしかないですっ!!!」



273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:39:22.72 ID:ZVr/9DDXO

数日後────

澪「ふぅ……遅くなっちゃったな。今日は来てくれなかったな……あの三人」

澪「嫌われちゃったかな……。はあ……廃部かなぁ……やっぱり」

澪「ん? なんだろ……この本に挟まってるの」

澪「○○××△△ この住所に午後8時に絶対に来てください、中野梓?」

澪「どうしたんだろ……でも夜に一人で歩き回るなんて怖いなぁ……ん?」

澪「P.S. 来てくれたら絶対に入部しますから……だって!?」

澪「うぅ……怖いけど……行かなきゃ! 廃部を間逃れる為にも!」

────



276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:49:04.96 ID:ZVr/9DDXO

────

リッチャンサンイオメデトウ~リッチャンサンイオメデトウ~

律「あれ? 誰だろ……この番号」

律「もしもし?」

『久しぶりですね、律先輩』

律「誰?」

『みおのお姉ちゃん、と言えばわかりますか?』

律「あ! もしかしてあの時の!」

『ふふ、そうです。覚えててくれて嬉しいです』

律「何が澪のお姉ちゃんだよ! 澪に姉ちゃんなんかいねぇじゃねぇか!」

『その澪、というのはどんな漢字を書くんですか? ちょっとわかりませんね』

律「なに~?」

『さっき変な三人が変なこと言って出ていきましたよね?』

律「ああ……もしかして」

『はい。これでわかってもらったかと思います。私達は本当に違う世界から来たんですよ。
 ここと似て非なる世界……こっちから見ればパラレルワールドから、ね』



279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 18:57:56.10 ID:ZVr/9DDXO

律「で、そのパラレルなんちゃらの人が私に何の用なんだよ?」

『私達が元の世界に戻るために協力して欲しいんです』

律「なんで私がそんなこと……」

『あなたが好きなベースの持ち主は澪先輩ですよ。それでも無視出来ますか?』

律「……でも」

『律先輩が澪先輩を遠ざけたのは嘘をついてると思ったからですよね?
 お姉ちゃんなんていない、そう言い切る澪先輩を嘘つきだと思ったら……違いますか?』

律「……」

『それも引っくるめて悪いのは私です。澪先輩は全然悪くないんです。
 でもわかってください。ここに辿り着くには必要なことだったんです。
 この世界の二人には関係ないことだとしても……』

律「……あんたに従えば、澪がベースやるのか?」

『はい。間違いなく』

律「わかったよ。で? どうすりゃいい?」

────



280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:05:47.50 ID:ZVr/9DDXO

────

唯「さあお行き、あずにゃん……。私達があずにゃんのこと知らないなんて言い出す前に……」
紬「HTTを、私達をよろしくね……梓ちゃん」

梓「はいっ! 必ず私が元通りにして見せますからっ!」

唯「うん……頼んだよ……たった一人の……私達の……」
紬「大切な大切な……後輩……」

カチッ───

梓「行ってきますっ!」

グニャアアアアアアア────

唯「行っちゃったね……」
紬「うん……」

澪「な、なにあれ?」
唯「えっ? なんで澪ちゃんが……」
律「あ、お前らさっきの変なの!」

紬「りっちゃん?!」
唯「一体どうなって……」

梓「ゆ~~~~~いせ~~~~んぱぁ~~~~い~~~~
  む~~~~~~ぎせ~~~~~んぱぁ~~~~~いい!!!!!」

唯「あずにゃん!?」
紬「梓ちゃん!?」



284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:11:09.30 ID:ZVr/9DDXO

唯「さっき過去に行ったはずじゃ……」

梓「戻って来たんですよ!!! 全部元通りにするために!!!」

紬「でも……私達はもうこの世界に……」

梓「この世界もあの世界も関係ないですっ! この五人じゃないと出来ないことなんですっ!」

澪「あの……話が見えないんだけど……」

律「一体何が何やら」

梓「時間が有りません。作戦はあっちで伝えますから!」

カチカチカチカチッ!

澪「それ……なに?」

梓「タイムマシンですよ、澪先輩」ニッ

カチッ────

グニャアアアアアアア────



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:20:23.52 ID:ZVr/9DDXO

────

澪「信じられないな……タイムマシンが存在するなんて」

梓「でも今現にこうして過去に飛んでます」

律「ロクな説明もないまま過去に飛ばされるなんて聞いてないぞ」

梓「安心してください。手伝ってくれば二人の約束は必ず果たしますから」

澪「……」

律「……。まあただでさえわけわかんないんだ。ここはお前指示に従うよ」

梓「梓です、律先輩」

律「……わかったわかった。梓の指示に従うよ。と言うかなんで先輩……」

梓「澪先輩もいいですか?」

澪「……うん。部に入ってくれるなら……頑張るよ」



290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:33:47.79 ID:ZVr/9DDXO

唯「あずにゃん……」

梓「大丈夫です、こっちに居ればこれ以上唯先輩達があっちの世界に侵食されることはないですから」

紬「どういう経緯でこうなったのか説明してくれるかしら?」

梓「はい。唯先輩達と別れた後筆箱を取りだそうとしたんですが近づけませんでした」

紬「じゃあ未来は……」

梓「はい。変わりませんでした。
  私達が最初にタイムトラベルをしてに戻って来た世界は既に二回目の私が改変した世界だったんです」

紬「……そう」

唯「ちんぷんかんぷんだよぉ」

梓「唯先輩にはちょっと難しいですかね。
  まあ簡単に言えば二回目の私も色々やったけど駄目だったってわけです」

唯「あずにゃんダメじゃん!」

梓「ダメダメですね」



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:40:02.54 ID:ZVr/9DDXO

紬「筆箱に近づけないのは……」

梓「はい。恐らく私があっちの世界の住人になりかけてて、
  それを取ってしまうとタイムパラドックスが起きるから、でしょうね」

紬「じゃあ今回も同じ結果になるんじゃ……」

梓「ずっと変だなって思ってたんです。ちょうど本人もいますし聞いてみましょうか」

梓「澪先輩。前に私がキティちゃんの筆箱の有無を聞いた時にどうでも良さそうな顔しましたよね?」

澪「えっ……その、どうでもいいって言うか……小学校に使ってた筆箱のことなんて……あっ、違うよ?
  キティちゃんが嫌いってわけじゃなくて……だから梓がキティちゃんが好きなのは共感できるよ」

梓「とまあこんな感じです」

紬「大切なもの、じゃないのは確定みたいね」



293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:48:36.22 ID:ZVr/9DDXO

梓「でも私は筆箱には近づけなかった……」

唯「なんで?」

梓「バタフライ・エフェクトという効果があるんですが……
  どんな小さな出来事もやがて大きな変化へと変わって行くことを差します」

紬「聞いたことあるわ……」

梓「最初はこれのせいだと思って仮説を立てました。
  澪先輩の筆箱を拾い、ランドセルの中に入れたことにより
  それは大きな羽ばたきとなり、次に私が来たときはパラドックスになり得る要因なった……と」

梓「でも違ったんです。問題は筆箱じゃなくて……」
  ・・・・・・・・
梓「筆箱を拾ったことなんです!」



295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 19:56:24.88 ID:ZVr/9DDXO

唯「ふぅ?」

梓「あの筆箱を拾った瞬間から分岐は始まってたんです。
  本来ならそうなる筈のことがそうならなかった……それだけで私達の未来は崩れたんです」

紬「梓ちゃん……」

梓「はい。これ以上理屈を並べても仕方ありません。時間もないことですしね」

澪「コワイヨーコワイヨー」

律「……」イライラ

澪「早く戻りたい……」

律「ああもうイライラするっ! もっとピシッとしろ! いいガタイしてるくせに!」

澪「ひっ……ごめんなさい」

律「……謝るなよ。謝らなきゃならないのはこっちなんだから」

澪「……律……さん」

律「呼び捨てでいいよ。私もそうするから」

澪「……う、うん。わかったよ、律」

律「へへっ、ようやく調子出てきたぜ」



301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:06:52.50 ID:ZVr/9DDXO

────

梓『いいですか? 律先輩と澪先輩は
  この写真と似たキティちゃんの筆箱を買い、その地図の場所通りに置いてください』

律「わかった。制限時間は?」

カシャン──

梓『7:45分までです。私達は他にやることがあるので、お願いしますね。
  二人の行動に全てがかかってますから!』

律「了解っと」

澪「あ、あの……律……その自転車……」

律「捨ててるのだから大丈夫だろ?」

澪「す、捨ててるのでも拾ったら盗んだことになるって……テレビで……」

律「後45分でこれに似た筆箱買ってここに置かなきゃ地球滅亡だってのに気にしてる場合かよ。
  乗れよ、澪。地球の平和への道案内任せた」ニヤッ

澪「……ふふっ、なんだそれ」

律「この方がカッコいいだろ? 音楽でもなんでもギリギリ行くのが好きなんだよ」



303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:15:46.73 ID:ZVr/9DDXO

────

紬「私達はどうすればいいの?」

梓「小さい律先輩が遅刻するよう仕向けます」

唯「あずにゃんひど~い」

梓「私達の未来の為ですから。一回ぐらいは多目に見てくれますよ。律先輩なら」

紬「どうやって遅刻させる?
  お菓子を落として行ってそれを拾い続けたら……なんてどうかしら?」

梓「いくら律先輩でもそんな単純な手にかかりますかね」

唯「私なら喜んでかかるけどな~」

梓「よくここまで無事に大きくなれましたね……」

唯「えっへへ」

梓「まあ無難に通学路から学校へ続く道を工事とか立て札で行けなくしましょう!」

紬「わかったわ!」

唯「合点承知だよ!」

梓「(この作戦の成否はあの二人にかかってる……がんばってください、律先輩、澪先輩!)」



304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:21:15.28 ID:ZVr/9DDXO

────

シャアアアアア───

律「こんな朝っぱらから筆箱売ってそうなのはコンビニぐらいか?」
澪「でも多分これコンビニじゃ売ってないよ!」

律「じゃあどうしろってんだよ? スーパー空くまで待ってたらゲームオーバーだぞ?」
澪「律! そこ右!」

律「あいよ! しっかり掴まれよみおおおっ!」
澪「」ぐっ

ギュアアアアン────

律「見たかりっちゃんのスーパーコーナーテク!」
澪「このまま真っ直ぐ行ってくれ!」

律「なんだ? あてでもあんのか? ないと困るけどな」
澪「誰が持ってた筆箱だと思ってるんだ?」

律「へっ、そうだったなっ! 飛ばすぜ!!!」

シャアアアアアギュアアアアア───



306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:28:28.21 ID:ZVr/9DDXO

7:15分────

幼律「行ってきま~す」

梓「来ましたっ!!! 時間通りです!!!」

紬『A班配置おっけーよ!』

唯『B班も配置おっけーだよ!』←一つは澪に借りた

梓「私は後ろをつけながらコースに変更がないかを伝えます!
ではまた!」

紬『ラジャ♪』
唯『ラジャー』

梓「なんで携帯が使えるのかは未だにわからないけど……
  ふふ、それは先の学者の人に調べてもらいましょうか」

梓「もう私達にタイムマシンは必要ないですから」



308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:34:53.49 ID:ZVr/9DDXO

7:25────

律「だあーこんな遠いなんて聞いてないぞっ!」
澪「もうつくから……あそこ!」

律「あの文房具屋か? でもシャッター閉まって……」

澪「玄関の方から回って行ってくる!
  ここのおばあちゃん早起きだから今の時間でもきっと起きてるよ!」

律「お~……」

律「……どこが人見知りなんだよ。騙されたぜチクショウ」

律「いざとなったら行動力もあるってことかな?
  まだまだ知らないことだらけだな……澪のこと」

律「まあいいか……。全部終わって……そしたら、また最初からやり直せばいいんだからな」



310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 20:41:40.53 ID:ZVr/9DDXO

7:30────

梓「予想通り学校への一番の近道を使いましたね律先輩!」

梓「A班、ムギ先輩、妨害工作どうぞ」

紬『了解』


幼律「あれ? 工事中?」

紬「ごめんね~ここは工事中で通れないの。他の道から行ってくれるかな?」

幼律「でも後ろ全く工事してないけど……?」

梓「(相変わらず鋭いっ……どうしますムギ先輩?!)」

紬「これからするのよ~」シャランラシャランラ~

そう言うとムギ先輩は近くにあった大きな石を軽々と持ち上げて……ドサッと置いた。

紬「ね? まずは邪魔な石をのけたりするから危ないの」

幼律「わわ、わかりました!」

これには幼律先輩もビックリしたのか一目散にその場を後にした。

梓「グッジョブですムギ先輩!」
紬「ふふ」パチッ



314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:02:27.09 ID:ZVr/9DDXO

7:30────

澪「お待たせっ!」
律「わっ、と……飛び乗るなよ!」

澪「いいからいいから! 急がないと! 地球の滅亡かかってるんだろ?」
律「そうでしたねっとぉっ!」

カシャン──

律「例の物は?」
澪「ちゃんと買えたよ」

律「あれ? これ同じやつじゃねーの!?」
澪「これだから素人は。こんなのキティちゃんじゃないよ。
  まあ傍目からなら誤魔化せるかなって思って」
律「……確かによく見たら目とか髭の数とか違うな」

澪「よくあるんだよな。こういう似せたキャラものが。許せないよ全く」
律「まあ今回はこの偽物に助けられたけどな」

澪「45分まで残り15分切ってる! 急がないと!」
律「へいへいっ!」

────



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:11:48.52 ID:ZVr/9DDXO

7:35────

梓「律先輩澪先輩まだですか!?」

澪『ごめんもうちょっと時間かかる!』
律『20分で来た道を15分で戻れって……むちゃが……ある……はあ……はあ……』

梓「どうやっても間に合わせてください! もし失敗したら……」

澪『タイムマシンでまた戻ってやり直せば』

梓「無理です……多分失敗した時点で私達はこの世界に取り込まれます……」

澪『……なんでそう思うんだ?』

梓「今こうやって五人がこの世界にいられるだけで既に奇跡的なんです。
  今はあの大掛かりな分岐の前だから問題ないみたいですけど……
  この状態で分岐すれば今度は……どうなるか私にもわかりません」



318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:20:08.06 ID:ZVr/9DDXO

澪『……わかった。絶対間に合わせてみせるよ』
律『おお、任せとけ』

梓「こっちは何とか食い止めておくのでお願いします!」

澪『了解』

梓「唯先輩! 準備はいいですか?」

唯『オッケーだよ!』

梓「じゃあB班、妨害工作始めてください!」


幼律「あ、また何か看板あるし……ついてないな~」

幼律「この道通るべからず?」

幼律「べからずって何だろ……通っていいのかな?」

幼律「工事とかもしてないみたいだし、通っちゃえ」スタスタ

唯『あっ、』

梓「あ、じゃないですよ唯先輩! 早く何とかして止めてください!」

唯『でもちゃんと通るべからずって書いたのに~』

梓「相手は小学四年生の律先輩ですよ!? べからずなんてわかるわけないでしょう!?」



322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:29:34.14 ID:ZVr/9DDXO

唯「こ、こら君~。ここは通っちゃダメなんだよ?」

幼律「え~なんで?」

唯「さっき看板があったでしょ? 通るべからずって」

幼律「べからずってだめってことなんだ」

唯「そうそう! わかったら戻りなさい」

幼律「でも工事もしてないのに通っちゃ行けないなんて……おかしいな~」

唯「そ、それは……」

梓「(唯先輩誤魔化して誤魔化して!」

唯「それは……く、熊が出るんだよ! だから危ないの! わかった!?」

幼律「クマ~? ほんとに~?」

唯「ほんとにほんと! ほら、飴ちゃんもあげるから、ね?
  あっちの道行こう」

幼律「まあいいけどさ……こっちの林道から行ってもどうせ遅刻だろうし」

梓「(苦しい言い訳でしたがよくやってくれました唯先輩!)」パチッ

唯「(苦労したよあずにゃん……)」パチパチ



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:38:11.62 ID:ZVr/9DDXO

7:40────

律「だらっしゃああああああああああ」キコキコキコ
澪「降りるって言ってるのに」

律「二人でやらなきゃ意味ないんだよっ!」
澪「えっ……」

律「いいから掴まってろ! 後5分ないっ! 更に飛ばすぜ!!!」
澪「うん……」


梓『澪先輩まだですか!?』

澪「もうちょっとかかる!」

梓『もう最終防衛ラインも突破して後は分岐の場所まで一直線ですよ!』

律「間に合わせるって言ってるだろーっ!!!」
澪「だってさ。降りるって言ってるのに聞かないんだ律のやつ」

梓『……律先輩らしいですね。わかりました。
  やっぱり最後を飾るのは二人以外いませんよね……だってこれは……』

律「見えた!」
澪「ごめん梓! 全部終わったらまた!」

────

梓「二人の思い出を探す旅ですもんね」



327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:47:38.24 ID:ZVr/9DDXO

7:44────

シャアアアアア────

律「みおおおおおっ!」
澪「わかってる!!!」

澪が筆箱を持ち、姿勢を低くする。
地面スレスレに筆箱を滑空させながら……。
────

梓「もうあの角を曲がったら筆箱が落ちてなきゃいけない場所……」
唯「大丈夫だよ。りっちゃんと澪ちゃんなら必ずやってくれるよ」
紬「そうね。何たって軽音部を作ったのは二人なんだもの」
梓「はい……!」

7:45────

シャアアアアア────

幼律の目の前を何かが猛スピードで過ぎていく。

幼律「~~~っわビックリした。なんだよ危ないな!」

梓「あれって……」

澪『梓、ミッションコンプリートだ』
律『何とか地球滅亡は避けられたか?』

梓「はいっ! やっぱり二人ならやってくれると思ってました!」



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 21:55:49.98 ID:ZVr/9DDXO

幼律「あれ? なんだこれ? 筆箱?」

幼律「どうしよう……まあどうせ遅刻だし交番に届けとくか」

────

交番

幼律「あの~すいませ~ん」

警察官「はいなんすか?」

幼律「これ落ちてたんで届けに来ました~」

警察官「あ~(調書とか教えながら書かすのだり~……)」

警察官「そこ置いといて。持ち主来たら渡すから(ま、こんな筆箱探しに今時来ねぇだろ)」

幼律「は~い」

────

幼律「めちゃくちゃ遅刻しちゃったな……もう一時間目始まっちゃう」

ガラララ──

幼澪「あ……」

幼律「お」



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:04:29.20 ID:ZVr/9DDXO

幼律「あれ~? 誰もいない」

幼澪「あ、あの……一時間目移動教室だから」

幼律「ほんと!? ラッキー。こそっと入り込んだら遅刻したってバレないかも」ニシシッ

幼律「で、なんの授業?」

幼澪「図工……」

幼律「あちゃ~……よりにもよって図工かぁ。
   確か彫刻刀持って来なきゃいけないんだよな~わすれた~」

幼律「わすれたなんて言ったら遅刻のことまでさかのぼって怒られそう~あ~さいあくだ~」

幼澪「あ、あの……良かったら……これ」

幼律「いいの!?」

幼澪「うん……」

幼律「じゃあ二人で使いやすいように一緒にすわろっ! 澪ちゃん!」

幼澪「……うんっ」



335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:15:27.57 ID:ZVr/9DDXO

────

幼律「澪ちゃん一緒にかえろっ!」

幼澪「うんっ!」

幼律「今日ありがとね! 澪ちゃんがいなかったら先生に怒られてたとこだったよ~」

幼澪「そんなことないよ……」

幼律「ううん! ほんとありがと! お礼にこれあげる!」

幼澪「これ……ブローチ?」

幼律「お母さんが律もそろそろ女の子なんだから
   こういうのつけなさいってくれたけど、私には似合わないから澪ちゃんにあげる!」

幼澪「そんな……もらえないよこんな大切なもの」

幼律「もらってよ~! じゃないと今日のお礼できないじゃん!」

幼澪「ん~……じゃあ大切にしまっておくね!」

幼律「うんっ!」



340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:22:22.15 ID:ZVr/9DDXO

────

紬「りっちゃんと澪ちゃんの大切なものってブローチだったのね」

梓「みたいですね」

律「あんなことあったっけ?」

澪「あるわけないだろ? 私達は違う世界の人間なんだから」

律「そっか」

澪「でもこれで間違ってないよ。ううん、私はこっちがいいな……
  またみんなでこうやって集まれるなら、こっちがいい」

律「はは、私も同じこと考えてたよ」

唯「……これで全部終わったの? あずにゃん」

梓「はい……。これで世界はまた筆箱がない世界に分岐したはずです。
  その証拠にあの後学校に行ったら私達は居なかったでしょう?」

紬「待って、じゃあ一番最初に私達がここに来たって言う事実、
  二回目の梓ちゃんがいた事実、今ここにいるという事実はどうなるの?」



343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:33:39.21 ID:ZVr/9DDXO

梓「その矛盾はどうやっても消せません。だから……正直この先のことはわかりません」

唯「そんなお手上げのポーズしないでよあずにゃん! みんなきっと知りたいはずだよ!」

梓「わからないものはわからないんですからしょうがないです。
  ただ多少なりともタイムパラドックスは起きるでしょうね……
  それがこの矛盾をどう受け止めて、どう処理するのかは任せましょう」

紬「結局今回のことって何だったのかしらね……」

梓「タイムトラベル Look for memories……
  律先輩と澪先輩の思い出を探す時間旅行って感じですかね」

律「勝手に覗かれたんじゃたまったもんじゃないけどな」

澪「全くだな」



344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:46:15.61 ID:ZVr/9DDXO

梓「それじゃあそろそろ戻りましょうか。今度こそ私達の世界に」

紬「でも……」

唯「二人はどうなるの?」

澪「私達は元々違う世界から来たから……」

律「戻ることも留まることも出来ない、か」

梓「色々な説がありますけど……多分、大丈夫です」

律「どっから来るんだよその自信は」

梓「だって律先輩はあの世界でも澪先輩のベースを求めてました。
  全く聴いたことがないベースの音を」

律「それは……」

梓「元々一つだった世界が割れて、二つになって、また戻ったのが今回の事件なんです。
  だから……大丈夫ですよ、律先輩も澪先輩も」

律「なんだかな~」

澪「まあ未来の可愛い後輩の言うことを信じないわけにはいかないよな」



346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:54:07.90 ID:ZVr/9DDXO

────

梓「じゃあ、行きますよ……」

紬「うん」

唯「おっけー!」

律「よしこいっ!」

澪「行こう!」


梓「……」

律「何やってんだ、早く押せよ」

梓「その前に一つだけ、いいですか?」

澪「ん?」

────



347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 22:55:46.11 ID:ZVr/9DDXO

────

梓「じゃあ改めて行きますよ!」

紬「よしきた~」
唯「やっと帰れるんだね!」

澪「……」
律「大丈夫。どの世界に行っても……もう大丈夫だから。この思い出がある限り、な」

澪「うん……」


梓「……」

律「押せよ、梓」
澪「ああ、未来でまた会おう、絶対」

梓「律先輩……澪先輩……ごめんなさい」

律「気にすんな」
澪「うん」

そう言いながら、二人は優しく頭を撫でてくれた。
もしかしたら私が二人を殺してしまうことになるかもしれないのに……
それでも二人は、笑って見送ってくれた。

だから────

カチッ────



350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:02:05.27 ID:ZVr/9DDXO

白い世界に包まれて行く──

まるでまた世界が生まれ直すような……そんな不思議な景色──

私達だけが止まり、景色は凄い速度で形成されていく──


これが、タイムトラベルなのだろうか。

時間を越えると言うことは、

今まで人が積み重ねて来たものを飛び越えたり、壊したりすることと同じだ。

私達は戻れないから、後悔したり、悔やんだりする。

先がわからないから、備えたり、予想したりする。

だから、一回しかない人生が、とても綺麗に見えるんじゃないだろうか。

そろそろ、ゴールが近そうだ。

この続きはいつか、また……私が覚えていたら話しましょう。

では、また……。

────



356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:09:40.67 ID:ZVr/9DDXO

────

律「は~風邪治った途端進路希望出せ~なんてさわちゃんも酷いよな~」

唯「ね~。……りっちゃんは進路どこにするの?」

律「決めてたら呼び出されんわい」

唯「だよね~」

唯律「はあ~……」

律「ま、先のことなんて誰もわからないんだしさ。なるようになるって」

唯「……うん、そうだね!」

────



358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:13:33.09 ID:ZVr/9DDXO

部室──

ガチャリ

澪「あ、唯。どうだった?」

唯「さわちゃんの過去がまた1つ明らかになった~」

澪「えっ? 怒られてたんじゃないのか?」

律「いや~なんだか人生色々だね~」

澪「またなんかしでかしたんじゃないだろうな?」

律「違う違う。いろんなことがあって人は強くなって行くってことだよ」

────



363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:17:40.83 ID:ZVr/9DDXO

────

和「で、進路調査表はあれでよかったの?」

唯「駄目だった~」

紬「将来なりたいものとかないの?」

唯「なりたいものか~……澪ちゃん何がいいと思う?」

澪「自分で決めろ」

唯「うぅ~ん……」

和「小学校の頃は幼稚園の先生って言ってなかった?」

唯「そうだった!」

和「確か……将来の夢ってタイトルで作文を発表した時に……」

─────



366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:22:45.81 ID:ZVr/9DDXO

────

幼唯「私の将来の夢は幼稚園の先生です!
幼稚園の先生になって……子供達とずっと遊んでいたいです!」

あはははははは

─────


澪「ははは、唯らしいな」

律「作文の発表って言えばさ~澪が優秀賞取った時があってさ~」

澪「う、うわああ~それは言うな~!」

紬「聞きた~い」

唯「聞きた~い」

澪「あ、梓! 練習しよう練習……ってうわっ」

梓「私も聞きたいです! 澪先輩!」

澪「梓まで……」

律「観念するしかないな~澪」

────



369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:30:18.77 ID:ZVr/9DDXO

────

律「ってことがあってさ~」

唯「そんなことがあったんだ~」

律「まあその作文の発表会を機に仲良くなったんだけどさ。それまでにも色々あったんだよな~」

澪「はいはい。もういいから練習するぞ~」

律「ゴホンゴホン……風邪がぶり返してきたかな?」

澪「嘘つけ」

律「あ、そう言えば澪。昨日体温計探してたらさ……こんなんが出てきた」

澪「こ、これって!」

律「そ、あの時のブローチ」

澪「……ずっと無くしたと思ってた」

律「私の家に忘れてたみたいだな。じゃあ改めて、はいこれ」

澪「……ん、ありがとう……律」

その時、何故かみんなそのやりとりを黙っていていることしか出来ませんでした。
とても、とても大切な事な気がしたから……。



372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:36:51.77 ID:ZVr/9DDXO

────

澪「さ、練習するぞ」

律「わかったわかった」

唯「せっかくだから和ちゃん聴いてってよ!」

和「唯……進路表は……」

唯「終わったらちゃんと書くよ! 今は凄いみんなで演奏したい気分だから!」

和「そ、わかったわ」

何でだろう、あのブローチの話を聞いた時、どうしてか携帯を見なくちゃいけない気がした。

梓「あれ……こんなのいつ撮ったんだろう?」

待ち受けには五人が写った写真。
みんな今と変わらない笑顔で写り込んでいる。

紬「梓ちゃん早く~」
梓「あ、はい!」

うん、いつ撮ったかなんて、どうでもいいよね。

こうして、今5人でバンドが出来ているんだから。

おしまい



379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:40:29.24 ID:ZVr/9DDXO

ってわけでネタバレすると二期の8話の律と澪の作文の前に色々あった話を想像したお話でした!

表面だとほんのちょっとやり取りが増えただけだけど、その中で色々やってました~的なお話

全然短編じゃなくてすいません!
即興だと何故か長編になってしまう

保守してくれた人、支援してくれた人があってこそ完結出来たと思います

本当にありがとうございました!




373 名前: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/14(火) 23:37:58.64 ID:nW+Ss+Vc0

おつ!!

めちゃめちゃ面白かった!
単行本はいつですか??



374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:38:07.07 ID:hPw52UjS0

>>372
乙!!

さぁ次の作業にとりかかるんだ



375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:38:16.92 ID:uKM4FHOqi

おーつかれー

ずっと引っ付いてたわ



376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:39:03.76 ID:ytldxFWm0


でも仲良くなったのは図工からじゃ?



377 名前: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/14(火) 23:39:16.27 ID:nW+Ss+Vc0

>>375
俺も昼から" " "

夢中だったわww



378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:40:04.93 ID:E77cFAEI0

あずにゃん頑張った乙



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:41:12.30 ID:swxPjuGgO

まぁ乙

結局最初は唯だけしか覚えてなかったのは何故?



381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:41:34.64 ID:JkOiyBGk0

乙!



382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:42:14.36 ID:dbxapvVN0

乙!!
面白かった!



383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:43:26.99 ID:6oKbSB+T0





386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:45:57.12 ID:DZFq/ug20

乙、昨日からおつかれさん、面白かった



387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:46:19.78 ID:dtuNPpfbO

乙!
ハッピーエンドでよかった



388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:49:12.01 ID:65tNI8FkO

乙!
楽しめたわ



389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:53:16.84 ID:9atOzYP3i

まだ200までしか読んでないー、支援がてら最新まできたら終わってるっぽいー
乙!!!



390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/14(火) 23:54:56.24 ID:SrgK5Pop0

乙乙!!



395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:02:52.49 ID:ycTHfcM90

よく頑張った。完走乙。





394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:00:09.60 ID:Wr9D7Db4O

>>376
図工のことはきっかけですかね
りっちゃんは作文の前から澪にちょっかい出してたでその部分のエピソードを書いてみたのがこれですね

仲良くなるきっかけは作文のこと、その作文に辿り着くきっかけが図工のことって感じです

>>380
>>269で梓が唯先輩も私のことを覚えてなかった、
って書いたのは梓が二回目のタイムトラベルから帰って来たときに
まず唯のところに行ったっていうわかりずらい意味です。
簡単に言うと二回目の梓が起こしたけどすぐには目覚めなかったって感じですかね



396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:04:05.50 ID:Wr9D7Db4O

色々答えたい気持ちもあるけど長々とやるとウザいのでこれにて

>>385
律「そりゃあたしは、部長だからな」
だったと思います


読んでくれた人ありがとうございました

またいつかタイムトラベルっぽい話で会いましょう




397 名前: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/15(水) 00:04:20.83 ID:q2rUL2BaO

たいそう乙であった!



398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:06:41.69 ID:zoeqBdjo0

乙!! 携帯で即興でタイムトラベルものとか書ける気がしねえwww
次のも楽しみにしてる!!



400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:09:16.08 ID:/gmDTC9ZO

もっと語りたいけど仕方ないか
お疲れ様 悪くはなかったよ



402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:19:48.14 ID:7Y++ok8i0

よっしゃー!面白かった!!改めて1乙!!!



403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/15(水) 00:30:11.11 ID:4gupapQn0

おつん



404 名前: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/15(水) 00:45:11.24 ID:078Vkys60

最後の方わけわからん
タイムパラドックスって難しいな





関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「タイムトラベル」紬「Look for」梓「memoriesです!」#第三部
[ 2011/06/15 08:41 ] SF | | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6