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律「METAL GEAR RITU WORLD OF SONG」#4 【クロス】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1276934441/

律「METAL GEAR RITU WORLD OF SONG」#index




367 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/22(日) 23:59:54.24 ID:wbZsssAO

───FOXDIED 作戦会議室───

FOXDIED作業員「非戦闘員、及び民間の支援者は脱出しました!」

さわ子「上出来よ。あなたも行きなさい。私はここを爆破するわ」

FOXDIED作業員「出来ません。その役目は自分が。あなたはあの子達の為に生きてください」

さわ子「あなた…。でも大丈夫よ。死ぬつもりなんてないわ!
    死んだらあの子達が音楽を取り戻した後にやるライブの衣装が作れないじゃない!!」

FOXDIED作業員「はは、局長らしいです」

さわ子「というわけだから行きなさい。まだ若いんだからあなたは、もっと他にいい人がいるわ」

FOXDIED作業員「さわ子さん……。必ず、生きて帰って来てください!」ダダッ

さわ子「ええ。必ず…」





368 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/23(月) 00:09:34.20 ID:xEEogsAO

さわ子「もうそろそろロックを破ってここに来るわね…。」

ダンッ ダンッ ダンッ

会議室の向こう側には電子ロックされたドアを破る為に火器が降り注がれているだろう音がする。

さわ子「ごめんね、りっちゃん、みんな。頼りない先生で」

さわ子「私がもっとしっかりしていたら…あなた達が争うことなんてなかったのに」

さわ子「ごめんね……」

さわ子「でも、りっちゃんならきっとまたみんなを一つにしてくれるわ。
    そうしたらまたみんなで協力して……この世界を行きなさい(生きなさい)」

さわ子「あなた達が幸せで暮らせられる日が来ることを……祈ってるわね」

ダアアアッッッン

兵士「見つけたぞ! FOXDIED局長の山中さわ子だ!」

さわ子「違うわ、私は桜ヶ丘高校の先生で軽音部の顧問! 山中さわ子よ!!!!!」

ピッ──────

その瞬間、さわ子の世界を光が包んだ。




369 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/23(月) 00:11:35.07 ID:ttyb0CQo

カリーニン少佐かよwwww





371 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/23(月) 00:23:24.54 ID:xEEogsAO

>>369
フルメタとか読まないからわかりませんね



370 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/23(月) 00:22:46.83 ID:xEEogsAO

───研究所 地下格納庫───

りっちゃん「こっちはオッケーだよ」

スネーク「こっちもだ。しかしこの装甲……見たことないことが使われているな。」

りっちゃん「なんだろうがこの量のC4で吹っ飛ばないわけないだろ~?」

スネーク「……まあな」

りっちゃん「しっかしこんな量のC4どこに持ち歩いてるの?」

するとスネークは額を親指でトントン、とやった後に

スネーク「無限バンダナだ」

と勝ち誇った顔で言った。

りっちゃん「は? 何言ってんだよ」

スネーク「だ、だから無限バンダナなんだ」

りっちゃん「長さが無限?」

スネーク「違うっ! もういい」

りっちゃん「??」



375 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:08:51.48 ID:Aro.xEAO

スネーク「よし、離れろ。爆破するぞ」

二人は後退りながら距離を取る。

スネーク「破片が飛んで来るかもしれん、この段ボールに…」

りっちゃん「えっ? 段ボール?」

スネーク「……冗談だ。この積み荷の後ろに隠れよう」

りっちゃん「はは、笑い取ろうとしてんのか? あんたって案外いい人なんだな」

一瞬誰かとダブって見えた気がしたがそれは気のせいだろう。

スネーク「笑いだと……?。いいか? 段ボールは耐久性が優れており尚且つ柔軟性にも優れていて……」

りっちゃん「ハイハイもうわかったから隠れような~」



376 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:09:49.72 ID:Aro.xEAO

スネーク「段ボールの良さに気づかないとはまだまだ新米だな」

そんな捨てセリフを吐いた後スネークも渋々律に続く。
二人は物陰に隠れながら静かにメタルギアを見据える。

りっちゃん「メタルギア……」

スネーク「……」

りっちゃん「なぁ、あんたは何でこんなことしてるんだ?」

スネーク「…それを聞いてどうする」

りっちゃん「参考までにさ。ダメ?」

律がウインクで可愛くお願いする。とスネークはやれやれと言いながらも話始めた。

スネーク「…俺は生まれてからずっと戦場で生きてきた…」



377 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:10:41.64 ID:Aro.xEAO

スネーク「常に戦場に身を置いて戦い続けて来た。そんな中あいつ(メタルギア)に出会った。
     あれは世界を脅かす。だから壊して回っている。それだけだ」

りっちゃん「そうじゃなくてさ~! う~ん……そうなった動機? みたいなのが聞きたいんだよ私は。
      だってあんたがやる必要ないだろ? 他の誰かが…」

スネーク「りっちゃん、とか言ったな」

りっちゃん「う、うん(こそばゆい……)」

スネーク「誰かがやってくれる、自分じゃなくていい……そんな考えをみんながしてるとしたらどうなる?」

りっちゃん「そりゃ誰も動かない…」



378 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:13:03.27 ID:Aro.xEAO

スネーク「そうだ。それに誰かに任せてそれが失敗したら……お前さんならどうする?」

りっちゃん「う~ん…事にもよるけど…やっぱり怒る…かな?」

スネーク「やらなくて失敗したら怒るか。まあそいつのせいで失敗したのは事実だからな。
     当然と言えば当然だろう。…なら自分でやればいい」

りっちゃん「えっ?」

スネーク「自分でやって失敗したら仕方ない。自分がやったことにあれこれ文句はつけれないだろう?」

りっちゃん「そりゃあまあ…そうだけど」

スネーク「俺は何も英雄になりたいからこんなことをしてるわけじゃない」



379 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:17:29.98 ID:Aro.xEAO

スネーク「メタルギアが当たり前に戦争で使われる世界になればまた冷戦時代の幕開けだ。
     下手をすれば核戦争に発展するかもしれん。
     どの国も核を持ち、撃たれたら撃ち返す……そんな世界にしたくはないだろう?」

りっちゃん「…うん」

スネーク「自分が嫌だからそうして来ただけだ。だから俺は英雄でもなんでもない。ただの臆病者だ」

りっちゃん「違うよ……あんた…やっぱり英雄だよ」

この人ほど世界を見ている人はいないだろう。
自分が嫌だからそうする、これが本当に出来る人間なんて今の時代に果たして何人いるだろうか。
世界の意見に流され、怖くて動けなくてがんじがらめになるのが普通だろう。

人は何故彼を英雄と呼ぶのか……わかった気がする。
この人に比べたら私はなんてちっぽけで…恥ずかしくなる。

思えば澪も…同じだ。
ただあいつは違う、あいつのやり方で本当に幸せになるやつなんていないんだ。
それを私が良く知っている。

だから、止めないと。



380 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:18:21.40 ID:Aro.xEAO

スネーク「話が長くなったな。爆破するぞ」

りっちゃん「私がここにいる理由は聞いてくれないの?」

スネーク「他人の過去を詮索する趣味はない」

りっちゃん「そっか。なら勝手に話すよ。私は友達を取り返しに来た、それだけ。
      他にはな~んもない! 世界がどうとかも知らない。私は私の世界を守る為にここにいる」

スネーク「……そうか」

スネーク「(こんな子供が武器を取る時代にしてしまったのは俺達の責任だ。
      それを終わらせるまで戦場を降りるわけにはいかないな…。)」



382 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:32:33.20 ID:Aro.xEAO

「ハッハッハ。こんなものでこのメタルギアVOICEをどうにか出来ると思ってるのか?
 相変わらずめでたい奴だな……スネークゥゥ!」

スネーク「!!!」

スネークはすぐさま積み荷から飛び出し、銃を構えながら何かを探す。
憎しみが混じった顔つきで「リキッドォォォ!!!」と吼えた。

リキッド・オセロット「久しぶりだな兄弟! まだ生きているとはさすがにしぶとい」

りっちゃん「お前はっ!」

リキッド・オセロット「始末に失敗したか、澪め。所詮はただの少女に過ぎんか。つまらん情に流されるなど」

バシュンッ

リキッド・オセロット「ほぅ…」

リキッドが立っている脚橋の手すりに火花が飛ぶ。

りっちゃん「お前が澪を呼ぶな…!」

律がスタンドアップで構えたPSG-1のスコープ越しにリキッドを睨み付ける。



383 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:43:07.11 ID:Aro.xEAO

スネーク「メタルギアVOICE……と言ったな?」

リキッド・オセロット「そうだ! 最新技術を駆使し最強最高のメタルギア、それがメタルギアVOICEだ」

スネーク「お前にはそいつにつけられているC4が目に入らないらしいな!
      REYの装甲でも軽々と破壊できるC4で……」

リキッド・オセロット「あのゴミ(REY)と一緒にしてもらっては困る。
           REYなど所詮はプロトタイプに過ぎん。
           このメタルギアVOICEは琴吹家の総力を結集し造られたものだ!」

りっちゃん「ムギの…? 白髭! ムギはどこだ!?」

リキッド・オセロット「最後の最後に彼女は君につくと言い出したのでな。少々眠ってもらっているよ」

りっちゃん「お前っ…」ギリッ

スネーク「下がれ! 律!」

りっちゃん「!?」

スネークが律に覆い被さるように飛び込み、その瞬間にC4の爆破ボタンを押した。

ズオオオオオオオオ──────



384 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 00:53:47.69 ID:Aro.xEAO

───────

スネーク「……大丈夫か?」

りっちゃん「いきなり爆破させるから心臓がビックリしただろ!」

スネーク「すまんな。ただあの位置ならリキッドもただではすまない。
     メタルギアにダメージを与えられなくとも奴は……」

リキッド・オセロット「不意打ちとはやられたよスネーク」

スネーク「!?」

脚橋の中央に居た筈のリキッドはいつの間にか端に移動し、爆風から難を逃れていた。
その傍らには黒いコートを着こんだ黒髪の女の子が日本刀をダラりと持ちながら佇んでいる。

りっちゃん「澪!!」

澪「お怪我は?」

リキッド・オセロット「問題ない。さすが奴の代用、いい動きをしている」



385 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 01:02:00.57 ID:Aro.xEAO

澪「代用…?」

訝しげに聞く澪に対しリキッドはしまったしまったと軽く笑い呆けている。

リキッド・オセロット「失言だったよ。まあこれが完成した今もうお前に用はない」

澪「えっ、一体どういう……」

リキッド・オセロット「私は今から『歌』を取り戻しに行く。世界の『歌』をな!」

澪「取り戻しに行くって…どうやって? 世界の皆が歌うのを待つんじゃ……」

リキッド・オセロット「フフフ……ハッハッハ……!!!!」

澪「何がおかしい!」

リキッド・オセロット「私の取り戻したい歌とお前の取り戻したい歌は違う。
           私の取り戻したい歌、それは即ち……」

リキッド・オセロット「戦争だ!!!!!!」



386 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 01:14:14.71 ID:Aro.xEAO

澪「何を……」

リキッド・オセロット「今の世界は腐っている。
           やれ平和だのやれ核廃絶だの、そんな出来もしないことを掲げている。
           人間は戦争をして生きて来たのだ。
           平和でいる時間など人類を考えれば僅か数時にしか過ぎん。
           だから俺がもう一度引き金を弾く! 核戦争への火蓋を落とす!!!」

スネーク「何が目的だリキッドォ!!!」

リキッド・オセロット「俺がお前を越えた証を世界に刻み付けてやるだけだ!!!」

スネーク「ビッグボスはもういない!!!」

リキッド・オセロット「ビッグボスを越えたお前を殺し世界を崩壊に追いやることで
           俺はこの遺伝子から解放される!!!」

スネーク「わけのわからんことを!!!」



387 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 01:28:31.95 ID:Aro.xEAO

澪「じゃあ……私は……私達は何のために」

リキッド・オセロット「お前達のおかげで随分上手くことが運んだ。その事だけは感謝しよう。
           琴吹家のバックアップがなければメタルギアVOICEは完成しなかったからなァ!!!」

澪「き、貴様ァ!!!!!!」

ブンッ

リキッド・オセロット「フンッ!!!」

澪「ぐぅはっ……」

リキッドのボディブローがコート越しに澪の体にめり込む。

リキッド・オセロット「人形は人形らしくしていればいい。歌を取り戻す? 笑わせるな。
           お前達のような弱者には何も出来ん。
           何かを成し遂げられるのは優れた遺伝子を持つものだけだ!」

りっちゃん「澪!!!!」

澪「私達は……こんな奴の為に…」

お腹を抑えながら悔しさに顔を歪める澪。

澪「(律……ごめんな……でも……)」

意識が霞んで行く。

澪「(全部……夢ならいいのに……。)」



388 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 01:43:30.81 ID:Aro.xEAO

りっちゃん「お前……っ!!」

スネーク「リキッドォォォ! 今ここで終わらせてやる!!」

リキッド・オセロット「貴様らに見せてやろう!!! メタルギアVOICEの力をな!!!」

リキッドが脚橋からメタルギアに飛び乗る。

スネーク「本当に無傷とはな……。りっちゃん、やれるか?」

りっちゃん「……。」

スネーク「今は奴を倒すことに集中しろ。いいな?」

りっちゃん「…わかった」

澪、負い目…感じてるだろうな。
澪を騙し、ムギを騙し……世界を陥れようとする全ての元凶……!!!

りっちゃん「リキッド・オセロット!!! あんたは私が倒す!!!」



389 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 01:57:22.23 ID:Aro.xEAO

リキッド「死ねぇいスネークゥゥゥゥ!!!!!」

ギィン、ウィン、ガウウウウウウウン

二足歩行の兵器が動き出す。

ガシャン!ガシャン!

肩口についている巨大なスピーカーの様なものが突き出される。

スネーク「来るぞ!」

身構える二人に対しリキッドは声高らかにこう言った。



390 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 02:13:08.13 ID:Aro.xEAO

リキッド・オセロット「聞け!!!!! これが世界の歌!!!! WORLD OF SONGだ!!!!」


ウ゛ンタンウ゛ンタンウ゛ンタンウ゛ンタンウ゛ンタンウ゛ンタン


スネーク「なんだ……っ……これは」

りっちゃん「体が……動かない!?」


リキッド・オセロット「メタルギアVOICEは音によって直接神経にアクセスし
           聴く人間の自由を奪えるのだ!!! それだけではない!!!
           それを利用し操ることも出来る!」

スネーク「そいつを利用して核を撃つつもりか!!!」

リキッド・オセロット「いいや違うな! 核を発射する為にロックされているものを
           特定の音を出すことでこいつは解除することが出来る!!!」

スネーク「ロシアの核はそれでか…!」

リキッド・オセロット「動けない貴様達にこれ以上話すことはない! 死ねぇいスネーク!!!」

スネーク「オオオオ動けッッ」

りっちゃん「くっ」

ボスンッボスンッボスンッボスンッ
何連装かのロケット弾が上空に発射される。
それはやがてロックオンされている二人に向かって降り注ぐだろう。

りっちゃん「(万事休すかっ……)」




396 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 13:48:43.89 ID:dlyQHZUo

うんたんww



397 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:15:04.69 ID:6RYDcFQ0

まさかのうんたんwww





391 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 02:23:53.37 ID:Aro.xEAO

バアアアアアアアアン!!!!

リキッド・オセロット「何ぃ!?」

スネーク「動けるぞっ! りっちゃん!」

りっちゃん「うん!」

甲高い音が一気に流れたと思うと二人は自由を取り戻し、思い切り走ってロケット弾を避ける。

リキッド「どういうことだ!!!」

トゥルルトゥルル……

りっちゃん「通信……?」

見知らぬ番号に戸惑いながらも出る律

ピュンッ──

紬『りっちゃん! 大丈夫!?』

りっちゃん『ムギ?! どうして…まさかさっきの!』

紬『うん! 私が妨害音を流して止めたの!
  私達が犯した罪は消えないけれど…今はりっちゃんの為になりたい!』

りっちゃん『ムギ……』

紬『今からメタルギアVOICEの特徴や弱点を言うわ!』

りっちゃん『頼むよ、ムギ!』



398 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 00:53:33.30 ID:sDZ7cAAO

紬『メタルギアVOICEは私(琴吹)家の技術を集約しているわ…。
  武装から説明して行くわね。基本的にはメタルギアRAYに近いかしら。』

紬『16連装追尾式ロケットランチャー、大口ガトリングガン、
  水圧カッター、四散型レールガン…更に地走式Sマイン何かも装備しているわ』

りっちゃん『RAYの資料は見たことあるけど大体一緒だな』

紬『油断しないでりっちゃん。どれもRAYより格段に強化されているわ。
  海水を抽出しないとすぐなくなっていた水圧カッターも今ではほぼなくなることはなくなったの』

りっちゃん『そうなのか!?』



399 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 00:55:02.15 ID:sDZ7cAAO

紬『ええ。容量タンクが大きくなったのとあの装甲が産み出しているのよ』

りっちゃん『装甲が!? どうやって!?』

紬『りっちゃん、夏場に冷たい飲み物なんかを常温に晒していたコップなんかに注いで
  しばらく経つと周りに水滴がついてたり……なんてことはない?』

りっちゃん『あるある! 冷たいのが逃げた~ってなるよなぁ』

紬『ふふふ、りっちゃんらしい。あれと同じ原理なの。
  周りの温度に合わせてメタルギアRAYは発熱したり凍結したりするの。
  それによって産み出された水分を内部のタンクに取り入れるの』

りっちゃん『なるほど……』



410 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:45:30.82 ID:jzFh0MAO

メタルギアvoiceのタンクの仕組みがいまいちわからん



412 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:55:05.58 ID:sDZ7cAAO

>>410
かなり適当ですがwww
周りが暑い場合自らが冷たくなり温度差で周りに出来た水滴を吸収してタンクに送るってイメージですかね。

現実には勿論出来ません。
RAYを越える為にかなり無茶苦茶設定使ってますがふーんぐらいに思ってくだされば助かりますwww

水蒸気とか起こすにしても元の水がないし……あんま理科詳しくないので><



400 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 00:58:21.71 ID:sDZ7cAAO

紬『更に水圧カッターで放出された水は大量のイオンを含んでいるの。
  それを撒き散らした後の四散型レールガンで広域感電攻撃何かも注意して!』

りっちゃん『地走式Sマインってのは?』

紬『ただの地面を走る爆弾よ! りっちゃんなら問題ないわ!』

りっちゃん『一番問題あるよ……』

紬『一番大事なことを話してなかったわ! あの装甲だけれどあれはナノマシン装甲なの』

りっちゃん『ナノマシン装甲??』

紬『セラミックとナノマシン融合させた琴吹家特製の金属なの。
  タングステンやレニウムも配合されていて破壊される度
  ナノマシンが感知して自己修復を行うわ。
  RAYにも搭載されていたものに似てるけど修復率が段違いよ。
  破壊されたところを99.86%修復されるよう設定されているわ。
  ダメージコントロールってレベルじゃないわね』

りっちゃん『oh.....』



401 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 00:59:53.41 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん『ってそんなのアリかよっ!? だからC4でもビクともしなかったのか……』

紬『いえ、確かに世界一硬い金属とも言えるけど壊れないほどじゃないわ。
  世界中に存在する物質で今人間が破壊出来ないものはないのよ?』

りっちゃん『そうなんだ…ムギは物知りだな!』

紬『ええ。りっちゃんと別れていっぱい勉強したから……』

りっちゃん『…ムギも変わったんだな』

紬『ううん。変わってない。
  私はずっとりっちゃんがみんなを迎えに来てくれるのを待ってたの。ずっと……』

りっちゃん『ムギ……』



402 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:00:50.21 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん『ごめん、待たせちゃったかな?』

紬『待ちくたびれたわっ! なんて。今はそれ所じゃないわね。端的に言うわりっちゃん! 脚を狙って!』

りっちゃん『脚か!』

紬『あそこの駆動部分は部品が届いていなくて100%ナノマシン装甲じゃないの。だから上手く狙えば……』

りっちゃん『わかった! ありがとうムギ!』

紬『後さっきみたいな音にも注意して。
  メタルギアVOICEの両肩についている電子スピーカーから出される音は
  人間の精髄に直接働きかけられるの。
  さっき動きが止まったのも筋肉を硬直させる音波を出したからよ』



403 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:01:41.13 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん『対策は?! 耳を塞いだらいいのかな?』

紬『耳を塞ぐぐらいじゃムリよ! もしVOICEが体勢を取ったら思い切り叫んで!
  自分が発する音が混じれば上手く伝達されない筈よ!
  一々気を回すのが嫌なら歌いながら戦ったりしたらいいかも。
  もし動けなくなってもまた私が妨害音を流すから心配しないで!』

りっちゃん『わかった! 任せたぜムギ!』

紬『歌いながら戦うりっちゃん……素敵』

りっちゃん『歌いながら戦うこと決定してるんだ……』

紬『りっちゃん……澪ちゃんを……助けてあげて』



404 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:05:38.34 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん『……』

紬『私達には無理だった……出来なかったから。澪ちゃんを助けられるのはりっちゃんだなの』

りっちゃん『……わかってるよ、ムギ。メタルギアを倒して、澪を連れてみんなでここを脱出しよう。
      そしたらさ、また考えようぜ。これからどうしたらいいか。
      みんなが一緒に歩ける道を探そう。絶対に』

紬『りっ…ちゃん……』

りっちゃん『泣くなよ、泣くのは全部終わってからだ』

紬『うんっ! また何かあったらCALLして。周波数は269.15よ』

りっちゃん『つむぎいーこな!わかった!』

紬『///』

やっぱりっちゃんは変わってない。
あの頃のままだ。だから信じよう、この人を。

ピピュン……



405 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:07:09.10 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん「スネーク!! 生きてるー!?」

リキッド・オセロット「潰れろ!!! スネェェェェェク!!!!!」

ダンダンダンダンッ!

スネーク「何とかな! で、何かわかったか!?」

メタルギアに追いかけるのを逃げながら顔だけ律に向け問う。

りっちゃん「脚だ! 脚の駆動部分は装甲が薄いらしい!」

スネーク「よぅし!!! りっちゃん! 武器はあるか!?」

りっちゃん「実弾はPSG-1しかない!!!」

スネーク「ならこいつを使え!!!」

スネークはどこからか取り出したものを律に地面を滑らす様に投げた。

りっちゃん「これは……!!!」

スネーク「スティンガーだ!!!」



406 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:09:15.09 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん「FIM-92、スティンガーミサイルか! ってどっからこんなもの!?」

スネーク「細かいことはいい!!! 使い方はわかるな!?」

りっちゃん「VR訓練で残存する兵器は大方訓練済みだよ!!!」

スネーク「VRと実戦は違うのを忘れるな!! 空気抵抗や摩擦などが加わることを覚えておけ!!」

りっちゃん「わかった!!! スネークは!? 武器あるの!?」

スネーク「俺はRPG-7がある!!!」

りっちゃん「武器庫かよあんたは!!!」

スネーク「弾は無限にあるがバッテリーの持続時間に気をつけろ!!!」

りっちゃん「大丈夫!!! 赤外線がなくったって手動でやってやる!!!」

スネーク「頼もしい限りだ!」

リキッド・オセロット「何をごちゃごちゃ喋っているぅぅぅぅ!!!」



407 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:25:58.28 ID:sDZ7cAAO

チャンチャンチャカチャーン───
チャンチャンチャカチャーン───
(ボス戦のテーマ)

リキッド・オセロット「こいつを喰らえ!!!」

両足を固定し、背中をやや丸めたメタルギアVOICE。

スネーク「ミサイルが来るぞ!!!」

りっちゃん「わかってるよ!!!」

シュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッシュンッ

打ち上がった16発のロケット弾は律とスネークに狙いを定め飛んでいく。

それと同時に律は止まる。
スネークは走ったままだ。
この手の追尾式ミサイルの避け方は三種類ある。



409 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:35:52.23 ID:sDZ7cAAO

一つはスネークの様に走り回って追尾させないやり方。
大抵のミサイルはスピードの慣性が追尾能力を上回るので
最後まで追尾出来ず素早く動く小さな物には当たりにくい。
二つ目はチャフグレネードなどで電波障害を起こし追尾させないやり方。
三つ目は今律がやっているものだ。

ミサイルが律に近づく。
残り10.8.5.3m……

りっちゃん「とぉっ!!!」

ギリギリのところで前転回避し事なきを得る。
そう、三つ目は見てもらったようにギリギリまで引き付けてから避けるというやり方だ。
この方が体力の温存にはなるがミサイルの爆破の威力次第では
爆風にも巻き込まれる可能性がある為初見でやることではない。
ただ律は16連装ってことで一つ一つの火力は少ないと見たのだろう。
実際その通りで爆破自体は小さなものだった。



411 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 01:45:52.34 ID:sDZ7cAAO

りっちゃん「今度はこっちから行くぜ!」

ミサイルを避けた律がそのまま寝そべりながらメタルギアVOICEの脚部をロックオンする。

りっちゃん「行ってこーーいっ!」

バシュウッ!!

弾き出された弾丸は音速を越え狙ったメタルギアVOICEの脚部へと吸い込まれる様に刺さった。

ゴオッと言う破壊音と共に少し巨体が揺らいだ。

リキッド・オセロット「生意気な!!!」

スネーク「いいぞりっちゃん!!」

りっちゃん「ど~んなもんだいっ」

スネークにガッツポーズしてみせるのも束の間、

リキッド・オセロット「貴様ァ……!!!!」

次の攻撃、地走式Sマインが襲いかかる。



414 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 02:12:52.76 ID:sDZ7cAAO

メタルギアVOICEからボトボトと何かが落ち、それが地面をスライドしながらこちらに向かってくる。

りっちゃん「あれが地走式Sマインかっ」

スネーク「Sマインなら厄介だ!! 拡散する前に止めるぞ!!! 」

りっちゃん「どうやって!?」

スネーク「恐らくあれは熱源でこっちを捉えてる! センサーがあるだろう? あれを狙い撃て!」

りっちゃん「無茶苦茶言って!」

律とスネークはPSG-1とSOCOMを構え狙いを定める。

カンッ! カンッ!
と金属がぶつかり合う甲高い音が聞こえた瞬間Sマインは力なく止まる。

スネーク「腕はいいらしいな」

りっちゃん「伝説の傭兵にお褒めに預かり光栄だよ」



416 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 02:22:53.13 ID:sDZ7cAAO

リキッド・オセロット「やるな!!! ならこいつはどうだ!!!」

メタルギアVOICEが口を大きく開けだす。

スネーク「水圧カッターが来るぞ!!!」

りっちゃん「対処法は!?」

スネーク「ないっ!! 逃げ回れ!!!」

りっちゃん「ええええっ」

リキッド・オセロット「喰らえっ!!!!」

ジィィィィィ

物凄い水圧の水が律達に襲いかかる。
地面を切らない程度に設定してあるのだろうが
触れれば人間の肉などプリンかの様に容易く千切れ飛ぶだろう。
りっちゃん「うわあっ」

スネーク「ぐっ!」

メタルギアVOICEの口から放出される水圧カッターをひたすら逃げながら回避する二人。



417 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 02:29:16.71 ID:sDZ7cAAO

ねむす
明日は仕事お休みなのでいっぱい書きためときます

けいおんが終わるまでに終わらせないとwww

後無限バンダナネタみつけたので貼っときます
知らない方必見です
http://m.youtube.com/watch?desktop_uri=http%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DlCX9ZFhroUQ&v=lCX9ZFhroUQ&gl=JP






420 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 17:43:05.62 ID:GRANDaYo

C4を「しーよん」と読むか「しーふぉー」と読むかで毎回悩む



421 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 18:35:10.06 ID:aQ8igQAO

しーふぉーって呼んでたぞ



422 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 19:29:24.59 ID:8uBwavk0

>>420-421
「しーよん」が正解。
でも、小島監督がイベントで「しーふぉー」って言ったから、メタルギアでは「しーふぉー」

…だったはず。





430 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 00:46:37.69 ID:wo4f3sAO

リキッド「逃げ回るだけかスネェェェェェクゥゥゥゥ!!!」

スネーク「思ったより放出時間が長いな…」

りっちゃん「RAYみたいに海水を補充しなくても自分で産み出して補充してるんだ!
      だからいつなくなるか……」

スネーク「さすが最新型と言うわけか…! りっちゃん! 裏手に回り込め! 俺が囮になる!」

りっちゃん「わかった!!」

スネークは走る速度を緩めながらメタルギアとの距離を測る。
上手く水圧カッターを避けつつメタルギアの内側に入り込むことに成功。
が、減速したスネークを捉えたメタルギアはそれを潰しにかかる。

リキッド「こいつ(メタルギア)に潰されるなら貴様も本能だろう! これで終わりだァ!」



431 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 00:51:04.32 ID:wo4f3sAO

ズガアアアアンッ

スネーク「うぉ……っ」

スネークはそれをギリギリの所で横っ跳び回避。

リキッド「なにぃ!!?」

スネーク「ウオオオオッ!」

受け身を取りながらもRPG-7を構え、水圧カッターを発水している開口部分を狙い発射する。

リキッド「させるか!!!」

メタルギアは瞬時に口を閉じると外の装甲に弾が当たる、
も、大した傷もなくまたすぐに傷口が修復されていく。

スネーク「ちぃっ! 外したか…!」

リキッド「甘いわ!!」

ドゥフウウウウウ──

リキッド「なにい!!?」

巨体がガクりと揺れる。リキッドは慌ててその原因を確認する為にメタルギアを旋回させる。

りっちゃん「あ~らごめんあそばせ! こっちにもいるのを忘れるなよ!」

スティンガーから煙が上がり、不敵に微笑む律の姿。



432 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 00:58:20.43 ID:wo4f3sAO

リキッド「こざかしいわッ!!!」

開口、水圧カッターを噴出する機械部が唸りをあげる。

スネーク「……」

りっちゃん「……」

一瞬二人の目線が交差する───

それも束の間、瞬時に目線をメタルギアに合わせる律。

りっちゃん「まだまだっ!」

律は二発目をメタルギアの口に狙い定め引き金を弾く。
スティンガーの重々しい重高音が響いた後、物凄い速度で弾は加速していく。

リキッド「バカめッ!!! そんなものは効かんわ!!!」

放水をするための作業を止め、先程と同じ様に口を閉じようとするメタルギア。

りっちゃん「どうかな?」ニヤッ

律がチラッと目線を送った先には、伝説の傭兵ソリッドスネークの姿があった。
スネークは既にSOCOMを構えており────

バンッ───
りっちゃん「バーンッ……」

律は手を拳銃のように型どり、撃ってみせた。

ズォォォォォォッ



433 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 01:11:34.25 ID:wo4f3sAO

リキッド「ぐうぅ……何が起こった……!?」

衝撃で叩きつけられたリキッドは覚醒を促すように首を横に二、三回振りながら状況を確認する。

リキッド「……ちぃっ、水圧カッターがやられたか」

メタルギアの口は爆発により原型を歪めていた。
特殊装甲は外側だけであり中は普通の金属のようだ。

りっちゃん「だから言ったろ? それはどうかなってさ」

話ながらもスティンガーで脚に狙いをつけ始めている律。

リキッド「(スティンガーは発射してからすぐには速度は上がらん……
      あのタイミングなら間違いなく間に合っていた筈だ。
      それに直撃したにしてはダメージが少ない。まるで手前で爆発したような……)」

リキッド「なるほど……やはり貴様か、スネーク」

スネーク「どうしたリキッド。ビッグボスを越えると言っている割には
     そこの新兵一人に手こずってるみたいじゃないか?」

リキッド「貴様ァ……!」



434 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 01:18:13.78 ID:wo4f3sAO

リキッド「ククク……そうでなくてはな! 兄弟!!!」

リキッド「ならばこちらも本気で行くぞおおおお!!!!」

メタルギアの両肩から巨大なスピーカーせり上がる。

りっちゃん「スネーク! あれが来る! 大声を出してノイズを混ぜれば回避出来るらしい!!!」

スネーク「わかった! 大声には少し自信がある! 任せておけ!」

リキッド「行くぞおおおおおおおおスネークウウウウウウウウウ!!!!!!」

リキッド「ザ・ワールド!!!!!」

ウ゛ンタンウ゛ンタン
ウ゛ンタンウ゛ンタン



435 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 01:21:34.87 ID:wo4f3sAO

りっちゃん「あーーーーーーーーーーーー」

スネーク「おおおおおおおおおおおおおおおお」

ウ゛ンタンウ゛ンタン
ウ゛ンタンウ゛ンタン

りっちゃん「だあああああああああああああああ」

スネーク「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ウ゛ンタンウ゛ンタン
ウ゛ンタンウ゛ンタン
ウ゛ンタンウ゛ンタン

りっちゃん「息があああああああああああああ」

スネーク「太陽おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」



436 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 01:49:18.99 ID:wo4f3sAO

スッ────

ウ゛ンタンウ゛ンタン

りっちゃん「しまっ……」

息継ぎの瞬間に音が入り込み、律の体が止まる。

スネーク「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

りっちゃん「(どんな肺活量してんだよっ!!!)」

リキッド「死ねぇぇぇぇ小娘!!! 」

顎の辺りについているレールガンに電撃が集中する────

バアアアアアアアアアアアアアンッ

りっちゃん「っと! 動ける!」

リキッド「ちぃっ!! 小娘が!!!」

しかし、発射されたレールガンは水圧カッターで噴出された水を伝い電染する。

スネーク「飛べッ! りっちゃん!!!」

りっちゃん「了解ッ!」

二人は中空に高く飛ぶとその下を電撃が走って行く────



439 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 02:07:17.73 ID:wo4f3sAO

プルルップルルッ……ピュンッ

りっちゃん『サンキュムギ! でもあんな長い間音を出されたら……』

紬『あの音を止めるには何個かやり方があるの。
  一つは私みたいに衝撃音を出して音を相殺するやり方。
  ああ云う強い衝撃音は鼓膜に響くわ。今もぐわんぐわんってなってない??』

りっちゃん『なってるなってる』

紬『そうなるとしばらくの間神経を操るような精度は出せなくなるの。』

りっちゃん『なるほど、後は?』

紬『体勢を崩したりかな?
  デリケートな音だから高さや位置が一瞬ズレるだけで動けなくするなんてことは出来なくなるわ』

りっちゃん『そう言えば大声出すのに夢中で攻撃するの忘れてた……』

紬『ふふ、だから歌いながら戦うりっちゃん……』

りっちゃん『わかったわかった! 確かに歌いながらの方が
      リズムも生まれるしやりやすいかもな! やってみるよ!』

紬『妨害音もそこのスピーカーを壊されたら鳴らせないわ。
  だからそう何度も使えない……だから気をつけてねりっちゃん』

りっちゃん『了解!』

ピピュン……



441 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/03(金) 02:21:59.29 ID:wo4f3sAO

リキッド「思ったよりもやるな。本当はもう少し楽しみたかったが……
     時間が押していてな。そろそろ終わりにしてやる!!!」



スネーク「…見たところ薄くだがあの装甲で覆ってあるようだ。
     一撃一撃撃ってもすぐに再生される。二人同時に叩き込むぞ」

りっちゃん「わかった! やってみるよ!」

スネーク「……りっちゃん、新米だと思ってたのは俺の見誤りだったらしい。
     お前さんは立派な戦士だ。だがこんな生き方は似合わない。
     この戦いが終わったら武器じゃなく、もっと相応しいものを持って生きろ」

りっちゃん「……うん、わかってる。ありがとう…スネーク」

スネーク「……来るぞッ!!」



444 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:26:00.22 ID:mG/JKQAO

リキッド「止まれえええええええ!!!!」

巨大なスピーカーが律達の方を向く。

紬「(妨害音を……!)」

制御室内にいる紬が妨害音を鳴らそうと手を伸ばした時だった、

リキッド「させるかあああッ!」

ババババババッ───、

メタルギアの腕についているガトリングがけたたましく回転し格納庫内のスピーカーを撃ち潰す。

紬「くっ」

リキッド「用済の蝿がウロウロと。資金援助に免じて命までは取らないでやったものを」

ゆっくりと扉を開け、強化ガラスに包まれていた制御室を出て橋脚に降り立つ紬。



445 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:26:37.72 ID:mG/JKQAO

りっちゃん「ムギッ!?」

紬は下にいる律に微笑んだ後、メタルギアに乗っているリキッドに向かって話始めた。

紬「あなたは以前音楽を取り戻したいって私達に近寄って来ましたよね? あれは嘘だったんですか?」

リキッド「嘘ではない。ただ貴様らの求める音楽と俺の求める音楽が違っただけだ」

紬「ならもう……私達に協力するつもりはないと?」

リキッド「くどいな紬嬢! 俺はあんなママゴトの音楽など知ったことじゃない!!」

紬「そうですか……なら仕方ないですね…」

紬は懐から何かを取り出し、リキッド見せつける。



446 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:27:28.89 ID:mG/JKQAO

紬「これはメタルギアの自爆装置よ。万が一と思って隠して作ってたの」

リキッド「なにぃ……?」

りっちゃん「でかしたぞムギッ!!!」

紬「私は元からあなたなんて信じてなかった。ただ利用していただけよ。
  確かにあなたのやり方は本当に音楽を奪還出来たかもしれない。けれどもう必要ないの。
  りっちゃんと…正気に戻ったみんなでまたやり直す。
  だからもう……メタルギアなんていらないわ!!! 伏せて! 二人とも!!!」ピッ

りっちゃん「うわあっ」

スネーク「わかった!」

リキッド「やめろおおおおおおおおっ!!!!」



447 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:29:53.33 ID:mG/JKQAO

────────、

紬「……なんで?」ピッ

紬「なんでッ!! なんでッ! 自爆……」ピッピッ

リキッド「しなーーーーーーーーーっい!!! ククク、貴様が寝ている間に外させてもらった。
     どうださっきの演技は? お嬢様の夢を壊さぬようアカデミー賞並みの演技力を披露したつもりだが」

紬「リキッド……オセロット!!!」

リキッド「目障りだ!!! 消え失せろ!!!」

右腕のガトリング砲が紬に狙いを定める。

りっちゃん「えっ…、おい……!!! やめろよ!! ムギには関係ないだろっ!!!」

それに気付くも橋脚の上にいる紬をどうにかすることも出来ず、虚しく銃砲が鳴く────

ババババババ────


りっちゃん「ムギイイイイイイイッ!」



448 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:30:32.71 ID:mG/JKQAO

────────

私はどうしたかったんだろう。
全てを捨ててまで掴み取ろうとした音楽は……手からすり抜けてしまった。
音楽を取り戻せばまたあの日々(世界)が戻ってくると信じていた。
私はただ戻りたかった。

あの頃に───

毎日が幸せに溢れていて

みんなで笑いあえて

明るい眩しい世界に


なのに……どうしてこんなことになったんだろう。
仲間もいなくなり、見渡せば自分一人しかいない。
真っ暗な夜原を一人でさ迷い続けてる。
振り向けば来た道は崩れてて、もう前に行くしかない。

絶望しか待っていない未来に……



449 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:31:38.70 ID:mG/JKQAO

私が取り戻したかったのはなんだったのだろう?

音楽だったのかな?

仲間、友達だったのかな…?

いや、違う。

音楽、友達、……それは私達のカケラ。

だから一つでも欠けたら駄目なんだ。

だから……

だから………

だから…………

でも、

『一緒に取り返さないか?』


『私にはそこまでする理由がわからない』

一番最初に一番大切なものが既に欠けていたんだ。

ふふ…、なら上手く行くわけないよな。

だって私が一番取り戻したかったのは──────



450 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:32:44.69 ID:mG/JKQAO

澪「ん……」

覚醒していく。体にかかる重さがコートのせいだと気づくまでに頭が働くようにはなっていた。

澪「ここは……そうか。あの人に殴られて…」

油断していたとは言えこのコートの上から気絶させる程の当て身とは、只者じゃないとは薄々思っていたけど。

「……ッ!! ……ッ!!

声がする。ムギの声。良かった、起きられたんだ。

体の調子を確認しながらゆっくり立ち上がると向こう側の橋脚にいるムギが目に入る。

リキッド「目障りだ!!! 消え失せろ!!!」

澪「!!?」



451 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:33:16.45 ID:mG/JKQAO

ガトリング砲がムギに向く。
助けなきゃ……助けなきゃ……。

澪「うぅ……」

体が動かない…。克服したつもりなのにこんなところで怖がりが出るなんて…。
変わったんじゃないのか秋山澪!!!
誓っただろう! あの頃に戻るために強くなるって!

澪「動いてよ…」ガクガク

それでも体は動かない。

怖いっ……怖いっ……怖いっ……!

りっちゃん「えっ…、おい……! やめろっ!!! ムギには関係ないだろっ!!!」

律が泣きそうな顔をしている…。
なんで……?
誰が泣かせたんだ……?

リキッド「」

澪「お前か…!」



452 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:34:04.28 ID:mG/JKQAO

───────


白煙が晴れて行く……。
そこに現れたのは真っ黒なコートに身を包んだ澪だった。

澪「もうこれ以上何も失わせたりしない…」

黒灰の瞳が激情に燃える。

りっちゃん「澪……!」

紬「澪ちゃんっ!」

スネーク「……」

リキッド「ちっ、まさかこいつのガトリングさえ止めるとはな。ソリダスのを改造しただけはある」

スネーク「(ソリダスだと…?)」

澪「重火器に対しては無敵だと言ったのはあなただろう! リキッド・オセロット……!
   今一度問う! あなたにとって音楽とはなんだ! 返答次第では……討つ!」



453 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:36:49.06 ID:mG/JKQAO

リキッド「俺にとって音楽とは戦争、争いだ! 歌は叫びや歓喜の声!!! これが人間の正しい姿なのだ!!!」

澪「……ならもうあなたに従う意味もないな。メタルギアは音楽を取り戻す為に必要だ。返してもらう……!」

リキッド「返せだと? こざかしいッ! 小娘が調子に乗るなよ!!!」

澪「ムギ、下がってろ」

紬「澪ちゃん、りっちゃんが……」

澪「……律は関係ない。これは私達の問題だから。それに律は…敵だ」

紬「……自分に素直になってね……澪ちゃん」

澪「……」

携えた鞘から刀を抜き、迷いを振り払うように二、三回左右に切り払った後、切っ先を向けて言い放つ。

澪「…行くぞ」



454 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:40:14.00 ID:mG/JKQAO

メタルギアのガトリングガンが火を吹く。
一発一発が当たれば死に貶められる一撃。
しかし澪はそれを事も無げにコートの裾翻し銃弾纏うように弾く。

リキッド「ちぃっ!」

澪「はあぁっ!」

橋脚を飛び出してガトリング砲に一閃────

澪の刀はガトリング砲をまるでバターの様にスライスして見せた。
更に高さ数十mといった所から飛び降りたと言うのに軽く受け身を取りながらあっさり着地した。
まるで羽根でも生えてるかの如くな着地。

りっちゃん「強化金属をいとも簡単に…」

スネーク「あの刀……ただの日本刀じゃないようだな。それにしてもあの運動能力……ナノマシン操作か…」

りっちゃん「あれが本当に澪かよ……」

強くなったんだな……澪は。
でも……他の道は選べなかったのかよ……澪。



455 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:42:52.24 ID:mG/JKQAO

リキッド「振動斬か…」

澪「目に見えない程のごく僅かな振動をさせることでその切れ味は何倍にもなる…」

リキッド「なるほど、琴吹製品(メタルギア)には琴吹製品と言うわけか」

澪「元々これはムギが暴走やあなたみたいな人に渡った時に対処するために作られたもの。
  音震刀の威力……その身で味わえ!!!」

音震刀は光の輝きを浴びながら微かに震えている。

リキッド「琴吹の娘め味な真似を……! 」

リキッドは近づかせない為に距離を取りつつ澪にガトリングガンを撃ち込み動きを止める、
澪は近づこうとするが多彩な重火器類の前に防ぐのがやっとと言ったところだ。



456 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:43:57.44 ID:mG/JKQAO

この硬直した流れを断ち切る為にリキッドはレールガンを選択。

リキッド「電撃までは防げまい!!! 喰らええええ!!!」

澪「くっ……」

スネーク「今だりっちゃん!」

りっちゃん「澪! 伏せろ!」

澪「!!」

両脚に狙いを定めていた二人が同時に発射する。
屈んだ澪の頭上をスティンガーミサイルが通過し、メタルギアの脚の関節部分に見事ヒットした。
爆炎を撒き散らすと同時にメタルギアが大きく傾いて行く。

リキッド「おおおおっ」

スネーク「やったか!?」

リキッド「スネーク!! まだだ! まだ終わってないっ!」



457 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 17:59:49.55 ID:mG/JKQAO

ギシギシと言わせながらも巨体を踏ん張らせる。

リキッド「まさかここまでとはな…。さすがスネークと代用品なだけある」

澪「さっきも言っていたな! 代用品とは一体どう言う意味だ!」

リキッド「そのままの意味だ。俺はこの無人島に過去を連れてきた! 言わば俺達の歴史の縮図!」

りっちゃん「なにを…!」

リキッド「FOXHOUND、メタルギア、スネーク、雷電、ソリダス、シャドーモセス、デッドセル、謎の忍者……核」

リキッド「ここには今まで起こった俺達の歴史が詰まっている。俺がそうなるよう仕向けたのだ!!!」

スネーク「それに何の意味がある!?」

リキッド「踏み越える為さ!!!
     この今までの過去の縮図を踏み越えることによって俺はようやく未来に進める!!!
     このメタルギアVOICEと共にな!!!」

澪「っ……!?」

澪「そんなことの為に……そんなことの為に私達を利用したのか!!! お前は!!!!!」



458 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/09(木) 18:13:39.75 ID:mG/JKQAO

リキッド「お前はいい働きをした。秋山澪、いや……ソリダス・スネーク」

澪「私はそんなやつ知らないっ!!! 勝手にお前の過去に私達を結びつけるな!!!」

感情に任せ斬りかかる。メタルギアは立っているのもやっとだと言うところだ。
これがとどめとなるだろうと言うことは歴然だった。

だが────

リキッド「メタルギアVOICEの真の力はこれからだ!」

スピーカーから音が発射される。

スネーク「まずいっ! 声を出せ!」

りっちゃん「いや……これは。さっきと違う…」

ウイイイイイイイイイ

『メタルギア、第二形態に移行。』

リキッド「スネーク!!! 生き延びろよ!! 次に会う時は戦場だ!!! お前の大好きな冷戦のな!!!」

スネーク「何っ?!」

りっちゃん「そんな…」

澪「メタルギアが……消えていく……」

リキッド「また会おう!!!」

両手で銃をイメージしたような二本指を立て、突き出す。

嘗てのリボルバーオセロットのように。
だが、それに気づくものは誰もいない。

ここには。



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律「METAL GEAR RITU WORLD OF SONG」#4
[ 2010/10/07 00:24 ] クロス | メタルギアソリッド | CM(0)

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