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承太郎「…俺はボーカル」#4 【ジョジョの奇妙な冒険】


ニュー速VIP避難所(クリエイター) より

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1282087157/

けいおん!×ジョジョの奇妙な冒険#index




149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:48:27.80 ID:sKddKYDO

数日後の音楽室!

律「そういえば唯とジョジョはテストどうだったんだ?」

唯「知りたい~?」ニヤッ

律「何だよ~もったいぶらないで見せろよ~」

唯「ふっふっふ、はい」ピラッ

律「…全部…80…越え…?」

澪「すごいじゃないか唯!頑張ったな!」

唯「えへへ~、ヤマはってたらそればっかり出ちゃって」

律「それでも…それでもジョジョなら」

承太郎「残念だったな」ピラッ

律「うわぁぁあああ!目がッ!目がぁぁあああああ!」

梓「全教科90越え…」

紬「すごい…」

さわ子「まったくもう…」

澪「どうしたんですか?」

さわ子「ずっと立ちっぱなしで嫌んなっちゃうわよ」

律「いきなりかよ…」
 「ていうか職業柄仕方ないじゃん」

唯「健康サンダル履けば?」

さわ子「おしとやかな先生で通ってるから無理…」

承太郎「いつまでたっても冗談はうまくならないもんだな」

さわ子「…あんたケンカ売ってるの?」





150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:48:55.93 ID:sKddKYDO

律「とりあえず何か楽になるようにすりゃいいじゃん」

さわ子「教育ってものは少しの油断が命取りなの」
   「下手すれば承太郎君みたいな生徒ばかりになっちゃうわ」

律「うわー、そりゃ大変だ…」

ブーッブーッ

さわ子「…ちょっと420(失礼)」スタスタ

梓(…今の何?)

帰り道!

紬「そういえば今日、さわ子先生誰かに送ってもらってたの」
 「だけど何かケンカしてるみたいだったわ」

律「それに突然の連絡…」
 「普通に考えて相手はさわちゃんの…」

唯「お母さん!?」

承太郎「…お前は二度と喋らなくていいぜ」

梓「今回は承太郎先輩に同意です」

唯「何で~!」ブー

澪「噂をすればさわ子先生だ」

さわ子「…」キョロキョロ

律「めっちゃ挙動不審だな、おい…」

承太郎「…つけてみるか」

梓「いいんですかね、そんなことして?」

紬「左に曲がったわ!さあ早く!」



151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:50:34.32 ID:sKddKYDO

踏み切りの近く!

律「さわちゃんの動きが止まったな」
 「ここで張り込みするか」

承太郎「平沢、琴吹、頼む」

唯紬「ラジャー!」

梓「承太郎先輩もっと頑張って隠れて!ばれちゃいます!」

澪(まともな人がいない…)

唯「はい澪ちゃんも。あんぱんと牛乳」

澪「いや、いいよ…」

紬「また辺りを気にしはじめたわ!」

澪「…先生にもいろいろあるんじゃないかな?」

唯律紬梓承「いろいろ?」ジロッ

澪「いや!私は何もないぞ!?」

律「まぁ、澪は確かに美人だし男子に憧れてるやつがいても不思議じゃない」

唯「澪ちゃん大人の階段を着々と上ってるね!」

承太郎「式には呼んでくれ」モグモグ

澪「話が飛躍しすぎだ!」
 「ていうか私はそんなのに興味はない!」
 「今は軽音が恋人みたいなもんだし…」

唯律紬梓承「おー」パチパチ

澪「!///」ゴチン

律「…何で殴るんだよ……」プクー

唯「あ、誰かきた!」

梓「女の人ですね」

紬「ファミレスに入ったわね」

承太郎「よし、行くぜ」



152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:51:20.44 ID:sKddKYDO

ファミレスの中!

承太郎「…6人だ」

店員「お席はいかがなさいますか?」

承太郎「…禁煙席で頼む」

店員「それではあちらの空いてる席にどうぞ」

律「ここでいいよな。見えやすいし」

澪「6人で座るには狭いな」
 (一人があり得ないぐらい巨体だし)

律「それじゃあ私と梓がジョジョの隣に座るか」

店員「ご注文は?」

唯「あ、注文きたよ」

律「それじゃあ私は『フレッシュ桃とミルクプリンのスープ仕立て』で」

梓「私は『桃のミルフィーユパイ』を」

承太郎「俺は『イカスミスパゲティ』を食いたいんだが構わないな?」

澪(どんな注文の仕方だよ…)

律「ほら、お前らも早く決めろ」

梓「!」
 「みなさん伏せてッ!」バッ

唯「え?何?どうしたの?」

梓「女の人がこっちをチラチラ見てて」
 「さわ子先生が気になったみたいでこっちを振り向きました」

澪「危なかったな…」

律「…ジョジョ、重い」

承太郎「仕方ないだろう。ばれても良かったってのか?」

律「よくはないけどさ…」
 (鎖が当たってめっちゃ痛かったんだけど…)



153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:52:33.76 ID:sKddKYDO

ファミレスの外!

唯「あのパフェおいしかった~♪」

梓「当初の目的覚えてますか…?」

紬「あ、さわ子先生と女の人別れたみたい」

律「結局わからずじまいだったなー」

?「ねえ、あんた達って桜高の軽音部?」

唯「この人名探偵!?」

承太郎「お前が着てるのと背中に背負ってるものを言ってみろ」

唯「え?制服とギー太だけど…」

承太郎「…そんだけあれば十分桜高の軽音部ってわかるだろう」

?「合ってるみたいだね。軽音部のOGとしてちょっと話があるんだけど部長は?」

律(うわー、めんどうなことになりそうだな…)
 「澪です」

澪「嘘を言うな!」

おでん屋!

?「ねぇ、ちょっとそのギター貸してよ」

唯「どうぞ」

?「へぇ、なかなかシブイギター使ってんじゃん」
 「…シブイねぇ…まったくあんたシブイよ」

唯「はあ…」

?「それにしてもギターなんて久しぶりだなぁ。どれ…」

ピロピロギュイーン♪

梓「うまい…」

?「これでもさわ子と毎日ソロのテクで競い合ってたのよ」



154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:53:14.80 ID:sKddKYDO

律「さわちゃんと?」

?「知らなかった?私とさわ子は同じバンドだったんだ」
 「あ、ちなみに私の名前は紀美っての」

承太郎「…」モグモグ

澪「すみません…約一名遠慮してないものが」

紀美「いいんだよ。あんたらもどんどん食べな」

梓(最近承太郎先輩よく食べてるな…成長期?)

紀美「おじさん、この子らにジュースと何かいろいろ追加ね」

店主「あいよ」

承太郎「俺には牛スジと大根と玉子とがんもどきも頼む」

律「…お前は本当に遠慮って言葉を覚えような」

紬「がんもどき…」

梓「好きなんですか?」

承太郎「おやじ、あいつにがんもどき追加だ」

律「私の言葉届いてねー…」

澪「それで、話っていうのは?」

紀美「大した話じゃないんだけどね…」
  「…実はさわ子結婚するんだ」

唯澪律紬梓承「…」
      「何ィィイーーーーッ!?」

承太郎「あの結婚適齢期が一生ない女が結婚だとッ!?」

律「それは言いすぎ…」

紀美「まあそれは嘘なんだけどさ」
  「軽音部で同期だった子が結婚するみたいで」
  「それで二次会に私達に演奏してくれって頼んできてるんだ」



155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:54:07.09 ID:sKddKYDO

澪「出ないんですか?」

紀美「さわ子が乗り気じゃなくてね」
  「何か今おしとやかで通ってるんでしょ?」
  「そのイメージを壊したくないんだってさ」

梓「イメージを壊す?」
 「どんなバンドだったんですか?」

紀美「写真が確かあったから…」ゴソゴソ
  「あった。はい」ピラッ

梓「これは…」

紬「イメージ壊すどころじゃないわね…」

唯「かっこいいね!私達も学園祭これやろうよ!」

澪「絶対に嫌だからな!」

承太郎「…この時の写真はもうないのか?」

紀美「確か…音楽室に置いてたかな」

承太郎「そうか」
   「おい、田井中」

律「ああ、明日は大掃除するぞ!」

梓「見つけだす気ですか…」

店主「はい、盛り合わせお待ち」
  「ジュースはコーラでいいね」

承太郎(本当は酒がいいんだがな…)
   (…もう禁酒と禁煙は三年目になるのか)

紬「承太郎君、どれががんもどき?」

承太郎「その丸いのだな」

紬「…意外に普通ね」

唯「…」ジッ

紀美「あ、ギターありがとね」

唯「いえ、大丈夫です」
 「お帰りギー太ぁ♪」

紀美「…」フフッ



156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:55:18.64 ID:sKddKYDO

翌日の3年2組!

さわ子「今日の英語は自習になります」
   「授業が終わったらプリント回収するからちゃんと頑張ってね」

風子「空条君、琴吹さんから」スッ

承太郎「悪いな」ペラッ

紬《承太郎君何か考えた?》

承太郎(…)
   (いろいろ考えたが昔のメンバーが説得できなかったのを俺達にできるとはな…)カキカキ
  「頼む」

紬《二次会は他の先生や新聞部の子も来るらしいし…》

承太郎《思ったんだが何故新聞部が来るんだ?》
   《まったく関係性がないんじゃあないか?》

紬《そういわれれば…》
 《ネタがなさすぎるとか?》

承太郎《どうやって二次会に行けるようになったのか聞いてみたいもんだな》

紬《そうね…》
  《澪ちゃんにも聞いたら承太郎君と同じ意見だったわ》
  《他の二人はまあ…察してくれたら嬉しいわ》

承太郎《そうか、まああの二人は最初から当てにしてないさ》

さわ子「さっきから何やってるのかしら?」

承太郎「手紙の交換だが?」

さわ子「…嘘でも少しは申し訳なさそうに言ってほしいわね」

紬「あの、私が悪いんです!」ガタッ

さわ子「え?」

紬「私が発端なんです」
 「だから廊下に立ってます!」

さわ子「そ、そう…」
   「それじゃあ手紙を回してた人は廊下に立ってなさい」



157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:55:59.56 ID:sKddKYDO

廊下!

紬「これが廊下に立ってなさい…」
 「もう思い残すことはないわ♪」

唯「ん~…」
 「…!」カタッ
 「届いた!届いたよりっちゃん!」

律「そんなにクラスのプレートに届いて嬉しいのかよ…」

承太郎「…」カタッ

唯「あ!頭でついてる!すご~い!」

澪「それよりもどうするんだ?」

律「昨日のことか…」

昨日のおでん屋!

紀美「それじゃあさわ子の説得よろしくね」

律「でもさわちゃん強情だからなぁ…」

澪「私達にできるかどうか…」

紀美「…14750円」ボソッ

律澪「張り切って頑張らせていただきます!」

戻って廊下!

律「…誰かが食いすぎるから」

澪「だから遠慮しとけって言ったじゃないか…」

承太郎「お前らも嬉しそうに食ってたじゃないか」

澪「あっ、あれは紀美さんが頼んでくれたから…」

承太郎「食った時点で同罪だ」

律「くそォ…」



158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:56:25.86 ID:sKddKYDO

ガチャッ

さわ子「…あんた達うるさいんだけど」
   「ほら、もう中に入りなさい」

唯澪律紬「はーい」

放課後の職員室!

梓「大丈夫ですかね?直接乗り込んじゃって」

承太郎「何とかなるさ」

律「さーわち…

唯「どうしたの?」

律「あれ見てみろよ」

女生徒「写真ありがとうございました!」

さわ子「いいのよ」
   「でも他の先生の迷惑になるから静かにね?」

女生徒「はーい♪」

承太郎「…人気あるんだな」

紬「何か頼みづらくなっちゃったわね…」

校門!

紀美「で、どうだった?」

澪「さわ子先生他の生徒に人気あって、何か頼みづらくなって…」

紀美「今のさわ子も人気あるんだ…」
  「それじゃあ失敗したから14750円回収…」

律「マジで!?」

澪「どうするんだよジョジョ!?」

承太郎「バイトすりゃあいいじゃねーか」

澪「私達にそんな余裕ないだろ!」

紀美「冗談だよ」
  「でも少し協力してもらいたいんだけど…」



159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:57:39.22 ID:sKddKYDO

結婚式当日の二次会会場の控え室!

唯「ギー太が不良になっちゃった~…」シクシク

梓「今の唯先輩なら承太郎先輩のお母さんの気持ちがわかりそうですね」

紀美「誰か何か特技ないの?」

承太郎「火のついたタバコを5本口の中に入れて、火を消さないでコーラをのめるが」

律(なんて妙な特技だよ…)

澪「ジョジョ、タバコなんか吸っちゃダメだぞ?」

唯「そうだよ、体に悪いって憂が言ってたもん」

梓「唯先輩、それは常識です…」

承太郎「だそうだ。悪いな」
   「…それに安心しろ。軽音部に入った時点で禁煙している」

紬「よく続いたわね」

承太郎「最近はお前らに毒されてきた気がするがやる時はやるんだ」

梓(一応自覚は少しあるんだ)

紀美「もうそろそろ時間だね。行こっか」

二次会ステージ!

司会『それでは「DEATH DEVIL」によるライブを始めます』
  『なお、本日は特別編成での演奏です』



160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 19:58:45.66 ID:sKddKYDO

ゾロゾロ

さわ子「何で軽音部がいるのよ…」
   (…承太郎君だけいつもの格好と変わらないけど何でしっくりくるのかしら)
   (ていうかみんなこれから奇妙な冒険でもしに行きそうな格好ね…)

紀美『てめぇら今日は飛ばしていくぜェェーーーーッ!!』

ジャカジャカジャカジャン♪

承太郎『甘い言葉にご用心wow』
   『あんまそんなの慣れてなァーーイッ!』

キャーカッコイー

さわ子(これは…)
   (これこそ私が追い求めていたDEATH DEVILッ!)

承太郎『かなり警戒注意報wow』
   『だがどうやら…』
   『…』
   『…だがどうやら歌詞を間違えたみたいだな』
   『…やれやれだぜ』

アハハハハ

さわ子(違うッ!認めた私がバカだったッ!)
   (…DEATH DEVILはこんなに笑われていいバンドじゃないッ!)ガタッ



161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 20:00:31.79 ID:sKddKYDO

パッ

唯「で、電気が消えちゃったよ!?」

承太郎「大丈夫だ、すぐにつく」

ツカツカ バッ スタッ パッ

唯「あ、電気ついた!」

律「ってさわちゃん!?」

さわ子「…唯ちゃん、ちょっとギター貸して」スッ

ピロピロピロギュワーン!

澪「う…うまい…」

さわ子『てめェら…DEATH DEVILはこんなぬるっちい音楽じゃあねぇ…』
   『ドゥーユゥーアンダスタンンンンドウ!』

律「さすが英語教師…」

紬「雰囲気が普段と全然違う…」

さわ子『今から本物ってもんを見せてやるッ!』

紀美『よっしゃあ!いくぜェェェェーーーーーーッッ!!』

ジャカジャカジャカジャン♪



162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 20:01:52.15 ID:sKddKYDO

休み明けの音楽室!

さわ子「やっちゃった…」ズーン

唯澪律紬梓「面目ない…」

さわ子「いいの…もとはといえば…」

承太郎「お前が勝手にキレたのが悪いんだ」

さわ子「あんたが間違わなければ良かったのよ!」

コンコン

紬「はぁ~い」

ガチャッ

女生徒1「あの、さわ子先生いますか?」

さわ子「どうしたの?」

女生徒2「私達と写真撮ってくれませんか?メガネ取って」

さわ子「え?」

パシャッ

女生徒1「ありがとうございました!」

女生徒2「二次会のさわ子先生すごくかっこよかったです!」

律「私達もあれぐらいやんないとダメかもな~」
 「唯達が演芸大会でやってた立ち方やってみる?」

梓「あれかっこよかったですよね!」

唯「うん!すごくかっこよくなった気分だったよ」

紬「どう、承太郎君?」ドドドド

承太郎「もう少しだな」
   「こうやるんだ」ドドドドドドドドドドドド

律「スゴ味が違うな~」
 「教えてくれよジョジョ!」

澪「おい…絶対学園祭じゃやらないからな…」



163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 20:03:07.31 ID:sKddKYDO

今日はここまで
残ってればいいけど




165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 21:12:08.91 ID:OaaNWE2o

乙、みてるよ



166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 21:16:41.59 ID:mptHTrY0

見てるよ
俺はどこまで付いて行くぜ!



167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/18(水) 22:58:05.66 ID:z9xiMoDO

面白い
メジャーデビューから解散まで頼むぜwwww



168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 00:43:12.54 ID:U/nxrzg0

製作はVIPより人が少ないが、落ちにくいという長所があるぜ

次も期待している



169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 02:22:09.10 ID:Kb0RMcAO


次も期待



171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 12:42:34.97 ID:5cvbaW60



承太郎がけいおんに交じっても違和感ないんだぜ
ホリイさんと唯たちがばったり会うなんて話も見てみたいんだぜ
唯と一番気が合いそうな感じがするんだぜ





174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:44:10.55 ID:6wVqJwDO

数日後の音楽室!

梓「今日も暑いですね…」

唯「そだね…」グテッ

紬「はい唯ちゃん、タオル水で濡らしといたから」

唯「ありがとうムギちゃん…」

承太郎「しかし本当に暑いな…」

律「いや、自分の格好見てみろよ…」

澪「今年も夏場でも学ランは脱がないのか」

承太郎「一応夏場はすぐ乾く素材にしてるんだが…」

梓(ユニクロ?)
 「唯先輩、お水ですよ」

唯「ありがとうあずにゃん!」ダキッ

唯梓「あっつい…」

承太郎「…離れてくれ…見てる方も暑くなる」

律「まずは学ラン脱げよ…」

澪「しかしこうも暑いと首が蒸れるんだよな…」

律「じゃあ髪結べばいいじゃん」ムスビムスビ
 「はい完成!」

紬「梓ちゃんみた~い♪」

律「ジョジョどうだ?似合ってる?」

承太郎「…」ジッ
   「…フン」

澪「…鼻で笑われた……」



175 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:45:55.72 ID:6wVqJwDO

梓「あ!ココちゃんが…」

律「何かついてるな。日焼けか?」

承太郎「…脱皮だ」

梓「そうですか…良かった」

唯「私達も脱皮すればいいんだよ!」

承太郎「とうとう暑さで頭をやられちまったか…」

唯「違うよ~。ちょっと待ってて!」

ガチャッ バタン

梓「倉庫で何するんでしょうね?」

澪「どうせろくでもないこと考えたんだろ」

ガチャッ

唯「じゃーん!脱皮!」

承太郎「病院に連れていくか」
   「こいつの頭が心配だぜ」

律「そうだな、さわちゃんに車出せるか聞いてくる」

唯「ひ、ひどいよ二人とも!」

紬「唯ちゃん、スクール水着涼しい?」

唯「思ったよりは涼しいかな」

紬「そう」

ガチャッ バタン

澪「おい、ムギが倉庫行ったぞ…」

律「まさか…」

ガチャッ

紬「本当、意外に涼しい♪」

承太郎「そうか…」ガタッ

律「…お前は絶対に着るなよ?」
 「…さわちゃん女子用しか作ってないって知ってるよな?」



176 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:46:42.33 ID:6wVqJwDO

承太郎「冗談に決まってるだろう」ドサッ

澪(そもそも入り切らないだろ…)

律「ほら二人とも着替えてこい」

唯紬「はーい」

少し後!

澪「それにしても暑いな…」

梓「でもこれだけ汗かけば痩せれそうですね」

澪紬「…」

澪「ちょっと倉庫行ってくる」

紬「私も」

ガチャッ バタン

唯「水着着たくなったのかな?」

律「それはないだろ…」

ガチャッ バタン

梓「出てきましたね」
 「…返したはずの着ぐるみを着て」

律「あぁ、あれもう一回借りてきたんだ」

紬「どう?サウナスーツ♪」トサッ

澪「すごく汗かくな」トサッ

律「…頼む、見てるだけで暑いから目の前に座らないでくれ」

承太郎「…滑稽だな」

澪「ジョジョ、私は本気なんだ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

紬「澪ちゃんに同じよ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

承太郎「!」
   「あ…ああ…すまなかった」
   (一瞬…ほんの一瞬だが気圧されちまったッ!)
   (こいつは生半可な覚悟じゃあねーぜ…)



177 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:47:23.11 ID:6wVqJwDO

唯「それって楽器うまく弾けるの?」

澪紬「…」

澪「…脱ぐか」ヌギヌギ

紬「…ええ」ヌギヌギ

澪「うわ…制服びちょびちょだ…」

承太郎(…こいつも頭やられたのか?)

律「なぁなぁ、連想ゲームしようぜ~」
 「日本の夏って言え

承太郎「海」

梓(早ッ!)

律「違う違う。つーか最後まで言いおわってから答えろよ…」

紬「ヒトデ?」

律「ノンノンノン」チッチッ

梓(ムギ先輩毒されてる?)
 「花火ですか?」

律「残念!」
 「正解は怪談だ!」

澪「ヒィィ…」パシィッ

律「い…痛い…」ヒリヒリ

唯(…澪ちゃん結構本気だったね)

承太郎「…友人から聞いたんだが」

梓(続けるんですか…)



178 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:48:03.79 ID:6wVqJwDO

承太郎「あるところにカップルがいてな」
   「遊びから帰る時に山道を帰ったんだそうだ」
   「しかし迷ってしまった。その車にはカーナビもなかったんだ」

律(この話聞いたことあるかも…よし、澪に仕返ししてやる!)コソコソ

唯「そ、それで…?」

承太郎「すると今まで寝ていたと思った女がいきなり道案内を始めたんだ」
   「男は女の指示に従った。女の指示しか頼るものがなかったからな」

紬「…」ゴクッ

承太郎「女が『そこを左』と言ったから男は左にハンドルを切った」
   「しかしそれと同時に急ブレーキを踏むはめになった」

梓「な…なんでですか…?」

承太郎「…曲がったすぐ先は崖だった。落ちたら命はないような高さだ」
   「男は怒鳴った…誰だってそーする…俺もそーする」
   「女は眠っていた…」
   「だが、確かに低い男の声で…」

律「死ねば良かったのにィィイイイーーーーーーーーーーッ!!」

唯紬梓「きゃああああああ!」

澪「いやああああああ!」ドゴォッ

律「いてええええええ!」ドグチア



179 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:48:39.67 ID:6wVqJwDO

承太郎「…終わりだ」

紬「ほ、他にはないの?」ドキドキ

承太郎「あるにはあるが…」チラッ

澪「ミエナイキコエナイ…」ガクガク

紬「澪ちゃん…」
 「それじゃあまた今度お話してくれるかしら?」

梓「私も聞きたいです!」

唯「二人だけずるいよ~、私も聞きたいもん!」

承太郎「…暇な時に話してやるさ」

律「暑い…どうにか涼しくなんねーかな~」

澪「私はすごく冷えたけどな…」

承太郎「夏ってのは精神力と暑さの戦いだ」
   「強い精神力があれば暑さなんか気にならなくなるぜ」

梓(確かに…)
 (承太郎先輩は暑いって言ってるけど学ランは脱がない…)
 (…これが精神力?)

律「そうなれば唯、涼しいことを考えるんだ!」

唯「涼しい…涼しい…」



180 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:49:22.84 ID:6wVqJwDO

唯と律の妄想の中!

ザザァーン

唯「涼しいね~」

律「そうだな~」

唯「私達って精神力あるかもね~」

律「そうだな~」

サンサン

唯「…暑い」

律「負けるな唯!涼しいと思い込むんだ!」

唯「涼しい…涼…し…」
 「…ウックックックックックックックックッフヒヒヒ」

律「え…?」

唯「フッフッフッホハハハフフフフヘハハハハフホホアハハハ」
 「ハハハハフフフフハハックックックッヒヒヒヒヒケケケケケ」
 「ノォホホノォホヘラヘラヘラアヘアヘアヘ」

律「唯ィィイイイイイ!」

戻って音楽室!

唯「…」プシュー

律「ゆ…唯が…」

紬「え…ええ…」
 「二人とも声に出してたからわかったわ…」

梓「本当に暑さでやられちゃいましたね…」



181 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:50:46.13 ID:6wVqJwDO

澪「そういえば物置に扇風機があったような…」

承太郎「あったぜ」スタスタ

扇風機 ボロッ

律「うわ~…大丈夫かこれ?かなり古いぞ」

承太郎「つけないことにはわからんだろう」カチッ

ブーン

紬「ついたぁ♪」

唯「涼しい~」

澪「唯も生き返ったな」

律「よ~し、風力最大!」カチッ

ブオーン

律「おおー!めっちゃ涼しい!」

ガタガタガタンッ

承太郎「!」
   「オラァッ!」バッ

バキン

梓「カバーが外れて羽根が!」

澪「律危ない!」

律「え…」

バサッ

承太郎「…やれやれ、間に合ったか」

唯「す…すごい…」

紬「学ランで羽根を巻き込んで止めた…」



182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:52:23.19 ID:6wVqJwDO

律「…」ポカーン

承太郎「田井中、怪我はないか?」

律「はっ!」
 「あ、ああ…大丈夫だ」

唯「良かった~…」

澪「もう扇風機の前に顔近付けるなよ?」

律「うん…」
 「ジ、ジョジョ…」

承太郎「何だ?」パンパン
   (少し破けてるな…)

律「あ…ありがとな…」モジモジ

梓「律先輩照れてますね」ボソボソ

澪「ジョジョに面と向かってお礼言うのが恥ずかしいんだよ」ボソボソ

紬「かわいいわね♪」ボソボソ

承太郎「…気持ち悪いな」

律「な、なんだと~!」

唯「何と!」

承太郎「だが…」
   「怪我がなくて良かったぜ」

律「!」
 「ああ!」ニコッ
 「ってジョジョ学ラン破れてる…」

承太郎「あまり目立たないから構わないさ」

梓(まあ…鎖とか付けてたら目立たないかも…)



183 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:54:04.34 ID:6wVqJwDO

律「…学ラン貸してくれ」

承太郎「何でだ?」

律「いいから早く脱げ!」グイッ

承太郎「おいッ!」ヌギッ

律「これは私が預かるからな!」

紬「あらあらあらあら♪」

澪「絶対今日私の家に来るな…」

梓「頑張って教えてあげてくださいね」フフッ

唯「ねぇねぇ、これ何?」

紬「あ、私今日氷持ってきたんだったわ」

唯「ほんとだ!氷がいっぱい!」

紬「それでかき氷作ろうと思ったんだけど」

澪「本当か!?」

紬「機械忘れちゃって」

澪「嘘だろ…」

承太郎「氷なら俺が手で砕いてやるが?」

澪「結構です…」

唯「冷たい…」ポチャッ

律「何やってんだ唯?」

唯「バケツに氷水いれて足いれてるの」

律「唯にしてはいい発想!」
 「私もいれて~」ポチャッ
 「うわ~、冷てぇ!」



184 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:54:50.28 ID:6wVqJwDO

紬「澪ちゃん達もやる?」

澪「ううん、私はいいや」

梓「私も口に含んでるだけで十分です」レロレロ

承太郎「俺もいい。氷が溶けたらさらに暑くなる」

紬「そう。それじゃあ私も一個食べようかしら♪」パクッ

唯「氷溶けてきたね…りっちゃん取ってきて…」

律「唯が行けよ…」

唯「りっちゃんが行って~」ポカポカ

律「唯が行け~」ポカポカ

唯律「あ」グラッ

バシャーン

澪「やっちゃった…」

梓「盛大にぶちまけましたね…」

唯「りっちゃんが行かないからだよ~」ブー

律「唯が行かないからだ」ブー

承太郎「…いいから早く拭け」

唯律「はい…」フキフキ

唯「…この氷ココちゃんの水槽に入れてあげよっか」

梓「ダメです!温度調整の装置がついてるから大丈夫です!」

唯「冗談だよ~」



185 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:55:45.65 ID:6wVqJwDO

承太郎「だが水槽は変えた方がいいかもな」

唯「何で?」

承太郎「脱皮してるってことは成長したがってるってことだ」
   「成長するにつれ水槽は変えてやったほうがいい」

紬「それなら私の家におっきい水槽があるわ」

梓「本当ですか!?」
 「でもどうやって持ってきましょう…」

澪「さわ子先生って車持ってたよな」
 「頼んでみるか」

職員室!

クーラー ゴォー

唯律承「…」

さわ子「あらあなた達。どうかしたの?」

承太郎「…来い」ガシッ

さわ子「ちょっと何するの!?」ズルズル

音楽室!

さわ子「…あっつい」グテッ

梓「先生、ココちゃんを見てください」

さわ子「水の中で快適なんじゃないの~?」クルッ

承太郎「…お前はクーラーのある部屋の中で快適だったな」

さわ子「私は先生だからいいの」
   「それよりココちゃん脱皮してるわね」



186 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:56:31.85 ID:6wVqJwDO

澪「それでムギの家にある水槽に変えたいんですけど…」

梓「車で運んでもらえませんか?」

さわ子「えぇ~…」

紬「はい先生。かき氷ですよ♪」
 「少し荒削りにしてみました~♪」

さわ子「行かせていただきます!」モグモグ

承太郎(あの量だと少し手が冷えるな…)

校門!

ブロロロロ キッ

さわ子「お待たせ~」

律「それじゃあ私行ってくるわ、部長として」

唯「りっちゃんだけずるいよ!」

澪「ムギの家に行くんだからムギが乗らないとダメだろ」

唯「じゃあ助手席にムギちゃんで他のみんなは後ろにのろっか」

さわ子「この車四人乗りなんだけど…」

唯「もっとおっきい車なら良かったのに~」

承太郎「まったくだ」ギチギチ
   「狭くてかなわないぜ」ギチギチ

律「めっちゃ狭そうだな、おい…」

澪「ていうかいつ後ろに乗った!?」

承太郎「さっきだ」スタッ

紬「あの、水槽かなり大きくて…」
 「もしかしたらそれだけで車いっぱいになっちゃうかも…」

承太郎「それなら男手が必要だな」
   「やっぱり俺が行くぜ」ガチャッ

梓「どれだけ涼みたいんですか…」



187 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:57:11.71 ID:6wVqJwDO

澪「行くのはムギだけだ!」
 「ムギ、頼むな」

紬「うん」ガチャッ バタン

承太郎「琴吹、少し待ってくれ」

紬「なぁに?」ウィーン

承太郎「…水槽を一つ追加して欲しいんだが」ボソボソ

紬「んー、入りきるのを選んでくるわ」ボソボソ

承太郎「悪いな」ボソボソ

紬「ううん、大丈夫」
 「いってきま~す♪」

ブロロロロ

それなりにあとの音楽室!

紬「ただいまぁ~♪」

承太郎「なかなか重かったな」ゴトッ

梓「お疲れさまです、承太郎先輩」

澪「すごくおっきいな~」

律「ていうか何で二つ?」

承太郎「俺が片方使わせてもらう」
   「今日は部室に置かせといてもらいたいんだが」

澪「それは別にいいけど…」

律「そうだ。先生ありがとうございました!」

唯澪紬梓「ありがとうございました~!」

承太郎「たまには使えるもんだな」

さわ子「どういたしまして♪」
   「それと承太郎君は『たまに』が余計ね」



188 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:58:40.43 ID:6wVqJwDO

少し後!

梓「ココちゃん新しい水槽だよ」

ココ「…」ポチャン
  「…」スイスイ

唯「ココちゃん嬉しそうだね~」

澪「でも水槽の端っこに日が当たってるな」

梓「窓隠しましょうか」ベリベリ

律「それでいいかもな」

さわ子「それじゃあ私は職員室に戻るわね」ガタッ

承太郎「待ってくれ」ガシッ

さわ子「…まだ何かあるの?」

承太郎「クーラーをつけてくれ」

さわ子「クーラーねぇ…」
   「私にはどうしようもないわよ」

律「そこをなんとか!」

さわ子「そういうのは生徒会に言った方がいいんじゃないかしら」

澪「なるほど…」



189 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:59:09.19 ID:6wVqJwDO

生徒会室!

クーラー ゴォー

唯律承「…」

和「…何?」

承太郎「…まさかお前らが裏切ってやがるとはな」

花京院「何のことだい?」

承太郎「上についてるものだ」

花京院「…クーラーか?」

承太郎「そうだッ!」

律「職権乱用だ!」

唯「こんなところにも格差社会の波が…」

和「何言ってるの…?」
 「この前の部長会議で言ったじゃない」
 「クーラー欲しい部活は申請してって」

承太郎「…」ジロッ

律「『ドラムを叩く』、『部長会議にも出る』…」
 「私にとってこの二つをやることは難しいなッ!」

承太郎「…」ゲシッ

律「いてっ!」

承太郎「まだ間に合うのか?」

花京院「次の部長会議で案を出して可決されれば大丈夫だ」

承太郎「そうか…」



190 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 18:59:50.36 ID:6wVqJwDO

音楽室!

ガチャッ

梓「どうでした?」

律「明日の部長会議で提案しろってさ」

紬「会議?どんなことするの?」

律「出てないからわからん!」

澪「何で偉そうなんだ…」

唯「もし通らなかったらクーラーつかないの?」

承太郎「そうなるな…」
   「すべてそいつに懸かっている」

律「えっ、私!?」

澪「お前以外に誰がいるんだよ…」

梓「会議の練習してみたらどうですか?」
 「質問を予想してたら答えやすいと思いますし」

承太郎「…そうだな」

机!

澪「では議題のある方」

律「はい!」
 「軽音部にクーラー買ってください!」

澪「今の意見に反対の人」

紬「以前の部長会議でその件は終了したのにいまさら遅いと思います!」

律「うっ…」

梓「軽音部は真面目に練習してるようには見えないので必要ないと思います!」

律「…」
 「ごめんなさい!」

澪「諦めるなよ…」



191 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:00:31.11 ID:6wVqJwDO

承太郎「とりあえず何か反論するんだ」

唯「りっちゃんならできるよ!」

律「そうだな…よしこい梓!」

梓「それでは改めて」
 「軽音部は真面目に練習してるようには見えないので必要ないんじゃないですか?」

律「うーん…」

承太郎「…俺達が真面目に練習してないってなぜわかるんだ?」
   「部活中に俺達のことを気に留める…」
   「お前の方が不真面目なんじゃあないか?」

梓「そ…それは…」

承太郎「なあ答えてくれ」
   「子供の頃『刑事コロンボ』が好きだったせいかこまかいことが気になると夜も眠れねえ」

梓「…」ウルッ

澪(おい…)

紬「な、中野さんは外の部活で練習の音が聞こえてこないから言ったんだと思います!」

律「秘密の特訓だからです!」

澪(いいぞムギに律!)
 「ほら、ジョジョも屁理屈ばっかり言ってないで謝れ」

承太郎「確かに意地悪がすぎたな」
   「悪かった」



192 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:01:05.70 ID:6wVqJwDO

梓「…承太郎先輩なんか知らないです!」プイッ

承太郎「…やれやれ、えらく嫌われたようだな」

梓「そ、そういうわけじゃ…」

承太郎「…いいんだ、俺はそれ相応のことをしたからな」
   「…悪いが今日は帰らせてもらう」ガタッ

梓「待ってください!」グイッ

承太郎「…何だ?」

梓「…まだいてください」

承太郎「…俺はいたくないんだが」

梓「私が一緒にいたいんです!」

唯澪律紬「へぇ~」ニヤニヤ

梓「唯先輩達!そういう意味じゃないです!///」カァッ

承太郎「…やれやれ」ドサッ
   「続きを始めるぞ」

澪「こっちがやれやれだよ」

唯「とりあえず仲直り成功だね!」



193 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:04:42.05 ID:6wVqJwDO

翌日の部長会議!

和「他に議題のある方」

律「はい!」シュバッ

和「田井中さん」

律「軽音部にクーラーを買ってください!」

和「今の意見に反対の人」

シーン

律「え…いないの?」
 (昨日の時間めっちゃ無駄じゃん…)

花京院「予算がいっぱいだが…」

律(…マジで?)

花京院「コピー機の交換を来年に回してもいいかな?」

和「そうね」

律(花京院ンンンーーッ!)

音楽室!

ガチャッ

律「クーラー買ってもらえるぞー!」

梓「本当ですか!?」

澪「よくやったな律!」

律「だろ~?」
 「反対意見を私がバッサリ切っていったからな~」

承太郎「どうせ嘘だろう」

律「てへっ♪ばれた?」

澪「私の言葉を返せ…」



194 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:05:25.20 ID:6wVqJwDO

律「あ、そうだジョジョ、はい」ポイッ

承太郎「学ランか…綺麗に縫えてるじゃないか」

律「だろ?私のセンスだな!」

承太郎「…」ジッ
   「…笑わせるな」
   「今日は花京院と用事がある。先に帰るぜ」

梓「お疲れさまでした」

澪律「じゃーな」

唯紬「ばいば~い」

承太郎「ああ」

ガチャッ バタン

紬「何するのかしら?」

律「ゲーセンでもいくんじゃねーの?」

梓「男の人の遊びなんてわかりませんね」

唯「あ、りっちゃんの指すごい絆創膏だね」

律「こ、これはだな~…」

澪「昨日ジョジョの学ラン縫ってるときに自分で何回も刺してたんだよ」フフッ

唯「漫画みたいだね~」

澪「裁縫苦手なのに頑張ってたもんな、律」

律「一応ジョジョとはいえ恩人だからな」



195 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:06:50.64 ID:6wVqJwDO

唯「そういえばあずにゃんって承太郎君のこと好きなの?」
 「昨日なんか『一緒にいたいんです!』なんて言ってたし」

澪(えらく直球だな…)

梓「違いますよ!」
 「あれは言葉のあやです!」

紬「でもあれはそうとしかとれないわね…」

澪(ムギ、お前もか…)

梓「あの…私ってみなさんより年下で修学旅行とかも一緒に行けなかったじゃないですか」

律「まあそれは残念だよな」

梓「それで、こういうみなさんとすごせる何気ない時間を大切にしていきたいなって」
 「修学旅行とかで一緒にいられないぶん部室で一緒にいたいなって思いまして…」

澪「梓…」

律「それであの発言か…」

紬「なるほど…」

梓「少し語りすぎちゃいましたね」

唯「ううん、あずにゃんの気持ちが聞けて嬉しいよ♪」ギュッ

唯梓「暑い…」



196 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:07:39.00 ID:6wVqJwDO

紬(承太郎君の「…笑わせるな」って発言もりっちゃんの指に気づいたからかしら)

律「ムギどうかした?」

紬「ううん♪」

澪「そういえばジョジョのやつまだ水槽持って帰ってないな…」

翌日の音楽室!

クーラー ゴォー

ガチャッ

梓「もうクーラーついたんですか」

律「昨日私達が帰った後つけたんだってさ。仕事早いよな~」

ヒトデ「…」

梓「…何ですか…これ?」

承太郎「お前の新しい後輩だ」

紬「承太郎君が今日連れてきてくれたの~♪」

澪「水槽持って帰らなかったのはわざとか…」

承太郎「ああ」
   「昨日は花京院と海水を取りに行っていたんだ」

律「それでか…」



197 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:08:47.13 ID:6wVqJwDO

唯「あずにゃん、このヒトデまだ名前ないんだって」

承太郎「お前がつけてやってくれないか?」

梓「いいんですか?」

承太郎「ああ、頼む」

梓(綺麗な星の形…)
 (それに淡い白色…)
 「…『スタープラチナ』なんてどうですか?」

唯「かっこいい!」

澪「いいんじゃないか!?」

紬「ええ♪」

承太郎「それじゃあお前ら、スタープラチナをよろしく頼むぜ」

唯澪律紬「うん!」

梓「はい!」

律「それじゃあスタプラの歓迎ライブだ!」

梓(あだ名つけるの早…)

律「よしいくぞ!」
 「ワンツースリーフォー!」

唯「あぁ…」ヘナッ

承太郎「…どうしたんだ」

唯「クーラー苦手なの忘れてた…」

承太郎「…」ハァ

澪律紬梓「…」ニヤリ

澪律紬梓承「やれやれ」

承太郎「!」

澪律紬梓「…」ニコッ

承太郎「…やれやれだぜ」フッ



198 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:10:56.51 ID:6wVqJwDO

終業式の日の校門!

澪「明日から夏休みだな」

律「何かやっとって感じだな~」

唯「合宿をしよう!」

紬「合宿?」

澪「受験勉強はどうするんだよ!?」

承太郎「学生の本分は遊びだぜ?」

澪「勉強だろ…」
 「ていうか今遊びって言ったろ…」

律「でも思い出作るぶんにはいいんじゃねーの?」
 「それに勉強ばっかじゃなくて息抜きも大事だって」

唯「今メールしたらあずにゃんも遊び行きたいって!」

澪「仕方ないな、今度梓も加えて話し合うか」



199 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:12:02.54 ID:6wVqJwDO

翌日の平沢家!

ピンポーン

憂「はーい」ガチャッ
 「あ、みなさんこんにちは」

澪律紬梓「おじゃましまーす」

承太郎「久しぶりだな」

憂「お姉ちゃん、みなさん来たよ!」

唯「みんな~、こっちこっち」

ゾロゾロ

澪「それじゃあ話し合い始めるか」

梓「あの…受験勉強とかは大丈夫なんですか?」

承太郎「行きたいって言っといていまさらじゃあないか?」
   「俺達も全員行きたいんだ。気にすることじゃあねーぜ」

梓「そうですか」フフッ

律「なぁ、今年は海じゃなくて山にしないか?」

唯「え~、今年も海がいいよ~」

澪「ジョジョはどうせ海だろ?」

承太郎「別に山でもかまわないぜ」
   「最後の合宿だ、全員で決めた方がいい」

澪「そうだな!」

唯「私山がいい!」

紬「りっちゃんの唯ちゃんの説得終わったみたいね」

律「それじゃあ山に行きたい人!」

唯澪紬梓「はーい」シュバッ

承太郎「それじゃあ山で決定だな」



200 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:12:37.13 ID:6wVqJwDO

梓「あの、山は山でも夏フェスなんてどうですか?」

澪「夏フェス私も行ってみたかったんだ!」

唯「夏フェスって山であるの?」

律「ああ。山の中が会場でいろんなバンドがくるんだぜ~」

承太郎「だがチケットなんかは大丈夫なのか?」

さわ子「仕方ないわね~。はい、あげる」ピラッ

承太郎「悪いな、わざわざチケットを届けに来てくれたのか」
   「俺達はいい担任を持ったもんだぜ」
   「ってわけで今日はもう帰ってくれ」

さわ子「私も行くわよ!」

律「それよりいつ来たんだよ…」

澪「私も夏フェスデビューか~」

梓「私も野外ライブ初めてです!」

さわ子「そんなにのんきに構えてると負けるわよ~?」

律「何にだよ…」

さわ子「夏によ!」

承太郎「こいつらの精神力は前に比べてずいぶん成長した」
   「おそらく負けることはないと思うぜ」

さわ子「ならいいけど…承太郎君が認めてるならそうなんでしょうね」



201 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:13:08.89 ID:6wVqJwDO

夏フェス当日早朝の集合場所!

梓「バス来ちゃいましたね」

律「まったく~、ジョジョとさわちゃんは何してんだよ!」

承太郎「…」ズルズル

紬「あれ承太郎君じゃない!?」

唯「ほんとだ!荷物おっきいね、引きずっちゃってるよ!」

澪「あれ人に見えないか…?」

承太郎「遅くなったな」ポイッ

ドサァッ

さわ子「い…痛い…」

律「さわちゃん…」
 「何でこんなことになってんだよ…」

承太郎「昨日ライブで朝まで飲んでたらしい」
   「道でつぶれてたところを俺が見つけたんだ」

梓「承太郎先輩がいなかったら大変でしたね…」



202 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:14:26.76 ID:6wVqJwDO

バスの中!

唯「酔った…」

さわ子「奇遇ね…」

承太郎「…平沢、あいつの隣に行ってくれないか?」

唯「動けない…」

承太郎「…絶対に吐くんじゃあないぞ」

唯「大丈…夫…」

澪「このバンドとこのバンドは絶対見る!」

律「同じ時間で会場違うから無理だろ…」

紬「私焼きそばが食べたい!」

唯「う…大声出されたら…」

承太郎「お前ら騒ぐなッ!」ドドドドドドドドドドドド

梓(承太郎先輩かなり必死だ…)

休憩所!

承太郎「…」グデッ

律「…かなり精神すり減らしたみたいだな」

梓「補助席に座ったらどうですか?」

承太郎「…そうするぜ……」

唯「あれ?承太郎君どうしたの?げっそりしてるよ?」

承太郎「…お前のせいだ」
   「…帰りは酔い止め飲んでくれ」

唯「?」
 「うん、そうする」ニコッ

承太郎(…これが悪気のない笑顔か…)
   (…真鍋達の気持ちがわからなくもないな)



203 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:14:57.03 ID:6wVqJwDO

梓「唯先輩治ったんですか?」

唯「休憩したら治ったよ~」

紬「みんな、そろそろ時間よ~」

夏フェス会場!

ザワザワ

唯「人がいっぱい…」

梓「よかったですね、唯先輩また酔わないで」

承太郎「ああ」
   「おかげで俺も回復したぜ」

さわ子「さあみんな、のんびりムードはここまでよ!」

律「一番のんびりしてたの誰だよ…」

承太郎「…おごってやるからまた酔いつぶれててくれないか?」

さわ子「もう昨日までの私じゃないの…」
   「さあ、今夜の寝場所を確保するわよ!」

キャンプエリア!

承太郎「…テントで埋まってるな」

さわ子「出遅れたわね…」
   「仕方ないわね、斜面で我慢して」

唯「寝るときに頭に血がのぼらない?」

律「上向けよ…」



204 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:15:38.28 ID:6wVqJwDO

さわ子「承太郎君、テント組み立てるわよ」バサッ

承太郎「ああ」カンカン

澪「どんどん出来上がっていく…」

さわ子「はい、完成よ!」

律「こういう時に男がいたら楽だな~」

さわ子「喋ってる暇はないわよ!」
   「飲み物持って日焼け止めして虫除けスプレーして!」
   「あら、ムギちゃんスニーカーじゃないの?」

唯「私のビーチサンダル貸してあげるよ。川で遊ぼうと思って持ってきたんだ~」

紬「ありがとう唯ちゃん♪」

さわ子「…」フフッ
   「さあ、行くわよ!」



205 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:16:30.27 ID:6wVqJwDO

夏フェス会場内!

さわ子「まずは会場の説明をするわね」
   「メインの『ファイヤーステージ』」
   「裏メインの『サンダーステージ』」

澪「主にこの二つを往復するんですね!?」

律(朝からずっとテンション高いな…)

さわ子「そうね」
   「あとは若手が出る『屋内ステージ』とかもあるわ」
   「それぞれチェックしてね」

承太郎「ああ」
   「それじゃあ行くか」

ファイヤーステージ!

ザワザワ

澪「…」

承太郎「おい、大丈夫か?」

澪「うん…でも実際来てみると暑いし人多いし…」

『おいてめぇらッ!』
『盛り上がっていくぜィィィイイーーーーーーーーーーッ!』



206 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:17:16.18 ID:6wVqJwDO

ジャカジャカジャカジャカ♪

唯「すごい音おっきいね!」

承太郎「…やかましいな」

梓「…やかましくて当たり前です」

承太郎「…メンバー全員仮面を被っているが」

梓「『石仮面』ってバンドです」
 「結構人気ありますよ」
 「観客の掛け声にすごく特徴があるんです」

観客「族長(オサ)!族長(オサ)!」

承太郎「…宗教じみてないか?」

梓「まあ…それだけ熱心なファンなんですよきっと」

澪「これが夏フェス…」

観客「族長(オサ)!族長(オサ)!族長(オサ)!族長(オサ)!」

澪「これが…」
 「WRYYYYYYYYYッ!」

唯「澪ちゃんが人間を超越したッ!」
 「これが夏フェスデビューだよッ!」

律「どんなデビューの仕方だァァアーーーーッ!」



207 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:17:58.23 ID:6wVqJwDO

さわ子「みんな!次のステージに移動するわよ!」
   「屋内ステージで私の一押しバンドが演奏するの!」

承太郎「一人で行ってくればどうだ?」

さわ子「そう?じゃあ行くわね!」ダダダダ

澪「律、私達もサンダーステージに行こう!」

律「仕方ないな~、唯達はどうする?」

唯「私はこのバンドまだ聞きたいから残るよ」

律「そうか」

澪「よし、行くぞ律!」タタタタ

律「じゃああとでな」
 「待てよ澪~!」タタタタ

承太郎「走れないのか?」

紬「うん…」

承太郎「…それなら今のうちに昼飯を買っておくか」

唯「そうだね!」



209 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:19:54.91 ID:6wVqJwDO

屋台!

ズラッ

紬「焼きそばすごく並んでる…」

唯「大丈夫!一緒に並ぶよ!」

店員「さっせーん!あと十食で売り切れーっす!」

紬「…」シュン

承太郎「…大丈夫だ、また機会はある」

紬「…そうよね!」
 「承太郎君が食べたいものを食べましょう!」

インドカレー屋「すいません売り切れです」

承太郎「…」
   「…おい」

インドカレー屋「なんでしょうか?」

承太郎「…こんなにでかいイベントだ」
   「…客が大勢来ると思わなかったのか?」

インドカレー屋「まあ多少は…」

承太郎「だったらなぜ材料を多く仕入れてないッ!」ダンッ

インドカレー屋「ヒィッ!」

紬「承太郎君落ち着いてぇッ!」

梓「まあまた機会はありますよ」

承太郎「…今日この日に食うから意味があるんだ」
   「…この機会は二度とこないッ」

梓「さっきと言ってることが違ァァーーーーーうッ!」

唯「あ、りっちゃんからメールだ」
 「これからファイヤーステージに集合だって。行こっか」



210 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:20:57.82 ID:6wVqJwDO

その頃の屋内ステージ!

『メンバーの紹介をするぜ!』
『夏フェス最年少ギタリストッ!「音石明」ッ!』

ピロピロピロギュワーン♪

音石『表現できたぜ…俺のハートを!』
  『…表現できたぜぇぇぇ~~』
  『万雷の拍手をおくれ会場にいるボケども』

さわ子「いやぁぁあああ!」
   「最高ォォォオオオオ!」

結構後のファイヤーステージ!

律「次に見たいバンドまで時間あるな~」

承太郎「腹が減ったんだが」

唯「昼ごはん食べてないしね~」

澪「それじゃあ私晩ごはん買ってくるよ」

承太郎「俺も行くぞ?荷物があるだろう?」

澪「大丈夫。みんなと待っててくれ」

律「それじゃあ私らは川で待ってるな」



211 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:22:22.68 ID:6wVqJwDO

川!

澪「お~い!」タタタタ

律「お、帰ってきた」

澪「『石仮面』のTシャツと仮面売ってた!」
 「着てみた!」
 「そして仮面をつ…」

律「…また人間を超越しそうだからやめとけ」ガシッ
 「…で、飯は?」

澪「あ…」

紬「あ、承太郎君帰ってきた!」

承太郎「…」スタスタ
   「釣ってきたぞ」ドサッ

梓「すごい…大漁じゃないですか!」

唯「これ何ていう魚?」

承太郎「ヤマメとイワナとニジマスだ」

紬「この大量の木の枝は何に使うの?」

承太郎「見ていればわかる」シュボッ

紬「焚き火?」

律「丸焼きか~」

承太郎「ああ」ドスッ

澪「私達も手伝うよ」

承太郎「大丈夫だ。手が生臭くなるぞ」ドスッ
   「…よし」
   「あとは焼き上がるのを待つだけだ」

さわ子「みんな、たこ焼き買ってきたわよ…ってすごい魚の量ね!」

唯「ありがとうさわちゃん!」

梓「承太郎先輩が釣ってきたんです」

さわ子「すご…」

律「それじゃあたこ焼き食って焼けるの待っとくか」



212 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:23:16.51 ID:6wVqJwDO

夜!

唯「まさかお風呂に入れるなんてね~」

律「ああ、さっぱりしたな~」

紬「Tシャツみんなお揃いね♪」

澪「そうだな」フフッ

さわ子「…私先に寝るわね」

律「寝るの早くない?」

さわ子「ヘドバンしすぎて疲れたのよ…」
   「あんまり夜更かししちゃダメよ」
「   それと問題のある行動はしないでね?」

唯「大丈夫だよ~」

承太郎「歩いて回るか?」

梓「そうですね」

澪「それじゃあ行こうか」

屋台のある広場!

承太郎「…トイレに行ってくる」スタスタ

唯「それじゃあここで待ってるね!」

承太郎「すぐに戻る」スタスタ

澪「それにしてもいろんなお店があるな」

紬「ほんとね~♪」

男1「なあ、あそこにいる子達かわいくね?」

男2「ああ…すごく…ベリッシモかわいいな」

男3「声かけようぜ」スタスタ



213 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:24:30.15 ID:6wVqJwDO

男3「ねぇねぇ、君たち暇?」

律「…私らか?」

男1「そうそう。暇なら一緒に遊び行かない?」

澪(もしかして…ナンパ…?)ブルブル
 (ジョジョォ…ッ!)ブルブル

律「…私ら人を待ってるから」

男2「いいじゃあないか…」スッ

律「さわるなッ!」バチン

男2「ディ・モールト良いぞッ!」ヒリヒリ
  「君の健康状態はまちがいなく…」
  「『良好』だ!」ドドドドドドドドドドドド

律(…へ…変態だ……)ゾクッ

承太郎(…)スタスタ
   (ん?…誰だあいつらは…)
   (知り合いってわけじゃあなさそうだぜ)

男1「ねぇいいじゃんお姉ちゃん達~」

梓「絶対に行きません!」

唯「憂が知らない人についていっちゃダメって言ってたもん!」

男2「その大声…君達の健康状態もまちがいなく…」
  「『良好』だッ!」

唯梓「ヒィッ…」ブルブル



214 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:25:38.31 ID:6wVqJwDO

承太郎「…」スタスタ

紬「!」
 (承太郎君!)

男1「ん?後ろがどうかし…」クルッ
 「……ッ!」

男3「ねぇお嬢ちゃん、悪いことしないからさ~」

男1「…」ツンツン

男3「何だよ…」クルッ
  「あ……」

承太郎「…お嬢ちゃんなんて言われたのは初めてだな」

男3(それはあなたには言ってませんから…)

承太郎「…それで、何をして遊びたいんだ?」
   「…こいつらは俺の連れだ」
   「…こいつらと遊ぶならもちろん俺もまぜてもらうぜ」ドドドドドドドドドドドド

男2「すごくいい体格だ…」
  「君の健康状態はまちがいなく…」
  「『良好』だッ!」

男3「全員良好じゃねえかァァァアアアアッ!」ドゴッ

男2「へぶっ…」ピクピク

男1「あ、相手は一人だッ」
  「二人でいけばなんとかなる!」

男3「なんとかなるわけねぇだろ!」
  「俺は逃げるぜッ!」ダダダダ

男1「な…待てよ!」ダダダダ

承太郎「…忘れ物があるんだが」

男3「すみません!」ガシッ

男2「…」ズルズル



215 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:26:14.65 ID:6wVqJwDO

承太郎「…やれやれ、行ったか」
   「お前ら何もされてないだろうな?」
   「…何かされてたらあいつらにヤキいれなきゃならねえ」

澪「されてない!されてないから離れないでくれ!」グスッ

唯「すっごく怖かった…」グスッ

紬「本当…承太郎君が来てくれなかったら…」ウルッ

梓「承太郎先輩のおかげで無事でした…」グスッ

律「ジョジョ…」

承太郎「何だ?」

律「…すっげぇ…怖かったッ…」グスッ

承太郎「…ああ」
   「…もう大丈夫だ、俺が傍にいる」

律「…うん」グスッ



216 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:26:51.91 ID:6wVqJwDO

承太郎(…すっかりお通夜状態じゃなあないか)
   (本当なら今すぐあいつらを殴ってやりたいが…)
   (……)
   (…やれやれ)
   「…おい、姉ちゃん達今暇か?」

唯澪律紬梓「?」グスッ

承太郎「…暇なら…俺と遊びに行かないか?」

唯澪律紬梓「…」
     「…」クスッ

承太郎「…何笑ってやがる」

律「もしかしてナンパか?」ニヤリ

梓「初めてされた日に二回もされるなんて」フフッ

紬「夏フェスって怖いわね」フフッ

唯「ほんとだね~」ニコッ

承太郎「…早く答えを聞かせてくれないか」
   (…結構恥ずかしいんだが)

澪「そんなの決まってるだろ?」

唯澪律紬梓「よろこんで♪」ニコッ



217 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:27:42.80 ID:6wVqJwDO

丘!

唯「星綺麗だね…」

律「そうだなぁ…」

澪「夏フェスすごかったな…」

紬「そうね。迫力っていうか…」

梓「すごく楽しかったです」
 「…」
 「…これが最後になっちゃうのかな」ボソッ

承太郎「…」
   「…また来年も来ればいい」
   「…今度はお前の受験勉強の時間を削ってな」

梓「!」
 「…はい!」ニコッ

澪「…ジョジョ、どこにも行かないでくれよ?」

承太郎「…今度は大丈夫だ」

澪「そうじゃなくて…」
 「…ずっと私達と一緒にいてほしいんだ」

承太郎「…何だいきなり?」

澪「…何ていうか…ジョジョがずっと遠くに行っちゃいそうで…」

承太郎「…」
   「…やれやれ、呪縛のレベルじゃあないか?」

澪「…ごめん」

承太郎「いいさ」
   「…俺もお前らといるのは悪くないと思ってるからな」

澪「!」パァッ



218 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:28:35.91 ID:6wVqJwDO

唯「よかった…」

紬「ほんとね…」

律「うん…」

梓「ですね…」

承太郎「…何だみんなして」

紬「実はこんな話少し前にしてたの」

唯「それでみんな不安になっちゃって…」

梓「でも安心しました」

律「罪深い男だな~」
 「こんなに美女を不安にさせて」

承太郎「…もう俺の話は終わりだ」

律「それじゃあ夏フェスの話でもするか」

梓「やっぱりプロってすごかったですね」
 「足下にも及ばないです」

唯「ん~そうかな?」
 「私は私達の方がすごいと思う!」

律「お前プロ相手になんてことを…」



219 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/19(木) 19:29:07.00 ID:6wVqJwDO

唯「でもやっぱり私達の方がすごいよ!」
 「一体感というか…『スゴ味』が!」

承太郎「そうだな…」
   「お前達も俺も『成長』している」
   「『スゴ味』に関して言えば今日来ていたバンドにも負けていない」

澪「やっぱり放課後ティータイムはすごいバンドだよ!」

梓「そうですよ!私達はプロにも負けません!」

紬「今度は演奏する側で夏フェスに来ましょう!」

唯澪梓「おー!」

律「…まったく」
 「でも夏フェスで演奏できたらすごいな!」

唯「うん!」

承太郎「……」
   「…これからもずっと全員でバンドができればいいな」

律「そうだな!」

紬「うん!」

梓「そうですね!」

澪「ああ!」

唯「うん!」
 「ずっと…ずーーっと!」



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