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唯「ペルソナ?マヨナカテレビ?」#後編 【クロス】


唯「ペルソナ?マヨナカテレビ?」 より
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309066210/l50

唯「マヨナカテレビ?」#前編
唯「マヨナカテレビ?」#中編
唯「マヨナカテレビ?」#後編

上3つは安価ありバージョンで、未完です。
下3つは書き直して完結しています。

唯「ペルソナ?マヨナカテレビ?」#前編
唯「ペルソナ?マヨナカテレビ?」#中編
唯「ペルソナ?マヨナカテレビ?」#後編




192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:14:17.53 ID:wsiSRYmP0

──通学路(登校中) 朝 霧

唯「霧晴れてないね…」

憂「この時間帯ならいつも晴れてるはずなのに」

唯「眼鏡かけたら見えるようになるかなー?」

憂「どうだろう」

唯「ジュワッ!」

>眼鏡をかけてみた

唯「むむ!?かけたほうがはっきりと見えるよ!」

憂「うそ!?」

唯「憂も眼鏡かけてみなよ~」

憂「……ほんとだ」

唯「どういうことなのかなあ?」

憂「テレビの中の霧が、現実に流れ出てるのかもしれない」

唯「ええ!?」





193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:19:21.52 ID:wsiSRYmP0

──学校(教室) 午前 霧

>今朝の憂との会話をみんなに話した…

律「……」

澪「どうしてテレビの中の霧が現実に?」

紬「テレビの中で何か起こってるのかもしれない」

唯「これは調査する必要があるね!」

律「その前にちょっといいか?」

澪「どうしたんだ律?」

律「これを見てほしいんだ」ドサッ

>ボロボロになったリュックだ
 何処かで見た気がする…

澪「このリュックがどうしたんだよ?」

唯「あ!このリュックってもしかして!」

律「そう、こないだのリュックだよ」

紬「…間違いないわ。ここに私の名前が書いてあるもの」



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:19:46.10 ID:wsiSRYmP0

澪「でもリュックは影から逃げるのに使ったはずだろ。どうして律が持ってるんだ?」

律「朝起きたらテレビの映りが悪くてさ、お父さんがアンテナを調べてみたらこれがひっかかってたんだ」

紬「それってまるで……」

律「連続殺人事件の被害者と同じような見つかり方だろ?」

澪「やっぱりテレビの世界が関係してるのか…」

律「間違いないと思う。被害者たちはテレビの中に入れられたんだ」

紬「そこで影に殺されて、テレビの中から出てくるのね」

律「犯人はテレビの世界を凶器として殺人を行ってる」

紬「警察が捕まえられないわけね…」



196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:21:35.80 ID:wsiSRYmP0

唯「実はさわちゃんから聞いたんだけど……」

>今までさわ子先生に聞いた話をみんなにした…

澪「学校の中に犯人がいるかもしれないだって!?」

紬「でもそう考えるのが一番自然よね」

律「つまりこの学校にあるテレビから、中に入れたってことだよな」

澪「学校の中の誰かが犯人なのか」

紬「そうなるわ…」

澪「そうなるわって…そんなこと信じられないよ!」

律「私だって信じたくないさ。だけど、少しでも可能性があるならちゃんと検証しよう」

澪「……律」

律「きつい結末かもしれないけど、目を逸らしちゃいけないと思うんだ」

澪「…そうだな。みんなでよく考えてみよう」

>放課後、憂も呼んで部室で話し合うことにした
  本当にこの学校の中に犯人がいるのだろうか…



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:22:11.75 ID:wsiSRYmP0

──学校(部室) 放課後 霧

律「まずはこの学校の何処にテレビがあるのか確認しようぜ」

唯「そうだね」

紬「音楽室と視聴覚室、それと化学室に一台づつあったわ。どれも人が入るには十分な大きさよ」

唯「んーと、それから生徒会室と職員室だね」

憂「職員室のテレビは人が入るには小さすぎると思います」

澪「憂ちゃんの言う通りだ。あの大きさじゃ小さな子供でもないと入れない」

唯「生徒会室は人が入れそうな大きさだったけど、壊れて点かなかったよ?」

律「となると、生徒会室と職員室は除外かな」

紬「音楽室、視聴覚室、化学室の中のどれかってことね」

憂「生徒会長さんが行方不明なったのは放課後なんだよね、お姉ちゃん」

唯「うん。さわちゃんはそう刑事さんに聞いたって」

憂「3つの部屋は授業中以外は鍵がかかって入れません。それは放課後も例外じゃないはずです」

BGM:Speculation
    (http://www.youtube.com/watch?v=btok3ht7v5Q)
http://www.youtube.com/watch?v=btok3ht7v5Q





198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:23:01.07 ID:wsiSRYmP0

律「鍵は職員室で保管してるんだっけ?」

憂「はい」

律「生徒には犯行が難しいな…」

唯「分かった!生徒会室なら鍵かかってないよ!」

紬「たしか生徒会室も鍵がかかってたと思うわ」

澪「それに生徒会室のテレビは壊れててつかないんだろ?」

唯「…そうでした」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:24:17.37 ID:wsiSRYmP0

紬「実はね、生徒でも鍵を持ち出しできるの」

律「そうなのか?」

紬「ええ。私一度音楽室に忘れ物をしちゃったことがあって、鍵を借りて取りに行ったことがあるから」

澪「なら生徒にも犯行は可能だったってことになるぞ」

紬「そうとも言い切れないわ」

唯「どーゆーこと?」

紬「鍵を借りる際に、氏名、学年、クラス、鍵を借りる理由を事細かに記録帖に書かされるの」

澪「それなら被害者が行方不明になった日の放課後に、鍵を持ち出した人が犯人なんじゃないか!?」

紬「そう思ってお昼休みに調べてみたわ。その日に授業以外で3部屋の鍵が持ち出された記録はなかった…」

憂「犯人は教員の誰かなんでしょうか」

律「今のところのその可能性が高い」

澪「…そんな」



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:30:32.72 ID:wsiSRYmP0

律「あー!頭ん中ごちゃごちゃしてきたー!」

紬「…一息いれない?ケーキはないけど、買い置きのクッキーがあるから」

律「そーするか」

憂「ムギさん、私お手伝いします」

紬「ありがとう」

唯「……」

澪「唯?どうかしたのか?」

唯「あ、うん…。ちょっと気になることがあって」

澪「気になること?」

唯「なーにかひっかかるんだ。でもそれがなんなのか分からないの…」

唯「気分転換に外の空気吸ってくるよ」

澪「分かった。早めに戻ってきてね」

唯「りょーかーい」



203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:31:54.50 ID:wsiSRYmP0

>部室のドアを開けると目の前に梓が立っていた
  …いつからドアの前にいたのだろう

唯「あ、あずにゃん…」

梓「こんにちはです唯先輩」

律「梓だって?」

梓「どもです」

唯「どうしたのあずにゃん。今日部活はないんだよ?」

梓「憂が部室のほうへ行くのを見かけたので、気になって後を追いかけてきました」

律「……」

唯「そだ、よかったらこれから一緒にお茶どーかな?」

梓「…なんの集まりなんですか?部活動は禁止されていましたよね」

律「たまにはみんなで集まって話すのもいいんじゃないかって思ってな。梓も今呼びに行こうとしてたんだ」



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:32:33.01 ID:wsiSRYmP0

梓「せっかくですが、お断りさせていただきます。これから用事がありますので」

律「そっか…」

梓「失礼します」

唯「あ、あずにゃん!」

>梓は帰ってしまった…

澪「…梓はなんだって?」

律「用事があるから帰るとさ」

紬「そう…」

憂「梓ちゃん、ドアの前で私たちの話を聞いていたんでしょうか」

唯「……」



206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:33:21.70 ID:wsiSRYmP0

>外の空気を吸うために屋上へやってきた
  相変わらず辺りには霧が立ち込めている…

唯「(音楽室…視聴覚室…化学室…)」

唯「犯人はどこから被害者をテレビに入れたんだろ…」

唯「……」

>頭の中でなにかがひっかかっている
 漠然とした違和感…

唯「(犯人は生徒?でも鍵は簡単には持ち出せない)」

唯「(そうすると犯人は教員の誰かってことになっちゃう…)」

唯「……」

>一番可能性が高いのは……



210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:39:43.51 ID:wsiSRYmP0

1.田井中律  5.中野梓

2.秋山澪    6.鈴木純

3.琴吹紬    7.真鍋和

4.平沢憂    8.山中さわ子


>>215




214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:40:29.36 ID:gon/hBWeO

いや8じゃん?



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 18:41:11.93 ID:lz2PJ3Fx0






221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:01:25.68 ID:wsiSRYmP0

律「さわちゃんが犯人?」

紬「教員で鍵も自由に持ち出せるし、警察にもお友達がいる…」

憂「たしかに一番可能性が高いです」

さわ子「私がなんだって?」

唯「さ、さわちゃん!?」

律「おどかすなよー!」

さわ子「なによ、ちゃんとノックしたじゃない」

紬「さわ子先生に質問があるんですけど…」

さわ子「なにかしら?」

紬「生徒会長さんが誘拐された日った放課後、なにしてましたか?」

さわ子「…っ!?」



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:03:09.75 ID:wsiSRYmP0

澪「ど、どうしたんですか?」

さわ子「……」

律「なんで答えてくれないんだよ、さわちゃん…」

憂「まさか…」

さわ子「ええ…そうよ…」

澪「そ、そんな!」

紬「……」

さわ子「行ってたわよ!友人の結婚式に!」

唯「……え?」



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:07:54.35 ID:wsiSRYmP0

さわ子「そりゃ長年来の友達だし?嬉しいけど…ショックよね…」

澪「……あの」

さわ子「なによ!?」

澪「ひぃ!ごめんなさいー!」

律「えっと、つまりその日は学校にいなかったってこと?」

さわ子「そうだけど、それがどうかしたの?」

唯「(さわちゃんじゃなかった…?)」

さわ子「あら!クッキーがあるじゃない。私もいただこうかしら」

紬「は、はい。今紅茶を淹れますね」

さわ子「ありがとー」

さわ子「言い忘れてたけど、部活動は禁止なんだからもうちょっとしたら帰るのよ?」

>真相は分からないまま部室を後にした…



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:11:29.41 ID:wsiSRYmP0

──数ヵ月後

唯「……ほんとに引っ越しちゃうの?」

澪「…ごめん」

律「どうにもなんないのかよ」

澪「わ、私だってほんとは嫌だ。でも霧は晴れないし、この町は物騒だってお父さんとお母さんが」

>霧が出てからというもの犯罪発生率、交通事故発生率が異常に高くなっていった
 これも霧の影響なのだろうか…

紬「…この町は終わりなのかもしれない」

紬「私もね、海外に引っ越すことが決まったの」

唯「ムギちゃんも?」

律「二人とも本気かよ?あれから殺人事件は起こってないけど、犯人は捕まってないし…」

律「梓だって…見つかってないんだぞ?」

>梓はあの日部室の前で会って以来、行方が分からなくなっている…



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:12:26.18 ID:wsiSRYmP0

律「…唯んとこも引っ越しの話出てるのか?」

唯「……っ」

律「あー!もーいーよ。何処へでも行っちまえ。…私は一人になっても探すぞ」

唯「りっちゃん……」

>仲間との絆はたしかなものだったはずだ
  どうしてこんなことになってしまったのだろう…

>町の霧はいまだに晴れない……











ED:I'll Face Myself
 (http://www.youtube.com/watch?v=WFfSUBpLPdk&feature=related)
http://www.youtube.com/watch?v=WFfSUBpLPdk&feature=related







おしまい




226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:13:33.39 ID:udUD78v40

おいBADENDかよおい



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:13:59.72 ID:lz2PJ3Fx0

>最後の推理でバッドエンドかトゥルーエンドに分岐予定です
トゥルーエンドの方もお願い!





228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:14:06.56 ID:wsiSRYmP0

さわちゃんのアリバイを出してなかったのは一度はBADENDに行ってほしかったから云々
>>206に戻ります



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:24:03.68 ID:wsiSRYmP0

澪「……嘘だろ?」

律「生徒会室の鍵はなんなく持ち出せるとして、テレビはどうするんだよ?」

澪「そ、そうだ。たしか生徒会室のテレビが壊れてるって言ったのは唯じゃないか」

唯「たしかにテレビは壊れてたよ。テレビ本来の機能はね…」

紬「入り口の機能は果たしていた……」

唯「うん」

澪「でもムギが前に試したときは入れなかったって!」

紬「きっと無理だろうと思って試してはいなかったの」

律「確かめよう、和に…」



232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:24:47.65 ID:wsiSRYmP0

──学校(生徒会室) 放課後 霧

>和が一人で仕事をしている
  都合がいい…

和「珍しいわね、みんな揃って生徒会室にくるなんて」

律「ちょっと確かめたいことがあってな」

和「それにしては大勢じゃない?」

唯「生徒会長さんが誘拐されちゃった日、和ちゃんは何してたの?」

和「ええと…、たしか生徒会室で今みたいに仕事してたと思うわ」

紬「副会長さんが誘拐された日も?」

和「ええ。でもなぜそんなこと聞くの?」

憂「二人が最後に目撃されたのは学校なんです」

和「つまり学校で誘拐された可能性が高いってことね…」

和「……それで私が怪しいと」

律「ああ」



233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:25:53.66 ID:wsiSRYmP0

和「同じ生徒会役員である私が怪しいのは分かるけど、二人を誘拐するのは不可能よ」

和「一介の女子高生である私が誰にも見つからずに誘拐、そして殺害して吊るすなんてできっこないもの」

唯「……」

和「少し考えれば分かることじゃない」

憂「テレビがあれば、和さんにも犯行は十分に可能です」

和「あのね、唯には前に教えたんだけどテレビは壊れてるの。使えないわ」

唯「たしかに使えなかったね」

和「でしょう?やっぱり私には無理よ」

澪「和……」

和「澪なら分かるわよね?」

澪「どうして疑問に思わないんだ?」

和「……え?」

澪「今の内容で、なぜテレビが出てきたことに疑問を抱かないんだよ!」

和「……」

澪「おかしいだろ!テレビがあれば犯行可能?中に入れるって分かってなくちゃ言えないことだ!」



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:26:29.17 ID:wsiSRYmP0

澪「それに疑問を抱かないってことは…」

和「……」

唯「和ちゃん。お願いがあるんだ」

和「なにかしら」

唯「テレビの画面を触って欲しいの」

和「…なぜ?」

唯「それで全てがはっきりするからだよ」

和「……」

律「頼むよ、和。無実を証明するためにも触ってくれ」

澪「和!!」

和「……参ったわね」



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:27:33.21 ID:wsiSRYmP0

和「絶対バレない自信があったのだけど、まさかあなたたちに追い詰められるなんてね」

律「認めるんだな…」

和「そうよ、会長と副会長をテレビに入れたのは私」

澪「ど、どうして二人を殺したんだ!?」

和「澪、人聞きの悪いこと言わないでよ。殺してないわ。入れただけ」

紬「入れてしまったのは事故だったってこと?」

和「あの日、会長と口論になってね。内容は今後の生徒会の方針だとかそんなところ」

憂「それだけの理由で会長さんを…」

和「だから違うわよ。口論が過熱して、ついとかうっかりってあるじゃない?」

和「もみ合ってるうちにテレビの中に入れちゃったの」

律「殺すつもりはなかったっていうのかよ?」

和「まさかあんなことになるなんて思わないもの。悲しい事故だった」



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:29:59.98 ID:wsiSRYmP0

唯「副会長さんは?」

和「……」

唯「会長さんのことで、テレビに人を入れると死ぬって分かったのに、どうして副会長さんを入れたの!?」

和「怖かったの」

紬「副会長さんは事件のことを独自に調べていたからね」

和「そうよ。早い段階で私が犯人なんじゃないかって問い詰めてきた」

和「立証なんてできないんだから放っておいてよかったのだけど」

和「けどね、もしかしたら…ひょっとしたら…」

和「そんな考えがふつふつと湧いて、怖くなってしまった。気がついたらテレビの中に入れてたわ」

憂「……ひどい」

和「で?これからあなたちは私をどうするの?」

律「警察に行って自首してもらう」

和「それは困るわね…」



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:36:23.45 ID:wsiSRYmP0

和「ここで人生を棒にふるわけにはいかないもの」ダッ!

唯「和ちゃん!!」

和「私を捕まえたいなら、追ってきなさい」スゥ

>和はテレビの世界に逃げた

憂「やっぱり生徒会室のテレビは使えたんですね」

唯「……」

澪「……」

律「二人とも大丈夫か?」

唯「う、うん…」

澪「和が犯人だったなんて……」

律「信じたくないのはみんな一緒さ。今は落ち込んでるときじゃない」

澪「……」



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:36:52.29 ID:wsiSRYmP0

律「決着をつけに行こう。私たちのためにも、和のためにも」

澪「和のため…」

唯「行こう」

憂「行きましょう」

紬「和ちゃんのために!」

澪「…そうだな、行こうみんな!」

>生徒会室のテレビから、中に入った…



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:37:49.03 ID:wsiSRYmP0

──テレビの中(禍津桜が丘高校)

憂「…ここは…学校でしょうか」

律「みたいだな。きっと和が作り出した空間なんだろうぜ」

唯「澪ちゃん、和ちゃんは何処にいるか分かる?」

澪「……屋上から和の気配を感じる」

律「そこが最後の舞台ってわけか…」

唯「和ちゃん、今行くよ!」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:38:08.45 ID:wsiSRYmP0

>屋上にやってきた…

唯「和ちゃん!」

和「思いのほか早かったわね。そんなに私を警察に突き出したいの?」

澪「間違ってることを正してあげるのも、友達の役目だから…」

和「ご高説どうも」

律「和…もうやめにしよう…。私たちだって和と戦いたくないんだ」

和「なら見逃してくれないかしら?」

紬「それはできないわ」

憂「罪はちゃんと償わないといけないんです」

和「そう…残念ね…!」カッ

唯「…!?」



241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:38:27.89 ID:wsiSRYmP0

persona_mon5_aa.png

BGM:A New World Fool
    (http://www.youtube.com/watch?v=8RE3h-SOdYQ&feature=related)
http://www.youtube.com/watch?v=8RE3h-SOdYQ&feature=related







242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:38:59.40 ID:wsiSRYmP0

唯「ギー太…?」

律「唯のイザナギとそっくりだけど、あれは…」

憂「禍々しい感じがします…」

和「あはは!なんだか今とっても気分がいいの!解き放たれたっていうのかしら?」

和「今なら誰にも負けない気分よ!さあ、かかってきなさい!」

澪「サポートは任せろ!」

紬「よろしくね、澪ちゃん!」

憂「コノハナサクヤ、お願いっ!」

律「ここで決めるぞ、唯!」

唯「うん!」

和「蹴散らしなさい、マガツイザナギ!!」



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:44:10.80 ID:wsiSRYmP0

>マガツイザナギの空間殺法!
 唯たちに大ダメージ!

唯「うぅ…さすが和ちゃん…強い…」

紬「油断したらあっという間にやられちゃうわ」

律「澪!和のペルソナに弱点はないのかよ!?」

澪「…弱点は……ない…!」

紬「地道に攻めるしかないわけね」

和「ちんたらちんたらと…、あなたたちやる気あるの!?」

>マガツイザナギの空間殺法!

唯「させない!ギー太!!」

>ギー太のスラッシュ攻撃!

和「あら、怖い」サッ

>しかしかわされてしまった!

唯「わわ!」ドシン

>唯はバランスを崩してダウン!



244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:45:05.40 ID:wsiSRYmP0

和「あっけない幕切れね…唯!」

唯「…っ!」

憂「おねーちゃーん!」

>コノハナサクヤの火炎魔法!

和「ちっ!」

>しかしガードされてしまった

憂「ムギさん、今のうちにお姉ちゃんをお願いします!」

紬「分かったわ!大丈夫、唯ちゃん?」

唯「あ、ありがとムギちゃん、憂」

>ムギは唯を助け起こした

和「油断しちゃった。でも次はそうはいかないわよ」

律「正面から突っ込んでも返り討ちに会うだけだな」

澪「どうすれば…」

紬「私に作戦があるわ……」



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:45:40.53 ID:wsiSRYmP0

紬「和ちゃんの大技には事前に溜めの動作があるの」

唯「うんうん!私もそれに気付いたからさっき攻撃をしかけたんだよ!」

律「見事に避けられてたけどな」

唯「はい…」

紬「致命的な隙ではないからね。だから……」ゴニョゴニョ

和「…作戦タイムはもういいかしら?」

律「終わるまで待ってくれるなんて、ずいぶんサービスがいいじゃないか」

和「なにをしても無駄だもの」

唯「やってみないと分からないよ!」

和「さあ、どうかしらね!」

>マガツイザナギの空間殺法!

唯「隙あり~!」

和「だから読んでるわよ」サッ

唯「う、うわー!」ドザー

>唯は派手にダウンした…



246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:45:53.10 ID:wsiSRYmP0

澪「(わ、ワザとらしい…)」

和「じゃあね、唯…」

和「…と見せかけて律が後ろから攻めるんでしょう?」ガキン!

律「くっ!バレてたか!」

和「唯のダウンも演技。挟撃する作戦だったのだろうけど、まだまだね」

>律の攻撃を弾き飛ばした

和「これでチェックよ、唯!」

>しかし唯の姿はない

和「(後方に退いてる!?なぜ…そういえばムギと憂の姿が見えない…!)」

紬「タケミカヅチ!」

憂「コノハナサクヤ!」

和「上空!?」

>和に電撃魔法、火炎魔法が襲いかかる!

和「(避けきれない!ガード!!)」



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:47:07.17 ID:wsiSRYmP0

和「(ぐっ…反動で身体が動かない…!)」

律「唯、いけぇえええええええ!!」

唯「ええいっ!!」

和「…っ!?」

>イザナギのスラッシュ攻撃!

和「きゃああ!!」

>和は吹き飛んだ!

律「やったのか?」

澪「和からペルソナの反応は消えている。気絶したんだと思う」

紬「全部終わったのね…」

律「そうと決まれば和を連れてここから出よう。また影が集まってくるとも限らないしな」

唯「……」

憂「お姉ちゃん大丈夫?」

唯「うん、平気…」



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:47:57.63 ID:wsiSRYmP0

澪「…これは」

律「どうした澪?」

澪「強い力を感じる…」

紬「まさかまた影が!?」

律「どこからだ?」

澪「和からだ!!」

>和がゆっくりと立ち上がる
  …その顔つきは別人のようだ

和?「なるほど、己の影を退けてきただけのことはある」

紬「和ちゃん、なにを言ってるの?」

澪「違う!意識はもう和じゃない!」

律「おまえ…誰なんだ…」

和?「我が名はアメノサキギリ。霧を統べし者」



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:53:41.33 ID:wsiSRYmP0

憂「もしかして、現実世界で覆っている霧はあなたが…」

アメノサギリ
 「いかにも。まもなく世界は晴れない霧で覆われる」

唯「どうしてそんなことするの!?」

アメノサギリ
 「人間の望んだこと。我はそれを叶えたに過ぎない」

律「誰が望んだってんだよ!霧で覆われた世界なんてごめんだぜ!」

アメノサギリ
 「人間の強さでもあり、また弱さでもある心。我が解放するのだ」

アメノサギリ
 「心などという不確かなものに振り回される苦痛から」

澪「そんなこと思ってない!」

アメノサギリ
 「だが人間の大多数は違う。おまえたちのように強くはない」



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:54:26.57 ID:wsiSRYmP0

アメノサギリ
 「我が与えよう。すべての人間に等しく、心の平穏を」

アメノサギリ
 「霧の中で、人間は影として生まれ変わるのだ」

律「影ってあの化物たちになるってことかよ!?」

アメノサギリ
 「あの姿こそ、本来の己の姿。なんのしがらみもない真の自由を謳歌するカタチ」

紬「影のお化けたちは、人の心から生まれたっていうの?」

アメノサギリ
 「すべては人間の望んだこと。貴様らも霧の海へ消えるがよい」

律「はいそうですかって言うわけないだろ!たしかに人は弱いけど…」

澪「それを克服する強さは誰もが持ってるんだ!」

紬「例え一人じゃできなくても私が!周りの人がお手伝いすればいいの!」

憂「支えあって、一緒に悩んで苦しんで!そして人は強くなっていくんです!」

律「自分のために、誰かのために人間は強くなれるんだよ!!」

唯「それが私たちの…人間の強さ…!」



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:55:46.37 ID:wsiSRYmP0

アメノサギリ
 「ならばくるがいい。貴様らの言う人間の強さ、今一度確かめてやろう」

>和が黒い霧に包まれたかと思うと足元の影の中へ消えてしまった
  ……地響きがする

律「いよいよフィナーレだな。この戦い絶対負けられない」

唯「きっと勝てるよ。だっていままでみんなで乗り越えてきたんだから」

律「絶対に勝とう。みんなのために、この町に住む大切な人たちのために」

唯「とーぜんだよ!」

律「いくぜ相棒!!」

唯「よっしゃー!!」



252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:56:09.25 ID:wsiSRYmP0

persona_mon6_aa.png

BGM:Fog
    (http://www.youtube.com/watch?v=f3gEKpGD4D4&feature=related)
http://www.youtube.com/watch?v=f3gEKpGD4D4&feature=related







253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:56:57.42 ID:wsiSRYmP0

律「でかっ!!」

唯「目玉のオヤジ…」

澪「言ってる場合か!くるぞ!」

>火の雨が唯たちに降り注ぐ!

律「ジライヤ、吹き飛ばせ!」

>ジライヤの疾風!
  火の雨は消し飛んだ

アメノサギリ
 「無駄なあがきだ。全ては霧の海沈むさだめだというのに…」

唯「やってみなきゃ分からないよ!」

紬「唯ちゃん!ダブル電撃魔法よ!」

唯「がってん!」

>唯と紬の電撃魔法!

アメノサギリ
 「…ヌゥ」

澪「きいてるみたいだ!」



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 19:57:45.47 ID:wsiSRYmP0

憂「私だって…負けません!」

>憂は精神を集中して火炎弾を放った!

アメノサギリ
 「グォオオ…!」

律「これが、私たちの絆の力だっ!」

アメノサギリ
 「あくまで抵抗するか。よかろう、全力で貴様らを排除する」

>アメノサギリの身体から霧が噴出す!

憂「霧で姿が見えない…」

紬「ならまた魔法で攻撃しちゃうんだから!」

>しかし攻撃が届かない!

澪「だめだ、当たってない!」

アメノサギリ
 「ここで朽ちるがいい、人間」

>アメノサギリは力を溜めている…
  霧が消え、アメノサギリが姿を現した!



255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:03:16.65 ID:wsiSRYmP0

アメノサギリ
 「霧の海に沈め!!」

澪「まずい!みんな防御を固めろ!!」

>アメノサギリは目からビームを放った!
  唯たちに大ダメージ!

憂「きゃあ!」

澪「ぐぅ!!」

律「今のは…きいた…ぜ…」

紬「防御に徹してなったら危なかったわ」

アメノサギリ
 「耐えるか。ならばおまえたちが倒れるまで繰り返そう」

>アメノサギリの身体から再び霧が噴出す!

澪「これじゃ攻撃ができない…律!ジライヤの疾風で霧を吹き飛ばせないか!?」

律「任せろー!」

>ジライヤの疾風!
  しかしアメノサギリを覆う霧は晴れない…



256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:04:03.40 ID:wsiSRYmP0

アメノサギリ
 「諦めろ、人間。貴様らはここで死ぬさだめなのだ」

律「諦められっか!まだまだこれからだ!!」

律「踏ん張れ、ジライヤー!!」カッ

>激しい疾風がアメノサギリを襲う!
  アメノサギリを覆う霧が少しづつ晴れてきた!

アメノサギリ
 「…なん…だと?」

律「あがいて、もがいてここまで来た私たちに…諦めなんて言葉はないのさ…」

律「決めろ相棒!!」

唯「どーりゃー!!」

アメノサギリ
 「…っ!?」

>イザナギの急降下アタック!
  アメノサギリの目玉に剣を突き立てた!

アメノサギリ
 「オォオオオオオー!!」



257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:04:39.75 ID:wsiSRYmP0

アメノサギリ
 「……強い力だ」

紬「まだ!?」

澪「いや…さっきみたいな強い力は感じられない…」

律「私たちの勝ちなのか…?」

アメノサギリ
 「見事だ、人間よ。貴様らの世界の霧は晴らそう」

アメノサギリ
 「人間の望みこそ我の望み。さらばだ……」

>アメノサギリは霧散した…

憂「か、勝ったんですよね?」

唯「うん!大勝利だよー!」

紬「やったー!」ダキッ

澪「む、ムギ!?」

律「はは、やったぜこんちくしょー!」

>アメノサギリを打ち負かした!



258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:05:28.69 ID:wsiSRYmP0

和「…これでお終いか…私の完敗ね」

唯「和ちゃん…」

和「さあ、煮るなり焼くなり好きにしてちょうだい」

唯「……メッ!」コツン

和「いたっ」

唯「和ちゃんはね、人の人生を奪うっていうとてもいけないことをしたの」

唯「これから和ちゃんは生きて罪を償わないといけないんだよ。それが和ちゃんの罰…」

和「……」

唯「でもね、もし犯した罪に押し潰されそうになったら、溜まってるものを全部私に吐き出していいよ」

和「唯…」

唯「和ちゃんが罪を償う助けになりたいから」

和「あなたは本当に甘いわね…」

唯「えへへ、あずにゃんにも同じこと言われたよ」

和「でもだめ。この痛みは私だけのものだから…。私が一人で背負っていくわ…」



259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:05:59.38 ID:wsiSRYmP0

>テレビの中から出て、和を警察に引き渡した
  殺人事件が起こることはもうないだろう…

>アメノサギリを倒したことにより、霧も晴れ
  仲間とともに真実にたどり着くことができた

>仲間との絆はより強固なものになった



>そして数ヵ月後……



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:06:30.26 ID:wsiSRYmP0

──学校(部室) 放課後 晴

>憂も交えて放課後のお茶会を楽しんでいた

唯「むふふ、ムギちゃんの紅茶とケーキは絶品ですなー」

憂「お姉ちゃん、ほっぺにクリームついてるよ?」

唯「なんと!?」

梓「さすが唯先輩です。だらしのなさにさらに磨きがかかってます」

唯「いや~///」

律「そこは怒るところだぞー」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:11:56.03 ID:wsiSRYmP0

唯「あ、そういえばね、和ちゃんからお手紙が届いたんだ」

澪「和から?なんて書いてあったんだ?」

唯「みんなに聞いてもらおうと思ってまだ読んでないんだよ」

律「それじゃここは唯ちゃんに読み上げてもらいますか」

紬「そうね、それがいいわ」

唯「頼まれました!じゃあ読むよー…」

>『唯、久しぶりね。元気にしてるかしら?私は、少年院で罪を償う毎日よ
  突然の手紙を驚いているかと思うけど、どうしても伝えたいことがったの
  マヨナカテレビの噂…誰に聞いたのか思い出すことができないけど
  それをきっかけに私は力に目覚めた気がするの。力を授けられたというのかな…
  おそらく唯やムギもそうなんじゃないかしら。あれが誰だったか私には思い出せない
  この手紙が真実を知る助けになれば嬉しいわ』

澪「そういえば唯やムギのテレビに入る力って、ペルソナに目覚める前だったよな」

律「和の手紙の言う通り、先にテレビに入る力を唯たちに与えた者がいるってことか?」

憂「一体誰なんでしょうか…」

梓「……」



262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:14:05.52 ID:wsiSRYmP0

紬「私も、りっちゃんに聞く前に誰かから聞いた気がする…」

澪「マヨナカテレビの話?」

紬「ええ」

憂「誰だか覚えてないんですか?」

紬「たしか女の子だったような…」

澪「女の子…?」

律「唯は心当たりはないのか?」

唯「……あずにゃん」

律「梓から?」

紬「あ…私も梓ちゃんから聞いた…!」

梓「……」

唯「あずにゃんが…力をくれたの…?」

澪「ち、違うよな?梓はマヨナカテレビの話をしただけだろう?」



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:14:52.87 ID:wsiSRYmP0

梓「…ようやくここまでたどり着きましたね、先輩方…」

梓「正直無理なんじゃないかと思いましたが、杞憂のようでした」

律「梓、おまえなに言ってんだよ…」

梓「マヨナカテレビの噂を広めたのも、唯先輩たちに力を与えたのも私なんですよ」

紬「梓ちゃん、あたなは一体何者なの…」

梓「その答えはこれから分かりますよ。これからね……」スウッ

律「梓!?」

>梓の姿が消えた
  声が当たりにこだまする…

梓の声
 「真実が知りたければ追ってきてください。生徒会室のテレビの中で待ってます」



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:16:04.77 ID:wsiSRYmP0

憂「梓ちゃんが、全ての元凶だったなんて…」

律「ここへきてとんでもない事実が発覚しちゃったな」

澪「……どうするんだ?」

唯「決まってるよ、あずにゃんを追うんだよ!」

澪「いいのか?梓と戦うことになるかもしれないんだぞ」

律「覚悟の上だろ、唯」

唯「……うん」

律「今さらなかったことにはできないしな」

澪「……」

紬「行きましょう、生徒会室へ!テレビの中へ!」

憂「職員室で生徒会室の鍵借りてきます!」



265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:16:38.67 ID:wsiSRYmP0

──テレビの中(黄泉比良坂)

>以前テレビの中にきたときとは違う空間が広がっている
  床には紅いタイルが敷き詰められている。あたりはとても静かだ

>いつか見た夢の場所と同じだ…

憂「不思議なところですね…」

律「最終ダンジョンにしてはやけに地味だな」

紬「澪ちゃん、梓ちゃんはどこに?」

澪「あの坂の上から梓の気配を感じる」

唯「……っ」

>目の前には長く続く坂道がのびていた
  この上に梓がいる…



266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:17:17.77 ID:wsiSRYmP0

唯「あずにゃんきたよ!」

?「ようこそ。私は君たちを歓迎するよ」

>梓の隣に見知らぬ人物が佇んでいる…

律「…誰だ?」

?「私はイザナミ。この世界の創造主」

澪「創造主だって?どういうことだ…」

イザナミ
 「言葉通りだよ。私はこの世界の神とも言える存在」

梓「……」

律「おまえなんてお呼びじゃない。私たちはそこの梓に用があってきたんだ」

イザナミ
 「くく、まだ気付かないのかい?」

紬「……なにが言いたいの」

イザナミ
 「梓を現実世界にやり、力を与えるよう仕向けたのは全て私の指示だということさ」



267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:22:06.88 ID:wsiSRYmP0

憂「どうしてそんなことを!?」

イザナミ
 「人間の望みを知るために、そして叶えるために」

イザナミ
 「アメノサギリとて私の身体から生まれたもの」

律「つまりはあんたが本当の黒幕ってことだな」

イザナミ
 「そうさ。抑圧された人間の心を解放するため、霧で世界を覆い尽くしたが…」

イザナミ
 「君たちはアメノサギリを退けた。人間の可能性を示したのだ」

イザナミ
 「仕舞いには私の元までたどり着くという予想外の働きを見せた。全くもって素晴らしい」

紬「なら梓ちゃんを返して!」

イザナミ
 「残念ながらそれはできない。アズサは私の身体の一部だからね」

唯「そんな…」



268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:23:43.27 ID:wsiSRYmP0

イザナミ
 「アズサはいい仕事をしてくれた。しかし君に力を与えたのは予想外だったが…」

唯「…?」

イザナミ
 「私が指示したのは二人の人間だけだったはずだ。どうして彼女に、唯に力を与えた?」

梓「…申し訳ありません」

イザナミ
 「人間のいる環境に長く置きすぎたか…。まあいい、私の中に還るがいい」

>梓がイザナミの中へ消えてゆく…

梓「……せんぱ」

唯「あずにゃん!!」

イザナミ
 「さて、君たちはこれからどうする?」

律「決まってるさ!梓を取り返す!」

イザナミ
 「無理だと言ったろう。アズサは私の一部なのだ。万が一私を倒したとしてもアズサは戻らない」



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:24:34.84 ID:wsiSRYmP0

イザナミ
 「私が死ねばアズサも死ぬ」

澪「なんだって!?」

イザナミ
 「さあどうする?それでも私に挑むというのか。神であるこの私に」

唯「決まってるよ…」

憂「お姉ちゃん?」

唯「あなたがいたら、町はまた霧の海に沈むかもしれない」

イザナミ
 「そうしないという保障はできないね」

唯「ならここであなたを倒す!」

澪「か、神だかなんだか知らないけど、これ以上好きにはさせない!」

律「おう!澪の言う通りだぜ!」



270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:25:26.29 ID:wsiSRYmP0

唯「それに、あずにゃんは私に言ったんだ……」

唯「真実を探し出してって…助けてって…」

紬「なら迷う必要はないわ!」

唯「うん!あなたを倒して町を!あずにゃんを救う!」

唯「あずにゃん、今助けるから!!」

イザナミ
 「それが君たちの答えというわけか……」

イザナミ
 「いいだろう、今までの働きに敬意を評して全力で叩き潰してあげよう」

イザナミ
 「神の力、死もって思い知れ!!」カッ


BGM:The Genesis
    (http://www.youtube.com/watch?v=N_ghYuPzvqE&feature=related)
http://www.youtube.com/watch?v=N_ghYuPzvqE&feature=related






271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:26:20.11 ID:wsiSRYmP0

澪「なんて力だ…計り知れない…」

律「でも諦めない、だろ?」

澪「と、当然だ!今言おうとしてたんだ!」

伊邪那美大神
 「くるがいい。今一度、人間の可能性の力を見せてみろ」

憂「何度だって見せてあげます!」

紬「私たちは絶対に諦めないんだからー!」

>コノハナサクヤとタケミカヅチの魔法が伊邪那美大神を襲う!

伊邪那美大神
 「…今のが全力だとでも言うのか?」

澪「全くきいてない!」

律「なら直接ぶっ叩く!相棒!」

唯「りょーかーい!」

律「くらえっ!」

唯「せーいっ!」



272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:26:54.74 ID:wsiSRYmP0

>ジライヤとイザナギの攻撃!

律「ぐっ!堅い!」

澪「直接攻撃もきかないなんて…」

唯「もーいっちょー!」

>イザナギの攻撃!
  しかし、伊邪那美大神にダメージを与えられない!

伊邪那美大神
 「……この程度か。弱い、弱すぎるぞ人間!」

>伊邪那美大神のなぎ払い!

紬「唯ちゃん危ない!」

憂「おねーちゃーん!」

>紬と憂は唯をかばった!

紬「きゃああ!」

憂「ひゃうっ!」

>二人は気絶してしまった…



273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:31:58.14 ID:wsiSRYmP0

唯「憂、ムギちゃん!」

伊邪那美大神
 「自分の心配をしたらどうだ!?」

>伊邪那美大神のなぎ払い!

唯「…!?」

律「唯ー!」

澪「うわああ!」

>律と澪は唯をかばった!
 二人は気絶してしまった…

唯「そんな…りっちゃんと澪ちゃんまで…」

伊邪那美大神
 「神に挑んだ己の愚かさを悔やむがいい」

>伊邪那美大神の攻撃!

唯「ひぃうっ!」

>唯は倒れた……

伊邪那美大神
 「人間の力などこんなものか…。やはり人間は霧の海へ沈むべきなのかもしれない…」



274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:32:23.91 ID:wsiSRYmP0

────

───

>身体に力が入らない…
 やはり神には勝てないのか…

>……

>……聞いたことのある声がする

 「もう…おしまいなんですか?」

  ……

 「助けるって大見得きったくせに、かっこ悪いですよ」

 「この町を救うんでしょ?立ち上がらないと、ここで全部おしまいです」

  ……

 「……私は作られた存在ですけど」

 「先輩が大好きでした。優しくて暖かい先輩が大好きです……」

 「立ち上がってください唯先輩。みんなのために…できれば…私のために…」



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:32:59.97 ID:wsiSRYmP0

唯「……ぐっ」

>唯はゆっくりと立ち上がった…

伊邪那美大神
 「ここで立ち上がるか。諦めの悪さは評価しよう。だが往生際が悪いのも考えものだ!」

>神の雷が唯を襲う!

唯「ああっ!!」

>唯は食いしばった!

伊邪那美大神
 「なぜ倒れない?既に肉体は限界を超えているはず…!」

>神の雷が再び唯を襲う!

唯「…っっ!!」

伊邪那美大神
 「なぜだっ!?精神が肉体を凌駕したとでも言うのか……」

唯「心の力…だよ…」

伊邪那美大神
 「…なに?」



276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:34:29.22 ID:wsiSRYmP0

唯「私とみんなの…そして…あずにゃんとの絆の力だー!!」カッ

>唯のイザナギは伊邪那岐大神に転生した!

伊邪那美大神
 「こんな…こんなことが…!おまえの力は私が知る人間の範疇を超えている!!」

唯「あずにゃん…遅くなってごめんね…」

 「いいんです、唯先輩はちゃんときてくれましたから…」

伊邪那美大神
 「アズサ!おまえなのか!?この人間になにをした!!一体なにをしたのだ!!」

唯「うああああああ!!」

>真実を照らす光の刃が伊邪那美大神に降り注ぐ!

伊邪那美大神
 「馬鹿なぁああああああああああああああ!!」

>伊邪那美大神は光とともに消え去った…



277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:34:50.29 ID:wsiSRYmP0

梓「……唯先輩」ギュッ

唯「あずにゃん、私やったよ…」

梓「はい、ありがとうございます」

唯「……あずにゃんはこのまま消えちゃうの?」

梓「私はイザナミの一部ですから、そうなりますね」

唯「…やだ」ギュウ

唯「みんなとお茶して…練習して…ライブだって」

梓「……」

唯「これからだよぉ…これからなんだよ…ううっ…あずにゃん」

梓「唯先輩が私の心を解放してくれました」

唯「それだけじゃやだ!もっとあずにゃんと一緒にいたい!一緒に生きていたい!」

梓「……」

唯「このままお別れなんてやっぱり悲しいよ……」



278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:35:03.01 ID:wsiSRYmP0

梓「大丈夫です、きっとまた会えますよ」

唯「…ほんと?」

梓「唯先輩が信じている限り必ず」ニコッ

唯「信じるよ!私信じるから!」

梓「唯先輩……」

唯「あ、あずにゃん…?」

梓「さよなら…」

唯「あずにゃーん!!」



279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:41:08.43 ID:wsiSRYmP0

憂「…あれ…私は…」ムクッ

紬「目が覚めた?もう全部終わったわ」

憂「あ、梓ちゃんは?」

紬「……」

憂「そうですか…」

律「唯、梓は最後なんて言ってたんだ?」

唯「信じていれば…またあずにゃんに会えるって…」

澪「……梓」

唯「…ひっく!うぅ!あずにゃん、あずにゃん…!」

律「ゆ~い!」ギュッ

唯「…りっちゃん?」

律「今は思いっきり泣いていいよ。
  …思いっきり泣いて、泣いて、そして梓が帰ってくるのを信じよう」

唯「うん…うん…!」

澪「梓がそう言ったなら、きっと会えるよな。それまで私たちにできることをしよう」

紬「梓ちゃんがいつ帰ってきてもいいように、けいおん部を存続させないとね」



280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:41:37.20 ID:wsiSRYmP0

憂「わ、私けいおん部に入ります!それで部員もいっぱい勧誘して増やしちゃいます!」

律「そりゃ心強いな」

澪「ああ」

唯「みんな、ありがとう」

紬「唯ちゃんも頑張るのよ?」

唯「えへへ、そうだよね!」

澪「…帰ろう。私たちの部室に」

唯「うん!」


ED:Never More
   (http://www.youtube.com/watch?v=6pAb68IUR3E&feature=related)
http://www.youtube.com/watch?v=6pAb68IUR3E&feature=related






281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:43:26.88 ID:wsiSRYmP0

>そしていくつもの月日が流れ、唯たちが卒業するまで
  残り一週間をきろうとしていた……

憂「(意気込んでみたものの、結局入部してくれたのは純ちゃんだけ…)」

憂「(このままじゃけいおん部がなくなっちゃうよ~!)」

純「深刻な顔してどーしたの憂?けいおん部のこと?」

憂「うん…このままだと部員不足で廃部になっちゃう…」

純「来年になれば新入生も入ってくるし、なんとかなるでしょー」

憂「そうは言うけど…こんなときに梓ちゃんがいればな…」

純「梓?誰それ?」

憂「(そういえば梓ちゃんのことは、私たち以外みんな忘れちゃったんだっけ…)」

憂「……はぁ」

純「ため息多すぎー。あ!そうそう、実はビッグニュースがあるんだー」

憂「けいおん部に入ってくれる人がみつかったの!?」

純「いや、違うんだけど」

憂「……はぁ」

純「最後まで聞いてよ~。実はね……」



282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:44:11.92 ID:wsiSRYmP0

先生「席着いてー。SHRを始めますよー」ガラガラ

純「やば!先生きちゃった!」

先生「お早うございます皆さん。今日は皆さんに素敵なお知らせがあります」

憂「(私がなんとかして部員を確保しないと…)」ブツブツ

先生「今日からクラスに新しいお友達が増えます。さ、入ってきて」

 「は、はいです!」

>……懐かしい声がする

憂「……あ」

先生「自己紹介をお願い」

 「はい!今日からこのクラスのお世話になります!よよ、よろしくお願いします!」

先生「……な、名前は?」

 「す、すみません!」

 「私の名前は…………」




 お し ま い



284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:46:02.17 ID:wsiSRYmP0

これでほんとにおしまい
見てくれた人はまじサンキュー
今秋からP4Aが始まるからそっちもチェックしてね!




283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:44:34.35 ID:FJ7LiD8a0





285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:47:21.77 ID:udUD78v40

乙!
あずにゃーん!



286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:47:24.39 ID:6bJE/Gpm0

乙。やっぱ書き溜めてるとスムーズでいいね



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:47:43.44 ID:CyEFFQPs0





288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:55:04.04 ID:CfLKZ4OGO

おつおつ



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:57:47.62 ID:aIMGLN6LO





290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 20:59:02.09 ID:3odwJmrc0

長い間乙
ペルソナも見てみるかね



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/26(日) 21:08:02.40 ID:2luMalDF0

おつ





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