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憂「ご飯食べてから」#後編 【非日常系】


憂「ご飯食べてから」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251207453/
憂「ご飯食べてから」梓「にゃあ」より
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1251811576/

憂「ご飯食べてから」#前編
憂「ご飯食べてから」#後編




58 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:23:21.61 ID:6xjjDisTO

―――

紬「すごーい、唯ちゃん」

澪「本当に上達してるな」

唯「えへへっ」

律「唯のくせに、このっ、この」ツンツン

唯「えへへっ、これもあずにゃんのおかげだね」

梓「そんなことないです、唯先輩が頑張ったからです」テレッ

唯「あずにゃーん」ダキッ

梓「ちょ、ちょっと唯先輩」(まぁ、憂がいないからいいか)

紬「……」ウフフ





59 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:25:04.75 ID:6xjjDisTO

澪(唯はいいな、あんな風に自然にできて)

澪(私もあんな風に律に……///)

澪(律は男しか恋愛対象としか見てないから、私の気持ちに気づいてくれないし……)ハァ

律「澪、どうかしたのか?」

澪「何でもない……」

律(なんで不機嫌なんだ……?)



61 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:26:21.66 ID:6xjjDisTO

―――

紬「今日も唯ちゃんの家でギターの特訓したらどうかしら」

律「そうだな、1日であんだけ上達したんだし」

紬「それにその方が梓ちゃんも喜ぶと思うし」ニコッ

梓(!!!)

唯「えっ、そうなのあずにゃん?」

梓「……はい、先輩と練習するの楽しいですし」(憂もいるし///)

唯「あずにゃん、ありがとう、私頑張るよ」

紬「決まりね」ウフフ



62 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:27:50.90 ID:6xjjDisTO

―――帰り道(梓と紬の2人のみ)

梓「ムギ先輩」

紬「何?梓ちゃん」

梓「そ、そのムギ先輩は私の好きな人を知ってるんですか?」

紬「……お姉ちゃんに負けちゃだめよ、頑張ってね、梓ちゃん」ニコッ

梓「……は、はい、私頑張ります」ニコッ



63 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:32:48.76 ID:6xjjDisTO

――梓宅

梓「よし、準備できたです」

梓「今日こそやってやるです!!!」

梓母「うるさい、梓」



第3話完



69 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:45:37.28 ID:6xjjDisTO

――唯宅

憂「純ちゃんが梓ちゃんを……」

憂「応援するべきなのになんでこんな気持ちに……」ハァ

(朝撮った梓の寝顔の写真を見る憂)

憂「梓ちゃん……」ドキドキ

(次に朝撮った唯の寝顔の写真を見る憂)

憂「お姉ちゃん、やっぱり可愛いけど……」



70 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:46:40.10 ID:6xjjDisTO

憂「お姉ちゃんに対するドキドキと、梓ちゃんに対するドキドキは違うよ……」

憂「私はお姉ちゃんのことを1人の女の子として好きなんだと思ってたけど……」

憂「本当はお姉ちゃんとして大好きなだけなのかな……」

憂「でも今までに感じた気持ちはどう考えても……」

憂「……何がなんだかわかんないよおー」ハァ



72 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:50:11.71 ID:6xjjDisTO

――バタン

憂「!!!」

唯「ういー、ただいま」

(急いで写真を隠す憂)

唯「ういー、どうしたのそんなにあわてて?」

憂「なんでもないよ、おかえり、お姉ちゃん」アセッ

唯「……」ジー

憂(そんなに見つめないでお姉ちゃん///)



74 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:52:00.17 ID:6xjjDisTO

憂(ってあれ……そんなにドキドキしない)

唯「……隠し事はダメだからね、憂」

憂「う、うん、お姉ちゃん」

唯「わかったら、いいんだよー」ナデナデ

憂「うん///」(お姉ちゃんにこうされるとなんか落ち着く)



75 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:53:47.82 ID:6xjjDisTO

唯「そうそう、憂、今日もあずにゃんがお泊まりにくるんだよー」

憂「え、梓ちゃんが……」ドキドキ

唯「今日もギターの特訓するんだー」

憂「そうなんだ……よかったね、お姉ちゃん」

唯「うん、憂も嬉しいでしょー」

憂「えっ……うん」ドキッ



77 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:55:49.24 ID:6xjjDisTO

――ピンポーン

唯「おお、噂をすればなんとやらだねー」ニコッ

憂「……そうだね」

唯「はいはーい、あずにゃん、ちょっと待っててね」

――

梓「今日もよろしくね、憂」ニコッ

憂「う、うん」ドキドキ

憂「……もうちょっとで晩ご飯できるから待っててね」ドキドキ



78 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 00:58:19.81 ID:6xjjDisTO

―――

唯「おいしいー」モグモグ

梓「本当においしい、やっぱり憂は料理が上手だね」ニコッ

憂「う、うん……ありがとう///」ドキドキ

唯「憂、どうしたの?顔赤いよ」

憂「えっ、別になんでもないよ」(梓ちゃんを変に意識しちゃうよ///)



82 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 01:09:49.85 ID:6xjjDisTO

―――

唯「今日も一緒にお風呂入ろうよ」

梓「またですか……」

唯「うん、昨日楽しかったし」

梓「それは唯先輩だけですよ」(本当は私も楽しかったけど///)

唯「えぇー、いいよねー、憂?」



84 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 01:13:32.65 ID:6xjjDisTO

憂「えっ、えっと……」

憂(今、梓ちゃんとお風呂入ったら、本当におかしくなっちゃいそうだし///)ドキドキ

憂「今日は、1人ずつ入ろうよ」

唯「えぇー、なんでー」

憂「その、やっぱりせまかったし」

梓「それはたしかに」

唯「むー……」



86 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 01:20:27.68 ID:6xjjDisTO

唯「……わかったよー、今日は1人で入る」

憂「うん、ごめんね、お姉ちゃん」

梓(憂、どうしたんだろ……唯先輩と入りたくないのかな)

憂「そうだ、お姉ちゃんから入りなよ」

唯「わかったー……2人で私抜きで遊んじゃだめだよ」

憂「……うん」



89 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 01:24:51.61 ID:6xjjDisTO

―――

(憂と梓が部屋に2人きり)

梓(チャンスなのに……ドキドキして何も言えないよ)

憂「……ねぇ、梓ちゃん」

梓「う、うん、何、憂?」ドキドキ

憂「そ、その……梓ちゃんはお姉ちゃんのこと好きなの?」




90 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 01:27:19.09 ID:6xjjDisTO

梓「!!!」

梓「えっと……どういう意味で聞いてるの……?」

憂「そ、その……れ、恋愛的な意味で///」ドキドキ

梓(ひょっとして憂は私が唯先輩のことが好きだと勘違いしてるの……)

憂「……」ジー

梓(よし、ここは、正直に私は憂が好きだって言ってやるです)



93 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:01:34.12 ID:6xjjDisTO

梓「あのね、憂、私は唯先輩に恋愛的に特別な意識は持ってないよ」

憂「えっ、そうなの!!!」

梓「うん、唯先輩のことは先輩としては大好きだけど、そういう意識はないよ」

憂「……そうなんだ」(私、今凄いホッとしてる)

憂(この気持ちは、お姉ちゃんが梓ちゃんに取られることに対する安堵感じゃなくて……)

憂(……やっぱり私梓ちゃんのことが///)



97 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:09:50.97 ID:6xjjDisTO

梓「うん、だって、私は……」ドキドキ

(憂をまっすぐ見つめる梓)

憂(ひょっとして、梓ちゃん……)ドキドキ

梓「……わ、私が好きなのは……」ドキドキ

憂「……」ドキドキ



98 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:11:34.00 ID:6xjjDisTO

――バタン

憂・梓「!!!」

唯「ふぅー、気持ちよかったよー」

唯「……2人ともどうしたの、顔真っ赤だよ」

憂「な、何でもないよ///」

唯「本当にー」

憂「う、うん……、そうだ、梓ちゃんお風呂先行きなよ」

梓「……うん」



101 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:17:17.36 ID:6xjjDisTO

――風呂

梓「ううー、唯先輩の馬鹿」グスッ

梓「昨日も今日も私の邪魔して」グスッ

梓「あとちょっとだったのに」ハァ

梓「まぁ、またチャンスはあるよね……あるかな……」ハァ-



102 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:18:47.51 ID:6xjjDisTO

―――

唯「憂、あずにゃんと何してたの?」

憂「何って、話してただけだよ」

唯「……」ジー

憂(お姉ちゃん、そんな視線で見られると言わないといけない気になるよ……)

憂「そうだ、お姉ちゃん、アイス食べない?」

唯「えっ、いいの」ニコッ

憂「うん」

―――

唯「おいしいー」チュパチュパ
憂(よかった……)ホッ



103 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:20:52.92 ID:6xjjDisTO

―――

梓「憂、上がったよ」

憂「うん、じゃあ、私お風呂行くね」

――風呂

憂「はぁ……」

憂「梓ちゃん何て言おうとしたのかな……」

憂「もしかして……私がす、好きとか///」カァァ

憂「って私何考えてるんだろ」



105 名前:◆dkrxiiDzu.:2009/09/02(水) 02:26:16.32 ID:6xjjDisTO

憂「純ちゃんに協力しなきゃいけないのに……」

憂「でも、私は梓ちゃんのことが……好きみたい」ドキドキ

憂「今まで私はお姉ちゃんのことが好きだと思ってたし……純ちゃんのこともあるし……」

憂「どうすればいいか、わかんないよー」ハァ

憂「……そういえば梓ちゃんが入った後のお風呂///」ドキドキ

憂「……ってそんな場合じゃないよね」ハァ-



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:29:33.47 ID:6xjjDisTO

―――

(唯、アイスを食べ終わる)

唯「ハッ!!!」

唯「そうだ、あずにゃん、さっき憂と何話してたの?」

梓「えっ、そ、それは……」アセッ

唯「私には言えないことなのー」ウルウル

梓(そ、それは反則です)



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:32:47.53 ID:6xjjDisTO

梓「……ゆ、唯先輩のこと話してたんです」

唯「えっ、私のこと」

梓「そうです」

唯「どんな風にー」キラキラ

梓「そ、その私が『唯先輩はギターの上達が凄いはやい』って誉めてたら、
  憂が『お姉ちゃんはやればできる子なの』って誉めてたんです」

唯「なんか照れるよー」エヘヘッ



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:37:13.88 ID:6xjjDisTO

梓「そうしたら、唯先輩が入ってきたから、憂と2人で照れてたんです」

唯「そうなんだー、何か変に疑ってごめんね」

梓「別にいいですよ」ニコッ

梓(あながち嘘じゃないよね)

唯「あずにゃーん」ギュッ

梓「ちょっと、唯先輩……」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:42:27.80 ID:6xjjDisTO

――バタン

梓「!!!」

唯「あ、ういー」

憂(お姉ちゃん、また梓ちゃんに抱きついて)ムー

憂「お姉ちゃん、離してあげなよ、梓ちゃん苦しそうだよ」

唯「はっ!」

唯「ごめんね、あずにゃん」

梓「別にいいです」(憂、また私に嫉妬してるのかな……)ハァ



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:46:22.28 ID:6xjjDisTO

――唯の部屋

梓「じゃあ、練習やりましょうか」

唯「おおー」





憂「私はそろそろ部屋に戻るね、2人ともおやすみ」

唯「うん、おやすみー」

梓「おやすみ、憂」(今日も駄目だったです)ハァ



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:49:02.08 ID:6xjjDisTO

――憂の部屋

憂「はあー、どうしようかな……」

憂「やっぱり、純ちゃんの応援しなきゃ駄目だよね……」

憂「でも、私は梓ちゃんが……この気持ちは抑えられないよ……」

憂「よし、明日純ちゃんに正直に言おう」

憂「純ちゃんならきっと許してくれるよね」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:50:51.84 ID:6xjjDisTO

――翌朝

憂(今日も2人ともギターと添い寝……)

憂(梓ちゃん可愛い///)ドキドキ

――カシャ、カシャ

憂(やっぱりお姉ちゃんも撮っておこうかな)

――カシャ

梓「……ン、ンー」

憂(起きちゃったかな)ドキドキ

梓「憂、大好き……」



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:53:58.35 ID:6xjjDisTO

憂「えっ!!!」ドキドキ

梓「……」スースー

憂(もう、昨日と一緒じゃない)クスッ

憂「私も好きだよ、梓ちゃん」コソッ

唯「ういー……」

憂(お姉ちゃんも……)



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 02:56:58.08 ID:6xjjDisTO

唯「あーいーすー……」スースー

憂(お姉ちゃんも昨日と同じだ)クスッ

憂「お姉ちゃんも大好きだよ」(お姉ちゃんとしてね)コソッ

憂「……スゥ」

憂「2人とも朝だよ、起きなよー、遅刻するよ!!!」




―――第3話完



166 名前::2009/09/02(水) 22:23:26.38 ID:6xjjDisTO

――キーンコーンカーンコーン

――2年2組――

律「今日もギリギリだな唯、また練習遅くまでしてたのか」

唯「そうだよー」

律「そうか、じゃあ期待してるぞ」

唯「任せて」

紬(梓ちゃんどうなったかしら……)



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:30:59.99 ID:6xjjDisTO

――1年2組――

純「今日も2人ともギリギリだったね」

梓「うん、昨日も憂の家に泊まったの」エヘヘッ

憂(梓ちゃん!!!)ハラハラ

純「……そうなんだ、またギターの練習?」

梓「うん」(……本当の目的は違うけど)

――キーンコーンカーンコーン

梓「あ、授業始まるよ」

純「憂、放課後話あるから……」コソッ

憂「……うん」(私も正直に言わないと)



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:40:15.36 ID:6xjjDisTO

――昼休み

憂「私、ちょっとトイレ行くね」





純「ねぇ、梓」

梓「何?」

純「梓は憂のことどう思ってるの?」



172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 22:51:48.39 ID:6xjjDisTO

梓「えっ……どうしたの急に?」

純「いいから質問に答えて」

梓「そ、その……」ドキドキ

純「言いにくいことなの?」

梓「……純にならいいかな」テレッ

純(まさか……)ハラハラ



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:01:28.79 ID:6xjjDisTO

梓「私、憂のことが好きなの……、その、特別な意味で///」ドキドキ

純「そ、そうなんだ……」ガックリ

梓「うん///」

梓「あっ、憂には言わないでね、自分の口で言いたいから///」テレッ

純「わ、わかった」(言うわけないよそんなこと……)ハァー

――午後の授業――

純(……昨日の悪い予感が当たってた)ハァ-

純(どうしたら梓を私のものに……)

純(憂を上手く使わないと……)



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:08:32.17 ID:6xjjDisTO

――放課後

(梓が部活に行った後の2人だけの教室)

純「憂、昨日も梓が憂の家に泊まるんだったら、私も呼んでほしかったんだけど」

憂「……ごめんね、でもギターの特訓するって言ってたから」

純「そういう問題じゃない!!!」

憂(……純ちゃん)



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:22:28.49 ID:6xjjDisTO

純「憂、それくらいわかるよね?」

憂「う、うん」

純「憂、梓のこと協力してくれるって私に言ったよね?」

憂「……」

純「憂!!!」

憂「……純ちゃん、そのことなんだけどね」



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:29:54.57 ID:6xjjDisTO

憂「わ、私も梓ちゃんのことが好きなの」

純「えっ!?」

憂「だから純ちゃんに協力はできない……、ごめんね」

純「……昨日言ったことは嘘だったの?」

憂「そのときは自分の気持ちに気付いてなくて……」



185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:39:40.55 ID:6xjjDisTO

純「……」

憂「……本当にごめんね」

純「憂ってそんなに都合のいい人だったんだ」

憂「えっ……」

純「だってそうでしょ、いくら憂も梓が好きになったからって、
  昨日した約束を簡単に取り消しちゃうんだから」

憂「そ、それは……」



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:47:12.02 ID:6xjjDisTO

純「私、憂がそういう人だとは思わなかった」

憂「……」

純「どうせ私のことなんてどうでもいいんでしょ」

憂「それは絶対に違うよ」

純「それならどうしてこんなに簡単に自分の言ったことを取り消せるの」



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/02(水) 23:57:52.85 ID:6xjjDisTO

憂「そ、それは……」

純「ほら、やっぱりそういうことなんでしょ」

憂「…………」

純「何も言えないってことはその通りなんだ」(これだけ言えば憂なら引き下がる……)

憂「……純ちゃん、本当にごめん……純ちゃんの言う通り、私……最低だね」

純(……よし)ニヤッ



194 名前::2009/09/03(木) 00:09:31.46 ID:3GG7HatDO

憂「純ちゃんには悪いことしてるってわかってる……」

純(……ん?)

憂「純ちゃんが梓ちゃんのことが好きなんだから、
  私も協力するって言ったから、諦めようって考えた、でも……」

憂「私はやっぱり梓ちゃんのことが好きで、
  この気持ちが抑えられなくて、純ちゃんは私の大事な友達だけど……」



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 00:18:14.95 ID:3GG7HatDO

憂「わ、私は梓ちゃんを誰にも渡したくないの」

純(憂はここまで梓のことを……)

憂(口に出すと恥ずかしい///)

純「……」(なら梓の方を……)

憂「純ちゃん?」



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 00:24:26.70 ID:3GG7HatDO

純「そっか……憂の気持ちはよくわかったよ」

憂「純ちゃん……」

純「でも憂が約束を破ったことには変わらないから」

憂(目が全然笑ってない……)

憂「……そうだよね」ショボン

純「梓は絶対に渡さないから」

――タタッ

憂「純ちゃん……」(やっぱり私が間違ってるのかな)ハァ



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 18:31:58.70 ID:3GG7HatDO

――その頃部室

紬「すごい、唯ちゃんまた上達したんじゃない」

唯「そうかな……」エヘヘッ

律「きっと梓の教え方が上手いんだな」

澪「そうだな」

唯「ひどーい」ブー



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 18:37:17.03 ID:3GG7HatDO

梓「そんなことないです、唯先輩の力です」

律「梓、別に唯に気を使わなくていいんだぜ」

梓「そんなんじゃないです、事実を言ってるだけです」

唯「……あずにゃーん」ダキッ

梓「だから、唯先輩すぐに抱きついてこないでください」バンッ

唯「うぅっ、あずにゃんのケチ」ブー



247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 18:45:12.21 ID:3GG7HatDO

紬(梓ちゃんは上手くいったのかしら?)

紬(とりあえず聞くためにも……)

紬「みなさん、お茶にしましょう」

―――

唯「おいしいー」モグモグ

梓「おいしいです」

紬(そろそろ聞いてもいいわよね)



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 18:52:26.35 ID:3GG7HatDO

紬「ところで梓ちゃん、昨日もお泊まり楽しかったの?」

梓「はい、唯先輩と充実した練習ができました」

紬「……練習以外は?」(そのことじゃないでしょ)イラ

梓「え、まぁ、楽しかったですけど……」

紬「……」イライラ

梓(ムギ先輩の視線が何かこわい……)



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:00:29.67 ID:3GG7HatDO

紬「……」ジー

梓(ひょっとして憂のこと聞きたいのかな、でもそんなことみんなの前じゃ言えないです///)モジモジ

紬「………」イライライラ

澪「ム、ムギ……?」

紬「梓ちゃん!!!」

梓「は、はいぃぃ」ビクビク

律「ムギ、いきなり大声出すなよびっくりするだろ」



252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:08:00.50 ID:3GG7HatDO

紬「悪いんですけど、梓ちゃん以外は黙っててもらえませんか」ニコッ

唯澪律「……はい」

紬「それで梓ちゃん、私憂ちゃんのことが聞きたいな」ニコッ

梓「ちょ、ちょっと、ムギ先輩、それは後で話すんで今は……」アセッ

紬「今聞きたいな」ニコッ

梓(うぅっ……)



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:16:29.96 ID:3GG7HatDO

唯「憂がどうかしたのー?」

梓「な、何でもないです!!」アセッ

紬(ふーん、梓ちゃんこの期におよんでまだそんなことを……)ウフフ

紬「唯ちゃん、梓ちゃんはね、憂ちゃんのことが」

梓「ム、ムギ先輩!!!」アセッ



255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:20:12.77 ID:3GG7HatDO

澪「どうしたんだ、梓、そんなに慌てて」

梓「だ、だってムギ先輩が……」オロオロ

律「さては、梓、憂ちゃんのことが好きなのかー」

梓「!!!」ドキッ

唯「そ、そうなの、あずにゃん!?」

紬「うふふ」(面白くなってきたわ)



256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:26:59.11 ID:3GG7HatDO

梓「そ、それは……その///」カァァ

澪(梓もこっちの人だったのか……、なんか嬉しいな)

唯「ムギちゃん、どうなのー?」

紬「それは、梓ちゃんの口から聞かないと」ニコッ

梓「はぅぅっ///」(ムギ先輩のいじわる)カァァ



257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:33:21.87 ID:3GG7HatDO

律「それでどうなんだ、梓」ニヤニヤ

梓「うぅっ///」

唯「あずにゃん、どうなの?」ワクワク

梓(やっぱり恥ずかしい///)

梓(……そうだ、猫耳をつけたテンションなら……)
――スチャ



258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:40:12.55 ID:3GG7HatDO

梓「そうだにゃん、私は憂のことが好きだにゃん」

唯律澪紬「…………」

梓「にゃあ」

梓(は、はずした///)カァァ

唯「あずにゃん……、可愛いよー」ギュッ

律「そ、そうか…ププッ…梓はう、憂ちゃんのことが好きなのか…ププッ…アハハハッ」

澪(梓、可愛い……って私には律がいるだろ)ドキドキ
紬「うふふ」



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:48:03.24 ID:3GG7HatDO

―――

律「それで、梓、憂ちゃんに告白とかしたのか?」ニヤニヤ

梓「……まだです」

紬「そうなの、なんで昨日しなかったの?」

梓「それは……しようと思ったら……」チラッ

唯「ほぇっ?」



262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 19:57:23.91 ID:3GG7HatDO

梓「……唯先輩が邪魔したからです」

唯「え、私!?」

紬「……唯ちゃん?」

唯「わ、私、何もしてないよー」

律「梓、どういうことだ?」

梓「いい雰囲気のときに唯先輩が部屋に入ってきて……」



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:06:59.96 ID:3GG7HatDO

唯「……?」

梓「唯先輩がお風呂から上がってきたときです」

唯「おおー、あのときかー、そういえば2人で顔真っ赤にして見つめあってたねー」

紬「唯ちゃん、タイミングが悪いわね」(余計なことを……イライラ)

律「唯は天然だからな」

唯「えへへ」

梓「笑いごとじゃないです!」ムー



265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:14:28.73 ID:3GG7HatDO

唯「……!でも、あのときは、私のことを誉めてたって言ってたよね」

梓「それは、本当のことなんて言えなかったら、とっさに嘘を……」

唯「そっかー、嘘だったのか」ガッカリ

梓「……すみません、でもそう思ってるのは本当ですよ」ニコッ

唯「そうなんだ、よかったー」ニコニコ



266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:23:57.11 ID:3GG7HatDO

―――

律「それで、告白はどうするんだ?」

梓「えっと……それは……」

紬「今日もギターの特訓しに唯ちゃんの家に行ったらどうかしら」

梓「唯先輩がいいなら……」

唯「ごめーん、今日はお父さんとお母さんがいるから無理なんだ」

梓「そうなんですか」ガッカリ



267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:29:26.21 ID:3GG7HatDO

律「じゃあ、梓、明日、放課後までに憂ちゃんに告白しろ」

梓「えぇっ!?」

律「それで、放課後に憂ちゃんと梓のお祝いをしよう」

紬「名案ね、りっちゃん」

唯「すごくいい……りっちゃん天才だね」

律「だろ、さすが私、もっと誉めていいんだぞ」

澪「あんまり調子にのるな」ゴツン

律「イテッ」

澪(やっと喋れた)ホッ



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:37:10.56 ID:3GG7HatDO

梓「で、でも憂がOKしてくれるかどうかわからないし……」

律「大丈夫じゃないか、なぁ、唯」

唯「うん、憂ならきっとOKしてくれるよ」

梓(あなたが問題なわけですけどね……)ハァー

唯「……!あずにゃんと憂が結婚したら、あずにゃんも私の妹」

律「まぁ、そうなるな……」



270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:42:53.59 ID:3GG7HatDO

唯「それ凄くいい……頑張ってね、あずにゃん」

紬「私も応援してるわ」

澪「頑張れよ、梓」

律「放課後、涙でここに来たりするなよ」

梓「!!!」

澪「律!!!」

律「冗談だって」



274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 20:50:46.59 ID:3GG7HatDO

――帰り

紬「それじゃあ、梓ちゃん明日頑張ってね」

律「唯、家で憂ちゃんに余計なこと言うんじゃないぞ」

唯「ほーい」

梓(……大丈夫かな)

澪(私も律に……って私今日ほとんどしゃべってない)ガーン



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:00:39.40 ID:3GG7HatDO

――夜

――平沢家

唯「明日楽しみだねー、憂」

憂「明日何かあったけ?」

唯「あのね、……!何でもないよ、私部屋に行くね」アセッ

憂「……?」



277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:10:00.23 ID:3GG7HatDO

――唯の部屋

唯「あぶない、あぶない」ホッ

唯「起きてたらしゃべりそうだから寝ようかな」

唯「そう寝ちゃおー」



唯「……」スースー



279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:20:09.78 ID:3GG7HatDO

憂「お姉ちゃん何かあったのかな……でも今は自分のことで精一杯だし」



憂「私、間違ってるのかな……あんなに純ちゃんを怒らせて……」

憂「でも、やっぱり自分に嘘はつけないよ」

憂「よし、明日梓ちゃんに自分の気持ちを言おう、
  そして決着をつけよう、梓ちゃんのことも、純ちゃんのことも……」

憂「そうだ、明日は日直だ、早く行かないといけないからもう寝よう」



283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:38:53.09 ID:3GG7HatDO

――純の家

純「どうやって梓に憂を嫌わせようかな……」

純「そういえば明日は憂は日直か……」

純「……いいこと思い付いた」ニヤリ

純「梓にメールして……」

純「やった、今日は梓は憂の家に泊まってない」

純「そうと決まったら早く寝ないとね」



284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:49:48.60 ID:3GG7HatDO

――梓宅

梓「純、なんだったんだろ…、まぁ、いいか」

梓「それにしても先輩達、優しかったな」

梓「応援してくれる先輩達のためにも、明日憂に告白してやるです」

梓「うん、明日絶対に憂に好きだって、ううん、大好きだって言ってやるです」

梓「やってやるです!!!」

梓母「梓、うるさい、もう夜よ!!」

梓「ごめんなさいです」ショボン



―――第4話完



285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 21:56:44.86 ID:3GG7HatDO

――翌日

――平沢家

憂「お姉ちゃん、私もう行くから」

唯「憂、もう行くの!?」

憂「うん、今日日直だから色々とやらないといけないから早くいかないといけなの」

唯「そうなんだー、じゃあ、また放課後だね」

憂「放課後?」



287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:02:10.73 ID:3GG7HatDO

唯「あっ……」

憂「お姉ちゃん?」

唯「う、憂、はやく行かないといけないんでしょ」アセッ

憂「そうだった、いってきます」

唯「いってらっしゃい」

唯「ふー、あぶない、あぶない」



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:04:25.16 ID:3GG7HatDO

――学校

――1年2組

(誰もいない教室)

憂「私が1番かあー」

憂「のんびりしてる場合じゃないや、まず花瓶の水かえよ」






289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:06:55.25 ID:3GG7HatDO

―――

同級生A「あれっ、平沢さん、今日ははやいんだね」

憂「うん、今日日直だから」

――ガララ

同級生B「あれ、憂、珍しく今日は早いんだね」

憂「うん」(そんなに私って朝遅いかな……)






290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:14:35.87 ID:3GG7HatDO

――ガララ

同級生C「純、おはよう」
純「おはよう」

憂(!!!)

憂(どうしよう、純ちゃんに声かけづらいな)

純「憂、おはよう」ニコッ

憂「えっ……お、おはよう」

憂(あ、あれ、もう怒ってないのかな)



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:16:08.40 ID:3GG7HatDO

――ガララ

――キーンコーンカーンコーン

梓「あ、危なかった」

―――

純「梓、今日もぎりぎりだったね、憂の家には泊らなかったんでしょ」

梓「う、うん……」(緊張しすぎてなかなか寝れなくて寝坊したとは言えない)



293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:19:10.56 ID:3GG7HatDO

憂(純ちゃんがいるから、梓ちゃんに近づきにくいな)ハァ

梓「純、1時間目の授業って何だっけ?」

純「数学だよ」

梓「数学かぁ、そういえば引き出しに置いたままにしてたんだよね」

純「……」ニヤッ

梓「あった、あった」



梓「えっ!!!」



294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:23:04.51 ID:3GG7HatDO

純「どうしたの、梓?」

梓「教科書とノートがところどころ切られてるの……」

純「えっ!?……本当だ」

憂「どうしたの梓ちゃん……って何これ……ひどい」

同級生D「何かあったの?」

純「梓の教科書とノートが誰かに切られてるの」

同級生D「えっ、マジで!?」

ザワザワザワザワ



297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:27:46.26 ID:3GG7HatDO

―――

梓「誰がこんなことを……何で私がこんな目に……」グスン

憂「梓ちゃん、大丈夫?」

梓「あんまり大丈夫じゃないかも」グスングスン

純「誰か梓の机で変なことしてる人見た?」

シーン……



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:31:37.12 ID:3GG7HatDO

同級生E「っていうか人前でそんなことできないっしょ」

同級生F「そうそう」

同級生G「誰もいないときにしかできないんだから、一番早く来た人なんじゃないの」

憂「えっ!!!」

純(……ニヤッ)

純「……じゃあ、今日一番はやく来た人って誰?」



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 22:35:37.86 ID:3GG7HatDO




同級生A「多分、平沢さんだと思う、私が来たとき平沢さんしかいなかったから」

純「えっ……、憂?」(……ニヤニヤ)

同級生G「ってことは平沢さんが犯人?」

憂「わ、私、そんなことしてないよ」



303 名前::2009/09/03(木) 22:52:16.05 ID:3GG7HatDQ

純「そうだよ、憂がそんなことするわけないじゃん」

純「ねぇ、憂?」(……ニヤニヤニヤニヤ)

憂「うん、私じゃないよ」

同級生E「でも状況的にそれしかあり得なくね」

同級生F「確かに……仲良さそうに見えて実は裏ではってやつなんじゃないの」
ザワザワ ザワザワ



307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:00:06.28 ID:3GG7HatDO

同級生B「ま、待って、昨日の放課後に誰かがしたのかもしれないよ」

同級生C「その線もあるわね」

同級生E「で、昨日最後に教室でて、鍵しめたのは誰なの?」

同級生H「確か、憂ちゃんと純ちゃんが残ってたような」

純「確かに私と憂が残ってた……ちょっとして、私は先に帰ったけど……」

同級生G「ということは昨日教室に鍵をかけたのも平沢さん……」



308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:01:11.71 ID:3GG7HatDO

同級生E「なんだ結局平沢かよ」

憂「ち、違うよ、私じゃないよ」

同級生F「この状況でまだとぼける気なの」

憂「だって、本当に違うんだもん……」

純「う、憂……」
  (どうか憂より早く来てまた学校を出た人がいるんじゃないって意見が出ませんように)ハラハラ

同級生E「いい加減白状したら」

同級生F「そうそう、あんた以外あり得ないんだって」

憂「そんな……」

ザワザワ ザワザワ

梓「みんな待って!!!」



309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:02:35.38 ID:3GG7HatDO

同級生E「どうしたんだよ、中野、犯人を自分でこらしめようってか」

梓「違う」

同級生F「じゃあ、何なの?」

梓「う、憂は犯人じゃないよ」

純(!!!)



313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:10:44.96 ID:3GG7HatDO

同級生F「はぁ!?」

同級生E「じゃあ、誰が犯人なんだよ」

梓「そ、それはわからないけど……」

純(梓、何を……)ハラハラ

同級生F「何なのそれ?何か平沢が犯人じゃないって根拠でもあんの?」

梓「……わ、私の大好きな憂はこんなことするはずない!!!」



316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:18:51.03 ID:3GG7HatDO




ザワザワ ザワザワ

純(あ、梓……!?)


憂「あ、梓ちゃん……///」カァァ

梓「あっ……///」カァァ

同級生E・F「プハハッ、この状況で愛の告白かよ」

純(な、なんで……)

純(これじゃあ、逆効果じゃない)

ザワザワ ザワザワ

純「どうして!!!」バンッ

シーン……



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:20:35.28 ID:3GG7HatDO

純「どうしてこの状況で憂を信じられるの!?」

同級生C「純、どうしたの声あらげて……」

純「梓の数学や英語の教科書やノートを切ったのは憂以外に考えられないのに!!!」

梓「そ、それは……ん?英語……?」

梓「……」ゴソゴソ



319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:21:27.14 ID:3GG7HatDO

梓「…!本当だ英語も……」

梓「ねぇ、純、どうして英語の教科書やノートも切られてるってわかったの?
  まだ引き出しの中にあったのに……」

純「そ、それは……」(しまった)アセッ

同級生B「よく考えたら憂が教室に来る前に
     梓の教科書やノートを切ってまた出ていくって線もあるんじゃないの」

全員「はっ!!!」



321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:22:22.69 ID:3GG7HatDO

同級生G「となると怪しいのは鈴木さんだね、英語も切られてるって知ってるのが不自然だし」

純「そ、それは、他のも切られてると思うのが当然でしょ、
  机の中にあるものは全部切られてるのかなって、ほら英語だけじゃなくて化学とか音楽も」アセッ

同級生C「純……、なんで梓の机の引き出しの中身知ってるの?」

純「そ、それは……」



322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:23:57.65 ID:3GG7HatDO

梓「……純?」

憂「……純ちゃん?」

全員「……」ジー

純「うっ……」



純「……ごめん、梓、私がやったの」



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:25:55.85 ID:3GG7HatDO

梓「な、なんで……純……私達友達だよね」

純「だからよ……梓が私のこと友達としてしか見てくれないから、憂しか見てないから……」

憂「純ちゃん……」

梓「どういうこと……?」

純「私、梓が好きなの……」

梓「えぇっ!!!」



327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:29:15.62 ID:3GG7HatDO

純「だから、昨日、梓が憂のことが好きって言ってショックだった」

梓「あっ……ごめん、純、そうとは知らずに私……」

純「いいの……梓、謝らないで、
  ひどいことしたのは私、憂と梓の仲を引き裂こうとしてこんなことを……」

憂「純ちゃん……私ね……」



330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:40:04.94 ID:3GG7HatDO

純「憂、何も言わないで」

純「でも、これでよくわかった……
  憂と梓はお互いに凄い想い合ってて、私の入る隙間なんてないんだって」

梓「想い合って……?」

憂「じ、純ちゃん……」アセッ

純「だから、2人とも上手くやりなよ」

――タタッ

憂「純ちゃん!!!」



333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:43:56.45 ID:3GG7HatDO

―――

梓「う、憂、さっきのは……?」

憂「えっと、そのね、私も梓ちゃんのことが……」ドキドキ

全員「……」ジー

憂・梓「あっ///」カァァ

憂「べ、別の場所に行こう///」

梓「う、うん///」



337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:48:05.41 ID:3GG7HatDO

―――

憂「ここなら誰もいないね」

梓「うん……で、憂さっきの続きは///」

憂「うん、あのね……」ドキドキ

梓「……」ドキドキ

憂「梓ちゃんのことが大好き」



340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:51:07.66 ID:3GG7HatDO

梓「えっ、あっ、うっ、にゃぁぁ///」カァァ

憂「あ、梓ちゃん、大丈夫?」

梓「……!うん、その嬉しすぎて何がなんだかわからなくなっちゃって///」

憂「そ、そっか……///」テレッ

梓「私の気持ちはさっき言ったよね///」



341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:53:57.39 ID:3GG7HatDO

憂「そうだっけ……なんて言ってたっけ?」ニコニコ

梓「う、憂……?」

憂「もう一回聞きたいな」ニコッ

梓「///」カァァ

憂「だめ?」

梓「わ、私は憂のことが大好きー!!!」



344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/03(木) 23:59:31.49 ID:3GG7HatDO

憂「///」カァァ


憂「ちょっと聞こえなかった、もう一回言って」ドキドキ

梓「もう、憂……、あと一回だよ」

憂「えへへっ」

梓「私は憂のことが大好きー!!!」



345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:01:36.43 ID:Np+kvZCqO

憂「……も、もう一回///」ドキドキ

梓「憂、怒るよ」ニコッ

憂「冗談……私も大好きだよ」チュッ

梓「……///」カァァ

憂「えへへっ///」テレッ



347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:03:38.81 ID:3GG7HatDO

梓「憂……もう一回して///」

憂「えっと……何を」ニコッ

梓「だ、だから今のを///」

憂「今のを、じゃわかんないよ」

梓「う、憂のいじわる…」ウルウル

憂「ごめんね、梓ちゃんが可愛いから、ついいじわるしたくなっちゃった」

憂「……」チュッ



350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:08:00.37 ID:Np+kvZCqO

―――

梓「そういえば、先輩方が放課後に私達のお祝いしてくれるって」

憂「えっ!?どういうこと?」

梓「えっとね……」

―――



―――

梓「ってことなの」

憂「そっか……」(だからお姉ちゃん……)クスッ



351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:10:27.66 ID:Np+kvZCqO

憂「凄く嬉しいね」ニコッ

梓「うん」ニコッ

憂「みなさんいい先輩だよね」

梓「うん、凄く」ニコッ



憂(そういえば……純ちゃん……!)

梓「憂、どうかした?」

憂「梓ちゃん、ちょっと……」

―――



353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:12:22.63 ID:Np+kvZCqO

――放課後

純(クラスのみんなが私を避けてる……当たり前だけど……)

純「帰ろ……」

憂「待って、純ちゃん」

純「う、憂!?」

憂「一緒に行ってほしい所があるの」ニコッ

純「で、でも……私、憂と梓にひどいことを……」

梓「いいから、早く行こ」ニギッ

純「あ、梓!?」ドキドキ



354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:14:40.92 ID:Np+kvZCqO

――部室

――カチャ

パーン パーン パーン パーン

唯律澪紬「おめでとー!!」

憂梓純「………」

律「……でいいんだよな?」

梓「は、はい///」テレッ



356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:16:24.09 ID:Np+kvZCqO

唯「よかったー、これであずにゃんも私の妹だねー」

憂「お、お姉ちゃん、気が早いよ///」

純(見せつけるために私をここに……?)ショボン

律「あれ!?いつぞやの憂ちゃんの友達」

唯「本当だー、どうしたの?」



357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:19:58.41 ID:Np+kvZCqO

純「えっと、その……」

紬「もしかして入部してくれるとか?」

純「いや、その……」

憂「私達が連れてきたの」

梓「先輩方に紹介したくて」

純(ましか朝の件を軽音部の皆さんに……)ハラハラ

憂「純ちゃんはね……」



358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:22:54.52 ID:Np+kvZCqO

憂「私達のかけがえのない友達なの」

純(えっ……!?)

梓「それで、私達の恋のキューピッドでもあるんです」

憂「私達純ちゃんのおかげでお互いに好きだって言えたんです」

純(憂、梓……)



361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:26:22.55 ID:Np+kvZCqO

唯「そうなんだー、ありがとー、おかげであずにゃんも私の妹になったよー」

律「それは軽音部としておもてなししないとな、ムギ、澪、純ちゃんの分も準備だ」

紬「はい」

澪「ああ」

純(………)



362 名前::2009/09/04(金) 00:34:48.36 ID:Np+kvZCqQ

梓「純、ごめんね、私純の気持ちには答えてあげられない、
  でも、自分勝手かもしれないけど純とはいつまでも大事な友達でいたいの」

純「梓……」

憂「ごめんね、純ちゃん、私なんか梓ちゃんの10倍は謝らないといけないし、
  自分勝手だけど、私も一生純ちゃんと友達でいたいの」

純「憂……」

憂・梓「だめ?」ニコッ



364 名前::2009/09/04(金) 00:36:13.13 ID:Np+kvZCqQ

純「ううん、2人ともありがとう……本当に嬉しい」グスン

憂・梓「よかったー」ニコッ

律「そんなとこで話てないで始めようぜ」

唯「はやくはやく」

憂梓純「……はい」



366 名前::2009/09/04(金) 00:37:20.23 ID:Np+kvZCqQ

―――

律「それでは乾杯の前に主役の2人に誓いのキスをしてもらおうぜ」

憂・梓「!!!」

唯「いいねー」

澪「おい、律」

律「いいじゃん別に、減るもんでもないし」

澪「そういう問題じゃないだろ」



368 名前::2009/09/04(金) 00:38:21.56 ID:Np+kvZCqQ

唯「憂、あずにゃん、いいよね?」

憂「えっ、いや、それは……」

唯「2人ともお姉ちゃんの言うことが聞けないの」

梓「いや、そういう問題じゃ……」

純「2人ともやってよ」ニコッ

憂・梓「純(ちゃん)……」

律「ほらほら恋のキューピッドも言ってるんだし」



369 名前::2009/09/04(金) 00:39:18.08 ID:Np+kvZCqQ

憂・梓「はぁ……」

律「初めてのキスをみんなの前でするのが嫌なのかー?」

憂・梓「!!!」ドキッ

紬(あの反応……)ウフフ

紬「2人とももうキスは済ましてあるのね」ウフフ

律・澪「なにぃ!?」

唯「そうなの!?」

純「!!!」



373 名前::2009/09/04(金) 00:40:50.88 ID:Np+kvZCqQ

憂・梓「……はい///」カァァ

律「最近の若い子はやることが早いですね、唯さん」

唯「そうですね、あっという間に差をつけられました」

憂・梓「……///」カァァ

澪「2人ともあんまり茶化すなよ」

紬「でもそれならいいんじゃない、憂ちゃん、梓ちゃん?」



374 名前::2009/09/04(金) 00:41:56.34 ID:Np+kvZCqQ

梓「わ、わかりました、やってやるです」

憂「梓ちゃん!?……わかりました」

律「そうこなくっちゃ」

―――

憂「……」ドキドキ

梓「……」ドキドキ

唯律澪純「……」ジー

紬(……)ウフフ

(カメラを構える紬)



375 名前::2009/09/04(金) 00:42:55.25 ID:Np+kvZCqQ

憂・梓「……」チュッ

――カシャッ

唯律澪純「おおー」

憂・梓「……///」

梓「って今、なんかカメラの音しませんでした?」

紬「気のせいじゃないかしら」(永久保存ね)ウフフ



377 名前::2009/09/04(金) 00:45:38.23 ID:Np+kvZCqQ

―――

律「それじゃあ、憂ちゃんと梓のお祝いとここにいる全員の幸せを祈って、かんぱーい!!!」

全員「かんぱーい!!!」

―――

「こんばんわ、平沢憂です。いい先輩方、大事な友達、大好きなお姉ちゃん、
 そして、大好きな梓ちゃんに囲まれて、ほんわり幸せな今日です」


―――完




379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:47:01.75 ID:ItBpXrRz0

終わったか

>>1乙!



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:47:23.08 ID:P9SyTbu10





381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:47:53.14 ID:0/JKS6eXO


憂と梓のイチャイチャがみたい



383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 00:50:21.72 ID:C6gniz5/O





390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 01:10:01.57 ID:Ue/CmcgE0

おっつ



392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/04(金) 01:23:23.00 ID:uv1e0tWD0



こんな雰囲気のSSは好きだ






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[ 2011/07/16 21:20 ] 非日常系 | | CM(1)

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タイトル:
NO:6269 [ 2012/04/13 17:14 ] [ 編集 ]

すばらしいぃぃぃぃぃぃぃ!

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