SS保存場所(けいおん!) TOP  >  非日常系 >  純「おぉ!スミーレ!」#4

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






純「おぉ!スミーレ!」#4 【非日常系】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308845720/

純「おぉ!スミーレ!」#1
純「おぉ!スミーレ!」#2
純「おぉ!スミーレ!」#3
純「おぉ!スミーレ!」#4






121 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:11:45.03 ID:mnjk4J+U0

日曜日!

純「ふぁあ~……あむ。早起きしすぎたかな……」テクテク

純「気合い入れて準備した割には結局いつもの恰好に落ち着いちゃった訳だけど、おかしくないよね?」キョロキョロ

純「さて、と……待ち合わせ30分前には間に合ったね」テクテク

純「やっぱアレだよね。デートの醍醐味ったら『待った?』『ううん、今来たトコ』だよね~」テクテク

純「是非とも私は『ううん、今来たトコ』って言いたいので、頑張って30分前に来たって訳で」テクテク


純「一人佇む私、向こうから走ってくるスミーレ、
  軽やかにスカートを靡かせながら……そういえばスミーレの私服見るの初めてだ」テクテク

純「どんなのかな~楽しみだな~」テクテク

純「な~んて独り言が多いな私は……って、……スミーレもう居るし」ガックリ

純「あれ?……うん、まだ10時半だよね?待ち合わせ30分前だよね?」

菫「あ!純先輩おはようございます」タタタタ

純「おはようスミーレ。待った?」

菫「いえ、今来たところですので」

純「くぅ~!やっぱ良いよね!」

菫「え?何がですか?」

純「あぁコッチの話。でもまだ三十分前だよ?」



122 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:12:21.03 ID:mnjk4J+U0


菫「遅れてはいけないと思いまして少し早めに。そういう純先輩こそ」

純「まぁやりたい事が有ってね」

菫「そうなんですか?では先ずそれからにしましょうか」

純「いやいや、それはもう出来たから良いの」

菫「はい?」

純「にしてもアレだね、スミーレ今日も可愛い。私服って大体そんな感じ?」

菫「そうですね。あぁでもこれは昨日紬お姉ちゃんが」

純「お姉ちゃん?」

菫「あ、いえ!お嬢様がですね!折角だからと色々用意して下さいまして」

純「へぇ~」マジマジ

菫「そんなに見ないで下さい」モジモジ

純「え~良いじゃん。うん、イメージ通りって感じ」マジマジ

菫「もう……今そんなに見なくても、今日一日隣に居ますから」

純「……」

菫「あの、純先輩?」

純「今の言葉グッと来た」

菫「へ?」

純「スミーレー!」ガバッ



123 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:12:46.70 ID:mnjk4J+U0


菫「ひゃぁあ!?」ブン

スパーン!

純「おぉう……良い音したなぁ、今の」ヒリヒリ

菫「すみません純先輩!大丈夫ですか!?」アワワワ

純「うん、ゴメン。暴走しちゃった」アハハ

菫「いえ、こちらこそ失礼な真似を」アセアセ

純「良いの良いの。ちょっと嬉しいし」

菫「嬉しい?」

純「って言っても変な意味じゃ無いよ?手を出し合えるのも仲の良い証拠じゃない」

菫「はぁ、そうなんでしょうか」

純「遠慮し合ってちゃ仲良くなれないしね。じゃあそろそろ、出発しようか」

菫「は、はい。で、今日はどちらに?」

純「ん?それは着いてのお楽しみ。先ずは電車乗るよ~。行こう行こう」

* * *

菫「はぁ~、大きいですねぇ」キョロキョロ

純「このモールなら大体揃ってるし、ちょうど良いかなと思って」

菫「なるほど……。あ、入口でパンフレット戴きましたので一枚どうぞ」



124 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:13:32.04 ID:mnjk4J+U0


純「おっ、流石スミーレ気が効く~。一回梓達と来た事有るんだけどちゃんと把握してないんだよね~」

菫「かなりの広さですものね。全部回るとなると一日かかりそうですね」

純「電気屋さんとかスーパーも入ってるしその辺省くけど、それでも大分広いんだよね」

菫「それで、先ずはどちらから?」

純「ん~……スミーレお腹減ってる?」

菫「いえ、まだそれ程」

純「じゃあ先ずはウィンドウショッピングしよう。
  色んなブランドのお店が有るから見てるだけでも楽しいよ、多分」

菫「でしたら……ウエストエリアの二階からですね」

純「西ったらあっちか」

菫「そうですね」

純「じゃあ行こう行こう」テクテク

菫「はい」テクテク

純「にしてもスミーレは良いよね」テクテク

菫「え?」テクテク

純「そうゆう女の子!って感じの服が似合うのって羨ましいよ」テクテク

菫「そ、そうでしょうか?」テクテク

純「私が着てもな~って」テクテク

菫「そんな事ありませんよ」テクテク



125 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:14:24.79 ID:mnjk4J+U0


純「そんなにオシャレにも気ぃ使ってないし、な~……っと」ジー

菫「あ、このお店入りますか?」

純「ん、こうゆう可愛いのも好きなんだけど……」マジマジ

菫「だけど?」

純「私が着ても似合わないからいいや」プイッ

菫「そうでしょうか?純先輩なら……コチラとかどうでしょう?」スッ

純「え?」

菫「フリルが多いのよりはシンプル目な方が似合うと思いますけど」

純「そう?」

菫「上から合わせてみましょうよ」

純「う~ん……どう?」

菫「似合います似合います!」

純「そう、かな」テレテレ

菫「はい!」

純「スミーレがそんなに言うなら、買っちゃおうかな~……あ、うん……」カチャ

菫「あれ?戻すんですか?」

純「見た目は可愛いけど値段が可愛くない」ムー

菫「……あ~」



126 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:15:54.65 ID:mnjk4J+U0


純「ま、まぁ色々見て回ろうか」

菫「他のお店も見てみますか?」

純「そうだね。お店の人に声かけられる前に次に行こう」ソソクサ

菫「はい」ソソクサ

純「……さて」テクテク

菫「はい」テクテク

純「あ、コレ良いな」

菫「こちらは、先ほどのお店よりお手頃ですね」

純「そうだね」

菫「……え~っと、い、いんぐに?」

純「あぁ、『イング』だよ」

菫「『イング』ですか……後のNIは」

純「敢えて読まないっていうのもファッションなんじゃない?」

菫「あ~、そういう事ですか」ポン

純「まぁ、分かんないけど」

菫「……」ジトー

純「スミーレのジト目ってのも新鮮だね。あ、これスミーレ似合うんじゃない?」

菫「……どうですか?」



127 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:16:38.64 ID:mnjk4J+U0


純「うん、バッチリ。次こっち」

菫「こちらはどうでしょう?」

純「うん。こうゆう大人っぽいのも似合うね」

菫「そんな……」テレテレ

純「でも逆にこうゆうのも良いよね」パッ

菫「そうですか?」

純「うん、似合う似合う。羨ましいなぁ」

菫「これでしたら、下にこんなスカートで……」

純「おぉ、良いねぇ」

菫「こういうファッションも良いですね……今日は買いませんけど」カチャカチャ

純「そう?じゃあそろそろ次ぃ行ってみよ~」テクテク

菫「はい!」テクテク

純「ここは~……フリフリしてるなぁ」

菫「そうですねぇ……」マジマジ

純「……見てく?」

菫「少しだけ良いですか?」

純「良いよ良いよ。そんな遠慮なんか要らないって」

菫「ありがとうございます」テクテク



128 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:17:40.45 ID:mnjk4J+U0


純「でも私には似合わないなぁこのお店のは」テクテク

菫「こういうのはお持ちでないんですか?」

純「そうだね、ゴスとはいわないまでもここまでフリフリのは流石に……スミーレは?」

菫「余り着る事は有りませんが……」

純「そっか。……あ、これとかどう?」

菫「はい?……どうですか?」

純「何だろう、可愛過ぎて訴えるぞ!って感じ」

菫「……それは、お褒めの言葉として受け取って良いんでしょうか?」

純「うん。服もスミーレも可愛いともうたまんないね!」

菫「そ、そうですか……」カァァ

純「ん?どしたのそんなに赤くなって」

菫「その、あんまり大声で言わないで下さい。他の人の目線が……」モジモジ

純「あぁ、なるほど。でもホントの事だからなぁ」

菫「ありがとうございます……」テレテレ

店員「お客様、良ければご試着なさいますか?」

純「え?じゃあ」

菫「いえ結構です!行きましょう先輩!」ガシッ スタスタ

純「うぇ?ちょと、スミーレ?」ズルズル



129 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:18:19.02 ID:mnjk4J+U0


菫「次のお店行きましょう!」スタスタ

純「う…うん」テクテク

菫「次はどちらにしましょうか?」スタスタ

純「うん、あのさ、スミーレ?」テクテク

菫「はい、何でしょう?」スタスタ

純「ごめんね?」テクテク

菫「いえ、そんな……恥ずかしかったですけど」

純「だよね……でもさ」

菫「はい?」

純「手繋いだままなのは平気なの?」

菫「え?……あぁ!」バッ

純「あぅ、言うんじゃなかったかな」

菫「すみません!おこがましい真似を!」

純「おこ……何?まぁ私としてはずっと繋いでても良いんだけど」

菫「いや、それは……」カァァ

純「いつでも握ってくれていいからね?」ニギニギ

菫「いえ、その、大丈夫ですから……」

純「そぉ?残念だな~。あっ、次あそこ寄って良い?」



130 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:19:37.14 ID:mnjk4J+U0


菫「あちらは……何のお店ですか?」

純「雑貨屋さん、かな。海外直輸入!とかあんまり見かけない様なのが一杯置いてるんだよ」

菫「確かに、雑貨といいますか雑多といいますか」

純「まぁそうだね。ゴチャゴチャして狭いけど面白いよ?例えばほら、こんなカメラとか」

菫「コレ、オモチャじゃないんですか?」

純「トイカメラっていって、こんなんでもしっかり写真が撮れるらしいよ?」

菫「コレとか、レンズ部分が顔ですけど」

純「これアルバムか。ほら、こんな写真が撮れるんだってさ」パラパラ

菫「へ~。しっかり撮れるんですねぇ」シゲシゲ

純「あ、この犬可愛い。スミーレって犬派?猫派?」

菫「どちらかといえば猫派でしょうか」

純「ふ~ん」パカッ カチカチ

純「……この猫どう?」

菫「可愛いですねぇ」

純「ウチの子なの。可愛いでしょ~ウチの2号」

菫「猫飼ってらっしゃるんですか……2号?」

純「いや、ホントは違う名前なんだけどね?
  前に梓に預けてからさ、気付いたらあずにゃん2号になっちゃってて」



131 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:20:22.57 ID:mnjk4J+U0


菫「なるほど……今度見に行っても良いですか?」

純「良いよ良いよ!スミーレならいつだってウエルカムだよ!」

菫「ありがとうございます」

純「こちらこそ~。……アリガトウすみーれ!」パクパク

菫「そちらは、腹話術のぬいぐるみですか。可愛らしいカエルですね」

純「うん。でもこれ実は鍋つかみなんだ」パクパク

菫「え?あぁ、ココはキッチン用品なんですね」

純「ウシとかも有るよ?」パクパク

菫「遊び心ですね」

純「だね。後はねぇ」キョロキョロ

菫「でもお家には置けないかな……」

純「ほら、コレとか。ハンバーガー」ヒョイ

菫「クッションですか……あれ?チャックついてる」ジジジ

純「に見せかけたCDケースなの」

菫「はぁ~……面白い」

純「部屋に置いてたら間違えて踏んじゃいそうだけどね」

菫「あはは……。ココは、料理本ですね」



132 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:21:37.01 ID:mnjk4J+U0


純「ホントだ。うわっ!コレ美味しそ~」

菫「『世界のスイーツセレクション』……洋菓子の本ですか」

純「見て見てスミーレ、ブッシュ・ド・ノエル!」バッ

菫「スゴイ……綺麗なデコレーションですね」

純「だよね~。美味しそうだな~、食べてみたいなぁ」ペラペラ

菫「でしたら作りましょうか?」

純「え!?スミーレ今の作れんの!?」

菫「そちらの本みたく凝ったのは無理ですけど、もっとシンプルなので良ければ」

純「マジで!?スミーレ大好き!」ダキッ

菫「ちょっ、ちょっと純先輩!?」カァァ

純「じゃあこの本買っちゃう?あ、でもこの本写真だけで作り方載ってないや」ブー

菫「そうなんですか?というかそれよりもですね」アセアセ

純「だったらそっちのお菓子レシピの方が良いかな?ん~、届かない」

菫「くっついたまま取ろうとしないで!先ず離れてください!」

純「は~い」スッ

菫「周りのお客さんが居るって言ってるじゃないですか……」モジモジ

純「ゴメンゴメン、嬉しくってつい」ポリポリ

菫「そんな事するんでしたらもう作りませんよ?」

純「え~、スミーレの意地悪~」プー



133 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:23:06.11 ID:mnjk4J+U0


菫「膨れても駄目です」プイッ

純「むぅ~」

菫「……レシピはお家に有るので大丈夫ですよ」

純「そっか!楽しみにしてます!」

菫「もぉ……純先輩って現金ですよね」

純「うん!元気が取り柄だからね!」フンス

菫「元気じゃなくて……まぁいいか」

純「スミーレ~、コレ凄くない?」

菫「ギターの……なんですか?」

純「ギター型スピーカーだって。むったんに似てない?」

菫「むったんというと梓先輩のギターですよね……確かに似てますね」

純「梓の誕生日にプレゼントしたら喜ぶかな?でも梓の家はしっかりした音響設備有るしなぁ……」ムムム

菫「梓先輩の誕生日ってもうすぐなんですか?」

純「ん?いや、誕生日は十一月なんだけど。こうゆうのって早くから考えてても損は無いでしょ?」

菫「備え有れば憂い無しと言いますしね」

純「そうそう。憂にはさっきの鍋つかみとかも良さそうだよね」

菫「料理も得意なんですものね。憂先輩は何月生まれなんですか?」



134 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:23:44.59 ID:mnjk4J+U0


純「あの子は二月だね」

菫「まだまだ先ですね……純先輩は?」

純「私はもう過ぎちゃったよ」

菫「え?そうなんですか?」

純「牡羊座ですから。1学期始まったらもう誕生日なんだよね私」

菫「そうですか……」

純「まぁ今買ってもしょうがないよね。近くなったら又考えよう」テクテク

菫「そうですね」テクテク

純「あ、ネコミミ」ヒョイ

菫「色んな動物の耳ですね」

純「でもネコミミは梓の専売特許だから~、犬とかどうかな?」スチャ

菫「わぁ、お似合いですよ」

純「そぉ?スミーレは何かっていうと……狐とかどうかな」ヒョイ

菫「狐ですか?……どうでしょう?」スチャ

純「うん、持って帰りたい。後はあのモフモフしてる尻尾が有れば完璧なんだけど……」キョロキョロ

菫「尻尾は流石に置いてないみたいですね」スッ

純「だねぇ。ってスミーレが人間に戻ってる!」ガーン



135 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:25:15.43 ID:mnjk4J+U0


菫「いや、最初から人間ですよ」

純「似合ってたのに~」ブー

菫「こんなの付けて外歩けませんよ……」

純「それもそっか」スッ

菫「良かった、素直に分かっていただけて」ホッ

純「じゃあ買ってこ」ヒョイ

菫「え?何で?」

純「部室で着けてよ。メイド服のほら、何だっけ?頭に付けるヤツ」

菫「ホワイトブリムですね」

純「そうそうそれそれ。それの替わりにさ」

菫「替わりにって……」

純「尻尾はさわ子先生に作ってもらうか……。折角だし憂と奥田ちゃんにも買っていこう」キョロキョロ

菫「梓先輩の分は良いんですか?」

純「梓はネコミミが有るから大丈夫。憂は……兎かな?」

菫「兎ですか?何かイメージと違うような……」

純「ほら、憂は寂しがり屋だから~」

菫「そうなんですか?」

純「唯先輩が修学旅行で二、三日家空けるってなった時泣きそうだったしね」



136 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:26:15.21 ID:mnjk4J+U0


菫「そんなに……」

純「奥田ちゃんはなんだろっかな~。犬……猫……これは、ウシ?」

菫「コレとか、どうですか?」スッ

純「狸?……良いね。じゃあこの三つで」

菫「純先輩の分はよろしいんですか?」

純「私は良いよ~、さっき着けたし」

菫「でも、そうなりますと全員で着けた時に純先輩だけ何もなしになりますよ?」

純「……あぁそっか。仲間外れは嫌だな。じゃぁ自分の分も買っとこう」スッ

菫「その方がよろしいかと」

純「スミーレ選んでよ」

菫「わ、私がですか?」

純「うん。立ってる耳と垂れてる耳とどっちがいいかな?」

菫「う~ん……でしたら、コチラの垂れてる茶色の」

純「オッケー。じゃあちょっと買ってくるよ!」タタタタ



137 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:27:17.41 ID:mnjk4J+U0


菫「はい、分かりました。……にしても、本当に色々有るなぁ」テクテク

菫「あ、この時計可愛い。あれは……溶けてる?あぁ、こうゆうデザインなんだ」

菫「板チョコ……のクリップ。こっちはマグネット」

菫「ん?この箱なんだろ?」パカッ

ビヨーン!

菫「ひゃぁあ!?」ビクッ

アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!

菫「ひっ!……あぁ、こうゆう玩具なんだ。あ~ビックリした」ギュム

アヒャヒャヒャヒャ……パタン

菫「思わず叫んじゃったけど……周りに見られてないかな?」キョロキョロ

純「じぃ~」ニヤニヤ

菫「じゅっ純先輩!?……見てました?」

純「バッチリ!」グッ

菫「あ~……恥ずかしい」カァァ

純「にしても最近のケータイって高性能だよね~」カチカチ

菫「え?ちょっと、何したんですか?」

純「ん~?べっつに~」ニヤニヤ

菫「もしかして……撮りました?」

純「……バッチリ!」グッ



138 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:28:16.66 ID:mnjk4J+U0


菫「消して下さい!」

純「ナイスショットだったよ?」

菫「撮れ方が問題なんじゃないです!」ガバッ

純「良いじゃん良いじゃん」ヒョイ タタタ

菫「良くないです!」タタタタ

店員「すみませんお客様。店内ではお静かにお願いできますか?」

菫「ハッ、ハイ!すみません!」

純「怒られちゃった」テヘ

菫「う~。お願いしますよ先輩」

純「ゴメンゴメン。写メは消しとくって」カチカチ

菫「はぁ……ん?何ですかコレ」

純「あぁ、ココはインテリア置き場だね。モーションランプだってさ」

菫「綺麗……」ポー

純「どうなってんだろコレ?上がったり下がったり」ムムム

菫「素敵ですねぇ……」

純「こっちはグラデーションだって。こうゆうのが似合う家っていいよね」

菫「そうですねぇ……」

純「……買っちゃう?」

菫「え?いえ、こういうのを置くのは……」

純「あ、これも可愛くない?」



139 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:28:47.94 ID:mnjk4J+U0


菫「卵型ですね。あれ?コレ空気清浄機ですって」

純「ホントだ。『お部屋に一台、いかがですか?風邪対策に』だって。これなら家に置いても良いんじゃない?」

菫「う~ん、どうでしょう?」

純「すいよ……やめとこ。でも今買っちゃうと荷物になっちゃうね」

菫「そうですね。又の機会にしましょう」

純「うんうん。そろそろ出ようか」

菫「はい。……あ」

純「さて、そろそろお腹減ったなぁ……、スミーレ?」

菫「あぁすみません……ちょっと」

純「何か有った?」

菫「先に出ててもらってよろしいですか?直ぐ追いかけますので」

純「ん?うん」テクテク

菫「少々、失礼します」ソソクサ

純「は~い」テクテク

純「何だろ?気になるなぁ」ソォー

純「何か小箱持ってる……アクセサリーかな?」

純「レジ行って……ん?何かもう一個取ったな。ストラップかな?あれは」

純「あ、お会計済ます前に戻らないと」タタタ



140 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:30:03.04 ID:mnjk4J+U0


純「ふぅ……」ストン

菫「すみません、お待たせしました」タタタ

純「良いよ良いよ。何か良いもの有った?」

菫「はい!」

純「そりゃ良かった。……プレゼント?」

菫「へ?あぁはい。紬お嬢様への誕生日プレゼントです」

純「え?ムギ先輩の誕生日ってもうすぐなの?」

菫「はい。プレゼントは用意してたんですけど、近頃お世話になってますのでその分も込めてもう一つ」

純「なるほど。私も何か準備しようかな?軽音部関係で色々援助してもらってるし」

菫「当日はお屋敷でパーティですので、直接渡すのは難しいかと思いますけど……」

純「流石お嬢様。じゃあ何か準備したらスミーレにお願いするよ」

菫「分かりました」

純「さて、お腹減った~」

菫「そうですね」

純「スミーレ何食べたい?」

菫「あの、お弁当作ってきたんですけど……」ヒョイ

純「え?マジで?」

菫「はい。サンドイッチを」

純「いや~良いね良いね。じゃあ折角だし外の広場で食べよう」

菫「分かりました」

純「よし!行こう行こう」

* * *



141 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/09(土) 21:34:18.71 ID:mnjk4J+U0

午前の部終了です。

午後もこのままただただイチャイチャする予定。

後々投下してまいります。



143 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:47:17.76 ID:OqYi5N470


菫「お好きなのをどうぞ、純先輩」スッ

純「サンキュ。うわ、美味しそ」

菫「お口に合えば良いのですが」

純「いただきます!」パクリ

菫「いただきます」パクリ

純「ん~!美味しい!」モグモグ

菫「ありがとうございます」

純「ん!こっちも美味しい!流石スミーレ!」モグモグ

菫「あ、お茶もどうぞ」

純「さんきゅ~」ゴクゴク

菫「ゆっくり召し上がってください」

純「いや~、最高。あ、スミーレも食べてよ?」モグモグ

菫「はい、いただいてます」モグモグ

純「ん~!いやもう、ホントどれも美味しい。こんなの毎日食べれたら幸せだろうな」モグモグ



144 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:48:31.48 ID:OqYi5N470


菫「ま、またそんな事言って……」カァァ

純「あはは……ま~たつい口から出ちゃった」

菫「……純先輩は」

純「ん?」

菫「私の何処を、その……好きになってくださったんですか?」

純「へ?」

菫「ほら、梓先輩や憂先輩の様に長い付き合いが有る訳でもないですし」

純「うん」

菫「歳も違いますし、それこそ部室で会うのが主じゃないですか」

純「まぁ、そうだね」

菫「まだ会って二ヶ月少しの私に、そこまで気に入っていただける要素が有るのかな?と思いまして……」

純「う~ん、そりゃ有るんだけど……言わせる?ソレ」ゴクゴク

菫「あ……いえ、無理して言っていただかなくても良いんですけど」

純「あ、お茶おかわり貰って良い?」

菫「はい、ただいま」コポポポ

純「ん~……初めはね」パク

菫「はい?あ、どうぞ」



145 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:49:36.24 ID:OqYi5N470


純「あひはほ。ひほめぼれはっはんだへほへ」モグモグ

菫「何ですか?」

純「んく。まぁ最初は可愛い子だな~って思って」

菫「はぁ……」

純「気付いたら見惚れてた」

菫「……」

純「梓も憂も、そりゃ奥田ちゃんも可愛いんだけど、な~んか違うの」ヒョイパク

菫「違う?」モグモグ

純「うん。なんていうかね、グッと来た?」グッ

菫「グッと……」

純「いうなれば……運命?」キリッ

菫「運命!?」

純「カッコよく言うとね。まぁ簡単に言えば一目惚れだったんだろうな~って」

菫「一目惚れ……ですか」カァァ

純「ていうかさ、この話すればする程お互い恥ずかしいだけと思うんだけど……続ける?」パク

菫「……う~ん……折角ですし」

純「物好きだねぇスミーレも。でもアレだよ?外面が好きなだけじゃないよ?」

菫「え?」



146 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:52:36.89 ID:OqYi5N470


純「気配り上手だし、色々尽くしてくれるし、お茶淹れるの上手だし、
  しっかり者だけど何処か抜けてるし、優しいし、柔らかいし」

菫「……柔らかい?」

純「良い匂いするし、髪ツヤサラフワだし、何着ても似合うし、
  礼儀正しいし、可愛いし、皆の事考えてくれてるし、可愛いし」

菫「じゅ、純先輩!その辺で!」アタフタ

純「え~、まだまだ有るよ?良いリアクションするし、可愛いし、
  私の事受け入れてくれたし、可愛いし、気が効くし、可愛いし、頑張りやさんだし」

菫「いえ、もう、十分ですっていうか途中から可愛いばっかりじゃないですか」アセアセ

純「ホントの事だもん。まぁそうゆう色々ひっくるめて『可愛いスミーレが好き』なの」

菫「あぅ、ありがとうございます……」モジモジ

純「今日だけでももっと好きになったね。色々な顔見れたし?」

菫「あはは……」

純「何だっけ?『私もう死んでもいいわ!』みたいな?」

菫「はい?」

純「まだ習ってないか。じゃあ『月が綺麗ですね』とか」

菫「へ?まだお昼……あ……」カァァ

純「そっちは知ってた?どっちも同じ意味なんだよね~」ケラケラ

菫「純先輩ってそういうの詳しいですよね。その、『アモーレ』とか」



147 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:53:30.05 ID:OqYi5N470


純「そりゃまぁ純情抱く乙女ですから!」フンス

菫「はぁ」

純「純だけにね!」ドヤ

菫「あぁ、なるほど」ポン

純「……普通に返されると困る……」ズーン

菫「え、えぇ?」

* * *

純「いや~、食べた食べた。ごちそうさまでした」パン

菫「お粗末さまでした。お茶どうぞ」

純「ありがと。……ふぅ~、じゃぁ次何処行こっか」パラパラ

菫「そうですね……」パラパラ

純「ブティックは目ぇ通したしね~」パラパラ

菫「……でしたら、映画とか?」

純「う~ん、見たいの有る?」

菫「今何が上映されてるのかも分かりませんが」

純「ん~……行ってから考えても良いんだけど、
  映画見始めちゃうと一~二時間スミーレとお喋り出来なくなっちゃうからなぁ」

菫「まぁ、そうですねぇ……」

純「うん、取り敢えずゲーセン行こう!」



148 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:55:27.46 ID:OqYi5N470


菫「ゲーセンですか?」

純「行こう行こう!」

菫「はい、行きましょう」

純「って訳で着いたんだけどね」

菫「ゲームセンター……初めて来ました」キョロキョロ

純「やっぱり。だと思ったよ」

菫「以前お嬢様がご友人と行ったそうで、大変楽しかったと」

純「おぉ、それはプレッシャーだね」

菫「……コレは何ですか?」

純「レーズゲームだね。車で競争するの」

菫「こちらは?」

純「音ゲーっていって、音楽に合わせてボタン押してくゲーム」

菫「では、あれは?」

純「ホッケーっていう対戦ゲームだよ」

菫「あちらの大きいのは?」

純「コインゲームだね」

菫「あれもゲームなんですか?インテリアじゃなくて?」

純「最近のゲームは色々ド派手だから。この辺はUFOキャッチャーだね」



149 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:56:10.53 ID:OqYi5N470


菫「はぁ~……」キラキラ

純「子供みたいにはしゃいじゃって……ホント可愛いなぁもう」

菫「純先輩!純先輩!これはどうすれば戴けるんですか?」

純「ん?コレ欲しいの?」

菫「はい!この子が可愛いです」

純「じゃぁ取るか、え~っと……店員さ~ん!」

店員「はい、どうしました?」

純「この子が欲しいんですけど~、もうちょっと取れやすくならないかな~って思って~」クネクネ

店員「はいはい。……ん~……あ~……こんなもんで?」

純「ありがとうございま~す!」

菫「あ、ありがとうございます」

店員「何か有ったらすぐ呼んでくださいね~」スタスタ

純「よし!じゃあちょっと見てて」チャリンチャリンチャリンチャリンチャリン

菫「はい」ワクワク

純「こうゆうタイプはね、持ち上がらないの」

菫「ほぉ」

純「だから、さっき店員さんが確認してたみたいにバランスを崩して落とすんだ……よ……っと」



150 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 01:57:26.75 ID:OqYi5N470


菫「あ!……落ちませんね」

純「一回じゃ落ちないね、まず。今度は……ここだ!」

菫「わ!……あ、あぁ、まだ落ちない」

純「ここまでくればもう一回で……よし!ゲット!」

菫「わぁ!凄いです先輩!」

純「褒めて褒めて~。はい、スミーレ」スッ

菫「あ、でも戴いて良いんですか?純先輩が取ったんですし」

純「そりゃスミーレの為にゲットしたんだもの。貰って貰って」

菫「ありがとうございます」フカブカ

純「スミーレもやってみる?」

菫「はい。どれがいいでしょう?」キョロキョロ

純「こうゆうのは取れやすいよ?一回百円だし」

菫「あ、この子と同じ。キーホルダーですね」

純「うん、丁度良いね。じゃあいってみようか」

菫「はい!百円入れて、と……」

純「横行って~、次のボタンで縦行って~」

菫「しっかり掴んで……あ、一個引っかかって穴に落ちちゃいましたけど」

純「結果オーライ、それもゲットです!」



151 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:00:05.76 ID:OqYi5N470


菫「掴んだのも含めて、二つ取れました!」

純「凄い!ダブルだよスミーレ!ダブルは行進出来るよ!」

菫「行進?え?何処にですか?」

純「はい!ズッタカターズッタカター……あ、コレ二個とも同じのだね」

菫「あ、そうですね。では一つは純先輩に」スッ

純「え?良いの?」

菫「はい、この子のお返し……には小さいですけど、お揃いですよ」

純「スミーレってば……もう家帰ったら直ぐ鞄に付けるよ!」

菫「私もそうします」

純「やった!やった!スミーレとおそろ!さっ、次何しよっか。好きなの選んで」

菫「そうですね……アレって、ドラムですか?」

純「うん?あぁ、ドラムとギターの音ゲーだね。やってみる?」

菫「はい。セッション出来るんですね、じゃあ純先輩も」

純「よ~し、私のギター捌きを見せてやる!」

菫「よっと……部室のと違うな……」

純「まぁ、ゲームだからねぇ。ギターの弾き方も全然違うし」

菫「みたいですね」



152 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:01:11.35 ID:OqYi5N470


純「よし!じゃあ華麗にセッションだ!オー!」グッ

菫「お、おー」グッ

* * *

STAGE FAILED!

菫「駄目、でしたねぇ」

純「調子乗ってすみませんでしたー!」

菫「あはは……でもコレなら本物の方が楽しいです」

純「私もベースの方が良いや。明日の放課後は本物でセッションしよっか」

菫「はい!」

純「じゃぁ次は~っと……プリクラ撮ろっか」

菫「プリクラって、あの写真に絵を描いたり遊んだり出来るのですよね?」

純「お?スミーレも知ってる?」

菫「お嬢様とご友人の撮ったのを見せて戴きました」

純「なるほど。じゃあ早速?」

菫「是非!」

純「じゃぁ……う~ん……」キョロキョロ

菫「色々有るんですねぇ……」

純「折角スミーレが可愛い服着てるんだもの。全身も取れる方が良いし、コレにしよう」

菫「はぁ~……何というか、中は写真撮影みたいですね」キョロキョロ



153 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:04:43.41 ID:OqYi5N470


純「みたいっていうか写真撮影なんだけど……」

菫「あ、背景をスクリーンで替えれるんですね」クルクル

モードを選んで下さい!

純「スミーレの好きなの選んどいて~」ピッピッ

それじゃあ、撮影を始めるよ!

菫「はい。ではコレで」

純「OK、じゃあ先ずは全身から~。スミーレ先ずは前のカメラだよ」

菫「は、はい」ドキドキ

前のカメラを見てね!3、2、1、

純「緊張しなくて良いよ。……スミーレ~、ぎゅっ!」ダキッ

菫「ひゃっ!?」

パシャ!

純「はい!じゃあこのまま上のカメラだよスミーレ」

菫「え、や、ちょっと先輩!?」

次は上のカメラだよ!3、2、1、

純「ほらスミーレ、上見て!スマイル!」

菫「は、はい!」

パシャ!



154 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:05:38.75 ID:OqYi5N470


純「次はもっかい全身だね。スミーレ前で屈んで~」

菫「え?こうですか?」

前のカメラを見てね!3、2、1、

純「よし!前見て~はい、笑って笑って~」

パシャ!

純「じゃぁ次そのまま立ち上がって」

菫「思ったより、忙しいですね」

純「待ってくれないからね、このタイプは」

菫「みたいですね」

最後は上のカメラだよ!

純「今度は後ろから、ぎゅっ!」ダキッ

菫「まっ、また!?」

3、2、1、

純「はい!上見てニッコリ!」

菫「え、あ、はい!」

パシャ!

撮影が終了したよ!次は右の画面でラクガキしてね!

純「よ~し、撮影も終わったし次はラクガキだ~」テクテク



155 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:07:56.44 ID:OqYi5N470


菫「疲れました……」テクテク

純「はい、スミーレもペン使って」

菫「は、はぁ。え~っと」

純「ペンの種類はココ、スタンプはココ。例えばスミーレの眉毛を、こうだ!」ピッ

菫「あ~、なるほど。じゃぁ……こうですね!」ピッ

純「私のウインクで星が飛んでる……やるなスミーレ」

菫「こうすればもっと可愛く出来ますね」ピッピッ

純「じゃあこっちの間にハート付けちゃお」

菫「いや~、それはちょっと……」

純「あ、忘れてた。今日の日付と、『すみれ』『じゅん』っと。これでいつ見ても思い出せるね」

菫「そうですね」

純「……よし、こんなもんで」

菫「……はい、OKです」

純「バッチリだね。この中で一番良いと思うの選んでタッチして」

菫「え?え~っと……コレでしょうか」ピッ

純「オッケ~」

菫「選んだ意味は?」



156 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:09:36.98 ID:OqYi5N470


純「後で分かるよ。お、出た出た。ここで半分っと」チョキチョキ

菫「はぁ~……こうなるんですね」マジマジ

純「うん。はい、半分こ。何処かに貼る時は切って貼ってね」

菫「あ、ありがとうございます」

純「よ~し、じゃあ次はホッケーしよ!」

菫「は、はい!」

* * *



157 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/12(火) 02:13:57.30 ID:OqYi5N470

一先ずここまで。

午後のお話はもう少し続きますが、特にヤマも無く進んでまいります。




158 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2011/07/12(火) 06:35:55.49 ID:6DybhrvDo

乙~、スミーレかわいいよスミーレ



159 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東):2011/07/12(火) 12:29:11.75 ID:Xf+7kH8AO

おつおつ
相変わらず可愛い二人じゃのう





161 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 02:59:22.16 ID:zVhy8LO70


純「いや~、どうだった?初めてのゲーセンは」テクテク

菫「そうですね。楽しかったです」テクテク

純「そりゃ良かった。あ、ちょっとお茶する?」

菫「一休みしましょうか」

純「うん。このケーキ美味しそうだし」

菫「そこですか……あ、でもコレも美味しそう」

純「じゃあ一個ずつ買って食べ比べしようよ」

菫「そうですね」

純「バイキング形式でぇ、皆それぞれ好きな物を~」テクテク

菫「いえ、バイキングではないですよ?」テクテク

純「冗談冗談。うわっ、なんかしっかりしたお店だね」



162 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:00:00.58 ID:zVhy8LO70


菫「良い雰囲気のお店ですね、静かで」

純「すみませ~ん!」

店員「お待たせいたしました。こちらのお席へどうぞ。ご注文はお決まりですか?」

純「はい。ケーキセット二つ、このイチゴショートとチョコので、アイスティーと……スミーレ何にする?」

菫「あ、私もアイスティーでお願いします」

純「ん、じゃあアイスティー二つで」

店員「かしこまりました。それでは少々お待ち下さいませ」スタスタ

菫「ゲームセンターって面白い処ですね、色々有って」

純「でしょ?何だかんだで長い事居たもんね」

菫「ぬいぐるみも取れましたし、プリクラも撮りましたし」

純「良い絵が撮れたしね~」

菫「疲れましたけどね……また抱きつかれましたし」ハァ

純「二人きりだし良いかなって」テヘ

菫「まぁ、良いですけど……」

店員「お待たせいたしました……ごゆっくりどうぞ」

純「いただきま~す。……ん~美味しい!」モグモグ

菫「ん……こちらも美味しいです」モグモグ



163 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:00:40.16 ID:zVhy8LO70


純「そっちも美味しい?一口ちょうだい」アーン

菫「どうぞ」スッ

純「んむ……ん~美味しい!」モグモグ

菫「はっ!……またやってしまった……」カァァ

純「ん?どしたのスミーレ」

菫「いえ……」

純「あ、こっちのも食べる?はい、あ~ん」スッ

菫「あの、それはちょっと……」キョロキョロ

純「え?いいじゃんホレホレ、おいし~よ~」フリフリ

菫「……自分で取りますよ」

純「え~、もう出したんだから引っ込められない~」フリフリ

菫「う~……分かりました。……あーん」パク

純「美味しいでしょ?」

菫「モグモグ……はい、美味しいです」

純「だよね~」パク

菫「恥ずかしい……」パク

純「まぁまぁ、これもいつものノリって事でさ」モグモグ

菫「お店の雰囲気からして、もっと静かにですね」



164 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:01:37.07 ID:zVhy8LO70


純「あ、もう一口頂戴」アーン

菫「……はぁ、もう諦めます。どうぞ」スッ

純「ん~!おいしっ」モグモグ

菫「……まぁ、良しとしますか」

純「はい!スミーレももう一口、あ~ん」スッ

菫「いただきます」パク

純「素直でよろしい!」ナデナデ

菫「もう……」モグモグ

純「……」パク

菫「……」コクコク

純「ん~……」モグモグ

菫「……」パク モグモグ

純「……」ゴクゴク

菫「……あ、あの、純先輩?」

純「ん?なに?」

菫「いえ、え~っと、何でもないです」

純「そぉ?あ、期間限定スイーツなんかも有るんだ」

菫「ホントですね。これも美味しそう」



165 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:02:21.67 ID:zVhy8LO70


純「もう一個食べちゃう?」

菫「どうしましょう?この時間に食べ過ぎるのも」

純「ん~……じゃあ半分こしようよ」

菫「あ、はい。そうですね」

純「すみませ~ん!」

店員「お待たせいたしました。ご注文ですか?」

純「この限定スイーツなんですけど……あ、どれにしよっか」

菫「純先輩が選んで下さって構いませんよ」

純「そぉ?う~ん……コレってどんなのですか?」

店員「こちらはマンゴーのプリンをマンゴーのクリームでコーティングしたモンブラン風のものでございます」

純「……こっちは?」

店員「こちらは練乳のババロアと宇治抹茶のムースをチョコケーキの生地と層にしまして、
   上に小豆を乗せた宇治金時風のケーキですね」

純「なるほどなるほど……これは?」

店員「そちらは白桃のクリームと果肉をカステラで挟んだケーキになっております」

純「なるほどなるほど……どれも美味しそうだ~」ムー

菫「あはは……確かに」

純「スミーレ」



166 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:02:56.19 ID:zVhy8LO70


菫「はい?」

純「じゃ~んけ~ん」

菫「へ?え?」

純「ぽん」グー

菫「ぽん」チョキ

純「よし、じゃあ今日は白桃のケーキで」ビシッ

店員「かしこまりました。少々お待ち下さい」スタスタ

菫「……今のじゃんけんは何の意味が?」

純「勝者の特権って事でスミーレに選んでもらおうかと思ったんだけどさ、私が勝っちゃったから意味無し」

菫「なんですかそれ……」

純「まぁ気にしない気にしない」パク

菫「はぁ……」パク

純「ん~……美味し」モグモグ

菫「はい」モグモグ

純「……」パク

菫「……」モグモグ

純「……」プスリ



167 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:03:55.00 ID:zVhy8LO70


菫「……じゅ、純先輩?」

純「ん?あ、食べる?はい、あ~ん」スッ

菫「いえ、あの」

純「違う?まぁまぁとりあえずあ~ん」

菫「あむ……ありがとうございます」

純「どういたしまして。で、何?」

菫「……え~っと、何か考え事ですか?」

純「へ?」

菫「先ほどから静かになってましたので……」

純「あ~……うん、別に何もないんだけど。私ってそんなに喋ってるイメージ有る?」パク

菫「そう、ですね。いつも明るく楽しくといった感じですね」

純「ふ~ん」モグモグ

店員「お待たせいたしました。失礼いたします」

菫「あ、ありがとうございます」

純「ども~」

店員「ごゆっくりどうぞ」スタスタ

純「ん~、美味しそ。はいスミーレ、あ~ん」プス スッ

菫「あむ……はぁ~、桃ですねぇ」



168 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:04:55.86 ID:zVhy8LO70


純「そりゃ白桃のケーキだもん。私も食べたい」アーン

菫「はい、どうぞ」プス スッ

純「あむ……ん~!これは……うん……桃だねぇ~」

菫「そうですよ、白桃のケーキですから」パク

純「だね~、桃過ぎてそう言っちゃうね」

菫「でも上のカステラも美味しいですよ」プス スッ

純「はむ!……確かに」モグモグ

菫「今度作ってみようかな……」モグモグ

純「食べただけで作り方分かるの?」ゴクゴク

菫「まぁ大まかにですが」

純「凄いね、流石スミーレ。じゃあ期待してる」パク

菫「はい、楽しみにしててください」パク

純「ふぅ……余は満足じゃ」ポンポン

菫「御馳走様でした」

純「さ~て、食後の休憩が済んだら次は何処に行こうか」

菫「後回ってないのは……」パラパラ

純「ん~……一階はスーパーと電気屋さんだし、三階は大体メンズだもんね」パラパラ



169 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:06:15.57 ID:zVhy8LO70


菫「そうですね……ペットショップとかも有る様ですけど」

純「ペットショップか……だったらウチ来る?」

菫「……どこからそういう話に?」

純「ほら、さっきウチの2号見に来るっていったじゃん?」

菫「そういえば。それも良いですね」

純「じゃ、そうしよっか」

菫「はい、わかりました」

純「じゃあすいません!おあいそで!」

菫「いや、そういうお店じゃありませんよ」

* * *

純「ただいまー!」

菫「お邪魔致します」

純「ようこそ我が家へ!……あれ?お母さんも居ないか」

菫「折角なので御挨拶をと思ったのですが……」

純「挨拶?あ、まさか『娘さんをぉ~』」

菫「そういう事ではなくてですね」

純「おぉ、スミーレもツッコミが早くなってきたね」

菫「もう馴れてきましたよ。あ、猫さん」



170 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:07:05.20 ID:zVhy8LO70


純「お、出迎えごくろ~」ダキッ

2号「ニャー」フリフリ

菫「この子ですか」

純「とりあえず部屋に行こ」テクテク

菫「はい」

トントントン ガチャ

純「いらっしゃ~い」

菫「失礼します」

純「あ、ジュースとか取ってくるね」

菫「でしたらお手伝いを」

純「今日はスミーレはお客様なんだから、ゆっくりしてて」

2号「ニャー」スルリ

菫「は、はい」ストン

純「じゃ、2号と遊んでてね~」フリフリ

ガチャ バタン

菫「え~っと……」

2号「ニャア」

菫「こ、こんにちは~2号さん」



171 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:07:44.39 ID:zVhy8LO70


2号「ニャ」テクテク

菫「あ」ポスン

菫「膝に乗られちゃった。……か、かわいい……」

2号「ニャ~」ゴロゴロ

菫「撫でても、大丈夫かな?」ソー

2号「ニャァ」スリスリ

菫「……えへへ」ナデナデ

ガチャ

純「お待たせ~ってあー!」

菫「ふぇっ!?」ビクン

2号「ニ゛ャ!」バッ

純「私だってまだ膝枕してもらってないのに~」ブーブー

菫「そ、そこですか?」

2号「フー!」

菫「あぁ、ごめんなさい」アセアセ

純「すっぽり収まっちゃって~何てうらやましい」

菫「あはは……」

純「はい、どうぞ。粗茶ですが」スッ



172 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:10:08.83 ID:zVhy8LO70


菫「あ、ありがとうございます。ジュースですけど」

純「こちら、粗クッキーですが」スッ

菫「わざわざどうも」

純「あとコレとコレ、猫と遊ぶオモチャ」ポイ コロコロ

2号「ニャッ!」シパッ

純「コイツ……スミーレのお膝よりボールのが良いってか……」ワナワナ

菫「まぁまぁ」

2号「フニャ!ナー!」ビシバシ

純「はいスミーレ、猫じゃらし」スッ

菫「ありがとうございます」

純「アレに飽きた位に振ってごらん」

菫「はい、やってみます」

純「さて、じゃあ私はっと」

菫「……」ジー

純「……」パラ パラ

2号「ニャー!」ビシッタタタ

菫「……」ジー

純「あ、クッキー食べなよ?」ゴクゴク



173 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:10:59.87 ID:zVhy8LO70


菫「はい」ジー

純「……まぁいっか」ゴロン

菫「……2号さ~ん……」フリフリ

2号「ナー!」ベン

菫「見てもくれない……」ジー

2号「ニャー!」タタタ

純「……」パラ パラ

2号「……」コロコロ

菫「もうちょっと待ってみよう……」

2号「ニャ!」ベシッ コロコロ

菫「あ」

2号「ニャー」タタタタ

菫「あ、あの、純先輩?」

純「ん~?」パラ パラ

菫「2号さん、出て行っちゃいましたけど……」

純「あ、ドア閉めるの忘れてたっけ。まぁ気が向いたら戻ってくるよ」

菫「そうですか」

純「それまで漫画でも読む?」



174 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:12:28.04 ID:zVhy8LO70


菫「そうさせていただきましょうか」

純「はい、クッションも」ヒョイ

菫「ありがとうございます。羊のクッション……」モフモフ

純「それね、憂が誕生日にプレゼントしてくれたんだ~。良いでしょ?」

菫「柔らかい……あ、そういえばですね」ゴソゴソ

純「ん?どしたの?」

菫「その……遅蒔きながら、なんですが」スッ

純「へ?私に?」

菫「先ほどの雑貨屋さんのですね、レジ近くで見つけまして」

純「うん、開けて良いの?」

菫「はい。牡羊座だとお聞きしましたので、羊のストラップなんですけど」

純「へぇ~」

菫「その、遅ればせながらの誕生日プレゼントと、
  今日お誘いいただいたお礼といいますか……」モジモジ

純「貰って良いの?」

菫「折角ですので、受け取ってください」

純「ありがとスミーレ!あぁもう嬉しい!」ダキッ

菫「はっはい!どういたしまして」

純「良い子だね~スミーレは」ナデナデ



175 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:12:54.59 ID:zVhy8LO70


菫「喜んでいただけて光栄です……」テレテレ

純「じゃあ早速ケータイに付けるよ!あ、後さっきのぬいぐるみも鞄に付けなきゃ」ゴソゴソ

菫「ありがとうございます」

純「よし、オッケー!これは明日梓達に自慢しないとね」ニヨニヨ

菫「自慢になりますか?」

純「なるよ。っていうかするよ」

菫「するって……」

純「あ、そうだ」ヒョイ ピッ ピッ

と~んでい~っちゃえ!きみのもとへ~わた~しの

菫「これは……?」

純「放課後ティータイムの曲。
  梓に音源貰って聴いてる途中だったんだ。スミーレ聴いた事無いでしょ?」

菫「はい。まだ聴いた事は無かったです」

純「じゃあ、聴きながらのんびりしよ」ゴロン

なにげにくちづさ~んで~あ~る~こう

菫「はい」ポスン

純「……」パラ パラ

菫「……」パラ パラ



176 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:15:03.86 ID:zVhy8LO70


純「……あ、ケータイケータイ」ヒョイ ピッピッ

菫「?」パラ パラ

純「ん~……よし。それで……と」ピッピッ

菫「……」パラ パラ

純「そ~しん」ピッ

菫「はい?……あれ、ケータイ震えてる」ヒョイ パカ

純「ほら、さっき撮ったプリクラ」

菫「へ?……あ、はぁ~なるほど。こういった事も出来るんですか」

純「そ。さっき選んでもらったのを待ち受けに出来ます!」

菫「いえ、それは流石に……」

純「そぉ?残念だなぁ。私はするけど」ピッピッ

菫「余り人に見られない様にお願いしますよ……」

純「難しい事言うなぁ」ニヤニヤ

菫「……見せびらかさないで下さいね?お願いですから」ジトー

純「あい、善処します。あ、この漫画オススメだよ?」

菫「ではそちらを」

き~みが~い~な~い~と、な~に~も~できな~いよ

純「……」パラ パラ



177 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:16:15.92 ID:zVhy8LO70


菫「……」パラ パラ

純「……」ヒョイパク

菫「……フフ」パラ パラ

純「あ、笑った。面白いでしょ?」

菫「はい。……アハハ」パラ パラ

純「……ふわぁ……ねむ」パラ パラ

めをと~じ~れ~ば~、きみの~え~が~お~、かが~や~い~て~る~

菫「……良い唄ですね、この唄」

純「この唄は唯先輩が憂の事を唄った唄なんだってさ」

菫「そうなんですか。まだお会いした事は有りませんが、優しい方なんでしょうね」

純「良い人だよ。この唄もいつもそばに有る大切なものに感謝しようって唄、かな?」

菫「なるほど……」

純「凄いよね~、こんな歌詞書けて唄に出来て」パラ パラ

菫「作曲も作詞も、大変そうですものね」

純「ね~」パラ パラ

きみがそばにいるこ~とを、あたりまえにおもお~ってた~

純「……そうなんだよね~」



178 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:17:43.08 ID:zVhy8LO70


菫「はい?」

純「そばに居るのが当たり前だと思っちゃうんだよね」

菫「何の話ですか?」

純「ん~?私の話。スミーレちょっとココ座って」ポンポン

菫「え?ベッドの縁にですか?」

純「ままま、良いから良いから」ポンポン

菫「で、では失礼します」テクテク ストン

純「私も失礼しま~す」ゴロゴロ ポスン

菫「はい!?」

純「膝枕って良いね。2号が丸くなってたのも分かるよ」

菫「はぁ……そ、そうですか?」

純「うりうりうりうり!」グリグリ

菫「ちょっと!くすぐったいですよ!」

純「ふぅ……でね?私が喋るのって、私が喋りたい時なのよ」

菫「え?それはどういう……」

純「ちょっと音楽止める」ピッ

菫「は、はい」

純「スミーレさ、さっきの喫茶店で沈黙が重かったでしょ」



179 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:18:48.36 ID:zVhy8LO70


菫「……そういう訳では……」

純「良いの良いの。確かにいつも喋ってる人が黙り込んだらどうしたんだって思っちゃうよね」

菫「……ええ、まぁはい」

純「梓が自分でネコミミつけて『あずにゃんですにゃ!』とか言い出したら私だって不安になるもん」

菫「それは、何か違う様な……多分誰でも不安になりますよ」

純「そう?まぁイメージって有るよね。梓は真面目、憂は優しい、私はお喋り」

菫「はい。でもお喋りというよりは明るい方、だと」

純「ありがと。でも私だって静かなのも好きなんだよ?」

菫「はぁ」

純「あ、信じてない」ムー

菫「いえ、そんな事は無いんですけど」アセアセ

純「今みたいな時間も好きっていうか、スミーレと二人でのんびりするのもやっぱ良いなって」

菫「そ、そうですか?」

純「うん。スミーレはどう?」

菫「そうですね……はい、悪くは無い、です」

純「でしょ?二人でぼ~っと漫画読んだりさ、その場所の雰囲気をただ味わったりさ」



180 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:20:54.02 ID:zVhy8LO70


菫「良いですね、そういうのも」

純「そうゆう時は喋る必要も無い訳よ」

菫「ですね、はい」

純「……で、そこに一緒に居てくれてると思っちゃうんだよね、相手も同じ様に」

菫「え?」

純「だから思いついた時に喋っちゃうし、勝手に黙っちゃう」

菫「あぁ……」

純「お喋りして『はい、さよなら』って事じゃないじゃん?今もさっきも」

菫「まぁ、そうですけど」

純「いつも梓に『マイペース過ぎる』って怒られちゃうんだけどね」

菫「あはは……」

純「だからそこまで私の一挙手一投足を気に病まなくても良いよ?」

菫「わ、分かりました」

純「でも、そんな風に心配してくれるのも嬉しいな」

菫「それは」

純「スミーレの頭の中が私で一杯だなんて!私で溢れかえってるなんて!」クネクネ

菫「いえ、そこまでは無いです」



181 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:21:24.67 ID:zVhy8LO70


純「バッサリだ~」

菫「でも……」

純「ふぇ?」

菫「い、いえ、何でもないです」アセアセ

純「そぉ?」

菫「続き読みましょ、続き」

純「は~い」パラ パラ

菫「……」パラ パラ

純「よいしょ」ゴロ

菫「……純先輩、コッチ向いてどうやって漫画読むんですか?」

純「ん?漫画見るフリして可愛いスミーレの顔を見てようかなと思って」

菫「……反対向いてください」カァァ

純「は~い」ゴロン

菫「また直ぐそうやって可愛いとか言う」

純「だって可愛いんだもん……ふぁ」パラ パラ

菫「もう、何て返せばいいんでしょうか」ハァ

純「今日一日でも、色んな可愛い所見れたしね~……」パタン

菫「私としては、恥ずかしいばっかりでしたけどね……」



182 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:21:59.11 ID:zVhy8LO70


純「ん~……」

菫「でも、今日は雑貨屋さんも面白かったですし、ゲームセンターも楽しかったし……」

純「んー」

菫「純先輩のお陰で初めての経験が一杯出来ました。ありがとうございます」

純「んー」

菫「それでですね、純先輩さえ良ければ……」

純「んー」

菫「また二人で、何処か遊びに行きたいな、と……」

純「んー」

菫「……純先輩?」

純「んー……むにゃむにゃ……」ゴロン

菫「ね、寝てる……」ガーン

菫「勇気出して言ったのに……恥ずかしい」カァァ

2号「ニャー」テクテク

菫「あ、おかえりなさい」

2号「ニャ」ペタン

菫「2号さんもおやすみですか?おやすみなさい」

2号「くぁ……ニャ~」フリフリ



183 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:23:07.59 ID:zVhy8LO70


菫「ふふふ……」ソッ

純「ん、ん~……」ゴロン

菫「寝顔も可愛い……」ナデナデ

純「んむぅ……」

菫「本当にマイペースですよ……一応、す、好きな人と二人きりだって言うのに」

菫「でもそこまで信用してくれてる証拠なのかな?起きるまで居てくれる、とか」

純「んぅ……」

菫「大丈夫ですよ、ちゃんと居ますから」ナデナデ

菫「まぁ確かに純先輩の言う通り……こうやって二人でのんびりしてるのも良い、かな」

END



184 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/16(土) 03:35:58.53 ID:zVhy8LO70

これにて一先ずは終了となります。

この流れのまま後日やっぱりプリクラを見せびらかす純とか、
とある夏休みの一日とか、次のデートとか、スミーレ→純編とか、
色々話を続けれなくもないのですが、
奥田ちゃんが「奥田ちゃん」のままでは書いてる途中かわいそうでかわいそうで……

奥田ちゃんの名前が発覚したりバンドの名前・パートが決まったりした後位に
思い出したように続きをやるかもしれません。

それでは、ご覧いただきありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけたなら光栄です。

今更ですがスレタイの!が一つ抜けてる事にさっき気づきました。
後の祭りにも程がある。




185 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2011/07/16(土) 09:12:46.10 ID:n1TEQzX1o

オツーレ!
すーみれは可愛いなあ



187 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東):2011/07/16(土) 13:57:44.96 ID:uFIM7cVAO

乙!
楽しくて萌えた!



188 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/16(土) 16:00:52.71 ID:VdK/UEjSO



菫ちゃん可愛い



189 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/16(土) 19:07:32.41 ID:AyjN1P5qP

おつー
続きも是非!



190 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/19(火) 03:13:43.28 ID:7tN9f+0co

>>184
おつ
続きを書くかもしれないとの言葉信じている





191 名前:1 ◆nOI8gR3IKE:2011/07/20(水) 01:19:49.91 ID:xB0pawE00

感想ありがとうございます。

やり忘れたネタが有ったのを思い出したので、
来月号が出た以降にそれも含めて続きは書くと思います。
まぁ来月になるか来年になるかは未定ですが。

その時のスレタイは純「おぉ!スミーレ!!」の予定。

今は続きよりも紬晶が書きたい。




関連記事

ランダム記事(試用版)




純「おぉ!スミーレ!」#4
[ 2011/07/22 16:52 ] 非日常系 | 純菫 | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6