SS保存場所(けいおん!) TOP  >  ジョジョの奇妙な冒険 >  承太郎「平沢達との奇妙な冒険」#1

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






承太郎「平沢達との奇妙な冒険」#1 【ジョジョの奇妙な冒険】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294936396/

けいおん!×ジョジョの奇妙な冒険#index




1 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 20:42:48.66 ID:/qXBqoDO

もしかしたら知ってる方いるかもしれないですけど、とあるSSの続編になります

承太郎「…俺がボーカル?」
承太郎「…俺はボーカル」
唯紬「承太郎君が!」澪律梓「ボーカル!」

です
続編というかパラレルです

それでは、少し説明をば





3 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 20:48:08.32 ID:/qXBqoDO

前作を読んでくださった方

読んでいただいてありがとうございました

主な時期は澪の事件以降です

来年度の予定だったんですが、規制で暇になって書き溜めたら
保存メールいっぱいになったので投下させてもらいます

すみませんでした

今回もお付き合いいただければ嬉しいです



6 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 20:57:20.92 ID:/qXBqoDO

前作読んでないけど、もしかしたらこれを読むかもしれない方

前作は読まないでも

・承太郎は軽音部
・花京院は生徒会
・みんな仲良し
・承太郎は原作より優男

これだけわかってれば大丈夫だと思います

一応URL貼っときます

承太郎「…俺がボーカル?」
http://blog.m.livedoor.jp/minnanohimatubushi/c?guid=ON&id=1401493

承太郎「…俺はボーカル」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/kako/1282087157

唯紬「承太郎君が!」澪律梓「ボーカル!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/kako/1288010373



7 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:04:31.73 ID:/qXBqoDO

今までのまとめ
・スタープラチナ(軽音部で飼っているヒトデ)
・梓夢オチ回の一等:エジプト旅行
・唯達はDIOっぽい人を見たことあり
・演芸会でエンヤ婆っぽい人を目撃

他に何かあったら追々追加します

ちなみに、唯達の顔は京アニではなく、荒木先生バージョンです

それでは、次から投下します



8 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:06:48.27 ID:/qXBqoDO

3年時の夏休み明け!

花京院「お、みんな。おはよう!」

唯「花京院君!おはよー♪」

澪律紬和「おはよう」

承太郎「どうした?やけに嬉しそうじゃあないか」

花京院「わかるかい?」ニヤニヤ

律「顔にめっちゃ出てるぞ」

花京院「顔に出したくもなるさ」



9 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:07:28.24 ID:/qXBqoDO

和「一体どうしたのよ?」

花京院「この前、商店街でくじ引きがあっただろう?」

澪「そういえばあったな」

花京院「実は、そのくじ引きで僕の母親が一等を当てたんだ」

唯澪律紬和「一等!?」

承太郎「お前の母親はよっぽど強運らしいな」
   「それで、その一等の中身はなんだ?」

花京院「エジプト旅行さ!」

唯澪律紬和承「!」



10 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:08:10.25 ID:/qXBqoDO

澪「す、すごいじゃないか!」

律「いつ出発するんだ!?」

花京院「出発は…確か12月ぐらいだったかな」

律「12月かぁ」
 「結構遅いんだな」

花京院「旅行会社もいろいろ準備があるんじゃないかな」

唯「花京院君お土産よろしくね!」

花京院「いわれないでも買ってくるさ」フフッ



11 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:09:47.94 ID:/qXBqoDO

音楽室!

梓「へぇ~、花京院先輩がエジプトに」

承太郎「ああ」

唯「いいよね~」
 「私にもくじ運があればなぁ」

梓「確かに一度は外国に行ってみたいですね」

澪「ムギって何ヵ国ぐらい旅行に行ったことあるんだ?」

紬「ん~…」
 「ヨーロッパはある程度行ったし…」
 「ごめんなさい、わからないわ」

唯澪律梓「うらやましい…」



12 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:10:19.33 ID:/qXBqoDO

承太郎「なぜそんなに外国に行きたいんだ?」

唯「料理が私を呼んでるからだよ!」

澪「相変わらず食べ物のことばっかりだな…」

梓「承太郎先輩は外国に行ってみたくないんですか?」

承太郎「外国の海を見てみたいぐらいだな」
   「それ以外行きたいとも思わないぜ」

澪「こっちは海ばっかりだ…」



13 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:10:48.36 ID:/qXBqoDO

律「でも何かわかるかも」

紬「何が?」

律「何かさ、外国の人ってフレンドリーなイメージあるからさ」
 「ジョジョそんな感じのやかましい奴嫌いじゃん」

紬「確かにその分日本の方が良さそうね」

承太郎「日本にも目の前にやかましい奴が5人ほどいるがな」

律「美女5人をやかましいの一言で一掃するとは!」

唯「もったいないね~」ニヤッ

承太郎「言ってろ…」



14 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:11:46.76 ID:/qXBqoDO

時は流れて12月のある日!

承太郎「いよいよ明日か」

花京院「ああ」
   「すごく楽しみだ」

律「今日は寝れないんじゃないか?」

花京院「そうかもね」フフッ

澪「エジプトのどこに行くんだ?」

花京院「ピラミッドとかスフィンクスなんかを見に行くらしい」
   「まあ、どこそこじゃあないかな」



15 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:12:16.81 ID:/qXBqoDO

唯「花京院君!」キラキラ

花京院「わかってるさ」
   「お土産だろう?」フフッ

唯「ありがと~♪」

和「気をつけるのよ?」
 「旅先じゃ何が起こるかわからないし」

花京院「心配はいらないさ」
   「おや、もうこんな時間か」
   「僕は帰るよ。準備をしなくちゃあならない」
   「それじゃあまた」スタスタ

紬「バイバ~イ♪」



16 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:12:48.68 ID:/qXBqoDO

数日後の空条家!

承太郎(…暇だな)
   (花京院もいないしな…)
   (…何もやる事がねーぜ)

ピリリリ

承太郎(…平沢か)ポチッ
   「何だ?」

唯『じょ、承太郎君ッ!』
 『憂が!憂がぁぁあああああ!』

承太郎「どうしたッ!」
   「落ち着くんだ平沢ッ!」

唯『憂が倒れちゃったんだよぉぉぉおおおお!』

承太郎「何ッ!?」
   「待ってろ!すぐに行くッ!」



17 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:13:22.76 ID:/qXBqoDO

平沢家!

承太郎「平沢ッ!」ガチャッ!

和「承太郎君!上よ!」

承太郎「ああ!」タタタタ

ガチャッ!

承太郎「ハァ…ハァ…」

憂「はぁはぁ…」

唯「承太郎君…」グスッ
 「う…憂がぁ……」ポタポタ

承太郎「大丈夫だ…落ち着くんだ…」

唯「うっ…うんっ…」ポタポタ



18 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:14:07.95 ID:/qXBqoDO

バタバタバタバタ

梓「憂っ!」ハァハァ

律「憂ちゃんは大丈夫なのか!?」

承太郎「…全員来たのか」

和「とりあえず意識はあるわ」
 「承太郎君が来る少し前から…熱を測ってるんだけど…」

澪「だけど…?」

和「体温計が…鳴らないの…」

澪「え…?」



19 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:15:16.84 ID:/qXBqoDO

和「体温計が『測り終わりました』って合図をしないのよッ…」

梓「それは…憂はかなり高熱ってことじゃあ…」

ピピピピッピピピピッ

和「…憂…少しごめんね」スッ
 「ッ!」ポロッ

コトッ

紬「どうしたの!?」

和「…すごく…熱いわ」
 「こんなに熱く…憂…」
 「あっ!体温計は…」

承太郎「体温計ならここに落ちてるぜ」ヒョイッ
   「なにッ…こいつは…」



20 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:15:50.66 ID:/qXBqoDO

承太郎「おいッ!救急車を呼べッ!」

澪「え…そんなに…」

承太郎「いいから早くしろォォオオオーーーーーッ!!」

紬「承太郎君!ちゃんと説明して!」

承太郎「平沢の体温が42度あるッ!」
   「早く救急車だッ!」

紬「42度!?」
 「救急車は少し待って!」ポチポチ

プルルルル

紬「早く…早く出てッ…」

斎藤『はい。いかがなさいましたか、紬お嬢様』

紬「斎藤ッ!今日私を送った家に何か乗り物を寄越しなさい!」
 「それと病院の手配をッ!」
 「一刻を争うの!すぐに来てッ!」

斎藤『かしこまりましたッ!』



21 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:16:37.78 ID:/qXBqoDO

唯「ねぇ…」

澪「…どうした?」

唯「何で…みんなこんなに騒いでるの…?」

澪「唯…落ち着いて聞いてくれるか…?」

唯「うん…」

澪「今…憂ちゃんは」
 「…かなり危険な状態だ」

唯「え…」

澪「…率直に言う」
 「憂ちゃんは…死んでしまう危険があるんだ」

唯「そ…んな…」
 「だって…さっきまで…元気…だったよ?」ワナワナ

澪「…それでもだ」
 「危険なんだ…42度は…」
 「いくら元気だったとしても…」



22 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:17:19.73 ID:/qXBqoDO

唯「や…だ……」ガクガク
 「嫌だよ…」
 「憂…?」

憂「はぁはぁ…」

唯「ねえ憂ってば…」ユサユサ

承太郎「平沢ッ!そこから離れろッ!」

唯「憂っ…」ユサユサ
 「返事してよ憂っ!」ユサユサ

澪「唯ッ!」ガシッ

唯「やだっ!離してよ澪ちゃん!」
 「憂の…憂の近くにいさせてよぉぉおーーー!」



23 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:17:55.43 ID:/qXBqoDO

律「唯ッ!こっち向け!」

唯「嫌だよ!離してよ!」

律「いいからこっち向け!」グイッ

唯「っ!」

律「いいか…お前が憂ちゃんを呼んで…揺さぶって…」
 「どれだけ憂ちゃんに負担がかかったと思ってるッ!」

唯「あ…」

律「離れたくない気持ちもわかる…」
 「けど…本当に憂ちゃんのことを思うんなら…」
 「そこでじっとしてるんだ…」



24 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:18:29.45 ID:/qXBqoDO

唯「……」ストン
 「う…い…」

憂「おね……ちゃん…?」ハァハァ

唯澪律紬梓和承「!」

憂「わた…し……だい…じょぶ…だ…から……」ハァハァ

唯「憂ぃ…」ウルウル

バタバタ

斎藤「紬お嬢様ッ!」

紬「斎藤!」
 「あのベッドに寝てる子を病院へっ!」

斎藤「かしこまりました!」ガシッ

紬「みんなも行きましょう!」



25 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:18:59.84 ID:/qXBqoDO

病院!

憂「……」スースー

澪「とりあえず…落ち着いたみたいだな…」

梓「そうですね…」

律「一体…何なんだろうな…」

和「何もなければいいけど…」

コンコン ガラッ

唯承「……」スタスタ

梓「唯先輩に承太郎先輩…憂のことは…」

承太郎「…全員部屋から出てくれ」

澪「何で…」

承太郎「…いいから出てくれ」



26 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:19:34.38 ID:/qXBqoDO

待合室!

律「それで…どうだったんだ…?」

紬「それが…原因がわからないらしいの…」

澪律梓和「え…」

承太郎「…今は点滴である程度はマシな状態らしい」
   「…だが…この後がどうなるか分からないとのことだ」

梓「そう…ですか…」

和「…唯は病室に一人で大丈夫なの?」



27 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:20:01.31 ID:/qXBqoDO

承太郎「…俺が様子を見てくる」
   「もう遅い。お前らは帰った方がいい」

澪「ううん…私も行くよ」

律「…私も行く」

梓「…私も行きます」

和「…私も行くわ」

紬「…みんな行くのね」
 「それじゃあ、お見舞いしたらみんなを斎藤に送らせるわ」

承太郎「…そうか」
   「…行くぜ」



28 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:20:32.79 ID:/qXBqoDO

憂の病室!

コンコン ガラッ

憂「……」スースー

唯「……」

律「唯…」

唯「……」クルッ
 「あ…みんな…」



29 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:21:16.97 ID:/qXBqoDO

梓「憂の調子はどうですか…?」

唯「うん…よく寝てるよ」

梓「そうで…」
 「ッ!」
 「承太郎…先輩…」ガクガク

承太郎「…何だ」

梓「ここにいるの…何人ですかね…?」ガクガク

承太郎「…平沢、お前、平沢、秋山、田井中、琴吹、真鍋、俺」
   「…8人だが」



30 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:22:49.35 ID:/qXBqoDO

梓「う…憂のベッドより手前…入り口側に8人いますよね…?」ガクガク

承太郎「ああ」
   「…どうした?何か様子がおかしいぜ?」

梓「憂のベッドの奥の左側に…鏡…ありますよね…?」ガクガク

承太郎「ああ」チラッ
   「ッ!」
   「こ…こいつはッ…」

?「……」ドドドドドドドドドドドド

承太郎が目にしたもの…それは…
何か人のようなものであったッ!



31 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:23:35.36 ID:/qXBqoDO

承太郎「な…何だ…あれはッ…」ハァ…ハァ…
   (ベッドの奥に座ってやがったから気づかなかったッ…)

梓「わかんないです…」ガクガク
 「ムギ先輩…この病院…幽霊が出るって噂…ありますか…?」ガクガク

紬「いいえ…そんな噂聞いたことないわ」

律「幽霊…?」

澪「ヒッ…」

和「見間違いじゃ…」

承太郎「いや…確かにいる」
   「全員そこの鏡を見てみな…」

律「うわっ!」ビクゥ!

紬「きゃっ!」ビクゥ!

澪「あ…」パクパク

和「あっ!」ビクゥ!

唯「ほんとだ…」



32 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:24:17.55 ID:/qXBqoDO

梓「憂は…これが原因なんじゃあ…」

唯「それは違うと思う…」

梓「え…?」

唯「何かわかるんだ」
 「あの人…すごく優しい感じがする」

承太郎「確かにな」
   「…見たところ危害も加えなさそうだ」

律「本当に大丈夫なのか…?」

承太郎「恐らくな」
   「そいつは人間じゃあない」
   「何かこっちからしない限り無害だろう」

澪「それじゃあ…今日は帰るか」

紬「みんな送っていくわ」
 「唯ちゃんはどうする?」
 「私の家に泊まってもいいけど…」

唯「ううん…大丈夫」
 「ありがとね、ムギちゃん」

斎藤「皆様、お迎えにあがりました」



33 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:24:50.96 ID:/qXBqoDO

帰り道!

ブロロロロ

紬「あとは承太郎君だけね」

承太郎「ああ」

紬「憂ちゃんの隣にいた人…何者かしら…?」

承太郎「…見当がつかない」
   「今は幽霊としか言いようがないな」

紬「そうね…」
 「明日から調べてみるわ」

承太郎「そうか、頼む」



34 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:25:30.99 ID:/qXBqoDO

キィッ

承太郎「着いたか」
   「わざわざ悪かったな」ガチャッ

紬「ううん、いいの」
 「それじゃあ、また明日学校で」

斎藤「お体に気をつけてください」

承太郎「ああ」
   「じゃあな」

バタン



35 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:26:06.15 ID:/qXBqoDO

斎藤「…紬お嬢様」

紬「何?」

斎藤「先ほど空条様とお話されていました『幽霊』とは?」

紬「あなたは憂ちゃんの病室の鏡を見たかしら?」

斎藤「はい」
  「皆様が注目されていたので」

紬「鏡に映ってなかった?」

斎藤「何がでしょうか?」

紬「ベッドの横に人のようなものが座ってたでしょ?」



36 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:27:16.00 ID:/qXBqoDO

斎藤「いえ…そのようなものは決して…」
  「鏡には壁とベッドしか映っておりませんでした」

紬「何も…見えなかったの?」

斎藤「はい」

紬「あの病院…幽霊が出るって噂…あるかしら?」

斎藤「あの病院は琴吹グループのものですが」
  「そのような噂は誰からも聞いておりません」

紬「そんなはずは…」
 「みんな確かに見たって…」

斎藤「…皆様お疲れだったのでしょう」
  「紬お嬢様も今日はゆっくりお休みください」

紬「…ええ」
(…どういうこと…?)

この日…ニューヨークから一人の老人が日本へ旅立った…

To Be Continued…



38 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:31:45.46 ID:/qXBqoDO

補足
・何か暗くなってしまいました
・戦闘は次回かその次からです
・今回はセリフのみですが、徐々にナレーション的なものは入ってきます
・何か質問等あれば答えます
・次回は来週の月曜日です



39 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:34:06.27 ID:/qXBqoDO

期待してくれてる方、ありがとうございます
頑張ります、とにかく

>>5
続編的な感じになります
正しくは続編のパラレルワールドです




37 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/20(月) 21:29:14.45 ID:CfU4dADO



今までのシリーズ全部見てるぜ

今回も期待してる



41 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします:2010/12/21(火) 03:03:33.34 ID:Zga5ZjMo


今までは一応全て読んでるぜ
だが、ディオ様やエンヤ婆の件を覚えていなかった
とりあえず楽しみだ、がんばれ





46 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:17:13.23 ID:RPr31gDO

翌日の教室!

律「唯は休みか…」

澪「まあ…昨日あんなことがあったしな…」

紬「…みんなに話があるの」

和「何かしら?」

紬「昨日…みんな憂ちゃんの病室で幽霊…見たわよね?」

澪「ヒッ…」ガクガク

律「ああ…見た」



47 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:18:23.41 ID:RPr31gDO

紬「私…斎藤に聞いてみたわ」
 「斎藤も幽霊を見たの?って」

承太郎「…大体予想がつくんだが」

紬「それじゃあ率直に言うわ」
 「斎藤だけじゃなく、病院の関係者全員…」
 「幽霊なんかあの病院で見たことないらしいの」

澪「そ…それって…」

承太郎「俺達に…霊視に近い能力が身についたってことか…」

律「そんな漫画みたいなこと…」

和「でも…今はそうとしか考えられないわね」



48 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:19:36.74 ID:RPr31gDO

紬「それで、一つ提案があるの」

澪「何だ…?」

紬「今日…また確かめに行きましょう」
 「憂ちゃんの病室へ」

澪「でも迷惑じゃないか…?」

律「いや…行こう」
 「私達にしか見えないなら尚更行った方がいい」
 「あいつが憂ちゃんに何かしたら、止めれるのは私達しかいないんだ」

和「そうね…」
 「行きましょう、憂の病室へ」

承太郎「中野も連れていった方がいいだろう」
   「呼んでくるぜ」



49 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:21:28.30 ID:RPr31gDO

憂の病室!

コンコン

唯「誰だろ…」スタスタ
 「どうぞ」ガラッ

律「よっ」

唯「あ…みんな…」

澪「憂ちゃんは…」

唯「昨日よりは熱も下がったみたい」

澪「そっか…」ホッ



50 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:22:28.69 ID:RPr31gDO

承太郎「平沢…少し中に入れてくれ」

唯「あ、それもそうだね」
 「みんな入って」

承太郎達は部屋に入る…
ベッドの横には…まだ幽霊が座っていた

澪律紬梓和承「ッ!」

承太郎「まだ…いたのか…」

唯「まだって、あの座ってる人のこと?」

紬「ええ…」
 「どうやら見間違いじゃなかったようね…」



51 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:23:35.04 ID:RPr31gDO

梓「唯先輩…あの人…ずっといたんですか?」

唯「うん…私が来た時からずっと…」
 「看護婦さんに聞いたんだ、あの人誰ですか?って」
 「そしたら、『誰もいないけど…』って言われちゃった」

和「どうやら…斎藤さんは気を遣ってくれたってわけじゃあないみたいね」



52 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:24:15.48 ID:RPr31gDO

唯「でも、その人何もしてこないんだ」
 「ううん…一回も動いたところを見たことがない…」

律「何なんだ?そいつの目的は…」

梓「とりあえず…本当に何もしてこないんですね?」

唯「うん…」

紬「ひとまず…安心ってことかしら」

和「あんまり長居しても悪いから帰りましょう?」

承太郎「…ああ」
   「お前はまだいるのか?」

唯「うん…もう少しだけ」

律「唯…気持ちはわかるけど…学校には来いよ?」

唯「…うん」



53 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:25:04.05 ID:RPr31gDO

帰り道!

澪「唯…目が真っ赤だったな…」

承太郎「…寝れなかったんだろうな」

和「ええ…」
 「あの子…すごく優しい子だから」

律「まあな…特に憂ちゃんのこととなると…」

澪「律止まれ!」
 「信号まだ赤だぞ!」

律「うぉっ!」
 「危ねー…」



54 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:25:46.11 ID:RPr31gDO

紬「あ…」

梓「どうしました?」

紬「私の家の方向から煙が上がってるから…」

承太郎「…火事か」

澪「かもな…冬場は多くなるし」
 「ムギの家は大丈夫なのかな…」

紬「何も連絡はないから大丈夫だと思う…」

澪「そっか…」



55 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:27:32.51 ID:RPr31gDO

律「ここの信号待ち時間長いな~」

梓「そうですね」
 「特に交通量が多いわけでもなさそうですけど」

澪「あ、青に変わった」
 「行くか」スタスタ

律「こういう話してたら変わるんだよな~」

澪は先頭を歩きだす…
何かが迫っていることにも気づかずに…



56 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:30:48.60 ID:RPr31gDO

ブォォオオオオオ!

迫ってきていたのはトラックだったッ
スピードを緩める気配はなく!
真っ直ぐに澪に突っ込んできたッ!

律「って澪!」
 「トラックが突っ込んできてるぞォォオーーーーーッ!」


澪「え…」

梓「澪先輩逃げてェェェーーーッ!」

紬「澪ちゃん!早く走ってぇえええッ!」

和「ドライバーは何やってんのよッ!」
 「澪ッ!早く逃げてッ!」

澪「い…」
 「いやああああああああああああああああああああああああっ!」



57 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:31:49.16 ID:RPr31gDO

承太郎「秋山ァァアアアアア!」ズギュ―z_ン!

澪のもとに駆け出す承太郎ッ
しかしッ!承太郎と共に駆け出す者がもう一人いたッ!

律「あ…あれはッ…」

紬「こんなこと…嘘ッ…」

梓「今承太郎先輩の背後に現われたのはッ…」

和「まさかッ!」

律紬梓和「幽霊ッ!?」



58 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:33:01.18 ID:RPr31gDO

承太郎「止まりやがれッ!」
   「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

その幽霊は、澪を助けたいという気持ちから現れたのか…
承太郎の気持ちに応えるかのようにトラックに拳を繰りだしたッ!

梓「やった!トラックが横転する!」

和「いいえ!まだよッ!」
 「トラックは澪に向かって滑ってる!」

澪「あああああああああああああああああああああっ!」ズギュ―z_ン!



59 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:34:25.33 ID:RPr31gDO

紬「あれはッ!」

律「まさか…まさかッ!」
 「澪にも幽霊が!」

梓「お願い!澪先輩を守ってェエエーーーーー!」

ドゴォ!

澪とトラックが接触しそうになるその瞬間ッ!
澪の幽霊がトラックに触れたッ!

承太郎「秋山ッ!」

澪「ジョ…ジョ…」グスッ
 「ジョジョォォオオオ!」ポタポタ

律紬梓和「え…?」



60 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:35:11.67 ID:RPr31gDO

律達が視界に捕えたものッ!
それは泣きながら承太郎にすがりつく澪であった!
澪が助かったという喜びももちろんあったが…
彼女達には一つの疑問が浮かび上がった…

和「トラック…は…?」

律「わかんねえ…」
「澪の幽霊がトラックを殴ったと思ったら…消えてた…」

紬「みんな!あれ!」

紬が指をさした方向…20m程前方にはあのトラックがあったッ



61 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:35:43.03 ID:RPr31gDO

梓「似てるトラックじゃあ…」

紬「いいえ…見間違えるはずないわ…」
 「トラックの側面を見て」

和「あれは…承太郎君の幽霊が殴った跡…」

律「あの幽霊…味方…なのか?」

梓「…悪霊ってわけじゃあなさそうですね」

和「とりあえず…澪のところに行きましょう」



62 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:36:36.17 ID:RPr31gDO

タタタタ

紬「澪ちゃん…大丈夫…?」

澪「う…んっ…」グスッ
 「でも…すごく…怖かったッ…」ギューッ

承太郎「もう大丈夫だ…安心しろ」

梓「澪先輩に承太郎先輩…その…」
 「二人の背中に…」

律「梓ッ!」
 「…澪には…言うな」ボソッ

梓「そうですね…」
 「すみません…やっぱり何もないです」

紬「この状態だと無理ね…」
 「…今日は帰りましょう」



63 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:37:13.83 ID:RPr31gDO

その後の琴吹家!

紬「斎藤…憂ちゃんは特に変わった様子はない?」

斎藤「はい」
  「お嬢様…幽霊の件ですが、病院の者に一人一人聞いて回りました」

紬「それで…」

斎藤「…やはり、何も知らないと全員が答えました」

紬「そう…わざわざありがとう」

斎藤「いえ…お嬢様の為ですので」

紬「ありがとう」フフッ



64 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:37:52.01 ID:RPr31gDO

紬「そういえば、今日家の近くで火事がなかった?」

斎藤「近くというほどではありませんが…」
  「何でもニューヨークからの飛行機が墜落したとかで…」

紬「大変じゃない!」

斎藤「規模は小さいものでした」
  「SPW財団の小型機らしく…」
  「死者も出ておりません」

紬「そう…」
 「でもSPW財団だなんて、どうかしたのかしら」

斎藤「ニューヨークの不動産王を送り届ける最中だったようです」

紬「そう…大変だったみたいね」



65 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:38:38.83 ID:RPr31gDO

ピリリリ

紬「斎藤、少しごめんね」

斎藤「それでは私は失礼します」

ガチャッ バタン

紬(承太郎君…今日のことかしら)ピッ
 「もしもし」

承太郎『悪いな、忙しかったか?』



66 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:39:06.74 ID:RPr31gDO

紬「ううん、ちょっと斎藤とお話をしてただけ」

承太郎『そうか』
   『それじゃあ喋り疲れさせちまうと悪いから手短に言うぜ』

紬「ええ…」

承太郎『今日…俺のじじいが俺の家に来た』
   『…幽霊の話を聞きにな』

紬「えっ!?」
 「それってどういう…」



67 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:39:37.87 ID:RPr31gDO

承太郎『…じじいは幽霊の正体を知っている』
   『それで、俺達が幽霊を見た話をしたら、俺達全員に会いたいと言った…』
   『そんなわけで、明日の放課後…俺の家に来てくれると嬉しいんだが』

紬「ええ…わかったわ」
 「明日わかるのね…やっと…」

承太郎『ああ…』
   『それじゃあ失礼するぜ』
   『他のヤツらにも電話しないといけないからな』

紬「手伝おうか?」

承太郎『いや、大丈夫だ』
   『またな』

紬「ええ、また明日」ピッ



68 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:40:17.67 ID:RPr31gDO

翌日の放課後の空条家!

梓「着きましたね」

律「相変わらずでかいなぁ~」

和「唯…大丈夫?」

唯「うん」
 「憂も頑張ってるのに、私だけメソメソしてちゃあダメだし」

和「そう」フフッ



69 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:40:49.09 ID:RPr31gDO

承太郎「…入るぞ」

ガラッ

唯澪律紬梓和「おじゃまします」

承太郎「こっちだ」スタスタ

唯「聖子さんは?」スタスタ

承太郎「買い物じゃあないか?」スタスタ

唯「会いたかったのにな~」スタスタ

スタスタ

承太郎「ここだ」
   「おい、連れてきたぜ」ガラッ



70 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:41:27.67 ID:RPr31gDO

唯「おじいちゃんこんにちは!」

梓「お久しぶりです」ペコリ

澪律紬和「こんにちは」ペコリ

ジョセフ「ああ、こんにちは」
   「わざわざ来てもらってすまなかった」
   「とりあえず入ってくれ」

ゾロゾロ

ジョセフ「承太郎、これで全員か?」

承太郎「ああ」
   「あと一人、そいつの妹が入院してるがな」

ジョセフ「そうか…」
    「気の毒だったな…」

唯「うん…」



71 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:42:13.01 ID:RPr31gDO

ジョセフ「そういえば…」

和「あ、私は真鍋和です」

ジョセフ「そうか」
    「よろしく頼むよ」

和「はい」

ジョセフ「そして、わしはジョセフ・ジョースターじゃ」



72 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:43:48.59 ID:RPr31gDO

紬「まさか…昨日墜落した飛行機に乗ってた不動産王って…!」

ジョセフ「わしじゃ」
    「君は確か琴吹グループのお嬢さんだったかな」
    「SPW財団とはいい関係だしよく知っとるよ」

紬「ありがとうございます」ペコリ

律(話の次元が違う…)

紬「そうだ…ジョースターと言えば…」
 「承太郎君は…ジョースター家の末裔…ですよね?」

ジョセフ「それも含めて話があるんじゃ」
    「君達にはこれが見えるかな?」ズギュ―z_ン!



73 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:44:37.12 ID:RPr31gDO

澪「これはッ…」

律「ジョセフさんの腕に茨みたいなのが…」

ジョセフ「…どうやら見えるってのは本当らしいな」
    「君達が今見たものは『スタンド』と呼ばれるものだ」

唯澪律紬梓和「スタンド…」

ジョセフ「ああ」
    「昨日、君達は承太郎や澪ちゃんから幽霊のようなものが出たのを見たらしいが…」
    「それも『スタンド』と呼ばれるものじゃ」

律「幽霊なんかじゃあないってことですか…?」



74 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:45:59.83 ID:RPr31gDO

ジョセフ「ああ」
    「『スタンド』は生命エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョン…」
    「超能力を具現化したようなもの…と言えばわかりやすいか」

梓「超能力…」

唯「憂の病室にいる幽霊もスタンドなの…?」

ジョセフ「恐らくそうだろう」
    「そして、そのスタンドの持ち主は憂ちゃんじゃ」

唯「憂の…」



75 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:46:57.69 ID:RPr31gDO

紬「お医者さん達…みんなスタンドは見えないらしいんです…」

ジョセフ「それは、彼らが『スタンド使い』じゃあないからさ」
    「『スタンド』は『スタンド使い』にしか見えない」

紬「ということは…」

律「まさか…」

和「私達もスタンド使いなんですかッ!?」



76 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:48:10.77 ID:RPr31gDO

ジョセフ「…そうなる」
    「そして、ここからが本題じゃ」
    「これは本来、ジョースター家の問題なんだが…」
    「君達にもスタンドが現れたのなら話は別だ…」
    「一応…話しておいた方がいいだろう」

唯澪律紬梓和承「……」

ジョセフ「まずはこの写真を見てくれ」パサッ

ジョセフが取り出した写真には、鉄の箱が写っていた…



77 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:49:44.97 ID:RPr31gDO

承太郎「…これは…棺桶か?」

ジョセフ「そうだ」
    「その棺桶は今から4年前に大西洋から引き上げられた」
    「…今はSPW財団で保管してあるんだが…」
    「それはお前の5代前の祖父…」
    「ジョナサン・ジョースターが死亡した客船に積んであったそうだ」

和「それで…この棺桶はどういう…」

ジョセフ「…棺桶は空っぽだった」
    「わしはその中に入っていたヤツを捜している!」



78 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:50:20.42 ID:RPr31gDO

律「おい…これ…名前書いてないか…?」

澪「本当だ…」
 「『DIO』…」

ジョセフ「そう!われわれジョースター家は…」
    「その長い眠りから覚めた男!DIOと闘う宿命にあるのじゃ!」

梓「そんなッ!それじゃあ承太郎先輩はッ!?」

ジョセフ「…わしと一緒に来てもらうことになる」



79 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:51:00.77 ID:RPr31gDO

紬「ジョースターさん…お言葉ですが…」
 「あまりにも勝手すぎると思います」

承太郎「まあ待て」
   「そのDIOってやつに何か手がかりはあるのか?」
   「どうも突然すぎて信じられない」

ジョセフ「…実はわしは一年ほど前にスタンド能力が突然発現した」

紬「さっきの…」

ジョセフ「そうじゃ」
    「そして…なぜDIOという存在に行き着いたのか…証拠を見せよう」スッ



80 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:52:04.02 ID:RPr31gDO

そう言って…
ジョセフはカバンからポラロイドカメラを取り出した

澪「カメラ…?」

ジョセフ「うおおおおおおおおおお!」ズギュ―z_ン!
    「ハーミットパープルッ!」ガシャアン!

ジョセフは『ハーミットパープル』と呼ばれたスタンドでカメラを叩き壊したッ!
しかしッ!誰もが壊れたと思ったポラロイドカメラから写真が出てきたのだッ!



81 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:53:51.81 ID:RPr31gDO

紬「これはッ…これがスタンド能力ッ!?」

ジョセフ「そうじゃ…」
    「わしの能力は『念写』…」
    「そして承太郎…」
    「これからこのフィルムに浮き出てくるものがお前の運命を決定づけるッ!」

承太郎「…一体どういうことだ」

ジョセフ「承太郎…自分の首のうしろを見てみろ」



82 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:54:29.57 ID:RPr31gDO

承太郎「これは…」

唯「星型の…アザ…?」

ジョセフ「それはわしにもあるし、ホリィにもある」
    「そして…わしの父にもあった」
    「ジョースター家はみんなこのアザがあるらしい…」

承太郎「もったいぶらないで早く言えッ!」



83 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:55:06.26 ID:RPr31gDO

ジョセフ「これを見ろォォオーーッ!」パサッ

承太郎「何ッ!?」
「こ、こいつはッ!」

承太郎が見た写真!それには金髪の男が写っていた…
だが…それだけではない…
その男の首のうしろ!そこには承太郎達と同じ星型のアザがあったッ!

ジョセフ「わしの念写にはいつもDIOだけが写る…」
    「そしてこいつの首のうしろにあるのは!」
    「このくそったれ野郎の首から下はッ」
    「わしの祖父ジョナサン・ジョースターの肉体をのっとったものなのじゃあああーーーーーッ!」



84 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:56:04.72 ID:RPr31gDO

律「一体何が…」ピラッ
 「こ、これは…」

澪「この人はッ…!」

唯「3年の初めに…私達が楽器屋に行ったとき…」

紬「私達より先に店内にいて…」

梓「ギターを売っていた男じゃあないですかッーー!」



85 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:56:43.25 ID:RPr31gDO

ジョセフ「君達はこの男を知っているのかッ!?」

紬「はい!」
 「私達がギターを売りに楽器屋に行ったら」
 「その男がさきにギターを売っていたんです!」

和「でも何でわざわざ売りに行くような真似を…」

ジョセフ「恐らく…やつはまだ肉体が完全には馴染んでいない」
    「騒ぎを免れるため、留守の家からギターをかっぱらって売ったんじゃろう」



86 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:57:23.21 ID:RPr31gDO

澪「何でお金なんか…」

ジョセフ「あいつはスタンド使いを仲間にするべく世界中を回っているはず」
    「そのための金が無くなったんだろう」

和「なぜ仲間を…?」

ジョセフ「わし達ジョースター家とDIOの間には因縁がある…」
    「確実にジョースター家を抹消するためにスタンド使いを集めているんだろう…」

承太郎「…一つ疑問があるんだが」

ジョセフ「言ってみろ」

承太郎「俺がスタンド使いになったのはわかる…」
   「一応ジョースター家の末裔だからな」
   「…だが…なぜそいつらにもスタンドが発現しているんだ?」



87 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 17:58:30.68 ID:RPr31gDO

澪「確かに…」

ジョセフ「…みんなに近しい…」
    「親しいヤツにスタンドの才能があり…その影響をうけたんだろう…」
    「…どういうことかわかるな」

律「私達は…ジョジョの影響を受けてってこと?」

ジョセフ「そうじゃ」

和「憂は…」

ジョセフ「…彼女には才能がなかったってことだろう」
    「スタンドに対する『抵抗力』…それがなかった」



88 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:00:44.17 ID:RPr31gDO

紬「ジョースターさん…それが…」

ジョセフ「何じゃ?」

紬「憂ちゃん…徐々に…本当に徐々にだけど…」
 「回復していってるらしいんです」

唯「どういうこと…?」

ジョセフ「…言いにくいが…それは気のせいじゃ」
    「単に解熱剤が効いているだけだろう…」
    「解熱剤の効果が切れたら、再び高熱になる…」



89 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:01:38.92 ID:RPr31gDO

唯「憂は…治らないの…?」

ジョセフ「…おそらく治ることはない」
    「DIOを見つけだし…倒さないことにはな…」

唯「なんで…」

ジョセフ「承太郎にスタンドが発現したのは、おそらくDIOが原因…」
    「そして…君達は承太郎の影響を受けた…」

澪「私達も…間接的にDIOの影響を受けてる…」

ジョセフ「そうじゃ」
    「だから諸悪の根源…DIOを叩かねばならんッ!」



90 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:02:33.46 ID:RPr31gDO

梓「あの…私にも一つ疑問が…」

ジョセフ「何じゃ?」

梓「承太郎先輩に澪先輩、憂のスタンドは見ました」
 「それ以外の人達…スタンドが出る気配すらないんですけど…」

ジョセフ「…梓ちゃん達のスタンドのことだが…」
    「スタンドには出し方というのがあってな…」

承太郎「待てッ!」

ジョセフ「…どうした」



91 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:03:18.39 ID:RPr31gDO

承太郎「それは…そいつらには教えるな」
   「そいつらは知らないでいい」

ジョセフ「…そうじゃな」

律「おいおい…何二人で勝手に納得してんだよ」
 「私達はそのスタンドの出し方ってのを知りたいんだけど」

承太郎「…だからお前らは知らなくていい」

唯「何で!?教えてよ!」

承太郎「何回も言わせるなッ!お前達は知らなくていいと言ってるだろうッ!」

唯澪律紬梓和「!」ビクゥ!



92 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:03:51.25 ID:RPr31gDO

ジョセフ「落ち着け…承太郎…」
    「今度はわしから君達に質問だ」
    「君達は…なぜそんなにスタンドを出したいんじゃ?」

紬「それは…少しでも承太郎君達の役に立ちたいから…」

承太郎「……」



93 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:04:37.85 ID:RPr31gDO

ジョセフ「…具体的には?」

和「私達も承太郎君達に着いて行って…」

ジョセフ「…闘うのか?」

唯澪律紬梓和「……」コクリ

承太郎「お前ら…DIOの写真は見たな?」

澪「ああ…」

承太郎「…あいつの首から下は何だ?」

梓「ジョセフさんのおじいちゃんの…」
 「あッ…」



94 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:05:12.21 ID:RPr31gDO

唯「どうしたの、あずにゃん…?」

梓「わかりませんか…?今のDIOの肉体がジョナサンさんってことは…」

和「DIOと闘って負けたら最悪…いいえ…確実に殺されるってことね」

ジョセフ「…そういうことじゃ」
    「これは生死に関わる問題なんだ」



95 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:06:03.97 ID:RPr31gDO

律「…それくらいわかってるよ」
 「でもさ…そんなに危険な状態だからこそ仲間が必要なんじゃあないの?」

ジョセフ「…それはこれから見つけるつもりじゃ」

和「…スタンド使いはそんなにすぐ見つかるものなんですか?」

ジョセフ「それは…」



96 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:06:47.16 ID:RPr31gDO

唯「それなら…私達を連れて行ってよ!」

澪「…ジョジョはいつも私達を守ってくれてる」
 「いつもいつも…一人で」

承太郎「……」

澪「もう…守られてばかりは嫌だッ…」

承太郎「…俺は近々いなくなる」
   「それからは自分で守るしかないが」

澪「そういうことを言いたいんじゃあないッ!」



97 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:07:48.71 ID:RPr31gDO

澪「私達にも…ジョジョを守らせてくれよ…」
 「たまにはさ…そのでっかい身体を私達に預けてくれよ!」
 「私達はそんなに頼りないのかよッ!」
 「今まで…3年間…一緒に過ごしてきたろ…?」ポタッ
 「何だったんだよ…この3年間はぁ…」ポタポタ

律「澪…」

承太郎「…帰れ」

唯澪律紬梓和「え…」

承太郎「帰れ、と言ったんだ」



98 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:08:30.44 ID:RPr31gDO

律「…何だよ」
 「何なんだよてめぇぇえええ!」ガシッ

承太郎「……」

唯「りっちゃん!?」

紬「りっちゃん!承太郎君から手を離して!」

律「うるせぇぇえええ!お前らは黙ってろ!」

唯紬梓和「!」ビクッ

承太郎「……」



99 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:09:33.25 ID:RPr31gDO

律「何だよ『帰れ』って!」
 「澪はッ!澪なりにお前に一生懸命思いを伝えただろッ!」
 「お前は私達の3年間を…私達と一緒に過ごしてきた3年間をッ…!」
 「『帰れ』の一言で終わらせんのかよ!」
 「私達はその程度の存在なのかよッ!?」

紬「りっちゃん抑えて!」

梓「律先輩!落ち着いてください!」

承太郎「……」



100 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:11:30.58 ID:RPr31gDO

律「私もさ…澪と同じ気持ちだ…」
 「そりゃあ私はみんなに比べて頼りなかったかもしんない…」
 「でもさ…頼ってくれよ…私は部長だぞ…?」
 「何もかも自分で背負おうとすんなよ…」

承太郎「……」

律「何か…言ってくれよ…」ポタッ
 「私達の関係ってこんなもんだったのかよ…」ポタポタ
 「ジョジョ…」ドンッ
 「おい…ジョジョぉ…」ドンドン

律は…大粒の涙を流しながら承太郎の胸を叩いた…
どうにかして承太郎に自分達の気持ちを伝えるために…
…その一撃一撃はあまりにも弱々しく…切ないものだった…



101 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:12:02.51 ID:RPr31gDO

承太郎「……」グイッ
   「…じじい」

ジョセフ「…何じゃ」

承太郎「…俺は部屋に戻る」
   「…そいつらを頼むぜ」スタスタ

ジョセフ「…ああ」

梓「そんなッ…ちょっと待ってくださいよ!」

スタスタ



102 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:12:39.67 ID:RPr31gDO

ジョセフ「…梓ちゃん」

梓「…はい」

ジョセフ「…承太郎を責めないでやってくれ」
    「…全てはわしの責任だ」

梓「そんなこと…考えてませんから…」

ジョセフ「そうか…」
    「みんなもだ…」
    「すまなかった」ペコリ

紬「そんな…頭を上げてください」

ジョセフ「…すまない」



103 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:13:17.71 ID:RPr31gDO

和「今日は…帰りましょうか」

唯「…そうだね」

スタスタ

唯澪律紬梓和「…おじゃましました」

ジョセフ「…すまなかった」

ガラッ ピシャッ

唯澪律紬梓和「……」スタスタ

和「…澪、律…大丈夫?」

澪律「うん…」



104 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:13:57.14 ID:RPr31gDO

唯「私…さ…」

紬「どうしたの?」

唯「諦めないよ」

梓「何をですか…?」

唯「承太郎君達について行くこと」
 「きっと…スタンドを出せたら二人とも納得してくれると思うんだ」

紬「でも…どうやって出すか…」

律「澪…本当にどうやって出したか覚えてない?」

澪「…ごめん」

和「…それぞれ考えましょうか」



105 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:17:14.16 ID:RPr31gDO

梓「そういえば、花京院先輩今日帰国したんでしたっけ」

和「ええ」
 「明日から学校に来るって言ってたわ」

彼女達は…気づかなかった…
空条家を出てから…彼女達の姿が見えなくなるまで…
承太郎が彼女達を見守っていたことを…
そして…律との会話のあとに…承太郎が学生帽を目深に被った理由を…


To Be Continued…



106 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 18:34:31.55 ID:RPr31gDO

補足
・今回は投下中に大幅に書き換えたので、誤字脱字があるかもしれないです。
 その時は脳内変換よろしくお願いします
・何か暗くなりました。明るくなんないですね
・トラックの運転手は居眠り運転
・警察が怖いDIOかわいい
・何か質問あれば答えます
・次回は元旦で

以下、クリスマスに関して
・「Oh My ギー太!」の歌詞のギー太を承太郎に変えてニヤニヤ、そんなクリスマス
・「青春Vibration」で心を結ぶ相手が承太郎、そんなことを考えるクリスマス
・「夕空ア・ラ・カルト」言わずもがな、そんなクリスマス
・「野生の情熱」大胆な夢想しちゃう紬ちゃん、そんなクリスマス
・「Over The Starlight」言わずもがな、そんなクリスマス
・上の読みたい人います?そんなことを聞いてみるクリスマス
・黙々と投下する、そんなクリスマス
・今年はけいおんキャラに囲まれてのクリスマス、だから寂しくないッ!




107 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 19:37:44.97 ID:EDDzQHQo

ち~~っとばっかしDIOに親近感ってやつが沸いて来たぜェェ~~~

旅費が無くなったとか、そんなんでいいのか!wwww



108 名前:Are you enjoying the time of eve?:2010/12/24(クリスマスイブ) 23:41:02.15 ID:UrdOol60

まさかうろジョジョのDIOは金が無くなったから一行に便乗してるんじゃ……



109 名前:MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!):2010/12/25(クリスマス) 12:40:57.94 ID:ZIGPOQAO

デーボとお茶したりンドゥールにアクエリ差し入れしたりしてるけどな






関連記事

ランダム記事(試用版)




承太郎「平沢達との奇妙な冒険」#1
[ 2011/08/01 23:11 ] ジョジョの奇妙な冒険 | | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6