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唯「小さなあずにゃん?」 【クロス】


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:11:43.27 ID:lDfAHBicO

唯「あずにゃんそっくりだねー」ナデナデ

梓(小)「……」

唯「なんで部室にいるんだろ?迷い込んだのかな?」ナデナデ

梓(小)「……にはっ」ニカッ

唯「あ、笑った」ナデナデ

梓(小)「……もっと頭ナデナデして」

ガラッ
律「うーす」

唯「あ、りっちゃん!あのね……あれ?」

律「どした?」

唯「今あずにゃんに似た小さな子が……あれ?どこいったんだろ?」

ガラッ
梓「お疲れ様でーす」





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:15:47.15 ID:lDfAHBicO

梓「ミニあずにゃん?」

唯「そう、ミニあずにゃん!」

梓「私にそっくりなんですか?」

唯「そうだよ!サイズはあずにゃんよりも小さいけど!」

澪「近所の子が迷い込んだんじゃないのか?」

唯「う~ん?でもあずにゃんに本当にそっくりだったんだよ」

梓「気のせいじゃないですか?」

律「そんな事よりお菓子……」
澪「練習!」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:19:42.64 ID:lDfAHBicO

律「へいへい、分かりましたよ~っと」

澪「律……私達はティータイム部じゃないぞ?」

律「それでも悔い無し!」

澪「悔いろ!」

梓「じゃあアンプをセットしますね……あれ?」

唯「どったの?あずにゃん?」

梓「何か小指に痣があるんです……何だろ?これ」

紬「あらあら、しゃぶれば治るわよ、ちょっと貸し
梓「結構です」サッ



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:24:51.91 ID:lDfAHBicO

律「よーし!じゃあいくぞー!」カンカンカンカン

ジャーン!
梓「痛ッ!?」

唯「あずにゃんどうしたの!?」

梓「いえ……何か小指に痛みが……」

澪「大丈夫か?病院行ったほうがいいんじゃないか?」

梓「いえ、もう痛くないですから……」

梓(小)「……」ジーッ

唯「あ!ミニあずにゃんだ!」

律「……どこに?」

唯「どこにって……あれれ~!?今入り口に立ってたんだよ~」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:31:10.44 ID:lDfAHBicO

唯「……って事があったんだよ今日!」

憂「へー……お姉ちゃん、変な薬とかやってないよね?」

唯「ういまで……お姉ちゃんは悲しいよ……」シクシク

憂「はいはい、泣き真似はもういいから、先にお風呂入るねー」
トタトタ バタン

唯「も~、なんで誰も信用してくれないんだろ?」

梓(小)「……」ジーッ

唯「あれ!?ミニあずにゃん!?」

梓(小)「……」

唯「ういー!!ミニあずにゃん出たー!!」

憂『お姉ちゃんうるさい!近所迷惑!』

梓(小)「……だっこ」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:35:31.04 ID:lDfAHBicO

唯「見れば見るほどあずにゃんそっくりだよー」マジマジ

梓(小)「だっこ♪だっこ♪」

唯「サイズも小さいけどあずにゃんの触角も再現してるし」フサフサ

梓(小)「えへへ~♪」

唯「何より頬っぺたの張りが違うよ!くぅ~!」
プニプニ

梓(小)「……いい」

唯「ん?」

梓(小)「頬っぺた触られるの……いい」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:41:21.39 ID:lDfAHBicO

唯「よ~し!もっとプニプニしちゃうぞ~!」
プニプニプニプニプニプニプニプニヌププニプニプニプニプニ

梓(小)「もっと!もっと!」

ガチャ
憂「お姉ちゃん、次お風呂入……何やってるの?お姉ちゃん?」

唯「何って……ミニあずにゃんの頬っぺたプニプニしまくってるんだよー!」
スカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカスカ

憂「何も無い空間に、高橋名人の16連射してどうすんの?お姉ちゃん……」

唯「おぅおー!?あれ!?」




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:46:04.49 ID:99BOeQLm0

>ヌプ

どこを触った擬音なんだ



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:49:04.44 ID:aoeehUe8O

>>25
言われるとそっちの方にしかきこえなくなっちまったじゃねぇぇぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁ





26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:48:12.67 ID:lDfAHBicO

憂「お姉ちゃん……疲れてるんだよ、紬さんに返さなきゃいけないギターの借金の所為で」

唯「違うよ!ミニあずにゃんはいるんだよ!」

憂「今日はもう寝たほうがいいよ、お姉ちゃん……」
ガチャ バタン

唯「……んも~、居るのに~」

唯「zzZZZ」

その日、私は夢を見た。
あずにゃんが泣いている夢だった。
起きた時寝汗がひどく、枕元には心配そうな憂がいた。



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:55:25.98 ID:lDfAHBicO

憂「お姉ちゃん……大丈夫?今日学校休んだ方がいいんじゃない?」

唯「大丈夫だってー、ういは心配性だなー」

憂「じゃあ先に行くね」


唯「やばいよー!家でのんびりしてたら遅刻しちゃいそうだよー!」
ドドドドドドドドド!

唯「あ、猫だ……ほれほれー」
ぬこ「ニャー」

唯「こんな事してる場合じゃないよー!」
ドドドドドドドドド!

ドゴン!ドテッ!
唯「あいた~、いつつつ……すいませんでした!」

ギンコ「……ちょっと、君に話があるんだが」

唯「急いでるんで失礼しまーす!」
ズドドドドドドドドド!

ギンコ「……やれやれ」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:01:04.70 ID:lDfAHBicO

ギンコ「……かなり浸食されてるな……まだ手遅れじゃないようだが……」


唯「あー、今日の朝は本当に疲れたよー」

梓「また寝坊ですか?」

唯「あずにゃん、またなんてそんなー、照れるなー」

澪「照れるな!誉めてない!」

唯「あれ?あずにゃん?」

梓「?なんですか?」

唯「小指の痣、広がってない?」

梓「え……?ほんとだ……」




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:03:19.86 ID:gqyCm6I50

蟲師wwwww





34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:06:36.06 ID:lDfAHBicO

紬「だから私がしゃぶ
梓「だから結構です」ササッ

律「本当に大丈夫か?一度病院に行ったほうがいいんじゃないか?昨日の澪の話じゃないけど」

梓「いえ……ほんとに大丈夫ですか……ら……?」

梓(小)「……」

梓「え?」

梓(小)「……のに」ボソッ

梓「あ……あ……?」ガタガタ

唯「あずにゃん?」

梓「あ、あそこ……あそこ……」ガタガタ

梓(小)「……居なくなってしまえばいいのに」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:15:39.39 ID:lDfAHBicO

梓「……」ガタガタ

梓(小)「!?」

ガラッ
ギンコ「間に合ったようだな」

ギンコ「……実に驚きだ……ここまで形を成してるとはな」

梓「……あれ?消えた……?」

ギンコ「消えたように見えるだけだ、実際は
さわ子「こっちです!」
ガラッ
国家の犬「貴様!何をしている!」

さわ子「この人が不審者です!」

国家の犬「分かりました!貴様!こっちに来い!」
ズルズル

ギンコ「ちょ……ま……」

国家の犬「現行犯逮捕!」

ギンコ「俺は蟲……」

ギンコ、高校無断侵入で逮捕される。



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:20:59.18 ID:lDfAHBicO

ドタバタドタバタ

律「……なんだったんだ?」

梓「……私?あれは私?」

唯「あずにゃん、見たの?ミニあずにゃん、略してみにあず!」

梓「……はい」コクン

澪「私達には何にも見えなかったぞ?なぁ律」

律「確かに何にも見えなかったな」

紬「……妖精さん?」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:28:11.52 ID:lDfAHBicO

唯「……って事がまたあってさー!」

憂「もういいから」

唯「もういいからじゃないよ!」バンッ!

憂「お姉ちゃんテーブル叩かないでよ」

唯「う~!もういい!先にお風呂入る!」
ドタドタ
憂「……はぁ」


シャァァアアアア!
唯「~~~~♪♪」

唯「あ~~、やっぱりお風呂最高だなー」

梓(小)「……最高」

唯「うわぉ!?」ビクッ!

唯「ミニあず!?……なんで服着たままお風呂入ってるのさ!?」

『お姉ちゃん!だからうるさい!』

唯「早く脱がせないと……」アセアセ



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:34:58.11 ID:lDfAHBicO

スルスル
梓(小)「……裸」

唯「ふぃ~」

梓(小)「……気持ちいい……」
ペタッ

唯「ミニあずが背中に貼りついたよ……」

梓(小)「体温……気持ちいい」

唯「とりあえず湯船に入れなきゃ、風邪引いちゃうよね?」
チャポン

梓(小)「あったかい!あったかい!」

唯「あれ……お湯が緑色になっていくよ?」

梓(小)「?」

唯「バスクリン!?バスクリン内蔵!?」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:39:13.56 ID:lDfAHBicO

唯「これは凄い機能だよー!さっそく入ってみよう!」

梓(小)「早く!早く!」

梓(小)「……早く一緒になろうよ」

ガラッ!
ギンコ「待て!!そのお湯に入るな!」

唯←裸
梓(小)←裸
ギンコ←勃起




54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:40:54.32 ID:3+Q3pQVMO

こんなギンコ嫌すぎるwww



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:47:43.75 ID:U3LfrBAJO

ギンコwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww





59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:48:00.55 ID:lDfAHBicO

ギンコ(勃起)「お前まで蟲になってしまうぞ!」

梓(小)「……」シュルン

唯「あっ!?ミニあずが排水溝に吸い込まれた!」

ギンコ(勃起)「無駄だ、あれは人じゃない、蟲だ」

唯「蟲……?」

ギンコ(勃起)「あぁ、蟲というのは
憂「バットフルスイング!!」
チンコーン!

ギンコ(破壊)「ぐはぁ!?」

憂「お姉ちゃん大丈夫!?変な事されなかった!?」

ギンコ(出血)「ま……待て、話を聞いてくれ!」

憂「変態!死ね!」
グォン!グォン!

ギンコ「うぉっ!?あぶねっ!?……じゃあな!」
ドドド!ガシャーン!



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 01:57:02.50 ID:lDfAHBicO

憂「お姉ちゃんちょっと待ってて!警察呼ぶから!」

唯「あ……うん」

唯「ミニあず……」

『お前まで蟲になってしまうぞ!!』

唯「……」
チャプ
私は、緑色に変色したお湯に指を浸してみた。

唯「!?」ドクン!


DQN1『やーい!ゴキブリゴキブリー!』

梓(小)『ひっく……!ゴキブリじゃ……ひっく!ないもん!』

DQN2『触角といいゴキブリだろー!ゴキブリー!カサカサしてみろよ!』

梓(小)『ひぐっ!もうやめてよー……うわぁぁあああん!』ポロポロ

DQN1『よし!泣いたぞ!今だ!氷殺ジェット噴射!!』



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:05:14.18 ID:lDfAHBicO

唯「!?」ハッ!

ギンコ「大丈夫か?記憶の奔流に飲まれかけたな」ポタポタ

唯「あれ?今の……?」

ギンコ「忌まわしい思い出は時として蟲を呼ぶ……
    あっ!?血が足りない……クラクラする……」ポタポタ

唯「忌まわしい思い出?あずにゃんの?」

ギンコ「人の思いや記憶に寄生する蟲だ」

憂「また戻ってきた!!!あれです!
  今まさにお姉ちゃんをバックから攻めようとしてる男です!」

国家の犬「貴様ー!またかー!!」

ギンコ、再逮捕



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:18:48.17 ID:lDfAHBicO

さわ子「……というわけで、
    昨日の変質者が徘徊してる可能性もあるので、みんな気を付けてね」

律「うぃーす」

唯「……」

梓「……」

唯「ねぇあずにゃん?」

梓「?はい?」

唯「あずにゃんって昔いじめられっ子だったの?」

梓「!?」ドキッ!

唯「ゴキブリって言われてたの?」

梓「そ、そんな事ないです!」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:31:25.37 ID:lDfAHBicO

唯「いや~、でもゴキブリって……」

梓「ゴキブリって言わないでください!」ダンッ!

律「お、おい梓……」

唯「ご、ごめんねあずにゃん……」

梓(小)「……」



ギンコ「古い記憶、思いは時と共に消えると考えがちだが、
    実際はそうじゃない、記憶の海の底に淀んでいるだけだ」

ギンコ「そしてその淀みに寄生し、形を得る」

ギンコ「今はまだ小さいが、あるきっかけで蟲はどんどん成長していく、
    宿主よりも成長したその時……」

国家の犬「精神鑑定の準備するか……」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:39:00.91 ID:lDfAHBicO

澪「じゃ、じゃあ練習しようか!」

唯「そ、そうだねー!」

梓「……ね?」ボソッ

唯「え?」

梓「ゆ、唯先輩は私の事嫌いですか?嫌いじゃないですよね!?」

唯「え?え?」

梓「嫌いになるような事を私してないですよね!?」
ガシッ!
唯「痛ッ!あずにゃん痛いッ!」

梓(小)「……」ムクムク

梓(中)「……」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:47:03.35 ID:lDfAHBicO

パッ
梓「あ!……す、すいません!」

唯「ううん、大丈夫だよ」

唯「ちょっとトイレに行ってくるねー」
パタン

梓「……」

The・トイレ個室内

シャー……
唯「ふぃー……なんでこうオシッコって気持ちが落ち着くんだろ……」

梓(中)「……唯先輩?」

唯「うわぁぁああ!?」ビクッ
ピシャ!
唯「うわっ!オシッコが場外ホームラン!」

梓(中)「嫌いになってください、唯先輩、私の事嫌いになってください」


ギンコ「陰陽思想って知ってるか?」

国家の犬「知らん!死ね!」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:54:18.59 ID:lDfAHBicO

唯「中あずにゃん!?」

梓(中)「私は、唯先輩が大嫌いです」

唯「え……?」

梓(中)「馴々しいとこも嫌いです」

唯「あ、あずにゃん?」

梓(中)「心の中じゃ見下してます、唯先輩の事」

唯「……」

梓(中)「だから、嫌いになってくくくださささいいい」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 02:59:41.78 ID:lDfAHBicO

梓(中)「……あっ!」グググ

梓(小)「……ほえ?」

唯「あっ!ミニあずに戻った!?」

梓(小)「オシッコ、オシッコー」ゴソゴソ

唯「あっ!ダメだよミニあず!立ってシーしちゃだめだよ!」

梓(小)「しー、しー」
シャァァアアアアー

唯「うわっ!オシッコ!汚ッ!熱ッ!」

隣の個室
さわ子(あの子達……教員便所で何やってるの?)



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:06:57.46 ID:lDfAHBicO

ガラッ
唯「ただいまー……」プーン

律「お、唯ただい……臭ッ!」

澪「臭いって何が……臭ッ!?」

紬「?何が臭いの?全然匂わないんだけど」

梓「!?私のオシッコの匂いがする!?」

唯「ちょっと……トイレで大惨事があったんだよ……」

律「お前そんなプレイが好きなのか?」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:19:41.63 ID:lDfAHBicO

ギンコ「人の記憶を司る部分はどこだ?」

ギンコ「そう、脳だ!」

国家の犬「Oh!No!ってか?」

ギンコ「寄生箇所はそこだ、したがって蟲師が除去するのは不可能だ」

ギンコ「宿主本人が除去する以外に方法は無い」

ギンコ「さっきも言った通り記憶や思いも陰陽思想に支配されている、
    幸せな記憶が沢山あればあるほど不幸せな記憶も負の感情と共に増大する」

ギンコ「そうやってバランスを取っているわけだ」

ギンコ「だが、裏を返せばその蟲は非常に不安定なバランスを保っているというわけだ、分かるか?」

国家の犬「わかんねーっつてるだろカス」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:27:26.45 ID:lDfAHBicO

テクテク
唯「結局チビあず(名前変えた)連れて帰らなきゃいけないのかー」

梓(小)「おんぶーおんぶー!」

唯「はい、おんぶだよー」ヒョイ

梓(小)「ふわぁ!」ワクワク

唯「あー、なんか母親の気持ち分かるなぁ……」ホノボノ

聡「あ、唯さん、ちゃぁぁらっす!……何ですか?その背中の子供」

唯「え?聡くんチビあず見えるの!?」

聡「えぇ、しっかりと」

梓(小)「死ね、クズ聡」

聡「……なんですか?この糞ガキは?」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:38:30.03 ID:lDfAHBicO

聡「……ははは、こやつめ」グググ

唯「聡くん、殴ったら怒るよ!」

梓(小)「ふ……ふぇぇええん!」ポロポロ

唯「あ、チビあず泣いちゃ駄目だよ!よしよし……」

聡「よしよし……泣いちゃだ
パシッ
梓(小)「触るな、カス」

聡「……」ピクピク

唯「も~、聡くん駄目だよ!男の子なんだから!」

聡「わ、分かってますよ……頭ナデナデブルスコファーしてあ
ドスッ!

聡「目潰しッ!?」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:45:49.33 ID:lDfAHBicO

ガチャ
唯「ういー!ただいまー!」
トテトテ
憂「お姉ちゃんただい……誰?その子」

唯「あれ?ういにも見えるの?」

憂「そりゃあ……見えるよ」

唯「チビあずだよ!」

梓(小)「あずだよ!」

憂「はぁ……チビ……あず?」

唯「今日からしばらく一緒に暮らすから!」

憂「はぁ!?」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 03:53:04.50 ID:lDfAHBicO

トボトボ
聡「……目からの出血が止まらないわけだが」ポタポタ

聡「あの糞ガキ……唯さんの知り合いじゃなかったら犯してたとこだ」ポタポタ

ギンコ「おい」

聡「はい?」

ギンコ「……やっぱりだ、種を蒔かれてる、どこで接触した!?」

聡「種?なんですか?」

ギンコ「その目はもう使い物にならん、鏡で見てみろ」

聡「へ……うぉっ!?眼が緑色になってる!?」

ギンコ「今から種を取り出す、ジッとしてろ」

聡「へ?へ?」

ギンコ「記憶の逆流があるかもしれんがジッとしてろ」
グリッ

聡「!?」ドクン!



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 04:00:57.82 ID:lDfAHBicO

『あー……オナニーしようかなー』

『かといってオナネタが無い……』

『姉ちゃん!……いませんねっと……あったあった』

『あー!やっぱ姉ちゃんのパンツかぶってするオナニーは最高だな!!いくぞー!いくぞー!』

『あ、姉ちゃん……あの、これは……その……』

『だめぇぇえ!DS逆折りしちゃだめぁぁああああああ!!』

聡「!?」ドクン!

ギンコ「大丈夫か?危なかったな」

聡「はぇ!?」

ギンコ「記憶の逆流は無かったか?」

聡「無かったです」キッパリ

ギンコ「……パンツ被ってするのが好きなのか?」

聡「はい」キッパリ



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 04:09:54.93 ID:lDfAHBicO

憂「はい、ハンバーグだよー」

梓(小)「ハンバーグ!」キラキラ

唯「やったー、ハンバーグだ!」キラキラ

憂「お姉ちゃん……チビあずと同レベルだよ?」

梓(小)「はむはむ」モシャモシャ

憂「ほら、口の周りソースだらけ」
フキフキ
唯「ほえ~、ういはいいお嫁さんになれるよ!お姉ちゃんが保証するよ」モシャモシャ

憂「……お姉ちゃんは自分で拭いてよ、なんで口をこっちに突き出してるの?」

唯「もー、ういはケチだなぁ」

グイグイ
憂「ん?」

梓(小)「……ありがと」



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 04:17:58.24 ID:lDfAHBicO

カサカサ
唯「あ!ゴキブリだ!」

梓(小)「!?」ビクッ!

憂「え!?どこ!?」

梓(小)「あぅ……あぅ」ブルブル

唯「食事中に出てくるとはふてぇゴキブリだよ!」

憂「お姉ちゃん!ゴキジェット!」

唯「よし、うい噴射して噴射、ゴキジェット噴射ー!」
シュー

梓(小)「……だめ」

ピクピク

唯「ゴキブリ死んだ?」

憂「多分、奥の方行ってたからよく分からないけど」

梓(小)「……やだ、死ぬのやだ」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 04:25:47.89 ID:lDfAHBicO

聡「ただいまー、姉ちゃん」

律「お帰り聡……っておい!そいつは!」

聡「あぁ、恩人、しばらく家に泊めるからよろしく」

ギンコ「よろしく」
ズカズカ
律「おい!ちょっと待て!」

聡「何?」

律「何じゃねーよ!不審者を家に上げるな!」

聡「不審者じゃない!俺の友達だ!ギンコさん、俺の部屋へどうぞ」

ギンコ「うむ」
ズカズカ


聡『ははっ、軽蔑しますよね……』

ギンコ『俺も……パンツ被ってするのが好きだ!』

聡『ギンコさん……』

ギンコ『握手しよう』

聡『はい!』




114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 04:27:28.13 ID:pCDwJGMDO

ワロタw





135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 09:50:27.21 ID:lDfAHBicO

梓(小)「zzZZ」スヤスヤ

唯「見れば見るほどあずにゃんそっくりの寝顔なんだよ、これが」

憂「可愛い女の子の寝顔にしか見えないんだけど……蟲?」

唯「蟲って言ってた……」


ギンコ「お前にも姿が見えていたと言うことは……あまり猶予は無いのかもしれない」シコシコ

聡「どういうことですか?」シコシコ

ギンコ「現代になって蟲も生きる環境を大きく変える……
    進化ってやつをせざるをえなくなった」シコシコ

ギンコ「昔は自然の中で人間と調和の取れた暮らしをしていたんだがな……
    今じゃ調和を保つのは難しい」シコシコ

ギンコ「あの蟲と宿主は一心同体のようなものだ、
    陰の存在がはっきり存在を主張すれば陽は……分かるか」シコシコ

聡「分かりません!」シコシコ

バーン!
律「二人してオナってんじゃねー!この変態野郎共!!……おい!パンツ返せ!」



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 09:58:59.89 ID:lDfAHBicO

ギンコ「昔……綿吐って蟲がいてな、身重の女性の卵に寄生する蟲で、
    体内の宿主を食って姿を真似て生まれてくるんだが……」シコシコシコリーナ

ギンコ「完全に絶滅したと思ったが、形を変えて進化したらしいな」シコンチョ

聡「それからどした?」シコシコ

律「人の話聞いてんのか!?くらぁ!」



梓(小)「うみゅ」
グイグイ

唯「ふみゃ?」

梓(小)「おしっこ、おしっこ!」プルプル

バッ
唯「立ち小便は駄目だよ!チビあず!」

梓(小)「……ふぅ」
シャァァアアアア

唯「ベッドがぁぁああ!」



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 10:05:25.46 ID:lDfAHBicO

唯「じゃー学校行ってくるからチビあず頼んだようい!」

憂「頼んだよ……って私も学校……」

唯「新型インフルエンザに感染したから1ヶ月休むって連絡しておいたから大丈夫だよ!」

憂「え?なに?今何て言ったのお姉ちゃん?」

唯「えー?だってチビあずの世話が必要じゃん」

憂「なんて事を……」

唯「じゃ、よろしくー」
バタン

梓(小)「遊ぼ、遊ぼ」
グイグイ

憂「まぁ……いいか」



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 10:19:13.23 ID:lDfAHBicO

唯「と、いう訳で、チビあずは現在お預かりしてますよ、あずにゃん」

梓「……」

律「昨日家も聡が変質者連れてきてさー!」

澪「変質者って?」

律「あの不法侵入した奴だよ!二人して自家発電してやがった!」

唯「でねー、そのチビあずがまた可愛いんだよーこれが!」

梓「こ……殺した方がいいんじゃないですか?」

唯「あずにゃん?何言ってるの?」

梓「だって……人間じゃないんですよね?だったら殺した方がいいですよ!」


片方が満たされれば、片方は満たされない
陰と陽、人と蟲の関係もしかり。



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 10:34:57.51 ID:lDfAHBicO

梓「じゃあ、さっそく今日唯先輩の家に行って殺しましょう」

唯「あずにゃん……何で真顔なの?」

梓「だって、『それ』がいるから私の事嫌いなんですよね?」

唯「違うよあずにゃん……」

梓「嘘だ!!!!!」


唯「嘘じゃないよ、だってあずにゃんの事好きだよ?」

梓「え?今なんて?」

唯「あずにゃんの事好きだから心配しないでって……」

梓「……もー、先輩ったら……好き好きー!」
ダキッ

唯「もー、あずにゃん痛いよー」

紬「ハァ……ハァ……いい!」

二つに一つを選ぶということは不可能だ。
そもそも同じなわけだからな
現世に現れる事自体がおかしいわけなんだが……
ふとしたきっかけでバランスが崩れて蟲が発芽したんだろ。



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 10:48:50.49 ID:lDfAHBicO

梓「……あれ?」

唯「どったの?あずにゃん」

梓「いえ……痣が小さくなってるんです、ほら」

唯「あれー、本当だ!よかったねーあずにゃん!」


憂「あれ?チビあずー!?どこ行ったんだろ?」

梓(小)「ここ、ここー!」
グイグイ

憂「また立ち小便ごっこしてるのかな?チビあずー!」

梓(小)「……あいつだ」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 10:59:16.45 ID:lDfAHBicO

じゃあどうするんですか?

うん?

放っておいていいんですか?

さっきも言ったが、放っておくしかない、どうすることもできない

役に立たないっすね!

はっはっは、殺すぞ聡、はい、キングボンビー擦り付けー

あっ!きたねぇ!

勝負に汚いは無いんだ!

はい、新幹線カード使って姉ちゃんに擦り付けー

聡!てめぇ!だが8900億ある私に死角は……うぁっ!物件捨てられたぁぁああ!!




145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 11:00:22.07 ID:U3LfrBAJO

>>144
えっ?



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 11:01:14.89 ID:z5SgLjzY0

ギンコwwwwwwww





147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 11:11:51.63 ID:lDfAHBicO

律「で、キングボンビーだった訳だよ」

澪「まぁよくわからんが、お前が変質者と意気投合したのはなんとなく分かった」

梓「唯先輩はい、あーん!」

唯「あーん!」モシャモシャ

梓「美味しいですか?」

唯「美味しいよー、あずにゃんのマドレーヌ」

紬「私のだから」

梓「唯先輩ー!ちゅっちゅー!ちゅっちゅしましょう!」
サワサワサワ
唯「もー、あずにゃん」

梓「唯先輩~」
モミモミモミモミ

唯「ふやっ!?ちょ、あずにゃんオッパイ揉んじゃ駄目だよ!」
ドンッ!
ドサッ
梓「え……?」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 11:19:09.92 ID:lDfAHBicO

憂「あれ?どこ行ってたの?」

梓(小)「……元に戻ったの」

憂「もー、またお姉ちゃんの部屋で立ち小便ごっこしてたの?」

梓(小)「お人形……」
クイクイ

憂「え?お姉ちゃんの本棚にあるあのキモい人形?はい、これ?」

憂「キモいけどお姉ちゃん大事にしてる奴だから
梓(小)「てい!てい!」
ブチブチ
憂「って言ってるそばからおわぁ!?手が!足が!」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 11:59:32.90 ID:lDfAHBicO

唯「ういー、チビあずー、ただいまー」

トタトタ
憂「お、お姉ちゃんお帰りー」
梓(小)「お帰りー!」

唯「うい、どうしたの?顔色悪いよ?」

憂「……なんでもないよお姉ちゃん」

唯「バッグ部屋に置いてくるねー」
ドタドタ


『うぉあ!?キモ可愛いぬいぐるみがッ!?足が頭に付いてるぅ!!』

ドタドタ
唯「うい!キモかわぬいぐるみがトランスフォームしてるよ!」

梓(小)「……」ピクッ

唯「チビあずー?どしたの?」


家の外
梓「……」



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:05:52.33 ID:lDfAHBicO

唯「なんだー、てっきりトランスフォームしたものだと思ったよー」

憂「ごめんねお姉ちゃん……一瞬の早業解体だったから……」

梓(小)「……ごめんなさい」シュン

唯「ううん!これはこれで可愛いよー!ういセンスあるね!」

憂「やっぱり!?やっぱりセンスあると思ったよ、私」

唯「憂、調子に乗るな」

憂「……ごめんなさい」

梓(小)「ぷくくくく!」

唯&憂「笑うとこ!?」

窓の外
梓「……」ギリギリ



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:13:17.18 ID:lDfAHBicO

唯「それで、チビあずどうしようか?」モシャモシャ

憂「お姉ちゃん、食事中に喋るの行儀悪いよ」モシャモシャ

唯「ういの子供って事にするとして……」モシャモシャ

憂「するとしてじゃないよ」

梓(小)「お母さん……お母さん!」

憂「!?」キュン

憂「いいかも、それ」

唯「だよねー!」

ピンポーン
トタトタ
憂「はーい!」
ガチャ
憂「あれ?誰もいない」



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:20:55.96 ID:lDfAHBicO

ギンコ「今、蟲の方に愛情が偏ってる状態ならば、
    宿主は存在が稀薄になってるだろうな……うぉっ!フルフル強ッ!」

聡「ちょっと待ってください、今大タル爆弾仕掛けますから……稀薄ですか?」

律「どういうこと?……よっしゃ!狙撃!」

聡「ちょ!まだ俺の退避……んなっ!?」

ギンコ「認識出来ない状態になってる可能性がある……太刀最高!!」

律「切り払いやめろって言ってんだろ!……見えないって事か?」

ギンコ「多分な」



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:33:36.53 ID:lDfAHBicO

憂「誰も居なかったよ」

唯「イタズラかな?」

憂「多分、ピンポンダッシュだと思うよ」

唯「あれ?チビあずは?」

憂「?さっきまで居たんだけど?」

唯の部屋
梓「あんたなんか死ねばいいのよ……」
ギリギリギリギリ
梓(小)「かっ……かっ!?」

梓「死んでよ」
ギリギリギリギリ
梓(小)「は……」

梓「唯先輩は私だけのものだ!」
ギリギリギリギリギリギリギリギリ!
梓(小)「」

梓「……やった」



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:43:05.95 ID:lDfAHBicO

梓(小)「死ぬわけないのになんで殺すの?」ムクッ

梓「!?」

梓(小)「あの時の自分は死なないよ?」

梓「……なんで?」

梓(小)「私は悪くないよ?」

梓「私も悪くない!」

梓(小)「これは自分が望んだ結果だから」ムクムク

梓「ひっ!?」

梓(中)「……ごめんなさい」ムクムク

梓「あ……あぁ……」ガタガタ

梓(大)「さようなら」

梓「いやぁ!!」


ギンコ「……陰と陽が逆転しちまったようだ」

聡「え?」

ギンコ「こっちの話だ」



163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:50:11.89 ID:lDfAHBicO

唯「というわけで、チビあずが失踪したんだよ……」

梓?「唯先輩、きっと自分の家に帰ったんじゃないですか?
   だからそんな心配しないでください」ニコッ
ギュッ

唯「ふぉぉ……あずにゃん!心の友よー!」
ダキッ

梓?「先輩ったら……しょうがないですねぇ……今まで通りになっただけじゃないですか」

唯「まぁそうなんだけどね……」

梓?「はい、先輩紅茶のおかわりどうぞ」ニコッ

唯「ありがとあずにゃん!」



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 12:55:19.47 ID:lDfAHBicO

唯「あずにゃんがいれば他に何もいらないよ~」
ギュッ

梓?「ちょ、先輩抱きつかないでください!」

ドクドクドク
唯「あれ?」

梓?「?先輩?」

唯「いや、なんでもないよあずにゃん!」

唯(あずにゃんの鼓動やけに早いような……気のせいかな……)



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 13:02:25.30 ID:lDfAHBicO

ギンコ「体内時計と脈拍の関係って知ってるか?」

聡「体内時計と脈拍の関係ですか?師匠」

ギンコ「うん、人間も動物も、その生涯で脈打つ回数はほぼ同じなんだ」

聡「へぇ」

ギンコ「蟲においてもそれは例外じゃないらしい、体内に流れる密度は皆違う、
    2万年生きる蟲もいれば1日しか生きられない蟲もいる」

聡「つまり?」


ギンコ「早く脈打つ者ほど早く死ぬって事だ」



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 14:44:46.61 ID:lDfAHBicO

生きるうえで選択に迫られているのは人間だけではない、動物も、蟲も同じなのだ。

ガチャ

唯「あずにゃんおつー」

梓?「~~~~♪」
ジャカジャカジャカ

唯「おぉー、あずにゃん美声だねぇー弾き語り最高だよ!」

梓?「ありがとうございます、唯先輩」ニコッ

唯「なんて歌なの?」

梓?「あぁ、これは……
律「うぃーす!」

梓?「お疲れ様です」ニコッ

律「笑顔に惚れた!」

梓?「それはお断わりします」キッパリ

一同「ははははは!」


物事に永遠など

無い



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 14:50:46.61 ID:lDfAHBicO

律「……」ジーッ

梓?「どうしたんですか?」

律「いや、なんでもないよ……」


ギンコ『いいか?絶対に刺激はするな、何が起こるかわからん』

律『刺激するなって……本物の梓は?』

ギンコ『……勘違いするな、『アレ』も本物だ、違いなど些細な事に過ぎないのだから』

律『じゃあ宿主だった梓は今どこに?』

ギンコ『記憶の海の中だよ、
    多分……全身が痣に浸食された状態でいるはずだ……人の形が残っていればな』



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 14:57:19.90 ID:lDfAHBicO

律『じゃあどうやって助けるんだよ!?』

ギンコ『助けるも助けないもない、俺たちができることは無い』

律『そんな……』

ギンコ『ただ一つ……』

律『ただ一つ?』

ギンコ『今まで通りの日常を送れ』

ギンコ『抑圧された負の感情から生まれ出でた蟲だ、
    だが……話を聞くかぎり、進化しようとしているのかもしれない』

律『だから?』

ギンコ『だから普通通りの生活を送れと言っている』



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:05:14.91 ID:lDfAHBicO

梓?「唯先輩、今日お家にお邪魔してもいいですか?」

唯「え?いいけどどうしたの?急に」

梓?「いやー、なんとなくです」テヘッ

律「いい!今の『テヘッ』の表情凄くいい!」

紬「以下同文!もう一度、さんはい!」

梓?「え?……えへっ」テヘッ



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:12:11.36 ID:lDfAHBicO

唯「どうぞーあずにゃん」

梓?「失礼します」
スタスタ
唯「あずにゃん先に部屋に行っててー」

梓?「はい」
スタスタ

梓?「……うっ!?」ドク

梓?「……もうすぐ限界なのね」

梓?「……種を蒔かないと」


ガチャ
唯「ん~どうしたの?あずにゃん、そんな不細工なぬいぐるみ持って」

梓?「え、えぇ、ちょっと変わったぬいぐるみだと思って」

唯「あー、前ここに居候してたチビあずがやったんだよ、あずにゃんもチビあず見たよね?」

梓?「え、えぇ……あ、そうだ、針と糸ありますか?直しますよ」



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:20:23.05 ID:lDfAHBicO

種を蒔かなきゃ死滅する。

ギンコ「通常は宿主が死んだら口から胞子をばらまいて風に乗って飛んでいくんだよ」

聡「へぇ~、じゃあ僕の頭に寄生してるのかもしれないわけですか?」

ギンコ「あぁ、そうかもしれんし、そうじゃないかもしれん」

ギンコ「森が無くなり、住みかが無くなった蟲が選んだ繁殖方法としては、上等の部類に入る」

ギンコ「だが誰でも発芽するわけじゃない、発芽には一定条件があるみたいだが未だはっきりしてないしな」

聡「今回みたいな場合、蟲が先に死んだら宿主はどうなるんです」

ギンコ「宿主も蟲も一心同体である以上、『死』も二人平等だ、宿主も当然死ぬさ」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:27:50.25 ID:lDfAHBicO

チクチク
梓?「……」

唯「うわー、あずにゃん裁縫上手だねー」

梓?「えぇ、これでも裁縫には自信が……痛ッ!」チクッ

唯「うわわ、絆創膏絆創膏~無いな、えーい、あずにゃん指出して!」

梓?「え?はい」スッ

チュゥゥゥウウウレロレロ

梓?「!?///」

唯「はい、終了だよー」

梓?「き、汚いですよ?私の指なんて……」

唯「えー?あずにゃんの指だから汚くないよ、大丈夫大丈夫!」

梓?「そうか……多分……これが……」

唯「?」

梓?「いえ、なんでもありません」ニコッ



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:36:26.70 ID:lDfAHBicO

梓?「……」

梓?「……多分、これで間違ってはいないと思う」

梓?「残された時間は後僅かしか無い……」

梓?「同じ仲間で私と同じやり方を選んだ仲間はいるのだろうか?」

梓?「いや、居ないと思う……こんな非生産的なやり方をする仲間は居ない」

梓?「でも、私は種を蒔く事にする」

バシャーン!



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 15:45:22.70 ID:lDfAHBicO

ガラッ
梓?「お疲れ様でーす」

唯「あずにゃんお疲れー!」

律「お?どうしたんだ梓、そんなご機嫌な顔をして」

梓?「あ、分かっちゃいますか?」

澪「分かるだろーそんなニコニコした顔してれば」

梓?「じゃあニコニコついでに一曲歌っていいですか?」

律「お!いいねぇ!一曲やっとくれ!」

澪「お前は飲み屋のおっさんか!」

梓?「ふふ、じゃあいきますよー」


ギンコ「……やられた、まさかこう来るとはな……」

ギンコ「蟲がこんな自分で自分の首を締める真似するわけないんだが……進化ってやつなのか?」



210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:01:59.99 ID:lDfAHBicO

どれだけ見上げたら空が見えるの?
いくつの耳を持ったら人々の泣き声が聞こえるの?
どれだけ人が死んだらもうたくさんだと分かるの?
友よ
その答えは風に吹かれている
答えが風に吹かれている

海に洗い流されてしまう前にどれだけの年月山はあるの?
自由になれるまでにどれくらいの時間、人々は存在するの?
友よ
その答えは風に吹かれている
答えが風に吹かれている

梓?「以上でーす!」
ジャカジャカジャーン

唯「すごーい!凄いよあずにゃん!」

澪「ボブディランだよな!?」

梓?「はい!」ニコッ

唯「もう一曲やってよあずにゃん!……あずにゃん?」

梓?「」



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:20:14.02 ID:lDfAHBicO

ギンコ「まったく驚いた……
    蟲が自分の生存本能よりも、宿主の生存を優先するなんて、後にも先にも例が無い」

ギンコ「……蟲もヒトと同じように自我を持つ事が可能なのは
    昔からチラホラあったが……今回みたいなものは非常に珍しいな」

ギンコ「思えばこういうやり方は出来たんだな……」

『そのお湯に入るな!』

ギンコ「記憶の本流から呼び戻す事……さて、大騒ぎになる前においとましますかね……」

ギンコ「もうそろそろ誰か気付くだろ」

ギンコ「この緑色に染まったプールと……」

梓「プァッ!?……なんでプールに……」

ギンコ「プールのど真ん中で溺れかけてる生徒に……しかし、まぁ……」

ギンコ「あれが種とは……蟲の中にも洒落た奴はいるもんだな……」

ギンコ「……誰か歌ってんのか?いい歌だな……さて、次の町に行くか」

友よ
答えは風に吹かれている
答えが風に吹かれている

ギンコ「まったくその通り、答えは風に吹かれている」
その時、一陣の風が吹いた。








227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:26:16.43 ID:U3LfrBAJO

>>1乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蟲師好きの俺には楽しめたぜ。



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:27:40.46 ID:pCDwJGMDO

乙 昨日からずっと読んでたけど面白かった



232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:29:01.55 ID:9vybM4hL0

お疲れ、面白かった
でもギンコと田井中家の掛け合いやチビあずとのほのぼの分が足りないよー



233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:29:52.21 ID:PKlMETUv0

>>1乙

かなり良かった



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:35:31.47 ID:z5SgLjzY0

蟲師わからんけど割りと楽しめたわ




237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:36:22.93 ID:oqPdBLnx0


なんか切なさが残るけど一応、宿主の梓は復活したみたいだから最悪なバッドエンドに比べたら良かった。
梓?の記憶の方も梓に受け継きながら今後も唯といちゃつくシーンが見たいとも思ったけど



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:38:32.73 ID:v5+ME5BNO

ラストがよくわからんかったけど乙
あずにゃんがどんどん好きになってゆく自分が怖い





243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/11(日) 16:49:26.54 ID:lDfAHBicO

蟲師の世界観分からないと最後分からないよな、すまんこ
でも解説するのも寒いので各自独自解釈するように




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唯「小さなあずにゃん?」
[ 2011/08/14 18:57 ] クロス | 蟲師 | CM(3)

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タイトル:
NO:3616 [ 2011/08/20 00:09 ] [ 編集 ]

ちょこちょこ入る無駄なギャグ要らん。
全然笑えんしリズムも崩れるし。

タイトル:
NO:4479 [ 2011/11/23 20:49 ] [ 編集 ]

ん???
なんか取り留めの無い文だな…
憂の、唯に対する扱いがおかしい。
この作者、唯憂嫌いだろ

タイトル:
NO:5148 [ 2012/01/11 08:19 ] [ 編集 ]

下の米よ、それだけじゃない
梓の歌を美声とか唯に対してはあれなのに梓(小)に対する憂の態度から見て梓厨なのだろう

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