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唯「桜高軽音部にうんたん♪の嵐!」#前編 【非日常系】


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唯「桜高軽音部にうんたん♪の嵐!」#前編
唯「桜高軽音部にうんたん♪の嵐!」#中編
唯「桜高軽音部にうんたん♪の嵐!」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 10:53:13.21 ID:conTyW700

──桜舞い散る新学期…

大神「ここが桜ヶ丘高校…俺の憧れの場所…」

唯「遅刻しちゃうよー!!」

大神「えっ!?」

唯「うわっ!?」

  ドンガラガッシャーン!!

唯「いててて…」

大神「だ、大丈夫かい?君?」

唯「す、すみません!私急いでたから…」

大神「ここの生徒のようだけど、遅刻にはまだ全然余裕があると思うよ」

唯「え?!…また時計見間違えたー!!」





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 10:57:28.25 ID:conTyW700

唯「ううぅ…また新学期からドジ踏んじゃった…」

大神「まぁ、遅刻するよりはましじゃないか」

唯「そうですよね~」パァ~

大神(切り替えがはやいな…)

唯「どうもすみませんでした。それじゃ」タッタッタッタ…

大神(ギターケースを抱えている。と、言うことは彼女は…)

大神「桜高軽音部…」

大神「やっと…だな…」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:04:37.84 ID:conTyW700

さわ子「やっと来たわね。大神くん」

大神「さわ子さん!お久ぶりです」

さわ子「しかし、まさか本当にあなたがくるとは思ってもみなかったわ」

大神「昔っからの夢でしたから…」

さわ子「ふふっ、そうね」

さわ子「さぁ、校長がお待ちよ。新任の挨拶をしていらっしゃい」

大神「はい!」

──校長室前

  コンコン…

「おう。入れ」

大神「失礼します!」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:11:04.72 ID:conTyW700

大神「大神一郎赴任のあいさつにやってきました!」

米田「ご苦労…」

米田「ところでお前さん面接の時にえらくウチの軽音部のこと熱く語ってたらしいじゃねぇか」

大神「はい!こちらの軽音部は素晴らしいと常々思っておりましたので」

米田「そうかい…。じゃあお前さんに軽音部預かってもらおうかね」

大神「よ、よろしいのですか?」

米田「ああ。今顧問の山中先生は吹奏楽部との掛け持ちだからな」

米田「専任の顧問がいた方が都合もいいだろ」

大神「はいっ!粉骨砕身の覚悟でがんばります!!」

米田「おう。頼んだぜ」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:16:05.00 ID:conTyW700

米田「しかし大神よ、そんなに肩肘張らなくってもいいんだぜ」

大神「はい!がんばります!!」

米田「・・・・・」

大神「では失礼します…」


米田「ふっふっふ…若け~ってのはいいもんだ。なぁ山中先生よぉ」

さわ子「あら、嫌ですわ校長先生。私だってまだまだ若いですわよ」

米田「おっとそうだったな。すまんすまん」

米田「しかし…あいつでうまくいくもんかね…」

さわ子「大丈夫ですきっと…」

米田「昔は桜高軽音部って言や~名の通ったもんだったけどな…」

米田「定期的に近所のライブハウスで演奏するほど精力的だったっつ~のに」

米田「誰かさんが宗教まがいなライブしてくれたお陰で誰も寄り付かなくなっちまって…」

さわ子「ほ、本当に残念なことですわね…おほほほほ…」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:20:51.28 ID:conTyW700

米田「・・・・・」

さわ子「で、ですけど大神くんはあのライブを見て桜高軽音部に憧れを持った訳ですし!」

米田「まぁ、いいけどよ…」

米田「ところであいつが現在の軽音部の状況を見て心変わりしないもんかねぇ…」

さわ子「彼ほどの情熱を持っているのなら必ず再興してくれます」キリッ

米田(おめえさんがしっかりしてりゃ~なんも心配いらなかったのによ…)

さわ子「??何かおっしゃいましたか?」

米田「まぁ、大神にゃ~苦労してもらうしかねぇな」

    コンコン

米田「開いてるぜ~」

教師「失礼します。校長…またあの写真の件でPTAからお電話が…」

米田「はぁ~またか…。その件は教頭に任せるって俺ぁ言ったぜ…」

教師「しかし…どうしても校長を出せ…と…」

米田「…しかたねぇな。ちょっくら行ってくらぁ」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:26:58.54 ID:conTyW700


──

律「よお唯。今日はえらく早いな」

澪「おはよう唯。」

紬「唯ちゃん。おはよう」

唯「あ。みんなおはよう!」

澪「憂ちゃんとは一緒じゃなかったのか?」

唯「うん。時計見間違えちゃって。
  憂が黙って先に行っちゃったんだと思って急いできたんだよ」

律「憂ちゃんがそんな事するわけないだろ」

唯「だよね~」

憂「お姉ちゃ~ん」

紬「噂をすれば、ね」

憂「はぁはぁ…お姉ちゃん私を置いていくなんて酷いよ…」

唯「ごめんね憂…」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:31:38.77 ID:conTyW700

憂「みなさんもおはようございます」

憂「お姉ちゃん髪ボサボサだよ」クシクシ

唯「おお…かたじけないかたじけない」

澪「ここの姉妹はいつも通りだな」

紬「そうね~♪」

梓「先輩方おはようございます」

唯「あずにゃん!」

梓「うわっ!?朝っぱらから抱きつかないでください!」

唯「よいではないか」

律「お~いクラス替えの張り出し見にいこうぜ」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:37:12.94 ID:conTyW700

澪「はぁ~今回はどうなるやら…」

律「え~っと…私は…3年1組だな」

紬「私も1組だわ」

唯「私もだぁ~」

澪(まさか…)

律「澪…またしても残念だったな…」

澪「そんな…ううぅ…」

紬「澪ちゃんよく見てみて」

澪「あ……1組だ…」

律「よかったわね、澪ちゅわん♪」

澪「ややこしいこと言うな!!」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:41:43.35 ID:conTyW700

唯「しかも和ちゃんも一緒だよ」

律「これは何かの陰謀が渦巻いていると考えた方が…」

紬「担任がさわ子先生みたいね」

唯「納得ですな」

律「ええ」

唯「名前を覚える必要は最小限に抑えたい」

律「しかも和がクラスに居てくれれば何かと役にたつと」

澪「でもこの副担任の大神一郎って先生は聞いた覚えがないな」

紬「新しい先生なんじゃないかしら」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:47:12.28 ID:conTyW700

唯「憂とあずにゃんはどうだった?」

梓「また一緒のクラスでした」

憂「梓ちゃんまたよろしくね♪」

梓「ところで、今日の部活ですけど…」

澪「ああ。新歓ライブも近いことだし、さっそく練習を始めないとな」

紬「またぬいぐるみを着て呼び込みもしたいわ」

澪「いやそれはどうだろう…」

律「久しぶりにムギのお菓子が食べてみたいわ」

唯「久しぶりにあずにゃんに猫耳乗せて遊びたいわ」

澪「お前たちはもっとまじめにしろ!!」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:52:12.27 ID:conTyW700

──放課後

澪「ほら早く部室に行くぞ」

唯「今日のお菓子は何かな~♪」

律「久しぶりにケーキがいいな~」

紬「ごめんなさい。今日はビスケットなの…」

唯「なんだか最近、珍しいお菓子の日が減っちゃったね」

律「そうだー。出し惜しみはよくないぞムギ!」

   ゴツン!!

律「澪さんも相変わらずの凶暴さで…」ヒリヒリ…

澪「ムギあんまり気にするなよ」

紬「うん。ありがとう澪ちゃん」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 11:58:17.40 ID:conTyW700

  ジャラララ~ン♪

澪「? 部室からギターの音が…」

唯「誰かいるのかな?」

律「さわちゃんじゃねぇの?」

    ガチャ

大神「やぁ。待ってたよ」

紬「大神…先生?」

律「大神先生がここで何してんっすか?」

澪「・・・・・」ガクガク

唯「あれ?どちら様?」

「!!!??」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:02:42.18 ID:conTyW700

律「ほら今日朝のホームルームで紹介があっただろ!?」

紬「私達のクラスの副担任よ」

唯「………ああ~」ポン

大神「思い出せてもらえたかな…」

大神「君とは今朝校門のところで会ったんだけど」

唯「???」

大神「覚えてないと…」

唯「全ッ然!!」

大神「まぁいいか…」

大神「あらためまして。
   今日から軽音部の顧問を勤めさせていただきます大神一郎です」

澪「!?」ギュッ

律「ん?どうした澪?そんなに私の制服掴むなよ」




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:04:14.40 ID:c2Y8KTk8O

大神はなにげにピアノが得意だったな





24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:09:25.92 ID:conTyW700

紬「じゃあ、さわ子先生は…」

  ガチャ

さわ子「やめないわよ!!」

唯「さわちゃん先生!!」

さわ子「私の安らぎタイムはそう簡単には奪わせないわよ」

さわ子「ムギちゃん私ミルクティーね♪」

紬「はい。わかりました」

大神「ちょっと。いいんですか?部室でお茶会なんて開いて…」

さわ子「いいのよ。せっかくだからあなたも参加して打ち解けなさい」

大神「……さわ子さんがそう仰るなら…」

さわ子「ちょっと学校では先生って呼んでくれるかしら?」

大神「…解かりました。さわ子先生」

さわ子「よろしい♪」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:16:09.01 ID:conTyW700

律(おい唯あの2人怪しくないか?)

唯(うん…ただならぬ関係っぽいよね)

紬(付き合ってるのかしら)

唯律紬「キャー///」

さわ子「あんた達なに騒いでるのよ…」

さわ子「ほら澪ちゃんはもう静かに座ってるわよ」

澪(プルプル…)

さわ子「小刻みに震えてるけど…」

大神「えっと…秋山さん…だっけ?大丈夫かい?」

澪「ひっ!?こっちにこないでください…」

大神(すごい拒否反応だ…)

律「ああ…先生。澪は初対面の人が苦手で。しかも男だったらなおさらだから…」

大神「そうなんだ…」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:19:52.46 ID:conTyW700

律「でもそのうち慣れると思うから…」

澪「り、律ぅ~」

律「わかった、わかった。今日はお前の隣に座るから」

澪「うん」ギュ

律「おいおい。袖掴んだら紅茶が飲みにくいだろ」

紬「ほほえましい光景ですわ~」ポワ~ン

   ガチャ

梓「遅れました~」

大神「やぁ。君が中野梓くんだね」

梓「??どちら様ですか?」

唯「さわちゃんの彼氏だよ!!」

さわ子「ぶーーーーーっ!!」

律「うわ!汚ねぇ!!」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:23:31.63 ID:conTyW700

さわ子「ちょっとなんでそうなるのよ!!」

唯「違うんですか?」

さわ子「大神くんも何か言ってやってよ」

大神「確かに憧れの存在ではあるよ」

さわ子「!?」

唯「ほら!やっぱり!」

紬「聞いてるこっちが恥ずかしくなります…///」

律「で?子供の予定は?」

さわ子「話が飛躍しすぎてるわよ!!」

大神「???」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:26:11.46 ID:conTyW700


──

梓「はぁ…新しい顧問の先生ですか…」

大神「よろしく」サッ

梓「は、はい。よろしくお願いしますです…///」アクシュアクシュ

律「おいおい、梓のやつ赤くなってるぞ」

紬「さわ子先生との三角関係になっちゃうわね…」

唯「この泥棒あずにゃんめっ!!」

梓「ち、違います!!」

さわ子「話をややこしくしないでくれるかしら…」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:33:35.33 ID:conTyW700

梓「じゃあギターとかの経験があるって事ですね?」

大神「連れにギターやってるやつがいてその影響でね。」

大神「中学からだからそれほどじゃないけど…ベースやドラムもある程度はね」

律「へ~。結構すごいんだな」

澪「…ベースも…できるんですか?」

大神「(おお!初めて口を聞いてくれたぞ)ああ」

澪「あの…私…周りにベースやってる人とかいない…から…」

澪「だから…ずっと一人でやってたから…」

律(がんばれ!澪!)

澪「もし…間違ってるとことかあっても…自分じゃ気づいてないかもしれないから…」

澪「教えてもらっても…いい…ですか?」

大神「もちろんだとも!そのためにここの顧問になったんだから」

律「よくがんばった!澪!感動したっ!!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:39:50.59 ID:conTyW700

澪「ちょっと律///そんな…おおげさだよ」

唯「関係はさらに複雑に、さらなる進展を遂げてしまいましたっ!!」

紬「大神先生ったら女泣かせなのね~」

紬(恋破れた澪ちゃんにりっちゃんが優しくして、くんずほぐれつフラブきましたわー!)

梓(ムギ先輩がこんなに積極的に冗談に絡むのも珍しいな…)

大神「よし!そうと決まれば早速ベースの練習だ!」

澪「はい…」

律「って澪?なんで私の袖掴んだままなんだ?」

澪「だって…まだ…恥ずかしい…」

律「おいおい…」

大神「構わないさ。無理することもない。澪くんのペースでやっていこう」

澪「はい///」ピンピロリロリン↑

律(っていうかこの先生さらっと澪を名前で呼んでるし…)

さわ子(やっぱり大神くんは天然のジゴロタイプね)



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:44:48.84 ID:conTyW700


──

大神「そう、そこはこうしたほうがいいと思うよ」ボーンボーン

澪「こ…こうですか?」ボーンボーン

大神「うん!そうそう!正直こんなに飲み込みが早ければ
    俺が教えることなんてすぐになくなってしまいそうだよ」

澪「…えへへ///」

律「おーおー澪ちゃん照れてる」

唯「っていうかりっちゃん、もうそばに着いてなくて澪ちゃん平気なの?」

律「なんか、意外と大丈夫そうだな」

紬「いいの!?りっちゃん!!」

律「な、何!?」

紬「澪ちゃん取られちゃうかもしれないわよ!!」

梓「ムギ先輩はもっと違うことを心配した方がよさそうですね…」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:51:35.21 ID:conTyW700

唯「…ところでさわちゃんは?」

梓「? おかしいですね、さっきまで居たのに…」

律「ティータイムが終わったから早々に帰ったんじゃねーの?」

梓「はぁ…でも大神先生のおかげで急に部活っぽくなりましたね」

律「まぁ、以前はさわちゃんだったしな~」

紬「そうよね~。あの先生じゃしかたないわ」

梓(ムギ先輩ってたま~に辛辣だな…)

大神「君たちもそんなとこでゆっくりしてないで、練習練習!」

唯律紬梓「は、はいっ!!」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 12:58:20.68 ID:conTyW700


──

唯「ふわ~…もう限界!疲れちゃったよ~…」ペタン

律「私も…久しぶりに腕が上がんないくらいやったよ…」

大神「おいおいそんなんじゃライブ中もすぐにばてて良いパフォーマンスができないぞ」

大神「新歓ライブまで日がないんだから…」

紬「でもさすがにずっと立ちっぱなしですし…」

梓「私達は新学期が始まって久しぶりにやったんです…」

澪(肩こった…)

大神「…仕方ない10分休憩だ。」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:02:50.87 ID:conTyW700

律(おいおい…冗談じゃねえぞ…)

唯(こんな熱血指導今時流行らないよね~…)

梓(さすがに私もここまではしんどいです…)

紬(ちょっと先生にやりすぎって言った方がいいかしら…)

澪(肩こった…)

大神「よし、休憩終了!!」

紬「あの~…」

大神「なんだい?紬くん」

紬「今日はもう終わりにしませんか?」

律(でかしたムギ!!)

大神「??」

紬「先生の体力と私達の体力じゃ差がありすぎて付いていけないんです」

大神「!?」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:05:54.51 ID:conTyW700

大神「…すまなかった。そこまで考えが至らなかったよ」

唯「ほっ…」

律「まぁ、私達も鈍っていたかもな」

紬「理解のある先生でよかったわ♪」

梓「じゃあ今日はここまでということで…」

澪「明日は新入部員勧誘用のチラシでも作って配るか」

大神「明日からは基礎体力向上のために練習前にグラウンドを走るか」

軽音部一同「・・・・・」ポロロロン↓↓↓



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:12:53.76 ID:conTyW700

──次の日

唯「うおりゃあああぁぁぁぁぁ!!」ダッダッダッダ…

律「唯って走りに関しては体力あるよな…」

梓「なんせ去年の学祭で家から学校の往復を復路はギター抱えて走ったくらいですもんね」

澪「はぁはぁ…ったく、汗が目に入るよ…」

紬「私も汗だくだけど何故かおでこの辺りで汗がピタッと止まるの」

律(眉毛だ) 

澪(眉毛だな) 

梓(眉毛ですね)

紬「???」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:17:04.20 ID:conTyW700

唯「ダメだ~…もう限界だ~」

澪「っておい!あの走りはなんだったんだよ!」

唯「走ってもう体力使い果たしちゃったんだよ~」ヘナヘナ~

梓「確かに…私もギター弾く元気はありません…」

律「今日は練習やめにしてどうすれば新入部員を多く集めることができるかという議題で
  お茶をしながらディスカッションしよう」

澪「ようするにティータイムにしたいってことだな」

紬「じゃあ用意するわね♪」

澪(まぁ私もこの意見には賛成だったりするけど…)

  ガチャ

大神「やあ君たち。やってるかい?」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:22:09.85 ID:conTyW700

澪「ひっ!?」サッ

律「おい澪。お前慣れたんじゃなかったのかよ」

澪「よく考えてみたら私達と年齢も近いし、やっぱり恥ずかしいんだよ…」

律「は~…やれやれ」

紬(そうでなくっちゃ!!)

大神「ちゃんとグラウンドを走ってきたようだね」

唯「は~い。私が一等賞でした!!」

大神「うん。唯くんのがんばりは職員室で見ていたよ」

唯「///」ピンピロリロリン↑

大神「で、今から何が始まるんだい?」

律「先生は私達のバンド名をご存知ですか?」

大神「確か…放課後ティータイム…だったっけ?校内バンドって感じがしてとてもいいと思うよ」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:28:14.00 ID:conTyW700

律「あ、ありがとうございます///」ピンピロリロリン↑

律(ってなんで私照れてるんだ!?)

紬「だから。今から私たちの代名詞であるティータイムが始まるんです」

大神「こんなことを毎日しているのかい?」

梓「はぁ…私も最初は反対だったんですが、意外といいものですよ」

大神「だからか…」ワナワナ…

澪(なんだろう…何か嫌な雰囲気が)

大神「そんな事だからあれほど名高かった軽音部はこれほどまでに廃れてしまったんだ!!」

「!?」

大神「せめて新歓ライブまではみっちりと練習してもらう!!」

紬「じゃあお茶は…」

大神「もちろん禁止だ!!」

唯「そんなぁ~…」 ポロロロン↓↓↓



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:34:30.20 ID:conTyW700

──新歓ライブ 前日

大神「ストップストップ!!」

大神「どうしたんだ?最近全然気持ちがこもってない演奏じゃないか?」

大神「確かに一人一人は技術的には良くなってきてるとは思う…」

大神「でもまだ俺の言う通りにぜんぜんできてないじゃないか」

唯「だって…楽しくないんだもん…」

大神「えっ!?」

梓「確かに演奏自体は完成度が高くなった気がします…けど…」

紬「型にはまりきってしまってて…特にりっちゃんの良さが殺がれている気がします…」

大神「しかしバンドの幹をなすドラムがしっかりしないことには何も始まらないじゃ…」

律「私も…こんなやらされてるドラムなんてしたくありません…」

大神「なっ…!?」ワナワナ…

澪(はわわわわ…先生怒ってるよ…また怒鳴られちゃう)フラッ



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:39:53.92 ID:conTyW700

律「澪っ!?」

紬「キャッ!?」

大神「澪くんッ!!」ダッ!!

  ダキッ!!カカエッ!!

大神「大丈夫かい?」

澪「は、はい…少し立ちくらみがして
  (って、男の人に抱きかかえられてる!?)」ボンッ!!

澪「い、イヤァァァァァァッ!!!触らないでッ!!!」

唯「澪ちゃん!?」

梓「先生どこ触ったんですか!!」

大神「いいっ!?いや、俺は!?」

律「この変態教師めっ!澪から離れろ!!!」

紬「そうよ律澪こそ正義なのよ!!」

大神「待ってくれみんな。誤解だ!!」

律「問答無用!!!」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:45:43.47 ID:conTyW700

唯「やっぱり女子高にくる男性教師ってこんな変態ばっかりなんだね!!」

梓「澪先輩を泣かせるなんて許せないですっ!!」

律「そうだそうだ!!あと練習キツイぞ!!」

唯「お菓子食べたいぞ!!」

紬「この世に男は必要ないぞ!!」

梓(ムギ先輩はダメかもしれんね…)

「ティータイム復活!!ティータイム復活!!」

大神「くっ…分かった。もう勝手にしろっ!!」

   ガチャ  バタン!!

律「正義は勝つ!!」

唯「やったぁ~♪」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:53:00.50 ID:conTyW700

大神「…クソッ!」

さわ子「はぁ~今まで吹奏楽で忙しかったから久しぶりにお茶が飲めるわ♪」

大神「さわ子さ…先生…」

さわ子「ど、どうしたのよ大神くん、怖い顔して。軽音部はほったらかしでいいの?」

さわ子(まぁ私が言えた義理じゃないけど…)

大神「・・・・いいんです。」

さわ子「えっ!?」

大神「今の軽音部は俺の憧れていた所じゃないですし、部員達も俺は必要ないようですから」

さわ子「はぁ…やっぱりそうなるわよね…」

大神「・・・・失礼します」

さわ子「ちょっと!!」

大神「?」

さわ子「今夜、空けておきなさいよ!」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 13:58:47.03 ID:conTyW700


──

律「へっ?それじゃあ別に変な所は触られていないって?」

澪「…うん」

紬「じゃあなんであんな大声を…」

澪「私が男の人苦手だってみんな知ってるだろ…」

梓「ただ単にビックリしたって事ですか?」

澪「悪かった…と思ってるよ…」

律「あちゃ~…。私達いわれなき冤罪を先生に着せたことになったのか」

唯「でもこれでお茶し放題お菓子食べ放題!!」

梓「確かに…あの練習は苦行以外のなにものでもないでしたからね…」

律「じゃあこのままでもいいか」

紬「でもちょっと後味悪いわね…」

唯「ムギちゃんはあんな楽しくない練習ばかりでいいの?」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:03:11.03 ID:conTyW700

紬「それは…嫌…だけど…」

澪「私…謝ってくるよ」

律「澪ッ!そんなに良い子ちゃんぶるなよ!!」

唯「そうだよ澪ちゃん!また前みたいに楽しくしようよ!」

梓「…私もそっちがいいと思います」

澪「……わかった」

  ガチャ

さわ子「はいはいおじゃましますよ~」

律「さわちゃん!?」

さわ子「話は全て聞かせてもらったわよ!」

唯「どこで?」

さわ子「・・・ずっと部室前で…」

律「盗み聞きって…趣味わるいぞさわちゃん」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:08:09.79 ID:conTyW700

さわ子「くっ…いいのよ別に。それよりこのCDを聴いてくれるかしら?」

梓「またまた急ですね…」

  ウィ~ン ジャカジャカジャカジャカ♪

紬「これは…ふわふわ時間ですか?」

唯「でもすっごいへたくそだよね~www」

律「ほんとほんとwww誰だよ演奏してるやつwwwwww」

澪「これは…私達だな…」

律「そうそうこんなへたくそな演奏っていったら私達しかwwwww」

唯「だよねwwwwwwww」

唯律「って、えええええぇぇぇぇぇええぇぇえ!?」

梓「ベタ過ぎやしませんか…?」

唯「私達ってこんなにへたくそだったっけ!?」

律「ううっ…恥ずかしすぎて聞いちゃいられない…」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:14:29.37 ID:conTyW700

澪「と言うよりも、練習のお陰で今のレベルが上がった…」

紬「そうね…特に唯ちゃんなんか劇的に上手くなってるわ」

さわ子「その通りよ。これはあなた達の春休み前の演奏なの」

さわ子「このCDは大神くんに頼まれて録音したのよ」

さわ子「早くあなた達の特徴を掴んでおきたいってね」

「・・・・・・・」

澪「だから…あんなにアドバイスが的確だったんだな…」

律「そりゃ…そうだった…けど…」

さわ子「でも確かに大神くんはやり過ぎだったと思うわ。
     なんせこの私から貴重なティータイムを奪おうとしたんだから」

さわ子「でもあの子も一生懸命だったのよ。その点は分かってあげて」

さわ子「大神くんには私からもきちんと言っておくから」

唯「私達…どうすればいいですか…?」

さわ子「明日の新歓ライブであなた達の答えを見せてあげなさい」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:19:55.24 ID:conTyW700

──某居酒屋

大神「さわ子さん…俺どうしたらいいか…」

さわ子「はいはい…それ今日何回目よ…」

大神「おれが中学の頃、加山のやつに連れて行かれたライブハウスで見た
    あなたの演奏はそれは凄いものでした…」

大神「そりゃ確かに、ここは秋田か!? と勘違いしてしまうほどの出で立ちでしたが…」

さわ子「・・・・・・若さゆえの過ちよ」

大神「桜ヶ丘高校のバンドだって聞いたから、高校はそこに入ろうって決めたのに…」

     ポロロロロロ~ン♪

???「まさかの女子高だったんだからなぁ~大神ぃ~」

大神「その声は…」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:23:26.72 ID:conTyW700

加山「酒はいいなぁ~大神ぃ~。…車だからノンアルコールだけど」

大神「加山!!」

さわ子「悪いわね来て貰って」

加山「いえいえ他ならぬさわ子さんのため、
    そして何より我が親友大神一郎の一大事と聞いたら、
    いてもたってもいられなくなりましてね」

大神「それはいいが加山、お前相変わらず白いギター持ち歩いてるんだな…」

加山「あたり前田のクラッカーだ大神ぃ~」ポロロロン♪

客「にいちゃん流しのギター弾きかい?一曲お願いできるかな」

加山「よろこんで~」ポロロロン♪



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:27:53.48 ID:conTyW700


──

加山「ふぅ。ついつい調子に乗ってダブルアンコールにまで応えてしまった」

大神「お前は相変わらずだな」

加山「そう言うお前はどうなんだ?んん?大神よ~」

大神「俺は…自信がなくなった…」

加山「おいおい、赴任直後にそれはないだろ~」

加山「なんでお前は桜高に行きたかったんだ?」

大神「俺は…さわ子さんやその先輩達の演奏を聞いて…」

大神「でも、さわ子さんが桜高を卒業と同時に何故か桜高軽音部の名は聞かなくなった…」

さわ子(私の所為だなんて言えないわ…)

大神「だからさわ子さん達の輝かしい歴史を、それを残したいって…」

加山「そうそう。でも生徒じゃ無理だからせめて先生ならって、がんばってきたんじゃないか」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:31:43.49 ID:conTyW700

加山「いいのか?…あきらめても」

大神「・・・・・」

さわ子「あの子達も今日の騒動の誤解は解けたようよ」

大神「でも…練習はもう嫌だって…」

さわ子「あんまり厳しくされることに慣れてないのよ」

大神「・・・・・」

加山「おおっと!?もうこんな時間だ~!早く帰らないと!!」

大神「まだ来たばっかりじゃないか?」

加山「いや~非常に残念だがここでお別れのようだ。」

加山「じゃあな大神元気だせよ。アディオース!!」

大神「あいかわらず騒がしいやつだなぁ…」

さわ子(ありがとうね加山くん)



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:36:01.94 ID:conTyW700

さわ子「とりあえずは明日のライブを見てから決めてみたら?」

大神「・・・・・」

大神「俺は…あの子達にとって必要なのでしょうか?」

さわ子「それは私が決めることじゃないわ」

大神「相変わらず厳しいですね…」

さわ子「ただ優しくしてほしいだけなら私じゃない女の所に行った方がいいわよ」

大神「ふふっ…俺にはそんな浮ついた気持ちはありませんよ」

さわ子「そう、よかったわ。子守は嫌いなのよ」

大神「解かりました。明日彼女達の演奏を聞いて自分の気持ちも確かめます」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:40:46.71 ID:conTyW700

──ライブ当日

唯(ねぇ大神先生舞台袖で見てるよ)

律(本当だな…よっしゃ!いっちょやったるか!)

梓(少しはいいとこ見せないと…ですね)

紬(私達なりの練習の成果を出しましょ♪)

澪(先生…これが私達、放課後ティータイムの答えです)

律「…ワンツースリーフォー」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:45:03.23 ID:conTyW700

大神「始まった…」

さわ子「さぁ…お手並み拝見といこうかしら…」

大神(やっぱり所々で音が違う、リズムキープも一定じゃない…しかし…)

さわ子「ふふっ。あの子達舞台の上だったらノッテくるのよね♪」

大神(その所々でそれに合わせた音楽の『顔』が出てくる…)

大神(一人が全員を全員が一人を感じてプレイしている)

さわ子「あの子達がティータイムをしてるのはね…」

大神「?」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:48:30.45 ID:conTyW700

さわ子「一人一人には選り好みがある、それをお茶してる時に無意識に感じてるのよ」

さわ子「それが『間』だったりその人独特の『リズム』だったりね」

さわ子「だから相手の苦手なところをみんなでフォローしてるのよ」

さわ子「相手に合わせるから自分のリズムがくるっちゃったりするけど」

さわ子「でもそれは触れれば崩れてしまいそうなぎりぎりの所で保たれてる」

さわ子「だけどその脆さはとても美しいことなのよ」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:51:42.07 ID:conTyW700

大神「日本の雅楽みたいなものですか…?」

さわ子「そうね…少しでも音がずれれば不協和音になりかねない」

さわ子「でもこの5人は理解しあってるからこそ細い綱の上を歩いていけるの」

大神「ティータイムにそのようなすごい理由が…」

さわ子(たぶんね!!)



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 14:56:06.20 ID:conTyW700

大神「だとしたら…結局俺が出る幕がないじゃないですか…」

さわ子「あら?でも技術的に上手いにこしたことはないわよ」

さわ子「それにもう一つあなたに有ってあの子達に無いものがある」

大神「なんですか?」

さわ子「バンドにかける情熱よ!」

さわ子「正直あの子達は今までなんとなしに続けてきたのよ」

さわ子「だからもっとオーディエンスに楽しんでもらえる様なプレイを教えてやってほしいの」

さわ子「今は良くも悪くも自分達のための演奏でしかないもの」

さわ子「それはきっとあなたにしかできないことだわ」

大神「・・・・・」

さわ子(さぁ昨日寝ずに考えてきたセリフよ。心揺さぶられたでしょう?)



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:02:50.42 ID:conTyW700

 ジャジャッ ジャジャッ ジャジャ~ン♪

唯「ありがとうございました。もし私達と一緒に演奏がしたい方は3階の音楽準備室が
  軽音楽部の部室なのでどうぞお気軽に来てください」

  ワー! ワー! パチパチパチパチ

大神「素晴らしい演奏だったよ。君たち」

律「大神…先生…」

大神「さわ子先生に怒られてしまったよ。君たちにとってはティータイムこそが
    その演奏の本質だったとはね…」

軽音部一同「?」

大神「俺の方が間違っていた。すまない。許して欲しい」

紬「そんな、頭を上げてください」

大神「俺は君たちに自分の夢や理想を押し付けていただけだったんだ」

大神「本当の君たちのやり方なんて理解もせずにね」

大神「だから…顧問失格だ…」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:07:36.29 ID:conTyW700

澪「ま、待ってください!」

大神「!? 澪…くん?」

澪「先生が辞めちゃったら、誰が私にベース教えてくれるんですか!」

律「そうだぞ先生。先生がいなくなったらまた私達だらけちゃうぞ」

唯「やっぱり、今日の演奏もむちゃくちゃだったしね…」

紬「先生をいつかビックリさせたいんです!」

梓「私も…この5人だったらもっと凄い演奏ができるきがします」

澪「だから…大神先生には居てもらわなきゃ困ります!」

大神「みんな…本当にいいのかい?」

さわ子(おやおや青春してるわね~…ってこの考え方はもはや年寄りの思考よね…)

さわ子「私もあなた達の夢を応援してるわよ♪」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:11:44.37 ID:conTyW700

律「さわちゃんはただお茶がしたいだけだろ~」

唯「だよね~」

さわ子「ちょ!?人がせっかく雰囲気出してるっていうのに」

「あははははははは…」

紬「でも、これからはお茶の時間も減らさなきゃね…」

さわ子「そんなっ!?」

梓「やっぱりお茶目当てじゃないですか…」

大神「いや、ティータイムは大いに取るべきだと思う」

唯「えっ!?」

律「いいの!?」

大神「ああ。いいとも」

さわ子「バンザーイ!!」

澪「だからなんでさわ子先生が一番喜ぶんですか!」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:15:18.55 ID:conTyW700

大神「よし!じゃあいつものやつ行くぞ!!」

紬「いつもの?」

梓「そんな取り決めありましたっけ?」

大神「準備はいいか?せーの…」

大神「勝利のポーズ。決めッ!!」

「・・・・・・・・・」

唯「えっ…何それ…」

律「先生大丈夫?」

澪(やっぱり変な人なのかも)ブルブル…

大神(何故だか体が勝手に…自分が怖い)

梓「・・・・・・・キモッ」

大神「!?」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:18:52.99 ID:conTyW700


──

米田「まだまだ、だな今の軽音部じゃ…」

米田「しかし…何か年甲斐もなく熱くなってきちまったなぁ」

米田「…俺も久しぶりに埃被ったギター出して弾いてみるか」

女生徒「校長先生さよなら~」

米田「おぅ!気ぃつけて帰ぇんなよ~」

女生徒「はーい」

米田「大神…頼んだぜ…」

米田「あの頃の桜高軽音部を…もう一度…」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 15:21:49.54 ID:conTyW700

──次回予告!

唯「あわわわ…澪ちゃんとりっちゃんがまた喧嘩始めちゃった…」

梓「こっちではムギ先輩が何やら落ち込んでるようです!」

唯「そういえば最近お菓子のグレードが下がっちゃったよね…」

梓「もっと重要なところを心配してください!!」

唯「次回、けいおん!in 大神 第2話!」

梓「友情はメビウスの輪 信頼はお菓子の味!?」

唯「桜高軽音部にうんたん♪の嵐!!」

梓「それ…嫌な光景ですね…」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:32:38.29 ID:conTyW700

和「すみません。先生に雑用押し付けちゃって…」

大神「いや、構わないよ」

和「さわ子先生に聞いたらそういうのは大神先生が得意だって仰ってたので…」

大神「俺もどういう訳か雑用と聞くと勝手に体が動いてしまうんだ」

和「何か事務仕事の経験がおありなんですか?」

大神「いや…そういう事はしたことがない」

和「でもすごく板に付いてますよね。もしかして前世でそういう人だったのかも」

大神「おいおい…和くんに言われるとそういう気がしてくるよ…」

和「ふふっ。あっ、そろそろ終わりですね…」

大神「ふぅ~。でも生徒会も大変だね」

和「ええ。常に人不足なもんですから…」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:36:43.91 ID:conTyW700

大神「俺でよければいつでも手伝うよ」

和「…はい/// ありがとうございます」ピンピロ↑

和「あとはこの各部活ごとの購入物の伝票整理だけですから
  先生はもう軽音部に行っていただいてもいいですよ」

大神「…伝票整理…だ…と!?」ワナワナ…

和「? どうしたんですか先生?」

大神「和くん!それも俺にやらせてくれっ!!!」ガバッ!!

和「ち、ちょっと…きゃ~~~!!!」

大神「なんなんだ!?この胸の内から滾ってくる熱いものはっ!!」シュババババ…

和(す、すごい!!)



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:41:46.86 ID:conTyW700

──軽音部 部室

唯「う~~~~ん…」

律「どうしたんだ唯?そんなに唸って」

唯「この輪っかが私を悩ませる…」

澪「なんだ…メビウスの輪じゃないか」

紬「私も昔不思議に思ったものだわ」

梓「で、なんで今頃唯先輩はこんな物を?」

唯「私は今現在この謎について研究中なのです!!」

澪「おいおい…」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:43:12.52 ID:conTyW700

律「ふっふっふ…真実はいつも一つ!!」

唯「名探偵りっちゃん!?」

澪「体は女子高生の平均のそれを下回り、頭は問題外ってか…」

律「な、なんだと~~!!」

梓「唯先輩、本気で解からないんですか?」

唯「もうこの帯の上を100周くらいしたけど…」

梓(これは重症ですね…)



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:46:50.46 ID:conTyW700

紬「ほら…ここで帯が捩れてるでしょ?」

唯「うん」

澪「だから表をなぞっていたと思ったらいつの間にか裏になってるんだよ」

唯「どっちが表でどっちが裏なの?」

梓「だからその区別がないから不思議なんですよ」

唯「へ~(憂も同じような事言ってたけどよく分かんないや…)」

律「正義の反対はまた別の正義ってことなのさ」

唯「!?」

律「だからこの世には単純な表裏はないってこの帯が教えてくれてるんだよ唯!」

唯「りっちゃん!! 私解かったよ!!」

澪「この2人は…」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:51:37.13 ID:conTyW700

律「ところで今日のおやつは…」

紬「!?…あの…ごめんなさい。今日は芋けんぴ…なの」

律「ええ~…」

唯「なんだか最近おばちゃん臭くなっちゃったね」

澪「おい2人とも、ムギがせっかく持ってきてくれてるんだぞ」

律「でも澪だって、たまにはケーキがいいって言ってたじゃん」

澪「うっ…」

律「自分だけいい子ぶっちゃうなんて卑怯だぞ!」

澪「うるさい!」ガツン!!

律「あいて!」

梓「先輩方、意外とこれいけますよ」シャクシャクシャクシャク…

律(っち…なんだよ澪のやつ…)



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 16:56:50.26 ID:conTyW700

紬「ごめんなさい…お茶、淹れるわね」

澪「ムギ…気にするなよ。私はいつも感謝してるから」

律(自分だけはムギの味方アピール…ってか)

   ガチャ

大神「すまん。遅れた。伝票整理に夢中になってしまって…」

澪「先生!早速練習始めましょうか?」

律(先生に対しても最初はあんなに私の後ろに隠れてたのに…)

大神「いや…とりあえず事務仕事に疲れたから俺もお茶もらおうかな?」

澪「ふふっ。先生も軽音部に馴染んできてますね♪」

律(どうせ私は必要なときだけの使い捨てってか…)



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 17:01:06.56 ID:conTyW700

大神(律くんの様子がおかしいな…)

大神「どうしたんだ律くん?どこか具合でも…」

澪「おいおいさっきまで元気だったじゃないか」

澪「あっ!?まさか練習サボりたいから演技してるんじゃないだろうな?」

律「そうだよ…私は澪みたいに優等生じゃないからな」

澪(あれっ!?)

紬「ね、ねぇりっちゃん。お茶も入ったし、こんなお菓子だけどおいしいよ」

梓「そ、そうですよ。最高ですよ芋けんぴ」シャクシャクシャクシャク…

律「うるさいっ!私はこんなものいらないよ!!」

唯「り、りっちゃん…」

律「どうせ私はこの芋けんぴより価値がない女ですよ」

律「胸はペッタンだし、頭もスッカラカンだ!!」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 17:05:28.45 ID:conTyW700

律「澪のほうがずっと優れた人間だよ!!」

澪「お、おい律…」

律「不出来な人間はそれ相応に生きていくよ」

律「じゃあな…」

  ガチャ…  バタン!!

大神「・・・・・」

唯「うっ…ひっぐ…また澪ちゃんとりっちゃんが…ひっぐ…」

澪(ばか律…)

紬「私が…私がこんな芋けんぴなんて持ってきたから…」

梓「・・・・」 シャクシャクシャクシャク…

大神(親友に対するコンプレックスか…)



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 17:14:14.65 ID:conTyW700

澪「…こうなったらもう今日は練習できないな…」

紬「・・・・・」

唯「…明日になったら…元通りだよね…?」

梓 シャクシャクシャクシャクシャ…(無くなってしまった…)

大神「ん?これは…」

唯「あっ…メビウスの輪だよ、イッチー」

大神「(イッチー?)…表裏無く…か…」

大神「(そうだ!)澪くん!」

澪「は、はいっ!」

大神「明日必ず律くんを部室に連れてきてくれ」

澪「で、でも…」

大神「理由はなんだっていいんだ。
    ドラムセットを取りに来いって俺が言ってたとでも伝えてもいいし」

澪「・・・・・解かりました」

梓(帰りにスーパーに寄って買って帰ろう)



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 17:20:41.83 ID:conTyW700


──

大神(さて…うまく行くかどうか…)

大神(ん?もう下校時刻を過ぎたのに部室に誰かいるぞ?)

大神「おーい。入るぞー。…ってムギくん?」

紬「…先生」

大神「どうしたんだ?みんなと一緒に帰ったんじゃ…」

紬「私の…私のせいで澪ちゃんとりっちゃんが…」ポロポロ…

大神「そんなことはないと思うけど…」

紬「私がもっと美味しいお菓子を持ってきさえすればよかったんです!」

大神「おいおい…とりあえず話しを聞くよ」



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 17:56:31.72 ID:conTyW700


──

大神「だとすると…最近のお菓子はムギくんが自腹で買ってきてたという事なのかい?」

紬「はい…さすがに家のお菓子のストックも切れまして…」

紬「たまに家にいらっしゃるお客様にいただくんです…
  でも折からの不況でその機会も少なくなって」

大神「だったらおやつはそのたまに貰った時だけでいいじゃないか」

紬「みんな毎日のティータイムを楽しみにしてるんです」

紬「毎日お菓子がなかったら…私嫌われちゃうし、今日みたいにバラバラになっちゃう」スンスン

大神(この子も相当なにか抱えてるみたいだな…)

紬「だから私必死にバイトして…親のお陰とか思われたくないから…」

大神「そのバイト料をお菓子の購入費に当てていた…と」

紬「それがバイトをしていた理由の全てじゃありませんが…」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:03:24.11 ID:conTyW700

紬「昔っから私は自分個人として扱われたことがなくって」

紬「いつも琴吹家という名前が付きまとってくる…」

紬「友達も仲良くしてくれる人もその名前があるからこそ付き合ってくれてる」

紬「だけどこの軽音部のみんなはそんな事関係なしに私を見てくれてる」

紬「今はもう実家がお金持ちだってばれてるけど、
  出会った当時の態度となんら変わりがないんです」

紬「だからこの軽音部がバラバラにならないために私ができることといえば
  みんなと一緒に楽しいティータイムを提供すること」

紬「そのためだったらどんな苦労だってします!」

大神「きみの言いたいことは解かったよ」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:14:48.88 ID:conTyW700

大神「だけどもっとみんなを信用して頼ってみたらどうだい?」

紬「頼る…?」

大神「今までムギくんが常に与える側だったからみんなもその点で麻痺してるんだと思う」

大神「ムギくんがお菓子を持ってきてくれるのが当たり前ってね」

大神「でも、今のムギくんの現状を知ったら軽音部のみんなはきっと協力してくれるよ」

紬「でも…私がもうお菓子持ってこないって知ったら
   またあの時みたいに仲間はずれにされちゃう…」

大神(やはり、彼女も過去になんらかの傷を負っているんだ…)

大神「ムギくん。君の軽音部の仲間は信頼できる存在かい?」

紬「…はい。今まであった人の中で一番信頼しています」

大神「うん。その信頼なんだが、読んで字のごとく信じて頼るということなんだ」

紬「信じて…頼る…」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:27:11.49 ID:conTyW700

大神「そう…時にはこの身を預けて委ねるというのも相手に対する信頼の現われなんだよ」

紬「相手にお願いする…ってことですか…」

大神「うん。そうだね。
    だからムギくんもみんなにお菓子を持ってきてくれるように頼めばいいんだ」

紬「・・・・・でも、怖いです…」

大神「じゃあ明日俺が澪くんと律くんを仲直りさせてみせる」

紬「本当ですか?」

大神「ああ。信頼してくれ。だからムギくんも勇気を出して軽音部のみんなにお願いするんだ」

大神「俺もムギくんがきっとそうしてくれると信頼しているよ」

紬「・・・・・はい」

大神「よし。約束だ」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:40:23.99 ID:conTyW700

──次の日

澪「・・・・」

律「・・・・」

紬「・・・・」

唯(気まずいよ~。イッチー早くきて)

梓(空気が重過ぎる…ここは芋けんぴの出番では…)

大神「やぁ。集まってるね。またしても雑用に夢中になっちゃってね」

律「…なんすか~いったい」

大神「まぁまぁ…ところでこのメビウスの輪なんだけど…」

大神「なぜ、表と裏の区別が無いか解かるかい?」

唯「え~っと…たしか捩れてるから…だったっけ?」

大神「…right。その通り。よく気付いたね」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:47:45.51 ID:conTyW700

大神「180度捩れてるから永遠に出会わないはずの表と裏が出会うことができたんだね」

大神「人間だって正反対の人間とはうまくいかないものだけど…」

大神「この軽音部にはメビウスの輪のような仲良し2人組がいる!」

澪「・・・・」

律(ったく、くだらないなぁ…)

大神「しっかり優等生タイプだが引っ込み思案が玉に瑕の澪くん」

大神「明るく元気、みんなのムードメーカーだけど、大雑把な性格の律くん」

大神「君たちはその180度違う性格故に出会ってしまったと言っても過言ではない」

大神「そしてこのメビウスの輪のようにどちらが表でどちらが裏なんてこともないんだ!」

大神「お互いがお互いを支えあって今まできたんだろ?」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:54:18.68 ID:conTyW700

律「くだらないです…帰っていいですか?」

大神「まだ俺の話は終わってないよ」

澪律「??」

大神「このメビウスの輪をはさみで真ん中から縦に切っていったらどうなると思う?」

律「2つの輪に別れるんじゃないんですか?」

大神「…やってごらん」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:54:58.67 ID:conTyW700

  チョキチョキチョキチョキ…

律「!?・・・・・あ」

澪「・・・・繋がったままだ…」

大神「そう!メビウスの輪は縦に裂いたって切り離すことはできないんだ!」

大神「だから君たち2人の友情だってきっと切り裂くことなんてできないはずだよ」

律「・・・・・ぷぷっ」

澪「律!?」

律「ふぅ~…なんだか先生に言いくるめられちゃったよ」

律「こんなことを必死に悩んで考えてただろうなんて想像しただけで可笑しくなっちゃう」

澪「律…聞いてくれ。」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 18:58:50.50 ID:conTyW700

澪「私は一度だって律が私より劣ってるなんて思ったことはないぞ」

澪「むしろ常に憧れていたんだ」

律「澪が!?私を!?うそだぁ~」

澪「お前は誰とでもすぐ仲良くなるしクラスでも中心の存在だった」

澪「私はそんな律がいつも羨ましかったんだぞ」

律「い、意外な新事実だな…」

澪「だからそんな私の憧れの存在が自分を卑下なんてしないでくれ…」

律「…私だって澪が…澪のその真面目なところが、他人からそう見られるのが羨ましくって」

律「でもいつの間にか、人見知りの澪を支えてやることが澪に対する優越感に変わってきて」

律「そんな自分が…許せなくて…」

澪「…もういいよ律。私は律にいつも助けられていたんだ」

澪「感謝はすれど迷惑だなんて思った事はないよ」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:02:58.12 ID:conTyW700

律「澪っ!」ダキッ!

澪「ふふっ。これじゃいつもとなんだか逆じゃないか」ナデナデ

律「また…私とバンド組んでくれるか?」

澪「当たり前だろ。むしろ律がいてこその放課後ティータイムだ」

澪「武道館行くんだろ」

律「…うん!」

大神(ベースの澪くん。ドラムの律くん。
    この2人がしっかりすればバンドの骨組みは問題ないな)



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:06:33.12 ID:conTyW700

唯「やった~♪すごいイッチー。まるで暴れん坊将軍みたい!!」

梓(きっと大岡越前って言いたいんだろうな…)

律「へへっ…みんなも心配かけて悪かったな」

大神(さぁ。あとはムギくんだぞ!!)

紬「・・・・・」

澪「ん?どうしたんだ?ムギ」

梓(そういえばムギ先輩がごちそうに反応しなかったです…)

紬「あ、あのね…」

唯「どうしたのムギちゃん?」

紬「私も…みんなに伝えたいことがあって…」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:12:06.86 ID:conTyW700


──

律「えっ!?じゃあ最近のおやつはムギの自腹だったってこと!?」

紬「うん。ごめんなさい…」

澪「いや…ムギが謝ることないよ…」

唯「そうだよ!今まで気づいてあげられなくてごめんねムギちゃん」

紬「だから…ね…みんなにも…お菓子持ってきてほしいの…」

梓「ムギ先輩ったら水臭いです」

紬「えっ?」

澪「そうだな。私達はいつもムギがお菓子を持ってきてくれるのに甘えていたから…」

律「だから、今度からは私達も交代でお菓子を持ち寄ろうぜ!」

紬「…いいの?」

唯「当たり前だよ!」

梓「じゃあ明日は私が芋けんぴ持ってきますね(ついつい買いすぎちゃったし…)」



118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:13:31.56 ID:conTyW700

唯「ええ~またぁ~」

梓「なっ!?芋けんぴの素晴らしさに気づかないのは人生の8割を損してますぅ~」

律「私も今度持ってこよう。聡のやつの部屋に買い置きがあったの見つけたから!」

澪「やめてやれ。泣くぞきっと」

唯「今度憂に何か作ってもらお~♪ね。ムギちゃん」

紬「・・・・うん!///」ニコッ

大神(よかったな。ムギくん)



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:17:47.98 ID:conTyW700

──数日後

澪「今日は私がお菓子持ってきたよ」

律「でかした!どれどれ…」

唯「都こんぶ?」

紬「こんぶってあのお出汁とる時とかに使うこんぶ?」

澪「美容にもいいんだぞ」

律「お菓子ごときに美容も健康もあるかー!!」

澪「やめろー!貴重な粉が舞い散る!!」

梓(都こんぶにはやはり渋いお茶が合う)チュパチュパ…

大神(練習しないのかな~…)



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/28(水) 19:21:24.04 ID:conTyW700

──次回予告!

律「都こんぶはないよな…」

紬「う~ん…」

澪「いいじゃないか…好きなんだよ」

律「ところで次回はまたムギの別荘で合宿だな!」

紬「でも梓ちゃんがどこか元気がなさそう…」

澪「私達も受験勉強しないといけないし…」

律「聞こえない聞こえない…」

澪「おいおい…」

紬「次回けいおん!in 大神 第3話 あずにゃんの憂鬱」

澪「桜高軽音部に萌えキュン☆の嵐!」

律「あ~あ…自分で言っちゃったよ…」

澪「・・・・・」




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タイトル:
NO:5928 [ 2012/03/16 04:33 ] [ 編集 ]

男出ない作品に男出してしか書けない奴は氏ねよ

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