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梓「純ちゃん、話って何?」#前編 【非日常系】


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梓「純ちゃん、話って何?」#前編
梓「純ちゃん、話って何?」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:07:56.24 ID:bZ2Q7cvr0

音楽室


梓「先輩方、そろそろ引退ですね…」

唯「あずにゃーーーん、私寂しいよーーー」ダキッ

梓「は、離れてください!//」

律「なんだ梓、私がいなくなってやっぱり寂しいのか!」

梓「そ、そんなんじゃありません!」





4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:13:04.65 ID:bZ2Q7cvr0

アハハハ

紬「…でも、、私はすごく寂しいわ」

澪「ムギ…」

澪「よし!私達の引退ライブももうすぐだし、練習しよう!」

唯「えーーあと10分だけまったりしようよーー」

梓「ダメです!やりますよ!」

唯律「ぶーーーー」


いつも通りの音楽室。
交錯するそれぞれの思い。



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:18:05.60 ID:bZ2Q7cvr0

律「唯のことが大好きだよ」

パチッ

唯「またこの夢か・・」

あのライブ以来、あのりっちゃんの表情と言葉を何度も夢に見る。

なんなんだろう。

憂「おねぇちゃーん、ごはんだよー」

わかっている。私は、りっちゃんのことを…

憂「おねーちゃーん?」

唯「ほ~い、今行くよ!」


好きなんだ…



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:23:10.03 ID:bZ2Q7cvr0

だから、あれ以来、私はりっちゃんに積極的にアプローチをかけている!!

抱きついたり、お茶に誘ったり、コントしたり。

…あれっ

いつもと変わらない…??

唯「よし、もっと大胆にいっちゃおう!」

憂「! お姉ちゃん、どうしたの急に!?」

唯「な、なんでもないよっ!」アセアセ

憂「そう?」

憂(お、お姉ちゃん、大胆って、もしかして私を…////)



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:29:03.17 ID:bZ2Q7cvr0

ほうかご!
音楽室

唯「りっちゃーーん、会いたかったよぉー」ダキッ

律「おお、唯、私も会いたかったぞ!」ナデナデ

唯「エヘヘ//」

澪(なんだか、最近、あの2人すごく仲がいいな…)

唯「りっちゃんの、イチゴいただきっ!」パクッ

律「あっ!!唯!やったな!じゃあ唯のイチゴを」ヒョイッ

唯「あーーりっちゃん!」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:34:43.17 ID:bZ2Q7cvr0

ガヤガヤ

澪(なんだよ、律の奴、あんな楽しそうに笑って)イライラ

梓(いいなぁ、律先輩…)

律「澪!見たか、今の唯!こいつ人のイチゴ勝手に取ってったんだぞ!」

唯「ついできごころで。。ってりっちゃんも私の取ってったじゃん!」

律「目には目を、歯には歯をだ!」

唯「へ?何?目がどうかしたの?」

律「…はぁ。澪、なんとか言ってやってくれよ。」

澪(私は、こんなに律のこと、す、す、好きなのに//)

澪(どうして唯にばっかり…)

律「みおー」

澪「…お好きにやってれば」プイッ



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:40:00.68 ID:bZ2Q7cvr0

律「? 澪ー、何怒ってんだよ?」

澪「怒ってない」

律「どう見たって怒ってるだろ!」

澪「怒ってない!」

律「ははーん、さては澪もわたしのイチゴを狙っt」

澪「そんなわけあるか!」ゴチンッ

律「いでっ!」

律「うぅぅー、ゆいー、澪に殴られたー」ウルウル

唯「よしよし」ナデナデ

澪(うぅぅ、、、またやっちゃった。。。)



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:46:23.47 ID:bZ2Q7cvr0

律の部屋

律「最近、澪の奴なんかイラついてるんだよなー」

律「聞いても、なんでもない、の一点張りだし…」

律「はぁー」

律「澪…」

律「…」

律「唯、今何してるのかな…」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:49:36.68 ID:bZ2Q7cvr0

唯「憂は料理の天才だよっ!!」

憂「エヘヘ、大袈裟だよーー//」

唯「うい!わたしは幸せ者だよ!」

憂「エヘヘッ、たくさん食べてね!」

憂(今日の料理は、自信あるんだ!お姉ちゃんのために一生懸命つくったの!)

唯「うんま~~い」

憂(エヘヘ、隠し味は、もちろん愛情だよ!)

唯「わたし、憂がいなきゃ死んじゃうよ~、これからもず~~っとお願いね!」

憂「もう、お姉ちゃんったら//」

憂「お姉ちゃんのためなら、わたし、なんでも頑張っちゃうよ」

唯「エヘヘ~ありがと~~~」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:53:03.45 ID:bZ2Q7cvr0

つぎのひ!
放課後音楽室


梓「どうしたんですか、さわ子先生?部活の後、ちょっと残って話したいことって?」

さわ子「3年生の引退、そろそろね」

梓「えっ?あ、はい、そうですね」

さわ子「引退したら、きっと今までのように毎日は会えなくなるわね~」

梓「…はぁ」

さわ子「だから、早くしなさい!」

梓「あのぅ、、何を……」

さわ子「告白にきまってるじゃない!!」

梓「へっっ!!??」ビクッ



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 21:57:14.02 ID:bZ2Q7cvr0


梓「だ、だ、誰になんでどうして告白なんかしなくちゃいけないんですかぁーー!!!」

さわ子「私の目はごまかせないわよ」

梓「な、なんのことですか!!」

さわ子「あなた、唯ちゃんのこと、好きなんでしょ」

梓「ゆ、あ、あ、な、なんdsjkとh:k」カァァ

さわ子「はぁ、、、見え見えなのよ、あなた」

梓「う゛ぅぅぅ…」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:00:54.56 ID:bZ2Q7cvr0


さわ子「私は、あなたを応援したいと思ってるのよ。
    もし、今、引退前に告白しないと、きっと後悔すると思うの!
    もちろん、強要はしないし、みんなには黙っててあげる。」

梓「コ、コワイデス」ウルウル

さわ子「唯ちゃんが引退すれば、自然と顔を合わせる回数は減る。チャンスもそれだけ減る。
    もし、梓ちゃんが本気なら、今がベストだと思うの。どう?」

梓「ワ、ワカリマセン」ウルウル

さわ子「そうね、すぐに答えを出すのは、難しいと思うわ。
    よく考えて、返事を聞かせて。協力するからね、梓ちゃん」

梓「…はい」




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:04:25.92 ID:bZ2Q7cvr0


つぎのひ!
昼休み3年教室

澪「和のお弁当、今日もおいしそうだな!」

和「ウフフ、ありがとう」

澪 パクパク チラッ

和 パクパク

澪「な、なあ、和」

和「ん?何かしら?」

澪「の、和ってさ、そ、その、唯のこと、す、好きなのか?//」

和「ええ、好きよ」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:08:50.17 ID:bZ2Q7cvr0


澪「そ、それはさ、その、大きな声ではいいづらいんだけど、友達として?
  そ、それとも、その、なんていうか、、、」

和「…恋愛感情として?」

澪「! っそ、そうだ//」

和「うーん、ちょっと前までは、そうなのかもしれないと思ったこともあったけど、
  そういう感情とは違うみたい。そうね、母親とか姉とかに近いかな」

澪「そ、そうか//」

和 パクパク チラッ

澪 パクパク

和「………律のこと?」

澪「ひゃっ!!!えっ!!り、りつ、が、ど、どうかされました!!??」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:12:59.27 ID:bZ2Q7cvr0


和「ウフフ、ホントに澪はわかりやすいわね」

澪「ムゥーーーー//」

和「私でよければ、話聞くわよ?」

澪「じ、実は、、最近、律と唯がすごく仲良しなんだ…」

和「……なるほど、つまり、澪は律のことが好きなんだけど、
  律が唯のことすきなんじゃないかって不安だってことね?」

澪「ひぇっ!!!ちょっ!!な、なにを言ってってて//」アワアワ

和「あらっ、違うの?」

澪「ぅぅ…」

和「澪?」

澪「……あ、当たり、、です///」カァァ



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:16:10.88 ID:bZ2Q7cvr0

和「ウフフ、えっとね、私から見ると、そんなに心配することないと思うわよ。
  唯はああいう性格だから。あなたたち、とてもお似合いだと思うわ」

澪「お、お似合い//」ボンッ

和「そうよ、応援するわ。きっと大丈夫よ!」

澪「そ、そうか、ありがとな!」




帰り道!

和「ウフフ、澪ったら、ホントにかわいいんだから」

「和ちゃ~~~~ん」

和「あら、唯、今帰り?」

唯「うん!和ちゃんも?」

和「そうよ、生徒会の仕事でね。最近調子はどう?」

唯「べり~goodだよ!!そうだ!久しぶりに、お茶してかない!?」

和「ええ、いいわよ」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:20:49.57 ID:bZ2Q7cvr0


喫茶店!

唯「う~~ん、お~いし~い!」

和(唯の笑顔見てると、落ち着くわ)

唯「あのね、和ちゃん、ちょっと相談にのって欲しいんだけど、、」

和「あら、珍しいわね、どうしたの?」(あ、紅茶おいしいわ)

唯「えっとね、私ね、りっちゃんのこと、好きになっちゃったみたい!」

和「バゴフッゴホッっっ」(なん…だと…)

唯「エヘヘ、なんか恥ずかしいな~//」テレテレ

和「そ、そうなんだー、へー」(だ、だめよ、動揺しちゃ!)

唯「和ちゃん、私のこと、応援してくれる!?」

和「え、ええ、もちろんよ!」(やばいっ!)

唯「やったぁ~~、和ちゃん、頼りにしてるよ、また相談のってね!!」

和「う、うん。が、頑張りなさいよ。」(私、どうすれば…)



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:24:42.06 ID:bZ2Q7cvr0


梓の部屋!

梓「どうしよう…」

梓(確かに先生の言ってることは正しいと思う。珍しく真剣だったし。
  で、でも、もし、ふられたら…、私、きっと立ち直れないよ… 
  告白しなかったら、現状はキープできる。
  いや、引退したらできないのかな?)

梓(私、、、、、、、毎日唯先輩に会いたい!!
  もっともっと、唯先輩のこと知りたい!!)

梓(だから!)

〔協力、お願いします〕

梓「送信っと」

梓「エヘヘ、送信しちゃった!きっと大丈夫!あんなに抱きついてきてくれるんだもん!」

チャラリラ

梓「返信はやっ」

〔明日、部活終わったあと、2人きりの時間を作ってあげる。頑張りなさい!〕

梓「…よし!やるぞ!」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:30:16.44 ID:bZ2Q7cvr0


つぎのひ!

律「よーしっ!今日はこれで解散!」

澪「な、なあ、律、一緒に楽器店にいかないか?」ドキドキ

律「ん?どうした、ほしいもんでもあるのか?」

澪「ま、まあな」ドキドキ

律「そうか、じゃあ行こうぜ!」(澪と2人か、久々だな!)ウキウキ

唯「あっ!私もいっていい??」

律「おっ、唯もくるのか、もちろんいいぞ!」(唯いると賑やかだしな!)

澪「あ、ああ、いいぞ…」

さわ子「ギターの2人は、残ってちょうだい、ライブについて話があるの」

唯「え~~~~」

澪梓(さわちゃん、ナイス!)



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:34:07.55 ID:bZ2Q7cvr0


梓「わ、わかりました!」

唯「わかったよ~~~」ガックシ

紬(じ~~~)




さわ子「よしっ、じゃあみんな帰ったし、話っていうのはね、、、あっいけない、
    これから職員会議だったわ!じゃあ、話はまた今度ね!じゃあね!」

さわ子(頑張るのよ、梓ちゃん!)

梓(ありがとうです、中野梓、頑張ります!)ドキドキ



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:38:57.47 ID:bZ2Q7cvr0


バタバタ ガチャン

梓「い、行っちゃいましたね。」ドキドキ

唯「さわちゃんはあわてんぼさんだなぁ~」

梓「…」ドキドキ

唯「しょうがない、憂のおいしいごはんを食べに帰ろう!」

梓「せ、先輩…」ドキドキ

唯「ん~?なに、あずにゃん?」

梓「大事な話があります!」ドキドキ

唯「ほえ?な~に?」

梓「わ、わたし、、、、ずっと、ずっと、、、」ドキドキ

唯「ずっと?」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:43:00.53 ID:bZ2Q7cvr0


梓「ずっと、、、、唯先輩のことが、、、、、、、」ドキドキ

唯「わたし?」

梓「す、するめいか!」(か、噛んだ!)

唯「えっ、するめ!?わたし大好きだよ!」

梓「ち、違います!」

唯「えっ、あずにゃん、するめ嫌いなの?え~~おいしいのに~~」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:45:17.51 ID:bZ2Q7cvr0


梓「違うんです!」
  

 「わたし、唯先輩のとこが、、、好きなんです!
  始めて抱きしめられたときからずっと、唯先輩のことが、大好きなんです!
  愛してるんです!唯先輩のこと、もっともっと、わたし、知りたいんです!
  わたしと、付き合ってください!!」

唯「あ、あずにゃん………」

唯「その、ええっと、その、わ、わたしは」アセアセ

梓「…」(じっと唯を見つめる)ドキドキ



唯「あ、あの、、、、ごめんなさい!」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:48:28.98 ID:bZ2Q7cvr0




梓「ッ」

唯「ホントに、、、、ごめんなさい、あずにゃん、、、、
  あずにゃんのことは、もちろん、好きなんだよ、、
  でも、それは、友達っていうか、その、」

梓「もう…いいですよ」

唯「えっ?」

梓「そうですよね、だいたい、唯先輩もわたしも女同士なのに、おかしいですよね、
  ハハッ、何やってるんだろう、わたし」

唯「あずny」

梓「全部、忘れてください、全部なしです。ハハハッ、馬鹿みたいですよね、
  じゃ、じゃあ、さようなら!」バッ

ダダダダ ガチャン

唯「あずにゃん、ごめんね」グスッ

唯「あずにゃん…」ポロポロ



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:51:54.72 ID:bZ2Q7cvr0


和の部屋

和(困ったわぁ…)

和(澪を応援すれば、唯を裏切り、逆もまた然り…)

和(どうすれば・・・・)

チャラリラ

和「唯から?」

〔今から、のどかちゃんち、お邪魔してもいい?〕

和「どうしたのかしら?」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:56:31.07 ID:bZ2Q7cvr0


20分後

和「どうぞ、上がって」

唯「…うん」

和「元気ないわね、それに、、、泣いてたの?」

唯「…わたしね、あずにゃんを、、傷つけちゃった」ポロポロ

和「…話して」

____________


和「そうだったの…」

唯「わたし、どっ、どうすればいいのかな」ポロポロ

和「唯は自分の気持ちを正直に伝えたのよね?」

唯「っうん」グスッ

和「だったら、唯は悪くない。何にも悪くない。自分を責めないで。」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:59:36.21 ID:bZ2Q7cvr0


唯「で、でも、あ、あずにゃんがぁーーーーーーっっ」ウェーン

和「そうね、確かに梓ちゃんはかわいそうだけれど…、唯、仕方ないのよ」

唯「…」ヒック

和「唯、しっかりしなさい。
  あなたがそんなんじゃ、ますます梓ちゃんも部活に顔を出しづらいと思うの。
  もちろん、今まで通りってわけにはいかないだろうけど、
  先輩の唯が梓ちゃんを守ってあげないと」

唯「…うん」グスッ

唯「わたし、がんばってみるよ、、ありがとう、和ちゃん」

和「また、何かあったら、いつでもわたしのところに来なさいね」

唯「ありがとう」

それから唯は少し落ち着き、帰っていった。

和「軽音部、大丈夫かしら…?」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:02:55.85 ID:bZ2Q7cvr0


平沢宅

憂「お姉ちゃん、おかえり!遅かったね!」(今日の晩ごはんも自信作~♪)

唯「…うん、、、ちょっと、和ちゃんと話してて…」

憂「…お姉ちゃん?何かあった?」

唯「ううん、なんでもないよ」

憂「…」

ギュッ

唯「!」

憂「わたしは、いつでもお姉ちゃんの味方だよ…//」

唯「憂…//」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:06:45.70 ID:bZ2Q7cvr0


憂「もし、話したくなったら、わたしを信じて話してね…//」

唯「フフッ」クスッ

憂「お姉ちゃん?」

唯「いつもと逆だね、いつもはわたしが抱きつくのに//」

憂「うん//そうだね//」クスッ

唯「よしっ!なんか元気出てきたよ!うい!わたし、大丈夫!」

憂「エヘヘ、晩ごはん、できてるよ!自信作だよ!」

唯「やったぁぁぁ~~!」



唯(明日うまく接することできるかな…)



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:09:37.20 ID:bZ2Q7cvr0


つぎのひ!
2年教室

憂「おはよう!梓ちゃん!」

梓「あ、おはよう」

憂「あれっ元気ないね?」

梓「う、ううん、そんなことないよ!」

憂「クスッ、無理しないで梓ちゃん」

梓「…うん」

憂「実はね、昨日お姉ちゃんもなんだか元気なかったの」

梓「…そ、そう」

憂「うん、何でなんだかはわからないんだけど…、梓ちゃん、知ってる?」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:11:37.00 ID:bZ2Q7cvr0


梓「わ、わたしは…、、知らないよ」

憂「…そっか」

梓(わたし、どんな顔して唯先輩に会えばいいんだろ…)

梓(勝手に告白して、勝手に逃げてきて…)

梓(ホントに、なんて謝ったらいいか…)

梓(昨日は、泣き疲れて寝ちゃって、気持ちを整理する時間がなかったよ…)



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:13:38.80 ID:bZ2Q7cvr0


ほうかご!
音楽室

唯「…」

梓「…」

律「ゆーいー!見ろよこの漫画!おっもしろいんだぞ!」

唯「えっ、あ、うん、ありがと、よんでみるよ」

律「なんだ、そのリアクションは!気合いが足らんぞ!」

唯「らじゃっ、りっちゃん隊員!」

澪(律の奴、また唯と…)

紬(…)



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:17:22.30 ID:bZ2Q7cvr0


律「なんか、今日の唯、おかしくね?なあ梓?」

梓「…」

律「梓?」

梓「…、えっっ、なんですか?」

律「なんだー、2人して、なんかたくらんでるなー!」

唯「…」

梓「…」

律「アハハハ、ハ、ハハ…」

紬(…)

律「なあ、澪、なんか空気おかしくねぇか?」ヒソヒソ

澪「知らない」プイッ

紬(なに、この雰囲気?)



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:20:52.21 ID:bZ2Q7cvr0


ガチャ

和「こんにちわ」

唯「!」

澪「!」

律「お、おう、和、どうした?」

和「えっとー、律、引退ライブの届け、出したっけ?」

律「おう、ちゃんと期限までに出したぞ!どうだ!さすが部長!」

澪「当たり前だ!」ゴチンッ

律「イタッ」(ちょっと嬉しいかも)



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:22:44.92 ID:bZ2Q7cvr0


唯「…」

梓「…」

和「そ、そうだったわよね。」(…この空気、)

律「しっかりしろよ、和!」

和「やっぱりね」ボソッ

紬(やっぱり?…何か知ってる?)

律「ん?なんか言ったか?」

和「いえ、まさか律に言われる日が来るとわね、、じゃあ失礼するわ」

紬「待って」

和「えっ?」

紬「ちょっと話があるんだけど」ヒソヒソ

和「ええ」ヒソヒソ

紬「りっちゃん、ちょっと和さんと話してくるわね」

律「あいよー」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:25:38.77 ID:bZ2Q7cvr0


ガチャン

和「それで、こんな人気のない場所に連れてきて、どうしたのかしら?」

紬「あなた、何か、知ってるわね」

和「!」ドキッ

紬「特に、唯ちゃんのこと、、、、もしかしたら、梓ちゃんのことも」

和(な、なんでばれたの!)ドキッ



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:28:16.96 ID:bZ2Q7cvr0


和「べ、別になにm」

紬「隠さないでっ!!」

和 「!」ビクッ

紬「ご、ごめんなさいっ!怒鳴るつもりはなかったの!
  ただ、、今のみんなのこと、見てるのがつらくて…
  わたしに、何かできることはないかと思って…」

和「…そう、、、でも、言っていいのかどうか…」

紬「なにか、深刻なことなのね、、正直、大体察しはついてるんだけど…、
  お願い、絶対に口外しないから、教えてくれないかしら?」

和「…わかったわ」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:30:30.61 ID:bZ2Q7cvr0

___________


紬「そう、だったの…」

紬「なんで、唯ちゃんは梓ちゃんを?」

和「そ、それは…」(言ってもいいのかしら…?)

紬「…りっちゃん」ボソッ

和「えっ!!!」

紬「やっぱり、、、最近、唯ちゃん、りっちゃんにやけに絡もうとするの」

和「す、すごい観察力ね」

紬「ウフフ、大体察しはついてるって言ったでしょ?」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:32:55.42 ID:bZ2Q7cvr0


その頃
2年教室

憂「あっ!ケータイ、家にわすれちゃった!」

憂「うーん、晩ごはん、何がいいかお姉ちゃんに聞きたいんだけど…」

憂「昨日元気なかったし…」

憂(お姉ちゃん…)

憂「好きなもの食べさせてあげたいもんね!」

憂「直接聞きに行っちゃおっ!」

テクテク

憂「あれ、あそこにいるのは…」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:35:26.00 ID:bZ2Q7cvr0




紬「和さんは、唯ちゃんの応援をするのよね?」

和「そ、それが…」

紬「えっ、しないの?」

和「それが、その…」

紬「…唯ちゃんだけじゃなくて、和さんも悩んでるみたいね。わたしでよければ相談して?」

和「えぇっと…」

紬「大丈夫、信用して!」

和「…じゃあ、聞いてもらおうかしら。正直、どうしたらいいか、分からないの」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:38:03.55 ID:bZ2Q7cvr0



____________


紬「なるほど、りっちゃんのことが好きな2人両方から相談を受けてしまったと」

和「はい」

紬「そして、どちらも応援すると言ったと」

和「…はい」

紬「ウフフ、そんなに思いつめなくても大丈夫よ」

和「でも、、どうすれば、」

紬「どちらも応援すればいいのよ」

和「えっ、いや、それができれb」

紬「できるわよ!応援っていうのは、あくまでも相手の背中を押してあげること。
  最後の最後にどうするかは本人次第。ちょっと勇気付けてあげるだけでいいのよ。」

和「そ、そう」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:41:03.17 ID:bZ2Q7cvr0


紬「ただし、応援するからには、どちらも同じくらい本気でやらなきゃダメよ」

和「そうね。もちろん、本気でやってるわ!」

紬「うん、それでいいのよ、あなたは裏切り者なんかじゃないわ!
  それに、第一、唯ちゃんも澪ちゃんもそんなことで、あなたを責めたりしないわ!」

和「ウフフ、そうかもね、ありがとう、なんだか楽になったわ」

紬「役に立てたなら嬉しいわ!」

和「ええ。あっ、すっかり本題からそれちゃったわね。
  とにかく、唯と梓ちゃんのこと、紬さんにもお願いしていいかしら。
  わたし、心配で…」

紬「ええ、もちろん」

和「それにしても、唯が律のことを好きだったなんて…、
  なんだか我が子の旅立ちを見守る母親の気分だわ。
  ちょっとショックというか…」

紬「ウフフ」

和「あかの他人のわたしでもこんな気分になるんだから、
  きっと本当の家族ならものすごく複雑な気分になるんでしょうね」

ガタッ

和「誰っ!」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:43:46.88 ID:bZ2Q7cvr0


バッ

 「!!」

紬「憂ちゃん!」

憂「わ、わたし、な、何も聞いてません!!!今日はハンバーグにします!!!」

ダッ

和「待って憂ちゃん!」

ダダダダダッ

紬「行っちゃったわね…」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:46:04.71 ID:bZ2Q7cvr0


和「あの様子だと、、、一部始終全部聞いたのかしら?」

紬「ええ、きっとそうだと思うわ…」

和「憂ちゃん、複雑でしょうね…、、大好きな姉に好きな人ができて、
  しかも自分の親友がその大好きな姉に振られてしまって…
  何よりも姉思いな娘だし、、気持ちの整理がつくかしら…」

紬「…心配だわ」

和「そうね…」

紬「憂ちゃんのことは、和さんに任せていいかしら?
  わたし、あまり接点がなくて…」

和「わかったわ。じゃあ、梓ちゃんのことは、お願いね」

紬「ええ」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:48:22.62 ID:bZ2Q7cvr0


平沢家

憂「ど、どうしよう…」グスンッ

憂(まさか、まさか、お、お姉ちゃんが…)

憂(ッッウ、ゥッ、ヒック)ポロポロ

憂(昨日様子がおかしかったのは、そういうことだったんだ…)

憂(そういえば…今日の朝、梓ちゃんも元気なかったな…)

憂(!)

憂(ってことは、わたし梓ちゃんにひどいことを…)

憂(ぅぅぅ)ポロポロ

憂(それに、、、それに、、、)

憂(わたしは、お姉ちゃんのことが好き!大好き!!)

憂(わたしお姉ちゃんがいなきゃ生きていけないよっ!!!)




憂(だから…)



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:50:59.01 ID:bZ2Q7cvr0


和の部屋

和「わたしは、唯と憂ちゃん、澪、できれば梓ちゃんに気を回せばいいわけね…」

和「なんかえらいやっかいごとに巻き込まれたみたいね…」ハァー

和「でも責任は、重大よ!しっかりしなきゃ!」

チャラリラ

和「噂をすれば、、、憂ちゃんから…」

〔少し、お話したいことがあります。今から伺ってもよろしいでしょうか?〕



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:52:54.08 ID:bZ2Q7cvr0


10分後

憂「お邪魔します」

和「どうぞ」

憂「…」

和「…」

和「…憂ちゃん、大丈夫?」

憂「…はい」

憂「まず、話を盗み聞きしてすみませんでした」

和「いいのよ、そんなことは」

憂「話は、ほとんど聞きました。
  でも、もう少し詳しく、話を聞かせていただいてもいいですか?」

和「…そうね、、、わかったわ…」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:55:17.31 ID:bZ2Q7cvr0



__________


憂「そうでしたか…」

憂「お姉ちゃんが、ご迷惑をおかけして、ごめんなさい」

和「いいのよ、迷惑になんて思ってないから」

憂「…」

和「…」

憂「…あのっ」

憂「わたし、」

和「?」

憂「わたし、お姉ちゃんのことが好きですっ!」

和「!…そう」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:57:54.53 ID:bZ2Q7cvr0


憂「お姉ちゃんなしの生活なんて考えられません!」

憂「…でも、でも、」

憂「お姉ちゃんには、笑っていて欲しいから、幸せでいて欲しいから!」

憂「わたし、お姉ちゃんを応援したいんです!」

和「…憂ちゃんは、それでいいの?」

憂「はい。決めたんです。幸せになってほしいんです!」

和「わかったわ、ホントにいいのね?」

憂「はい!」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:00:03.75 ID:LG3WYffW0


和「梓ちゃんのことは、どうするつもりなの?親友でしょ?」

憂「梓ちゃんについても考えました。
  お姉ちゃんを応援することは、親友を裏切ることになるんじゃないかって…」

憂「悩みましたが、梓ちゃんなら、わかってくれるかと…、、、甘えでしょうか?」

和「それはわからないけれど、親友のあなたがちゃんと考えた結論なら、大丈夫よ」

憂「…はい」

和「じゃあ、、、今、唯は精神的にまいっちゃってると思うの。律のこと、梓ちゃんのこと。」

和「しっかり支えてあげてね」

憂「頑張ります!」

和「あと、何よりも、憂ちゃん、無理しちゃダメよ!
  辛かったらすぐにわたしでも誰でもいいから相談しなさい」

憂「大丈夫です。お姉ちゃんのためですから…」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:02:11.50 ID:LG3WYffW0


つぎのひ!

憂「お姉ちゃん、朝だよ!起きて!」

唯「ほぇぇぇ」

憂「おねえちゃーーーーん!」

唯「ふあぁぁ~い」

憂「あのね、お姉ちゃん」

唯「ん?、なーに、うい?」

憂「今日、話たいことがあるから、部活休んで、早く家に帰ってきてもらっていい?」

唯「なに?話って?」

憂「だから、はやく帰ってきてね!」

唯「えっ、あ、うん、わかったよ~」

唯(部活はあずにゃんと気まずいし…、ちょうどいいかな…)



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:04:09.24 ID:LG3WYffW0


ほうかご!
音楽室

律「今日は、唯の奴、用事があるから部活休むってさー」

澪「そうなのか、珍しいな」

梓「…」

紬「そうなの、寂しいわね」(やっぱり来づらいのかしら?)

律「というわけで、今日は練習なs」

澪「どんなわけだ!」ゴチンッ

律「いってーーー!」

梓「練習しましょう!」(なにかしてないと、落ち着かないや)

律「えーーーーー」

紬「そうね、練習しましょ」

律「しゃーないなー、やるか!」

紬「部活終わったら、ちょっと残ってて」ボソッ

梓「へっ?あ、はい、わかりました」(ムギ先輩が?なんだろ?)



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:06:32.06 ID:LG3WYffW0


ジャジャッッジャジャッジャーン


律「ぅよぉぉーーし!今日は解散!」

律(唯がいないとなんか物足りないよなー)

澪「さあ、帰ろう、みんな」

紬「ごめんなさい、わたしと梓ちゃん、
  さわ子先生に残ってるように言われてるの、先帰ってて」

律「さわちゃん?前も梓のこと残したよな?なにやってるんだ?」

梓「へっ?いや、その、それは…」

紬「さっき聞いたら、秘密らしいの、ごめんなさいっ」

澪「なんか嫌な予感が…」

律「そーか、まあ頑張れよ!帰るぞっ、澪!」

澪「あ、うん!」(やった!2人きりだ!)

バタンッ



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:08:48.59 ID:LG3WYffW0


梓「それで、話っていうのは何ですか?ムギ先輩?」

紬「…梓ちゃん、、、、ごめんなさい!」

梓「えっ?先輩どうしたんですか!?何か?」

紬「…聞いたの」

梓「…聞いた?」

紬「…その、ゆ、唯ちゃんのこと…」

梓「… な、なんでそれを…」

紬「えっとね、唯ちゃんはこのことを思いつめて、和さんに相談したの。
  そして、唯ちゃんと梓ちゃんの様子がおかしいことに気付いた私が、
  和さんに無理やり言わせたの、だから唯ちゃんも和ちゃんも悪くないわ、
  私が悪いの、ごめんなさい」

梓「…そう、だったんですか…」

紬「…」

梓「ムギ先輩は、悪くないですよ。謝らないで下さい。」

紬「ありがとう…」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:11:04.19 ID:LG3WYffW0


紬「それでね、梓ちゃんは、その、大丈夫?」

梓「泣いたら、少し楽になりました。意外と大丈夫です。」

紬「ホントに?無理しちゃダメよ?」

梓「自分でも意外なんです。もう立ち直れないと思ったんですけど…わたしは大丈夫です」

紬「そう?わたしでよければ、いつでも相談にのるからね?」

梓「ありがとうございます。…それよりも、、、唯先輩に、なんて謝ればいいか…」

紬「謝ることなんてないわっ!梓ちゃんは何もわるくないんですもの!」

梓「いえ、わたしが全部悪いんです!わたしがバカで欲張りだから…
  わたしのせいで、みなさんに迷惑をかけて楽しい時間を奪って…
  ホントに、ホントに私はバカです」

ギュッ

梓「ム、ムギ先輩ッ//!?」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:13:02.75 ID:LG3WYffW0


紬「そんなふうに自分を責めちゃダメよ。絶対に。梓ちゃんはダメなんかじゃない。
  ううん、むしろすごく勇敢だわ。それに、今自分よりも他人を思いやれるなんて素敵よ。」

梓「で、でも//」ウルウル

紬「でも、じゃない。梓ちゃん、よくがんばったわ。
  こわかったでしょ?つらかったでしょ?ホントによくがんばったわ」

梓「ウッッ」ブワッ

梓「わ、わたし、ずっと、こわくて、こわくて、どうしていいかわからなくて…」ウワーッン

紬「もう大丈夫よ。今は精一杯泣きなさい」ナデナデ

梓「ウッ、ッ、うわああああぁぁぁぁっぁあぁっぁん」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:15:09.78 ID:LG3WYffW0



__________


梓「ムギ先輩、、その、ありがとうございました… わたし、これでホントに大丈夫です!」

紬「そう、よかったわ」

梓「それで、唯先輩は、どんな様子なんでしょうか?」

紬「唯ちゃんは、まだ整理できてないようね…」

梓「そうですか…」

紬「それに…」

梓「それに?」

紬「…憂ちゃんがね、全部知ってるの…」

梓「えっ、憂が?」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:17:03.88 ID:LG3WYffW0


紬「そうなの。ほら、憂ちゃん、唯ちゃんのこと大好きでしょ?ちょっと心配で…」

梓(今日は何も気付かなかったな… 自分のことでいっぱいいっぱいで…)

梓「わたしに何かできることはありますか?」

紬「そうね、できるだけ、いつも通りにしてくれればそれが一番いいことだわ…
  でも、梓ちゃん、しつこいけど、無理する必要はないからね」

梓「大丈夫です」

紬「あと、聞きづらいんだけど、、、梓ちゃんは、唯ちゃんの恋をどう思ってる?」

梓「…恋?」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:18:30.03 ID:LG3WYffW0


紬(あっ!梓ちゃん、もしかして知らないの…!?)

紬「こ、こ、濃い紅茶いいわよねっ!」

梓「唯先輩の恋ってどういうことですか!?」

紬(ごまかせなかった…)

紬「えっと、、知りたい?」

梓「はい!」

紬「き、聞かないほうがいいかもよ?」

梓「教えて下さい!」

紬「ハアー」

紬「わかったわ…」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:19:48.01 ID:LG3WYffW0


紬「あのね、唯ちゃんは、、、りっちゃんが好きなの…」

梓「ガーン」

紬「…梓ちゃん?」

梓「…」クスッ

紬「?」

梓「あのおおざっぱな先輩に負けたのかと思うと、ちょっと悔しいです」クスッ

紬「ええっ、そうかもね」クスッ

紬(梓ちゃん、大丈夫そうね)

紬「梓ちゃんは、その恋、応援するの?」

梓「癪ですが、唯先輩がそれで幸せなら、ちょっとだけ応援してあげます」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:22:00.70 ID:LG3WYffW0


平沢宅

唯「う~い~、帰ってきたよ~」

憂「あっ、おかえり」

_________


唯「それで、話ってなに~?」

憂「う、うん、あのね、…」

唯「う~い~?」

憂「…お姉ちゃん、その、り、律さんのこと、さ、」

唯(ほぁっ!!??)

憂「律さんのこと、好きなんでしょ!!!!」

唯「ひゃっ!な、ななな、なんでs」アワアワ



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:24:01.99 ID:LG3WYffW0


憂「お姉ちゃん、はっきり言って…」

唯「え、えっと、、、うん、その、好き、かな//」

憂(…そっか)

憂(もう、決めたんだ、わたし)

憂「だから、わたし、お姉ちゃんを応援するよ!」

唯「えっ!?ホント?」

憂「うん、お姉ちゃんの恋、律さんとの恋、応援するよ!」

唯「わ~い!ありがとっ!う~い~!」

憂「…うん」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:25:34.97 ID:LG3WYffW0


唯「でもね、実は、言っていいのかわからないけど…、えっと」

憂「…梓ちゃんのこと?」

唯「!!! そのことも知ってるの?」

憂「…うん、和さんから無理言って聞き出したの…」

唯「そ、そうなんだ…」

憂「梓ちゃんのことは、大丈夫。わたしと梓ちゃんの仲はそんな簡単には壊れないよ」

唯「…そう?…無理しないでね?」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:27:05.86 ID:LG3WYffW0


憂「わたしは、大丈夫!いつだってお姉ちゃんの味方だよ!」

唯「わ~い、ありがと~うい~!!」ダキッ

憂「…がんばってね!」

唯「うん!わたし、ういが妹でよかったよ!」

憂「…エヘヘ」

憂「じゃあ、ごはんできるまで、部屋でギー太でもひいててね」

唯「ほ~い」

バタバタ




憂(わたし、最後まで、演じられるのかな、、、、おねえちゃん…)ポロポロ



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:29:10.09 ID:LG3WYffW0


つぎのひ!

紬「おはよう、和さん」

和「おはよう、紬さん。どうだった?梓ちゃん?」

紬「梓ちゃんは、きっともう大丈夫よ。本当にまっすぐで、まっすぐだから強い娘…」

和「そう、よかったわ」

紬「唯ちゃんのことを応援するって」

和「そう… ホントにいい娘ね、梓ちゃん…」

紬「ええ。憂ちゃんは?」

和「あれからそれほど時間をおかずに会ったわ、憂ちゃんの希望で。」

紬「それで…?」

和「唯なしの生活なんて考えられない、唯のことが大好きだ、、だから応援したいって…」

紬「…そう」

和「正直、かなり無理してると思うの。本人は否定するけど…」

紬「梓ちゃんにも、憂ちゃんのことは少しだけ話しておいたわ」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:31:33.26 ID:LG3WYffW0


2年教室

梓「う、憂、おはよう」(いつも通りいつも通り!)

憂「梓ちゃん!おっはよー!」

梓「う、うん、元気だね、何かあった?」(いつも通りいつも、、、ん?)

憂「ううん、でも、元気出していかないとねっ!」

梓「そ、そうだね」(憂がいつもと違う…)

梓(わたしに気を遣ってるのかな?)

憂「あっ、そうだ!梓ちゃん!」

梓(でもそんな感じとはまた違うような…)

憂「あずさにゃん?」

梓(うん、絶対おかしいよこれ)

梓「何?」

憂「今度の休み、遊びにいこうね!」

梓「うん」(すっごい無理してる感が…)



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:33:59.04 ID:LG3WYffW0


ほうかご!
音楽室


梓「遅くなりましたー」ガチャ

唯「あ、あずにゃん…」

梓「…ゆ、唯先輩!?ほ、他の先輩方は?」

唯「え、えっと、やぼようでちょっと遅れるって…」

梓「そ、そうですか…」

唯「…」

梓「…」

唯梓「あ、あの!」

唯梓「!」

唯「な、なに、あずにゃん!?」アセアセ

梓「せ、先輩、お先にどうぞっ!」アセアセ



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:35:27.46 ID:LG3WYffW0


唯「そ、そうっ、えっとね、その、あずにゃん、
  わたし、あ、あずにゃんを傷つけてしまって、ホントにごめんなさい!!」

梓「えっ!謝らないで下さいっ!むしろ謝るのはこっちで、」

紬「ようやく、仲直りみたいね♪」

唯梓「!!!」

梓「いたんですか!?」

紬「いえ、今来たところよ」

唯「あのぅ、」

唯「紬さんは、その、どこまで、ご存知で?」

紬「ごめんなさい、唯ちゃん、全部しってるの」

唯「え~~~~~なんで~~~~!?」

紬「和ちゃんに無理やり言わせたの。ごめんなさい」

唯「そ、そーだったんだ…」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:37:25.61 ID:LG3WYffW0


梓「わたしはムギ先輩からいろいろ聞きました。
  唯先輩、わたし、唯先輩のこと、応援します!」

唯「えっ!まさか!」

梓「律先輩のこと、好きなんですよね!?」

唯「う、うん//」

梓「その思い、後押しします」

唯「あ、あ、あ、あずにゃーーーーん!!」ウルウル

ダキッ

梓「ちょっ、ちょっとだけですよ//!」

梓(こうやってちょっとずつ、元に戻していこう、うん!)



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:39:03.34 ID:LG3WYffW0


唯「和ちゃんにムギちゃん、憂に、あずにゃんに、こんなに心強い応援団はないよっ!」

梓「…憂も、応援団なんですか?」

唯「うん!!わたしは幸せ者だよ!」

梓(なるほど…)

梓「ムギ先輩っ」ボソッ

紬「何?」ボソッ

梓「今日、憂、ものすごく無理して明るく振舞ってました…」ヒソヒソ

紬「…そう、ありがとう、 …和さんとも相談するわ」ヒソヒソ

ガチャ



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:40:26.30 ID:LG3WYffW0


律「待たせたな!わたしだぞ!」

澪「おぃーす」

唯「りっちゃん、遅いよ!なにやってたの!」

律「えーーっと、それはー」

澪「律の奴、引退ライブの申請書、間違いだらけだって怒られてたんだ」

律「おいっ!言うな!」

ワイワイガヤガヤ

紬(これでこそ、軽音部ね♪)

紬(さて、)



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:42:10.97 ID:LG3WYffW0


和の部屋

チャラリラ

和「紬さんからメールだわ」

和「最近、紬さんとばかりメールしてるわね」クスッ

〔今日、憂ちゃんすごく無理して明るくしてたって、梓ちゃんが〕

和(…これは、心配だわ)

和(憂ちゃんは、まじめすぎる。それに、唯を好きすぎるわ…)



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 00:43:24.90 ID:LG3WYffW0


平沢家

唯「今日もおいしいごはんありがと~!うい~」パクパク

憂「エヘヘ、どういたしまして」ニコッ

唯「今日ね~、りっちゃんったらまた生徒会長さんに怒られたんだって~」ニコニコ

憂「へ、へー、そうなんだ!すごいね!」

唯「ほぇ?すごくはないよ~ういったら~」アハハッ

憂「あっ、うん、そうだね!な、なんで怒られたの?」アセアセ

唯「実はね~  」

憂「…」

唯「~なんだよ!」

憂「…」

唯「う~い~?」

憂「お姉ちゃんっ!!」ガタッ



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 01:24:51.20 ID:LG3WYffW0


唯「は、はい!?」

憂「律さんに告白しなよっ!!」

唯「…え」

憂「告白!!!」

唯「そ、そそそんな、な、何言ってるのういっ//!!」

憂「お姉ちゃんなら、絶対に大丈夫だよっ!」

唯「えーーっ、で、で、でも、、」

憂「わたしは、お姉ちゃんに幸せになってほしいの!!」

唯「う、うい…」

憂「お姉ちゃんは、こんなにかわいいし、一生懸命だし、
  ちょっと抜けてるとこもすっごくたまにあるけどそれもかわいくて、
  他人思いで思いやりがあって、こんなにかわいいんだもん!」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 01:29:07.15 ID:LG3WYffW0


唯「…うい?」

憂「お姉ちゃんの気持ち、絶対に伝わるよっ!!」

唯「憂」

憂「わたしは、お姉ちゃんに満開の笑顔でいてほしいの!」

ギュッ

憂「//」

唯「ありがとう、うい。なんだか勇気が出てきたよ!わたし、がんばって告白するよ!」

憂「…がんばってね!お姉ちゃん!」

唯「うんっ!!」




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