SS保存場所(けいおん!) TOP  >  非日常系 >  唯「七色カチューシャ」

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「七色カチューシャ」 【非日常系】


http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262328791/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:53:11.06 ID:zgQSBmCn0

澪「……なぁ本当にやるのか?」

唯「やろうよ~。言い出したのは澪ちゃんだよ」わくわく

梓「正直私も興味あります」

澪「ううう。こうなると思ってたから言わないようにしていたのに」

唯「でも聞いちゃったからには実験しないと」

紬「ちょっと確かめてみるだけだから、ね」

梓「あっ、来ましたよ」こそこそ

ガチャ「ドア」

律「ういーっす。今日も寒いなぁ」

唯「りっちゃん往生せいやぁ!」

すぽっ かぽっ

律「のうわあああああああああああああああああああああああああああああああ」

律「」ぷしゅー

梓「大変です。律先輩の目がゲームスロットみたいに回り出しました!」





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:56:08.18 ID:zgQSBmCn0

律「がろんがろん」

唯「生命の神秘だね」

梓「運命の~ルーレット廻して~」

紬「どきわくどきわく」

―― ちーん

律「ん。皆して何固まってるんだ?」

唯「りっちゃんどう? 一皮剥けた気分は」

梓「皮を被せ直したという方が正しいかと」

澪「あのさ律。突然だけど調子はどうだ?」

律「調子かぁ。うーん何だか元気がモリモリと湧いてくるぞ、絶好調だぜ!」

唯「オレンジだと超元気になる、っと」めもめも

律「ようし。調子がいいところで――全力でお茶にしようぜ!!!」

澪「そこは変わらないのか!」ごちぃん

律「あいとぅわぁ」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 15:58:43.73 ID:zgQSBmCn0

唯「」ずびずび

律「んんんー」

梓「」ちろちろ

律「あ゛あ゛あ゛ー」

澪「何なんだその落ち着きの無さは。ちゃんと椅子に座れ」

梓「パンツ見えそうなんでやめて貰えませんか」

律「あのさ、言い出した手前で何なんだけどさ、お茶会って地味でつまんなくね?」

紬「ガーン」

澪「お前からお茶にしようって言い出したんじゃないか」

律「なんて言うか私たちまだ高校生だろ。もっと青春を謳歌するべきっつーかさ」

律「いや、そうに決まってる! ドラマみたいに夕日に向かってダッシュするとかさ」

澪「ふうん。なら、ここにまんまるオレンジのマドレーヌがある。試しにダッシュしてみせろ」

律「よしきた!」ばぐぅ

梓(澪先輩の指ごと齧り付いた!?)



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:01:46.87 ID:zgQSBmCn0

律「」ぷくー

唯「りっちゃんは食べた物をおでこ上に具現化できる能力があるんだね」

澪「何すんだ律、凄い痛かったんだぞ! うう、歯型も残ってるし」

律「だってそーいう意味かと思ったんだもーん」

紬「合宿の時以上のハイテンションね」

唯「いいや、りっちゃんの底力はそんなものじゃないよ。
  もっと空回りしてこそのりっちゃんだよ」

澪「あのさ、それ元気付ける様な言葉じゃないと思うんだけど」

律「だよな! この程度でめげるなんて私らしくないぜ!」きりっ

梓(貶されていることにすら気付いていない……)

律「隊長についてこい! いいや、今から私が金八先生だ。
  人という字は支え合って出来ているううううう」

梓「あの。それについて前から疑問に思っていたことがあるんですけど」

梓「金八先生の“八”って漢字、
  あれって人が支え合えられなかった結果を表わしているんじゃないでしょうか」

梓「だとしたらなんとも情け無い先生ですよね。反面教師が彼の売りなのでしょうか」

澪「それは今言うべき場面じゃないぞ」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:05:00.14 ID:zgQSBmCn0

かせんじき!

唯「はぁっ、はぁっ。なんで本当に夕日に向かって走る羽目に」たたたた

紬「私は結構走るの好きだけど」ドドドド

律「くおらぁ! チンタラ走ってると太陽が逃げちまうだろ!」

澪「っていうか何でお前だけ自転車なんだよ」はぁはぁ

梓(凄いっ揺れてるっ)

律「お前とは何だ、りっちゃん軍曹と呼べ。貴様らの腐った根性を叩き直してやっているんだ」

唯「はいはいはーい。教官なら皆に手本を見せた方が示しがつくと思いますでーす」

律「ふむ。確かにそれも一理あるな、しっかり目に焼き付けておくんだぞ」

よっこらしょういち

律「それじゃちょっくら太陽とハイタッチしてきますか。
  お土産は黒点あたりを奪ってきてやるぜ」こきこき

律「いくぞおりっちゃんだっしゅうううううううううううううううううううう」

唯澪紬梓「よし、帰ろう」

律「っちょおま逃げんな!」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:07:29.88 ID:zgQSBmCn0

澪「さて、どうにか鬼教官律から遠ざかることができた訳だけど」

梓「本当にカチューシャの色で性格が変わるなんて非現実的なことが起こり得るのですね」

紬「でもやっぱりベースはりっちゃんのままね」

紬「楽器の方のベースじゃなくて」

澪「……それ位分かるけど。ともかくオレンジの律は元気過ぎて周りが振り回されて疲れる」

梓「ですね。合宿の時がオレンジでしたし、あれを日常にして欲しくはないです」

唯「うんうん。ティータイムの時間が減るのは嫌だなぁ」

澪「で、残りの六色なんだけど……」

かちゃかちゃ

澪「この色を試してみたい」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:09:57.13 ID:zgQSBmCn0

律「よっしゃあ一日経って放課後になった。早速軽音部の活動を始めるぜ!」

ガチャ「ドア」

律「田井中改め田都会りっちゃん参上! なんちゃって、アハハハハ」

唯「暴れん坊りっちゃんさよ~なら」

すぽっ かぽっ

律「ふぎにゃああああああああああああああああああああああああああああ」

律「がろんがろん」ぷしゅー

―― ちーん

澪「っよ、よう律。今度はどんな感じだ?」

律「ん、あぁ澪か。そうだな、なんだか胸が痛いな」

紬「えっ。もしかして急激な変化は体に良くないとか……」

律「この胸の締め付けはそう、澪のせいだ。
  最近二人だけの時間が取れないから、きっと」きらきら

澪「そんなっ、私、離れてても律の事を考えない日なんて――」きらきら

梓「何なんですかこの茶番」

紬「キテマスワー」



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:14:06.85 ID:zgQSBmCn0

律「ムギ、今日のお菓子も美味しいな。
  全く流石だよ、君の甘さが心までまろやかにしていくようだ」さらっ

律「唯、今日も笑顔が眩しいな。いつまでも私たちの太陽として輝いていてくれよ」さららっ

澪「ねぇりつぅ。私はぁ?」

律「梓、今日も小さいな。お願いだから背抜かさないでくれ、
  何気に自分の低身長がコンプレックスなんだ」さらららっ

梓「何故私だけ良い様に言ってくれないのでしょうか」

澪「泥棒猫は少し黙ってろ」

唯「なんか昼ドラみたいな展開になっちゃったね」

紬「これはこれで上の下辺りのシチュエーションだと思うわ」

梓「ハァ。これじゃ練習なんて一向にできなそうですね」

律「ん? 梓は練習がしたいのか。ならば早速始めよう」

梓「おっと、これは意外な反応ですね。別に文句じゃではないのですけど」

唯「ええぇ、もう少しのんびりしてよ~よ」

律「ハハハ。でも私は唯の演奏好きだぞ。
  いや、演奏をしてる時の唯が素敵だという表現が正しいのかもな」きらっ

唯「りっちゃん……//」

紬「黒はクール気取りのタラシ、っと」めもめも



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:16:51.71 ID:zgQSBmCn0

れんしゅう!

律「えいったあっ」どんどこどこだーん

澪「ふんふーんっ」べんべけべけべーん

梓「あの。一ついいでしょうか」

律「何か問題でもあったかい。梓姫」きりり

梓「……、ええとリズム隊が仲良しなのは非常によろしいのですけど、
  周りの音もちゃんと取り入れて下さい」

紬「確かにそれは気になったかも」

澪「そっそんなだったか? でも、それは、やっぱり幼馴染だから波長が合うっていうか//」

唯「ハチョウって何? 課長と部長の間くらい?」

紬「唯ちゃん、派閥に長のつく役職なんてないわ」

梓「コホン。ともかくです、これではマトモな練習になりません」

律「そうか。音にまで影響が出てしまうなんて、澪、やっぱりお前は罪な女だな」しゃらら

澪「そんな……//。じゃあ私が罪を背負ったらその十字架に律は寄り添ってくれる?」

梓「頼みますから見えない所でやって下さい」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:20:24.30 ID:zgQSBmCn0

律「ヤイヤイ」

澪「キュンキュン」

ばたーん

唯「本当に出てっちゃったね」

紬「オシカッタワー」

梓「澪先輩までまともに機能してくれないんじゃ仕様がないですよ。見てるだけで疲れますし」

梓「まぁ結論ですが、黒だとイケメン気取り過ぎて全く収集がつきません」

唯「去年の学祭は黒だったもんね~。あの時のりっちゃんも格好よかったなぁ」

紬「そうねぇ。とりあえず今日の所は諦めるとして、明日はどうする?」

唯「う~んう~ん。真逆の色にしたら乙女になるんじゃないかな」

梓「どうでしょうね。澪先輩なら大まかに把握しているようでしたが、ここにはいませんし」

紬「女は度胸よ、何でもやってみるものよ」てかてか

梓(絶対に変な妄想してる……)



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:23:27.35 ID:zgQSBmCn0

よくじつ!

律「オイオイ、もう音楽室は目の前だぜ。そろそろ離れてくれないと流石に恥ずかしいだろ」しゅいん

澪「律が私の心を掴んで話さないから、だから私は律の体を繋ぎ止めるの//」

律「ハハハ。可愛い子猫ちゃんめ、あんまり困らると昨日の続きをしてやらないぞっ」きゃいん

澪「い、いじわるぅ//」

ガチャ「ドア」

梓「行くです唯先輩!」

唯「ヤリ○ンりっちゃんまたね~」

すぽっかぽっ

律「うぼあああああああああああああああああああああああああああ」

律「がろんがろん」ぷしゅー

澪「あああっ! 折角今夜が本番だったのに」

梓「申し訳ありませんが一人遊びで我慢して下さい」

紬「全て脳内イメージで補えば問題なんてないわ」

―― ちーん



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:26:43.44 ID:zgQSBmCn0

澪「白を選んだのか。となると、もうすぐ現れるはずだ」

唯「誰が現れるの?」

律「ホゲー」

梓「あの、律先輩の表情筋肉が一気に堕落したようですが。人間として大丈夫なのでしょうか」

紬「これはちょっと期待できなさそうだわ」

ばたーん

和「ちょっと律! 必要な書類また出さなかったでしょ」

律「えっあああああぁぁ忘れてたあああああああああああああ」

和「全く。あんたが部長なんだからしっかりしないと駄目じゃない」

和「軽音部ばかり規則に緩くしてたら私の肩身が狭くなるでしょ。
  もう頭下げといたから早く書いて寄こしなさい」

律「ゴメンナザイゴメンナザイ。やっぱりあんたええ人やぁ」かきかき

唯「ふむふむ。白いりっちゃんはズボラなお間抜けさん、っと」めもめも

梓「書類を出そうとしなかったのはそれ以前の律先輩の所存だと思うのですが。
  私、間違ってないですよね」

紬「細かいことはいいのよ」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:29:25.52 ID:zgQSBmCn0

澪「まぁ無事に書類は出せたことだし、色を変えた判断は正しかったのかもな」

律「色? 判断? ナンダソレ」

紬「気にしないでいいのよ。それよりお茶いる?」

律「あーそうだな。ムギー、なにかウマイのくれー」

梓(ズボラっていうか抜けてる人って扱いが簡単でいいな)

かちゃかちゃ どぽぽ

律「ホゲー」ごきゅごきゅ

澪「流石にギャップが激し過ぎると萎えるな」

律「ギャップって何がだ? ジェネレーション的な感じか」

梓「ここはあえてGジェネ的な感じで」

律「Gって何だ。私の辞書には載っていないぞ」

唯「おもろい。ッハ、もしかしてこの流れなら……」

唯「りっちゃんりっちゃん。この前貸した千円いつ返してくれるのさ」ふんす

律「えええええまじでか。
  悪いすっかり忘れてた、今度の小遣い日にはちゃんと返すから。ごめんよぉ」

梓「唯先輩、デタラメな嘘吐かないで下さい。困ってるじゃないですか」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:31:31.08 ID:zgQSBmCn0

律「プンプン」ぷくぅ

梓「ホラ、皆さんが執拗にいじるから怒っちゃったじゃないですか」

澪「そうやって指摘してる梓も人の事言えないだろ」

紬「反応は面白いけどちょっと可哀想かも」

律「なぁ、お前等さっきから何について話してるんだ?」

唯澪紬梓「なんでもないでーす」

律「ふぅん、そっか。にしても今日の紅茶はウマイなぁ」ずびずび

唯澪紬梓(便利だけど流石に重症だ……)

梓「都合よく前後の記憶も飛ぶようですしね。ちなみに本編で白つけてるカットってありましたっけ」

紬「確か、新勧でメイド服になった時とか」

澪「まず『本編』っていうメタ発言な単語が出たことを先に突っ込もうな」

律「なーなー、頼むから私も輪の中に入れてくれよー」

唯「別に大したことじゃないよ~」

律「ふーん、そうか。茶ぁが骨まで染みるなぁ」ずびびび

梓「何というテンプレートなのでしょう」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:34:59.70 ID:zgQSBmCn0

梓「もう何でもいいですから変えちゃって下さい、唯先輩」

唯「ほいさ。うーん、じゃあコレかな」

唯「またね~、お間抜けりっちゃん!」

すぽっ かぽっ

律「ぱしへろだんすああああああああああああああああああああああああああああああ」

律「がろんがろん」ぷしゅー

澪「た、確か緑は中々に厄介な……」

―― ちーん

律「ハーイエブリデイ、ナイスティーミーチュー」

梓「どちら様でしょうか。それ以前に何人でしょうか」

律「オー、ツレナイネーアズサ。マイネミーイズタイナカリッチャン」

澪「色々と間違えてるぞ」

唯「ねぇ、りっちゃんの英語の成績ってどんなもんだったっけ」

紬「はっきり言うけれど、全く芳しくないわ」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:38:23.39 ID:zgQSBmCn0

律「ウーン、ティータイムイズヤッパリサイコーネ。オカシイズベリーデリシャス」

梓「この色だと厄介というより喧しいという言い方のが相応しい気がします」

律「ワッツディジュースピークナウ?」

梓「おっと、こちらは誤魔化しが効きにくそうですね」あせあせ

律「ヘイアズーサ、ソリャナッシングダゼー」

澪「頑張って英語一本に絞ってみろよ。そんなんだから成績が上がらないんだぞ」

唯「緑は英人かぶれになる、っと」めもめも

梓「きつちりしてください!」

律「シューン」

紬「……もしかして。いや、やっぱりそんな事は」

唯「ムギちゃん難しい顔なんてして、どうかしたの?」

紬「唯ちゃん、試しにコレをりっちゃんに食べさせてみて。
  面白い反応が返ってくるかもしれないわ」

唯「こっこれは伝説の……!」

ぺかー



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:41:38.07 ID:zgQSBmCn0

律「ヘーイミオ。トゥデイイズベリービューテホー」

澪「あんまり嬉しくないんだけど。細くて薄いダメ男のイタリア人にナンパされてる気分だ」

唯「りっちゃん、早急にこれを食べるのだ」ほうり

澪「いけない! そんなものを与えてしまったら……」

ぱくぅっ

律「ンー」モグモグ

律「イーヤッハー。マンマミーアー」

梓「律先輩が一瞬にして国民的配管工に成り代わった!?」

律「イヤッホーウ。ウワァワァワァワァ」

紬「やっぱり私の予想通りね」

澪「なんてことしてくれたんだ。こうなると暫く部屋中を暴れまわった挙句に」

律「ホーウ、ホホーウ、イヤッホーウ!」

ガチャーン

梓「出て行ってしまいましたね。まぁ私達に迷惑が被らなかっただけ良しとしましょうか」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:45:00.58 ID:zgQSBmCn0

澪「成程キノコの山か。キノコ類ならまだしもこんな子供騙しで豹変してしまうなんて」

唯「澪ちゃんその台詞は聞き捨てならないよ。
  キノコの山は子供騙しなんて言葉で片付けられる低俗なお菓子じゃない」

梓「果たしてそうでしょうか。
  今や時代はたけのこですよ、それに比べたらキノコなんて所詮は下級品」

唯「たった今私の中でのあずにゃん高感度が最低になったよ!
  あんな卑猥なトンガリをナニに使おうってのさ」

梓「それを言うならキノコの方が嫌らしいです。
  先っちょに分厚いチョコ被らせて、何様のつもりなんですか!」

澪「まぁまぁ二人共落ち着け。どっちも似たようなお菓子なんだから別にいいじゃんか」

唯梓「どっちでもよくない(です)!!!」

澪「ひいぃ、二人にこんな剣幕で怒られたの初めてだ……」

紬「取りあえず現実逃避の論争はお終いね。
  窓ガラス割ったことを謝りに職員室に連行されましょうか」

澪「にしてもここ三階だよな。こんな高さから飛び降りて、あいつ生きれてばいいんだけど」

唯「キノコこそが正義」

梓「たけのここそが至高」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:48:26.18 ID:zgQSBmCn0

澪「また怒られた。怖かった……」しょぼん

紬「まぁまぁ弁償させられなかっただけ良しとしましょう」

梓「全くですよ。肝心の当人はどこかに逃亡しちゃいますし」

唯「今頃、街中で飛んだり跳ねたりしてるのかなぁ。三角蹴りとかリアルに披露してるのかなぁ」

唯「まっそれは置いといて。残ったのは二つだけど、どーしよっか?」

梓「折角なので全部見てみたいはしますが、さっきみたいな事態は御免被りたいです」

紬「澪ちゃんはある程度知ってるんでしょ。どっちがまだ緩い方?」

澪「んー、紫かなぁ。これもあんまり得意じゃないことは確かなんだけど」

唯「今更ちょっとくらい酷くても驚かないよ~」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:50:52.38 ID:zgQSBmCn0

よくじつ!

ガチャ「ドア」

律「イヤッハー。オーキードーキー」

唯「もっと英語勉強しなきゃね。みどりっちゃん!」

澪「果たして補修を受けた唯がそれを言って良いのか」

すぽっ かぽっ

律「えんだあああああああああああいやあああああああああああああああああ」

律「がろんがろん」ぷしゅー

―― ちーん

律「おいーっす」

梓「あ、普通っぽい」

澪「よう律。気分はどうだ?」

律「いや、別になんとも。それよりふと気になった事があるんだけどさ」

律「澪ってさ、普段から縞パンばっか穿いてるのか?
  それともあの時はライブだったから勝負下着としてだったのか?」

澪「んなっ!?」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:54:01.99 ID:zgQSBmCn0

澪「そんな事どうだっていいだろ、馬鹿律!」

唯「あ、それ正直私も気になるかも」

律「だろ? よし澪、ちょっとスカート捲ってみようか」

澪「すっするかそんなこと! 自分だって恥ずかしくてできる訳ないだろ!」

律「んー、別にいいけどホラ」

ぺろりんちょ

梓(黄色のレースッ!)

律「約束通りちゃんと見せたから今度は澪の番だな。ホレぬーげっ、ぬーげっ」

澪「ちょおっ、無理無理絶対に無理だから」

律「困るねぇ約束はきちんと守って貰わなくっちゃ。唯、梓、かかるのだ!」

唯梓「イイーッ!」

澪「いやあああああああああああ!
  水玉、水玉だから! 白状したから脱がさないでええええええええええ」

紬「たまらないわ」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:56:38.79 ID:zgQSBmCn0

律「」ぷくー

唯「なんか微妙なデジャブ感」

澪「今度やったら本気で殴るからな」

梓「今ので手加減をしたと申しますか。なんとも恐ろしい」

律「ごめんごめん。まぁ澪のことは大体分かるしな。
  いざとなりゃ階段で下から覗けばいいだけの話だし」

澪「りぃーつぅー」むかむか

唯「紫はドスケベ星人、っと」めもめも

律「あっそうだ。もいっこ気になってたことがあるんだけど、梓ってちゃんとブラしてるのか?」

梓「ななっ!? 全く失礼しちゃいますね、もう高校生なんですから当たり前じゃないですか」

律「フーン。で、肝心なのはそれがスポブラかどうかという話になるのだけど」

梓「そろそろティータイムでも始めましょうか。今凄く紅茶が飲みたいお年頃真っ最中なんですよ」

律「唯、準備はいいか」

唯「がってん承知しております」

律唯「確かめさせろー!」

梓「ひいいいいいいいいいいいやああああああああああああああああ」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 16:59:25.80 ID:zgQSBmCn0

律「」じんじん

紬「まぁ、見事な引っ掻き傷だことで」

律「どうして唯には一切手を出さないんだ。澪といい、これは明らかに差別じゃないのか」

梓「主犯格だから責任が一番重いのですよ。反省して喪に伏していて下さい」いらいら

律「しゃーないな。仕方なく妄想で補っておくか」

梓「唯先輩、とっとと紫カチューシャ剥がしやがっちゃって下さい」

唯「りょーかい、最後は青だね。変態りっちゃんさらば~」

すぽっ

澪「駄目だ唯! 青だけは絶対に駄目なんだ」がしぃ

唯「えっそしたら何色にすれば――ってアレ?」

律「んんん」もじもじ

梓(カチューシャを外した律先輩ってかなり……)

唯「りっちゃんかわい~♪」

律「うっうるさい。可愛いとかゆーなし//」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:03:47.52 ID:zgQSBmCn0

澪「成程こういう手もあったのか」

梓「あの律先輩。ちょっとだけでいいですから前髪降ろして貰えませんかね」

律「べ、別にいいけど。変じゃない、かな?」ささっ

唯「りっちゃん凄く愛らしいよ!
  この瞬間からぬいぐるみをあずにゃんからりっちゃんに乗り換える!」ぎゅう

梓「ガガーン」

紬「急に女の子らしくなっちゃったもんね」

唯「なるほどぉ。カチューシャを外すと乙女になる、っと」めもめも

律「コラ唯、くっつきながら体を動かすな。ホラ、色々と、擦れちゃってるからさぁ//」

澪「そうだぞ。いい加減に離れるんだ、唯」

唯「えー、やだー。りっちゃんの側がいいんだもーん」

澪「あ゛ー、イライラする……」

梓「嫉妬心丸見えでなんとも滑稽ですね」

紬「昼ドラ展開もなかなかにソソルわ」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:06:25.73 ID:zgQSBmCn0

澪「とりあえず律は連れて帰ります」

梓「ハイ。文章に脈略がありません、理由を提示してからにして下さい」

律「連れて帰る、って……それから一体どうしようっていうんだよ」

澪「それはその時のお楽しみだ。それじゃ今日はお先に失礼するから」

ばたーん

紬「もしもし斉藤? 至急秋山家に隠しカメラを」

梓「あのぉ、それ犯罪ですからやめて下さいね」

唯「ううぅ。りっちゃんが悪者に遠くまで連れ去られてしまったぁ」

梓(唯先輩のばか。私という者が近くにいながら……)

梓「とりあえず明日、律先輩が現れたら速攻で青をかぶせて下さいね。分かりましたか?」

梓「青に変えようとした時の澪先輩の慌て様、あれは絶対に何か秘密があるに違いないです」

唯「なんで私が毎回そーいう役回りなの?」

梓「それは、私じゃ届かないで弾かれる可能性もあるわけで……」ぶつぶつ

紬「ええ勿論音声も。職権というのは乱用してこそなのよ。それじゃ頼むわ」ぴっ



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:09:01.11 ID:zgQSBmCn0

よくじつ!

澪「ふふ、昨日の律は最高に可愛かったぞ」

律「学校に来てまで言うなよ。皆に聞かれたら恥ずかしいじゃんか//」

ガチャ「ドア」

梓「お楽しみはそこまでです。GOです唯先輩!」

唯「ラブラブのところご免ね~」

かぽっ

律「あんどれえええええええええええええええええええええええええええええ」

律「がろんがろん」ぷしゅー

澪「あああ、青はマズイんだ本当にヤバイんだ!」

―― ちーん

唯「りっちゃんご機嫌いかーが?」

律「……」

梓「いきなり無口に? どうしたんですか律先輩。凄い顔色が悪いですよ」

律「……」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:12:15.92 ID:zgQSBmCn0

澪「早く律を取り押さえるんだ。
  今ならまだ間に合う。野放しにすれば確実に後悔することになるぞ!」

唯「でも別に危ないことしそうな雰囲気じゃないよ。ね、りっちゃん」

律「……」

律「死にたい」

梓「今何ておっしゃりました?」

律「私なんて生きていたって価値のない、いわゆる駄目人間ってやつだよな」ぶつぶつ

紬「どうしてこうなった」

澪「ともかく皆、律のカチューシャを全力で外すんだ」がばあっ

律「触んなし!」ばしーん

梓「こ、これは確かに大変です。明日にも槍が降ってくる勢いです」

律「死ぬ、死ぬんだ、死んでやるんだ。もう旅に出ます。探さないで下さい」

だだだだだっ

唯「りっちゃん何処に行くの? そっちに行ったら……屋上だよ!」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:14:54.52 ID:zgQSBmCn0

おくじょう!

びゅーびゅー

澪「律! 律! 何てことだ、気づけばもうフェンスの向こう側に」

唯「青ならメンヘラ欝モードになる、っと」めもめも

梓「そんな流暢に構えてる場合じゃありません!」

紬「りっちゃん、命を断つなんて、絶対にそんなことしないで。
  今日は美味しいケーキを用意してきたの」

律「うるさい! 私は唯みたいに甘いもので釣られるような単純な脳みそをしてないぞ」

唯「ガーン」

律「私がいなくなっても軽音部自体は存続できるだろ。
  代わりの梓が入ったんだから、人数的にそれで問題ないじゃないか」

梓「ムカムカ」

律「そうでなくてもムギっていう金持ちがいるんだからさ。裏の力でこれからどうとでもなるだろ」

紬「イライラ」

澪「おい律、それはいくらなんでも言い過ぎなんじゃ……」

唯紬梓「落ちてもいーよー」

澪「こーらー!!」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:17:36.02 ID:zgQSBmCn0

律「じゃあな皆、短い人生だったけど楽しかったぜ。来世で会えたら、ちょっぴり嬉しい」ふらぁ

澪「律っ律うううううう!」だだっ

がしいっ

律「離せよ澪! 無理するなって。お前まで落ちちゃうだろ」

澪「ああ、そうだ。お前と一緒ならどこまでも落ちてやる。
  例え地獄の底にまで堕ちるとしても一緒だ」

澪「それが、それが私達の関係、親友っていうもんじゃないのか?」きらきら

律「澪。お前そこまで私のことを考えて……」きらきら

紬「キテマスワー」

梓「いや、いい加減に真面目に助けましょうよ。本当に死んじゃいそうですよ」

唯澪紬梓「せーのっ!」

どさぁ

澪「馬鹿律ぅ!」

律「阿呆澪ぉ!」

梓「あぁ疲れる。とっとと黄色いカチューシャの普段の律先輩に戻してあげましょうよ」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:22:03.55 ID:zgQSBmCn0

ぶしつへ!

律「うーん、何かここ数日の記憶が抜けてるような気がするんだよなぁ」

澪「えーっと、気のせいじゃないのかな」

律「いやな、最近ちょっとおかしいんだよ。
  異様に疲れてる時もあれば何も考えられないような時もあって」

律「シーツに血がついてたり
  きのこの山が買い溜めしてあったり新しいワックスが買ってあったり」

律「どうも無意識的に何かやらかしてるらしいんだよな。悪い病気じゃあるまいし」

唯「何かの思い違いだよ。悪い夢だと思っておけばいいんだよ」

梓「その通りです。そういう事にしておいた方がこれからの後自分の為ですよ」

律「うーん、まぁそういうことにしておくか。そんじゃだらだらと練習しますか」

澪「ふふ。やっぱりいつものお前が一番だよ」

紬「映像と音声はバッチリ保管してあるけどね」

梓「気が変わらないうちに早く練習始めましょう」

唯「やっといつもの軽音部に戻ったね~」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:24:43.57 ID:zgQSBmCn0

それからすうじつ!

憂「お姉ちゃん起きて、遅刻しちゃうよ」

唯「うーんむにゃむにゃ。もうちょっとだけぇ」

憂「んもう。朝ごはん出来てるから暖かいうちに食べちゃって」

唯「んー、ほああい。そいえば憂、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

憂「なぁに?」

唯「あのさ、身につける物次第で性格変わる人ってどれ位いるのかな?」

憂「どうなんだろう。漫画とかだと
  乗り物に乗った途端に凶暴になるパターンがあるよね。現実には有り得ないと思うよ」

唯「そっかぁ。まぁ普通に考えればそうなるよね」

ぴんぽーん

憂「はーい、今でまーす。お姉ちゃん着替えておいてね」

憂「あれ、どうしたんですかこんな朝早くに来るなんて珍しいですね」

和「おはよう唯。パンツ何色?」

憂「朝から何言ってんですか。あと私、憂です」

唯(あー! 和ちゃんのメガネが紫色になってるー!)



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:27:23.71 ID:zgQSBmCn0

おわり

和「おはよう唯。パンツ何色?」を書いたとは別人なんでパクって御免なさい
本編には黄白橙緑黒無の6パターンがある模様
正月暇でけいおん見返すなら探してみるといいかも
特に難しいのは緑で1秒しか出番が無い、そいじゃ




41 名前: 【大吉】 【650円】:2010/01/01(金) 17:29:05.38 ID:L2FcQnqC0


紫色のりっちゃんと付き合いたい



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:30:57.25 ID:79XfIL4e0


唯のヘアピン変えてみたい



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:32:12.38 ID:cSflv8vTO

おつ



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 17:45:42.81 ID:IpO6u8CZ0

おつ!面白かった。



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/01(金) 19:13:52.59 ID:ehvFFFII0







関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「七色カチューシャ」
[ 2011/09/03 14:18 ] 非日常系 | | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6