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唯「未来のおはなし!」#前編 【SF】


http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268705952/

唯「未来のおはなし!」#前編
唯「未来のおはなし!」#後編






1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:19:12.80 ID:PcnKKUwb0

あんまりけいおんらしくないけど話はできてるんで
投下します

あと男が結構出るので注意



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:19:12.80 ID:PcnKKUwb0

人類の生活の域は太陽系全土に広まっていた。

西暦2100年の時点で、宇宙開発は進み、各惑星のテラフォーミングも完了していた。

しかし西暦2100年代中期に類をみない世界大戦が勃発。

それは人類史上初の全面核戦争であった。

やがて戦争は終わったが、核の冬が到来。もはや地球は人類の住める場所ではなかった。

人類は地球を脱出することにしたが、すべての人間を運ぶのは不可能であった。

全世界で抽選が行われ、当選した人は地球を脱出、

当選しなかった人は地球に取り残されてしまった。

こうして人類は地球を捨てた。取り残された人々とともに。




テラフォーミング(英: Terraforming)とは、
人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること。
「地球化」、「惑星改造」、「惑星地球化計画」とも言われる。

Wikipedia:テラフォーミング





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:23:29.51 ID:PcnKKUwb0

他の惑星に生活の場を移した人類であったが、結局戦争が繰り返されていた。

戦争のなかで、かつての地球の文化や伝統は消し去られていった。

それは「音楽」も例外ではなかった。

2200年代初頭、戦争は終結し、強大な宇宙政府が打ち立てられ、全人類を統治

するようになった。

宇宙政府は過去の汚点として地球を不可視シールドで覆い、存在をなかったことにし、

人類の歴史から、地球を消し去ったのである。

そして時がたった・・・・・・・・・・・・



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:27:04.55 ID:PcnKKUwb0

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西暦28××年

-----木星コロニー

律「唯のやつ遅いな・・・・・・」

澪「唯のやついっつも遅刻するな・・・・・」

紬「でも唯ちゃんらしいじゃない?」

唯「お~い」

律「遅いぞ!唯」

唯「ごめ~ん」

澪「まったく・・・・」

紬「ウフフ」

律「まあみんなそろったことだし、遊びにいこう!」

唯「了解しました!りっちゃん隊員!」ビシッ!



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:29:34.11 ID:PcnKKUwb0

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律「いや~、今日も遊んだな~」

澪「遊ぶのもいいけどちゃんと勉強もするんだぞ?」

律「わかってるよ」

紬「迎えがきているので私はこれで失礼するわ」

澪「じゃあ今日は解散だな」

唯「うん!またね」

律「じゃ~な~」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:31:50.88 ID:PcnKKUwb0

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-----唯の家

唯「う~い~。ただいま~」

憂「おかえり。お姉ちゃん」

唯「お腹ペコペコだよ~」

憂「ご飯できてるよ」

唯「わ~い」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:34:34.17 ID:PcnKKUwb0

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-----律の家

律「ただいま~」

律母「おかえりなさい」

律「はらへったぞー!」

律母「もうちょっとでご飯できるから我慢しなさい」

律「は~い」

律母「そうそう、律」

律「ん?」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:36:48.27 ID:PcnKKUwb0

律母「今日、四次元倉庫を整理していたらこんなのがでてきたのよ」

律の母は銀色のいくつもの穴の開いたものを差し出した

律「なんだこりゃ?すごい錆びてるし」

律母「なんだかよく分からないからあげるわ」

律「なんでこんなものが倉庫に?」

律母「たぶんご先祖様の物だと思うわ」

律「ふ~ん」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:38:48.43 ID:PcnKKUwb0

------翌日  学校

律「おいみんな、これみてみろよ」

唯「りっちゃんなにそれ~?」

澪「すごい錆びてるじゃないか」

紬「穴もたくさん開いてるわ」

律「なんか家の倉庫にあったんだ。ご先祖様のものらしい」

唯「へ~」

澪「何に使うものなんだ?」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:40:49.29 ID:PcnKKUwb0

律「それが知りたいんだ」

紬「穴がなにか関係あるんじゃない?」

唯「吹いてみたら?」

澪「汚いだろ」

律「大丈夫だよ」

律はそれを吹いてみた

律「なんか音がでた!」

唯「ヴォ~てなったよ!」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:42:48.41 ID:PcnKKUwb0

紬「でもなんだか気持のいい音だわ」

澪「でも何に使うのかは、分からないままだな」

律「そうだな・・・・・・」

唯「ねえ。学校終わったら町はずれのお婆さんに聞きにいかない?」

律「あの物知り婆さんか?」

澪「でも町じゃあ変人って言われてるんだぞ」

唯「大丈夫だよ!・・・・多分。私まえから会ってみたいとおもってたんだ」

紬「私もあってみたいわ」

律「うし!じゃあ学校終わったらいってみっか!」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:46:06.22 ID:PcnKKUwb0

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-------物知り婆さんの家

律「ごめんくださ~い」

唯「いるかな?」

婆さん「おやおやどなたかな?」

婆さん「!!!」

紬「私達、ちょっと聞きたいことがあってきたんです」

婆さん「そ、そうじゃったか。まあ、あがりなさい」

澪「(今私達を見てものすごい驚いた顔をしたような・・・・・)」

律「おじゃましま~す」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:47:47.76 ID:PcnKKUwb0

-----家の中

婆さん「それで、なんのようじゃ?」

律「これなんですけど・・・・・」

澪「何に使うものか分かりますか?」

婆さん「ほう、これは珍しい」

紬「わかりますか?」

婆さん「これはハーモニカじゃよ」

唯「ハーモニカ?」

婆さん「楽器の一種じゃ」

澪「楽器?」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:50:43.47 ID:PcnKKUwb0

婆さん「音楽を奏でるものじゃ」

紬「音楽ってなんですか?」

婆さん「音楽とは私達のご先祖様が住んでいた地球と言う星で生まれた文化なんじゃ」

律「へ~」

澪「でも地球なんて聞いたことないな・・・・・」

婆さん「ところでおぬしたちの名前を教えてくれぬかのう」

唯「私は平沢唯です」

澪「秋山澪です」

律「田井中律だ」

紬「琴吹紬ですわ」

婆さん「ふむ・・・やはりそうじゃ・・・間違いない・・・・」

唯律澪紬「?」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:53:17.64 ID:PcnKKUwb0

婆さん「どれちょっと待っていなさい」

婆さんは家の奥から長い物を取り出してきた

律「なんですか?それは」

婆さん「これはギターというものじゃよ」

唯「ギター?」

婆さん「そうじゃ、これも楽器の一種じゃ」

律「へー、楽器って色々あるんだな」

婆さん「そうじゃ、まだまだたくさんあるらしいのう」

澪「かっこいいな」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:56:07.38 ID:PcnKKUwb0

紬「これも音が出るんですか?」

婆さん「そのようじゃのう」

唯「あれ?なんかギターに文字が彫ってあるよ」

紬「ローマ字だわ」

律「NAKANO AZUSAって書いてる」

澪「なかのあずさ?」

紬「誰かの名前かしら?」

唯「でもこのギターすっごい古そうだよ」

婆さん「800年ほどまえのものじゃよ」

澪「800年!?」

律「そんなに昔の物なのか・・・・・」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 11:58:35.93 ID:PcnKKUwb0

婆さん「それをおぬしたちにあげよう」

澪「いいんですか?」

婆さん「ああ、でもおぬしが持つとよい」

唯「え?私?」

律「なんで唯なんだよー」ブー

婆さん「わしがきめたんじゃ」

澪「でもなんだか、もっと楽器について知りたくなってきたな」

紬「私も知りたいわ」

唯「ギターはどうやって音を出すの?」

婆さん「それはわしにもわからん」

律「そっか・・・・・」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:01:17.12 ID:PcnKKUwb0

澪「だれか知ってる人はいないんですか?」

婆さん「むう・・・・。もしかしたら○○という男なら知ってるかもしれん」

律「その人はどこに?」

婆さんは男のいる場所を教えた

紬「ここから近いわ」

律「うし!今度の休みにでも行ってみよう!」

唯「お~!」

澪「でもどうしてこの男なんですか?」

婆さん「ほっほっほ、それはいけば分かる」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:03:47.92 ID:PcnKKUwb0

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------夜  唯の家

唯「うい~」

憂「なあに?お姉ちゃん」

唯「楽器って知ってる?」

憂「楽器?ちょっとわからないなあ・・・・・」

唯「そっかあ」

--------律の家

律「なあ聡」

聡「なんだよ姉ちゃん」

律「お前楽器って知ってるか?」

聡「楽器?しらねえよ」

律「そうか・・・・」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:05:57.72 ID:PcnKKUwb0

------紬の家

紬「ねえ、斎藤」

斎藤「何でしょう。お譲様」

紬「楽器って知ってる?」

斎藤「楽器ですか・・・・・存じ上げないですね」

紬「そう・・・・」

-------澪の家

澪「楽器か・・・・・・」

澪「なんかよく分からないけど、惹かれるものがあるな・・・・」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:07:47.51 ID:PcnKKUwb0

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------休日

律「ここが○○って男の家か」

澪「チャイムを鳴らしてみよう」

チャイム「ピンポーン」

足音「ドタドタ」

紬「いるみたいね」

男「はいよ」

唯「こんにちは~」

男「なんだ?あんたら」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:10:20.14 ID:PcnKKUwb0

律「あの・・・・○○さんですか?」

男「そうだが・・・。なんのようだ?」

紬「あの!楽器について色々聞きたいことがあるんですけど」

男「なに!?楽器だと!?」

澪「は、はい・・・・」

唯「あとこれの弾き方も・・・・・」

男「それは・・・・ギターじゃねえか!?」

紬「知っているんですか!?」

男「知っているもなにも・・・・・ま、まあ中に入れ」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:14:07.38 ID:PcnKKUwb0

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-------家の中

男「で・・・・なんでお前たちがギターをもってるんだ?」

律「じつは・・・・・」

男にこれまでのいきさつを話した

男「そうだったのか・・・・・」

紬「○○さんならギターの弾き方を知っているかもって聞いたんですが・・・・」

男「それなんだがな・・・・俺も本物のギターを見るのは初めてなんだ」

唯「そっか・・・・」

男「・・・・・・」

男「なあ、おまえら・・・・俺達のアジトにこないか?」

律「え?アジト?」

男「実は俺は反政府組織の副リーダーをやってるんだ」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:17:18.32 ID:PcnKKUwb0

澪「反政府組織!?」

紬「なんだか怖そうだわ・・・・」

副リーダー「まあ聞け」

副リーダー「俺らは今の宇宙政府への反発運動をする傍ら、
      失われた文化である音楽を取り戻す活動をしている」

唯「音楽?」

律「そういえば婆さんも音楽と地球がどうとか言ってたな」

澪「地球と音楽って何なんですか?」

男「アジトにくればわかるぜ」

澪「どうするんだ?」

律「ここまできたんだ行ってみようぜ」

紬「そうね」

唯「私も行きた~い」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:20:36.63 ID:PcnKKUwb0

副リーダー「そうと決まれば早速行こう」

律「アジトはどこにあるんだ?」

副リーダー「木星の第三衛星、ガニメデにある」

澪「え・・・・ガニメデは昔の戦争で消滅したって習ったけど・・・・」

副リーダー「表向きはそうなんだ」

律「表向き?」

副リーダー「消滅したと思われていたガニメデは実はなくなっていなかった」

副リーダー「俺達の先人達はそこに目をつけて、そこにアジトを作り、
      ガニメデを特殊な不可視シールドで覆って隠したんだ。
      政府もまだそれに気づいていない」

紬「どこにそんな技術が・・・・・」

副リーダー「俺達の組織は独自の科学技術を持っているんだ」

澪「なるほど」

唯律「ほえ~~」プシュ~



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:23:14.42 ID:PcnKKUwb0

紬「どうしたの?唯ちゃん、りっちゃん」

唯「私、なにをいってるのかさっぱりだよ・・・・」

律「私も・・・・・・」

澪「ガニメデには宇宙船で行くんですか?」

副リーダー「いや、ガニメデに宇宙船で入ることはできない。
      シールドがあるからな」

紬「じゃあどうやって?」

副リーダー「俺の家の転移システムを使う」

副リーダー「普段の移動に使う転移システムとは少し仕様が違う。
      これは俺達専用のガニメデ直通で、パスワードがなきゃ起動しない」

唯「ほえ~~」プシュ~



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:25:37.60 ID:PcnKKUwb0

律「というか私達にそんな重要なことをベラベラ喋っちゃって大丈夫なのか?」

副リーダー「いや、まずい」

律「だめじゃん」

副リーダー「だがな・・・・・」

律「・・・・・・」

副リーダー「音楽に興味を持つ者に悪い奴はいない」キリッ

律「その音楽が何なのか早く知りたいよ・・・」

唯「なんかワクワクしてきた!」

紬「そうね♪」

副リーダー「それじゃあいこう」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:27:53.46 ID:PcnKKUwb0

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------ガニメデ  アジト

転移システム「ヴォオン」

副リーダー「ここが俺達のアジトだ」

律「ひろい・・・・」

唯「人もたくさんいるよ」

澪「すごい・・・・」

紬「なんだか見たことのない機械がたくさんあるわ・・・・」

副リーダー「リーダーのところに行こう」



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:30:57.87 ID:PcnKKUwb0

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------リーダーの部屋

副リーダー「リーダー、客人を連れてきた」

リーダー「なんだそいつらは」

律「(怖そうな人・・・・)」

澪「・・・・・・・」

副リーダー「実はこいつら本物のギターを持っているんだ」

リーダー「何!?ギターだと!?」

唯「こ、これです」

リーダー「これが・・・・本物の・・・・」

副リーダー「俺も最初は驚いたんだ」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:33:23.43 ID:PcnKKUwb0

リーダー「それで・・・・・この子たちとお前はどういう関係なんだ?」

副リーダーはいきさつを話した

リーダー「そういうことか・・・・」

紬「その音楽と地球について私達に教えてください!」

リーダー「ふん・・・・まあお前が見込んだ奴らだ。大丈夫だろう」

副リーダー「そりゃあもう!」

リーダー「まずこれを見ろ」ブゥン

律「これは・・・・惑星?」

リーダー「これは俺達の母星・・・・・地球の映像だ」

律「これが地球・・・・」

澪「青い・・・・」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:35:47.43 ID:PcnKKUwb0

リーダー「そうだ。他の惑星のような人工的な青さではない。
     自然がもたらす青さだ」

紬「自然の・・・青さ・・・」

リーダー「今となっては、人類はいくつもの惑星や衛星に住んでいるが、
     以前はこの地球にすべての人間が住んでいた」

リーダー「だが人類は大きな過ちを犯した。
     その過ちにせいで我々の先祖は地球を脱出せざるを得なかった」

リーダー「しかし、すべての人間が脱出できたわけではない」

澪「え?」

リーダー「地球に取り残された人間もいるんだ」

紬「そんな・・・・」

リーダー「その当時の政府の発表では、地球に生存者は確認されていないとなっている」

リーダー「だが俺達は今でも地球に人がいると信じているんだ」

唯律「ほえ~~」プシュ~



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:37:44.68 ID:PcnKKUwb0

リーダー「人類は地球を脱出し、生活の場を各惑星に移してもなお戦争をやめなかった。
     やがて戦争は終わり、強大な宇宙政府が打ち立てられた。
     そして政府は地球を過去の汚点として
     地球に不可視シールドを張って外部から見えないようにし、存在をなかった事にした。
     地球は歴史の闇に葬られたんだ。かつて人類が地球に住んでいたという事実と共に。」

澪「そんな歴史があったなんて・・・・」

リーダー「そしてこれもみてほしい」ブゥン

紬「これは・・・・・?」

その映像には、楽器を演奏したり歌を歌ったりしている人たちが映っていた

唯「あ!いまギターが映ったよ!」

律「他にも色々あるな」

リーダー「これが音楽だ」

澪「これが・・・・・」

紬「すごい・・・・・」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:40:15.03 ID:PcnKKUwb0

リーダー「音楽ははもともと地球で人間が生み出した文化だ。
     しかし戦争と共にその存在は小さくなっていき、やがて消滅した」

リーダー「俺たちはこの音楽が消えてしまったのは、
     戦争をやっていた今の政府のせいだとおもっている。だから政府が憎いんだ」

澪紬「・・・・・・・」

リーダー「しかし力を力で消しても結局一方の力は残ってしまう。
     一見ただの言葉遊びのようだが俺はこれは揺るぎない真理だとおもっている」

リーダー「結局俺達のやっていることも戦争やっていたころの人間や政府と
     変わりないのかもしいれないな・・・・・」

澪「どうしてそこまで音楽を・・・?」

リーダー「音楽にはこれだけ人の心を動かす力がある。
     そんなに素晴らしい物を人類は失うべきではなかったんだ・・・・・。
     だから俺達の手で取り戻す」

紬「・・・・・・・」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:43:47.91 ID:PcnKKUwb0

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-----アジト  別室

紬「リーダーさんの話・・・ちょっと衝撃的だったわね・・・・」

澪「そうだな・・・・」

唯「私はさっぱり分からなかったよ!」フンス

律「私も!」エッヘン

澪「いばるとこじゃないだろ」

紬「でもあの音楽の映像・・・・すごかったわ・・・・」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:46:03.19 ID:PcnKKUwb0

律「たしかに・・・ああゆうの私達もやってみたいな」

唯「私もやってみたい!」

澪「そうだな・・・・」

扉「ウィ―ン」

副リーダー「おい!おまえらにいい物を見せてやるよ!」

律「あ、副リーダー」

紬「いいものってなにかしら?」

副リーダー「これだよ」

澪「これは・・・・」

副リーダー「キーボードって楽器さ」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:49:07.05 ID:PcnKKUwb0

唯「これも楽器・・・・」

副リーダー「この鍵盤を押してみてくれ」

唯はキーボードの鍵盤を押してみた

キーボード「ポロン、ポロン」

唯「音がなった!」

澪「きれいな音だな」

律「楽器ってすごいな~」

副リーダー「これは俺達が昔の文献をもとに作ったものなんだ」

紬「すごいわ」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:52:18.41 ID:PcnKKUwb0

副リーダー「でも音楽に関する文献はごく少数しか残ってないんだ」

唯「そうなんだ・・・・」

副リーダー「そこでだ!」

律「うお!?いきなり大声だすなよ」

副リーダー「俺達は地球へ行く計画を進めているんだ」

澪「え!?地球に!?」

副リーダー「ああ、しかもその計画も、もう完成段階にある」

副リーダー「地球に行けば音楽に関する情報もあると思う。
      地球に人がいることもこの目で確かめたいしな」

唯「・・・・・・・・」

唯「ねえ、副ちゃん」

律澪紬「(副ちゃん・・・・・?)」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:54:54.88 ID:PcnKKUwb0

律「(副リーダーだからか?)」

副リーダー「(副ちゃん・・・・・)」

唯「私達も地球に連れていって!」

律「ええ!?」

澪「本当に言ってるのか!?」

副リーダー「それは・・・・・無理だろう」

唯「どうして?」

副リーダー「今回の計画は言うなれば、政府に対する敵対行為と一緒だ。
      そんな危ないものに連れて行くわけにはいかない」

紬「・・・・・・・」

紬「私いきたい!」

澪「ムギ!?」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:57:16.72 ID:PcnKKUwb0

紬「私・・・さっきんも映像を見てすっごく感動したの!
  だから私ももっと音楽のこと知りたい!」

律「わ、私もだ!」

澪「律!?」

澪「・・・・・・」

澪「わ、私も・・・・」

唯「お願いします!」

副「(こいつらの音楽に対する思い・・・・本物だな)」

副リーダー「そこまで言うなら・・・・・」

副リーダー「でも俺には決定権はない。リーダーに聞いてみな」

唯「はい・・・・・・!」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 12:59:33.21 ID:PcnKKUwb0

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--------------

------リーダーの部屋

律「リーダー!」

リーダー「なんだ。まだなにか用か?」

唯「私達も・・・・私達も地球に連れて行ってください!」

リーダー「・・・・・」

紬「お願いします!」

澪「お、お願いします!」

リーダー「なぜお前たちは地球に行きたいと思う?」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:01:51.65 ID:PcnKKUwb0

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--------------

------リーダーの部屋

律「リーダー!」

リーダー「なんだ。まだなにか用か?」

唯「私達も・・・・私達も地球に連れて行ってください!」

リーダー「・・・・・」

紬「お願いします!」

澪「お、お願いします!」

リーダー「なぜお前たちは地球に行きたいと思う?」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:03:45.55 ID:PcnKKUwb0

唯「私たち、さっきの映像を見てすごく感動したんです!」

紬「だから私達も地球にいって色々なことがしりたいの!」

副リーダー「リーダー、俺からも頼む。こいつらマジなんだ」

リーダー「・・・・いいだろう」

律「え!?」

リーダー「連れて行ってやると言っているんだ」

紬「ありがとうございます!」

澪「あ、ありがとうございます!」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:06:35.67 ID:PcnKKUwb0

唯「やったね!りっちゃん」

律「ああ!」

副リーダー「リーダー・・・ありがとうございます」

リーダー「ふん・・・さっきも言ったがお前が見込んだ奴らだからな」

副リーダー「リーダー・・・・」

リーダー「お前はいままで俺についてきてくれたからな・・・・信頼してるぞ」

副リーダー「俺はこれからもリーダー一筋だ!」

リーダー「ふふ、頼もしいな」

唯「ところでいつ行くんですか?」

リーダー「ことしの八月に出発の予定だ」

律「8月・・・・丁度夏休みだ!」

紬「でも親にはなんて・・・」

律「友達と旅行にいくで大丈夫だろ」

澪「大丈夫かな・・・・・」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:09:27.68 ID:PcnKKUwb0

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-----出発日

律「よっしゃあ!ついに出発だ!」

澪「唯。ギターはもってきたか?」

唯「もちろん!」

紬「楽しみだわ~」

副リーダー「お前ら気合いいれてけよ!遊びじゃないんだからな!」

唯律「いえっさー!」

澪「なんだよ、それ」

紬「ウフフ」

律「ところでどうやって地球にいくんだ?」

副リーダー「ふふ、よくぞ聞いてくれた」

副リーダー「ついてこい!」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:11:59.29 ID:PcnKKUwb0

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------格納庫

副リーダー「これだ!」

律「すごい・・・・」

紬「大きいわ・・・・」

唯「これに乗れるの!?」

澪「これは?」

副リーダー「これは俺達の組織が独自に開発した量子船だ」

副リーダー「この船は自身を量子化して亜空間を移動することができる。
      まあ一種のワープみたいなもの、普段使ってる転移システムと同じ
      ようなものだ。これを使えば長距離を短時間で移動できるんだ」

唯律澪紬「ほえ~~」プシュ~



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:13:52.29 ID:PcnKKUwb0

副リーダー「まあそう難しく考えるな。これに乗れば地球にいけるってことだ」

律「でも地球にはシールドがあるんだろ?どうやって侵入するんだ?」

副リーダー「ふふ・・・・・心配ご無用」

副リーダー「あれを見てくれ」

澪「あれは・・・・ミサイル?」

副リーダー「そうだ。だがそんじょそこらのミサイルとは訳がちがう」

紬「というと?」

副リーダー「あれはアンチシールドミサイルだ。
      あれを打ち込めばシールドを一部破壊できる」

律「でも地球はみえないんだろ?」

副リーダー「地球の座標はおおよそ検討はついている。
      目印は地球の唯一の衛星・・・・・月が目印だ。
      近くまで行ったらまず普通のミサイルを撃ち込む。
      それがシールドにあたればシールドが一瞬発光するはずなんだ。それで場所を探る」

唯律澪紬「ほえ~~」プシュ~



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:16:19.48 ID:PcnKKUwb0

副リーダー「まあお前らは何の心配もしなくていい。俺達に任せておけ」

唯「副ちゃん頼りになるう!」

リーダー「準備はできたか?」

副リーダー「あ!リーダー!ばっちりだ!」

リーダー「よし。それなら早速出発しよう」

唯律「お~!」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:19:19.56 ID:PcnKKUwb0

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---------------------------------
----------------------

-----船内

リーダー「全員配置について量子化の準備をすすめろ!」

団員「はい!」

唯「いよいよだね」

律「ああ」

紬「ちょっとドキドキしてきたわ」

澪「(ママ・・・・・)」

団員「準備できました!」

リーダー「よし!これより亜空間にはいる!」

律「うお・・・まぶしい・・・・」

団員「亜空間に入りました!」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:21:47.12 ID:PcnKKUwb0

澪「まっくらだ」

紬「外はなにも見えないわ」

リーダー「お前らに言っておくことがある」

律「え?」

リーダー「これからなにが起こるか、はっきり言って俺にもわからない」

リーダー「危険なことが起こるかもしれない」

澪「・・・・・・・」

リーダー「俺達組織の人間はいつでも死ぬ覚悟はできている。
     だが、お前たちまで死ぬことはない」

紬「え?」

リーダー「お前たちは俺が守る。心配はいらない」

澪「リーダー・・・・・」

団員「亜空間を抜けます!」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:23:52.02 ID:PcnKKUwb0

律「またまぶしい・・・・・」

団員「月を確認!」

リーダー「よし!通常ミサイルを撃ち込んで場所を確認しろ!」

団員「発射!」

        バゴォーーン

団員「シールド発光を確認!」

副リーダー「よっしゃあ!予想通りだ!」

リーダー「続けてアンチシールドミサイル発射!」

団員「発射!」

副リーダー「たのむ・・・・たのむぞ・・・・」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:26:29.86 ID:PcnKKUwb0

副リーダー「たのむ・・・・たのむぞ・・・・」


       ドゴォ――ン

団員「シールド一部破壊を確認!」

唯「なにか見えるよ!」

リーダー「そのまま侵入しろ!」

団員「前進!」

唯澪律紬「・・・・・・」ドキドキ

団員「侵入成功!」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:28:27.51 ID:PcnKKUwb0

律「これが・・・・地球・・・・」

澪「青い・・・」

唯「すご~~い!」

紬「きれい・・・・・」

副リーダー「ついに・・・・ついに俺達の母星に・・・・・」

リーダー「現在位置を確認!目指すは日本だ!」

団員「了解!」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:31:27.24 ID:PcnKKUwb0

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------日本上空

団員「日本上空に到着!」

リーダー「着陸準備!」

唯「なんだか青いのがたくさんあるよ」

副リーダー「ありゃ海だぜ」

律「海?」

副リーダー「全部水らしい」

澪「ええ!?あれ全部水!?」

副リーダー「しかも俺達人間は遠い昔、この地球の海で誕生したらしい」

紬「すごいわ・・・・」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:33:36.94 ID:PcnKKUwb0

団員「着陸します!」

唯「陸がどんどん近付いてる!」

澪「あ・・・・あれは・・・・」

副リーダー「人だ!やっぱり地球には人がいたんだ!」

紬「よかったわ・・・・」

-----------------------------------------
--------------------------------
---------------------

------着陸後

船の周りには人が集まっていた

船の扉「プシュー」

唯「やっと着いた・・・・」

律「うお!人が集まってる」

地球人「ざわざわ」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:35:36.97 ID:PcnKKUwb0

リーダー「やはり地球には人がいたか・・・・」

男「君たち」

副リーダー「あ、はい」

男「私はここの長じゃ。君たちは何者かね?」

リーダー「俺達は地球の外からきたものだ」

地球人「どよどよ」

長「なんと・・・地球の外から・・・・!言い伝えは本当だったのか」

唯「言い伝え?」

長「まあ、こちらにきなさい」

副リーダー「リーダー、大丈夫なのか?」

リーダー「大丈夫だ。お前は船の見張りを頼む」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:38:42.10 ID:PcnKKUwb0

-----------------------------------
-----------------------
------------

----長の家

長「どうやらおぬし達は本当に地球の外からきたようじゃな」

律「だからそうだってば」

長「我々の先祖の言い伝えに地球の外にも人間がいるというものがあるのじゃ」

リーダー「見たところここは農村のようだが、他に都市はないのか?」

長「都市はない。この土地以外にも各地に人間はいるが、
  どこもここのような村ばかりじゃ」

リーダー「そうか・・・」

長「ところでおぬしらはなぜ地球に?」

紬「私たち、音楽について知りたいんです!」

長「なんと・・・音楽とな」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:40:51.60 ID:PcnKKUwb0

リーダー「なにか知ってるのか!?」

長「いや、わしも詳しくはしらんのう」

リーダー「そうか・・・・」

律「実は、地球の外では音楽が失われているんだ」

長「そうなのか・・・・・残念ながら地球にも音楽はほとんどのこっとらん」

リーダー「ほとんどということは少しは残っているのか!?」

長「いや、正確に言うと残ってるには楽器じゃ」

長「じゃがしかし、楽器はあっても誰も弾き方を知らんのじゃ」

リーダー「そうか・・・・」

長「ぬう、ちょっとまっとれ」

長は家の奥から物を取り出してきた

律「これは・・・・」

唯「ギター?」

長「いや、これはベースと言うものらしい」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:42:57.78 ID:PcnKKUwb0

紬「たしかに弦の数がちがうわ」

長「なにかの縁じゃ、これをおぬしらにやろう」

律「よっしゃあ!えーと・・・・あれ?どうも持つんだ?」

長「なんでもそれは左利き用じゃのう」

律「左利き用か・・・・て、澪、お前左利きじゃないか」

紬「じゃあこれは澪ちゃんのね」

澪「私に楽器・・・・・」

リーダー「楽器の弾き方を知る術はないのか?」

長「・・・・・・実は無くもないのじゃ」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:45:34.17 ID:PcnKKUwb0

律「本当か!?」

唯「教えて!」

長「過去にいくのじゃ」

リーダー「なんだと?」

紬「どういうこと?」

長「音楽が失われる前の時代に行くのじゃ」

律「そ、そんなことできるわけ・・・・・」

リーダー「いや、一応可能だ」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:48:09.35 ID:PcnKKUwb0

律「え?」

リーダー「実はタイムマシンは人類が地球にいたころに既に開発されている。
     だが政府が存在を隠蔽しているから世間に知られることはない」

澪「そうだったのか・・・」

リーダー「政府は物事を隠すのが大好きだからな」

 リーダー「だが俺達はタイムマシンをもっていない」

律「じゃあどうすれば・・・・」

長「ぬう、ついてきなさい」

一同「?」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:50:29.81 ID:PcnKKUwb0

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-----------------

-----村の大倉庫

唯「大きなそうこ~」

長「これを見るのじゃ」

リーダー「こ、これは・・・・!」

紬「何でしょうこれ?」

律「船?」

澪「船にしては小さいな」

長「これはタイムマシンの初号機じゃ」

リーダー「なんでこんなものがここに・・・・」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:53:17.11 ID:PcnKKUwb0

リーダー「なんでこんなものがここに・・・・」

長「これはこの村に代々伝わるものなんじゃ。人間が地球に残していったみたいじゃのう」

律「過去に・・・・いける?」

長「じゃが、このタイムマシンはエネルギーがほとんど残っとらん。
  おそらく1往復が限界じゃ」

紬「エネルギーを入れることはできないんですか?」

長「タイムマシンを動かすためのエネルギーはもう地球では手に入らないのじゃ」

リーダー「そうか・・・・」

長「じゃがしかし、その1往復をおぬしらに譲ろう」

律「いいのか!?」

長「ああ、もうわしらに過去も未来も必要ない。
  わしらは今を生きているんじゃからな」

リーダー「すまない・・・・感謝する」

長「よいよい」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:56:21.04 ID:PcnKKUwb0

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----------------------------
---------------

------夜  船内

副リーダー「ええ!?じゃあ過去にいくのか?」

リーダー「ああ、明日にもな」

リーダー「ただし・・・・過去に行くのはお前たち4人だけだ」

律「え?どうして?」

副リーダー「実は地球にいる時間は限られているんだ」

澪「どうして?」

副リーダー「俺達はシールドを破壊してここに来た。
      今はまだシールドには穴が開いてるが、あのシールドには自己修復機能がある。
      穴が完全にふさがるまで約2週間・・・・・。
      それを過ぎるとシールドが元に戻って俺達は晴れて地球に閉じ込められることになる」

唯律「ほえ~~」プシュ~



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 13:58:45.50 ID:PcnKKUwb0

リーダー「そうなってくるとお前達が過去に滞在できる時間も限られてくる」

紬「じゃあ2週間?」

副リーダー「いや、過去と現在では時間の流れが違う。
      お前達が滞在できるのは過去の時間で3カ月だ」

澪「3カ月か・・・・」

リーダー「そうだ。その間に情報を得てきてくれ」

紬「大丈夫かしら・・・・・」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:02:29.32 ID:PcnKKUwb0

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----------------------

-------翌日

澪「もう少しで出発か・・・・・」

唯「ちょっとドキドキしてきたよ・・・・」

律「まさか過去に行くことになるとはな~」

紬「ホントね」

リーダー「お前ら」

唯「リーダー!」

リーダー「こっちのことは俺らにまかせて、
     お前らは自分達のことに専念してくれ」

律「はい!」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:04:27.78 ID:PcnKKUwb0

リーダー「期待しているお前達は俺らの希望だ。無事に帰ってこい」

唯律澪紬「はい!」

リーダー「タイムマシンに時空信号送信機を取り付けておいた。
     時空を歪ませ、その歪みをノイズとして送信することで
     メッセージは送れなくても、合図程度なら・・・・・・」

唯律「もういいです!」

リーダー「そうか。まあこっちの時代に帰還する時に信号を送ってくれ」

澪「わかりました」

リーダー「じゃあ・・・・幸運を祈ってる」

唯「はい!」

副リーダー「おい!おまえら!」

律「ん?」

副リーダー「お前らにこれを預ける」

澪「これは・・・・・」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:06:46.99 ID:PcnKKUwb0

紬「カプセル?」

副リーダー「このカプセルの中には、
      前にガニメデのアジトで見せたキーボードが入ってる」

副リーダー「大切なものだ。なくしたり壊したりしたらただじゃおかねえからな」

律「わかった。大切にする」

副リーダー「それでいい。準備が整ったようだ」

団員「いつでも行けます!」

律「ところでいつの時代にいけばいいんだ?」

副リーダー「人類は700年前までは戦争を繰り返していた。
      だからそれより前の800年位前がいいな」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:08:31.35 ID:PcnKKUwb0

律「800年前か・・・・うし!2010年にしよう!」

紬「どうして2010年なの?」

律「勘だよ!勘!」

澪「まったく・・・・」

唯「それじゃあ2010年に出発だね!」

律「スイッチオン!」

タイムマシン「ブォォーーン・・・・・・バシュン」

副リーダー「いっちゃったな」

リーダー「ああ」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:10:36.43 ID:PcnKKUwb0

------------------------------------------
----------------------------------
---------------------

----2010年  日本

律「ついたのか・・・・?」

澪「本当に2010年か?」

唯「ここはどこだろう?」

紬「森の中のようね」

律「あっちに町が見える、行ってみよう」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:13:59.23 ID:PcnKKUwb0

-----------------------------
--------------------
----------

------町

澪「私達の時代とは大分違うな」

唯「でも人がたくさんいるよ~」

律「さて・・・・時間も限られているんだ。
  音楽や楽器についての情報をさがそう」

紬「そうね」

唯「あっちに大きな建物があるよ」

律「よし、そこに行ってみよう」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:17:38.18 ID:PcnKKUwb0

--------------------------------
-----------------------
------------

律「なんだ?ここは?」

唯「桜が丘高校って書いてあるよ」

澪「どうやら学校のようだな」

律「入ってみようぜ」

澪「勝手に入っちゃまずいだろ!」

律「大丈夫大丈夫」

紬「ウフフ」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:19:57.81 ID:PcnKKUwb0

------------------------------------
-------------------------------
---------------------

------校内

律「へえ~、この時代の学校はこういう感じなんだな~」

唯「私学校は嫌いだなあ・・・・」

澪「おい、律・・・・見つかったらまずいよ・・・・・」

紬「・・・・・・・」ワクワク

律「大丈夫だろ」

さわ子「あら・・・・何かしらあの子たち・・・・・」

さわ子「この学校の生徒ではないわね・・・・」

さわ子「なんか変な服きてるし・・・・」

さわ子「・・・・・・」

さわ子「ちょっとあなたたち!」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:23:01.26 ID:PcnKKUwb0

唯「!?」

律「まずい・・・見つかった・・・」

澪「だから言っただろ!」

さわ子「見たところこの学校の生徒ではないようね」

律「え・・・あ・・・その・・」

さわ子「ちょっと職員室まできなさい」

唯「うわあ・・・・」

澪「(ママ・・・・)」

紬「・・・・・・・」ワクワク




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