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唯「未来のおはなし!」#後編 【SF】


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唯「未来のおはなし!」#前編
唯「未来のおはなし!」#後編






94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:28:24.21 ID:PcnKKUwb0

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-----職員室

さわ子「で・・・・あなた達は何者?」

律「おい・・・・どうする?」コソコソ

澪「どうするって・・・・」コソコソ

唯「ごまかす?」コソコソ

紬「でもここは素直に本当のことを言った方が・・・」コソコソ

さわ子「そこ!コソコソしない!」

律「じ、実は私達は未来から来ました!」

さわ子「は?」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:32:38.42 ID:PcnKKUwb0

さわ子「は?」

唯「ホントです!信じてください!」

さわ子「未来って・・・・」

紬「本当なんです!」

澪「信じてください・・・!」

さわ子「(嘘を言ってるようには見えないわね・・・・)」

さわ子「(それにどことなく未来っぽい感じもするわね・・・)」

さわ子「わかったわ。なにか証拠を見せてくれたら信じてあげるわ」

律「証拠ったって・・・・」

梓「先生」

さわ子「あら、梓ちゃん」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 14:36:43.77 ID:PcnKKUwb0

唯「(ん?梓・・・・どっかで・・・・)」

梓「入部希望者はきましたか?」

さわ子「それがね・・・・こなかったわ・・・」

梓「そうですか・・・・それじゃあ・・・・」

さわ子「残念ながら軽音部は今日限りで廃部ね・・・・」

梓「そうですか・・・・」

さわ子「本当に残念ね・・・・」

梓「・・・・・・」

梓「その人たちは?」

梓「(ギター持ってる・・・どっかのバンドの人達かなあ)」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:02:58.52 ID:PcnKKUwb0

さわ子「なんでも未来からきたそうよ」

梓「え?未来から!?」

さわ子「梓ちゃんは信じる?」

梓「いや・・・急に言われても・・・・」

さわ子「そういうわけよ。早く証拠を見せなさい」

律「証拠って・・・・」

唯「あ!あのカプセルは?」

澪「そうか!あれを見せれば・・・」

紬「そうね。この時代にはない技術だわ」

律「よし・・・・」ゴソゴソ



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:06:08.91 ID:PcnKKUwb0

律「これが証拠だ!」

さわ子「ただのカプセルじゃない」

律「スイッチを押すと・・・」

カプセル「ポン!」

梓「え・・・キーボードが出てきた!?」

さわ子「おどろいたわ・・・たしかにこれは現代の技術ではないわね・・・」

紬「信じてもらえますか?」

さわ子「う~ん」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:09:33.35 ID:PcnKKUwb0

唯「りっちゃん、タイムマシンを見せるのはどうかな?」コソコソ

律「その手があったか!」コソコソ

梓「?」

律「じゃあ別の証拠があります」

さわ子「別の証拠?」

澪「はい。私達についてきてください」

梓「わ、私もいきます!」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:12:09.89 ID:PcnKKUwb0

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-----森

さわ子「何よ・・・・・こんな森まで連れてきて・・・・」

澪「これです」

紬「私達が乗ってきたタイムマシンです」

さわ子「タイムマシン・・・・・」

梓「・・・・・・」

さわ子「でもたしかに現代の物とは思えないわね・・・・」

紬「信じてもらえますか・・・・?」

さわ子「わかったわ。信じてあげる」

梓「私も・・・・」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:14:46.77 ID:PcnKKUwb0

律「ありがとうございます!」

さわ子「でもどうして過去にきたの?」

紬「実は・・・・」

4人はさわ子と梓にいきさつを話した

さわ子「そうなの・・・あなた達の時代では音楽が失われてしまっているの・・・・」

梓「そんな・・・・」

律「そこで私達はこの時代・・・・音楽が失われる前の時代にやってきて、
  音楽についての情報や、楽器の弾き方を調べにきたんです」

梓「・・・・・・」

さわ子「それは由々しき事態ね」

唯「そうなんです!ゆゆしきじたいなんです!」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:16:45.55 ID:PcnKKUwb0

さわ子「私が教えてあげれればいいんだけど、学校の仕事も忙しいし・・・」

梓「わ、私が教えます!」

律「え?」

さわ子「そうね・・・梓ちゃんならギターも弾けるし、
    音楽についても知識が豊富だから大丈夫ね」

梓「はい!」

澪「じゃあ・・・お願いしようかな」

紬「でも場所は・・・・」

さわ子「そうね・・・・とりあえず学校に戻りましょう」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:19:13.21 ID:PcnKKUwb0

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------学校  音楽室

律「ここは?」

さわ子「学校の音楽室よ。軽音部が廃部になってしまったから、
    放課後ならここは空き部屋よ。ここを使っていいわ」

梓「大丈夫なんですか?」

さわ子「大丈夫よ。私が許可するわ」

紬「ありがとうございます」

澪「そいいえばお互い自己紹介がまだだったんじゃないのか?」

紬「そうね」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:20:46.07 ID:PcnKKUwb0

唯「私は平沢唯だよ」

律「私は田井中律」

澪「秋山澪だ」

紬「琴吹紬よ」

さわ子「私は山中さわ子よ」

梓「私は中野梓です」

唯「(あれ?なかの・・・・あずさ・・)」

律「お、おい、唯。なかのあずさって・・・」

澪「ギターの・・・」

唯「う、うん・・・」ゴソゴソ

梓「?」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:23:10.27 ID:PcnKKUwb0

唯「これ見て」

梓「ギターに文字が・・・・って、あれ?」

梓「私の名前!?」

梓「というかこれ私と同じフェンダー・ムスタング・・・・」

梓「このギターどこで手に入れたんですか?」

唯「えっと・・・・・」

唯達はこのギターを手に入れたいきさつを話した

梓「・・・・・」

律「いやー、すごい偶然もあるもんだなー」



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 15:25:10.42 ID:PcnKKUwb0

紬「そうね。彫ってる名前と同じだなんて」

梓「あの・・・・そのお婆さんってもしかして私の・・・・・」

律「ん?」

梓「・・・・・やっぱりなんでもないです」

さわ子「ところであなた達はどこで寝泊まりするきなの?」

律「あ・・・・」

さわ子「考えてなかったのね・・・・」

澪「どうしよう・・・・」

唯「野宿はやだよう・・・・」

紬「そうね・・・・」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:05:00.90 ID:PcnKKUwb0

さわ子「仕方ないわね・・・私の家に泊まりなさい」

澪「いいんですか!?」

さわ子「いいわよ。どうせ1人で寂しいだけだし」

唯「ありがとう!さわちゃん!」

さわ子「さわちゃん・・・・?」

梓「ところでみなさんは年いくつですか?」

律「私たちみんな高3だよ」

梓「じゃあ私は後輩・・・・」

梓「あの・・・私2年生なので先輩って呼んでいいですか?」



118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:08:29.11 ID:PcnKKUwb0

律「先輩か。なかなかいいな」

紬「そうね」

唯「先輩・・・・・」ポー

さわ子「あ、忘れてたわ」ゴソゴソ

梓「?」

さわ子「梓ちゃんはいつも通りネコ耳着用ね」カポッ

梓「にゃ!?」

律「おお!」

紬「すごく似合うわ・・・・」

澪「(似合う・・・・)」

唯「あだ名はあずにゃんで決まりだね!」

梓「あ・・あずにゃん・・・・」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:11:43.49 ID:PcnKKUwb0

さわ子「ふふ。ところであなた達の持っている楽器を見せてくれないかしら?」

澪「あ、はい」

梓「ギターにベース、キーボードですか」

唯「どうやって弾くの?」

梓「その前に唯先輩。このギター古すぎて、たぶんちゃんとした音出ませんよ」

唯「そうなの!?」ガ―ン

梓「ギターは新しいのを買ったほうがいいですね」

澪「梓、私のベースは?」

梓「澪先輩のベースは弦を張りかえれば大丈夫だと思います」

澪「そうか」ホッ



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:16:25.90 ID:PcnKKUwb0

紬「キーボードは?」

梓「キーボードは新品同様みたいですから大丈夫です」

紬「よかったわ」

梓「もしよかったら今日、楽器屋にギターを見に行きません?
  ベースの弦も買わなきゃいけないので」

唯「行こう行こう!」

さわ子「じゃあ私の家の地図を書くわ。遅くならないうちにくるのよ?」

律「はーい」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:18:36.68 ID:PcnKKUwb0

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------楽器屋

律「すごい・・・楽器がたくさん・・・・」

唯「あそこにギターがあるよ!」

澪「ベースの弦はどこなんだ?」

梓「あっちにありますよ」

唯「あ!このギター可愛い!」

梓「ギブソン・レスポールですか」

唯「げ・・・25万もする・・・」

唯「これはさすがに手がでないや・・・」

律「おい!あれはなんだ!?」

梓「ああ、あれはドラムですよ」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:20:35.03 ID:PcnKKUwb0

澪「それも楽器なのか?」

梓「そうですよ」

律「すごい・・・かっこいい・・・」

律「私ドラムやりたい!」

梓「律先輩にぴったりだと思います」

律「すげー・・・げ・・・こんなに値段すんのかよ」

梓「あっちに中古のドラムセットありますよ」

律「どれどれ~、・・・中古でも高い・・・」

梓「値切ってみたらどうです?」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:26:29.59 ID:PcnKKUwb0

律「その手があったか!」

澪「(大丈夫かな・・・・・・)」

紬「ウフフ」

律「すみませーん」

店員「はい?」

律「これもっと安くなりませんかね?」

店員「え・・・・それは・・・・」

律「そこをなんとか!」



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:31:43.12 ID:PcnKKUwb0

店員「え・・・あ・・・・じゃあこれでどうです?」

律「もうひとこえ!」

店員「じゃ、じゃあこれで・・・・」

律「もうひとこえ!」

店員「ひいい・・・・!」

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律「いや~、言ってみるもんだな。こんなに安くなるなんて」

澪「店員さん、泣いてたぞ」

梓「唯先輩はきまりましたか?」

唯「・・・・・・・・」ジ―

梓「(まだあのギター見てる・・・・)」



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:52:59.04 ID:PcnKKUwb0

梓「そのギターが欲しいんですか?」

唯「うん・・・・・」

梓「・・・・・・・」

梓「じゃあみんなでバイトしましょう!」

紬「バイト?」

梓「みんなで働いて、お金を貯めるんです」

律「おもしろそうだな」

澪「唯のギターを買うためなら頑張るよ」

唯「みんなありがとう!」



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:56:55.83 ID:PcnKKUwb0

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-----さわ子の家

唯「さわちゃ~ん、きたよ~」

澪「お、おじゃまします・・・」

さわ子「あら、おかえり」

律「おかえり?(狭・・・・・)」

さわ子「これからはここはあなた達の家なのよ。
    だから帰ってきたらただいまって言うの」

律「そうか・・・じゃあ、ただいま!」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 16:59:33.17 ID:PcnKKUwb0

唯「ただいま♪」

唯「ただいま!」

澪「た、ただいま・・・・」モジモジ

さわ子「おかえりなさい」ニコッ

唯「さわちゃん。私達バイトすることになったんだよ」

律「そう。唯のギターを買うためにな」

さわ子「あら、頑張るのよ」

澪「ここに一人で住んでるんですか?」

さわ子「そ、そうよ」ギクッ

唯「あれ・・・もしかしてさわちゃん独身・・・・」

律「この歳で・・・・」

さわ子「うっさいわね!」ギロッ

澪「ひいい!」

紬「ウフフ」



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:02:13.68 ID:PcnKKUwb0

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-------夜

唯「ZZZ」

澪「ZZZ」

紬「ZZZ」

さわ子「それでよ~。その私と付き合ってた男が浮気しやがったんだよ」グチグチ

さわ子「まったく・・・・さわ子様という女がいながら
    他の女についていくなんて・・・」グチグチ

さわ子「まあその男は二度と立ち直れないようにしてやったけどな」グチグチ

律「は、はあ・・・・・・」

律「(酒くせえ・・・・・来るんじゃなかった・・・・)」

律「(というかこの狭い部屋に5人も住めるのかよ・・・)」

さわ子「まったく・・・・最近の男は・・・・」グチグチ



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:05:54.52 ID:PcnKKUwb0

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--------バイト 「交通量調査」

律「へー!この時代の車は地面を走るんだな」

梓「普通そうですよ」

澪「私達の時代は空を飛んでいるんだ」

あずさ「ええ!?空を!?」

唯「そうだよ~」

紬「ウフフ」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:09:32.54 ID:PcnKKUwb0

--------バイト 「ティッシュ配り」

律「どうぞ~」

人「・・・・・・」プイッ

律「ちくしょう・・・・無視しやがって」

梓「律先輩、我慢ですよ!」

澪「ど、どうぞ・・・・・」モジモジ

唯「(モジモジしてる澪ちゃん可愛い)」

紬「どうぞ~♪」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:11:49.45 ID:PcnKKUwb0

------バイト 「引っ越し」

唯「お、重い・・・・」

律「もう動けーん!」

澪「しっかりしろよ」

梓「唯先輩のギターを買うためなんですよ」

紬「しゃらんらしゃらんら~♪」

唯「(ムギちゃんすごい・・・)」

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梓「これだけお金があればあのギターが買えます!」

唯「やったー!」

律「つかれた~」

澪「でも唯のためだからな」

紬「ウフフ」

唯「みんなありがとう!」



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:14:16.01 ID:PcnKKUwb0

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------後日  音楽室

唯「えへへ。ギ―太ぁ♪」スリスリ

澪「ギ―太?」

唯「このギターのい名前だよ!」

律「名前つけたのかよ」

唯「どうやって音だすの?」

梓「アンプにつなぐんです」

梓「・・・・・・・」カチャカチャ

梓「つなぎました。弦をはじいてみてください」

アンプ「ベイ―ン」

唯「おお!」

律「すごいな!」



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:17:12.00 ID:PcnKKUwb0

梓「まずはコードを憶えましょう」

唯「コード?」

梓「はい。これがCコードで・・・・・パワーコードも憶えましょう・・・・
  ・・Fコードは難しいので練習が必要ですね」

唯「えっと・・・これがCコードで・・・」

澪「ベースはどうするんだ?」

梓「ベースアンプにつなぎます」

梓「キーボードはこうで・・・ドラムは・・・・・」



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:29:07.63 ID:PcnKKUwb0

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ギター「ギュワワ~~ン」

ベース「ボンボンボン」

キーボード「ポロポロン」

ドラム「ドンガラガッシャ―ン」

唯「すごーい!」

澪「ホントだな!」

律「音楽ってすごい!」

紬「ええ!」

梓「(みんなすごい・・・・短時間でこんなに上手に・・・)」

梓「(なんか先輩達と演奏してるとすごい楽しい・・・・)」

梓「(この時間がずっと続けばいいのに・・・・)」



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:34:33.35 ID:PcnKKUwb0

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----ある日  音楽室

梓「唯先輩!また間違えてますよ!」

唯「あう・・・・・」

梓「律先輩のドラムも走りすぎです!」

律「それが私の持ち味なんだよ!」

梓「澪先輩のベースとムギ先輩のキーボードは完璧です」

唯「でも私達すごいうまくなったね!」

律「そうだな」

紬「私たちの時代の人たちにも早く聴かせたいわ」

澪「そうだな」



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:36:01.92 ID:PcnKKUwb0

律「ちょっと休憩しようぜ~」

紬「ちょっと休憩しようぜ~」

唯「わ~い!」

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-----ティータイム

律「いや~、音楽ってホントいいものですね」

唯「うん!すごいたのしい!」

梓「・・・・・・」

梓「みなさん。ライブにでてみませんか?」



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:38:06.74 ID:PcnKKUwb0

紬「ライブ?」

梓「はい。ライブハウスってところで、お客さんの前で演奏を披露するんです」

澪「お客の前で・・・恥ずかしいよ・・・」

唯「でもやってみた~い」

律「じゃあ決まりだな」

さわ子「そうなってくるとバンド名が必要ね」ボリボリ

律「うお!?さわちゃん!?」

澪「いつの間に・・・・」

さわ子「あ、ムギちゃん、私にもお茶ちょうだい」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:40:18.79 ID:PcnKKUwb0

紬「はい♪」

律「バンド名か・・・・」

澪「メルヘン☆キャンディとかは?」

律「却下」

澪「うう・・・・・」



唯「やせがまんとかどうかな」

律「なんじゃそりゃ」

一同「あーだこーだ」

さわ子「ちょっとあなたたち!」

一同「ビクッ」

さわ子「いつまでもめてるのよ!」



172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:42:32.20 ID:PcnKKUwb0

さわ子「もうわたしが決めるわ」カキカキ

      
「放課後ティーータイム」


律「まあ・・・・これだな」

唯「うん!」

梓「いいと思います」

澪「わたしも」

紬「素敵だわ」

さわ子「ところでライブはいつ?」

梓「一週間後です」

さわ子「そう・・・じゃあいっぱい練習しなさい」



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:43:53.84 ID:PcnKKUwb0

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-----帰り道

梓「じゃあ私はこっちなんで」

律「おう。また明日」

澪「じゃあな」

紬「さようなら」

梓「・・・・・・」

梓「みなさん!」

律「お、どうした?」

梓「絶対・・・絶対ライブ成功させましょう!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:47:09.78 ID:PcnKKUwb0

澪「ああ・・・・そうだな!」

梓「じゃあまた明日!」タタタ

唯「・・・・・・」

唯「ねえ、みんな」

律「ん?」

唯「私たちがこの時代にいれるのってあと10日だよね・・・・・」

澪「そうだな・・・・」

紬「3カ月なんてあっという間ね・・・・」

澪「梓にはなんていおうか・・・・」

律「梓にはライブが終わったら言おう」

唯「そうだね・・・・」



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:48:11.32 ID:PcnKKUwb0

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------さわ子の家

さわ子「ええ!?10日後に未来に帰る!?」

律「そうなんだ・・・・」

紬「私達がこの時代にいれるのは3カ月までなの・・・・」

さわ子「そうなの・・・・・」

さわ子「梓ちゃんは知ってるの?」

唯「知らないよ・・・・」

澪「ライブが終わったら言おうかと・・・・」

さわ子「そう・・・・・」



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:50:11.01 ID:PcnKKUwb0

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------ライブの日

律「ここがライブハウス・・・・」

唯「緊張してきた~」

梓「中に入りましょう」

澪「すごい・・・」

紬「そうね」

梓「あの。今日ライブに出演する放課後ティータイムです」

川上「えっと・・・・ああ、たしかにそうね」

川上「じゃあこちらの楽屋へどうぞ」

律「は~い」



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 17:51:50.71 ID:PcnKKUwb0

唯「楽屋だよ!楽屋!」ワクワク

澪「あ、あんまりさわぐなよ」

紬「ウフフ」

梓「失礼しまーす」ガチャ

律「おわ!?」

唯「なんか怖そうな人達・・・・」

紬「・・・・・・」ドキドキ

澪「・・・・・・」ビクビク

マキ「よーす」

アヤ「よろしく~」

唯「あれ?いい人たち?」



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 18:31:08.22 ID:PcnKKUwb0

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-----ステージ裏

唯「次私達の番だよ・・・」ドキドキ

律「澪、大丈夫か?」

澪「だ、だだだだだ大丈夫ぶぶぶぶだ」

律「(こりゃ相当きてるな・・・・)」

紬「緊張してきたわ・・・・・」

梓「大丈夫です!いつもの練習の通りにやればいいんです!」

唯「そうだね!」

律「出番だ!いくぞ!」



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 18:32:58.24 ID:PcnKKUwb0

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-----演奏終了後

客「うおーー!」

客「いいぞー!」

客「ピィ、ピィーー」

唯「はあ、はあ」

澪「終わった・・・・」

紬「ウフフ」

律「へへ」

梓「やった・・・・」



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 18:34:29.80 ID:PcnKKUwb0

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-----帰り道

梓「みなさんすごいです!大成功でした!」

澪「そうだな」

唯「楽しかった~」

紬「私もたのしかったわ」

律「・・・・・・」

律「なあ、梓」

梓「はい?」



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 18:36:26.24 ID:PcnKKUwb0

律「ライブが終わったら言おうと思っていたことがあるんだ」

唯「りっちゃん・・・・・」

澪「律・・・・・」

紬「・・・・・・」

律「実は・・・私達はもうすぐ未来に帰らなければいけないんだ・・・・」

梓「え?」

唯「・・・・・」

澪「・・・・・・」

紬「・・・・・・」



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 18:38:16.12 ID:PcnKKUwb0

梓「すぐって・・・・いつですか?」

律「3日後だ」

梓「え・・・・3日・・・・う、嘘ですよね?」

澪「ごめん・・・・梓・・・」

唯「あずにゃん・・・・」

紬「・・・・・・」

梓「そんな・・・・・」ジワッ

梓「ひどいです・・・・」ポロポロ

梓「せっかく出会えたのに・・・・・」ポロポロ



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:09:35.46 ID:PcnKKUwb0

律「梓・・・・」

梓「もっと・・・・もっと先輩達と演奏がしたいです・・・」ポロポロ

唯「あのね・・・・あずにゃん」

梓「も、もう私帰ります・・・・!」ダッ

澪「あ!梓!」

紬「いちゃったわ・・・・」

唯「あずにゃん・・・・」



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:13:06.39 ID:PcnKKUwb0

律「・・・・・・」

律「なあ、みんな」

澪「ん?」

律「私にいい考えがある」

唯「何?」

律「ちょっと耳かせ」

律「ごにょごにょ」

紬「それ素敵だわ・・・・」

澪「私は賛成だ」

唯「わたしも!」

律「うし!じゃあ決まりだな」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:16:22.25 ID:PcnKKUwb0

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-------さわ子の家

律「さわちゃん」

さわ子「何かしら?」

律「梓に明日の夕方6時に音楽室に来てくれって言ってくれないか?」

さわ子「あらどうして?」

律「実は・・・・」ごにょごにょ

さわ子「ふふ、素敵ね。わかったわ」

律「たのんだよ」



201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:19:24.22 ID:PcnKKUwb0

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-----翌日

さわ子「梓ちゃん」

梓「はい・・・・?」

さわ子「りっちゃんたちが今日の夕方6時に音楽室に来てくれって言ってたわ」

梓「6時に・・・?どうしてですか?」

さわ子「いけば分かるわよ」

梓「?」



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:22:05.21 ID:PcnKKUwb0

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------6時

梓「(なんだろう・・・・?)」

梓「(昨日勝手に帰っちゃったから会いづらいな・・・・)」

梓「(音楽室ついちゃった・・・・)」

梓「こ、こんにちは・・・・」ガチャ

律「来た!」

唯「あずにゃん!」

梓「は、はい」

唯「私たちに音楽を教えてくれてありがとう!」

律「ありがとう!」

澪「梓、ありがとう」

紬「ありがとう」



203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:22:46.17 ID:PcnKKUwb0

梓「・・・・・」

唯「昨日はお客さんに見せるためにライブをやったけど・・・・」

律「今日は梓のためだけにライブを開く」

澪「今までの感謝の気持ちを込めて演奏するよ」

律「それじゃあいくぞ!」

紬「ええ!」

梓「・・・・・」

梓「先輩・・・・・」ジワッ

梓「ずるいですよ・・・・」グスッ



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:25:14.61 ID:PcnKKUwb0

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-----別れの時  森

唯「じゃあ・・・私達いくね」

梓「はい。もう泣かないって決めました」

梓「これはお別れじゃありません。また会えるって信じているので」

澪「そうだな。必ずまた会える」

紬「梓ちゃん、元気でね」

梓「はい!」

さわ子「私も湿っぽいのは嫌いよ。元気でやりなさい」



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:28:35.60 ID:PcnKKUwb0

唯「さわちゃん。今までありがとう!」

さわ子「私も楽しかったわ」

律「じゃあ・・・私たちいくね!」

梓「はい!またあいましょう!」

唯「バイバイ!さわちゃん、あずにゃん!」

澪「さようなら!」

紬「ありがとうございました!」

タイムマシン「ブォォーーン・・・・・バシュン」



208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:30:17.53 ID:PcnKKUwb0

さわ子「・・・・行っちゃったわね・・・・」

梓「はい・・・・」

さわ子「・・・・・」

梓「・・・・・・」

梓「先生」

さわ子「なに?」

梓「律先輩、唯先輩のギターに彫ってあった名前のこと、
  偶然だって言ってましたよね?」

さわ子「そうだったかしら」

梓「私は偶然なんかじゃないと思います」

さわ子「・・・・・・」

梓「これは運命で決められたことなんです。
  先輩たちにとっては過去のことでも私にとってはこれからのこと・・・・・。
  だから未来の先輩達のためにしてあげなきゃいけないことがまだあるんです」

梓「最後まで世話の焼ける先輩達ですね・・・・」

さわ子「・・・・そうね」クスッ



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 19:33:43.29 ID:PcnKKUwb0

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-----28××年  地球

副リーダー「リーダー!シールドの穴が閉まりはじめた!」

リーダー「なんだって!?でもまだあいつらが・・・・」

副リーダー「もうこれ以上は間にあわない!」

リーダー「まだなのか・・・・」

団員「タイムマシンより時空信号受信!」

リーダー「きたか!」

タイムマシン「バシュン・・・・・・ヴィイイイン」



212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:00:26.35 ID:PcnKKUwb0

律「着いた・・・」

唯「私達の時代?」

リーダー「おまえら!」

澪「あ、リーダー」

リーダー「急いで船にのれ!」

紬「え・・・あ・・」

リーダー「はやく!」



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:03:39.37 ID:PcnKKUwb0

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------船内

副リーダー「いや~、ギリギリセーフだったな」

リーダー「そうだな」

団員「亜空間に入ります!」

唯「私達、楽器弾けるようになってきたよ!」

リーダー「そうか。よくやってくれた。報告はアジトに戻ったら聞こう」

唯「はい!」



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:08:27.47 ID:PcnKKUwb0

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-----ガニメデ  アジト

律「・・・・という感じです」

リーダー「なるほど・・・。やはりその時代は
     音楽が生活の一部になるほど栄えているのか」

副リーダー「すばらしい・・・・」

紬「ええ、本当に素晴らしいところだったわ」

リーダー「ふむ・・・・それにお前らがもってきたドラムという楽器も興味深い。
     初めて聞く楽器だ」

副リーダー「ギターのコードってのも初めて聞くな」



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:12:17.68 ID:PcnKKUwb0

唯「わたしコードたくさん憶えてきたよ!」

リーダー「そうか。じゃあ後で・・・・」

       ドゴォ――ン!

澪「ひい!?」

律「な、なんだ!?」

紬「爆発音!?」

団員「リーダー!大変です!」

リーダー「どうしたんだ!?」

団員「政府のやつらにこのアジトがばれました!」

副リーダー「なんだって!?」

団員「司令室まできてください!」

唯「私達もいってみよう!」



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:15:43.42 ID:PcnKKUwb0

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-----司令室

リーダー「状況は!?」

団員「すでにこちらの戦力の5分の一がすでに壊滅。敵艦隊の数・・・1万!」

副リーダー「やつら・・・徹底的にやるつもりだ・・・」

リーダー「・・・・・」

副リーダー「リーダー?」

リーダー「ふ、どうやら俺達はここまでのようだな」

副リーダー「リーダー・・・・」



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:18:10.82 ID:PcnKKUwb0

リーダー「俺達は力を力で消そうとした・・・これは罰なのかもしれないな」

副リーダー「・・・・・・」

リーダー「お前たち!」

唯律澪紬「は、はい!」

リーダー「この部屋を出たところに空間隔離システムがある」

リーダー「それを使えばその部屋がこの空間から隔離される。
     そこにいれば安全だ」

律「で、でも・・・・」

唯「リーダーは?」

リーダー「俺達はここに残る。ここからは俺達の問題だ。お前たちには関係ない」

紬「・・・・・」



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:21:06.44 ID:PcnKKUwb0

リーダー「相手と俺達とでは戦力差がありすぎる。もうここまでのようだ」

澪「そんな・・・・」

リーダー「前にも言ったがお前たちは俺達の希望だ」

リーダー「だから生き延びろ」

律「・・・・・・」

リーダー「だが最後に一つだけたのみがある」

紬「たのみ?」

リーダー「俺達は音楽を追い求めてきた。
     だから最後にお前らの演奏をみんなに聞かせてやってほしい」

リーダー「このカメラは外に設置してある空間モニターにつながっている。
     演奏をこのカメラにうつせば外のみんなに見せれる」

律「わかった・・・」

唯「そんな・・・リーダーは・・・」



221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:23:29.04 ID:PcnKKUwb0

リーダー「俺たちはいつでも死ぬ覚悟はできている。それが今なだけだ」

唯「そんなのやだよ!」

リーダー「お前たちには生き残ってほしい。
     言っただろ?お前達は俺が守るって」

唯「やだ!」ポロポロ

律「唯!いくぞ。私たちまで死んだら意味ないだろ・・・・」

澪「唯・・・・」

紬「唯ちゃん・・・・」

唯「リーダー!リーダー!」ポロポロ

扉「プシュ―・・・ガチャ」

副リーダー「あれでよかったのか?」

リーダー「いいんだ・・・・」



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:27:04.80 ID:PcnKKUwb0

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唯「うう・・・・うう・・・」

律「唯!いつまでも悲しんでいられないんだ!」

律「今私たちにできることをやろう」

澪「律・・・・」

紬「りっちゃん・・・・」



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 20:29:52.64 ID:PcnKKUwb0

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----------

-----司令室

団員「空間隔離システム作動確認!」

リーダー「よし・・・・これで心おきなくやれる」

リーダー「おまえたち!」

団員「はい!」

リーダー「いままで俺についてきてくれたこと、感謝する」

リーダー「最後にこうしてみんなといれるのは幸せなことだ」

リーダー「最期の戦いだ!派手にやってやれ!」

団員「はい!」

副リーダー「よっしゃあ!どこまでもついていくぜ!」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:00:47.48 ID:PcnKKUwb0

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-----------------
----------

-----隔離空間

きっかけは小さいものだった。

そう。りっちゃんが持ってきたあのハーモニカ。

今思うとあれがすべてのはじまりだったんだね。

ここまで人の心を動かすなんて・・・困ったやつだね。音楽ってやつは。

でも・・・私は・・・そんな音楽が・・・

唯「大好きだ!」

律「よっしゃあ!いくぞ!」



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:05:26.14 ID:PcnKKUwb0

------司令室

リーダー「はじまったか」

副「これが・・・」

リーダー「そうだ。これが俺達の追い求めてきたもの」

リーダー「まったく・・・クソ素晴らしいな。」

------------------------------
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---------

-----政府司令艦

司令「な、なんだ・・・これは・・・」

クルー「空間スクリーンに映し出されています!」

司令「これは・・・」

司令「(なんだ・・・心が満たされていくようだ・・・)」



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:10:04.39 ID:PcnKKUwb0

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---------

------司令室

団員「第3艦隊壊滅!」

団員「第5艦隊、応答しません!」

リーダー「どうやらここまでのようだな・・・」

リーダー「・・・」

副リーダー「・・・・」

リーダー「・・・ん?」

団員「て、敵の攻撃がやみました!」

リーダー「なんだ・・・なにがおこっている・・・」



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:13:06.90 ID:PcnKKUwb0

リーダー「まさか・・・」

リーダー「奴らも聴いているのか・・・?あいつらの音楽を・・・」

副リーダー「あいつら・・・やってくれるぜ・・・」

リーダー「これが・・・音楽の力・・・」ジワッ

リーダー「人生をかけて追いかけたかいがあった・・・」

副リーダー「あれ?リーダー泣いてるんすか?」

リーダー「ばかやろう・・・これは汗だ・・・」

副リーダー「そうっすね・・・それは汗だ・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後、政府艦隊は戦意を喪失。

指揮系統がマヒして、撤退を余議なくされた。

その後も人類は戦争を繰り返したが、音楽は取り戻され、人々の心を

癒し、消えることは2度となかった



232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:15:21.48 ID:PcnKKUwb0

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-----------------------
-----------

婆さん「あの子たちは元気にしとるかのう」

婆さん「ほっほっほ」

婆さんは1冊のボロボロになったノートを取りだした

「2010年 ○月×日

 今日未来から来た人たちに会った。未来では音楽が失われているらしく、

 それを取り戻しにきたんだとか。しかも私と同じギターをもっていた。

 そして私が音楽を教えることになった。唯先輩のギターを買うために。

 楽器屋にいったけど、唯先輩の欲しいギターは高くてかえないので、
 
 みんなバイトをすることになった。なんだか一緒にいると楽しい人たちだ。」



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:19:35.14 ID:PcnKKUwb0

「2010年 ○月×日

 今日は先輩達とバイトをした。

 仕事は大変で、唯先輩や律先輩はさぼってばっかりだったけど、
 
 とても楽しかった」

「2010年 ○月×日

 今日は先輩たちと初めて演奏した。

 みんなすごいスピードで上達していたので、ビックリだ」



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:24:16.87 ID:PcnKKUwb0

「2010年 ○月×日

 先輩達とライブにでることがきまった。
 
 バンド名も放課後ティータイムに決まった。とってもいい名前だと思う。

 先輩達とライブに出れると思うとすごくワクワクする。

 これからも先輩たちと演奏したいなあ・・・」

「2010年 ○月×日

 今日先輩たちとライブに出た。
 
 みんなの演奏は息がピッタリで完璧だった。とても楽しかった。

 でも・・・3日後には未来に帰るって言われてすごい泣いてしまった。

 勝手に帰ってしまったから明日会いづらいなあ・・・。

 でも先輩と別れるなんて考えるだけで泣きたくなる。

 ずっと楽しい時間が続くと思っていた。

 だめ・・・やっぱり悲しい・・・」



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:27:00.33 ID:PcnKKUwb0

「2010年 ○月×日

 今日先輩たちが私のためにライブをひらいてくれた。

 みんなすごい上手だった。また泣いてしまったけど・・・

 もう泣かない。先輩たちとは笑って別れよう。

 もう泣かないって決めた。」

「2010年 ○月×日

 先輩たちが未来に帰ってしまった。

 でも悲しくない。また会えるって信じているから。

 それに私には未来の先輩たちのために
 
 やってあげないといけないことが残っている」



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:30:34.22 ID:PcnKKUwb0

そしてノートの最後のページにはこう書かれていた

「私の子孫へ

 私のギターを私の子孫に託します。

 そしていつか、私の子孫の前に4人の女の子が現れる時がくると思います。

 その4人の女の子の名前は平沢唯、田井中律、秋山澪、琴吹紬。

 私の大好きな先輩達です。

 そして4人の中の平沢唯にこのギターをわたしてください。

 これは私の願いです。

 この願いが叶えられることを祈っています。

                 放課後ティ―タイム、ギター担当

                           中野梓    」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:34:12.14 ID:PcnKKUwb0

そしてそこにはボロボロの写真が添えられていた。

その写真には5人の女の子と眼鏡をかけた女性が写っていた。

婆さん「ご先祖様の願いは叶えられたようじゃな」

婆さん「まさかわしの代にくるとはのう」

婆さん「ほっほっほ。よかったよかった」

                      
                          おしまい




241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:37:15.24 ID:o8+FSmXTP

>>1



242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:41:33.50 ID:ejbUSM5P0





243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:41:56.66 ID:BqkWENoX0

乙一



244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/16(火) 21:45:03.91 ID:1I6+hcSy0







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[ 2011/10/01 00:01 ] SF | | CM(0)

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