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唯「YOU-Eだよ!!」#前編 【SF】


http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1281424042/

唯「YOU-Eだよ!!」#前編
唯「YOU-Eだよ!!」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:07:22.99 ID:2V6AsLjc0

ときは20xx年
地球は人間が住めないほどに環境問題が深刻化していた
 
ジリリりリリリ

唯「うう…朝か」

けだるそうに起きたこの少女はYOU-E

通称「唯」

唯「さぁ 今日も仕事がんばるぞ!!」





4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:10:45.31 ID:2V6AsLjc0

ちなみに唯はロボットである

琴吹グループが開発したゴミ収集ロボットだ

唯「さぁ ゴミをいっぱいあつめるぞ!!」

唯はゴミを取り込んでは立方体の形に固めそれをタワーみたいに積んでいく



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:15:30.32 ID:2V6AsLjc0

唯「んしょ んしょ…」

俺虫「よぉ 唯 がんばってんな」

唯「あ!俺虫くん!おはよー!」

俺虫「あぁ おはよう」

俺虫(もう昼時だけどな)

俺虫「相変わらず かわいいもん集めてんのか?」

唯「うん!ほらっ 今日もこんなに集めたよー」

唯にはかわいいものを収集する癖がある

おかげで唯の家にはガラクタでいっぱいだ



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:20:54.01 ID:2V6AsLjc0

唯「とくにこれ!!キラキラしててかわいいんだぁ!!」

俺虫「おぉ ホントだな でもなんだこれ?」

キラキラした 銀色の円盤 これがなんなのかは二人には分からない

唯「わかんない でもかわいいから持ってきちゃった!!」

俺虫「まぁ おまらしいっちゃ お前らしいか」

唯「えへへ…」

俺虫「じゃあ こんな時間だし…俺そろそろ行くわ」

唯「そうだねー 私も帰るよ~」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:26:53.04 ID:2V6AsLjc0

唯「ただいまぁ」

返事はない

唯「ふぅ… 今日も疲れたなぁ…」ポチッ

とつぶやくと唯はおもむろに何かのスイッチを入れた

唯「いいなぁ…」

その機械には何やら変なものを持った少女が楽しそうに動いている映像がみえる

音はない

唯「これはいったい何なんだろー 似たようなのは拾ったんだけど…」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:32:28.98 ID:2V6AsLjc0

不思議なフォルムになにか細長い何かが飛び出していて
その先には何かを回すようなつまみが付いている

それには糸状のものが六本張られている

なにやらたくさんの機械的なスイッチもついている

唯「わかんないなぁ…」

自分と同じロボットかなぁ…

唯「おーい 元気ですかぁ!!」

反応はない

唯「おかしいなぁ…」

唯「もういいや 寝ちゃお 寝ちゃお 寝ちゃおー!!」

唯はスリープモードに切り替えた



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:39:05.71 ID:2V6AsLjc0

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ

そのころ地球の上空には謎の飛行物体が飛んでいた

「理想卿の近道は琴吹グループのスターシップ!!」

唯「あのスターシップが飛んでってから結構経つなぁ」

人類は地球に住めないと分かるや否や
そそくさと荷物をまとめて旅立ってしまった
大量のごみを残して

唯「あのころは私もいっぱいいたんだけどなぁ…」

いつの間にか一人になってしまった



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:43:45.86 ID:2V6AsLjc0

唯「かわいいものないかなぁー」

俺虫「あいかわらずかわいいもの集めか」

唯「うん!そうだよ!」フンスッ

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

俺虫「今日はどんなの集めたんだ?」

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

唯「えーっとねぇ 猫さんのぬいぐるみにー…」

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

俺虫「うるせえなぁ なんだこの音」

唯「さぁ?」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:48:54.38 ID:2V6AsLjc0

唯「ねぇ あれ何?」

俺虫「? あれってなんd… うぇぇぇぇぇぇぇ!?」

おおきな おおきな 宇宙船

それが今にもここに突っ込んでこようとしている

俺虫「」

唯「なんだかかっこいい!!」

俺虫「いやいや!そんな悠長なこといってられねーよ!!」

唯「ふぇ?なんで?」

俺虫「とりあえず逃げるぞ唯!!」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:52:16.14 ID:2V6AsLjc0

もうすぐそこに迫っていた

俺虫「間に合わねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ズガガガガガガガガガガ

宇宙船はゴミを蹴散らしながら突進してくる
そしてついに

俺虫「エンッ!!」

俺はひかれた



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:55:17.54 ID:2V6AsLjc0

宇宙船はしばらく走った後に停止した

唯「俺虫くん大丈夫!?」

俺虫「」

唯「うわ… まさに虫の息だね!!」

俺虫「シャレにならんからやめろ…」

唯「よかったー生きてたー」

さすが俺虫 しぶとい



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 16:59:43.59 ID:2V6AsLjc0

唯「なんだろ… あれ…」

俺虫「見た感じ宇宙船だな 人間でもかえってきたのか?」

唯「あっ なんか出てくるよ!」

うぃぃぃぃぃぃん

?「・・・・・・」

唯「誰…あれ?」

俺虫「さぁな すくなくとも人間ではない」

?「スキャンヲカイシシマス」

ピカー

唯「すごい!!なんかひかってるよ!!」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:03:43.81 ID:2V6AsLjc0

?「汚染レベル5」

唯「ちょっといってくるよ」フンスッ

俺虫「おい…気をつけろよ…」

唯「わかってるってー」


カラン…

?「!!」

ピシュンッ

ボンッ

唯の目と鼻の先の一帯が真っ黒にこげた



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:07:12.66 ID:2V6AsLjc0

唯「」

俺虫「」

?「誰かいるんですか?」

唯「いま出ていくべきかな…」こそこそ

俺虫「俺に聞くな…おれは所詮のところ虫だかr」


?「丸聞こえですよ」


唯 俺虫「~~~~~~~!!」

二人は声にならない叫びをあげた



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:14:44.88 ID:2V6AsLjc0

?「うーーーん 見た感じロボットと虫ですね」

唯「私はYOU-Eだよ!通称唯」

?「YOU-E…少しまってください… 検索します」

うぃぃぃんとかすかに音がした

?「YOU-E… 昔に作られた量産型廃棄物処理機…人懐っこく少し馬鹿」

唯「ええっ!! なんかしどい…」

俺虫「大体あってんだろ 馬鹿なところとか」

?「であなたは?」

俺虫「俺か?おれは虫だよ」

?「なにかあなたには親近感を感じます」

俺虫「?」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:18:14.47 ID:2V6AsLjc0

唯「あなたの名前は?」

?「私ですか… 私はスターシップ第35番区調査機AZs-aです」

唯「えーぜっとえすえーちゃんだね!」

俺虫「長いな」

AZs-a「そうですかね?」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:20:37.08 ID:2V6AsLjc0

唯「もっとかわいいのがいいよぉ」

AZs-a「私は結構気に入ってるんですけどね」

俺虫「エーゼットエスエーなんて言いにくいわ あだ名つけようぜ」

唯「そうだね!!」

AZs-a「なんか怖いです…」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:24:20.99 ID:2V6AsLjc0

俺虫「あーもう梓でいいじゃん梓」

唯「あ!いいねそれ!かわいい」

梓「なんか背中がゾクゾクしますね…」

俺虫「慣れてないからじゃないか?」

唯「なんか梓ちゃん猫耳似合いそう」

俺虫「そうか? 触角なんかも似合うと思うが」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:27:13.49 ID:2V6AsLjc0

梓「触角というかプロペラなら頭についてますよ?」くるくる

俺虫「まんま触角じゃん」

唯「ねぇねぇ 猫耳付けようよぉ」

梓「猫耳・・・ちょっと検索します」





梓「ええっ!こんなものつけたくないですよ!!」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:32:22.92 ID:2V6AsLjc0

唯「いいじゃん いいじゃん あずにゃん!!」

梓「名前変わってません!?」

俺虫「もうあきらめろ梓」

梓「うう…」

唯「そういえばなんであずにゃんはここに来たの?」

梓「それは音g…ひ…秘密です!!」

唯「えー あずにゃんのいけず~」

俺虫「・・・・・・・」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:37:11.31 ID:2V6AsLjc0

唯「さっきの銃はなに?ピッシュンっていってた奴」

梓「ああ サイコガンですか?」 カポッ

唯「うわー すごい!!」

梓「結構不便ですけどね」

唯「で…なんで地球にきたの?」

梓「それはー・・・秘密です!!!」

俺虫「誘導尋問かよ」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:45:09.20 ID:2V6AsLjc0

梓「それじゃあ私は調査に行ってくるんで唯さんはついてこないでくださいね」

唯「ふふふ…何を調べてるか分かるまでついていってやるよ」ぎろり

俺虫「仕事しろよ!!」

唯「あとさぁ 私はあずにゃんより年上なんだから先輩ってよんでよ!!」

梓「え… ゆ 唯先輩…」

唯「先輩… 先輩… 先輩…」うっとり

梓「もういきますよ」くるくる

唯「あっ 飛ぶなんてずるいよ!!」
てくてく


俺虫「・・・・・・音楽か」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:51:51.75 ID:2V6AsLjc0

梓「ピカー」

唯「・・・」

梓「これもちがう…」

唯「ねぇー そろそろ帰ろうよー」

梓「帰るってどこにですか?」

唯「わたしんち!!」

梓「なんか恐竜みたいなお母さんとかいません?」

唯「え…私だけだよ?」

梓「そうですか…じゃあおじゃまします」

唯「じゃあいこっか?」

二人はオレンジ色の光に包まれながら家路を急いだ

唯「ねぇ あずにゃん」

梓「なんですか?調べ物は教えませんよ?」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 17:56:58.42 ID:2V6AsLjc0

唯「ニャーって泣いてみて?」

梓「え?どうしてですか?」

唯「いいから~! ほら猫さんみたいにニャーって」

ポチっ

唯は静かにあるボタンを押した


梓「い… 一度だけですよ・・・・・・ニャー・・・・」

唯「かわいいー!!!!!!!もっといってー!!!」

梓「///いいませんよ!! 一度だけって言ったじゃないですか!!」

唯「ちぇ ケチー」

そんなこんなしてる間に唯の家に到着した



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:03:11.07 ID:2V6AsLjc0

梓「すごい…散らかってますね…」

唯「えぇ?そうかなぁ?いつもよりは片付いてるんだけど」

梓「…」

ぽちっ
唯はいつもの習慣で機械のスイッチを入れた

梓「なんですかこれ?」
女の子たちがとても楽しそうになにかをしている
なにかはわからない

唯「さぁ? わかんないけどあずにゃんも気に入った?」

梓「なんか安心します… 映像だけですか?」

唯「うーん… ディスクの劣化かなんかで声とかは入ってないなぁ」

梓「そうですか…」

梓は残念そうに下をむいた



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:07:41.59 ID:2V6AsLjc0

ニャー

梓「ねこ?」

でも聞きなれた声だ

唯「違うよ!これはね…」

ニャー

梓「…わたし?」

その声は唯先輩のところからきこえる

唯「ふふふ… 私には録音機能があるのだよ!!」

ニャー ニャー

梓「やめてください///もう鳴らさないで///」

どかッ

唯先輩を止めようとしたとき棚から何かが落ちた



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:11:34.10 ID:2V6AsLjc0

きらきらした 銀色の円盤

唯「あっ 私のお気に入り!!」

梓「こ…これは!」

ピカー

唯「あずにゃん?」

梓「ちょっとこれかります!!」

そういうと梓は自分の体の中にその円盤をいれた

唯「なにしてんの?」

梓「しずかに!!」

「りっちゃん! これもう録音されてるかなぁ?」

「もう録音されてるから静かにしろ唯!!」

唯「?」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:17:52.44 ID:2V6AsLjc0

「静かにしてください唯せんぱい」

「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

「おーい いい加減始めるぞー」

「よし!じゃあいくぞ! 1・2・3・4!」

じゃかじゃかジャン じゃか ジャンじゃかじゃんじゃか

梓「これは…音楽…」

「君を見てるといつもハートDOKI☆DOKI]

唯「うわー なんか楽しそうだねー」

「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ」

梓「やりました…やりましたよ唯先輩!!」ギュウ

唯「アズにゃん?」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:22:03.05 ID:2V6AsLjc0

そういうと梓はいちもくさんに宇宙船へ向かった

唯「あずにゃん!!どこにいくの!?」

梓「サヨナラです!唯先輩!!」

唯「やだ!!一人にしないd

バタンッ

唯の声が届くことなく宇宙船の扉はしまった



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:47:03.81 ID:2V6AsLjc0

宇宙船は再び轟々と音を立て始めた

唯「このままだとまた…一人になっちゃう」

唯は宇宙船の羽に捕まった

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

と音を立ててはるかかなたのスターシップへ向かっていった


?「船長!船長! おきてください!!」

澪「ふぇ?もう朝?」

ここはスターシップの船長室
船長といってもほとんど機械がやってくれるからただ寝てるだけでいい



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 18:57:29.78 ID:2V6AsLjc0

澪「おい和…放送の時間は?」

和とは船長室の万能ロボットである

和「もう5時間も過ぎてるわよ…」

澪「しょうがない… 時間を戻すか」

和「まったく…」

瞬く間に外が真昼から朝に変わる
ここでは船長の都合で時間などどうにでもなる

澪「オホンッ やぁスターシップの皆様方 最近どうお過ごしですか?
  今日でこのスターシップがえっと…地球…だっけ…を旅立ってから150年目になります
  まぁ そんなことはどうでもいいですね…では今日のポエムを発表します」

コーヒーさん
どうしてあなたはそんなに黒いの?
どうしてあなたはそんなに苦いの?

男「はぁ… また始まった」

男2「なんで毎朝こんなの聞かなきゃいけないんだ…」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:08:07.84 ID:2V6AsLjc0

私の心にミルクがあればあなたをもっと白く やさしくできたかな

澪(今回はいいできだな!)
和(これさえなければなぁ)

スターシップは琴吹グループが開発した機械仕掛けのノアの箱舟だ
なかにはロボットが大勢待機していて何でもしてくれる
移動にも自動で動いてくれる

しかしその代償に人間の骨は細くもろくなってしまった



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:13:27.51 ID:2V6AsLjc0

和「そういえば さっき連絡があったんだけど調査船がかえってくるわ」

澪「何の調査にいったの?」

和「音楽がまだ残ってるかどうかよ」

澪「音楽?」

和「そのくらい自分で調べなさい
  戻ってきたらやらなきゃいけないことがあるからここに待機しててね」

澪「なんだかめんどくさそうだな」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:21:11.75 ID:2V6AsLjc0

和「あんた船長なんだからそのくらいしなさいよ ご先祖さまが泣いてるわよ」

秋山家は代々船長をやっている

和「今の姿じゃ似ても似つかないけどね」

初代の船長はすらっとしている
ところが今はどうだ
くびれどころか全体的にぶよぶよで服が裂けそうだ

澪「それもこれもロボットを取り入れた弊害だな」

和「なんでもロボットのせいにするのはいただけないわね」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:25:16.75 ID:2V6AsLjc0

ぎろりと 

和は睨みつける

澪「…ご、ごめん…」

「調査船が到着しました」

ナビゲーターがそう機械的に告げた



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:31:59.25 ID:2V6AsLjc0

唯「ここがスターシップ…」

調査船よりもさらに大きい宇宙船が黒い闇の中にポツンと浮かんでいた

まるで地球のわたしみたい

俺虫くんが「俺をわすれるな!」っていいそうだけど

それでも地球のロボットは私だけだから

「ドッキング開始します」

私はギュッとさらに強く調査船の羽を握りしめた



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:45:43.49 ID:2V6AsLjc0

うぃぃぃぃぃん

なかからあずにゃんが出てくる

唯「私も行かないと…」

わたしは気付かれないようにあずにゃんのもとへ向かった

?「AZs-aちゃんひさしぶり!!」

梓「えっ… ああWOO-E久しぶり」

一瞬自分の名前を忘れていた

梓「唯先輩…」

WOO-E「どうしたの?」 

梓「なんでもないよ…」

WOO-E「そう? じゃあお掃除するね!」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:50:38.19 ID:2V6AsLjc0

WOO-E「だいぶ汚れちゃったね」

梓「地球は前よりかはましだけどまだまだ汚れてるからね」

もし唯先輩がWOO-Eに名前をつけるんなら…

梓「うい…かな」

WOO-E「え?なにが?」

しまった聞こえていたか…



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 19:57:45.28 ID:2V6AsLjc0

梓「いやWOO-Eにあだ名をつけるんならそんな感じかなって」

憂「すっごくかわいいね!私気に入っちゃった!!」

梓「じゃあこれからも憂ってよぶね!」

憂「うん! あ 掃除おわったよ!!」

梓「ありがとう 船長室に行かないとね!!」

憂「じゃあそのうち迎えが来るからそこで待ってて!」

憂「ん…?」

汚染レベル10を発見しました

憂の中のレーダーが汚れをキャッチした

憂「すごい汚れ… 一体どこから…」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:02:09.30 ID:2V6AsLjc0

唯「はやくあずにゃんのところに行きたいなぁ…」

ビーッ ビーっ

憂「いた!!」

唯「見つかった!!」あたふた

憂「そこを動かないで!!」

怒られちゃう… 地球に戻されるのかな…



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:05:06.47 ID:2V6AsLjc0

すたすた

どんどん近づいてくる

もうダメだ…

憂「はい 万歳して!」

唯「え?」

憂「服脱げないでしょ? だから万歳して!」

唯「え… うん  バンザーイ」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:12:16.82 ID:2V6AsLjc0

憂「はーいごしごし ごしごし」

唯「ごしごし ごしごし」

なんだか暖かい気持ちで胸がいっぱいになった

唯「あなたの名前は?」

憂「私は憂だよ!!」

唯「へぇ なんだか私と似てるね! 私は唯っていうんだ!」

憂「なんだか姉妹みたいだね!!」

唯「じゃあ私がお姉ちゃんね!」

憂「わたしが妹だね!」

その時 少し遠くでなにやら車のような音が聞こえた



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:18:24.87 ID:2V6AsLjc0

唯「んん?」

その方向を見てみるとあずにゃんが何かに乗ってるのがみえた

唯「あずにゃん!!」

憂「あずにゃん?」

唯「AZs-aちゃんのあだ名!早く行かないと!」

憂「ダメだよ!!まだ汚れ全部落ちてない!!」

唯「あとでまた来るから!!」

唯は全力疾走で出て行こうとした

憂「まって!!」

唯「何!?掃除ならまたあとで…」

憂「服」

唯「…あ///」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:24:28.78 ID:2V6AsLjc0

梓「まだですか?」

車ロボ「あと少しです」

梓「あっそう…」

なんだか遠回りをしてるきがする 気のせいだといいけど

車ロボ「・・・・・・・」

なんだか腰のあたりがむずむずする

何をされているんだろう

しかしこれは船長室直属の車ロボ 下手に口答えはできない



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:34:48.58 ID:2V6AsLjc0

唯「見失っちゃった…」

やっぱり車にはかてない

唯「人に聞こう…」

ちょうどその時 自動移動用のロボットが通った

唯「あのー すいません!」

男「うわっ!!」

ドテッ

鈍い音がして男は床におちた

「イマスグ救助ロボットガキマス 端ニヨッテクダサイ」

椅子の形をしたロボットが警告音を鳴らしながらそういった



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:41:15.11 ID:2V6AsLjc0

男「くそっ 動けない… そこのロボット!!助けてくれないか!!」

唯「は、っはい!!」

男の体はとても重い

唯「んしょ んしょ」

男「もっと強く押してくれッ!」ゼー ゼー

唯「ふー… やっと上がれたね…」

男「ああ 助かったよ… 君名前は…?」

唯「私は唯だよ!!」

男「助かったよ唯 ありがとう…」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 20:54:41.55 ID:2V6AsLjc0

唯「どういたしまして!! あ そうだ… ここらへんで車ロボ見てませんか?」

男「車ロボ? いっぱいいるからな… どんな色だったか覚えてるかい?」

唯「たしか真っ黒だったと…」

男「真っ黒!?そりゃ船長室直属だよ!!」

唯「船長室? 船長室ってどこですか?」

男「多分船の先の先のところにあると思うよ… この道をずっとまっすぐにいけばつくはずだ」

唯「わかった!!ありがとう!!」
タッタッタ


男「唯か… 忘れないようにしよう」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:17:05.18 ID:2V6AsLjc0

唯「はぁ…はぁ…つかれるなぁ…」

まだまだ距離はあるだろう
あれだけ大きな宇宙船だ

唯「誰か乗せてってくれないかなぁ…」

ロボといっても、もういい加減疲れてきた

唯「もー だめ!」
ばたんッと唯は倒れこんだ



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:39:43.47 ID:2V6AsLjc0

女「あなた… 大丈夫?」

やさしそうな女性がそっと声を掛けてくれた

唯「だいじょばないです!!」

女「そうなの… そこに寝てたらひかれちゃうからここに乗りなさい」

唯「ありがとうございます!!」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:47:01.66 ID:2V6AsLjc0

女「あなた…名前は?」

唯「唯だよ!!」

女「唯ね。 どこまで行きたいの?」

唯「船長室!!」

女「船長室に!? またどうして?」

唯「大切な友達に会いに…」

女「はぁ… また大層な…」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:52:26.76 ID:2V6AsLjc0

女「けどちょうどそこらへんには行く用事はあるから そこまでは乗せてあげる」


女(友達…か)


唯「どうしたの?」

女「いや 私には友達いないから…」

唯「なんで? とっても楽しいのに!!」

女「友達の作り方が良く…分からなくて…」



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 21:56:30.11 ID:2V6AsLjc0

唯「友達の作り方?」

女「そう 作り方。 あなた教えてくれない?」

唯「うーん… 難しいな… 」

女(私が散々苦労したんだからそりゃそうよ)

唯「でもね」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:05:32.19 ID:2V6AsLjc0

唯「自分の名前を相手がしってて 相手の名前を自分が知ってる」

唯「それで十分だよ。 後は相手を信じるか信じないかの差じゃないかなぁ…」

女「相手を信じる…」

思えば私は今まで誰かを信じてこれただろうか
相手を疑ってかかって相手の弱点を見つけようとしてたんじゃないか
それじゃ信頼関係なんか生まれない…

女「そうかもね…」

唯「…?」
 
女「ありがとう。 なにかが分かったきがする…」

唯「どういたしまして!!」

女「そろそろね… 友達と会えるといいわね!」

唯「うん!! ありがとうございました!!」  



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:14:51.24 ID:2V6AsLjc0

唯「ここが船長室…」

重々しい扉がそこにはあった

唯「うぅ・・・ あずにゃんのためだ…」

ブ――ン

唯「誰かくる…隠れなきゃ」そそくさ

キキ―と甲高い音を出して車が止まった

あずにゃん「ここが船長室か…」

梓はすこし暗い顔だった

唯(あずにゃん!? 私より先に出たのに…)



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:18:47.00 ID:2V6AsLjc0

今すぐにでも抱きしめに行きたかったが
梓は車を降りるとすぐに」船長室へはいって行った

唯「よし!私も…」

入ろうとした瞬間、唯の後ろを何者かが通っていった

唯「…?」

ウィーン

案外すんなりと船長室の扉は開いた



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:25:28.35 ID:2V6AsLjc0

和「音楽を持ってきたの?」

梓「はい!地球にはまだ音楽がありました」

和「そう… 澪!コード:ミュージックをつかって!」

澪「え?なにそれ?」

和「さっき調べておいてって言ったでしょ?」

澪「いやぁ ポエム作りに夢中で…」

私の恋はシナモンロール

あなたのうまい棒

というタイトルが書かれた詩が落ちていた

和「…はぁ」

澪「なんだよその溜息は!!」



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:31:03.84 ID:2V6AsLjc0

和「じゃあコード:ミュージックについての本を持ってくるわ…」

澪「ああ 頼むよ」

唯(意味がわかんないことが多すぎる…)

梓(なんか船長のイメージが壊れていく…)

唯「なんだか眠くなってきたなぁ…」うつら うつら

カタッ

唯の揺れた頭が壁に当たった音がした



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:35:43.05 ID:2V6AsLjc0

唯「!!」

澪「なんだ!そこに誰か居るのか!!」

唯(どうしよう… どうしよう…)

何を血迷ったか唯は

ニャー

梓「!?」

梓(これは私が言った猫の声!? まさか唯先輩ついてきて…!)

澪「なんだ猫か」

梓(ホントに船長は馬鹿なのか…)

唯(よかったー…)



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:41:35.97 ID:2V6AsLjc0

こそこそと梓は静かに唯のところへ向かった

梓「唯先輩…何してるんですか…」

唯「あ!?あずにゃん!!久しぶり!!」

梓「静かにしてください!!ばれたらどうするんですか!!」

唯「あずにゃんの声も十分大きいよ…」

梓「と、とにかく!適当な場所に隠れててください!!」

唯「分かったよぉ…」

唯はとてもおおきなモニターの裏にかくれた



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:44:51.53 ID:2V6AsLjc0

和「もってきたわ」

澪「ありがとう …でこれをどうすればいいの?」

和「本なんだから読めばいいじゃない…」

澪「読む… あぁ 読むな!」

というと澪は本に向かって

「よめ!!」

と叫んだ



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:47:58.69 ID:2V6AsLjc0

和「・・・・・・・」

梓「・・・・・・・」

澪「あれ?何もおこらない…」

和「自動読み上げ機能なんてついてないわよ…」

澪「じゃあどうしろっていうんだよー!!」

和「めくればいいじゃない… 」ぺらっ

和は半分呆れながら本をめくった



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:52:55.68 ID:2V6AsLjc0

澪「おお ありがとうな…えーっとまずはコード:ミュージックを起動させる…」

梓(そろそろ準備しないとな…)

梓は持ってきた音楽を取り出そうとした

梓「あれ…?」

音楽がない… ちゃんと持ってきたハズなのに…

澪「で次に琴吹ディスクをいれるっと」

澪は付属のディスクをいれた



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 22:57:32.62 ID:2V6AsLjc0

紬「やぁ ごきげんよう… これを見てるってことは地球に音楽が見つかったってことね♪」

太めのまゆ毛の女の人がそう言った

紬「これはすごいことよ!! 人間が生きていくために必要なもの…それは音楽よ!!」

音楽さえあれば私たちはどんな場所でも楽しく生きていける

そんな言葉を吐いてその女の人はつづけた



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:04:28.89 ID:2V6AsLjc0

紬「それでは地球に帰る準備をしなきゃいけないわ!!」

紬「まずは操縦席の緑色のボタンをおして!」

澪「緑色のボタン…これか…」

ぽちっ

するとスターシップの中心の多目的ホールの真ん中に何やら変な突起物が顔をだした

紬「あそこに音楽を入れれば地球帰還プログラムが発動するわ!
  そのあとどうするかはあなたたち次第よ」

澪「じゃあ音楽を出してくれ」

梓「・・・・」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:10:57.39 ID:2V6AsLjc0

梓「ないんです…」

澪「へ?」

梓「確かに持ってきたはずなのに…ないんです」

和「………」

澪「じゃあしょうがないな 中止だ中止!!」

なぜか船長はうれしそうな顔をしていた

澪「何もない いつも通りの生活… 最高じゃないか!!」

澪「たぶんどっかの回路が故障して持ってきたと勘違いしたんだろ 修理室へ連れて行け!!」

その時モニターがあがった

澪「AZs-aを…てお前誰だ!!」

唯「しまった ばれてしまった!!」

梓「はぁ…」



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:14:05.26 ID:2V6AsLjc0

澪「いやお前誰だよ!!」

唯「唯だよ!!」

澪「唯か… じゃあついでに唯も修理室へ連れて行け!!」

二人は車ロボに乗せられて修理室へつれて行かれた



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:21:40.88 ID:2V6AsLjc0

唯「捕まっちゃったねー アズにゃん」

梓「修理するだけですから…捕まったわけじゃないですよ」

唯「なんか元気ないねあずにゃん…」

梓「・・・・・・」

確かに持ってきたはずだった

この手に持ってきたはずなんだ…

唯「・・・・・・」

あっという間に二人は修理室についた

?「はなせぇぇぇぇ!!私は正常だぁぁア!!」

?「とってもにあってるって言っただけじゃないぃぃぃぃい!!」

?「なんで大したことしてなのに捕まらないといけないんだー」

まるでそこは動物園のようだった



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:28:01.60 ID:2V6AsLjc0

唯「いろんな人がいるねー」

梓「そうですね なるべくここには来たくなかったんですけど」

唯「おもしろそうな人だけどなー」

梓「ここからは別々みたいですね いったんサヨナラです」

唯「あずにゃん… 変なことされないよね…」

梓「大丈夫ですよ・。」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:34:04.89 ID:2V6AsLjc0

梓「こんにちは…」

修理ロボ「AZs-aそこに座りなさい」

梓「ハイ…」

修理ロボ「では最初はくすぐりだ」

梓「え?くすぐり!?」

修理ロボ「こちょ こちょ こちょ」

梓「えっ… ちょっ・・・ やめ… んっ///」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:39:18.89 ID:2V6AsLjc0

唯「大丈夫かな… 」

唯はそっと梓の梓の部屋をのぞいた

唯「!!」


唯「あずにゃんがヨガって喘いでる…」

唯「何か変なことされてるに違いない!!」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:50:07.99 ID:2V6AsLjc0

唯「早く脱出させないと…」

唯「ん?」

唯は入口の所にブレーカーがあるのを発見した

唯「あれ壊せば…」
いちかばちかやってみるしかない…

唯「どっせーい」

唯は地球のごみを固めたものを力いっぱいに投げた

唯「捨て忘れててよかった…」

ゴミはきれいな放物線を描きながら見事にブレーカーに当たった

ブチンっ



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/10(火) 23:58:24.45 ID:2V6AsLjc0

修理ロボ「こちょこちょこ…ち…ょ」

梓「やめ… んっ…///あっ///  あれ… 止まった」

もうすこし楽しm…

梓「いやいや それじゃ 私が変態になっちゃうじゃん///」

梓「だれかがこの部屋のブレーカーを落とした…でもそんなことしたらメカポリスが…」

梓「とりあえず部屋を出よう」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 12:40:33.07 ID:vVnIlV+10

唯「あずにゃん!!助けにきたよ!!」

梓「えぇッ!!唯先輩!!」

梓が扉を開けようとするよりも先に唯がその扉を開けた

唯「早く逃げようあずにゃん!!」

梓「・・・もしかして先輩がブレーカーを落としたんですか?」

唯「うんそうだよ!!だから早く逃げよう!!」

梓「なんでそんなことしたんですか!!」

唯「えっ!?」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 12:46:31.35 ID:vVnIlV+10

梓「そんなことしたらメカポリスが・・・」

?「よくやったなー!!おまえ!!」

梓の言葉をさえぎりとあるロボットが話しかけてきた

?「よくやったわぁ!!」

?「なかなか思い切ったことしますね…」

唯「あなたたちは?」

RE-2「私はRE-2っていうんだ!!」

SWa-k「私はSWa-Kって名前よ!」

June「私はJuneっていいます」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 12:53:24.23 ID:vVnIlV+10

唯「えーと…じゃあ律にさわこに純って呼んでいいかな?」

律「なんだそりゃ!!けど面白そうだからいいか!!」

さわこ「なんだか可愛い名前ね!!」

純「私ほとんどかわってませんね」

唯「私は唯っていうんだーよろしく!! でこっちがあずにゃん!!」

梓「梓です!!」

律「なんかよくわからんが…よろしくな唯!梓!」

唯「よろしくね!!りっちゃん!」

律「またなんか変わったなぁ…」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:00:40.53 ID:vVnIlV+10

梓「そんなことより早く行かないとロボポリスが…」

「はいチーズ」

唯「ピース ピース!!」

律「イェーイ!!」

さわこ「キメッ!!」

純「豚っ!!」

梓「え? え?」

カシャっ



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:12:48.43 ID:vVnIlV+10

危険なロボット!! 危険なロボット

町じゅうに唯たちの写真が貼り出されていた

男「唯!?」

女「唯!?」

女「あなたも唯を知ってるの?」

男「もしかして君も?」

女「ええ 大切な友達だから…」

思えばこのとき二人は恋に落ちたのかもしれない



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:20:09.27 ID:vVnIlV+10

「ゴミ発見!!ゴミ発見!!」

お掃除ロボットがブレーカーの下のごみに群がる

梓「最悪だ…」

唯「どーしたの?あずにゃん?」

梓「指名手配されました…」

唯「しめーてはい?」

梓「もう!!早くここから逃げなきゃってことです!!」

唯「えーっ!!」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:29:47.55 ID:vVnIlV+10

梓「とりあえず早くにげましょう!!」

唯「う、うん」

律「じゃあ私もお供するぜ!!」

さわこ「私もいくわ!!」

唯「ありがとー!!」

唯梓律さわこ「ジ―――――」

純「わ、私もですか!?」

唯梓律さわこ「ジ―――――」

純「分かりました!!いきますよもう…」



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:37:51.19 ID:vVnIlV+10

梓「こっちです!!」

「逮捕だぁーーー!!」

律「げぇっ!!ロボポリス!!」

さわこ「もう来たのね…」

純「私に良い考えがあります!!」

そういうと純は下のごみを手に取り

純「どぉりゃぁぁぁぁっ!!」

ロボポリスの方へ力強くぶん投げた



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:44:56.47 ID:vVnIlV+10

「ゴミ発見!!ゴミ発見!」

そのゴミに反応してお掃除ロボがいちもくさんに駆け出す

「お前じゃま!!おまえじゃま!!」

ロボポリスはお掃除に足止めされた

純「さぁ今のうちに行きましょう!!」

律「おぉ!!」

唯「であずにゃんはどこに逃げるの?」

梓「とりあえず唯先輩を地球に返します」

唯「えぇぇぇぇぇ!!」



113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 13:57:07.07 ID:vVnIlV+10

澪「地球ね…」

澪は一人考えていた

澪「一体どんなとこなんだろ…」

澪「おいデータベース!!ちょっと来い!!」

「ナニヲ検索シマスカ?」

澪「地球ってなんだ?」

「地球…太陽系ノ惑星ノ一ツ 表面ノ70%ヲ海デ覆ワレテイル星
 サマザマナ生き物ガ共存シテイル」

澪「海ってなんだ?」

「海…、天体ノ表面モシクハ表面近クヲ覆ウ、液体ノ層
 命ノ源トモヨバレテイル」

澪「へぇ…きれいなんだな…」




和「まずいわね…」



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:08:38.70 ID:vVnIlV+10

澪「じゃあ…さっき言ってた音楽ってなんだ?」

「音楽…楽器ヤ声ナドヲ媒介二シ旋律ヲ奏デルコト」

澪「よくわからないな…じゃあ資料はあるか?」

「資料ハアリマセン」

澪「資料がない?なんでだよ…」

和「人間が音楽をなくしてしまったからよ」

澪「和?」



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:17:04.64 ID:vVnIlV+10

和「正確には人間が音楽を『捨ててしまったからね』」

澪「捨てた?」

和「人間が合理的になりすぎたのよ。
  音楽なんてお金にならない、音楽なんて非合理的すぎる
  そんな風潮になってしまったから音楽は人間の頭の中からこぼれ落ちてしまったの」

澪「そんな…」

和「そのかわり文明は発達したわ。その代償に音楽を捨ててしまう形にはなったけどね」

澪「そうなのか…」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:25:37.64 ID:vVnIlV+10

唯「もちろんあずにゃんも地球に行くよね?」

梓「私は行きませんよ…私はここのロボットですから」

唯「そんなぁ・・・」

律「早くしろ!ロボポリスが追いついてきた!!」

梓「早くいきますよ唯先輩!!」

唯「うん・・・」



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:31:12.42 ID:vVnIlV+10

「御用だ!!御用だ!!」

律「くそっ 追いついてきやがった…」

「御用だ!!御用だ!!」

唯「こっちからも!!」

梓「万事休すか…」

律「あきらめんじゃねぇ!!」

唯「りっちゃん?」



118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:38:31.67 ID:vVnIlV+10

律「ここは私がなんとかする!!」

さわこ「私もなんとかするわ!!」

唯「りっちゃん…さわちゃん…」

梓「行きましょう唯先輩!!」

唯「うん・・・」

タッタッタっタ

律「さぁ きやがれ!!ロボポリス!!」

さわこ「ここは一歩たりともとおさせはしないわ!!」

律さわこ「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/11(水) 14:48:17.50 ID:vVnIlV+10

梓「もうすぐです!!」

もうすぐでまた一人っきりになってしまう…

唯「いやだよ…」

梓「唯先輩なにかいいました?」

唯「いや…なにも…」

そうこうしてるあいだにある部屋についた

唯「ここは?」

梓「脱出用ポットがある部屋です。 さぁ早く!!」

ウィーン

その扉はゆっくりとあいた




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唯「YOU-Eだよ!!」#前編
[ 2011/10/01 22:02 ] SF | WALL-E | CM(0)

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