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姫子「今日もバイトか…」#前編 【非日常系】


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姫子「今日もバイトか…」#前編
姫子「今日もバイトか…」#後編




71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:19:33.54 ID:dm97GQOy0

姫子「え?」

男「だから、もう別れようっていってんの」

姫子「え、ちょ、え、なんでなんで? 意味わかんないんですけど」

男「俺さ、こないだから教習所で会った子と遊んでてさ。本気になっちゃったんだよね」

姫子「は?」

男「おまえ見た目と違ってしっかりしてるし、すぐ男見つかるって。じゃな」

姫子「あ、突然バイト先に来ておいて、ちょっと! ねえ!! あ……」



姫子「ふられた?」





72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:27:29.89 ID:dm97GQOy0

姫子(ふられた)

唯「なんか元気ないね、姫ちゃん」

姫子「え、あ、唯」

唯「何か悩みがあるなら私が相談にのりましょう!」フンス!

姫子「うーん、唯にはたして相談できたものか」

唯「えー! なんでなんでー! 私だってできるよー。えっと、ほら、キャンセル?」

姫子「カウンセリングでしょ。それにちょっと違うし」

唯「はあ、カウンセリング」

姫子(唯はかわいいなぁ。この子とつきあうと退屈しないだろうね。
   いや、つきあうってもちろん男がだけど……)

唯「キャンセル昇龍!」ビシッ

姫子「唯はかわいいなぁ」

唯「え?」

姫子「ああ、いや、変な意味じゃなくて」

唯「でへへへ~。姫ちゃんデートする? ムチュウ~」

姫子「……」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:36:14.31 ID:dm97GQOy0

姫子「今日もバイトか……」

姫子「いらっしゃいませこんにちわー」

唯「あれー? 姫ちゃんではありませんか」

姫子「あ、唯」

唯「なにー? なんで姫ちゃんいるのー?」

姫子「そりゃバイトしてるからだよ」

唯「そっかーバイトかー」

姫子「部活の帰り?」

唯「うん! 今ね、指スマで負けた人がジュースおごるっていうのやってて」

姫子「唯が負けたんだね」

唯「いやーあはは、それほどでも」

姫子「いいねー軽音部楽しそうで」

唯「楽しいよ! 姫ちゃんもやるといい!」フンス!

姫子「それは面白そうだけど、私ソフト部だからねぇ」

唯「あれま」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:44:19.92 ID:dm97GQOy0

先生「今日の体育はバスケ、6人組作ってー」

姫子(ヤクルト連勝か……)

唯「ねえねえ、一緒にやろうよ」

姫子「うん。いいけど、澪とかと組まないの?」

唯「今日はりっちゃんたちと勝負するんだ。ついに決着の時がっ!」

姫子「そりゃーおもしろそうだ」

唯「私ね、シュートがうまく入らないんだ」

姫子「こう……左手は添えるだけ。ほっ」ポスッ!

唯「す、すごーい!! こんな遠くから! ねえどうやったのー!?」

姫子「左手は添えるだけ」ポスッ

唯「左手は添えるだけ。むんっ」

唯「あう……全然届かない」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:51:20.63 ID:dm97GQOy0

紬「ヘーイッ! りっちゃんパース!」

律「おお!」

唯「むんっ」

律「おっと、唯がディフェンスか。でも、このりっちゃんを止められるかな~」

唯「桜木くん、技を借りるぜぇ! 秘技・フンフンディフェンス!」フンフンフンフンフンフンフン

律「おお、こ、これは伝説のっ……! でもトロすぎだぜ! ムギにパース!」シュバッ

唯「ああ! だ、だめだよー」

姫子「ほっ」パシッ

律「なっ! パスカットされた!」

姫子「あれだけオーバーアクションしてればねぇ」

唯「すごいよ姫ちゃん! ヤフーー!!」

姫子「よっ」レイアップ

唯「姫ちゃんかっこいいー!」

紬「……」ショボン



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 22:58:21.03 ID:dm97GQOy0

唯「ねえねえ、ごはん一緒に買いにいかない?」

姫子「いいよ。今日はパンなの?」

唯「うん、今日はパンな気分だから
  昨日憂にお弁当いらないって言っておいたんだ。あ、憂っていうのは私の妹!」

姫子「へ~」

憂「あ、お姉ちゃん」

唯「あ、うい~」

憂「お昼買いにきたの。偶然だねー」

唯「いもうと~」ギュッ

姫子「さっき言ってた妹?」

唯「うん!」

憂「初めまして、妹の憂です」

姫子「クラスメイトの立花です。ふむ……」ジッ→胸

憂「?」

姫子「唯、あんた負けてるねー」

唯「へ?」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 23:10:50.05 ID:dm97GQOy0

姫子「ふぅ、ボール集めも楽じゃない」

唯「はい、ボール」

姫子「ありがとう。あ、唯」

唯「姫ちゃんユニフォームだねぇ。カッコイイよ」

姫子「ふふ、ありがと。もうそっちも部活おしまい?」

唯「うん。ねえ一緒に帰ろうよ」

姫子「ごめんね、私このあとバイトなんだ。
   後片付けとか着替えたりもあるし。他の人もいるんでしょ。もう行きな」

唯「そっかぁ。残念」

姫子「ボール拾ってくれてありがとね。じゃ、また明日」

唯「ばいばい」

姫子(今日はパートの鈴木さんと一緒のシフトか。
   まだあの人入ったばっかりだから教えながら……)

唯「姫ちゃーん!」

姫子「ん?」

唯「また明日ねー!!」ブンブン

姫子(……あんなに手をふっちゃって。かわいい)ブンブン



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 23:21:53.12 ID:dm97GQOy0

姫子「ただいまー」

姫子「ふう、今日は疲れた……」

姫子(あいつからメールきてる……立つ鳥跡を濁さずって知らないのか)

姫子(こんなメール送ってきたって、どうせ今頃新しい彼女よろしくやってる。ムカツクなぁ)

姫子(あーあ)

姫子「……なんで涙出てくるの。もうヤダ」

姫子「あ、メール。唯だ」

唯『ねえねえ 動物をナデナデしてるおじさん誰だっけ? ダイゴロウ?』

姫子「それはムツゴロウだろ。ダイゴロウは人生楽ありゃ~のほうだよ」

姫子「プッ。なんかバカバカしい」

姫子『ムツゴロウだよ よーしよしよしよし!』コチコチ



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 23:33:34.32 ID:dm97GQOy0

姫子「あ、返信きた」

唯『3個…イヤしんぼめ!』

姫子「……なにかのネタかな」

姫子『おいしんぼ?』

唯『このメールを書いたのは誰だー!』

姫子『わたしです』

唯『姫ちゃん漫画とか読むー?』

姫子『うーん あんまり読まないなぁ まずい! みんなに置いてかれちゃう><』

唯『僕は…姫子を見捨てたりしないっ!』

姫子「……ちょっとキュンときた」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 23:49:03.11 ID:dm97GQOy0

唯「ロミオ役、姫ちゃんにも票入ってたねー」

姫子「そうだねー。私は残念で悔しくて涙の雨がザーザーです」

唯「あははー。でもさでもさ、姫ちゃんはジュリエットだよね」

姫子「そうかな?」

唯「だって“姫子”ちゃんだよ! 生まれながらのジュリエットだよ!」

姫子「あーそうだねー(本当はこの名前ちょっと大げさで好きじゃないんだよね)」

唯「ああ、ジュリエット! あなたはどうしてジュリエットなの~」

姫子「おお、ロミ夫、あなたがどうしてロミ夫なの~?」

唯「オホン! それはのう、私のお家は緑茶栽培の農家で」

姫子「あはははは! ロミ夫誰だよー」

唯「畑は緑。お茶を飲んで身体もグリーン。ヴォーグモデルだった女房も今ではしまむら」

姫子「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

エリ「姫子……どしたの?」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 23:59:19.14 ID:dm97GQOy0

唯「ねえねえ、姫ちゃん、木の役ってどうやって練習したらいいんだろう?」

姫子「そうだねー、外の木を観察してみるとか?」

唯「というわけで、学校の桜の木を見に来ました」

姫子「花が咲いてるわけないし、参考になるのかな。なんかもう秋なんだなぁ」

唯「ねえねえ」

姫子「うん? どうしたの?」

唯「あの木陰のところ、誰かいるよ」

姫子「3年と1年かな?(あそこの二人組、妙に距離近いな……)」

唯「わ、抱き合った」

唯「あ、キスしてるよ」

唯「あ、すごいすごい、なんか3年生の子のほうが1年生の子のスカートの中に手を」

姫子「見ちゃいけません!」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 00:09:09.50 ID:3Adjwqxz0

唯「さっきの何やってたんだろ、あの後どうなったのかな~?」

姫子「どうなったんだろうね?
   (学校でやるかフツー。いや、それよりあの手のを初めて見てしまった……)」

唯「姫ちゃんさ、キスしたことある?」

姫子「へっ、キス? あ、ああ……うん、ある」

唯「そっかぁ、なんだか大人だなぁ。私まだしたことないよ。カレシとしたの?」

姫子「……うん、そうだよ」

唯「カレシかぁ」

姫子「唯は男の子に興味ないの?」

唯「うーん、普段会う人少ないからなぁ。
  りっちゃんの弟にこのあいだ会ってー、お父さんとこないだ会ってー」

唯「あはは、毎日会うの女の子ばっかりだ。女子高だしねっ!」

唯「でさー、さっきの人たちって何なんだろ?」

姫子「さっきのはね……」

梓「あ、唯先輩」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 00:20:30.65 ID:3Adjwqxz0

唯「あずにゃーん!」ヒシッ

梓「うわっ! もう、廊下で抱きつかないでくださいよー」

姫子「(そのわりには嬉しそう)軽音部の子?」

唯「うん! あずにゃんだよー」

梓「あ、中野です」

姫子「立花です。よろしくね、あずにゃん」

梓(あずにゃんで通っちゃってる!)

唯「あずにゃん文化祭なにやるのー?」

梓「喫茶店ですよ。用意するものが多くてたいへんです」

姫子「へーいいなぁ。ウチも喫茶店がよかったかも」

唯「あ、私メイド喫茶やりたい! 姫ちゃんに着せたい!」

姫子「へーメイドねぇ」

梓(普通はやりたくないよね。もう騙されないんだから)

姫子「面白そう。お帰りなさいませ、ご主人さまっ」

梓(アレ!? やっぱり一般的なの!?)



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 00:31:29.05 ID:3Adjwqxz0

さわ子「それじゃ、ホームルーム終わり。
    みんな、文化祭の準備もいいけど、あまり遅くまで残らないようにねー」

さわ子「日直の人は黒板消して、日誌持ってきてね」

しずか「あ、はい」

しずか「うんしょ、うんしょ」キュッキュッ

しずか「うんっ……ふっ!」キューッ キューッ

姫子(小動物的なかわいさ……ジャンプしても上まで届いてない)

しずか「んー! んー!」ピョンピョン

姫子(うーん、助けに入りたいけどもう少し見てたい)

信代「ボーっと見てないで助けてやんなよ」バシッ

姫子「あいたっ!」

信代「ほれ、上はアタシがやるから。しずかは小さいなー。ガハハハ!」

しずか「あ、ありがとう」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 00:46:57.74 ID:3Adjwqxz0

紬「はい、今日はロミオとジュリエットが愛を語らうシーンよ」ホクホク

律「ああ、ロミオ」

澪「ジュリエット」ヒシッ

紬「カーット! りっちゃんセリフ棒読み! 澪ちゃん体が硬いよ」

律「えーっ、だってはぁずかしくてさぁ」

澪「うん……それに、人前で抱擁って……」

紬「唯ちゃん、お手本見せてあげて!」

唯「へ? なになにー?」

紬「誰か女の子を抱きしめて」フンスフンス!

唯「姫ちゃ~ん」テテテ

姫子「ん? 何……え、あ」

唯「おお、ロミオ~」ギュー

姫子(うわ)

紬「ほら、ふらひほほ、ああやうほほ!」

律「ムギ……鼻血」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 01:01:41.56 ID:3Adjwqxz0

姫子(なんかドキドキしてしまった)

唯「ねえねえ」

姫子「うおっ! ど、どうしたの」

唯「この木G変じゃない?」

姫子「うん、変じゃないよ。怖いくらい変じゃないよ」

唯「私は木! 今から木になりきります」

姫子「……」

唯「……」

姫子「……」

唯「……」

姫子「木だね」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 01:09:03.74 ID:3Adjwqxz0

姫子「木にならしゃべってもいいかな」

唯「……」

姫子「このあいだ彼氏と別れてさ」

唯「……」

姫子「ふられちゃったんだ」

唯「……」

姫子「今考えるとどこがよかったのかわかんないけど。でも好きだったんだ」

唯「……」

姫子「それでこのあいだ少し落ち込んでたんだ。
   でも、唯見てたらちょっと楽になったよ。ありがとね」

唯「……」

姫子「あ、これってカウンセリングみたいだね。唯も相談役に……」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 01:15:51.18 ID:3Adjwqxz0

唯「よしよし」

姫子「……」

唯「私は、カレシとかってよくわかんないけど、でも姫ちゃんはすごいし、カッコイイよ」

姫子「……」

唯「いっつも弱ってるとことか見せないし、
  ソフト部だし、バイトやってるし、なんだか大人だなぁって思ってたんだ」

姫子「……」

唯「なんか、変だけど、姫ちゃんがしゃべってくれて嬉しかったよ」

姫子「……」

唯「あはは、姫ちゃんが木Gだね、何かしゃべろうよ~」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 01:23:45.70 ID:3Adjwqxz0

姫子(そういえば初めて会ったときも……)

唯「あのう」

姫子「うん?」

唯「教科書を見せてはいただけないでしょうか」

姫子「ああ、いいよ。じゃあ、もうちょっと机くっつけようか」

唯「でへへ、すいやせん」

唯「わあ、ノートきれいにまとまってる! 字もキレイ!」

姫子「そ? ありがとう」

唯「あー! そのシャーペンかわいいね~」

姫子「これはロフトで買ったやつ」

唯「ねえねえ、もっとしゃべろうよ~。私は」

さわ子「平沢さーん、うるさーい」

唯「あ、はい! ごめんなさいさわちゃん先生! うるさい唯です!」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 01:28:43.83 ID:3Adjwqxz0

姫子「ねえ、木G」

唯「ほい?」

姫子「今度遊びにいこっか」

唯「うん、行こう行こう! どうするなにするー?」

姫子「とりあえず、シャーペン買いに行こうか」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 15:45:22.50 ID:7HAFiOVv0

姫子「いらっしゃいませこんにちはー」

パート「立花さん休憩どうぞー」

姫子「あ、はい」

姫子(バイトそろそろやめようかな。学校あと半年もないのか)

姫子(唯、やらかくて気持ちよかったな……)

姫子(いやいや、おかしいって。私変だ)

姫子「ああ、返本もあとでやらなきゃ」

姫子(今日は漫画雑誌多いなぁ。ああ、そういえば唯は漫画読むみたいだったな)パラパラ

姫子(百合姫……? 成人向けかな。それにしては少女漫画みたいな絵)

姫子(女の子しか出てこない)

姫子(え、ちょっと待ってよ、なんでカラミのシーンが)

姫子(うわ、うわ、うわ)

姫子(えー!? そんなことまでしちゃうのー!?)フンスフンス!



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 15:51:56.26 ID:7HAFiOVv0

唯「じ~んせ~いら~くあ~りゃくぅ~もぉ~ある~」

律「ええい、この者は唯の名を語る偽物じゃー!」

唯「澪さん、ムギさん、やっておしまいっ」

ちか「あはは、なにそれー」

姫子「……」ムラムラムラムラムラムラムラムラ

唯「ねえねえ、姫ちゃん」

姫子「へっ?」

唯「じ~んせ~い~はムツゴロウさんだっけ?」

姫子「え、ああ、そ、それはダイゴローじゃなかった? 乳母車押してる……」

風子「人生~は水戸黄門だよ」

唯・姫「あれ?」



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:01:13.34 ID:7HAFiOVv0

姫子(うう……なんか唯とまともにしゃべれない。昨日の女の子の漫画がちらつく)

エリ「和ってカッコイイよねー。しっかりしてるし」

和「そう? 別に普通だけど」

エリ「こないだのロミオ投票にね、和に入れたの私なんだぁ」

あかね「そうだったの?」

エリ「なんかーメガネ男子っぽくない? ショートカットだからちょっと中性的だし。ほら」フサフサ

和「うーん」

あかね「エリ」

エリ「あはは、妬くな妬くな」

紬「イエスだと思いますっ!!」

エリ「わっ、ビックリした!」



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:09:28.85 ID:7HAFiOVv0

先生「じゃあ、今日は小テストをやるぞー。はじめ」

姫子(授業やってると少し気が紛れる……唯は)チラ

唯「えう~ふむ~えふ~ぐぬぬぬ(わかんないよ~わっかんないよ~)」

姫子(ああっ! 困ってる! テストじゃなかったら教えてあげれるのにっ!)

唯(もういーや。適当に書こ)スラスラ

姫子(あっ! 解き始めた! 唯はやればできる子だと思ってたよ!)

唯「(今日のムギちゃんのお菓子はなんだろな~)えへ、えへへ、ぐへへへ」

姫子(笑ってる。きっと会心の出来なんだね。かわいいなぁ)

先生「ほらそこ、隣チラチラ見ない」

姫子「す、すみません」ショボン



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:21:08.86 ID:7HAFiOVv0

紬「今日は衣装合わせよ」

唯「おぉ~……澪ちゃんロミオだねぇ~ロミオの中のロミオだねぇ~」

澪「うぅ……これで舞台に立つのか」

唯「いいなぁ、私も着たいなぁ」

律「唯は木Gだろー」

唯「こういうカッコイイのが着たいんだよー」

エリ「唯着てみるー? 私のだけど」

唯「えっ、いいのー!?」

エリ「ただしあとでコーラをおごるのだ」

唯「おごるよおごるよ~。えへへ、それじゃあ遠慮なく」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:28:31.04 ID:7HAFiOVv0

唯「おお……」

律「まあなんか普通だな」

唯「これなんかオナカきつい」

エリ「悪かったな! 山中先生がちゃんと採寸計ってくれたんだよチクショー!」

唯「おお、ロミオ~」

澪「いや、エリは下人の役」

律「ウチのロミオに手を出さないでくれるザマス~?」

和「過保護なジュリエット……」

唯「うーん……あ、そうだ」



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:34:32.33 ID:7HAFiOVv0

唯「迎えにきたよー!」ドンッ

姫子「わっ」

唯「おぉ……姫」

信代「確かに名前はね」

唯「長い眠りからその目を覚まさせてあげよう! ムチュウ~」

ちか「いいぞいいぞー」

姫子「ちょっ……わあ!」バシッ

唯「……いたい」

姫子「あ、ごめん」



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:43:38.87 ID:7HAFiOVv0

姫子(叩いちゃった……)

信代「あ、部活?」

唯「うん! こっちも練習しないとね!」

佐々木「秋山さん、頑張ってね」

澪「うん、ありがとう」

佐々木「ほぅ……」

姫子「あ、ゆ……」

唯「ムギちゃん、今日のお菓子はー?」

紬「あ、ごめん、今日忘れちゃった!」

唯「はぁっ!!」ガーン

紬「ごめんね、うっかりしてて」

唯「ううん、しょうながないよ……」ショボン

律「ならあからさまに落ち込むなよ」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 16:52:32.44 ID:7HAFiOVv0

姫子「音楽室こっちだよね。あ、なんかじゃんじゃか聴こえてきた」

姫子(あ、中見える)

唯「ふわふわ時間~♪」

姫子「やってるやってる」

姫子(すごい楽しそう……唯)

姫子(さっきのこともう一度謝ろうかと思ったけど、やっぱり邪魔しちゃ悪いよね)

姫子(……もう少し見ていこ)



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 17:04:10.85 ID:7HAFiOVv0

唯「ふぁ~。私ちょっとトイレ行ってくるよ」

律「おー行ってこーい。あち~」

唯「髪の毛ムレる~。ピン邪魔だからとっちゃお。ふぅ。あれ」

姫子「……」

唯「あれまー姫ちゃんでおますな」

姫子「(見つかる前に帰ろうと思ったのに)あ、うん、練習?」

唯「そうだよー。今とっても暑いっ! ところでなんで姫ちゃんがここに?」

姫子「えーっと、その、さっきのことなんだけど」

唯「さっき?」

姫子「ほら、唯をはたいちゃったでしょ」

唯「あはは、姫ちゃんビンタ初体験だったよ~」

姫子「もう一度ちゃんと謝ろうと思って。ごめんね」

唯「いいよいいよー。全然気にすることないよ。
  むしろあれで気合い入れてもらったよ! もっと熱くなれよっ!」」



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 17:11:12.43 ID:7HAFiOVv0

姫子「プッ。あっははは。やっぱり唯おもしろーい!」

唯「あー!」

姫子「どしたの?」

唯「トイレ行こうとしてたんだった……うぅ、もれちゃう」

姫子「ちょ! はやくはやく!」

唯「うえ~」

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トイレ

唯「いやいや、間に合いましたよ」

姫子「それはよかった」

唯「……姫ちゃん、やっぱりメイクするんだねー」

姫子「んー? まぁねー」

唯「わぁ、私ボサボサだ。うーん」サッサッ



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 17:19:58.96 ID:7HAFiOVv0

姫子「ああ、唯はね、こうして……ちょっとワックスつけてー」ゴソゴソ

唯「イイニオイするー」スンスン

姫子「前髪をもう少し下ろしてあげるとセクシーだよ」サッサッ

唯「うおっ! しずかちゃんとかアカネちゃんみたい!」

姫子(なんだこれ……)

姫子(え、なんか急に別人になっちゃったんですけど。
   元がいいのかそれとも私が唯を意識してるからなのか)

姫子(いやいやいやいや、唯を意識してるってなによ。私たち女子だし)

唯「姫ちゃん」

唯「すっごいね! 将来はスタイリスターとかだね!」

姫子「(うう、いつもと同じなのになんか違う!)スタイリストね」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 17:31:29.53 ID:7HAFiOVv0

唯「いいじゃん、いいじゃん、ノリノリでいいんじゃな~い♪」

姫子(そういえばこの間読んだ女の子漫画では、放課後の誰もいない教室でってシチュエーションだったな)

唯「今日はどこの教室も人いっぱいだね~」

姫子(ダメだ。って人気のないところで何するつもりなの私)

姫子「あのさー木の練習しない?」

唯「へ? 木って木G?」

姫子「うん。ほら、こないだの桜の木を見てさ」

唯「私は木! あ、でも音楽室戻らなきゃ」

姫子「唯、お菓子あげよう。森永のクッキー」

唯「え、いいのー!?」

姫子(釣れた)



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 17:47:30.99 ID:7HAFiOVv0

唯「もう外で作業してた人は帰っちゃったみたいだねー」

姫子「けっこう涼しくなってきたから」

唯「でも、まだあっついや。ボタン1個とっちゃお」プチン

姫子「……ゴクリ」

唯「あ!」

姫子「ど、どうしたの?」

唯「ほら! またあそこにいるよ! あの木陰のとこ!」

姫子「ホントだ」

姫子(ちょ、今日はそこ開けておいてよ~)

唯「今日は胸揉んでるねー」



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:01:33.72 ID:7HAFiOVv0

姫子(結局図書館に来てしまった)

唯「ここだけ静かだね」

姫子(うーん、引っぱりまわしたけど、やっぱり音楽室に返してあげたほうが)

唯「よし! やるよー。私は木!」

唯「……」

姫子「あはは、うまいうまい」

唯「ねえねえ、姫ちゃん」

姫子「ん?」

唯「何かまた悩み事あるの?」

姫子「え……」

唯「だって姫ちゃんが音楽室まで来たの初めてだよね」

姫子「えーと……そう、ロミオとジュリエットって悲しいなーと思って」

唯「?」



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:08:43.04 ID:7HAFiOVv0

姫子「ほら、二人は周りから恋をすることを禁止されてるでしょ。それでちょっとね」

唯「そっかぁ」

姫子「障害があると恋は盛り上がるなんて言うけど、なんで二人が恋をしちゃいけないんだろうとか」

唯「うーん、難しいねえ」

姫子「本人が好きならいいんじゃないかな」

唯「あはは、姫ちゃん今好きな人いるんだ」

姫子「えっ!? な、なんでなんで?(なんでわかったの?まさかバレた?)」

唯「なんとなくだよー。うんうん、姫ちゃんにも春がきたかー」

姫子「……そうだよ、今好きな子がいるんだ」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:19:15.64 ID:7HAFiOVv0

唯「へー。ねえねえ、どういう人?」

姫子「うーん、ちょっとおバカさん」

唯「どういうとこが?」

姫子「そうだねー。いつも甘いもののことばっかり考えてるとか」

唯「え~それはしょうがないよぉ。甘いものだもん」

姫子「言葉を間違って覚えてるとか」

唯「あはは、私もよくあるある! スランプとか!」

姫子「でも、みんなに好かれてるんだよねぇ」

唯「ほほー。その人は得してますねぇ」

姫子(ひょっとしてわかって言ってるんだろうか)



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:24:28.63 ID:7HAFiOVv0

唯「あのさあのさ」

姫子「うん?」

唯「その人とさっきのみたいなことするの?」

姫子「さっきの……ああ、胸もんだり?」モミモミ

唯「あはは、私のさわってどうするの」

姫子「スカートに手入れたり」ピラーン

唯「きゃー」

姫子「あとは……キスとか」

唯「……」

姫子「……」

唯「……」

姫子「いきなり木Gにならないでよ」



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:28:10.19 ID:7HAFiOVv0

唯「姫ちゃん、私で練習してるの?」

姫子「本番がいいの?」

唯「なんかすごそう」

姫子「唯、こういうことされて恐くないの?」

唯「姫ちゃんは恐くないよ?」

姫子「そう……」

姫子(意外とキレイな顔……)

梓「あー! 唯先輩!!」



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:32:03.18 ID:7HAFiOVv0

唯「あ、あずにゃーん」

梓「にゃーんじゃないですよ! ちっとも帰ってこないかた探しにきたんですよ!」

唯「ごめんごめん~」

梓「もうっ! 学祭まで時間ないんですからちゃんと練習してください」

唯「姫ちゃんごめんね~。音楽室戻るよ」

姫子「うん、私もつきあわせてごめんね」

唯「また明日ねー」

梓「はやく行きますよ!」



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:40:02.30 ID:7HAFiOVv0

梓(なにあれなにあれなにあれ。唯先輩と……立花先輩)

唯「じ~んせい~らくあ~りゃ~♪」

梓(絶対変だった……なにかしようとしてた)

唯「あずにゃん、足はやいよー」

梓「誰のせいだと……って唯先輩髪型違いますね」

唯「ああコレ? さっき姫ちゃんにやってもらったんだー」

梓「……鬼太郎みたいで不気味です。私のヘアゴム貸しますから」

唯「鬼太郎!? うぅ……父さんすごい意地悪です」

梓(やなカンジ)

唯「えへへ、こうやって……パイナップル!」

梓「はやく行きますよ」



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 18:50:05.45 ID:7HAFiOVv0

姫子(今日はちょっとどうかしてた。あのままキスしちゃうとこだったな)

姫子「いらっしゃいませこんにちはー」

客「……」

姫子「いらっしゃいませー」ピッピッ

姫子(でも、唯いやがってなかった。もしかして……あ、このお客さん百合姫買ってる)

姫子(わ、それに快楽天ってエロ漫画だ! わ、こっちもエロ漫画!)

姫子(佐々木希表紙のananも買ってるよー! 隣のレジで買ってよー)

客(フヒヒ、どうだキモイだろう)

姫子「(ヒーーッ)Tポイントカードございますかー?」



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 19:03:06.19 ID:7HAFiOVv0

姫子「百合姫、持ってきてしまった……」

姫子(私ってそういう人間だったのかなぁ)

姫子(図書館の場面が多いなぁ。これがデートスポットなのかな)

姫子(また図書館連れていってみようかな)

姫子(でも、どうするんだろう。私、あの先までするつもりなのかな)

姫子(唯となら私は……)



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 19:13:56.42 ID:7HAFiOVv0

梓「あれ? 今日は唯先輩ひとりですか?」

唯「うん。私は木の役だからここでも練習できるしねー」

梓「ってギター弾いてるじゃないですか」

唯「最近さわってあげられなかったからねぇ。オオーギー太マイスイートハート!」

梓「じゃあ、二人でちょっと練習しましょうか」

唯「うん! あずにゃんごめんね~」

梓「? なにがですか?」

唯「最近あずにゃんにもスキンシップしてないからさぁ」

梓「……いえ、いいです。今はこうして練習できるんですから」

唯「よーし、じゃあ、ゆいあず!の新曲の練習だぁ!」

梓「なんですかそれ」

梓(ちゃんと私のことも考えてくれてるんだ)



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 19:23:33.59 ID:7HAFiOVv0

姫子(唯……部室行っちゃったかな)

信代「おーい、これちょっと長さ計って切って」

姫子「あ、うん」

姫子(図書室にまた唯を呼び出すなら)

姫子(またお菓子で誘えばすぐ来るかもでも練習中だったらじゃましたくないな
   そうだ今度昼休みにパン買いにいったついでにでもああでも唯は普段お弁当が多いから
   いつになるかわからないな今度の休みの日に買い物につきあってもらおうかな)

姫子(……)

姫子(なんか私恐いこと考えてるな)



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 21:13:36.58 ID:7HAFiOVv0

姫子「唯今日は学校来るのはやいねぇ」

唯「うん、今日は朝練したんだよ」

姫子「へえ、大変だね」

唯「うん……早起きして……ねむいよぉ」

唯「……Zzz」

姫子(ヨダレたれてる)

姫子(ふいてあげとこ)



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 21:34:07.66 ID:7HAFiOVv0

梓「あの、軽音部の先輩いますか?」

姫子「あれ、あずにゃんちゃん」

梓「(あずにゃんちゃん……)あの、唯先輩は」

姫子「ああ、いるよ。ゆいー」

唯「ほいほい。あれ、あずにゃん」

梓「お昼休みも練習しましょう! 律先輩たちも呼んでください」

律「なんだよ梓ぁ、せっかくの休息を」

梓「私だってクラスの出し物の合間です。さあ、行きますよ!」

姫子「なんか大変だねぇ」

梓「そうです、大変なんですよ!」キッ

姫子(なんか睨まれた)



185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 21:48:16.72 ID:7HAFiOVv0

姫子「お、帰ってきた」

唯「ただ~いま~……」

姫子「ご苦労様」

唯「へぷっ」

姫子「疲れた時は甘いものがいいらしいよ。はい、チョコレート」

唯「え!? チョコ!?」

姫子「はい、あーん」

唯「んあ……ボリボリ」

姫子(ハムスターみたい)

唯「ふにゅふにゅ。あまいね~チョコ~」



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:01:09.44 ID:7HAFiOVv0

唯「姫ちゃん、コンビニでバイトしてるんだよね」

姫子「うん、そうだよ」

唯「難しい?」

姫子「簡単だよ。レジ打ちして、掃除して」

唯「ふむむ」

姫子「バイトしたいの?」

唯「お金がもらえれば、軽音部にも何かできるかもしれないし。
  弦買ったり。私でもできるかな?」

姫子「もちろん、唯にも……

   唯『3万500円のお返しですっ』
   
    『宅急便わかんないよ~』
    
    『マイセン? セッタ?』

   できる……んじゃないかなぁ」

唯「そっかぁ! うふふふ~今度探してみよう~」

姫子(うーん)



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:11:36.05 ID:7HAFiOVv0

姫子「あっ」

梓「あ……どうも」

姫子「さっきねー唯くたくたで帰ってきたよ。クラスの合間にやるの大変だね」

梓「学年も違いますから……ちょっといいですか」

姫子「なに?」

梓「このあいだ、図書室で何してたんですか?」

姫子「何って、ただのおしゃべりだよ」

梓「唯先輩は誰でも受け入れちゃう人ですけど、だからってつけこまないでください」

姫子「つけこむって……」

梓「それじゃ、失礼します」

姫子「もしかしてやきもち?」

梓「っ! どこに妬くところがあるんですかっ!」

姫子(唯はモテるんだね)



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:22:36.35 ID:7HAFiOVv0

姫子(ロミオとジュリエット、図書室に本あるかな)

唯「姫ちゃん、どこいくの~?」

姫子「ちょっと図書室」

唯「私はちょっとお使いなんだ。ボンド買ってくるの」

姫子「それじゃあ、ちょっとついて行こうかな」

唯「ちょっと仲間ですものね~」

姫子「ちょっとそうだね~」



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:38:56.81 ID:7HAFiOVv0

唯「ボンドなかったからアロンアルファだけどいいよね」

姫子「他のクラスの子が買っていっちゃったんだろうね」

唯「あ~るふぁ~るふぁ~」

姫子「ああ、ロミジュリあった」

唯「大きい本だね~」

姫子「うん、ああ、あったよあそこ。『ああ、ロミオ! あなたはどうしてロミオなの!』」

唯「あはははは! 姫ちゃんうまーい!」

姫子「ああ、ロミオ!」ヒシッ

唯「わー。あははは」



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:46:18.53 ID:7HAFiOVv0

姫子「……」

唯「姫ちゃん、急に木Gになっちゃってるよ」

姫子「あ、いや……」

姫子(どうしよ、つい抱きついちゃったけど)

唯「姫ちゃんって女の子のニオイするねえ」スンスン

姫子「そ、そうかな」

唯「私好きだよー」

姫子「好きって……」

姫子「唯……」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/14(土) 22:53:44.74 ID:7HAFiOVv0

唯「ねえねえ、姫ちゃん」

姫子「んー?」

唯「前に見た3年生の子と1年生の子みたいに続きしないのー?」

姫子「続きって……! どういうことするかわかってる?」

唯「うーん、スカートに手を入れたりとかだっけ? でもあれって何してるの?」

姫子「あ、あのね……あのあとは」

唯「でもまあいっかー。あ、そうだ! そろそろ教室戻らなきゃ! ほら、行こっ!」

姫子「(キスまでしたのにまるで変わらない……)うぅ」

唯「ほらほらーはやく行こうよー」

姫子「ロミオっ!」ヒシッ

唯「うおっ」



373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 14:32:45.38 ID:mzqRBXImO

唯「りっちゃん見て見てー。木です!」

しずか「同じく」

律「なんかこれ以上適役がいない気がしてきたよ」

しずか「ちょっとこの体勢が苦しいんだけどね」

姫子(かわいい…)

唯「私は木!」

しずか「私も木」

唯「2人あわせて林姉妹ですっ!」

律「おお~」パチパチ

姫子(私もも入れて森三中にしてもらえないかな)

唯「ん…あ、あれ?」ギシギシ



374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 14:41:20.33 ID:mzqRBXImO

唯「んっ!あれ、抜けなくなっちゃった!」

律「えー!ちょっと引っ張るよ」

唯「んぐぐ!いたいいたい!りっちゃん痛い!」

しずか「本当に抜けなくなっちゃった!?」

律「うーん、首にすっかりはまっちゃってるよ」

唯「ふんぎぐ…!あーん取れない~」

姫子「ゆ、唯大丈夫!?」
唯「姫ちゃ~ん」グスグス

姫子「このあとも授業あるのに」

唯「えう~…もうこのまま受けようかな」



376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 14:50:16.76 ID:mzqRBXImO

さわ子「ひ、平沢さん?その頭は…」

唯「木Gが抜けなくなっちゃいましたっ!でもこのままで大丈夫です!」

さわ子「このままって。いつかのメイド服よりひどいわよ。いい、引っ張るわよ?」

唯「んへー!いたいいたいいたい!!」

さわ子「取れないわねぇ」
姫子「先生、このままでもいいんじゃないですか」

さわ子「でもそういうわけにも…」

姫子「わ、私が面倒見ますからっ!」

さわ子「ずっとこの頭なのもかわいそうだし」

姫子「ず、ずっと私が唯の世話でいいですからっ!」

さわ子「え…?」

唯「今日から木です!」



378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:01:02.46 ID:mzqRBXImO

唯「しずかちゃん木とっちゃったのー?」

しずか「うん。唯それ大丈夫?」

唯「平気だよ。なんか楽しくなってきた!」

風子「真実の口みたい」

澪「ああ、昔の映画にあったな」

唯「なにそれ?」

澪「嘘つきが口に手を入れると持ってかれちゃう、だったかな?」

唯「ふーん」

律「じゃあちょっとお試し。私は正直者よん!」サッ

唯「がうっがうっ」ガジガジ

律「あいたたたた!なにすんだよー」

唯「私は真実の口ですっ」



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:08:26.55 ID:mzqRBXImO

律「うへ~ヨダレついちった」

ちか「おもしろそー。次私ね!」

唯「んあ…」

ちか「おお、噛まれない」
唯「あなたは正直者です」フフン

ちか「わーい」

律「えーなんでだよー」

唯「りっちゃん、このあいだ私に秘密でムギちゃんのお菓子食べた」

律「なにっ!?気づいておったのか…」

唯「ふふん」



381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:13:05.37 ID:mzqRBXImO

律「姫子もやってみたら?」

姫子「え!?じゃ、じゃあ…」スッ

唯「んあ…」

姫子「どうでしょう平沢サマ」

唯「合格ですっ!あなたは正直者!」

律「差別禁止ー」ブーブー

姫子(噛んでもらいたかったな…)ショボン



383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:20:13.59 ID:mzqRBXImO

唯「姫ちゃんどこ行くの?」

姫子「本を返しに図書室に。唯それ取れないねぇ」

唯「今日はスカイツリーGだよっ」

姫子「へぇ(噛んでもらいたいなぁ…)」

梓「わっ!唯先輩なんですかそれ!?」

唯「あずにゃん!ハムハムハム~」

梓「ひゃぁっ!?み、耳たぶ噛まないでくださぃ…」

姫子「むっ…」



385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:28:57.72 ID:mzqRBXImO

唯「図書室人いないね。いつもそうなのかな?」

姫子「唯」

唯「なーに?」

姫子「その…唯は私のこと、すっ、すきなのかな」

唯「好きだよー、カッコイイし、いいニオイするし」

姫子「えっと、たぶんわかってないと思うけど、私は唯好きだよ。けっこうそういう意味で」

唯「?」

姫子「…私は立花姫子じゃないでーす」スッ

唯「! ハムっ」

姫子「っ!…あ、私はバイト未経験です」

唯「あむあむあむ」



388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:39:18.74 ID:mzqRBXImO

姫子「はぁ…あっ、わたし、ソフト部じゃないです」

唯「あむ」ガリガリ

姫子「あっ! 私は、唯のクラスメイトじゃないです」

唯「んむんも。ひめひゃん、うほふひらね」チュウチュウ

姫子「はぁはぁ…あっ…わっ、わたしっ…」

姫子「わたし…唯が他の子と仲良くしてると…ひゃっ…う、うれしいです」

唯「……」ピタ



390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:48:46.63 ID:mzqRBXImO

姫子「唯が、他の子と仲良くしてると、いい子だなぁって、うれしくなります…」

唯「姫ちゃん?」

姫子「すごく、すごく、うれしいの…」

唯「あれ?な、なんかわかんなくなっちゃった。それは神の力を超えておる」

姫子「唯」

唯「なに?」

姫子「手じゃなくて、口づけだと、真実の口はどうなるの」

唯「さ、さぁ」

姫子「試してみたいな」

唯「う、あ、それは」

唯「あ、ねえ、そろそろ教室に」

唯「ひ、姫ちゃ」



391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 15:58:25.04 ID:mzqRBXImO

姫子(木を被ってるからうまく抵抗できてないね。ごめんね。イヤだよね)

姫子(顔が固定されてるからしやすいなぁ)

姫子(これで嫌われたかな)

姫子(舌いれちゃお。どうせ最後だし)

姫子(ごめんね、こんなの怖いよね、ごめんね)

姫子(あーもう倒しちゃえ)

姫子(あ、動かなくなった)

姫子(ついでに胸もさわっとこ)

姫子(イイニオイだなぁ、きもちいいなぁ)

姫子(……もう、やめよ)



395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 16:05:11.64 ID:mzqRBXImO

姫子「……」

唯「……」

姫子「……」

唯「……姫ちゃん」

姫子「ごめん」

唯「姫ちゃん、怖かったの?」

姫子「唯こそ怖かったよね。ごめんね。もう仲良くしてもらえないよね」

唯「姫ちゃん、泣いてる」

姫子「ごめんね」



396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 16:14:52.53 ID:mzqRBXImO

唯「よしよし」

姫子「変だよね」

唯「変じゃないよ」

姫子「この間まで彼氏いたのにさ、唯好きなんだ」

唯「うん」

姫子「キスしたいし、身体中さわりたいの。キモいよね。私だって自分キモいもん」

唯「キモくないよ」

姫子「じゃあ、唯変なんだよ。こんなのおかしーし」

唯「そうなのかなぁ」

姫子「ごめん、唯は変じゃないよ。かわいい」

唯「えへへ」

姫子「もう、話しかけないからさ、安心して」

唯「ヤダ」



398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 16:23:36.21 ID:mzqRBXImO

唯「姫ちゃんとしゃべれなくなるのヤダ」

姫子「私だってヤダよ。でも、私もっとしたくなっちゃうからさ」

唯「いいよ、私イヤじゃないよ」

姫子「ダメ。唯はそうなっちゃダメ。みんなとも仲良くできなくなるかもよ」

唯「大丈夫だよ」

姫子「それに、他にも唯と仲良くしたい子がいる」

唯「それは楽しみだなぁ」

姫子「おバカ。わかってないなぁ。バカかわいい」

唯「うぅ~」



401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 16:46:55.73 ID:mzqRBXImO

姫子「先、戻ってるね」

唯「一緒に行こうよ」

姫子「唯、わかってよ。私、つらいんだよ」

唯「だって、姫ちゃん好きなんだもん」

姫子「じゃあ、私とつきあってよ。キスもセックスもしてよ」

唯「せっ…くす?」

姫子「べろべろ舐めあったり、ちゅうちゅう吸ったり、おっぱいモミモミしたり、
   あそこに指突っ込んでぐちゅぐちゅしたりして、ベチョベチョになるの。
   唯、それでも平気?」

唯「べちょべちょ…」

姫子「イヤでしょ。だからもう私と話しちゃダメだよ」

唯「……いいよ」

姫子(やめろ)

姫子「……私とそういうことできる?(やめろ私なに言ってるんだ)」

唯「うん」

姫子「……じゃあ、放課後にまたここでね」



413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 17:57:18.60 ID:mzqRBXImO

唯(放課後に練習あるの忘れてた…)

唯(途中抜け出せるかな)

唯「べちょべちょ…」ボー

梓「汗かきました?」

唯「あ、ううん。大丈夫だよっ」

梓「そんなこと言って顔すげいですよ。私のタオルでよければ」

律「おっ、あついね」ヒューヒュー

梓「なぁっ!ちがーう!」

唯「ありがとー」フキフキ



414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 18:01:11.18 ID:mzqRBXImO

唯(姫ちゃん待ってるかな)

唯「ねえねえ、私…」

梓「さっ、続き始めますよ」

唯「あう…」

紬「唯ちゃん、がんばろ!」

唯「うん…」

唯(これ終わったら行こう)



416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 18:08:55.18 ID:mzqRBXImO

唯(うぅ、うまく抜けられないよ)

澪「唯、調子悪いな、大丈夫か?」

唯「うん、だいじょー…」

唯「あ、あーなんかお腹痛いかも」ゴホゴホ

律「咳してるじゃん」

唯「えっ!?えーと、あっ、ノドも痛いかも。ん、んん~」

澪「今日はもう帰ったほうがいいよ」

唯「あ、うん!じゃ、じゃあそうしようかなぁ」

梓「あ、じゃあ憂残ってると思いますから連絡を」

唯「ああ!いい、いい!一人でも大丈夫だよっ」



417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/17(火) 18:15:07.20 ID:mzqRBXImO

梓「本当に大丈夫ですか?」

唯「大丈夫だよぉ。お見送りまでしなくても…」

唯(あうぅ、あずにゃんありがたいけど、はやく戻って~)

梓「はい、ローファーですよ。履けますか?」

唯「履けるよー。心配症だなぁ」

梓「じゃあ、気をつけてくださいね」

唯「うん、ありがとー。じゃあねー」

唯(えっと玄関から図書室へは)

唯「(あずにゃんまだ見てるっ)ばいばーい」




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姫子「今日もバイトか…」#前編
[ 2011/10/01 23:20 ] 非日常系 | 唯姫子 | CM(0)

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