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唯「平行世界の私達!?」#中編 【カオス】


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唯「平行世界の私達!?」#前編
唯「平行世界の私達!?」#中編
唯「平行世界の私達!?」#後編




79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 19:51:09.02 ID:2oz0J5CV0

その後、家の割り当てを終えた唯達は、

できるだけ人に会わないようにしながら一組ずつ下校した。

唯の家

唯「あがってあがって~」

池沼唯「いえ!いえ!ゆいのいえ!」

デブ紬「ほら唯ちゃん、靴脱ごうね」

憂「お姉ちゃんお帰――うわ!!」

デブ紬「お邪魔します、憂ちゃん」

池沼唯「あ!ういーうーいー!」

唯「あ、憂。あのね、今日泊まってもらうことになったんだ。
  憂も朝出会ったもう一人の私と、部室にいたもう一人のムギちゃんだよ」

憂(なんだか凄く濃いメンバーだなぁ…)

唯「お父さんとお母さんまだ出張中だから、
  他のみんなの家にお泊まりしたらちょっと厄介なことになりそうな二人を呼んだんだー」

デブ紬「突然ごめんね?家具を破壊しないように気をつけるから、今晩はよろしくね♪」

憂(破壊…?)



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 19:51:56.55 ID:2oz0J5CV0

ムギの家

斉藤「お帰りなさいませ、紬お嬢様。いらっしゃいませ、律さん」

最高律「ど、どうも。すみません、急にお邪魔して」

斉藤「ご遠慮なさらず。お嬢様のお友達ならいつでも歓迎いたします。
   今日はごゆっくりくつろぎになってください」

ぺこりとお辞儀をして去っていく斉藤の後ろ姿を眺めながら、最高律ははーっと息を吐いた。

最高律「やっぱムギん家ってすげーよなぁ。
    めちゃくちゃ広いし、執事さんもお出迎えしてくれるし」

紬「そうかしら?」

最高律「私の世界のムギん家も凄かったからさ。
    家は見たことないけど、その、例の事件の時に犯人グループ捕まえるのに、
    ムギのお父さんがビックリするぐらい大勢の警備員さん連れて現れたらしいし」

紬「お、お父様…。でも、りっちゃんも凄い。澪ちゃんを救ったんだし」

最高律「澪は大切な親友だからな。守らないわけにはいかないだろ?」

紬(ちょっと不謹慎かもしれないけど…
  このりっちゃんのヒーローっぷりと向こうの澪ちゃんのヒロインっぷり…素敵だわぁ)ホゥ

最高律「ムギ?どした?なんか顔赤いぞ?」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:03:24.34 ID:2oz0J5CV0

律の家

変態和「…」

律「テンション低いな」

変態和「当たり前じゃない…。唯の家に乗り込むチャンスだったのに…。
    履いていたパンツをいただいて、着ていたシャツをクンカクンカスーハーして、お風呂にry」

律「やめてくれ。私の中の和像が音を立てて崩れちゃうから」

玄関で靴を脱ぎながら会話を続ける律達。と、二階からドタバタと慌ただしい足音が聞こえてきた。

律「…?聡、何暴れてんだー!?」

聡「ねーちゃーん!助けて-!!」

律「っ!?どうした!?」

急いで階段を駆け上がり、聡の部屋のドアを開ける。と、

聡「ね、姉ちゃん、これ、どういうことなの…?」

律「…マジかよ」

聡?「あっ姉ちゃんおっかえりー。
   うへへwwあれ?後ろの美人さん、お友達!?(今晩のおかずktkr!)」

変態和「まさかの展開ね」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:06:20.37 ID:2oz0J5CV0

澪の家

澪「そういえば、梓はどうして自分のことを私達に教えてくれないんだ?」

梓2号「え?あ、えーと…私、ちょっと異常なんです」

澪「異常?――それって、どういうことなんだ?」

梓2号「私、ちょっと特別なんです」

澪「いや、大して意味は変わってないような気がするぞ」

梓2号「何でもないですよ、私達の世界は。
    この世界と同じぐらい平和です。でも、私はちょっと違うんです」

澪「梓だけが…?」

梓2号「あ、うーん…確か唯先輩も同じような感じでしたね」

澪「唯も?ますます意味がわかんなくなってきたぞ」

梓2号「まぁ、いずれお見せすると思いますから、そのときまで待ってください」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:08:23.14 ID:2oz0J5CV0

そのころ、薄暗い街中をふらふらと歩き回る、部室を追い出されてしまった澪は。

澪?「ちっ…なんだよみんな急にキレてさ。そんなに私を差別したいのかよ。これだからチョッパリは」

紬『みんなあなたと同じで平行世界からやってきたのよ』

澪?「…何意味わかんないこと言ってんだあの沢庵。
   前からずれたヤツだとは思ってたけど、とうとうおかしくなったのか?」

澪?(平行世界…?じゃあここは私の住んでた世界じゃないってことなのか…!?)

澪?「――ん?」

紬の言葉に思考を巡らせていた澪?の目に入ったのは、怪しげな路地裏へと入っていく律と紬の姿。

澪?(何やってるんだあの二人?また私を置いて何か楽しもうっていうのか?…つけてやれ)



二人が入っていったのは路地の奥にあった廃工場だった。

澪?も二人に気付かれないように工場内に侵入すると、積まれたドラム缶の陰に身を隠す。

澪?(文句の一つや二つ言ってやろうと思ったけど…
   なんだこの雰囲気。す、少し様子を見てやることにするか)

紬?「…」

律?「梓が・・・いたな」

澪?がつけていたのは、この世界の唯達に同行するのを断った律と紬だった。

無論、澪?はそんなこと知らないが。



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:09:36.82 ID:2oz0J5CV0

律?「ムギ、顔色悪いぞ。大丈夫なのか?」

紬?「りっちゃんだって…ホントは気分悪いんでしょ?
   だって、私達の目の前で死んで、私達がこの手でバラして、挙げ句の果てには食――」

律?「やめてくれ。…やめて、それ以上…言わないで」

澪?には話の筋が全く見えなかった。ただ、恐ろしく物騒な言葉が飛び出したことには気が付いた。

紬?「…この世界のみんなは、もしかしたら平行世界の住民はもっと増えるかもしれないっていってたよね」

律?「…あぁ」

紬?「私達の世界の唯ちゃん…」

律?「あぁ、私も思ったよ。アイツがこの世界に来てるかどうかわかんないし、
   来てなかったとしてもこれから来るかもしれない。そうなったとき…梓――」

紬?「絶対に会わせられないわ。
   今の唯ちゃんにとって、梓ちゃんの姿は精神を破壊する爆弾でしかない。
   あれ以上壊れた唯ちゃんなんて…見たくない。
   何があっても絶対に、唯ちゃんと梓ちゃんは会わせちゃいけない…!」

律?「…それは…また、梓を処分しなくちゃいけないってことだよな?」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:11:32.79 ID:2oz0J5CV0

澪?「!?!?」

紬?「りっちゃん…」

律?「ダメだよな、私。もう疲れ果ててるんだよ。
   ずっと更生のために刑務所の中にいたってのに、やっぱりこんな選択しかできなくなってる」

紬?「私も、おんなじことを思ってた。ただ言葉にするのが恐ろしかったの…。
   ごめん、りっちゃんにばっかりこんな思いをさせて…」

律?「ムギが謝る必要ないよ。誰も悪くない。悪いのはこんな運命にしてくれた神さんだよ」

やつれた笑みを浮かべる律?の顔を見て、紬?は足下に置いていた袋から包みを取り出して開く。

中から出てきたのは立派なノコギリ。

暗い工場の中でも鈍い光を放つそれは、澪?の目にもしっかりと焼き付いた。

澪?(ひ、ひいぃい!!)

律?「…もうこいつだけは目にしたくなかったな。
   いつの間に買ってたんだ?さっきトイレ探しに行ったときか」

紬?「――私ね、もう完全に麻痺しちゃってるみたい。
   もう一度梓ちゃんを殺さなきゃいけないっていうのに…何の罪悪感も感じないの」

律?「私は梓の死体をバラしたあの日からすでに壊れてるよ」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:13:13.23 ID:2oz0J5CV0

澪?(何こいつら何て話をしてるんだ!
   やばい逃げなきゃ…口封じに私まで殺される!う、動け私の足!!)ガクガク

律?「一本しかないのか?」

紬?「あの日の思いを生々しく思い出すのは私だけで十分よ」

律?「何言ってんだ。ムギだけにそんなことさせないぞ」

?「じゃあこれ使えば?」

突然聞こえてきた緊張感のない声とともに、一本のノコギリが律の足下へ放られた。

澪?「!!!!」

律?「誰だ!!」

?「そんな怖い顔しないでよりっちゃん。私だよわ・た・し」

紬?「唯ちゃん…?」

工場の入り口で、にやにやと笑みを浮かべているのは、まぎれもなく唯だった。

唯?「あぁ、心配しないでね。私、この世界の私でも二人の世界の私でもないからね」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:15:59.20 ID:2oz0J5CV0

紬?「今の話…聞いていたの?」

いぶかしげな表情をする二人。唯?は軽い足取りで廃工場へと足を踏み入れる。

唯?「うん。だから、二人に協力したいなぁと思って。
   だって、この世界のあずにゃんを二人の世界の私だけのために
   消しちゃおうっていうんでしょ?愛されてるよー私」

唯?「でもね、他の世界からもあずにゃんは来てるし、
   ここの世界の私達はきっと二人の計画の上では非常に面倒な存在になると思うんだよね。
   それを二人だけで対処できる自信はあるの?」

律?「…」

唯?「あぁわかるよ。覚悟なんかはもとからないんでしょ?
   二人はもう最初から人殺しに対して罪悪感はない。
   たとえ、今日会話して親近感を覚えた相手でも。
   ただ、明らかに力不足だよね、二人だけじゃ」

紬?「…えぇ」

唯?「だから、手伝ってあげようかなって話。――ねぇ、澪ちゃんはどうするの?」

澪?「――!!?」ドキィッ

律?・紬?「!?」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:16:55.46 ID:2oz0J5CV0

唯?「話聞いてたよね?」

ドラム缶の山に近づくとその裏をのぞき込みにっこり微笑む唯?。

思わず澪?は後退りしてしまった。

律?「澪…?」

澪?「は、ははは…ち、違うんだ!わ、私も協力しようと思ってさ!
   でも、いつ話しかけたらいいのかわからなかったんだ!
   私も平行世界から来たんだけど、この世界のみんなにめちゃくちゃ酷い目に遭わされて…」

紬?「酷い目…?」

澪?「そうなんだよ!なんで私だけこんな目に遭ったんだろう…。
   私、何も悪いことしてないのにいきなり怒鳴られたり、
   出ていけって言われたり、除け者にされたり…」

律?「ひでぇ…ここのやつら、そんなやつらだったのか…」

澪?「だから、もう二人しかいないんだよぉ。
   お願い、私を見捨てないで…。血生臭いことでもなんでも手伝うから…」

紬?「わかったわ。大丈夫よ、澪ちゃん。私達は澪ちゃんの味方だから、ね?」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:17:42.73 ID:2oz0J5CV0

律?「――でも、澪に手伝わせるわけには…」

澪?「頼む、手伝わせてくれ律!私、二人の役に立ちたい!二人にだけは認めてもらいたい!」

律?「澪…。――わかった、好きにしろよ」

澪?「あ、ありがとう律!」
澪?(よ、よし!これで私の身は安全だ!絶対殺されなくてすむ!)

律?にすがりつく澪?を見て、唯?は小さくふーんと呟き、口を開いた。

唯?「…これでこっち側は四人になったね。
   まぁ、念には念を入れといた方が良いと思うから、もう一人助っ人を呼ぶことにするよ」

紬?「助っ人って?」

唯?「絶対役に立つと思うよ~。
   でも、こっちに呼ぶのちょっと時間かかるんだ。明日の放課後ぐらいになっちゃうかな?」

澪?「…こっち?」

唯?「あぁ、こっちの話。とにかく、その助っ人のことも考えて計画を立てよう」

生き生きとした笑顔で話す唯?を見て、律?は少し不快げに眉をひそめた。



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:47:52.71 ID:2oz0J5CV0

翌日、梓達の教室。

律「失礼しまーす」

憂「おはようございます、律さん。珍しいですね、この教室に来るなんて」

律「おはよ憂ちゃん。ちょっと梓に用があってさ」

梓「あ、律先輩!言わなきゃいけないことがあるんです!」タタタ

律「おう梓。私もみんなに伝えて回ってることがあるんだ」

梓「じゃあ先にどうぞ…って、ここじゃまずいですよね。ちょっと出ましょうか」

純「梓ーどこ行くのー?」

梓「あ、えーっとちょっと大事な話があって」

憂「邪魔しちゃダメだよ純ちゃん。ほら、二人で待ってよ?」

純「むう…いいなぁ梓、あの格好いい先輩と二人きりなんてさ」



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:48:55.48 ID:2oz0J5CV0

梓「で、何があったんですか?もうだいたい予想はつくんですけど…」

律「あぁ、また平行世界からのお客さんが現れた。今度は私の弟だったよ」

梓「ま、また微妙なところが来ましたね…。ってか、大丈夫だったんですか?親御さんとか」

律「一応大丈夫だったぜ。
  なんかもう一人の弟は自分のことをエネファーム聡とか名乗る変態野郎で、
  突然和の胸に触るもんだからさ――」


変態和『何をするだあああああああ!!!許さんっ!!!』ブンッ

変態聡『びゅおっ!!』ゴッ

どさっ

変態和『私の体に手を出して良いのは唯だけよ』ゴゴゴ…


律「っつー感じでぶちのめされて、一晩中気絶してたからな。
  和とこっちの世界の弟二人がかりで縛り上げて口ふさいで
  クローゼットに閉じ込めてたから、とりあえず見つからないだろ」

梓「なんていうか…お疲れ様です」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:50:28.90 ID:2oz0J5CV0

律「で、そっちは何だったんだ?」

梓「あ、そうでした。ホントは皆さんそろってからお話しようと思ってたんですけど…。
  朝さわ子先生に出会ったときに聞いた話なんですが、さわ子先生の家にも平行世界の人が出たそうです」

律「マジか…。こりゃ本当にやばくなってきたんじゃないか?」

梓「帰宅したさわ子先生を、唯先輩と澪先輩とムギ先輩が出迎えてくれたそうです。妙なテンションで」

律「妙なテンション?」

梓「えっと…ふうううううぅ!!って叫びながらズイズイと近寄ってきたそうです」

律「こえーよ」

梓「他にも仕方ないから一緒に夕食食べてたら――」


澪?『あ、ニンジン…。――…唯、パス!』コロン

唯?『ムギちゃんパス!』コロン

紬?『先生パス!』コロン

唯澪紬?『ナイイイイイシュウウウゥゥゥゥウウウウ!!』

さわ子『…うん』



118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:51:47.37 ID:2oz0J5CV0

梓「ずっとこんな感じだったそうですよ」

律「そりゃきついな…」

梓「三人を見た瞬間平行世界の人達だって気付いたので
  面倒見てくださったみたいですけど、正直頭おかしくなりそうだったって言ってました」

律「なんかさわちゃんに悪いことした感じがするよ」

梓「とりあえず家の外…というか、もう部屋の外に出ないようにガチガチに監禁してきたそうです」

律「…しっかしどうすっかな。みんなにはまた準備室に待機してもらってるけどさ、
  これ以上平行世界の私達が増えてくると、どうなるかわかったもんじゃないぞ」

うなる律を見て、梓はハッとしたように顔を上げた。

梓「…そういえば、昨日講堂にいた律先輩とムギ先輩は?」

律「それが、帰ってきてないんだ。準備室にいると思ったんだけどな…」

梓「ちょっと心配ですね。帰ってくるって言ってたのに」

律「あの二人だけもとの世界に戻れたっていう可能性はあんまりないだろうし…。
  まぁ、ちょっと様子を見ようぜ」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:53:27.22 ID:2oz0J5CV0

放課後、部室。

池沼唯「むにゃ…すーすー…」

変態和「ハァハァ…唯可愛いわハァハァ…」

梓2号「膝枕だけですよ。変なことしたら先輩方に言いつけますからね」

デブ紬「あらあらうふふ」ニヤニヤ

ガチャッ

唯「やっほー」

澪「うーん…やっぱりまだあの二人は来てないか…」

梓「変なことに巻き込まれたりしてないですよね?」

紬「何か用があるんじゃないのかな?あれほど二人きりになりたいっていってたし…」

椅子に座って黙っていた最高律が立ち上がる。



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:55:40.23 ID:2oz0J5CV0

最高律「私、ちょっと探してくるよ」

律「手伝おうか?って、私が行っちゃまずいな」

和「じゃあ私が一緒に行くわ」

澪「わざわざ悪いな」

最高律「気にするなよ、ちょっと街を見て回りたかったんだ。
    ついカッとなって怒鳴っちゃったけど、出て行っちゃったもう一人の澪のことも気になるし」

澪「あー…アイツか…」

梓(あの人はいない方が話が進んでいい気がするんですけど…)

最高律「ほいじゃ行ってくる」

和「すぐ帰ってくるわ。何かあったら携帯に連絡お願いね」

二人が部室を出るのを見送り、

残りのメンバーは手がかりのない所から戻る方法を考えるという

もどかしい作業を続けることにした。



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:57:35.12 ID:2oz0J5CV0

和と最高律の二人が、階段を下りている時だった。

最高律「ん…?なぁ和。あそこ…なんか人だかりできてないか?」

和「え?」

彼女が指さす先には、入り口に人混みができた自分たちの教室があった。

和「あそこ…私達の教室だわ」

最高律「なーんか嫌な予感しかしないぞ…」

和「私もよ。とりあえず様子を見に――っと…アンタ、クラスメイトの名前わからないわよね」

最高律「あ、あぁそうだな。話しかけられるとボロが出ちゃいそうだ」

和「…じゃあこうしましょう。私があの教室の様子見てくるから、
  律は先に捜索に行っててくれないかしら。何も問題なければ後から追いかけるから」

最高律「了解。じゃあ、そっち頼むな」

和「まかせといて」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:59:16.65 ID:2oz0J5CV0

最高律と別れ、和は人だかりへと足を運ぶ。

和「…何やってるの?」

慶子「あ!真鍋さん、ちょうど良かった!」

潮「軽音部のみんなと真鍋さん、HRが終わったらすぐ出て行っちゃったでしょ?
  でも、そのあとすぐに平沢さんが戻ってきてさ。でも・・・なんていうか、変、でさ」

和「…唯が?変?」

唯ならずっと自分たちと一緒にいた。つまり、やはり嫌な予感は的中したということだ。

和「ちょっとごめん。入らせて」

人混みを割って教室内へと入る和。そこにいた唯を見て、言葉を失った。
isikoro_yui8_aa.png
和「」




128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 20:59:49.63 ID:M7YO9uWz0

まさかの「石ころさえもいとおしい」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:00:25.64 ID:YCHWiFj40

石ころきたwww





131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:01:13.71 ID:2oz0J5CV0

唯?「やぁ、和ちゃん」

和(どうしよう…何とか話をごまかして部室に連れて行かないと…。それにしてもこの唯、変とかいうレベルじゃないと思うんだけど…)

唯?「酷いよ和ちゃん、無視するなんてさ」

和「あ、あぁごめんなさい。それよりアンタ、こんなとこで何してるの。もうみんな部室で待ってるわよ?」

唯?「知らないうちにこの教室の前にいてさ」

和「知らないうちに…(やっぱり同じね)」
heikou_ishikoro_yui_aa.png

和「うん、そういうのいらないから」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:03:41.94 ID:2oz0J5CV0

和「もう一人の私といいアンタといい…愛だとかなんとかそんなのばっかね…」

唯?「何の話か知らないけれど、私にとっては石ころさえもいとおしい」(AAry

和「もういいからちょっと来なさい」

石ころ唯「もう、和ちゃんは強引だね」

石ころ唯の腕をとる和。と、そこへクラスメイト達をかき分けてさわ子がやってきた。

さわ子「あなたたちどうしたの、騒がしいわよ。もうHRは終わったでしょう?」

和「さわ子先生!」

和が連れる石ころ唯の姿を見て、さわ子はすぐに状況を理解した。

微妙に表情をしかめ、クラスメイト達に解散するように指示しようとする。だが――

「よく見てろよ!!」

一同「!?」

「ふううううううううううぅう!!」



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:05:37.96 ID:2oz0J5CV0

奇声とともにそこに現れたのは澪、紬、そして――唯。そう、昨晩さわ子宅に現れた三人だった。

さわ子(ええええええええぇ!?どうやって出てきたのよアンタ達いいいいいぃいい!!)

和「――…ハッ!しまった!!」

石ころ唯「ん?」

よく見て唯「んん」

姫子「あ、あ…あぁ…!」

佐々木「ひ、平沢さんが二人!!?」

「え、な、何?どういうこと!?」「っていうか、秋山さんと琴吹さんあんなキャラだったの?」ザワザワ
「ドッペルゲンガーってやつ!?」「お、お化け!?」ザワザワ

シーーン…

一同「いやあああああああああああああああああああぁ!!!」

さわ子「ちょ、あなたたち!落ち着いて!!」

和「これはもう…取り返しがつかないわ…」



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:07:50.03 ID:2oz0J5CV0

一方、街中を走っていた最高律は、とある場所で立ち止まっていた。

最高律「町並みも…一緒なのな」

そこは商店街。ある路地を見つめ、最高律は小さく呟いた。

彼女の世界にもあるこの路地を抜けると、きっと廃工場があるだろう。

最高律(澪が連れ込まれた…あの廃工場が…)

最高律「…」

最高律(あの時もこうやって澪を探してて、あの廃工場に行ったんだっけ…)

状況が似ているからか、過去の事件と今を重ねてしまう最高律。

最高律「――…一応、見に行ってみるか」

二人が事件に巻き込まれていないことを祈りつつ、彼女は路地に向かって足を進めた。

――そんな彼女の姿を眺める人がいた。

宿泊場から出て、街をあちこちふらつきながら学校を目指していた瓶澪だった。



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:09:42.24 ID:2oz0J5CV0

最高律「…」タッタッタッ

瓶澪「…?律…?」

路地裏へと駆けていく最高律の姿を、瓶澪は視界にとらえた。

しかし彼女は最高律の存在を知らない。

故に、授業中であるはずのこの世界の律がこんな街中にいることに疑問を持つ。

瓶澪(こんなところで…何してるの…?)

瓶澪「…」

瓶澪「…」タッタッタッ

気になった瓶澪は、彼女の後を追った。



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:11:27.97 ID:2oz0J5CV0

瓶澪「…」タッタッタッ

瓶澪「…」ピタッ

瓶澪「…」キョロキョロ

瓶澪「あ、空き瓶がいっぱい…」ヒョイヒョイ

瓶澪「…傷発見」ポイッ

瓶澪「…」タッタッタッ

瓶澪「…」ピタッ

瓶澪「…」

瓶澪「…迷った」

複雑に入り組む迷路のような路地の中、

腕の中に綺麗な空き瓶を抱えた瓶澪は、一人ぽつんと佇んでいた。



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:15:08.38 ID:2oz0J5CV0

そのころ学校では。

梓2号「…何だか騒がしくないですか?」

澪「そうか?」

デブ紬「うん、確かに何か聞こえてくる…。――悲鳴?」

律「何かあったのか?」

池沼唯「あうー」

眠っていた池沼唯も騒動に気付いたのか目を覚ます。と、そこへ和が息を荒げて戻ってきた。

紬「あれ?和ちゃん、街に行ったんじゃ――」

和「それが、大変なの。2組のみんなに異変がばれたわ」

梓「はい?」

和「今混乱してるみんなにさわ子先生が状況を説明してるわ」

律「おいおいマジかよ!?」

澪「確実に私達変な目で見られるんじゃないか?」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:16:28.77 ID:2oz0J5CV0

閉められたドアの向こうから、階段を駆け上がる足音が聞こえてくる。

春子「真鍋ー!さわちゃん先生が軽音部連れて来いって――」ガチャッ

春子「」

唯「おぉ…春子ちゃんが固まってる」

和「連れて来いって…平行世界のみんなもかしら」

春子「…へっ?あ、あぁ!そうみたいだよ。しっかし――本当に凄いなこれ。どうなってんの?」

律「それがわかれば苦労しないんだけどね」

春子「あれ?田井中と秋山は一人なの?」

律「うんにゃ。今ちょっと不在なだけ」

春子「へぇ~。どんなやつどんなやつ?琴吹みたいに見た目も全然違うわけ?なぁなぁ!」

律「何もうこの状況楽しんでんだよ!適応能力高すぎるだろお前!」



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:18:20.40 ID:2oz0J5CV0

和「さわ子先生、連れてきました」

教室へぞろぞろと入っていく軽音部と平行世界のメンバーを見て、クラスメイト達は目を丸くする。

信代「ホントにいっぱいいる…」

さわ子「これで信じてくれるかしら?私がふざけているのではなくて、大まじめだということを」

信代「は、はい…」

唯「わー見て見て!私がいっぱいだよー!!」

よく見て唯「ん」

石ころ唯「おぉこれは凄いね。平凡な日々に退屈した神サマのお遊びってやつかな」

池沼唯「あー!いっぱいそっくり!」

変態和「何これパラダイス?」

さわ子「それにしても…どうしてあなたたちだけこんなことに…」

澪「こっちが聞きたいですよ…」

暗い子「…!…!!」

褐色な子(やっぱりオカルト研はこういうの好きだよね…)



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:19:47.29 ID:2oz0J5CV0

ちらり、と紬が時計へ目をやった。

紬「あの、そろそろ澪さんが帰ってくるんじゃないかな?迎えに行かなきゃ」

律「あぁ、そうだったな」

さわ子「澪さんって?」

澪「平行世界から来た、大人の私です。昨日は町を見て回りたいって言ったので、
  今日の放課後学校に戻ってきてくれるようにお願いしたんです」

佐々木(大人の秋山さん見たい!!すっごい見たい!!)

律「じゃあ校庭で待ってよっか」

さわ子「って、あなたたち全員で外に出るつもり!?」

唯「なんかもう隠してても次々出てくるから意味ないなぁって思いまして」

さわ子「い、いや、でも他のクラスや他学年の子達は何も知らないのよ!?」

唯「でも、ここのみんなみたいにもし私達の知らないところで
  他のみんなが同じ人間がいっぱいいるところ見ちゃったら余計ややこしいし…」

さわ子「…どうしようもないわね。
    でも、本当に良いの?確実に変な目で見られるわよ、あなたたち」

律「こうやってクラスメイトにもばれちゃった今となってはもう人の目なんて気にならないよ」

さわ子(悟り開いてきたわねこの子達…)



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:22:27.90 ID:2oz0J5CV0

同時刻、最高律は嫌な思い出の場所、廃工場の前に来ていた。

最高律「…やっぱ同じか」

最高律(何となく流れできちゃったけど…人いそうにないな。
    こんな人気のない場所にいたらそれはそれで怪しいし。仕方ない、他をあたって――)

「…コ…ギ……ギ……」ボソボソ

最高律(――!!声…?誰かいるのか!?)

開放されたままの入り口から、かすかに声が聞こえてきて、

最高律はその入り口の近くにあった物陰に息を潜めた。

律?「――…ギコギコギコギコ…さっきからずっと頭の中に響いてる…。勘弁してくれよ…」

紬?「私も…。でも、我慢しなきゃ…。唯ちゃんのためだもの」

最高律(――!あの二人、こんな所にいたのか。何だ、びびって損した――)

少しやつれた表情をしていると唯から聞いていたので

すぐに探していた二人だとわかり、最高律は安堵して立ち上がろうとした。

が、その視界に物騒な輝きを放つノコギリが飛び込んできて、彼女は思わず足を止めた。

ギコ律「あぁ、わかってる。私達の唯のために…梓を殺す。もう躊躇わないぜ」

最高律「――!!?」



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:25:29.31 ID:2oz0J5CV0

ザッ

ギコ律・紬「!?」

最高律「お前ら…一体どういう話してるんだ…?」

ギコ律「ちっ……唯の予想通りか」ボソッ

ギコ紬「まさかとは思ったけど、本当に来るなんて…。じゃあ、作戦変更ね…」ボソッ

最高律「ぼそぼそ言ってないで私の質問に答えろ!!」

ギコ紬「っ!!」ダッ

ノコギリを手に、突如肉薄してくるギコ紬。最高律は驚き、思わず身を引いた。

そんな彼女の横を素通りし、ギコ紬は廃工場を後にする。

最高律「お、おい!待――」

ギコ律「…っ!」ブンッ

最高律「!うわっ!!」

ギコ紬を追おうとして最高律は、背後に感じた気配に考える前に動いた。

身をひねった彼女の脇を、振り下ろされたノコギリが通過する。

最高律「ちょ…お前ら正気かよ!?何でこんな…」

ギコ律「悪い。こっちの唯のためなんだ。抵抗しないなら殺しはしない」



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:26:34.32 ID:2oz0J5CV0

最高律「殺すだとかそのノコギリとか…
    そういう物騒なのはやめにしようぜ。何か事情があるなら相談に乗るからさ」

ギコ律「相談してどうにかなる話じゃないからこういう手段取ってるのがわかんねぇのかよ」

最高律「訳わかんないぞ!何で唯のために梓を殺さなきゃいけないんだよ!?」

ギコ律「説明できる話じゃないし、説明したところでお前には理解できないよ」

最高律「…そうかよ。じゃあ私にできるのは何故か知らないけど
    馬鹿みたいな行動取ろうとしてるお前を止めることだけみたいだな」

ギコ律「あっそう。邪魔するんだ?…なら、行動不能になるまでボコるしかなさそうだな」

最高律「やれるもんならやってみな。伊達に大人の男達相手に戦ってないぜ」

身構える最高律を見て、ギコ律は積まれたドラム缶の傍へと歩いて行く。

ギコ律「これ見てもそんなに強気でいられるか?」

そして、ドラム缶の陰へ手を伸ばし、思い切り引いた。たたらを踏みながら現れたのは、捕縛された澪だった。

最高律「!?み、澪…!!」

澪?「りつー!たすけてー!!しにたくないよー!!」



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:29:32.04 ID:2oz0J5CV0

あからさまにうろたえる最高律。ギコ律は捕縛した澪?の肩に手を置いて、昨晩の会話を思い出していた。

唯?『まず必ず戻るって約束していた二人が帰ってこなかったら、私達は絶対心配になると思うんだよね』

ギコ律『そんなもんなのか?』

唯?『うん。りっちゃんとか和ちゃんあたりは責任感強いからね。きっと探そうとか言い出すんじゃない?』

唯?『特に、平行世界からきたりっちゃんは澪ちゃんに
   ――正確にはサンジュちゃんだっけ?――きついこと言っちゃったんでしょ?
   絶対罪悪感を覚えてると思うな。一番に探し出そうとすると思うよ』

サンジュ『は、はは…』

唯?『しかもうまい具合にここはあのりっちゃんの思い出の地でもあるわけだからね。
   もしかしたら来るかもしれないね、ここ』

ギコ紬『そうなの…?凄く詳しいのね、唯ちゃん』

唯?『私に不可能はないのです!ま、そういうことだけど…
   とりあえず三人は私が助っ人連れてくるまでここで待機しててよ。
   仮に私が来るまでに誰かに見つかるようなことがあったら…』

ギコ紬『その時は分散しましょう。私は学校に一足早く向かうわ。
    りっちゃんは探しに来た人の足止めお願いできる?』

ギコ律『あぁ、任せとけ。――澪はどうする?』

唯?『あ、サンジュちゃんにはとっても重要な役があるよ!まぁ、見つかったときしか出番ないんだけど…』

サンジュ『な、何したら良いんだ?』

唯?『ひ・と・じ・ち・や・く!』



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:32:17.80 ID:2oz0J5CV0

最高律「ひ、卑怯だぞ!」

ギコ律(ビックリするぐらい頭の切れる唯だな…。こりゃ完璧だわ。
    絶対手出してこないぞ、アイツ。――同じ自分だからよくわかるよ)

サンジュ「りつーりつー!」

ギコ律「ま、言いたいことはわかるよな?抵抗したら澪は…。そうなったらお前が悪いんだからな。
    コイツが私らの所にノコノコやってきたのも、お前らが追い出しちまったのが原因なんだから」

最高律「…っ…」

ギコ律「そういうことだから、とりあえず…」スタスタ

ドカッ

最高律「痛っ…!」

ギコ律「動けないようにしますか。殺すのは気分の良いもんじゃないし…」バキッ

最高律「ぐ…澪は、関係ないだろ…!放してやれよ!!うあっ!!」ゴッ

ギコ律「関係あるとかないとか以前に、放しちゃったらお前抵抗するじゃんか。
    自分の性格は自分が一番知ってるんだよ」ドゴッ

サンジュ(わ、私は悪くないぞ…。勝手にやってきたアイツが悪いんだからな…!)



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:34:09.47 ID:2oz0J5CV0

場面変わって学校では。

唯「んー…澪さんも遅いね」

律「なんかこうも次々現れないと不安になってくるな…」

梓2号「もしかして本当に元の世界に帰れたんでしょうか?」

佐々木「見たかったなぁ…大人な秋山さん」

和「…っていうか、なんで2組のみんなまで一緒について来てるわけ?」

春子「この状況を見た他の生徒の混乱を押さえるために
   簡単な事情説明に回っているだけであって、
   決して面白いから野次馬しているだけというわけじゃないからな!」

和「おもしろがってるだけでしょ…」

さわ子「でもまぁ、実質みんなのおかげで混乱は最小限に抑えられてる訳だし、悪くないと思うわ」

澪「抑えられてるというか、呆然としてる感じですね」

デブ紬「やけに視線を感じるわ」



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:34:52.75 ID:2oz0J5CV0

変態和「ね、ねぇ唯四人衆。ちょっとお願いがあるの…」

唯「何?」

池沼唯「あうー」

石ころ唯「私は人の願いを叶えるために生まれてきた」

よく見て唯「へぇ」

変態和「四人でこう…私を包み込んでくれないかしら。ちょっとでいいから」

唯四人衆「これでいいの?」ギュッ

変態和「ヘヴンッ!!!!!!!!!!!1!!!!!!11!!!!」ブバッ

梓「唯先輩達から謎のスプラッタが!!」

澪「ひいいいいいいいいいいいいい!!」

律「こんなときに訳のわかんないことすんな」



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:36:56.15 ID:2oz0J5CV0

廃工場では、ずっと暴行に堪え続けてきた最高律が

ギコ律の蹴りを腹部にもらい、くぐもった呻き声を上げて崩れ落ちていた。

ギコ律「かなり頑張ってたけど今のは効いただろ」

最高律「っ…げほっげほげほっ!!」

ギコ律「やっぱ腹が一番辛いよなっと」ドボッ

最高律「かはっ」

サンジュ「ひっ…」

追撃とばかりに、手をついて咳き込んでいた最高律の腹を蹴り上げるギコ律。

思わずサンジュは目をそらした。

ギコ律「…ん?」

腹を蹴り上げた足の白ソックスに、赤いシミが付いた。

苦しげに肩で息をしている最高律に目をやると、

手で押さえている下からブラウスに浮いた赤が覗いていた。

ギコ律「何だお前…そこ怪我でもしてたわけ?」

最高律「はっ…はあっ…はあっ…。――…澪を、離してくれ…」

サンジュ(何だよ…何なんだよアイツ…頭おかしいだろ!!)



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:38:30.95 ID:2oz0J5CV0

ギコ律「はぁ…もういいよお前。これで最後な」

足首を入念に回して、ギコ律は最高律に歩み寄っていく。その時だった。

ガシャアアアァン

ガラスが砕けるような音が入り口から響き、工場内の三人は視線をそちらへ向ける。

壁に叩き付けたのだろう、下半分が粉々に砕け落ちた空き瓶を握りしめ、

珍しく怒りの表情をあらわにしている瓶澪が立っていた。

最高律(あの人…みんなが言ってた大人の澪か…?)

ギコ律「アンタ…もしかして、澪か…?何でこんな所に…」

瓶澪は答えず割れた瓶を捨てると、

脇に抱えていた新しい瓶に持ち替え、また壁を殴る。激しい音が響いた。

ギコ律「――よくわかんないけど、アンタがめちゃくちゃ怒ってるのはわかったよ」

瓶澪「そう、怒ってる。あなたにも怒ってるし、そこの私にも怒ってる」

サンジュ「へ?」

瓶澪「さっきそこふらふらしてたらムギさんと妖精さんが話してた。
   ――人質役の澪ちゃんもいるから大丈夫だろうって」

サンジュ「!!」

最高律「なん、だって…?――グルだったのかよ…お前ら…」



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:41:41.25 ID:2oz0J5CV0

小さく舌打ちを打つギコ律。瓶澪は最高律の所へと駆け出す。

ギコ律はそれを阻もうとしたが、割れた瓶を突き出され、

ノコギリを手放していた彼女は下がらざるをえなかった。

瓶澪「律…!酷い…!!」

最高律「いてて…へーきへーき…。ボコられるのは…慣れてますから…なんて」

開いてしまった傷を押さえつつ、がくがくの足で何とか立ち上がる最高律。

ギコ律は無言でノコギリを拾い上げた。

瓶澪「…怒ってて何も考えてなかった…。私喧嘩できない…」

最高律「正直私も…もう限界近いんですよね…」

ギコ律「威勢良く入ってきたと思ったら後は二人そろって後退りかよ。拍子抜けだな」

最高律「ちくしょ…ん?」ガッ

積まれたがらくたの壁に追いやられた二人。最高律の踵に何かがあたってカランと音を立てた。

最高律「…へへ…なんてデジャヴだよ…。――でも、これなら…」

震える手を伸ばし、それを拾い上げる。

最高律は歯を食いしばると足を踏みしめ、それを――鉄パイプを構えた。

最高律「…いける気がしてきたぜ」



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:43:59.37 ID:2oz0J5CV0

学校組はいつまでたっても現れない瓶澪を心配すると同時に、

帰りが遅い最高律にも不安を募らせていた。

澪「遅いな…」

和「どこまで行ったのかしら…」

梓「やっぱり街中に何か平行世界に関するものがあるんですかね?」

律「みんなで街に出てみるか?」

梓2号「学校内はともかくさすがに街の人達にこの光景を見せるのはどうかと思いますよ?」

澪「でも、もし平行世界の私達が増えつつあるんだったら、もう街中にもけっこういるんじゃ…」

唸る軽音部員達。と、

池沼唯「あー!!むぎちゃ!」

嬉しそうに声を上げる池沼唯が指さす先に、ナイロン袋を携えたギコ紬が立っていた。



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:45:14.97 ID:2oz0J5CV0

唯「ムギちゃん!心配してたんだよ?」

相変わらずどこか生気の抜けた目をした紬に、唯は内心嫌な感情を覚えながらも声をかける。

ギコ紬「ごめんね、唯ちゃん」

律「あれ?連れの私はどうしたんだ?」

ギコ紬「あ、えっと…ちょっと別行動中で…たぶんすぐに来るから…」

歯切れの悪い笑顔を浮かべ、ギコ紬は軽音部の集団へと歩み寄っていく。

和「もう一人別の律に会わなかったかしら?あなたたちを捜しに行ってくれたんだけど」

ギコ紬「そうだったの?ごめんね、見てないわ。というか…凄い野次馬ね」

石ころ唯「慣れてしまえばむしろ心地よい私のために注がれるこの視線」

よく見て唯「ん」

梓「とにかく、ムギ先輩に何もなくて安心しました。律先輩達も大丈夫そうですし」

ギコ紬「――…そうね」



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:46:48.55 ID:2oz0J5CV0

梓の姿を見て足を止めるギコ紬。

ナイロン袋から飛び出したノコギリの柄を、何気ない所作で掴む。

律「どうした、ムギ?」

梓「…あの、気になってたんですけどそのナイロン袋何ですか?
  結構大きなもの入ってそうですけど、持つの手伝いましょうか?」

まさか自分の命を奪うためのノコギリが入っているなんて思いもしない梓は、

何の警戒心もなくギコ紬に近づいていく。

ギコ紬「…」

梓「…せ、先輩?あの…どうしたんです――」

池沼唯「ああああああああ!!あずなああああああ!!うわああああああああ!!」

梓・ギコ紬「!?」

ギコ紬がナイロン袋を取り払ってノコギリを振りかぶろうとしたのと同時に、

池沼唯が奇声を上げながら梓を引っ張って抱きついた。

唯「え、何!?どうしたの!?」

梓「ちょ…唯先輩――え!?」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:47:56.21 ID:2oz0J5CV0

遠巻きに見ていたクラスメイト達から悲鳴が上がり、

梓は目の前でギコ紬がノコギリを自分に向けていることにようやく気付く。

ギコ紬「ゆ、唯ちゃんどけて!」

池沼唯「あずにゃあああああああむぎちゃああああああああいやああああああ」

梓「え…あ……え?」

澪「ひいいいいいいいい!の、ノコギリ!?」

律「お、おいムギ!何してるんだ!?」

さわ子「ちょっとムギちゃん!そんな危ないものどうしたの!?」

さすがに先生をやっているさわ子は、

皆が混乱に陥る中いち早く落ち着きを取り戻し、ギコ紬に近寄ろうとする。

だが、ギコ紬はそんな彼女にその刃を向けた。

ギコ紬「来ないでください!」

紬「ど、どうして!?何するつもりなの!?」

ギコ紬「おとなしく梓ちゃんをこっちに引き渡してください。
    二人ともよ。そうしたら他のみんなは傷つけないから…」

梓・梓2号「え!?」



196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:49:53.74 ID:2oz0J5CV0

廃工場組は、睨み合いが続いていた。

ギコ律「はっ…そんなフラフラでいける気がするってか」

最高律「はぁ…はぁ…へへっ。
    この場所、この状況――モチベーションがあがってしかたないね」

最高律はギコ律を睨んだまま瓶澪に囁く。

最高律「…向こうの澪の方、お願いできますか?」

瓶澪「…」コクン

ギコ律「覚悟はできたかよっ!」ダッ

ギコ律が迫る。振り下ろされたノコギリを、最高律が鉄パイプで受け、

その隙に瓶澪は捕縛されたままのサンジュの元へと駆けた。

最高律(いってぇ…。衝撃で全身に馬鹿みたいな痛みが走るな…。できれば一撃で沈めたいけど…)ギリギリ

ギコ律「おら頑張れよ。もう後ろはないから逃げられないぜ!」ギンッ

最高律「っ!」ドンッ

弾かれて背中を積まれた木材に打ち付け、最高律は一瞬息がつまった。ノコギリを振り上げるギコ律。

最高律(――!そうか!!)

ギコ律「うらああああぁ!!」ブンッ

ガスッ!!



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:52:20.38 ID:2oz0J5CV0

ギコ律「!?」

最高律の脳天めがけて振り下ろされたノコギリの刃は、

無理矢理身をひねってそれを回避した彼女の背後の木材に突き刺さった。

ギコ律「ちっ…」

引っかかった刃をギコ律が引き抜こうとするその一瞬前に。

最高律「これで…どうだ!!」ガキッ

ギコ律「なっ!?」

最高律の鉄パイプが上からノコギリを殴りつけ、その刃はさらに深く木材へと食い込んだ。

押しても引いても持ち上げようとしても、ぴくりとも動かぬほどに。

ギコ律「くそっ…抜けろよ!」グイッグイッ

最高律「――ここに残ったのがお前で良かったよ」

ブンッ!ガッ!!

ギコ律「ぐあっ……!!」ドサッ

最高律「ムギだったら気が引けるけど…同じ私なら…遠慮なしにぶん殴れるからな」カラン

首筋に一撃をたたき込み、ギコ律が気絶したのを確認すると、最高律もその場に崩れ落ちた



202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:55:25.15 ID:2oz0J5CV0

サンジュ「あ…律…!」

ギコ律が倒れたことのを見てどうしたらよいのかわからぬ様子のサンジュ。

瓶澪は大股でズイズイ彼女に近づき、割れた瓶でロープを切って解放し、自分の方を向かせた。

サンジュ「あ、あ…」

瓶澪「…」パンッ

サンジュ「痛い!」

瓶澪「…」パンッ

問答無用でビンタを続ける瓶澪。サンジュはびーびー泣き始めた。

サンジュ「うああああああああああん痛いよおおおおおおおおおおお!!オモニいいいいいいい!!」

瓶澪「律はもっと痛かった」

サンジュ「ひっ…」

瓶澪「あなたを助けるために泣くのも我慢して必死に堪えてた。
   もう一人の律も人を傷つける罪を背負う羽目になった」

サンジュ「あ…う…」



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:57:59.10 ID:2oz0J5CV0

瓶澪「何で止めなかったの?何で黙ってたの?」

サンジュ「だ、だって…」

瓶澪「あなたの世界でも律はあなたのこと守ってくれていたんじゃないの?」

サンジュ「あ――」

そう、どんなに自分が煙たがられようと、律だけはいつも彼女の傍にいてくれた。

こんな性格の自分に文句一つ言わずに。

サンジュ「う、うぅ…」グスッ

瓶澪「やっと自分が間違ってたことに気が付いた?」

サンジュ「うー…うぅう…ヒグッ」

瓶澪「泣いてるだけじゃわからない」

最高律「――もういいですよ…。私なら平気ですから…」

サンジュ「りつうううぅ…」



208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 21:58:42.26 ID:2oz0J5CV0

瓶澪「…」

サンジュ「グスッ…うえぇ…」

瓶澪「律が許すって言ってるから、もう責めない。でも、これだけは言わせて」

瓶澪「もうこんなことに荷担するような真似はやめて」

サンジュ「わかったよぉ…。もうこんなことしないからぁ…。
     ちゃんとみんなの役に立てるように頑張るからぁ…」ズビッ

瓶澪「約束できる?」

サンジュ「します、しますよ…」スンッ

瓶澪「良い子」

そう言って瓶澪はサンジュを抱きしめた。初めて感じるぬくもりに、サンジュは顔を赤くする。

それは吹き抜ける風がちょっとキムチ臭いある晴れた日の出来事だった。



210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 22:00:31.93 ID:2oz0J5CV0

唯?(ありゃ…聞かれちゃってたんだ。まぁいいや、面白いもの見れたし)

廃工場の外では、唯?がギコ紬との会話を思い出しつつ中を眺めていた。

唯?『ムギちゃん、やっぱり作戦変更?』

ギコ紬『唯ちゃん!?なんでここに…助っ人を呼びに行ってたんじゃ…』

唯?『うん、今ちょっと私のアシスタントさんにお願いしてる。
   もうちょっと時間かかりそうって伝えに来たんだけど…』

ギコ紬『じゃあ、私先に学校に行ってるわね。できるだけ早く梓ちゃんを処分したいから。
    りっちゃんも、もう一人のりっちゃんを始末してから来ると思う』

唯?『まぁ人質役の澪ちゃんがいるから大丈夫だろうね。手出しできずにのされちゃっておしまいだよ』

ギコ紬『それじゃ、頼んだわよ唯ちゃん』ダッ

唯?「――…さーて、アシスタントさんに連絡だー」ピッ

唯?「――あ、そっちどう?…へぇ、そんなに観客が?
   うん、じゃあ校庭を監視できる場所に…そうだなぁみんな校庭にいるなら…部室にこもってて」

携帯から聞こえてくる声に耳を傾け、唯?は無邪気に笑う。

唯?「もう最高だったよ、りっちゃんVSりっちゃん。
   画的にも内容も。そっちももっといろいろ楽しめるように今からちょっと呼ぶね。
   それが終わったら私もそっちに行くよ。――くれぐれもその助っ人さんの制御には気をつけてね」

工場を後にしながら唯?は笑う。

唯?「――下手したらみんな死んじゃうよ」



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 22:02:17.38 ID:2oz0J5CV0

最高律「急いで学校に戻んなきゃ…。ムギが何しでかすかわからないぞ…!」

サンジュ「そうは言ってもその怪我じゃ走るわけにはいかないし…」

焦る最高律にサンジュが肩を貸し、瓶澪は捕縛した気絶しているギコ律を背負って学校へと急ぐ。

瓶澪(運動、しておくんだった…。もうキツイ…)ハァハァ

最高律「この路地抜けたら商店街だから…人目に付かないうちに学校の方に抜けるぞ」

サンジュ「律は片方おんぶしてるし、私と澪さんはよく見なきゃわからないだろうから
     同じ顔がいっぱいいることは気付かれにくいだろうけど…」

瓶澪「律の怪我に気付かれたらいろいろ厄介」

最高律「そういうこった。悪いね。…よし、行くぞ!」ダッ

人通りが少ないことを確認して路地を飛び出す三人。

が、タイミング良くそこへ歩いてきた二人組に正面衝突した。

瓶澪(お約束すぎる)

サンジュ「おいどこ見て歩いてるんだ危ないな!!謝罪と賠償ry」

最高律「おいやめろ!何もわかってないのなお前!」ヒソヒソ



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 22:04:05.90 ID:2oz0J5CV0

純「あいたたたた…」

憂「ごめんなさい、大丈夫でしたか?」

最高律「こちらこそすみません急いでたんでそれじゃ――って…憂ちゃん!」

憂「あれ?律さんに澪さん?どうしてこんな所に…」

三人がぶつかった相手は、学校帰りに商店街へ立ち寄っていた憂と純だった。

瓶澪「知り合い?」

最高律「あぁ…この子は唯の妹さんだよ。」

純「あれ?軽音部の皆さんだったんだ」

サンジュ「こっちの子は…?」

最高律「ごめん…知らない」

純「」



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/20(日) 22:07:30.65 ID:2oz0J5CV0

憂「もしかして皆さん平行世界の――ていうか…律さんその怪我、どうしたんですか!?」

純「ひっ、ホントだ!結構血が出てまムゴッ」

最高律「シーッ!できるだけ…人目に付かないうちに、学校に戻りたいんだ。
    心配してくれるのは嬉しいけど…今はそっとしといてくれよ?」ヒソヒソ

純(あっ…格好いい先輩に耳元で囁かれてる私…なんか幸せ)

最高律「憂ちゃんの想像通り、私達はみんな平行世界から来たメンバーだよ。
    私は昨日の朝校庭で話した律だ」

憂「やっぱりそうだったんですか…。もしかしてそちらのお姉さんも澪さん、なんですか…?」

瓶澪「…」コクリ

純「ん?へ?え?意味がわかんないんですけど」

最高律「詳しい事情は後で話すからさ…ちょっと手を貸してくれないかな?
    とにかく急いで学校に行きたいんだけど…思うように体が動かなくて…」

瓶澪「この律運ぶの手伝って欲しい…」ハァハァ

純「え、あれ?律先輩が二人…え?」




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唯「平行世界の私達!?」#中編
[ 2011/10/02 17:01 ] カオス | | CM(0)

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