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紬「いつかみた、あの大好きな、空の下で」#9月16日 【クロス】


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紬「いつかみた、あの大好きな、空の下で」#index




501 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:06:02.15 ID:u8FaWllJo


9月16日


さわ子「―――と、朝のHRはお終い。琴吹さんちょっと」

ザワザワ

紬「?」

テッテッテ

律「・・・ふぁ・・・ねみぃ」

さわ子「明後日の金曜日になるんだけど、冬服持ってきてね」

紬「・・・」ププップー

さわ子「卒業写真を先に撮っておくのよ」

律「!」

春子「・・・」

「・・・」

紬「・・・」プップププー

さわ子「・・・それは・・・その」

「紬さんはなんと?」

律「集合写真は・・ってさ」

さわ子「・・・右上になる・・・わねぇ」

紬「・・・」ガーン

律「そうはさせねえ!」ガタッ

春子「お、なにかするのか?」

律「させねえけど、案がねえ!」

さわ子「・・・どうするのよ」

律「うぅ・・・ん・・・」

紬「・・・」プププップー

いちご「なつ・・・ふく・・・で・・・・・・・・・」

春子「こる」

律「惜しい、夏服で撮るだな・・・え!?」

紬「・・・」キリ

さわ子「あのねぇ、あなた一人だけ夏服で残るのよ?」

(いちごさんも春子さんも聴けるの・・・?)

律「あ!」ピコン

澪「なにか閃いたな」

律「平目烏賊!」

澪「はいはい。なにを閃いたんだ?」

律「んだよー」ブーブー

英子「どうしたの?」

「律さんがなにか閃いたって」

信代「つまらないギャグを言っていたなー・・・」

風子「どうしたのどうしたの?」



502 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:08:21.55 ID:u8FaWllJo


律「私も夏服で撮るぜー!」

澪「本気か?」

律「冗談でこんな面白い事やっちゃいけないだろ」

澪「そうだな、私も夏服で撮りたいです」

さわ子「・・・」

春子「面白いな、ページを捲っていったら私たちのクラスは夏服で真っ白なんだな」

「いいね、面白い~」

エリ「みんな集っているけど、どうしたの三花」

三花「うん、夏服で卒業写真を撮ろうって案が出ているんだ」

唯「採用した!」

律「集合写真も夏服でいいじゃん!」

澪「・・・そうだな」

唯「おぉ!」

姫子「出来るの?そんな事」

和「どうかしらね」

紬「・・・」キラキラ

潮「あ、張本人がその気だ」

アカネ「いいよね、写真だけじゃなく思い出にも残る」

さわ子「あのねぇ・・・進路の写真にも使う画像にもなるのよ?それでいいの?」

律「いいじゃん!むしろ好都合!」

信代「よし、唯と潮、面接を設定したやりとりをさわちゃんに見せ付けるから手伝って」

潮「了解」ルンルン

唯「任せてよ!」ドン

和「やり取りね・・・」



503 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:10:40.89 ID:u8FaWllJo


―――――コント

潮「コンコン」

信代「どうぞ」

潮「失礼します。ガラガラガラ」

律「ちょっとまて!シャッターを開けるってどんな部屋で面接すんだよ!」

紬「・・・」メモメモ

風子「なるほど」メモメモ

唯「こんこん、失礼します」

信代「どうぞ」

唯「・・・」スタスタ

律「ドアを開けて入れよ!内側からノックしたのか!?」

信代「お名前をどうぞ」

潮「太田潮と申す」

律「武士は元いた時代に帰れ」

信代「自己アピールをどうぞ」

唯「じゃじゃーんぎゅいぃーん!」

律「でたー・・・。エアギター・・・」

信代「うちの会社で働く事でうちにメリットはありますか?」

潮「ここ大学の面接じゃないんですか?」

律「場所間違えたよこの子!」

信代「うちの大学で学ぶ事は決まっていますか?」

唯「友情と青春のラビリンスです」

律「勉強しろ!だから使い方も間違えるんだよ!」

信代「学生生活の中で学んだことを教えてください」

潮「そう・・・です・・・ね・・・」

律「遠い目をするな!好奇心沸くけども!」

信代「どのようなサークルに入るか決めていますか?」

唯「近所の麦畑で作ってみます。毎日が楽しそうですよ!」

律「ミステリーサークルだな・・・。勉強しろ!」


さわ子「・・・」


信代「最後に質問はありますか?」

潮「大学の面接会場はどこですか?」

律「面接官に聞く事じゃねえ!」

信代「質問はありますか?」

唯「大学の面接会場はここであっていますか?」

律「最初に聞いとけ!」

さわ子「あのねぇ・・・私はそんなにヒマじゃないんだけど」イライラ

律唯信代潮「「「「 ごめんなさい 」」」」



504 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:12:12.83 ID:u8FaWllJo


さわ子「肝心な所はどうなっているのよ」

潮「和パス!」

和「え?」

潮「唯と一緒に答えることができそうだから」

唯「・・・ー☆」ウィンク

和「そうね」

さわ子「和ちゃん、コントなんかしたら承知しないわよ」

和「できませんよ・・・」

澪(見たかった!)

姫子(見てみたかった)

信代「では・・・ゴホン」

唯「・・・」

和「・・・」

信代「どうして進路に提出する写真が夏服なのですか?」

唯和「「 その『時』を一生思い出せるように。です 」」

紬「・・・」

律「おっけー!」

さわ子「・・・」

律「どうよ、さわちゃん」

さわ子「話題が増えるなら・・・それでいいのかもね」

和「はい」



505 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:13:41.95 ID:u8FaWllJo


さわ子「半分強制的になるわよ?夏服で統一するのなら」

律「いや、自主的だ。な?」

澪「うん」

唯「うん!」

和「えぇ」

姫子「うん」

信代「もちろん」

潮「うんうん」

いちご「・・・うん」

春子「右に同じく」

風子「同じく」

英子「同じ」

「同じく」

エリ「自主的です」キリ

アカネ「うん」

三花「うん」

「うぬ」

律「おい、王様が紛れ込んでいるぞ」

「クスクス」

さわ子「分かったわ。それじゃ金曜日、集合写真も撮影するから用意していてね」

「「「 はーい 」」」

紬「・・・」

律「なーに困った顔してんだよーむぎ!」

紬「・・・」

澪「どうした?」

紬「・・・」

ギュ

唯「ん?」

紬「・・・」スラスラ

唯「う・・・れ・・・し・・・く・・・て・・・」

紬「・・・」スラスラ

唯「心・・・が・・・い・・・っぱ・・・い・・・」



506 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:14:46.00 ID:u8FaWllJo


―――――昼・中庭

梓「和先輩がコント!?」

和「えぇ」

唯「嘘ついた!」

和「もちろん冗談よ」

梓「びっくりした・・・」

風子「本当は私がやったの」

梓「嘘ですよね」

風子「うん。信用しているんだね」

梓「今疑ったんですけど・・・」

風子「私がするわけがないって思ったでしょ?」

梓「は、はい・・・」

風子「ほら」

梓「いや・・・あれ?」

和「言葉に踊らされてはダメよ」

唯「どういう人か知っているから、嘘だと見抜いたんだよ」

梓「そ、そうです」

風子「惜しかったね」

梓「なにがですか」



・・・・・・




澪「いいな、この写真」

紬「・・・」コクリ

姫子「撮り手の腕がいいとお店の人も言っていたよ」

律「ふーん」

エリ「あれ?大きい」フガッ

姫子「・・・」

律「どうしたんだよ?」

姫子「なんでもないよ」

澪「14枚あるけど・・・、姫子の分も持ってきたの?」

姫子「う、うん・・・」

澪「そっか・・・」

アカネ「真実を知っているのはエリだけじゃないんだよひめ」フガッ

律「さっきからなにをしているんだよ?」

姫子「ごはんを食べさせているんだよ」

律「ぇ・・・」



507 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:16:07.48 ID:u8FaWllJo


姫子「ごめん、嘘だからひかないで」

澪「挙動不審で少し怖い・・・」

紬「・・・」スッ

姫子「ちょっとむぎ、距離を取らないで?」

紬「・・・」ススッ

姫子「近い近い」

澪「・・・」

エリ「姫子さんの分私が貰っていい?」

姫子「・・・うん」

エリ「ありがとー。いい写真だよね・・・」

アカネ「・・・」ジー

律「アカネも欲しいのか・・・誰かが貰えなくなるな」

澪「そんなの嫌だ!」

紬「・・・」サッ

律「うわっ!ずりぃぞむぎ!」

澪「・・・っ」サッ

アカネ「・・・っ」サッ

ゴツッ

澪アカネ「「 いった~ッ! 」」

律「なんでアカネが参戦してるんだよ」

純「なにをしているんですか・・・?」

憂「こんにちは」

姫子「今からお昼?」

純「私たち二人!は梓に置いていかれたので、二人!で食べました」

紬「・・・」

律「そ、そうか・・・。やたら二人を強調しているのは怒りか」

憂「あ、私とおねえちゃんの分いただきますね」サッ

律「さすがだ」

純「あっ!あの時の写真だっ!」サッ

アカネ「・・・」サッ

ゴツン

純アカネ「「 ~ッ! 」」

姫子「アカネはどうして?」

エリ「ノリかな?」

律「ノリでやって痛い思いしてんのか、アホだな」

アカネ「」ガーン

澪「よし、確保だ」ホクホク



508 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:17:33.00 ID:u8FaWllJo


純「よかった」ホッ

律「あれ?一枚残ってるぞ?」

姫子「信代と春子といちごには渡してあるよ」

澪「和、梓、風子には渡したよな」

憂「山中先生は・・・?」

姫子「渡したよ」

律「あ・・・私だ」

アカネ「・・・ッ」サッ

律「あ!」

アカネ「取っちゃった・・・」

律「ビックリしてんじゃねえ!それ私のだぞ!」

アカネ「ごめんね」

律「謝られると・・・」

紬「・・・!」

澪「どうした?」

紬「・・・」ペラ

律「あ・・・持ってきてくれたのか」

紬「・・・」コクリ

律「さーんきゅ」

エリ「それは?」

澪「夏の旅の写真なんだけど・・・集合写真以外の写真だな」

純「見たいです!」

憂「私も見てみたいです」

律「じゃ一緒に見ようぜー」

姫子「集合写真は?」

澪「部室にあるよ」

エリ「今度見に行くよ」

アカネ「うん」

律「・・・」

純「・・・」

憂「・・・」

澪「空・・・」

紬「・・・」コクリ

律「ぜ、全部?」

紬「・・・」キリ

律「そ、そっか」

姫子「澪、大きいの貰っていい?」

澪「ん?・・・うん?」

姫子「了承を得たよね」

エリ「・・・・・・うん」



509 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:18:37.58 ID:u8FaWllJo


―――――放課後

唯「うまうま」ムシャムシャ

紬「・・・」ニコニコ

律「梓・・・ちょっと外に来てくれ」

梓「なんですか?」

律「バトミントンしようぜ」

唯「がんばってね~」フリフリ

紬「・・・」フリフリ

梓(話があるのかな・・・)

澪「・・・」





律「はい、ラケット」

梓「え?」

律「ん?」

梓「バトミントンするんですか?」

律「部室出るときそう言っただろ。勝負だっ」

梓「はぁ・・・」

律「なんだよ、ノリ悪いな」

梓「てっきり話があるのかと」

律「ねえよー。ただ、遊ぼうぜってだけだよん」

梓「・・・はい」

律「よし、3点先取な。サービスは私から」

梓「・・・」

律「それっ」ポンッ

梓「えいっ」ポンッ

律「そりゃっ」パシッ

梓「よいしょ」ポンッ

律「やるなっ」ポンッ



・・・・・・




紬「・・・」

唯「あずにゃん上手上手!」

澪「律のスマッシュに反応した・・・」

紬「・・・」

唯「でもどうして急に?」

澪「昨日帰りに店で見つけたんだよ。それで公園で勝負したんだけど、負けてしまった」

紬「・・・」



510 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:19:29.76 ID:u8FaWllJo


唯「そっか~」

澪「多分、明日に唯とむぎも勝負もちかけられると思う」

紬「・・・」メラッ

唯「むぎちゃんも燃えてきたね。私も負けないよりっちゃん!」メラメラッ

澪(律なりの探し方なのかな・・・)

唯「澪ちゃん、新曲だけどさ~」

澪「うん、なんだ?」

紬「・・・」



・・・・・・




律「・・・届けっ」グイッ

ポト

梓「ふぅ・・・2-2ですね」

律「やるなー。中学校時代はバトミントン部だっただけのことはある」

梓「私は今も昔も文化部ですよ」

律「そうだったのかー」

梓「いいですから、最後のサービスいきますよ」

律「こーい!」グッ

梓「それっ」ポンッ

シュー

律「よー・・・し・・・」

ポコッ

梓「・・・?」

律「・・・」

梓「私の勝ちですか?」

律「ん・・・あぁ・・・」

梓(なにを見て・・・あ・・・)

律「むぎ・・・」

梓「・・・何をみているんでしょう」

律「飛行機・・・はいないか・・・」

梓「雲だけですよね・・・」

律「うん・・・」

梓「・・・」

律「・・・」

梓「最近」

律「最近よく空を眺めているよな」

梓「はい」



511 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:20:28.55 ID:u8FaWllJo


律「・・・」

梓「きっと・・・」

律「?」

梓「きっと、焼き付けたいんだと思います」

律「空を?」

梓「はい。今の空を」

律「・・・なんか、寂しくないかそれって」

梓「・・・」

律「雲が流れて、過ぎ去っていくんだぜ。それはもう風のように
  いや、上層はジェット気流なんかもあるからそれ以上のスピードだ」

梓「そうですね」

律「そんな瞬間を眺めるって・・・。なんだか寂しい」

梓「・・・」

律「そうは思わないって顔だな」

梓「どうですかね」

律「なにか感じた事があるなら、聞かせてくれよ」

梓「・・・寂しい顔してないじゃないですか」

律「え・・・?」

梓「今の、空を眺めるむぎせんぱいですよ」

律「・・・あぁ、そうだな」

梓「あの夏の空だって・・・あ」

律「気づかれたか」

梓「むぎせんぱーい!」

律「むぎー!」




紬「・・・」フリフリ

唯「おーい!あずにゃーん!りっちゃーん!」ブンブン

澪「ど、どうした?」



512 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:23:15.85 ID:u8FaWllJo




律「次で勝負が決まるから見てろよー!」

梓「・・・いきますよ!」

律「ふふ。それでこそ我がライバルの後輩」

梓「誰ですかライバルは」

律「さぁこーい!」

梓「それっ」ポンッ

律「必殺!」

梓「!」グッ

律「肩透かし!」トン

梓「っ!」ダダダッ

スカッ

律「勝負あり」





澪「二人ともあの技には気をつけるんだぞ」

紬「・・・」コクリ

唯「・・・ふふ、私の後輩を苦しめるなんて・・・やるね!りっちゃん!!」

澪「・・・もうそろそろ陽が暮れるな」

紬「・・・」

唯「お月様まだ出てないね」

澪「今日は満月か・・・」

紬「・・・」



513 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:24:49.84 ID:u8FaWllJo


―――――夜・森林公園

律「結構多いな」

澪「うん・・・」

唯「お団子足りるかな」

憂「うん・・・。予想を上回る人数だから・・・心配だね」

和「もっと厳かになると思っていたんだけど」

純「賑やかになりましたね」

梓「むぎせんぱいはまだ来ていないんですか?」

風子「まだみたいだよ」

律「それ、なんだよ風子」

風子「なんだと思う?」

律「いや、すすきだろ?」

唯「ザッツ正解」

澪「ライトだろ」

風子「趣があっていいよね」

梓「ありますけど、ここ一帯に生えていますから」

風子「無駄だと・・・。意味が無いと・・・。私の事前調査が怠っていたと」

梓「う・・・」

英子「また、そうやって梓ちゃんにいじわるするんだから」

風子「・・・」

英子「満足そうな顔しないの」

風子「はい・・・」

梓「・・・」ホッ

憂「・・・」

風子「こうやって瓶に入れることで、雰囲気が生まれるでしょ?」

純「・・・」

風子「これを文化と言うそうだよ」

和「へぇ・・・」

梓「誰に教わったんですか?」

風子「本にだよ。と、言っても小説の受け売りだけど」

唯「文化っていいよね」

和「適当に話を合わせないでね」

いちご「憂ちゃん・・・」

憂「あ、こんばんは」

いちご「じゃん」

憂「あ、お団子・・・」



514 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:25:27.97 ID:u8FaWllJo


いちご「作ってきたけど・・・。憂ちゃん達の味付けは?」

憂「月見だんごと、お姉ちゃんのリクエストでみたらしです」

いちご「よかった被らなくて・・・私はお花見だんご」

純「すごっ!!」

いちご「お母さんと一緒にね」

憂「すご~い」キラキラ

エリ「じゃじゃん!ごまだんごとあんこだんご!」

純「すごっ!!!」

律「ボキャブラリーないな純は」

純「それほど驚いているんですよ」

アカネ「エリは買ってきただけ・・・」

エリ「ネタばらし早いよっ」

純「・・・」

律「損したって顔してんな」

信代「私はおはぎもって来たよ」

純「・・・」

信代「あれ?リアクションなし?結構自信作なんだけどな」

純「分かりました。一番最初に食べてリアクションとりますね」

律「自分を追い込むのな」

唯「だんごの心配はないけど、お茶が心配になってきたね」

梓「・・・」キョロキョロ

澪「むぎ頼みか・・・」

三花「いまからでも買ってくる?」

「ひとっ走りしてくるよ。潮が」

潮「よぉし!」

タッタッタ・・・

信代「・・・」

・・・タッタッタ

潮「なんでやねん!」

唯「あははっ」

「団子に合うお茶ってなんだろ?」

信代「ノーマルなお茶でいいんじゃないの?お茶ってなんだろってなんだよ?」

「あ・・・」

潮「慶子は団子に合う飲み物はなんだろって言いたかったんだと思う」

澪「なるほど」

律「天然か・・・」

慶子「・・・」カァア

エリ「遅いね、紬さん」

梓「・・・」ソワソワ

和「姫子もまだね」



515 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:26:52.88 ID:u8FaWllJo


英子「ふぅ、なっちゃんは?」

風子「三時間後にくるよ・・・」チラッ

梓「・・・」ソワソワ

風子「うぅ・・・」

英子「・・・次、頑張りましょう。大丈夫よ」

純憂(( お母さんだ・・・ ))

律「なんでボケるんだよ」

澪「誰のせいだ」

律「私悪くないもーん」

姫子「今日は人多いね」

「やっぱり憂と純もいた!」

憂「あ・・・」

純「姫子先輩と部活?がりかー」

「その通り!部室で話聞いてさー。これは参加しないと損だと思って来た訳よ」

律「この子は誰?」

「初めまして・・・ではないですね。梓たちと同じクラスの斉藤夏です」

澪「斉藤さん・・・ね」

夏「夏って呼んでください!」

純「夏は斉藤でいいのだ!」

夏「え・・・どうして?」

純「澪先輩に名前で呼んでもらおうなどとは笑止千万!」

澪「むぎの執事さんと同じだから名前がいいな」

純「ですよね」

夏「む・・・」

梓「・・・」ソワソワ

夏「梓の視界に私は入っていない・・・?」

姫子「むぎは?」

梓「まだなんですよ」ソワソワ

姫子「どうしたんだろ?」

律「場所は教えてあるだろ?」

唯「うん。帰るときにもちゃんと確認したよ」

和「あの車じゃない?」

梓「・・・」スッ

信代「ブフッ」

潮「?」

慶子「どうしたの信代?」

信代「梓ちゃん背筋伸ばした・・・可愛い・・・っ!」

潮「??」

慶子「よく分からない」



516 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:28:07.45 ID:u8FaWllJo


春子「確かに可愛いな。それじゃむぎを盛大に迎えようか」

律「どうするどうする!?」

澪「・・・」

風子「月にちなんでかぐや姫?」

唯「設定はこうだよ。月に帰ったかぐや姫があの車に乗って地球に戻ってきた」

和「・・・」

律「よしよし、私はおばあさんな」

信代「おじいさんやるよ」

姫子「・・・」

キキーッ

ガチャ

律信代「「 おぉ・・・かぐ・・・ 」」

唯「おぉ・・・」

紬「?」

澪「どうしてうさみみ着けているんだ・・・」

紬「・・・」ピョンピョン

梓「月にちなんでですね。さすがです」

純「なにがだ」

夏「あはははっ」

斉藤「お嬢様、こちらに熱湯の容器を置いておきますので」

紬「・・・」コクリ

いちご「大きい容器・・・。これでお茶の問題は解消されたね」

澪「そうだな。さすがだ」

和「知っていたの?この人数」

紬「・・・!」

姫子「ビックリしてるね。知らなかったみたい」

春子「えーと・・・ひぃふぅみぃよおいつむうななやあこことお」

風子「19人・・・」

唯「大家族だよ」

アカネ「一人足りない・・・」

澪「ヒァッ!」

和「点呼取りましょうか?」

梓「増えていたら嫌ですね」

慶子「・・・月見しようよ」

潮「まぁまぁ、怖いのは分かるけどさ」ニヤリ

信代「こういうの好きだね、潮は」

和「ではむぎから・・・」



517 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:28:59.16 ID:u8FaWllJo


紬「・・・」プー

梓「に!」

純「さん!」

憂「よん!」

夏「ご!」

春子「ここから三年生だな、ろく!」

いちご「なな」

信代「・・・」

潮「コントができなくて傷心気味な信代のはち!私できゅう!」

慶子「じゅう!」

和「じゅういち」

唯「じゅうに!」

姫子「じゅうさん」

澪「・・・じゅうよん」

律「・・・じゅうご」

風子「じゅうろく!」

英子「じゅうしち!」

アカネ「じゅうはち」

三花「じゅうく!」

「にじゅう!」

さわ子「にじゅういち」

律「よし、正常だな」

アカネ「・・・」

風子「なっちゃん来てたんだ?」

英子「こっそりまぎれていたの?」

なっちゃん「うん・・・。点呼始まっていたから、一応参加したけど、どうしたの?」

澪「い、色々あってだな」ビクビク

梓「始めまして、中野梓です」

なっちゃん「初めまして、桜井夏香です」

梓「夏香先輩もふぅ先輩と同じクラスなんですか?」

夏香「・・・。うん、そうだよ」

梓「よろしくです」

夏香「よろしくね」

紬「・・・」イソイソ

梓「・・・」サッ

風子「全力でサポートだね」

夏香「あの子すごい社交的だね」

英子「みていたら分かるよ。その理由がね」

夏香「ふーん・・・」



518 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:29:37.89 ID:u8FaWllJo


夏「斉藤夏っていいます!」

夏香「・・・斉藤・・・夏・・・ね、よろしく・・・」

夏「・・・」キラキラ

唯「サマー同士仲良くするがいいさ」

和「なによそれ」



エリ「」スヤスヤ

律「にじゅに」ファサ

アカネ「こんな所で寝て・・・」

律「だんご食べ終わってから起こそうぜ」ウシシ

アカネ「優しいんだね律さんって」

律「はぁ!?」

エリ「・・・ぅ・・・ん・・・」ムニャムニャ

律「なんでだよ」ヒソヒソ

アカネ「気持ち良さそうに寝ているから起こしたくないんでしょ?
    声小さく話してるし」

律「・・・」

アカネ「・・・」

エリ「」スヤスヤ

律「なんて言えばいいんだよ」

アカネ「・・・さぁ?」

律「変なこというなっ」バシッ

アカネ「あいたっ」

律「・・・ったく」

スタスタ

アカネ「・・・」

エリ「」スヤスヤ

アカネ「起きて」ユッサユッサ

エリ「ん?ぅんー?」

アカネ「月見会始まるよー」

エリ「それはいけない!」ガバッ

アカネ「暑すぎず、寒すぎず。いい風が吹いているし、寝るには最適だね」

エリ「うん・・・。ふぁ・・・ってこの上着誰の?」

アカネ「律さんの」

エリ「?」

アカネ「しばらく着ていたら?」

エリ「そうだね。体温下がってしまったから少し寒いし」



519 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:30:55.32 ID:u8FaWllJo



さわ子「こんな場所があったのね」

澪「はい。この前梓と偶然見つけて」

唯「よいしょっとー!」

和「失礼するわ」

憂「よいしょ」

いちご「けっこう開けた場所・・・」

春子「うん。公園内だけど、落ち着くな」

さわ子「そうねぇ・・・。りっちゃんは?」

純「あっちで騒いでいますよ」

澪「なにをやっているんだ・・・」

唯「エリちゃんと楽しそうだからそっとしておこうよ」

和「・・・」



律「起きたんなら返せよ!」

エリ「まだ寒いんだよ~」フルフル

律「そのうち体温あがるだろ?」

エリ「それまで貸してよ」

律「なんでだよ!」

信代「うるさいぞ律」

律「ぐっ」

紬「・・・」

潮「早く座ろうよ」

梓「そうですよ」

律「しょうがないな」

スタスタ

エリ「はい、紬さん」

紬「?」

アカネ「どうして紬さんに渡すの?」

エリ「どんな反応するか面白そうでしょ?」

アカネ「・・・うん」

梓「・・・」

紬「・・・」ガサゴソ

三花「こうやって楽しんでいるんだね」



520 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:32:32.58 ID:u8FaWllJo


・・・・・




姫子「せっかくだから他の子とも話したら?」

律「姫子と夏ー、こんなとこにいないでさっさとシートの所へ移動するぞー」

夏香「どうしたの?」

夏「い、いえ・・・」

夏香「・・・?」

夏「ご、ごめんなさい。立花先輩・・・」

姫子「夏が来たいって言ったんだから気にしてないけど
   友達を増やすチャンスと思って、ね?」

夏「は、はい。いつも気にかけてくれてありがとうございます!」ペコリ

姫子「そんな真面目にならなくても・・・」

夏香「さっきと印象が違うんだけど・・・?」

姫子「この子は」

律「はやく来いって!みんな揃わないと始まらないんだよっ!」

夏香「はーい」

夏「ご、ごめんなさい」

姫子「・・・」

テッテッテ




澪「来たか」

唯「来た来た~」

夏「おー来た来たー!」

純「どうして馴染んでいるのさ夏は」

夏「ん?楽しいよ、唯先輩と澪先輩といるの」

憂「えへへ」

和「嬉しいのね」

夏「姫子せんぱーい!こっち空いてますよー」

唯「ダメだよ夏ちゃん。姫ちゃん先輩だよ」

夏「怒られますよ」

唯「大丈夫、守ってあげるから」ドン

和「そんな事言っていいの?」

夏「それじゃあ・・・」ゴクリ

唯「あれ、むぎちゃんたちあっちで何をしてるんだろ?ちょっと行ってくるよ」

憂「お、お姉ちゃん!」

テッテッテ

夏「姫ちゃんせんぱーい!」



521 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:35:00.39 ID:u8FaWllJo



姫子「夏・・・」ゴゴゴ

夏香「あれっ!?二人!?」

姫子「・・・」

スタスタ

「夏ってば・・・」オロオロ

夏香「どういう事!?」




姫子「誰の許可を得てそう呼んでいるのかな・・・」ゴゴゴ

夏「あわわ・・・唯先輩たすけっいない!」

姫子「・・・」

夏「違うんです!私が言ったのは事実ですけど違うんです!!」

姫子「・・・」ガシッ

夏「っ!」

姫子「・・・」グリグリ

夏「いたたいっ!」

さわ子「騒がしいわね月夜の晩なのに」

「もぅ・・・」

夏香「キミは・・・誰?」

憂「夏ちゃんと双子の冬ちゃんです」

冬「斉藤冬です・・・」

純「冬も来ていたんだ」

冬「う、うん・・・初めまして・・・」

夏香「そうだったんだ・・・。私と同じ季節・・・」

律「あー、さっき夏って呼んでごめんなー」

冬「気にしていませんから・・・」

律「だよなっ!」

澪「おいっ!」




・・・・・・



522 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:36:37.21 ID:u8FaWllJo


唯「どうしたの~?」

紬「・・・」

梓「お茶の用意を・・・」

風子「もう少しで終わるから」

唯「そっか。運ぶの手伝うよ!」

紬「・・・」スッ

唯「お任せください!」

テッテッテ

梓「行きましょう。むぎせんぱい、ふぅ先輩」

紬「・・・」コクリ

風子「うん」

三花「・・・」



・・・・・・




姫子「もう呼ばないよね?」

夏「はいっ!」

姫子「よし」

夏「いつつ・・・」

さわ子「そんなに嫌なの?」

姫子「唯と風子だけで充分ですから」

さわ子「・・・」ニヤリ

姫子「・・・っ」ゾクッ

夏「どう・・・したんですか?姫子先輩?」

姫子「な、なんだか寒気が・・・」

冬「?」

唯「おまたせ~」

和「無責任なこと言ったらダメよ唯」

唯「うん?」

紬「・・・」

梓「・・・」

風子「お待たせ~」

三花「お待たせ」

律「むぎ達も来たか。よし・・・やっと全員・・・集ってない!」

澪「人数が多いと大変だな」



523 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:37:52.21 ID:u8FaWllJo


律「なんで私の上着着てんのむぎ?」

紬「・・・」チョンチョン

梓「?」

紬「・・・」コクリ

梓「なんとなくだそうです」

紬「・・・」コクリ

律「まぁ、いいけど」

三花「・・・意外とすんなりなんだ」

さわ子「りっちゃん、はじめましょう」

和「信代たちがいませんけど」

律「どこほっつき歩いてんだか・・・ったく」

いちご「・・・」コソコソ

憂「どうしたんですか?」

いちご「ううん、なんでもない」

憂「?」

純「来ましたよ」

律「こら!集団行動を乱すなよ!」

さわ子「修学旅行の時のりっちゃんに聞かせたいわねぇ」

信代「ごめんごめん」

潮「すまぬすまぬ」

エリ「まだ始まってないよね?」

澪「うん」

アカネ「よかった」

慶子「あ、一人増えてる」

英子「本当だ」

紬「・・・」コクリ

姫子「紹介するよ。今日で正式に引退したけど、うちの部のマネージャーを務める」

冬「斉藤冬です・・・。よろしくお願します」ペコリ

紬「・・・」ニコニコ

唯「よろしく~」

澪「よろしくな」

律「よろしゅう」

梓「喋るのは初めてだよね。よろしく」

冬「・・・はい、よろしくお願します」

梓「あれ・・・?・・・斉藤・・・ふ・・・ゆ・・・?」

紬「?」

梓「どこかで・・・」

夏「・・・」

純「私も初めまして」

冬「よ、よろしくお願します」



524 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:39:58.51 ID:u8FaWllJo


憂「私は何度か・・・」

夏「姉をよろしくお願します」

姫子「・・・」

澪「髪が少し長いのが冬なんだな・・・。・・・うん」

律「好きな食べ物は?」

冬「え・・・と・・・。梨です」

唯「ないのか~」

和「・・・」

さわ子「・・・」

潮「ノーじゃないよペアだよ」

唯「あぁ、果物のことなんだね」

慶子「分かったんだ・・・」

澪「趣味は?」

冬「クッキー作りです」

姫子夏「「 ! 」」

純「じゃあ今度作ってきてもらおうかな」

夏「そんな事よりさぁ!月見観測会始めようよ!」

律「なんだよ、冬の話くらい聞いてもいいだろー」

さわ子「月見観測会っておかしいわよ」

紬「?」

姫子「少し前に、冬がクッキー作って持ってきたんだけどね」ヒソヒソ

紬「・・・」コクコク

姫子「食べちゃダメなレベルだから、それで夏はあわてているんだよ」ヒソヒソ

紬「・・・」コクリ

梓「・・・」

律「細かいことは後で本人に聞くとして、だ!」

冬「・・・」

澪「・・・」

律「梓!」

梓「はい?」

唯「開催のお言葉をどうぞ」

梓「えっ!?またですか!?」

夏「またって?」

姫子「キャンプでも音頭を取ったのが梓ちゃん」

潮「ほー」

アカネ「へぇ・・・」

エリ「置いていかれたトラウマが・・・」

春子「まぁまぁ」

三花「結構な傷だよね」



525 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:40:51.40 ID:u8FaWllJo


さわ子「なんでもいいのよ」

梓「・・・・・・はい」

紬「・・・」

梓「えー・・・と、冬以外のここにいるみなさんは学園祭の出し物を一緒に制作することになります」

冬「・・・」

夏「・・・」

梓「明日から着実に学園祭に向けての作業が始まります」

潮「・・・」

慶子「・・・」

梓「その前に、今は少しだけ遊んでおきたいと思います」

英子「・・・」

三花「・・・」

夏香「・・・」

梓「・・・せ・・・ん・・・」

エリ「・・・」

アカネ「・・・」

さわ子「・・・」

梓「先輩方には・・・」

和「・・・」

いちご「・・・」

姫子「・・・」

梓「さい・・・ご・・・の・・・」

信代「・・・」

春子「・・・」

風子「・・・」

梓「最後の学園祭となりますから!めいっぱい楽しみましょう!」

唯「うん!」

律「おー!」

澪「うん」

梓「準備期間も楽しみたいです!」

憂「うん」

純「よく言った」

梓「・・・」


紬「・・・」


そして

むぎせんぱいは

月を―空を

眺める



526 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:41:35.83 ID:u8FaWllJo


姫子「・・・」

夏「梓ってあんな事言うんだ?」

純「言うよ。ビックリした?」

夏「う、うん」

冬「・・・」

英子「おいしいね、憂ちゃんが作ってきただんご」

夏香「もぐもぐ」コクリ

風子「このすすきどうかな」

夏「いいですよね、風情があって」

風子「・・・」

英子「嬉しそうだね」

夏香「このお茶もおいしい~」

純「そうなんですよ!だんごと合ってて2倍にも3倍にもおいしさが増します!」

夏「あはははっ大げさだよ純」

純「食べてみてよ」

夏「もぐもぐ」

純「紬先輩が淹れたお茶をどうぞ」

夏「・・・」ゴクゴク

夏香「どうなの?」

夏「・・・常識が覆されたよ。まさに奇蹟!」

純「私より大げさじゃん」

冬「・・・」

姫子「体の調子悪い?」

冬「いえ、大丈夫です」

姫子「・・・」

冬「・・・」

姫子「本当に?」

冬「は、はい」

姫子「それなら、ちょっと来て」

冬「・・・?」



527 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:42:56.30 ID:u8FaWllJo


姫子「むぎ、冬も一緒にいいかな?」

紬「・・・」ポンポン

冬「?」

梓「隣に座っていいですよって事だと思います」

冬「そ、それでは」スト

姫子「冬をよろしくね」

スタスタ

冬「あ、あれ?立花先輩?」

澪「置いていかれたな」

紬「・・・」スッ

冬「あ、ありがとうございます」

信代「なんだか硬いね」モグモグ

潮「知らない人の中に放り込まれたんだからしょうがないよ」モグモグ

慶子「うんうん」モグモグ

冬「・・・」モジモジ

潮慶子(( か、かわいい・・・ ))

信代「・・・」モグモグ

澪「・・・」モグモグ

紬「・・・」ニコニコ

冬「・・・」

潮「話題を振ってみてよ」ヒソヒソ

慶子「おっけ」ヒソヒソ

梓「・・・」ズズーッ

慶子「冬ちゃんは好きなアイドルとかいる?」

冬「アイドル・・・」

慶子「夏に人気が急上昇したあの子とかさ」

信代「あぁ、あの子は唯が」

澪「の、信代!」

信代「ん?」

澪「それはオフレコでお願いだ」ヒソヒソ

信代「どうして?」ヒソヒソ

澪「い、色々と事情があるんだ」

信代「・・・」

澪「・・・」

信代「分かった」

澪「・・・」ホッ

潮「唯がどうしたの?」

慶子「?」

信代「唯がファンなんだって」



528 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:43:57.02 ID:u8FaWllJo


慶子「ふーん・・・。で、どうかな冬ちゃん」

冬「ごめんなさい・・・。その手の話はちょっと疎いんです私」

紬「・・・」

梓「・・・」

慶子「テレビとか見ない?」

冬「はい・・・」

慶子「そっか・・・」

冬「・・・」

潮「・・・」

シーン

紬「・・・」トントントトン

信代「?」

澪「・・・本?」

梓「本は読むかって事ですか?」

紬「・・・」コクリ

潮「その回答ちょっと待ってね冬ちゃん」

冬「?」

信代「どうして分かった!?」

紬「・・・」ニコニコ

澪「いつも紙鍵盤で練習してるから・・・かな」

慶子「うそー・・・」

潮「えー・・・」

梓「指の配置とかあるんですよ」

信代「すご・・・」

澪「違う単語でやってみてむぎ。みてて信代」

信代「・・・うん?」

紬「・・・」トントントン

信代「あめ・・・?」

梓「そうです」

信代「あぁ、なんとなくだけど分かったよ」

潮慶子「「 えぇー!! 」」

冬「???」

澪「それで、冬は本を読んだりするの?」

冬「は、はい。私、小さい頃から体が弱いので、本や雑誌を読むようになって・・・」

潮「体弱いのに運動部に入ってるの?」

冬「はい・・・。それで迷惑をたくさん・・・かけて・・・」

潮「・・・まずった?」

慶子「まずったねぇ」

澪「迷惑って?」

信代(踏み込んだか・・・)



529 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:45:22.11 ID:u8FaWllJo


紬「・・・」

冬「記録を取ることしかできなくて・・・
  体力を使う作業は他の子に任せっきりになるんです」

梓「・・・」

冬「たまにしか部活に参加できなくて・・・」

信代「・・・」

澪「・・・」

紬「・・・」

梓「楽しくないの?」

冬「そ、それは・・・」

梓「楽しくないのなら辞めてもいいと思う。合う合わないは絶対あることだから」

澪「そうだな」

冬「・・・っ」

潮「言い方キツイよ?」

梓「・・・」

澪「・・・」

紬「・・・」トントントトン

梓「ッ!?」

澪「ッ!?」

紬「・・・」トントントトン

冬「・・・」

梓「み、澪先輩・・・」

澪「・・・っ」

信代「なんだって?」

梓「ひ、姫子先輩と一緒にいる冬は楽しそうだって言ってます」

冬「!」

澪「誰かが言ったの?迷惑だって」

冬「いえ・・・。みんな手伝ってくれますから・・・」

澪「それで楽しめないのなら辞めるべきだ」

冬「楽しいです!」

澪「うん」

冬「あ・・・」

紬「・・・」ニコニコ



530 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:46:35.87 ID:u8FaWllJo


さわ子「むぎちゃんおかわり」

澪「ヒアッ!」

梓「びっくりするじゃないですか」

さわ子「タイミングつかんでいたのよ」

潮「驚かせるタイミングですか?」

さわ子「声をかけるタイミングよ。やるならもっと演出してみせるわよ」

潮「どんな演出しますか」キラキラ

信代「潮少しひっこんでてくれ」

潮「えー」ブー

紬「・・・」スッ

さわ子「ありがと」

慶子「さわ子先生も座ってはどうですか?」

さわ子「そうね。あっちは騒がしいからこっちでのんびりさせてもらうわ」

澪「」

冬「秋山先輩・・・?」

梓「フリーズしているだけだから大丈夫」

紬「・・・」コクリ

さわ子「・・・」モグモグ

冬「・・・」

梓「はい、信代先輩がつくってきたおはぎ」

冬「あ、ありがとう中野さん」

さわ子「・・・」ズズーッ

梓「お礼は食べてから信代先輩に」

信代「食べて食べて」

冬「は、はい」パクッ

信代「・・・」

冬「・・・」モグモグ

潮「どう?」

冬「おいしぃ~」パァァ

潮慶子「「 かわいい~ 」」ホンワカ

冬「え、と・・・中島先輩ですよね?」

信代「中島信代ね」

冬「おいしかったです信代先輩!」

信代「ありがと。いいリアクションだったからこっちも嬉しかった」

潮「いいリアクション?」

信代「純のリアクションが普通でさ~」

紬「・・・」モグモグ

さわ子「そうねぇ・・・」

梓「?」

さわ子「姫ちゃーん」



531 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:48:00.67 ID:u8FaWllJo


夏「呼んでますよ」

姫子「誰が?」

風子「さわちゃん先生が」

姫子「どうしたんだろ、ちょっと行ってくるね」

英子「行ってらっしゃい」

夏(玄関で見送ってくれるお母さんだ・・・)

夏香「おいしいねこのおはぎ」

純「素のリアクションしてしまいましたよ」




冬「え!?」

さわ子「いいから、やりなさい」

冬「で、でも・・・絶対怒られます」

さわ子「怒られなさいよ」ニヤリ

冬「そ、そんな・・・」

紬「・・・?」

梓「私は呼べない・・・」

姫子「どうしたんですか?」

さわ子「冬ちゃんから話があるそうよ」

冬「・・・」

姫子「なに?」

冬「あ、あの・・・、いちもありがとうございましゅ」

潮(噛んだ・・・)

慶子(噛んだね)

冬「姫・・・ちゃん先輩」

姫子「・・・」

さわ子「・・・」

紬「・・・」

シーン

冬「・・・」ソワソワ

澪「?」

梓「ブフッ」

姫子「梓ちゃん・・・」グリグリ

梓「こっちですか!いたたた!」

冬「ふふっ」

姫子「!」

紬「・・・」ニコニコ

梓「うぅ・・・」

さわ子「・・・」モグモグ



532 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 21:49:54.42 ID:u8FaWllJo


紬「・・・」チョンチョン

澪「ん?」

紬「・・・」トントントトン

澪「ッ!?」

梓「ッ!?」

姫子「?」

紬「・・・」ニコニコ

信代「なんだって?」

澪「あ、梓・・・」

梓「おいしいですよ、このおはぎ」モグモグ

澪「逃げた・・・」

姫子「なんて言ったの澪?」

澪「ひ、姫ちゃんもここに座ってって・・・」

姫子「むぎまで・・・」

冬「クスクス」

姫子「・・・」ビシッ

冬「いたっ」

姫子「後輩にそう呼ばれるのは不自然だから嫌だったんだよ?」

さわ子「分かるわぁ」モグモグ

冬「ご、ごめんなさ」

姫子「でも、冬が苗字以外で人を呼ぶの初めて聞いたから・・・許可する」

冬「え・・・」

姫子「・・・なんてね」

冬「あ・・・」

紬「・・・」ニコニコ

梓「・・・」

姫子「風子たちも呼んでくるよ」

夏「私もそう呼んでいいですか?姫ちゃ」

ビシッ

夏「あいた!どうして!?」

姫子「どうしても、ダメ」

純「はいはい、ここ座りますよー」

梓「うん・・・」

英子「ここの輪に入っていい?」

潮「もちろん」

風子「みてみてこの彼岸花」

澪「ヒァッ!」

三花「ススキと彼岸花・・・いい味だしてるよね」

さわ子「どこからもってきたのよ」



533 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:37:18.72 ID:u8FaWllJo



・・・・・・


律「誰も月みてねえ・・・」

唯「月よりだんごだよりっちゃん!」モグモグ

和「今日は星のゆらぎもあるわね」

憂「ゆらぎ?」

和「瞬きとも言うわね」

エリ「キラ~キラ~光る~♪」

唯「お空の星よ~♪

律「あ、むぎから聞いたんだけどさ」

唯「ん?」

律「キラキラ星作曲したのモーツァルトじゃないそうだ」

唯「うん」

律「知っていたんか」

いちご「もういい時間だと思う」

春子「いや、公園の消灯が九時だからそれまでダメだ」

アカネ「あと30分以上あるよ?」

いちご「帰る頃・・・になる・・・」

三花「でも大丈夫なの?」

春子「さっき看板をチェックしてきたから平気」

三花「そうじゃなくて、回収の事を言ってるんだけど」

アカネ「明日の朝回収すればいいんじゃないかな」

春子「大丈夫大丈夫。そこらへんは信代チームに任せてあるから
   私たちは実行チームって事で頑張ろう」

いちご「うん」

三花「分かった」

アカネ「うん・・・」

律「なんの話だ?」

いちご「・・・なんでもない」

春子「憂ちゃんおいしいよ」モグモグ

憂「ありがとうございます。お姉ちゃんと頑張った甲斐がありました」ニコニコ

エリ「唯ちゃんも作ったんだ」モグモグ

唯「ちょっとだけだよ~」



534 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:38:17.61 ID:u8FaWllJo


和「・・・」

律「キャンプの時よりは凄くないな」

和「公園の灯りもあるし、街灯も影響しているからよ」

律「・・・そっか。あまり気にしてみていなかったから気づかなかったな」

和「時間も関係しているのかしら」

律「キャンプの時は深夜だったな」

和「えぇ。残照とは違うけど、それに近い状況ね。太陽の影響が低い時間帯よ」

律「闇の時間帯か」

和「・・・」

律「怖いな。真っ暗だと相手を確認できないし、自分もそこにいるのか分からない」

和「だから音楽を奏でて自分を励ましていたのね」

律「あぁ、独りを意識してしまうからな」

唯「どうしたの?」

和「太陽は凄いわねって話をしていたのよ」

律「うん、太陽すげー!」

唯「月があるから太陽も認められるんだよ」

和「あら・・・」

律「はいはい」

姫子「・・・」

唯「・・・」

和「どうしたのよ唯?」

律「思い出したんだろ、あの子を」

唯「えへへ」

和「そう・・・」

姫子「太陽と月・・・ね」

律「どうした?」

姫子「なんでもない・・・。むぎがみんなで輪になって話しようってさ」

唯「大きな輪だね!」

律「はいはい」

唯「もぉー」ブー



535 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:39:31.22 ID:u8FaWllJo


和「どうしたのよ」

姫子「あの二人。夏と冬なんだけど、どっちが太陽だと思う?」

和「・・・第一印象では夏ね」

姫子「うん。私も最初はそう思った」

和「・・・そう」

姫子「夏は来たいって言ったから連れてきたんだけど、冬を誘ったのは私」

和「・・・」

姫子「・・・」

和「私たちも行きましょ」

姫子「ありがと、聞かないでくれて」

和「まだ、時間はあるわ」

姫子「うん」




・・・・・・




純「どうして来たのさ」モグモグ

夏「だって、楽しそうだから」モグモグ

憂「・・・」モグモグ

純「知らない先輩が多い中を?」モグモグ

夏「あ・・・、邪魔だった?」

純「そうは言っていなーい。ただ・・・『楽しそうだから』ではすんなり納得できなくて」

夏「・・・鋭いですなぁ」

純「最近私の近くによく分からない子がいまして、なんとなく論理的に考えてしまうのです」

夏「ははぁ。難しい事を仰る」

純「以後私の事は哲学者鈴木純と」

憂「純ちゃん」

純「あ・・・、鋭いって事は他に理由があるんでしょ?」

夏「んー・・・。姫子先輩が最近丸くなったと思ってさ」

憂「とげとげしていたの?」

夏「してはいなかったけど、話しかけやすくなった」

純「ほぉ・・・」

夏「色々話しかけてはいたんだけど、それなりの会話しかしてこなかったんだよ
  だけど、最近は姫子先輩の周りの話も聞けるようになってさ
  それも楽しそうに話すから・・・。気になるでしょ?」

憂「うん」

夏「一昨日私たちのクラスにも来たから余計気になって」

純「私たちは慣れたけど、そうだよねー。そういう事する人に見えないよな」ウンウン

夏「それで無理を言って付いてきた・・・んだけど・・・」

純「なるほどなるほど。そういう事だったのか」

夏「・・・」



536 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:40:15.09 ID:u8FaWllJo



風子「みてこのすすき」

冬「詩情あふれる場所になりますね」

風子「・・・」

英子「本当に嬉しそうだね」

澪「詩情か・・・」

唯「天高く うま肥ゆる 秋ですよ」

和「それは諺よ。無理やり五・七・五にしなくていいの」

唯「難しいね」

律「みおの出番だな」

澪「・・・」

春子「秋か・・・。秋と言ったらなんだ」

紬「・・・」トントントン

梓「さんまだそうです」

紬「・・・」コクリ

潮「秋刀魚・・・。七輪で焼いたらおいしそうだね」

唯「・・・」ジュルリ

信代「果物もおいしいよな。柿とかりんご、ぶどう、栗、梨」

冬「食べたとき口の中で香りが広がっていいですよね~」ウットリ

春子「梨の話してるな」

澪「・・・」

律「あれ、本当に考えていたんだ?」

澪「・・・うん」

風子「聞かせて欲しいな」

澪「・・・」

紬「・・・」

澪「つきを観て そらを見て かぜがそよいで すすきがゆれて
  あなたはなにを想う 
  かぜになびくすすきをみて あなたはなにを想う
  そらに浮かぶつきを観て あなたはなにを想う」

紬「・・・」

風子「・・・」ウットリ

慶子「・・・」テレテレ

信代「どうして慶子が照れる?」

慶子「くすぐったい」

エリ「・・・」

アカネ「・・・」



537 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:41:08.73 ID:u8FaWllJo


澪「むぎ・・・」

紬「?」

唯「?」

梓「・・・」

澪「あなたはなにを想う」

紬「・・・」

律「・・・」

姫子「・・・」

紬「・・・」トントトン

澪(ここに居る・・・)

紬「・・・」トントントトン

律(それだけが・・・)

紬「・・・」トントントン

姫子(嬉しい・・・)

紬「・・・」トントントトン

唯(ここが・・・)

紬「・・・」トントントントン

梓「私の・・・『最高の場所』」

紬「・・・」ニコ



538 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:41:58.34 ID:u8FaWllJo



・・・・・・




夏「よく分からない子って・・・?」

純「うん。紬先輩の隣に座っている子」

夏「・・・」

憂「・・・」

姫子「冬」

夏「っ!」ビクッ

姫子「なわけないから、梓ちゃんだよね」

純「?」

憂「・・・」

夏「・・・」

姫子「あの輪の中に入ろうよ」

純「そうですね。お茶無くなったし」

憂「・・・うん」




純「紬せんぱーい、お茶つくっていいですかー?」

紬「・・・」スッ

純「あ、いいですよ、自分で出来ますから」

律「どうせならおいしい方がいいだろ?」

純「う・・・」

紬「・・・」

タッタッタ

冬「『最高の場所』・・・」

澪「どうした?」

冬「はい。4年前と最近読んだ雑誌にそう記されていましたので・・・ビックリしました」

梓「!」

律「ソーマが書いている雑誌ってなんだっけ・・・?」

澪「えー・・・と・・・」

冬「相馬轍さん・・・ですよね?『ふうらい』ですけど・・・どうしてその名が・・・?」

唯「うまさんって有名な人・・・?」

冬「相馬ですよ!」

唯「う、うん・・・ごめんなさい」

冬「あ、ごめんなさい・・・私ってば・・・」

さわ子「ファンなの?」

冬「はい!」

和「タイミングが悪かったわね」

冬「?」



539 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:42:48.55 ID:u8FaWllJo


憂「最近までこのまちに来ていたんだよ」

冬「ぇ・・・」

律「呆けたな」

冬「・・・」サラサラサラ

潮「心ここにあらず」

唯「おぉ・・・凄いようまさん」

夏「冬は、何度か入院していました」

姫子「・・・!」

信代「え・・・マジ?」

夏「はい。体が弱くて、小学校の時から入退院を繰り返していたんです・・・」

冬「・・・」

律「おーい、帰ってこーい」

夏「旅行雑誌を読むのが好きで、自分が動けないから雑誌の記事を読んで
  体験者と自分を重ねていたんです」

潮「・・・」モグモグ

純(真面目な話・・・?)

紬「・・・」

夏「ずっと病院のベッドの上で過ごしていたんです
  その中でその人が書く記事が一番のお気に入りで・・・とても楽しみにしているんです」

梓「・・・」

律「ソーマが書いた記事か」

春子「マネージャーをするくらいには回復した・・・と?」

夏「はい・・・」

澪「よかった」

梓「です」

紬「・・・」コクリ

和「小学校の卒業式は?」

姫子(のどか・・・踏み込むんだ・・・)

夏「欠席です」

梓「!」

紬「・・・」

夏「中学の入学式にも参加できませんでした」

風子「人生の・・・節目・・・」

三花「・・・」

夏「はい。節目なのに・・・参加できないのに冬は・・・」

紬「・・・?」

律「・・・」

澪「・・・」

唯「・・・」

梓(・・・私と同じ事を感じたはず)

夏「どうってことないって・・・笑うんです・・・」



540 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:43:21.08 ID:u8FaWllJo


紬「・・・」

梓「多分・・・」

律「起きろっ!」

ビシッ

冬「った!・・・え???」

英子「あまりひどいことしないでね、律さん」サスリサスリ

冬「だ、大丈夫です・・・。ありがとうございます」

律「梓が大事なことを言うみたいだから、ちゃんと聞きなさい」

梓「な、なんですかそれはっ」

冬「?」

夏「・・・」

いちご「・・・多分?」

梓「えぇと・・・」

紬「・・・」チョンチョン

梓「はい・・・?」

ギュ

紬「・・・」スラスラ

梓「・・・夏・・・がいるから・・・」

夏「・・・」

冬「?」

紬「・・・」スラスラ

梓「どうってことない・・・。だ、そうです」

紬「・・・」コクリ

夏「そんな事は・・・」

冬「すいません、なんの話をしているんですか?」ヒソヒソ

澪「冬の話をしているんだよ」

冬「ウィンターですか?」

律「ユウだよ!わざとボケてんのか!?」

澪「うるさいぞ律」

律「ぐっ・・・」

エリ「あはは」

アカネ「・・・」

和「ここでボケているとしたら中々の資質ね」

姫子「・・・」

夏「私は・・・そんな・・・」

唯「・・・そんなに背負っちゃだめだよ」

夏「!」

唯「もっと冬ちゃんと話をすればいいんだよ」

夏「・・・」

冬「・・・」



541 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:43:56.30 ID:u8FaWllJo


――・・・


さわ子「さて、そろそろお開きね」

春子「もうこんな時間か」

律「月見会というより、ただのお茶会だったな」

澪「月の下でお茶を飲むことに意味があるんだ」キリ

紬「・・・」キリ

純「かっこいいです」キラキラ

さわ子「ほら、遊んでいないで片付けなさい」

唯「はいよ!」

エリ「そーっれ」

アカネ「声だけ働いてもしょうがないよ」

冬「あの・・・」



・・・・・・



夏「あの・・・」

姫子「・・・どうしたの?」

夏「最後に・・・変なことを言ってしまって・・・ごめ」

姫子「ストップ」

夏「・・・」

姫子「今、謝ろうとした?」

夏「・・・」

姫子「あの場にいたむぎ達に対して失礼な事をしたと思っているんだ」

夏「あんな事言わなければ・・・」

姫子「・・・」

夏「最後まで楽しめた・・・はず・・・です・・・」

姫子「あの話をしなければ、夏と冬はすれ違ったままでしょ」

夏「・・・」

姫子「おせっかいかもしれないけど、そろそろ自分を見つめなおしなよ」

夏「え・・・?」

姫子「私には夏がぼやけてみえる。あの薄雲に隠れた月のように」

夏「・・・」

姫子「・・・なんて」

夏「・・・ありが・・・とう・・・ございます」

姫子「うん。お礼なら受け取る」

夏「・・・」

姫子「片付け手伝おう。私たちの仕事までなくなるよ」

夏「・・・はい!」



542 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:44:32.37 ID:u8FaWllJo


・・・・・・



冬「あ、あの~」

唯「なんだい!?」

冬「こ、これを持っていけばいいですか?」

唯「ダメだよ!」

冬「ご、ごめんなさい」

紬「・・・」キラン

梓「任せてと言ってます」

律「通訳!」

信代「私が持つよ」ドン

潮「重そうだね、斉藤さん呼んでこようか?」

冬「はい。では・・・」グッ

律「あほー!」バシッ

冬「いたっ!・・・???」

律「体弱いって聞いたばっかりだろ。大人しくしてろ」

冬「」ガーン

英子「心配しているんだよ。気にしない気にしない」

律「そこ!変な事吹き込まない!」

澪「うるさいぞ律」

律「私が悪いのか・・・?」シクシク

紬「・・・」

スタスタ

信代「持って行っちゃった」

慶子「あらら、いい働きするんだね」

和「人が多いと捗っていいわね」

姫子「・・・人数少ないよね?」

唯「あれ、本当だ・・・ういが居ないよ!」

律「なに!?」

澪「いちごと春子・・・エリ、アカネ三花・・・」

唯「事件ですりっちゃん警部補!」

律「よし、捜査本部をここに設置する!」

信代「お手洗いだよ」

律「解散だー!」

純「この間3秒である」

冬「クスクス」

梓「冬ってもっと大人しいのかと思ってた」

冬「?」



543 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:45:00.98 ID:u8FaWllJo


風子「大人しい子だよ」

冬「本ばっかり読んでいますから・・・」

夏香「うんうん。お手本どおりの大人しさだよね」

梓「少し活発な雰囲気ありませんか?」

紬「・・・」コクリ

冬「そ、そうでしょうか・・・」

梓「同い年なんだから敬語は変だよ」

冬「え・・・と、はい」

純「分かってない!」

夏「・・・」

姫子「・・・」

夏「・・・」

姫子「夏の先輩として一つ指示を出すね」

夏「?」

姫子「学園祭の出店は梓ちゃんと同じチームに入って」

夏「別々になっていますけど」

姫子「無理言って変えてもらって」

夏「・・・」



544 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:45:44.27 ID:u8FaWllJo



さわ子「もうそろそろ消灯よ?早く帰りましょう」

信代「えーと、まだ揃っていないんですよ」

潮「もう少し待ちましょう」

慶子「丸い月 兎が跳ねて 餅を搗き」

紬「・・・」ピョンピョン

和(この団結力・・・)

さわ子(なにかあるわね・・・)

唯「座ってまちますかね」

梓「そうですね」

紬「・・・」

澪「むぎはいつまで着けているんだ?ウサミミ」

紬「・・・」ピョンピョン

律「さわちゃん、懐中電灯とか持ってんの?」

さわ子「えぇ、ちゃんと持ってきてるわよ」

澪「私も小さいのだけどあるよ。ほら」カチッ

律「・・・」

澪「あれ?」カチッカチッ

紬「・・・?」

澪「・・・」パカッ

律「あらー・・・」

澪「これはな、違うんだ」

和「どういう事よ」

澪「ちゃんと電池買ったんだ」

純「はい。澪先輩は悪くありません!」

律「電池を入れないと点きませんよ。という世の真理を教えてくれたんだろ?」

澪「・・・そうだぞ」

風子「意味無いよね」

澪「うっ・・・」グサッ

梓「ふぅ先輩意地悪ですよね」

英子「そうだね。これは擁護できないな」

風子「そんなことないよ・・・」

冬「・・・ふぁ」

夏香「眠たいの?」

冬「少しだけ、眠りたいです」



545 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:46:37.45 ID:u8FaWllJo


唯「少し横になろー」ゴロン

和「シート敷いていないんだから」

唯「大丈夫だよ~」

冬「・・・よいしょ」ゴロン

紬「・・・」ゴロン

梓「よいしょ」ゴロン

さわ子「背中チクチクするでしょ?」

唯「します!」

紬「・・・」コクリ

夏「・・・」

唯「夏フェスを思いだすね」

澪「あぁ・・・」

律「灯りが邪魔だな」

姫子「もうそろそろ消灯じゃないかな」

信代「・・・潮」

潮「・・・」コクリ

信代「・・・」ピッピ

trrrrr


フッ


唯「あー、消えちゃった」

澪「く、暗いな・・・」

律「目が慣れれば月明りだけでも」

潮「あー!ユーフォーだー!」

紬「・・・!」ガバッ

律「どこだ!」

夏「UFO!?」

冬「」ウトウト

澪「・・・」

梓「そんなのいませんよ・・・あ!」

澪「流れ星!」

紬「!」

姫子「あ・・・!」

律「おぉ!」

純「・・・!」

風子「平和平和平和」

英子「あ・・・」

夏香「うわ・・・」

夏「・・・」

冬「」スヤスヤ



546 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:47:33.05 ID:u8FaWllJo


さわ子「・・・」

和「この瞬間を共有できるなんて・・・」

唯「・・・よかった」

潮「・・・ビックリしちゃった」

慶子「・・・うん」

信代「観た?」

『観たよ』

信代「それじゃお願い」

『OK』


パァア

紬「・・・?」

澪「ん?」

唯「なにかな?」

律「イルミネーション?」

梓「なんでしょうか?」

和(これね・・・)

さわ子(分かりにくいわねぇ)

姫子「アレはなんだろう・・・」

潮「・・・」ウズウズ

慶子「ダメ。答えを言っちゃダメ」ヒソヒソ

潮「分かっているけどぉ」ヒソヒソ

信代「歪な形だったかなぁ」

風子「・・・」

英子「これは・・・?」

夏香「信代と春子たちが企画してたよ」ヒソヒソ

英子「サプライズなの?」

夏香「うん。けいおん部にね」

夏「・・・あれは・・・・・・」

冬「」スヤスヤ

紬「・・・!」ピョンピョン

夏「うさぎ・・・」

唯「あぁ!」

澪「そうか、うさぎだ!」

潮「正解!」

律「なるほど、月を眺めるうさぎの後ろ姿か!」

慶子「伝わったぁ」ホッ



547 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:47:57.61 ID:u8FaWllJo


信代「無事伝わったよ、戻ってきて」

『分かった』

プツッ

和「あぁ・・・うさぎなのね」

さわ子「・・・」

梓「よく観たら月見だんごとススキもありますよ」

風子「本当だ・・・」

英子「ふぅも企画していたんじゃないの?」

風子「企画は知っていたけど具体的なのは知らなかったよ」

夏香「イルミネーションかぁ・・・。予想外だった」

唯「きれいだよ~」

澪「なんか・・・いいな!」

律「詩情があふれるな・・・なんつって」

梓「・・・」

紬「・・・」キラキラ



548 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:48:37.01 ID:u8FaWllJo


――・・・

律「あんなに騒いでいたのに起きないのな」

冬「」スヤスヤ

夏「一度寝たら起きないんですよ。体力ないから余計・・・」

澪「・・・」

姫子「よいしょ」

冬「」スヤスヤ

唯「姫ちゃん、お姉さんみたいですな」

律「そうですな~」

姫子「そう?」

夏「山中先生すいませんが、よろしくお願します」

さわ子「任せなさい」

姫子「・・・」

和「姫子も一緒に送っていったら?」

さわ子「それがいいわね」

姫子「それじゃ、失礼します」

さわ子「後は、ちゃんと帰れるわよね?」

唯「大丈夫だよ~」

さわ子「遅いんだから気をつけなさいよ」

憂「はい」

梓「大丈夫です」

風子「気をつけます」

英子「ちゃんと送り届けます」

純「心強いです」

さわ子「全員送りたいところだけど・・・」

斉藤「私も送りますのでご安心を」

紬「・・・」コクリ

さわ子「そうですね。それじゃ、みんな明日学校でね」

バタン

唯「バイバーイ」

信代「おやすみ~」

潮「夢の中で会いましょう~」

慶子「グッナイ」

エリ「忘れないからね!」

アカネ「See You」

三花「ごきげんよう」

春子「チャオ」

憂「オ・ルヴォワール」

夏香「あ、アディオス」

律「私っ、待ってるから!」



549 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:49:11.66 ID:u8FaWllJo


いちご「・・・ふぁ」フリフリ

姫子「変な見送り・・・じゃあね」フリフリ

ブォォオオオオオ

梓「あれ、純は?」

憂「乗っていったよ」

律澪「「 いつの間に!? 」」

オオオオォォ

キキーッ

和「あら・・・」

信代「バックしてきた・・・?」

ガチャ

純「すいませんでした」

さわ子「降りるなら乗るんじゃないわよ!」

姫子「あはは・・・」

夏「あっはっははは!」

冬「」スヤスヤ

バタン

ブォォオオオオオオ

紬「・・・」メモメモ

風子「ふむふむ」メモメモ

純「じゃん!」

律「いや、迷惑かけんなよ」

純「出発するとは思わなかったもんで・・・」

澪「送ってもらわないの?」

純「みんなと歩いて帰ろうかと」エヘヘ

律「そっかー。純は歩いて帰るんだなー」

純「え?」

春子「19人ですが、お願します斉藤さん」

斉藤「数名は屋根になりますが・・・」

唯「おっけーだよ!」

斉藤「では、どうぞ」

律「・・・」

澪「・・・」

唯「・・・」

梓「・・・」

和「・・・」

紬「・・・?」

信代「・・・」

春子「おい、斉藤さんをノせるだけノせといて誰も実行しないのかよ」



550 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:49:40.07 ID:u8FaWllJo


潮「最初の一歩を誰がやるか待っているんだよ」

律「ご、ごめん斉藤さん。ここから遠いエリ、アカネ、三花、いちごをお願いします」

斉藤「かしこまりました」

澪「・・・」フゥ

梓「変な汗かきましたよ」

風子「ホント・・・」

斉藤「他にはいませんか?」

和「急いでいる人とか・・・」

紬「・・・」

和「いないみたいです」

斉藤「かしこまりました。ではご乗車下さい」

エリ「し、失礼します」

アカネ「なんだか不思議な気分」

三花「うん・・・」

いちご「・・・楽しかった」フリフリ

憂「はい!」

バタン

紬「・・・」

梓「また、明日です」

澪「明日な」

律「明日学校でな!」

唯「おやすみ・・・明日ね!」

紬「・・・」コクリ

バタン

斉藤「それでは失礼します」

律「気をつけて」

バタン

ブォォオオオオ



551 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:50:36.59 ID:u8FaWllJo


律「ユーフォーだ!なんて言うから何事かと思ったぜー」

唯「まったくだぜー」

潮「みんなを一点に注目してほしかったんだよ」

和「あの流れ星はよかったわ」

澪「うんうん、あれは煌いていたな」キラキラ

純「一瞬が長く感じましたよね」

憂「うん」

梓「・・・」

春子「そういやさ、憂ちゃんといちご・・・流れ星みてはしゃいでいたよね」プクク

憂「はい」エヘヘ

信代「え?」

律「ちょっとまって、憂ちゃんと誰が?」

・・・・・・

・・・

いちご『・・・』

エリ『真ん丸お月様~♪』

アカネ『少し雲が掛かっているね』

憂『幻想的な雰囲気ですね』

三花『そうだね~』

pipipipipipi

春子『お、キタキタ。エリ、スタンバーイ』

エリ『おっけ~』

アカネ『準備よし』

三花『確認よし』

いちご『・・・』

憂『よし!』


フッ


春子『まだだよ』

エリ『・・・』ソワソワ

『あー!ユーフォーだー!』

春子『グフッ・・・潮・・・UFOだって・・・あ』

エリ『えっ!?』

アカネ『・・・あ!』

三花『あ・・・!』

憂『いた!』

いちご『今の流れ星!』

憂『けっこう流れましたよ!』

エリ『・・・うん』

アカネ『・・・ビックリしたぁ』



552 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:51:07.97 ID:u8FaWllJo


三花『本物のUFOかと思った』

いちご『月明かりに負けないくらいの強い光!』

憂『そ、そうです!』

いちご『す、すごい!』

憂『は、はい!すごかったです!』

エリ『・・・』

アカネ『・・・』

三花『・・・』

いちご『・・・あ』

憂『・・・?』

『観た?』

春子『観たよ』

『それじゃお願い』

春子『OK』

・・・

・・・・・・

春子「いちごの『あ、シマッタ』って顔がよかった」プクク

澪「そんな事が・・・」

律「起こっていたのか・・・」

和「同じ瞬間の違う場所で・・・」

憂「お姉ちゃんたちも見つけたんだよね」

唯「うん。スーッと流れて行ったよね」

慶子「潮の芝居だと知っていたから余計に驚いたよ」

信代「指さした方向から流れるんだもんな」

潮「そういう能力があるのかも」フルフル

律「実験1」

潮「やぁ!」ビシッ

梓「それでは私たちはこれで失礼します」

風子「楽しかったよ。みんな明日ね」

英子「おやすみ」

夏香「バイバーイ」フリフリ

純「おやすみなさーい」



553 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:51:33.25 ID:u8FaWllJo


――・・・

潮「そりゃ!」ビシッ

律「23回目の実験も失敗と・・・」

信代「ほら、潮帰るよ」

潮「はーい」

慶子「じゃあ、みんなおやすみ」

和「気をつけてね」

澪「じゃあね」

唯「おやすみ~」

憂「おやすみなさい」

律「実験は明日に持ち越しだな」

潮「よしきた。バイバイ」

信代「じゃ、明日」

春子「・・・じゃあ・・・ね」



554 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:52:36.43 ID:u8FaWllJo


和「・・・」

唯「どうしたの和ちゃん?」

和「ちょっと気になる事があってね」

唯「なにかあったの?」

和「えぇ・・・」

憂「あの二人だよね?」

律「二人?」

澪「夏と冬か・・・」

唯「うん・・・」

律「なにかあった?」

澪「会話していなかっただろ。家族なのに遠慮している感じだった」

律「あぁ・・・確かに」

唯「姫ちゃんが間に入ってバランスが取れていた感じだったね」

和「憂、教室で夏はどんな様子なの?」

憂「冬ちゃんの話は聞かないと答えないよ・・・」

律「双子なのになー。双子だからなにかあるのかね」

唯「そうだね」

澪「待って。あの二人に踏み込んでいいの?」

和「・・・」

澪「時間が解決できる事を、私たちが首を突っ込んでややこしくするのはよくないぞ」

律「・・・」

澪「友達同士の話じゃなくて、家族の事なんだから」

唯「・・・」

憂「・・・」

澪「・・・と、一応釘はさしてみるけど」

和「・・・順序が変わっただけで、結局同じ行動になるわね」

澪「・・・だな」

律「もう踏み込んでいるしな」

憂「姉妹ですれ違うのは寂しいよ・・・」

唯「うい・・・」

澪「・・・」



555 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:53:38.13 ID:u8FaWllJo


律「今日の月見会のように、私らの輪の中に入れてみるくらいだな。できる事は」

和「そうね。それからね」

唯「それなら大丈夫だね。あずにゃんがいるもん」

憂「どういう事・・・?」

唯「夏ちゃんとあずにゃん少し似ているんだよ」

澪「ど、どこら辺が?」

唯「大切な人のためにぐるぐる頭の中をまわしている所が、だよ」

和「そこまで見ていたの?」

唯「でも、そうだとは限らないけど」

律「・・・」

唯「月には太陽が必要だもん」

和「・・・」

憂「・・・」

律「私らはここで、じゃーな」

澪「おやすみ」

唯「おやすみ~」フリフリ




556 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/09/04(日) 23:57:27.19 ID:u8FaWllJo

9月16日が終りました 後11日分です 長いです 
読んでくださっている方ありがとうございます

1998年9月のカレンダーを使用しているのでシルバーウィークは存在しません
それでは続きは明日
おやすみなさいませ




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紬「いつかみた、あの大好きな、空の下で」#9月16日
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