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承太郎「遥かなる旅路」唯澪律紬梓「これからも一緒に」#1 【ジョジョの奇妙な冒険】


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けいおん!×ジョジョの奇妙な冒険#index




16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:22:01.07 ID:JPh/X6jDO

昼―DIOの館前―!

律「ここが……DIOの館……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

澪「何だ……このすごく重い……」
 「ドス黒い感覚はッ……」

ジョセフ「DIOが……この館にいる証拠じゃ…」
    「わかる…わしの感覚がそう訴えておるッ!」

梓「…どうしますか」
 「このまま館に入るのは……」
 「例えるなら…ネズミが自分からネズミ獲りに入るようなものですよ…?」



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:22:34.86 ID:JPh/X6jDO

承太郎「……ここが俺達の旅の終点なんだ」
   「終点なら…降りるしかない」

梓「まあ…それしか方法はありません…ね」

律「梓~、まさかびびってんじゃないだろうな~?」

梓「そ、そういう律先輩こそ!」

律「ああ…すっげえ怖えよ……」



18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:23:08.78 ID:JPh/X6jDO

梓「え……」

律「私が…あと10歳ぐらい若けりゃ足下に水溜まりができてたかもな…」
 「それぐらい怖いんだよ……」
 「いったい何なんだ……この邪悪さは……」
 「さわちゃんが赤ちゃんみたいじゃねーか…」

ジョセフ「律ちゃん……今なら

律「だけどな…それは私があと10歳若ければの話だ」
 「18歳の今の私には……みんながいる」
 「だからかわかんねーけど……不思議と勇気が湧いてくるんだよ」



19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:23:52.06 ID:JPh/X6jDO

梓「律先輩……」

律「全く怖くないかって言われたら…ウソになる」
 「もしかしたら……この闘いで……」
 「……誰かいなくなるかもしんない」
 「それが……一番怖い……」

梓「はぁ……」
 「そんな心配ですか」



20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:24:34.68 ID:JPh/X6jDO

律「そんなって……」

梓「断言します」
 「私達は死にません…誰一人として」
 「だから私達の心配なんかしないで自分の心配をしてください」

律「梓……」

アヴ「大丈夫だ、律さん」
  「我々もいるんだ」
  「みんなは自分の心配だけしておけばいいさ」



21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:25:07.70 ID:JPh/X6jDO

承太郎「…わかったな」
   「それが……俺達にとっても助けになるんだ」
   「……自分の身が最優先だ」
   「助けに行って…両方死んじまうのが最悪のパターンだからな」

唯「わかった……」

ジョセフ「…日が出ている間に決着をつける」
    「行くぞッ!」



22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:25:52.70 ID:JPh/X6jDO

スタスタ

紬「…門どころか…玄関も開いてるなんて……」

承太郎「……DIOのヤロー…歓迎してくれてるみたいじゃあねーか」

花京院「この廊下……」
   「終わりが見えない……」
   「いったいどういうことだ……」



23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:26:24.49 ID:JPh/X6jDO

和「……本物の廊下じゃあないことは確かね」

唯「幻覚を見せるスタンド……かも…」

シュウウ……

アヴ「おいッ!何か来るぞッ!」

シュゴオォ―――z___ッ!

澪「スタンド使いだなッ!」ズギュ―z_ン!

男「……………」ビッタァァアッ



24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:27:10.19 ID:JPh/X6jDO

憂「う、浮いてますよ……この人……」

男「ようこそジョースター御一行様」
 「お待ちしておりました」
 「私はこの館の執事…ダービーと申します」

承太郎「……そこをどけ」
   「……てめーの相手をしてる暇はないんでな」



25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:27:45.45 ID:JPh/X6jDO

ダービー「それは出来ません」
    「DIO様のもとへ行かれるなら…」
    「私を倒してからにしていただきたい」

律「めんどくさいヤツだな……」
 「やっちまえ、ジョジョ!」

承太郎「……ああ」ズギュ―z_ン!

ダービー「ほう…最初の相手はスタープラチナか」ズギュ―z_ン!

紬「ま、まさか…スタープラチナと真っ向勝負を!?」



26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:28:18.43 ID:JPh/X6jDO

ダービー「賭けよう……」
    「スタープラチナの私への第一撃は…」
    「まず『左腕』を繰りだす」

承太郎「………」
   (YES!YES!YES!)

ダービー「第一攻撃はまず左腕のパンチ」
    「賭けよう」

花京院「やるんだ承太郎ッ!」
「そいつが君のスピードに着いてこれるはずがないッ!」



27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:28:59.17 ID:JPh/X6jDO

ダービー(私のスタンドは心が読める……)
    (承太郎は左腕で攻撃をすると言ったッ!)
    (先が分かっているなら…避けるのは容易いッ!)スッ…

承太郎「オラァ!」ゴッ!

唯澪律紬梓和憂花ジア「なッ!?」



28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:29:30.51 ID:JPh/X6jDO

憂「避け

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

ダービー「オラオラですかァァァアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドサッ

承太郎「……第一撃が…左腕のラッシュだぜ」

ドオォ―――z___ン!

本体名―テレンス・T・ダービー
スタンド名―アトゥム神
―再起不能―



29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:29:59.89 ID:JPh/X6jDO

DIOの部屋!

コンコン…

DIO「入れ……アイス……」

アイス「失礼いたします」ガチャッ
   「……ご存知だと思いますが…」
   「1分程前にジョースター共が館に侵入……」
   「……ダービーがやられました」



30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:30:25.62 ID:JPh/X6jDO

DIO「……ダービーは……足止めにすらならんか」
  「……思うに…あいつは承太郎達を軽視しすぎていた」
  「…その程度のみそっかすだということだろう」

アイス「………」

DIO「アイス……私の首の傷を見ろ」
  「おそらく……あと一人の血を吸えば……」
  「この体はこのDIOに馴染み…首の傷も治癒する」
  「アイスよ………お前の生き血をくれないか?」



31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:30:56.08 ID:JPh/X6jDO

アイス「喜んで……」
   「お受け取りくださいッ!」スパァ!

ブシュ―――z___ッ!

DIO「自ら首をはねるとは……」
  「アイス……お前ほどの者の生き血は受け取れんな」ビッ
  「他のヤツの生き血で傷は完治させるとしよう」ボタ…ボタ…
  「このDIOの血で……甦るがいい……」

アイス「……DIO…様」



32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:31:32.30 ID:JPh/X6jDO

DIO「やはり…自分の体はすぐに馴染む」
  「いけ……ヴァニラ・アイスよ……」
  「お前なら……ジョースター共に勝てる」

アイス「……はい」
   「必ずや仕留めて……」ズギュ―z_ン!
   「……ごらんに……………いれます」

ガオン!

DIO「ドアぐらい開けて出ていけ……」
  「奥の部屋だから良いものを……」
  「……日光が入ってきたらどうするつもりだ」



33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:32:02.09 ID:JPh/X6jDO

DIOの館―玄関―!

アヴ「いいな……」
  「まずは自分の身を第一に考えるんだ……」
  「全滅だけは避けなくてはならない」

唯澪律紬梓和憂「…はい」

花京院「……承太郎」

承太郎「……ああ」
   「…全滅だけはさせないさ」



34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:32:36.67 ID:JPh/X6jDO

唯「みんな生き残ろう……」
 「生き残って……演奏して……」
 「おじいちゃん達に聞いてもらおう!」

澪律「ああ!」紬「ええ!」梓「はい!」

アヴ「フッ…何がなんでも生き残らなくてはいけませんね」

ジョセフ「…ああ」

承太郎「よし…行くぞッ!」



35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:33:07.83 ID:JPh/X6jDO

ズギュ―――z___ン!

花京院「……廊下に異常はないな」

承太郎達が先に進むと…
延々と続く迷路のような場所に出た

澪「これは……」
 「しらみつぶしに捜すしかないのか……」

梓「日が暮れますよ……それじゃあ……」

アヴ「マジシャンズレッド!」ズギュ―z_ン!



36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:33:42.43 ID:JPh/X6jDO

ジョセフ「アヴドゥル?」
    「何だ…その六つの炎の塊は……」

アヴ「これは…生物探知機です」
  「あらゆる生物の気配…スタンドのエネルギーを感じ取り…」
  「感知したらその方向の炎が反応する……という仕組みです」

ジョセフ「なるほど…」
    「それを見て進めば多少なりとも安全じゃな」



37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:34:18.75 ID:JPh/X6jDO

紬「さあ…上か下か……」
 「どっちに行きましょうか……」

承太郎「上だ」
   「…ヤツの性格からしてな」

ジョセフ「わしもそう思う」
    「階段を上るぞ」

スタスタ…

唯「それにしても広いね……」

和「そうね……」
 「これはちょっと骨が折れそう…」



38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:36:51.53 ID:JPh/X6jDO

ボッ!

アヴ「炎が反応した……」
  「左前方に何かいるぞ……」

梓「左前方……ですね」ズギュ―z_ン!

その時…

澪「ん……」

澪は壁に書かれた文字を発見した



39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:37:25.74 ID:JPh/X6jDO

澪(『このラクガキを見て』)
 (『うしろをふり向いた時』)
 (『おまえらは』……)
 (おまえらは……何だ…?)スッ

澪は最後の一文を読むべく…
それを隠しているであろう自身の親指をずらす

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

澪「ッ~~~!?」ゾォッ…
 「『死ぬ』ッ!?」



40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:38:01.08 ID:JPh/X6jDO

花京院「秋山さん…どうしたんだい?」

澪「アヴドゥルさんッ!炎は依然左前方しか反応してませんかッ!」

アヴ「ああ…どうかしたのか?」

アイス「…………」ズォォオオオ…

澪「それじゃあ……」
 「たった今私の背後に現れたこの男は何なんだッ~~~!」
 「みんな私に近寄れェェエーーーーーーーッ!!」ズギュ―z_ン!
 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」シュン!

澪は承太郎達を殴りテレポートさせたッ



41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:38:29.96 ID:JPh/X6jDO

ガオン!

澪「くッ!」ビリィ!

アイス「…間一髪……テレポートして逃げた……か」

律「おい澪ッ!」
 「お前……背中側のブレザーと髪の毛が……」

澪「ああ……切られたというより……削り取られたような……」
 「髪はショートにすればいい……」
 「これだけで済んで良かった……」



42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:39:05.51 ID:JPh/X6jDO

唯「あ、あれは……」

唯が指を差した先には…
腕が二本…右腕と左腕がセットになって転がっていた…

ジョセフ「いつの間にか幻覚も消えておる…」
    「いったいどういうことだ……」

アイス「ケニーGは………」ガシィ!

アイスは落ちていた両腕を拾い……

アイス「こなみじんになって死んだ」

スタンドでそれを貪ったッ

本体名―ケニーG
スタンド名―ティナー・サックス
―死亡―



43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:39:35.63 ID:JPh/X6jDO

律「お前……いつの間に……」

アヴ「……私達が……澪さんにテレポートされる前だ」
  「一瞬だが……炎が我々の後方に反応した」

ボゴォ!

和「自分のスタンドで……自分を食べてる……」

アイス「私の口の中はどこに通じているのか自分でも知らぬが」
   「暗黒の空間になっている……………」
   「ひとりひとり……順番に順番に」
   「きさま達をこのヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」



44 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:40:11.72 ID:JPh/X6jDO

梓「ハァッ…ハァッ…!」ダラダラ
 「ヤバいですよこいつはッ!」ダラダラ
 「私の本能が…邪悪すぎると告げてるッ…!」ダラダラ

花京院「ハァッ…ハァーーッ……」ダラダラ
   「エメラルドスプラァァアーーーーーッシュ!」ドバァ!

アイス「フンッ!」ガオン!

花京院「す…全て…消された……だとッ……」



45 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:40:37.56 ID:JPh/X6jDO

承太郎「…直に叩き込むしかないようだな」
   「……お前らは先に行け」
   「必ず……追いつく」

澪「……承太郎……お前が先に行くべきだ」
 「ジョースター家とDIOの……因縁を断ち切るんだろ?」

承太郎「……やかましい」
   「それは……じじいにもできる」



46 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:41:20.31 ID:JPh/X6jDO

澪「それじゃあ……私も残るよ」

律「澪が残るってんなら私も残らないとな!」

和「はぁ…あんたらケガしたらどうすんのよ」
 「私も残らせてもらうわ」

承太郎「やかましいぞッ!」
   「いいから先に行けッ!」



47 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:41:50.88 ID:JPh/X6jDO

澪「うるさいのはお前だッ!」
 「さっきお前は私に助けられたッ!」
 「お前には私が必要なんだッ!」

律「それに…みんなで力を合わせた方が早く終わる」
 「その分DIOとの闘いに時間を割けるってもんだ」

承太郎「……………」
   「……じじい…俺達が追いつくまでにDIOの部屋を見つけておけ」

ジョセフ「……ああ」



48 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:42:23.09 ID:JPh/X6jDO

承太郎「それから……じじい…花京院……アヴドゥル」
   「平沢と琴吹……中野と平沢を頼むぜ」

花京院「ああ」ジア「うむ」

紬「みんな……待ってるから……」

唯「ケガしちゃダメだよ……」

梓「絶対に……死なないでくださいよ!」

憂「信じてますから……!」

ジョセフ「行くぞッ!」

タタタタ……



49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:42:52.45 ID:JPh/X6jDO

和「……行ったわね」

律「これで……心置きなく…全力で闘える」
 「11人は多すぎるんだよ」

澪「……承太郎……勝率は…?」

承太郎「…分かっていることを聞くな」

澪「……野暮だったよ」フフッ



50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:43:22.59 ID:JPh/X6jDO

アイス「………いくぞ」グォォオオオ…

律「ジー・エス・スリィィイーーーーーーッ!」

ドオォ―――z___ン!

律「私が全てを固定した……」
 「お前は……これで終わりだッ」

承太郎(いやッ!ダメだ田井中ッ!)

――一秒経過

律「さあ…再起不能になってもらうぞッ!」

律がアイスに近寄ったその時…



51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:43:44.99 ID:JPh/X6jDO

アイス「……………」ググッ…

アイスはわずかに動いたッ

律「何ッ!?」ザッ!

アイス「死ねィ!」ガオン!

――二秒経過

律「ぐぅッ!」ブシュウ!

澪「律ッ!」

律「チクショオ……少し……腕の肉を持っていかれちまった……」
 「それにしてもッ…あいつ動きやがったぞッ!」



52 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:44:21.02 ID:JPh/X6jDO

承太郎「……あいつは……削り取るんだ」
   「……お前が固定した空気を………削り取った」
   「…削り取りながら移動しやがった」

和「……律が全てを固定したら…」
 「………逆に私達がカモにされるって訳ね」

律「……今回は封印だな」



53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:44:46.71 ID:JPh/X6jDO

アイス「……………」グォォオオオ…

澪「消えたぞッ!」

承太郎「全員固まれッ!」

バッ!

承太郎「……背中は……任せたぜ」

澪「……そのセリフ……そっくりそのまま返すよ」

和「よそ見するんじゃあないわよ…律……」

律「……了解」



54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:46:25.48 ID:JPh/X6jDO

シィーーーン……

律「……来ないな」

その時……

ポッ!

承太郎「何ィーーッ!?」

床の溝から現れたッ

承太郎「チィッ!」

律「ぐッ!?」ドゴッ

承太郎は澪達を殴り飛ばすッ



55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:46:59.33 ID:JPh/X6jDO

そして…

アイス「……一手……遅れたな」

ガオン!

承太郎「くッ!!」ブシュウ!

承太郎の太ももが削り取られたッ

アイス「その脚では……避けることもままならないはずだ」
   「もうすぐで……DIO様の望みが満たされる」

承太郎「ッオラァ!」

しかしッ
承太郎はその脚で踏み込み…



56 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:47:33.41 ID:JPh/X6jDO

アイス「ぐぼッ!?」ドサァ!

ヴァニラ・アイスの顔面を殴り抜けたッ

承太郎「やれやれ……」
   「勝手に……俺が逃げることを前提にするんじゃあねえ」
   「ッ……!」フラッ…

律「ジョジョッ!」

承太郎「……お前は自分の心配をしてろ」



57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:48:03.58 ID:JPh/X6jDO

アイス「クッ……」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

アイス「クソッ!」グォォオオオ……

ドゴォォオオオン!

ガラガラッ……

和「消えたわね……」
 「……破壊できたのは壁だけってところかしら」



58 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:48:30.89 ID:JPh/X6jDO

アイス「……………」ズォォオオオ!

澪「後ろだ和ァァァアアアアアアアアアアア!」

和「くぅッ!」ガシィ!

和はガレキを手に取り…

和「間に合えッ!」ズギュ―z_ン!

ガレキをなおすッ
そして、その力で移動したッ



59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:49:01.69 ID:JPh/X6jDO

アイス「……逃げることには……長けて……いるな」

律「それはお前のご主人様もじゃあないか?」
 「ずっとこそこそして出てこないでよ…引きこもりなのか?」
 「あげく……たくさんの命をちり紙みたいに捨てやがって……」
 「正真正銘のクズ野郎だよな」

アイス「きさま……今……何と言った……?」

律「クソッタレのDIOとッ!」
 「そいつを溺愛しているブルマ野郎はッ!」
 「地獄すら生ぬるいっつったんだよッ!」



60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:49:30.71 ID:JPh/X6jDO

アイス「……きさま」

律(さあ……きやがれ……)
 (今は……和から目を逸らさせないと)

アイス「二度も……DIO様を侮辱したなッ!!」ヒュンッ!

律「消え 澪「目の前だ律ゥゥウーーーーーッ!」



61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:50:08.44 ID:JPh/X6jDO

承太郎「逃げろッ!削り取られるぞッ!」

アイス「よくも!このデコッパチがッ!」
   「二度もDIO様を侮辱したなァァア―――――z_____ッ!」

律「うるせェェエ―――z___ッ!」
 「二回目はお前が聞いてきたんだろうがァァ―――――z_____ッ!」

アイス「思い知れッ!」律「オラァ!」

ボッギャ―――z___ッ



62 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:50:39.67 ID:JPh/X6jDO

律「グハァッ!」ドゴォォオン!

アイス「……………」ピタァッ!

和「……自分の身と引き換えに…大チャンスを作った………」

承太郎「やれやれ……部長が体を張ってチャンスを作ったんだ」スタスタ
   「……部員は……これを生かさないとな」スタスタ



63 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:51:07.05 ID:JPh/X6jDO

アイス「……り……やる…」ググッ…

承太郎「何ッ!?」ピタッ!
   「固定したら……動けないんじゃあないのかッ!」

アイス「蹴り殺してやるッ!」ブシュウ!
   「このド畜生がァーーーーーッ!」バキィッ!

ヴァニラ・アイスは……
身体のあらゆる部位を破壊し…
皮膚を裂き…大出血しながらも…
律のもとへ歩み出したッ



64 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:51:35.84 ID:JPh/X6jDO

澪「ウソだろッ!?」

和「承太郎君ッ!律のもとへ行かせないでッ!」

承太郎「オラァ!」

アイス「ガブッ!」ベキィ!

承太郎のパンチはアイスの口内を捕えるッ!



65 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:52:15.06 ID:JPh/X6jDO

そして……

承太郎「スターーー……」
   「フィンガァァア―――――z_____ッ!」ドシュン!

アイス「ゲボッ!」グチャア!

ヴァニラ・アイスの頭部を貫いたッ!

承太郎「くたばりやがれッ!」

承太郎が更に腕を押し込もうとしたその時…



66 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:52:44.22 ID:JPh/X6jDO

アイス「くぁぁあああ………」ガシィ!

承太郎「うぐっ!」

首根っこと左腕を捕えられたッ

承太郎「こ…このパワーはッ……」
   「うぉぉぉおおおおおおおお!」グリッ

アイス「俺は死なん……」
   「苦痛を意に介しているヒマもない………」
   「必ずきさまを仕留めるッ!」
   「ジョースターどもを殺すッ!」
   「俺が死ぬのはその後でいいッ!」ググッ!



67 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:53:16.21 ID:JPh/X6jDO

アイスは承太郎の左腕をスタンドの口内へ引き寄せるッ

澪「け、削り取られるッ!」

承太郎「……やれやれ」
   「自分から……頭を貫かれることを選ぶとはな」
   「スターーーッ!フィンガァァァアアアアアアアアッ!」

アイス「ぐおおッ!」ドスゥ!

承太郎の左手のスターフィンガーは…
ヴァニラ・アイスの頭部を突き刺したッ



68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:55:17.89 ID:JPh/X6jDO

澪「やったッ!」

アイス「……やった……な」
   「これで……両腕を封じたぞ……承太郎………」

承太郎「なッ!何ィィイーーーーーーッ!」

澪「なん……で……」

アイス「この両腕が……俺を突き刺した悪い腕かッ!」
   「フン!」

承太郎「ぐあッ!」ドギャッ!



69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:55:52.09 ID:JPh/X6jDO

アイス「フン!フン!フン!フン!フン!」

承太郎「ぐぅッ………!」バキ!バキ!バキ!バキ!バキ!

アイス「どうだ…思い知ったか…」

承太郎「……仕返しだぜ」
   「お前の体に……目…耳…鼻…口…ケツ以外に…」
   「……もう一つ穴を開けてやるぜ」



70 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:56:38.18 ID:JPh/X6jDO

アイス「……まだ……お仕置きが足りんようだな」

承太郎「オラァ!」アイス「フンッ!」

承太郎「グッ!」バキィッ!

承太郎の右腕は不自然な方向へ曲がり……

アイス「がぼッ!」ボゴォ!

ヴァニラ・アイスの腹部にはスタープラチナの脚が貫通していたッ!



71 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:57:29.25 ID:JPh/X6jDO

澪「す……ご……」

和「…あんたがこんな光景を見て平気でいられるなんてね」

澪「和ッ!律は大丈夫なのかッ!?」

和「ええ…さっき治療が終わったわ」
 「そこの壁に寄り掛からせてる……」



72 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:57:59.15 ID:JPh/X6jDO

アイス「ぐ………」フラッ…

グォォオオオ……

澪「なッ…ウソだろッ!?」
 「まだ闘うのかよッ!?」

アイス「きさまだけは……殺さなくてはな……」
   「承太郎……きさまらは二の次だ」



73 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:58:25.13 ID:JPh/X6jDO

律「う……………」
 「きやがったか……」
 「まだ……体痛えんだけど……」

アイス「DIO様を侮辱したきさまが悪いんだッ!」
   「思い

ヴァニラ・アイスが脚を振り上げたその時…

アイス「知ガッ!」ドゴッ!

ガレキがアイスの頭を直撃したッ



74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:58:55.25 ID:JPh/X6jDO

和「……そうやすやすと……律に攻撃させるわけないでしょ?」
 「ダメージがひどすぎて……まともな思考ができないみたいね」

律「勝手に…囮にしやがって」

和「それは違うわ……」
 「言いたいこと……わかるでしょ?」

律「……ああ」



75 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:59:26.66 ID:JPh/X6jDO

アイス「くッ……頭痛がするッ……」
   「頭部に…ダメージを食らいすぎたかッ…」フラッ…

律「オラァ!」

アイス「ゴブッ!」ピタァッ!

和「…絶好の的よ…律」
 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

和はガレキを殴り…
もとに戻るべく移動したガレキは全てアイスに直撃したッ!



76 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 00:59:58.70 ID:JPh/X6jDO

澪「律ッ!」シュンッ!

律「サンキュ、澪」
 「ジー・エス・スリーッ!固定解 承太郎「まだだッ!」

律「えッ…?」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
   「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
   「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

承太郎はアイスを殴り…



77 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:00:28.64 ID:JPh/X6jDO

承太郎「……固定解除だ」

ズギュ―――z___ン!

アイス「グハァッ!」ボゴォ!

ガレキはアイスの全身を貫通し…
身体の数ヶ所が破裂したッ

アイス「ハァッ…ハァッ……」ズルッ…
   「クソどもがァ~~~ッ……」ズルッ…

澪「不死身かよッ……」



78 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:01:10.71 ID:JPh/X6jDO

律「執念……なのか……これは……」
 「下半身どころか……」
 「上半身の半分も無いようなもんなんだぞッ…!」

承太郎「……こいつ……」
   「おそらく……DIOに何かされたな」
   「……話に聞いた吸血鬼だ」

和「倒す方法は……」

承太郎「……じじいの波紋か…」
   「太陽にさらせば塵になる」



79 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:01:40.85 ID:JPh/X6jDO

律「そ…それだけで……」

澪「……それじゃあ……私が外にテレポートさせるよ」

和「……少し待って、澪」
 「こいつには……承太郎君の脚の肉を返してもらわないと」

澪「できるのか…?」

和「この人…『暗黒空間にばらまく』って言ってたわ」
 「一番最初……梓ちゃんの攻撃を受けた花京院君も治せた」

律「そういえば……」



80 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:02:15.75 ID:JPh/X6jDO

和「もしかしたら…梓ちゃんのスタンドも『暗黒空間』に通じてるのかも」
 「だから……試してみる価値はあるわ」

澪「そう……だな」

承太郎「……頼む」

ズギュ―――z___ン!

アイス「ゲボッ!」

律「す、すげぇ……」
 「治ったッ!」

承太郎「……腕の方も頼むぜ」

和「はいはい」ズギュ―z_ン!

澪「それじゃあ……」
 「……いくぞ」



81 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:02:53.72 ID:JPh/X6jDO

アイス「クソッ……」
   「きさまらなんぞに…」
   「きさまらなああんぞにィィィィィィーッ……」

律「一ついいこと教えてやるよ」
 「日本じゃあな……ブルマは廃止されたんだぜ」

ズギュ―――z___ン!

ヴァニラ・アイスは……
……塵になった

本体名―ヴァニラ・アイス
スタンド名―クリーム
―死亡―



82 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:05:57.60 ID:JPh/X6jDO

DIOの館―承太郎一行―!

和「なかなか……見つからないわね……」

律「ああ……道間違ったんじゃないか……」

澪「それは…ないだろ……多分」

承太郎「……待て」
   「…右前方に……何かいるぜ」



83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:07:03.88 ID:JPh/X6jDO

女「ハァ……ハァ……」

澪「女の人……」

女「ひいいいっ!」
 「ゆ、ゆるしてください……~~~っ」
 「もう逃げようとしませんから!」

律「おい…落ち着いてくれ!」

女「命だけは……お願いですゥゥゥーーーーーッ!」



84 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:07:31.34 ID:JPh/X6jDO

澪「私たちは味方です!」
 「だから落ち着いてください!」
 「助けてあげますから!」

女「味方……?」
 「本当に味方なのですか?」
 「本当に助けてくれるのですか?」

承太郎「そうだ、味方だぜ」

メシァッ!

女「きゃああああああ!」ドゴォォォン!



85 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:08:00.63 ID:JPh/X6jDO

承太郎「ただし正義の………味方だ…」

女「うげ……うげごげっ!」クルッ

男「ばっ!ばかなッ!」
 「どうして俺の無敵の能力がばれたんだァーーーッ!?」

和「頭の後ろに女の人の顔が……」

澪「……裏返るなら……手も逆にしないとな」

男「そ、そうか!」
 「気づかなかった……」



86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:08:25.77 ID:JPh/X6jDO

承太郎「おいヌケサク……DIOの部屋まで案内しな」

ヌケサク「てめー……俺のことをヌケサクと呼んだな……!」
    「ぶっ殺してやるッ!俺はDIO様の血が体内に入って不死身なのだッ!」

律「……ジー・エス・スリー」ズギュ―z_ン!

ヌケサク「ぐべッ!」ピタァッ!

律「私らは……今さっき…不死身の男を倒してきたばっかりだ」
 「吸血鬼の倒し方は心得てる」
 「それでも……やるか?」



87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:09:31.49 ID:JPh/X6jDO

ヌケサク「あが……が……」
     (やら……な……)

律「……やるってさ」

ヌケサク(なぁぁああああああ!?)

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
   「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

ヌケサク「びべぶッ!」グチャア!

承太郎「……案内……してくれるな?」

ヌケサク「は……はい……」



88 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:10:33.23 ID:JPh/X6jDO

DIOの館―ジョセフ一行―!

梓「なかなか……見つかりませんね……」

紬「ええ……」
 「今が3階……」
 「この階段を上ったら……もう終わりのはず……」

DIO「……ご名答だ……琴吹紬よ」パチパチ

唯紬梓憂花ジア「DIOッ!?」

アヴ「いつの間にッ!?」
  「さっき……階段を見上げた時はいなかったはずッ!」



89 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:11:43.13 ID:JPh/X6jDO

DIO「アヴドゥル……久しぶりだな」
  「前に会ったのは…いつだったかな……」
  「忘れてしまった……所詮……お前はその程度の男だということよ」

ジョセフ「DIOッ……!」

DIO「ジョナサンの孫……ジョセフか」
  「どうだ……祖父の体を目の当たりにして」

ジョセフ「こいつッ…!」



90 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:12:09.69 ID:JPh/X6jDO

花京院「ジョースターさんおさえてッ!」

DIO「花京院か……」
  「おとなしく……このDIOに仕えておけば良かったものを」

花京院「誰がきさまなんかに……」
   「ヘドが出るッ!」



91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:14:53.98 ID:JPh/X6jDO

DIO「フフフ……」
  「……この慈悲深いDIOが……きさまらに最後のチャンスをやろう」
  「その階段を二段おりろ」
  「そうすれば…私の仲間になり……共に承太郎達を殺そうではないか」
  「逆に死にたければ……………」
  「その足を上げて階段を上ってこい」

唯紬梓憂花ジア「……………」

ザッ!

唯達は……
階段を上った……
はずだったッ



92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:17:19.32 ID:JPh/X6jDO

唯紬梓憂花ジア「えッ!?」

しかしッ

DIO「フフフ……」
  「全員階段を『降りた』な」
  「このDIOの仲間になりたいというわけだな」

花京院「た…確かに足を上げてッ…」

ザッ!

全員再び足を上げて…
階段を上ったはずだったッ



93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:19:43.80 ID:JPh/X6jDO

DIO「また階段を降りるとは……」
  「そんなにこのDIOの仲間になりたいか」

ジョセフ「な…なんだこれはッ…」
    「これが……『ザ・ワールド』なのかッ!?」

DIO「フフフ……」
  「『上らなくてはならない』と心では思っているが」
  「あまりに恐ろしいので無意識のうちに逆に体は降りた……」
  「といったところかな……?」



94 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:20:27.04 ID:JPh/X6jDO

アヴ「違う!我々は確かに階段を上ったッ!」
  「DIOのスタンド攻撃だッ!」

梓「DIOのスタンド能力を見極めなくてはッ!」
 「オラオラオラオラァ!」ガオン!

DIO「……歯向かう……か」
  「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!

梓はDIOに向け…
空気の溝を飛ばしたッ

はずだったッ!



95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:21:57.82 ID:JPh/X6jDO

ブシュウ!

梓「えッ……」
 「な……なんで……私が……」
 「撃ち出した私が……自分のスタンド攻撃を……」フラッ…

梓はかつてDIOが立っていたところに立っており…
自身のスタンド攻撃を受けたッ
そして……

DIO「ほう……削り取るとは本当のようだな」
  「多少やっかいかもしれん」

梓がいた場所にDIOが立っていたッ



96 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:23:09.97 ID:JPh/X6jDO

紬「オラオラオラオラァ!」

紬はDIOに向けラッシュを繰り出すッ

花京院「ぐはッ!」ドゴォ!

しかし……
そこにはDIOはおらず…
代わりに花京院に命中したッ

紬「ご、ごめんなさい!」

唯「いったい……なんでッ……!」



97 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:24:38.68 ID:JPh/X6jDO

DIO「……きさまらで遊ぶのも飽きたな」
  「……殺すとするか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョセフ「こ…この殺気はッ……!」

ドゴォォオン!

DIO「むう……壁が……」

承太郎「……たまには日光をいれないとな」
   「……部屋がカビだらけになるぜ」
   「DIOッ!」



98 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:25:54.26 ID:JPh/X6jDO

DIO「きたか……承太郎」ニヤッ

ブワヮヮァア…

DIOは階段を上り…姿を消した……

ジョセフ「全員……無事だったみたいじゃな」

律「おかげさまで」
 「それより……今のがDIO……」

澪「すごかった……殺気が……」

アヴ「我々はこれからDIOを追いかけるが……」
  「その前にDIOの能力について話しておく」
  「ついてというより……はるかに理解を超え…体験談になるが」



99 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:27:45.99 ID:JPh/X6jDO

澪律和承「……………」

アヴ「我々は……確かに階段を上った」
  「しかし……いつの間にか降りていた」
  「そして……『いた』はずの人が『おらず』……」
  「『いなかった』はずの人が『いる』んだ」
  「何を言ってるのかわからないだろうが……」
  「……これが我々が体験したDIOの能力だ」



100 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:28:59.04 ID:JPh/X6jDO

律「とにかく……ヤバい能力だってのはわかったよ」

ジョセフ「日が沈みかけているな……」
    「……急ぐぞ」

承太郎「……おいヌケサク」ポイッ

ヌケサク「ヒィッ!」ドサッ

承太郎「……階段の上はどうなっている」



101 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:31:27.37 ID:JPh/X6jDO

ヌケサク「と、塔です」
    「てっぺんに一つ部屋があって……」
    「DIO様は昼はいつもそこにいます」

承太郎「……これ以外に塔に続く階段は?」

ヌケサク「あ、ありません……」

承太郎「……案内しろ」
   「……お前が先頭でな」

ヌケサク「ぶべッ!」ドゴォ!
    「は、はぃぃい……」



102 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:32:58.34 ID:JPh/X6jDO

DIOの部屋!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

承太郎達は先ほどの階段を上り……
DIOの部屋にたどり着いた
そこは……日の光は遮断され…
部屋の真ん中にポツンと棺桶が置かれているだけであった

ジョセフ「承太郎…その窓を破壊しろ」

承太郎「オラァ!」

バゴォン!



103 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:34:22.26 ID:JPh/X6jDO

律「……やっと明るくなったな」
 「明るいと言っても……さっきに比べたら、の話だけど」

律の言うとおり…部屋内はわずかに明るくなったほどであった
それほどまでに太陽は…その姿を隠していた

承太郎「……棺桶を囲むぞ」
   「ヌケサク…てめーが棺桶を開けな」



104 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:35:37.25 ID:JPh/X6jDO

ヌケサク「ひ、ひいいえええ…」
    「DIO様ァ…私はあなたを裏切ったわけではないのですから~~~」
    「あなた様の勝利を確信しているからこそ、こいつらを案内したのですゥ」
    「風の強い時にションベンしたらズボンにかかるってことと」
    「同じくらい確信していますゥ……」

花京院「口じゃあなくて手を動かせッ!」



105 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:36:49.38 ID:JPh/X6jDO

ヌケサク「DIO様ァァ~~」
    「こいつらをぶっ殺してやっておくんなさいましよおおおおおお!」

ギギギギギギギギ……

ヌケサクは棺桶に手をかけ…
徐々にフタをずらしていった
そして…棺桶の中が確認できるか、というところで……
確かな異変が承太郎達の目に映るッ



106 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:37:47.30 ID:JPh/X6jDO

ヌケサク「え!?……………………………」
    「な……中にいたのは………」

承太郎達は……棺桶の中にはDIOがいるか…空っぽだと思い込んでいた
しかし……そこにいたのは…

ヌケサク「俺だったァァーーーーー!」

輪切りにされたヌケサクであったッ
先ほどまで棺桶を開けていたヌケサクが入っていた上に……
DIOがいる…もしくは空っぽ……そう思い込んでいた承太郎達は……
予想以上の衝撃を受けたッ



107 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:39:30.25 ID:JPh/X6jDO

澪「ウソだろッ!?」
 「何でさっきまで棺桶を開けていたヤツが棺桶の中にいるんだッ!!」

花京院「これだッ!『いなかった』はずのものが『いる』んだッ!」
   「さっき僕たちはこれを体験したんだッ!」

和「これが……ザ・ワールドだっていうのッ…!?」
 「どういう理屈でこんなことが実行できるのよッ!」



108 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:40:21.31 ID:JPh/X6jDO

アヴ「誰か今こいつが棺桶に入れられたところを見た者はッ!」

紬「いいえ……」
 「しっかり見てたはずなのに…」
 「いつの間にかっていう表現がかなりしっくりくる状況でしたッ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

承太郎「これはッ……」
   「この殺気はッーーーーー!」

ピッキィ―――z___ン

承太郎「逃げろォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

承太郎達は窓から飛び出すッ



109 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:48:13.21 ID:JPh/X6jDO

律「クソッ!なんだってんだ今のはッ!」

ジョセフ「わしも感じたぞ!凄まじい殺気ってヤツだ!」
    「ケツの穴にツララを突っ込まれた気分だ……」
    「今…あのままあそこにいたら確実に一人ずつやられていた!」

梓「何なんですかあれはッ…」
 「承太郎先輩を超えるほどのスゴ味でしたよッ!?」

ズギュ―――z___ン!

承太郎達は各々のスタンドを発現させ、館の壁にしがみつく
そして……澪の助けもあり、何とか全員ひさしに昇ることができた



110 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:49:32.78 ID:JPh/X6jDO

憂「これは……いよいよマズいかもしれませんね……」

憂の懸念は……太陽であった
すでに太陽は…カイロの街並みに飲み込まれそうなほどであった
そして……それは同時に……
DIOを倒す方法がジョセフの波紋のみになったことを表すッ

唯「太陽が……ほとんど見えないよ……」

澪「始まったな……DIOの時間……」
 「……DIOの世界が」



111 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:50:29.47 ID:JPh/X6jDO

紬「ジョースターさん……これからどうするつもりですか?」

花京院「まさか……このまま朝まで逃げるってことはありませんよね?」
   「もしそうなら……僕はみんなと別行動をとらなくてはならない」

律「……そうだな」
 「ここまできたら……突っ走るしかねえよ」



112 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:51:00.39 ID:JPh/X6jDO

ジョセフ「……花京院……律ちゃん」
    「わしだって同じ気持ちだ」
    「しかし状況が変わった!」
    「……我々はヤツのスタンド、『ザ・ワールド』に出会った」
    「それなのにどんな能力なのか見当もつかない!」
    「山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこかもわからん!」
    「それじゃあ遭難は確実なんじゃ!」
    「確実!」
    「そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」



113 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:51:25.65 ID:JPh/X6jDO

律「だからって逃げることはないだろ!」
 「どうせ今夜はDIOに追いかけ回されるんだッ!」
 「それなら私らから出迎えてやろうって話なんだよ!」

アヴ「それが危険なんだ!」
  「真っ向勝負をしてDIOには勝てないとさっきわかったはずだ!」
  「わざわざ真っ向勝負をする必要はないッ!」
  「機を伺うッ!そのうちにヤツのスタンドの正体をあばくチャンスがあるッ!」
  「そのチャンスを待つんだッ!」



114 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:51:54.98 ID:JPh/X6jDO

律「それじゃあそのチャンスってのはいつだよッ!?」
 「今夜か!?明日の朝か!?」
 「もしそのチャンスがこなかったらどうするんだよ!」
 「聖子さんが死ぬんだぞッ!」
 「私はいつ訪れるかわからないチャンスなんて待たないッ!」
 「そんなんなら私がこの手でチャンスを作りだしてやるッ!」
 「私がッ!この暗闇の荒野に道を作りだしてやるッ!」タタタタ

花京院「ジョースターさん…僕も…逃げるという案だけには賛成できない」
   「すみません……田井中さんに着いていきますッ」タタタタ



115 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:52:48.10 ID:JPh/X6jDO

ジョセフ「律ちゃんッ!花京院ッ!」
    「待つんじゃァァアーーーーーッ!」

承太郎「……止めても無駄だぜ」
   「田井中のヤツ……直情バカすぎだぜ……花京院もな」
   「まあ……おふくろがここまで思われてるとは予想外だったが」

和「承太郎君ッ!あなたの意見を聞くわッ!」

承太郎「……そうだな」
   「田井中と花京院は追いながらヤツと闘う………」
   「俺達は逃げながらヤツと闘う」
   「つまり……ハサミ討ちの形になるな…」



116 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:54:16.83 ID:JPh/X6jDO

館の傍―茂み―!

律花「……ハァ………ハァッ…」

律と花京院は…
DIOの動向を探るべく、館の傍の茂みに身を隠していた

律「出て…来ない……な」

花京院「静かにッ……」

花京院は律の口を押さえる
その目は……遥か上、DIOの部屋を捕えていた
律は…花京院の瞳に映った光景で……状況を把握するッ



117 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:54:48.21 ID:JPh/X6jDO

DIO「……………」

DIOは塔のてっぺんから街を眺めていた
律は花京院の手をどかし……

律「DIOだ……」

花京院「ああ……出てきたぞッ……」

DIO「……………」バッ

DIOは塔から飛び降り…街の方向を目指して歩みだした



118 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:55:21.47 ID:JPh/X6jDO

律「追う……か……?」

花京院「ああ……スタンドの正体がわからない以上……」
   「僕たちに残されたのは暗殺しかない」
   「街中なら……幾分か楽になるかもしれない」

澪「……待て」

律「澪ッ!」
 「それに……唯に憂ちゃん…アヴさんも!」



119 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:56:19.06 ID:JPh/X6jDO

花京院「いったい…」

アヴ「ジョースターさんと承太郎についていてやれと言われてな」

花京院「そうですか……!」

律「唯…憂ちゃん……ボロボロじゃないか……」
 「何かあったのかよ……?」

唯「少し……ね……」

憂「……行きましょう」
 「DIOは……承太郎さん達を追ってます」



120 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:56:45.56 ID:JPh/X6jDO

街中―承太郎一行―!

承太郎達は……
DIOから離れるべく、車で逃亡していた

紬「どうですか、ジョースターさん……?」

ジョセフ「……ヤツが醸し出しているドス黒い雰囲気は…遠くならん」
    「ヤツも追ってきている……」
    「おそらく……車を強奪してな」

梓「今……DIOはどこら辺にいるんですか?」

ジョセフ「それはわからん……」
    「何となく……近くにいるということがわかる程度なんじゃ」

梓「なかなか……厳しいものがありますねッ……」



121 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:57:18.68 ID:JPh/X6jDO

街中―唯一行―!

唯達は……
DIO……そして承太郎達を追うべく…
移動方法を思案していた

澪「車か……」
 「車に追いつくには……」

花京院「……車しかないな」

ドゴォ!

花京院は駐車していた車のドアを破壊し……

花京院「みんな急いで乗るんだッ!」



122 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:57:44.30 ID:JPh/X6jDO

憂「乗るって言ってもエンジンはどうするんですか!?」
 「鍵がないことにはどうしようもありません!」

花京院はおもむろに車の配線をいじりだす

花京院「僕を誰だと思っている……」
   「あの……筋金入りの不良だった……空条承太郎とつるんでいる……」

ドルルン!

律「エ、エンジンがかかったッ!」

花京院「……花京院典明だぞ」
   「これぐらい……君たちが承太郎と出会うより前に習ったさ」

アヴ「よしッ!追うぞッ!」



123 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:58:10.88 ID:JPh/X6jDO

街中―承太郎一行―!

承太郎「近づかれてるぞッ!」
   「もっと飛ばせッ!」

承太郎達は……焦っていた
突如……自分達を追う猛スピードの車が現れ……
その後部座席にはDIOが座っていたのだ

ジョセフ「これが限界じゃッ!」
    「これ以上はどうしようもないッ!」



124 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:59:12.60 ID:JPh/X6jDO

紬「どうするべきなのッ……」
 「このまま接近を許したら……」
 「確実に殺されるッ!」

梓「……承太郎先輩……私の体……支えてください」

梓はそう言うと…
車のドアを開けた

承太郎「何……?」

梓「あの車の……タイヤを削りとります」
 「そのためには……しっかりとした基盤が必要なんです」



125 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 01:59:42.28 ID:JPh/X6jDO

承太郎「……わかった」

承太郎は梓を後方から抱きしめ……

梓「ふぅ……………ふぅッ……………」

……梓は思い出していた
承太郎と出会い……
今まで知らず知らずのうちに……
承太郎に支えられてきた人生を

そして……
今度は自分が承太郎を守るべき時なのだと……
意を決し……



126 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:00:28.38 ID:JPh/X6jDO

梓「外すものかッ!絶対にッ!」
 「………オラァッ!!」

ガオン!

空気の溝を発射したッ

そして……それは見事タイヤに命中するッ
DIOの乗った車はスリップし……停止したッ



127 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:00:54.61 ID:JPh/X6jDO

梓「ふぅ……良かった……」

承太郎「……よくやった」
   「やろうと思えば横転でもさせれたはずだが……」
   「……お前は……運転手の命を守った」

梓「私達の闘いで……」
 「……これ以上の犠牲は出したくないですから」

ジョセフ「しかしこれで……十分に距離を離すことができるな」

紬「そうです……」
 「あ、あれは……?」



128 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:01:25.10 ID:JPh/X6jDO

紬は……
停止した車の方から何かが飛んできたのを捕えたッ

紬「何かが後方から飛んでくるわッ!」
 「みんな伏せてッ!」

ドグワシャ!

車に突っ込んできたのは……
梓が守った運転手であったッ

梓「ウ、ウソでしょッ!?」

和「死んでる……わね……」

ジョセフ「何ということだッ……!」



129 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:01:52.80 ID:JPh/X6jDO

承太郎「じじいッ!前を見て運転しろッ!」
   「激突するぞォォオーーーーーッ!」

ドグォォオオオン!

承太郎達の車は……
建物に激突したッ
そして……
その後方からは……

DIO「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

DIOが殺気を纏い……
静かに近づいてきていたッ



130 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:02:23.10 ID:JPh/X6jDO

DIO「……………」バギバギ!

DIOが大破した車をこじ開けると……

DIO「………逃げた……か」

上空を見上げたDIOの視線の先には……
建物の屋上へ登っていく承太郎達の姿があった

DIO「フフフ……鬼ごっこか」シュッ!



131 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:02:52.56 ID:JPh/X6jDO

DIOが承太郎達を追いかけ、屋根に登った少し後……
唯達がそこへ到着した

唯「これは……」

律「車が二台……」
 「普通じゃあない……大破だ……」

アヴ「上だ!」
  「承太郎達はおそらく上に行ったッ!」
  「急いで追うぞッ!」





132 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:03:24.80 ID:JPh/X6jDO

屋根上―DIO―!

DIO「ヌゥ……どこだ……」

DIOは…承太郎達を追って屋根に上ったはいいものの…
承太郎達の姿を見失っていた
そして…ジョセフの存在…
この策士の存在が……DIOの動きを抑制していた

DIO「……ジョセフ……ヤツは…必ず何か罠を張っている」
  「ザ・ワールドッ!」ズギュ―z_ン!

DIOがそう叫んだと同時に……
この世界の運動しているあらゆる物体……
そして生物が動きを停止したッ



133 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:03:51.81 ID:JPh/X6jDO

DIO「しかし……止まっている時の世界……」
  「ここでは……全ての罠が意味をなさない」
  「フフフ……このDIOだけの時間だッ!」

――一秒経過

DIO「さて……承太郎達の捜索にはいるとしよう」

DIOは建物の屋根から屋根へ飛び移り…
承太郎達の捜索を開始した



134 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:04:18.45 ID:JPh/X6jDO

時を止めてから四秒ほど経った頃……

DIO「見つけたぞ……ジョセフよ……」
  「ついでに真鍋もいるが……」
  「おや……もう時間か」
  「……時は動き出すッ」

和ジ「なッ!?」

ジョセフ「DI、DIOッ!いつの間にッ!」

和「さっきまではいなかったはずよッ!?」



135 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:04:51.65 ID:JPh/X6jDO

DIO「フフフ……恐怖しているな」
  「果たして……その状態で……満足に闘えるのか?」

ジョセフ「ああ……何事にも……適度な緊張感は大事だからな」

DIO「苦しいぞッ!ジョセフ・ジョースター!」ニタァ

ジョセフ「ハーミットパープルッ!」シュバァ!

ギシィッ!

ジョセフはスタンドでDIOを捕えるッ



136 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:05:27.03 ID:JPh/X6jDO

DIO「ヌゥ……」

ジョセフ「そしてくらえッ!」
    「太陽のエネルギー『波紋』ッ!」

波紋を茨を伝ってDIOに流し込もうとしたその時……

DIO「老いぼれが…!」
  「きさまのスタンドが一番…」
  「なまっちょろいぞッ!」

ブチィッ!

DIOは茨をひきちぎったッ



137 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:05:58.57 ID:JPh/X6jDO

ジョセフ「……DIO…スタンドに…強い、弱いの概念は無い」
    「使い方次第で……」
    「どうとでもなるということを教えてやろうッ!」

和「プロロォォーーーグッ!」

ジョセフが言い終わると同時に……
和はジョセフの茨を握り締めたッ



138 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:06:25.71 ID:JPh/X6jDO

すると……

ガシィッ!

DIO「何ィッ!」

茨は繋がり…
再びDIOに巻きついたッ

和「私が茨を握っている限り……」
 「あんたは解放されないわ」



139 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:06:55.29 ID:JPh/X6jDO

ジョセフ「決着じゃ……DIOッ!」
    「オーバードライブッ!」ズギュ―z_ン!

ジョセフは茨に波紋を流し込むッ
DIOは波紋を流され……
ボロボロに崩れるはずだったッ

DIO「どうした?」
  「そんなものなのか?きさまの波紋は……」

ジョセフ「な、何ィーーーッ!?」
    「波紋が流れておらんッ!」

和「い、いったい何でッ!」



140 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:07:27.53 ID:JPh/X6jDO

その時……
ジョセフは自身のスタンドに起こっている異変に気づいた

ジョセフ「ハッ!」
    「和ちゃん手を離すんじゃッ!」
    「茨が徐々に凍らされておるッ!」

和「ッ!」バッ!

ジョセフの言葉通り……
茨はDIOに巻き付いている側から凍ってきていたッ



141 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:07:57.29 ID:JPh/X6jDO

DIO「気化冷凍法だ……」
  「100年ぶりだが……使えるものだな」

ジョセフ「こ、これでは波紋も流し込めんッ……!」
    「直接叩き込むしかないッ!」

ジョセフが意を決し…
DIOに殴りかかろうとしたその時…



142 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:08:26.05 ID:JPh/X6jDO

承太郎「待てじじいッ!」

ジョセフ達と別れたはずの承太郎達が現れ…
ジョセフを制止させたッ

承太郎「DIOの能力が分かったぞッ!」

ジョセフ「何ッ!?」

承太郎「DIOはッ……」
   「時を止めるッ!」

DIO「ほう……」
  「どうして……そう思うのだ?」



143 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:08:54.88 ID:JPh/X6jDO

紬「ジョースターさん達と別れてから……」
 「私は…二、三件の屋根を全てゲル状にしたわ」
 「あなたの行動を制限するために……」
 「そして……気づいたら……」
 「全く同じタイミングで屋根がへこんだッ!」

梓「こんなことは……時を止めなくてはできないッ」
 「そして……時を止めたら……今までの現象全てに説明がつくッ」



144 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:09:29.77 ID:JPh/X6jDO

DIO「フフフフフフフフフフフフフフフ……」

紬「やはり……」

DIO「だから何だと言うのだ?」

紬梓「ッ!」

DIO「きさまらが……このDIOの能力を当てたこと……」
  「それは評価に値する」
  「だがしかし……だ……」
  「きさまらは……我が止まった時の世界に入門できるのか?」

紬「それはッ……」



145 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:09:57.26 ID:JPh/X6jDO

紬が言葉に詰まっていると……

DIO「……答えは……『ノー』だ」

すでにDIOは……
紬の背後に立っていたッ

紬「ッ~~~!?」ビクゥ!

DIO「きさまらにこの能力が分かったところで……」
  「その脅威は……ミジンコのクソにも匹敵しないのだ……琴吹紬よ」



146 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:10:30.05 ID:JPh/X6jDO

紬は……
DIOの吐息を耳元で感じ…
…初めてDIOに背後を取られていたことに気づいた
その出来事で……DIOの言っていることは事実なのだと…
身をもって実感したッ

そして同時に……
『敗北』の二文字が頭をよぎる
時を止められて……その中はDIOしか動けない
どう考えても絶望的な未来しか見えなかった……



147 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:10:57.36 ID:JPh/X6jDO

しかし……

紬「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

DIO「無駄ァ!」

バキィッ!

紬「うぐッ!」

果敢にもDIOにラッシュを叩き込もうとしたッ
彼女は……
諦めない心を知っているのだッ



148 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:11:27.92 ID:JPh/X6jDO

紬「……絶望的でも……足掻くわ」
 「何が何でも足掻いて…足掻いて……」
 「死んでしまうなら……」
 「死ぬほど足掻いてから死ぬことを選ぶッ!」

DIO「絶望的だと分かっていて……」
  「なおもこのDIOに歯向かうか」
  「人間の考えていることは…よくわからんな」



149 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:12:00.67 ID:JPh/X6jDO

承太郎「やれやれ……」
   「……俺達は死なないと……何度言えばわかるんだ?」
   「なあ……アヴドゥル」

承太郎は……
この場にいないはずのアヴドゥルに語りかける
すると……

クロスファイアーハリケーンッ!スペシャルッ!!

突如声が聞こえ……

DIO「こ……これはッ……」

ボウッ!

DIOは火だるまになったッ



150 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:12:50.78 ID:JPh/X6jDO

承太郎「…もうそろそろ来る頃だと思ったぜ」

澪「間に合った……みたいだな」

唯「ギリギリ……って訳でもなさそうだね」

ジョセフ「揃った……ッ!」
    「みんなよく聞けッ!」
    「DIOのスタンドの正体……」
    「それは時を止める能力ッ!」
    「十分に気をつけるんじゃッ!」



151 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:14:04.93 ID:JPh/X6jDO

律「と、時を……」

DIO「ぐぅぅううう……ッ!」
  「アヴドゥルめ……よくもッ……」

DIOに着いていた火は
すでにおさまりつつあった……

憂「これが……不死身ッ……」

承太郎「屋根は足場が悪いッ」
   「下に降りるぞッ!」

承太郎達は地面へ飛び降りるッ

DIO「……皆殺しだ」
  「全員……苦痛を覚える暇すら与えずに殺す」



152 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:14:36.65 ID:JPh/X6jDO

承太郎達のあとを追い…
DIOも飛び降りようとしたその時ッ

DIO「ん……?」グイッ

何かが足にひっかかったッ
その瞬間ッ
DIOに向け……
エメラルドスプラッシュが発射されたッ



153 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:15:09.47 ID:JPh/X6jDO

DIO「これはッ……」
  「……ハイエロファントか」

DIOは避けるべく飛び上がろうとするが……
飛び上がることができなかったッ

DIO「クソッ!」
  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」

DIOは辛うじてエメラルドスプラッシュを全弾防ぐッ



154 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:15:41.88 ID:JPh/X6jDO

DIO「何だったのだ……今のは……」
  「……まあいい」バッ

DIOは飛び上がり…
地面に降り立とうとした
だがしかしッ

カチッ!

上空で何かに触れ……
再び固定されるッ
そしてッ
またもやエメラルドスプラッシュが発射されたッ



155 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:16:09.36 ID:JPh/X6jDO

DIO「何ィィイーーーーーーーーッ!」
  「ザ・ワールドッ!時よ止まれッ!」

バァア―――z___ン!

DIO「……ハイエロファントの結界か」
  「しかし……なぜ動けない……」

――一秒経過

DIO「……そうか」
  「田井中律の……GS3とやらか」
  「飛び降りる直前……花京院がハイエロファントの触脚で結界を張り…」

――二秒経過



156 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:16:40.00 ID:JPh/X6jDO

DIO「それに田井中律が固定する能力を与えた……というところか」
  「まさか……このDIOに気づかれずにやってみせるとはな」
  「だが……」

――三秒経過

DIO「それも……このDIOの前では無意味だ」
  「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」

DIOは目前に迫ったエメラルドスプラッシュを殴り飛ばすッ

――四秒経過



157 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:17:11.50 ID:JPh/X6jDO

DIO「さて……この触れたら固定される結界……」
  「まるで蜘蛛の巣のようだが……」
  「……100年前の技で破れるッ」
  「きさまらは100年前の俺にすら追いついていないのだッ!」
  「スペースリパー・スティンギーアイズッ!」

DIOは…
目から体液を発射し…
ハイエロファントの触脚を全て切断したッ



158 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/13(月) 02:17:38.05 ID:JPh/X6jDO

DIO「むぅ……少し精度が落ちたな」

――五秒経過

DIO「……時間だ」
  「時は動き出すッ!」

バァア―――z___ン!




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