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戦え…戦え…  唯「んー?」#中編 【仮面ライダー】


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戦え…戦え…  唯「んー?」#前編
戦え…戦え…  唯「んー?」#中編
戦え…戦え…  唯「んー?」#後編




139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 22:26:14.91 ID:IQ72cWQr0

唯「……」トコトコ

スゥゥ…

唯「ひゃ!」

唯(だ、だれか…鏡の中から出てきた…)

唯「もしかしてライダー?」

?「ふぅ、疲れた」

唯「あ! 姫子ちゃん!」

姫子「げっ!? 見られてた!?」



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 22:29:27.21 ID:IQ72cWQr0

姫子「こここ、これは手品で…えっと」

唯「姫子ちゃんも…ライダーなんだね?」

姫子「な、なんでそのことを…まさか平沢さんも!?」

唯「うん」

姫子「うんって…そんなに気安く教えちゃっていいの? かりにも私たち、敵同士なのよ?」

唯「ううん、そんなことないっ。私は姫子ちゃんとも他のライダーたちとも争う気はないよ!」

唯「私は戦いを止めたいだけなんだよ」

姫子「…へ、へー…そうなんだ。うん、平沢さんらしいね」

姫子(なに言ってんの…この子)



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:00:33.78 ID:IQ72cWQr0

・・・

ミラモン「きぃゃああああ」ドカーン

デストワイルダー「ぐるるるる」バクッ

?「ふぅ…あ、あはは…」

?(や、やった…倒せちゃった)

?(本当に夢みたい…)

?「でも、これなら戦って願いが叶うってことも信じて悪くなさそう」

?「待ってて、純。かならず探し出してあげるから! 純がいて、憂がいての私たちだもん!」

タイガ(梓)「私が頑張らなきゃいけないんだ! うん!」



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:04:30.41 ID:IQ72cWQr0

・・・

姫子「へー、そうだったんだ。大変だったんだね」

唯「うん。でもね、私…絶対にあきらめないよ!」

姫子「そんなことしても自分に何もメリットがないのに?」

唯「メリット?」

姫子「…自分にとっていいこととか、価値とか…さ」

唯「あるよ! みんながこんな戦いをやめてくれれば私は嬉しいもん」

姫子「あー、そう」

姫子(ばか!? そもそも戦いを始める理由はほとんどが自分の願望を叶えるため…
   それを止めろって言われた程度で簡単に受け入れられると思ってんの!?)

姫子「まぁ、頑張ってよ。それじゃあ…」

唯「待って!」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:08:35.85 ID:IQ72cWQr0

唯「姫子ちゃんも…私と一緒に戦いを止めてくれないかな」

姫子(ああ…予想通りだぁ…ふふ)

姫子「そうね…それもいいかもしれない。うん、そうだね! 私も手伝う」

唯「ほんとに!? やったぁあああ! 姫子ちゃんやったよぉ!」

唯「ありがとう! ありがとねっ、姫子ちゃん! 私嬉しいよ!」ギュゥ

姫子「えっと…あ、あははは…そっか、そっか」

姫子(ほんとばかな子…訊けること全部聞きだしたら…背中からバッサリ…ふふ!)

姫子「それじゃあ、よろしくね。平沢さん」

唯「うんっ」ニコ



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:11:26.06 ID:IQ72cWQr0

唯「でねでね! 姫子ちゃんも私たちに協力してくれるんだって!」

律『……』

律『あんまりこういう事言いたくはないけどさ、唯』

唯「え?」

律『まだ本当に立花が協力してくれるって確証はない。
  ほいほいと信用しちゃうのもさ…ちょっとどうかと思うぞ。
  念のためにこっちが持ってる情報は明かさないように…』

唯「酷いよっ」

律『…唯?』



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:16:41.49 ID:IQ72cWQr0

唯「姫子ちゃんは絶対に私たちの味方だよ! 絶対に! 信用もできるもん!」

律『だから今の時点じゃなんとも言えないから…
  立花だってなにを目的に戦ってるか私らはわかってないんだぞ!』

唯「そんなの、もう無駄な戦いを止めて私たちに協力してくれるから関係ない!」

律『だから…唯、お前なぁ……』

唯「とにかく大丈夫なのっ! もう…おやすみっ!」

律『あ、唯! ちょっ、ま…』ガチャ

ツーツー

唯「心配することなんて…ないよ! きっと」



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:19:55.37 ID:IQ72cWQr0

次の日

キィーン、キィーン

姫子(ん、ミラモンかぁ…)

唯「姫子ちゃん!」シュ

姫子「…うん」ス

唯・姫子「へんしん!」

龍騎「よぉし!」

ファム(姫子)「ふぅ」

スゥゥ…

律「あの白いライダーは立花だったのか!」

律(なんか嫌な予感がする…)

律(唯!)ス



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:22:35.92 ID:IQ72cWQr0

・・・

ファイナルベント

ファム「はああああ…」

ファイナルベント

龍騎「ふんすっ…」

シュッ!

ファム・龍騎「やああああああぁぁああぁああ!!!」ドオオオォォンッ

ミラモン「けぇえぇ~!?」ドカーン

龍騎「やったね! 姫子ちゃん!
   でも、姫子ちゃんがあの時のライダーだったなんて思いもしなかったよぉ」

ファム(私こそ…あの時乱入してきたライダーが平沢さんだったなんて思いもしなかったっての)

ファム「…ねぇ、平沢さん。他に知ってるライダーっているかな? 身近にいたりとか…」

ライア「はい、ストップ」

ファム「!」

龍騎「りっちゃん!」



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:26:46.71 ID:IQ72cWQr0

ライア「立花、だよな?」

ファム「う、うん…(りっちゃん…ってことは田井中さんか)」

ファム「田井中さんもライダーだったんだね。驚いちゃった」

ライア「ああ、私も」

龍騎「そういえば言うの忘れてたもんね。りっちゃんもライダーだったこと」

ライア(…これだから天然キャラは怖えぇよ……)

ファム「…それで、他のライダーは」

ライア「だからストップ」

ファム「何で?」

ライア「そんなこと、私たちが協力する上で必要な情報か?
    仲間のライダーだけ知っていればそれで十分なんじゃないか?」

ファム「なんでそう言い切れるわけ?」

龍騎「ちょ、ちょっと二人とも…ケンカはよくないよ…?」アタフタ



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:29:42.14 ID:IQ72cWQr0

ファム「何、私はまだ信用できないってこと?」

ライア「そうだな。まだ信用できない」

ライア「信用されたいならさ、立花が戦う目的…私たちに教えてくれよ」

ライア「考えなしに戦いを止めるなんてばかなことに手を貸すなんてことないだろ?」

ファム(こいつ…ただのばかかと思っていたら…)

龍騎「りっちゃ…」

ライア「唯、これは私たちの命にも関わることだ。油断はできない…さぁ、立花」

ファム(あー…面倒なことに…ん?)

シュッ…ドォン!



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/17(土) 23:33:34.56 ID:IQ72cWQr0

デストワイルダー「ぐるるる…ぐおおおおぉぉ!!」

ファム「!」

ライア「な、なんだこいつ!? ミラモンか!?」

龍騎「普通じゃないっぽいよ!?」

ブンブンッ

デストワイルダー「おおおおおおぉぉ」ブンブンッ

龍騎「うわわ!」

ザッ、ザッ、ザッ、カチャン

タイガ「…お、大人しく…私にやられてくださいっ」

ライア「また新しいライダーか!」スウィングベント



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:00:11.36 ID:mm6YDV+y0

タイガ「え、えいっ!」ブォンッ

ライア「うおっ」ヒュン

タイガ「デスにゃん! 挟み込んで!」

デスにゃん(デストワイルダー)「おおおおお!」

龍騎「り、りっちゃん!」アドベント

ドラ太「ぎゃあおおおおお~!!」ヒュゥゥ

タイガ「さ、させない!」フリーズベント

カチン…カチコチ…

ドラ太「ぎゃああおおお…おお…お…?」ピキーン…ドスンッ

ファム「モンスターを凍らせた!?」

龍騎「ドラ太ぁ!?」



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:04:11.25 ID:mm6YDV+y0

タイガ「デスにゃん!」

デスにゃん「おおおお! おっ!」ガツンッ

龍騎「やあぁあ!?」

ライア「まずい! このっ」スパァンッ

タイガ「あうっ」

ズドドドド…ドンッッ

ライア「しまっ…うぐっ!!」

ゲラスたん「ふんもっふ」フンス

ファム「またミラモン!?」

王蛇「ふぅ…今日はね、私めちゃくちゃイライラしてるの。
   だから…ストレス晴らさせてちょうだいな」ソードベント

ライア(よりにもよってこいつかよ…)



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:08:37.77 ID:mm6YDV+y0

ドンッ、ズガンッ、バキィッ

王蛇「ふんっ、ふんっ、ふぅぅ!!」

タイガ「あなたたちに何も恨みはありませんが、やられてください!」

龍騎「…うぅ」ボロボロ

ライア「こいつら…ま、まずいぞ。マジでやられる…!」ボロボロ

ファム「……」

ライア「た、立花…なに見てるんだよっ、なんとかしてくれないのかよ…!」

龍騎「…ひ、姫子……ちゃ、ん…」

ファム(情報も聞き出せない、戦力としても成り立たない…こいつら)

ス…スタスタ

ライア「! ど、どこに行く気…あうっ!」ガンッ

王蛇「喋るな! あああ…腹立つっ!!」

ファム(使えなさすぎ)



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:14:13.56 ID:mm6YDV+y0

龍騎「姫子ちゃん…! わ、私たち仲間じゃなかったの…?」

ピタ

ファム「ごめんね。それじゃ」ピッ

スゥゥ…

ライア「あ、あいつ…! うぐっ」

王蛇「きゃあああああああはははは」ザンッ、ザシュッ

タイガ「そろそろ終わりです!」ファイナルベ…

ガンッ

タイガ「ひゃあ!?」

ナイト「…ふん!」ザシュ

タイガ(う、く! ライダーも多くなってきたし…ここは逃げるしかない…!)タタタ…スゥゥ…

龍騎「み、澪ちゃん!」

ナイト「勘違いするなよ、唯。私はそこのうるさいライダーに用があるんだ」ス…サバイブ!

王蛇「あ゛? またあんた?! ちょっとボコらせなさいよぉ!」

ライア(澪…)



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:18:10.62 ID:mm6YDV+y0

・・・

梓「……」

ペタン

梓「…なんていうのかな、その…」

梓「私、よく生きてたよね…」

ジワッ

梓「うぐ…ふぇ…っぁ…」

梓「怖かったよ…怖かったよぉ…」ポロポロ

梓(でも…勝たなきゃ、勝って、勝って…勝ち続けて…)

梓(…部室に行こう。先輩達の顔を見てほっとしたいよ)



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:21:59.86 ID:mm6YDV+y0

澪「……」

律「澪」

澪「また逃がしちゃったよ。あのライダー」

澪「あいつさえいなければ…」

律「澪! 頼むからいい加減にしてよ…
  お前、どうしてそんなになっちゃったんだよ?」

澪「ふん…」スタスタ…

律「あいつ……唯、大丈夫か」

唯「うん…」

律(唯…本当に立花のこと信用してたんだな)

律「部室に行こうぜ、唯。たまには気分変えてこ?」

唯「そ、そうだね! ムギちゃん、今日は何か美味しいお菓子持ってきてくれたかなぁ」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:25:36.19 ID:mm6YDV+y0

ガチャリ

紬「あら、いらっしゃい。梓ちゃん」

梓「…あれ? ムギ先輩だけですか?」

紬「そうなのよぉ、寂しかったわー…すぐにお茶を用意するわね」

梓「は、はい。お願いします」

ガチャリ

唯・律「たのもー!」

梓「唯先輩! 律先輩!」

律「ん、何驚いたみたいな顔してんだ?」

梓「いや、だって…ボロボロじゃないですか!?」

律「オデノカラダハボドボドダ!」

唯「あははははは」

梓「…は?」



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:29:00.64 ID:mm6YDV+y0

紬「はい、レモンティー。今日はお茶に合うようにって、マドレーヌ持ってきたの」

唯「わーい!」

律「腹も減ってるし、いただきまーす!」

パクパク

梓「む、無視しないでくださいよ! なんで先輩たちボロボロなんですか!」

ガチャリ

ヅカヅカ…ドスン

さわ子「……はぁ」

さわ子「ムギちゃん。私にもお茶もらえるかしら?」

紬「はぁーい、すぐにー」

唯「さわちゃーん」

律「なんか久しぶりだな!」

さわ子「は? い、いつも教室で顔合わせるでしょ…もぉ」

梓(さ、さわ子先生もボロボロ…)



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:34:58.70 ID:mm6YDV+y0

さわ子「あー、肩こった…」

唯「さわちゃんおばちゃんくさーい」

律「よせ、唯…さわちゃんは」

さわ子「シャーーラァッププリィーズ?!」

唯・律「ひっ」

梓(いつもと変わりはないみたい…ふふ、でもなんか安心しちゃった)

紬「どうぞ、先生。…それから、澪ちゃん遅いわね」

律「…そ、そのうち来るんじゃないかな!」

唯「うん! そ、そうだね!」

さわ子「にしてもあいつ…何なのかしら。いきなり強くなっちゃって!」ブツクサ

梓「ふふふ…」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 00:38:58.97 ID:mm6YDV+y0

姫子「…やっぱり、結局信じられるのは自分自身ってことだよね」

姫子「あいつらを使って何かしようとしてた私がばかだったんだ、きっと」

―ほんとに!? やったぁあああ! 姫子ちゃんやったよぉ!―

姫子「…にしてもあんなに騙されやすいというか、お人好しというか…」

姫子「平沢さん、あれでこの先ちゃんと生き残れるのかな」

―ありがとう! ありがとねっ、姫子ちゃん! 私嬉しいよ!―

姫子「……」

姫子「な、なに考えてんだろ私…さっき自分からあいつら見限ってきたばっかじゃんか…」

姫子「あー…なんなのよっ、もう!」



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:00:04.09 ID:mm6YDV+y0

・・・

ドォン、ガキィンッ、ズガガガガ

ナイト「やああああ!」

ファム「はぁっ!」ギリギリ…

ゾルダ「狙い撃つわ。相手をその場に捕えておいて」ガチャン

ナイト「言われなくても!」

ベルデ(…こっそり仕留めてやりましょう!)クリアーベント…スゥ…

ゾルダ(二対一…余裕ね)ドォン

ファム「くっ…!」ガードベント

ファァ…

ナイト(! 羽毛で前が見えないっ)

タタタ…

龍騎「あれは…!」

ライア「問答無用だ! 武力には武力で介入だぞ! 唯!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:06:58.71 ID:mm6YDV+y0

ゾルダ「辺りが羽毛で隠れていて射撃できないわ! 澪!」

ナイト「なら吹き飛ばせばいい!」アドベント

ダークウイング「きいいいい!」バサッバサッ

ファム「ちっ、面倒! 相性悪すぎ!」タタタ…

スパァンッ

ファム・ナイト「!」

ライア「邪魔するよ、っと!」スパパァンッ

ナイト「律っ…邪魔する気なのか、そうなのか…和!」ス…カチャ

ゾルダ「…ええ」カチャリ

パンッ

ゾルダ「っ! 唯…」

龍騎「さ、させないよ!」ス



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:11:06.56 ID:mm6YDV+y0

ゾルダ「そう…あなた達、考えを曲げるつもりはないのね」

龍騎「…もう止めて、和ちゃん。こんなの間違ってるよ」

ゾルダ「私は間違ってるだなんて思ってない。
    これが私が正しいと思って貫き通している道…だから」

カチャ

ゾルダ「倒すわ。唯」

龍騎「!」ソードベント

ベルデ(…そろーり、そろーり)



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:16:12.88 ID:mm6YDV+y0

ファム「邪魔! 邪魔だよ! 私の前に立たないでよぉっ!」ファイナルベント

ブランウイング「けー!」バサバサ

ライア「す、すごい風だ…!」

ナイト「っ」シュル…

サバイブ!

ナイトサバイブ「ああああっ!!」シュートベント!

ダダダンッ

ファム「っっ!?」

ナイトサバイブ「今だ! えぇええーい!!」ドンッ

ファム「うぐぅっ…(ファイナルベントが崩された!? うそ!?)」

ナイトサバイブ「…とどめだ」ス

ライア(まずいっ)



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:22:11.38 ID:mm6YDV+y0

龍騎「はぁ、はぁ…!!」

龍騎「姫子ちゃんっ!」バッ、ダダダ

ゾルダ「戦ってる最中に背中を見せるのは感心しないわね!」

ブンッ…ガンッ

タイガ「不意打ちでごめんなさいっ、やあっ!」ザンッ

ゾルダ「!? くっ…!」

龍騎「姫子ちゃん! っ、ごめん! 澪ちゃん!」ドンッ

ナイトサバイブ「!」ヨロ…

ファム「え!?」

龍騎「だ、大丈夫だった…?」

ファム(自分を見捨てた相手を助けた? こ、この子…ほんとに…)

ブワン

ベルデ「射程範囲距離内ですね!」ファイナルベント

シュッ、ブラーン…

龍騎・ファム・ライア「!?」



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:28:28.47 ID:mm6YDV+y0

ベルデ(狙いは…)シュ

龍騎「わ、私!?」

ベルデ(主人公の座です!)ゴォォ

ライア「唯っ!」

龍騎(も、もう…避けきれないよ…!)

ドン

龍騎「え――――」

ガシッ

ベルデ「ああぁ! 違うの掴んじゃった! …まぁ、いいや!」ヒュゥゥー…

ライア「ば、ばか! あいつ…!」

ベルデ「デビちゃんスペシャル~~!」クルクルクル…

ズガァァンンッッ!!

ファム「か………は…………」



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:34:25.41 ID:mm6YDV+y0

ファム「うぐ……これは、ちょっと…げほっ」シュゥゥ…

龍騎「姫子ちゃん!!? な、なんで!?」

ファム「ほ、ほんとお人好し…ライダーが一人減るんだから普通は喜ぶよ…?」

龍騎「なに言ってるの!? しっかりしてよ! 姫子ちゃあぁん!!」

ライア「なんだよ…またなのかよ…」

龍騎「なんで私のこと助けたの!? ねぇ、なんで!?」ユサユサ

ファム「ぐ、偶然だって…助けるわけ…ないじゃん…この私が…」

ファム「あ…もう…だめ…そう……
    じゃあ、ね…ひらさわさ…ん。わたしのぶんまで…いき――――」

シュゥゥ…

龍騎「あ…あれ……え…」

ライア「……」


仮面ライダーファム 立花 姫子 死亡



185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:41:46.56 ID:mm6YDV+y0

ゾルダ(また一人減った…)

ナイトサバイブ「……」

ベルデ「…ま、まだ! こんなものじゃ終われませんよ!」ダダダ

ライア「おい、唯! くるぞ!」

龍騎「ひめ…こちゃん……わ、わたし…わたし…」ス

ベルデ「やああああ!」ズォッ

龍騎「わあぁぁあああぁぁぁぁああっっ!!!!」ガッ

ベルデ「!?」ビタン

シュル…

ライア「ゆ、唯!? それサバイブのカードだぞ…お、おい!!」

龍騎「とめないでっ!! わあぁあああ!!」ス…カシャン

サバイブ!



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 01:48:38.06 ID:mm6YDV+y0

ゴォォォ…ォォォォ…

ライア「唯…お前…」

龍騎サバイブ「…っ!!」

ナイトサバイブ「な、何…サバイブのカードは一枚だけじゃなかったのか!?」

ゾルダ「少し…厄介なことになったわね」

龍騎サバイブ「…ひめこちゃん…私、仇をとるよ…」ザッ、ザッ

ベルデ「な、なんですかその姿は!? 何のつもり!?」

龍騎サバイブ「倒す!!」ソードベント!

ザシュッッ

ベルデ「きゃっ…!」

ライア「ば、ばか! よせ唯!!」

ライア(あいつ…あのライダーを倒す気だ! 唯っ…)



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:00:16.91 ID:mm6YDV+y0

ナイトサバイブ「唯…早めに潰させてもらうぞ!!」バッ…ザザッ

キィン!

ナイトサバイブ「!」

龍騎サバイブ「うわああああああぁぁあぁぁ!!!」ブォォン…ガツンッ

ナイトサバイブ「っあぁ!」

ゾルダ「澪! 唯ぃっ!!」シュートベ―シュートベント!―ズガァンッ

ゾルダ「うぐっ!?」

シュー…ガチャコン

ドラ太(ドラグランザー)「こおおおお…ぎゃあおあおあおおおお!!!」ボオォォ…ズガンッ

龍騎サバイブ「邪魔…邪魔しないでよ!!」

ライア「唯! やめろ! ほんとに死んじまうぞ!?」ガシッ

龍騎サバイブ「うるさいうるさいうるさああぁぁぁあぁぁああぁあいいいい!!!」ザンッ

ライア「やぁっ…!」バタッ

龍騎サバイブ「ふー! ふー! ふーっっ!!」キッ

ベルデ「あ、あれ…なんか…やばいですか? これって…あ…ああ…」



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:05:15.08 ID:mm6YDV+y0

ファイナルベント!

ドラグランザー「きゃあああおおおおおお!」ガシャ…ガチャ…ギギギ!

ナイトサバイブ「あいつのモンスターもバイクに変形できるのか!?」

龍騎サバイブ「は!」シュ…シュタッ

ブルン!ブルン!ブオオォォォ!!

ライア「お、おい! そこのライダー! はやくどっかに消えろ! はやくっ」

ベルデ「え、え…あ、あわわわわ…!?」

龍騎サバイブ「うわああああああああああ!!!!」ドォン!ドォン!ドォン!

ゾルダ「無差別に火球を飛ばして…! 澪、危険だわ! 逃げるわよ!」

ナイトサバイブ「だ、だけど!」

ゾルダ「ここでやられたいの!? 今の唯は何も見えてない!
    私たちにも攻撃が飛んでくる! 危ないのよ!」

ナイトサバイブ「…くっ!」タタタ…

スゥゥ…



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:10:17.13 ID:mm6YDV+y0

ライア「あいつら逃げやがった! くそ! 唯っ…」

ドカァン!ドォン!ブオオオォォォオオ…ブルン!ブルゥンッ!!

ベルデ「うきゃああああ!! こここ…このままじゃあ…ひ、轢かれちゃい―――」

龍騎サバイブ「いけえええぇえぇええええええ!!」ブォォオオオォォォォ…

ドグシャァァッ

…オォォォオン、キキーッ

ベルデ「あ…あ…あ…あ、あれぇ……?」シュゥゥ…

ベルデ「そ、そんなぁ…これで……おわり…? こ、こんなはずじゃ…――――」

シュゥゥ…

ライア「や、やりやがった……唯…」ペタン


仮面ライダーベルデ 三浦 茜 死亡



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:15:39.89 ID:mm6YDV+y0

ゴォォォ…

龍騎サバイブ「……」

ライア「なんで、なんで…なんでお前…なんで…ライダー倒しちゃったんだよ…?」

龍騎サバイブ「……」

龍騎サバイブ「は、ははは…私……あ、あれれ…」

龍騎サバイブ「おお…おかしいな…こんなはずじゃ…こんな…こんな…あ…ああ…」フラ…

ライア「お、おい! どこ行くんだよ! 唯!」

龍騎サバイブ「あははは…ははは…」スタスタ…

「ははは……」

スゥゥ…

ライア「なんだよこれ…なんなんだよ…畜生っ」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:20:11.03 ID:mm6YDV+y0

・・・

和「澪、何度も言うようで悪いけど…無茶はしないで」

澪「でも私…和のためなら」

和「私のために動いているのならそれこそ無茶はだめ。やめて」

澪「和…わかったよ」

和「分かってもらえて嬉しいわ。澪」

和(それにしても…唯…)

和(あの様子…いくら今は敵だとはいえ、心配だわ)



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:25:03.15 ID:mm6YDV+y0

スゥゥ…フラ

唯「……」

唯(とんでもないことしちゃった……)

唯「戦いを止めるなんて言ってた私はどこに行っちゃったのかな…」

唯「最低だよ…最悪だよ……」ペタン

唯「消えちゃえばいいんだ…こんな私なんて…」

キィーン、キィーン

?『いらないなら、私に頂戴。その体』

唯「…え?」



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:30:11.95 ID:mm6YDV+y0

?『ううん、返して。私の体』スゥゥ…サァ…

唯(あれ…これは夢かなぁ…それとも私、頭もおかしく…)

サァ…

?『ずっと…寂しかった』

?「鏡の中でずーっと…一人ぼっちだったんだよ?」

?『あなたはもう十分生きたよね。
  それなら私がこれからのあなただとしても罰はあたらないよね?』サァ…

唯(目の前にいるのは…私…?)

?『じゃあね。もう一人の私』

唯「あ――――――」



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:35:14.87 ID:mm6YDV+y0

律「唯のやつ…一体どこ行っちゃったんだ? とにかく探さなきゃ…!」

律「唯っ! お前、ここにいたのか!」バッ

唯「……」

律「お、おい! なんか言えって…お前がつらいのは私も分かるけどさ…」

唯「……」ス

律「…? どうしたんだ、デッキなんて出して。ミラモンはまだ現れてないぞ」

ヒュッ…カシャン

律「お、おまっ! なに捨ててんだよ!? ま、まさかライダーをやめるのか…?」

唯「くすくす…」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 02:41:13.75 ID:mm6YDV+y0

唯「違うよ、りっちゃん」

唯「デッキは二つもいらないから…いらない方を捨てただけだよ」

律「二つ…? いらない…? お前、さっきから何言って…」

唯「戦おう、りっちゃん」ス…チラ

律「! な、なんだよそのデッキ…いつのまにそんなの手に入れたんだ!」

唯「戦おう」

律「い、いやだ! なにふざけたこと言ってんだ!? …くそ、私はもう帰るからな」スタスタ…

唯「あーあ、帰っちゃった」

唯「寂しいなぁ…」


仮面ライダー龍騎 平沢 唯 リタイア



214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 09:35:25.28 ID:mm6YDV+y0

和(…私の知っている限り、脱落したライダーは3名…残りは後どれくらいなのかしら)

和「! ごほっ…ごほ…」

和「っはぁ…はぁ…わ、わたしも…無茶はできないわね…」

スタスタ…ピタ

唯「ふふふ」ニコニコ

和「唯? …こう言うのもあれだけど…あんた、大丈夫?」

唯「戦おう」

和「今何て言ったのかしら」

唯「戦おうって言ったんだよ。和ちゃん」

和「…どういうつもり? 冗談かしらね」

唯「大マジだよ。和ちゃん」ス



215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 09:40:23.27 ID:mm6YDV+y0

和「…何のマネかしらないけど、冗談じゃないのなら」ス

和「後で後悔しないで頂戴ね、唯」ス

唯「そうこなくっちゃ、ふふふ…へんしん」

リュウガ(唯)「あはっ」スゥゥ…

和(! 赤いライダーじゃない…? 黒いライダー…どういうこと?)

和「そんなことはどうでもいいわ…! へんしん!」

ゾルダ「唯、覚悟して」



216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 09:45:49.36 ID:mm6YDV+y0

・・・

ゾルダ「……」

リュウガ「遠慮はいらないよ。ほら、どうぞ。撃って?」

ゾルダ「……」カシャ、ズガガッ

ソードベント

カンッ、キィン

リュウガ「どうしたの? 手加減してくれてるの? 和ちゃん」

ゾルダ(…ばか!)

シュートベント

ゾルダ「どうなっても知らないんだから!!」ズガァンッ

リュウガ「ふふふふふ!」ダダダッ



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 09:51:02.34 ID:mm6YDV+y0

ゾルダ「!」キィンッ…ドンッ

リュウガ「へぇ! 銃が武器のくせに接近戦にも慣れてるんだ?!」ザシッ

ゾルダ「だてに周りが剣ばかり振り回している連中ばかりじゃないからかしらね」

ゾルダ(この距離なら!)

リュウガ「! ふんっ」バッ、ゲシ

ゾルダ(っ!? 足もとをすくわれた!)

クルッ…ササ

ガキィンッッ

リュウガ「…あー、おしいよぉ! もうちょっとで和ちゃん突き刺せたのに」

ゾルダ「……」

ゾルダ(躊躇いの一つもない…こいつ、本当にあの唯…?)カチャ



218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 09:57:22.03 ID:mm6YDV+y0

ザンッ、サッ、キキィッ…ダン!

ゾルダ「く…!」

リュウガ「所詮遠距離型のライダー…近寄っちゃえばどうってことないや」

ゾルダ「…私が対策を練ってないとでも思ってたのかしら?」ストライクベント

ズンッ

リュウガ「おっとぉ!」ギィンッ

リュウガ「びっくりだよ」

ゾルダ「奥の手は最後まで取っておくものよ…」ファイナルベント

ゾルダ(ごめんなさい…唯。倒すわ)

マグナギガ「ずもももももも」ゴゴゴ…

リュウガ「あはっ」



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:02:46.05 ID:mm6YDV+y0

リュウガ「もうケリつけちゃうの? もぉ…」ファイナルベント

ドラグブラッカー「ギャオオオオオオオオオ!!」ボォゥ…

フワ…

リュウガ「ふふふ…」

ゾルダ「…唯っ!! ああああああああ!!」

マグナギガ「ぐももももも!」ガチャコンッ

ドォォォドドドカァァァァァンンンンンッッッッ!!!

ドラグブラッカー「ギャアアオオオオオ!!!」ボァァッッ、ゴオオォォォ

リュウガ「はぁっ!!」ズガガガガガガガ

ゾルダ・リュウガ「はああああぁぁぁあぁああああああ!!!!」

ドカーン…



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:08:42.11 ID:mm6YDV+y0

・・・

憂「お姉ちゃん…遅いなぁ」

憂(まさか、お姉ちゃんも行方不明になったりとか…)ゾワ

ガチャ、ドンッ

憂「お姉ちゃ~ん! お姉ちゃんどこ~!?」

憂(嫌だよ…お姉ちゃんまで純ちゃんみたいに私の前から消えちゃったら…)

憂「おねえ…ちゃあ゛…ふぇ…っ…」グスッ

コツン

憂「え…?」

憂(何か蹴っ飛ばしちゃった…)

憂「これは、カードデッキ?」ス

憂「おもちゃかな…ってそんなことよりお姉ちゃん…」

憂(これは後で交番に届けておこう)

憂「お姉ちゃ~ん…お姉ちゃ~ん…」

『…これは』



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:14:21.27 ID:mm6YDV+y0

スタスタ

和「……」

スタスタス…ヨロ

ドサ…

和「こんなところで…倒れら…れ…ない、わ」グググ…ヨロヨロ…

和「死ねないのよ…私は…生きたいの…生きたいっ…ぐ…」

和「かはっ…ごほ、ごほっ!」

和「生きて…生きて…私は…私は…!」

和「……!!」パタリ

和「生きて…何するってのかしら…私……ふ、ふふふ…」

和「……」

和「  」


仮面ライダーゾルダ 真鍋 和 死亡



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:20:24.12 ID:mm6YDV+y0

スゥゥ…

唯「ふふ、あはは!」

唯「ねぇ! あの頃の私! 心配しなくていいよ!」

唯「今の私はとっても楽しいよ! だから心配しないで私の中でおやすみしてて!」

唯「あははははは!」

キィーン、キィーン

唯「ん?」

『唯ちゃん…やっと、やっと…』

唯「ああ…うん、そうだね。やっと会えたね。…ねぇ、鏡の中から出てきてよ」



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:25:09.58 ID:mm6YDV+y0

スゥゥ…

?「ああ…ああ…私、この時をどれだけ待ち望んだのかしら…」

唯「うん、そうだね。私もね、やっと鏡の中から出られてとっても嬉しい」

?「ええ、ええ、ええ! そうよね。そうに決まっているわ…うふふ」

唯「でもね…まだ私は完全な存在じゃないみたい」

?「…わかっているわ。だからその為にも…ライダーバトルに勝ちましょうね」

唯「うん。私、頑張るね」スゥゥ…

?「残るライダーはあと………」

?「あと少し、あと少しで…」



226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:30:40.84 ID:mm6YDV+y0

数日後

ポクポク…チーン

「真鍋さん…」「ううっ、ぐす…どうしてぇ…?」

「彼女、もともと心臓に病気を患ってたらしいわよ」

「無理してたんだね…どうして、こんな…突然…」

澪(和が…死んだ)

澪「っ…」スタスタ…

律「澪! どこ行くんだよ」

澪「決まってるだろ…和を殺したライダーを殺してやるんだ」

律「おい、何も和がライダーにやられただなんて…」

澪「そうに決まってるだろ!? くそ…」

律「あのばか…」



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:35:14.11 ID:mm6YDV+y0

憂「あ…律さん」

律「憂ちゃん! …あれからどうだ、唯…見つかった?」

憂「……」

律「そっか…あの時、私が唯の異変にすぐ気付いてりゃ…」

憂「律さんのせいじゃありません…」

紬「元気だして? 憂ちゃん」ス

憂「ムギさん…うっ…どうして、どうして?」

憂「純ちゃんも…和さんも……お姉ちゃんも…どうして私の大切な人たちが…」

律・紬「……」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:40:12.67 ID:mm6YDV+y0

・・・

ザシュ…

ナイト「和! 和!」

ズバッ…

ナイト(どうして? どうして私をおいて死んじゃったの!?)

ザクッ

?「はぁ…はぁ…つ、強すぎる…」

ナイト「和ぁ…のど…かぁ…」ス…ピタ

?「! ど、どうしたの? 止めを刺さないの…?」

ナイト「う…く……あああ…」

?「な、泣いているの?」



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:45:26.68 ID:mm6YDV+y0

?「―――そう、大切な人が…」

ナイト「うう…和ぁ…」

?「…? 和? も、もしかしてだけど…真鍋和…だったりする?」

ナイト「うわああぁあんっ」

?「そんな…真鍋さんもライダーだったなんて…」

?「真鍋さんを知っているということは、あなた桜高の生徒かしら」

ナイト「ぐすっ…」

?「…私ね、前に桜高で生徒会長やってたのよ。元会長ってやつ」

?「真鍋さんには色々とお世話にもなったし、何度も助けてもらったわ…ふふ、懐かしい」

ナイト「…え」

ナイト「ま、まさか…あなた…曽我部、先輩?」

インペラー(曽我部 恵)「え! 私を知っているの!?
             というかこの声…ああ、もしかして…あなた…ああ…」




233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:10:47.22 ID:ZleP70VT0

生存

龍騎  唯  ナイト 澪
ライア 律  タイガ 梓
王蛇 さわ子 インペラー 曽我部
リュウガ 唯?

死亡

ベルデ 茜  ガイ  聡
ファム 姫子 ゾルダ 和



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:30:49.45 ID:aeW+PMz/O

>>233

死亡 純 シザース
が抜けてる

龍騎のデッキは今フリーっぽい





230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 10:50:41.90 ID:mm6YDV+y0

一方…

タイガ(次々とライダーが減り始めている…私も気を抜けないよ)

タイガ「今日のところはこれで終わりに…ん?」

スタスタ、ピタ

リュウガ「やっほー」

タイガ「ら、ライダー!」シュッ

リュウガ「…いきなり切りかかるなんて、ワクワクさせるね!」ス

タイガ「覚悟…!」

リュウガ「ふふ、やっぱりあずにゃんは可愛いなぁ」

タイガ「う、うるさい!!! って、え!?」

タイガ(今、こいつ…なんて!?)



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:00:32.98 ID:mm6YDV+y0

リュウガ「あ、動揺してる。もぉ、可愛い」ス

タイガ「ちっ…ち、近づかないでください!」

タイガ「あなた誰なんですか!? それに何で…」

リュウガ「あずにゃん」

タイガ「その呼び方を…なんで!」

リュウガ「こうやってあなたを呼ぶ人は他に誰がいるのかな」

タイガ「ま…まさか…唯…先輩…?」

リュウガ「くすくす」

タイガ(う、嘘だ! なんで…そんな…それになんで私って分かったの!?)



232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:06:09.28 ID:mm6YDV+y0

リュウガ「よし、いっぱいお話もしたし、そろそろ戦おうよ。あずにゃん」

タイガ「ちょ…ちょっと待ってくださいよ! そんな急に…」

リュウガ「あれれ、あずにゃんは願いを叶える為に戦ってるんじゃないの?」

リュウガ「私が相手だとその為に戦ってた信念も揺らいじゃうんだ? その程度の覚悟だったんだ?」

タイガ「! ち、違う…!」

リュウガ「じゃあ、戦おうよ。さぁ、はやく――――」

ライア「ゆ、唯!!!」

タイガ「え?」

リュウガ「わぁ…またライダーが増えたよ。嬉しいな」



234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:11:19.89 ID:mm6YDV+y0

ライア「唯…なんだその姿…」

リュウガ「えへへ、かっこいいでしょ。りっちゃん」

タイガ「りっちゃん…? !! り、律先輩!?」

ライア「氷のライダー! お前…!」

タイガ「あなたっ、律先輩なんですか!? 律先輩!?」

ライア(私を知っている…? 律先輩…?)

リュウガ「ねぇねぇ、早く戦おうよ! はーやーくー」

ライア「お前、ほんとに唯かよ? やっぱり様子がおかしい…」

リュウガ「そうだよ。私が唯だよ」



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:16:05.58 ID:mm6YDV+y0

リュウガ「なんでもいいから早く!」

ライア「戦い、戦いって…お前、戦いを止めるってのはどうした」

リュウガ「なにそれ? あ、そっか…あの頃の私か」

タイガ(あの頃…? ていうかあれは本当に唯先輩なの?)

リュウガ「ねぇ、お話は飽きた! もう…」ソードベント

タイガ「危ない!」

ライア「!」スウィングベント

キィンッ…ギリギリ

リュウガ「二対一でいいよ」

ライア「唯…お前っ、何があったんだ…ぐっ」

?『いや、二対二だ』スゥゥ

タイガ「っ!?」ドカァ…ゴロン



236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:21:12.05 ID:mm6YDV+y0

リュウガ「なーんだ、来ちゃったの?」

?『ふんっ』ガッ…ドス

タイガ「きゃあっ、このライダーは…?」

ライア「黄金の…ライダー!」

オーディン(?)『……』ゴゴゴゴゴ

リュウガ「じゃあ、一緒にやろっか」

ライア(これは…なにか、まずい…)

ライア(確実に私たちじゃ勝てない…そんな気がする)

ライア(氷のライダーを連れてここから逃げるか? …に、逃げられるのか?)

リュウガ「ふふ」ザッ、ザッ

オーディン『……』オオオオオ…



237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:26:21.44 ID:mm6YDV+y0

「なんか楽しそうなことしてるじゃなぁい?」

リュウガ「? だれ」

ライア(こ、この声…げげっ)

王蛇「私も混ぜなさいよぉ…ねぇ?!」ザンッ

リュウガ「うん! いいよ! 戦おう!」ギィンッ、ガガガ

ライア「不幸中の幸いか…てぇいっ」ブンッ

オーディン『!』シュッ

ライア「おい、死にたくなかったら逃げるぞ!」

タイガ「え!? あ、は…はい!」

タタタ…



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:31:17.75 ID:mm6YDV+y0

ライア・タイガ「はぁ…はぁ…」

ライア「こ、ここまで来れば…さぁ、出口を…」

オーディン『ふんっ』ザンッ

ライア「あぁっ!? 何!?」

タイガ「そんな…さっきまで追われていなかったのに!」

オーディン『終わらせよう…』ファイナルベント

ライア(ば、万事休すか…お終いだ…)

??「うきゃああ! うきゃきゃああああ!!」

ワラワラワラワラ…ドドンッ

オーディン「!」

タイガ「なに…!? ミラモン? しかもあんなにいっぱい…」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:36:23.67 ID:mm6YDV+y0

インペラー「はやくこっちへ! 急いで!」

ライア「なんだあのライダー! …え!? 隣にいるのって…澪!」

ナイト「はやくしろ!」

タイガ「し、信用していいんですかね?」

オーディン『小癪な…』ブンッ…ズガガガガガ

ミラモン「うきゃあああ!?」

インペラー「っ…ほら、ぐずぐずしないで! なにもとって食べたりなんかしないわ!」

ライア「…ああ! くそぉっ、いくぞ!」ガシッ

タイガ「え、え…きゃあっ」

ナイト「よし! 外に出るぞ!」

タタタ…バッ、スゥゥ…

ドカーン

オーディン『……』



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:41:05.08 ID:mm6YDV+y0

・・・

律・梓「はぁ…はぁ…」

恵「よかった…なんとかなったわ」

澪「ええ…って、梓! お前…」

律「や、やっぱりそうだったのか!」

梓「律先輩…そ、それに澪先輩、曽我部先輩まで!?」

梓「そ、そんな…なんなの…一体…?」

律「助けてくれたことには礼を言うけど、どうしてだ?」

恵「私もね、ライダー同士の戦いには反対なの」

恵「だから田井中さん。あなた達と同じように
  私も他のライダーたちの戦いを止めるために戦っていたのよ」



244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 11:46:35.37 ID:mm6YDV+y0

恵「話は全部、秋山さんに教えてもらったわ」

澪「勝手に喋ってごめん…」

律「…いや、済んだことだしもういいよ。それより」

律「澪、お前この先何の為に戦うつもりだよ?」

梓(そういえば…みんなそれぞれの目的があって戦ってたんだもんね…私も)

澪「…分からない」

澪「この戦いを今まで頑張ってこれたのは和のおかげ…和の存在だけが私の糧だった」

澪「和が死んじゃった今…私にもう戦う理由はないよ」

律「お前…そこまで和のことを」



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:00:47.03 ID:mm6YDV+y0

梓「え、和さん…和さんもライダーだったんですか?」

律「ああ。…お前も知ってるとは思うけど…もう…」

恵「くっ…」

梓「…あ」

梓「……?」

澪「どうした? 梓」

梓「いえ…なんだか、ライダーって私たちの身近な人ばかりでなんか…」

律「…あらためて考えてみるとそうだな」



246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:06:18.18 ID:mm6YDV+y0

澪「私が知っているうちでは、唯、律、梓、和、曽我部先輩、じゅ…いや、それだけ」

律「あとは…聡、姫子」

梓「ほら、知っているメンバーだけでも7人はいる」

梓「偶然にしてはできすぎてませんか…?」

恵「確かに…ライダーバトルってそんなに狭い範囲で行われていることなのかしら?」

律「…何か、臭いな」

澪「…うん」

梓「ライダーバトルの裏になにかあるってことですか?」

律「確証はないけど…どうだかな、ここまでくると怪しく思えてきた」



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:11:26.07 ID:mm6YDV+y0

「……」

律「…分かんないこと考えてても仕方がないな。
  そういえば、梓が戦ってた目的ってなんだ?」

梓「え、わ、私ですか」

律「如何わしいことじゃないよなぁ…?」

梓「ち、違いますっ!」

梓「友達の…純が行方不明になったことは知ってますよね…?
  だからライダーバトルに勝って純が見つかるようにお願いしようと思って…」

澪「……」



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:16:04.52 ID:mm6YDV+y0

律「そうだったのか…ごめんな、疑っちゃって」

梓「い、いえ…気にしないでください!」

恵「秋山さん?」

澪「…え? あ、は、はいっ」

恵「ボーっとして…もしかして、疲れてるのかしら」

澪「そ、そうですかね…はは…」

澪(やっぱり…純ちゃんが目的だったのか、梓は…)

恵「それは大変! それじゃあ、そろそろどこかで休憩しない?」

律「そうですね。梓もいいか?」

梓「ええ、積もる話もあるでしょうし」

澪「そうだな…(純ちゃんのことは…黙っておいた方がいいな)」



250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:21:37.68 ID:mm6YDV+y0

平沢家

憂「……」

憂(お姉ちゃんがいない家…)

憂「こんなにも…つらいこと…ないよ」

ス…カチャン

憂「ん…あ、この前拾ったおもちゃ…交番に渡してくるの忘れてた!」

憂「明日、学校に行く時に出してこよっと」

憂「……」シュル

憂「カードが入ってる…えっと、さ…ばいぶ…?」

憂「…よくわかんない」

憂「やっぱり、今暇だし…交番行こっかな」ガチャリ



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:26:06.90 ID:mm6YDV+y0

憂「天気悪いなぁ…雨降る前に早く届けてこないと」

キィーン、キィーン

憂(なに、この変な音)

キィーン、キィーン

憂(やだな…気味悪……!)

『……』

憂「ひっ」

憂(か、鏡の中に…誰かが…もしかしておばけ!? お姉ちゃんっっ…)

『返せ…』



252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:31:05.87 ID:mm6YDV+y0

憂「…え?」

『それを返せ…お前にそれは必要ない』

憂「それ…って、この…おもちゃ?」

『……』コクリ

憂「ほ、本当にあなたのものなんですか…」

『そうだ…それを持っていても、お前が苦労するだけだ…さぁ』

憂(返せって言ってるんだもん…返さなきゃ…でも)

憂「い、いやです…」

『なんだと』

憂(い、言っちゃった! どうしよう!?)



253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:36:04.19 ID:mm6YDV+y0

『それは戦う為の道具だ…危険だぞ…』

憂「で、でもっ…なんでかわかりませんけど…これを手放しちゃいけない気がするんです…」

『……そうか、わかった』

憂(え…わかってくれたの?)

『本来、それがお前の手に渡ることはなかった…予想外のことだ』

憂「予想外?」

『……もしかすれば、お前は……』

憂「ど、どうしたんですか?」

『幾度もやり直したこの戦い…別の事象が…』

憂「??」

『…もし、お前がよければ……この場所に来てくれ…話がある』ス

『さらばだ…』スゥゥ…



254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:41:11.05 ID:mm6YDV+y0

憂「消えちゃった…男の人……だったのかな」

憂「この住所って…たしか…」

憂「おっきなお屋敷があるところだっけ?」

憂「…行ってみよう」

憂「もしかしたら、ここ最近の変なことの原因が分かるかも…」

スタスタ…

…ス

さわ子「あれって、憂ちゃん…よね? なんであの子がカードデッキを…」

さわ子「…少し、後を着けてみましょうか」



256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 12:46:07.80 ID:mm6YDV+y0

恵「やっぱりおかしいと思うのよね」

恵「願いが叶うことを知ってて、私たちにわざわざそれを教えて争わせる必要ってある?」

澪・律・梓「…うーん」

恵「そもそもそんな話自体普通なら信じられないわ。
  ライダーやらミラーモンスターがなければ…」

澪「たしかに…」

梓「そういえば、皆さんはどうやってカードデッキを手に入れたんですか? やっぱり鏡の中の人から?」

律「私はそうだ。そのときに聡がライダーバトルに参加してることを聞かされて、それでライダーになった」

澪「私は和と一緒にいるときだった。鏡のやつの顔は見えなかったけど…たぶん女の声だった気がする」

梓「女の人…」



257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:00:23.26 ID:mm6YDV+y0

恵「私も恐らく、同じ人ね。女の人よ」

律「私もそうだったかも」

梓「…私もです。でもこれがわかったところで…」

恵「こうやって虱潰しに謎を解いていくしかないわ」

澪「そうですね……!」

キィーン、キィーン

梓・律「ミラモン!」

恵「ええ、行きましょう!」



258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:05:01.59 ID:mm6YDV+y0

憂「ここが…うわぁ、あらためて見ると本当におっきい…」

憂「ど、どうやって入ればいいのかな…あ、インターホン。ポチっと」

『お待ちしておりました。どうぞ、お入りください』

憂「は、はい」スタスタ…

憂(あ、表札)

憂(えっと…こと…ぶき…)

憂「…どこかで聞いたような」



259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:10:22.94 ID:mm6YDV+y0

憂「おじゃましまーす…」ギギギ…ガチャン

?「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」

憂(び、びっくりした。執事さん…?)

スタスタ…

…ガチャ、ツー…

さわ子「…驚いた、ここムギちゃんちじゃないの」

さわ子「って…何、人の家に忍び込んでるのかしら!
    どーも、ライダーになってから気分が大きくなったというか…ふふ」

さわ子「まぁ、いいわ…せっかくだから色々見てきましょ」



260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:15:02.40 ID:mm6YDV+y0

?「どうぞ、お掛け下さい」

憂「あ、ありがとうございます…あの」

?「はい」

憂「あの…私、ある人からこのお宅に来てくれって言われまして…えっと…」

?「はい。存じております」

?「私が貴女様をお呼びしました。斎藤と申します」

憂「え!? あなたが!? で、でも…さっきと口調が…」

斎藤「何分、お屋敷の中ですから…」

憂「はぁ…それでお話って」

斎藤「…では――――」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:20:08.74 ID:mm6YDV+y0

・・・

オーディン『はぁっ』カッ、ドォーン

タイガ・ナイト「きゃああ!」

インペラー「っ…なんとか押し切ってみせる!」スピンベント

ライア「同時攻撃…いきましょおぉ!」スウィングベント

オーディン『……』

インペラー・ライア「やああぁあぁぁああ!!」ブォォンッッ

シュンッ…パッ

ライア「消えた!?」

パッ

オーディン『てっ!』ザンッ

インペラー「!? い、いつの間に…!」

ライア(このあいだ逃げた時に突然こいつが現れたりしたのはこの能力だったのか!)



262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:25:37.42 ID:mm6YDV+y0

ナイト「瞬間移動…?」

ライア「梓ぁ! ライダーは凍らせらんないのかよ!?」

タイガ「無理です! できません!」

ライア「なんだと! うぐっ!?」ドンッ

オーディン『……』コォォォ

ナイト(奴に対抗するには…サバイブ!)シュル…ガチャン

サバイブ!

インペラー「あ、秋山さんの姿が変わった!」

ナイトサバイブ「おおぉっ!!」ザシュ



263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:30:07.60 ID:mm6YDV+y0

・・・

憂「ライダーバトル…」

斎藤「はい。後は全て、話した通りでございます」

憂「どうして…」

斎藤「はい?」

憂「どうしてお姉ちゃんがそんな危険なことしてたんですか!? どうして!?」

斎藤「そうなることが決まっていたからでございます」

憂「誰が…誰がこんなバカなことを…っ」

斎藤「…さて、ここからが本題です」

憂「…?」

斎藤「このライダーバトルを始めたのは…」

ガチャ、ドカーン

さわ子「…へぇ、なかなか面白そうな話してるじゃない」

憂「や、山中先生!?」



264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:35:07.23 ID:mm6YDV+y0

・・・

タイガ「ふんっ!」ブンッ

オーディン『!』

タイガ「今です! 澪先輩!」

ナイトサバイブ「やああああぁぁあぁ!!」

ザンッッ!!

オーディン『う…ぐ…あ…あぁ…』シュゥゥ…

サァァ…

ライア「…た、倒しちゃったのか?」

タイガ「なんか…それにしては呆気ない気が」

インペラー「…まぁ、結果オーライよ。外にでましょう…」

ナイトサバイブ(手ごたえはあった…でも、何か違和感が)



266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:40:09.84 ID:mm6YDV+y0

・・・

ドンッ

さわ子「さぁ! 知ってること全部吐いてもらうわよぉ?!」

斎藤「仮面ライダー王蛇か…いつの時もこのライダーの適正者は凶暴だな…」

憂「ど、どうして先生がここに…」

さわ子「憂ちゃんを着けてきたのよっ、
    カードデッキを持ってるところをちょうど見かけて、ね!」

憂「それは…」

さわ子「興味あるわねぇ、ライダーバトルを誰が始めたのか…その目的は何か」

さわ子「ただ戦うだけってのも飽き飽きしてたところだったのよぉ、ふふふ」

斎藤「…では話そう。真実を」



267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 13:45:26.20 ID:mm6YDV+y0

唯「……」

サァァ…ス

紬「…鏡の外はどう?」

唯「うん…何だろう、何かね」

唯「すっごく嬉しい」

紬「嬉しい?」

唯「こう…胸のあたりがね、ウキウキしてドキドキしてね」

唯「気分が良くなるの」

紬「そう…ふふ」



269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:00:10.58 ID:mm6YDV+y0

唯「いつまでもこうやって、この世界にいたいなぁ」

紬「…できるわ。かならず…」

紬「あなたを作りだしたのは私だもの…ちゃんと責任を取って完全な存在にする」

紬「そう約束したでしょう? 子供のときに」

唯「そう…だったね。紬ちゃん」

紬「ふふ、ムギでいいって言ってるじゃない」

唯「ううん、紬ちゃんは紬ちゃん…あはは」

紬「ふふ、ふふふふ…
  (この時を永遠にする為にも…ライダーバトルを完遂するのよ。
   かならず…どんな手を使ってでも…!)」



270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:06:05.59 ID:mm6YDV+y0

憂「そんな…うそ…」

斎藤「全て事実だ」

憂「で、でも…だって! ムギさんがそんなこと…」

さわ子「…はっ」

さわ子「ムギちゃんが何企んでるかは知らないけど、むしろ感謝したいところだわ」

さわ子「だって、おかげで私の好きに戦えて、暴れられるんですもの! あははははは」

憂・斎藤「……」

さわ子「それより…私にはあんたが何者なのか教えてもらいところねぇ?
    あんた、ただのおっさんじゃないんでしょお?」

斎藤「……そうだな、言っておこうか」

斎藤「私は数年前にライダーシステムを独自で開発した。そして…」

斎藤「ライダーバトルの創始者は…この俺」

斎藤「神崎 士郎だ」



271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:14:14.50 ID:mm6YDV+y0

さわ子「…あんたが? はぁ? 神崎? 斎藤ってのは?」

斎藤「斎藤の名はこの屋敷で働くことになったときに私が決めた偽名だ」

さわ子「なぁにそれ」

憂「…ということは、全ての元凶は…」

斎藤「ああ、私だろうな…」

斎藤「数十年も前のことだ…私はライダーバトルを始めた」

斎藤「自身が作り上げたライダーシステムを全くの他人に与え、争わせた」

さわ子「勝てばー…願いが叶うって? ふふ」

斎藤「……あれは戦いに乗せる為の私の狂言の一つにすぎない」

さわ子「何それ、詐欺じゃない。詐欺!」



272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:18:05.44 ID:mm6YDV+y0

憂「それじゃあ斎藤さ…神崎さんは
  そこまでしてライダーバトルで何を得ようとしたんですか?」

斎藤「…わからない、思い出せない」

憂「え?」

斎藤「私は何の為に…そこまでライダーバトルに固執し続けたのか思い出せない…
   ずっと…長い間…」

さわ子「随分と都合いいのね、あんた」

斎藤「何も思い出せない私が路頭に迷っていた時、
   ここの主人が私に救いの手を伸ばしてくれた…
   それからは自らを斎藤と名乗り、紬お嬢様のお世話をさせていただいている」

憂「…そうだったんですか」



274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:26:08.66 ID:mm6YDV+y0

斎藤「しかし、私は…紬お嬢様が
   ミラーワールドへ関与することができることをすぐに知った…
   ここまで来てもまだ゛アレ゛は私に纏わりつくのかと…まさに皮肉だな」

さわ子「はっ、自業自得じゃない」

斎藤「…お嬢様は空想の生き物を絵に描いて遊ばれることを何よりも気にいられていた。
   しかし、お嬢様が描かれた生き物はミラーワールドへ現れ、
   ミラーモンスターとして存在するようになった」

憂「描いた絵が…本物の生き物にってことですか!?」

さわ子「あははははは!! ばっかみたい!! 続けて、続けて!」

斎藤「…ある日、紬お嬢様がそこの窓から外の景色を眺めていた時だ」

斎藤「ある少女の姿を見つけたのだ。歳の頃はお嬢様とちょうど同じぐらい…
   一目でお嬢様はその少女を気にいり、少女を絵に描いた」

斎藤「それが平沢唯…平沢憂、お前の姉だ」

憂「お姉ちゃん…」



275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:31:21.90 ID:mm6YDV+y0

斎藤「例外なく絵に描かれた平沢唯はミラーワールドに実体化し、存在した」

斎藤「紬お嬢様は友人ができた、
   と毎日のようにミラーワールドへ入り、平沢唯と遊んでいた…しかし」

・・・

紬「どうして唯ちゃんはここから出られないの?」

唯「えっとねー…きっと、私がかんぜんなそんざいじゃないからだよ!」

紬「かんぜん?」

唯「うん。私は平沢唯だけど平沢唯じゃないんだもん」

唯「鏡の外には本物の平沢唯がいるから…」

紬「ち、ちがうもん! 本物はこっちの唯ちゃんだもん!」ギュッ

唯「紬ちゃぁん」

紬「私がね、私が唯ちゃんをかんぜんなそんざいにしてあげるからね…ぜったいに」

・・・

憂「もう一人の…お姉ちゃん」

さわ子「あの黒いやつか…へー」



277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:36:13.31 ID:mm6YDV+y0

憂「つまり、ムギさんは…」

憂「このライダーバトルを完遂させて、
  ミラーワールド側のお姉ちゃんを現実のものにしてしまおうとしている…ってことですよね」

斎藤「…そういうことになるか」

さわ子「あらあら! 随分自分勝手な話だとこと…それじゃあ、何?」

さわ子「私らライダーはムギちゃんの手の上で踊らされていただけってこと?」

斎藤「……」

さわ子「くくく…くくっ、あはははは…あー、超お腹痛いわぁ…くぷぷぷ…」

憂「こんなこと…許されません! ううん、許さない!」

斎藤「…本当にそう思うか」

憂「はいっ」

斎藤「ならば平沢憂…お嬢様を…紬お嬢様を…」

斎藤「…止めてくれ」



278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/18(日) 14:41:39.14 ID:mm6YDV+y0

梓「あの黄金のライダー…」

律「ん、やっぱり梓も何か引っかかるか?」

梓「ええ、あのライダーの動き…どこか無機質な感じがしてて」

梓「ロボットと戦っているみたいな感覚でした」

恵「やっぱりみんな感じてたのね。
  私もあのライダー…まるで中に誰も着ている人がいない様に思えた」

澪「うん…」

律「装着者がいないライダー…本当にそんなのいるのか?」

澪「何が何だか…」

澪(こんなときに和がいてくれれば、どんなに頼りになってくれただろう)

澪(和…私、どうすればいいのかな。何をしなきゃいけないのかな)

澪(私、分からないよ…)




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