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唯「………学校であった怖い話?」#前編 【ホラー】


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唯「………学校であった怖い話?」#前編
唯「………学校であった怖い話?」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:11:10.38 ID:Ex+zOYNk0

※注意
・パロディですが、本家ほどのテキスト量ではありません
・選択肢は重要です。話す順番で内容が変わることはありませんが、
 あるキャラのある選択肢が最終話の内容を決めます
・二周の予定です
・選択肢は安価で決定します。読まれる方は協力お願いします

では次レスから





3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:12:58.93 ID:Ex+zOYNk0

部室

唯「………学校であった怖い話?」

律「おー。今日憂ちゃんを呼んだのはそういうことだよ。ムギも梓も休んじまったから」

律「2人へお見舞いに行くのも時間がかかるし皆で音合わせられないし
  …じゃ精神鍛錬をしよう!ってことで決めたんだ」

憂「いきなり連れて来られて驚きましたけど、そういうことだったんですか…」

律「憂ちゃん、放課後ティータイムじゃないからって
  遠慮することはないからな。思う存分澪を怖がらせてやってくれ」

澪「うるさい!それにしても唐突すぎるぞ。怖い話なんて」

唯「まぁまぁみおちゃん、せっかく憂も来たんだし、そんなに嫌がらないでよ」

唯「みおちゃんだって怖がりなの治したいでしょ?今日話を聞いていれば治るかもしれないよ」

律「よし!決まりだな。澪も怖い話をすることに決定!!」

澪「勝手に話す側にするな!……でも、少しくらいなら知ってるし……別に悪くはないよ」

澪「でもこんな時間に部室にいていいのか?校則違反だろ」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:14:28.56 ID:Ex+zOYNk0

律「しょうがないじゃ~ん。これくらいにやる方が面白そうだし?
  それにこの学校に警報装置はない、安心しろ」

澪「居る私も同罪だけど…なんでそこまで知ってるんだ?」

律「あ、それと唯は全然怖い話知らなそうだからレポート頼む。ほら、紙とペン」

唯「えぇっ!?どうして私がそんなことっ!?」

律「こんな面白そうな企画だぞ。
  ムギと梓にも聞かせてやりたいだろ?手軽にできる肝試しみたいなものだしな」

律「窓もカーテンも閉めて、暗くして………最低限の電気だけつけておく」

唯「わあ、すごい!まだ8時前なのに変な雰囲気…」

律「ふふふ。怖い話を続ける内に霊を呼び寄せてしまってもおかしくないな」

律「…始めるぞ。唯、誰から話すか選んでくれ」

1.田井中律
2.秋山 澪
3.平沢 憂

>>9




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:16:02.12 ID:o1tJmD440





9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:16:21.98 ID:uHCnLyjR0

3



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:16:54.19 ID:M57mw/50O

姫子



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:17:39.70 ID:0I/KclJRO

中野梓(声だけ)





12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:18:45.35 ID:Ex+zOYNk0

唯「じゃあ、まずは憂から」

憂「わかった…始めるね」

憂「これはね、数十年前にうちの高校で実際にあった話なんだけど」

憂「期末テストの結果が悪かった子二人が、補習を受けることになったんだ」

憂「その日はどんよりと曇っていて、日の光も何もないじめじめとしたお天気で」

憂「暗い気持ちのまま授業を受けて放課後の補習に参加することになったの」

憂「自分たちの不勉強ぶりを振り返って、ああもっとマジメにやっていれば……と思いつつも」

憂「どうして私たちが補習なんか、って、まだ勉強したくない気持ちもかなりあった」

憂「納得しないまま補習を受ける予定の教室へ向かった二人は、
  黒板にあった『このプリントをやっておくこと』という」

憂「文字を見て、とりあえず教卓に置いてあったプリントをやっておくことになったのね」

憂「……この時点で何かおかしいと思いませんか?」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:21:53.34 ID:Ex+zOYNk0

律「えっ?どこらへんが?」

憂「………補習って、勉強がわからない生徒に勉強を教えるものですよね?」

澪「そうだな。でも、だからこそプリントをやらせるんじゃないか?何もおかしくないぞ」

憂「本当に勉強を教えたいなら『このプリントをやっておくこと』なんて投げやりな言葉、おかしいです」

唯「…あ、そうだね。勉強がわからないなら、プリントだけ置いてあっても答えられない」

憂「うん。熱心な先生が付きっ切りでいてもいいくらい」

憂「なのに教室は窓もカーテンも閉まっていて、とても寒々としていた」

憂「人の気配がまるでしないの。その子たち以外、誰の気配もしなかった」

憂「まあ、でも『怖いから』なんて理由で補習をサボっちゃだめだよね」

憂「留年なんてしちゃったら大変だし、どこかおかしいと思いつつも」

憂「頼りない蛍光灯の元で二人きり勉強を始めた」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:23:09.41 ID:Ex+zOYNk0

唯「うん……それでそれで?」

憂「二人はどっちも女の子なんだけど、片方の子――高橋早紀さんって言ったかな」

憂「高橋さんが違和感に気付いたんだ」

憂「プリントに向かい始めた頃はまだ外から運動部の人たちの声もちらほら聞こえていたんだけど」

憂「いつのまにか何の音もしなくなっていた」

憂「それで、高橋さんがふと黒板の上にかかっている時計を確認して、ハッとした」

憂「ついさっき勉強を始めたと思ったのに、もう19時を回っていたんだよ」

憂「『嘘、なんでもうこんな時間なの……?』」

憂「『普段なら下校の放送も流れるはずなのに。
  どうして?周りの音が聞こえないくらい熱中していたの?』」

憂「そんなことはなくて、高橋さんは教室に入ったとき、しっかりと16時前なのを見ていたんだ」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:24:09.95 ID:Ex+zOYNk0

憂「放課後になって少ししてから補習の教室へ着いたんだよね」

憂「なのにプリントをやっていただけでこんなに時間が経ってしまっている」

憂「その事実がとても不快で
  『こんなに勉強したんだ』じゃなくて、『こんなに時間を無駄にした』って」

憂「高橋さんはそう感じたんだ」

憂「少しイラだった高橋さんは、もう片方の女の子――三谷さんと呼ぶね」

憂「三谷さんに話しかけたんだ」

憂「クラスが違うようで、面識はなかったけれど」

憂「二人っきりということもあってすぐに打ち解けて砕けた会話を楽しんだの」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:26:25.91 ID:Ex+zOYNk0

憂「でも、そんな楽しい気分も長くは続かなかった」

憂「安心したせいかね、高橋さんはトイレに行きたくなってしまったんだ」

憂「三谷さんが『行こう行こう♪』って明るく言っても、高橋さんは不安を拭えなかった」

憂「だって、廊下に二人で出たとき、既に辺りは真っ暗だったんだもの」

憂「もちろん非常灯は点いているよ。だけどね、緑色の光が余計に恐怖を煽るの」

憂「よく緑色は優しさを表す色…っていうけれど、その緑は妙に艶やかで、悪魔の色に違いなかった」

憂「廊下は何メートルあったかな?いつも使っている校舎なのに、暗くて向こうの端が見えない」

憂「それでも恐怖を押し殺して二人は寄り添うように歩き始めた」

憂「まだかな、まだかな。できるだけ何も考えないように、校舎の端にあるトイレの方へ歩いた」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:29:02.19 ID:Ex+zOYNk0

憂「……そして、何が起こるでもなくトイレに着いた」

憂「暗かったけれど、電気を点ければ自然とまた安心感が広がっていった」

憂「…そんな時に思い出してしまったの。当時から伝わっていた噂をね」

憂「"絶対に開けてはならないトイレ"の話だよ」

憂「簡単に言えば、補習で残った子たちが幽霊がいると噂のトイレの個室のドアを開けて」

憂「行方不明になってしまうっていうお話なんだ」

憂「用を足すためにトイレにやってきたわけじゃないのに不思議なもので」

憂「二人は髪型をチェックしたりで
  プリントを一時的に忘れるだけじゃなくて、個室を開けてみたいと思ったの」

憂「恐ろしい話を思い出した状態でわざわざ自分から同じことをするなんて」

憂「滑稽かもしれないけど、二人はこれ以上我慢しようとは思わなかった」

憂「だって、そんなのただの噂だから。
  何も怖がることはないんだもん。ただ噂が嘘であることを確かめるだけ」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:33:18.82 ID:Ex+zOYNk0

憂「『キキッ』…トイレに有り得ない音が響いたのはその頃」

憂「高橋さんが鳴らしたものでなければ、三谷さんが立てた音でもない」

憂「それじゃあどうして。誰が?」

憂「三谷さんは曖昧な顔をしていた。どこか嬉しいような、悲しいような表情でいたから」

憂「高橋さんは『なんか変な音しなかった?』って聞いたんだ」

憂「『……その個室からだよね』。三谷さんはそう答えて指で示した」

憂「それは高橋さんも疑った個室。怖くて怖くて、手を小刻みに震わせながらも」

憂「『開けてみない?』って高橋さんは言った」

憂「三谷さんは怖がる様子もなく、まるでこれから何が起こるかを知っているかのように」

憂「『あはは、よしなよ早紀ちゃん』って笑って返事をしたんだ」

憂「そこまでお膳立てされたならもう開けるしかないよね」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:36:07.45 ID:Ex+zOYNk0

憂「もう補習のことも何もかも忘れて、高橋さんはそっとドアに手をかけ」

憂「ゆっくり、ゆっくりとドアを――そこには」

唯「そこには………?」

憂「…何も無かった」

憂「当たり前の個室。現実の個室。有り得ない音っていうのも、ただの軋みだったんだ」

憂「そう納得して二人は教室に戻ろうとした」

憂「でもね、またおかしな事が起きたんだ。なんだと思う?」

1.延々と廊下が続いている
2.補習に使っていた教室が存在しない

>>25




24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:39:28.74 ID:nrU06/QA0

2.補習に使っていた教室が存在しない



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:39:39.99 ID:SenehcIcO

2



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:39:45.23 ID:Toy7IDbb0

1かなぁ





27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:42:48.74 ID:Ex+zOYNk0

唯「補習に使っていた教室が存在しないとか?」

憂「当たりだよ、お姉ちゃん。凄いね。……体験したことがあるの?」

唯「えへへ!そんなわけないよぉ~。ただ乙女の勘と言いますか」

憂「あはは。……話を続けるね」

憂「何事もなく廊下を歩き始めた。でも、暗闇が今にも二人を飲み込んでしまいそうで」

憂「手を繋いだの。初対面の人と手を繋ぐなんて女の子同士でも考えられないかも知れないけど」

憂「恐怖は常識を上回った。…そして、真に常識外れなことが起こっていることに気付いた」

憂「『教室が無い』。さっきまで補習に使っていた教室は校舎の端っこにあるのだけれど」

憂「そんな教室、どこにも見当たらない。補習の教室の隣にあった階段まではたどり着けるのに」

憂「その先は壁」

憂「勘違い?そんなはずはない。だって、確かに電気をつけたまま教室を出たはず」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:45:00.14 ID:Ex+zOYNk0

憂「それなのに電気どころか教室が……。
  信じられない状況に高橋さんは怯えに怯え、三谷さんは泣き出してしまった」

憂「『三谷さん、大丈夫?』言葉が出そうになる。でも少しおかしなことに気付いた」

憂「三谷さんは顔を両手で覆うように泣いているの。その手の隙間から見える表情が」

憂「笑っているようにも見える。高橋さんは異様な風体の三谷さんを警戒した」

憂「『教室が見当たらないけど…ほら、階を間違えたのかも。階段下りよ?』と言葉をかけて」

憂「三谷さんに歩くよう促した。……その時だよ。三谷さんの手の皮膚がボロボロと崩れ始めて」

憂「白い骨を見せ、今度こそ大きな笑い声をあげた。本心を隠すこともせず高橋さんに襲い掛かった」

憂「手だけでなく全身の皮膚が削ぎ落ちていって、完全に骸骨と化した三谷さんが首を絞めてくる」

憂「痛い、苦しい……絞められているうちにそんなことすら考えられなくなっていく」

憂「『…もう死ぬ、死ぬんだ……』」

憂「ぼーっとした頭で死を覚悟して、意識は闇の中へ沈んでいった…」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:47:49.76 ID:Ex+zOYNk0

憂「………でも、次の朝はやってきた」

憂「友達に抱き起こされたの。『なんでそんなところで寝てるの?ホームレス?』って」

憂「茶化されても恐怖は残っていた。昨日の夜のことが忘れられない」

憂「圧倒的な現実感を持った出来事で、今も三谷さんに首を絞められた場所にいる」

憂「忘れる方が無理だよ。だから高橋さんは自分で調べたんだ」

憂「高校に昔からいる教員に聞きまわったんだよ」

憂「そうしたら、一人の先生は知っていた。三谷さんのことを。過去に在籍していた生徒なんだけど」

憂「いつもテストの点数が悪くて、そのことを皆に馬鹿にされ続けていたらしくて」

憂「友達がいなかった彼女はどんどん酷いいじめ…ううん、虐待と言ってもいいくらいの行為をされて」

憂「それを苦に自殺を考えるようになり、誰にも相談出来ないまま…放課後の教室で自分を刺して死んだの」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:49:43.72 ID:Ex+zOYNk0

憂「どういうわけか……三谷さんは自分自身の体だけでなく」

憂「教室の存在すら操って恐怖に陥れ、高橋さんを殺そうとした」

唯「…やっぱり、虐められたから虐め返してやりたいって、そういうことなのかな」

憂「そうかも知れない。人によって嫌なことっていうのは違うだろうけど」

憂「誰一人味方がいないまま虐められて、精神的に追い込まれていく…そんなのに耐え切れる人はいないよ」

憂「だから、同じ気持ちを味わわせてやりたかったってことなんだろうね」

唯「…でもそんなの酷い。酷い話……」

憂「それでね、………その話を知っていた唯一の先生はね、三谷先生っていうの」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:52:59.29 ID:Ex+zOYNk0

憂「偶然なんかじゃない。同じ姓で、誰も知らない話を知っている」

憂「静かな脅迫だよ。『娘の霊を供養でもしてみろ、その時は……』っていうね」

憂「三谷先生は元々他の学校で働いていたんだけど…娘が死んでからここに来たんだって」

憂「ある意味死んでも消えない家族愛といえるかも知れない」

憂「でも、なんとなくこんなのは違う気がするんだ。高橋さんは先生の言葉の裏に気付いたから」

憂「何をするでもなく卒業して、今もどこかで暮らしているそうだけど」

唯「どうなんだろうね。大切な人が亡くなってからどうすればいいかなんてわからない」

憂「そうだね。ごめんね、あまり怖くなかったかも。律先輩ごめんなさい…」

律「いやいや!面白かったよ!それにこの顔が見れただけでも満足だって」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ…」

憂「…あ!……す、すみません………。じゃ、じゃあ次の方、どうぞ…」

1.田井中律
2.秋山 澪

>>36




33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:54:55.71 ID:ZXpFJlZEO





34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:55:17.42 ID:1gIOZZRiO

乱入はどのタイミングかね





35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:55:31.76 ID:SenehcIcO

1



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:55:34.22 ID:Toy7IDbb0

澪無理そうなんで律





37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 22:57:48.05 ID:Ex+zOYNk0

唯「じゃあ次はりっちゃんお願い」

律「よーし。私の番だな!…改めまして、私は3年の田井中律です」

唯「それは誰でも知ってるよ!りっちゃん!」

律「いやいや。こうして改まったからには理由があるんだ。実は私、宇宙人なんだよ」

憂「えっ…」

律「な、なんだよ憂ちゃん」

澪「あんまりくだらないこと言うから拍子抜けしたんだよ」

律「何言ってんだ。私は本当に宇宙人だぞ」

唯「じゃあ証拠を見せてよ」

律「証拠?よしいいだろう。私は手の指の本数を自在に変えられるんだよ」

澪「ぷっ!ははっ、何言い出すと思ったら指の本数だって?そんなの」

憂「澪さん…律さんの言うことを聞きましょう」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:02:10.70 ID:Ex+zOYNk0

律「そうだぞ、澪。幼馴染みだからって偉そうにするな。
  私はお前が生まれる200年以上前から生きているんだからな」

唯「りっちゃん早くやってみせてよ!」

律「まあそう急かすな。じゃあいくぞ……1,2,3,4,5,6,7,8,9!」

唯「あれっ!?9本しかない!」

律「へへーん。どうだ。これで私が宇宙人だって信じてくれるだろ?」

澪「何言ってんだ。どうせ1つ数字を数える間に2本指を折ったんだろ」

律「…?私はそんなことしてないぞ。しょうがない…特別にもう一度やってやる」

律「いいか、皆見てろ…1,2,3,4,5,6,7,8,9,10…11,12!!」

律「どうだ!?確かに私は指の本数を変えられるだろ!」

1.凄い!本当に指が12本になってる!!
2.みおちゃんが言った通り細工してるだけじゃん

>>46




44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:04:10.32 ID:SenehcIcO

2



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:05:43.35 ID:2E6y4hSK0

1





47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:08:29.07 ID:Ex+zOYNk0

唯「凄い!本当に指が12本になってる!!」

澪「な…嘘をつくなよ唯、いくら律でもそんなこと出来るわけない、ほらっよく見せてみろ」

グイッ

澪「…え……ゆ、指が…6、片手に6……両手合わせて12本だ、本当に12本あるぞ…!?」

律「はっはー。そして、残念だが私は怖い話をする気はない」

律「私は地球を侵略するために密かに潜入していたペペロンダッパ星人だ!」

唯「えっ!?り、りっちゃん何そのおもちゃの光線銃は!?」

律「うるさい!おもちゃではない!これは本物だぞ、
  人知を超えていて諸君らには理解できないだろうが」

律「無駄な抵抗はやめろ。お前らがいけないんだ。私の星を大切にしないから!」

澪「律、どうしたんだ?怖くて頭がどうにかなったのか?」

律「うるさい黙れ!」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:11:48.43 ID:Ex+zOYNk0

憂「わかりました、ですから律さんどうか落ち着いて…」

律「それ以上喋るな!喋ると撃つぞ!!」

唯「だーかーらー、りっちゃんそういうのはもう」

次の瞬間、光線銃から放たれた輝きが皆を包んだ

唯「うわあああっ!?」

律「これがペペロンダッパ星に伝わる秘宝の威力だ。どうだ!参ったか」

憂「なんともない…」

律「はあ!?何を寝言言ってる!ガパラル光線を浴びた人間は体内の醸臓を一つ残らず吐き出すはず!」

澪「律のバカさ加減は宇宙レベルだな」

唯「…もういい。りっちゃんはもういいよ。次いこ。さあ、みおちゃんの番だよ」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:14:53.25 ID:Ex+zOYNk0

澪「それじゃ、私の番だな。皆は図書館を使ってるか?私はたまに怖がりなのを治すために」

澪「ミステリー小説を借りるんだけれど、そのジャンルに限れば意外と市の図書館より」

澪「この学校の図書室は品揃えが良いんだ。どこの誰だか知らないけど、創立当初」

澪「大量の本を寄贈してくれた人がいるからなんだって」

澪「唯は本、好きか?」

1.好き
2.嫌い
3.みおちゃんが好き

>>56




55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:16:03.29 ID:1gIOZZRiO

これは3



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:16:06.36 ID:+hem6NxS0

3



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:16:24.17 ID:SenehcIcO

1





58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:18:30.13 ID:Ex+zOYNk0

澪「…お、おい!?…なんか恥ずかしくなるだろ、やめろよ」

澪「おほん。と……とりあえず本に興味はあるんだな?私が喋るのは本に関係する話だ」

澪「うちの学校が創立したての頃、吉村かおりっていう女の子がいたんだよ」

澪「彼女はとても大人しくて、かと言って他人に無頓着ではない優しい子で人気が出てさ」

澪「入学してから最初の中間テストで好成績を叩き出してからは勉強面でも信頼されるようになった」

澪「運動が得意なわけではないけれど…いつも本を読んでいる頼れる子、って認識になっていったんだ」

澪「とにかく彼女は本が好きで好きでたまらなかった。私の友達にもいるよ。そういう子」

澪「電車に乗っているときも、自分の部屋にいるときも、学校にいるときも、空気を吸うように本を読む」

澪「いや、馬鹿にしているわけじゃないぞ?私はそうして知識を飲み込んでいく人を尊敬するって意味だ」

澪「でな……彼女、吉村さんを蔑視するやつが現れたんだ。葛西さんって子だ」

澪「葛西さんは吉村さんと正反対のタイプで、本なんか一度も読んだことがない。何が面白いんだって」

澪「そういう主張を声を大にして言い始めた。葛西さんのとりえはスポーツだったから」

澪「ただ自分に自信がないから馬鹿にし始めただけなんだよな。
  特別吉村さんでなくとも、バカにする対象が欲しかったんだ」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:20:59.34 ID:Ex+zOYNk0

澪「でも吉村さんは真に受けてしまった。
  彼女の知識は大人びていても、打たれ弱い面もある普通の女の子だった」

澪「それからというもの、得意である勉強も手につかなくなった」

澪「期末テストを控えているのにまるで暗記できない。教科書やノート、資料集と睨めっこしても」

澪「葛西さんの憎い顔が頭から離れないんだ」

澪「今までは吉村さんの優しさを好意的に見る人しかいなかったけれど、やはり高校にもなると」

澪「いろんな人が多様な考えで動くからな。必ずしも優しい言葉をかければ仲良くなれるとは限らない」

澪「そのうち吉村さんと仲が良かった人もノリのいい葛西さんと関わるようになった」

澪「休み時間にやることは変わらない。本を読むだけだ。でも、確実に吉村さんの心は痛んでいった」

澪「『どうして、何も悪いことは言ってないのに…』そう。彼女は」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:22:45.52 ID:Ex+zOYNk0

澪「何も否定しなかったことで、自分が否定されるようになった」

澪「人間っていうのは好き嫌いをはっきりさせるべきなんだ。集団生活ではある程度隠すことも重要だけど」

澪「本気で仲良くなろうとしているのに毒を吐かない人は心からの親友にはなれないんだ」

澪「…まぁ、これは私の憶測だけどな。そういう気持ちが吉村さんの友達たちにはあったのかないのか…」

澪「いつしか吉村さんに誰一人寄り付かなくなっていった」

澪「一人ぼっちだけど、当然やることは変わらない。……でも、ひとつ変わったことがある」

澪「図書室に寄贈された本の中に、"呪いの本"があるという噂が立ったことだ」

澪「吉村さんは昼になればいつも図書室に行くし、噂もすぐ耳にした」

澪「クラスメイトとは話さないけど、
  司書さんや図書室にやってくる他のクラスの子たちとは少し話していたんだ」

澪「で、その"呪いの本"なんだが」

澪「今言った通り寄贈された本の中にあるらしいということしかわかっていない」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:25:16.72 ID:Ex+zOYNk0

澪「実際にどんな呪いが降りかかるのかわからない」

澪「いや、もしかすると他人に呪いをかける能力を身に付けられるのかもしれない」

澪「吉村さんが真偽を確かめたくなるのもわかる気がするよな」

澪「さっそく司書さんに問いただしたんだが、曖昧な返事しかせず正確な答えは得られなかった」

澪「司書さんが嘘をついていたわけじゃない」

澪「謎に包まれているからなんだ。吉村さんは余計に奮起して自分の力で探し始めた」

澪「本棚を虱潰しにね。図書室は授業で使う教室より広いけれど、何日かかければ全ての本を調べられる」

澪「ひたすらに本を手に取りタイトルを確認し、パラパラとめくり大まかな内容を検証していく」

澪「その繰り返しで"呪いの本"を見つけようと考えたんだ」

澪「だけど、試し始めた頃は興味津々だったのに」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:27:36.00 ID:Ex+zOYNk0

澪「長時間続けていると肩が重く…頭痛もしてくる」

澪「気だるくなってきたしもう諦めようかと考え始めた」

澪「でも、諦められなかった」

澪「……本を見つけたいからじゃない。やめようと思っても体が言うことを聞かないんだ」

澪「いわゆる"金縛り"とは違うぞ」

澪「動けないんじゃなくて、動かされる。本を探して読んでいく動作がやめられないんだ」

澪「吉村さんは焦燥に駆られた。何なんだこれ、嘘だ………こんなの有り得ない」

澪「そう思って目を瞑ろうとしても瞬きすらできない。視線は本に注がれ外すことすら叶わない」

澪「それからまた長い間動かされていた吉村さんは、目が乾き喉も渇き…必死な形相だった」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:28:56.66 ID:Ex+zOYNk0

澪「どれだけの時間そうしているのかもわからず苦しみ続けた」

澪「そして、その労苦が限界に達したとき、頭の中に直接語りかけてくるような声を聞いた」

澪「『"呪いの本"を探しているんだろう?』」

澪「落ち着きがある中年のようで、
  それでいて少年が小ばかにしたような響きも併せ持っている不安にまみれた声」

澪「声の正体はわからなかった」

澪「一言聞いただけで自分に呪いが降りかかってきそうで怖くなったが、吉村さんは返事をした」

1.探している
2.探していない

>>76




74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:31:00.15 ID:j9081LmsO





75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:31:40.13 ID:ZXpFJlZEO





76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:32:05.13 ID:1gIOZZRiO

1



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:32:05.76 ID:3NIq7ces0





78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:32:07.62 ID:uHCnLyjR0

1



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:32:12.87 ID:xa5L7HwZ0

1



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:32:14.84 ID:Ilkusrcy0






81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:33:03.91 ID:Ex+zOYNk0

澪「『探している!』そう思ったんだ。言葉にせずとも考えるだけで意図が伝わるらしく」

澪「吉村さんの決意を確かめるような数秒の沈黙の後、声は語り始めた」

澪「『"呪いの本"は実在する。そして、私が呪いの執行人だ』」

澪「『噂を信じた純粋な心の持ち主にしか語り掛けない。心して聞け』」

澪「『お前は選ばれた存在だ。呪いの力を信じることで人を殺すことができる』」

澪「『期限は一週間。一週間後の正午にお前が呪っている奴を一人殺してやろう』」

澪「吉村さんはハッとした。呪いの力を借りれば葛西さんに復讐できる」

澪「心の底からの憎悪が、殺せると思った瞬間歓喜に変わったんだ」

澪「執行人はこうも言った」

澪「『お前が手にした本…それこそが"呪いの本"だ』」

澪「いつの間にか持っていた本。表紙には何も書かれていない…不思議な外観で」

澪「表紙をめくると、膨大な量の恨みつらみが書き殴られていた」

澪「『そう。これは今まで私が見定めた人間たちの言葉だ。
   皆他人を憎み苦しんでいた。だから望み通り殺してやった』」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:34:46.02 ID:Ex+zOYNk0

澪「『報酬はいらない。人を殺せればそれでいいんだよ』」

澪「ひっひっひ………という耐え難い笑いを漏らし、執行人の声はそこで途切れた」

澪「吉村さんが気を取り直すと、そこは見慣れた図書室」

澪「手にしていたはずの"呪いの本"も見当たらない」

澪「普段話している生徒や司書さんは変わったものを見る目でいたけど」

澪「いつものように好きな本について話し始めると気にしなくなった」

澪「……でも、吉村さんは気にしていた」

澪「あの執行人の声を信じるべきかどうかを」

澪「単純に考えればあの言葉はすべて幻聴で、執行人など居るはずないと否定できるのだが」

澪「あまりに生々しい感覚で忘れることが出来なかった」

澪「大人しい吉村さんは誰に相談するでもなく放課後を迎え」

澪「無事に帰宅した」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:36:47.10 ID:Ex+zOYNk0

澪「ところが家に帰って自分の部屋に入ると妙な気分になった」

澪「…わからないか?何度も目にしている光景なのにある一部分が違うだけで訳もなく怖くなる」

澪「その違和感の正体は机の上にあるものだった。
  近くに行き確認すると…紛れもなくあの"呪いの本"だった」

澪「やっぱりあれは夢じゃなかったんだ。恐怖を感じる間もなく吉村さんは喜んだ」

澪「誰か一人憎い奴を殺せるんだ。私だったら絶対に律を選ぶよ」

律「…お、おいっ」

澪「はは。……そう怖い顔するなよ。話はまだ続くぞ」

澪「どうして自分の部屋に置かれているのかはわからなかったが」

澪「恐らく執行人が配慮して、冷静に標的を吟味出来る場所に置いたということだろう」

澪「喜んでいた吉村さんは本を開き汚い文字で書かれた文を読んでいたんだが…」

澪「すぐに興醒めしてしまった」

唯「…えっ?」

澪「恨み言を読みふけっている内気付いてしまったんだよ。
  自分の恐ろしさ、執行人の恐ろしさにな」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:39:09.37 ID:Ex+zOYNk0

澪「勝手じゃないか。人を一人、自分を嫌っている奴だからといって都合よく殺せるなんて」

澪「私も直接見たわけじゃないから知らないが、呪いというくらいだから」

澪「人間がやったようには見えない殺人方法なのかもしれない」

澪「そんな惨い執行を一時の気持ちに流されて希望していいのか?」

澪「よくドラマとかであるから現実と違う認識を持っているかもしれないが」

澪「計画殺人なんてのは滅多にないみたいなんだ。カッとなって殺す方が圧倒的に多い」

澪「だから自分はそんな犯罪者になりたくないって猛省したんだ」

澪「『いくら葛西さんを嫌っているからって、殺すのはやりすぎだ』と」

澪「そう呟いてからは四六時中人間の死について考えるようになった」

澪「一週間生きた心地がしなかったろうな、吉村さん」

澪「そして期限当日の朝…彼女は遂にこう思うようになった」

澪「『人を殺せると聞いて喜んだ私の方が死ぬべきなんだ』」

澪「ここまでいくと吉村さんの精神状態は極限にまで達していた」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:42:55.05 ID:Ex+zOYNk0

澪「家族と喋ることもなく朝食すらとらずに家を出て、学校にも向かわなかった」

澪「手頃な建物に上って………彼女は風を感じながら思い返した」

澪「クラスメイトと仲良くお喋りしていた日々を」

澪「つい先日まで信頼されていたはずの関係が音を立てて崩れていった」

澪「『ごめんね、皆…』最期にそう言って、彼女は飛び降りた」

澪「それが正午のことだ」

澪「警察の調べによると遺体は5階からの飛び降りにも関わらず」

澪「通常では有り得ないほど激しく損傷していたらしい」

澪「……今となっては、それが"呪いの本"の執行人によるものなのか」

澪「はたまた妄想癖のある吉村さんが自殺した…
  ということなのか、どちらが真実かはわからない」

律「…お、おい……待てよ澪…。お、お前は、……どこでその話を聞いたんだ…?」

澪「は?なんだよ律ぅ。そんな怯えた顔で」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:47:56.25 ID:Ex+zOYNk0

律「誤魔化すな。お前、なんで吉村さんが自殺する直前の言葉知ってるんだよ!」

澪「………ははっ!何を言い出すかと思えば。そんなことかぁ」

律「何が可笑しいんだよ」

澪「…もうちょっと楽しくいれると思ったのになあ。案外口が滑っちゃうもんだな」

その言葉を合図に澪は霧のように立ち消えた

唯「あ、あれっ!?みおちゃんが消えた!」

憂「澪さん!澪さん!?」

律「なんだよおい、澪!どこへ行ったんだ、澪っ!!」

律「ふざけるな…。私たちは話をしていただけだぞ。なんで…なんでこんなことが」

ブー!ブー!

律「うっわぁっ!?なんだ、私の携帯か!」

パチッ

律「……澪からだ」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:50:29.47 ID:Ex+zOYNk0

唯「みおちゃんから………?」

律「間違いない。…出るぞ?」

唯「うん…」

律「……も、もしもし」

澪「あ、律か?すまん…今日放課後急に体調が悪くなってな」

律「体調?」

澪「ああ。それで今病院出たとこなんだよ。
  ごめんな、連絡もせずに部活休んじゃって……」

澪「………律?聞いてるか?」

律「…あ、いやっなんでもないぞ!はは。なんだそうだったのか。じゃあなー」

澪「えっ…?おいちょっと律!」

プチッ

律「……どう思う?」




97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:52:43.70 ID:YrY3zDX80

※りっちゃんは宇宙人





98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:53:12.54 ID:Ex+zOYNk0

律「ずいぶん遅くまでやってる病院だが…それ以上に、今のはなんだ」

憂「………どういうことか私にはわからないです。…けどやっぱりここにいた澪さんは…」

唯「吉村さんの霊、なのかな」

律「…さっき聞いた話が真実かはわからない。
  ……でもな、澪の姿をした奴が消えたことは事実だ」

唯「うん…」

律「憂ちゃんも見たな?」

憂「はい」

律「…どういうことなんだかサッパリだ。唯、ビビってるなら帰ってもいいんだぞ」

唯「っびびビビってないよぉ!?…えへん!是非怖い話を続けたいと思います!」

律「へ。そうこなくっちゃ!……さて、次は誰が話すんだ?」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:56:29.39 ID:Ex+zOYNk0

唯「りっちゃん、相当怖いんだね。もう話す人はいないよ」

唯「…それにしても…本当になんなんだったんだろ」

律「……澪。………いや、吉村さんのことか」

唯「うん。憂はどう思う?幽霊が怖い話をするなんて有り得ると思う?」

憂「怖いけど…思うよ。私だって友達から聞いた実際にあった話をしたんだもん」

憂「それに今、私たちは狙われているんだよ。
  お姉ちゃんは気付いてる?この部室を取り巻く存在に」

唯「えっ…?どういうこと?」

憂「だめだよちゃんと注意していなきゃ。どっちにしろもう、無事では済まないよ」

憂「霊が怒ってるんだよ。私たちが冗談半分で語ったことにね」

律「…な、憂ちゃん、そんな真面目な顔で言っちゃ笑えないぞ…ははっ」

憂「ええ。私は本気で言ってるんです。今、音楽室の目の前まで来てますよ。三谷さんが」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/21(水) 23:59:46.39 ID:Ex+zOYNk0

律「おいっ……やめてくれよホントに。怖いからやめてくれよ…」

ダンッ!ダンダンッ!!

律「ひあああっ!?」

憂「ほら、言ったでしょう?嘘じゃないですよ。私たちを殺したくてうずうずしてるんです」

憂「…助かる方法は少なくとも私は知りません。律さん、一か八かドアを開けてみますか?」

律「開けるぅ!?そんなことしたら…」

憂「じゃあ窓から下りるんですか?……お姉ちゃん、私はお姉ちゃんの選択に任せるよ」

唯「……う、うん…じゃあ」

1.ドアを開ける
2.ドアを開けない

>>109




106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:00:21.09 ID:/C1wh7CZ0

開けない



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:00:28.45 ID:3Q584Svw0

1



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:00:55.56 ID:13IrGuYT0

1



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:01:08.86 ID:h/bWw9Ah0

1



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:01:15.48 ID:AnFGw4wp0

1



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:01:20.08 ID:GTtEwikv0






115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:06:35.88 ID:hyS3C3eD0

唯「…開けるよ」

律「やめてくれっ、唯……お願いだよ、私まだ死にたくないんだ…」

唯「……もう決めたんだよ。私は何が居ようと…現実を受け容れる!」

ガチャッ

梓「うわっ!?唯先輩、やっぱりここに居たんですか!!」

唯「えっ……?」

紬「りっちゃんのお母さんから電話が着たの。
  まだ帰ってきてないし、私たちのところにもいないから」

梓「心当たりを探してたんですよ。メールや電話の着信、ずいぶん前にあったでしょう?」

梓「まったく…欠席した人にこんなことさせるなんて、律先輩にはほとほと呆れちゃいます」

律「は……はは、……よ、よかった……梓ぁ」

梓「わっ!?なんですか急に!抱きつかないでくださいよ!」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:11:42.47 ID:hyS3C3eD0

紬「でも、こんな時間まで何をしていたの?まさか練習ってわけじゃないわよね」

唯「あ!実はね、ムギちゃんとあずにゃんが二人とも休んじゃったからお見舞いメンドクセーって」

唯「りっちゃんが怖い話しようぜ!って言い始めたの。でもりっちゃんが一番怖がってたんだよぉ~?」

律「ゆ、唯…やめてくれよ」

憂「えへへ!律さんはやっぱり面白い人ですね♪」

梓「そういうことだったんですか…あれ、澪先輩の姿が見えませんけど」

律「澪なら今頃家じゃないか?今日は風邪で授業は受けたけど部活はしないで病院いったらしいんだ」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:18:49.19 ID:hyS3C3eD0

唯「……あのみおちゃん、なんだったんだろうね…」

紬「あの澪ちゃん?」

唯「実はね…私が怖い話を始めたときはみおちゃんも居たの。
  でもね、話し終えたらみおちゃんが…」

憂「消えたんですよ。いきなり霧のように…跡形もなく。
  それで、病院から出たての澪さんから電話が着たんです」

憂「…つまり霊の澪さんが話をしていたんです」

梓「本当…?律先輩といっしょに騙そうって手じゃあ……」

唯「本当だよ!私たち3人目の前で見たもんっ!」

紬「あら唯ちゃん。そういうことなら私にもできるわよ」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:24:12.85 ID:hyS3C3eD0

唯「えっ?」

律「……あ、…えっ……い、いなく……なった………」

憂「紬さんも澪さんと同じように消えましたね」

梓「何言ってるの憂。消えることなんて全然珍しくないって」

憂「それもそうだねえ。今日は楽しかったよお姉ちゃん」

律「私もだ。十分楽しませてもらったぞ…へへへ」

唯「………嘘」

唯「…誰も居ない」

唯「……皆居なくなった」

唯「……信じない……こんなの信じない……人が消えるなんて信じない……」

唯「…皆は本当は幽霊だったの?」

唯「…そうだ、思い出した。私も……私も本当は」

                          そしてすべてが終った
                                      完




127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:24:59.58 ID:RbRPoKa60

いいね



130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:25:50.97 ID:+ICHAjDP0

えっ怖い



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:26:45.81 ID:RMDtr6ms0

デーデッ デーデッ デーデッ
…ピャーッ
この声は風間さんだ!



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:27:44.11 ID:fDT9nJdw0

宇宙人の伏線はいったい…



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:29:26.42 ID:0mbLlwAd0

>>134
選択肢間違えたから回収できなかったんだよきっと





136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:29:29.56 ID:hyS3C3eD0

以上、自分たちが幽霊だったことを思い出すENDでした
律の選択肢は最終話に全く影響しません
偽澪が12本と確認したのもおもちゃの指を貼っていたとか解釈してくれれば助かります

二周目プレイしますか?ちょっと時間がかかり過ぎることに気付きました
選択肢まではまったく同じ文章なんですが、切り離すと雰囲気が作りづらいです
このふたつを決めてください、お願いします

>>140




138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:32:05.85 ID:HInRXGVqO

おかわり



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:32:33.97 ID:RbRPoKa60

もう一杯



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:32:43.96 ID:KyCtiQPi0

選択肢までスキップさせれば良いんじゃないかな



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:32:55.43 ID:ZVKRdnl50

普通に2周目



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/22(木) 00:33:52.79 ID:+pCgaCDCO

プレイする
パッパと貼ってくれればおk






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