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唯「ひゃくものがたり!」#Ch.086-Ch.101 【カオス】


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唯「ひゃくものがたり!」#Ch.000-Ch.030
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唯「ひゃくものがたり!」#Ch.085
唯「ひゃくものがたり!」#Ch.086-Ch.101




590 名前:Ch.086 唯「のどか……ちゃん……」:2010/07/25(日) 14:19:52.14 ID:0rANlgxdO






ttp://sakuraweb.homeip.net/uploader/src/up132812.gif





END



592 名前:Ch.087 梓(りっちゃん):2010/07/25(日) 14:26:58.98 ID:0rANlgxdO


律「はぁー今日もティータイムだっぜ」

梓「律先輩! 先に練習しましょう」

律「そう言うなって。ほれケーキうまいぞ~」

梓「あ、う」

律「あーん」

梓「……あむ。おいしい……」

律「だよなー!」

澪「梓もケーキに釣られるなよ……」

梓(しまった……澪先輩が呆れてる)

梓(もう……りっちゃんてば……)

律「何だよー?」

梓「なんでもないでふ!」



END



593 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:30:21.42 ID:0rANlgxdO


唯「ちょっと寄り道していかない?」

梓「いいですけどどこに行くんですか?」

唯「そうだなー……こっち!」

梓「脇道に入っただけじゃないですか。この先って確か行き止まりじゃあ……」

唯「いいんだよここで」

梓「唯先輩?」

唯「ねえあずにゃん」

梓「なんでしょうか」

唯「今日の部活の時間にムギちゃんが言ってた事覚えてる?」

梓「ムギ先輩が言ってた事……えっ」

唯「ほら早く」

梓「……キスする場所によって色々な意味があるっていう話の事ですか」

唯「正解」



594 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:33:13.19 ID:UtMZwig+P

梓「どうして今その話をするんですか」

唯「わからないの?」

梓「それは……」

唯「あの話聞いてたらちゅーしたくなっちゃった」

梓「だからってこんな所で……」

唯「ねえ、いいでしょ?」

梓「うう……」

唯「誰も来ないから平気だよ」

梓「……」

唯「……あずにゃん、手のひら出して」

梓「えっ」

唯「ほーら」

梓「は、はい」

唯「……ちゅ」

梓「ひゃっ!」



595 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:36:07.81 ID:UtMZwig+P

あずにゃんの手のひらにちゅーしちゃった。
あったかくてぷにぷにしてる。

梓「あ、ちょっと、唯先輩……くすぐったい」

唯「……ふう。手のひらにするちゅーの意味、覚えてる?」

梓「えっと……懇願?」

唯「そうだよ」

梓「あぅ……わかりましたよ。でもちょっとだけですから」

唯「ありがとー」

私はあずにゃんの指関節にキスをした。
これは感謝の気持ちを表してる。
あずにゃんは私の唇をボーっと眺めてた。

唯「んふふ……次はどこにしよっかな」

唯「あずにゃんはどこにして欲しい? それとも私にしてくれる?」

梓「ええっ! そんなこと言われても……」

唯「特にないなら私にして欲しいんだけど」

梓「……わ、わかりました」



596 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:39:22.31 ID:UtMZwig+P

唯「それじゃあ足にしてもらおうかな」

梓「足……え、足っ!?」

動揺してる動揺してる。

梓「足にする意味って……その、服従じゃないですか!」

唯「そうだよ」

梓「そ、そうだよって」

唯「あずにゃんは誰のもの?」

梓「それは……」

唯「ね? だから足にして?」

梓「こんな所で足なんて……」

唯「あ、そ」

私はあずにゃんのYシャツの袖をまくって二の腕にキスをした。
夏服だから出来るところだね。

梓「そ、そんなところに……」



597 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:42:25.65 ID:UtMZwig+P

二の腕にキスしながらあずにゃんを抱きしめた。

梓「あっ……」

それから……お尻揉んじゃえ。

梓「いっ! ちょっと……本気ですか」

くふふふ。
もう一押しかな。
唇をあずにゃんの首筋に這わせた。

梓「んっ」

唯「……あずにゃんがしないなら私がしたいようにするよ」

梓「だめですよこんな所で」

唯「あ、やっぱり意味わかってた?」

梓「腕と首へのキスは……欲望って」

唯「せいかーい。というわけで最後までやっちゃおうかな」

梓「だめっ。か、かわりに私がキスしますから許してください」

やったね。



598 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:44:48.55 ID:UtMZwig+P

唯「それじゃあ……」

私は壁に手をついて右足のローファーと靴下を脱いだ。
……あ。タイツ越しにキスしてもらうのも面白そうだな。
秋が来たらやってもらおう。

梓「うぐ……」

あずにゃん耳まで真っ赤だ。
かわいいなあ襲っちゃうぞ。

唯「ほらーは、や、く。今日は体育なかったから多分大丈夫だよ」

梓「いや、そういう問題じゃなくて……うう」

あずにゃんが渋々しゃがみこんだ。
戸惑いつつも私の足を手に持って、それから足の甲に口づけした。

梓「んっ」

唯「おほ」

あずにゃんを見下ろす形になるんだけど、これはまさに服従って感じがするね。
地面に両膝をついて両手で足を持って、健気にキスを繰り返す。
うあっ。
今身体がぶるっとした。



599 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:49:42.19 ID:0rANlgxdO

いいよあずにゃん。
もっとしてよ。

唯「ペロペロって舐めてくれると嬉しいな」

梓「……」

あずにゃんは何も言わないけど、私の足にぬるっとした感触が生まれた。

唯「いい子だね」

梓「……ちゅっ」

唯「……ありがとう。もういいよ」

あずにゃんが顔を上げる。
顔はさっきから真っ赤だけどそれに加えて泣き出しそうだった。
あちゃあ……調子に乗りすぎた。

唯「えっと、ごめん」

梓「……あ、あんまりいじめないで下さいよぅ」

おお……胸がキュンってなる。
私は涙声で訴えるあずにゃんを抱きしめた。

唯「ごめんね。あずにゃんが可愛くってついいじめちゃった」



600 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:52:25.80 ID:0rANlgxdO


梓「もう……」

一度あずにゃんから身体を離す。
あずにゃんの鼻に軽く唇で触れた。

梓「……あ」

意味的にはごめんなさいなんだけど。
流石に今はまずかったかな……?

梓「……バカ。ん」

唯「んむっ」

大丈夫だったみたい。
世界共通のキスで返してくれた。



601 名前:Ch.088 ここにキスを落として?:2010/07/25(日) 14:56:12.50 ID:0rANlgxdO

唯「そういえば胸にするキスってどんな意味があると思う?」

梓「意味も何も一つしかないでしょう」

唯「そっか。ねえあずにゃん、私の家に寄って行かない? 胸にキスがしたいなーなんて」

梓「もう唯先輩に付き合うのはやめようかな」

唯「ああ~んそんなこと言わないでさぁ……」

唯「ん?」

梓「どうしました?」

唯「さっきから誰かに見られてるような気がするんだよね」

梓「や、やめてくださいよ……あんなの見られてたら……っ!」

唯「あははは、あずにゃん真っ赤。かーわいー」

梓「一人で帰ります。失礼します」

唯「ああん! 待ってあずにゃーん!」



END



602 名前:Ch.089 軽音!:2010/07/25(日) 14:59:02.39 ID:0rANlgxdO

律「はぁーあ」

唯「どしたのりっちゃん」

律「今度立花さん達とカラオケ行く事になったんだけどさー」

律「そうすると私の歌いたい歌が歌えないわけですよ」

唯「苦痛なカラオケだね」

律「例えば90年代のバンドの曲を歌ってごらんよ」

律「そらあもうどんびきですよ」

唯「仕方ないよ。時代だよ」

澪「それに私達でカラオケに行った時は歌いたい放題なんだから一回くらいいいだろ」

律「よくねー。逆に何歌えばいいんだよ」

澪「それは……私最近の曲ってよくわからないし……」

律「今から練習とかやだよまったく」

紬「あの頃が懐かしい……」



603 名前:Ch.089 軽音!:2010/07/25(日) 15:00:25.83 ID:0rANlgxdO

律「だよなぁ。シングル2毎同時に出したーとかそんな事で喜んでいたさ」

唯「3枚同時だーとかね」

澪「どうでもいバンドの情報も何故かキャッチしちゃったり」

紬「友達にほぼ無理やり好きなバンドの曲聞かせたり」

律「なんでだよ! 当時はミリオン規模の人気だったじゃないか!」

澪「それをローテクの靴が流行りだしたらエアが入ってる靴がダサイみたいに鞍替えしちゃって」

紬「私達がニッチなだけかも……」

唯「虹色に輝く素敵な瞬間だったのにね……」

ガチャ

梓「みなさん!!」

澪「梓?」

梓「時代だとか流行だとかよく解りませんけど
  要はカッコ良ければそれでいいんじゃないでしょうか!!」

唯澪律紬「その通り!!」



END



604 名前:Ch.090 梓がいない軽音部:2010/07/25(日) 15:04:46.56 ID:UtMZwig+P


唯「りっちゃん苺ちょうだい」

律「やらん。澪から貰いなさい」

澪「だ、だめだ!」

紬「じゃあ私のあげるね。はいあーん」

唯「ありがとう! あーん」

律「澪にもあーんしてやろうか?」

澪「しなくていい」



梓「……」

梓(同級生同士仲いいなあ……)

梓(もしかして私って……)



605 名前:Ch.090 梓がいない軽音部:2010/07/25(日) 15:10:41.33 ID:UtMZwig+P

さわ子「あら? 梓ちゃん何してるの?」

梓「あっいえ、別に……」

さわ子「……」

ガチャ

唯「あ、さわちゃん先生!」

さわ子「みんなー梓ちゃんが寂しがってたわよ」

梓「ちょっ!?」

唯「なんだって!」

律「そいつはいけねえなあ!」

紬「梓ちゃん一緒にケーキ食べよう?」

澪「梓、こっちおいで」

梓「う……」

梓「そ、そんなことよりみなさん練習しましょう!」



END



606 名前:Ch.091 澪「鼻毛を読む」:2010/07/25(日) 15:13:38.73 ID:UtMZwig+P


澪「律は私のこと好き?」

律「もっもちろん! 世界で一番好きだ!」

澪「じゃあ私の鼻毛食べれる?」

律「なっ!? ……た、た、食べれますとも!」

澪「ふうん。じゃあここに三本あるから食べてよ。
  それで三本とも消化されることなくうんちから出てきたら……何でも言う事聞いてあげるよ」

律「」

律「あ……あ……? あ、ああ。あーーーー!」

律「ほ、本当だな? やってやるぞ。
  私は必ず三本とも消化させない。そっちこそしっかり探してくれよな」

澪「安心しろ。私は鼻毛を数えるのが得意なんだ」



END



607 名前:Ch.092 IF もしも 2「尾行するなら幼馴染コンビか先輩後輩コンビか」:2010/07/25(日) 15:20:48.08 ID:UtMZwig+P


唯「澪ちゃんりっちゃんバイバーイ」

律「じゃなー」

澪「また明日」

梓「失礼します」



  「ゲッヘッヘ。桜校でもレベルの高い部類の軽音部……さあてどっちを尾行しようかねえ」

  「やはり幼馴染コンビか……はたまた先輩後輩コンビか……」

  「どちらも捨てがたいでござる……ゲッヘッヘ」

  「おうふ、早くしないと見失うでござる」

  「ゲッヘッヘ」



A 尾行するなら幼馴染コンビ……>>426 Ch.069 69 へ

B 尾行するなら先輩後輩コンビ……>>593 Ch.88 ここにキスを落として? へ



END



608 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:23:31.70 ID:UtMZwig+P




?「死んだ」

?「俺が先にいっちゃったか……ごめんなばあさん」

?「まあ大往生だったからいいか」

?「さて、次の俺の人生はどんなんだろうねえ」





?「オギャー」



609 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:27:34.67 ID:UtMZwig+P

十余年後

澪「うう……緊張するなあ」

律「なんで入学式で緊張するんだよ」

澪「だって……まわりは知らない人ばっかりなんだよ」

律「適当に話しかければ良いじゃん」

澪「それが出来ないから緊張してるんだ」

律「大丈夫だって。適当にパンツ見せとけばみんな話しかけてくるよ」

澪「んなわけないだろ!」

ゴチン

律「ぐへぁ……!?」

ドサッ

澪「えっ、律? 嘘……しっかりしてよ律ぅ!」

律「あいててて……あれ? 俺は……」

澪「よかった! ……ゴメンな」

律「え……か、母さん!?」



610 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:28:37.41 ID:UtMZwig+P

澪「はあっ!?」

律「か、かあさーん!」

ガバッ

澪「きゃあ! ちょっと律何言って……」

律「まさか母さんの若い頃に会えるなんて!」

澪「……いい加減にしろ!」

ゴチン

律「ぎゃああああ!」

澪「まったく……先に行く」

律「いてええええ痛すぎる……あ、待ってよ母さん!」



611 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:29:35.56 ID:UtMZwig+P

律「おかしい……母さんはもっと優しかったはずなのに」

澪「……本気で怒るぞ?」

律「あれで本気じゃなかったのか……ごめんかあさ、じゃない……み、澪」

澪「何故そこで照れる」

律「だって名前で呼ぶのは流石に……」

澪「まだ続けるのか?」

律「ごめんなさい」

律(まさか母さんの親友が来世だったとは……)

律(しかし母さん可愛すぎるな……まあ子供を生んだ後でもかわいいままだったけど)

律(そういえば初恋は母さんだったようなそうでないような)



612 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:30:52.04 ID:UtMZwig+P

一週間後

律「澪ー部活決めた?」

澪「文芸部に入ろうと思って」

律「……あれ? 軽音部じゃないの?」

澪「いや、文芸部に」

律(どういうことだ? 昔から軽音部の思い出は良く聞いていたのに……)

律(もしかして俺……いや、私の記憶がある所為で何かまずい事しちゃったのか?)

律(ま、……まずいぞ。母さんは軽音部が大好きだったはずだ。
  下手したら母さんの親友が減っちゃう)

律「け、軽音部に入ろう? ね?」

澪「だから文芸部に入るって。ほら、もう入部届け出したし」

律(ま、まずい……どうしようどうしよう)

律「う……うああああああ!」ビリビリ

澪「何すんだよ律ー!!」

律(律さんすいません……)



614 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:43:28.61 ID:0rANlgxdO

律「何とか軽音部に入れることに成功したぞ」

律「でもこの先上手くやっていけるんだろうか」

唯「どしたのりっちゃん?」

律「いやなんでもない」

紬「お茶が入りましたよ」

律「サンキュー」

律(二人とも母さんから聞いたことある。優しい人達だな)

澪「……律?」

律「うわあっ! か、顔近いよ母さん!」

唯「母さん?」

律「いや、澪!」

澪「またそれか……」



615 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:48:00.27 ID:0rANlgxdO

律(そういえば母さんって人見知りが激しかったんだな)

律(ちょっと引っ込み思案だし……手を引っ張ってあげたくなる感じだ)

律(律さんも同じこと考えてたのかも)

律(いや違うか……私の場合母さんだからほっとけないんだし
  母さんの記憶どおりにしなきゃっていう思いがあるからな)

澪「ねえ律」

律「んぇあ?」

澪「最近何かあった?」

律「へあっ!?」

律(中身が違う事がばれたのか!?)

澪「何かあるならいつでも相談にのるから」

律「あ……うん。ありがと」

律(母さん……やっぱり優しい)

律(とにかく私が母さんを引っ張っていかなきゃ!)



616 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:53:05.90 ID:0rANlgxdO

律(いつも母さんの事を気にかけて早二年)

律(母さんの思い出はこれでいいのだろうか)

澪「律、おはよ」

律「あ、ああ」

澪「……」

律(そして重大な問題が増えてしまった)

律(私は母さんの事が……)

律(いつもそばにいたし、優しいし、元々初恋の人だったし……)

律(でもダメだ! 今は女だし、母さんの思い出を壊してしまう)

澪「律、今日部活終わったら家にこない?」

律「へ、あ、あー……」

澪「いいだろ?」

律「あ、うん……」



617 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 15:56:27.94 ID:0rANlgxdO

澪の家

澪「どうぞ」

律「おじゃまします」

律「……」

澪「……」

律「あ、ええと……めずらしく部屋が綺麗だな!」

澪「なあ律」

律「は、はい」

澪「迷惑かもしれないけど」

律「えっ!?」

律(な、なんだ……!? まさか告――)

澪「律さ、悩んでる事あるよね」

律「……あ、ああそっちか」

澪「そっち?  ていうかやっぱり悩んでたんだ」



618 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:03:56.75 ID:0rANlgxdO

律(しまった……)

澪「話してくれないかな」

律「……」

澪「もうずっと前からそんな感じだろ?」

澪「話してくれるのを待ってたけど全然話してくれないし」

澪「おせっかいかもしれないけど……たまには私も律の役に立ちたい」

律「澪……」

澪「だ、だめかな……?」

律「う……」

律(やっぱり律は母さんにとってとても大切な人なんだ)

律(それを私が壊すなんてできない。
  それにもしそんなことしたら澪の子供、つまり私が生まれてこなくなる)

律「ありがと、でももう大丈夫」



619 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:08:47.76 ID:0rANlgxdO

澪「……そう」

律(うあ、悲しそうな顔させちゃった。でも本当のこと言えないし……)

澪「じゃあもうひとつ」

律「え?」

澪「律さ……わ、私のこと」

律(えっ!? 今度こそ来るのか――)

澪「き……いや、なんでもない」

律「あ……うん」



620 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:20:20.81 ID:0rANlgxdO

律(あれ以来母さんとまともに喋ってないな)

律(なんか避けられてるし)

律(あああどうしよう。母さんの思い出が……)

律(私じゃ律さんの代わりにはなれなかったのか)

律(……あれ、待てよ)

律(確か母さんが父さんと出会ったきっかけって律さんが関係してなかったっけ)

律(このままじゃやばい)

律(でも母さんと話してると自分の気持ちが抑えられなくなる)

律(ぐああああ……私が我慢すればいいんだ私が)



621 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:26:16.38 ID:0rANlgxdO

律「はあ……せっかくの夏フェスもこの気分じゃなあ……」

唯「あれ、りっちゃん、澪ちゃんは?」

律「澪なら唯達と一緒にいたんじゃないの?」

唯「私はりっちゃんといると思ってたんだけど……」

律「ちょっと電話してみる」

律「つながらねぇ……」

唯「澪ちゃん大丈夫かなあ」

紬「そういえば夏フェスって薬でナンパで女になりましたなんだよね」

梓「なんですかその偏った知識は……」

唯「あれ、りっちゃんがいない」



622 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:35:46.96 ID:0rANlgxdO

律「澪ー! どこだー?」

律(まずい……最悪の事態だけは避けなければ)

律(くそー! 私がついていながら何やってんだよ)

律(本当の律さんならこんなことにはならなかったはずなのに!)

律「澪ー!」

澪「あ、律」

ズシャア

澪「うわっ!」

律「……いたい」

澪「何もないところで転ぶなよ」

律「足痛い」

澪「まったく。テントまで歩ける?」

律「うん……」



624 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:40:05.97 ID:0rANlgxdO

律「……」

澪「……」

律(ぐぅ……どうしよう母さんと気まずい)

律(と、とにかく原因は私にあるんだからここは謝るしか……)

律「澪」

澪「何?」

律「その……ごめんなさい!」

澪「……何が?」

律「いや、その、悩みが言えなかったり態度がおかしかったり
  律さんみたいにうまくできなかったり母さんの思い出を壊しちゃったり……」

澪「ぷっ、何言ってるのかわかんないよ」

律「お、怒ってない?」

澪「怒ってないよ。それより律の様子がおかしい事の方が心配」

律「……やっぱりおかしいよな」



625 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:53:09.14 ID:0rANlgxdO

澪「何が?」

律「私だよ。高校に入ってからおかしいと思わないか?」

澪「ああ……まあ確かに」

律「やっぱり……私じゃ律さんになれないよ……ごめんなさい」

澪「意味わからないよ」

律「澪ごめん……私の所為で澪の大切な思い出が台無しになっちゃった」

澪「え?」

律「本当は今回の夏フェスだってもっと楽しいはずなんだ。でも私の所為で……」

澪「何だかわからないけど私は楽しいよ。みんなや律と来てるのに楽しくないわけないよ」

律「澪……でも最近あれだったしそもそも私は律さんじゃないし」

澪「だから意味がわからないってば」

澪「律は律だろ?」



627 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 16:57:04.08 ID:0rANlgxdO

律「私は……」

澪「律だろ」

律「……うん」

律(確かに今の私は律でしかない。
  母さんの子供だったのは前世なわけだし……今の私とは関係ない)

律(そうだよ関係ない。私は私なんだ。
  どうせ律さんと同じ事は出来ないし今も母さんを傷つけてる)

律(このままでもだめになるだけ。私が母さんに思いを打ち明けてもだめ)

律(だめって言うか私が生まれない)

律(ん、待てよ。私が生まれたらこの世界に私が二人いることになる)

律(でも私の意識はここにしかない。
  と言うことは生まれてくる私は私だけど私じゃないってことだ)

律(そもそも私が告白しても上手くいくとは限らないじゃん)

律(これは私の人生なんだし、どうせ行き詰るなら……)

律「ねえ澪」



628 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 17:05:45.15 ID:0rANlgxdO

律「もし私が澪の人生や思い出を壊しているとしたらどうする?」

澪「はあ? それは私が律に会ってなかったらとかそういう事か?」

律「まあそんな感じ」

澪「うーん……イラッとするな」

律「ですよね……」

澪「でも、私にとってはこれが楽しいし、律といるのが楽しいんだよ」

澪「……他にも私に言いたい事があるんじゃないのか?」

律「えっ……」

澪「律は考えすぎだよ。律は律だし自分の思ったことをすればいいと思う」

律「……母さん」

澪「好きなのか?」

律「へ!?」

澪「その『母さん』ってやつ」

律「あーいや……」



629 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 17:11:15.34 ID:0rANlgxdO

律「ああー……」

澪「?」

律「もうどうにもならない!!」

澪「うわっ!」

律「か……澪!」

澪「は、はい」

律「すきっだ!」

律(ぐあー言ってしまった母さん律さん父さんごめんなさい)

律(生まれて来れない私もごめんなさい)

澪「あ……えっと……ん?」

律「いえ、だからね……」

澪「私も……す、好きだよ」

律「うそっ!?」

澪「もちろん。……親友だろ?」



630 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 17:22:43.86 ID:0rANlgxdO

律(あれから何年経ったっけ)

律(私と澪は今も親友のままだ)

律(そして今日は澪の結婚式)

律(澪は私の心配をよそにすくすく育ってくれたよ)

律(私は私で自分の人生をエンジョイしてるしね)

律(てか前世の記憶なんて殆ど忘れしまった)

律(覚えてるのは澪が私の母さんだったってことだけ)

律(記憶と一緒に好きの気持ちも忘れちゃったぜ)

律(あの告白が未遂で終わってて良かった)

律(今日は澪を祝福してやらないとな)

律(でも何故かあの父さんであろう人がむかつく)

律(お祝いのスピーチで一発かましてやろうか……なんちゃって)

律(その前に……)

律「澪。結婚おめでとう!」

END



631 名前:Ch.093 来世が過去だったら:2010/07/25(日) 17:26:15.90 ID:0rANlgxdO

紬「ねえねえ唯ちゃん梓ちゃん。私ゆいあずのマーク考えたんだけど」

唯「マーク?」

紬「そう。×でいいかなーとも思ったんだけどちょっと露骨な感じだったから」

梓「はあ」

紬「それでは発表します!」

唯「おおっ!」

紬「ゆい( ´∀`)σ)Д`)あず」

梓「……」

紬「どう? どう?」

律「あっはっはー。唯と梓の関係を表してて良いんじゃない?」

澪「……そうか?」



632 名前:Ch.094 ×の代わり:2010/07/25(日) 17:35:20.56 ID:0rANlgxdO

律「んじゃりつみおにも何かつけてよ!」

紬「一応考えたんだけど……」

律「どれどれ」

紬「りつ(´ε(○=(゚Д゚ )みお」

梓「あー確かに関係を表してますね。んふっ」

律「いやだーこんなの認めない!」

澪「私もこれはちょっと……」

紬「じゃあみおりつバージョンはどうかな?」

律「あるの!?」

紬「みお( ゚ ‐゚)⊃)`д)りつ」

律「だめじゃーん!」

澪「あ、これいい……」

律「いいのかよ!?」

唯「かわいいじゃーん」

END



636 名前:Ch.095 安全ピン:2010/07/25(日) 17:43:55.95 ID:0rANlgxdO

澪ちゃんとりっちゃんが監禁されました。
同じ部屋に入れられていますが扉の鍵は開いています。
これは監禁といえるのでしょうか。

えっと、りっちゃんは縄で縛られて壁にくくりつけられています。
澪ちゃんは後ろ手に縛られていて、
足が自由な代わりに両乳首に安全ピンを留められていて
そこから二メートル程の鉄線で壁に繋ぎとめられています。

澪「うぐ……」

律「澪……大丈夫か?」

澪「大丈夫……」

澪「おい律、歩けるか?」

律「縛られてなければな」

澪「よし、ここから出るぞ」

律「どうやって」



638 名前:Ch.095 安全ピン:2010/07/25(日) 17:53:13.60 ID:0rANlgxdO

澪「私が律を助ける」

律「……澪?」

澪「ふー、ふー」

律「な、何するつもりだよ」

澪「う、うう……!」

澪ちゃんは覚悟を決めると後ろ向きに走り出しました。

律「澪っ!?」

そして鉄線が伸びきりそうになった時思いっきり後方へジャンプします。

澪「がっ!?」

両乳首は安全ピンによって引き裂かれてしまいました。
枷がなくなった澪ちゃんは背中を床に打ち付けました。



639 名前:Ch.095 安全ピン:2010/07/25(日) 18:00:08.39 ID:0rANlgxdO

澪「うっ……げほっ!」

律「澪!!」

澪「……へ、へいき……うっ」

澪「うああ……痛い!」

律「澪! 大丈夫か!?」

澪「ぎ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー!!」

澪「あぐぅ……う、ぎゃああ……ひぎぃ!」

律「み……お」

澪「あ……はあ……はあ……今助けるから……いぐっ」

律「無茶しすぎだ……」

澪「こうしないとどうにもならないだろ」

こうして二人は無事脱出する事ができました。
よかった。



END



640 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:08:08.84 ID:0rANlgxdO

律「澪好きだ!」

澪「駄目だよ……本当の私を知ったらきっと嫌いになる」

律「な……なんだよそれ! 納得いかない!」

澪「わかった……見せるよ」

シュルシュル

律「な、何脱いでるんだ……?」

律「あ、わ、わかったぞ! どうせ女なのに松茸が生えてるとかそんなことだろ!?」

律「その程度で嫌いになるわけないだろ!」

澪「これを見てもそんな事が言えるのか?」

ポロン

律「!?」



641 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:16:45.52 ID:0rANlgxdO

律「な……なんだ……澪のところから松茸が生えている……そこまではわかる」

律「でもその松茸の茎の部分から枝分かれして生えてるなめこのようなものはなんだあー!?」

澪「これも私の一部だよ……。はは、気持ち悪いだろ?」

律「……いや、気持ち悪くない」

澪「いいよ、自分で気持ち悪いと思ってるし」

律「だから気持ち悪くないって言ってるだろ」

澪「そんなわけないだろ! こんな枝分かれしてる松茸なんて男でもいないよ!」

律「……むしろ好都合だっての」

澪「は?」



642 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:25:42.94 ID:0rANlgxdO

律「私の鍾乳洞の中身は普通のそれとは違う」

澪「え?」

律「澪のように直接見られるわけじゃないから黙ってようかと思ったけど」

律「私の鍾乳洞は澪のように枝別れしているんだ! それも2本もな!」

澪「なっ!?」

律「どうだ? ここまで聞いたら私達がベストカッポーだってことくらいわかるだろ?」

澪「あ……あ……」

律「こいよ、澪。なめこだろうがしいたけだろうが私が包み込んでやるよ」

澪「りつっ!」



643 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:38:48.76 ID:0rANlgxdO

律「ああ……いいぞ、そのまま」

澪「う……あ……」

スポッ

澪「うあっすごい一体感だ!
  かつてこれほどまでに私を包んでくれる存在があっただろうか!」

律「へへ、だから言ったろ?」

澪「ああ……私と律はベストカッポーだ……」

律「……それに」

澪「え? ……あひぃ!?」

グルン

律「このように後ろからの体勢でも私には2本の枝分かれした道があるから問題ない!」

澪「ひゃ、ひゃああ……しゅごいよりちゅぅぅ……」

?「ちょっと待って!!」



644 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:48:30.12 ID:0rANlgxdO

律澪「!!?」

紬「……」

律「ムギ!」

紬「私だって……りっちゃんの事が好きなの!」

律「……さっきの話聞いてたんだろ? ならわかるよな」

紬「聞いてた。だからこそ私はりっちゃんにふさわしいと思った。これを見て」

ポロン

澪「なっ!」

律「これは……ムギの松茸の茎から左右になめこが生えている!!」

紬「そう……私もなめこが生えているの。それも2本もね」



645 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 18:57:18.61 ID:0rANlgxdO

律「……ゴクリ」

澪「……律?」

紬「りっちゃんは生まれてこのかた完璧に満たしてもらったことはないでしょう?」

律「……」

紬「私ならそれが出来る」

律「あ……あ……」

澪「りつ!?」

紬「りっちゃんだってわかってるでしょ? それが私以外には出来ないってことを」

律「う……」

紬「……」

グイ

律「あっ、ムギ待って」

紬「待たない」

澪「いやああああ!」



646 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 19:06:32.61 ID:0rANlgxdO

律「がっ?!」

紬「はぎゅ!?」

律「な……なんて圧迫感……そして充実感……!」

紬「すごい……よし!」

グルン

律「あひっ、後ろから!?」

紬「私だって出来る! どう?」

律「は、あ、し、幸せだよう……」

澪「そんなっ」

紬「私も……満たされている……」

澪「うう……りつぅ……」

?「澪ちゃん……」

?「澪先輩……」



648 名前:Ch.096 松茸になめこが生える話:2010/07/25(日) 19:14:33.65 ID:0rANlgxdO

澪「唯! 梓!?」

唯「私を問答無用でふったのにはそんな理由があったんだね」

澪「いやっ見ないで!」

梓「大丈夫ですよ。私はそれでも澪先輩が好きです」

澪「え……?」

唯「それ……見せて」

澪「お、おい、二人ともやめ……」

唯「私は松茸を食べるからあずにゃんはなめこをお願い」

梓「わかりました」

澪「な、なにを……」

唯梓「「せーのっ、あむ」」

澪「かはっ……! こ、これしゅごいぃ……でも、でもぉ」

唯「今この瞬間が幸せなら。むぐ」

梓「それでいいんじゃないでしょうか。ちゅぽ」

END



649 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 19:19:47.22 ID:0rANlgxdO

最初に澪と出会ったのは幼少の頃のよく晴れた夏の日。
廃工場で友達とかくれんぼをしていた私は日陰に身を隠している澪を見つけた。

「お姉ちゃん何してるの?」

澪は虚ろな目で私を見返した。
その瞳の透き通った青色は南国の海を連想させる。
私はそれに釘付けにされた。

「……何も」

その言葉でようやく我に返った私は澪を質問攻めにした。
この時点で澪に惹かれていたんだと思う。
とても綺麗な澪の事が気になってしょうがなかったんだ。
澪はめんどくさそうにしていたけれど質問には答えてくれた。
私はそれが嬉しくてどんどん澪に話しかける。澪はめんどくさそうに返事をする。
それがとても楽しい事のように思えて。
この日から私は毎日廃工場へ通い始めた。

その甲斐あってか私と澪はひと月で仲良くなれた。
最初はぶっきらぼうだった澪も普通に会話してくれるようになった。
私の中で澪は既に友達になってた。澪もそう思ってくれていたはず。
せっかく友達になったのだから澪と遊びに行きたい。
そう思って澪を誘うんだけどいつも断られちゃったんだよな。
何回も断わられるからある時理由を聞いてみることにした。

「昼間はちょっと無理なんだ。そうだな……律がもう少し大きくなったら夜に遊ぼう」

この時は理由を教えてくれなかったけど、後々解らされた。



650 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 19:32:31.73 ID:0rANlgxdO

澪と出会ってから数年後。
漸く一緒に出かける事が出来た。
澪は誰かと出掛けるなんて何年振りだかわからないと言って喜んでいて。
今は私以外の友達は居ないとも言っていた。
何とかしてあげたいと思って私と同じ高校へ行かないかと誘う。
澪は首を振った。
学校は朝からなんだから澪が行けるはずないか。

「ありがとう律。でも私は今のままでも楽しいぞ」

そうは言うけど友達はたくさん居たほうが楽しいに決まっている。
いつか何とかしてあげたいと思った。

高校に入ってからもずっとその事を考えていた。
高校に行けないのなら私の友達を紹介するのはどうだろう。
私の所属している軽音部の二人なら仲良くなれるんじゃないかな。
さっそくその二人に会わせたい人がいると言ったら快くOKを貰えた。
後は澪に言うだけだ。
それで澪の友達が増えると思っていたのに澪はあっさり断った。

「な、なんでだよ!」

「いや、私は……律だって解ってるだろ」

「でも……」

「ごめんな、せっかく私のためにしてくれたのに」

「でも……もう連れて来ちゃった!」



651 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 19:43:21.68 ID:0rANlgxdO

「は?」

澪の綺麗な顔が崩れる。
結局澪は私の強引な手によって友達を増やす事になった。
澪は私と同い年という事にしておいた。
ちょっと発育が良すぎるけど疑われなかった。
私は澪に友達を作ってやったという達成感でいっぱいだった。
澪も喜んでくれているはずだった。
けれど澪の顔は浮かない。

「嫌だった?」

「あ、いや……嬉しいよ。でも……」

でも。
その先の言葉を聞いて自分の浅はかさに気付いた。
あの二人と澪は後何年友達でいられるのか。
結果は十年以下だった。
澪は容姿の変わらない自分に対して疑問を持たれる前に親交を絶つと決めていたから。
私達が大学を卒業する時に澪は自分から別れを告げて、それ以来あの二人に会う事はなくなった。
社会人になっても二人と親交のある私は辛かった。
澪はもっと辛いのかもしれない。
それ以来私は澪に友達を紹介しなくなった。
今でも高校時代の友人の話が出る事があるけどその度に私は謝ってしまう。
そうすると澪は、

「律が居るから大丈夫だよ」

って言ってくれた。



654 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 19:49:15.90 ID:0rANlgxdO

じゃあ私が居なくなったら澪はどうなるの?
また一人になってしまうの?
そう聞くと澪は毎回「大丈夫だよ」と言う。
何が大丈夫なんだろう。

「だから大丈夫だって」

話す気はないらしい。

「それより律は運転に集中すること」

私がお金を貯めて買ったオープンカーの助手席から澪が小言を言う。
買ってから重大な失敗に気付いたが時既に遅し。
この頃は週末になると夜のドライブへと繰り出していた。
目的地は毎回バラバラだけど、海へ行く事が多かった。
澪は海が好きだから。

「海といえば海から見る朝焼けはすっごく綺麗だぞ」

「私だって見たことあるよ。だいぶ昔だけど。」

「えっそうなの!?」

「今じゃ見れないけどな。昔の話だよ」

「そっか」



655 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 19:54:22.96 ID:0rANlgxdO

「でもまた見たいな。朝焼け」

「おいおい」

「冗談だよ。こうして夜ドライブしてるだけで私は楽しいし」

車で色々な事を話す。
澪が昔の話をすることもあれば私の今の生活が話題になる事もある。

「そういえば前に話したよな? この前銀行に行ったらってやつ」

「ああ、律が一目惚れした話だろ」

「いや、まあ、そうだけど」

澪に相談に乗ってもらう事もある。



656 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 20:03:36.55 ID:0rANlgxdO

澪に相談すると大抵の事は上手くいく気がする。
昔から澪は頼りになった。今の仕事も澪に相談して決めたし。
だから今回も上手くいく気がする。

「上手くいくも何もゴールしただろ」

「いやいや、ここから第二の人生がスタートするんだよ」

「そっか。律、おめでとう」

そう言ってくれた澪の表情はお母さんが披露宴で見せたような表情だった。

「ははは、私の妹みたいななりのくせに」

「うらやましいか? 若いだろ」

「実際はおばさんってレベルじゃないけどな」

「うるさい」

私達の関係は変わらないし、澪も変わらない。
変わるのは私だけ。

「なあ澪、これからもよろしくな」

「うん」



657 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 20:09:40.16 ID:0rANlgxdO

澪がいつまでも出会った頃のままだから私と出歩いてると親子にしか見えない。
ちょっと前までは私の娘が大きくなったら
こんな風に出掛けたいなんて言っていたのに
気が付いたら私の娘の方が澪より年上に見えるようになった。

娘を澪に会わせたのは二回だけ。小さい時に一回、高校生の時に一回。
なんだか娘が二人いるみたいだ。
でも澪からしたら私なんてまだまだひよっこなのかもしれない。

私と澪の見た目はまだ年の離れた親子だよね。まだおばあちゃんじゃないよな。
なんて思っていたら娘が結婚して実の孫が出来た。

「律もおばあちゃんなんだな」

「そうみたい」

「もう少しでひいお婆ちゃんかもな」

何十年も先の事を「もう少し」って言えてしまう。それが澪。

でも実際にひいお婆ちゃんになってみると「もう少し」という表現は正しかったと思えた。
そのくらい時間の流れが速く感じた。

私が若い頃乗っていたオープンカーはうん十年前澪にあげた。
今では澪が運転席で私が助手席。
オープンカーだけど私を乗せてくれる時は毎回幌を着けてくれている。
オープンカーの意味がないかもしれないが老体には色々ときついので助かる。
相変わらず海を見に行く事が多いが温泉旅行にも行ったりした。
祖母孝行に見られようが何だろうが私と澪にとっては親友との思い出旅行だ。
大きい旅行はその温泉が最後だった。



658 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 20:19:55.98 ID:0rANlgxdO

もう少し。
私の寿命は澪にとってどれだけの時間だったのだろう。
私にとっての全ては澪にとっての「少し」だったのだろうか。

「どう?」

「どうって……少しじゃないよ。律と過ごした時間は私の全てだよ」

「そうかい」

全ては言いすぎだろう。
澪には私と出会う前の気の遠くなるような時間があるだろうに。

そういえば澪は私が居なくなったら……。
昔そんな事を聞いたことがあった。
でも答えは得られなかった。

「澪」

「なんだ、律」

「私がいなくなったら、澪はどうするの?」

「……」

「今更隠さなくてもいいてば」

「……多分私もいなくなる、かな」



659 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 20:24:23.56 ID:0rANlgxdO

やはりそうか。
なんとなくだけど解っていた。

「こんなこと言ったら律に怒られそうな気がしてさ」

「今更怒らないよ」

「そっか。ところでさ、この前律のひ孫に会ったんだけど」

「へえ」

「律に似てて人懐っこかった」

「そりゃ良かった。てことは話したの?」

「うん、割とたくさん話した。来年高校生だってな」

「めずらしい。澪が友達作るなんて」

「うるさいな。あと律に似て綺麗だったよ」

「澪がそれを言ってもなあ」

「いいだろ別に。律は綺麗だって」

「はいはい。でもあの子が二十歳になるまで生きたかったなあ。
 ねえ澪、あの子の世話してやってよ」

「……律にそんな事言われたら断れないじゃないか」



661 名前:Ch.097 MIOON CHILD:2010/07/25(日) 20:33:27.99 ID:0rANlgxdO

「この後は律の車で夜通しドライブしてから朝焼けを見るつもりだったのに」

「……朝焼けを見ながら?」

「その予定だったけど……まあわかったよ。二十歳までな」

「ああ……ありがと……な」

「まったく、律は出会った時から強引なところがあったよな」

「勝手に友達を作らされたりしたし」

「振り回されたなあ……でも楽しかったよ」

「律に会わなかったらと思うと怖いよ」

「ありがとうな」

「……さて、久々にオープンカーをオープンカーにするかー」

「それで新しい友達を乗せてやろう。夜限定のドライブになるけどな」

「じゃあそういうわけだから」

「律……バイバイ」



END



662 名前:Ch.098 青色のタイ:2010/07/25(日) 20:41:18.54 ID:0rANlgxdO

梓「お疲れ」

後輩「お疲れ様です。飲み物入れますね」

梓「ありがと」

後輩「それにしてもこの部活変わってますよね」

梓「うーん、そうかもね」

後輩「思ってたよりまったりした部活で」

梓「部員が集まったらもっと本格的にやるから覚悟しておいてね」

後輩「はい」

ガチャ

後輩2「こんにちは~」

梓「お、来た来た」

梓「お茶あるよ」

後輩2「ありがとうございます!」



663 名前:Ch.098 青色のタイ:2010/07/25(日) 20:49:09.11 ID:0rANlgxdO

梓「それ飲み終わったら勧誘手伝ってもらうね」

後輩2「はーい」

梓「えーと、あれはどこにやったかな……」ゴソゴソ

後輩「梓先輩何を探してるんですか?」

梓「あった、勧誘はこれ着てやるよ。好きなの選んでね」

後輩「え……え? これは……」

梓「ウマだよ」

後輩2「このブタ……前に外にいたのってもしかして梓先輩ですか……?」

梓「うん」

後輩2「わ、私は制服のままで……」

後輩「私も……」

梓「ダメダメ、これ着て勧誘しなきゃ」



665 名前:Ch.098 青色のタイ:2010/07/25(日) 20:56:25.68 ID:0rANlgxdO

後輩「来ませんね新入部員」

梓「あと一人なんだけどな……」

後輩2「何か作戦とかないんですか?」

梓「ええっと……行き倒れ作戦、とか」

後輩「行き倒れ……?」

梓「あ、いや、とにかく多くの人にビラを配ろう!」

後輩2「はーい」



666 名前:Ch.098 青色のタイ:2010/07/25(日) 21:03:24.05 ID:0rANlgxdO

後輩「やっぱり来ませんね……」

梓「うーん……今日はもう無理かな」

後輩2「最近着ぐるみつけて勧誘してるだけのような……」

梓「言われてみれば……。よし! 今日は練習しよう」

後輩「練習って始めてかも」

梓「えっそうだっけ……そうかも」

後輩2「お茶と勧誘しかしてなかったですもんね」

梓「でもやる時はキッチリやるからね!」

後輩「はい!」

後輩2「はーい」

梓「今年からは厳しく行くんだから!」



END



667 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:11:03.01 ID:0rANlgxdO


唯「次の授業なんだっけ?」

和「次は体育。早く着替えちゃいさない」

唯「はーい」

律「澪ー早く校庭行こうぜ」グイグイ

澪「ちょっと待ってまだスカート脱いでない」

紬「ほらほらはやくぅ」グイグイ

澪「ああもう……」



668 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:17:07.64 ID:0rANlgxdO

純「……」ボヘー

梓(……何時まで校庭見てるのよ)

純(もうすぐ澪先輩の番だよ)

梓(ちょっと純、前見て!)

純(今澪先輩が飛ぶんだから邪魔しないで)

さわ子「鈴木さーん?」

純「は、はいぃ!」

さわ子「もうちょっと授業に集中しててね」

純「すみません……」

梓(だから言ったのに)

純(ああっ、澪先輩の背面飛び見逃したぁ……)

梓「……」



669 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:22:54.74 ID:0rANlgxdO

憂「授業中何見てたの?」

純「澪先輩!」

梓「……校庭で唯先輩たちが体育の授業受けてた」

憂「そっかー」

梓「次私達も体育だよね」

純「えぇー移動教室からの体育とかありえないよ」

唯「うい~!」

憂「お姉ちゃん~!」

唯「あずにゃーん!」

梓「ちょっ! 唯先輩砂だらけじゃないですか!」

唯「あ……ごめん抱きついちゃった」

梓「もうっ」



670 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:30:06.54 ID:0rANlgxdO

さわ子「ふぅ」

さわ子(あっづい……疲れた)

さわ子(でもでも~今日は花の~金曜日~)

さわ子(ビール、ビール、B・E・E・R・beer!)

  「山中先生も出前取ります?」

さわ子「はい、ビー」

さわ子「ビビンバ丼ってありましたっけ?」



671 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:34:40.43 ID:0rANlgxdO

澪「あれ、ムギ今日はお弁当じゃないの?」

紬「一度購買で買いたくって」

律「よーし私もついていこう」

紬「でもりっちゃんお弁当でしょ?」

律「甘いなムギ。購買は素人が気軽に買いに行ける所じゃないんだぜ!」

紬「なんと……!」

澪「ここの購買は大丈夫だから」

律「じゃーちょっくらいってくる!」

唯「いってらっしゃーい」

唯「……和ちゃんの今日のお弁当なーに?」

和「チキンライス」



674 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:50:34.89 ID:0rANlgxdO

梓「部活行くね」

憂「うん。また明日」

純「じゃねー」

憂「純ちゃんは?」

純「私も帰る」

憂「一緒に帰ろ~」

校長「……」

純「あっ校長先生だ」

憂「さようなら」

純「さようなら」

校長「さようなら」

純「……なんか校長先生って緊張しない?」

憂「そうかな?」



675 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 21:56:15.34 ID:0rANlgxdO

律「私も唯に対抗して必殺技を習得したぞ!」

唯「な、なに~!」

律「見よ! ダブルスティック回し!」クルクル

唯「おおっ!」

律「ドヤ?」

唯「く……こうなったらあずにゃん!」

梓「な、なんですか」

唯「あずにゃんの必殺技を見せるときが来たよ」

梓「私そんなの持ってません」

唯「あずにゃんダンスだよ! おしりふりふりするやつ!」

梓「楽器関係ないじゃないですか」

紬「あごでキーボード弾きマース」



676 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 22:03:51.34 ID:0rANlgxdO

唯「ただいまー」

憂「おかえりー」

唯「憂!」

憂「何?」

唯「憂にも必殺技が必要だよ」

憂「必殺? ナニソレ?」

唯「うーん……とりあえずおしり振ってみて」

憂「ええっ!」

唯「さあさあ!」

憂「……こ、こう?」フリフリ

唯「どうでしょう解説の中野さん?」

梓「見てるほうが恥ずかしいですね」

憂「きゃあああ!」



680 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 22:10:35.14 ID:0rANlgxdO

唯「ごめんね、わざわざ家までCD取りに来させちゃって」

梓「いえ」

憂「そうだ、梓ちゃんご飯食べてく?」

梓「えっでも」

唯「いいねえ! お願いあずにゃん」

梓「……お願いします」

唯「やった!」

憂「早速準備するね」

梓「手伝うよ」

唯「私も!」

憂「それじゃあ………………お姉ちゃんのお部屋のお掃除を……」

唯梓「あ、うん」



682 名前:Ch.099 毎日がエブリデイ:2010/07/25(日) 22:17:09.83 ID:0rANlgxdO

憂「もう寝よっか」

唯「そうだね」

憂「じゃあ……」

唯「憂待って。明日お出掛けしない?」

憂「わぁ~行きたい!」

唯「やった~楽しみ~」

憂「私も~」

唯「それじゃあ憂」

憂「お姉ちゃん」

唯憂「おやすみ」



END




683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:17:42.66 ID:Al/MrRmT0

ついに最後の話か…!



684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:18:06.74 ID:ezQwMyxr0

これが終わった後に何かが起きる・・・



685 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:18:43.89 ID:7ulvK4kfO

胸熱



687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:23:12.70 ID:Mv2SAoIu0

いよいよか…





688 名前:Ch.100 春への憧れ:2010/07/25(日) 22:24:29.84 ID:0rANlgxdO


「はあ……」

窓の外を見ていたら溜息が出ちゃった。
四月上旬春真っ盛り、外は気持ちのいい真っ青な晴れ模様。
おまけに今日は休日でいい事尽くめのはずなのに。
外の天気がいいほど私の気持ちが沈んでくる。
外の明るさを感じたくて部屋の電気は消したままだ。
だけど窓から差し込む光だけではこの部屋は暗い。

「はあ……」

でも机から春を眺めるのをやめない。
だってずっと見ていたくなるいい天気だもん。



692 名前:Ch.100 春への憧れ:2010/07/25(日) 22:31:27.27 ID:0rANlgxdO

私は春が大好きだ。
舞い散る桜と青々とした緑と水色の空。色鮮やかな景色がとっても綺麗。
暖かい日差しと気持ちのいいそよ風。一年で一番過ごしやすい季節。
どれをとっても最高だよ。

だけど私は毎回春を楽しめていない。
去年は高校受験の年だったから四月は不安で仕方がなかった。
今年は高校に入学したのはいいけれど新しい環境に手一杯で春を満喫する余裕がない。
おまけに部活も決めてないし。
ということで今年もダメだった。
気が早いかもしれないけれど毎年の経験からしてもうダメ。

来年の私はどうしているだろう。
今みたいに部屋の中で春に恋焦がれているのかな。
それともあの天気に負けないくらいの何かが私の心を満たしているのかな。
どちらになるかは今から一年間の私次第。
まずは部活を決めなくちゃ。
それから……それから……とにかく頑張ろう。
頑張って来年こそは春を楽しみたい。春を思いっきり感じたい。

私の春への憧れは今年も続く。



END



694 名前:Ch.101 唯「ひゃくものがたり!!」:2010/07/25(日) 22:34:04.72 ID:0rANlgxdO

律「やっと終わった~」

唯「ムギちゃんお茶おかわり~」

梓「最後までいきましたねっ! ……あ。百物語始めてから全然練習してない」

澪「今から……は無理か」

紬「もう暗くなっちゃったし練習は明日からかな」

律「いやー何だか達成感でお腹一杯だわ」

唯「そうかなぁ。私はお腹空いてきたよ」

律「とにかく今日はもう帰ろうか」

梓「そうですね。明日から気持ちを切り替えて頑張りましょう」



695 名前:Ch.101 唯「ひゃくものがたり!!」:2010/07/25(日) 22:40:28.17 ID:0rANlgxdO

律「唯もよくネタ尽きなかったな」

唯「憂にもお話を考えてもらったんだ」

梓「えっ」

澪「えっ」

梓(どの話だったんだろう……)

澪「……」ブルブル

紬「あ、あのっ!」

唯「ムギちゃん?」

紬「私用事があるからこの辺で……」

唯「バイト?」

紬「ちょっと……また明日!」

唯「どしたのかな?」



696 名前:Ch.101 唯「ひゃくものがたり!!」:2010/07/25(日) 22:45:09.75 ID:0rANlgxdO

紬「……よし、みんな行ったわね」

紬「……」

紬「ゲッヘッヘ」

>>607 Ch.092 IF もしも 2「尾行するなら幼馴染コンビか先輩後輩コンビか」 へ



唯「ふふっふ~」

梓「とうしたんですか?」

唯「いやぁちょっといい話が聞けたからさ」

梓「そんなのありましたっけ……?」

唯「私にとっては、だけどね」

唯「……あずにゃんにとってもそうだといいな」

梓「何か言いました?」

唯「なんでもなーい。それよりあずにゃん」

唯「ちょっと寄り道していかない?」



697 名前:Ch.101 唯「ひゃくものがたり!!」:2010/07/25(日) 22:48:19.21 ID:0rANlgxdO

律「ずっと話ばっかりっていうのも身体が鈍って駄目だな」

澪「うん」

律「あーでも……百話語り終えると隠された百一話目が現れるっていうのなかったっけ?」

澪「も、もういいだろ!」

律「もしくは実際に……」

澪「怒るぞ!」

律「まあ終わっちゃったしもういいか。明日からは練習頑張ろう」

澪「そうだよ」

律「というわけで」





唯「ひゃくものがたり!」

THE END




698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:48:25.42 ID:DE/qf2TvO


なんと



699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:49:20.47 ID:kMNstkdE0

ここまでやる根性はすげーな




700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:51:14.67 ID:rRGYmR7+0

おつ!
よくここまで出来たな…



701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:52:03.35 ID:A3MkePiZ0


さて読み直すか



702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:53:39.94 ID:Mv2SAoIu0

ほんとに百話やりきるとは…すげー
>>1乙!



703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:53:58.06 ID:9ki6oPvqO


書きためてあったにしてもすげーな……



705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:56:00.47 ID:TvaPdb7g0


よく描き切ったな、凄いわ



706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 22:56:39.69 ID:1uVI1htj0

巨大布団の話とミザリーのオマージュがかなり面白かった。
乙。




709 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/25(日) 23:00:13.62 ID:+goNS7/kP

おもろかった




729 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:18:04.16 ID:RIbGK6k1O

>>1乙!楽しめた



730 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:26:26.40 ID:rtiYesRC0

>>1にはまた書いてもらいたいな
こんなに批判が無いのも珍しかったしな
楽しかったよ乙



731 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/26(月) 00:38:11.66 ID:Zn3YbuwF0

>>1おつ
面白かった






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