SS保存場所(けいおん!) TOP  >  非日常系 >  唯澪律紬梓「夢オチ!」#澪

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯澪律紬梓「夢オチ!」#澪 【非日常系】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1300443452/

唯澪律紬梓「夢オチ!」#紬
唯澪律紬梓「夢オチ!」#律
唯澪律紬梓「夢オチ!」#澪
唯澪律紬梓「夢オチ!」#梓
唯澪律紬梓「夢オチ!」#唯




213 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/04(月) 07:27:36.41 ID:BWDvbq2DO

澪「よし…っと」


中に入れた荷物を確認した後、カバンを閉じる。


澪「(高校生活最後の夏休みか…)」


思い返せば時の流れとは早いもので、気づけばもう最上級生だ。
明日、学校に行けば翌日からは夏休み。今年も紬の別荘で合宿を企画していた。


澪「(エンジョイするぞ~…)」


受験生ということもあり夏期講習もある。それが始まるまでは思いっきり遊ぶつもりだ。


澪「あ…こんな時間か…寝なきゃ」


準備に手こずり、時刻はすでに夜23時。
あさってに備えてエネルギーを充電すべく、ベッドに向かう。


澪「あ、パンツ履いてなかった…」


季節は夏…!!
無防備な下半身を固める。


澪「暑いけど風邪ひいちゃ困るからな」ハキハキ


純白のパンティーを履き終えると、ベッドに横になる。


澪「(ノーパンティー!思い出なんていらないよ~♪)」


澪は寝た。



214 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/04(月) 07:28:23.66 ID:BWDvbq2DO

雀「チュンチュン」


朝を知らせるかのように小鳥が囀る。
澪が目を覚ましたのは携帯のバイブだった。


澪「ん…ふ…」


澪「律か…」


親友からくる朝のメールの内容は大体予想がつく。
おそらくは、寝坊したから先に行ってて…だろう。


律『先に行ってるよーん、まだ寝てたみたいだから』

澪「え…」


時計を見るとすでに学校が始まる30分前だった。


澪「うわわ…!遅刻しちゃう」


準備に頭がいっぱいで、目覚まし時計をセットしわすれた。
ベッドから飛び起き、大急ぎで制服に着替える。


澪「ちくしょう…!」


自戒の念にかられるが、そんな暇はない。今は一刻も早く学校に向かうことが先決だ。


澪「(遅刻なんて…いやだぁぁぁ!)」



215 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/04(月) 07:29:01.45 ID:BWDvbq2DO

1学期の締め。
ファンクラブの目もある。遅刻などという醜態を晒すわけにはいかない。

発育よく育った胸を揺らしながら、澪は学校へ走った。


澪「はぁっ…はぁっ…」


まだ朝なのに夏場はすでにうだるように暑い。体力の消耗も激しい。


澪「(律や梓なら…身軽なんだろうな…)」プルルンプルン

胸が邪魔だ。地を蹴る度にプルプルと揺れる胸が憎い…。
この胸が無かったら…鳥のように空を飛べるのだろうか…



澪「もう少しだっ…」


校舎が見えてきた。
まだ予鈴は鳴っていない。

澪「っっ…セーフ!」


澪の激走は実を結び、なんとか間に合った。

人気のないグラウンドで拳を天に突き上げた。
この時の澪の中では、ロッキーのテーマが流れていただろう。


澪「あっつい…シャワー浴びたい…」


当然だろうが、大粒の汗が滴る。
しかし、そんなことはどうでもいい…彼女は勝ったのだ。自分との戦いに


澪「ふふっ…」ニコニコ


満足げな表情で澪は教室に向かう。



217 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/05(火) 23:22:05.54 ID:Z8Oe6jWDO

澪「(危なかった…)」


ぶっちゃけ濡れた。
今頃、クラスでは私が遅れてどよめき始めているだろう。
律なんて不安で泣きはじめているかもしれない。
だがな…ヒーローは遅れてくるものさ…


澪「…」スゥ


扉の前で一呼吸おく。
呼吸を整える意味も含め、皆を驚かすためだ。


澪「おっはよー!」ガラガラピシャン!


勢いよく扉を開けると生徒の視線が澪に集まる。


澪「え…」


曽我部「…秋山さん?」


すぐ目の前の席にいたのは、卒業したはずの曽我部先輩の姿が…



澪「なんで…曽我部先輩がっ」


曽我部「クラス間違えちゃった?ここは3年の教室」

澪「」


何が何だかわからない。
教室からクスクスと笑い声が聞こえる。
せっかく派手に登場したのに…こんな屈辱は学祭で縞パンを晒した時以来だ…!

澪「しっ…失礼しました…!」


曽我部「あっ…待って!秋山さん!」



218 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/05(火) 23:23:01.35 ID:Z8Oe6jWDO

澪「先輩…もういいですよ…」


曽我部「そんなに落ち込まないで」ヨシヨシ


澪「恥ずかしくて死にそう」プルプル


曽我部「大丈夫、私に任せて」


澪「…?」


どうすると言うのか、生徒会長の特権でも使うのだろうか。
訳もわからぬまま先輩の後についていった。


曽我部「じゃあ、ちょっと待っててね」


澪「はい…」


教室の前の廊下に着いた。中からはクラスメイトの声が聞こえる。
なぜだろう、3年生であったはずが2年生に戻っている。
タイムスリップでもしたというのだろうか。


澪「(夢…?)」


先輩は何やら先生と話している。それをぼんやりと眺めながら物思いにふける。

曽我部「…はい、私が体調を崩して、それで秋山さんが付き添ってくれたんです」


さわ子「そうだったの、わかりました。遅刻は取り消すわね」


曽我部「すいませんでした」


澪「(先輩…私のために嘘を…)」


曽我部「じゃあ…ありがとうね、秋山さん」


澪「はあ…」


去り際に悪戯なウインクをして先輩はその場を後にした。


さわ子「澪ちゃんご苦労様、出席とるから席について」


澪「はい、先生」キリリッ


後ろめたい気持ちなったけど、先輩の好意を無駄にはできなかった。



219 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/05(火) 23:23:52.46 ID:Z8Oe6jWDO

律「澪ー、遅いぞー」


澪「いや…ははは…」


案の定、律に茶化された。


澪「合宿の準備で遅くなっちゃってさ」


律「もう準備してんだ?」

澪「ぽ?」


律「まあ、期末試験終わってからだしなー」


澪「(なんだって…)」


おかしい。
確か明日からは夏休みのはずが…


さわ子「はい、皆席ついてー」パンパン


雑談で賑わうクラス教室を静かにさせるために手拍子するさわ子。


いちご「起立…、礼」


皆「おはよーございまーす!」


さわ子「グッモーニン♪私の教え子共」


皆「HAHAHAHA!」


澪「(なんだこのノリ…)」

さわ子「皆、わかってると思うけど…来週から…」



皆「ゴク…」



さわ子「期末試験です♪」


皆「えーーーー!」


さわ子「うふふふふ、タモさんの気分よ」



皆「HAHAHAHA!」


バラエティーの司会のように軽快なトークで皆の笑いを誘う先生。彼女が人気者であるのも頷ける。


澪「(やっぱりおかしい…夢か…?2年生に戻ってる…。)」


皆が笑っている中、澪は考え込んでいた。



220 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/05(火) 23:24:37.80 ID:Z8Oe6jWDO

期末試験が近々あるらしい。ちっ


律「しばらくは部活禁止だなー」


澪「ああ、まあ少しなら自主練はできるし」


律「澪達はいいよなー、ドラムは持って帰れないしよ」


澪「ビート…刻めよ…!」

律「へへっ、ゲームセンターでやるかな、太鼓の○人てあんじゃん」


いちご「…!」ピク


澪「馬鹿、追試になったらどうするんだよ」


律「ちょっとだけな、明日は土曜だし」


いちご「…!!」ピクピク


澪「やれやれ(いちご…どうしたんだろ…)」


夢の中では律が隣の席だった。
唯と紬は別のクラスなのだろうか見当たらない。
1時間目が始まるまで雑談で時間をつぶす。


澪「(2年の試験なら楽勝かな)」


現実では3年だったため、ちょっと復習すれば大丈夫だろう…


教師「おーし、じゃあ授業始めっぞ」


1時間目の授業が始まる。



221 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/06(水) 09:11:13.67 ID:Cl01acRDO

教師「…であるからして~」


澪「」


律「こうか…うん合ってる」


澪「(できない…!)」


どれも見覚えのある問題のはずが、まったく教科書の問題を解くことができない。


澪「(なんで夢の中の律はこんなに頭がいいんだ…)」


律「~♪」


スラスラとノートにペンを走らせる律を隣にして、澪は焦燥する。


教師「秋山ー、この問題解いてー」


澪「はっ…はいっ!えーと…その…」


澪「(わからないよー…)」

律「…!」スラスラ


律が澪のノートに2Xと書いた。


澪「あっ…2Xです」


教師「正解ー」


澪「サンキューな」ヒショヒショ


律「いいっていいって」ヒショヒショ



律のおかげでやり過ごすことができたが、
その後の授業もまったく内容を理解することができなかった。



222 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/06(水) 09:17:53.70 ID:Cl01acRDO

ベル「キーンコーンパンポーン」


4時間目の終業のベルが鳴る。
試験のため短縮授業であり、皆、続々と下校していった。



律「よっしゃー、帰ろうぜい澪」


澪「……」ホゲー


律「おーい、秋山さーん」

澪「(私…馬鹿じゃん…)」

優秀な成績をおさめてきた澪だけにショックだった。

澪「律、先帰ってていいよ…」


律「ええ?ちょっと寄り道しようよー」


澪「居残り勉強していく…悪いな」


律「家でやればいいじゃーん」


澪「いいからテーピングだ!!」クワッ


律「!」ビクッ


澪「あ…ごめん…」


律「ちぇっ、わかったよ。先に帰るもん」


澪「早めに終わったらメールするからさ」


律「へいへい、じゃあな。頑張れよ」


澪「ああ」


律も下校していった。
律は気にしていないようだが、
つい声を荒げてしまった…後で詫びのメールを送ろう。


律「あーあ…唯とムギを誘うか」


律「ん?」ギュッ


廊下を歩いていると手に柔らかい感触。


いちご「もう帰る…?」


律「いちご…?そうだけど」


いちご「一緒に遊ぼ」


律「ん…ああ別にいいけど」



224 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/08(金) 19:14:20.96 ID:KxID5kkDO

澪「…」カキカキ


澪「うーん…」


悩んでばかりでなかなかペンが進まない。どれも見覚えのある問題のはずが…


唯「澪ちゃーん」


紬「お疲れさま」


澪「唯、ムギ!」


やはり2人は別のクラスみたいだ。


唯「あれれ、律ちゃんは?」


澪「ああ、先に帰ってると思うけど…会わなかったか」


紬「さっき、いちごちゃんと手を繋いで帰ってたような…」


澪「なにぃ!?」


私と遊べないや否や、もう浮気したのか…もういい!連絡してやんないもん!


唯「澪ちゃんは帰らないの?ムギちゃんとケーキ食べに行くんだぁ」


澪「あう…」


試験勉強をしなければいけないのに甘い誘惑が…。


澪「私はいいや、試験終わったら行こうよ」


唯「えー…澪ちゃんのいけずー。左利きー」


澪「なんだそれ」クス


紬「澪ちゃん、真面目だからしょうがないわ」


唯「ちぇっ、わかったよ…あずにゃんに来てもらお」

紬「そうしよう、じゃあ…澪ちゃん頑張ってね」


澪「ああ、悪いな二人とも」


唯「バイバーイ」


澪「(いいなぁ…ケーキ…)」



225 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/08(金) 19:14:58.32 ID:KxID5kkDO

その後も澪は勉強を続けた。
しかし、時間だけが過ぎていくばかりで、問題を解くことができない。


澪「駄目だ…、もうこんな時間か…」


昼過ぎから勉強し始めて、思えば昼食もとってなかった。


澪「ちょっと休憩しよ…」

途方に暮れる澪。ジュースでも買いに行こうかと思った矢先。教室の扉が開いた。


曽我部「秋山さん、お疲れ様」ピョコ


澪「あ、先輩。こんな時間まで」


曽我部「生徒会の雑用があってね」


澪「そうなんですか」


曽我部「秋山さんは試験勉強?」


澪「はい…かれこれ3時間ほど…。ちょっと休憩しようかなと」



曽我部「そんなに難しい?」


澪「まぁ…はい」


曽我部「そう…」



先輩は何やら考え込んでいる。
秋山澪ファンクラブの発起人であり生徒会長の曽我部恵(18)


曽我部「秋山さん、よかったら教えてあげようか?」

澪「いいんですか?」


曽我部「うん、もうすぐ先生が見回りにくるから…私の家でどう?」


澪「はい!お願いします」

苦戦していた澪に頼もしい味方が現れた。澪は顔を輝かせる。



226 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/08(金) 19:15:36.05 ID:KxID5kkDO

澪「そういえば先輩、朝は本当にありがとうございました」


曽我部「いいのよ、けど、とっさに悪知恵があんなに働くなんて思わなかった」クスクス



2人で並んで下校する。
思えば先輩と帰るなんて初めてだ。



澪「…」


曽我部「どうかした?」



澪「なんか先輩嬉しそう」


曽我部「だって…秋山さんと一緒だから…」モジモジ


澪「…!」キュルルンポーン



澪のハートにエンジンがかかる。徐々にスピードを高め首都高を爆走しそうな勢いだ。



曽我部「…いきましょっ、もう少しで着くから」


澪「そそそうですねっ…」

澪「(うぅ…恥ずかしい)」

曽我部「(大胆なこと言っちゃった…)」


お互い照れてしまい、ドギマギとしてしまった。


澪「(ん、律からメールか)」


メールには画像が添付されていた。見てみるといちごとのプリクラだった。



澪「(イチャイチャしやがって…近すぎじゃないのか)」



ボーイッシュな律はまるで、いちごの恋人のよう…。
苛立ちを気づかれぬよう必死に深呼吸する澪であった。



227 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/12(火) 22:29:57.17 ID:Vzp75wzDO

その後、しばし歩くこと20分…


曽我部「秋山さん、こっちこっち」


澪「わぁ…綺麗…」


曽我部「そう?上がって上がって」


澪「お邪魔します」


曽我部「今日は家は誰もいないからゆっくりくつろいでね」


澪「はぁ…勉強しなきゃですけどね」


曽我部「ふふっ、そうだったわ」


部屋の場所を教えてもらい先に上がらせてもらった。

澪「(これが…先輩の…生徒会長の部屋か…)」


よく整理整頓された8畳ほどの部屋。選挙戦を戦い抜いた強者とは思えない。


澪「(ぬ…)」


ふとあるものが目に入る。ベランダに干された洗濯物(下着)だった。


澪「(ピンクに…ホワイトか…)」


イメージ通りだった。しかし、それらに隠れて奥に干してあった物に澪は言葉を失う。


澪「(黒…!)」


「それ」は明らかにピンクやホワイトとは違う雰囲気を漂わせていた。
まるで澪を誘惑するような魔性の色。太陽の逆光に照らされ輝いて見えた。


澪「……」ゴク…


誘われるようにベランダに近づく澪。「触れてみたい」というあらぬ衝動に駈られた。

ベランダまで残り僅かという所で部屋のドアが開かれた。


曽我部「お待たせ、秋山さん」


澪「ひゃあ!」



228 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/12(火) 22:30:48.01 ID:Vzp75wzDO

曽我部「ふふっ、驚かせるつもりはなかったんだけど」


澪「ははは…すいません、大袈裟でした」


曽我部「暑いから冷房入れるね、あと麦茶」


澪「はい」


汗ばんだ体を冷気が包む。飲み物を用意してくれたみたいだ。ありがたい…!!


曽我部「じゃ…始めましょう、どれから?」


澪「数学からお願いします」


曽我部「ふむふむ…これはね、ここをこうして…」


澪「ふむふむ…」チラッ


先輩に悪いと思いながらも、黒のパンティーが気になる。けど、今は勉強に集中だ。


曽我部「ね…簡単でしょ」

澪「はい、先輩!」


さすが生徒会長といったところか、
頭脳明晰、容姿端麗、風林火山。
しかも教えるのが上手ときてる。
こんなパーフェクト超人がこの世に存在するとは思いもよらなかった。


曽我部「これは…この公式を使って…」


澪「ふむふむ」カキカキ


見違えるように問題をスラスラと解いていく澪。


曽我部「(やっぱり可愛い…)」



229 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/12(火) 22:34:04.95 ID:Vzp75wzDO

その頃の律は…


律「ぐぁあっ…」ゲボォ


いちご「もうちょっと楽しませてくれると思ったけど…」


律「(血が…こんなに…)」


それでも律は諦めない。
拳で血を拭い立ち上がる。

律「まだ勝利宣言は早過ぎるぜ…」ペッ


いちご「…いいよ」


律「おう!」


光男「(とんでもねぇ化け物が現れやがった…)」


澪に連絡することなどとうに忘れ、死闘を繰り広げていた。



~曽我部家~


澪「こうですよね…」


曽我部「うん、完璧」


澪「やったぁ」


あれから一時間少々、先輩のおかげで試験勉強は捗る捗る。


曽我部「ちょっとソファで休憩しよっか」


澪「はい」

麦茶を片手にソファに腰掛ける。

曽我部「試験が終わったら夏休みね、もう予定は決まった?」

澪「いや…例年通り合宿はすると思います。あっ…あと夏祭りかなぁ」

曽我部「そう…」

澪「先輩…?」


先輩の表情が曇る。
何か悪いことでも言ったのだろうか…


曽我部「羨ましいなって思って」

澪「へ…?」

曽我部「もう私は3年だから、来年の受験のために塾ばっかだから…」

澪「…」

曽我部「たまにね、高校生活を振り返るの。生徒会ばっかりだったな…」

澪「…」

先輩の寂しげな表情や口調に何も返すことができない。

曽我部「秋山さんが羨ましいな…」



230 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/12(火) 22:35:00.43 ID:Vzp75wzDO

曽我部「けれど…」


お財布を取り出す先輩。
なんだお小遣か…。


曽我部「これが1番の思い出の証かな」


澪「これって…」


曽我部「そう、ファンクラブのカード」


差し出されたのは、会員No.1 曽我部恵と印されたカード。


澪「なんだか恥ずかしいです…」


曽我部「ふふっ、けど、よく出来てるでしょ?」


澪「はい、手作りとは思えないです」


先輩の表情が和らいだ。
このカードには澪への愛がギュウッとつまっているのだろう。



曽我部「秋山さん…」


そういうと先輩は澪の手に自分の手を添えてきた。


澪「…!」


不意を突かれ、体が固まってしまった澪。


曽我部「ファンクラブのメンバーは100人を越えたんだけどね…」


澪「ふふ…ふっ…増えすぎ」


駄目だ。
緊張で呂律が廻らない。先輩はどうしたのだろう、いつもの雰囲気とは違う。



曽我部「その100人よりもね、私の方が大好きよ…秋山さんのこと…」


澪「へっ…うわっ…!」


気がついたら私は先輩に押し倒されていた。



231 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/14(木) 22:46:24.45 ID:iFUA5dSDO

澪「せっ…先輩」


曽我部「私の好きは、LikeじゃなくてLOVEの方だから…」


澪の膝の上に馬乗りになり、澪の頬を撫でてきた。
緊張で冷房が効いているはずなのに体が熱い。


澪「けどっ…他のファンクラブの会員達の目もあるし…」


曽我部「関係ないもん、今は二人きりだから…」


澪「うぅ…」


力いっぱい突き飛ばせば先輩を払いのけるのは簡単だ。
けど、できない。正確にはしたくない。


曽我部「…」モミュ


澪「ふぁっ…」


曽我部「私じゃ嫌…?」


澪「うっ…」


澪「(そんな目で見られたら…断れない…)」


曽我部「ね…気持ちよくなるから…澪ちゃん」


澪「めぐたん…」


恵「ソファは狭いから、あっち行こ」


澪「うん…」


嫌な気分は全くしなかった。
これから始まることに、緊張で胸が張り裂けそうだけど、それ以上に先輩の好意が嬉しかった。
澪をベッドに座らせると、恵は部屋のカーテンを閉めた。


恵「ふふっ、この方がムードあるでしょう?」


澪「確かに…」コクリ


恵「…」パサ


澪「ふぉ…!!」



232 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/14(木) 22:47:14.80 ID:iFUA5dSDO

ワイシャツを脱ぎベッドに腰掛ける恵。


恵「…」ドキドキ


澪「…」キュンキュン


沈黙が流れる。
お互いの心臓の鼓動だけが聞こえそうなくらい静かだ。


恵「やっぱり…嫌?」


澪「嫌…じゃないです…」

恵「え…」


澪「先輩、いや…めぐたんならいい」


恵「澪たん…」


再び先輩に押し倒され、澪が下に恵が上に。


恵「優しくしてあげるからね…」ムチュ


澪「んっ…」ムチュチュ


舌が絡み合い、お互いの唾液が交わりあった。


恵「…どう?初めてのキス…」


嬉しそうに感想を聴いてくる恵。


澪「う~ん…大人って感じかな」


恵「うふふっ、澪たんらしいね」


澪「はは…」


恵「ね、もう一回しよ」


澪「ああ…」


二人が再びキスをした時、携帯のバイブが鳴ったのを澪は気づかなかった。



233 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/14(木) 22:47:58.90 ID:iFUA5dSDO

~HOTEL MAKE LOVE~


只今電話に出ることができまっ…ブチッ。オペレータの声を聞くと、律は携帯をきった。


律「(澪の奴、寝たかな)」

後で連絡すると約束しながら大分遅くなってしまったせいかなと律は解釈していた時。
後ろから律の首に両手を回してきたいちご。


いちご「誰に電話してたの?」


律「ああ親だよ。今日は遅くなるって…バスローブ似合うじゃん」


いちご「ふーん…」ツルツルペタペタ



律「って…胸を摩るなぁ!」


いちご「りっちゃも可愛いよ」


律「へへん、けど、一度バスローブ着てみたかっただよなぁ」


いちご「そう…」ツルツルペタペタ


律「こらぁ、このーこのーお仕置きだ」ガバッ


いちご「きゃっ…」


律「さぁて…どう懲らしめてやろうかな」


いちご「…///」カァァ


律はいちごに馬乗りになり、見下ろす。
ふざけてたのが急に頬を赤らめ視線を逸らすいちご。
シャワーを終えたばかりで、まだ少し髪が濡れているのが色っぽく見えた。


律「怖いのかぁ?お嬢ちゃん」


いちご「…履いてないんだね」


律「ん?」


いちご「パ…パンチュ…」

律「(噛んでる)」クスクス



235 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/15(金) 20:53:30.91 ID:iKW0qcdDO

律「バスローブて履かないのか…」


いちご「大胆だね」


律「脱げよ…いちごも」


いちご「え…」


律「パンチュ…」


いちご「嫌」


律「えいっ」ズリッ


いちご「だめっ…」


強引に脱がせた。
これでフェアな戦いができるというものだ。


律「ほうほう、可愛いな」

いちご「っっ…」


律「ふふっ」


いちごの照れた顔を見るのが楽しくなってきたぜ。やっべ興奮してきた。


律「…そういやさ」


いちご「?」


律「なんでこんなとこ来たんだっけ」


いちご「汗かいたから?」

律「確かに汗はかいたが…ここって…その…MAKE LOVEするじゃん」


いちご「うん…エッチだね」


律「ぶほっ」


いちご「ひと夏の経験ていうのかな…」


律「…いいのか?」


いちご「りっちゃなら…いいよ」



236 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/15(金) 20:54:11.48 ID:iKW0qcdDO

そう言うといちごは目を閉じた。


律「(すまんな…澪、けど、据え膳食わぬは何とかって言うじゃないか)」


親友への背徳感…。
しかし、いちごを目茶苦茶にしたいという欲望が沸々と沸き上がっていた。


律「いちご…」


いちご「う…んっ…」


覆いかぶさるように、激しくキスを交わす。
せがむように律の腰に手を絡ませ、お互いのバスローブは開ける。


律「はぁ…」


いちご「りっちゃ…」


律「ここが気持ちいいんだろ?」ツン


いちご「あぅ…」


律「…」ペロ


いちご「はっ…あぁ…」


乳房の先端を舐めた途端、いちごは甘い声を漏らす。その声が律をさらに駆り立てる。
舌で桃色乳首を転がすように舐める。


いちご「あぁっ…ん…」


律「へへ、どう?」


いちご「…気持ち…いいよ」


律「じゃあ下も…」


いちご「あっ…!」ピクン


いちごの下半身に触れると、いちごの体が小さく痙攣した。


律「痛くないか?」


いちご「んっ…痛くないから…もっと…奥まで…」


律「へへっ、わかったよ…」


中指をさらに奥に侵入させると…いちごの呼吸がより一層乱れる。


いちご「はっ…はぁっ…あぅん…りっちゃ…」


律の中指が中で動く度に、右腕を強く握りしめるいちご。



237 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/15(金) 20:54:56.01 ID:iKW0qcdDO

律「(あたしってSなのかな…)」


いちごが悶え苦しむ中、そんなことを考えていた。

苦悶の表情を浮かべるいちごを見るとゾクゾクしてくる。
何よりクールな彼女が、口を半開きにし、
普段とは違う高い声を出し喘ぐのが律を興奮させた。


律「はは、指がふやけそうだよ」


いちご「ふぇ…」


呂律が回らない、潤んだ瞳でこちらを見ている。


律「いちごがビチョビチョだからな…」


いちご「…!」プクー


律「なぁ、いちごってイッたことある?」


いちご「ない…りっちゃがイカせて…」


律「よぉし」


いちご「うぅ…んあっ」


乳首を舐め、指の動きを速くさせると。膣が指を強く締め付ける。

徐々にピチャピチャと淫靡な音を立てる、いちごのクリトリス。


いちご「りっちゃ…もう駄目っ…!出ちゃうぅ…」


律「いいぞ、イって」


いちご「…あぁっ…もうっ…もう…イくぅぅっ…!」

いちごのクリトリスがスプラッシュマウンテン。

体が反り返り、ビクンビクンと痙攣した。


いちご「あっ…はぁー…はぁー…」


律「へへっ」


いちごは虚ろな目でこちらを見る、なんとも色っぽく見えた。
果ててしまい疲れきったのか目を閉じ、寝てしまった。



238 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/16(土) 22:33:55.88 ID:9nAIRhJDO

いちご「…」スー…


律「ふぅ…」プカー


いちごは昇天し、眠りについてから30分程だろうか。
隣でいちごの寝顔をみながら煙草を吹かす。


いちご「ん…」パチ


律「おはよ」


いちご「寝ちゃってた…?」


律「うん、イッた後すぐにな」


いちご「…///」


律「気持ちよかったかぁ?お嬢ちゃん」


いちご「……うん、頭が真っ白になって…」


律「けど、すごい感度いいんだなぁ」


いちご「むむぅ…」プクー


律「おっともうこんな時間か…シャワー浴びたら行くか」


律が立とうとした瞬間、手を掴まれた。それはもう…ギュッと


いちご「親には泊まってくるって言ってあるから…」

律「らふぉ…え…?」


いちご「…」グイグイ


無理矢理ベッドに引き戻される。


律「あぁ…えと、じゃあ」

いちご「もう一回しよ…」

律「(積極的~~!!)」


律はいちごの華奢な体に飛びついた。今夜は眠れそうになさそうだ。



239 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/16(土) 22:34:56.98 ID:9nAIRhJDO

澪編終了!





まだだ…、場面変わってめぐみおはというと。


恵「は…っ…んっ…」


澪「う…ん…はぁ…」


まだキスしてた。


恵「大分慣れた?」


澪「いや…めぐたんにリードしてもらってるだけかな…」


恵「澪たん上手よ、ふふっ」


澪「(本当に嬉しそうな顔するなぁ…)」


自分と似ていて少々釣り上がった目。不思議ときつい印象を与えない目。


恵「1時間もキスしてたんだ…」


澪「ああ…どうりで暗いと思った」


恵「じゃあキスはおしまい」


澪「…!」


恵「ごめんね、ちょっと焦らしてたの」プチプチ


澪「あ…」


ワイシャツのボタンを外していく恵。あらわになる澪の真夏の果実。


恵「わぁ…大きいね」モミュ

澪「ひゃぅ…」ピクン


軽く揉まれただけで感じ、背筋がゾクゾクする。


恵「もっともっと…気持ちよくしてあげる」


澪パイを撫でながら首を甘噛みしてくる。
くすぐったいのとは違うんだ。快感なんだ。


澪「う…ぁん…」


自然と吐息と声が漏れる。
恵は徐々に首から鎖骨のあたりに舌を這わせ、澪のブラのホックを外した。



240 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/21(木) 07:08:26.09 ID:q9NIWJ7DO

恵「わぉ…」


あらわになる真夏の果実。


恵「(この張り、弾力…ボリューム…。まるでこの世が生み出した最終兵器…)」


あまりの美しさに恐怖さえも感じる。
しかし、ここで引くは生徒会長…いや女のプライドに触る。


恵「ふぬっ…」ペロ…


澪「うぁん…」


まるで赤子のようにしゃぶりつく恵。


恵「うふふ、可愛い…」


澪「あぅぅ…」


恵「澪たん、乳首がピンッ…てなってる」


澪「ぬぬ…///」


恵「…澪たんにも…舐めて欲しいな…」


澪「えっ」


恵「…その」


澪「…わかった」キリッ


攻守逆転。恵の上に澪が覆いかぶさるようになる。


澪「(色白いなぁ…綺麗)」

澪もまた恵の体に見とれる。透き通るような白い肌は蔵王のスキー場を連想させる。


恵「澪たんみたいに大きくないけど…」


澪「いや、すっごい綺麗だよ」



241 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/21(木) 07:09:28.00 ID:q9NIWJ7DO

澪「じゃあ…」ペロ


最初は恐る恐る舐める。
恵の体がピクンと反応した。

恵「ぁ…」


澪「こんな感じ…かな?」

恵「上手、下手じゃないの。大事なのは…」


澪「…愛?」


恵「正解、よくできました」


澪「よし…!」


クイズに正解し、スーパー仁君をゲットした澪。
次は初めより強く舐め、そして吸う。


恵「あぅ…んん…はぁ…」

澪「(めぐたん…感じてるのか)」


恵「澪たん…ここも触って…」


手首を掴まれ、自分の秘部にあてがう。
布の上から触れたが、熱を持ち濡れているのがわかる。そこからは女の匂いがした。


澪「…」ゴクリ


恵「指入れて…」


下着をずらすと懇願するような表情で澪を見る。
が…その時…


恵母「恵ー?いるのー?」

澪恵「!」ビクウッ


恵「母親が帰ってきたみたい…」


澪「あわわ…どうしようどうしよう…!」


階段を上がる音が聞こえてきた。こんな姿を見られたらまずい。


恵「クローゼットの中に隠れて…!」


澪「う…うん!」バタバタ


澪がクローゼットに入ると、ちょうど部屋がノックされた。


恵「はぁい」


恵母「恵いたの、返事ぐらいしてもいいじゃない」


恵「ちょっと居眠りしてたの…」



242 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/21(木) 07:10:14.53 ID:q9NIWJ7DO

恵母「顔が赤いわ、具合でも悪い?」


恵「うっ…ううん、大丈夫よ」


恵母「そう、ご飯買ってきたから着替えたら来なさいね」


恵「うん、わかった」


母親が部屋を出ていくと、恵はホッと息を吐く。


恵「澪たん」コンコン


澪「…大丈夫だった?」


恵は手でOKサインをつくる。


恵「良いところだったのになぁ…」


澪「うん…、けど、見られたらまずいし、
  今日は帰るかな。勉強教えてくれてありがとう」


恵「いいの、じゃあ…」チュッ


自分より少し小さな先輩は背伸びをして、キスをしてきた。


恵「続きはまた今度ね」


澪「ああ…」


脱いだ服を着た後、恵母に気づかれぬように澪は曽我部家を後にした。


澪「(あーあ…)」


帰り道、6時過ぎ辺りは夕日が沈み始め暗くなっていく。
さっきまでの数時間があっという間に過ぎたように思えた。


澪「(めぐたんの体…綺麗だったな…)」


恵の声や表情、体が頭から離れない。
母親の帰りが遅かったら、もっと愛し合うことができただろうか。
中途半端に終わってしまい悶々としてしまう。


澪「ん…律から着信あったのか」


携帯を開くと律からの着信履歴。澪は電話をかけた。



243 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/21(木) 07:10:57.03 ID:q9NIWJ7DO

いちご「電話…」テカテカ


律「ん、あぁ…いいや」テカテカ


律が腕枕をし、ベッドで裸で寄り添う二人。
電話に出るのもいちごに悪い気がして出なかった。
何よりあの後、数ラウンドをこなし疲れたのと、
余韻に浸りたいというのもあった。



律「なんだか…不思議な感じだな」


いちご「…?何が?」


律「ドラマ見ているみたいでさ」


いちご「ドラマーだけに?」


律「はは、ちょっとウケた」


いちご「お腹空いた…」


律「うーん…、あ、ここ食事もあるみたいだぞ」


ベッドの脇にメニューが置いてあった。


律「何がいい?色々あるけど」


いちご「りっちゃと同じのでいいよ」


律「じゃあ…、お前の炒飯で…なんだこの名前」


いちご「ぷっ…」


律「へへ、笑ったなぁ」


いちご「笑ってないよ?」

律「いちごの笑顔は珍しいな」


いちご「…」ニパー


律「うん、可愛いよ」


いちご「…///、電話するね」


照れ隠しからかそそくさと電話をするいちご。


律「(ご飯まであるなんて知らなかった)」


人生初のラブホテル…。
大人になってしまった寂しさと、新鮮な気持ちがいったりきたり。



244 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/21(木) 07:13:01.21 ID:q9NIWJ7DO

澪「律のやつ…出ないな」

いつもなら出なくとも少し待てば向こうから電話が帰ってくるものだが、なんだか寂しい。


澪「ただいまー」


澪母「遅かったじゃない!心配したのよ…」


澪「あ…ごめん。部活で…」


澪母「もう…遅くなる時は連絡しなさいよ」


澪「うん…、わかった」


部活に関してはとやかく言わない母。
母には悪いけど嘘をつかして貰う。本当のことなど言えるはずもないし。


澪「ご飯いらないから、じゃあ」


後ろめたいのか、さっさと自室に戻る澪。

澪母「夏バテかしら…」


~澪部屋~

澪「ふぅっ…」


自室に入ると照明も真っ暗のまま、澪はパンツに手をあてる。


澪「(びちょびちょだ…)」

汗ではなくネバネバとした液体が手を濡らした。
その液体を見つめ「性」を感じた。

澪「ん、律かな」

携帯のバイブが震える。
差出人は和だ。


和『曽我部先輩が澪のアドレス教えて欲しいって、いい?』

澪「!」

一気に胸が高鳴る。
即返事を返し、暫くすると、再び携帯が震える。


澪「(めぐたんだぁ…)」キュンキュン


たった一通のメールにこんなにときめくなんて初めてだった。


恵『今日はお疲れ様。急にごめんね。
  続きは…澪たんがテスト頑張ったらしてあげる(笑)』

恵『澪たん大好き』


澪「うわぁぁぁぁ」バッ


澪はベッドに思い切りダイブすると俯せの状態で足をジタバタさせた。


澪「私もっ…と」


恵からのメールで虚無感が薄れた気がした。



246 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/23(土) 23:25:36.47 ID:VMlgySHDO

~朝~


律「ん~…!ふぁぁ…」


窓から差し込む朝日。
今日も暑くなりそうな予感。


いちご「おはよう」


律「…おっす」


いちご「りっちゃは珈琲にお砂糖入れる?」


律「ああ、うん」


自分より早く起き、珈琲を入れてくれた。気が利くなぁと感心する。


いちご「はい」スッ


律「お、サンキュー」


珈琲を片手に煙草に火をつける。やっぱ朝はこれだよね☆


いちご「…」ジー

律「あっ…煙草苦手だったか?ごめんな」

いちご「似合ってるからいいよ、平気」

律「そか、まあロックだからなぁ」

いちご「?」

律「ああ、おいし」

いちご「インスタントだけど…」

律「なんでだろ、いちごの愛情でこんな美味しいのかな」

いちご「……///」ムギュギュ

照れた顔を見られたくないのか、抱き着いてくる。
この反応を見たくてわざとナルシシズムな台詞を言うんだ。


律「あれ、照れてる?」ニヤニヤ

いちご「照れてないよ…」

内線「プルルルル」

律「あ、電話。はいはい」
内線「お客様、まもなく終了ですが…」


律「はいはい、了解です」
内線「ガチャン」

律「じゃあ、服着て行くか」

いちご「うん…」

きちんと畳まれた制服を手渡された。

律「よしっと…忘れ物ないな」

いちご「もうちょっと…」ムギュギュム

律「甘えっ子め、よしよし」



247 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/23(土) 23:26:18.99 ID:VMlgySHDO

フロントの人「会計8000円になります」


律「ほいほい…」


いちご「半分こね」


一人4000円ずつ、高校生にはちょっぴり高い。


律「んー!いい天気だ」


いちご「もうすでにちょっと暑いね…」


律「それじゃあ…またな」

いちご「りっちゃ…」


寂しげな表情に胸が痛む。家の方向が逆なのが悔やまれる。


律「来週また会えるさ、そんな寂しい顔するなよー」

いちご「…だって」


律「試験終わったらまた遊ぼう」


いちご「わかった…じゃあ」


律「ていっ」チュッ


いちご「ぴぃっ…」


不意をつかれ変な声が出てしまった。


律「これで寂しくないだろう」


いちご「うん…」


律「じゃあな」


いちご「バイバイ」


お互いに背を向けると、帰路につく。
来週にはまた会えるのに、激しい夜を共にしたせいか…帰るのが未練がましい。


律「試験終わるまでの辛抱か…」


いちごの愛液をたくさん吸った右手が疼く。



248 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/23(土) 23:27:12.51 ID:VMlgySHDO

澪母「澪ちゃん」トントン


澪「んん…」


机に突っ伏したまま寝てしまったようだ。


澪母「徹夜してたの?」


澪「あ…うん、寝ちゃったけど」


澪母「勉強は大事だけどあんまり根詰めないでね」トン

澪「わかった、朝からそうめん~」


澪母「もうお昼だけどね」クスクス


澪「そんな寝ちゃったのか…早く続きを…!」


澪母「勉強は食べてからね」ガシッ


澪「…はぁい」


焦りは募るが小休憩しよう。食べないと脳も働かないというし。


澪「…」チュルチュル


夏はそうめん率が上がる。特に休日の昼間はそうだ。

澪「(けど、大分わかるようになってきたな…)」チュルチュル


確かな手応えはあった。
どうせなら学年1位でも取ろうか。勉強を教えてくれた恵も喜ぶだろう。


澪「よしっ、やるか!」


そうめんをたいらげると、澪は再び試験勉強を続けた。



249 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/27(水) 07:35:06.51 ID:om+LvLPDO

決戦の時は、刻一刻と近づいていた。


律母「律!あんたどこ行ってたの!」


律「あーはいはい、ちょっとお泊り」


律母「あんたまだ未成年でしょ!どこ泊まってたの…!まさか…」


律「…!」ギクッ


律母「あそこに泊まったのね…!」


律「さーて試験勉強すっかなー、じゃね」ダダッ


律母「あっ、待ちなさい!」


母は引き止めたが、律は半ば強引にそれを振り切る。

律「(勘良すぎだろ…)」


律「あー…」ベッドニポフッ


律「(いちご…)」キュルルルン


頭の中がストロベリー…。
帰りにどっか寄り道してもよかったかなと後悔する。
試験勉強もしなきゃと思っても、集中できない。
いちごに会う来週の月曜日が待ち遠しい。


律「そういや着信あったっけ…澪か」


律「かけ直そ」ピッピッ


澪『もしもし?』


律「あー澪?ごめんごめん、返事遅れて」


澪『あぁ、いいよ』


律「(あれ…?)」


いつものお叱りがあるはずが…無い。


澪『夕べはお楽しみだったようで…』


律「…っ、馬鹿、からかうなよ~」


澪『いちごと律って珍しい組み合わせだよな』

律「あぁ、無愛想なイメージだったけどけっこう話したよ」ホッ

電話越しでよかった…。
いちごと、あんなことやこんなことをしてたなんて知られたら…

律「今日、どっか行くか」
澪『断る』

律「はいはい、澪しゃんは真面目ですねー」

澪『試験終わったら皆で行こうよ』

律「そだな、うん、じゃあな」



250 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/27(水) 07:35:50.56 ID:om+LvLPDO

律「なんだ…そっけないの」パタン


申し訳ないつもりで連絡したつもりが、
何のお咎めも無しで少しひょうしぬけしてしまう。


律「?」


律母「律、お友達よ」


律「あ、誰?」


律母「知らない」


律「何言ってんだ」


律母「だって初めて見たんだもの、こう二つに結んでる…」


律「(梓…?いや…)」


梓は母親も見たことがあるはずだ。律は玄関先に向かう。


いちご「あ…」フリフリ


律「えっ」


いちご「また会えた…///」ニコニコ


律「どうした?家の人心配するだろう?」


いちご「一回家には帰ったよ?」


律「なぬ…」


いちご「一緒に試験勉強したいと思って…」


律「わかった、上がって」

いちご「お邪魔します」ペコ


律母「やっぱりお友達?」

律「ああ、そうそう」


いちご「(りっちゃママ…将来は私のママになりうる人…)」


律母「後でお茶持ってくわ」


律「サンキュー、いちご、こっちこっち」


いちご「どうも…」


律母「はい、ゆっくりしていってね」


律母「…」



251 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/27(水) 07:37:05.31 ID:om+LvLPDO

律母は感じとっていた。
我が娘の雰囲気が普段とは違うことに…


律母「(女の子同士…まさかね)」


ありえるはずがない。自分に言い聞かせる…が。
律といちごから感じられた「女」の香りが一抹の不安を拭い去ることができない。

律母「(大丈夫よね…)」

律母「…」グーグー


寝た。


~律部屋~


律「…」バタンカチャ


いちご「…?(なぜ鍵を…)」

律「会いたかったぞー!」バッムギュギュムギュウ


いちご「きゃっ」


律「いちごだー、プニプニだー」モフモフプニプニ


いちご「ふふっ」クス


発情期の犬の様に甘えてくる律が可愛くていちごは微笑む。


いちご「りっちゃ、勉強しよう」


律「あー…聞こえないー」

いちご「Let's Study!」

律「Hmm…」


いちご「Why?」


律「Strawberry…I Love You…」


いちご「Oh…Thank you。Me To」


律「ははは、ノリいいな。いちご」


いちご「Kiss…」


律「え…」


いちご「Kiss Me Please」

律「OK…Crazy Girl」


いちご「ん…」チュピ


律「(もう我慢できないや…)」


律は欲望の赴くままにいちごを求めた。




252 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東):2011/07/27(水) 09:18:37.91 ID:Nz7BJmDAO

澪の夢なのに澪がほとんど蚊帳の外wwww



253 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/27(水) 13:41:13.90 ID:7bzEqDkDO

澪がどの視点で夢を体験してるのかがわかんねぇなww
律と苺の営みを鮮明に把握してるしww





254 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/27(水) 18:22:19.49 ID:om+LvLPDO

指摘されて初めて気づく自分の愚かさ

律編の続きみたいになってしまった…反省してます。次の投下からは澪が中心になるます



257 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:05:02.24 ID:4Pe1PxUDO

澪「(夜もそうめんか…)」チュルチュル


無心に勉強を続けたお陰で捗る捗る。授業での酷い有様が嘘のよう。


澪「これなら…いける!」チュルチュルズズー


澪「~♪」


過酷な戦いを目前に控え、恐怖はなかった。むしろ試験が始まる月曜日が待ち遠しい。

恵の言う「続き」がモチベーションであった。
それは不純でエロチックな動機かもしれない。
しかし、そんなことはどうでもよい。
あの時の快楽の先にあるモノが知りたくて仕方ない。



澪「待ってろよ…恵」


強く心に誓う澪であった。



258 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:05:47.55 ID:4Pe1PxUDO

~試験当日~


澪「んぁ…」


この日に備え早く寝た。目覚めがいい。コンディションは抜群。

飽きるほど勉強もした。いつもより際どい下着も着た。
昨日の晩はそうめんじゃなくカツカレー。
後は時を待つのみ


澪「ちょっと早いけど出よう」


最後の調整を行うべく部屋を出ようとした時、ふと自分のベースが目に入る。


エリザベス「…」


澪「最近かまってやれなくてごめんな…」ヨシヨシ


エリザベス「ったく…勉強ばっかでよ」


澪「いや…ごめんな」


エリザベス「どうだ?いい感じか?」


澪「うん」


エリザベス「ほぉ、試験終わったらあれか、あれすんだろ」


澪「ばっ馬鹿、からかうなよ」


エリザベス「知らなかったぜ、澪がこんなにエロチシズムだったとはな」ニヤニヤ


澪「思春期てやつだよ、エリザベスにもあったろう」


エリザベス「ああね、そりゃあもう激しかったよ…あれは2年前…」


澪「(まずい…長くなりそうだ)」


ここで出遅れるわけにはいかない。


澪「あっ、そろそろ出なきゃだ。じゃあね」


エリザベス「あっ、おい!」

澪は駆け足で部屋を出ていった。
澪も大人になったなぁと親心の様な感情が沸き上がる。


エリザベス「(頑張れよ…澪!)」グッ


エリザベス「二度寝しよ」



259 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:07:47.88 ID:4Pe1PxUDO

~学校~


澪「はぁ…はぁ…」


少し駆け足で来ただけなのに、息が上がっている。
長時間机に向かっていたせいだろうか。


澪「(けど、負けない!)」ゴキュッゴキュッ


栄養ドリンクを二本一気飲みすると澪は教室=戦場に向かう。


澪「一番乗りかな…」ガラガラ


信代「うしっ、うしっ」ドンドン


澪「信代…おはよう」

信代「うす、澪しゃん」

試験日の朝だというのに突っ張りの稽古をしている。

澪「勉強はいいのか?」


信代「がはは、おいどんにはこれが勉強みたいなもんでさぁ」

澪「あぁ…そう」

壁に突っ張る音で勉強に集中できない。落ち着け…落ち着くんだ。


澪「…」カキカキゴキュッゴキュッ


栄養ドリンクをもう二本飲み、復習をする。
信代の突っ張りを聞きながら、時間は過ぎてく。
生徒が続々と登校してくる。

生徒1「私、全然勉強しなかったよー」

生徒2「私もー」

澪「(でたでた…お互いを牽制しあってろ馬鹿が)」ペッ

さわ子「はい、皆おはよー」


皆「おはよーございまーす!」


さわ子「元気ですかー!!」


皆「元気でーす!!」


さわ子「今日から試験だけど頑張りましょう、じゃあ出席とるわね」


出席番号順に名前を呼んでいくさわ子先生。


さわ子「あら、りっち…田井中さんと若王子さんは休みね」


澪「(へ~、律が休むなんて珍しいな…)」


さわ子「じゃあ、今日の試験なんだけど一日で全教科やりまーす」


皆「えーー!?」


さわ子「大人の事情ってやつよ」



260 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:08:40.54 ID:4Pe1PxUDO

教室からブーイングの嵐が吹き荒れる。


さわ子「…」プルプル


皆「ブーブーブーブー!」

さわ子「ぐぬぬぬ…」プルプルプルプル


皆「ブーブーブーブーブーブーブーブー!」


さわ子「じゃあ…ガリガリ君でどう?」


皆「えっっ…」ピタッ


さわ子「真夏だから美味しいでしょうね~」


皆「ざわ…ざわ…」


水を打ったように静まり返る教室。
気温30℃を越える日には喉から手が出そうなほど欲しい物。


さわ子「じゃあ、試験しますね」ニッコリ


皆「はーい!」


澪「(買収された…ガリガリ君なんて、
   クラス分買っても五千円もしないじゃないか…)」


プリントが前の席の子から渡される。


さわ子「じゃあ…始め!」

先生の声とチャイムが鳴ると同時に決戦の火蓋は切って落とされた。



261 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:09:47.32 ID:4Pe1PxUDO

~HOTEL with~


いちご「はぁぅうっ…」


律「…いいぞ出しても」


いちご「だめ…あっ…うっう…」


指の締め付けが強くなり、キュッ♪キュッ♪と締まってきたら…


いちご「やっ…ぁあ…出ちゃうよ…りっちゃ…」


律「そりゃそりゃあ!」


いちご「ああっ…!」


断末魔の後、律の指にいちごの〇〇〇が噴射された。
いちごの痙攣を鎮めるように律は優しく抱きしめる。

いちご「はぁ…はぁ…」ムギュギュ


律「へへ、どうだった?」

いちご「しゅごっ…すごく…よかったよ…」


律「へへーん、上手くなっただろ~」


いちご「…」コクリ


イッた後のいちごを見るのが好きだった。
体が桃色に染まり、目は虚ろにこちらをジッと見つめている。


いちご「シーツ…びしょびしょ…」


律「これが全部、いちご汁かぁ」ニヤニヤ


いちご「えいっ」ポカッ


律「いてっ」


テストなど忘れるほどに二人は愛し合った。保健体育の試験だけはやったみたいだけど



262 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:10:29.29 ID:4Pe1PxUDO

さわ子「そこまでー!」


皆「あー…!」


さわ子「皆、ご苦労様。ガリガリ君配るわね」


最後尾の席の生徒がテストを回収し、前の席からはガリガリ君が回される。

テストが思う通りにいかず嘆く者、ガリガリ君にはしゃぐ者、ここに天国と地獄の境目が出来た。


澪「(冷た…)」ペロペロ


ご褒美のアイスを味わう。テストは完璧だった。恵にいい報告ができそうだ。


澪「まだだな」


結果を見るまでは安心はできない、油断は禁物だ。

学祭で油断し全校生徒の前でパンツを晒した二の舞は避けたい。


澪「昼休みにしよう」


律も休みだし、今日は一人で昼食だ。
澪は屋上に向かった。



263 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/07/30(土) 03:11:07.16 ID:4Pe1PxUDO

~屋上~


澪「ふぅ…」


緊張から解き放たれ疲れた澪は仰向けになり天を仰ぐ。弁当も食べる気がしなかった。

教室と違い、静かな空間が疲れを癒してくれるような気がした。



恵「なーにしてるのかな?」ピョコ


澪「めぐたん!」


そこに現れたのは恵。
スカートが風で靡きパンツがちょっと見えた。


恵「ふふ、澪たん疲れちゃった?」


澪「少しね」


恵「手応えは?」


澪「バッチリだよ」


恵「よかったぁ、頑張ったね」


澪「そりゃあ…まぁ、その…」


恵「ん?」


澪「…続きしたいから///」


恵「だーいじょうぶ、忘れてないから」


ツンとほっぺを突かれる。それがなんだか嬉しくて疲れを忘れた。


澪「めぐたんだから頑張れたんだ」


恵「今のはドキッとした」

澪「はははは」


恵「うふふふ」


しばし談笑。
そこに携帯が震える。唯からだ。


唯『テスト結果でた すぐ 戻れ』


澪「はやっっっっ」



265 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/02(火) 07:33:03.54 ID:qZALtwSDO

二人で体育館に向かうと人だかりができていた。
果たして結果は…一瞬、結果を知るのが怖くなった。

恵「大丈夫、澪たん頑張ったから…行こ」


澪「…うん!そうだよな」

恵に後押しされ、貼紙を見る。学年別に上位40人が記載されているようだった。


澪「(秋山…秋山…)」


下から順に自分の名前を探していく。


恵「澪たん見っけ」


澪「えっ、どこどこ!?」

恵「一番目立つとこにあるじゃない」


澪「ふぉ…」


目を疑うが間違いない。
てっぺんには燦然と輝く1位 秋山 澪。


澪「私が…1位…」


恵「ふふ、私と同じだね」

澪「あ…!」


三年生の1位は曽我部 恵とあった。二人で顔を見合わせ笑う。


唯「あ、澪ちゃん!おめでとー」


紬「すごいすごい!」ムギュギュ


澪「あぁ…唯、ムギ、ありがとう」


信代「野郎共!チャンピオンを胴上げじゃい!」


澪「えっ…うわわっ」


わっしょいという掛け声と共に澪は宙を舞う。
クラスメートだけではなく、ファンクラブの後輩も交え祝福された。


澪「ちょっ…高過ぎだよ!」


皆「わっしょいわっしょいわっしょいわっしょいわっしょい」


その輪を遠目から見つめる恵。


恵「(ちょっと…皆、触り過ぎよ…)」プルプル



266 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/02(火) 07:34:15.90 ID:qZALtwSDO

和「先輩…すいません」


恵「真鍋さん」


惜しくも僅差で2位につけた真鍋和。
生徒会の名に泥を塗ってしまったからか申し訳なさそうな表情であった。


恵「そんなことないわ、ほんの僅かの差じゃない」


和「しかし…」


恵「一年生から上位キープなんて凄いわ、だからそんな顔しないの」


和「…」


恵に窘められる和は言葉に詰まる。


和「…なぜです」


恵「え?」


和「澪が使ったのは…確かに曽我部流でした…!」


恵「…」


和「私には体得できなかった…曽我部流をなぜ澪はこんな短期間に…!」


恵「真鍋さん…」


クールな彼女が珍しく見せる表情。その表情には、悔しさが滲み出ていた。


恵「澪た…っ、秋山さんには少し教えただけ。曽我部流はそんな簡単には体得できないわ」


和「…」


恵「秋山さんと真鍋さんの勝敗の分け目はね…」


和の胸に手をあてる恵。


恵「誰かを愛する気持ち…愛情だと思うの」


和「愛…」


恵「それを知ったから、秋山さんは、普段以上の力を発揮できたんだと思うわ」

和「…先輩」

恵「…」モミュモミュ

和「きゃっ」

恵「そんな顔しないのっ、今は…秋山さんを認め、祝福してあげましょう」


和「…わかりました、じゃあ私、胴上げに参加しますね」


恵「ふふっ、いってらっしゃい」


恵「(強くなれ真鍋さん、頑張って)」



267 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/02(火) 07:34:54.26 ID:qZALtwSDO

~放課後~


澪「(胴上げ怖かった…)」

祝福してくれた皆には悪いが、20分も胴上げは長すぎだろ。
生徒は全員帰宅し、教室には澪一人が残った。


澪「ふぅ…まだかな」


噂をすれば、廊下を走る音が聞こえる。


恵「ごめん~、お待たせ」

澪「めぐたん!」


恵「澪たん、すごい胴上げだったね」


澪「若干怖くなっちゃったよ」


恵「ふふっ、けど一位取ってくれるなんてすごいなぁ」


澪「ありがとう、これもめぐたんのお陰だよ」


恵「そんなに続きしたかった?…なーんて」


澪「う…うん」キュルルルン


恵「じゃあ…しよ」


澪「(堪えろ…)」コクン


平静を装いつつ、にやけそうになるのを必死に堪えた澪。
恵に手を引かれながら着いていく。


澪「(何処だろう…)」


恵「着いたよ」


澪「ここって…」


恵「うん、生徒会室」



268 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 20:55:43.11 ID:s3Kc+l1DO

澪「(まさか…学校で…!?)」


戸惑いを隠せない。


恵「学校でするなんてドキドキするでしょう?」


澪「けど…先生とかに見つからないかな…」


恵「平気。鍵もかかるから」カチャリ


澪「…」ゴクリ


徐々に二人の距離が近づく。待ち侘びた瞬間に澪は唾を飲む。


恵「澪たん、よく頑張ったね。これはご褒美ね」


肩に手を回してくる恵。


澪「あ…めぐたんだから頑張れたと思う」


恵「嬉しい…」チュ


澪「んん…」


ガチガチに緊張していた体が恵のキスで和らいでいく。


恵「はぁ…んっ…」


澪「あ…んんっ…」


恵「ぷはっ…」


澪「めぐたん…」


恵「…初めての時よりちょっぴり上手になったかな」

澪「ん、そうかな…」


恵「立ちっぱなしは疲れるから座る?」


澪「うん」


生徒会室には皮張りのソファーがあった。
二人が座るにはちょっと大きいが…色々なアクロバチックなこともできそうだ。



269 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 20:56:23.12 ID:s3Kc+l1DO

恵の攻勢は続く。
あの時のように澪の上に座ると、首や耳を甘噛みしてきた。


澪「うぅ…ん…はぁ…」


恵「…」ペロペロ


学校という場所でしているというのが澪の興奮を駆り立てた。
恵の髪から香るシャンプーのいい匂いが頭をクラクラさせる。


澪「(こっちからも…)」


恵「あう…」


澪「(このままやられっぱなしでなるもんか…!)」

恵の秘部を下着の上から中指でなぞると攻守逆転。
起き上がり恵を抱えるような体勢になる。


恵「澪…たん」


澪「脱がすね」


ブラウスがはだけ、透き通るような白い肌が姿を現す。


澪「めぐたん…!」


恵「やっ…あん…」


無心に恵の乳房をしゃぶる。吸っては舐め、吸っては舐めのループ。


澪「はぁ…はぁ…」チュパチュパ


恵「(もう…力が抜けて…)」プルプル


澪のラッシュに耐え切れずに膝の上から落ちてしまった。



270 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 20:59:30.18 ID:s3Kc+l1DO

澪「めぐたん…大丈夫!?」


恵「はぁ…はぁ…平気」


澪「ごめん…」


恵「いいの、けど…もうちょっと優しくね」


澪「あ、うん」


恵「じゃあ…下の方」スッ


澪「☆…!!」


恵は立つとスカートをめくる。驚くべくは太股の付け根に見える紐…。


澪「(駄目だ…!!この紐は引けない…!)」


躊躇う澪を見かね、恵は澪の手をそっと手を添える。

恵「澪たんのために張り切ったんだけどな…」


澪「ありがとう、嬉しいよ」


恵の気持ちを無下にすることはできない。
澪は決心する。


澪「(この紐を解いた時に…何かを掴める、そんな気がしたんだ)」


グイッ!スルッ…ファサ…

紐は解けた。


少し湿ったパンティーが床に落ちた。


澪「ふおぁぅ…」


封印が解かれ、淫靡な香りが漂う。


恵「そんなに見られると…恥ずかしいかも…///」


澪「……」


恵「なんか喋ってよぅ…////」グイグイ


澪「……」



271 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 21:00:12.35 ID:s3Kc+l1DO

澪は無言のまま、恵を無理矢理四つん這いの体勢にさせる、言
葉はいらなかった。この淫らな愛には


恵「あぅ…はっ…ん」


澪「…痛くない?」


恵「うっ…ん」


澪「じゃあ…動かすね」


恵「はぅ…んんっ…あっ」

指を動かすと、蜂の巣から取れる蜂蜜のようにトロトロと溢れる愛液。
ベースを奏でるように恵の蜜壺を掻き回す。


澪「めぐたんの…暖かいな」


恵「は…ぁっ…はぁ…」



返事もままならず腰をくねらせ喘ぐ恵。
それを見て、澪のボルテージはさらに上がり、指の動きを早めた。



恵「澪た…んっ…もうっ…もう…!あぁ…ぅうんっ」

澪「うるぁぁあ!!」


恵「~~っっ、あっ…!」

澪の手に恵の〇〇〇が注がれた。力なく腰を床にへたりとつける。


恵「はぁ…はぁっ…」


澪「すごい出たな…」


恵「澪たんが上手だから…はぁ…はぁ…」


澪は恵を抱き抱え、ソファーに座らせる。
大量のアドレナリンが分泌されたせいか軽い軽い。



272 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 21:00:57.13 ID:s3Kc+l1DO

恵「……」ポー


澪「なんか喋ってよ、めぐたん…」


恵「…」チュウ


澪「んん…」


恵「大好き…」


澪「う…ん」


虚ろな表情で言われた「大好き」。


恵「私が先に卒業しても好きでいてくれる?」


澪「あぁ…」


恵「ふふっ、じゃあ…ファンクラブは解散だね」


澪「どうして…?」


恵「だって澪たんは私だけのものだもん…」


澪「成る程な…」


恵「私だけじゃなきゃ嫌だよ」


澪「めぐたんも…大学で浮気するなよ」


恵「しないもん、絶対…」

肩を寄り添わせながら、指切りをする恵。まだ若干、呼吸が荒い。
恵の頭を撫で、手をギュッと握りしめた。



恵「…」プツンプツン


突然、澪のブラウスのボタンを始めた恵。


澪「なっ…めぐたん?」


戦いは終わっていなかった。反撃の奇襲。


恵「ふぅ…休憩完了~…次は私の番」


澪「はぅぅ…」


後半戦が始まる…!!



273 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 21:01:33.19 ID:s3Kc+l1DO

…がっ


澪「めぐめぐ…ぅうん」


澪母「澪ちゃん、澪ちゃん」


澪「へっ…?」


澪母「どんな夢だったの?もう学校よ」


澪「えぇぇえ!」


エロチックドリームは終わった。
またしても恵母だけでなく澪母にも邪魔されてしまった。


澪「あわわ…行ってくる!」


澪母「ちょっと!ご飯は?」


澪「いらなーい、いってきます!」


澪母「はいはい、いってらっしゃい」


珍しく寝坊した澪を見送ると母は乱れた布団を畳む。


澪母「めぐめぐ…なんて友達いたかしら?」



どうしても澪の夢の内容が気になる様子。



エリザベス「(奥さん…はぁ…はぁ…)」



エリザベス「(澪は大人になったよ…あなたの知らぬ間にね)」ニヤリ



なんだこいつ



274 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 21:02:11.51 ID:s3Kc+l1DO

澪「はっ…はっ…」


走る走る澪。
夢のなかに続き遅刻は許されない。めぐたんはもう助けてくれないんだ。

曲がり角を全速力で曲がる澪。


恵「きゃっ」


澪「うわっ」


ドシンと尻餅をついた二人。


澪「すっ…すいま…え…」

恵「…秋山さん?」


澪「めぐたん…めぐたんじゃないか!何故ここに」


恵「秋山さんに会いにね、桜高に向かうとこ///」ニコニコ


澪「え…」ドクン


澪「(夢の続きできる~~!!)」ヒャッホォイ


恵「(可愛い…)」キュンキュン


澪「じゃ、行きましょう先輩」キュッ


恵「えっ…そうね…(手を繋ぐの!?)///」キュルルルン



遅刻とかどうでもよくなった。二人は固く手を結びながら学校に向かったとさ



275 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/04(木) 21:03:57.64 ID:s3Kc+l1DO

澪編終了!
エロは無理でした。向いてないみたいorz

お次は梓編です




276 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越):2011/08/05(金) 03:16:17.33 ID:sEF6RPgAO


次も楽しみにしてる



277 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東):2011/08/05(金) 18:31:07.61 ID:nNp2I4kAO

おつ
十分なエロ描写を表現できてるとは思うがな



278 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/08/10(水) 22:20:27.40 ID:J339zzvSO



頑張って下さい






関連記事

ランダム記事(試用版)




唯澪律紬梓「夢オチ!」#澪
[ 2011/11/12 16:16 ] 非日常系 | | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6