SS保存場所(けいおん!) TOP  >  スーパーロボット大戦 >  唯「だいにじ!」なのは「スーパー!」夕映「ロボット」シャロ「大戦です!」#第三十一話 Dパート

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「だいにじ!」なのは「スーパー!」夕映「ロボット」シャロ「大戦です!」#第三十一話 Dパート 【スーパーロボット大戦】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303652569/


唯「まじーん、ごー!」#index
唯「だいにじ!」なのは「スーパー!」夕映「ロボット」シャロ「大戦です!」#index




339 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:54:28.45 ID:SIatU2cx0


 第三十一話 Dパート


ギル「死ねぇぇぇ! ダンガイオー!!」

 ドゴォォッ!

 ヒートナタを避けたが、体当たりを喰らってもんどりうった。

ネロ「うわぁぁ!」

コーネリア「くぅぅっ……!」

夕映「ハルナ!」

ハルナ「いくわよっ!」

 ダンガイオーの後ろから青い機影が飛び出し、ギル・バーグのザクレロを射角に捉える。

ハルナ「ドリルミサーイル!」

 ドシュンッ! ドドゥッ!

ギル「ぐぉぉ!」

 早乙女ハルナが操るゲッターライガーの放ったミサイルが左腕部のヒートナタを破壊した。

ハルナ「チェーンアタック!」

 ジャーッ!

 鎖に繋がれたライガーの腕が飛ぶが、ザクレロは上昇して逃れる。

ギル「なめるな、小娘が!」

 ズギャン!

 片腕を失ったザクレロの残ったヒートナタがライガーにぶつかった!

のどか「ふわぁ!」

夕映「くっ……! ハルナ!」

ハルナ「わかってらいわよ!」

 非難めいた夕映の叫びに大声で返す。

ハルナ「ちょこぉーっと! 速すぎるだけよ! ライガーが!」

のどか「や、やっぱりわたしが――……」

ハルナ「だぁーまらっしゃい! 出番をとるな!」

 体勢を立て直す間に、ギル・バーグは本来の目的へと走っていた。

ネロ「ダンガイビーム!」

ギル「遅いわぁっ!」

 胴長のザクレロの腹部を真横に向けて光線を回避し、逆に口腔部の拡散ビーム砲を発射する。

 ババッ! バッ、ババッ!

エリー「ひやぁぁっ!」

シャロ「このっ……!」

 仲間の悲鳴にシャロがトイズを発動させる。

 キィンッ――

 念動力がザクレロを捕まえる。

ギル「ぐっ――バカがっ!」



340 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:55:09.04 ID:SIatU2cx0


 ガゴン――

 機体が止められる直前にギルの入れたスイッチで、ザクレロの後部に固定されていた装置が落下する。

コーネリア「なに!?」

 装置はダンガイオーの頭上をとると、ひし形の振り子のような物体が降りる。

ギル「灼熱リーダーを喰らえ!」

 ズバンッ!

 振り子を中心に発生させられる高周波が
 散布されたミノフスキー粒子に蓄積、反射して高熱でダンガイオーを包んだ!

ネロ「わぁぁぁぁっ!」

エリー「あぁぁぁ!」

コーネリア「う、うぅぅ……あぁ!」

シャロ「ひゃぁぁぁぁ!」

 痺れるような熱にミルキィホームズが苦鳴をあげ、シャロのトイズが解除された。

ギル「貴様らの攻撃などもはや効かぬわ!」

 ヴヴン……!

 ヒートナタが赤銅色に光り、ダンガイオーと正対した。

ギル<熱血>「遂に……俺の復讐をォォォォォォ!!」

 ギュォォォーッ!

 ザクレロが猛スピードで突っ込んでいく。

 ダンガイオーはやはり身動きがとれない。

 ヒートナタが迫る。

 ズジャァァァッ――!

ギル「――違うッ!」

 手に伝わる震動がそう判断していた。

なのは「やぁぁぁっ!」

 一喝の下にヒートナタが逸らされた。
 白い服で宇宙空間に浮く少女が赤い宝石の杖を前方へ構える。

レイジングハート『Divine buster.』

なのは「シュートッ!」

 ドォンッ――!

 白光の巨砲がザクレロを掠めた。

ギル「ぐっ……――ッ!?」

ハルナ「ゲッタァードリールゥッ!」

 ギャシュゥッ!

 複眼式カメラの片方をゲッターライガーが抉る!

ギル「オォォッ! ぐぅおぉぉぉぉぉぉ!!」

 怒りの咆哮が宇宙に轟いた。



341 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:56:30.66 ID:SIatU2cx0


ガイア「マッシュよ、オルテガよ、二人の魂よ、宇宙に飛んで永遠によろこびの中に漂いたまえ」

 ザクⅡを二機引き連れたリック・ドムがガンダムと接触した。

ガイア<気迫>「ガンダムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」

すずか「――凄い気が来るッ!?」

ガイア「マッシュ! オルテガァ!!」

 ドォッ!

 ビームバズーカをガンダムは避けるが、そこにザクⅡのマシンガンが照準を合わせていた。

 ガガガガガッ!

すずか「うっ!」

ガイア「いいぞ、マッシュ!」

 シュゥゥー……!

 滑るようにリック・ドムがヒートサーベルを手に突っ込む。

すずか「そこっ!」

 ビュンッ!

 ビームライフルを撃つが、リック・ドムは予定していたように攻撃を中断して離れた。

ガイア「オルテガ、やれぇ!」

 『応!』

すずか「――ッ!?」

 ガゴォンッ!

 回り込んでいた別のザクⅡがクラッカーを投げ、シールドを破壊した。
 ガンダムのシールドは二枚重ねになっているため、壊れた一枚目を破棄すればよい。

 それよりも、すずかの耳朶を打った声だ。

すずか「一人!? ふた、り……!? じゃない……!?」

 動揺が確かにガンダムの動きを鈍らせていた。

ガイア「オルテガ、マッシュ! ジェットストリームアタックだ!!」

 シュッ――

 三機が縦に並び、ガンダムへ突進する。

すずか「人!? 意志? 違う……像!? 木!?」

 混乱するパイロットをよそにガンダムのマニピュレーターがオートで動いて
 ライフルを正面のリック・ドムに構える。

 その瞬間、三機はバラバラに拡散してガンダムを十字砲火に捉えた。

ガイア<熱血>「とったぞ!」

アレイ「月村!」

 ガツッ! ギューンッ……!

 Gアーマーがガンダムにぶつかって、射線から逃がした。

アレイ「馬鹿! 何をしている!?」

 僚機からの叱咤ですずかは我に返ったが、まだ混乱していた。

すずか「ち、違うんです……ひ、ひとの意志が……あの機体を動かして……
    さ、三機なのに、一人で……なのに一人に三人がいて……」



342 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:57:12.58 ID:SIatU2cx0


アレイ「どうした! しっかりしろ!」

すずか「で、でも、わたしに触れるのが、感触がちがくて……
    固くてざらついてて……き、木なんです……」

 アレイは出撃前にシノンからすずかは
 月村すずかはニュータイプかもしれないと聞かされていた。
 自分たちの感じ取れないことに敏感に反応しているようだが、
 彼女の発言はうわ言のようで、アレイには理解できない。

アレイ「くっ……帰投するぞ!」

 Gアーマーがアンカーを出してガンダムを抱え、リック・ドムに背を向けて後退する。

ガイア「逃がさねぇぞガンダムゥゥゥ!!」
 
 喚声に応えるようにザクⅡがバズーカ砲を担いだ。

すずか「……――ッ! ダメっ!!」

アレイ「月村!?」

 突如覚醒したすずかがガンダムの体を揺すってアンカーをちぎり、ビームライフルを構えた。

すずか<直感>「そんなものは使っちゃ――!」

 ビシュッ――ドゥッ――

 ライフルとバズーカの引き金はほぼ同時だった。

 ザクⅡが撃ったのは核弾頭であった。

 直進してくる弾頭にビームが直撃し、両者のちょうど中間で巨大な光芒を放つ。

アレイ「月村……」

 神業の如き射的をした少女にアレイが唖然としながら声をかけると、はっきりした応えがあった。

すずか「ごめんなさい、アレイさん」

アレイ「あ、あぁ」

すずか「わかりました。あのザクに、人は乗っていない」

アレイ「なに?」

すずか「人の形をした木の人形が……人の魂の寄り代になってる……」

アレイ「そんな馬鹿な話が……」

すずか「でも、動かしてるのは一人……!」

 グン! と、ガンダムが前進した。

アレイ「月村!」

すずか「アレイさんは下がって! 私が止めます!」

 リック・ドムとザクⅡが編隊を組みなおしていた。

ガイア「来るのか? 来いよ、ガンダム……! 俺たちの仇めがぁ!」

 数条のビームが光芒を描き、クラッカーが爆発した。



343 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:57:40.27 ID:SIatU2cx0



 ソロモン 司令部


 ビーム撹乱幕が張られたことで、ドズル・ザビもさすがに焦燥が出たようだった。

ドズル「万一の事がある、女どもは退避カプセルに移れ」

ゼナ「戦局はそんなに悪いんですか?」

 美しい妻の表情を不安にさせている。
 それは俺の責任だと、ドズルは自身に悔恨する。

ドズル「このソロモンが落ちるものか。
    万一だ、万一の事を考えての事よ。ようやくにも手に入れたミネバの為だ」

 あえて笑ってみせたが、子どもというものは本質を鋭く見抜く。
 小さな小さな娘は、差し出されたドズルの指を小さな手で掴んでぐずる。

ゼナ「あなた……」

ドズル「ふ、ははははは……急げよ。ラル、頼んだぞ」

 無理に背中を押してランバ・ラルに預ける。

ラル「は、命に替えても」

ドズル「死ぬな。お前が死んだら誰がゼナとミネバを守る」

ラル「失礼しました」

 敬礼したランバ・ラルが妻子を連れて出て行ったすぐ後に、報告があった。

ラコック「ドズル中将! サイド1の残骸郡です!」

ドズル「ティアンムか!?」

 すぐに将の面構えになる。
 立体映像にされた宙図に連邦艦隊と思しきものが表示される。

ドズル「広範囲だな」

ラコック「何か大質量を展開しているようです」

ドズル「えぇい、衛星ミサイルを飛ばせ!」

 即断即決。
 指令の気性は命令系統にまで浸透していた。

 すぐに衛星ミサイルの発射シークエンスが完了していく。

通信兵「中将! 発射できません!」

ドズル「なんだと!?」

 ものの数秒で出た返答にドズルは身を乗り出した。

通信兵「れ、連邦軍のパーソナルトルーパーがミサイルの軌道上に複数展開しております!」

ドズル「くっ……! えぇい、とにかく撃て!」

 発射されるミサイルの噴出に紛れて、黒い影が宇宙を縫っていた。



344 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:58:43.75 ID:SIatU2cx0



海晴「ヒカルちゃん、ソロモンが第二艦隊に気付いたみたい」

 近くにいるヴァイスリッターから通信がある。
 さらにもう一機、氷柱のゲシュペンストがビームランチャーを構える。

氷柱「衛星ミサイルが発射されたわ。ヒカル姉様、予定通りよ」

 ヴァイスリッターもオクスタンランチャーを長い尾に向けた。

ヒカル「あぁ、二人は、私が守ってみせる!」

 シシオウブレードを腰だめに握りなおして、ヒカルは前に出る。
 第二艦隊に気づいたソロモンが長距離弾道兵器を使用するだろう事を読んだシノンが
 狙撃武器を持つ二機に迎撃を命じた。

 オクスタンランチャーとビームランチャーが斉射され、
 それに近づく敵機にヒカルは踏み込んでいった。

ヒカル<必中>「はぁぁっ!!」

 ザシュッ!

 身を沈めたゲシュペンストが獰猛な獣のように飛びかかり、刀で一閃する。

ジオン兵「う、うわぁぁ!」

ヒカル「逃げるくらいなら出てくるな!」

 愛用の木刀、金獅子丸を模して作られたシシオウブレードを鞘に仕舞い込むと、
 ヒカルは背中を見せるザクⅡをアルトアイゼンのパイロット、霙に仕込まれた瞬発力で捕まえる。

ジオン兵「や、やめてくれ……殺さないでくれぇ!」

ヒカル「情けないな! それでも男か!」

 ガンッ!

 顔面をジェットマグナムでぶん殴り、ふっ飛ばす。

 ふと、ヒカルは思う。
 なぜ、こいつらは兵士になったのだろう――

 ヒカルは単純だ。
 家族を守りたいから――

 大切な家族を脅かす敵を自らの手で打ち砕く力が欲しかった。

ヒカル「そうか――」

 気付く。

 家族がいるのは、自分だけではない。

 彼らもまた、大切な家族を守りたかったのかもしれない。

 その為に、ジオン公国に従い、独立戦争を仕掛けてきているのだ。

 つまり、彼らの家族を虐げている地球連邦こそが――

 そこに所属する自分達こそが――



345 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:59:14.60 ID:SIatU2cx0


ヒカル「いや、そんなはずはない……」

 だけど、あの赤い彗星と呼ばれる少女は――

 蒼き鷹として名を馳せた少女は――

ヒカル「そんなことはない……!」

 ドォンッ!

 ソロモン要塞からマスドライバーキャノンの岩石がゲシュペンスト目掛けて発射される。

ヒカル「そうじゃないはずだ!」


 ――斬ッ!!


 気迫の一太刀が岩石を一刀両断にした。

ヒカル「全ては、戦いを起こした奴こそが、諸悪の根源だ!」

 どんな人間も、己の身を守り、家族を守りたいはずだ。

 そんな人達を戦いに巻き込む奴こそを、この刃で断ってみせる。

 天使ヒカルという少女は、常に単純で明快だ。

 次々と爆光が広がる。
 氷柱と海晴が衛星ミサイルを撃ち落としているのだ。

 この調子ならば、作戦は完遂されるはずだが――

ヒカル「なんだ、あの速度は……!」

 家族を守るために常に警戒しているヒカルの視野に翡翠色の輝きが止まった。

 いや、止まったのは一瞬だけで、むしろヒカルにわざと存在を誇示したかのようにすら見えた。

 完全に戦闘宙域から掻い潜る動きで第二艦隊に向かっている!

ヒカル「くっ――!」

海晴「ヒカルちゃん!?」

氷柱「ヒカル姉様!?」

 推進剤を全開に使用して、ゲシュペンストを飛ばす。
 姉妹はヒカルの行動に驚くが、瞬発力の差と目前の任務に追うことが出来ない。

 黒い影、翡翠色の輝き――ヒカルの目に焼きついていた。

ヒカル「やはり、また――」

 カメラで確認すると、形状が戦闘機か鳥のようだが、間違いなかった。

 ギガノスとの決戦前に、仲間たちを乗せたシャトルを撃った奴!

ヒカル「またお前か!!」

アサキム「来たね」



346 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 22:59:50.62 ID:SIatU2cx0


 叫び声に、黒翼のシュロウガを馳せらせるアサキム・ドーウィンが僅かに口を歪めたようだった。

ヒカル「何が目的でいるかは知らないが――」

 鞘から剣を抜いて、シュロウガの真上に重なるように突進していく。

ヒカル「お前だけは野放しにはしない!!」

アサキム「シュロウガ、レイコーティング」

 シュゴォン――

 鳥形のシュロウガから紫色の炎が沸き出し、ゲシュペンストは剣が触れる直前に弾かれた。

ヒカル「うあっ!」

アサキム「今日は君と遊ぶ時間はないからね」

ヒカル「なら、何故呼んだ!?」

 追いかける、が、シュロウガにはとても追いつけない。

ヒカル「お前は今、私を呼んだはずだ!」

アサキム「君に見せるためさ。可能な限りの絶望を」

 シュロウガは既に戦闘宙域から抜けようとしていた。

 ヒカルは一瞬、眩しいと思った。

 それは、サイド1にある廃棄コロニーの残骸郡の方向からで、第二艦隊がいるはずだった。

 奴の狙いがわかった。

ヒカル「させるものか!」

 想起される獄炎の闇。

 あれは、全てを根絶やしにする力だ。

 かーっと頭に血が上った。

 バチン、とゲシュペンストがアラームを出した。
 過剰反応――ヒカルの強いT-LINKに吹雪のかけたリミッターが発動したのだ。

『ゲシュペンストにかけられている駆動限界のリミッターが
 ヒカル姉のT-LINKに反応して弾き飛ばされているようです』
 
『ヒカル姉の闘争心――熱血、努力、ド根性にゲシュペンストが頑張りすぎているということです』

『対策としてT-LINKシステムにもリミッターをかけておきました。
 これでヒカル姉が本当に必要な時にだけ、駆動限界突破を行うことができるようになります』

『使用後はオーバーワークでほとんど動けなくなりますから、注意してください』

 瞬時に思い出す言葉。

ヒカル<覚醒>「後先の事など考えるな!!」

 バキンッ!

 警告を出しているリミッター解除のスイッチに拳を叩きつける。



347 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 23:00:28.99 ID:SIatU2cx0


 グォォ――……!

ヒカル「オマエがやってくれ! ゲシュペンスト!!」

 ビッ――バキィンッ!!

 ゲシュペンストの関節から溶剤が弾け、熱を発した。

アサキム「この力の波動――やはり」

 速度を上げて迫るゲシュペンストに、アサキムもまた速度を上げた。
 また距離が開く二機、アサキムは嘲る。

アサキム「でも、そこで大人しく見ているといい――」

 そんな言葉などヒカルは聞いちゃいなかった。

ヒカル<熱血>「獅子王! 大車輪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんッ!!」

 牙を剥く猛虎の如く両腕を振り上げ、虚空へ唐竹割りに〝投げ〟飛ばした。

アサキム「シュロウガ――ッ!?」

 ズギギィィッ!!

 縦に円を描くシシオウブレードが牙としてアサキム・ドーウィンに突き刺さる!

アサキム「くっ――! 本当に君は……」

 翼を折られたシュロウガが大きく右に傾く。

ヒカル「ジェットマグナム!」

 バキィッ!

 鳥面の頭部に右腕をぶち込む!

アサキム「この痛みが――ッ!」

 ドゴォッ!

 同じ拳が胸部を打つ!

アサキム「僕を目覚めさせる!」

 ゲシュペンストがシュロウガに突き刺さったシシオウブレードを掴み、脚の底で蹴り飛ばす。

ヒカル<魂>「お前は――家族の敵だ!」

 ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

 真っ直ぐに振り下ろされた黄金色の刃が再びシュロウガを一刀両断した!!


 その時、視界が真っ白に染まった。


ヒカル「――ッ!?」

 突然のホワイト・アウトが機体の故障ではないと判ったのは、
 眼前のシュロウガが焼き消されていくのを目撃したからだ。



348 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 23:01:00.98 ID:SIatU2cx0



 連邦軍、ティアンム率いる第二艦隊が展開した新兵器ソーラ・システム
 ――太陽光を無数の鏡で反射させて焦点にしたソロモンを焼き尽くす攻撃が発動していた。


ギル「ダン、……ガイ――オ……ッ!」

 発動の直前に送られた退避エリアに辛うじて離脱した
 ダンガイオーとゲッターロボを追ってきたザクレロもまた、光りに呑みこまれていった。

夕映「これが、連邦の秘密兵器……?」

シャロ「す、すごいです……」

なのは「あ、熱い……」



 ソーラ・システムはソロモン宙域に滞在するジオン軍の半数以上を焼いた。

すずか「あ、だめ、なのに……あ、あぁ……」

 ソーラ・システムの圧力がすずかには解っていた。

 逃れることができず、目の前でリック・ドムが泳いでいた。

ガイア「お、おぉぉ! マッシュ! オルテガーッ!」

 二機のザクⅡは先に光りに吸い込まれていた。

ガイア「マッシュ、オルテガ……すまん!」

 リック・ドムが赤く膨れ上がっていく。

ガイア「ガンダム……おめぇらが……俺たちを……っ!」

すずか「う、あ、あぁぁ……」

 呆然といっぱいの光りを見つめていたすずかに、その声は確かに届いた。


『ガンダムよぉ、おめえは居ちゃいけねえんだ。
 例えみんなが忘れちまっても……俺の頭ん中にはちゃーんと残るんだ。
 お前は『白い悪魔』だってなあ』




すずか「ひ、ひどい……みんな……自分たちがしたことなのに……」


 第三十一話 緊迫! ソロモン攻略作戦! 完!



349 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県):2011/11/27(日) 23:01:36.05 ID:SIatU2cx0



 今日はここまでです。

 鬼畜がマゾになってるとかはさておき、次回からソロモン編後半です。

 やはり駆け足気味です。

 激務ゆえに人が辞めていき、チームリーダーになってしまいました。
 おかげで休みを週2に出来たので、もうちょっとだけ更新頻度上がるかな?

 単にスロット打つ時間が増えるだけかもしれない。

 最近はなのポのマテ娘たちへの愛が再燃しています。

 レヴィかわいいよレヴィ。

 それでは。

 次回は『恐怖! 機動ビグ・ザム!』

 これほど戦慄するタイトルはないです。
 ガンダムで一番好きな話かな。

 やらせはせん! やらせはせんぞー!




350 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です):2011/11/27(日) 23:19:29.30 ID:dX1L731ho


なのは見てきたからすずかちゃんに1票だな






関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「だいにじ!」なのは「スーパー!」夕映「ロボット」シャロ「大戦です!」#第三十一話 Dパート
[ 2011/11/28 19:38 ] スーパーロボット大戦 | | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6