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「東京青春朝焼物語!」 【音楽】


梓「夏祭り」 より
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284291187/




128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:35:53.70 ID:7IPSm7mc0

「東京青春朝焼物語!」あらすじ

晴れた東京のマンションに住むことになったHTTと俺
初めて来た東京の町で若き男女が感じたものは一体…





129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 00:51:03.45 ID:7IPSm7mc0

梓「俺君!!起きて!!」

俺「あぁ・・・仕方ねぇな」

梓「ほら!!唯先輩も!!」

唯「あう~後5分だけ・・・」

梓「私がしっかりスケジュール管理しますよ!!」

澪「やれやれ唯は相変わらずだなぁ」

紬「うふふ♪」

HTTと俺は3年生が高校を卒業し大学に進学してから
梓と俺もHTTの皆と同じマンションに同棲することになった。



130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 01:07:10.42 ID:7IPSm7mc0

唯「今日大学休みなのに…」

律「生活リズムが狂ったら大変だぞ~」

澪「こうやってみんなで住める場所を探すのも大変だったんだからな」

律「そうだぞ!!あれ程澪と一緒にいた日はなかったぞ!」

梓「どんな感じだったんですか!!聞かせてください」

俺「興味深い話だねぇ」

律「ほら~別に恥ずかしいこと言ってないだろ」

澪「わ・・・分かったよ」



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:00:59.96 ID:7IPSm7mc0

~1ヶ月前~

律「両足が鉄の棒みたいに痛ぇや…」
澪「まぁ10軒も不動産屋を歩いて回ったら確かに疲れるな」」

律「でもみんなで住めるとこ見つかったからいいじゃん!!」

そういいながら律は電車広告を指でなぞっていた

澪「よしここが5つ目の駅だな、律!降りるぞ」

2人は井の頭線の5つめの駅に近い場所にあるマンションを購入したのだった。



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:08:59.90 ID:7IPSm7mc0

~新居の中~

澪「おいそこの店でジュース買ってきたぞ」

律「あぁあの愛想の悪い店か」

澪「その通りだ。最寄の店があそこだけなのは困るな」

律「鍵はどうすんの?梓とか俺もここに来るんだろ?」

澪「入り口前に置いてある植木鉢の下でよくないか?」

律「賛成!!!」



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:12:35.93 ID:7IPSm7mc0

律「しかしよぉ…」

澪「どうしたんだ律?」

律「このダンボール箱はどうにかならないのかねぇ」

澪「仕方ないだろ私達以外の分も届いているんだから」

律「はぁ…早く荷解きしないとなぁ」

澪「そうだな…」
そうして2人は荷解き出来ないダンボールを背にして
エビのように丸くなったのだった。



141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:16:49.99 ID:7IPSm7mc0

~現実~

澪「という話だ」

梓「なんか新婚夫婦みたいですね」

紬「ふふふ…」

律「おいムギが何だか企んでるぞ」

澪「そういえば唯とムギの東京での話し聞いてないな」

唯「私とムギちゃんも結構楽しい体験したんだよ~」

律「それは聞かせてもらおう」

紬「あれはね確か1週間前ね」



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:23:17.79 ID:7IPSm7mc0

~1週間前の河川敷~

紬「私こんなボロボロの自転車に乗るのが夢だったの~」

唯「いい夢だね~」

そうして2人が自転車で河川敷を走っていたとき
紬はあるものを見つけたのだった。

紬「これは…」

唯「わぁ~子猫ちゃんだぁ~」

紬「なんて名前にするの?」



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:27:05.87 ID:7IPSm7mc0

唯「あずにゃん2号!!!」

紬「あら~いい名前ね。所で今度住むマンションってペットOKなの?」

唯「ちょっとりっちゃんに聞いてみるね」

通話中…

律「どうした唯?」

唯「私達のマンションってペットOKだっけ?」

律「大丈夫だぜ!!防音設備も揃ってるし不自由するもんは無いぞぉ~!!」

唯「りっちゃんありがとぉ~」

ピッ

紬「どうだったの?」

唯「飼えるみたいだよ!!」

紬「良かったわね」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:32:01.22 ID:7IPSm7mc0

~帰り道~

唯「あ!豆腐屋のおばさんだ!」

唯たちがいつも通る道には豆腐屋がありそこのおばさんは
ゴムのエプロンと長靴でいつも水を撒いていた

おばさん「おっとごめんよ…」

唯「ふふっ…またごめんよって言った」

紬「このおばさんの口癖だもんね」
このおばさんの口癖は「ごめんよ」であり2人はそこを通るたびに
いつも笑っていたのだった。



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:49:37.09 ID:7IPSm7mc0

~部屋の中~

唯「ただいま~」

澪「おかえり唯、ムギ」

唯「見て~あずにゃん2号だよ~」

律「おぉ~可愛いじゃないか!!」

澪「梓が来れば喜びそうだな」

紬「俺君も動物好きって言ってたしね」



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 10:57:21.90 ID:7IPSm7mc0

唯「所でムギちゃん」

紬「どうしたの唯ちゃん?」

唯「あのカーテン何とかならない?」

律「あぁあの花柄の古いやつか」

唯「でも風が南から吹くから南向きの窓はいいんだけどね」

紬「私昭和風のアパートに暮らしてみるのが夢だったから」

澪「ムギは昭和が好きなのか…」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:13:51.55 ID:7IPSm7mc0

~現実~

紬「という話なの~」

梓「先輩方らしいですね」

澪「あの豆腐屋のおばさんってそんなに面白いか?」

唯「面白いよ~」

律「まぁ唯はささいなことで笑っちゃうからな」

澪「梓たちはここに来る前に何か体験したか?」

梓「まぁ…ありますけど…」

俺「潔くこの際話せよ」

梓「あれはダメだよ~!!」

俺「いいじゃねぇかよみんな察してるしよ」

梓「そんなわけ・・・あっ・・・」

紬を初めとするみんなの顔が綻んでいた。

梓「うぅ・・・仕方ないですね」



149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:20:24.53 ID:7IPSm7mc0

~二日前~

遠くで踏切が鳴いている町を梓と俺は歩いていたのだった。

梓「暑い…」

俺「夕暮れ時の雨ほど嫌なものはないからな・・・」

梓「これからどこか行くの?」

俺「ちょっとそこの店で空気入れでも買ってくるか」

そういうとサンダルを履き女物の傘をさした俺は店へ向かったのだった。



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:27:01.63 ID:7IPSm7mc0

~そして新居にて~

俺「ここの部屋って景色があまり見えないな」

梓「そうだね。でも暮らすぶんには何の支障もないじゃん」

俺「HTTのみんなはまだ大学みたいだな」

梓「うん、今日は私が夕食作らなきゃいけないから台所行ってくるね」

そういうと梓は台所へ向かったのだった。

俺(もう梓も18か…)

俺(潔く結婚を申し込むのもアレだしなぁ…)

俺(何か上手く気持ちを伝えられないものだろうか…)

俺(そうか…あれでいいや)



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:31:57.37 ID:7IPSm7mc0

そう気持ちを決めた俺は台所へと向かったのだった。

梓「あれ・・・どうしたの?」

俺「梓…」

ギュッ

梓「きゃぁ!!」

俺はいきなり梓に背中から抱きついたのだった。



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:38:20.95 ID:7IPSm7mc0

俺「梓…これからも俺のそばにいてくれないか?」

梓「…いいよ」

俺「俺の言いたいこと分かる?」

梓「…うん」

俺は「結婚」の文字を口に出すことはなかったが
抱きしめたことが俺のささやかな覚悟であったことは分かってくれたのだった。



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:42:27.41 ID:7IPSm7mc0

~現実~

俺「という話なのでした。」

律「ヒューヒュー」

梓「うぅ・・・恥ずかしい」

澪「みんな高校の頃から分かってたことだしいいんじゃないか?」

唯「ねぇ俺君どういうこと?」

律「分かってないのが約1名いたな」

紬「ふふっ・・・お幸せに」

澪(企んでるのか真面目に言ってるのか…)



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:44:38.57 ID:7IPSm7mc0

俺「話は変わるがみんな東京で様々な経験をしたと思う」

澪「まぁ確かに話を聞く限りはそうだな」

俺「そこでこの気持ちを的確に表している歌を見つけました。」

律「東京生活の歌かぁ…」

澪「東京青春朝焼物語?」



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:50:17.81 ID:7IPSm7mc0

律「また長渕剛か…結構色々な曲書いてるんだな」

梓「そうですね。彼は上京した時の気持ちの歌を多く書いてますがどれもいいですよ」

澪「これも少し歌詞を変えるだけで私達の歌が出来そうだな」

唯「よし!今度はこれを井の頭線5つ目の駅でやろう!」

紬「近場だしいいわね」

~演奏当日~

澪「う~ん…あまり人が集まらないな」

律「東京の人は自分のことに必死だからな」

社会人「おい!あれはお家へかえろうのバンドだぞ!!」

俺「お前らのお家へかえろうってそんな知名度あったのか」

紬「あらあら結構人も集まってきたんじゃない」

唯「あずにゃん準備はいい?」

梓「やってやるです!!!」

律「それじゃ行くぞ1,2,3,4」



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:53:08.75 ID:7IPSm7mc0

東京青春朝焼物語’10

両足が鉄の棒のように痛かった
お前と2人で不動産屋を回った。
広告を何度も何度もなぞりながら
井の頭線を5つ目の駅で降りた

愛想の悪い店で私はジュースを買ってきた
植木鉢の下に鍵はおくことにした
荷解き出来ないダンボール箱を背中にして
私達はエビのように丸くなった

今日から私東京の人になるのこのこと来ちゃったけど
今日からお前東京の人になるせっせせっせと東京の人になる



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 11:56:12.98 ID:7IPSm7mc0

2人でボロボロの自転車に乗り
野良猫のあずにゃん2号を拾ってきた
古い花柄のカーテンには困ったけど
南向きの窓がたまらなく良かった。

豆腐屋のおばさんはゴムのエプロンに長靴で
いつもそこらへんに水を撒いていた
「ごめんよ」がこのおばさんのいつもの口癖で
そこを通るたびに笑ってた

今日から私東京の人になるのこのこと来ちゃったけど
今日からあなた東京の人になるせっせせっせと東京の人になる



159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 12:01:06.25 ID:7IPSm7mc0

カンカンと遠くで踏切が鳴いてた
夕暮れ時の雨は嫌だった
サンダルを履いたまんま女物の傘をさし
角の店へ空気入れを買いに行く

窓の外からあまり景色は見えなかったけど
暮らすのに何の理屈もいらなかった
ただ始めて台所に立ったお前の背中を
抱きしめたのはささやかな俺の覚悟だった

今日から俺東京の人になるのこのこと来ちゃったけど
今日からお前東京の人になるせっせせっせと東京の人になる

今日から俺東京の人になるのこのこと来ちゃったけど
今日からお前東京の人になるせっせせっせと東京の人になる



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 12:04:56.43 ID:7IPSm7mc0

唯「みんなありがとう~!!!」

澪「上京してきた人たちの心に響いたようだな」

俺「無事成功できたな」

梓「今度もいい歌作ってみたいですね」

紬「私達もせっせせっせと東京の人にならなくちゃね」

律「のこのこと来ちゃったけどな」

全員「せっせせっせと・・・東京の人にならなきゃな」


終了 ご愛読ありがとうございました




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 12:19:15.49 ID:/moOAu+oQ


しかし渋いな






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「東京青春朝焼物語!」
[ 2011/12/23 04:59 ] 音楽 | | CM(0)

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