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唯「ガンジス!」 【音楽】


梓「夏祭り」 より
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284291187/




164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 13:47:55.17 ID:7IPSm7mc0

唯「ガンジス!」あらすじ

HTTの5人でインドへ旅行へ行った
そこで5人の見た命とは一体…
そして5人は彼らに何を思ったのだろうか





169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 18:28:56.44 ID:7IPSm7mc0

紬「私ガンジス河に行くのが夢だったの~」

澪「また唐突に夢を語りだしたな」

律「会社関係では行ったことないのか?」

紬「さすがにそこには行ってないの」

唯「じゃぁみんなでインド行こうよ!!」

梓「ガンジス河がインドにあることは知ってるんですね」



170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 18:39:57.28 ID:7IPSm7mc0

~飛行機の中~

唯「インドに行ったら何をしようかなぁ~」

律「象とかにでも乗ってみればいいんじゃないか」

梓「本来の目的はガンジス河に行くことなんですけどね」

澪「まぁちょっと遊ぶくらいはいいんじゃないか。」

梓「けどやっぱりムギ先輩はムギ先輩ですよね」

今回も紬はセスナなどを使うことはなく普通の飛行機に乗っていったのだった。



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 18:45:23.03 ID:7IPSm7mc0

~空港にて~

澪「やっと着いたな」

律「早く遊びに行こうぜぇ~!!!」

澪「まぁ合宿然り最初は遊ぶしいいか」

そうしてインド旅行初日は遊びほうけた5人だった。



172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 18:50:08.77 ID:7IPSm7mc0

~2日目~

梓「唯先輩!!起きてください!!ガンジス河に行きますよ」

唯「あぅ~眠いよ~」

澪「時差ボケがあるんだ。仕方ないよ」

紬「楽しみだわ~」

律「よし!!じゃぁ行きますか!!」



173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 18:56:56.77 ID:7IPSm7mc0

揺れる小船の上ガンジス河を下っている5人

唯「りっちゃん!!あそこに火が出てるよ!!」

律「すげぇー!火柱が出てる!!」

2人が船から見た場所には4本の火柱がめらめらと
燃え盛り煙が立ち上っていた。

澪「何が起こってるんだろうな」

梓「草か何かを焼いているんでしょうかね?」



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 19:34:45.77 ID:7IPSm7mc0

5人は一旦船を降り小さな町へ向かったのだった。

唯「見て!!あれおいしそう!!」

澪「インドの商店街とかは結構にぎやかだからな」

律「なぁあっちの細い路地裏にはなんかあるんじゃないか?」

紬「隠れ家的なお店があるかもね~」

唯「よし!!みんなで行こう!!!」

梓「インド…細い路地裏…はっ!!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 19:40:02.15 ID:7IPSm7mc0

澪「死人だらけとかじゃないよな」

梓「早く止めに行きましょう!!!」

唯律紬「・・・・・」

澪梓「遅かったか…」

その路地裏には死を待つ老人の群れがいた



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 19:43:25.10 ID:7IPSm7mc0

唯「この人たち座ったまんまで動かないよ…」

そう話した途端老人はやせこけた右手を5人の前に出した。

澪「お金をくれって言いたいのか…」

紬「少しくらいならいいんじゃないかしら?」

みんなは困ってしまった。さすがに紬の我侭でも止めるか
それとも許してやるかで途方に暮れていた。
そして紬は小銭を5枚ほど老人に私去っていったのだった。



178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 19:54:18.45 ID:7IPSm7mc0

澪「何も見えない聞こえない聞こえない…」

律「澪の奴相当トラウマになりそうだな」

梓「そりゃそうですよ焼け崩れる真っ黒い人間なんか見たら
  澪先輩なんか気絶してもおかしくないんですよ」

唯「あそこにいるおばあさんになんか聞いてみようよ!!」

そう言うと5人は老婆のもとへ寄り添った。

紬「神様はどこにいると思いますか?」

梓「かなり深い質問ですね」

そう質問すると老婆は笑いながら自分の胸を指したのだった

唯「あなたが神様ですか!!」

澪「違うだろ。もっと深い意味があると思うんだが分からないな」



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:01:23.37 ID:7IPSm7mc0

唯「この大いなるガンジス河は何も教えてはくれないよね」

澪「こいつまた何か勉強してきたな」

紬「ここのガンジス河って洗濯なんかにも使われるのね」

律「ここらへんには風呂なんてないからここで体洗ったりするんだろうよ」

梓「鮮やかなサリーに身を包んだ女性達は今日も明日もここで体を洗うのか…」



181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:08:08.55 ID:7IPSm7mc0

4人は更に町を進んでいくと死人が今まさに燃やされる場面に遭遇した。

律「分かっちゃいたけどここまで来ると澪には危険すぎないか」

澪はさっきからの光景がよっぽどきつかったのか先に船に乗っていたのだった。

唯「人間が私達の目の前で灰になっちゃったね…」

紬「分かってはいたことだったけどね」

4人が澪のいる船へ戻ろうとしたところ裸足で櫓を漕ぐ老人がいた
そして憂い顔で4人に笑いかけた。そして深いしわを顔中に刻み笑いながら言った

老人「死んだら灰になるだけさ」



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:13:03.68 ID:7IPSm7mc0

律「またしても深い言葉が出てきたな」

唯「私達が旅行へ行くのは帰る家があるからなんだよね…」

梓「さすらいの旅ほど寂しいものなんてないですよ」

そうして4人が虚しさに突き落とされそうになったときだった

律「死んだら灰になるだけさ」

梓「死んだら…灰になるだけ」

その言葉をつぶやき4人は少し笑ってみたのだった



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:18:28.45 ID:7IPSm7mc0

~船の上~

律「澪、具合はどうだ?」

澪「まぁ良くなったよ」

唯「もっと生きようと私達の命が叫んでるよ…」

澪「唯がそんなこと言うなんて・・・また人が焼け死んでたのか?」

紬「目の前で灰になるのを見ちゃったの…」

澪「まぁ唯が命について考えるくらいだからそれぐらいのことがあったんだろうな」

梓「さようなら…名も知らない死人たち」

唯「あなた達のように…強く死ぬまで生きようと」

そうして5人を乗せた船は再び動き出した



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:25:07.03 ID:7IPSm7mc0

そして5人はベナレスで船を降りたのだった。
ここなら刺激の強い光景などはないと思ったからだ

澪「これがヒンズー寺院か…」

梓「教科書で見たことがあります」

紬「あそこに男の子がいるわよ」

5人が見た先には一群れの牛を引く少年がいた。
彼は5人に気づき大きな瞳で手を上げた
しかし5人は目をそらしてしまった。

~再び小船の上~

律「ハーモニカでも吹いてみるか?」

唯「ごめんなさいまだ吹けません」

懐かしい一言に5人の空気は少し和んだ。



185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:32:30.48 ID:7IPSm7mc0

律が悠々と時に任せて音を飛ばしたときにまたも唯はいつも通りの
深い言葉をつぶやいたのだった。

唯「生まれてきて本当に良かったな」

梓「それは誰もが思ってることですよ」

唯「こうやってみんなと出会えたのも生まれてきたからなんだよね」ポロポロ

律「おい…唯がそんなこと言うから悲しくなってきたじゃないか」

梓「私も先輩方に会えて幸せです。」

5人は卒業式以来の大粒の涙を流したのだった。



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:39:18.96 ID:7IPSm7mc0

紬「ガンジスはどうしてよどんでいるのかしら?」

澪「なんで聖なる河と人は呼ぶんだろうな」

考えながら仰向けにひっくり返ってみた空はやけに青く高かった

律「ガンジス河は黙ったまんまだな」

澪「答えなんて初めからないんだろうな」

唯「あるのは今確かに『私』ここにいるってことだよね」

梓「そして私達は明日東京へ帰ってゆくんですね」



187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:48:40.87 ID:7IPSm7mc0

~飛行機内~

唯「ねぇあずにゃん!今回の旅に該当するあの人の歌ってない?」

梓「そうですね…ガンジスっていうまさにぴったりな歌がありますよ」
澪「帰ってから歌詞を見て考えてみるか」

紬「今度はどこで演奏しようかしら」

律「インド大使館の前とかどうだ?」

澪「お前は国会議事堂の件で懲りなかったのか」



189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 20:56:23.76 ID:7IPSm7mc0

~数日後 インド大使館前~

律「休日とあってさすがに人も多いな」

紬「お家へかえろうと東京物語で知ってくれた人多いみたいね」

唯「あずにゃん!!」

梓「やってやるです!!!」

律「それじゃ行くぞ!!1,2,3,4」



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:03:00.05 ID:7IPSm7mc0

ガンジス’10

4本の火柱がめらめらと 燃え盛り煙が立ち上る
私は今 揺れる小船の上 ガンジス河を下ってる

細い路地裏には死を待つ老人の群れ 座ったまんまで動かない
やせこけた右手を道行く人に出し 小銭を手のひらに掴む

私は船を降り3時間近く 焼け崩れる真っ黒い人間を見た
神様はどこにいるのかと尋ねたら 老婆は自分の胸を指した
笑いながら自分の胸を指した

Bye Bye ガンジス 大いなる河よ 
Bye Bye ガンジス 何も教えてくれない
鮮やかなサリーに包まれた女性達は
今日も明日もこの河で体を洗う
今日も明日もこの河で体を洗う



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:08:07.83 ID:7IPSm7mc0

やがて跡形もなく白い灰になり 黄土色のガンジスに流された
分かってはいたけど人間っていうのが 確かに目の前で灰になった

裸足で櫓を漕ぐ老人が 憂い顔で私に笑いかけた
深いしわを体中に刻んで 死んだら灰になるだけさと笑った

旅をするのは帰る家があるからだ さすらいの旅ほど寂しいものはない
ふと寂しさに突き落とされそうになったけれど
死んだら灰になるだけさと笑ってみた
死んだら灰になるだけさと笑ってみた

Bye Bye ガンジス もっと生きようと
Bye Bye ガンジス 私の命が叫ぶ
さよなら名も知らない死人たちよ
あなたのように強く死ぬまで生きようと
あなたのように強く死ぬまで生きようと

Bye Bye ガンジス Woo… woo… woo…
Bye Bye ガンジス Woo… woo… woo…



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:12:32.59 ID:7IPSm7mc0

ベナレスの川岸に並ぶヒンズー寺院 一群れの牛を引く少年
大きな瞳で手をあげた時 なぜ私達は目をそらしたんだろう

私は再びこの小船に乗り ポケットのハーモニカを吹いた
悠々と時に任せて音を飛ばしたら 生まれてきて本当に良かったと泣いた

ガンジスは何故よどんでいるのか なぜ聖なる河と人は呼ぶんだろうか
考えながら仰向けにひっくり返ったら
やけに空は青く高かった やけに空は青く高かった



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:14:45.80 ID:7IPSm7mc0

Bye Bye ガンジス あなたは黙ったまま
Bye Bye ガンジス 答えなど初めからない
あるのは確かに『私』ここにいる
そして明日東京へ帰る
そして明日東京へ帰る

Bye Bye ガンジス もっと生きようと
Bye Bye ガンジス 私の命が叫ぶ
さよなら名も無い死人たちよ
あなたのように強く死ぬまで生きようと
あなたのように強くしぬまで生きようと

Bye Bye ガンジス Woo… woo… woo…
Bye Bye ガンジス Woo… woo… woo…



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:19:09.08 ID:7IPSm7mc0

唯「みんなありがとう~!!!」

澪「たくさんの人達の心にも響いたようだな」

梓「インドに旅行にいけて本当に幸せでした」

紬「ガンジス河と見て『命』とは何なのか改めて知ることが出来たわ」

律「名も無い死人たちは空から見てくれているのかなぁ…」

唯「あなたのように強く死ぬまで生きていきます」

全員「あなた達のように強く死ぬまで生きようと…」

終了 ご愛読ありがとうございました




195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:19:37.49 ID:VOPfvVQp0

乙かれー



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/13(月) 21:25:02.47 ID:/moOAu+oQ


なんか俺の理解力を超えてしまったので
途中から雰囲気を味わってた






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唯「ガンジス!」
[ 2011/12/23 04:59 ] 音楽 | | CM(0)

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