SS保存場所(けいおん!) TOP  >  SFホラー >  唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#前編

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#前編 【SFホラー】


http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1284853706/

唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#前編
唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:48:26.18 ID:Aika4Zz90

澪「…見たの?」

唯「うん!ぐにゃ~って」

澪(夢中で曲げてて唯の気配に気づかないなんて…)

澪(部室に一番乗りだからってやるんじゃなかった~…)

唯「生スプーン曲げ、はじめてみたよ~!」

澪「違うんだ唯!これは…手品だぞ!コレ、ドンキで買ったんだアハハ」

唯「それムギちゃんのスプーンだよ」

澪「わああ!ごめんムギ!弁償するからぁ~!」

澪「じゃなくて!!…唯!このこと黙っててくれ!」

唯「なんで?テレビにでれるよ~」

澪「絶対ヤダ!!!」

唯「そっかぁ~…まかせて!こうみえて私、口が固いんだよ!」フンス

澪(…不安だ)





2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:49:29.84 ID:Aika4Zz90

-帰り道
律「じゃーなー!中野、明日ライブ音源のカセットテープ忘れんなよ~」

梓「わかってます!唯先輩じゃないんですから」

唯「あ、あずにゃん!しどい~」

紬「梓ちゃんのお家にダビングプレイヤーあるなんてね!梓ちゃん大活躍よ~」パチパチ

梓「凄く良いライブでしたからね。みなさんの手元に形として残しておきたくて…」

唯「んー!ライブ何度思い出しても最高だったよ~!テープに...むちゅーっ!」チュ!

梓「も~やめてくださいっ! 唯先輩に焼いてあげませんよっ!?」



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:50:39.72 ID:Aika4Zz90

澪(部活中、唯…ホントに言わなかったな。)

律「…なぁ澪。今日テンション低いな」

澪「! そ、そうかな…」

律「悩み事か?…それとも、、アレの日だったりしてー!」ガバッ

澪「わっ!馬鹿!違う違う!なんてこと言うんだ!///」

律「今日は赤飯炊いて待ってるわよ~!」

澪「私は中学生かー!」

澪(…律を心配させてしまった…隠しごとって辛いな)

澪(みんなを騙してるみたいで…)



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:51:56.00 ID:Aika4Zz90

唯「ただいまぁ~」

憂「おかえり!お姉ちゃん!」

唯「う~ん、今日の部屋着は…これにしよ!」

 ユリ ゲラー 
   ☆

憂「ごはんできたよ~」

唯「わ~い♪」




5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:53:12.56 ID:Aika4Zz90

唯「む~ん…」

憂「どうしたの、お姉ちゃん?スプーン見つめて」

唯「澪ちゃんが…ハッ!」

憂「澪先輩が?」

唯「ド、ドンキで手品スプーン買ってきて
  みんなに自慢したんだよ~…すごいよね~」

憂「ホントに?」

憂「なんか澪先輩のキャラじゃないよね?」

唯「う、うん!そだね~(なんか…憂、ちょっと怖いよ~)」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:54:45.68 ID:Aika4Zz90

-某所
???「なんで、死んだの…」

???「なんで…」

   グググ

???「! 今…動いて…」

????「・・・・・・・」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:55:17.98 ID:Aika4Zz90

-翌日 部室
澪「…みんな、話があるんだ」

律「なんだよ、改まっちゃって」

紬「ドキドキ」

梓(澪先輩の顔、真剣だ…きっと重要な話なんだ…)

澪「実は私…超能力があるんだ!!」

梓「へ?」

律「…澪、どういうボケなんだ?それ…」

紬(え…)

唯「澪ちゃん!」

澪「いいんだ唯。皆に知って欲しいんだ私の事、、友達に隠し事はナシだ」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:57:27.90 ID:Aika4Zz90

澪「唯にはスプーン曲げる所を見られた。でもそれだけじゃないんだ」

 ヒュン!

梓「! ティーカップが飛んだ…」

 パシッ!

澪「…わかってくれたか?」

律「アシスタントの唯さん、これどういう仕掛け?」

唯「わたし、なにもしてないよ~」

紬「…」

澪「という訳で、ムギのスプーン曲げて壊したんだ…ごめんムギ!!」

紬「…」

澪「ム、ムギ怒ってる…のか?」

紬「…え!あ、気にしないで!
  ただ、ちょっとビックリしちゃってて…
  澪ちゃん凄い!所謂サイコキネシスね」

律「よ、よかったな~澪」

澪「ああ!」



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:58:46.34 ID:Aika4Zz90

プルルルルル!
律「ん…着信」チラッ

澪「でなくていいのか?」

律「…いいんだよ。間違い電話だから…」

澪(聡って表示されてたような…)



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 08:59:56.10 ID:Aika4Zz90

唯「澪ちゃんが超能力者になったから、お祝いしにいこうよ!」

律「そんなお祝いあるか~? あ、そーいやモールにクレープ屋できたっけな」

澪「個人的にはそんなにめでたくないんだけど…まぁ、どうせ暇だし行くか」

梓「行きたいのは山々ですけど、私今日はやめときます」

唯「どしたの?!あずにゃん!」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:02:19.52 ID:Aika4Zz90

梓「純と遊ぶ約束してて…それにちょっと練習もしたいですし」

紬「それじゃあ、良かったら後で合流しない?その近くにオシャレな喫茶店あるの♪」

梓「いいですね!純に伝えてみます」

律「じゃ中野、後でな! 寂しくなったらすぐ来ていいからな~」

梓「ご、ご心配なくっ! もう!練習のジャマですから早く行っちゃってください!」



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:03:28.14 ID:Aika4Zz90

-登下校路

澪「なんか、サイレンの音うるさいな。パトカー?3回目ぐらい」

律「さっきのが救急車だろ?なんだろうな今日」

唯「なんかいつもとふいんき違うね」

律「連続強盗傷害殺人放火レイプ魔が逃げ出してるとか…そこに!!!」

澪「うわぁあ!やめろよ、律ぅ!」

紬「あ…あの人」

澪「ムギまで何言うんだよぉ!」

律「ホントだ。オッサンいるじゃん、なんか電柱に寄りかかってるけど」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:04:16.39 ID:Aika4Zz90

おっさん「…オエエ」ゲロゲロ

唯「あ、吐いちゃった…」

律「こんな時間から酒かよ~…しょうもねぇな~まったく」

おっさん「ァア゛…」ギロッ

律(目が合った…)

男「…」ダッ!

唯「わ、こっち走ってきた!」

律(これって…一目ぼれ?!って、んなわけねーだろマジ勘弁!!)



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:05:13.87 ID:Aika4Zz90

おっさん「あああ!」ガシッ
律「うわっ!!」ドテッ!

紬「律ちゃん!!」

唯「わあぁ!ヘンタイ!りっちゃんから離れろー!!」グイグイ

澪「あ…あ…」ガクガク

おっさん「ううう」

律「ちょ…っ!てか、臭せっ!やめろ唯!こいつヤバイ、逃げろみんな!」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:05:58.91 ID:Aika4Zz90

澪「や…や…めろ、律から離れろ…離れろぉ!!」キッ!

 グワォン

おっさん「オオ」ブゥオ!

 ベキィ!! ズルズル ドサッ

-男は高く吹き飛び電柱に激突した



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:06:53.05 ID:Aika4Zz90

澪「大丈夫か律?!!」

律「うーん…加齢臭ついたかも…」

澪「冗談いってる場合か…」

紬「今の…澪ちゃんの超能力、、よね?」

澪「うん… あいつ動かないけど、、まさか私殺し…」

唯「だ、大丈夫だよ!私、みてくるから!」タタタ

紬「! 唯ちゃん待って!」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:07:44.74 ID:Aika4Zz90

唯「おーい…おじさーん…(ピクリともしないや…)」

おっさん「…ぅ」ピクッ

紬「唯ちゃん離れて!こっちに!」ガシッ

唯「あ、うん。あのね、おじさん、ピクッってしてたよ!」

紬「…電柱に頭をぶつけて流れてる血とは別に、この人所々怪我をしてる」

紬「特に首筋から出血が酷いけど、
  血は乾燥してる…怪我してから随分時間が経ってるみたい」

唯「がまん強いんだね、このおじさん!」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:10:05.69 ID:Aika4Zz90

ツーツー
律「緊急ダイヤルがつながらない…?」

澪「どうしよう律…私、人殺しかもしれない…うっうっ」

律「大丈夫だよっ。唯の表情、そんな感じじゃないぜ。
  それにアタシを助ける為に力使ってくれたろ?」

律「そんな澪を人殺しにはさせねーよ!アタシが弁護人にやってやるからさっ」

律「だから心配すんよ な!」

澪「…ありがと…」

ギャアアアアアアアア!!!

唯律澪紬「!!!!」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:13:59.39 ID:Aika4Zz90

-けいおん部 部室

ジャーン…♪
梓(純、部活まだ終わらないのかなぁー…)

梓(みんなにテープ…渡しそびれた・・・)

―梓はテープを再生した

~♪
梓「やっぱり良かったなぁライブ...」

梓(先輩達、あと少しで卒業…)

梓「寂しいよ…」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:14:52.77 ID:Aika4Zz90

純「梓!ごめん、おまたせ!!」ガチャ!

梓「!」

純「あれ、一人? ん?梓なんか涙目だよ」

梓「そ、そんなことないもん!」

緊急放送「火事です。火事です。生徒の皆さんは指示に従って…」

純「うわ、ヤバイじゃん」

梓「どこが燃えてるんだろ?気づかなかった…」

純「そんなもんだよ。多分、ボヤかな。 酷くならないうちに早くいこ!」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:15:40.37 ID:Aika4Zz90

-1階廊下
男性教師「ちょっと!そこの二人!」

梓純「はい?」

男性教師「部活生を集めて非難してる!君たち、ついてきなさい!」

純「わかりました!いこ、梓」

梓「う、うん」




23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:16:36.38 ID:Aika4Zz90

純(どこ行くんだろ)ヒソヒソ

梓(グラウンドの方じゃないよね)ヒソヒソ

???「あなた達!!その人から離れて!!」

梓「真鍋先輩?」

和「…先生、なんで普通にしてるんですか?あなたは…」

男性教師「…」

和「二人共、聞いて。火事なんて起きてない」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:17:46.21 ID:Aika4Zz90

和「職員室で暴動があったの。只の暴動じゃない、暴力が感染するの」

和「その人は噛まれて、感染してるはず」

男性教師「…俺は特別なんだよ。頭がボーッっとしてきてるけど、、な!!」ガッ

梓「きゃ!離してッ!」

男性教師「イカれて死ぬ前に、童貞すてなきゃな!」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:18:59.62 ID:Aika4Zz90

純「あずさーっ! このやろっ!」バキッ

男性教師「っ! クソガキ!!」バキャア!!

純「あ…ぐッ!  …」バタッ

梓「純!じゅ――!」

純「…」

梓「…よくも純を…許さない…」グググ



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:19:41.45 ID:Aika4Zz90

男性教師「はぁ?だから何… 熱っ!!」
 ボォォ!!

男性教師「う、腕に火がうわああ!!」バッ

梓「わ!私の手、、燃えて!(でも、熱くない…)」

和「中野さん!こっちへ!」

男性教師「くそっくそっ!!あああ!!」ダッ!

梓「あ!逃げ――」
 シュン!
和「! 壁に…」

梓「入っていっちゃった…」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:20:47.25 ID:Aika4Zz90

純「…うーん、梓、ダイジョブ?」

梓「純!?こっちのセリフだって!!」

純「死んだフリして、油断したとこを一撃!作戦だったんだけど…いててっ」

梓「もう!無茶しないで…ホントに死んじゃったかと…」

純「へへ…あれくらいじゃ死なないって。
  …真鍋先輩、どうなってるんです?もう何がなんだか…」

和「私も…正直混乱してるの。
  生徒会室に知らない生徒が入ってきて、急に襲いかかってきて…」

和「何とか振り払って、職員室に駆け込んだの。そこは酷い有様だったわ」

和「部屋中血だらけで、いくつかの死体と…
  暴れてる教員を先生達が抑えてて…さっきの彼はその時噛まれてた」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:21:47.77 ID:Aika4Zz90

梓「死体って・・!人が死んでるんですか?!」

和「…言葉は悪いけど死んでいるならまだ良かったわ。死体は動いたの」

純「う…嘘ですよね?」

和「いいえ。…あれは人間ではなくなってた。
  私は襲われるところを、さわ子先生に助けられたの。正門から逃げるよう言われていたけど…」

和「学校の正門には奴らが群がってたわ…学外からも入ってきてるみたい」

和「さわ子先生は生徒を助ける為に校内を奔走してるから合流しましょう。
  一緒にいれば安全よ、今…あの人凄いから」

梓純「凄い?」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:22:44.07 ID:Aika4Zz90

―体育館連絡通路

生徒「いやー!!こないで!!!」

元用務員「ああ う」

さわ子「用務員のおじさん、ごめんなさいっ!!」
 シュッ!! 
元用務員「」パァン!

生徒「え…何?あ、頭が吹き飛んでる…」

さわ子「大丈夫?怪我ない?」

生徒「え…あ…先生今のどうやって…」

さわ子「え?おもいっきり蹴ったの」

生徒「そうなんですか…(速すぎて見えなかった…)」

さわ子「さぁ!早く逃げなさい!上履きのままでいいから外に!」

生徒「! 先生!後ろに…たくさん!」

さわ子「え…?!」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:24:10.72 ID:Aika4Zz90

ゾンビABCD「…」

さわ子「見たことない人達ね…(学校関係者だけじゃない?まさか外からも来てるの?!)」

さわ子(だとすると、正門に逃がした真鍋さんが危険!!)

さわ子「一人だと危ないわ、先生と一緒についてきて」

生徒「あ…はい!」

さわ子「道をつくるわよ。ちょっと待ってて」ニコッ

生徒「え、道って…先生そっちは!!」

ビュン! バキッ ドシャ! グシャ!! メキョッ!!!

さわ子「ふぅ…これでよし!(昔のライブ思い出すわね)」

さわ子「さ!いきましょう!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:25:25.97 ID:Aika4Zz90

生徒「…ダメです…行けません」

さわ子「なっなんで!もしかして今ので引いちゃった?! 引かないで~!」

生徒「…違います。わたし、さっき噛まれてたんです…」

さわ子「えっ…」

生徒「私、多分あんなになっちゃうんですよね…だから、おいて、おいおおお」ゲロゲロ

さわ子「そ、そんな…」

元生徒「をおおお」ダッ

さわ子「う、うわああああ!!!」

 バキィ! …

元生徒「」ドサッ

さわ子「わ、私は…教師失格よ…」ガクッ

さわ子(…音楽準備室には誰もいなかった…あの子達は無事なのかしら)
さわ子(もし会えたなら、せめて…あの子達だけは…)

さわ子「絶対、、、守る!!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:26:56.50 ID:Aika4Zz90

―1階靴箱前

純「うわぁ…ホントだ、人が沢山入ってきてる…」

梓(私の手、さっき燃えてた…自分で出したんだ、炎を…)

純「憂は、無事かな… ちゃんと帰れてるよね?」

梓(そうだ、澪先輩も超能力を…!私にも…?でもなんで…)

純「梓?」

梓「え!あ、うん。憂も、先輩達も凄く心配……」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:28:19.57 ID:Aika4Zz90

和「!! さわ子先生!」

さわ子「ま、真鍋さん!!よかった無事だったのね!!」

和「はい。ですが、正門から逃げるのは危険で…」

さわ子「このまま学校にいるのは危険すぎるわね…私の車でここを抜けましょう」

梓「先生!」

さわ子「梓ちゃん!…よかった~!! 唯ちゃん達は一緒じゃないの?!」

梓「はい…でも、こうなる前に学校を出てます!たしかモールの方に行くって!」

和「そうだったの?良かった…生きてる可能性があるのね。怖くて聞けなかった…。」ホッ



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:29:40.83 ID:Aika4Zz90

梓「…私、先輩達を探しに行きます!」

純「でも、、梓、危ないって!」

梓「大丈夫。見てて んん!」
 ボオォ!!

純「手から火が!」

梓「…これでやつらと戦います。先輩達を見つけて、みんなを守ります!」

さわ子「もう、先生を差し置いて格好つけないの。…私も力になるわよ!」

梓「先生も何か能力をもってるんですよね?」

さわ子「そうよー!なんか動きが軽くてね、超人みたいなのよー」

梓「先生ってそんな感じですよね」

さわ子「それってどういう意味よ~」ブーブー

和「急ぎましょう。やつらが増える前に」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:30:54.44 ID:Aika4Zz90

―登下校路
男「ギャアアアアアアア」

律「う、嘘だろ…じょ、上半身だけで動いて、、」

澪「ひいい!!こっちにきて…イヤァー!!」ビュン!

律「おい澪っ!待て!私も逃げる!!唯とムギも逃げろー!!」

唯紬「ア、アイアイサー!」

―踏切前

唯「ハァハァ…なんとか逃げれたね。」

紬「ハァハァ…楽器持ってても逃げれたから、動き早くなかったのかも…」

律「まぁ、腕だけで進んでたからな~… それより!ナンだってんだ今日は…」

澪「ううう…心臓止まるかとおもった… ! で、電車が!」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:31:55.87 ID:Aika4Zz90

律「あらら…横に傾いてら。完っ全に事故ってんな」

唯「あ、人がでてきてるよ!」

律「救助、手伝った方がいいんじゃね?行くか」

紬「駄目!行ったら駄目!」

律「うん?なんで…ムギ?らしくない発言だな...」

紬「さっき襲ってきたおじさんとか女の人とか、多分電車から出てきてる人も全部」

紬「ゾンビだと思う。ううん、思うじゃなくて…絶対そう」

澪「な…なんの自信があっていうんだよぉ!」

紬「…あのね、信じてくれないかもしれないけど―」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:33:06.62 ID:Aika4Zz90

プルルルル!!
律「ご、ごめん、アタシの」パッ

律「…(またか…)」

澪「それ、聡からだろ?でないのか」

律「…母ちゃんとケンカしててな。きっとその仲裁だろ…」

紬「律ちゃん、でてあげて!」

律「…わかったよ」ピッ「もしもし」

聡『姉ちゃん!やっと繋がった!!なんででてくれねーんだよ!!!』



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:34:34.70 ID:Aika4Zz90

律「な…なに大声だしてんだよ!」

聡『か…母さんがおかしくなっちゃって…話が通じないんだ!!俺どうしたらいいのか…』

律「な…」

聡『今、部屋に篭ってて… 「ドォン!!」』ツーツー

律「聡!おい!聡!!」

唯「りっちゃん?」

律「い…行かなきゃ、ウチに行かなきゃ…!」
 フッ
唯「りっちゃん?!」

澪「消えたっ!? 律!どこに!律ぅー!!」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:35:35.27 ID:Aika4Zz90

―田井中家

律「―あれっ ここ、アタシん家…」
 ドンドンドン!!

律(二階から!)
 タッタッタ

律母「うう うう」ドンドン!

律「な…何してんだよ…(扉に片腕めり込んでる…)」

律母「う」ジロッ

聡「姉ちゃん!?帰ってきたのか?!」

律「か、母ちゃん…」

律母「う んあ」

律「ふ、ふざけんな!アタシの声聞こえないのかよ!!」

律母「り つ」

律「!」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:36:34.09 ID:Aika4Zz90

―数日前 田井中家 

律「―っことでアタシ大学いくことにしたから!」

律母「律、アナタちゃんと考えて決めたことなの?」

律「どーゆー意味だよ」

律母「友達と一緒に行くつもりなんでしょ?大学は遊ぶとこじゃないのよ」

律「…アタシはずっとあいつらといたいんだ!悪いかよ!」

律母「やっぱり…将来のこともちゃんと視野に入れて行動しなさい。昔から律は…」

律「何だよ!!…親父はちゃんと賛成してくれたのに!!」ダッ

律母「待ちなさい律!話は終わってないわよ―…



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:37:21.88 ID:Aika4Zz90

――…
律母「ご め ね」

律「え…母…ちゃん あ アタシ…」

律母「ああああああ」バキバキバキ!!!

聡「わああ!!ドアがぁ!!」

律「聡ーっ!」フッ
 パッ
聡「!姉ちゃん ど、どうやって」

律「聡!来い!!!」

聡「えっ」フッ



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:38:11.29 ID:Aika4Zz90

― 踏切前
紬「澪ちゃん!律ちゃんはきっと…テレポートしたの」

澪「な…何言ってるんだムギ、そんなバ」
紬「澪ちゃんはサイコキネシス」

澪「!」

紬「そして梓ちゃんにも能力が…」

唯「おおー!ねぇねぇ、私は~?」

紬「えっと…唯ちゃんと私はない…のかな」

唯「なんですと!」ガーン

澪「な、なんでそんなに断言できる?それに…さっき何か言いかけてたろ?」

紬「実は何日か前に中学校の友人が訪ねてきたの―」



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:39:09.59 ID:Aika4Zz90

―数日前 琴吹邸前

紬「あら?あなたは…」

紬友「! あ、琴吹さん…!」

紬「お久しぶりですね」ニコッ

紬友「あ、あの!先日の学園祭のライブ、拝見しました。
   琴吹さんのあんな表情初めて見ましたよ」

紬「見に来てくれたのね!ありがと~!」ギュ

紬友「あ…(手を握って…変わったなぁ琴吹さん)」

紬友「今日は、話があって…とても変な話なので笑わないで聞いて…くれますか?」

紬「なぁに?」

紬友「私…予知夢をみるんです」

紬「え?」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:41:45.28 ID:Aika4Zz90

―客間

紬「どんな夢を御覧に?」

紬友「友人が逮捕される夢をみて…
   2日前、現実になりました…予知夢と確信したのはその時です」

紬「逮捕?」

紬友「ささいな言い合いの後、人を傷つけたのです。でもそのやり方が特殊で…」

紬友「手から…電撃を出して昏倒させたんです」

紬「そう電撃… え?」

紬友「実際みないと信じられないと思います。
   …でも予知夢が正しいならあなたのご友人も、やがて力に目覚めます」

紬友「ベースをやっていた人はサイコキネシス、
   ツインテールの子は発火能力、ドラムの人はテレポート」

紬「3人も…」
――…
紬友「そして繰り返し見るのは、死人が生き返って人々を襲う悪夢です。
   その中で彼女達が力を使う…」

紬「…」

紬友「ごめんなさい…お邪魔しておきながら、
   こんな訳のわからないこといって…帰りますね…。」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:43:00.67 ID:Aika4Zz90

紬「私、信じるわ」

紬友「!」

紬「ふふ。昔から嘘つく人じゃないから。それに…」

紬「久しぶりに会いにきてくれて…嬉しかった!」

紬友「あ…」

紬「それが信じる理由…駄目?」

紬友「ありがとう…」

――

紬「…という事があって」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:43:34.76 ID:Aika4Zz90

紬「澪ちゃんがサイコキネシスを使った時、イヤな予感がしてたけど…
  まさかこんなに早く事態が展開するなんて…」

澪「じゃあ、いま律は…自宅に瞬間移動した…」

唯「電車からでた人たち、こっち来てるよ!!」

澪「ここにいたら不味そうだ…律の家に行こう!」

唯紬「うん!」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:44:53.97 ID:Aika4Zz90

―桜ヶ丘女子高 駐車場

さわ子「みんな、あの車よ!」

梓「三人…うろついてますね」

和「…一人サスマタみたいなの持ってるわね。」

純「あのバカ力で振り回されて、当たったら命はなさそう…」

梓「…先生、サスマタゾンビは私が燃やします。
  発火距離、ちょっと伸ばせるようになりましたから」

さわ子「…オッケー、残りの二人は任せて。でも無茶しちゃ駄目よ」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:47:46.39 ID:Aika4Zz90

梓「くらえっ!」

サスマタゾンビ「!」ボオオオ!

サスマタゾンビ「ああ ううん」ブンブン!

梓(しまった!腕と頭が燃えてない!)

ゾンビAB「あう あ」

さわ子「あんた達の相手はこっちよ」シュッ
  グシャア ベキャア!
サスマタゾンビ「あああ」ブンブン!!

梓「うわっ!!(こっちきたっ…当たるっ?!)」

さわ子「やらせるかよっ!!」ガキーン!

純「すごっ!サスマタ弾いた?!さわ子先生ナーイス!」

梓「このぉ!!」

サスマタゾンビ「」ボォォォォ…



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:48:25.60 ID:Aika4Zz90

さわ子「よし!これで…あああっ!!」

さわ子カー「」プスプス

和「…サスマタ、ボンネットに刺さっちゃってますね(煙でてる車、初めて見たわ…)」

さわ子「そ、そんなー!これ、お母さんの車なのに~…何て言えば…」シュン

梓「そ、それどころじゃないと思いますよ…」

純(ナイス発言撤回…)



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:50:14.80 ID:Aika4Zz90

― 歩道橋

唯「! ちょっとまって!!」

澪「どうした?!唯」

唯「だーれも追っかけてきてないよ」

紬「それに…最近、人の気配すら感じないわ」

唯「みてみて!あっちの方!あれ人だかりかなぁ?」

澪「ホントだ…大勢。ってアレ桜高の方に向かってないか?!」

紬「あれ全部ゾンビ…?(学校がゾンビの目的地…?)」

唯「あずにゃん…まだ学校にいるんじゃ!?」
  ピッ ツーツー
唯「う~…つながらないよ~」

紬「こんな状況だから…混線してるのね」

澪「梓…」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:51:45.79 ID:Aika4Zz90

唯「…助けないと…」ダッ!

澪「あっ!唯!!」

唯「あずにゃん助けにいく!!私、近道しってるから!」タタタ…

紬「唯ちゃん!!一人じゃ危ないよ!」

紬「澪ちゃん、律ちゃんの所いってあげて!私、唯ちゃん追いかけるから!」

澪「なっ…!でも!」

紬「後で律ちゃんのテレポートで合流しましょう。きっと学校には飛べると思うの。」

澪「わ、わかった…!律に会えたらすぐにいく!!」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:53:10.92 ID:Aika4Zz90

紬「待って!唯ちゃん!」

唯「ムギちゃん!」

紬「私もついてく!」

唯「…ありがとムギちゃん!...ふたりのこと考えずに飛びだしちゃって・・・」

唯「気づいたら走っちゃってて、
  あずにゃん…もし死んじゃってたらどうしようっておもったら…う、う」ポロポロ

紬「大丈夫…大丈夫だよ唯ちゃん」ギュ
―唯の手を握る
紬「梓ちゃん、私たちよりしっかりしてるし、きっと無事よ!」

唯「…そだね!きっとあずにゃんならゾンビだって倒しちゃうもん!」グスッ

―…
紬「唯ちゃんの言う裏道って塀の上を通るのね~…コレならゾンビも避けれそう」

唯「へへ~でしょ~ あ、大群追い越しちゃったよ!きっと!」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:54:08.41 ID:Aika4Zz90

―桜ヶ丘高校 プール
男性教師「はぁはぁ…!俺にこんな火傷負わせやがって…!か、顔にまで…クソッ!!」バリン!

男性教師(あのツインテール許さん…殺してやる…)
 ガシャ ガシャ!
男性教師(! フェンス網を登る音っ! ゾンビか!)
―男性教師はガラス片を拾い身を隠した

唯「こっちこっち~」

男性教師(…ウチの生徒?なんで外から来てる…?)

男性教師(上手く合流して犯し…この顔じゃ警戒されるか…)

男性教師(…殺しちゃお。俺のイライラ解消しなきゃな!)



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:54:56.21 ID:Aika4Zz90

紬「プールには誰もいないみたいね…」

唯「シーズンオフでよかったですな~」

紬「! あれ!エリちゃんじゃない?!」

唯「いっぱいゾンビがおっかけてる…」
―フェンス網越しに見る

唯「エリちゃーーん!!」

紬「そんな…追いつかれて」

―グラウンド
エリ「…」グシャグシャ

唯紬「うっ…」
―二人は目を塞いだ



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:55:39.05 ID:Aika4Zz90

 グサッ
紬「あうっ!」

唯「!」
 グサッ!
紬「あ…」ドサッ

男性教師「おいおい、まだ死ぬなよ。あとで滅茶苦茶にすんだから」

唯「え…え…ムギ…ちゃん?」

男性教師「動くな!!この死にぞこない、今すぐ殺すぞ。」

紬「…う…ゆ…いちゃん…にげ―

紬(そっか…この事だったのね―)



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:57:17.04 ID:Aika4Zz90

―数日前 琴吹邸

紬友「ベースをやっていた人はサイコキネシス、
   ツインテールの子は発火能力、ドラムの人はテレポート」

紬「3人も…」

紬「でも私と唯ちゃんには能力がないのね~…残念」

紬友「あのボーカルの人…何故かあの人だけ夢にでてこないんです。」

紬友「そして…今日一番話したいのは琴吹さんの事で…」

紬「?」

紬友「あなたは…命を落としてしまうんです…」

紬「…え?」

紬友「他の3人が力に目覚めるビジョンの後…
   あなたが誰かをかばって死ぬビジョンが…だから能力が発現する前に…」

紬「そっかぁ…」

紬友「…怖くないの?」

紬「最初聞いた時はゾクッとしたけど…誰かのためって聞いて少し、、安心した!」
紬(かばうのは、けいおん部の誰か。ね…きっと)

――



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:58:05.20 ID:Aika4Zz90

紬友「お邪魔しました。」

紬「うん!またね。」

紬「…ねぇ、斉藤」

斉藤「何でしょう」

紬「お父様に電話をつないで貰える?」

斉藤「かしこまりました」

――…

紬(よかった…ついてきて…一人で来てたら唯ちゃん殺されてた…)



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 09:59:09.17 ID:Aika4Zz90

紬(でも、このままじゃ)

紬「守れない…」フラッ

男性教師「おいおい立っちゃったよ。何?俺とやる気?」

紬「ゆ…唯ちゃん聞いて。みんなと商店街の…楽器屋にいって…ね? そこは…」
 グサッ
紬「あぐ!」

男性教師「お喋りタイム終了でーす。」

紬「…」ギュッ!
―腹を刺している腕を強く握った

男性教師「痛っっ!!(火傷が!!)」

紬「わああああああ!!!」ダキッ

男性教師「離せコラァ!うおおっ」
 ザパーン!!
唯「……ムギちゃん?」
 
 シ――ン

唯「なんで…イヤだよ…嫌だ…ムギちゃーーーん!!」

ギュルルルルルルル…



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:00:13.55 ID:Aika4Zz90

――田井中家前

パッ!

聡「いつの間に外に…?!姉ちゃんどうなってんだよ!」

律「アタシにもわかんねぇよ…」

律「アタシ…母ちゃんに謝ってくる」

聡「…母さんの目みたか?きっと認知症になったんだ!殺されるかもしんねぇぞ!」

律「違う…あれは」

>―紬『ゾンビだと思う。ううん、思うじゃなくて…絶対そう』

律「…聡、他の奴入ってこないよう見張ってて」

聡「え、他の奴って何!?」

―律は玄関へと向かった…



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:01:48.69 ID:Aika4Zz90

聡(何分経ったんだろう…俺も行った方がいいかな…)

澪「! 聡!」

聡「み、澪さん!!」

澪「律、律は来てないのか?!」

聡「き、来たよ!まだ家の中なんだ…でも母さんイカれてて…」

澪「っクソッ!」ダッ!

―田井中家 玄関

澪「律ーーっ!!」
 ガチャン! パリン!
澪「!」タタタッ



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:03:07.89 ID:Aika4Zz90

澪「律…何してんだ」

律「澪…ずっと謝ってんだ…母ちゃんに。なのに醒めないんだ、この夢」

律母「うう あ」

澪「…律、夢じゃない。おばさんから離れろ…危険だ」

律母「う がう」グアッ!

澪「! あぶな―」

律「」シュン パッ

澪「い…!(一瞬で移動した!やっぱり律の能力…)」

律「夢じゃなかったら…アタシが何でこんな事できんだよ!」

澪「律、梓が危ない…唯とムギもだ!おまえの力が必要なんだ!」

律「みんなが…?」

澪「律…おばさんは私に任せろ…」グググ…

律「澪、何を?!」

律母「あ うう」バキバキバキバキ!



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:04:50.47 ID:Aika4Zz90

律「あ…あ」

澪「…すまない。足と両腕を動けなくした…」

澪「みんなを助けて、すべてが終わったら必ず病院に…」

律「澪ってさ…昔っから変なやつ。こんな事するの普通じゃないって」

澪「あ…」

律「でも、澪らしいや。夢じゃねーってわかってたけど、認めたくなかったアタシを…」

律「…あーもう考えるのヤメだっ!!とりあえず、けいおん部で集まる!そしたら―」

律「なんとかなる!んだよな?」

澪「う、うん!」

律「母ちゃん。また戻ってくるから…それまで待っててくれよな」

律母「あう」

律「あっ。澪、ウチの母ちゃんの治療代よろしくな!とりあえず前金1万イェン!」

澪「あ、あう…今持ってない…ご、ゴメン」

律「じょ、冗談なんだけど、そりゃツッコめないよな…悪い悪い」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:05:36.43 ID:Aika4Zz90

―田井中家 玄関前

聡「姉ちゃん、大丈夫か?!」

律「学校に飛べばいいんだよな?とりあえず屋上にしとくか」

聡「え?シカト?!」

律「澪、掴まってろよ。聡、お前も掴まれ。ここ危ないかもしんないし」

聡「え?」

澪「いいから掴め!」グイッ

聡「あ///」

律「じゃ、いくぞ んん」

 シュン



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:07:44.66 ID:Aika4Zz90

ギュルルルルルルル… 

紬「プールには誰もいないみたいね…」

唯「!!」

唯「ムギちゃん!!よかった!無事だったんだね!!!」ダキッ

紬「わ///唯ちゃん、どうしたの急に?!」

唯「え?!だって!…ムギちゃんキズは?刺されて…」

紬「??」

唯「あれ、うえぇ・・(なんかヘンだよ…どうして、ムギちゃん…)」キョロキョロ

唯「え?!エリちゃん!」

紬「ホントだわ!大変!追っかけられてる!」

唯(これって…さっきといっしょだ!!)

唯(目つぶってる間にムギちゃんの横にあいつが来てて…)

紬「ああ…追いつ―」

唯(でもムギちゃんの横は更衣室の壁…あ!)

男性教師 ヌゥ…



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:08:45.71 ID:Aika4Zz90

唯(か、壁から顔がでてきたよ~…)

男性教師(へへ…気付いてな…え)

唯・教師(目が合った…)

唯「わああ!このぉぉ!」

紬「!」

 バシーン!!―教師の顔に思いっきりビンタした

男性教師「ぐわっっ!痛ってぇ!!」

紬「え…唯ちゃん?…嫌っ、先生?!」

唯「ムギちゃん逃げるよ!」ギュ

紬「え?う、、うん!」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:09:49.37 ID:Aika4Zz90

―グラウンド
男性教師「よくもやりやがったな!コロス!」

唯「あっ!」ドテッ

男性教師「ぎゃはは!コケやがっった!オラァ!」

紬「! やめなさい!」ブンッ!
ドガァ!
男性教師「うぐぇ!!」

唯「おおっ!ムギちゃんエレクトーンで!」

紬「うふっ!私、結構力持ちなんだよ♪」

男性教師「お…お…!楽器でヒトなぐるなンてドーゆー教育うけでやがル…」

紬「あっ!失礼致しました…」

唯「こんなやつに謝っちゃダメだよ!」

男性教師(しまった…グラウンドじゃ壁抜けの能力が役にたたねぇ…何やってんだ…う)
男性教師(…ヤバイ…俺には判る…もう俺は俺じゃなくなる…い、嫌だ…)



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:11:57.05 ID:Aika4Zz90

男性教師「イヤダイヤダイヤダ…オエエ!!」ゲロゲロ

唯紬「!」

ゾンビ「あ あ」

紬「えいっ!」ドガァ

ゾンビ「あ う」

唯「ムギちゃん向こうからもいっぱいくるよ!!」

紬「逃げましょう!」

――体育館横倉庫

唯「なんとか逃げれたね」

紬「うん…。唯ちゃん、さっきゾンビになった先生は何なの?急に現れて…」

唯「あ!あいつはね!ムギちゃんにひどい事したんだよ!許せないよ!」

紬「酷い事?」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:14:22.78 ID:Aika4Zz90

唯「あのね―>>59>>62

紬「そんな…」

唯「でもね!時間が前にもどったからムギちゃん助けたの!」

紬「ええっ?!」

唯「あ、わたしもムギちゃんに聞きたいんだけど、楽器屋になにかあるの?」

紬「! それを知ってるって…!」

紬「ホントに唯ちゃん、時間を戻って助けてくれたのね…」

紬(ということは…私の運命は変わった…?)
 ダンダンダン!
唯「わぁっ!何?!扉から…」
 ダンダンダンダンダンッ!!!
紬(唯ちゃんは私を助けてくれた!だから今度は私が助けなきゃ!)
 バキバキ グシャ
唯「と…扉壊れちゃった…」

紬(でも、どうすれば…唯ちゃん助けたいのに…
  何もできない…欲しい!唯ちゃんを助ける力が!)



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:15:31.99 ID:Aika4Zz90

 パッ
紬「…えっ! こ、これはお父様の猟銃…」

ゾンビ達「ああ う」

紬「……唯ちゃん!!下がって!」
 ドォン! ドォン! ドォン! ドォン…
ゾンビ達「」

紬「はぁはぁ…(昔、お父様に習ってて良かった…)」ヘナヘナ…ガクッ
唯「お、おお~っ!」パチパチ…



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:16:12.91 ID:Aika4Zz90

紬(よかった…私…唯ちゃん守れた…!)

紬「…あのね唯ちゃん。実は私、自分が死ぬの知ってたの」

唯「!」

紬「きっと、けいおん部の誰かを守るんだって思って…強くいようって思ってたけど…」

紬「本当は、私…とっても…えっぐ…とっても怖かったの~~…!」ポロポロ

唯「…ムギちゃん。…わたしの胸で泣きなさいな」ムギュ

紬「うっう…唯ちゃん、ありがと…」グスッ

唯「うんうん、よしよし」

 グ~~ッ

唯「…えへへ。せっかくカッコつけたのに、お腹なっちゃった~…」

紬「うふふっ!…そういえば今日はクレープ食べにいくはずだったもんね」

紬(喫茶店のクッキーも…あれ、おいしいのよね~)



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:17:20.61 ID:Aika4Zz90

唯「! ムギちゃん!手にクッキー!」

紬「へ? あ!(何時の間に…)」

唯「う~…いただきます!!」パクッ!

紬「あ!ズルイ!私も食べるもん!」パクッ!

唯「おいしいね!どこで買ったの?」

紬「これ…気付いたらあって…まさか…」

紬「んん…、、はいお茶だよ。唯ちゃん」

唯「おお!すごいよムギえもん!」

紬「これは…アポート能力。物を瞬間移動し、出現できる能力ね」

紬「唯ちゃんの方がすごいわ。時間を戻せるんですもの…あ!」

紬(事の発端さえ解れば、唯ちゃんの能力で事態を防げる…!)

唯「!」
 バラバラバラバラバラ…
唯「? なんの音だろ」

紬「これは、ヘリの音!救助…?」



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:20:34.87 ID:Aika4Zz90

―― 
バラバラバラバラバラ…

さわ子「これヘリコプターの音よね?」

和「かなり近いわね」

梓「救助ヘリじゃないですか?真鍋先輩と純を乗せてもらいましょう!」

純「あ、梓達もいこうよぉ!」

梓「まだ…先輩達見つけてないから」

さわ子「そーゆーコト」

和「できるなら残りたいけど、助ける力を持ってるのは二人だけだわ…唯を、お願い」

梓「はい! グラウンドに行きましょう。私の能力で狼煙をだします」



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:22:06.77 ID:Aika4Zz90

―屋上

律「到着~! っと…」

ゾンビABC「あえ う」

律「先客がいたみてーだな…」

澪「! 任せろ!」グググ
 ブォッ ブォッ! ブォッ! 
聡「うわ、落ちてった!」

律(澪、ゾンビ怖くないのかー?!ってのは言わない方が良さそうだ…
  イイ感じで追い込まれてるみたいだしな)

パラパラパラ…
律「なんだ?ヘリが…」

澪「グラウンドに降りていった…」

律「お、なんか兵隊みたいなの出てきた!…自衛隊てあんなんだっけか?」

澪「ううん、あんなの見たことない…あ!発砲してる!!」

律「ゾンビ殺しにきたんだな…」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:26:30.21 ID:Aika4Zz90

―グラウンド

特殊部隊「現在校内のゾンビの数は大した事はないようです。」

特殊部隊「ですが現在進行中のゾンビの群がすべて到達すれば
     現在の装備での任務遂行は厳しいかと」

部隊長「群れが集まるのはネクロマンシー能力者がココにいる証拠だ。
    遂行不可能となる前に見つけ出し捕獲しろ」

部隊長(ネクロマンシー能力者が再び・・・?
    とはいえゾンビを扱いきれず、バイオハザードを起こしている未熟な使い手だ。
    恐らく捕まえるのは簡単だろう)

―体育館横倉庫

唯「…」

紬「唯ちゃん、どうしたの?」

唯「うん。なんかね、クッキーまた食べたくて
  時間もどれーって念じてるんだけどできなくて…」

紬「え?!」

唯「念じてたら、男の人の声が頭に響いてくるの」

紬「声…?」

唯「ねくろまんしーがゾンビ扱えなくて、バイオハザード起こしてるとか…」

紬「!(事の核心を知っている人間?!)」

紬「唯ちゃん、お願い。いま響いてる声をそのまま口にだしてもらえる?」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:28:59.50 ID:Aika4Zz90

唯「う、うん。
  『先日報告があった電撃の能力者といい、
   ここ最近になって何故また能力者が立て続けに?上手く息を潜めていたものだ』」

紬(電撃・・!それに何か独り言みたい…心の中を読んでるのね)

唯「『もしかしたら能力者が徒党を組んでいる可能性もある…ネクロマンサー以外の能力者は―』」

唯「殺すか… ってええ?!」

紬「この事態は能力者が発端…見つけ出さなきゃ」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:30:30.20 ID:Aika4Zz90

唯(あずにゃんも超能力者だから危ないよ…あずにゃん、あずにゃん…)

梓(先輩達がゾンビに…考えたくない!!…でももし唯先輩がゾンビだったら…)

唯ゾンビ「ヴ~。あ゛ずに゛ゃ~ん」
梓「わ!噛もうとしないでください!ホラ、お菓子あげますから」
唯ゾンビ「あ゛む…おいじ~い…」

梓(…あんまり怖くないかも…って何考えてるの私!!)

唯「!! あずにゃんの声が聞こえる!!あっちからだ!」
紬「本当?!行きましょう!」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:32:46.78 ID:Aika4Zz90

―渡り廊下
和「足音がするわ!みんな止まって。」

さわ子「救助隊ならいいんだけど…」

唯「…あずにゃーん」

梓(変な事考えたてたせいかな?幻聴が…)

純「…これって唯先輩の声じゃない?」

和「…! 唯!!」

さわ子「唯ちゃん!ムギちゃん!」

紬「さわちゃん!みんな学校残って…しかも無事だったんですね!」

唯「あずにゃん達!助けにきたよ!」

梓「…私が言おうとおもった台詞です…っ。危ないじゃないですか、ここにきたらぁ…」グスッ

梓「ホントに…うっ…。よかった…!うぇーん…」メソメソ

和(唯…よく無事で…)ホッ

唯「あ…あずにゃん…心配してくれてたんだね!」



89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:33:36.86 ID:Aika4Zz90

唯「…でも、わたしがゾンビになるの想像するなんて、しちゅれいしちゃうわっ!」プンスカ

梓「ひえ!?…ご、ごめんなさいっ! って何で知ってるんですか?!」

紬「澪ちゃんだけじゃなく、私達にも超能力があるの。律ちゃんにもね」

唯「そうなんです!」フンス!

さわ子「私にもあるのよ!」

唯「え!どんなの?!」

さわ子「なんか動きが軽くてね、超人みたいなのよー」

唯紬「さわちゃんってそんな感じ…」

さわ子「なんでみんな同じ事いうのよ!」



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:34:59.53 ID:Aika4Zz90

紬「律ちゃん達、もうきているかしら?」

唯「念じてみる・・・ムムム」

唯「! りっちゃんの声がする!」

紬(唯ちゃんの能力は時間移動だったはず…能力が変わるなんて…)

唯「上~の方からするよ!」

紬「唯ちゃんの言葉を律ちゃんに発信することはできる?」

唯「ん、やってみる…」

紬「もしできたら場所を教えてあげて」



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:35:48.05 ID:Aika4Zz90

―屋上
唯(りっちゃん…りっちゃん)

律「唯の声?!どこだ?!(どこにも…)」

唯(今、私はりっちゃんの頭の中に話しかけているのです)

律(マジか…あんま乙女の頭の中覗くなよ~)

唯(いまね、グラウンドに続く渡り廊下にいるんだ!あずにゃん達もい―)プツッ

律(おい、どうした!唯!唯!)

律「澪、唯達がきてる」

澪「グラウンドに続く渡り廊下だろ?二つあるけど、どっちの…」

律「聞こえてたのか?!」

澪「ああ、唯の声が…」

聡「俺も聞こえた…」




関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#前編
[ 2011/12/25 19:06 ] SFホラー | HEROES | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6