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唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#後編 【SFホラー】


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唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#前編
唯「すご~い!澪ちゃんスプーン曲げれるんだね!!」#後編




93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:50:31.69 ID:WDIbDVNI0

―ヘリ内部
部隊長「各員に告げる。能力者がいると思われる場所へ急行しろ。
    データを送る。3:3に分かれ行動だ」

部隊長「間抜けなのか陽動なのか…どちらにせよ潰す」
―…

唯「あれ、あれぇ…聞こえなくなったよぉ」オロロ

紬「そんな…」

さわ子「上の方ね…あなた達はここで待ってて」ダッ!

唯「さわちゃん!一人で無茶だよ!」

さわ子(けいおん部を全員会わせる!それが顧問としてできる事!)
 パッ
律「!」
さわ子「!」
 ゴツン!!
律「い、痛て~!!おでこ打った~!」

さわ子「あいたた…なんで律ちゃん、急にでてくるのよ~!」

澪「よかった…当たったな(二つの意味で)」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:52:56.72 ID:WDIbDVNI0

「動くな!!」

律「!(なんだよ~感動の再会させろよ!)」

特殊部隊A「隊長、9名の生存者を発見。」

部隊長『9名だと?!(全員が能力者だとしたら…今の戦力じゃ対抗できん)』

特殊部隊B「相手に動きはありません…本当に能力者でしょうか」

部隊長『もう一度警告をし、少しでも不審な行動をすれば発砲しろ!』

部隊長(相手の能力を掴むためにも、こいつらを捨て駒にするか…)

特殊部隊C「し、しかし…女と子供ばかりです!」

部隊長『催眠や変身能力を持つ能力者も報告されているんだぞ!殺されたいか!』



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:55:46.04 ID:WDIbDVNI0

純「…なんかヤバそうな雰囲気…」

律(おい。みんな、こいつらが救助だろうと無かろうと
  アタシの力で非難できる。みんなアタシに触れてくれ)ヒソヒソ

紬(じゃあ、商店街の楽器屋に行ってもらえる?きっと安全なはずよ)ヒソヒソ

―全員が律に触れる
澪(…おい、どうした!)ヒソヒソ

律(…人数多いせいか、時間かかる!…のかも)ヒソヒソ

澪(おいいい!)

特殊部隊A「一人ずつこちらへ来い!安全は保障する」

唯澪律紬梓純聡さわ子「…」

特殊部隊B「今のは最終警告だ!」

特殊部隊A『B、C、構えろ。発砲する』

特殊部隊C(俺達は能力者に家族を殺された仲間だ…でも女子供を撃ち殺すなんて…)



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:58:58.17 ID:WDIbDVNI0

 ダダダ!!
唯澪律紬梓純聡さわ子「!!」

特殊部隊C「今のは威嚇だか次は必ず当てるぞ!!投降しろ!」

特殊部隊AB(馬鹿・・・)ダダダダダダダダダ!!

澪「ッッ!」 ググ!

ピタ… 
純(うわー!死ぬ前に彼氏作ってディ○ニーランド行きたかったー!! 
   …ってあれ?アタシ死んでない。弾が止まってる...)
ポトポトポト...

澪「はぁっ はぁっ」

純(澪先輩の力?! やっぱカッコイイー!)

紬「そんな危ないものは...」

特殊部隊AB「! 銃がっ!」

紬「没収ですっ!」ジャキ!



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 10:59:41.70 ID:WDIbDVNI0

特殊部隊B「C!早く撃て!!」

梓「させない!!」ボォッ!

特殊部隊C「うおっ!(銃口ごと溶けたっ!)」

特殊部隊C「…A、B すまない 失態のケジメはつける!!」ダッ!

さわ子(ナイフで来る気?上等だわ。かかって―」

唯「おじさんも来る?」サッ

さわ子・C「なっ…!」

 シュン



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:01:11.76 ID:WDIbDVNI0

店員「いやぁ、琴吹グループ総裁に楽器屋兼シェルターに改造された時はどうなるかと思ったけど」

店員「ゾンビが現れる今となっては大助かりwさすが金持ちは考える事と眉毛が違うなwww」
 パッ
店員「うわあ!何?!たくさん人が?!」

さわ子「はっ!」バシッ!

C「ちっ!ナイフを・・」

さわ子「もうやめなさい!勝ち目は無いわよ」

C「クソッ…」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:02:37.59 ID:WDIbDVNI0

梓「唯先輩!なんでコイツも来させたんです?!」

唯「だって、この人はわたしたちを撃たなかったし…
  こっちきたから仲間に入りたいのかとおもって」

C「っ! 誰が能力者の仲間なんかになるか!!」

律「そんなこといわれてもね~・・・」

和「私は能力者ではないわ」

純「同じく普通の女子高生っ!」

聡「中坊っす!」

C「・・・・」

さわ子「・・・とりあえず、この人が何者か。何の組織か取り調べる必要がありそうね」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:03:44.33 ID:WDIbDVNI0

C「ふん・・・」

紬「それじゃあ、私達はお茶しない?。ここ、改装して休めるようにしたの♪」

さわ子「はい!賛成!私も参加します!」

律「おいおい…さわちゃん取調べは?」

さわ子「そんなのあとあと!ケーキはあるのかしら?!」

紬「もちろんです♪」

C「おい!俺を拘束しないのか?逃げ出すかもしれんぞ」

澪「してほしいのか?」

唯「外はゾンビがいるから出たら危ないよ~」

C(なんなんだこいつらは・・・)

店員(輪に入るタイミング逃した・・・)



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:06:55.76 ID:WDIbDVNI0

―・・・
唯「おいしーっ!おかわりしようかなっ♪」

紬「ふふっ。唯ちゃんったら、さっきクッキー食べたのに~」

梓「いつ食べたんですか?」

唯「ムギえもんのお陰なのさ!」

紬「物を瞬間移動させれるアポート能力が使えるの」

澪「なんて便利な能力だ・・・」

律「私もかなり便利だぞ!テレポートで遅刻はないからな~毎回二度寝できるぜ!」

唯「かけっこでも一等賞だね!」

律「それはインチキすぎるだろ!」

澪「私も・・・えーっと、念力でベースが弾けるぞっ!」

律「オイオイ、地味だな~…」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:07:43.97 ID:WDIbDVNI0

唯「あずにゃんは炎がだせるんだよね!」

梓「はい」

唯「ライブで火吹きパフォーマンスできるね!」

さわ子「いいわね~っ♪」

梓「しませんから!HTTはそういうバンドじゃないです!」

和「あなた達ってこんな時でも、けいおん部って感じね」

純「ほんとほんと!(うう~いいな~ けいおん部・・・)」

聡「ズズ...(お茶うめぇ)」

C(娘も・・・生きていたらこいつらくらいの歳か・・・)

律「そうだ唯!憂ちゃんの心配しなくていいのかよ?!」

唯「実はね、定期的にメールがきてるんだ。でも見る暇なくて・・・」

和「という事は無事なのかしら?憂ちゃんのメール、内容は?」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:09:29.74 ID:WDIbDVNI0

唯「えと、『律さんの力でウチへ帰ってきて 兵隊さん見つけたら逃げて』…んん?」

梓「これって・・・憂が律先輩の能力やあいつらの事知ってるってこと...ですよね?」

律「んなバカな...!唯。ウチいってみるか?」

唯「・・・うん」

律「じゃ、アタシと唯で行ってくる。そのほうが動き易いしな」
 シュン

―平沢家 リビング
パッ
憂「お姉ちゃん! 良かった...無事で!」

唯「う~い~!!」

律「ちと待て唯!...憂ちゃん、なんでアタシの力や変な奴らの事知っている?」



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:12:24.24 ID:WDIbDVNI0

憂「私も能力者で・・・変身能力を持ってるんです」

憂「鳥になり、お姉ちゃんを見つけにいきました。そこで澪さんと律さんの力をみて...」

憂「わたしの力より...お姉ちゃんを守ってくれると思い、託しました」

律「なるほど...兵隊みたいな奴らも鳥になった時に見掛けたのかい?」

憂「それは、違うんです。ずっと前から奴らの存在は知っていました」

憂「それには順を追って1から説明しないと…」

律「ちょーっと待った!ここよりも安全な所があるんだ。それにみんなもいる」

律「そこで話してもらえるか?」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:13:54.32 ID:WDIbDVNI0

憂「わかりました」
唯「あ、憂!おばあちゃんは無事かな?!」

憂「トメさんには玄関を警戒してもらってるよ」

唯「ほえ? あ、ホントだ!」

律(何でご老人がショットガン持ってんだよっ!)

律「…とりあえずみんなのトコいくぞ!」
 シュン



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:15:16.19 ID:WDIbDVNI0

―楽器店

梓「そういえばテープ渡すの忘れてました!」パッ

澪「おお、これがライブの...」

紬「あれ?梓ちゃん全部で3つ?」

梓「あ!しまった!1本部室のカセットに入れっぱなしです...」

純「なんだか唯先輩に似てきたね」

梓「なっ!」

和「唯が卒業したら二代目平沢唯襲名かしら」

梓「それは絶対ないですっ!!」

 パッ

梓「憂!」

純「無事だったんだね!」

憂「うん! …みんなに話があって来たの」



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 11:23:28.49 ID:QHiSKa8T0

律「そこにいるおっさんの仲間についてな」

C「・・・」

憂「彼が部隊の一員… っ!!そんな・・・あなた・・・」

トメ「・・・!・・・・生きてたのかい?!」

C「あんたら俺を知ってるのか?」

トメ「・・・母親の顔を忘れたのかい?」

澪「お、親不幸者!」

C「違う。この婆さんきっとボケてんだ」

憂「私を見ても...思い出さない?」グググ



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 12:53:06.84 ID:pjR5Hd0/0

―憂は大人の女性へと姿を変え、Cへ歩み寄った

憂「これが私の本当の姿。あなたの・・・妻」

唯「ええーーっ!憂って、すごく年上が好みだったんだね!」

梓「でも確かに憂はおじさんにモテそう・・・
  ってそこじゃなくて!今、本当の姿って・・・」

C「おまえが・・・俺の・・・?あ・・・」ガタッ!

C「頭が・・・痛い・・・」



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:01:36.81 ID:pjR5Hd0/0

憂「そしてあの子、あの子が私たちの子供・・・唯よ」

唯「・・・・・・・・・・へ?」

和「え・・・」

紬律澪梓純「ええええーーーー!!」

C「うう・・・ゆい・・・?」

唯「おじさんが・・・私の・・・お父さん?」

C(お・・・俺には二つの記憶が・・・?)

さわ子「ちょっと・・・どういう事なの??
    憂ちゃんが大きくなって...この人と夫婦で唯ちゃんの親御さんって・・・」

憂「私は、この事態のずっと前から能力者でした。
  あなた達のような能力者も以前は存在していたんです」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:06:35.08 ID:pjR5Hd0/0

憂「しかしある時、秘密裏に能力者を取り締まるための組織が結成され、ほとんどが捕まり...」

憂「私達夫婦は互いに能力者で、おそらく最後の生き残りです。
  そして夫は能力を隠しあえて組織に入ることで私と、当時1才だった唯を守ろうとしたの」

唯父「・・・そう、そして俺が帰らなかった時は、
   身分を偽り母の近くで暮らせと・・・憂の能力ならば可能だ」

憂「思い出したのね!」

唯父「俺が帰れなくなり記憶がなかったのは・・・
   組織に入るとき記憶を上書きされたんだ・・・あいつに―」

―桜ヶ丘高校 ヘリ前
部隊長「Cが消えた?」

特殊部隊「はい、ですが相手の能力が判明しました。データです」

部隊長「なるほど・・・でかい増援を要請しておく(古株1名失って、この収穫。中々だな)」

特殊部隊「隊長!生存者1名確保しました」

いちご「・・・・」

部隊長「そこに置いておけ。作戦を続行しろ」

特殊部隊「はっ!」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:16:51.01 ID:pjR5Hd0/0

部隊長「貴様がネクロマンサーか?確かめてやろう」スッ

いちご「・・・いやっ」

―頭に触れる

いちご「・・・あ」

部隊長「ん~。違うな全く。能力者ですらない」

部隊長「だが有力な情報だな。こんな隠れ方を・・・見つかるわけがない」

いちご「・・・なにしたの?」

部隊長「お前の記憶を呼んだ。次は左手でお前の記憶を消す」

いちご「・・・バカ?」

部隊長「・・・廃人になっていいぞ」スッ

―楽器店

唯父「記憶を上書きされたんだ、あいつに…組織をまとめる部隊長にな・・・」

唯父「他の隊員もおそらく同じ手段で従えているんだろう」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:24:12.92 ID:pjR5Hd0/0

紬「そんな・・・能力者狩りのトップが能力者・・・」

唯父「おそらく自分以外の能力者を消すつもりなんだろう・・・」

律「あの~お話中すいません・・・唯が放心状態なんですけど~・・・」

唯「・・・・」ボーッ

梓「ゆ、唯先輩?」

唯「・・・ひどいよ・・・ずっとウソついてたなんて・・・
  憂は私の妹でお母さんで・・・もうわかんないよ!」

憂「ごめんなさい。身分を隠す為とはいえ
  物心ついた頃からあなたの妹だったんだもんね。怒って当然・・・」

唯「でも・・・ずっと会いたかったよ・・・お父さん、お母さん...!」ダッ

憂・唯父「唯・・・」ギュ

律(母ちゃん・・・)

律「・・・っと、なんで妹に?違う女性になればよかったのに」

憂「実は私、以前は年齢を変えることができるだけの能力者だったの・・・」

さわ子(だけって何よ!!めちゃくちゃ羨ましいじゃない!)



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:34:10.53 ID:pjR5Hd0/0

憂「でもこないだの学園祭のライブ直後に自分の力が強化されてた事に気付いたわ」

澪「確かにスプーン曲げれるようになったのはライブの後だ・・・」

紬「だからライブを観に来ていた中学のお友達も・・・」

梓「ライブのどこが原因に・・・」

憂「おそらく原因はライブだけではなく・・・唯の力だと思う」

唯「ほえ!わたし?!」

憂「唯は能力の中でも特別なの、他の能力者が死して失った能力があなたに集まる」

憂「死んだ能力者が多すぎて能力が強大になり、
  唯本人のキャパシティを超えたからライブという場で拡散した...予想だけど」

唯「そんな・・・」

憂「唯、ライブ凄く楽しかったでしょ?」

唯「うん!今まででね、いちばーーーん、楽しかったよ!」



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:44:08.61 ID:pjR5Hd0/0

憂「やっぱりね。あなたは夢中になると無意識に能力を発動していたのよ。
  昔ザリガニのクローンを複製したりしたわ」

和「なつかしいわね・・・」

憂「無意識のまま、能力に自覚を持たせたくなかった・・・私たちと同じ道を歩まない様に・・・」

憂「だから唯には何もやらなくて済むよう私が導いて...でも高校1年になりギターを始めた」

憂「止めなきゃって思ってたけど、
  けいおん部の仲間に囲まれて・・・毎日楽しそうにして、夢中で打ち込んでいる姿が・・・」

憂「私はとても嬉しかった・・・!!だから母として・・・それを邪魔することはできなかったの」

憂「こんな事態になって、申し訳ありません・・・責任をとり、私の命を―」
紬「ちょ、ちょっと待ってくださーい!唯ちゃんの力でなんとかなるかもしれないんです!」

憂「え?」

紬「私、本当は死んでいたんです。
  でも唯ちゃんが時間を戻してくれて・・・未来が変わったんです!」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 13:55:54.49 ID:pjR5Hd0/0

憂「時間を操る能力を?実在したのね・・・(そんな能力者が死ぬなんて・・・)」

紬「だからネクロマンサーっていう能力者を見つけて、
  能力が発動した発端を確かめて戻ればいいんです!」

唯「でもでも、わたしいつでもできるって訳じゃ・・・」

紬「唯ちゃんならきっとできるよ!」

唯「あたしがんばる!」フンス

唯父「・・・だとしたら不味いな。部隊長はネクロマンサーを狙いに高校へ来た」

さわ子「急いで学校へ向かいましょう。
    ・・・ネクロマンサーは私の生徒かもしれない。りっちゃんお願い」

唯梓紬澪「私もいきます!さわちゃんだけじゃ危ないから!」

さわ子「なによぅ・・・そんなに信用ないの?」

律「みんな心配してるんだよ!アタシ達も力を持ってる。
  力を合わせりゃあいつらなんて余裕だって!」

唯父「俺も行こう。透視能力で奴らの動きがわかる」

唯「よいしょっと」

澪「唯、ギー太も持って行くのか?」

唯「うん。ギー太と私は死ぬときも一緒さ!」

律「縁起でもない事いうなよな~っ! じゃいくぜ」



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 14:05:27.27 ID:pjR5Hd0/0

―校舎

部隊長「ここか?ゾンビが群がってるのも怪しい」

特殊部隊「グレネード、投げます」
 ドォン!!
部隊長「・・・大分片付いたな。残りカスも掃除しろ」
 ダダダダダ! ダダダダダ!
部隊長(音楽準備室の札がついている・・・だが壁しかない。間違いないな)

部隊長「ここにもグレネードだ」

特殊部隊「? もうゾンビは掃討しましたが」

部隊長「いいから投げろ」

特殊部隊「はっ」
 ドォン!!
部隊長「全員ここに呼べ。周辺を警戒しろ」

部隊長「やっと会えたな。ネクロマンサー」

瀧エリ「だ、誰なの?!」

高橋風子(扉の物質をかえて壁にしたのにバレた?!そんな馬鹿な・・・)

姫子「はぁーはぁー・・・」

部隊長「で、どいつがネクロマンサーだ?」ツカツカ



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 14:18:23.23 ID:pjR5Hd0/0

姫子「はぁっ、風子、アンタだけでも、下に穴あけて、逃げて・・・今まで、ありがとう」

風子「そんなの・・・できないよ!」

風子(物質変換・・・人に試したことないけど、やってやるわ!)

風子「うわああああ!!」

部隊長「おいおい、やめとけ」シュ!
 ガッ! 
風子「あふっ!」ドサッ

瀧エリ「風子っ!!」

部隊長「ふん」サッ

部隊長「・・・こいつではないか」

部隊長「で、次はどっちを・・・いや同時に見るか」ガッ

姫子「はぁはぁ・・・・ぐ・・・」

瀧エリ「いやっ離して!」

部隊長「さ、動機をみせてもらおう」
 スッ ―・・・



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 14:26:21.88 ID:pjR5Hd0/0

―1日前 登下校路
瀧エリ「ねぇ、姫子!今日カラオケいかない?」

姫子「ゴメン!6時からバイト入ってるんだ」

瀧エリ「そっかぁ。ってここんとこ毎日バイト入ってるじゃん」

姫子「掛け持ちしてるからね」

瀧エリ「掛け持ち?!・・・なんでまた?ムリすると体悪いよ!」

姫子「うん。正直キツイけど・・・高校卒業したら本格的に同棲するんだ。アタシ。」

瀧エリ「! コンビニのバイトで知り合った年上男と?」   

姫子「うん・・・約束してるんだ。
   アイツ、バイトじゃなくてちゃんとした仕事見つかったみたいだし」

瀧エリ「・・・姫子。あんな男やめときなよ」

姫子「なんでそんなこというの?」

瀧エリ「私は姫子の為おもって!」

姫子「アタシ、バイトあるから。じゃ」



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 14:37:05.74 ID:pjR5Hd0/0


姫子「ただいま!」

彼氏「おかえりー」ピコピコ

姫子「今日、仕事どうだった?」

彼氏「あ?辞めてきた」ピコピコ

姫子「・・・え?」

彼氏「なんかさーw客がウダウダいってきたから俺キレてww」
彼氏「んでクソ先輩が説教してきたから半殺し(ウソ)にして帰ってきたwww」

姫子「同棲資金はどうするの・・・?」

彼氏「え?姫子がバイト掛け持ちしたから大丈夫でしょ」

姫子「ふざけないで!!」バシン!

彼氏「いてぇ… 何ビンタしてんの? オラァ!!」バキィ!!

姫子「あっ!!」ドサッ

彼氏「オイ!てめぇ!俺が最近殴らねーからって調子乗ってんじゃねーぞ!!」
 バキィ ガッシ! ボカッ
姫子「や・・・やめて・・!・・・し、死ぬ!」

彼氏「知るかボケェ!」ガスッ!・・・



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 14:47:07.84 ID:pjR5Hd0/0

姫子「ガハッ・・・!ゴホッゴホッ」

彼氏「あー糞。マジでイライラする・・・パチスロいってくっから留守番してろよ!」バタン!

姫子(マジで・・・死ぬかも・・・)

―瀧邸

瀧エリ「な・・・ペプシがない!」

瀧エリ(飲んだのお母さんね・・・!風呂上りにペプシ飲めないなんて考えられない!)ギリッ

瀧エリ「ちょっと自販機までいってくる!!」

―…
瀧エリ「ゴクッゴクッ ・・・ぷはぁ!おいしいところがいいわねー」

姫子「・・・」フラッフラッ

瀧エリ「! 姫子?」

姫子「あ・・・エリ・・」ドサッ



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 15:01:45.08 ID:pjR5Hd0/0

瀧エリ「姫子!大丈夫!? 血が・・・!」

姫子「・・・血?ああ・・・口から出しちゃったか・・・
   彼氏にボコボコにされて・・・文字通り死にそ・・・」

瀧エリ「何ですって?!救急車と警察よばなきゃ!! っ携帯、家に・・・!」

姫子「でね、なんか死ぬんだな~って思ったら・・・
   エリの顔がずっと浮かんでくんの・・・だから来ちゃった・・・」

瀧エリ「誰かー!誰かきて!!!怪我人がいるんです!! 何で誰もこないのよぉぉ!!!」

姫子「・・・あたし死にたくない・・・もっとエリと遊びに・・・」

瀧エリ「遊びにいけるよ!・・・だから・・・しっかりしてよ!」

姫子「・・・」

瀧エリ「姫子・・・姫子!?・・・・あ、ああ・・・うっぅ・・・うっ」ポロポロ

瀧エリ「なんで、死んだの…」

瀧エリ「なんで…」

   グググ

瀧エリ「! 今…動いて…」

姫子「・・・・・・・」

姫子「――っは!!」
姫子「はぁ、はぁ、、、、」



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 15:17:17.90 ID:pjR5Hd0/0

瀧エリ「! よかった!ホントに死んじゃったかと・・・」グスッ

姫子「いや、アタシ死んだよ。あの恐怖は・・・忘れれない」

瀧エリ「? と、とりあえず病院いかなきゃ!」

姫子「うーん、全く痛くないんだよね。どこも。どっちかっていうと腹減ったかな」

瀧エリ「もう、何言ってるの!私も病院ついてくからね!」

姫子「寝巻きのままで?」

瀧エリ「ハッ!・・・ちょっと待ってて!スグに戻るから!ホントすぐだから!」ビュン

姫子(エリ・・・ありがと。アタシ、ケジメつけてくるよ)

―・・・
ガチャ
姫子「ただいま」

彼氏「どこ行ってたんだよ?!」



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 15:28:48.47 ID:pjR5Hd0/0

姫子「・・・」

彼氏「お前が心配で戻って来ちゃったんだ
   (速攻でスッて、やることないからお前とヤりたいんだ)」

姫子「別れる」

彼氏「何言ってんだ離さないぞ(こいつはたまに優しくすりゃあいいんだよなw)」ギュ

姫子(なんでだろ・・・普段なら嬉しいのに・・・腹へってどうでもいい)

彼氏「※%g@*!」

姫子(何ていってんだろう・・・?とりあえず・・・)

姫子「ねぇ、あんたってさ」

彼氏「ん?」

姫子「おいしそうだよね」

彼氏「・・・は? うわっ!何し―」
―・・・



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 15:50:52.30 ID:pjR5Hd0/0

瀧エリ「はぁはぁ・・・姫子!やっぱり彼氏のとこ行ってたのね」

姫子「・・・」

瀧エリ「追い出されたの?でも無事でよかった。今日はウチにおいでよ」

姫子「・・・」

瀧エリ「で、明日警察いこ?」

姫子「ダメだよ・・・アタシ、彼氏の体を食べて殺したから」

瀧エリ「こ、殺した・・・?!ってか食べたって・・・」

姫子「エリが生き返らせてくれたこの体、おかしいの」

瀧エリ「私が・・・生き返らせた?」

姫子「なにもない中からエリが呼んだの。はっきり覚えてる」

瀧エリ「嘘よ・・・」

姫子「試してみる?ホラ、彼氏の家で飼ってたハムスターよ。生き返らせてみて」

ハムスター「」グッタリ

瀧エリ「・・・・・・  ! そんな・・・」

ハムスター「チョロチョロ」



142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 16:05:52.23 ID:pjR5Hd0/0

―翌日 学校教室

瀧エリ「なんとか・・・人を食べないで暮す方法はないかな」

姫子「・・・無理かもしんない・・・ご飯食べると吐いちゃって・・・水で満たしてくるね」

―廊下

姫子「ゴクッゴク! はっ・・・おえっ!ダメだ
   (血じゃないと潤わない・・・空腹感もハンパじゃない)」

学年主任「・・・ちょっとアナタ!その靴下は校則違反ですよ」

姫子「・・・うっさい」

学年主任「っ! こっちにきなさい」グイッ!

―教室 6時限目授業中

瀧エリ(授業はじまっちゃった・・・姫子、まさか・・・!)



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 16:18:24.00 ID:pjR5Hd0/0

ガラッ
姫子「すいません遅れました」

男性教師「早く席につけー」

唯「ねぇ姫子ちゃん。今日元気なかったけど・・・今は顔色いいね!」

姫子「!・・・そう?」

唯「・・・わかった!便秘、治ったんだね!」

姫子「ふ、ふふっw・・・唯にはまだ早いオトナな事してきたのよ~」

唯「ぬおっ。よくわかんないけど姫子ちゃんってアダルトウーメン!」

男性教師「そこ。うるさいぞ!」

― 放課後

瀧エリ「・・姫子。次は、誰を食べたの?」

姫子「・・・学年主任」

瀧エリ「食べるなら・・・私を食べて」

姫子「ダメだよ・・・どんなに空腹でも、エリは特別だから」

瀧エリ「・・・どこで殺したの?」

姫子「殺してない!少し噛み付いたら気絶して・・・手当てしてそのまま・・・」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 16:30:27.96 ID:pjR5Hd0/0

―二人は襲撃現場へと向かった

姫子「・・・いなくなってる」

瀧エリ「姫子、なんで呼ばれないんだろ・・・?」

姫子「職員室に行ってみよ」

―職員室前

ガシャン バリン!!

姫子エリ「!!」

ゾンビ「あ あ」

姫子「エリ!逃げるよ!」ガシッ

エリ「あ、あ・・・」ダッッ
―…
姫子「あたしのせいだ・・・アタシがキャリアなんだ」

姫子「アタシ、ゾンビとして生き返ったんだね・・・」



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 16:42:24.16 ID:pjR5Hd0/0

瀧エリ「そんな・・・姫子、ごめんなさい私が・・・」

ゾンビ「おお おお」

姫子「何いってんのよ。生き返れた時は凄く嬉しかった・・・」

姫子「守ってやるよ。エリ」

―姫子はエリの手を強く握った

瀧エリ「あっ」ブゥン!

姫子「エリが・・・二人になった・・・」

クローンエリ「・・・」ダッ

瀧エリ「あっ ゾンビの方に・・・」

姫子「他のゾンビも追っかけていった・・・ゾンビはエリに寄っていく・・・?」

瀧エリ「私を増やしたの姫子の力だよね?これでゾンビ惹きつけて、みんなを助けよ!」

姫子「りょーかい」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:00:56.23 ID:pjR5Hd0/0

―しかし、学内の感染は止まらず・・・。

風子「・・・三花も・・・しずかも・・・噛まれて・・・ううっ」

瀧エリ「私達が・・・ついてる。もう誰も犠牲にしたくない・・・」

姫子「はぁ、はぁ、そうだよ・・・(キツくなってきた・・・でも)」

姫子(一人でも助けたい・・・私達二人の責任を償いたい・・・)

―音楽準備室

部隊長「―なんだ、愉快犯でこの事態を起こしたのなら・・・駒に入れてやろうと思ったが」

部隊長「完全な事故で、本当に未熟な能力者か・・・」

姫子「はぁ・・・あ」

部隊長「噛み付くなよゾンビ。ネクロマンサーを撃ち殺すぞ」カチャ

姫子「う・・・クソっ」
 ドキュン!ドキュン!ドキュン!ドキュン!
姫子「ぐあ!!手足がぁ!」

瀧エリ「姫子ー!!」



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:11:24.51 ID:pjR5Hd0/0

ドキュン!
瀧エリ「あっ・・・」ドサッ

部隊長「終わりだな。キャリアのお前は研究機関にぶち込んでやろう」

姫子「・・・お前を殺してやる・・・」

部隊長「そうか」

―屋上
パッ
律「ここなら全体見渡せるだろ、オッサン!じゃなくて・・・唯のおじさん!」

唯父「ちょっと待ってくれ・・・・! あそこの三階の階段!部隊が集結している?!まさか・・・」

梓「私達の部室に続く階段じゃないですか!」

澪「先に見つけられた?!」

唯父「下からゾンビも大勢だ・・・」

梓「下のゾンビは私とさわ子先生で食い止めましょう!」

律「おし!行動開始だ!」
シュン



150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:31:34.43 ID:pjR5Hd0/0

― 1階階段

ゾンビの群「ああ うう」

梓「ここから先は行かせないから!!」
 ブォオオオオ!
さわ子「梓ちゃん凄いわね!でもこれ...熱っ 私が攻撃できないんだけど?!」

― 2階階段
唯父「みんな!待ってくれ!!」

特殊部隊「Cか!・・・っ体が!!」

澪「5人も動き止めるのきついー・・・」

紬「すぐに終わらせるから・・・よし全員武装解除しました」

唯父「こいつらも記憶を改ざんされてる被害者かもしれん」

律「だからできれば無傷で帰したいんだってさ~
  ゾンビに食われる前にアタシが送ってあげるけど?」

特殊部隊「ふん・・・くるのが遅かったな」

唯父(やはり上にいるのが奴か・・・)

唯父「君達はここにいろ!俺がケリをつける!」



151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:37:56.56 ID:pjR5Hd0/0

唯「お父さん!待って!!」ダッ

澪「おい待て唯!」

特殊部隊「・・・こちら○○、座標―」ザー

―音楽準備室前階段
唯父「唯!ついてきたら危険だ!戻れ!」

唯「でも・・・」

ドォン!!!!!
 
唯父「な・・・階段が崩れた・・・唯ーっ!!」

唯「はわわ・・・助けてー・・・!」ジタバタ

唯父「いま助けるぞ!! 掴まれ!」

唯「死ぬかとおもった・・・ありがと!お父さん!」

唯父「ああ・・・//」

唯「照れてる?」

唯父「照れてないっ!・・・しかしあいつらあんなものまで・・・」

大型戦車「ウィーン」
―・・・



152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:45:39.28 ID:pjR5Hd0/0

ガラガラ・・・
特殊部隊「う・・・俺達まで殺す気か!!クソ砲撃手!!」

砲撃手『指定されたポイントを撃っただけだ。俺の標準は狂わない』

澪「う・・・うう、! 律!おい!」

律「・・・」 

澪「そんな・・・律が死んだ・・あ、あ」

紬「澪ちゃん!落ち着いて・・・脈はある!気絶してるだけよ!」

澪「あ・・・あう・・・」ガクガク

紬「澪ちゃん!!」バシン!!

澪「あ・・」

紬「しっかりするの。私たちが律ちゃん守らなきゃ!」

澪「ムギ、律を担いでくれ!いざって時は私が砲弾を逸らしてやるから!」

紬「うん!その前にこの銃を・・・んん!」



154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 17:55:32.62 ID:pjR5Hd0/0

―階段
さわ子「瓦礫で退路をふさがれてしまったわね・・・」

梓「はぁはぁ!(火が弱まってきた・・・)」

さわ子「梓ちゃん・・・下がりなさい。後は私がやるわ」
梓「そんな・・数が多すぎます!!」

さわ子「あなたがいなくなったら
    来年、けいおん部なくなっちゃうわよ・・・次期部長でしょ?」

梓「でも・・・!!」
 ガチャ! ガチャ!
さわ子「マシンガンが二丁落ちてきた・・・」

さわ子「はっ!ムギちゃんの能力ね!気が利くわ・・・」

梓「先生!使った事あるんですか?!」

さわ子「ないわよ・・・でもないよりマシ・・・う!」

さわ子(何、このベルトをさげた時の感触!そして重量感・・・!まるで・・・)

さわ子「あの頃を思い出すじゃねぇぇかぁぁ!!!」
梓「ビクッ」

さわ子「おまえら・・・本当に死ぬってーの、教えてやるよ!!!」
 ダダダダダダ! ヒュン! ダダダダダ!
梓「すご・・まるで曲芸・・」

さわ子「梓ぁ!!もう一丁投げろ!!」

梓「は、はいぃ!」ヒュ!

さわ子「オラオラオラァ!!」



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:01:00.93 ID:pjR5Hd0/0

―音楽準備室前
唯父「・・・いるな、生徒と、奴が・・・。唯、お前はここに残れ」

唯「え!でも・・・」

唯父「お前を人質にされるかもしれない。一人の方が有利だ」

唯「・・・わかったよ。でも必ずもどってきてね!見せたいものがあるの!」

唯父「みせたいもの?」

唯「私のギターテクでございます!とっても上手くなったんだよ!」

唯父「じゃ、唯が一番得意なやつ、よろしくな」ニコッ!

唯「まかせときなさい!」フンス

―・・・
唯父(・・・透視からでもわかる・・・やつには隙がない)

部隊長(早く入ってこい・・・殺気が丸出しだ・・)

部隊長(・・・くる!)
 ダダダ! ダダッ
部隊長「ぐああっ!」

唯父「うっ・・・」



157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:09:29.51 ID:pjR5Hd0/0

部隊長「俺の頭を一撃で殺すつもりだったのか?お陰で片耳が吹き飛んだぞ」

唯父(くそっ! 足が・・・ここで冷静にくるとは・・・)

部隊長「どうする?残り少ない弾でもう一度チャレンジしてみるか?」

部隊長「参加料はこいつの命だけどな」カチャ

姫子「んーっ!んーっ!(撃って!お願い!!)」

唯父「くそっ(すまん・・・唯・・・)」

部隊長「そうか・・・じゃ、なぜ俺に楯突いたのか頭に直接聞いてみようか」

唯父(娘の情報は・・・やらん!!!)
      バァン!

―・・・
唯(さっきの ぐああっ て声、お父さんのじゃなかった!)

唯「準備しとこう!」

唯(あたしの一番得意なの・・・なんにしよかな?ごはんはおかず...いやいや)
 ザッ

部隊長「誰だ?お前」



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:16:15.10 ID:pjR5Hd0/0

唯「え? おとうさんは・・・」

部隊長「お父さん? お前あいつの娘か? 死んだぞ。自殺だ」

唯「じさつ・・・」

部隊長「お前の頭から情報を得るか」

唯「お父さん、帰ってきたら・・・わたしの得意な・・・」

ギュイーン!!

部隊長「!」

―唯はギターを掻き鳴らした。必死に、夢中で。

部隊長(なんだ・・・何かの能力か? なぜか動けん・・・なんだこれは)



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:21:57.25 ID:pjR5Hd0/0

ギューン・・・ギュイ...

部隊長「・・・終わったか...動きを止める能力か?」

唯「夢中でやったの。夢中で・・・」

部隊長「・・・そうか」スッ

部隊長「! なっ何故だ・・・」

唯「そうやって色んな人の人生壊したんだ?」

部隊長「何故お前の頭は中身がない?!」



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:30:00.20 ID:pjR5Hd0/0

唯「きっと・・おじさんは...もう能力がないんだよ」

部隊長「う・・・嘘だ・・・」ガクッ

唯「自分でやられてみる?」スッ
部隊長「  」
 ドサッ

唯「全部わかったよ・・・エリちゃん、姫子ちゃん・・・」

唯「みんな救わなきゃ・・・」

―・・・
ドォン! ドォン!

紬「はぁはぁ・・・もう逃げ道が・・・」

律「・・・ムギ、アタシ、力使えなくなった・・・役立たずだからおろせ・・・」

紬「降ろさない」

澪「大丈夫。次の弾は・・・念力で受け止めるから」

律「やめろ・・・!あんなデカイ弾・・・澪、しぬぞ・・・」

特殊部隊「オイ!やたらめったら撃ってんじゃねえ!!
     やつらが止まった!正確な座標を言うぞ!」



163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:43:00.26 ID:pjR5Hd0/0

―・・・
ダダダ・・・カチッ

さわ子「ヒャッハー・・・って アレ?アレ?」カチッカチッ

さわ子「弾切れしちゃった・・・」

梓「大丈夫です!私、結構休めましたから! んん!」

梓「?! なんで・・・? 炎が出ない・・・」

ゾンビ達「ああ あ」ジリジリ

さわ子「万事休す・・・ね」
 ピタ
梓「・・・っ! あれ」

ゾンビ達「あい りょうかい」

さわ子「しゃべった・・・!」
 ゾロゾロ
梓「どっか行っちゃった・・・!」

―・・・



164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 18:50:27.98 ID:pjR5Hd0/0

―・・・
唯「・・・命令!そのまま外にいってね」

唯「これでゾンビは大丈夫・・・あとはあの戦車・・・」
ドォン!!
唯(!!)ギュン!

紬澪律(うっ・・・)

唯「まにあえええ!!」
 ギュウウウン!!
紬澪律(・・・あれ)

唯「はぁはぁ、良かった・・・間に合って・・・」

澪「唯! っは!弾が来てない・・・私の念力バンザーイ!」

唯「んとね・・・言いづらいんだけど、わたしがやったの!」

澪「バンザー・・・」

唯「超高速移動で見える距離まで来て瞬間移動したあと、弾を物質変換して粉にしたの!」

律「・・・なにそれすごい」

紬「ホントに言い辛い説明ね・・・」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 19:02:47.03 ID:pjR5Hd0/0

砲撃手「? 不発弾か・・・?もう一撃!」

唯「戦車、なんとかしてくるね!」
シュン

砲撃手「ん・・・なんだ・・。発射しない・・・」

唯「んしょ・・・んんしょ・・・」グググ ボキッ!!

砲撃手「な・・・戦車の砲塔を・・・折った・・・」

唯「ええーい!!」グッ
―戦車は一瞬でバラバラになり、部品だけが残った・・・

砲撃手「あ・・・あ・・」


―・・・



166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 19:10:44.44 ID:pjR5Hd0/0

―・・・

律「唯・・・おまえすごいわ・・・ゴホッゴホッ」

澪「律!まだ歩くな・・・」

唯「りっちゃん、いやみんなケガしてるね・・・こっちに寄って」

唯「ふ・・・」ホワァァ

律「キズが・・・痛くねぇ・・・」

梓「凄すぎますよ唯先輩!」

唯「みんな・・・頭さわらせて?」

―1人ずつさわっていった・・・

唯(りっちゃん、みんなも・・・お父さんお母さんの事、とっても心配みたいだね)

唯(全部、わたしが原因だから・・・ケジメつけなくちゃ・・・)

唯「あのね、みんなに協力してほしいことがあるの―」



172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:04:14.85 ID:pjR5Hd0/0

―グラウンド
澪「操作しているゾンビの魂を鎮めるための儀式を手伝うって話だけど・・・」

さわ子「その儀式がライブなんてね~・・・観客がゾンビなんて超ロックじゃない」

紬「ホントに私たちの曲でいいの?」

律「あんま鎮魂歌に向いてないんじゃないっすか~?」

唯「いいのいいの♪」

梓「エート・・・チューニング」

唯「・・・・あーずにゃーーん!!」ダキッ

梓「わ、なんでこのタイミングでぇ!!」

唯「いいのいいの♪」
梓(なんか・・・唯先輩、何となくだけど・・・いつもと違う・・・)



174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:07:31.55 ID:pjR5Hd0/0

じゃ、いくよ!

http://www.youtube.com/watch?v=REXVEuF1HSk
~♪
唯(凄くいい音・・・。最初はみんなこんなに上手くなかった・・・)

唯(私なんて、ギターももってなかったのに、みんな優しくて)

唯(一緒にバイトしてくれたりしたよね)

唯(夏祭りいったり、合宿したり・・・ダメだ・・・これ以上思い出しちゃ・・・)

唯(みんな・・・大好きだよ・・・)

~・・・


ゾンビ達「わぁぁぁぁ」

梓「なんか盛り上がってますけど・・・」

澪「全く鎮められてないな...」



175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:11:00.07 ID:pjR5Hd0/0

唯(うん!だって嘘だもん)

唯「それじゃあ私いくね」

律「っと・・・急にどうした?」

唯「原因をなくしに行く!・・・すぐ戻ってくるから心配しないで!」ニコッ
 パッ

律「おいっ!唯!どこに・・・なんか、唯ヘンだぞ。いつもの唯のようでそうじゃない」

梓「やっぱりそうですよね? 今の笑顔ムリしてたっていうか・・・」

澪「あ、ゾンビが消えていく!」

紬「ううん、違うわ!この空間ごと・・・消えていってる!!」
 
梓「唯せんぱーーーーい!!どこに行ったっていうんですかーーー!」



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:18:20.13 ID:pjR5Hd0/0

―過去 桜ヶ丘女子高等学校 入学式
ギュルルルル

唯「っあ。戻ってきた...高校の入学式・・・」

唯(これから私がすることは...姫子ちゃんを彼氏から守るコト、そして―

―2週間後
和「唯、部活はもう決めたの?」

唯「うん。帰宅部だよ」

和「帰宅部にしたんだ。 え?帰宅部!?」

唯「うん」

和「入学式前になにか絶対部活をやるよ!フンスっていってたじゃない」

唯「女心は秋の空だよ!和ちゃん!」

和「あなたの将来が心配だわ・・・」ハァ

唯(未来でお父さんが死んでから、わたしはすべての能力を吸収する体になった・・・)

唯(でも能力が他の人に移り、今回のような出来事が繰り返される・・・かもしれない・・・)

唯(私は夢中になってはいけない、なにごとにも・・・)

唯(このままずーっと、ダラダラと過ごすのが・・・)

唯「私にはお似合いだよ・・・」



177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:21:56.20 ID:pjR5Hd0/0

―3年後
律「澪、今週アタシ達掃除どこだったっけ?」
澪「音楽準備室だろ?」

律「どこそこ?」

澪「廃部した軽音部の部室だよ。元部長」
律「うるへー!部長になる前に潰れたわい!」

澪「あの時いた琴吹さんには悪いことしたなー」
律「ああ、ムギか。最近ムギ御殿に姫子たちと遊びにいってないな・・・」

澪「え?!仲良いのか?」
律「うん・・・2年の時、同じクラスだったし。
  あ!姫子といえば聞いてくれよ!あいつの彼氏DV癖が――」

澪(2年生・・・私にとって冬の時代・・・)

律「・・・でアタシがクソ野郎に同じ痛みを判らせてやったのよ~ って聞いてる?」

―音楽準備室
律「よっこいしょ・・・っと」

澪「なにくつろいでんだよ。掃除 しろー!」ゴツン

律「いちゃい・・・。ここがくつろぎやすいのが悪いんだーい!」ブーブー

澪「あれ、前もここでこんなことなかったか?」

律「ここで・・・?あ~・・・デジャヴ」

澪「だよな」


197 名前:>>1:2010/09/20(月) 00:50:37.27 ID:t2nE7NQY0

律(このカセット、テープ入ってる・・・)カシャ

律(放課後ティータイム学園祭ライブ?」カシャ

律「あ、ポチっと」カチッ

~唯『あはは、すいませんねぇ・・・』

律「せっかくだから音楽流しながら掃除―」

澪「まったく、勝手に物をいじる、んじゃ・・・」

『じゃ聞いてください!ごはんはおかず!』
~♪

律澪「・・・・」

律澪「・・・・お」

律澪「思い出した!!唯の奴!!!」

律「ちょっと行ってくる」ガチャ!

澪「唯のところか?!」

律「放送室だよ!これかけてくる!」

~♪『きいてください!U&i!』

紬「・・・あっ」

~♪
純「なに?誰がかけてんだろコレ」

憂「おねえちゃんが歌ってる・・・楽しそう…」

梓(・・・私、コレ知ってる・・・みんなでやったライブ・・・私が部室に忘れていったテープ...! )

唯「なんで・・・この曲が・・・」
ダダダダダ!



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:28:49.36 ID:pjR5Hd0/0

律「あのな~唯!あたしゃお前に言いたい事が山ほどあるぞ!!」

律「お前がけいおん部入らなかったから、
  部長のアタシがジャズ研の幽霊部員に成り下がってるんだぞ!」

澪「お、お陰で私は二年の時本当にぼっちだった!!」

梓「なんで憂の家で愛想悪くしてたんですか?!」

紬「合唱部じゃ、ぜんぜんお菓子食べれないのーっ!」

唯「み、みんな・・おちついて~・・・ね?」

律「・・・なんでみんなに黙って行ったんだよ!」

唯「!」

梓「そうです!唯先輩は一人で行動しちゃダメな人なんです!」

唯「だって、だって、みんなとバンドしたら・・・能力が・・・」

澪「バンドじゃなくてもいいじゃないか!みんなで何かやろう!」

律「そうだぜ~運動部でビシビシしごいてやったのに~」

紬「私はマネージャーするね!お菓子もってくるわ!」

梓「それ、マネージャー失格です!」

唯「・・・うえっく・・・ダメだよ・・・みんなといたら...楽しくて...」グス

唯「何やっても・・・夢中になっちゃうよぉ・・・」ポロポロ

律「唯!お前が夢中になんなきゃあたしらがダメなの!」

澪「能力でトラブルあったら、私たちが止めてやるから!」

紬「こうなった以上しょうがないわよね♪」

梓「だから、私たちの目の届くとこにいてください!」

唯「うう・・・みんなぁ・・・ ただいま!!」



180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:29:56.83 ID:pjR5Hd0/0

―登下校路 

紬「そういえば、唯ちゃん大学は?」

唯「わたし受けてないんだ~・・・」

律「よし、決めた!アタシも来年受けるか」

澪「じゃあ私も!もうぼっちは二度とゴメンだ!」

紬「わたし、浪人するのって憧れてたの~!」

梓(先輩達と同じ学年・・・!やったーーー!!)

律「ん?澪、なんか目がキラキラしすぎじゃないか?」

澪「そうか?あ・・・」
   ビキュン!!

唯紬梓律澪「・・・・」

唯「す、すご~い!!澪ちゃん目からビームだせるんだね!!」
                              完




182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:34:32.89 ID:OdhYaWAJ0

乙! 面白くて最後まで読んじまったよ



183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:35:22.47 ID:NPsxKnKw0

乙!
面白かった、また機会があれば書いてください



184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:38:25.45 ID:GP43GFyR0

乙!!



187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 21:44:19.45 ID:vVp2VmIT0

ワロタ乙



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 22:27:06.15 ID:F9lPd8DD0

これは面白かった




189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 22:27:56.20 ID:2PrPk6uH0

オチふいた



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 22:41:17.05 ID:ay5yNjm60

目からビームはさわちゃんに出させるべき



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/19(日) 23:34:14.96 ID:b7nN5iaU0

乙!



198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/20(月) 01:51:32.74 ID:wf0XSW89P

大義であった






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